JP2001526455A - 通常の駐車場に駐車中の燃料電池駆動式自動車から電力を取出す方法 - Google Patents

通常の駐車場に駐車中の燃料電池駆動式自動車から電力を取出す方法

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JP2001526455A JP2000524857A JP2000524857A JP2001526455A JP 2001526455 A JP2001526455 A JP 2001526455A JP 2000524857 A JP2000524857 A JP 2000524857A JP 2000524857 A JP2000524857 A JP 2000524857A JP 2001526455 A JP2001526455 A JP 2001526455A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は通常の駐車場に駐車中の燃料電池駆動式の複数の車両10から電力を取り出す方法と装置を提供する。駐車中の複数の車両の各々に搭載された燃料電池を複数個の電気コンセントに接続するために、駐車中の各車両から出る電線22を接続するための電気コンセント25が複数個、適切な間隔で設置される。駐車中の車両の燃料電池からの直流電力を電力網に送電するために複数個の電気コンセントを電気的に接続した電力網12が接続される。電力網内の直流電力を一つの共通点で集電するために、電力網には少なくとも1個の電力収集所が電気的に接続される。更に直流電力を交流電力に変換するために、電力収集所には少なくとも1個のインバータが電気的に接続される。得られた交流電力を負荷又は公益事業の電力網へ供給するための装置が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は通常の駐車場に駐車中の燃料電池駆動式自動車のユニークな使用法に
関するものである。これらの自動車は各々40キロワット(kW)程度の発電装
置を持っており(又は将来持つことになる)、その発電装置は、自動車が駐車場
でアイドル運転中に電力を発生するように付勢され得る。この「アイドル運転中
の」電力の発生は、周囲の建築物にとって有用な電力を経済的に供給することを
可能にする。
【0002】
【発明の背景】
現在多くの自動車メーカーが主な動力源として燃料電池を使用する試作車を開
発しつつある。燃料電池によって発生された電気エネルギーが電動機を駆動し、
それによって車両が推進される。天然ガス、水素又はその他の軽量気体炭化水素
担持燃料が燃料電池の燃料入力として使用され得る。プロパン、浄化槽ガス又は
バイオガス、さらにはガソリンなどの、分解工程を経て水素を作り得る燃料が、
燃料電池の燃料の候補となる。
【0003】 本発明は、燃料電池が自動車に対して走行のため電気エネルギーを発生するだ
けでなく、自動車が駐車場に停止もしくは駐車されているときにも燃料電池が付
勢されエネルギーが電力網を介して動力化され集中されることによって、地域の
用途のための無二の電力を提供することができるという方法に焦点をあてた新規
な方法を使用するものである。
【0004】 車両の従来の燃焼機関の動力プラントによっても、非常に限られた量ではある
が、変換機を通すことによって交流(AC)電力が供給され得る。普通の自動車
で発生される比較的小さい直流(DC)電力は、一般的に車両自身とその付属品
の電力需要を満たすのに使われる。しかしながら、これらの機関から有用な電力
を得ることは困難である。エネルギー変換効率が低いこと、運転中に発生される
気流によって冷却する必要があること、及び発生する環境汚染は、これらの機関
を有意義な発電装置の候補としない。
【0005】 本来、従来の燃焼機関は、移動の目的のための装置として設計されたものであ
る。一方、燃料電池は、エネルギー変換効率が高く、環境汚染度が低く、内燃機
関を長時間継続運転したときに遭遇するような機械的問題を生じることなく、連
続運転が可能である。燃料電池には、従来気づかなかった未利用の可能性が潜ん
でいる。本発明は、地域配電レベルの相当に大きい量の電力を供給する新規性を
有する方法及びプロセスを提供するものである。
【0006】 本発明では、40kWの燃料電池を使用し、それは燃料電池駆動式の一部の自
動車において典型的なサイズであるが、他のサイズの電池も使用することができ
る。本発明に使用される電池は、モジュール型の設計のものでもよく、また、各
種のサイズのもので良い。自動車に使用される燃料電池のサイズは、究極的に自
動車本来の目的である移動手段としての機能から決まるものであり、本発明によ
って明らかにされてプロセスに伴い、将来変更されることもあり得る。即ち、自
動車の移動手段としての機能は、発電機能に次ぐものとなることもあり得る。
【0007】 例を挙げれば、小さな市街地の駐車場に各々40kWの発電能力を持つ燃料電
池駆動式の車両が100台駐車しているとすると、合計4,000W、即ち4M
Wの発電能力があることになる。この電力は2つの標準的な4,160Vの電力
会社の給電回路、乃至13,2000ボルト回路の半分の供給能力に相当する。
このような電圧レベルの回路は電力業界の慣習としてごく一般的なものである。
【0008】 これらのタイプの回路は、各々何百戸の家庭及び/又は商業用又は軽工業用の
需要をまかなうことができる。たとえ、小さな駐車場でも、局地的な発電、電力
業界で普通使われている用語で言えば分散発電、としてかなりな規模であると言
える。市街地においてはそのような発電量は大きなオフィスの電力需要をまかな
うことができる。5階建のパーキング場で、1階当たり100台の自動車が駐車
している場合には、20MWの電力を提供でき、それは電力会社にすれば何千戸
の家庭又は何平方マイルという広さの地域の住宅/商業/工業混合負荷に対応す
るように設計された変電所のサイズに相当する。
【0009】 州のレベルで考えてみると、ニュージャージー州のような州には200万人の
登録されたドライバーが住んでいる。彼らの燃料電池駆動式の自動車が各々40
kWの出力を作り出し得るので、合計出力は、80,000MWとなる。これは
、年間の需要ピーク時にニュージャージー州住民が求める電力の4倍を超え、ま
たペンシルベニア/ニュージャージー/メリーランドの全体に電力を供給するパ
ワープール全体の需要の1〜1.5倍を超える。
【0010】 本発明は、ドライバーたちが仕事、レジャー、ショッピング、ビジネスに従事
している間、長時間にわたって自動車が駐車場に駐車されている間に、燃料電池
駆動式の自動車をモジュール化された、移動可能なエネルギー源として利用しよ
うとするものである。本発明のユニークな特徴点は、自動車やその他の車両を単
一目的(移動手段)から、依然として移動を提供するだけでなく重要なことは電
力を供給するものであるという二重用途を持った装置に変換することである。
【0011】 本発明は、分散発電装置を分散負荷又は電力の需要地点に直接提供するという
点でユニークである。この分散発電装置は、朝は家屋やアパート、昼間はオフィ
スビル、駐車場又は工場、そして1日の終わりには再び家屋やアパートへと負荷
のあるところへ移動する。本発明は、ユニークで、環境的にクリーンで効率的な
ベース負荷発電の移動可能な、分散されたエネルギー源を提供する。
【0012】 本発明はまた、都市の風景における受身的な荒廃した点として一般に考えられ
ている駐車場の概念を根本的に変えるものである。駐車場は従来、ありふれた文
芸作品や都市の再開発プロジェクトで、貴重な都市面積の無駄としてとり上げら
れてきた存在である。今ここに、駐車場が都市部のエネルギー経済の価値ある寄
与者として登場するに及び、駐車場の地価は劇的に上昇するに違いない。それは
、個人にとって車両を駐車するという必要性と、その結果生じるクリーンで経済
的なエネルギーの発生という巧妙な方法の象徴となるであろう。
【0013】 また、それは多用途機械であり、移動電源装置として車両の価値、価格、ひい
ては市場での販売方法までも変えるであろう。駐車場からの電力は公益事業会社
が発電施設を計画し、建設する方法に根本的な変化をもたらすだろう。公益事業
会社や他の独立発電業者は、彼らの総合的なエネルギー・ミックスの中の分散さ
れた駐車場発電電力を組み入れざるを得なくなるだろう。燃料電池から得られた
低コストの電力はやがてあらゆる層の顧客に対する電気エネルギーの究極的なコ
ストに影響を及ぼすことであろう。本発明は米国において、また世界中における
発電の方法に重大な変化をもたらすであろう。本発明は、公益事業と自動車産業
の両業界にプラスの変化をもたらす発明に応用されるいくつかの新規性のあるプ
ロセスを組み合わせたものである。
【0014】
【発明の概要】
本発明は燃料電池駆動式の車両を結合して、大量の電力を発生するユニーク
で新規性のある1つの方法を使用する。これらの車両を連結する1つの方法はタ
ンデム(直列)結合である。普通の駐車場を分散発電所とみなすユニークな視点
が本発明の主要な戦略的特徴である。
【0015】 本発明の他の重要な特徴は、大きな商業用/工業用ビルディングへの電力を従
業員の駐車場を発電所として使用して供給する点にある。学校、ショッピングセ
ンター、市営駐車場、空港の駐車場、スタジアム、映画館、ホテル、レストラン
、病院などがいずれも重要な分散発電所になり得る。また、個人住宅のガレージ
や、ドライブウェイに駐車した車も住宅の電源になり得る。駐車場があるところ
ならどこでも、燃料電池駆動式の車両が重要な電源となり得るのである。
【0016】 本発明の目的のための駐車は、1台又は数台の車両が駐車されている場所とし
て定義され、例えば、駐車場、マリーナ、ドック、バスターミナル、トラックタ
ーミナル、列車の操車場であり、本発明では1台の車両が新規性のある、実際的
な移動電源としてとらえられる。本発明では、ある車両について言及されている
が、本発明は明らかにすべての車両について適用され、車両とはオートバイ、ス
クーター、バス、トラック、ボート、鉄道車両などを意味するものと定義される
。車両とはまた、燃料電池、内燃機関、ガスタービン、電気自動車、ハイブリッ
ド車両のようなあらゆる動力源を含むものと定義される。
【0017】 ハイブリッド車両とはこれら動力源の任意の組み合わせとして定義される。燃
料電池が望ましい動力源ではあるが、本発明のプロセスは排出ガス、冷却及びそ
の他ここで論議されている制限事項を設計の上で考慮しているような内燃機関に
よる駆動方式の車両にも適用することができる。経済的には成り立たないと考え
られえるが、本発明のプロセスは、バッテリ駆動方式の電気自動車にも適用でき
る。本発明の適用例とてしては望ましくはないが、近未来における燃料電池の代
替物はバイブリッド車両である。ここに定義された車両は、かなりな量のエネル
ギーを発生し、比較的容易に電気的エネルギーに変換して、外部の負荷に供給す
ることができるものである。
【0018】
【発明の望ましい実施例】
本発明の望ましい実施例としては、燃料電池駆動式車両でなければならない。
望ましい燃料電池の型式は陽子交換膜燃料電池である。図1は、地上平面の典型
的な駐車場の配置を示し、車両は駐車場の周辺と中央部に配列されている。これ
は駐車場の多くで行われるかなり標準的な方法である。
【0019】 図2は、各駐車スペース10に燃料供給網からの気体燃料入力14と電力出力
接続12が設けられることを示す。この場合、気体燃料は、地元の公益事業会社
からの天然ガスであると仮定する。ただし、それは水素又は軽質の炭化水素を持
つ他の燃料であっても良い。燃料電池駆動式車両15は、図2の分解図に示すよ
うにスペース10に駐車される。車両の車体から引っ張り出されたガスホース2
2の接続金具が、ガス燃料入力網14からの天然ガスのためのドッキングポート
25に接続される。車両の車体から引き出されたケーブル18の接続金具が発生
された電力を収集するために電力網12のドッキングポート20に接続される。
【0020】 駐車場内の各車両は、駐車中、上述のように接続される。天然ガスが車両に流
れ込み、電力に変換され、電気出力網に収集される。図3及び図4は、駐車スペ
ースからエネルギーがいかにして集められ、地域の建物内の電気負荷に、または
直接に公益事業会社の電力網に供給されるかを示す。
【0021】 図3は、如何に各駐車場10が、最初に列30へ次に駐車スペースの使用地3
1へ電気的に配列されかを示す。この電気的配列は、バッテリや光電池変換装置
が望ましい電圧及び電流供給能力を持つように直列/並列に配列されるのと非常
に類似する。列30に直列に配置され、使用地31に並列に配置される駐車スペ
ースの数は、地元の状況と課せられる負荷の量と種類に基づいて現地で適宜選択
設計されるべきである。視覚的に例示する目的で、100台の駐車ロットが、図
3において使用地当たり25台として示してあり、図4には全体で4使用地があ
るような構成で示されている。
【0022】 図4は、いかにして4つの使用地31が共通の直列バス(母線)33に結合さ
れ、インバータとして知られるDC−AC変換装置の入力となっているかを示す
。インバータ35を通過して生じたインバータのAC出力は、次にACバス37
の入力となり、地域の負荷や、公益事業会社の電力網に直接供給される。ここに
は詳細が示してないが、この種の電力システムとしては、普通に行われる継電装
置、故障隔離保護装置、電圧調節装置、電力計測装置などが欠かせないものとし
て存在する。これらの電気システム、その技術、及びそのハードウェアは、公益
事業産業においてよく知られており、容易に入手し得るものである。
【0023】 既に述べた1つの駐車場の電気的設計は、利用できる車両の数、使用地が伝達
するエネルギーの総量、課せられる負荷の種類、駐車場自体の物理的なサイズと
レイアウトに基づく、地元の技術的設計に負うことになる。
【0024】 選択できる電気機器の範囲が広いこと、それらが容易に入手し得ることから
して、電気的インターフェースは当該駐車場の設計の中ではどちらかと言うと代
わり映えのない部分である。設計者が電気ケーブルの設計、インバータの定格決
定、適正な保護/リレー機器の選択をするために必要な知識はすでに従来のバッ
テリ及び光電池の変換装置の経験から十分に蓄積されている。
【0025】 駐車場のエネルギー収集システムは直流(DC)設計であるので、陰極保護に
関しては、十分な注意が必要であるが、それも、市場で購入可能なハードウェア
が豊富に存在する成熟した、十分に理解された技術設計分野である。燃料電池を
エネルギー源とする駐車場を近未来に成功させるための、電力システムとインタ
ーフェース(接続器)技術、技術ノウハウ、及びハードウェアは既に市場に存在
する。
【0026】 図5は、燃料入力(天然ガス)が燃料貯蔵庫40から燃料電池42へ入り、そ
こで直流電力に変換され、駆動モータ45並びに車両の照明灯及び補機47に供
給される典型的燃料電池駆動式車両のダイヤグラムである。図6は、車両が静止
中に電力を発生するため駐車される間にいかにして燃料供給システム及び燃料電
池からの出力電力が切り換えられるかを示す。一連のセレクタ50は、駐車場1
4で提供される天然ガス供給14を選び通常の車載の天然ガスの燃料電池への供
給をバイパスするために使用される。同様に、類似の一連のセレクタ55が、駐
車場の電力網12に接続するため、通常の電力出力経路のバイパスを用意する。
図6において車両は、通常の燃料供給経路と出力電力経路が定置発電用に遮断さ
れた状態で発電している。車両を再び移動手段に用いるときには、駐車場の燃料
ライン22と電力ケーブル18の接続を切り、それぞれのセレクタを通常の設定
に戻せばよい。
【0027】 図1から図3に示され、上述された燃料電池駆動式車両のための駐車場構造は
、ビルディングや公益事業会社の電力網供給点に隣接して複製することができる
。駐車場は、ビルディングの地下若しくは地上の低い階に又は別の地下駐車場と
して設けることができる。駐車場は、建築及び電気設計の一部として、容易にビ
ルディングに組み込むことができる。
【0028】 本発明はまた、ビルディングの所有者にとって、従来電力へのアクセス又はア
クセスのためコストが理由で、建設が制限されていた地域や場所にビルディング
を設置することができるというユニークな利点をもたらす。本発明は、この設計
上の特長を許す方法を含む。更に本発明は、燃料電池の副産物として商業的に有
意義な量の純水を生産することができる。水はまた、所有者に飲料水へのアクセ
スをもたらし、かつ、ビルディングの所有者に水の心配をすることなくビルディ
ング建設場所を選択する自由を与え、水を自給するが故に、大型ビルの建設に反
対する地元住民の声を抑制することも可能である。更に、副産物として発生する
低い熱は、温水として家事、暖房及び補給水として活用することができるという
利点をもたらす。
【0029】 更に、燃料電池駆動式車両の他の副産物である二酸化炭素は、重大な問題でな
くまた重大な問題を生じるような量ではない。しかしながら本発明の場合、駐車
場の所有者はこの純水二酸化炭素を集めて、付加価値製品として、メーカーに供
給するというオプションを持つことになる。駐車された車両の台数と、静止した
車両からガスを集めることが比較的容易な故に、駐車場は二酸化炭素生産工場と
なる。
【0030】 図4に示すインバータ35は、駐車場の電力出力をビルディングや公益事業会
社の電力網の電圧レベルにマッチするように容易に調節することが可能である。
この目的に使用できる様々なサイズのインバータが入手可能であり、また、分散
発電地点から公益事業会社までの電力の流れにマッチさせるために必要な定格の
接続器も同様に入手可能である。電力系統に安全に接続するために必要な機器及
び仕様は業界で公知である。
【0031】
【本発明の重要性】
1台の燃料電池駆動式の車両又は他の車両が駐車されていて、搭載された40
kWの燃料電池が1日8時間発電しており、隣接するビル、例えばオフィスビル
に通常の電気的負荷をまかなっている場合を考えてみよう。その場合、燃料電池
のエネルギー出力は、40kW×8時間=320kWhとなる。
【0032】 このエネルギーを地元の電力会社に直接売ったとすると、車の所有者には限界
発電料が支払われ、ニュージャージー州内の典型的な電力会社の場合、それは0
.025ドル/kWhである。この限界発電料金は、地元の公益事業会社が支払
う燃料コスト、発電ミックス、負荷の種類などにより、米国内の各地で異なる。
ここで使用する0.025ドルという料金は、全国各地の産業地帯の大部分にお
いて典型的な値である。したがって、もし320kWhを限界料率で売った場合
、実現される収入は8.00ドルである。ただし、これは燃料電池の直流出力を
公益事業会社の電力網に適した交流に変換する便利な手段が存在することを仮定
している。
【0033】 ここで、本発明を使用し燃料電池で発生した電力を地元の準備が整った顧客、
例えばオフィスビルディングに供給するために必要な接続器設備を持った駐車場
の所有者に売った場合には、上述の経済計算とは全く様相を異にした計算となり
、すべての当事者にとって有利なものとなる。燃料電池駆動式車両の所有者は、
320kWhの電力を公益事業会社が買い取りに応じる価格より高い値段で駐車
場の所有者に売ることを欲するかもしれない。すなわち、0.025ドル/kW
hではなく、0.035ドル/kWhで売りたいと思うかもしれない。
【0034】 もし駐車場の所有者がその価格で買い取ることに同意すれば、車両の所有者は
自分の車が1日に発電した電力に対して11ドルを受け取ることができる。する
と、駐車場の所有者にとってこの320kWhの電力をビルディングの所有者に
売ることもできる。駐車場の所有者は、駐車場の電気インターフェース回路や天
然ガス燃料供給網に投資したコストや、日々の運営コストを考慮して、0.03
5ドル/kWhで仕入れた電力を0.085kWhで販売することを考えるかも
しれない。
【0035】 ビルディングの所有者の立場を考えると、地元の公益事業会社から典型的な
価格0.100ドル/kWhで電力を購入することに比べて、安く電力を購入す
ることによりコスト節減の可能性があることに気づく。彼としてはkWh当たり
0.015ドル節約することができ、これは320kWh×0.015ドル/k
Wh、即ち1日1台当たり4ドル80セントの節約となる。駐車場の所有者は,
現在行っている入退場時間コスト計算に対して、車両の所有者に発電量に見合う
クレジットを支払うことになる。これは、(車両の発電設備のサイズ)×(発電
時間)×(同意した買取価格)という簡単な計算である。
【0036】 更に駐車場の所有者は、車両に燃料を供給する能力を持つことになり、一方、
車両の所有者は車両に搭載されている燃料を使用する方を望むかもしれない。例
えば、既存の駐車場所有者は燃料供給網又は車両に燃料を供給するコネクタを追
加してもしなくてもよい。もちろん、新たに駐車場を設置する場合においても同
じことが言える。また、車両にインバータを搭載することによって、駐車場の所
有者に直接交流電力を供給し、駐車場の所有者に自前のインバータを設備する必
要性をなくすこともあり得る。この車両の所有者には、例えば、車両による発電
量に対してより高い買取価格が与えられることもあるだろう。
【0037】 駐車場の所有者は、燃料電池が発生する純水を副産物として集め、新たな付加
価値である給水サービスとして供給することもあり得るだろう。走行中の燃料電
池駆動式車両が副産物として水を発生することは知られているが、走行中の水は
捨てられるので、本発明において車両が駐車中に燃料電池を継続して作動させ、
住宅、ビルディング又は駐車場の所有者にとって有意義な量の水を入手すること
は本発明のもう1つの新規性を示す理由である。水の価値を示す1つの例として
挙げるならば、レジャータイムズ・スプリング・ウォーター社の27.2リット
ル(6ガロン)入り容器に入った水が7ドル50セントである。燃料電池から生
まれる水の純度は、ほとんどの蒸留水より高く、蒸留水の価値は上述の飲料水よ
高い。
【0038】 オフィスビルに隣接する100台入りの駐車場の所有者が得るものは: 320kWh/台×100台×(0.085ドル/kWh−0.035ドル/k
Wh)=1600ドルが駐車場所有者の1日の売上げとなる。
【0039】 ビルディングの所有者の節約分は:320kWh/台×100台×0.015
ドル/kWhの節約=480ドル/1日、 年間の就労日が235日あるとすると、100台入りの駐車場から得られる金
額は: 車の所有者:235日×11ドル=2,585ドル、 駐車場の所有者:235日×1600ドル=376,000ドル(電力の純売上
高)、 ビルの所有者:235日×480ドル=112,800ドル(電力コストの節約
)。
【0040】 この現実的な例は、ここに述べた発明がいかに商業的に成り立ち得るかを示す
ものである。もちろん、車両の所有者、駐車場の所有者、ビルの所有者の間にお
ける売買価格は具体的な状態と地域の公益事業会社の料率に左右されるが、コン
セプトそのものには変わりない。従来の駐車場が発電所に生まれ変わり、その電
力がすべての関係者にとって得になるように売買されるということである。各車
両が駐車場に駐車されている間に所有者にとってプロフィットセンターとなり、
それ自身のコストを相殺するように働き、燃料電池を働かせていることに関連す
る費用を減価償却するのである。車両の所有者は、地域の駐車場の所有者が提供
する取引のうちで最良のものを、そして年間収入を最高にするように取捨選択す
ればよい。ビルディングの所有者は電力コストを相殺する助けになるような駐車
場を設置することを考えればよい。
【0041】 このプロセスは、他の種類の駐車場にも適用可能である。これは容易に大規模
な工場や商業施設にも適用して、従業員の車両が提供する電力を施設で使用する
ようにすることができる。事実上、燃料電池駆動式車両が駐車されるところなら
どこでも、本発明を応用して、駐車場を発電所となし、地域の電力負荷に応える
ことができる。住宅のガレージに駐車された車両は、住宅の電力使用量とコスト
の大半を相殺することができる。本発明は膨大な商業的応用が可能である。
【0042】 本発明は、このプロセスと発明で発生される電力に関連した大気汚染削減クレ
ジットとエネルギーの仲買取引をも実現し可能にする。独立発電業者、製造業者
及び伝統的な公益事業会社の間で大気汚染クレジットが仲買取引されるようにな
っている今日、従来の発電方式に対する本発明の利点を指摘することができる。
【0043】 工場の所有者、駐車場の持主、住宅の所有者は、彼らの燃料電池駆動式車両か
ら得られる高効率大気汚染削減クレジットを電力会社や商品銀行に売ることがで
きる。これらのクレジットは旧式の効率の低い通常型の発電施設を使っている公
益事業会社やその他の会社に売却したり、取引したりすることができる。本発明
のこの付加的な機能と利点がさらに本発明の経済性を高めている。
【0044】 一部の車両には現在パワー・テーク・オフ(pto)と称する機能が設けられ
ているが、本発明はptoの改良として車両電気接続器を組み込んでおり、本発
明は、真の電力テーク・オフ・アンド・エナジャイザー、即ち“eptoe”を
実現する。このeptoeによって、その車両は従来の移動型発電機に代わるも
のとして作用することになる。その場合、車両は移動型発電機である。従来のガ
ソリン、ディーゼル式発電機との比較におけるこの種の移動型発電機の利点は明
らかである。現在、一般によく用いられている8−10馬力程度のエンジンによ
る発電機は、普通の住宅の電力需要を満たすには不十分である。現在のディーゼ
ルやガソリンエンジン式発電機に比較して、本発明の発電能力は膨大なものであ
る。従来の移動型発電機に比べて、騒音がはるかに低く、熱発生もはるかに少な
く、大気汚染もはるかに少なく、トレーラー牽引、輸送トラック、それら車両の
燃料、それらの操作要員、物資補給など一切不要である。本発明のこの特徴が従
来の技術に対する非常に大きな改善である。
【0045】 駐車場の重要な改善であるパワーパーク(電力供給駐車)は本発明の重要な応
用であるが、その電力の供給方法において本発明はより一層、基本的な違いをも
たらす。典型的な電力供給システムは顧客の負荷に電力を送るために発電所、送
電及び配電線、変電所などの固定された資産から構成される。発電所は常時変動
しつつある負荷のパターンに対応して、送電網と称される強固な送電線を経由し
て電力を供給する。このような配電施設は、最高のベース負荷とピーク負荷に対
応できるような大きさとなっているため、分散配電に比べて、利用率が低く、非
常に高価につき、固定的で柔軟性に欠ける。
【0046】 しかし、従来型の分散発電では依然として場所的に固定しており、標準の発電
方式に比べてわずかに柔軟性があるにすぎない。我々の発明は顧客のダイナミッ
クな使用パターンに対応することができる。顧客が家庭にいて、パワーパークが
電気需要を満たしている場合、オフィスにいてパワーパークが工場やオフィスの
電気需要を満たしている場合、家庭に戻ってパワーパークが住宅や家族の電気需
要を満たしている場合など、いずれの場合であってもパワーパークは常に移動先
で電気需要を満たす。顧客が家庭に戻れば、住宅の電気需要が増え、オフィスの
消費が減るが、顧客の移動型電源はその場所を変えることによって、それに対応
できる。発電拠点を電力消費負荷から次の電力消費負荷へ物理的に移動し、真に
応答性も良く、対話的に分散発電を行うことが基本的に本発明の一部であり、新
しい、ユニークな電力供給方法をもたらす。
【0047】 我々の発明はそもそも電気に対する需要が生まれるのは人間と人間がコントロ
ールするプロセスが存在するからであると認識している。人間の移動に常に伴っ
て移動しているのが車両である。したがって、燃料電池起動式車両により、我々
の発明によって、発電装置とパワーパークが常に人間と共にあって、人間が作り
出した負荷に常にサービスを供給できるのである。1台の車両、1つのパワーパ
ークはその性質上、モジュール的であり、車両が(電気的に)他の車両と結合さ
れて1つの負荷にサービスを提供し、そして必要に応じて分散し、ある場所から
他の場所に移動する。自動車が移動すると同じように、発電装置を1つの場所か
ら次の場所に容易に移動することは、電力供給方法における新規性のある、そし
て商業的に実現性のある方法である。
【0048】 我々の発明の直接的な帰結として、いくつかの重要な、非常に前向きな社会的
必然性が生じる。それによって我々の大気の質が改善する。われわれの住む東海
岸回廊の各州における悪魔的な大気汚染は公益事業会社や工場のせいではなく、
自動車やディーゼルトラックのせいで悪化する。我々の発明が自動車産業を支配
することにより、車両の汚染が減少することは火を見るより明らかであり、それ
に伴って大気は清浄になるだろう。
【0049】 我々の国家は情報時代に突入しつつあるが、一部の地域では電気のコストがあ
まりにも高いために、多くの家庭でインターネットのサーフィングもできないほ
どである。我々の発明は電気のコストを妥当な線まで引下げるであろう。安価で
信頼性の高いエネルギーによって、コンピュータを駆動し、家庭を照明すること
ができるようになり、存分に情報時代に進入することができるであろう。これに
よってさらに多くのコンピュータ、テレビ、及びその他の電化製品への需要も生
まれるだろう。
【0050】 我々の発明はヒートポンプを駆動するためにもより安価な電力を供給するだろ
う。クリーンで、安価なベースボード電気暖房と冷房が家庭やオフィスに広まる
だろう。セカンドホームも本宅もより市街から離れた場所に建設できるようにな
り、突如として田舎に一大住宅開発が生じて景観を著しく損ねたり、生活方式が
大きく変えてしまう愚を避けることができるだろう。
【0051】 我々の生活の一部は一家に2台の車を持つことである。我々の発明で、ツー・
カー・ファミリーに新たな利点が生まれる。我々のパワーパーク車両を2台持つ
家庭は1台を住宅の電源用として使いもう1台は近所に貸したり、地元の電力網
に電力を売ったり、地元の電力会社に電力を売ることに使うことができる。
【0052】 わが国の中で、冬期に停電を経験することの恐ろしさを知る地域では今やパワ
ーパークをバックアップ電源乃至は主電源として持つことができる。冬の寒さに
おびえる必要がなくなる。ハリケーンなどに襲われる地域では、緊急電源として
パワーパークに頼ることができる。
【0053】 我々の電力が「メーターを気にしなくてもよいほど安くなる」と言うほど、我
々の発明について鼻高々になっているわけではないが、パワーパークは従来の電
力業界の常であった膨大なインフラストラクチャのコストに頼ることなく、山間
地や開発途上国に電気を、そして信頼性の高い電力をもたらすことができる。パ
ワーパークにより、これらの諸国に比較的近い将来、電力がもたらされ、次世紀
に一気に突入することができるだろう。
【0054】 一定の修正、変更、及び代用は、上述の開示において意図されており、場合に
よっては、発明の一部の機能は他の機能と組み合わせることなく実施されること
もあり得る。したがって、添付した特許請求項目は、ここに述べた発明の趣旨と
範囲に一致するかぎり、広く解釈されるべきものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、地上平面の典型的な駐車場の配置を示し、車両は駐車場の周辺と中央
部に配列されている。
【図2】 図2は、各駐車スペース10に燃料供給網からの気体燃料の入口14と電力出
力接続12が設けられることを示す。
【図3】 図3は、駐車スペースからエネルギーがいかにして集められ、地域の建物内
の電気負荷に、また、直接に公益事業会社の電力網に供給されるかを示す。
【図4】 図4は、駐車スペースからエネルギーがいかにして集められ、地域の建物内の
電気負荷に、また、直接に公益事業会社の電力網に供給されるかを示す。
【図5】 図5は、燃料入力(天然ガス)が燃料貯蔵タンク40から燃料電池42に入り
、そこで直流電流に変換され、駆動モータ45並びに車両の照明灯及び補機47
に供給される典型的燃料電池駆動式車両のダイヤグラムである。
【図6】 図6は、車両が静止中に電力を発生するため駐車される間にいかにして燃料供
給システム及び燃料電池からの出力電力が切り換えられるかを示す。
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月1日(2001.3.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AM,AT,AU,B B,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,DE ,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,IS, JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,L T,LU,LV,MD,MG,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,TJ,TM,TT,UA,UG,UZ,V N (72)発明者 ウィットマン,ウェイン・ケイ アメリカ合衆国ニュージャージー州08512, クランベリー,サウス・メイン・ストリー ト 97 (72)発明者 ゴア,ロバート・エイ アメリカ合衆国ニュージャージー州08876, ノース・ブランチ,ハイウェイ 28 1005 (72)発明者 ゴア,マイケル・ディー アメリカ合衆国ニュージャージー州08876, ノース・ブランチ,ハイウェイ 28 1005 Fターム(参考) 5H027 AA02 AA06 BA01 DD00 DD03 5H115 PA08 PC06 PG04 PI18 PI29 PO07 PO14 PV09 QA10 QE12 SE06 TO13 TO14 UI35 5H590 AA04 AA30 CA21 CA24 CA26 CA30 CD03 CE01 CE02 EA07 EB24 GA02 HA02 HA06 JA12 JA13

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料電池で駆動される複数の車両から駐車中に電力を発生す
    る装置において、 (a)複数の互いに間隔を置いて設置された電気コンセントであって、その各
    々が駐車中の車両からの電気ケーブルを受入れ、駐車中の各車両の燃料電池を複
    数の電気コンセントへ電気的に接続する電気コンセント;駐車中の車両の各々の
    燃料電池を作動させるために駐車中の車両に燃料を供給する複数の互いに間隔を
    置いて設置された燃料コネクタ; (b)電力収集網であって、駐車中の車両の燃料電池からの直流電力を収集し
    て電力収集網に送電するように前記複数の電気コンセントに電気的に接続される
    電力収集網; (c)少なくとも1つの非蓄積型の電力収集所であって、電力収集網内で1つ
    の共通点に直流電力を結集し送電するため電力収集網に電気的に接続される電力
    収集所; (d)少なくとも1個のインバータであって、直流電力を交流電力に変換する
    ため少なくとも1つの電力収集所に電気的に接続されるインバータ;及び e)1つの負荷及び他の負荷へ電力を供給するために公益電力網へ交流電力を
    供給する手段、を含む装置。
  2. 【請求項2】 燃料を供給するため複数の燃料コネクタに接続される燃料供
    給網を更に含む請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の燃料コネクタの各々は、燃料ホース、及び燃料ホ
    ースを燃料供給網へ接続するコンセントから成る請求項1の装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の電気コンセントは複数の直列回路を構成するよう
    に電気的に接続され、且つ複数の直列回路は並列に接続されて所定の電気回路を
    構成する請求項1の装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の電気コンセントの各々は、駐車中の車両へ接続す
    るため電気ケーブルの1本に接続される請求項1の装置。
  6. 【請求項6】 前記電力網は複数のリレー及び漏電遮断手段を更に含む請求
    項1の装置。
  7. 【請求項7】 前記交流電力供給手段は、複数個の電気リレー、電圧調整手
    段、及び供給される交流電力をモニタするメータを備える請求項1の装置。
  8. 【請求項8】 道路平面の駐車場に設置される請求項1の装置。
  9. 【請求項9】 地上若しくは地下又はそれらを組合わせた複数平面にある駐
    車場に設置される請求項1の装置。
  10. 【請求項10】 屋外又は屋内の駐車場に設置される請求項1の装置。
  11. 【請求項11】 燃料電池を車両の走行から複数の電気コンセントへ電力を
    供給するように切り換えるため駐車中の各車両の燃料電池へ接続する複数の切換
    デバイスを更に含む請求項1の装置。
  12. 【請求項12】 駐車中の少なくとも1台の燃料電池駆動式車両から発電す
    る方法であって、 (a)燃料電池駆動式車両に走行モードと発電モードとを切り換える切換手段
    を備える工程; (b)駐車中の車両を電気システムに接続するための電気コンセント手段に前
    記車両を接続する工程; (c)車両運転システムを起動する工程; (d)直流電力を発生し、該流電力を燃料電池から電気システムへ送電するた
    めに車両及びその燃料電池を発電モードに切り換える工程; (e)燃料電池からの直流電力を変換機器により交流電力に変換する工程、を
    含む方法。
  13. 【請求項13】 前記電気システムは直流電力網又は負荷に接続される請求
    項12の方法。
  14. 【請求項14】 交流電力を交流電力網又は負荷へ供給する工程を更に含む
    請求項12の方法。
  15. 【請求項15】 連続的に発電するため車両及びその燃料電池が補助的燃料
    を受入れるように、車両に燃料供給コネクタ及び搭載されたタンクをバイパスす
    る手段を設ける工程を更に含む請求項12の方法。
  16. 【請求項16】 請求項12の方法であって、 (a)燃料電池駆動式車両が静止する間に発電を行うため燃料電池を作動させ
    る工程; (b)収集システムを使用して燃料電池駆動式車両から水を収集する工程;及
    び (c)収集した水を移送用又は貯蔵用タンクに収容する工程、により水を収集
    する工程を更に含む方法。
  17. 【請求項17】 請求項16の方法であって、 (a)複数の燃料電池駆動式車両を運転する工程; (b)複数の燃料電池駆動式車両から排水を収集する工程;及び (c)収集した水を貯蔵する工程、を更に含む方法。
  18. 【請求項18】 請求項12の方法であって、 (a)燃料電池駆動式車両から二酸化炭素排気ガスを収集する工程;及び (b)燃料電池駆動式車両から収集された二酸化炭素排気ガスを貯蔵する工程
    、を更に含む方法。
  19. 【請求項19】 二重使用(発電及び移動)される内燃機関車両を製造する
    方法であって、 (a)車両の冷却能力を増加する工程; (b)搭載された発電機の寸法及び容量を増加する工程;及び (c)車両の電気出力を負荷、ビルディングの電気システム又はその他の電力
    網に接続する能力を車両に備える工程、を含む方法。
  20. 【請求項20】 請求項19の方法であって、 (a)車両の冷却能力を増加する工程; (b)搭載された発電機の寸法及び容量を増加する工程;及び (c)車両の電気出力を負荷、ビルディングの電気システム又はその他の電力
    網に接続する能力を車両に備える工程、 を含む内燃機関車両を改装する工程を、更に含む方法。
  21. 【請求項21】 駐車中の少なくとも1台の内燃機関駆動式車両から発電す
    る方法であって、 (a)内燃機関駆動式車両に走行モードと発電モードを切り換える切換手段備
    える工程; (b)駐車中の車両を電気システムに接続するための電気的接続手段に前記車
    両を接続する工程; (c)車両運転システムを起動する工程; (d)直流電力を発生し、該直流電力を燃料電池から前記電気システムに送電
    するために車両を発電モードに切り換える工程;及び (e)燃料電池からの直流電力を変換機器により交流電力に変換する工程、を
    含む前記方法。
  22. 【請求項22】 駐車中の少なくとも1台のタービンエンジン駆動式車両か
    ら発電する方法であって、 (a)タービンエンジン駆動式車両に走行モードと発電モードを切り換える切
    換手段を備える工程; (b)駐車中の車両を電気システムに接続するための電気的コンセント手段に
    前記車両を接続する工程; (c)車両運転システムを起動する工程; (d)直流電力を発生し、前記直流電力を燃料電池から前記電気システムに送
    電するために車両を発電モードに切り換える工程;及び (e)車両からの直流電力を変換機器により交流電力に変換する工程、を含む
    方法。
  23. 【請求項23】 駐車中の少なくとも1台のハイブリッド動力車両から電力
    を発生する方法であって、 (a)ハイブリッド動力車両に走行モードと発電モードを切り換える切換手段
    を備える工程; (b)駐車中の車両を電気システムに接続するための電気コンセント手段に前
    記車両を接続する工程; (c)車両運転システムを起動する工程; (d)直流電力を発生し、該直流電力を燃料電池から前記電気システムに送電
    するため車両を発電モードに切り換える工程;及び (e)燃料電池からの直流電力を変換機器によって交流電力に変換する工程、
    を含む方法。
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