JP2001526564A - 圧力波形を発生するための弁及び発振器 - Google Patents

圧力波形を発生するための弁及び発振器

Info

Publication number
JP2001526564A
JP2001526564A JP54784798A JP54784798A JP2001526564A JP 2001526564 A JP2001526564 A JP 2001526564A JP 54784798 A JP54784798 A JP 54784798A JP 54784798 A JP54784798 A JP 54784798A JP 2001526564 A JP2001526564 A JP 2001526564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
shutter plate
valve
outlet port
inlet port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP54784798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4090080B2 (ja
Inventor
ハイエク ザミール
Original Assignee
ハイエク ザミール
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ハイエク ザミール filed Critical ハイエク ザミール
Publication of JP2001526564A publication Critical patent/JP2001526564A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4090080B2 publication Critical patent/JP4090080B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H31/00Artificial respiration or heart stimulation, e.g. heart massage
    • A61H31/02"Iron-lungs", i.e. involving chest expansion by applying underpressure thereon, whether or not combined with gas breathing means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K11/00Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves
    • F16K11/02Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit
    • F16K11/06Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements
    • F16K11/072Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements with pivoted closure members
    • F16K11/074Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements with pivoted closure members with flat sealing faces
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S137/00Fluid handling
    • Y10S137/908Respirator control
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/86493Multi-way valve unit
    • Y10T137/86574Supply and exhaust
    • Y10T137/86638Rotary valve

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Rehabilitation Therapy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)
  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ベンチレーター又は物理療法装置へのガス流をコントロールする弁であって、第1及び第2の入口ポートと1つの出口ポートとを有する本体を有している。シャッター板は、前記本体に対して回転可能で、前記入口ポートと出口ポートとの間を選択的に接続するように構成されている。前記シャッター板は、単一方向に回転して、前記第1の入口ポートと前記出口ポート、及び、前記第2の入口ポートと出口ポートとを交互に接続すべく動作可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 圧力波形を発生するための弁及び発振器 本発明は、ベンチレーター又は物理療法装置へのガス流をコントロールするた めの弁に関する。 換気装置に使用される公知の弁の例について以下に説明する。 EP−A−0373153は、患者の肺の換気に使用されるベンチレーター装 置を開示している。この装置は、患者の体の胸部を受け入れるベンチレーター外 囲を含み、この外囲は、流体制御弁を介して、陽圧流体源と陰圧流体源の双方に 接続されている。この弁は、ベンチレーター外囲に接続されている1つの主ポー トと、陽圧源及び陰圧源のうちのそれぞれの1つと接続されている複数の副ポー トと、陽圧及び陰圧をベンチレーター外囲に交互に作用させることを可能にする シャッター機構とを含んでいる。この配置では、一対のガス送風機のような、別 々の陽圧源及び陰圧源を使用することが必要である。しかしながら、理想的には 、単一のガス送風機の使用が効率的で望ましい。EP−A−0373153に開 示されている配置では、弁の外部への通気口がない閉ループが形成されるので、 弁の一方の副ポートに接続された陽圧側と、弁の他方の副ポートに接続された陰 圧側とを有する単一のガス送風機を使用することができない。 WO−94/27553は、単一の流体供給源の陽圧側及び陰圧側を、ベンチ レーター外囲のような閉システムに接続することを可能にする流体制御弁を開示 しており、それにより、閉システム内に陽圧及び陰圧を交互に発生することがで きるようになっている。この弁は、ベンチレーター外囲と接続するための第1及 び第2の副ポートを備えた弁本体と、第2の副ポートと主ポートの接続路を閉止 しつつ第1の副ポートを主ポートに接続するか、第1の副ポートと主ポートの接 続路を閉止しつつ第2の副ポートを主ポートに接続するかを選択に行うシャッタ ー機構を備えた弁手段とを含んでいる。閉システムへの接続を可能にするために 、この弁手段は、第1に述べたシャッター機構と同期して移動するように連結さ れた更なるシャッター機構を含んでおり、それにより、第1及び第2の副ポート のうち主ポートから遮断されている方のいずれかと弁外部との一時的な接続を提 供する。このような配置は単一の流体供給源の使用を可能にし、主ポートと各副 ポートとの間の通路を漸次閉止することができるシャッター機構を使用すること によって、主ポートに供給される陽圧及び陰圧パルスの形態及び強度のより大な るコントロールが提供される。しかしながら、この配置は、5−6Hzを越える 頻度で陽圧流体及び陰圧流体を供給することができない。この理由は、主ポート に陽圧及び陰圧を交互に発生させるには、シャッター機構の回転方向を繰り返し 逆転することが必要で、そのような弁の動作頻度は、制御モーターの回転方向、 従ってシャッター機構の回転方向の、逆転可能な速度によって制限されるからで ある。モーターの回転方向を逆転させるには、モーターを停止させることが必要 で、これは不可避の最小限の時間遅れを招来する。WO−94/27553に開 示された弁において採用されているシャッター機構を連続的に回転させることは 不可能である。なぜなら、シャッター機構の回転のある範囲にわたって、送風機 入口と送風機出口とに接続されている副ポートの双方が同時に主ポートに接続さ れてしまうからである。 英国特許出願No.9522222.0は流体制御弁を開示しており、この流 体制御弁は、陽圧流体源と陰圧流体源に接続される第1及び第2のポートとベン チレーター装置のような機材へ接続される出口ポートとを備えた本体部、並びに 、第1及び第2のポートと出口ポートとの間を選択的に接続する、本体部に対し て回転可能な円筒形の弁部材を含んでいる。振動して陽圧流体及び陰圧流体を出 口ポートに交互に供給するシャッター機構を必要とする代わりに、円筒形の弁部 材が、単一方向に連続的に回転する。英国特許出願No.9522222.0に 開示された流体制御弁は、高い頻度で動作することができるけれども、この弁に は、本体部と弁部材との間の適当なシールを保証するのが困難であるという不都 合がある。この問題は、円筒形弁部材を必要とするためにもたらされるものであ り、円筒形弁部材は、良好なシールのためには、本体部と弁部材との軸が完全に 一致していることが必要であるからである;軸の完全な一致は、構成部品の正確 な機械加工によって得られるものであり、それは時間のかかることである。 従って、本発明の1つの目的は、従来技術の不都合を少なくとも部分的に解消 することである。 本発明の一実施例は、高い頻度で動作可能な構成の簡単な弁を提供する。 本発明は、ベンチレーター又は物理療法装置へのガス流をコントロールする弁 であって、第1及び第2の入口ポートと1つの出口ポートとを備えた本体を含む 弁を提供するものであり、その弁は、前記本体に対して回転可能で、前記入口ポ ートと出口ポートとの間を選択的に接続するように構成されたシャッター板によ って特徴づけられており、それによって、該シャッター板は単一方向に回転して 、前記第1の入口ポートと前記出口ポート、及び、前記第2の入口ポートと出口 ポートとを交互に接続すべく動作可能である。 シャッター板の使用は、その板と本体との間の広い面積にわたるシーリングを 可能にする。それはまた、時間の掛かる高度に正確な機械加工の必要性を低減す る。その板の比較的小さな慣性モーメントは、特にそれが薄くて軽い金属で作ら れるときには、速度の急激な変化を可能にする。 好ましくは、前記シャッター板の完全1回転の間に、前記第1の入口ポートは 前記出口ポートに接続され、前記第2の入口ポートは前記出口ポートに接続され 、前記第1の入口ポートは再び前記出口ポートに接続され、そして、前記第2の 入口ポートは再び前記出口ポートに接続される。 有利には、前記本体は、前記入口ポートを備えた第1の本体部分と、前記出口 ポートを備えた第2の本体部分とを含んでいる。 好ましくは、前記第1の本体部分は、各々が前記入口ポートの1つとそれぞれ 連通している2つの部屋を有しており、各々の部屋はそれぞれの開口を持ってい て、前記シャッター板は前記開口と協同して、前記出口ポートと前記入口ポート との接続を行う。 有利には、前記第1の本体部分は、前記開口を有する表面壁部を備え、前記表 面壁部は、前記開口間に平面部を有している。 望ましくは、前記シャッター板はほぼ円形であり、回転の中心軸を有し、前記 本体の開口と協同する少なくとも2つの板開口を有していて、それによって、前 記出口ポートと前記入口ポートとの間の連通が確立される。 有利には、本体は、前記表面壁部の周囲に直立する円形のフランジを備え、フ ランジの深さは前記シャッター板の厚さと実質的に一致し、フランジの直径はシ ャッター板の直径と一致している。 これにより、シャッター板のシーリング性能は更に改善される。 有利には、前記平面部は、前記シャッター板の少なくとも1つの位置において 、前記入口ポートと前記出口ポートとの間の連通を妨げるような大きさ及び配置 とされている。 好ましくは、当該弁は、更に、前記シャッター板に固定されたシャフトを含ん でいる。 有利には、前記弁は前記シャフトを駆動する電動モーターを有している。 好都合には、前記モーターはステッピングモーターである。 或いは、前記モーターはサーボモーターである。 好都合には、前記モーターのために制御回路が設けられている。 有利には、前記制御回路は、1つの入口ポートが出口ポートと接続されている 時間と、もう1つの入口ポートが出口ポートに接続されている時間との間の関係 を変える手段を備えている。 好都合には、制御回路はシャッター板の回転速度を変える手段を備えている。 本発明の第二の観点によれば、患者の肺の換気に使用されるベンチレーター又 は物理療法装置であって、患者の体の少なくとも胸部領域を受け入れる外囲と、 外囲内の圧力を変えて換気を生み出す手段とを含み、前記手段は、陽流体圧源と 、陰流体圧源と、本体とシャッター板を含む弁とを含んでおり、前記本体は、第 1及び第2の入口ポートと出口ポートとを有し、前記シャッター板は前記本体に 対して回転可能であって、前記入口ポートと出口ポートとの間を選択的に接続す るように構成されており、それによってシャッター板が単一方向に回転して前記 第1の入口ポートと前記出口ポート、及び、前記第2の入口ポートと出口ポート とを交互に接続すべく動作可能である、ベンチレーター又は物理療法装置が提供 される。 本発明の第三の観点によれば、患者の肺の換気に使用されるベンチレーター又 は物理療法装置であって、患者の体の少なくとも胸部領域を受け入れる外囲と、 陽ガス圧及び陰ガス圧の非容積式源(a non-positive displacement source)と 、前記圧力源と接続する弁とを含み、前記弁は本体とシャッター板とを含んでお り、前記本体は、第1及び第2の入口ポートと出口ポートとを有し、前記シャッ ター板は前記本体に対して回転可能であって、前記入口ポートと出口ポートとの 間を選択的に接続するように構成されており、それによってシャッター板が単一 方向に回転して前記第1の入口ポートと前記出口ポート、及び、前記第2の入口 ポートと出口ポートとを交互に接続すべく動作可能である、ベンチレーター又は 物理療法装置が提供される。 有利には、圧力源は送風機を含んでいる。 好ましくは、前記シャッター板の完全1回転の間に、前記第1の入口ポートは 前記出口ポートに接続され、前記第2の入口ポートは前記出口ポートに接続され 、前記第1の入口ポートは再び前記出口ポートに接続され、そして、前記第2の 入口ポートは再び前記出口ポートに接続される。 有利には、前記シャッター板は、前記第1の入口ポートが前記出口ポートに接 続される第1の位置と、前記第2の入口ポートが前記出口ポートに接続される第 2の位置と、いずれの入口ポートも前記出口ポートに接続されない、前記第1の 位置と前記第2の位置との中間の第3の位置とを有している。 好ましくは、前記シャッター板の前記第3の位置において、前記出口ポートは 実質的に閉じられている。 好都合には、当該弁は、更に、前記シャッター板に固定されたシャフトを含ん でいる。 有利には、前記弁は前記シャフトを駆動する電動モーターを有している。 好都合には、前記モーターはステッピングモーターである。 或いは、前記モーターはブラシレスの直流モーターであっても良い。 好都合には、前記モーターのための制御回路が設けられている。 有利には、前記制御回路は、1つの入口ポートが出口ポートと接続されている 時間と、もう1つの入口ポートが出口ポートに接続されている時間との間の関係 を変える手段を備えている。 好都合には、制御回路はシャッター板の回転速度を変える手段を備えている。 好都合には、前記装置は、更に、前記圧力源の圧力を変える手段を含んでいる 。 本発明は、圧力波形、特に、ベンチレーター又は物理療法装置における圧力波 形を作り出す発振器にも関するものである。 ベンチレーターは2つのクラスに分けられ、これらは、間欠的陰圧ベンチレー ター(INPV)と、間欠的陽圧ベンチレーター(IPPV)である。呼吸器治 療に使用される陰圧ベンチレーターには2つの主要な種類があり、これらは、ボ ディタンクレスピレーター(一般に鉄の肺と呼ばれている)と呼吸補助器(cuir ass)である。陽圧ベンチレーターには、体積及び圧力制限ベンチレーターなど のように、多数の種類がある。 陽圧ベンチレーターには、陰圧ベンチレーターに比べて、多くの利点がある。 特に、せいぜい患者の気管切開又は挿管しか必要でないという点で、陽圧ベンチ レーターは、患者の少なくとも胸部を完全に囲うことが必要な陰圧ベンチレータ ーに比べて、患者の治療に際し、患者に対する良い適用性を提供する。 しかしながら、間欠的陽圧換気技術はいくつもの重大な欠点を持っている。例 えば、患者の挿管は、管の挿入及び維持の双方に高度に習熟した人員を必要とし 、更には、気道中に蓄積される分泌物をもたらし、気道を吸引によって定期的に 一掃する必要がある。管の挿入や吸引の必要性は、しばしば感染の原因となり、 そのような感染は、分泌物や肺に適用される陽圧と一緒になって、肺組織に繊維 的な変化や、その結果生じる肺コンプライアンスの低下をもたらす。陽圧の使用 は、また、空気の漏れや、肺への圧力障害(barotrauma)をもたらし、肺内陽圧 の創生は、静脈還流と心臓からの吐出を減少させる。事実、病気の肺をもった患 者を換気するのに必要な圧力が高くなればなるほど、心臓からの吐出の減少は大 きくなり、それは、引き続いて罹患率と死亡率とを増加させる。 技術の発展により、患者の肺の換気に必要な一回換気量は減少し、その結果、 圧力障害の危険性も減少した。そのような技術の1つが高頻度換気法(HFV) である。高頻度換気法のメカニズムは完全には理解されていないが、この方法を 使用すると、二酸化炭素の交換が患者の死腔量よりも少ない一回換気量で起こり うることが十分に確認されている。1つの特殊な高頻度換気法技術は、高頻度ジ ェット換気法(HFJV)であって、これは、高圧ガス源を主たる気道中に配置 された小ジェット又はカニューレを通して送り届けるように設計されている。 しかしながら、このような技術は公知の問題を部分的にしか解決しない。最近 、ある発振器(oscillator)が考案されたが、これは、患者の肺の換気を行うこ とができる圧力波形を発生するものであり、換気に必要な周期的な圧力波形のピ ーク圧力を下げ、その結果、圧力障害の危険性も減少する程度の低さまで減少さ れた一回換気量の空気を使用するものである。この発振器はWO−95/327 53に開示されている。この発振器は少ない体積の空気で患者の肺の換気を可能 にするものであるけれども、圧力波形の作用が、蓄積された分泌物を気道内から 満足できるほどに取り除くには不十分であるという問題を有している。 それ故、本発明の更なる目的は、少ない一回換気量で患者の肺を換気すること ができると共に、改善された分泌物除去性を示す発振器を提供することである。 本発明は、従って、その上に重畳される、それよりも高周波の陽圧パルスの第 2の圧力波形を持った、第1の、基本周期的圧力波形を作り出すための波形発生 手段を含む、圧力波形を作り出すための発振器を提供するものである。本発明は 、従って、その上に重畳される、それよりも高周波の陽圧パルスの第2の圧力波 形を持った、第1の、基本周期的圧力波形を作り出すための波形発生手段を含む 、圧力波形を作り出すための発振器を提供するものである。 好ましくは、波形発生手段は、本発明の第三の観点に基づく装置を少なくとも 1つ含んでいる。 好都合には、波形発生手段は、第1の波形を作り出す本発明の第三の観点に基 づく第1の装置と、第2の圧力波形を作り出すそのような第2の装置とを含んで いる。 好ましくは、波形発生手段は、本発明の第三の観点に基づく装置を少なくとも 1つ含んでいる。 好都合には、波形発生手段は、第1の波形を作り出す本発明の第三の観点に基 づく第1の装置と、第2の圧力波形を作り出すそのような第2の装置とを含んで いる。 本発明によれば、基本周期的圧力波形に陽圧パルスのみを重ね合わせることに よって、改善された分泌物除去性が得られる。気道から分泌物引き出すのは、こ の陽圧パルスの作用である。この点が、周期的な圧力波形、即ち、交番する陽圧 パルス及び陰圧パルスから成る波形が、より低い周波数の他の周期的圧力波形に 重ね合わされるWO−95/32753に開示されている発振器と対照をなすと ころである。重畳された周期的な波形中の陽圧パルスの作用は、気道から分泌物 を引き出すものであるが、これは、気道中に分泌物を引き戻す陰圧パルスの作用 によって相殺される。 本発明の好ましい実施例を、単に例示として、添付図面を参照して説明する。 添付図面において、 図1は、本発明の一実施例に基づく流体制御弁の縦方向軸に沿った断面図であ り、制御モーターとの接続が示されている; 図2は、図1に示された弁と制御モーターの平面図である; 図3は、図1に示された弁(シャッター板は取り除いてある)と制御モーター の一端部をX方向から見た図である; 図4は、図1に示された弁の本体部(板状部材は取り除いてある)の一端部を X方向から見た図である; 図5は、図1に示された弁の本体部の板状部材の平面図である; 図6は、図1に示された弁の回転可能なシャッター板の平面図である; 図7(a−d)は、図1に示された弁によって得ることができる圧力波形の例 を示す図である; 図8は、本発明の一実施例に基づく発振器を組み込んだベンチレーター装置の 斜視図である; 図9(a−c)は、それぞれ、第1の、基本周期的圧力波形、基本周期的圧力 波形よりも高い周波数及び低い振幅をもつ陽パルスの第2圧力波形、及び、第1 の、基本周期的圧力波形と、それに重畳された第2高周波数圧力波形とを含む圧 力波形を示す図である。 本発明に基づく弁は、本体3と回転シャッター板5とを含んでいる。本体3は 、その内部でシャッター板5が回転可能であるところの第1本体部分7と、その 第1本体部分7に対して取り付けられた第2本体部分9とを含んでいる。 第1本体部分7は、その内部に区画された第1の部屋11と第2の部屋13と を備えた円筒形部材である;第1及び第2の部屋11、13は、第1本体部分7 の直径方向に伸びる隔壁15によって分割された向かい合う半分部分として配置 されている。第1及び第2の部屋11、13は、それぞれ、第1本体部分7の円 周表面まで伸びて、第1及び第2の連通ポート17、19を形成しており、これ らは送風機(図示していない)の入口及び出口との接続に使用される。第1及び 第2の部屋11、13は、また、第1本体部分7の一端部表面まで軸方向に伸び ており、共通開口21を形成している。この実施例においては、共通開口21は 円形であり、フランジ22を備えている。第1本体部分7は、更に板状部材23 を備えており、板状部材23は、共通開口21内で、フランジ22に固定されて いる。板状部材23は、回転対称性を有する4枚の放射状腕片25a−dによっ て区切られた4つの扇形開口23a−dを有している。板状部材23は、この実 施例においては、2つの対向する腕片25a、25cが隔壁15に沿うように配 置されており、第1及び第2の扇形開口23a、23bと、第3及び第4の扇形 開口23c、23dが、それぞれ、第2及び第1の部屋11、13と連通するよ うになっている。 第2本体部分9は半円筒形部を含んでおり、その半円筒形部は、この実施例に おいてはボルト27によって、共通開口21が形成されている第1本体部分9の 表面に固定されている。第2本体部分9は、この実施例においては半円形の凹部 である凹部29を、第1本体部分7と対向する表面に有している。凹部29の大 きさは、第2本体部分9が第1本体部分7に固定されたときに、凹部29が板状 部材23の第2及び第3の扇形開口23b、23cを包含し、凹部29を区切る 上端31が板状部材23の第2及び第4の腕片25b、25dの上まで伸びるよ うな大きさである。第2本体部分9は、更に、導管33を含んでおり、導管33 は凹部29と連通しており、例えば、ベンチレーター装置(図示していない)と 接続するための出口ポート35を形成している。 シャッター板5は、この実施例においては薄い平らなほぼ円形の板であり、第 1本体部分7の板状部材23の外側表面と、第2本体部分9の後側表面との間に 位置している。シャッター板5と板状部材23の外側表面及び第2本体部分9の 後側表面との間隙は、シャッター板5が自由に回転可能で、なおかつ、シールを 提供することができる程度のものであり、その部分からの漏れは十分に低く、弁 は適正に動作して出口ポート35に要求される圧力を供給する。シャッター板5 は、2つの腕片5a、5bによって区切られた、直径方向に対向する2つの扇形 開口6a、6bを備えている。シャッター板5の扇形開口6a、6bの大きさは 、板状部材23の扇形開口23a−dと、それぞれ同じである。 この弁は、更に、例えばステッピングモーター又はサーボモーターである制御 モーター37を含んでおり、制御モーター37はシャフト39によってシャッタ ー板5に結合されて、当該弁の動作を制御する。これについては以下により詳細 に説明する。使用に際しては、モーター37の動作によって、当該弁の出口ポー ト35は、送風機の入口(陰流体圧源)と出口(陽流体圧源)とに交互に順次接 続する。 使用に際しては、当該弁のシャッター板5は、図1の方向Xから見て、時計回 り若しくは反時計回りのいずれかの、単一方向に連続的に回転する。当該弁の1 回転の動作は次のとおりである。 シャッター板5の第1及び第2の腕片5a、5bが板状部材23の扇形開口2 3a−dを完全に包含し、閉止していると共に、シャッター板5の第1及び第2 の扇形開口6a、6bが、それぞれ、板状部材23の第4及び第2の腕片25d 、25bの上にある位置から出発して、モーター37が動作してシャッター板5 を図1に示されたX方向から見て時計回りの方向に回転させる。シャッター板5 の腕片5a、5bは移動し、第1本体部分7の第1及び第2の部屋11、13に 向かってそれぞれ開いている、板状部材23の第4及び第2の扇形開口23d、 23bを、それぞれ、次第に開いていく。シャッター板5がその最初の出発位置 から1/8回転すると、シャッター板5の第1及び第2の扇形開口6a、6bは 、板状部材23の第4及び第2の扇形開口23d、23bと正確に一致する。こ の位置において、第1のポート17は外気に連通し、第2のポート19は出口ポ ート35に連通すると共に、板状部材23の第1及び第3の扇形開口23a、2 3cはシャッター板5の第1及び第2の腕片5a、5bによって遮断される。こ れによって、第2のポート19に接続された送風機の出口(陽圧側)は出口ポー ト35と連通し、第1のポート17に接続された送風機の入口(陰圧側)は当該 弁の外部に連通する。 シャッター板5は同じ方向に回転を続け、シャッター板5の第1及び第2の腕 片5a、5bは、それぞれ、板状部材23の第2及び第4扇形開口23b、23 dを次第に閉じていく。シャッター板5がその最初の出発位置から1/4回転す ると、板状部材23の扇形開口23a−dは、全て、その瞬間に完全に閉止され る。 シャッター板5は同じ方向に回転を続け、第1本体部分7の第1及び第2の部 屋11、13に向かってそれぞれ開いている、板状部材23の第3及び第1の扇 形開口23c、23aを、それぞれ、次第に開いていく。シャッター板5がその 最初の出発位置から3/8回転すると、シャッター板5の第1及び第2の扇形開 口6a、6bは、板状部材23の第1及び第3の扇形開口23a、23cと正確 に一致する。この位置において、第1のポート17は出口ポート35に連通し、 第2のポート19は外気に連通すると共に、板状部材23の第2及び第4の扇形 開口23b、23dはシャッター板5の第1及び第2の腕片5a、5bによって 遮断される。これによって、送風機の入口は出口ポート35と連通し、送風機の 出口は当該弁の外部に連通する。 シャッター板5は同じ方向に回転を続け、シャッター板5の第1及び第2の腕 片5a、5bは、それぞれ、板状部材23の第3及び第1扇形開口23c、23 aを次第に閉じていく。シャッター板5がその最初の出発位置から半回転すると 、板状部材23の扇形開口23a−dは、全て、その瞬間に完全に閉止される。 シャッター板5は同じ方向に回転を続け、シャッター板の第1及び第2の扇形 開口6a、6bは、板状部材23の第2及び第4の扇形開口23b、23dを、 それぞれ、次第に開いていく。シャッター板5がその最初の出発位置から5/8 回転すると、シャッター板5の第1及び第2の扇形開口6a、6bは、板状部材 23の第2及び第4の扇形開口23b、23dと正確に一致する。この位置にお いて、第2のポート19は出口ポート35に連通し、第1のポート17は外気に 連通すると共に、板状部材23の第1及び第3の扇形開口23a、23cはシャ ッター板5の第2及び第1の腕片5a、5bによって遮断される。これによって 、送風機の出口は出口ポート35と連通し、送風機の入口は当該弁の外部に連通 する。 シャッター板5は同じ方向に回転を続け、シャッター板5の第1及び第2の腕 片5a、5bは、それぞれ、板状部材23の第4及び第2の扇形開口23d、2 3bを次第に閉じていく。シャッター板5がその最初の出発位置から3/4回転 すると、板状部材23の扇形開口23a−dは、全て、その瞬間に完全に閉止さ れる。 シャッター板5は同じ方向に回転を続け、シャッター板5の第1及び第2の扇 形開口6a、6bは、板状部材23の第3及び第1の扇形開口23c、23aを 、それぞれ、次第に開いていく。シャッター板5がその最初の出発位置から7/ 8回転すると、シャッター板5の第1及び第2の扇形開口6a、6bは、板状部 材23の第3及び第1の扇形開口23c、23aと正確に一致する。この位置に おいて、第1のポート17は出口ポート35に連通し、第2のポート19は外気 に連通すると共に、板状部材23の第2及び第4の扇形開口23b、23dはシ ャッター板5の第2及び第1の腕片5b、5aによって遮断される。これによっ て、送風機の入口は出口ポート35と連通し、送風機の出口は当該弁の外部に連 通する。 シャッター板5は同じ方向に回転を続け、シャッター板5の第1及び第2の腕 片5a、5bは、それぞれ、板状部材23の第1及び第3の扇形開口23a、2 3cを次第に閉じていく。シャッター板5がその最初の出発位置から完全回転、 即ち、1回転を完了すると、板状部材23の扇形開口23a−dは、全て、その 瞬間に完全に閉止される。 シャッター板5の半回転毎に、例えばベンチレーター外囲と接続されている出 口ポート35は、一度は送風機の陽圧側に、一度は送風機の陰圧側に、交互に接 続される。これによって、シャッター板5が連続的に回転するのに伴い、出口ポ ート35には陽圧と陰圧とが交互に発生する。典型的には、当該弁の動作におい て、シャッター板5が板状部材23の第2の扇形開口23bを開閉するのに要す る時間(陽圧サイクル)は、シャッター板5が板状部材23の第3の扇形開口2 3cを開閉するのに要する時間(陰圧サイクル)の半分だけになるようにセット され、この場合、デューティサイクルは1:2になる。 当該弁のデューティサイクルは、出口ポート35が陰圧源に接続されている時 間に対する出口ポート35が陽圧源に接続されている時間であるが、吸気/呼気 (I/E)比に相当する。使用に際しては、採用されるデューティサイクルは、 10:1と1:10の間である。10:1のデューティサイクルは、典型的には 、物理療法において使用され、このようなI/E比は咳の動作を模倣する。1: 3のデューティサイクルは、典型的には、緩慢で制御された吐出が必要とされる 喘息に苦しむ人の肺の換気に使用される。 本発明の弁は、出口ポート35に適用される波形の形態を変えることも可能で ある。波形の形態は、陽圧サイクル及び陰圧サイクルに対応するシャッター板5 の回転位相の間のシャッター板5の回転速度と、送風機によって発生される圧力 との関数である。本発明の弁によって得ることができる圧力波形の形態の例は、 正弦波状、鋸歯状、台形、そして、四角形/長方形である。図7(a)は正弦波波 形を示し、これは、当該弁をデューティサイクル1:1で、シャッター板5を一 定の連続した速度で動作させた場合に得ることのできる波形である。図7(b)は 鋸歯状波形を示し、これは、当該弁をデューティサイクル1:1で、シャッター 板5の回転速度を、陽圧サイクル及び陰圧サイクルの間、陽/陰圧サイクルの中 心点で最大となるように増加させ、同じ割合で、陽/陰圧サイクルの終端に向か って減少するように動作させた場合に得ることのできる波形である。図7(c)は 台形波形を示し、これは、当該弁をデューティサイクル1:1で動作させ、シャ ッター板5の回転速度を制御して、陽圧サイクル及び陰圧サイクルの開始時及び 終了時においてシャッター板5の回転速度を高く保ち、陽圧サイクル及び陰圧サ イクルの中間位相の間ではシャッター板5の回転速度を低くして、出口ポート3 5に一定圧力の期間を提供することによって得ることのできる波形である。図7 (d)は四角形波形を示し、これは、送風機を実際に必要とされる圧力よりも高い 圧力、即ち、過圧を発生するように構成する以外は、当該弁を上述した台形波形 を得るやり方で動作させることによって得ることのできる波形であり、過圧によ って所望の最大/最小レベルにまで圧力を瞬時に増加/減少させることができる ので、矩形パルスの鋭い移行端を提供する。送風機によって発生される圧力を選 択的にコントロールすることによって、1:1以外のデューティサイクルでも、 上述した波形が得られることは、当業者には勿論理解できることである。 本発明の弁は、更に、完全に陽圧又は陰圧状況の圧力波形を提供するために使 用することも可能である。これは、もう1つの陽流体圧源又は陰流体圧源をベン チレーター装置に接続し、弁を上述のように動作させて種々の波形を作り出すこ とによって達成することができる。或いは、これは、デューティサイクルの変更 によっても達成することができる。ベンチレーター装置を完全な陽圧状況で動作 させるには、陰圧源が出口ポート35に接続されている時間に対する陽圧源が出 口ポート35に接続されている時間の比を増加させ、完全な陰圧状況で動作させ るには、その逆にすれば良い。 本発明の弁は、また更に、連続した陽圧モード又は陰圧モードのいずれかでの 動作も提供する。これは、シャッター板5を上述した1/8及び5/8回転位置 、又は、3/8及び7/8回転位置に位置させて、出口ポート35を送風機35 の入口又は出口のいずれかと連通させることによって達成することができる。更 には、必要ならば、シャッター板を振動モードで動作させ、シャッター板5の方 向を常に反転させて、公知の従来技術のやり方で、陽流体圧源及び陰流体圧源と の接続を行うことも可能である。 本発明の弁は、ベンチレーター装置に交替する陽流体圧源及び陰流体圧源を提 供することにその適用を見出すことができるだけでなく、交替する陽圧源及び陰 圧源が必要とされる蘇生装置又は物理療法装置のような、多くの他の用途にも使 用することが可能である。 図8は、本発明の一実施例に基づく発振器を組み込んだベンチレーター装置を 示している。ベンチレーター装置は、患者の胴体を受け入れるための外囲102 を含んでいる。この実施例において、外囲102は、その上に患者が載せられる 基板104と、患者の胴体の上に位置するほぼ平らなU字形のカバー部材106 とを含んでいる。カバー部材106は、両端部開口を有しており、そこを患者の 体が通過する。各々の端部開口には、カバー部材106の端部に固定された、ひ だのあるゴムカーテン形状のシーリング部材108が設けられている。カバー部 材106は、カバー部材106の縦方向側部の各々に配置されたクイックリリー スラッチ110によって、基板104から取り外すことが可能である。一対の空 気入口/出口ポート112が、カバー部材106に、患者の上部胸部の上に、設 けられている。 このベンチレーター装置は、更に、発振器116を含んでいる。発振器116 は、第1及び第2の圧力波形発生装置118、120を含んでおり、それらは各 々が共に配管122によって外囲102に接続されている。波形発生装置118 、120の各々は、陽流体圧源及び陰流体圧源を提供する送風機150と、送風 機150の入口150a(陰圧側)と出口150b(陽圧側)との間に接続され ている流体制御弁160とを含んでいる。各々の流体制御弁160の出口ポート 160aは、一緒に結合され、配管122を介して、外囲102のポート112 に接続されている。変形した実施例においては、それらの弁160の出口ポート 160aは、外囲102のポート112に別々に接続されても良い。第1の波形 発生装置118は周期的な圧力波形を発生する。第2の波形発生装置120は、 第1の圧力波形よりも高い周波数で低い振幅の陽パルス状の圧力波形を発生する 。第1及び第2の波形発生装置118、120が一緒になって、その上に重畳さ れるより高い周波数の陽パルス状の第2の波形を持った、第1の、基本周期的波 形を含む、必要とされる圧力波形を提供する。発振器116は、更に、波形発生 装置118、120によって発生された第1及び第2の圧力波形の振幅、周波数 及び形態、従って、重畳された圧力波形の特性を制御する、制御回路124を含 んでいる。 発振器116の動作を以下に、より詳細に説明する。この実施例においては、 第1及び第2の波形発生装置118、120の流体制御弁160の各々は、図1 ないし図6に関連して説明した種類のものである。 使用に際して、発振器116は、その上に重畳される、陽パルス状の第2のよ り高い周波数の波形(図9(b)を見よ)を持った、第1の、基本周期的波形(図 9(a)を見よ)を含む圧力波形を提供する。重畳された2つの波形から構成され る必要とされる圧力波形は、第1及び第2の波形を加算することによって得られ る。重畳された波形は図9(c)に表されている。図9(a)は、第1の波形発生装 置118の弁160が、図7(a)に関連して述べたように、デューティサイクル 1:1で、かつ、連続した一定の速度で動作するときに、第1の波形発生装置1 18によって発生される圧力波形を示している。図9(b)は、第2の波形発生装 置120の弁160が、典型的には100:1までのデューティサイクルで、か つ、第1の波形発生装置118の弁160の速度よりも10倍速い速度で動作し 、第2の波形発生装置120の送風機が、第1の波形発生装置118によって発 生される基本波形の20%だけの振幅を持つ波形を提供するように動作するとき に、第2の波形発生装置120によって発生される圧力波形を示している。或い は、第2の圧力波形は、陽パルスを発生するために“オン−オフ”タイプの弁が その出口に接続される単なる送風機を含む波形発生装置によっても得ることがで きる。図9(c)は、第1及び第2の波形発生装置118、120によって発生さ れた波形が重ね合わされたときに生じる圧力波形を示している。 図9(c)は、本発明の発振器116によって得ることができる圧力波形の単な る一例を表すものに過ぎないことが理解されるであろう。本発明の発振器116 は、波形発生装置118、120の各々を制御することによって、どのような要 求される形態の重畳された波形も提供することが可能である。得ることができる 他の波形の例、即ち、鋸歯状、台形及び四角形/長方形は、上述した。 波形発生装置118、120によって発生される成分波形の振幅及び周波数は 、個々の換気において要求されるところに基づいて選択されるものであることは 、当業者には理解されるであろう。しかしながら、通常の動作において、第2の 周波数のより高い圧力波形の周波数は、通常、基本波形の周波数よりも5〜10 0倍高いものであり、第2の周波数のより高い波形の振幅は、通常、基本波形の 振幅の10〜50%である。 更に、本発明の発振器は、呼吸補助器(cuirass)に関連した特定の実施例に おいて説明されたけれども、陽圧又は陰圧換気技術であろうと、いかなる換気技 術にも使用することができるということは当業者の理解するところである。
【手続補正書】特許法第184条の4第4項 【提出日】平成10年10月14日(1998.10.14) 【補正内容】 請求の範囲 1.ベンチレーター又は物理療法装置へのガス流をコントロールする弁 であって、第1及び第2の入口ポートと出口ポートとを有する本体と、前記本体 に対して回転可能で、前記入口ポートと出口ポートとの間を選択的に接続するよ うに構成されたシャッター板とを含み、それによって、該シャッター板が単一方 向に回転して前記第1の入口ポートと前記出口ポート、及び、前記第2の入口ポ ートと出口ポートとを交互に接続すべく動作可能であり、前記シャッター板がほ ぼ円形で、回転の中心軸を有し、前記本体の開口と協同する少なくとも2つの板 開口を備えており、それによって、前記出口ポートと前記入口ポートとの連通が 確立され、前記板開口が扇形開口である弁。 2.前記本体が、前記入口ポートを備えた第1の本体部分と、前記出口 ポートを備えた第2の本体部分とを含み、前記第1の本体部分が2つの部屋を備 え、その各々が前記入口ポートの1つとそれぞれ連通しており、各々の部屋はそ れぞれの開口を有し、前記シャッター板が前記開口と協同して、前記出口ポート と前記入口ポートとの接続を行い、各板開口が各部屋開口と実質的に一致してい る請求項1記載の弁。 3.ベンチレーター又は物理療法装置へのガス流をコントロールする弁 であって、第1及び第2の入口ポートと出口ポートとを有する本体と、前記本体 に対して回転可能で、前記入口ポートと出口ポートとの間を選択的に接続するよ うに構成されたシャッター板とを含み、それによって、該シャッター板が単一方 向に回転して前記第1の入口ポートと前記出口ポート、及び、前記第2の入口ポ ートと出口ポートとを交互に接続すべく動作可能であり、前記本体が、前記入口 ポートを備えた第1の本体部分と、前記出口ポートを備えた第2の本体部分とを 含み、前記第1の本体部分が2つの部屋を備え、その各々が前記入口ポートの1 つとそれぞれ連通しており、各々の部屋はそれぞれの開口を有し、前記シャッタ ー板が前記開口と協同して、前記出口ポートと前記入口ポートとの接続を行い、 前記シャッター板がほぼ円形で、回転の中心軸を有し、前記本体の開口と協同す る少なくとも2つの板開口を備えており、それによって、前記出口ポートと前記 入口ポートとの連通が確立され、各板開口が各部屋開口と実質的に一致している 弁。 4.ベンチレーター又は物理療法装置へのガス流をコントロールする弁 であって、第1及び第2の入口ポートと出口ポートとを有する本体と、前記本体 に対して回転可能で、前記入口ポートと出口ポートとの間を選択的に接続するよ うに構成されたシャッター板とを含み、それによって、該シャッター板が単一方 向に回転して前記第1の入口ポートと前記出口ポート、及び、前記第2の入口ポ ートと出口ポートとを交互に接続すべく動作可能であり、前記シャッター板の完 全1回転の間に、前記第1の入口ポートは前記出口ポートに接続され、前記第2 の入口ポートは前記出口ポートに接続され、前記第1の入口ポートは再び前記出 口ポートに接続され、そして、前記第2の入口ポートは再び前記出口ポートに接 続される弁。 5.前記本体が、前記入口ポートを備えた第1の本体部分と、前記出口 ポートを備えた第2の本体部分とを含んでいる請求項4記載の弁。 6.前記第1の本体部分が2つの部屋を備え、その各々が前記入口ポー トの1つとそれぞれ連通しており、各々の部屋はそれぞれの開口を有し、前記シ ャッター板が前記開口と協同して、前記出口ポートと前記入口ポートとの接続を 行う請求項5記載の弁。 7.各々の部屋が2つの開口を有しており、前記シャッター板が1つの 入口ポートを前記出口ポートに接続するときに、そのシャッター板がそれぞれの 他の入口ポートを前記弁の外部に接続する、請求項6記載の弁。 8.前記第1の本体部分が、前記開口を有する表面壁部を有しており、 前記表面壁部が前記開口の間に平面部を有している請求項6又は7記載の弁。 9.前記シャッター板がほぼ円形で、回転の中心軸を有し、前記本体の 開口と協同する少なくとも2つの板開口を備えており、それによって、前記出口 ポートと前記入口ポートとの連通が確立される請求項6−8のいずれかに記載の 弁。 10.前記板開口が扇形開口である請求項9記載の弁。 11.各板開口が各部屋開口と実質的に一致している請求項9又は10 記載の弁。 12.本体が、前記表面壁部の周囲に直立する円形のフランジを有し、 フランジの深さは前記シャッター板の厚さと実質的に一致し、フランジの直径は シャッター板の直径と一致している請求項9−11のいずれかに記載の弁。 13.前記平面部は、前記シャッター板の少なくとも1つの位置におい て、前記入口ポートと前記出口ポートとの間の連通を妨げるような大きさ及び配 置とされている請求項8−12のいずれかに記載の弁。 14.更に、前記シャッター板に固定された、シャッター板の回転のた めのシャフトを含んでいる請求項4−13のいずれかに記載の弁。 15.前記シャフトを駆動する電動モーターを有している請求項14記 載の弁。 16.前記モーターがステッピングモーターである請求項15記載の弁 。 17.前記モーターがサーボモーターである請求項15記載の弁。 18.更に、前記モーターのために制御回路を含んでいる請求項15− 17のいずれかに記載の弁。 19.前記制御回路が、1つの入口ポートが出口ポートと接続されてい る時間と、もう1つの入口ポートが出口ポートに接続されている時間との間の関 係を変える手段を備えている請求項18記載の弁。 20.制御回路が、シャッター板の回転速度を変える手段を備えている 請求項18又は19記載の弁。 21.患者の肺の換気に使用される装置であって、患者の体の少なくと も胸部領域を受け入れる外囲と、外囲内の圧力を変えて換気を生み出す手段とを 含み、前記手段は、陽流体圧源と、陰流体圧源と、本体とシャッター板を含む弁 とを含んでおり、前記本体は、第1及び第2の入口ポートと出口ポートとを有し 、前記シャッター板は前記本体に対して回転可能であって、前記入口ポートと出 口ポートとの間を選択的に接続するように構成されており、それによって、該シ ャッター板が単一方向に回転して前記第1の入口ポートと前記出口ポート、及び 、前記第2の入口ポートと出口ポートとを交互に接続すべく動作可能である装置 。 22.患者の肺の換気に使用される装置であって、患者の体の少なくと も胸部領域を受け入れる外囲と、陽ガス圧及び陰ガス圧の非容積式源と、前記圧 力源と接続する弁とを含み、前記弁は本体とシャッター板とを含んでおり、前記 本体は、第1及び第2の入口ポートと出口ポートとを有し、前記シャッター板は 前記本体に対して回転可能であって、前記入口ポートと出口ポートとの間を選択 的に接続するように構成されており、それによって、該シャッター板が単一方向 に回転して前記第1の入口ポートと前記出口ポート、及び、前記第2の入口ポー トと出口ポートとを交互に接続すべく動作可能である装置。 23.圧力源が少なくとも1つの送風機を含んでいる請求項22記載の 装置。 24.圧力源が、前記陽圧源及び前記陰圧源を提供する単一の送風機を 含んでいる請求項22記載の装置。 25.前記シャッター板の完全1回転の間に、前記第1の入口ポートは 前記出口ポートに接続され、前記第2の入口ポートは前記出口ポートに接続され 、前記第1の入口ポートは再び前記出口ポートに接続され、そして、前記第2の 入口ポートは再び前記出口ポートに接続される請求項21−24のいずれかに記 載の装置。 26.前記シャッター板が、前記第1の入口ポートが前記出口ポートに 接続される第1の位置と、前記第2の入口ポートが前記出口ポートに接続される 第2の位置と、いずれの入口ポートも前記出口ポートに接続されない、前記第1 の位置と前記第2の位置との中間の第3の位置とを有している請求項21−25 のいずれかに記載の装置。 27.前記シャッター板の前記第3の位置において、前記出口ポートは 実質的に閉じられている請求項22記載の装置。 28.更に、前記シャッター板に固定された、シャッター板を回転する ためのシャフトを含んでいる請求項21−27のいずれかに記載の装置。 29.更に、前記シャフトを駆動する電動モーターを含んでいる請求項 28記載の装置。 30.前記モーターがステッピングモーターである請求項29記載の装 置。 31.前記モーターがサーボモーターである請求項29記載の装置。 32.更に、前記モーターのための制御回路を含んでいる請求項21− 31のいずれかに記載の装置。 33.前記制御回路が、1つの入口ポートが出口ポートと接続されてい る時間と、もう1つの入口ポートが出口ポートに接続されている時間との間の関 係を変える手段を備えている請求項32記載の装置。 34.制御回路がシャッター板の回転速度を変える手段を有している請 求項32又は33記載の装置。 35.更に、前記圧力源の圧力を変える手段を含んでいる請求項32− 34のいずれかに記載の装置。 36.それよりも高周波の陽圧パルスの第2の圧力波形がその上に重畳 されている、第1の、基本周期的圧力波形を作り出すための波形発生手段を含む 、圧力波形を作り出すための発振器。 37.波形発生手段が、請求項21−35のいずれかに基づく装置を少 なくとも1つ含んでいる請求項36記載の発振器。 38.波形発生手段が、第1の圧力波形を作り出す請求項21−35の いずれか1つに基づく第1の装置と、第2の圧力波形を作り出す請求項21−3 5のいずれかに1つに基づく第2の装置とを含んでいる請求項36記載の発振器 。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年4月21日(1999.4.21) 【補正内容】 5.各板開口が各部屋開口と実質的に一致している請求項1−4のいず れかに記載の弁。 6.前記第1の本体部分が、前記部屋開口を有する表面壁部を有してお り、前記表面壁部が前記部屋開口の間に平面部を有している先行する請求項のい ずれか1つに記載の弁。 7.本体が、前記表面壁部の周囲に直立する円形のフランジを有し、フ ランジの深さは前記シャッター板の厚さと実質的に一致し、フランジの直径はシ ャッター板の直径と一致している請求項6記載の弁。 8.前記平面部は、前記シャッター板の少なくとも1つの位置において 、前記入口ポートと前記出口ポートとの間の連通を妨げるような大きさ及び配置 とされている請求項6又は7記載の弁。 9.更に、前記シャッター板に固定された、シャッター板の回転のため のシャフトを含んでいる先行する請求項のいずれか1つに記載の弁。 10.前記シャフトを駆動する電動モーターを有している請求項9記載 の弁。 11.前記モーターがステッピングモーターである請求項10記載の弁 。 12.前記モーターがサーボモーターである請求項10記載の弁。 13.更に、前記モーターのために制御回路を含んでいる請求項10− 12のいずれかに記載の弁。 14.前記制御回路が、1つの入口ポートが出口ポートと接続されてい る時間と、もう1つの入口ポートが出口ポートに接続されている時間との間の関 係を変える手段を備えている請求項13記載の弁。 15.制御回路が、シャッター板の回転速度を変える手段を備えている 請求項13又は14記載の弁。 16.ベンチレーター又は物理療法装置へのガス流をコントロールする 弁であって、第1(17)及び第2(19)の入口ポートと出口ポート(35) とを有する本体(3)と、前記本体に対して回転可能なシャッター板(5)とを 含み、前記本体(3)が、前記入口ポート(17、19)を備えた第1の本体部 分(7)と、前記出口ポート(35)を備えた第2の本体部分(9)とを含み、 前記第1の本体部分(7)が2つの部屋(11、13)を備え、その各々が前記 入口ポート(17、19)の1つとそれぞれ連通しており、それによって、前記 シャッター板(5)が円形で、回転の中心軸を有し、単一方向に回転動作可能で あり、直径方向に対向した2つの扇形の板開口(6a、6b)を備えており、そ れによって、各部屋(11、13)が2つの開口(23a−23d)を有してお り、各板開口(6a、6b)は各部屋開口(23a−23d)と実質的に一致し ており、前記部屋開口が、前記シャッター板(15)の完全1回転の間に、前記 第1の入口ポート(17)が前記出口ポート(35)に接続され、前記第2の入 口ポート(19)が前記出口ポート(35)に接続され、前記第1の入口ポート (17)が再び前記出口ポートに接続され、そして、前記第2の入口ポートが再 び前記出口ポートに接続されるように、そして、前記シャッター板(5)が前記 入口ポート(17、19)の1つを前記出口ポート(35)に接続するとき、シ ャッター板(5)がそれぞれ他の入口ポート(17、19)を前記弁の外部に接 続するように、間隔をあけて配置されている弁。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年4月29日(1999.4.29) 【補正内容】 請求の範囲 1.ベンチレーター又は物理療法装置へのガス流をコントロールする弁 であって、第1(17)及び第2(19)の入口ポートと出口ポート(35)と を有する本体(3)と、前記本体に対して回転可能な単一のシャッター板(5) とを含み、前記本体(3)が、前記入口ポート(17、19)を備えた第1の本 体部分(7)と、前記出口ポート(35)を備えた第2の本体部分(9)とを含 み、前記第1の本体部分(7)が2つの部屋(11、13)を備え、その各々が 前記入口ポート(17、19)の1つとそれぞれ連通しており、それによって、 該シャッター板が単一方向に回転して前記第1の入口ポート(17)と前記第2 の入口ポート(19)とを前記出口ポート(35)に交互に開口すべく動作可能 であり、前記シャッター板がほぼ円形で、回転の中心軸を有し、少なくとも2つ の板開口(6a、6b)を備えており、各部屋(11、13)が2つの更なる開 口(23a−23d)を有しており、前記単一のシャッター板(5)が前記入口 ポート(17、19)の1つを前記出口ポート(35)に接続するとき、シャッ ター板(5)がそれぞれ他の入口ポート(17、19)を前記弁の外部に接続す る弁。 2.前記部屋開口が、前記シャッター板の完全1回転の間に、前記第1 の入口ポートが前記出口ポートに接続され、前記第2の入口ポートが前記出口ポ ートに接続され、前記第1の入口ポートが再び前記出口ポートに接続され、そし て、前記第2の入口ポートが再び前記出口ポートに接続されるように間隔をあけ て配置されている請求項1記載の弁。 3.シャッター板が、直径方向に対向する2つの開口を有している請求 項1又は2記載の弁。 4.前記板開口が扇形開口である請求項1−3のいずれかに記載の弁。 【特許請求の範囲】 【提出日】平成11年11月17日(1999.11.17) 【補正内容】 (1)平成11年11月4日付、特許法第184条の5第1項の規定による書 面に添付した明細書の翻訳文、第3頁〜第6頁を、添付第3頁〜第6a 頁と差し替えます。 (2)平成11年11月4日付、補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の 8第1項)に添付した、1999年4月29日提出の補正書の翻訳文に よって補正された請求の範囲第20頁〜第22頁を、添付請求の範囲第 20頁〜第23頁と差し替えます。 合がある。この問題は、円筒形弁部材を必要とするためにもたらされるものであ り、円筒形弁部材は、良好なシールのためには、本体部と弁部材との軸が完全に 一致していることが必要であるからである;軸の完全な一致は、構成部品の正確 な機械加工によって得られるものであり、それは時間のかかることである。 ヨーロッパ特許第0625659号は、ケーシングの接続ポートに接続された 送風機によって、ケーシング内に空気を供給したり、或いは、ケーシングから空 気を放出したりする間に、弁を回転させて空気通路を間欠的に連通させることに よって、脈動空気を発生するための方法及び装置を開示している。この弁の目的 は、脈動空気流を創り出すことである。この弁には、創り出された圧力のコント ロールのレベルを欠いているという不完全さがある。 国際特許出願第PCT/GB95/01248号は、患者の肺の換気を行う換 気装置を開示しており、この換気装置は、患者の肺に内部から或いは外部から適 用される気体圧力源を含んでいる。 従って、本発明の1つの目的は、従来技術の不都合を少なくとも部分的に解消 することである。 本発明の一実施例は、高い頻度で動作可能な構成の簡単な弁を提供する。 本発明は、ベンチレーター又は物理療法装置へのガス流をコントロールする弁 であって、第1及び第2の入口ポートと1つの出口ポートとを備えた本体と、前 記本体に対して回転可能な単一のシャッター板と を含む弁を提供するものであり 、前記本体は、前記入口ポートを備えた第1の本体部分と、前記出口ポートを備 えた第2の本体部分とを含み、前記第1の本体部分が2つの部屋を備え、その各 々が前記入口ポートの1つとそれぞれ連通しており、それによって、前記単一の シャッター板が単一方向に回転して前記第1の入口ポートと前記第2の入口ポー トとを前記出口ポートに交互に開口すべく動作可能であり、前記単一のシャッタ ー板がほぼ円形で、回転の中心軸を有しているところの弁であって、前記単一の シャッター板が少なくとも2つの板開口を備えており、各部屋が2つの更なる開 口を有しており、前記単一のシャッター板が前記入口ポートの1つを前記出口ポ ートに接続するとき、該単一のシャッター板がそれぞれ他の入口ポートを前記弁 の外部に接続することを特徴とする弁を提供するものである。 シャッター板の使用は、その板と本体との間の広い面積にわたるシーリングを 可能にする。それはまた、時間の掛かる高度に正確な機械加工の必要性を低減す る。その板の比較的小さな慣性モーメントは、特にそれが薄くて軽い金属で作ら れるときには、速度の急激な変化を可能にする。 好ましくは、前記シャッター板の完全1回転の間に、前記第1の入口ポートは 前記出口ポートに接続され、前記第2の入口ポートは前記出口ポートに接続され 、前記第1の入口ポートは再び前記出口ポートに接続され、そして、前記第2の 入口ポートは再び前記出口ポートに接続される。 有利には、前記第1の本体部分は、前記開口を有する表面壁部を備え、前記表 面壁部は、前記開口間に平面部を有している。 有利には、本体は、前記表面壁部の周囲に直立する円形のフランジを備え、フ ランジの深さは前記シャッター板の厚さと実質的に一致し、フランジの直径はシ ャッター板の直径と一致している。 これにより、シャッター板のシーリング性能は更に改善される。 有利には、前記平面部は、前記シャッター板の少なくとも1つの位置において 、前記入口ポートと前記出口ポートとの間の連通を妨げるような大きさ及び配置 とされている。 好ましくは、当該弁は、更に、前記シャッター板に固定されたシャフトを含ん でいる。 有利には、前記弁は前記シャフトを駆動する電動モーターを有している。 好都合には、前記モーターはステッピングモーターである。 或いは、前記モーターはサーボモーターである。 好都合には、前記モーターのために制御回路が設けられている。 有利には、前記制御回路は、1つの入口ポートが出口ポートと接続されている 時間と、もう1つの入口ポートが出口ポートに接続されている時間との間の関係 を変える手段を備えている。 好都合には、制御回路はシャッター板の回転速度を変える手段を備えている。 本発明の第二の観点によれば、患者の肺の換気に使用されるベンチレーター又 は物理療法装置であって、患者の体の少なくとも胸部領域を受け入れる外囲と、 外囲内の圧力を変えて換気を生み出す手段とを含み、前記手段は、陽流体圧源と 、陰流体圧源と、第1及び第2の入口ポートと出口ポートと、本体に対して回転 可能な単一のシャッター板を有する本体 を含む弁とを含んでおり、前記本体は、前記入口ポートを備えた第1の本体部分と、前記出口ポートを備えた第2の本体 部分とを含み、前記第1の本体部分が2つの部屋を備え、その各々が前記入口ポ ートの1つとそれぞれ連通しており、それによって、前記単一のシャッター板が 単一方向に回転して前記第1の入口ポートと前記第2の入口ポートとを前記出口 ポートに交互に開口すべく動作可能であり、前記単一のシャッター板がほぼ円形 で、回転の中心軸を有しているところのベンチレーター又は物理療法装置であっ て、前記単一のシャッター板が少なくとも2つの板開口を備えており、各部屋が 2つの更なる開口を有しており、前記単一のシャッター板が前記入口ポートの1 つを前記出口ポートに接続するとき、該単一のシャッター板がそれぞれ他の入口 ポートを前記弁の外部に接続することを特徴とするベンチレーター又は物理療法 装置が提供される。 本発明の第三の観点によれば、患者の肺の換気に使用されるベンチレーター又 は物理療法装置であって、患者の体の少なくとも胸部領域を受け入れる外囲と、 陽ガス圧及び陰ガス圧の非容積式源(a non-positive displacement source)と 、前記圧力源と接続する弁とを含み、前記弁は、第1及び第2の入口ポートと出 口ポート、及び、本体に対して回転可能な単一のシャッター板を有する本体を含 み、前記本体は、前記入口ポートを備えた第1の本体部分と、前記出口ポートを 備えた第2の本体部分とを含み、前記第1の本体部分が2つの部屋を備え、その 各々が前記入口ポートの1つとそれぞれ連通しており、それによって、前記単一 のシャッター板が単一方向に回転して前記第1の入口ポートと前記第2の入口ポ ートとを前記出口ポートに交互に開口すべく動作可能であり、前記単一のシャッ ター板がほぼ円形で、回転の中心軸を有しているところのベンチレーター又は物 理療法装置であって、前記単一のシャッター板が少なくとも2つの板開口を備え ており、各部屋が2つの更なる開口を有しており、前記単一のシャッター板が前 記入口ポートの1つを前記出口ポートに接続するとき、該単一のシャッター板が それぞれ他の入口ポートを前記弁の外部に接続することを特徴とするベンチレー ター又は物理療法装置が提供される。 有利には、圧力源は送風機を含んでいる。 好ましくは、前記シャッター板の完全1回転の間に、前記第1の入口ポートは 前記出口ポートに接続され、前記第2の入口ポートは前記出口ポートに接続され 、前記第1の入口ポートは再び前記出口ポートに接続され、そして、前記第2の 入口ポートは再び前記出口ポートに接続される。 有利には、前記シャッター板は、前記第1の入口ポートが前記出口ポートに接 続される第1の位置と、前記第2の入口ポートが前記出口ポートに接続される第 2の位置と、いずれの入口ポートも前記出口ポートに接続されない、前記第1の 位置と前記第2の位置との中間の第3の位置とを有している。 好ましくは、前記シャッター板の前記第3の位置において、前記出口ポートは 実質的に閉じられている。 好都合には、当該弁は、更に、前記シャッター板に固定されたシャフトを含ん でいる。 有利には、前記弁は前記シャフトを駆動する電動モーターを有している。 好都合には、前記モーターはステッピングモーターである。 或いは、前記モーターはブラシレスの直流モーターであっても良い。 請求の範囲 1.ベンチレーター又は物理療法装置へのガス流をコントロールする弁 であって、第1(17)及び第2(19)の入口ポートと出口ポート(35)と を有する本体(3)と、前記本体(3)に対して回転可能な単一のシャッター板 (5)とを含み、前記本体(3)が、前記入口ポート(17、19)を備えた第 1の本体部分(7)と、前記出口ポート(35)を備えた第2の本体部分(9) とを含み、前記第1の本体部分(7)が2つの部屋(11、13)を備え、その 各々が前記入口ポート(17、19)の1つとそれぞれ連通しており、それによ って、前記単一のシャッター板(5)が単一方向に回転して前記第1の入口ポー ト(17)と前記第2の入口ポート(19)とを前記出口ポート(35)に交互 に開口すべく動作可能であり、前記単一のシャッター板(5)がほぼ円形で、回 転の中心軸を有しているところの弁であって、前記単一のシャッター板(5)が 少なくとも2つの板開口(6a、6b)を備えており、各部屋(11、13)が 2つの更なる開口(23a−23d)を有しており、前記単一のシャッター板( 5)が前記入口ポート(17、19)の1つを前記出口ポート(35)に接続す るとき、該単一のシャッター板(5)がそれぞれ他の入口ポート(17、19) を前記弁の外部に接続することを特徴とする弁。 2.前記更なる部屋開口(23a−23d)が、前記単一のシャッター 板(5)の完全1回転の間に、前記第1の入口ポート(17)が前記出口ポート(35) に接続され、前記第2の入口ポート(19)が前記出口ポート(35) に接続され、前記第1の入口ポート(17)が再び前記出口ポート(35)に接 続され、そして、前記第2の入口ポート(19)が再び前記出口ポート(35) に接続されるように間隔をあけて配置されていることを特徴とする請求項1記載 の弁。 3.該単一のシャッター板(5)が、直径方向に対向する2つの開口 6a、6b) を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の弁。 4.前記板開口(6a、6b)が扇形開口であることを特徴とする請求 項1−3のいずれか1つに記載の弁。 5.各板開口(6a、6b)更なる各部屋開口(23a−23d)と 実質的に一致していることを特徴とする請求項1−4のいずれか1つに記載の弁 。 6.前記第1の本体部分(7)が、前記更なる部屋開口(23a−23 d) を有する表面壁部を有しており、前記表面壁部が前記更なる部屋開口(23 a−23d) の間に平面部(25a−25d)を有していることを特徴とする先 行する請求項のいずれか1つに記載の弁。 7.本体が、前記表面壁部の周囲に直立する円形のフランジ(22)を 有し、フランジ(22)の深さは前記単一のシャッター板(5)の厚さと実質的 に一致し、フランジ(22)の直径は該単一のシャッター板(5)の直径と一致 していることを特徴とする請求項6記載の弁。 8.前記平面部(25a−25d)は、前記単一のシャッター板(5) の少なくとも1つの位置において、前記入口ポート(17、19)と前記出口ポ ート(35)との間の連通を妨げるような大きさ及び配置とされていることを特 徴とする 請求項6又は7記載の弁。 9.該単一のシャッター板(5)が単一方向に回転して前記第1の入口 ポート(17)と前記第2の入口ポート(19)とを前記出口ポート(35)に 順次交互に開口すべく動作可能であることを特徴とする先行する請求項のいずれ か1つに記載の弁。 10.更に、前記単一のシャッター板(5)に固定された、シャッター 板の回転のためのシャフト(39)を含んでいる先行する請求項のいずれか1つ に記載の弁。 11.前記シャフト(39)を駆動する電動モーター(37)を有して いる請求項10記載の弁。 12.前記モーター(37)がステッピングモーターであることを特徴 とする 請求項11記載の弁。 13.前記モーター(37)がサーボモーターである請求項11記載の 弁。 14.更に、前記モーター(37)のために制御回路を含んでいる請求 項11−13のいずれかに記載の弁。 15.前記制御回路が、1つの入口ポート(17、19)が出口ポート(35) と接続されている時間と、もう1つの入口ポート(17、19)が出口 ポート(35)に接続されている時間との間の関係を変える手段を備えている とを特徴とする 請求項14記載の弁。 16.制御回路が、該単一のシャッター板(5)の回転速度を変える手 段を備えていることを特徴とする請求項14又は15記載の弁。 17患者の肺の換気に使用される装置であって、患者の身体の少なく とも胸部領域を受け入れる外囲と、外囲内の圧力を変えて換気を生み出す手段と を含み、前記手段は、陽流体圧源と、陰流体圧源と、請求項1−16のいずれか 1つに記載の弁とを含む、装置。 18患者の肺の換気に使用される装置であって、患者の身体の少なく とも胸部領域を受け入れる外囲と、 陽ガス圧及び陰ガス圧の非容積式源と、請求 項1−16のいずれか1つに記載の弁とを含む、装置。 19.該圧力源が少なくとも1つの送風機を含むことを特徴とする請求 項18記載の装置。 20.該圧力源が、前記陽圧源及び前記陰圧源を供給する単一の送風機 を含むことを特徴とする請求項18記載の装置。 21.それよりも高周波の陽圧パルスの第2の圧力波形がその上に重畳 されている、第1の、基本周期的圧力波形を作り出すための波形発生手段を含み 、該波形発生手段が請求項18−20のいずれかに記載の装置を含んでいる、圧 力波形を作り出すための発振器。 22.該波形発生手段が、第1の圧力波形を作り出すための請求項18 −21のいずれか1つに記載の第1の装置を含み、第2の圧力波形を作り出すた めの請求項18−21のいずれか1つに記載の第2の装置を含むことを特徴とす る請求項21記載の発振器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ベンチレーター又は物理療法装置へのガス流をコントロールする弁 であって、第1及び第2の入口ポートと出口ポートとを有する本体を含み、前記 本体に対して回転可能で、前記入口ポートと出口ポートとの間を選択的に接続す るように構成されたシャッター板によって特徴づけられ、それによって、該シャ ッター板が単一方向に回転して前記第1の入口ポートと前記出口ポート、及び、 前記第2の入口ポートと出口ポートとを交互に接続すべく動作可能である弁。 2.前記シャッター板の完全1回転の間に、前記第1の入口ポートは前 記出口ポートに接続され、前記第2の入口ポートは前記出口ポートに接続され、 前記第1の入口ポートは再び前記出口ポートに接続され、そして、前記第2の入 口ポートは再び前記出口ポートに接続される、請求項1記載の弁。 3.前記本体が、前記入口ポートを備えた第1の本体部分と、前記出口 ポートを備えた第2の本体部分とを含む、請求項1又は2記載の弁。 4.前記第1の本体部分が2つの部屋を備え、その各々が前記入口ポー トの1つとそれぞれ連通しており、各々の部屋はそれぞれの開口を有し、前記シ ャッター板が前記開口と協同して、前記出口ポートと前記入口ポートとの接続を 行う請求項3記載の弁。 5.各々の部屋が2つの開口を有しており、前記シャッター板が1つの 入口ポートを前記出口ポートに接続するときに、そのシャッター板がそれぞれの 他の入口ポートを前記弁の外部に接続する、請求項4記載の弁。 6.前記第1の本体部分が、前記開口を有する表面壁部を有しており、 前記表面壁部が前記開口の間に平面部を有している請求項4又は5記載の弁。 7.前記シャッター板がほぼ円形で、回転の中心軸を有し、前記本体の 開口と協同する少なくとも2つの板開口を備えており、それによって、前記出口 ポートと前記入口ポートとの連通が確立される請求項4−6のいずれかに記載の 弁。 8.本体が、前記表面壁部の周囲に直立する円形のフランジを有し、フ ランジの深さは前記シャッター板の厚さと実質的に一致し、フランジの直径はシ ャッター板の直径と一致している請求項7記載の弁。 9.前記平面部は、前記シャッター板の少なくとも1つの位置において 、前記入口ポートと前記出口ポートとの間の連通を妨げるような大きさ及び配置 とされている請求項6−8のいずれかに記載の弁。 10.更に、前記シャッター板に固定された、シャッター板の回転のた めのシャフトを含んでいる先行する請求項のいずれかに記載の弁。 11.前記シャフトを駆動する電動モーターを有している請求項10記 載の弁。 12.前記モーターがステッピングモーターである請求項11記載の弁 。 13.前記モーターがサーボモーターである請求項11記載の弁。 14.更に、前記モーターのために制御回路を含んでいる請求項11− 13のいずれかに記載の弁。 15.前記制御回路が、1つの入口ポートが出口ポートと接続されてい る時間と、もう1つの入口ポートが出口ポートに接続されている時間との間の関 係を変える手段を備えている請求項14記載の弁。 16.制御回路が、シャッター板の回転速度を変える手段を備えている 請求項14又は15記載の弁。 17.患者の肺の換気に使用される装置であって、患者の体の少なくと も胸部領域を受け入れる外囲と、外囲内の圧力を変えて換気を生み出す手段とを 含み、前記手段は、陽流体圧源と、陰流体圧源と、本体とシャッター板を含む弁 とを含んでおり、前記本体は、第1及び第2の入口ポートと出口ポートとを有し 、前記シャッター板は前記本体に対して回転可能であって、前記入口ポートと出 口ポートとの間を選択的に接続するように構成されており、それによって、該シ ャッター板が単一方向に回転して前記第1の入口ポートと前記出口ポート、及び 、前記第2の入口ポートと出口ポートとを交互に接続すべく動作可能である装置 。 18.患者の肺の換気に使用される装置であって、患者の体の少なくと も胸部領域を受け入れる外囲と、陽ガス圧及び陰ガス圧の非容積式源と、前記圧 力源と接続する弁とを含み、前記弁は本体とシャッター板とを含んでおり、前記 本体は、第1及び第2の入口ポートと出口ポートとを有し、前記シャッター板は 前記本体に対して回転可能であって、前記入口ポートと出口ポートとの間を選択 的に接続するように構成されており、それによって、該シャッター板が単一方向 に回転して前記第1の入口ポートと前記出口ポート、及び、前記第2の入口ポー トと出口ポートとを交互に接続すべく動作可能である装置。 19.圧力源が少なくとも1つの送風機を含んでいる請求項18記載の 装置。 20.圧力源が、前記陽圧源及び前記陰圧源を提供する単一の送風機を 含んでいる請求項18記載の装置。 21.前記シャッター板の完全1回転の間に、前記第1の入口ポートは 前記出口ポートに接続され、前記第2の入口ポートは前記出口ポートに接続され 、前記第1の入口ポートは再び前記出口ポートに接続され、そして、前記第2の 入口ポートは再び前記出口ポートに接続される請求項17−20のいずれかに記 載の装置。 22.前記シャッター板が、前記第1の入口ポートが前記出口ポートに 接続される第1の位置と、前記第2の入口ポートが前記出口ポートに接続される 第2の位置と、いずれの入口ポートも前記出口ポートに接続されない、前記第1 の位置と前記第2の位置との中間の第3の位置とを有している請求項17−21 のいずれかに記載の装置。 23.前記シャッター板の前記第3の位置において、前記出口ポートは 実質的に閉じられている請求項22記載の装置。 24.更に、前記シャッター板に固定された、シャッター板を回転する ためのシャフトを含んでいる請求項17−23のいずれかに記載の装置。 25.更に、前記シャフトを駆動する電動モーターを含んでいる請求項 24記載の装置。 26.前記モーターがステッピングモーターである請求項25記載の装 置。 27.前記モーターがサーボモーターである請求項25記載の装置。 28.更に、前記モーターのための制御回路を含んでいる請求項17− 27のいずれかに記載の装置。 29.前記制御回路が、1つの入口ポートが出口ポートと接続されてい る時間と、もう1つの入口ポートが出口ポートに接続されている時間との間の関 係を変える手段を備えている請求項28記載の装置。 30.制御回路がシャッター板の回転速度を変える手段を有している請 求項28又は29記載の装置。 31.更に、前記圧力源の圧力を変える手段を含んでいる請求項28− 30のいずれかに記載の装置。 32.それよりも高周波の陽圧パルスの第2の圧力波形がその上に重畳 されている、第1の、基本周期的圧力波形を作り出すための波形発生手段を含む 、圧力波形を作り出すための発振器。 33.波形発生手段が、請求項17−31のいずれかに基づく装置を少 なくとも1つ含んでいる請求項32記載の発振器。 34.波形発生手段が、第1の圧力波形を作り出す請求項17−31の いずれか1つに基づく第1の装置と、第2の圧力波形を作り出す請求項17−3 1のいずれかに1つに基づく第2の装置とを含んでいる請求項32記載の発振器 。
JP54784798A 1997-05-07 1998-05-06 圧力波形を発生するための弁及び発振器 Expired - Fee Related JP4090080B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB9709275.3A GB9709275D0 (en) 1997-05-07 1997-05-07 Fluid control valve and oscillator for producing a pressure waveform
GB9709275.3 1997-05-07
PCT/GB1998/001317 WO1998049993A1 (en) 1997-05-07 1998-05-06 Valve and oscillator for producing a pressure waveform

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001526564A true JP2001526564A (ja) 2001-12-18
JP4090080B2 JP4090080B2 (ja) 2008-05-28

Family

ID=10811945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54784798A Expired - Fee Related JP4090080B2 (ja) 1997-05-07 1998-05-06 圧力波形を発生するための弁及び発振器

Country Status (15)

Country Link
US (1) US6708691B1 (ja)
EP (1) EP1017352B1 (ja)
JP (1) JP4090080B2 (ja)
KR (1) KR20010012273A (ja)
CN (1) CN1168433C (ja)
AT (1) ATE285741T1 (ja)
AU (1) AU737215B2 (ja)
CA (1) CA2289737C (ja)
DE (1) DE69828418T2 (ja)
ES (1) ES2236900T3 (ja)
GB (1) GB9709275D0 (ja)
IL (1) IL132621A (ja)
NZ (1) NZ501606A (ja)
WO (1) WO1998049993A1 (ja)
ZA (1) ZA983818B (ja)

Families Citing this family (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6958046B2 (en) 1998-05-07 2005-10-25 Warwick Warren J Chest compression apparatus
ATE383137T1 (de) * 1999-07-02 2008-01-15 Warren J Warwick Vorrichtung zum zusammenpressen des brustkorbes
US9713567B2 (en) * 2004-12-06 2017-07-25 Vissman S.R.L. Apparatus for the conditioning of muscular fibrils reaction coordination capacity by means a pressure wave, and aesthetic and therapeutic application thereof
US10646668B2 (en) * 2005-06-02 2020-05-12 Respinova Ltd. Pulsating inhaler and a method of treating upper respiratory disorders
US8931478B2 (en) * 2007-11-19 2015-01-13 Carefusion 2200, Inc. Patient interface assembly for respiratory therapy
US8539951B1 (en) 2008-05-27 2013-09-24 Trudell Medical International Oscillating positive respiratory pressure device
EP2349422B1 (en) * 2008-10-05 2017-05-31 Respinova Ltd. Device for pulsating drug delivery
US8327849B2 (en) 2008-10-28 2012-12-11 Trudell Medical International Oscillating positive expiratory pressure device
US8485179B1 (en) 2009-02-23 2013-07-16 Trudell Medical International Oscillating positive expiratory pressure device
US9149589B2 (en) 2009-02-23 2015-10-06 Trudell Medical International Method and device for performing orientation dependent oscillating positive expiratory pressure therapy
US20120157895A1 (en) * 2009-08-26 2012-06-21 The University Of Kansas Device, system, and method for mechanosensory nerve ending stimulation
US9500068B2 (en) * 2010-11-12 2016-11-22 Ut-Battelle, Llc Cavitation-based hydro-fracturing simulator
US8776792B2 (en) 2011-04-29 2014-07-15 Covidien Lp Methods and systems for volume-targeted minimum pressure-control ventilation
CA2837057C (en) 2011-06-06 2018-08-28 Trudell Medical International Oscillating positive expiratory pressure device
US8613267B1 (en) 2011-07-19 2013-12-24 Lightsail Energy, Inc. Valve
CN102358419A (zh) * 2011-07-22 2012-02-22 北京航空航天大学 一种基于方波的高效脉冲喷流发生方法及其装置
US9427107B2 (en) 2011-09-13 2016-08-30 Iot Controls Llc Automated temperature control system for a solid-fueled cooker
US20130203259A1 (en) * 2012-02-07 2013-08-08 Lam Research Corporation Pressure control valve assembly of plasma processing chamber and rapid alternating process
US9993604B2 (en) 2012-04-27 2018-06-12 Covidien Lp Methods and systems for an optimized proportional assist ventilation
US9375542B2 (en) 2012-11-08 2016-06-28 Covidien Lp Systems and methods for monitoring, managing, and/or preventing fatigue during ventilation
US9517315B2 (en) 2012-11-30 2016-12-13 Trudell Medical International Oscillating positive expiratory pressure device
US9358355B2 (en) 2013-03-11 2016-06-07 Covidien Lp Methods and systems for managing a patient move
US10272224B2 (en) 2013-07-12 2019-04-30 Trudell Medical International Huff cough simulation device
US9849257B2 (en) 2013-08-22 2017-12-26 Trudell Medical International Oscillating positive respiratory pressure device
CN103438241B (zh) * 2013-08-29 2015-10-07 扬州市大洋水务设备有限公司 一种流体的快速切换装置
US10245206B2 (en) 2013-11-14 2019-04-02 Epic Medical Concepts & Innovations, Inc. Pneumatic somatosensory stimulation device and method
US10363383B2 (en) 2014-02-07 2019-07-30 Trudell Medical International Pressure indicator for an oscillating positive expiratory pressure device
CN103932881B (zh) * 2014-05-04 2015-10-07 无锡华纳医疗科技有限公司 一种高频脉冲压力波治疗仪
US10004872B1 (en) 2015-03-06 2018-06-26 D R Burton Healthcare, Llc Positive expiratory pressure device having an oscillating valve
JP6480598B2 (ja) * 2015-04-02 2019-03-13 ヒル−ロム サービシーズ プライヴェート リミテッド 呼吸装置用マニホールド
EP4134118A3 (en) 2015-07-30 2023-05-03 Trudell Medical International Combined respiratory muscle training and oscillating positive expiratory pressure device
USD778429S1 (en) 2015-09-02 2017-02-07 Trudell Medical International Respiratory treatment device
USD780906S1 (en) 2015-09-02 2017-03-07 Trudell Medical International Respiratory treatment device
US10857317B2 (en) 2015-12-04 2020-12-08 Trudell Medical International Huff cough simulation device
CA3059532A1 (en) 2017-05-03 2018-11-08 Trudell Medical International Combined oscillating positive expiratory pressure therapy and huff cough simulation device
JP6969895B2 (ja) * 2017-05-09 2021-11-24 日本電産サンキョー株式会社 バルブ装置
EP3525857B1 (en) 2017-11-14 2020-01-29 Covidien LP Systems for drive pressure spontaneous ventilation
US10953278B2 (en) 2018-02-02 2021-03-23 Trudell Medical International Oscillating positive expiratory pressure device
US11517691B2 (en) 2018-09-07 2022-12-06 Covidien Lp Methods and systems for high pressure controlled ventilation
EP3825621A1 (en) * 2019-11-25 2021-05-26 Silverline Endüstri ve Ticaret A.S. Sensitive diffuser for central ventilation systems
US20230109784A1 (en) * 2020-03-26 2023-04-13 University Of Vermont And State Agricultural College Ventilator and ventilator valve

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL41582C (ja) *
FR2273740A1 (fr) * 1974-06-06 1976-01-02 Saunier Duval Dispositif inverseur d'air pour installation de transport a tube pneumatique fonctionnant avec une seule pompe
GB8602646D0 (en) * 1986-02-04 1986-03-12 Hayek Z Ventilator apparatus
DE3789670T2 (de) * 1986-02-04 1994-11-24 Dranez Anstalt Beatmungsgerät.
EP0325200B1 (en) * 1988-01-18 1994-04-13 Hitachi, Ltd. Rotary valve
EP0651205A4 (en) * 1992-07-22 1997-07-30 Nippon Furnace Kogyo Kk FLOW PATH CHANGE APPARATUS, REGENERATION ALTERNATE COMBUSTION BURNER SYSTEM AND REGENERATION HEAT EXCHANGER SYSTEM.
TW305419U (en) * 1993-01-25 1997-05-11 Pacific Eng Four-way change-over valve for air-conditioner and service valve therewith
JPH06312158A (ja) * 1993-04-30 1994-11-08 Matsui Mfg Co 空気振動波発生方法及びその装置
GB9310649D0 (en) 1993-05-24 1993-07-07 Dranez Anstalt Fluid control valve
GB9410935D0 (en) 1994-06-01 1994-07-20 Dranez Anstalt Ventilator apparatus
US5475988A (en) 1994-11-17 1995-12-19 Delaware Capital Formation Inc. Refrigerated display case with an improved air flow control and a contaminant control apparatus
US5950518A (en) * 1995-05-20 1999-09-14 Trw Fahrwerksysteme Gmbh & Co. Kg Rotary disk steering valve
GB2306623B (en) * 1995-10-31 1998-08-05 Zamir Hayek Fluid control valves
DE19547124C2 (de) * 1995-12-16 2001-04-19 Lpkf D O O Drehschieberventil zur wahlweisen Druck- oder Saugluftbeaufschlagung
DE19805478C2 (de) * 1998-02-11 2001-06-21 Daimler Chrysler Ag 3/3-Wegeventil

Also Published As

Publication number Publication date
IL132621A (en) 2002-12-01
JP4090080B2 (ja) 2008-05-28
ES2236900T3 (es) 2005-07-16
US6708691B1 (en) 2004-03-23
ATE285741T1 (de) 2005-01-15
AU737215B2 (en) 2001-08-09
WO1998049993A1 (en) 1998-11-12
EP1017352A1 (en) 2000-07-12
IL132621A0 (en) 2001-03-19
CA2289737C (en) 2009-11-03
DE69828418T2 (de) 2005-12-08
GB9709275D0 (en) 1997-06-25
NZ501606A (en) 2001-07-27
CN1255051A (zh) 2000-05-31
KR20010012273A (ko) 2001-02-15
CA2289737A1 (en) 1998-11-12
DE69828418D1 (de) 2005-02-03
EP1017352B1 (en) 2004-12-29
ZA983818B (en) 1998-11-09
CN1168433C (zh) 2004-09-29
AU7343798A (en) 1998-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001526564A (ja) 圧力波形を発生するための弁及び発振器
CA2009573C (en) Chest compression apparatus
JP4617307B2 (ja) 気管支肺の分泌物を除去するためのパーカッション支援を有する吸気/呼気システム
AU610272B2 (en) Chest compression device
JP3874801B2 (ja) 流体制御弁
EP0192337B1 (en) Ventilators and pressure oscillators therefor
JP2010119838A (ja) マニュアル制御型二相性肺内パーカッション換気及び方法
JP2019505355A (ja) 呼吸管理装置
AU2018247142B2 (en) A respiratory system
KR101606681B1 (ko) 이동식 기침 유발기
CN208525592U (zh) 震荡气流产生装置、呼吸机和排痰机
JPH02131773A (ja) 人工呼吸器における呼吸振動発生装置
JPH02131774A (ja) 人工呼吸器における呼吸振動発生装置
KR101925454B1 (ko) 고빈도 기도압력 발생기
JP3269178B2 (ja) 人工呼吸器用呼吸振動発生装置
KR102066589B1 (ko) 양/음압 체외식 호흡근육 재활 및 기도분비물 제거기
JP3274524B2 (ja) 人工呼吸器における呼吸振動発生装置
JPH02131765A (ja) 人工呼吸器における呼吸振動発生装置
JPH02131772A (ja) 人工呼吸器
JPH03176069A (ja) 人工心臓
JPH0654909A (ja) 人工呼吸器における呼吸振動発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050502

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070605

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070828

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140307

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees