JP2001526567A - 手術用切開ドレープ - Google Patents

手術用切開ドレープ

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Abstract

(57)【要約】 前縁(31)および後縁(32)を有する可撓性フィルムと、該可撓性フィルム(12、81、91、122、162)の前縁(31)に接続されたフィルムハンドル(18、86)とを備える手術用切開ドレープ(10、80、90、120、103、160)。ライナー(16、83、94、125、166)は、前記可撓性フィルム(12、81、91、122、162)の、接着剤(14、81、99、124、163)が塗布された主部分を覆う。前記ライナー(16、83、94、125、166)は、前縁(35)にライナーハンドル(22)を備え、ライナーハンドル(22)およびフィルムハンドル(18、86)の一方は、ドレープ(10、80、90、120、103、160)が折りたたまれた構成であるときに、該ドレープ(10、80、90、120、103、160)の少なくとも一部分の周囲を巻く寸法を有する。ライナー(16、83、94、125、166)上の緊張ストリップ(20、84、98、128、104、168、169)は、前記ライナー(16、83、94、125、166)を前記可撓性フィルム(12、81、91、122、162)の前記主部分から取り外すときに、フィルムハンドル(22、86)と該緊張ストリップ(20、84、98、128、104、168、169)との間に存在する可撓性フィルム(12、81、91、122、162)の少なくとも一部分を皺のない状態に保つ。さらに、前記ライナー(16、83、94、125、166)は、前記可撓性フィルム(12、81、91、122、162)に比べて硬く、その結果、前記ライナー(16、83、94、125、166)および前記フィルムハンドル(18、86)は、前記ライナー(16、83、94、125、166)を前記可撓性フィルム(12、81、91、122、162)の前記主部分から取り外すときに、前記可撓性フィルム(12、81、91、122、162)を皺のない状態に保つ。これらの手術用切開ドレープ、引裂線(208、308)、および接続または補強ストリップ(302)を使用する方法についても開示する。

Description

【発明の詳細な説明】 手術用切開ドレープ 発明の分野 本発明は、手術用切開ドレープの分野に関する。さらに詳しく述べるなら、本 発明は、施用時にこうしたドレープに張力を与えるライナーを有する手術用切開 ドレープに関する。 発明の背景 現在の多くの手術手順では、手術用切開ドレープを使用する。切開用材料は、 一般に、片面に接着剤を含んで剥離ライナーで被覆された透明なポリマーフィル ムである。切開用材料の2つのメーカーは、ミネソタ州、セントポールのMinnes ota Mining and Manufacturing Company、およびT.J.Smith and Nephew Ltd.で ある。手術用切開ドレープ材料の例は、米国特許第4,310,509号、第4,323,557号 、第4,452,845号、関連特許第31,886号および第31,887号に記載されている。 一般に、切開用材料は、手術領域をできる限り清潔かつ無菌状態に保って感染 の危険を少なくするために、タオルまたは手術用切開ドレープと組み合わせて使 用される。患者の手術領域を清潔にして抗菌薬で処理した後、手術部位は、切開 を意図する寸法より大きい寸法の開窓、つまり特に形成された形状および開口部 を有する無菌タオルおよび手術用切開ドレープを使用して方形に仕切る。次に、 切開用材料を使用して、タオルまたは手術用切開ドレープもしくはメインシート 内の開窓で露出した患者の皮膚の全体または一部分を覆う。 切開用材料を使用する1つの目的は、病原菌や細菌が切開部位に移 行するのを減少させることである。こうした減少が必要なのは、皮膚を清潔にし ても、毛孔はなおその他の病原菌や細菌を含んでおり、これらは、手術処置の経 過中に皮膚を動かして処置するときに、その表面に移行する可能性がある。切開 用材料で皮膚を覆うことにより、手術部位が汚染される可能性が低くなる。 一般的な慣習は、無菌手術用切開ドレープをポリエチレンなどから製造された 使い捨て式保護バッグから取り出し、その他の保護カバーを取り除き、感染しな い方法で無菌領域に供給することである。たとえば、保護カバーは、ドレープ周 囲を取り巻くペーパーラップなどの材料で良く、梱包過程においてドレープが裂 けたり皺になったりすることなくドレープを使い捨て式保護バッグに挿入するこ とを可能にするものである。多くの保護カバーを使用すると、手術領域における 廃棄物が増える結果になる。 手術切開ドレープは一般に、小さいものは13×18cm(5×7in)で提供されるが 、40×30cm(16×12in)〜90×120cm(36×48in)以上の場合もある。従来の手術用 切開ドレープは、フィルムと同じ寸法の1ピースの塗布紙剥離ライナーで被覆さ れて接着剤が保護された接着剤塗布切開用材料から一般に構成される。 代表的な慣習は、各々が無菌領域内にいて無菌手袋をした二人が手術台の反対 側に立つことである。一人はドレープのハンドル部分(接着剤のない10〜15cmの フィルム余白部分)を掴み、他の人がペーパーライナーを持って下側から引っ張 り、接着剤を露出させる。次に、ドレープを患者の手術部位に当てて平らにして 、無菌タオルで患者の上に押し付ける。ドレープが比較的大きい場合、この作業 には3人以上必要かも知れない。 現在の手術用切開ドレープは一般に大きく、作業中に皺がよったり、ドレープ がドレープ自体に付着したりしないように患者に当てがうの は厄介である。上記のとおり、ドレープを当てがうには、2〜3人が一般に必要 であるため、手術室の要員に無駄が生じ、病院経費が増加する原因になる。従来 の手術用切開ドレープを当てがうことは、こうしたドレープの施用に従事する人 にとっても煩わしいことである可能性がある。ドレープは、皮膚の輪郭に良く馴 染むように薄く、皮膚に付着させるために強力感圧接着剤を含む。この2つの特 性は、多くの手術用切開ドレープの大きい寸法とあいまって、皺がよったドレー プを当てがう結果になることが多い。 手術用切開ドレープを正しく機能させるには、手術用切開ドレープを当てがっ た後に、外科医が清潔な手術切開を行うことができるように、特に切開部位にお いて手術用切開ドレープに皺がないことが重要である。ドレープに皺が生じると 、外科医は皮膚を見にくくなる(透明性および可視性が重要である)。さらに、手 術用切開ドレープに皺がある場合、手術用切開ドレープは皮膚上の細菌が創傷に 侵入するのを防ぐことができない。切開部位の表面を無菌状態に保つことは、手 術の創傷の感染を防ぐのに役立つ。さらに、手術用切開ドレープは、できる限り 少ないステップで容易に当てがうことができ、手術用切開ドレープの使用から生 じる無駄を最小限にすることが重要である。 発明の開示 本発明は、皺が生じない状態で患者に効果的かつ効率的に当てがうことができ て、感染の可能性を最小限にし、ドレープを患者に当てがうときにフィルムを通 した可視性を改善し、ドレープの使用から生じる廃棄物の量を減少させることが できる手術用切開ドレープを提供する。 本発明による手術用切開ドレープは、主部分に接着剤を塗布された可撓性フィ ルムを備える。可撓性フィルムは、前縁および後縁を有す る。ドレープはさらに、可撓性フィルムの前縁にフィルムハンドルを備え、この フィルムハンドルは可撓性フィルムよりも硬い。さらに、ドレープは、可撓性フ ィルムの前縁および後縁に対応する前縁および後縁を有するライナーを備える。 ライナーは、前縁にライナーハンドルを備え、接着剤を塗布された可撓性フィル ムの主部分を実質的に覆う。ライナーハンドルまたはフィルムハンドルは、ドレ ープを折りたたんだときにドレープの少なくとも一部分の周囲を取り巻く寸法を 有する。 ドレープの一実施例では、ライナーハンドルまたはフィルムハンドルは、ドレ ープを折りたたんだときに、ドレープの外周全体を取り巻く寸法を有する。ドレ ープのもう1つの実施例では、ドレープはさらに、ライナーハンドルまたはフィ ルムハンドルに付着して、ドレープを折りたたんだときにドレープの他方の部分 に取り付けるように延在する閉鎖要素を備える。ドレープのさらにもう1つの実 施例では、折りたたまれたドレープは平らになり、ドレープの個々の対向領域に 折り目を有する。 ドレープのもう1つの実施例では、ライナーは可撓性フィルムに比べて比較的 硬いので、ライナーおよびフィルムハンドルは、ライナーが可撓性フィルムの主 部分から取り外されたときに、可撓性フィルムを皺のない状態に保つ。たとえば 、ライナーは、厚さが少なくとも約50μm、好ましくは少なくとも約75μmのポリ オレフィンライナーで良い。さらに、たとえば、ライナーは、中密度または高密 度ポリエチレンライナーなどのポリエチレンライナーで良い。 ドレープのもう1つの実施例では、ライナーは、ライナーの前縁から離れた位 置に少なくとも1つの緊張ストリップを備え、ライナーを可撓性フィルムの主部 分から取り外すときに、フィルムハンドルと1つまたは複数の緊張ストリップと の間に存在する可撓性フィルムの少 なくとも一部分を皺のない状態に保つ。たとえば、緊張ストリップは、ライナー の後縁に存在するか、および/またはライナーの前縁と後縁との間の任意の位置 に存在して良い。 ドレープのもう1つの実施例では、可撓性フィルムの主部分に塗布される接着 剤は、可撓性フィルムの前縁付近の第1接着剤領域と、可撓性フィルムの後縁位 置または後縁付近の第2接着剤領域とを備える。ライナーを第2接着剤領域から 取り外すには、ライナーを第1接着剤領域から取り外す場合に比べて、より大き い力が必要である。 本発明によるもう1つの手術用切開ドレープは、主部分に接着剤を塗布された 可撓性フィルムを備える。可撓性フィルムは、前縁および後縁を有する。フィル ムハンドルは、可撓性フィルムの前縁に含まれる。ドレープは、可撓性フィルム の前縁および後縁に対応する前縁および後縁を有するライナーをさらに備える。 ライナーは、接着剤を塗布された可撓性フィルムの主部分を実質的に覆う。さら に、ライナーは、ライナーの前縁から離れた位置に少なくとも1つの緊張ストリ ップを備え、ライナーを可撓性フィルムの主部分から取り外すときに、フィルム ハンドルと緊張ストリップとの間に存在する可撓性フィルムの少なくとも一部分 を皺のない状態に保つ。緊張ストリップは、ライナーより硬い。 本発明による手術用切開ドレープを使用する方法についても説明する。この方 法は、実質的に平らな手術用切開ドレープを提供することを含む。ドレープは、 主部分に接着剤を塗布された可撓性フィルムを備える。可撓性フィルムは前縁お よび後縁を有し、可撓性フィルムの前縁にはフィルムハンドルが設けられている 。さらに、ドレープは、可撓性フィルムの前縁および後縁に対応する前縁および 後縁を有するライナーを備える。ライナーは、接着剤を塗布された可撓性フィル ムの主部分を実質的に覆う。この方法は、ドレープを後縁から前縁へと 折りたたみ、フィルムハンドルとライナーハンドルの一方を折りたたんだドレー プの少なくとも一部分の周囲に巻き付けることをさらに含む。 これらの手術用切開ドレープを使用する方法についても説明する。一般に、こ の方法は、ドレープを提供し、ドレープのフィルムハンドルを掴んでライナーを 引っ張り、ライナーの少なくとも一部分を取り外して、可撓性フィルムの主部分 を覆う接着剤の少なくとも一部分を露出させ、接着剤の少なくとも一部分が患者 に接触する位置に手術用切開ドレープを保持し、残りのライナー部分を取り外す ことを含む。 本発明のさらにもう1つの態様では、手術用切開ドレープは、主部分に接着剤 を塗布されたエラストマーフィルムを一般に含む。可撓性フィルムは、前縁、後 縁および対向側縁を有する。ハンドルは、可撓性フィルムの前縁に形成される。 ハンドルは、エラストマーフィルムよりも硬いシート材料から形成される。エラ ストマーフィルムには、前縁にほぼ隣接して前縁とほぼ平行に延在する引裂線が 形成されるので、フィルムの引裂を引裂線に沿って伝搬させて、ハンドルをエラ ストマーフィルムから分離することが容易になる。この引裂線は、その対向端部 がフィルムの対向側縁から離間配置される。 引裂線は穿孔群の線から構成され、引裂線の対向端部は、エラストマーフィル ムの対向側縁から少なくとも0.5cmだけ離間配置されることが好ましい。さらに 好ましくは、引裂線の対向端部は、エラストマーフィルムの対向側縁から少なく とも1cm離間配置し、最も好ましくは2cmあるいは2.5cm離間配置すると良い。 また、エラストマーフィルムの厚さは75μm以下であることが好ましく、52μm 以下であれば最も好ましい。 あるいは、引裂線は、エラストマーフィルムに刻み目を付けるか、またはエラ ストマーフィルムを引裂線に沿ってより薄くすることから 構成すると、引裂線に沿って引裂を概して容易に伝搬することができる。 本発明のさらにもう1つの態様では、手術用切開ドレープは、主部分に接着剤 を塗布されたエラストマーフィルムから一般に構成される。可撓性フィルムは、 前縁、後縁および対向側縁を有する。ハンドルは、可撓性フィルムの前縁に隣接 して形成され、長形のストリップは、フィルムの前縁に沿ってフィルムおよびハ ンドルを接続する。このストリップは、エラストマーフィルムより引裂抵抗性で ある。このストリップは、ハンドルをエラストマーフィルムから分離するために 、引裂線に沿ってストリップの引裂を伝搬しやくする1本または複数本の引裂線 を有する。 引裂線は、穿孔群の線から構成することが好ましい。また、ハンドルは、エラ ストマーフィルムよりも硬いシート材料から形成することが好ましい。 長形のストリップは、引裂線に沿った部分以外のフィルムまたはハンドルより 引裂抵抗性の補強テープから構成することが好ましい。この補強テープは、片面 に接着剤を塗布されたフィルムテープであることが好ましく、接着剤は感圧接着 剤であれば最も好ましい。たとえば、フィルムテープは、低密度ポリエチレンフ ィルムテープから構成し、接着剤はアクリレート接着剤から構成することができ る。 図面の簡単な説明 図1A〜1Eは、本発明による手術用切開ドレープの、患者に手術用切開ドレープ を当てがう方法における様々な位置の断面図である。 図2は、図1に示す手術用切開ドレープの上部フィルム側平面図である。 図3は、図1に示す手術用切開ドレープの底部ライナー側平面図で ある。 図4A〜図4Eは、代替手術用切開ドレープ構成のフィルムハンドル部分およびラ イナーハンドル部分の断面図である。 図5A〜図5Fは、代替手術用切開ドレープ構成の緊張ストリップ部分の断面図で ある。 図6は、手術付属品、たとえばポケットを有する代替手術用切開ドレープ構成 の底部ライナー側平面図である。 図7は、ライナーに関連して緊張ストリップを使用するのではなく、ライナー 自体が緊張を与える代替手術用切開ドレープの断面図である。 図8A〜図8Cは、折りたたまれて、ドレープが自重で解けるのを防ぐのに十分な 折り目を有する代替手術用切開ドレープの断面図である。 図9は、ハンドルが引裂線を含む手術用切開ドレープのさらにもう1つの実施 例の底面図である。 図10は、ハンドルが穿孔テープにより所定の位置に保持された手術用切開ドレ ープのさらにもう1つの実施例の底面図である。 好適な実施例の詳細な説明 本発明は、手術用切開ドレープ、およびこうしたドレープを患者に対し皺が生 じないように効果的かつ効率的に当てがい、感染の可能性を最小限にし、手術用 切開ドレープを患者に当てがう際の可視性を改善する方法を提供する。上記のと おり、手術用切開ドレープは、清潔に外科的切開を行い、病原菌による汚染の可 能性を少なくするため、当てがった後、特に切開部位に直接当てがった後に皺が ないことが重要である。さらに、手術用切開ドレープは、できる限り少ないステ ップで容易に当てがうことができ、こうした施用から生じる廃棄物が最小限であ ることが重要である。 図1〜図3を参照すると、本発明による手術用切開ドレープ10が示 されている。さらに、特に図1A〜図1Eを参照すると、手術用切開ドレープ10を患 者に当てがう方法が示されている。他の図面4〜10は、こうした手術用切開ドレ ープの代替ドレープ構成を示す。 図1〜図3に示すとおり、手術用切開ドレープ10は、ほぼ矩形の構成であるが 、手術用切開ドレープが以下に詳しく記載する利点を提供する限り、どの寸法で もどの形状でも適している。たとえば、ドレープ10は、幅(W)約10cm〜約150cm、 長さ(L)約10〜約150cmで良い。手術用切開ドレープ10は、透明な可撓性フィルム などのフィルム12を備える。可撓性フィルム12は、可撓性フィルム12の前縁31か ら可撓性フィルム12の後縁32まで延在する上面13および下面15を備える。 手術用切開ドレープの可撓性フィルム12は、透明または半透明のポリマー材料 から形成される。この材料は、長時間の手術の間にフィルムを通して水分が蒸発 できることが好ましい。適切な材料としては、ポリオレフィン、たとえば低密度 ポリエチレン、特にDow Chemicalが市販するEngageTMポリエチレンなどのメタロ センポリエチレン、ポリエステルまたはポリエーテルポリウレタンなどのポリウ レタン(たとえば、オハイオ州、クリーブランドのB.F.Goodrichが市販する「Es taneTM熱可塑性ポリウレタン」)、ポリエーテルポリエステルなどのポリエステ ル(たとえば、デラウェア州、ウィルミントンのDu Pont Co.が市販する「HytrelT M ポリエステルエラストマー」、ポリエーテルポリアミドなどのポリアミド(たと えば、ペンシルバニア州、フィラデルフィアのELF Atochem,North America,Inc. が市販する「PebaxTM樹脂」)がある。 さらに、フィルム12は可撓性であり、患者に当てがうときの馴染みやすさを改 善するために多少弾性であることが好ましい。これらの理由から、好適なフィル ムはポリウレタン、ポリエーテルポリエステ ルおよびポリエーテルポリアミドである。フィルム12の厚さは、一般に約200μm 未満、好ましくは約6μm〜約130μm、最も好ましくは約13μm〜約52μmである 。 可撓性フィルム12の下面15の少なくとも主部分には、感圧接着剤14が塗布され ている。図1は、可撓性フィルム12の全長に接着剤14が塗布されていることを示 すが、手術用切開ドレープがその有用な機能を果すように任意の主部分に塗布し ても良く、たとえば、接着剤はドレープの幅または長さ全体を覆う必要はない。 たとえば、可撓性フィルムの任意の縁部に非塗布部分が含まれていると、ドレー プを患者から取り外すときに役立つか、またはハンドルをフィルムに取り付ける のに役立つ。 可撓性フィルム12を覆う接着剤14は、皮膚に強力に付着する体温の粘着性感圧 接着剤であることが好ましい。皮膚表面に均一に取り付けると、無菌の手術領域 を維持するのに役立つ。強力接着剤は、創傷の収縮の結果として手術の際にフィ ルム12に加わる応力、暖かく湿った環境、外科医の手および器具が創傷の内外で 移動するときにフィルム12に生じる摩擦の点で好ましい。 適切な接着剤としては、アクリル接着剤、KratonTMまたはKratonTMポリマー( テキサス州、ヒューストンのShell Chemical Company)ベースの接着剤、天然ゴ ムベースのものなど、ゴムベースの接着剤、ポリイソブチレン、ブチレンゴムな ど、ポリウレタンタイプの接着剤およびポリビニルエチルエーテル、並びにこれ らのコポリマーまたは配合物がある。接着剤はさらに、抗菌剤、たとえばヨウ素 、三ヨウ化物錯体、ポビドン-ヨードなどのラクタム-三ヨウ化物錯体、クロルヘ キシジングルコネートおよびクロルヘキシジンアセテートなどのクロルヘキシジ ン塩、ポリマービグアニド、ヘキサクロロフェン、パラクロロメタキシレノール (PCMX)、トリクロサン、フェノール、ラウリシ ジン(グリセロールモノラウレート)などの脂肪酸モノエステル、四成分界面活性 剤、銀、塩化銀、酸化銀および銀などの銀塩、過酸化水素などを含むことが好ま しい。 接着剤14は、米国特許第4,323,557号、第4,931,282号、第4,701,509号、第4,7 32,808号、第5,156,911号、第5,017,625号および第5,204,110号に記載されてい る接着剤であることが好ましい。さらに、接着剤14は、連続コーティングである か、または米国特許第4,798,201号および第5,290,615号に記載されているように パターン塗布することができる。これらの接着剤のタイプは、各種の化学的変性 剤、たとえば粘着付与剤、架橋剤、安定剤、開始剤などをさらに含み、安定性、 粘性、付着性などの物理的特性を改善することができる。 感圧接着剤14は、剥離ライナー16で覆われる。剥離ライナー16は、感圧接着剤 14に接触する上面17を備える。上面17および下面19は、ライナー16の前縁35と後 縁34との間に延在する。ライナー16の前縁35は、フィルム12の前縁31にほぼ対応 し、ライナー16の後縁34は、フィルム12の後縁32にほぼ対応する。縁部35、31お よび縁部34、32は重なる必要はない、つまりライナー16はフィルム12より小さく ても大きくても良いが、ライナー16は接着剤14を完全に覆わなければならない。 剥離ライナー16は、紙、プラスチック塗布紙、プラスチックフィルム、織物、 不織布または編織布、およびフィルム織布積層物など、各種材料から製造するこ とができる。ライナー16は、親水性で液体を吸収しても、または疎水性で吸湿性 がなくても良い。好適な剥離ライナー材料としては、以下に詳しく記載するよう にフィルム12を患者に当てがうときに、臨床家が患者を見てフィルム12を正確に 配置することができるように透明ポリマーライナーを備える。好適な透明ポリマ ーライナーとしては、ポリエチレンおよびポリプロピレンなどのポ リオレフィン、またはポリエステルライナー、並びにポリオレフィン塗布ポリエ ステルなどの積層物がある。ガンマ殺菌に使用する製品の場合、紙、ポリエチレ ン、ポリエステルまたはポリエチレン塗布ポリエステルライナーを使用すること が好ましい。 手術用切開ドレープを製造する1つの方法は、ライナー上に接着剤溶剤溶液を 塗布し、溶剤を炉内で除去した後、この接着剤塗布ライナーをフィルム裏材に積 層することを含む。溶剤は、炉内において一般に高温で除去されるので、低密度 または中密度ポリエチレンから製造したものなど、特定の低融点熱可塑性ポリマ ーライナーには悪影響がある。また、ポリエステル層などの比較的高融点の熱可 塑性ポリマーから成るライナーは、乾燥時に高温に耐えることができるが、あま り可撓性ではなく、当てがう際に非常に雑音が生じる可能性がある。好適な方法 は、高融点ポリマーと低融点ポリマーとを積層してフィルムライナーを形成する ことである。 好適な積層フィルムに望ましい高融点ポリマーの特徴は、融解温度が約175℃ を超えることであるが、約190℃を超えれば好ましい(1989年にMcGraw Hillが発 行したModern Plastics Encyclopedia、第66巻、11号に記載されている)。この 層に有用なポリマーとしては、ポリエステル(たとえばポリエチレンテレフタレ ート、ポリブチレンテレフタレートなど)、ポリアミド(たとえば、ナイロン6, 6、ナイロン6)、セルロースアセテートなどがあるが、これらだけに限らない 。高融点ポリマー層は、全体の厚さ(つまり、すべての層合計)が少なくとも約6 μm、好ましくは少なくとも12μm、および最も好ましくは少なくとも約25μmで 積層物中に全体として存在するべきである。 好適な積層フィルムに望ましい低融点ポリマーの特徴は、融解温度が約175℃ 未満、好ましくは約150℃未満であることである。この層に有用なポリマーとし ては、ポリオレフィン(たとえば、ポリエチレン、 ポロプロピレン、ポリブチレン、エチレン/ビニルアセテート、エチレンメチル アクリレートなど)があるが、これらだけに限らない。低融点ポリマー層は、合 計の厚さ(つまり、すべての層の合計)が少なくとも約12μm、好ましくは少なく とも25μm、最も好ましくは少なくとも約50μmで積層物中に全体に存在するべき である。 好適な積層フィルムライナーは、2つ以上の熱可塑性ポリマー層から構成され るが、必要なら1つの層が熱硬化性であっても良い。たとえば、高融点ポリマー 層には、低融点ポリマーを片面または両面に積層することができる。この方法で は、高融点ポリマー層は、乾燥炉内に加わる応力を支持することができるととも に、低融点ポリマー層は可撓性を提供する。ポリマー層のほかに、低粘着性バッ クサイズ(LAB)コーティングを多層積層フィルムの一方または両方の主面に塗布 することができる。 これらの積層フィルムは、鋳造または吹込押出しなど、任意の適切な方法で成 形された予備製造フィルムを積層して形成する。あるいは、この積層物は、同時 押出しまたは押出し積層技術により形成することができる。 シリコーン、フルオロ-ケミカル含有材料、長鎖アルキル含有材料の剥離コー ティング、またはその他の低表面エネルギーコーティングをライナー16の上面17 に塗布する。このコーティングにより、ライナー16を接着剤14から、1分当たり 225cmの速度、25℃および相対湿度50%における180°剥離で測定して約120g/cm 未満、好ましくは80g/cm未満、さらに好ましくは40g/cm未満、および最も好まし くは25g/cm未満の力で剥離することができる。好適な剥離コーティングは、ニュ ーヨーク州、ウォーターフォードのGeneral Electric Companyが市販する「GEシ リコーンSS4331低温高速硬化紙プレミアム剥離コーティング」である。剥離コー ティングの量は、接着剤14 の付着性のレベルおよび塗布厚さによって異なる。好適なポリエチレン剥離ライ ナーは、ミネソタ州、イーガンのRexam Releaseがグレード10521 54 mil NT LDP A16/000として市販している。好適なポリプロピレンライナーは、Rexam Releas eがグレード15529D 2 mil CL BOP Exp/000として市販している。 可撓性フィルム12には、フィルム12の前縁31にフィルムハンドル18が形成され る。フィルムハンドル18は、可撓性フィルム12に比べて比較的硬い材料から形成 することが好ましい。ASTM試験方法D4032-92(円形曲げ手順による織物の硬さに 関する標準試験方法)に従って試験した場合、可撓性フィルムの平均硬さは、一 般に約1.1N未満、好ましくは約0.5N未満である。フィルムハンドル18の硬さは一 般に約2Nを超えるが、約4Nを超えれば好ましく、約8Nを超えればさらに好ましく 、約20Nを超えれば最も好ましい。 図1Aに示すように、フィルムハンドル18は、可撓性フィルム12の前縁31の上面 13に取り付けられ、図2および図3に示すようにフィルム12の幅(W)全体に沿っ て取り付けられる。あるいは、フィルムハンドルは、図4Dに示して以下に記載す るように、可撓性フィルムを覆う接着剤を使用して可撓性フィルムの下側に取り 付けることができる。さらに、あるいは、各種の接着剤を使用して、フィルムハ ンドルを可撓性フィルムに取り付けることができる。 フィルムハンドル18は、紙、厚紙、プラスチックまたはプラスチック塗布紙か ら形成することができる。好適な紙の坪量は約80g/m2〜約400g/m2だが、約100g/ m2〜約300g/m2であればさらに好ましく、約150g/m2〜約225g/m2であれば最も好 ましい。プラスチックフィルムは、厚さが約52μm〜約250μm、好ましくは約75 μm〜約225μm、最も好ましくは約100μm〜約200μmのポリエステルまたは高密 度ポリエチレンであることが好ましい。 フィルムハンドル18は、以下に詳しく説明する剥離可能な接着剤を使用するな ど、様々な方法の1つでフィルム12の前縁31に取り付けることができる。たとえ ば、ハンドル18をフィルム12に取り付けるには、熱接合もしくは超音波溶接によ り、または両面塗付感圧接着剤、感圧接着剤テープ、硬化性感圧接着剤などの感 圧接着剤、皮膚に良好に付着させるために使われる感圧接着剤14を含む溶剤ベー スもしくは水性接着剤の使用により行うことができる。 剥離ライナー16には、ライナー16の前縁35にライナーハンドル22が形成される 。ハンドル22は、可撓性フィルム12に比べて比較的硬い材料から形成することが 好ましい。ハンドル22の好適な硬さ範囲は、ハンドル18の範囲と実質的に同じで ある。しかし、ハンドル22は、本発明の使用による利点を得る上で、ライナー16 よりも硬い必要はない。図1Aに示すように、ハンドル22は、ライナー16の下面19 の前縁35に取り付けられるが、図3に示すようにライナー16の幅(W)全体に沿っ て取り付けることが好ましい。 ライナーハンドル22は、ハンドル18の材料に類似するかまたは同じ材料から形 成するか、あるいはライナー16と同じ材料から形成し、ライナー16の突出縁部35 をライナー自体の上に折りたたんで形成される複数層のライナー16を含むことが できる。ライナーハンドル22は、フィルム12を覆う接着剤14を超えて延在するラ イナー16自体の一体部分とするなど、様々な方法の1つでライナー16の前縁35に 取り付けることができる。たとえば、ライナーハンドル22は、ハンドル18をフィ ルム12に取り付けるために使用する場合に類似するかまたは同じ方法および材料 でライナー16に取り付けることができる。 ハンドル18および22の幅(W'、W")は、手袋を付けた施用者が掴みやすいように 、少なくとも約2.5cmであることが好ましく、少なくとも約3.5cmであればさらに 好ましく、約5cm以上であれば最も好ま しい。ハンドルの少なくとも一方は、図8A〜図8Cの代替ドレープ構成に関して以 下に詳しく説明するように、ドレープを巻くかまたは折りたたんだ後にドレープ を保護するために使用するのに適する寸法を有することが好ましい。図1Aに示す ように、フィルムハンドル18は、この機能を果すためにライナーハンドル22より 長い。しかし、ライナーハンドルがフィルムハンドルより長くても、同じ機能を 果すことができることは容易に分かる。 図4A〜図4Eは、代替手術用切開ドレープ構成のフィルムハンドルおよびライナ ーハンドル部分の詳細図である。図4Aの代替ドレープ構成40に示すように、フィ ルムハンドル47およびライナーハンドル45は、感圧接着剤により可撓性フィルム 42および剥離ライナー46の各々の前縁に取り付けられる。ライナーハンドル45は 、感圧接着剤49により剥離ライナー46に取り付けられる。フィルムハンドル47は 、感圧接着剤44を塗布された可撓性フィルム42に感圧接着剤48により取り付けら れる。可撓性フィルム42の前縁またはハンドル自体に塗布された感圧接着剤48に より、フィルム42を患者に当てがった後、ハンドル47の全体または部分を取り外 すことができる。剥離ライナー46の前縁に塗布された接着剤49により、ライナー 46をフィルム42から完全に取り外した後、接着剤49を使用してライナー46を様々 な位置に配置して、以下に詳しく記載する追加のドレープとして機能するように 、ライナーハンドル45を取り外すことができる。 図4Bの代替ドレープ構成50に示すように、フィルムハンドル54は、感圧接着剤 56により可撓性フィルム51に剥離自在に取り付けられるので、ハンドル54は、可 撓性フィルム51を患者に当てがった後に取り外すことができる。接着剤56は、ハ ンドル54に沿って取り外すことが好ましい。これは、接着剤56が塗布される少な くとも縁部が低表面エネルギー材料のコーティングフィルム51などのフィルム 51に永久的には付着しない接着剤56を使用して行うことができる。こうした低表 面エネルギー材料は、低粘着性バックサイズと一般に呼ばれており、ポリシロキ サン、フルオロ-ケミカルまたは炭化水素ベースの材料、およびこれらの配合物 または混合物で良い。 フィルム51上に塗布される感圧接着剤に貼付される剥離ライナー53には、剥離 ライナー53と一体であり、可撓性フィルム51の表面に塗布される接着剤52を超え て延在するライナーハンドル55が形成される。ライナーハンドル55を掴むと、以 下に一般的に記載するように可撓性フィルム51を当てがうことができる。 図4Cの代替ドレープ構成60に示すように、フィルムハンドル64は、穿孔群66を 使用して可撓性フィルム61に着脱自在に取り付けられる。図示のとおり、ハンド ル64は、フィルム61の前縁67においてフィルム61に永久的に取り付けられ、穿孔 群66は、フィルム61の前縁67を越えて延在するハンドルの一部分を患者に当てが った後に取り外すことができるように形成される。ドレープ構成60では、ライナ ーハンドル65は、熱接合、超音波溶接など、公知の接合技術により、フィルム61 上に塗布された接着剤62を覆う剥離ライナー63に永久的に取り付けられる。 あるいは、図4Eに示すように、穿孔群または刻み目77を可撓性フィルム78に形 成すると良い。この穿孔群は、図示のようにフィルムの非接着剤塗布部分に配置 することが好ましく、容易に引き裂いてフィルムハンドルを取り外すことができ る。 また、図4Cに示すように、ライナーハンドル65は、フィルムハンドル64より前 縁67からさらに遠くに延在する、つまりライナーハンドル65はフィルムハンドル 64より長い。ライナーハンドル65の長さが延在することにより、ドレープを当て がうときのハンドルの配置が容易になる。あるいは、フィルムハンドル64の長さ はハンドル65 を越えて延在し、一方のハンドルは明瞭な色、形態であるか、または一方のハン ドルを他方のハンドルと区別する特性を示すその他の何らかの特徴を有すると良 い。さらに、ライナーハンドル65の延在した長さは、図8A〜図8Cに関して以下に 詳しく説明するように、ドレープを巻くかまたは折りたたんだ後にドレープの保 護に使用するのに適することが好ましい。 図4Dの代替ドレープ構成70に示すように、フィルムハンドル76は、感圧接着剤 72により可撓性フィルム71の下側に剥離自在に取り付けられるので、ハンドル76 は、可撓性フィルム71を患者に当てがった後に取り外すことができる。フィルム 71上に塗布された感圧接着剤72に貼付される剥離ライナー73には、ハンドル76を 越えて延在し、上記の何れかの方法で貼付されるライナーハンドル75が形成され る。 さらに図1を参照すると、手術用切開ドレープ10の剥離ライナー16には、ライ ナー16の後縁34に緊張ストリップ20がさらに形成される。緊張ストリップ20は、 可撓性フィルム12に比べて比較的硬い材料から構成される。この緊張ストリップ は、ASTM D4032-92に従って試験した場合、概して約2Nを超える硬さを有するが 、約4Nを超えれば好ましく、約8Nを超えればさらに好ましく、約20Nを超えれば 最も好ましい。図IAに示すように、緊張ストリップ20は、ライナー16の下面19の 後縁34に取り付けられ、図3に示すようにライナー16の幅(W)に沿って取り付け ることが好ましい。 緊張ストリップの使用は、ライナーが比較的可撓性である、つまりライナーの 硬さが約20N未満である場合に特に有利であり、ライナーの硬さが約10N未満であ る場合きわめて有利である。しかし、図7に関して記載したように、緊張ストリ ップは、本発明により任意に含まれる。特に、緊張ストリップは、ライナーが、 患者にフィルムを当て がうときに可撓性フィルムを適切に緊張させるのに十分に硬い場合は不要である 。しかし、ライナーの硬さに関係なく、1つまたは複数の緊張ストリップを使用 できる。 緊張ストリップ20は、ハンドル18および22を形成する材料に類似するかまたは 同じ材料から形成できる。緊張ストリップ20の幅は8mmであることが好ましく、 16mmであればさらに好ましく、24mmであれば最も好ましい。緊張ストリップ20は 、ライナー16の後縁34、またはライナー16の前縁35と後縁34との間の位置に様々 な方法の1つで取り付ける。たとえば、緊張ストリップ20は、感圧接着剤もしく は上記の類似の感圧材料を使用するか、または剥離可能な熱積層物によりライナ ー16に着脱自在に取り付けることができる。さらに、たとえば、緊張ストリップ は、ハンドル18、22を取り付ける場合に類似の方法および材料を使用してライナ ー16に永久的に取り付けることができる。 緊張ストリップ20は、適切な感圧接着剤を使用して剥離ライナー16に取り付け られる追加の剥離ライナーであり、この追加の剥離ライナーを取り外すと、接着 ストリップが現われるようにしても良い。接着ストリップを使用すると、以下に 詳細に説明するように、ライナー16を可撓性フィルム12から取り外した後、手術 時にドレープを必要とする他の位置または器具に取り付けることができる。 図5A〜図5Fは、代替手術用切開ドレープ構成の緊張ストリップ位置の詳細図で ある。図5Aの代替ドレープ構成80に示すように、緊張ストリップ84は、剥離ライ ナー83の上面87に永久的に取り付けられる。さらに、緊張ストリップ84は、フィ ルム81を覆う接着剤82がフィルム81の後縁まで延在しないため、可撓性フィルム 81に永久的または剥離自在に取り付けることができる。緊張ストリップ84を可撓 性フィルム81に永久的に取り付ける場合、可撓性フィルム81の部 分85の後縁は、可撓性フィルム81の他の部分を患者に当てがった後、緊張ストリ ップ84を使って取り外すことができる。こうした取外しは、たとえばはさみで切 断する、フィルム81の穿孔群89に沿って引き裂く、またはその他の公知の取外し 技術により行うことができる。 緊張ストリップ84を感圧接着剤の使用などにより剥離自在に取り付ける場合、 緊張ストリップ84を含むライナー83は、ライナー83および緊張ストリップ84をフ ィルム81から剥離して取り外すことができる。フィルムハンドル86は、フィルム 81に永久的に取り付けられており、ライナーハンドル88は剥離ライナー83と一体 であるように示されているが、本明細書に記載するこうしたハンドルには任意の 構成を使用して良い。 図5Bの代替ドレープ構成90に示すように、緊張ストリップ98は、剥離ライナー 94の下面97の後縁に永久的に取り付けられる。ライナー94は、可撓性フィルム91 の下面95を覆う感圧接着剤92を覆う。フィルムハンドルおよびライナーハンドル は、図5Aに同様に示す。図5Aに関して記載したように、任意のハンドル構成を使 用して良い。 さらに、図5Bに示すように、可撓性フィルム91上の接着剤92は、接着剤領域93 および接着剤領域99を含む2つの接着剤領域を備える。この2つの接着剤領域93 、99は、剥離ライナー94をこれらの領域から剥離するために特異な力を必要とす る。たとえば、接着剤領域93とライナー94との組合せは、ライナー94が、1分当 たり225cmの速度で180°剥離で測定したときに約120g/cm未満、好ましくは約80g /cm未満、さらに好ましくは約40g/cm、最も好ましくは25g/cm未満の力で接着剤 領域93から剥離する組合せである。一方、剥離ライナー94を接着剤領域99から剥 離するのに要する力は、ユーザが、この力と剥離ライナー94を接着剤領域93から 剥離するのに必要な力とを区別できる力である。たとえば、ライナー94を接着剤 領域99から 取り外すのに要する力は、ライナー94を接着剤領域93から剥離するのに必要な力 より少なくとも約10%、好ましくは少なくとも約20%、最も好ましくは少なくと も約30%大きくて良い。 特異な接着剤領域93、99は、ユーザが、以下に詳しく記載する方法でライナー 94を接着剤92から剥離するのを停止し、接着剤領域93およびフィルム91を患者に 当てがうのを開始する際に、ドレープのユーザまたは施用者に対する指標になる 。こうした特異な力の技法は、単独で使用しても良いし、過程においてこの位置 を示すその他のマーカー、たとえば図2に示すマーカー26と組み合わせて使用し ても良い。ライナー94を接着剤領域93、99から取り外すのに要する力は、接着剤 領域93、99の特性を変更するか、またはライナー94の特性を変更することにより 変えることができる。たとえば、接着剤特性は、接着剤の化学作用を変えるか、 塗布重量を変えるか、または接着剤を加熱してライナーを良く湿潤させて変える ことができる。さらに、たとえば、ライナーの特性は、コロナ放電および火炎処 理などの方法、またはコーティングの塗布などにより表面を酸化させて変えるこ とができる。 図5Bの代替ドレープ構成である図5Cに示すように、力がより強度の剥離領域99 はフィルム91の後縁まで延在する必要はなく、特異な力の機能が得られる限りど のような形態でも良い。たとえば、より強度な剥離領域99は、図5Cに示すように 、2つのより低度な力領域93の間のストリップの形態を取ることができる。さら に、より強度な力領域は、ドレープの幅(W)全体に沿って延在する必要はない。 領域93、99の特異な力は、異なる剥離コーティングを接着剤またはライナーに 塗布した1つの接着剤を使用し、特異な接着特性を達成するか、異なる接着特性 を有する2つの異なる接着剤を使用するか、または領域99を熱的に圧延またはエ ンボス加工して、この領域の剥 離力を増加することにより得られる。しかし、本発明は、いかなる点でも上記の 技法に限定されることはなく、特異な接着特性を2つの領域に与える公知のどの 方法でも使用することができる。さらに、2つ以上の特異な接着領域を使用して 、ユーザがある時点で迅速に剥離を停止するべきであるという中間の指標をユー ザに与えることができる。 もう1つの好適な実施例では、緊張領域またはストリップには、ライナーの除 去を停止してドレープを当てがうための追加の指標を施用者に与える適切な情報 または記号を印刷する。この緊張領域またはストリップは、ドレープに皺が生じ たり、ドレープが曲がったりするのを減少するのに役立つ。 図5Dの代替ドレープ構成120に示すように、緊張ストリップ128は、感圧接着剤 126によりライナー125に着脱自在に取り付けられる。したがって、緊張ストリッ プ128を取り外すと、接着剤126を露出させることができる。接着剤126を使用し てライナー125を別の位置に配置すると、ドレープは、可撓性フィルム122を覆う 接着剤124からライナー125を完全に取り外した後に機能を果すことができる。同 様に、図4Aに関して上記に記載したとおり、ライナーハンドル45は、ライナーハ ンドル45を取り外したときに接着剤49が露出するように、ライナー46に塗布され た感圧接着剤49を使用してさらに、あるいは代わりに着脱自在に取り付けること ができる。ライナー46は、接着剤49を使用して別の位置にドレープを配置するた めに使用することができる。たとえば、ライナー46は、患者の別の部位、手術台 または器具に移動させることができるので、こうした目的で現在使われている別 のドレープが必要なくなる。 さらに、あるいは、図5Eのドレープ構成103に示すように、緊張ストリップ104 は、ドレープを患者に施用する前に接着剤コーティング92全体を露出できるよう に、ライナー94およびフィルム91の両方 に付着させることができる。ライナー94は、いったん当てがった後、緊張ストリ ップ104をフィルム91に付着するために塗布される剥離可能な接着剤コーティン グを使用して、引き裂くかまたは除去することにより取り外すことができる。た とえば、緊張ストリップ104を紙から構成する場合、単に裂くだけで引き裂くこ ともできる。 さらに図5Fの代替ドレープ構成160では、1つまたは複数の緊張ストリップを ドレープの後縁以外の位置に配置する。図5Fに示すように、緊張ストリップ168 は、剥離ライナー166の下面165の剥離ライナー166の前縁と後縁との間に取り付 けられる。緊張ストリップ168は、前縁より後縁に近く配置し、ドレープの幅全 体に沿って延在することが好ましい。ライナー166は、可撓性フィルム162の下面 を覆う感圧接着剤163を覆う。フィルムハンドルおよびライナーハンドルは、図5 Aと同じように示す。図5Aに関して説明したように、任意のハンドル構成を使用 することができる。図5Bおよび図5Cに示す実施例では、緊張ストリップ168は、 接着剤部分93が部分99に会台する位置に配置すると有利である。 あるいは、緊張ストリップ168がライナー166に対して十分に硬い場合、ライナ ー166を接着剤163の緊張ストリップ168に対応する部分から取り外すには、より 大きい剥離力が必要である。こうしたより大きい剥離力は、ライナー166を取り 外すときに比較的硬い緊張ストリップが後方に屈曲して生じる非常に大きい曲率 半径から生じる剥離角度の著しい変化によると考えられる。この方法では、緊張 ストリップ168は、ドレープを比較的平らで皺のない状態に保つ役割を果すとと もに、可撓性フィルム162の十分な接着剤塗布領域が露出して、ドレープを患者 に当てがってから、ライナー166を完全に取り外すことができることを臨床家に 知らせる役割、たとえばライナー166を可撓性フィルム162から剥離するのを停止 するべきであることを知らせる マーカーの役割も果す。 さらに、図5Fに示すように、緊張ストリップ168をライナー166の前縁と後縁と の間のどこかに配置する場合、ライナー166の後縁にもう1つの緊張ストリップ1 69を使用しても良い。こうした追加の緊張ストリップ169は、本明細書に記載す る方法で取り付けて配置することができる。本発明により、ライナーの様々な位 置に任意の数の緊張ストリップを使用でき、本発明は、いかなる点でも特定のラ イナー位置における特定数の緊張ストリップに限定されないことは容易に分かる 。 ドレープの後縁ではなくドレープの中間に1つまたは複数の緊張ストリップを 配置するか、および/または後縁の緊張ストリップのほかに配置することは、様 々な状況において特定の利点がある。本明細書に記載するように、ドレープは一 般に、巻くかまたは折りたたんだ状態でユーザに提供される。たとえば、ドレー プを巻くかまたは折りたたんだ構成を図8A〜図8Cに示す。多くの施用技術では、 ハンドルを掴んで接着剤を露出させ、フィルムを覆う接着剤からライナーの一部 分を剥離する。次に、接着剤を皮膚に当ててから、ドレープを完全に巻き出す。 ドレープの中間に緊張ストリップがある場合、皺を防ぐために、施用過程の早期 に緊張を与える。こうした施用技術は、ドレープを手足に当てがうときに一般的 である。図5Fに示すように緊張ストリップ168をドレープの内部に配置すると、 ドレープの中心に硬さを与え、フィルム162上の前縁ハンドルは、ドレープの前 縁に硬さを与え、残りの巻かれたドレープおよび追加の後縁緊張ストリップ169 は、ドレープの後の部分に硬さを与える。 図6に示す代替手術用切開ドレープ構成の場合、ライナーハンドル116を有す るドレープ110のライナー112は、一般に付属品117で示される1つまたは複数の 付属品を備える。付属品117としては、パウ チ、管類収納部分、焼灼器ケース、器具保持部、液体収集パウチなどがある。こ の付属品は、たとえば一片のプラスチックフィルム、紙または織布をライナー11 2の表面に封止して形成することができる。 当業者には、本明細書に記載する構成またはその部分、並びにフィルムハンド ル、ライナーハンドル、特異な接着剤領域および緊張ストリップは、本発明によ り任意の数の組合せで使用できることが明白であろう。たとえば、あるドレープ 構成は、穿孔群により取り外し可能なフィルムハンドル、ライナーと一体のライ ナーハンドル、およびライナーに永久的に取り付けられる緊張ストリップを使用 し、別のドレープ構成は、剥離可能な接着剤を使用して取外し可能なフィルムハ ンドル、剥離可能な接着剤を使用して取外し可能なライナーハンドル、および剥 離可能な接着剤を使用してライナーから取外し可能なライナーハンドルを使用す る。別のドレープ構成は、取外し可能なフィルムハンドル、永久的に取り付けら れるライナーハンドル、および永久的に取り付けられる緊張ストリップを使用す る。 こうした組合せは多種多様であり、本発明は、添付の請求の範囲によってのみ 限定される。さらに、本明細書に記載するこうした構成またはその部分は、図7 に関して以下に記載する代替構成に示すドレープ130の部分の代わりに、あるい はこれと組み合わせて使用することができる。 図7のドレープ130の場合、緊張機能はライナー自体により与えられ、別個の 緊張ストリップは不要である。つまり、ライナーが緊張ストリップとして作用す る、すなわち取外しおよび施用過程全体で緊張機能を果す。しかし、1つまたは 複数の緊張ストリップを様々な位置に使用して、追加の緊張効果を得ることがで きる。ドレープ130は、表面に接着剤132を塗布された可撓性フィルム131を当て がうときに皺になるのを防ぐことができるように十分に硬いライナー134を備え る。ライナー134は、少なくとも約50μm、さらに好ましくは少なくとも約75μm の厚さを有するポリオレフィンである。たとえば、ライナー134は、厚さが少な くとも約75μm、さらに好ましくは少なくとも約100μmのポリプロピレンライナ ー、好ましくは二軸延伸ポリプロピレンライナーで良い。さらに、ライナー134 は、厚さが少なくとも約75μm、好ましくは少なくとも約100μmの低密度もしく は中密度ポリエチレンライナーであるか、または厚さが少なくとも約50μm、好 ましくは約75μmの高密度ポリエチレンライナーで良い。こうしたライナーの平 均硬さは、ASTM D4032-92で測定して少なくとも約2N、好ましくは少なくとも約3 N、さらに好ましくは約4Nである。 ドレープ130は、ドレープの前縁139を越えてライナーハンドル137よりさらに 延在するフィルムハンドル135をさらに備える、つまり、フィルムハンドル135は ライナーハンドル137より長い。したがって、フィルムハンドル135を使用して、 ドレープを巻くかまたは折りたたんだ後にドレープを保護することができる。こ の点については図1Aに示すフィルムハンドル18に関して上記で説明したが、図8A 〜図8Cに関して以下でさらに詳しく説明する。ドレープを巻くかまたは折りたた んだときにドレープを保護するハンドルは、こうした保護を行うのに適する任意 のサイズまたは構成で良い。たとえば、こうしたハンドルの形状は矩形である必 要はないが、ドレープの形状に合せる点で矩形であることが好ましい。 上記の手術用切開ドレープはどれも、折りたたむかまたは巻いて任意の方法で 梱包した状態で引き渡される。以後、および添付の請求の範囲で使用する場合、 ドレープに関連して使用する「折りたたむ/折りたたまれた」という語句は、ド レープを巻くことまたは巻かれたドレープ構成を含む。たとえば、折りたたまれ たドレープは、コア周囲に巻かれたドレープ、コアがない状態で巻かれたドレー プ、および2 〜3回折りたたまれたドレープなどを意味する。具体的な折りたたみ構成の1つ を図8Aに示し、図8Aに関して以下に詳しく記載する。 図8Aに示す折りたたまれたドレープ構成140は、ドレープ130の後縁133で開始 して前縁に移動して何回も折りたたまれた図7のドレープ130を含む。ドレープ1 30は、可撓性フィルム131を外側にして折りたたむ。フィルムハンドル135は、折 りたたまれたドレープの外周全体の周囲に延在してドレープ130を保護するのに 十分な寸法を有する。 閉鎖タブ141は、フィルムハンドル135およびドレープ130の部分に取り付けら れ、フィルムハンドル135を所定の位置に保持するために形成される。図8Aに示 すように、閉鎖タブ141は、フィルムハンドル135の2箇所に取り付けられる。閉 鎖タブ141は、ドレープから剥離可能だが、折りたたまれたドレープの外周部周 囲の所定の位置にフィルムハンドル135を保持して、折りたたまれたドレープを 保護するのに十分な要素で良い。フィルムハンドル135は、ドレープを患者に当 てがった後にハンドル135を取り外すことができる穿孔群145を備えるが、上記の ようにその他の任意のハンドル除去技法を使用することができる。 ライナーのフィルムハンドルまたはライナーハンドルは、折りたたまれたドレ ープを保護する寸法で構成することができる。ドレープ130は、任意の緊張スト リップ148が配置されるドレープ130の後縁133から折りたたむ。当然のことなが ら、緊張ストリップは、ドレープ130の前縁139から離れた位置に配置しても良い 。こうした任意の緊張ストリップ148は、ドレープを巻いた後に「コア」として 機能する。さらに、ドレープ130は、ライナー134と可撓性フィルム131のどちら を外側にして折りたたんでも良い。 折りたたまれたドレープ構成140は、個々の領域の折り目151およ び153が形成され、ドレープがほぼ平らに折りたたまれた形状140になるように、 ドレープを巻いた後、巻かれたドレープ130を実質的に平らにして達成される。 紙ライナーを使用する場合、製品を巻いて平らに圧縮した後、耐久性のある折り 目は、製品が殺菌されていない表面たとえば患者の皮膚の上に落ちるなど、早期 に解けるのを防ぐのに役立つ。ドレープがその自重で解けないように、ライナー は十分に硬さであり、折り目も十分に形成されることが好ましい。 ポリオレフィンライナーなどのようなポリマーライナーを使用する場合、ライ ナーは、こうした折り目を保つとともに折り目の永続性を避けるのに十分な厚さ があり、材料の曲げ弾性率は十分に高いことが好ましい。こうした永続的な折り 目は、紙ライナーを使用して、折りたたまれるかおよび/または平らにしてから 引き渡されるものなど、従来の手術用切開ドレープには一般的である。こうした 永続的な折り目は、ドレープを当てがう前かまたは当てがう際にドレープを解く ときに、不規則に「当たる」原因になり、必要な力が突然変わる結果になる。こ の一貫しない供給は、皺の原因になる可能性がある。こうした深い永続的な折り 目を避けるため、ポリマーライナーは、患者に供給される可撓性フィルムを備え て、こうした問題を回避する。 永続的で安定した折り目が生じないライナーの場合、ドレープは、特定の施用 技術では、早期に解ける傾向がある。この場合、ドレープの縁部に沿って、ある いはドレープ内部に感圧接着剤を塗布すると有利である。たとえば、少量の感圧 接着剤をドレープの縁部で露出させるか、またはドレープの縁部に故意に塗布す ると、巻かれるかまたは折りたたまれた形状でドレープを軽く付着させることが できる。 あるいは、感圧接着剤をフィルム上面の狭い範囲に塗布して、ドレープを当て がうときにドレープが部分的または完全に早期に解けるのを防ぐために考えた位 置に、巻かれたかまたは折りたたまれたドレー プを付着させる。この目的に特に好適な接着剤は、3M 9415高粘着性/低粘着性 両面塗付テープである。 もう1つの代替例では、熱、たとえば加熱したアイロンまたは温風を使用して ドレープの縁部に軽く付着させて、ドレープが早期に解けないが、当てがう際に 容易に巻き出すことができるようにする。この方法は、ポリマーライナーを含む 製品に特に有利である。 さらに、ポリオレフィンライナーなどのポリマーライナーを使用すると(ポリ エチレンライナーが好ましい)、手術用切開ドレープ140を容器および引き出しに 適合するように折りたたむことができ、しかも接着剤塗布可撓性フィルムを患者 に当てがうときにライナーが裂けることがない。一方、紙ライナーは、ライナー の折りたたみと永続的な折り目により影響を受け、引裂の開始と伝搬の原因にな る傾向がある。さらに、ポリマーライナーの場合、ユーザは、多層のドレープを 所望の寸法および形状に切断することができる。これは、重い紙ライナーを使用 する場合は行うことが難しい。さらに、ドレープを解いた後、プラスチックライ ナーを使用するドレープは、圧力および/または熱で平らにして、十分な折り目 を形成することができる。 あるいは、図8Bのドレープ構成170に示すように、ハンドル172は、ハンドル17 2がドレープ171の外周部周囲全体を巻かないセイズでも良い。閉鎖タブ175は、 ドレープ171が折りたたまれた形状を保つ所定の位置にハンドル172を保持するよ うに配置する。あるいは、閉鎖用のその他の手段を使用して、ドレープを折りた たまれた形状に保つこともできる。たとえば、紙またはプラスチックシートをオ ーバラップとして、折りたたまれたドレープ周囲に巻いても良い。さらに、図8C のドレープ構成180に示すように、延長ハンドル182は、ドレープ181の一部分に 取り付けて、ドレープ181が折りたたまれた形状を保つ所定の位置にハンドル182 を保持するために、感圧接着剤185 を塗布された部分を有する。一般に、こうしたドレープ構成170、180の場合、ハ ンドルは適切な寸法であり、何らかの技法でドレープの他の部分に取り付けて、 ドレープを折りたたまれた形状に保つ。 一般に、ドレープ構成は、本明細書に記載するように、以下のようにライナー を剥離して可撓性フィルムを患者に当てがうときに、可撓性フィルムを皺のない 状態に保つ。様々なドレープ構成を多くの方法で患者に当てがうことができる。 先ず、図1〜図3に示すドレープ10の施用について説明する。次に、ドレープ13 0の施用について説明する。図1A並びに図2および図3は、施用手順を開始する 前の手術用切開ドレープ10を示す。図1Bは、フィルム12を覆う接着剤14から剥離 ライナー16を取り外し始める状態を示す。施用手順を開始するには、一方のユー ザがフィルムハンドル18を掴み、他方のユーザが、巻かれたドレープのライナー ハンドル22を掴む。巻かれたドレープの具体的な例を図8Aに示す。 ドレープ10を少なくとも部分的に巻き出した後、剥離ライナー16を接着剤14か ら逆方向にさらに剥離する。図1Cに示すように、剥離ライナー16は、剥離ライナ ー16の後縁34がフィルム12の後縁32の接着剤14にまだ付着しているように逆方向 に剥離する。この時点で、可撓性フィルム12を患者に当てがうことができる状態 になる。ユーザには、接着剤14から剥離ライナーを巻き出すのを停止するように 多くの方法で知らせることができる。たとえば、図2に示すように、可撓性フィ ルム12は、ユーザがドレープの巻き出しを停止して、フィルム12を患者に当てが うのを開始する位置をユーザに知らせるマーキング26を有することができる。さ らに、たとえば図5Eに関して記載した技法を用いて、巻き出しを停止する指標を 形成することができる。あるいは、こうした指標は、図5Bおよび図5Cに関して上 記に記載したように特異な接着剤領域を使用して形成することができ、 この特異な領域は、剥離ライナー16を取り外す際にある位置で認識可能な特異な 力をユーザに提供する、つまり、ライナー16を取り外すのに要する力は、マーク 26で変化する。 図1Dに示すように、ユーザは、ライナーを部分的に取り外した手術用切開ドレ ープ10を保持して、表面に接着剤14を塗布された可撓性フィルム12が実質的「U 」つまり「サドル」形構成になるようにすることが好ましい。U形は、患者、た とえば患者の胸または背に最初に接触して付着する、より低い中心粘着性部分37 を有する。より低い中心部分37が患者に接触して付着すると、可撓性フィルム12 の他の部分、つまりこの中心部分37の各側の可撓性フィルムは、患者の表面上で 平らに拡がる。 多くの状況では、U形を使用しないことは明白である。たとえば、ドレープを 手足に施用する場合、接着剤14の小部分のみを露出させてから、接着剤を手足に 貼付する。その後、接着剤をさらに巻き出して手足に貼付する。 フィルム12を患者の表面上で滑らかにした後、剥離ライナー16の他の部分を可 撓性フィルム12および接着剤14から取り外す。したがって、ハンドル18が形成さ れた可撓性フィルム12は、図1Eに示すとおり、実質的に皺のない状態で患者に当 てがわれる。さらに、ドレープは、当てがった後、1つのハンドル18のみが残る 。このハンドル18は、たとえば剥離可能な接着剤または穿孔群を使用して可撓性 フィルム12から取り外す。フィルム12を患者に当てがった後に、ドレープ10に残 った1つのハンドル18を取り外すと、ドレープを当てがう過程のステップは、2 つのハンドルを使用する技法など、他のドレープ施用技法に比べて少なくなる。 透明なポリマーライナーを使用すると、ドレープ10を施用するユーザは、ドレ ープ10を当てがう領域をより見やすくなる。透明なポ リマーライナーの利点は、図1Dから分かる。ユーザがドレープ10を実質的U形に 保持すると、患者にドレープを当てがうときにライナーを見やすくなる点が明ら かに有利である。 図8Aは、施用手順を開始する前の手術用切開ドレープ130を示す。手術用切開 ドレープ130は、図8Aに示すように、たとえばポリエチレンから製造される使い 捨て式の保護バッグ内に一般に収納される。外周部周囲に巻かれるフィルムハン ドル135により、ドレープ130を梱包する際に保護バッグ内に容易に挿入すること ができる。さらに、フィルムハンドル135は、挿入過程でドレープが破損するの を防ぐ。たとえば、保護カバー、たとえば巻かれたフィルムハンドル135または 所望の別個の保護カバーがない場合、ドレープの一部分は、保護バッグ内に挿入 するときに保護バッグに引っ掛かり、ライナーが裂けたり、フィルムに皺が生じ たりなど、ドレープの構成が不具合になる。別個の保護カバーは、別の材料がさ らに必要になって無駄が増えるので好ましくない。フィルムハンドル135または 延在したライナーハンドルを保護カバーとして使用することにより、別個の廃棄 物はなくなる。 ドレープ130を保護バッグ(図示しない)から取り外した後、ユーザは閉鎖タブ1 41を取り外す。ユーザは次に、フィルムハンドル135を掴み、フィルムハンドル1 35をドレープ130の他の部分から巻き出してライナーハンドル137を露出させる。 次に、別のユーザが、折りたたまれたドレープのライナーハンドル137を掴む。 次に、剥離ライナー134を接着剤132から逆に剥離する。ユーザは、所望なだけ遠 くにライナー134を逆方向に剥離することができるが、ライナー134の一部分はま だ接着剤132に付着している。ユーザは、図1に関して上記で説明したのと同じ 方法で剥離ライナー134を巻き出すのを停止すべきことを知ることができる。 接着剤132が露出した時点で、接着剤塗布可撓性フィルム131を患者に当てがう 準備が整う。接着剤132の主部分が露出して、可撓性フィルム131を患者の上に滑 らかに配置した後、剥離ライナー134の他の部分を可撓性フィルム131および接着 剤132から取り外す。したがって、ハンドル135を取り付けられた可撓性フィルム 131は、実質的に皺のない状態で患者に当てがわれる。さらに、ドレープを当て がった後、ドレープには1つのハンドル135のみが残る。次にハンドル135を可撓 性フィルム12から、たとえば穿孔群145を使用して取り外す。 図2および図3に示すように、1つまたは複数のハンドル18、22または緊張ス トリップ20には、その表面に印刷情報24を有することができる。たとえば、印刷 情報24は、ドレープ10の使用に関する指示またはその他の情報を含む。したがっ て、ドレープ10に必要な梱包の量を少なくなる。印刷情報24は、フィルム12に取 り付けられたハンドル上に配置して、施用過程で長時間にわたって見えており、 施用の際にどちら側を「上」にすべきかを示すのに役立つことが好ましい。 さらに、本発明により、フィルム、ライナー、接着剤またはこうした要素の任 意の組合せは、ドレープに過度の静電気が生じないように処理することができる 。好適なドレープの表面抵抗率は、Keithleyモデル8008抵抗率試験取付具で500 Vに設定したKeithleyモデル487ピコメータ電源を使って測定して約1013Ω未満 、好ましくは約1012Ω未満、最も好ましくは約1011Ω未満である。これは、塩、 グリコール、接着剤自体の親水性極性置換基などの親水性または導電性薬剤を接 着剤に添加して達成される(たとえば、アクリレート接着剤の場合、アクリル酸 およびその誘導体、アクリルアミドおよびその誘導体、N-ビニルラクタム、ポリ エトキシル化ヒドロキシアルキルアクリレートなどを含むヒドロキシアルキルア クリレートおよびその誘導体を含むこと ができ、ポリウレタン接着剤の場合、接着剤は、ポリエチレングリコール並びに 酸化エチレンおよび酸化プロピレンのコポリマーなどの親水性ポリオールを含む ことができる)。あるいは、またはさらに、帯電防止剤を可撓性フィルムおよび /またはライナーに添加するか、または含むことができる。適切な帯電防止剤と しては、非イオン、陰イオン、陽イオンおよび双性イオン界面活性剤、並びに親 水性または導電性ポリマーがある。 図9は、ドレープ200のさらにもう1つの実施例を示す。ドレープ200は、一方 の主面に沿って接着剤206を塗布されたフィルム裏材202と、ハンドル204とを備 える。引裂線208(たとえば穿孔群の線)は、余白または隙間Gでフィルム裏材202 の縁部から離間配置された穿孔群208で形成される。 上記のとおり、可撓性フィルムの裏材202は弾性で薄く、厚さが約75μm未満で あることが多いが、約52μm未満であれば好ましい。可撓性フィルム202はこのよ うに薄いので、フィルムの縁部全体に穿孔するか、またはフィルムの縁部に刻み 目を配置する場合、施用の際に力が加わることによって、施用時に穿孔群が裂け る場合がある。したがって、ドレープの縁部は、引裂に耐えるが、十分な力を加 えたときに裂けて引裂線が容易に伝搬することが望ましい。非穿孔フィルムの部 分Gを当てがうときに穿孔部分が不必要に裂けるのを防ぐには、ドレープの余白 を残すことが好ましい。この方法の場合、ドレープは丈夫であり、穿孔群は十分 な剪断力を加えない限り開始せず、施用者が故意にハンドルを取り外そうとする ときに開始する。非穿孔フィルムのフィルム縁部の余白Gは少なくとも0.5cmで あることが好ましく、少なくとも1cmであればさらに好ましく、少なくとも2cm であれば最も好ましく、約2.5cmの余白があれば十分に機能するようだった。 あるいは、弾性可撓性フィルムは、縁部まで完全に穿孔しても良い し、引裂可能な一片のテープなどの補強材を縁部に貼付してこの部分(たとえば 、図9の「G」に示す領域と同じ領域)を補強しても良い。この補強「テープ」 は、一片の接着剤塗布紙、プラスチックであるか、または施用時に応力に耐える が、臨床家がハンドル204を取り外そうとするときに裂くことができるその他の 材料で良い。 図10に示すように、ドレープ300は、ドレープの幅全体に延在する補強テープ3 02を備える。補強テープ302は、フイルム304とフイルムハンドル306を架橋また は接続するために、フィルム304もしくはフィルムハンドル306に付着するか、ま たはこの両方に付着することが好ましい。補強テープ302は、引裂線を形成する 複数の穿孔群308を有することが好ましいが、テープの長さに沿ってテープに刻 み目を形成するか、または長手方向に延在する弱い領域を形成するなど、他の適 切な手段で形成することができる。 フィルムおよびフィルムハンドルは重なるが、補強テープ302は、フィルム304 とフィルムハンドル306とが重ならないように接続するかまたは架橋するように 配置することが好ましい。穿孔群308の線は、フィルム304とフィルムハンドル30 6との間の補強テープ302に配置して、穿孔群308の線が裂けるときに、フィルム3 04もフィルムハンドル306も裂けることがないようにすることが好ましい。 好適な実施例では、穿孔済み補強テープ302は、アクリレート接着剤を含む穿 孔済み低密度ポリエチレンフィルムテープ、たとえばMinnesota Mining and Man ufacturingが「3M TransporeTM」テープの商標で市販しているテープであること が好ましい。この好適な「3M TransporeTM」テープは、穿孔群の多数の線を有し 、フィルムハンドルをフィルムに重ならないように取り付けるのに使用すること ができる。この方法では、ハンドルは、穿孔済みテープを介して裂けてきれいに 取り外される。 非穿孔余白Gおよび補強テープは、ドレープの縁部に隣接して裂けるのに耐え る手段の具体的な実施例を構成する。穿孔線は、引裂線、または線に沿って引裂 を伝搬させる手段の一実施例を構成する。この引裂線または線に沿って引裂を伝 搬させる手段の代替実施例は、線に沿ってフィルムに刻み目を形成すること、た とえば熱および圧縮を使用するかまたは任意の適切な穿孔構成を与えて、線に沿 ってフィルムの厚さを減少させることを含む。 1997年5月16日提出の同時係属米国特許出願第08/857,723号、1996年5月16日 提出の第08/648,786号、および1997年5月16日提出の第08/857,724号は、手術用 切開ドレープについて開示している。 本発明の様々な変形および変更は、当業者には、請求の範囲に記載する本発明 の範囲を逸脱せずに明白であり、本発明は、本明細書に記載する具体的な実施例 および方法に不当に限定するべきではないと考えるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 スコルツ,マシュー ティ. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133―3427, セント ポール,ピー.オー.ボックス 33427 (72)発明者 ベーカー,デニス エル. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133―3427, セント ポール,ピー.オー.ボックス 33427 (72)発明者 スレイ,ダイトマー アメリカ合衆国,ミネソタ 55133―3427, セント ポール,ピー.オー.ボックス 33427 【要約の続き】 を皺のない状態に保つ。さらに、前記ライナー(16、8 3、94、125、166)は、前記可撓性フィルム(12、81、9 1、122、162)に比べて硬く、その結果、前記ライナー(1 6、83、94、125、166)および前記フィルムハンドル(1 8、86)は、前記ライナー(16、83、94、125、166)を前記 可撓性フィルム(12、81、91、122、162)の前記主部分か ら取り外すときに、前記可撓性フィルム(12、81、91、1 22、162)を皺のない状態に保つ。これらの手術用切開ド レープ、引裂線(208、308)、および接続または補強スト リップ(302)を使用する方法についても開示する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.主部分に接着剤(14)を塗布され、前縁(31)および後縁(32)を有する可撓性 フィルム(12)と、 該可撓性フィルム(12)の前縁(31)にあり、前記可撓性フィルム(12)よりも硬い フィルムハンドル(18)と、 前記可撓性フィルム(12)の前縁(31)および後縁(32)に対応する前縁(35)および 後縁(34)を有するライナー(16)であって、その前記前縁(35)にライナーハンドル (22)を備え、接着剤(14)を塗布された前記可撓性フィルム(12)の主部分を実質的 に覆うライナー(16)と、 前記ライナーハンドル(16)およびフィルムハンドル(18)の一方が、ドレープ(1 0)が折りたたまれたときにドレープ(10)の少なくとも一部分を取り巻く寸法を有 する手術用切開ドレープ(10)。 2.前記ライナーハンドルおよびフィルムハンドルの一方が、前記ドレープが 折りたたまれたときに前記ドレープの外周全体を取り巻く寸法を有することを特 徴とする、請求項1に記載のドレープ。 3.前記ライナーハンドルおよびフィルムハンドルの一方に取り付けられ、前 記ドレープが折りたたまれたときに前記ドレープの他の部分に取り付けられるよ うに延在する閉鎖要素をさらに備える、請求項1〜2の何れか1項記載のドレー プ。 4.前記ライナーが、その個々の対向領域に折り目を有するように、折りたた まれた前記ドレープが平らであることをさらに特徴とする、請求項1〜3の何れ か1項記載のドレープ。 5.前記ライナーハンドルが取り外し可能であり、前記ライナーを前記可撓性 フィルムから完全に取り外した後に他の位置に取り付けることを可能にする少な くとも1つの接着剤部分を露出させることができることをさらに特徴とする、請 求項1〜4の何れか1項記載のドレ ープ。 6.前記ライナー(16、83、94、125、166)が、該ライナー(16、83、94、125、 166)の前縁から離れた位置において該ライナー(16、83、94、125、166)に貼付さ れる1つまたは複数の緊張ストリップ(20、84、98、128、104、168、169)を備え 、前記ライナー(16、83、94、125、166)を前記可撓性フィルム(12、81、91、122 、162)の前記主部分から取り外すときに、前記フィルムハンドル(22、86)と前記 1つまたは複数の緊張ストリップ(20、84、98、128、104、168、169)との間に存 在する前記可撓性フィルム(12、81、91、122、162)の少なくとも一部分を皺のな い状態に保つようになっていることをさらに特徴とする、請求項1〜5の何れか 1項記載のドレープ(10、80、120、103、160)。 7.主部分に接着剤(14、81、99、124、163)を塗布され、前縁(31)および後縁 (32)を有する可撓性フィルム(12、81、91、122、162)と、 該可撓性フィルム(12、81、91、122、162)の前縁(31)のフィルムハンドル(18 、86)と、 前記可撓性フィルム(12、81、91、122、162)の前縁(31)および後縁(32)に対応 する前縁(35)および後縁(34)を備えるライナー(16、83、94、125、166)であって 、接着剤を塗布された前記可撓性フィルム(12、81、91、122、162)の主部分を実 質的に覆い、ライナー(16、83、94、125、166)の前縁(35)から離れた位置におい て前記ライナー(16、83、94、125、166)に取り付けられる1つまたは複数の緊張 ストリップ(20、84、98、128、104、168、169)を備え、前記ライナー(16、83、9 4、125、166)を前記可撓性フィルム(12、81、91、122、162)の主部分から取り外 すときに、前記フィルムハンドル(22、86)と前記緊張ストリップ(20、84、98、1 28、104、168、169)との間に存在する前記可撓性フィルム(12、81、91、122、16 2)の少なくとも一部分を皺のない状態に保つようになっており、前記緊張ストリ ップ(20、84、98、128、104、168、169) が前記可撓性フィルム(12、81、91、122、162)よりも硬いライナー(16、83、94 、125、166)と、を備える手術用切開ドレープ(10、80、90、120、103、160)。 8.前記1つまたは複数の緊張ストリップが、前記ライナー(16、83、94、125 、166)の後縁に取り付けられた追加の緊張ストリップ(20、84、98、128、104、1 69)を備えることをさらに特徴とする、ドレープ(10、80、90、120、103、160)。 9.前記1つまたは複数の緊張ストリップが、前記ライナー(166)の前縁と後 縁との間の位置に取り付けられた緊張ストリップ(168)を備えることをさらに特 徴とする、請求項6〜8の何れか1項に記載のドレープ(160)。 10.前記ライナーがポリオレフィンライナーであることをさらに特徴とする、 請求項1〜9の何れか1項記載のドレープ。 11.前記ライナーがポリエチレンライナーであることをさらに特徴とする、請 求項10に記載のドレープ。 12.前記ライナーが、2つ以上のポリマー層を含む積層フィルムから成ること をさらに特徴とする、請求項1〜9の何れか1項に記載のドレープ。 13.主部分に接着剤が塗布され、前縁および後縁を有する可撓性フィルムと、 前記可撓性フィルムの前縁にあり、前記可撓性フィルムよりも硬いフィルムハ ンドルと、 前記可撓性フィルムの前縁および後縁に対応する前縁および後縁を有し、接着 剤を塗布された前記可撓性フィルムの主部分を実質的に覆い、2つ以上のポリマ ー層を含む積層フィルムであるライナーと、 を備える手術用切開ドレープ。 14.前記積層フィルムが、少なくとも1つの低融点ポリマー層と、少なくとも 1つの高融点ポリマー層とを含むことをさらに特徴とする、請求項12または13に 記載のドレープ。 15.少なくとも1つの高融点ポリマー層が、融解温度が約175℃を超えるポリ エステルまたはセルロースアセテート層であることをさらに特徴とする、請求項 14に記載のドレープ。 16.前記ライナーの厚さが少なくとも約50μmであることをさらに特徴とする 、請求項1〜15の何れか1項記載のドレープ。 17.前記ライナーの厚さが少なくとも約75μmであることをさらに特徴とする 、請求項16記載のドレープ。 18.前記ライナーが前記可撓性フィルムに比べて比較的硬く、前記ライナーを 前記可撓性フィルムの主部分から取り外すときに、前記ライナーおよび前記フィ ルムハンドルが前記可撓性フィルムを皺のない状態に保つことをさらに特徴とす る、請求項1〜17の何れか1項記載のドレープ。 19.前記ライナーハンドルが前記可撓性フィルムよりも硬いことをさらに特徴 とする、請求項1〜18の何れか1項記載のドレープ。 20.前記可撓性フィルムの主部分に塗布される接着剤が、前記可撓性フィルム の前縁付近の第1接着剤領域と、前記可撓性フィルムの後縁かまたはその付近の 第2接着剤領域とを備え、前記ライナーを前記第2接着剤領域から取り外すのに 要する力が、前記ライナーを前記第1接着剤領域から取り外すのに要する力より 大きいことをさらに特徴とする請求項1〜19の何れか1項記載のドレープ。 21.前記可撓性フィルムまたはライナーが、ユーザが前記ライナーを前記可撓 性フィルムから取り外すときの停止点を示す取外し用マーキングを備えることを さらに特徴とする、請求項1〜20の何れか1項記載のドレープ。 22.前記フィルムハンドルおよびライナーハンドルの少なくとも一方が印刷情 報を含むことをさらに特徴とする、請求項1〜21の何れか1項記載のドレープ。 23.前記フィルムハンドルが、前記可撓性フィルムの前縁に着脱自在に接続さ れる、請求項1〜22の何れか1項記載のドレープ。 24.前記フィルムハンドルが、 前記フィルムハンドルに塗布された剥離可能な接着剤および前記可撓性フィル ムの一部分に塗布された低粘着性バックサイズと、 前記フィルムハンドルまたは前記可撓性フィルム(202)の穿孔(208)と、 補強テープ(302)を引き裂いて前記フィルムハンドル(306)を前記可撓性フィル ム(3o4)から分離するための引裂線(308)を有する補強テープ(302)と、 のうちの少なくとも1つを使用して前記可撓性フィルムの前縁に着脱自在に接続 されることをさらに特徴とする請求項23に記載のドレープ。 25.前記可撓性フィルム(202)が、エラストマー材料から形成されるとともに 、 前記可撓性フィルム(202)の前縁と後縁との間に延在する対向側縁と、 前記前縁にほぼ隣接するとともにほぼ平行に延在する前記可撓性フィルム(202 )の引裂線(208)であって、該引裂線(208)に沿った前記フィルム(202)の引裂を容 易に伝搬して前記ハンドル(204)を前記可撓性フィルム(202)から分離し、前記フ ィルムの対向側縁から離間(G)配置された対向端部を有する引裂線(208)と、 をさらに備えることをさらに特徴とする請求項23に記載のドレープ(200)。 26.エラストマー材料から構成され、主部分(206)に接着剤を塗布され、前縁 と後縁と対向側縁とを有する可撓性フィルム(202)と、 前記可撓性フィルム(202)の前縁にあり、前記可撓性フィルム(202) よりも硬いシート材料から形成されるハンドル(204)と、 前記前縁にほぼ隣接するとともにほぼ平行に延在する前記可撓性フィルム(202 )内の引裂線(208)であって、該引裂線(208)に沿った前記フィルムの引裂を容易 に伝搬して前記ハンドル(204)を前記可撓性フィルム(202)から分離し、前記可撓 性フィルム(202)の対向側縁から離間(G)配置された対向端部を有する引裂線(208 )と、 を備える手術用切開ドレープ(200)。 27.前記引裂線(208)が穿孔群(208)の線から成ることをさらに特徴とする、請 求項25または26に記載のドレープ(200)。 28.前記引裂線(208)が、可撓性フィルム(202)に刻み目を付けるか、または可 撓性フィルム(202)をそれ自体よりも前記引裂線(208)に沿って薄くすることから 構成され、前記引裂線(208)に沿った引裂を概して容易にすることをさらに特徴 とする請求項25または26に記載のドレープ(200)。 29.前記引裂線(208)の対向端部が、前記可撓性フィルム(202)の対向側縁から 少なくとも0.5cm離間(G)配置されていることをさらに特徴とする、請求項25〜28 の何れか1項記載のドレープ(200)。 30.前記引裂線(208)の対向端部が、前記可撓性フィルム(202)の対向側縁から 少なくとも1cm離間(G)配置されていることをさらに特徴とする、請求項28記載 のドレープ(200)。 31.前記引裂線(208)の対向端部が、前記可撓性フィルム(202)の対向側縁から 少なくとも2cm離間(G)配置されていることをさらに特徴とする、請求項30記載 のドレープ(200)。 32.前記引裂線(208)の対向端部が、前記可撓性フィルム(202)の対向側縁から 少なくとも2.5cm離間(G)配置されていることをさらに特徴とする、請求項31記載 のドレープ(200)。 33.前記可撓性フィルムの厚さが75μm以下であることをさらに特 徴とする、請求項1〜32の何れか1項記載のドレープ。 34.前記可撓性フィルムの厚さが52μm以下であることをさらに特徴とする、 請求項33記載のドレープ。 35.エラストマー材料から構成されて主部分に接着剤を塗布され、前縁、後縁 および対向側縁を有する可撓性フィルム(304)と、 該可撓性フィルム(304)の前縁に隣接するハンドル(306)と、 前記可撓性フィルム(304)とハンドル(3o6)とを前記可撓性フィルム(304)の前 縁に沿って接続し、前記可撓性フィルム(304)およびハンドル(306)よりも硬い長 形のストリップ(302)であって、引裂線(308)に沿った前記ストリップ(302)の引 裂の伝搬を容易にして、前記ハンドル(306)を前記可撓性フィルム(304)から分離 するための引裂線(308)を有するストリップ(302)と、を備える手術用切開ドレー プ(300)。 36.前記引裂線(308)が穿孔群(308)の線から成ることをさらに特徴とする、請 求項35に記載ドレープ(300)。 37.前記ハンドル(306)が、前記可撓性フィルム(304)よりも硬いシート材料か ら形成されることをさらに特徴とする、請求項35または36に記載のドレープ。 38.前記長形のストリップ(302)が補強テープ(302)からなり、該補強テープ(3 02)が、その前記引裂線(308)に沿った部分を除いて、前記可撓性フィルム(304) またはハンドル(306)よりも引裂に耐えることをさらに特徴とする、請求項35〜3 7の何れか1項記載のドレープ(300)。 39.前記補強テープ(302)が、片面に接着剤を塗布したフィルムテープ(302)で あることをさらに特徴とする、請求項35〜38に記載のドレープ(300)。 40.前記接着剤が感圧接着剤からなることをさらに特徴とする、請求項39に記 載のドレープ(300)。 41.前記フィルムテープ(302)が低密度ポリエチレンフィルムテープ からなり、前記接着剤がアクリレート接着剤からなることをさらに特徴とする、 請求項40記載のドレープ(300)。 42.請求項6〜9の何れか1項記載の手術用切開ドレープを患者に当てがう方 法であって、 フィルムハンドルを掴むステップと、 ライナーを引っ張って、該ライナーの少なくとも一部分を取り外し、可撓性フ ィルムの主部分を覆う接着剤の少なくとも一部分を露出させるステップと、 前記可撓性フィルムが実質的U形になり、実質的U形の低い部分で接着剤が患 者に接触するように、前記手術用切開ドレープを保持するステップと、 実質的U形の低い部分の対向側部の接着剤領域を患者の上に平らに拡げた後、 緊張ストリップを含むライナーの他の部分を前記可撓性フィルムの後縁から取り 外すステップと、を含む方法。 43.請求項1〜25の手術用切開ドレープを患者に当てがう方法であって、 フィルムハンドルを掴むステップと、 ライナーハンドルを引っ張って、該ライナーの少なくとも一部分を取り外して 、前記可撓性フィルムの主部分を覆う接着剤の少なくとも一部分を露出させるス テップと、 接着剤の少なくとも一部分が患者に接触するように手術用切開ドレープを保持 するステップと、 前記可撓性フィルムを患者の上に平らに拡げた後、前記ライナーの他の部分を 前記可撓性フィルムの後縁から取り外すステップと、を含む方法。 44.手術用切開ドレープを使用する方法であって、 実質的に平らな手術用切開ドレープであって、主部分に接着剤を塗 布され、かつ前縁および後縁を有し、フィルムハンドルが該前縁に取り付けられ る可撓性フィルムと、前記可撓性フィルムの前縁および後縁に対応する前縁およ び後縁を有し、接着剤で覆われた前記可撓性フィルムの主部分を実質的に覆うラ イナーとを備えるドレープを用意するステップと、 前記ドレープを後縁から前縁へと折りたたむステップと、 前記フィルムハンドルおよび前記ライナーハンドルの一方を前記折りたたまれ たドレープの少なくとも一部分に巻き付けるステップと、 を含む方法。 45.前記折りたたまれたドレープを平らにして、前記折りたたまれたドレープ の個々の対向領域に折り目を形成するステップをさらに含む、請求項44記載の方 法。 46.巻き付けステップが、フィルムハンドルおよびライナーハンドルの一方を 、折りたたまれたドレープの外周全体に巻き付けるステップを含み、前記フィル ムハンドルおよびライナーハンドルの一方に関連する閉鎖要素をドレープの別の 部分に取り付けて、折りたたまれたドレープが解けるのを防ぐようにするステッ プをさらに含むことをさらに特徴とする請求項44または45に記載の方法。 47.前記ドレープが、可撓性フィルムの前縁と後縁との間に延在する対向側縁 をさらに備え、折りたたまれたドレープの該側縁の一部分を選択的に融解させて 、ドレープを折りたたまれた形状に解除自在に保持するステップをさらに含む、 請求項44〜46の何れか1項記載の方法。 48.剥離可能な接着剤をドレープに塗布して、ドレープの一部分を別の部分に 剥離自在に取り付け、ドレープを折りたたまれた形状に解除自在に保持するステ ップをさらに含む、請求項44〜46に記載の方法。
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