JP2002003629A - 包装用フィルム - Google Patents
包装用フィルムInfo
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- JP2002003629A JP2002003629A JP2000181895A JP2000181895A JP2002003629A JP 2002003629 A JP2002003629 A JP 2002003629A JP 2000181895 A JP2000181895 A JP 2000181895A JP 2000181895 A JP2000181895 A JP 2000181895A JP 2002003629 A JP2002003629 A JP 2002003629A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷用インク、接着剤等の付着性を十分に
確保することができ、かつ臭いの少ない包装用フィルム
の提供。 【解決手段】ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフィ
ン系樹脂、およびポリスチレン系樹脂のいずれかからな
るフィルム50には、金属ドラム31、放電電極32、
パルス形成回路33、および直流電源34を備えたコロ
ナ放電処理部30により、平均電界強度4〜300kV
/cm、パルス頻度10pps以上の高電圧パルス電圧
が印加されて放電処理が行われる。高電圧パルス電圧を
印加して放電処理を行うことで、接着性を十分に確保で
き、かつ臭いの少ないフィルムとすることができる。
確保することができ、かつ臭いの少ない包装用フィルム
の提供。 【解決手段】ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフィ
ン系樹脂、およびポリスチレン系樹脂のいずれかからな
るフィルム50には、金属ドラム31、放電電極32、
パルス形成回路33、および直流電源34を備えたコロ
ナ放電処理部30により、平均電界強度4〜300kV
/cm、パルス頻度10pps以上の高電圧パルス電圧
が印加されて放電処理が行われる。高電圧パルス電圧を
印加して放電処理を行うことで、接着性を十分に確保で
き、かつ臭いの少ないフィルムとすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装用フィルムに
関し、例えば、食品用または衛生用品用のフィルムとし
て利用することができる。
関し、例えば、食品用または衛生用品用のフィルムとし
て利用することができる。
【0002】
【背景技術】ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフィ
ン系樹脂、およびポリスチレン系樹脂等の樹脂フィルム
は、食品用、衛生用品用等の包装資材として広く利用さ
れている。このような樹脂フィルムは、表面に装飾用の
模様が印刷されたり、樹脂フィルム2枚を重ねて端部を
接着することにより、袋状に加工されたりしている。し
かし、このような樹脂フィルムには、ポリオレフィン系
樹脂のようにフィルム表面に極性基を持たないものがあ
り、極性基を持たないフィルムは、印刷用インクや接着
剤の付着性が悪く、模様の印刷、接着剤によるフィルム
同士の接着が困難であるという問題がある。
ン系樹脂、およびポリスチレン系樹脂等の樹脂フィルム
は、食品用、衛生用品用等の包装資材として広く利用さ
れている。このような樹脂フィルムは、表面に装飾用の
模様が印刷されたり、樹脂フィルム2枚を重ねて端部を
接着することにより、袋状に加工されたりしている。し
かし、このような樹脂フィルムには、ポリオレフィン系
樹脂のようにフィルム表面に極性基を持たないものがあ
り、極性基を持たないフィルムは、印刷用インクや接着
剤の付着性が悪く、模様の印刷、接着剤によるフィルム
同士の接着が困難であるという問題がある。
【0003】このため、従来より、このような樹脂フィ
ルムには、樹脂フィルム表面に交流高周波電圧をかけ、
樹脂フィルム表面の改質を行うコロナ放電処理が施され
ている。このようなコロナ放電処理が施された樹脂フィ
ルムによれば、フィルム表面が励起され、表面濡れ性が
高くなるるので、印刷用インク、接着剤等の付着性を向
上できる、という利点がある。
ルムには、樹脂フィルム表面に交流高周波電圧をかけ、
樹脂フィルム表面の改質を行うコロナ放電処理が施され
ている。このようなコロナ放電処理が施された樹脂フィ
ルムによれば、フィルム表面が励起され、表面濡れ性が
高くなるるので、印刷用インク、接着剤等の付着性を向
上できる、という利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなコロナ放電処理による樹脂フィルムは、フィルム表
面の濡れ性を高くして、印刷用インク、接着剤等の付着
性を向上させようとすると、樹脂フィルム自体の臭いが
強くなってしまうので、食品包装材、衛生用品包装材と
して使用するには適さないという問題がある。一方、樹
脂フィルムの臭いが強くならない範囲でコロナ放電処理
を行っても、フィルムの臭いは低減できるものの、十分
な付着性を確保することができないという問題がある。
うなコロナ放電処理による樹脂フィルムは、フィルム表
面の濡れ性を高くして、印刷用インク、接着剤等の付着
性を向上させようとすると、樹脂フィルム自体の臭いが
強くなってしまうので、食品包装材、衛生用品包装材と
して使用するには適さないという問題がある。一方、樹
脂フィルムの臭いが強くならない範囲でコロナ放電処理
を行っても、フィルムの臭いは低減できるものの、十分
な付着性を確保することができないという問題がある。
【0005】本発明の目的は、印刷用インク、接着剤等
の付着性を十分に確保することができ、かつ臭いの少な
い包装用フィルムを提供することにある。
の付着性を十分に確保することができ、かつ臭いの少な
い包装用フィルムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る包装用フィルムは、ポリアミド、ポリ
エステル、ポリオレフィン系樹脂またはポリスチレン系
樹脂に、印加電圧(波高値)/電極間距離で表される平
均電界強度が4〜300kV/cm、パルス頻度が10
pps以上の高電圧パルス電圧を印加して放電処理を行
ったことを特徴とする。本発明の包装用フィルムは、文
房具、はさみ、爪切り、ひげそり、AVコード、電気ア
クセサリ、衣類、カッタ、玩具等の包装資材として用い
たり、下敷き、カード等の基材として直接使用するこが
できるが、特に、食品用または衛生用品用のフィルムと
して採用するのが好ましい。
に、本発明に係る包装用フィルムは、ポリアミド、ポリ
エステル、ポリオレフィン系樹脂またはポリスチレン系
樹脂に、印加電圧(波高値)/電極間距離で表される平
均電界強度が4〜300kV/cm、パルス頻度が10
pps以上の高電圧パルス電圧を印加して放電処理を行
ったことを特徴とする。本発明の包装用フィルムは、文
房具、はさみ、爪切り、ひげそり、AVコード、電気ア
クセサリ、衣類、カッタ、玩具等の包装資材として用い
たり、下敷き、カード等の基材として直接使用するこが
できるが、特に、食品用または衛生用品用のフィルムと
して採用するのが好ましい。
【0007】ここで、平均電界強度を4〜300kV/
cmとしたのは、平均電界強度が4kV/cm未満では
有効なコロナ放電が発生しにくく、300kV/cmを
超えると有害な火花放電が発生するからである。特に、
平均電界強度を20kV/cm以上とすると、処理速度
を大幅に向上できるので好ましい。また、パルス頻度を
10ppsとしたのは、パルス頻度が10ppsが未満
では、コロナ放電処理エネルギが小さく、有効な処理を
行えないからであり、特に、パルス頻度を100pps
以上とすることにより、有効なコロナ放電処理エネルギ
が多くなり、処理速度を向上できる。さらに、被処理物
となるフィルムの厚さは、特に規定はないが、12〜2
000μmのものに対して上記放電処理を行えば、食品
用または衛生用品用の包装資材として利用するのに好適
である。
cmとしたのは、平均電界強度が4kV/cm未満では
有効なコロナ放電が発生しにくく、300kV/cmを
超えると有害な火花放電が発生するからである。特に、
平均電界強度を20kV/cm以上とすると、処理速度
を大幅に向上できるので好ましい。また、パルス頻度を
10ppsとしたのは、パルス頻度が10ppsが未満
では、コロナ放電処理エネルギが小さく、有効な処理を
行えないからであり、特に、パルス頻度を100pps
以上とすることにより、有効なコロナ放電処理エネルギ
が多くなり、処理速度を向上できる。さらに、被処理物
となるフィルムの厚さは、特に規定はないが、12〜2
000μmのものに対して上記放電処理を行えば、食品
用または衛生用品用の包装資材として利用するのに好適
である。
【0008】このような本発明によれば、平均電界強度
およびパルス頻度を上記条件として高電圧パルス電圧を
印加しているので、樹脂フィルム表面に接着剤等の付着
性を十分に確保することができ、かつ臭いの少ない包装
用フィルムを得ることができ、特に食品用または衛生用
品用のフィルムとして好適である。具体的には、前記コ
ロナ放電処理によって、例えば、ナイロン系樹脂または
ポリエチレン系樹脂であれば、表面濡れ性を、処理後1
4日後で510μN/cm以上、ポリオレフィン系樹脂
またはポリスチレン系樹脂であれば、処理後14日後で
450μN/cmに改質することができる。また、この
ような表面濡れ性が向上したフィルムの接着強度は、実
用上支障がなければ低くてもよいが、一般的に10N/
mm以上であるのが好ましい。
およびパルス頻度を上記条件として高電圧パルス電圧を
印加しているので、樹脂フィルム表面に接着剤等の付着
性を十分に確保することができ、かつ臭いの少ない包装
用フィルムを得ることができ、特に食品用または衛生用
品用のフィルムとして好適である。具体的には、前記コ
ロナ放電処理によって、例えば、ナイロン系樹脂または
ポリエチレン系樹脂であれば、表面濡れ性を、処理後1
4日後で510μN/cm以上、ポリオレフィン系樹脂
またはポリスチレン系樹脂であれば、処理後14日後で
450μN/cmに改質することができる。また、この
ような表面濡れ性が向上したフィルムの接着強度は、実
用上支障がなければ低くてもよいが、一般的に10N/
mm以上であるのが好ましい。
【0009】以上において、上述した高電圧パルス電圧
のパルス幅は、1μsec以上とするのが好ましい。す
なわち、パルス幅を1μsec以上とすることにより、
電極間距離の大小に拘わらず、コロナ放電処理を行うこ
とができるので、接着剤等の付着性を十分に確保するこ
とができ、かつ臭いの少ない包装用フィルムを確実に製
造することができる。
のパルス幅は、1μsec以上とするのが好ましい。す
なわち、パルス幅を1μsec以上とすることにより、
電極間距離の大小に拘わらず、コロナ放電処理を行うこ
とができるので、接着剤等の付着性を十分に確保するこ
とができ、かつ臭いの少ない包装用フィルムを確実に製
造することができる。
【0010】また、上述した電極間距離は、15mm以
下とするのが好ましい。すなわち、電極間距離を15m
m以下とすることにより、処理速度を向上することがで
きるので、本発明に係る包装用フィルムの生産性を向上
できる。さらに、上述した包装用フィルムは、化粧品、
洗剤等の衛生用品包装資材、または食品包装資材として
用いるのが好ましい。すなわち、このような衛生用品包
装資材や食品包装資材では、被包装物である化粧品や食
品への臭いの移り等が大きな問題となる。従って、本発
明に係る包装用フィルムをこのような包装資材として利
用することにより、臭いの移りを防止することができる
うえ、接着性も確保されているので、種々の加工を施し
て包装形態の多様化が図られる。
下とするのが好ましい。すなわち、電極間距離を15m
m以下とすることにより、処理速度を向上することがで
きるので、本発明に係る包装用フィルムの生産性を向上
できる。さらに、上述した包装用フィルムは、化粧品、
洗剤等の衛生用品包装資材、または食品包装資材として
用いるのが好ましい。すなわち、このような衛生用品包
装資材や食品包装資材では、被包装物である化粧品や食
品への臭いの移り等が大きな問題となる。従って、本発
明に係る包装用フィルムをこのような包装資材として利
用することにより、臭いの移りを防止することができる
うえ、接着性も確保されているので、種々の加工を施し
て包装形態の多様化が図られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を、
図面に基づいて説明する。図1には、本発明の実施形態
に係る食品用または衛生用品用フィルムの製造装置が示
され、この製造装置は、フィルム成形部10およびコロ
ナ放電処理部30を備えている。フィルム成形部10
は、押出成形機のTダイ11、冷却ロール12、および
引張ロール13、および耳切ロール14を含んで構成さ
れる。
図面に基づいて説明する。図1には、本発明の実施形態
に係る食品用または衛生用品用フィルムの製造装置が示
され、この製造装置は、フィルム成形部10およびコロ
ナ放電処理部30を備えている。フィルム成形部10
は、押出成形機のTダイ11、冷却ロール12、および
引張ロール13、および耳切ロール14を含んで構成さ
れる。
【0012】Tダイ11は、スクリュー押出成形機(図
示略)の先端に設けられ、スクリュー押出成形機内の溶
融樹脂をフィルム50に成形する部分である。冷却ロー
ル12は、Tダイ11で押し出されたフィルム50を冷
却する部分であり、ロール内部に冷却水を循環させるこ
とで冷却ロール12の表面を均一な温度にしてフィルム
50を冷却している。冷却ロール12で冷却されたフィ
ルム50は、一対の引張ロール13によって引っ張られ
ながら、幅方向端部が耳切ロール14で切断されて、所
定の幅寸法の長尺フィルムとなる。
示略)の先端に設けられ、スクリュー押出成形機内の溶
融樹脂をフィルム50に成形する部分である。冷却ロー
ル12は、Tダイ11で押し出されたフィルム50を冷
却する部分であり、ロール内部に冷却水を循環させるこ
とで冷却ロール12の表面を均一な温度にしてフィルム
50を冷却している。冷却ロール12で冷却されたフィ
ルム50は、一対の引張ロール13によって引っ張られ
ながら、幅方向端部が耳切ロール14で切断されて、所
定の幅寸法の長尺フィルムとなる。
【0013】コロナ放電処理部30は、金属ドラム3
1、放電電極32、パルス形成回路33、および直流電
源34を備え、金属ドラム31は、その支持体311で
接地されている。パルス形成回路33は、図2に示すよ
うに、保護抵抗331、インダクタンス332、ギャッ
プスイッチ333、負荷抵抗334、およびコンデンサ
335を含んで構成されている。そして、直流電源34
によりコンデンサ335を充電し、ギャップスイッチ3
33で回路を短絡させた瞬間に、共振現象によって回路
定数で決定される波形を持つ高電圧パルスが発生して、
放電電極32に印加される。ギャップスイッチ333を
切った直後から再びコンデンサ335への充電が行われ
る。ギャップスイッチ333の開閉は、1秒間に数10
回〜2000回まで調整可能である。尚、金属ドラム3
1および放電電極32間の電極間距離Dは、任意の値に
設定可能であるが、放電処理の効率を考慮すれば、15
mm以下に設定しておくのが好ましい。
1、放電電極32、パルス形成回路33、および直流電
源34を備え、金属ドラム31は、その支持体311で
接地されている。パルス形成回路33は、図2に示すよ
うに、保護抵抗331、インダクタンス332、ギャッ
プスイッチ333、負荷抵抗334、およびコンデンサ
335を含んで構成されている。そして、直流電源34
によりコンデンサ335を充電し、ギャップスイッチ3
33で回路を短絡させた瞬間に、共振現象によって回路
定数で決定される波形を持つ高電圧パルスが発生して、
放電電極32に印加される。ギャップスイッチ333を
切った直後から再びコンデンサ335への充電が行われ
る。ギャップスイッチ333の開閉は、1秒間に数10
回〜2000回まで調整可能である。尚、金属ドラム3
1および放電電極32間の電極間距離Dは、任意の値に
設定可能であるが、放電処理の効率を考慮すれば、15
mm以下に設定しておくのが好ましい。
【0014】このような製造装置では、以下のような手
順でフィルム50が製造される。 (1) ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)
等のペレットを、スクリュー押出成形機のホッパに投入
し、加熱溶融しながらスクリューによって混練する。 (2) スクリューにより混練輸送されたPE、PP等の
溶融樹脂は、Tダイ11から押し出されてフィルム50
として成形される。尚、フィルム50は、食品用または
衛生用品用の包装資材として好適な12〜200μmの
厚さのものとされている。
順でフィルム50が製造される。 (1) ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)
等のペレットを、スクリュー押出成形機のホッパに投入
し、加熱溶融しながらスクリューによって混練する。 (2) スクリューにより混練輸送されたPE、PP等の
溶融樹脂は、Tダイ11から押し出されてフィルム50
として成形される。尚、フィルム50は、食品用または
衛生用品用の包装資材として好適な12〜200μmの
厚さのものとされている。
【0015】(3) 成形されたフィルム50は、冷却ロ
ール12によって所定の温度まで冷却された後、引張ロ
ール13および耳切ロール14によって所定の幅寸法に
揃えられる。 (4) 幅寸法が揃えられたフィルム50は、そのままイ
ンラインでコロナ放電処理部30に送られて、ここでコ
ロナ処理放電が施される。尚、コロナ放電処理は、印加
電圧(波高値)/電極間距離で表される平均電界強度が
4〜300kV、パルス頻度が10pps以上(好まし
くは100pps)、およびパルス幅1μsec以上の
高電圧パルス電圧を印加して行われる。 (5) コロナ放電処理後、フィルム50は、表面に印刷
等がなされ、ロール状に巻き取られ、2次加工が施され
ることにより、食品用または衛生用品用包装資材として
利用される。
ール12によって所定の温度まで冷却された後、引張ロ
ール13および耳切ロール14によって所定の幅寸法に
揃えられる。 (4) 幅寸法が揃えられたフィルム50は、そのままイ
ンラインでコロナ放電処理部30に送られて、ここでコ
ロナ処理放電が施される。尚、コロナ放電処理は、印加
電圧(波高値)/電極間距離で表される平均電界強度が
4〜300kV、パルス頻度が10pps以上(好まし
くは100pps)、およびパルス幅1μsec以上の
高電圧パルス電圧を印加して行われる。 (5) コロナ放電処理後、フィルム50は、表面に印刷
等がなされ、ロール状に巻き取られ、2次加工が施され
ることにより、食品用または衛生用品用包装資材として
利用される。
【0016】前述のような本実施形態によれば、以下の
ような効果がある。すなわち、コロナ放電処理部30に
おいて、上述した条件で高電圧パルス電圧を印加してい
るので、フィルム50の表面に接着剤等の付着性を十分
に確保することができ、かつ臭いの少ないフィルム50
とすることができ、食品用または衛生用品用のフィルム
として好適である。また、コロナ放電処理部30におけ
る高電圧パルス電圧のパルス幅を1μsec以上として
いるので、電極間距離Dの大小に拘わらずコロナ放電処
理をおこなうことができ、接着剤等の付着性を十分に確
保することができる。
ような効果がある。すなわち、コロナ放電処理部30に
おいて、上述した条件で高電圧パルス電圧を印加してい
るので、フィルム50の表面に接着剤等の付着性を十分
に確保することができ、かつ臭いの少ないフィルム50
とすることができ、食品用または衛生用品用のフィルム
として好適である。また、コロナ放電処理部30におけ
る高電圧パルス電圧のパルス幅を1μsec以上として
いるので、電極間距離Dの大小に拘わらずコロナ放電処
理をおこなうことができ、接着剤等の付着性を十分に確
保することができる。
【0017】さらに、コロナ放電処理部30における電
極間距離Dが15mm以下に設定されているので、コロ
ナ放電処理速度を向上することができ、フィルム50の
生産性を大幅に向上できる。そして、このようなコロナ
放電処理により、接着性が確保され、かつ臭いの少ない
フィルム50を製造できるので、食品用または衛生用品
用フィルムとして好適に利用することができる。また、
食品用または衛生用品用としてだけでなく、文房具、は
さみ、爪切り、ひげそり、AVコード、電気アクセサ
リ、衣類、カッタ、玩具等の包装資材として用いたり、
下敷き、カード等の基材として直接使用しても、臭いが
少ないので、商品価値を向上することができる。
極間距離Dが15mm以下に設定されているので、コロ
ナ放電処理速度を向上することができ、フィルム50の
生産性を大幅に向上できる。そして、このようなコロナ
放電処理により、接着性が確保され、かつ臭いの少ない
フィルム50を製造できるので、食品用または衛生用品
用フィルムとして好適に利用することができる。また、
食品用または衛生用品用としてだけでなく、文房具、は
さみ、爪切り、ひげそり、AVコード、電気アクセサ
リ、衣類、カッタ、玩具等の包装資材として用いたり、
下敷き、カード等の基材として直接使用しても、臭いが
少ないので、商品価値を向上することができる。
【0018】尚、本発明は、前記実施形態に限定される
ものではなく、以下に示すような変形をも含むものであ
る。すなわち、前記実施形態では、Tダイ押出成形機に
よってフィルムを成形していたが、これに限らず、カレ
ンダー法、インフレーション法等一般にフィルム成形に
採用できる方法でフィルムを成形した後、コロナ放電処
理を行ってフィルムを得てもよい。
ものではなく、以下に示すような変形をも含むものであ
る。すなわち、前記実施形態では、Tダイ押出成形機に
よってフィルムを成形していたが、これに限らず、カレ
ンダー法、インフレーション法等一般にフィルム成形に
採用できる方法でフィルムを成形した後、コロナ放電処
理を行ってフィルムを得てもよい。
【0019】また、前記実施形態では、フィルム50
は、単層のフィルムから構成されていたが、これに限ら
ず、熱シール性向上、破袋防止のために、シーラント層
をラミネートした多層のフィルムについて、本発明を採
用してもよい。尚、多層のフィルムを成形する場合、共
押出成形、熱ラミネーション、押出ラミネーション等種
々の成形方法を採用することができる。さらに、前記実
施形態では、コロナ放電処理部30による処理をフィル
ム成形を含む一連の工程のインラインで行っていたが、
これに限らず、アウトラインで別途コロナ放電処理を行
うようにしてもよい。その他、本発明の実施の際の具体
的な構造および形状等は、本発明の目的を達成できる範
囲で他の構造等としてもよい。
は、単層のフィルムから構成されていたが、これに限ら
ず、熱シール性向上、破袋防止のために、シーラント層
をラミネートした多層のフィルムについて、本発明を採
用してもよい。尚、多層のフィルムを成形する場合、共
押出成形、熱ラミネーション、押出ラミネーション等種
々の成形方法を採用することができる。さらに、前記実
施形態では、コロナ放電処理部30による処理をフィル
ム成形を含む一連の工程のインラインで行っていたが、
これに限らず、アウトラインで別途コロナ放電処理を行
うようにしてもよい。その他、本発明の実施の際の具体
的な構造および形状等は、本発明の目的を達成できる範
囲で他の構造等としてもよい。
【0020】
【実施例】(実施例1)ポリプロピレン(出光PP F
−704NP MI=7 出光石油化学株式会社製)を原料
として、直径30mmのスクリューを有する押出成形機
を用い、Tダイにより厚さ500μmのポリプロピレン
フィルムを製膜した(以下、得られたフィルムをPP1
とする。)。このポリプロピレンフィルムPP1に、電
極間距離20cm、パルス幅4μsec、パルス頻度9
00pps、処理時間20秒、誘電体の厚み1mm(塩
化ビニル)、および放電電圧50kVの高電圧パルス電
圧を印加してポリプロピレンフィルムの表面に放電処理
をおこなった(以下、この放電処理を高電圧パルス放電
1とする。)。尚、製膜に際しての引取機は、エアナイ
フと冷却ロールにより冷却するものを使用した。
−704NP MI=7 出光石油化学株式会社製)を原料
として、直径30mmのスクリューを有する押出成形機
を用い、Tダイにより厚さ500μmのポリプロピレン
フィルムを製膜した(以下、得られたフィルムをPP1
とする。)。このポリプロピレンフィルムPP1に、電
極間距離20cm、パルス幅4μsec、パルス頻度9
00pps、処理時間20秒、誘電体の厚み1mm(塩
化ビニル)、および放電電圧50kVの高電圧パルス電
圧を印加してポリプロピレンフィルムの表面に放電処理
をおこなった(以下、この放電処理を高電圧パルス放電
1とする。)。尚、製膜に際しての引取機は、エアナイ
フと冷却ロールにより冷却するものを使用した。
【0021】(実施例2)高密度ポリエチレン(出光H
D 440M MI=1 出光石油化学株式会社製)を原料
として、実施例1と同様の方法により高密度ポリエチレ
ンレンフィルムを製膜し(以下、得られたフィルムをH
D1とする)、実施例1と同様の高電圧パルス放電1の
条件で放電処理を行った。 (実施例3)既製のナイロンフィルム(ユニロン G−
100 出光化学株式会社製、以下、このフィルムをN
Y1とする。)に、実施例1と同様の高電圧パルス放電
1の条件で放電処理を行った。 (実施例4)実施例1と同様の方法で得られたポリプロ
ピレンフィルムPP1に、電極間距離10cm、パルス
幅4μsec、パルス頻度900pps、処理時間20
秒、誘電体の厚み1mm(塩化ビニル)、放電電圧50
kVの高電圧パルス電圧を印加して放電処理を行った
(以下、この放電処理を高電圧パルス放電2とす
る。)。
D 440M MI=1 出光石油化学株式会社製)を原料
として、実施例1と同様の方法により高密度ポリエチレ
ンレンフィルムを製膜し(以下、得られたフィルムをH
D1とする)、実施例1と同様の高電圧パルス放電1の
条件で放電処理を行った。 (実施例3)既製のナイロンフィルム(ユニロン G−
100 出光化学株式会社製、以下、このフィルムをN
Y1とする。)に、実施例1と同様の高電圧パルス放電
1の条件で放電処理を行った。 (実施例4)実施例1と同様の方法で得られたポリプロ
ピレンフィルムPP1に、電極間距離10cm、パルス
幅4μsec、パルス頻度900pps、処理時間20
秒、誘電体の厚み1mm(塩化ビニル)、放電電圧50
kVの高電圧パルス電圧を印加して放電処理を行った
(以下、この放電処理を高電圧パルス放電2とす
る。)。
【0022】(比較例1)実施例1と同様の方法で得ら
れたポリプロピレンフィルムPP1に、一般的なフィル
ム用コロナ処理装置(春日電機株式会社製)を使用し
て、3秒の滞留時間で500cm2の処理区間に1kW
の電力をかけて放電処理を行った(以下、この放電処理
を一般コロナ放電処理とする)。 (比較例2)実施例2と同様の方法で得られた高密度ポ
リエチレンフィルムHD1について、比較例1と同様の
一般コロナ放電処理を行った。 (比較例3)実施例3と同様のナイロンフィルムNY1
について、比較例1と同様の一般コロナ放電処理を行っ
た。
れたポリプロピレンフィルムPP1に、一般的なフィル
ム用コロナ処理装置(春日電機株式会社製)を使用し
て、3秒の滞留時間で500cm2の処理区間に1kW
の電力をかけて放電処理を行った(以下、この放電処理
を一般コロナ放電処理とする)。 (比較例2)実施例2と同様の方法で得られた高密度ポ
リエチレンフィルムHD1について、比較例1と同様の
一般コロナ放電処理を行った。 (比較例3)実施例3と同様のナイロンフィルムNY1
について、比較例1と同様の一般コロナ放電処理を行っ
た。
【0023】実施例1〜実施例4、比較例1〜比較例3
の放電処理を行ったフィルムの濡れ指数の測定、フィル
ムの接着性の評価、およびフィルムの臭いの評価を行っ
た。フィルムの濡れ指数は、JIS K−6768に準
じて測定した。フィルムの接着性は、各フィルムにグラ
ビアインキ(PANNカラーS 東洋インキ製造株式会
社 以下、このインキをINC1とする。)、またはU
Vオフセットインキ(STP 株式会社T&K TOK
A製 以下、このインキをINC2とする。)を塗布し
て24時間乾燥させた後、セロハンテープ(セロテープ
積水化学株式会社)を貼り付け、その後、このセロハン
テープを剥離した状態を観察し、JISK5400の碁
盤目法により、評点8点以上のものを◎、評点6点以上
のものを○、それ未満のものを×として評価した。
の放電処理を行ったフィルムの濡れ指数の測定、フィル
ムの接着性の評価、およびフィルムの臭いの評価を行っ
た。フィルムの濡れ指数は、JIS K−6768に準
じて測定した。フィルムの接着性は、各フィルムにグラ
ビアインキ(PANNカラーS 東洋インキ製造株式会
社 以下、このインキをINC1とする。)、またはU
Vオフセットインキ(STP 株式会社T&K TOK
A製 以下、このインキをINC2とする。)を塗布し
て24時間乾燥させた後、セロハンテープ(セロテープ
積水化学株式会社)を貼り付け、その後、このセロハン
テープを剥離した状態を観察し、JISK5400の碁
盤目法により、評点8点以上のものを◎、評点6点以上
のものを○、それ未満のものを×として評価した。
【0024】尚、インキは、実施例2、実施例3、およ
び比較例1〜比較例3についてはインキINC1を使用
し、実施例1および実施例4についてはインキINC2
を使用し、さらに、比較例1で得たサンプルにインキI
NC2を使用して評価したものを比較例4として加え
た。一方、フィルムの臭いは、複数人による感応検査に
より行い、臭いがほとんど気にならない場合を○、臭い
が強くとても気になる場合を×として評価した。実施例
1〜実施例4、比較例1〜比較例4の接着性、臭いにつ
いての評価を表1に示す。
び比較例1〜比較例3についてはインキINC1を使用
し、実施例1および実施例4についてはインキINC2
を使用し、さらに、比較例1で得たサンプルにインキI
NC2を使用して評価したものを比較例4として加え
た。一方、フィルムの臭いは、複数人による感応検査に
より行い、臭いがほとんど気にならない場合を○、臭い
が強くとても気になる場合を×として評価した。実施例
1〜実施例4、比較例1〜比較例4の接着性、臭いにつ
いての評価を表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】実施例1〜実施例4と、比較例1〜比較例
4とを比較する限り、実施例1〜実施例4では、濡れ指
数が大きくなっており、また、インキINC1、INC
2の付着性が良好であるので、放電処理によって印刷
性、接着剤の接着性が大幅に向上できることが確認され
た。臭いの評価に関しては、実施例1〜実施例4で得ら
れたフィルムは臭いがほとんど気にならず、食品用、衛
生用品用のフィルムとして十分に使えることが確認され
た。一方、比較例1〜比較例4では、臭いが強くこれら
の用途に適していないことが確認された。
4とを比較する限り、実施例1〜実施例4では、濡れ指
数が大きくなっており、また、インキINC1、INC
2の付着性が良好であるので、放電処理によって印刷
性、接着剤の接着性が大幅に向上できることが確認され
た。臭いの評価に関しては、実施例1〜実施例4で得ら
れたフィルムは臭いがほとんど気にならず、食品用、衛
生用品用のフィルムとして十分に使えることが確認され
た。一方、比較例1〜比較例4では、臭いが強くこれら
の用途に適していないことが確認された。
【0027】
【発明の効果】前述のような本発明の包装用フィルムに
よれば、所定の条件の高電圧パルス電圧を印加して放電
処理を行っているので、樹脂フィルム表面に接着剤等の
付着性を十分に確保することができ、かつ臭いの少ない
包装用フィルムを得ることができ、特に食品用または衛
生用品用のフィルムとして好適である。
よれば、所定の条件の高電圧パルス電圧を印加して放電
処理を行っているので、樹脂フィルム表面に接着剤等の
付着性を十分に確保することができ、かつ臭いの少ない
包装用フィルムを得ることができ、特に食品用または衛
生用品用のフィルムとして好適である。
【図1】本発明の実施形態に係る包装用フィルムの製造
工程を表すブロック図である。
工程を表すブロック図である。
【図2】前記実施形態におけるコロナ放電処理を行うた
めのパルス形成回路の構造を表すブロック図である。
めのパルス形成回路の構造を表すブロック図である。
50 フィルム
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 65/02 B65D 65/02 E // C08L 101:00 C08L 101:00 (72)発明者 船木 章 千葉県袖ケ浦市上泉1660番地 Fターム(参考) 3E086 AB02 AD01 BA02 BA15 BA33 BB52 BB62 CA01 CA35 DA01 4F073 AA01 BA06 BA19 BA23 BA29 BB01 CA21 HA09 HA12
Claims (6)
- 【請求項1】ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフィ
ン系樹脂、およびポリスチレン系樹脂のいずれかに、印
加電圧(波高値)/電極間距離で表される平均電界強度
が4〜300kV/cm、パルス頻度が10pps以上
の高電圧パルス電圧を印加して放電処理を行ったことを
特徴とする包装用フィルム。 - 【請求項2】請求項1に記載の包装用フィルムにおい
て、 食品用または衛生用品用のフィルムであることを特徴と
する包装用フィルム。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の包装用フ
ィルムにおいて、 前記高電圧パルス電圧のパルス幅は、1μsec以上で
あることを特徴とする包装用フィルム。 - 【請求項4】請求項1〜請求項3のいずれかに記載の包
装用フィルムにおいて、前記電極間距離は、15mm以
下とされていることを特徴とする包装用フィルム。 - 【請求項5】請求項1〜請求項4のいずれかに記載の包
装用フィルムにおいて、化粧品、洗剤等の衛生用品包装
資材として用いられることを特徴とする包装用フィル
ム。 - 【請求項6】請求項1〜請求項4のいずれかに記載の包
装用フィルムにおいて、食品包装資材として用いられる
ことを特徴とする包装用フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000181895A JP2002003629A (ja) | 2000-06-16 | 2000-06-16 | 包装用フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000181895A JP2002003629A (ja) | 2000-06-16 | 2000-06-16 | 包装用フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002003629A true JP2002003629A (ja) | 2002-01-09 |
Family
ID=18682753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000181895A Withdrawn JP2002003629A (ja) | 2000-06-16 | 2000-06-16 | 包装用フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002003629A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016525463A (ja) * | 2013-03-27 | 2016-08-25 | イノヴィア フィルムズ リミテッド | 印刷可能なフィルム |
JP2016199299A (ja) * | 2015-04-13 | 2016-12-01 | 住友ベークライト株式会社 | 包装シートの製造方法及び包装材 |
JP2019182553A (ja) * | 2019-06-06 | 2019-10-24 | 住友ベークライト株式会社 | 包装シートの製造方法及び包装材 |
-
2000
- 2000-06-16 JP JP2000181895A patent/JP2002003629A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016525463A (ja) * | 2013-03-27 | 2016-08-25 | イノヴィア フィルムズ リミテッド | 印刷可能なフィルム |
JP2016199299A (ja) * | 2015-04-13 | 2016-12-01 | 住友ベークライト株式会社 | 包装シートの製造方法及び包装材 |
JP2019182553A (ja) * | 2019-06-06 | 2019-10-24 | 住友ベークライト株式会社 | 包装シートの製造方法及び包装材 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070904 |