JP2001527156A - コロンビウムを含むオーステナイト系ステンレス鋼 - Google Patents
コロンビウムを含むオーステナイト系ステンレス鋼Info
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Abstract
Description
LNステンレス鋼に関し、もっと特定的にはコロンビウム(Cb)の添加により
T201NL合金を強化することに関する。先行技術の説明 零下温度で使用される材料は、良好な延性、靭性及び強度を有すべきであり、
これらはすべて、殆どのオーステナイト系ステンレス鋼で達成され得る性質であ
る。T201LNは、そのような応用のために特別に設計されたものであり、高
い降伏強度及び極限強度が規定されている応用のために許容され得る材料として
指定されていることにおいて独特である。ジーミアンスキー(Ziemians
ki)の米国特許第4,568,387号(その開示全体は、参照のためここに
導入される。)に開示されているT201LN合金は、オーステナイト安定性、
伸び及び強度の良好な低温性をもつオーステナイト系ステンレス鋼である。’3
87特許に記載されているように、組成的にバランスされたT201LN合金は
、重量%で、最大0.03%の炭素、6.4ないし7.5%のマンガン、1.0
%未満の珪素、16ないし17.5%のクロム、4.0ないし5.0%のニッケ
ル、1.0%未満の銅、0.13ないし0.20%の窒素及び残部の鉄から主と
して構成される。T201LN合金は、オーステナイト安定性、高い室温強度、
溶接への最小の感作、ならびに低温での高い強度及び延性によって特徴づけられ
る。
要件は、若干の極低温用途の仕様を満足させるために全てのゲージにおいて必ず
しも達成され得なかった。従って、T201LN合金の強度を確実性をもって増
加させて、極低温応用のために特定された材料の機械的要件をより確実性をもっ
て越え得るようにする方法を開発することは、望ましいことであろう。最近の興
味は、T201LN合金の強度を増加させて、トラックのフレームの製造及びそ
の他の応用において炭素鋼に代わりに使用され得る可能性のある構造応用にその
使用を拡大することに直面している。
るとすれば、その合金の内のどれだけのものが強度要件に合格するかを単に測定
して評価することにあった。溶融中に窒素の量を改変することも試みられた。い
ずれにしても、合金は作られ、強度特性が試験された。強度要件に合格しない合
金は、廃棄されることになる。事前の製造に基づき極めて高いスクラップ率が、
低い38,000psi降伏強度に対して予期された。
る。この方法は、T201LN合金の機械的性質に対するCbの影響に焦点を置
いている。オーステナイトを安定化するために窒素(約0.15%)を用いて有
意的に合金化されたT201LN合金の研究ヒート(熱処理物)は、Cbが合金
の機械的性質に及ぼすであろう影響を測定するために種々の量のCb(出来る限
り少ない量から約0.20%まで)を用いて作られた。Cdの濃度が0.075
%以上に増加されると降伏及び極限強度の両者において、少なくとも5k.s.
i.の顕著な増加が得られ、そして0.150%以上のCd濃度では約10k.
s.i.の増加が得られることが判明した。Cb含量が約0.003%から約0
.210%まで増加されると、伸び率は約55%から48%へ低減され、測定さ
れる硬度は、約89Rbから約98Rbへ増加され、そして結晶粒径は約AST
M6.5から約ASTM10へ増加される。
された3つの温度においてCb含量が約0.1%まで増加するにつれて、増加す
ることを明らかにした。延性は−50°F及び70°Fにおいて比較的高く留ま
る。延性の低減(しかし完全な損失ではない)は、極めて低い−320°Fの試
験温度において起こる。
た材料の機械的要件を越えることができるように、T201LN合金の強度を確
実性をもって増加させることである。この点に関して、検討されたわずかに改変
された形のT201LN合金への0.06%ないし0.10%のCbの添加は−
320°Fに及ぶ温度での応用のための合金の機械的性質を改善することが示さ
れた。
度を確実性をもって増加させることである。この点に関して、合金への0.10
%ないし0.20%のCbの添加は−50°F以上温度での応用のための合金の
機械的性質を改善することが示された。
201系のオーステナイト系ステンレス鋼に向けられている。また本発明は、2
01系ステンレス鋼のヒート(溶融物)を準備し、そのヒート中に重量%で、0
.003%より高い濃度でコロンビウムを維持することを含むことからなる高強
度ステンレス鋼を製造する方法にも向けられている。
ら明らかになろう。
LN材料にたいしてCbを添加することを含む最初の試験を実施した。
とを含んだ。
値を示した。標準組成は時々限界ぎりぎりであり、意図された極低温タンク製造
者の懸念するところであった。圧力容器規定は、溶接後15ミルの横方向膨張の
最低値を要求する。この試行前の201LNの平均横方向膨張値は31ミルであ
った。高Cbヒートの平均は35であり、そしてその他の平均は39であった。
これは、この試行のさらなるオーステナイト組成による予期された改善である。
トからの加工後に十分に高い降伏及び引張り強度を有しなかった。いくつかの群
は、限界ぎりぎりであり、1つの板は、95,000psi最低値に対して93
,700psiの引張りで壊れた(スリップ♯24010、ヒート2C153、
降伏強度は46,600psiであった)。
は以下に述べるように0.05%のCb添加からもたらされるようである。また
、より微細な結晶粒径が高Cb含量からもたらされる。♯6の結晶粒径を持つ全
ての板は、比較から該変動因子を区別するヒートによって示された。
231302の板を除き、最終ゲージの150%で再加熱炉中での1500°F
保持によって、1500°F以下でさらなる圧延を受けた。231302の板は
第2の2つのヒート(2C152及び2C153)のように再加熱されること無
く直接圧延された。この板はなお1500°F以下で加工され、再加熱された板
に良好に匹敵する。
降伏及び引張り強度を示す。−320°での衝撃及び横方向膨張値は、非常に良
好であった。Cbまたはその他の元素の添加に対する適用可能使用における制限
はない。低Cb(0.03%)ヒート2C077は、そのCb濃度が不十分であ
ることを示している。
るブリスタリング及び気孔性を見出した。上記のヒートからのいずれのシートも
、何らのブリスタリング及び気孔性を示さなかった。製品検査は、0.198%
未満の窒素を見出した。窒素のみが強度のために使用されると、0.20%より
多くの窒素が必要とされようが、最近これは試行されたことが無い。0.16%
を越える窒素での連続キャストは拒まれる。
後、2150°F還元雰囲気へ装入した。粒間攻撃の兆候は、浸浸酸洗の後に見
られなかった。熱間圧延粗度は、試験性質に有害な効果を与えるものと考えられ
た。室温引張り試料は、研磨されても性質の向上はなかった。しかし−320°
F引張り試験については、熱間圧延表面粗度で開始するいくつかの亀裂を持つ平
坦試料に対して小寸法丸形(ラウンド)が使用された時には、伸びにおける改善
が見られた。
種の201L板の−320°Fでの低い伸びを明らかにしている。
ある。
板とした。ヒート2C078からの熱間圧延試料で行った焼きなまし研究は、1
950°Fが最良の選択であることを明らかにした。
ャーで平らにしなかった。
果を評価した。最初の2つのローラーによる平坦化の結果後にしめされた結果は
、大きな降伏及び注目すべき引張りの増加を明らかにした。衝撃性は延伸後もな
お許容し得るものであった。衝撃性は、あったとしても、大きくは低減されなか
ったことが明らかである。衝撃試験は、試験が試験偏差のために低調となりうる
ことを容認する。40.5ft.−ポンド及び26ミル横方向膨張のこの1つの
しりょうは、それでも、許容し得る値より上である。
され、組成の変更によりもたらされるような製品の真の強化に貢献しない。最大
の201LN潜在的需要者によって最近使用されている特殊溶接操作は、標準的
201LN板の限界ぎりぎりの引張り特性を保つ必要性のために総加工コストを
高めている。より高い引張り強度のための組成の改良は、価値があることになる
。
3つの実験室ヒートを0.003−0.210%の範囲のCbの種々の添加で、
溶融した。この材料を約3/16インチ(4.76mm)に熱間圧延し1950
°Fで焼きなました。引張り及び小寸法シャルピー試験片を、機械的試験のため
に各板から得た。測定は、試験の前後に、板のフェライト含量及びオーステナイ
トの安定性を決定するためその引張り試験片で行った。引張り試験片の端部から
顕微鏡試験片も取り、これを研磨し、エッチングして、結晶粒径が測定され得る
ようにした。
くとも5k.s.i.の顕著な増加が得られ、そして0.150%以上のCb濃
度において約10k.s.i.の増加が得られる。Cb濃度が0.003%から
0.210%まで増加されると、伸び率は約55%から48%に減少し、硬度は
約89Rbから98Rbへ増加し、結晶粒径は約ASTM6.5からASTM1
0へ減少する。Cbの残留濃度(0.003%)以上では、衝撃エネルギーは、
0.10%Cbにいたるまで、試験された3つの温度において、Cbの濃度が増
加するにつれて僅かに増加される。延性は−50及び70°Fにおいて、比較的
高いままである。0.10%Cb以上で−320°Fの非常に低い試験温度にお
いて、延性の減少が起こるが、完全に失われることはない。Cbの添加は、T2
01LN合金の機械的性質を強化する。
bの添加はこの合金の強度特性を増進させるのに十分であり、合金の他の機械的
性質を損なうことが無い。
研究室ヒートを溶解させて、商業的に製造されるT201LN合金の一般的化学
成分目標とした。表4は、予め溶融されていた3つの市販T201LNのヒート
の最低、平均及び最高の化学成分と共に、この研究のために溶融された3つの研
究室ヒートの化学成分を示す。第1のヒート、RV♯1184は、0.01−0
.10重量%の範囲内のCb添加がT201LNの機械的性質に与える影響を調
べるために溶解された。しかし、この第1のヒートの最終的化学成分は、T20
1LNの商業的化学成分と僅かに離れていた。従って、第2のヒート、RV♯1
185を溶融した。後で調査において、この合金の機械的性質に対する僅かに高
いCb含量(0.20%まで)の影響を検討することを決定し、従って第3及び
最後のヒートRV♯1212を溶解した。各ヒートを溶解した後、それを1つの
ヒート当たり3個のインゴットの鋳造の間に種々の濃度に調節されたCb含量を
有する3つの17ポンドインゴットにキャストした。この目的は、合金の機械的
性質に対する種々のCb含量の影響を研究することができる主として3つの同一
合金をそろえることであった。
エッチングして、鋳造したままの材料上にフェライトマップが得られるようにし
た。フェライト値(FN)測定は、2−3/8“平方のインゴットスライスの各 々の上の半インチ×半インチ格子に沿って、これらの合金のオーステナイトに関
しての安定性を、確かめるためにMagne−Gageを用いて得られた。これ
らのフェライトマップは、ヒートRV#184、RV#1185及びRV#12
12についてそれぞれ図1に示されている。インゴットを破砕し、熱間加工のた
めに2150°F(約1時間TAT)に加熱された。それらをクロス圧延して、
7インチ幅となし、次いで熱間圧延して約0.1875”の目的ゲージにした。
各パネルを次いで1950°Fで6分間焼きなましし(TAT)、次いでグリッ
トブラストし,酸洗いした。各板試料から、縦及び横の両方向において、引張り
試験片を切り出し、機械加工した。シャルピーVノッチ衝撃試験片も各板試料か
ら横方向で切り、機械加工した。この研究に使用した引張り及び小寸法シャルピ
ー試験片(0.394“x板材料の厚さ)の概略を図2に示す。
料を切り取った。これらを装着し、研磨し、10%シュウ酸中で20−30秒間
6Vで電気分解的にエッチングして一般結晶粒組織を表した。各試料の結晶粒径
を、以下の2つの例外を除き、比較操作を用いて、ASTM E112で推定し
た。第1は、顕微鏡写真を100Xではなく106Xの倍率で撮影したことであ
る。第2は、顕微鏡写真をオーステナイトステンレス鋼のために推奨されている
標準であるプレートIIではなくプレートIの標準と比較したことである。従っ
て、この報告において測定された結晶粒径は特性描写のためだけに使用されるべ
きであり、この報告に記述されている材料を比較すべきである。しかし、結晶粒
径測定方法におけるこれらの仔細な変更は、結晶粒径及び/または傾向(Cb含
量の関数としての結晶粒径)を著しく帰るものではないことを銘記すべきである
。
含んでいる。表6は、シャルピー試験片の試験から得られた結果を含んでいる。
二回の試験片の試験から得られた結果を平均して、データのグラフ表示を簡明化
した。横方向及び縦方向の両方の試験片を試験した場合には、全ての試料の平均
も表示してある。この例は、Cb含量の関数としての降伏強度(0.2%オフセ
ット)及び極限強度それぞれの図3及び4にプロットされているデータである。
明らかなように、両プロットはCb含量が約0.003%から0.21%へ増加
するにつれて、T201LNの強度が増加することを示している。Cb濃度が0
.075%以上に増加すると、降伏及び極限強度の両方における少なくとも5k
.s.i.の顕著な増加が見られる。増加は、0.150%以上のCb濃度での
約10k.s.i.である。図3において、他のデータによって示される傾向に
一致しない低Cb濃度材料(RV#1184−インゴットA)に関連する以上に
高い降伏強度がある。しかし、この材料が引張りブランクについて試験前に測定
された最高のフェライト濃度(約2.5%)を有した点に注目すべきである。
の研究で試験された材料のうちの3つだけが、著しい量のフェライトを有した。
これらのうちの最初の2つは、商業的に生産される化学成分と一致しない研究室
ヒートRV#1184(インゴットA及びB)からのものである。このヒートに
おいて観察されるより高いフェライト含量は、より高いクロム及びモリブデン含
量及びより低いニッケル及びマンガン含量によるものである。研究室ヒートRV
#1185のインゴットCからの材料中の予想を越えるフェライト濃度の原因は
未解明であるが、鋳造されたままの材料(図1に示されている)に見られるフェ
ライト濃度から最終製品中のものへフェライト濃度を低減させる熱処理工程にお
ける変動によるものであろう。
ト安定性の尺度であるマルテンサイトの存在を測定した。これらのデータは、将
来の参照のために図6に示されている。これらの測定値は、材料中におけるマル
テンサイトの量の指標である。しかし、この測定値と実際のマルテンサイトの量
との間の関係は知られておらず、従ってこれらの試料同士の間での比較のために
使用されるべきである。引張り試験から得られた伸び及び硬度の測定値、及び引
張り試験片から(試験中に変形されなかった端部から)切り取られた顕微試料の
金属写真検査から得られた結晶粒径は、図7、8及び9に示されている。Cb含
量が増加するにつれて、伸び率は低減し(図7)、材料の測定硬度値は増大する
(図8)。
ついてのCbの関数としての衝撃エネルギー(図10)、シヤー%(図11)及
び試料の横方向膨張(図12)を含んでいた。丸で囲まれた図10中のデータ点
は、約0.180−0.185インチの範囲のゲージに圧延された他の材料より
も実際には薄いゲージ(0.157インチ)に圧延されたヒートRV#1212
のインゴットAの材料から得られたことに注目すべきである。衝撃エネルギーが
被検試料の断面積に従属するという事実から、これらの(ヒートRV#1212
からの)試料は、もしも正確な厚み(約0.180−0.185インチ)であれ
ば、少なくとも18%高い衝撃エネルギーを有したであろう。従って、これらの
データは衝撃エネルギー、シヤー%及び横方向膨張の傾向をCbの関数として検
討するときには考慮されなかった。
する。たとえあったとしても、極めて僅かな延性の損失が、70及び−50°F
での試験の間に観察された。しかし、−320°Fで完結された試験0.10%
以上のCbの材料の靭性の低下を示した。しかし、この温度における衝撃特性は
なおも可なりの水準の靭性を示すことに注意すべきである。
低減すること無く、この合金の強度を有効に増加させた。データを検討すると、
約0.075%のCbが所望の機械的性質を達成するのに適切な添加であること
が示唆される。
を妨害する)という事実により、この合金へのCbの添加は、最高値の炭素含量
を弛緩され得るようにし、それでもなお腐食の観点から許容され得る。炭素含量
の僅かな増加を伴うこのCn添加は、これらの新市場のために必要とされる大き
な機械的強度(増加したオーステナイト安定性故に追加の強度及び靭性)を確保
させる。従って、T201グレードの変更(Cb 0.100%及びC 0.0
60%)は、溶接された状態での許容し得る製品を生じさせる。
ナーとして作用し、またT201LN合金の機械的性質を増強する。XCb濃度
が約0.075%以上に増加される時に降伏及び極限強度の両者において、少な
くと5k.s.i.の著しい増加が得られること、そして0.150%以上のC
b濃度において約10k.s.i.の増加が得られることが結論とされた。さら
には、Cb含量が0.003%から0.210%まで増加される時に、伸び率は
、約55%から48%に低減し、測定された硬度は89Rbから98Rbへ増加
し、結晶粒寸法はASTM6.5からASTM10へ増大する。さらには、残留
濃度(約0.003%)以上のCb濃度では、試験された3つの温度において、
Db含量が約0.10%まで増加される時に、衝撃エネルギーが増大される。延
性は、−50及び70°Fにおいて比較的高いままである。約0.10%以上の
Cbでは、−320°Fの低い試験温度においては、低減した、しかしそれでも
なお許容し得る延性がある。
されるものでなく、以下の特許請求の範囲内で別様の具体化ができることは明確
に理解される。
ッチングされた1/2インチ厚スライスについてMagne−Gageを用いて
得られた測定(FN)により作られたフェライトマップを示す。
り及び小寸法シャルピー試験片の概略図である(全ての寸法はインチ単位)。
た降伏強度(0.2%オフセット)の、Cbの関数としての、プロットである。
た極限強度の、Cbの関数としての、プロットである。
e−Gageを用いて測定されたフェライト含量のプロットである。
いて測定された磁気応答のプロットである。
た伸び率%の、Cbの関数としての、プロットである。
た硬度の、Cbの関数としての、プロットである。
属写真試験により得られた結晶粒径の、Cb含量の関数としての、プロットであ
る。
(約0.180インチ、ただし丸で囲まれたデータを除く)の試験についてのC
b含量の関数としての衝撃エネルギーのプロットである。
(約0.180インチ厚)の試験についてのCb含量の関数としてのシヤー(ず
り変形)%のプロットである。
(約0.180インチ厚)の試験についてのCb含量の関数としての横方向膨張
のプロットである。
Claims (34)
- 【請求項1】 201系の化学組成を有し、重量%で0.003%より多く
のコロンビウムを含むオーステナイト系ステンレス鋼。 - 【請求項2】 該コロンビウムが少なくとも0.06%の量で存在する請求
項1のオーステナイト系ステンレス鋼。 - 【請求項3】 該コロンビウムが少なくとも0.10%の量で存在する請求
項2のオーステナイト系ステンレス鋼。 - 【請求項4】 該コロンビウムが0.21%よりも多くの量で存在する請求
項1のオーステナイト系ステンレス鋼。 - 【請求項5】 最大0.06%の炭素、及び0.10%のコロンビウムを含
む請求項1のオーステナイト系ステンレス鋼。 - 【請求項6】 重量%で、最大0.15の炭素、5.4ないし7.5のマン
ガン、1.0未満の珪素、16.0ないし18.0のクロム、3.5ないし5.
5のニッケル、最大0.25の窒素及び0.003%より多くのコロンビウムを
含む請求項1のオーステナイト系ステンレス鋼。 - 【請求項7】 該コロンビウムが少なくとも0.06%の量で存在する請求
項6のオーステナイト系ステンレス鋼。 - 【請求項8】 重量%で、最大0.060のリン及び最大0.030の硫黄
をさらに含む請求項6のオーステナイト系ステンレス鋼。 - 【請求項9】 重量%で、最大0.03%の炭素、6.4ないし7.5%の
マンガン、1.0%未満の珪素、16ないし17.5%のクロム、4.0ないし
5.0%のニッケル、1.0%未満の銅、0.13ないし0.20%の窒素及び
0.003%より多くのコロンビウムを含む請求項1のオーステナイト系ステン
レス鋼。 - 【請求項10】 該コロンビウムが少なくとも0.06%の量で存在する請
求項9のオーステナイト系ステンレス鋼。 - 【請求項11】 該コロンビウムが少なくとも0.075%の量で存在する
請求項9のオーステナイト系ステンレス鋼。 - 【請求項12】 該コロンビウムが0.21%よりも多くの量で存在する請
求項9のオーステナイト系ステンレス鋼。 - 【請求項13】 重量%で、最大0.03%の炭素、6.4ないし7.5%
のマンガン、1.0%未満の珪素、16ないし17.5%のクロム、4.0ない
し5.0%のニッケル、1.0%未満の銅、0.13ないし0.20%の窒素、
0.003%より多くのコロンビウム及び残部の鉄から主として構成される請求
項9のオーステナイト系ステンレス鋼。 - 【請求項14】 室温において、少なくとも100,000psiの引張り
強度及び少なくとも50,000psiの降伏強度によって特徴付けられる請求
項9のオーステナイト系ステンレス鋼。 - 【請求項15】 6またはそれ以上のASTM結晶粒度によってさらに特徴
付けられる請求項14のオーステナイト系ステンレス鋼。 - 【請求項16】 201系のオーステナイト系ステンレス鋼において、その
鋼に0.003%より多くのコロンビウムを含むことからなる改良。 - 【請求項17】 鋼が重量%で、最大0.15の炭素、5.4ないし7.5
のマンガン、1.0未満の珪素、16.0ないし18.0のクロム、3.5ない
し5.5のニッケル及び最大0.25の窒素を含む請求項16の改良。 - 【請求項18】 重量%で、最大0.03%の炭素、6.4ないし7.5%
のマンガン、1.0%未満の珪素、16ないし17.5%のクロム、4.0ない
し5.0%のニッケル、1.0%未満の銅、及び0.13ないし0.20%の窒
素を含むオーステナイト系ステンレス鋼において、その鋼に0.003%より多
くのコロンビウムを含むことからなる改良。 - 【請求項19】 201系の化学組成を有し、重量%で0.003%より多
くのコロンビウムを含むオーステナイト系ステンレス鋼からなる製品。 - 【請求項20】 オーステナイト系ステンレス鋼が少なくとも0.06%の
量でコロンビウムを含む請求項19の製品。 - 【請求項21】 板、タンク及び圧力容器からなる群より選択される請求項
19の製品。 - 【請求項22】 オーステナイト系ステンレス鋼が重量%で、最大0.03
%の炭素、6.4ないし7.5%のマンガン、1.0%未満の珪素、16ないし
17.5%のクロム、4.0ないし5.0%のニッケル、1.0%未満の銅、0
.13ないし0.20%の窒素及び0.003%より多くのコロンビウムを含む
請求項19の製品。 - 【請求項23】 オーステナイト系ステンレス鋼が室温において、少なくと
も100,000psiの引張り強度及び少なくとも50,000psiの降伏
強度によって特徴付けられる請求項22製品。 - 【請求項24】 重量%で、最大0.15の炭素、5.4ないし7.5のマ
ンガン、1.0未満の珪素、16.0ないし18.0のクロム、3.5ないし5
.5のニッケル、最大0.25の窒素及び0.003%より多くのコロンビウム
を含むヒートを調製することからなる高強度ステンレス鋼を製造する方法。 - 【請求項25】 ヒートが少なくとも0.06%の量でコロンビウムを含む
請求項24の方法。 - 【請求項26】 ヒートが重量%で、最大0.03%の炭素、6.4ないし
7.5%のマンガン、1.0%未満の珪素、16ないし17.5%のクロム、4
.0ないし5.0%のニッケル、1.0%未満の銅、0.13ないし0.20%
の窒素、及び0.003%より多くのコロンビウムを含む請求項24の方法。 - 【請求項27】 高強度ステンレス鋼からなる製品を製造する方法であって
、重量%で、最大0.15の炭素、5.4ないし7.5のマンガン、1.0未満
の珪素、16.0ないし18.0のクロム、3.5ないし5.5のニッケル、最
大0.25の窒素及び0.003%より多くのコロンビウムを含む合金の少なく
とも一部分を加工処理ことからなる上記方法。 - 【請求項28】 合金がコロンビウムを少なくとも0.06%の量で含む請
求項27の方法。 - 【請求項29】 合金が重量%で、最大0.03%の炭素、6.4ないし7
.5%のマンガン、1.0%未満の珪素、16ないし17.5%のクロム、4.
0ないし5.0%のニッケル、1.0%未満の銅、0.13ないし0.20%の
窒素、及び0.003%より多くのコロンビウムを含む請求項27の方法。 - 【請求項30】 加工処理作業が還元雰囲気中で2200°F未満で合金の
少なくとも一部分を熱間圧延することを含む請求項27の方法。 - 【請求項31】 加工処理作業が還元雰囲気中で約2150°Fで合金の少
なくとも一部分を熱間圧延することを含む請求項27の方法。 - 【請求項32】 さらに約1950°Fで合金の少なくとも一部分を焼きな
ましすることを含む請求項30の方法。 - 【請求項33】 製品が板である請求項27の方法。
- 【請求項34】 重量%で、最大0.03%の炭素、6.4ないし7.5%
のマンガン、1.0%未満の珪素、16ないし17.5%のクロム、4.0ない
し5.0%のニッケル、1.0%未満の銅、0.13ないし0.20%の窒素、
及び0.003%より多くのコロンビウムを含み、かつ室温において、少なくと
も100,000psiの引張り強度及び少なくとも50,000psiの降伏
強度によって特徴付けられるオーステナイト系ステンレス鋼合金。
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