JP2002000546A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2002000546A
JP2002000546A JP2000183404A JP2000183404A JP2002000546A JP 2002000546 A JP2002000546 A JP 2002000546A JP 2000183404 A JP2000183404 A JP 2000183404A JP 2000183404 A JP2000183404 A JP 2000183404A JP 2002000546 A JP2002000546 A JP 2002000546A
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Hiroshi Fujimoto
浩 藤本
Akira Taniguchi
明 谷口
Atsushi Amano
敦之 天野
Sumihiro Uchimura
澄洋 内村
Takayasu Miyagi
隆康 宮城
Hideo Ito
秀雄 伊藤
Hisao Yabe
久雄 矢部
Kazuo Masu
和夫 萬壽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内視鏡挿入部の観察部を有する先端部の位置
を精度良く且つ簡便に測定でき、得られた内視鏡挿入部
の観察部を有する先端部の位置情報を分類や検索に使用
できるデータとして記録可能な内視鏡装置を実現する。 【解決手段】 内視鏡装置は、超音波内視鏡と、内視鏡
画像処理装置と、超音波診断装置と、位置及び形状検出
装置と、データベースサーバとから主に構成される。前
記位置及び形状検出装置で算出した内視鏡挿入部の先端
部の位置情報のデータは位置情報テキストデータファイ
ルとして作成され、前記超音波診断装置で蓄積された超
音波画像の画像データである超音波画像BMPデータフ
ァイルと関連付けて、この超音波画像BMPデータファ
イルと共に表示可能な合成ファイルとして生成され、前
記データベースサーバに格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、先端部に内視鏡観
察画像を得る観察部を有する細長な内視鏡挿入部の被検
体への挿入位置及び挿入形状を検出可能な位置及び形状
検出手段を備えた内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡は、体腔内の管腔である
被検部に外部から細長で可撓性を有する挿入部を挿入し
て該被検部を観察したり、必要とする処置が行えるよう
になっている。
【0003】ところで、前記体腔内の管腔は、大腸や小
腸に見られるが如く曲がっており、挿入した内視鏡挿入
部がどの位置まで挿入されてどのような形状になってい
るか、また、挿入部先端部に設けたCCD等の撮像装置
や超音波振動子等の観察部で得られた内視鏡画像や超音
波画像等の内視鏡観察画像がどの位置でどのような向き
であるのか術者にとっては容易に分からないということ
があった。
【0004】このため、従来は内視鏡挿入部を挿入した
被検体部に外部からX線を照射して挿入部の管腔への挿
入位置、挿入形伏等の挿入状態を検出している。しか
し、前記X線は照射場所も限られており、内視鏡挿入部
の挿入状態を検出する手段としては必ずしも好ましいも
のではない。
【0005】そこで、磁界を用いて内視鏡挿入部の体内
への挿入状態を検出できるようにした内視鏡装置が例え
ば本出願人が先に出願した特願平11−222858号
等に提案されている。
【0006】そして、このような内視鏡装置で得られた
内視鏡観察画像を記録する際には、得られた超音波画像
又は内視鏡画像等の内視鏡観察画像のコメント領域にキ
ーボード等で手入力を行なったり、また、内視鏡観察画
像に重畳した子画面上に表示などして、現在観察してい
る内視鏡挿入部の観察部を有する先端部の位置情報を記
録することが一般的であった。つまり、従来の内視鏡装
置では、内視鏡挿入部の観察部を有する先端部の位置情
報が映像信号として重畳されているだけであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のような従来の内
視鏡装置は、術者が内視鏡挿入部に記載されたメジャを
目視確認し、例えば門歯からの挿入距離等の内視鏡挿入
部の観察部を有する先端部の位置情報をキーボード等で
手入力する必要があるため、非常に煩雑であった。この
ため、内視鏡挿入部の観察部を有する先端部の位置情報
を内視鏡観察画像と共に記録するという手技が、普及し
なかった。また、従来の内視鏡装置では、これら内視鏡
挿入部の観察部を有する先端部の位置情報はデータとし
て内視鏡装置の内視鏡観察画像上に重畳されるだけで、
検索や分類に使用できるようなデータとして存在してお
らず、有効活用できないという点でも普及しなかった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、内視鏡挿入部の観察部を有する先端部の位置を
精度良く且つ簡便に測定でき、得られた内視鏡挿入部の
観察部を有する先端部の位置情報を分類や検索に使用で
きるデータとして記録可能な内視鏡装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1による内視鏡装
置は、先端部に内視鏡観察画像を得る観察部を有する細
長な内視鏡挿入部の被検体への挿入位置及び挿入形状を
検出可能な位置及び形状検出手段と、前記位置及び形状
検出手段の検出結果に基づき、前記内視鏡観察画像を得
たときの前記挿入部の観察部を有する先端部の位置を算
出する位置算出手段と、前記位置算出手段により算出さ
れた前記挿入部の観察部を有する先端部の位置を示すデ
ータを前記内視鏡観察画像と関連付けて、この内視鏡観
察画像と共に表示可能な表示用出力信号を生成する表示
用出力信号生成手段と、を具備したことを特徴としてい
る。また、請求項2による内視鏡装置は、先端部に内視
鏡観察画像を得る観察部を有する細長な内視鏡挿入部の
被検体への挿入位置及び挿入形状を検出可能な位置及び
形状検出手段と、前記位置及び形状検出手段の検出結果
に基づき、前記内視鏡観察画像を得たときの前記挿入部
の観察部を有する先端部の位置を算出する位置算出手段
と、前記位置算出手段により算出された前記挿入部の観
察部を有する先端部の位置を示すデータ及び前記内視鏡
観察画像のデータを記憶する記憶手段と、前記挿入部の
観察部を有する先端部の位置を示すデータを前記内視鏡
観察画像と関連付けて、前記記憶手段に記憶させる制御
手段と、を具備したことを特徴としている。更に、請求
項3は上記請求項2による内視鏡装置において、前記制
御手段は、前記記憶手段に記憶された前記内視鏡観察画
像及びこの内視鏡観察画像に関連する前記挿入部の観察
部を有する先端部の位置を示すデータを読み出して同一
の画面に関連付けて表示するように制御することを特徴
としている。この構成により、内視鏡挿入部の観察部を
有する先端部の位置を精度良く且つ簡便に測定でき、得
られた内視鏡挿入部の観察部を有する先端部の位置情報
を分類や検索に使用できるデータとして記録可能な内視
鏡装置を実現する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図5は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態の
内視鏡装置の概略構成を説明する概略構成図、図2は図
1の位置及び形状検出装置の内部構成を示す回路ブロッ
ク図、図3は図1の内視鏡装置がネットワークでデータ
ベースサーバに接続されている際の説明図、図4はデー
タベースサーバに蓄積記憶されたフォルダを超音波診断
装置にて開く際の説明図、図5はデータベースサーバに
格納される格納データの生成を示すフローチャートであ
る。
【0011】図1に示すように本実施の形態の内視鏡装
置1は、患者の体腔内に挿入される細長な挿入部2aを
有する超音波内視鏡(以下、単に内視鏡)2と、前記内
視鏡挿入部2aの先端部に内蔵されたCCD等の図示し
ない撮像装置に対する信号処理を行う内視鏡画像処理装
置3と、前記内視鏡挿入部2aの先端部に内蔵された超
音波振動子4に対する信号処理を行う超音波診断装置5
と、前記内視鏡挿入部2aに複数個内蔵された送信コイ
ル6を駆動すると共に、これら送信コイル6の磁界を検
出することで前記内視鏡挿入部2aの被検体への挿入位
置及び挿入形状を検出し、この検出結果に基づいて前記
内視鏡挿入部2aの先端部の位置を算出する位置及び形
状検出装置7と、これら位置及び形状検出装置7、内視
鏡画像処理装置3及び超音波診断装置5と後述のネット
ワーク手段で接続されるデータベースサーバ(以下、サ
ーバ)8とから主に構成される。
【0012】前記内視鏡2は、図示しない光源装置から
供給される照明光により前記挿入部2aの先端から患部
等の被写体を照明する。照明された患部等の被写体は図
示しない対物光学系に取り込まれ結像位置に配置された
前記撮像装置に像を結び、この撮像装置により光電変換
される。光電変換された信号は前記内視鏡画像処理装置
3内の図示しない映像信号処理部により信号処理されて
標準的な映像信号が生成され、内視鏡画像観察用モニタ
3aに内視鏡画像が表示される。また、図示しないレリ
ーズ手段の操作により前記内視鏡画像の画像データは、
公知の画像電子フォーマット例えばBMPデータファイ
ルの形に加工され、内蔵されたハードディスクやメモリ
等の記録手段に保存されるようになっている。
【0013】また、前記内視鏡2は、前記挿入部2a先
端部に内蔵された超音波振動子4が前記超音波診断装置
5内の図示しない駆動回路により駆動されて超音波を送
受波し、被写体からのエコー信号を前記超音波診断装置
5内の図示しない信号処理部で信号処理を行い超音波画
像信号が生成され、超音波画像観察用モニタ5aに表示
される。また、前記内視鏡画像と同様に図示しないレリ
ーズ手段の操作により前記超音波画像の画像データは、
公知の画像電子フォーマットに加工され、内蔵されたハ
ードディスクやメモリ等の記録手段に保存されるように
なっている。
【0014】前記内視鏡2に内蔵された前記送信コイル
6は、図2に示すように前記位置及び形状検出装置7内
の送信回路11から全て異なる周波数の磁界発生用電流
を供給されて全て異なる周波数の磁界を発生する。
【0015】この送信コイル6で発生した全て異なる周
波数の磁界は、前記位置及び形状検出装置7の外観に設
けられたセンスコイル12及び患者の体表面、例えば肛
門付近、左脇腹、右脇腹等に設置されて基準位置となる
マーカコイル(以下、単にマーカ)13で検出される。
これらセンスコイル12及びマーカ13は磁界を検出す
ると、磁場検出信号を出力し、この磁場検出信号は受信
アンプ回路14で増幅され、A/D回路15でA/D変
換される。A/D変換されたデジタルデータは、CPU
回路基板16のCPU I/F回路17を介してPCI
バス(Periferarl Component Interconnect)18によ
りCPU19に送信される。
【0016】このCPU19は観察位置検出出段として
公知の位置検出アルゴリズムを用いて前記送信コイル6
の各コイルの位置を補間或いは推定して相対的に計算
し、この各コイルの位置を元に内視鏡挿入部2aの被検
体への挿入位置及び挿入形状を検出して、この検出結果
に基づいて前記内視鏡挿入部2aの先端部の位置を算出
する。
【0017】この算出された内視鏡挿入部2aの先端部
の位置情報のデータは、例えば公知のテキストファイル
等に加工され、前記PCIバス18により周辺I/F回
路20を介して例えばEthernet 100BASE-TX等の公知の
ネットワーク21に出力され、前記超音波診断装置5や
内視鏡画像処理装置3へ入力される。尚、前記CPU1
9は、前記CPU I/F回路17を介して前記A/D
回路15を制御すると共に、前記送信回路11に送信制
御シーケンスを送信して前記送信回路11を制御するよ
うになっている。また、前記CPU回路基板16には、
得られた内視鏡挿入部2aの先端部の位置情報のデータ
を位置及び形状検出装置7の外観上部に設けられた液晶
モニタ7aに表示するためのVIDEOカード22が設
けられている。
【0018】図3に示すように前記超音波診断装置5、
内視鏡画像処理装置3及び位置及び形状検出装置7に接
続されるサーバ8には、蓄積されたデータを閲覧するた
めのカンファレンスワークスステーション23が単数も
しくは、複数台接続されるようになっている。尚、図3
では図示していないが前記内視鏡2は、前記超音波診断
装置5及び前記内視鏡画像処理装置3に接続されてい
る。
【0019】本実施の形態では、前記内視鏡挿入部2a
の先端部の位置情報のデータを前記超音波画像又は内視
鏡画像等の内視鏡観察画像と関連付けて、この内視鏡観
察画像と共に表示可能に構成する。
【0020】上述したように超音波診断装置5には、超
音波画像の画像データがBMPファイルとして蓄積され
ていると共に、位置及び形状検出装置7で算出した内視
鏡挿入部2aの先端部の位置情報のデータがテキストフ
ァイルとしてネットワーク21を介して入力される。そ
して、図4に示すように超音波診断装置5内でこれら超
音波画像BMPデータファイル31と内視鏡挿入部2a
の先端部の位置情報テキストデータファイル32は1つ
のフォルダ33として生成されて、ネットワーク21を
介してサーバ8に蓄積される。
【0021】このように一旦サーバ8に蓄積されたフォ
ルダ33を超音波診断装置5にて開く際には、超音波画
面34にコメントとして内視鏡挿入部2aの先端部の位
置情報テキストデータが自動的に表示される。また、カ
ンファレンス用ワークスステーション23にてフォルダ
を開く際にも、同様のコメント表示が実施される。
【0022】尚、内視鏡画像も同様に内視鏡画像処理装
置3内で、内視鏡画像BMPデータファイルと内視鏡挿
入部2aの先端部の位置情報テキストデータファイルは
1つのフォルダとして生成されてネットワーク21を介
してサーバ8に蓄積され、内視鏡画像処理装置3にて開
く際には、内視鏡画面にコメントとして自動的に表示さ
れるようになっている。
【0023】このように蓄積されたデータの活用手段を
図5のフローチャートを用いて超音波診断装置5による
超音波診断の場合について説明する。先ず、内視鏡挿入
部2aを患者の体腔内に挿入し、体腔内の観察対象部位
で挿入部2a先端部に内蔵した超音波振動子4を駆動し
て、超音波診断を行う(ステップS1)。
【0024】ここで、内視鏡2又は超音波診断装置5の
図示しないレリーズ手段を操作すると(ステップS
2)、超音波診断装置5でレリーズ処理が行われ、静止
画を取得する(ステップS3)。そして、この超音波画
像の静止画像データがBMPファイルとして生成される
(ステップS4)。
【0025】また、超音波診断装置5でレリーズ操作が
行なわれるのと並行して位置及び形状検出装置7にて内
視鏡挿入部2aの先端部の位置情報のデータが算出され
(ステップS5)、この算出されたデータはテキストフ
ァイルとして作成される(ステップS6)。この位置及
び形状検出装置7にて生成されたテキストフアイルは、
ネットワーク21を介して超音波診断装置5に送信され
る。超音波診断装置5では、BMPファイルとテキスト
ファイルとを一つのフォルダとして合成ファイルを生成
する(ステップS7)。超音波診断装置5で生成された
合成ファイルは、ネットワーク21を経由して、サーバ
8へ格納される(ステップS8)。そして、術者は継続
するかどうか判断し(ステップS9)、継続する場合に
はステップS1に戻り超音波診断を続ける。継続しない
場合には終了となる(ステップS10)。
【0026】上記説明したフローに基づき、超音波画像
に内視鏡挿入部2aの先端部の位置情報が付加されて、
記録されることになる。
【0027】このように内視鏡挿入部2aの先端部の位
置情報のデータをテキストデータとして超音波画像や内
視鏡画像等の内視鏡観察画像に合成することができるの
で、結果的に内視鏡挿入部2aの挿入長を計算すること
は非常に簡単である。つまり通常ユーザが行っている門
歯から**cmや、肛門から**cmという情報がテキ
ストデータをもとに生成することが可能である。このこ
とから、サーバ8に貯えられたデータをカンファレンス
用ワークスステーション23等のPCで選別する際に、
門歯から**cm±**cmのデータのみ選別し、表示
することも可能である。
【0028】また、超音波振動子4の移動方向が門歯に
対して向かってくる方向なら上行結腸、水平移動ならば
横行結腸、門歯から遠ざかっていく方向なら下行結腸と
いうように、テキスト情報から撮像部位を分類すること
も可能である。よって上行結腸、横行結腸、下行結腸の
画像データというように画像データを分類することが可
能である。
【0029】この結果、内視鏡挿入部2aの超音波振動
子4や撮像装置等の観察部を有する先端部の位置を精度
良く且つ簡便に測定でき、得られた内視鏡挿入部2aの
観察部を有する先端部の位置情報を分類や検索に使用で
きるデータとして記録可能な内視鏡装置1を実現するこ
とができる。
【0030】(第2の実施の形態)図6及び図7は本発
明の第2の実施の形態に係り、図6は本発明の第2の実
施の形態の内視鏡装置の概略構成を説明する概略構成
図、図7は超音波画像と内視鏡画像と、位置情報テキス
トデータ及び形状BMP画像データとを合成した際の説
明図である。上記第1の実施の形態では、内視鏡挿入部
2aの先端部の位置情報のデータをテキストデータとし
て超音波画像や内視鏡画像等の内視鏡観察画像に付加す
るように構成しているが、本第2の実施の形態では内視
鏡挿入部2aの被検体への挿入形状のデータを画像デー
タで付加するように構成する。
【0031】即ち、図6に示すように位置及び形状検出
装置7は、内視鏡挿入部の先端部の位置情報を内視鏡挿
入部2aの先端部の位置情報テキストデータファイル4
1として生成すると共に、内視鏡挿入部2aの被検体へ
の挿入形状の挿入形状情報を形状BMP画像データファ
イル42として生成する。これら位置情報テキストデー
タファイル41と形状BMP画像データファイル42と
は、ネットワーク21を介して超音波診断装置5に送信
され、この超音波診断装置5内で超音波画像43と共に
一つのフォルダ44として生成され前記ネットワーク2
1を介して、サーバ8に送信され記憶されるようになっ
ている。尚、内視鏡画像も同様に内視鏡画像処理装置3
内で、観察位置テキストデータと形状BMP画像データ
とは、内視鏡画像と共に一つのフォルダとして生成され
前記ネットワーク21を介して、サーバ8に送信され記
憶されるようになっている。
【0032】一方、これら位置情報テキストデータファ
イル41及び形状BMP画像データファイル42と超音
波画像BMPデータファイル43とを超音波診断装置5
の内部で合成し、超音波画像観察用モニタ5aに画像4
5として画像表示することも可能である。
【0033】また、図7に示すように前記位置情報テキ
ストデータファイル41及び形状BMP画像データファ
イル42と超音波画像BMPデータファイル43と、内
視鏡画像BMPデータファイル51とを超音波診断装置
5にて合成し、1つのフォルダ52としてサーバ8へ送
信して記憶するように構成して良い。この場合、形状B
MP画像と共に、超音波画像、内視鏡画像及び位置情報
テキストと合成して1つの画像53としてカンファレン
ス用ワークステーション23等のPCや、超音波画像観
察用モニタ5a又は内視鏡画像観察用モニタ3aにて表
示可能である。この結果、第1の実施の形態と同様な効
果を得ることができる。
【0034】尚、本実施の形態は、挿入部先端部に超音
波振動子4及び図示しないCCD等の撮像装置を内蔵し
た超音波内視鏡を備えた内視鏡装置に本発明を適用して
説明しているが、本発明はこれに限定されず、挿入部先
端部で取り込んだ内視鏡光学像をイメージガイドで導光
して、接眼部に装着自在に装着したカメラヘッド等の撮
像装置で撮像する構成の光学式の超音波内視鏡又は、超
音波内視鏡ではない電子式内視鏡や光学式内視鏡を備え
た内視鏡装置に適用しても構わない。
【0035】また、本発明は、以上述べた実施形態のみ
に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【0036】[付記] (付記項1) 先端部に内視鏡観察画像を得る観察部を
有する細長な内視鏡挿入部の被検体への挿入位置及び挿
入形状を検出可能な位置及び形状検出手段と、前記位置
及び形状検出手段の検出結果に基づき、前記内視鏡観察
画像を得たときの前記挿入部の観察部を有する先端部の
位置を算出する位置算出手段と、前記位置算出手段によ
り算出された前記挿入部の観察部を有する先端部の位置
を示すデータを前記内視鏡観察画像と関連付けて、この
内視鏡観察画像と共に表示可能な表示用出力信号を生成
する表示用出力信号生成手段と、を具備したことを特徴
とする内視鏡装置。
【0037】(付記項2) 先端部に内視鏡観察画像を
得る観察部を有する細長な内視鏡挿入部の被検体への挿
入位置及び挿入形状を検出可能な位置及び形状検出手段
と、前記位置及び形状検出手段の検出結果に基づき、前
記内視鏡観察画像を得たときの前記挿入部の観察部を有
する先端部の位置を算出する位置算出手段と、前記位置
算出手段により算出された前記挿入部の観察部を有する
先端部の位置を示すデータ及び前記内視鏡観察画像のデ
ータを記憶する記憶手段と、前記挿入部の観察部を有す
る先端部の位置を示すデータを前記内視鏡観察画像と関
連付けて、前記記憶手段に記憶させる制御手段と、を具
備したことを特徴とする内視鏡装置。
【0038】(付記項3) 前記制御手段は、前記記憶
手段に記憶された前記内視鏡観察画像及びこの内視鏡観
察画像に関連する前記挿入部の観察部を有する先端部の
位置を示すデータを読み出して同一の画面に関連付けて
表示するように制御することを特徴とする付記項2に記
載の内視鏡装置。
【0039】(付記項4) 前記記憶手段に記憶された
データを用いて、前記内視鏡観察画像と、この内視鏡観
察画像に関連する前記挿入部の観察部を有する先端部の
位置を示す画像とを表示手段に重畳表示することを特徴
とする付記項2に記載の内視鏡装置。
【0040】(付記項5) 前記位置及び形状検出手段
は、磁場を発生する送信コイルと、前記送信コイルが発
生する磁場を検出する受信コイルとを具備し、前記送信
コイル及び前記受信コイルのうちいずれか一方が内視鏡
挿入部に配置される構成であることを特徴とする付記項
1又は2に記載の内視鏡装置。
【0041】(付記項6) データのやり取りを行う通
信手段を有することを特徴とする付記項1又は2に記載
の内視鏡装置。
【0042】(付記項7) 前記データを保存可能な形
態に加工可能であることを特徴とする付記項1又は2に
記載の内視鏡装置。
【0043】(付記項8) 前記内視鏡観察画像と、こ
の内視鏡観察画像に関連する前記挿入部の観察部を有す
る先端部の位置を示すデータとを一つのファイルもしく
は、関連付けられたデータとして合成することを特徴と
する付記項7に記載の内視鏡装置。
【0044】(付記項9) 前記記憶手段に記憶された
データを検索し、内視鏡観察画像又はこの内視鏡観察画
像に関連する前記挿入部の観察部を有する先端部の位置
を示す画像を分類することが可能であることを特徴とす
る付記項7に記載の内視鏡装置。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡挿入部の観察部を有する先端部の位置を精度良く且
つ簡便に測定でき、得られた内視鏡挿入部の観察部を有
する先端部の位置情報を分類や検索に使用できるデータ
として記録可能な内視鏡装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の内視鏡装置の概略
構成を説明する概略構成図
【図2】図1の位置及び形状検出装置の内部構成を示す
回路ブロック図
【図3】図1の内視鏡装置がネットワークでデータベー
スサーバに接続されている際の説明図
【図4】データベースサーバに蓄積記憶されたフォルダ
を超音波診断装置にて開く際の説明図
【図5】データベースサーバに格納される格納データの
生成を示すフローチャート
【図6】本発明の第2の実施の形態の内視鏡装置の概略
構成を説明する概略構成図
【図7】超音波画像と内視鏡画像と、位置情報テキスト
データ及び形状BMP画像データとを合成した際の説明
【符号の説明】
1 …内視鏡装置 2 …内視鏡(超音波内視鏡) 3 …内視鏡画像処理装置 4 …超音波振動子 5 …超音波診断装置 6 …送信コイル 7 …位置及び形状検出装置 8 …サーバ(データベースサーバ) 11 …送信回路 12 …センスコイル 13 …マーカ(マーカコイル) 14 …受信アンプ回路 15 …A/D回路 17 …CPU I/F回路 18 …PCIバス 19 …CPU 20 …周辺I/F回路 21 …ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 7/18 U (72)発明者 天野 敦之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 内村 澄洋 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 宮城 隆康 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 伊藤 秀雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 矢部 久雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 萬壽 和夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H040 BA23 DA54 GA02 GA11 4C061 CC06 DD03 HH52 JJ17 LL02 WW11 5C022 AA09 AB65 AB68 AC00 AC13 AC51 AC78 5C054 AA01 CA04 CA07 CA08 CE06 CG08 DA08 EA01 EA05 EA07 FC11 FE13 FE26 GB02 GB06 GB15 GD07 HA12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に内視鏡観察画像を得る観察部を
    有する細長な内視鏡挿入部の被検体への挿入位置及び挿
    入形状を検出可能な位置及び形状検出手段と、 前記位置及び形状検出手段の検出結果に基づき、前記内
    視鏡観察画像を得たときの前記挿入部の観察部を有する
    先端部の位置を算出する位置算出手段と、 前記位置算出手段により算出された前記挿入部の観察部
    を有する先端部の位置を示すデータを前記内視鏡観察画
    像と関連付けて、この内視鏡観察画像と共に表示可能な
    表示用出力信号を生成する表示用出力信号生成手段と、 を具備したことを特徴とする内視鏡装置。
  2. 【請求項2】 先端部に内視鏡観察画像を得る観察部を
    有する細長な内視鏡挿入部の被検体への挿入位置及び挿
    入形状を検出可能な位置及び形状検出手段と、 前記位置及び形状検出手段の検出結果に基づき、前記内
    視鏡観察画像を得たときの前記挿入部の観察部を有する
    先端部の位置を算出する位置算出手段と、 前記位置算出手段により算出された前記挿入部の観察部
    を有する先端部の位置を示すデータ及び前記内視鏡観察
    画像のデータを記憶する記憶手段と、 前記挿入部の観察部を有する先端部の位置を示すデータ
    を前記内視鏡観察画像と関連付けて、前記記憶手段に記
    憶させる制御手段と、 を具備したことを特徴とする内視鏡装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶さ
    れた前記内視鏡観察画像及びこの内視鏡観察画像に関連
    する前記挿入部の観察部を有する先端部の位置を示すデ
    ータを読み出して同一の画面に関連付けて表示するよう
    に制御することを特徴とする請求項2に記載の内視鏡装
    置。
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