JP2001525839A - 炭素環式ヌクレオシド1592u89を含有する抗ウイルス的組合せ - Google Patents

炭素環式ヌクレオシド1592u89を含有する抗ウイルス的組合せ

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、抗HIV活性を有する(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノール(1592U89)と非ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤(NNRTIs)の治療上の組合せ物に関する。本発明は、また、これらの組合せを含有する治療用組成物、ならびにヌクレオシドおよび/または非ヌクレオシド阻害剤に耐性を有するHIV変異体の感染を含むHIV感染の治療におけるそれらの使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 炭素環式ヌクレオシド1592U89を含有する抗ウイルス的組合せ 本発明は、抗HIV活性を有する(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ −6−(シクロプロピルアミノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペン テン−1−メタノール(1592U89)と非ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤( NNRTIs)の治療用の組合せ(combination)に関する。本発明はまた、これ らの組合せを含有する医薬組成物、ならびにヌクレオシドおよび/または非ヌク レオシド阻害剤に耐性を有するHIV変異体の感染を含むHIV感染の治療にお けるそれらの使用に関する。 治療薬1592U89(欧州明細書EP0434450)は、後天性免疫不全 症候群(AIDS)の原因となる病原体であるヒト免疫不全ウイルス(HIV) に対して効力ある活性を示し、細胞傷害性が低く、しかもAIDSおよびAID S性痴呆症候群などのHIV関連の中枢神経系の症状の治療のために重要である 、脳への浸透性が優れた有望な抗HIV化学療法薬候補(International Confere nce on Antiviral Research,April 23,1995)である。 HIVの阻害の魅力ある標的としてはウイルスにコードされる酵素である逆転 写酵素(RT)があり、これはウイルス複製サイクルの開始時に働く。逆転写酵 素はポリメラーゼとリボヌクレアーゼ成分を含んでなり、これらはともに宿主細 胞ゲノムへの組込みに先立ち、ウイルスRNAの二本鎖DNAへの転写にあずか る。ジドブジン、ジダノイシン、ザルシタビンおよび1592U89などの逆転 写酵素阻害剤は総て、それらをそれらの三リン酸へと変換する細胞キナーゼに依 存するヌクレオシドであり、これはRTの天然の基質の拮抗阻害剤である。魅力 ある代替の戦略としては、好適な非ヌクレシド逆転写酵素阻害剤の使用がある。 これまでに合成されてきた非ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤としては、HEP T、TIBO誘導体、アテビルジン、L−オフロキサシン、L−697,639 、L−697−661、ネビラピン(BI−RG−587)、ロビライド(α−A PA)、デラブリジン(BHAP)、ホスホノギ酸、ベンゾジアゼピノン、ジピリ ドジアゼピノン、2−ピリドン、ビス(ヘテロアリール)ピペラジン、6−置換 ピリミジン、イミダゾピリダジン、(−)−6−クロロ−4−シクロプロピルエ チニル−4−トリフルオロメチル−1,4−ジヒドロ−2H−3,1−ベンゾキ サジン−2−オン(L−743,726またはDMP−266)などの1,4− ジヒドロ−2H−3,1−ベンゾキサジン−2−オン、およびイソプロピル(2 S)−7−フルオロ−3,4−ジヒドロ−2−エチル−3−オキソ−1−(2H )−キノキサリンカルボキシレート(HBY1293)、HBY097、またはM KC442などのキノキサリンが挙げられる。 本発明者らは、今般、1592U89と非ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤を組 み合わせることにより、抗HIV相乗作用が達成されることを見いだした。本発 明の特徴は、かかる薬剤の組合せの使用が1以上の下記作用:相乗的抗ウイルス 作用、より完全なウイルス抑制、より長期にわたるウイルス抑制、薬剤耐性HI V変異体の発生の制限、および/または薬剤に関連する毒性のよりよい管理を可 能にすることをもたらすことである。 本発明の1つの態様によれば、1592U89、または生理学上機能的な誘導 体と、非ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤または生理学上機能的なその誘導体とを 含んでなる組合せが提供される。 本発明のさらなる特徴は、1592U89、NNRTIおよび第二の逆転写酵 素阻害剤、例えばラミブジンとを含んでなる組合せである。かかる組合せの成分 比率は便宜には本発明の二成分の組合せにおける関連化合物の比率に同じである 。 本発明のさらなる態様では、1592U89、NNRTIおよびHIVプロテ アーゼ阻害剤を含んでなる組合せが提案される。かかる組合せの成分比率は便宜 には本発明の二成分の組合せにおける関連化合物の比率に同じである。 プロテアーゼ阻害剤化合物の例としては、WO94/05639、WO95/ 24385、WO94/13629、WO92/16501、WO95/166 88、WO/US94/13085、WO/US94/12562、US93/ 59038、EP541168、WO94/14436、WO95/09843 、WO95/32185、WO94/15906、WO94/15608、WO 94/04492、WO92/08701、WO95/32185、および米国 特許第5,256,783号に開示されたもの、特に(S)−N−((.α.S) −((1R)−2−((3S,4αS,8αS)−3−(t−ブチルカルバモイル) オクタヒドロ−2−(1H)−イソキノリル)−1−ヒドロキシエチル)フェネ チル)−2−キナルダミノスクシンアミドモノメタンスルホネート(サキナビル) 、N−(2(R)−ヒドロキシ−1(S)インダニル)−2(R)−(フェニル メチル)−4(S)−ヒドロキシ−5−[1−[4−(3−ピリジルメチル)− 2(S)−(N−t−ブチルカルバモイル)ピペラジニル]]ペンタンアミド(イ ンジナビル)、10−ヒドロキシ−2−メチル−5−(1−メチルエチル)−1 −[2−(1−メチルエチル)−4−チアゾリル]−3,6−ジオキソ−8,1 1−ビス(フェニルメチル)−2,4,7,12−テトラアザトリデカン−13 −ノイック酸,5−チアゾリルメチルエステル(リトナビル)、(N−(1,1− ジメチル)デカヒドロ−2−[2−ヒドロキシ−3−[(3−ヒドロキシ−2− メチルベンゾイル)アミノ]−4−(フェニルチオ)ブチル]−3−イソキノリ ンカルボキシアミドモノメタンスルホネート(ネルフィナビル)、および関連化合 物が挙げられる。 本発明のもう1つの態様は、1592U89、第二の逆転写酵素阻害剤、例え ばラミブジン、NNRTI、およびHIVプロテアーゼ阻害剤を含んでなる組合 せである。かかる組合せの成分比率は便宜には本発明の二成分または三成分の組 合せにおける関連化合物の比率に同じである。 本明細書において「生理学上機能的な誘導体」とは、1592U89もしくは NNRTIの生理学上許容される溶媒和物、塩、エーテル、エステル、かかるエ ステルの塩、またはかかる塩のいずれかの溶媒和物、エーテルもしくはエステル ;または受容者に投与した際にかかる化合物もしくは抗ウイルス活性代謝物もし くはその残基を(直接的にまたは間接的に)提供することができる他のいずれか の化合物を含む。 本発明の好ましいエステルは、以下の群:(1)エステル群のカルボン酸部分 の非カルボニル部分が直鎖または分枝鎖アルキル(例えば、メチル、−プロピ ル、−ブチル、もしくは−ブチル)、シクロアルキル、アルコキシアルキル( 例えば、メトキシメチル)、アラルキル(例えば、ベンジル)、アリールオキシア ルキル(例えば、フェノキシメチル)、アリール(例えば、所望により例えばハロ ゲン、C1-4アルキル、もしくはC1-4アルコキシで置換していてもよいフェニル )またはアミノ;(2)アルキル−またはアラルキルスルホニル(例えば、メタ ンスルホニル)などのスルホネートエステル;(3)アミノ酸エステル(例えば 、L−バリルまたはL−イソロイシル);および(4)ホスホネートエステルか らそれぞれ選択される。かかるエステルにおいては、特に断りのない限り、存在 するいずれのアルキル部分も、1〜18個の炭素原子、特には1〜6個の炭素原 子、さらに特には1〜4個の炭素原子を含むことが有利である。かかるエステル に存在するいずれのシクロアルキル部分も、3〜6個の炭素原子を含むことが有 利である。かかるエステルに存在するいずれのアリール部分も、フェニル基を含 んでなることが有利である。また前記化合物のいずれかをいう場合、生理学上許 容されるその塩に対する言及も含む。 1592U89の好ましい誘導体としては、(1R,4S)−9−[4−(ヒ ドロキシメチル)−2−シクロペンテン−1−イル]グアニン(カルボビル)の モノ−、ジ−およびトリ−リン酸エステルがある。 1592U89またはNNRTIおよびそれらの生理学上許容される誘導体の 生理学上許容される塩の例としては、アルカリ金属(例えば、ナトリウム)、アル カリ土類(例えば、マグネシウム)、アンモニウムおよびNX4 +(ここでXはC1- 4 アルキル)などの適当な塩基から誘導された塩が挙げられる。水素原子または アミノ基の生理学上許容される塩としては、酢酸、酪酸、酒石酸、リンゴ酸、イ セチオン酸、ラクトビオン酸、および琥珀酸などの有機カルボン酸;メタンスル ホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸およびp−トルエンスルホン酸 などの有機スルホン酸;塩酸、硫酸、ホスホン酸およびスルファミン酸などの無 機酸の塩が挙げられる。ヒドロキシ基化合物の生理学上許容される塩には、前記 化合物のカアニオンとNa+、NH4 +およびNX4 +(ここでXはC1-4アルキル基 )などの好適なカチオンとの組合せが含まれる。 治療上の使用のためには、1592U89またはNNRTIの塩は生理学上許 容されるものであると考えられ、すなわちそれらは生理学上許容される酸または 塩基から誘導された塩であろう。しかしながら、生理学上許容されない酸または 塩基の塩も、例えば生理学上許容される化合物の調製または精製において用途が 見出され得る。生理学上許容される酸または塩基から誘導されているか否かにか かわらず、総ての塩が本発明の範囲内にある。 1592U89の好ましい塩としては、琥珀酸塩およびヘミ硫酸塩がある。 1592U89または生理学上機能的なその誘導体、およびNNRTIまたは 生理学上機能的なその誘導体の組合せには、1以上の逆転写酵素阻害剤または生 理学上機能的なその誘導体と、1以上のHIVプロテアーゼ阻害剤または生理学 上機能的なその誘導体を含有する組合せをはじめとし、以下本発明の組合せと呼 ぶ。 本発明はさらに、ヌクレオシド阻害剤、特にジドブジン、ラミブジン、ddI 、ddCもしくはd4Tまたはそれらの組合せ、およびHIVプロテアーゼ阻害 剤に対して耐性を有するHIV変異体の感染を含むHIV感染の治療に使用する ための本発明の組合せを提供する。さらに本発明の組合せは、AIDS、および AIDS関連症候群(ARC)、進行性全身性リンパ節症(PGL)、カポジ肉腫、 血小板減少性紫斑病、AIDS性痴呆症候群、多発性硬化症または局所的不全対 麻痺などのAIDS関連神経症などの臨床症状、および無症候性患者におけるか かる症状をはじめとする抗HIV抗体陽性およびHIV陽性症状の治療に特に有 用である。 もう1つの態様によれば本発明は、感染動物、例えばヒトをはじめとする哺乳 類におけるHIV感染の治療法であって、1592U89もしくは生理学上機能 的なその誘導体と、少なくとも1種のNNRTIもしくは生理学上機能的なその 誘導体の治療上有効な量の組合せ、または本発明の他の組合せでその動物を治療 することを含んでなる方法を提供する。 本明細書で治療とは、確立された感染または症状の予防ならびに治療に拡張さ れる。 本組合せの化合物は同じかまたは異なる医薬製剤のいずれかで同時に投与して もよいし、逐次に投与してもよいことが理解されよう。逐次投与の場合、第2の およびそれに次ぐ有効成分を投与する際の遅延により、有効成分の組合せの相乗 的治療効果の利益が失われないようすべきである。本組合せの化合物または生理 学上機能的なそのいずれかの誘導体は、同時に提供されようが逐次に提供されよ うが、個別に投与してもよいし、複数回で投与してもよいし、そのいずれの組合 せで投与してもよい。1592U89およびNNRTIは好ましくは個別の医薬 製剤で同時にまたは逐次に、最も好ましくは同時に投与される。 本発明はまた、HIV感染および前記した関連の臨床症状の治療および/また は予防のために少なくとも1種のNNRTIの同時または逐次投与用医薬の製造 における1592U89の使用を提供する。1592U89および少なくとも1 種のNNRTIは前記医薬の製造に使用され得ることが理解されよう。 1592U89およびNNRTIまたは生理学上機能的なそのいずれかの誘導 体の組合せの相乗作用は、例えば1〜10:1〜20(重量)、好ましくは1〜5 :1〜10(重量)、特には1〜2:1〜3(重量)の比率にわたって認められ得る 。1592U89対NNRTIの便宜的な比率としては、1:1、1:1.5、 1:2、1:3および1:4が挙げられる。 1592U89、NNRTIおよびHIVプロテアーゼ阻害剤または生理学上 機能的なそのいずれかの誘導体の組合せの相乗作用は、例えば1〜10:1〜2 0:1〜20(重量)、好ましくは1〜5:1〜10:1〜10(重量)、特には1 〜2:1〜3:1〜3(重量)にわたって認められ得る。1592U89:NN RTI:HIVプロテアーゼ阻害剤の便宜的な比率としては、1:1:1.5、 1:1.5:2、1:2:3および1:3:4が挙げられる。 便宜には、各化合物はそれが単独で使用する場合に抗ウイルス活性を示す量の 組合せで使用してよい。 抗HIV剤として有効であるために必要な1592U89および1以上のNN RTIの組合せ量はもちろん様々であってよく、最終的には医師の判断にある。 考慮すべき要素としては、その製剤の投与経路および性質、動物の体重、齢およ び全体的な症状、ならびに治療される疾患の性質および重篤度がある。 一般に、HIV注入の治療のためにヒトに投与される1592U89の好適な 用量は、1日当たり体重1キログラムにつき0.1〜120mgの範囲、好まし くは1日当たり体重1キログラムにつき3〜90mgの範囲、最も好ましくは1 日当たり体重1キログラムにつき5〜60mgの範囲であろう。 一般に、ヒトへ投与されるNNRTIの好適な用量は、1日当たり体重1キロ グラムにつき1〜100mgの範囲、有利には1日当たり体重1キログラムにつ き3〜70mgの範囲、好ましくは1日当たり体重1キログラムにつき5〜60 mgの範囲であろう。 一般に、ヒトに投与されるプロテアーゼ阻害剤の好適な用量は、1日当たり体 重1キログラムにつき5〜100mgの範囲、有利には1日当たり体重1キログ ラムにつき8〜70mgの範囲、好ましくは1日当たり体重1キログラムにつき 8〜50mgの範囲であろう。 特に断りのない限り、有効成分の全重量は薬剤自体について算出される。生理 学上機能的な1592U89もしくはNNRTIの誘導体またはそのいずれかの 溶媒和物の場合、その数値は比例して増大するであろう。所望の用量は、好まし くは1日を通じて適当な間隔で投与される1、2、3、4、5、6またはそれ以 上の副用量として与えられてよい。これら副用量は、例えば単位投与形当たり1 〜1500mg、好ましくは5〜1000mg、最も好ましくは10〜700m gの有効成分を含有する単位投与形で投与すればよい。そうでなければ、受容者 の症状により必要であれば、その用量を持続注入として投与してもよい。 有効成分と呼び得る本組合せの成分は動物、例えばヒトをはじめとする哺乳類 に対する治療のために常法で投与してもよい。 組合せの有効成分は未精製の化学物質として投与することができるが、それら は医薬製剤として提供することが好ましい。本発明の医薬製剤は、1以上の医薬 上許容される担体または賦形剤、および所望により他の治療薬とともに本発明の 組合せを含んでなる。この担体はその製剤の他の成分と相溶性であり、かつその 受容者に対して有害でないという意味において許容されるべきである。この組合 せの個々の成分を個別投与する場合、一般にそれらは各々医薬製剤として提供す る。以下製剤という場合、特に断りのない限り、組合せまたはその成分のいずれ かを含有する製剤をいう。 1592U89および1以上のNNRTIの組合せ、または生理学上機能的な そのいずれかの誘導体は、便宜には、医薬製剤として単位投与形として提供され 得る。便宜な単位投与製剤は、各々50mg〜3g、例えば100mg〜2gの 量の有効成分を含んでいる。 また、単位投与形のいずれの2種の有効成分も、第三の有効成分の同時または 逐次投与のために組み合わせることも可能であり、例えば典型的単位投与形は1 592U89および1以上のNNRTIを各50mg〜3g、有利には1592 U89および1以上のNNRTIを各100mg〜2gを含み得る。 本発明のさらなる特徴として、1592U89および1以上のNNRTIまた は生理学上機能的なそのいずれかの誘導体およびそれに対する医薬上許容される 担体から選択される少なくとも2種の有効成分を含んでなる単位投与形が提供さ れる。 医薬製剤は多くの場合、個別パッケージ、通常ブリスターパック中に治療の全 クールの入った「患者パック」で患者に処方する。通常、従来の処方薬にはない が、患者パックに入っている注意書を患者がいつも利用できることで、薬剤師が 患者の調合薬の供給と大量供給を分ける患者パックは従来の処方薬以上に有利で ある。注意書を封入することで医師の指示をともなって患者の応諾が増し、それ ゆえ通常、より好結果を生む治療へとつながることが示されている。 注意書に患者への本発明の正しい使用についての指示のある個別患者パックま たは各製剤の患者パックによる本発明の組合せの投与が、本発明の望ましいさら なる特徴であることが理解されよう。 本発明のさらなる態様によれば、本発明の組合せの少なくとも1種の有効成分 1592U89および1以上のNNRTIおよび本発明の組合せの使用に対する 指示を含む情報掲載を含んでなる複数の、例えば2または3パックが提供される 。 もう1つの態様によれば、本発明は、個別投与用に少なくとも1種のNNRT Iまたは生理学上機能的なその誘導体とともに1592U89または生理学上機 能的なその誘導体の組合せを含んでなる患者パックを提供する。 製剤としては、経口、直腸、鼻腔、局所(経皮、口内および舌下を含む)、膣ま たは非経口(皮下、筋肉内、静脈内および皮内を含む)投与に好適なものがある 。本製剤は、便宜には単位投与形で与えてよく、製薬分野で十分に公知のいずれ の方法によって製造してもよい。かかる方法は本発明のさらなる特徴を示し、有 効成分を1以上の副成分を構成する担体と会合させる工程を包含する。一般に本 製剤は有効成分を均一かつ均質に液体担体または細かく分割した固体担体あるい はその両方と会合させ、さらに必要であればその生成物を成形することにより製 造される。 経口投与に好適な本発明の製剤は、各々所定量の有効成分を含有するカプセル 剤、キャプレッツ剤、カシェ剤または錠剤などの個別単位として;散剤または顆 粒剤として;水剤または水溶液もしくは非水溶液中の懸濁剤として;または水中 油液体乳剤または油中水液体乳剤として提供してもよい。また有効成分は、巨丸 剤、舐剤または軟膏として提供してもよい。 錠剤は、所望により1以上の副成分ともに圧縮または成形することにより製造 してもよい。圧縮錠剤は、所望により結合剤(例えばポビドン、ゼラチン、ヒド ロキシプロピルメチルセルロース)、滑沢剤、不活性希釈剤、防腐剤、崩壊剤(例 えばグリコール酸ナトリウムデンプン、架橋ポビドン、架橋カルボキシメチルセ ルロースナトリウム)、界面活性または分散剤と混合した散剤または顆粒剤など のさらさらした形態の有効成分を好適な機械で圧縮することにより製造すればよ い。成形錠剤は、不活性液体希釈剤で湿らせた粉末化合物の混合物を適切な機械 で成形することにより製造すればよい。錠剤は所望により、例えば所望の放出プ ロフィールを提供するよう割合を変えたヒドロキシプロピルメチルセルロースを 使用し、そこで有効成分の放出が緩慢になるまたは制御されるよう処方され 得るいずれの被覆を行ってもよいし、刻み目をつけてもよい。錠剤は所望により 、胃以外の消化管で放出されるよう腸溶性被覆を施してもよい。 口腔内局所投与に好適な製剤としては、香味基剤、通常スクロースおよびアカ シアまたはトラガカント中に有効成分を含んでなるトローチ剤;ゼラチンおよび グリセリンまたはスクロースおよびアカシアなどの不活性基剤中に有効成分を含 んでなる香錠;および好適な液体担体中に有効成分を含んでなる口内洗浄剤が挙 げられる。直腸投与用の製剤は、例えばカカオ脂またはサリチル酸塩を含んでな る好適な基剤を用いた坐剤として提供してもよい。 局所投与は経皮イオン導入装置によって行ってもよい。 膣投与に好適な製剤は、有効成分の他、適当であれば当技術分野で公知の担体 を含有する膣坐剤、タンポン、クリーム剤、ゲル剤、パスタ剤、発泡剤または噴 霧剤として提供してもよい。 担体が固体である場合の直腸投与に好適な医薬製剤は、単位用量坐剤として提 供されることが最も好ましい。好適な担体としては、カカオ脂および当技術分野 で一般的に使用される他の物質が挙げられる。坐剤は便宜には、有効な組合せを 軟化または融解担体と混合し、次いで冷硬し、さらに鋳型で成形することにより 形成すればよい。 非経口投与に好適な製剤としては、その製剤を目的の受容者の血液と等張にす る酸化防止剤、緩衝剤、静菌剤および溶質を含んでもよい水性および非水性等張 滅菌注射液;沈殿防止剤および増粘剤を含んでもよい水性および非水性滅菌懸濁 液;およびその化合物を血液成分または1以上の器官に対して標的化するよう設 計されたリポソームまたは他の微粒子系が挙げられる。製剤は単位用量または複 数用量を封入した容器、例えばアンプルおよびバイアルで提供してもよく、使用 直前に滅菌液体担体、例えば注射用水の添加のみ必要なフリーズドライ(凍結乾 燥)状態で保存してもよい。即時注射液および懸濁液は、前記した種類の滅菌散 剤、顆粒剤および錠剤から調製してもよい。 好ましい単位投与形は前記に挙げたような有効成分の1日用量または1日副用 量または適当なその画分を含有するものである。 本発明の製剤は、特に前記で述べた成分の他、問題の製剤のタイプを考慮して 、当技術分野で通常の他の薬剤を含んでもよく、例えば経口投与に好適なものと しては甘味剤、増粘剤および香味剤などのさらなる薬剤を含んでもよいことが理 解されるべきである。 本発明の組合せの化合物は常法で得てもよい。 1592U89は引用することにより本明細書の一部とされる欧州明細書EP 0434450、PCT出願PCT/GB/4500225、PCT/GB95 /02014号、米国特許第5,034,394号またはGB9709945. 1に記載された方法により製造してもよい。 NNRTIは、当業者に公知のいずれの方法、例えば引用することにより本明 細書の一部とされるEPA0509398、EP429987、米国特許第5, 366,972号、EP482481、EP667348、米国特許第5,57 1,912号、米国特許第5,532,358号、WO94/02155、EP 582455、WO95/20389、WO91/09849、EP50786 1、米国特許第5,563,142号、WO95/28398号、WO92/0 0952、EP538301、米国特許第5,556,886号に開示されたも のによって製造してもよい。 HIVプロテアーゼ阻害剤は、当業者に公知のいずれの方法、例えば引用する ことにより本明細書の一部とされるWO94/05639、WO95/2438 5、WO94/13629、WO92/16501、WO95/16688、W O/US94/13085、WO/US94/12562、US93/5903 8、EP541168、WO94/14436、WO95/09843、WO9 5/32185、WO94/15906、WO94/15608、WO94/0 4492、WO92/08701、WO95/32185号、および米国特許第 5,256,783号に開示されたものによって製造してもよい。 以下の実施例は例示だけを意図するものであり、本発明の範囲を何ら限定する ものではない。「有効成分」とは、1592U89、NNRTI、HIVプロテ アーゼ阻害剤、もしくはその複数のもの、または生理学上機能的な前記化合物の いずれかの誘導体を意味する。実施例1:錠剤製剤 以下の製剤A、BおよびCはポビドン溶液で本成分の顆粒を湿らせた後、ステ アリン酸マグネシウムを添加して打錠することにより製造される。製剤A mg/錠剤 有効成分 250 ラクトースB.P. 210 ポビドンB.P. 15 グリコール酸ナトリウムデンプン 20 ステアリン酸マグネシウム 500製剤B mg/錠剤 有効成分 250 ラクトースB.P. 150 アビセルPH101 60 ポビドンB.P. 15 グリコール酸ナトリウムデンプン 20 ステアリン酸マグネシウム 500製剤C mg/錠剤 有効成分 250 ラクトースB.P. 200 デンプン 50 ポビドン 5 ステアリン酸マグネシウム 359 以下の製剤DおよびEは混合した成分の直接打錠により調製される。製剤E中 のラクトースは直接打錠タイプのものである(Dairy Crest-"Zeparox")。製剤D mg/錠剤 有効成分 250 プレゼラチン化デンプンNF15 150 400製剤E mg/錠剤 有効成分 250 ラクトースB.P. 150 アビセル 100 500製剤F(徐放性製剤) この製剤はポビドン溶液で本成分の顆粒を湿らせた後、ステアリン酸マグネシ ウムを加えて打錠することにより調製される。 mg/錠剤 有効成分 500 ヒドロキシメチルセルロース 112 (メトセルK4Mプレミアム) ラクトースB.P. 53 ポビドンB.P. 28 ステアリン酸マグネシウム 700 薬剤の放出は約6〜8時間にわたって起こり、12時間後に完了する。実施例2:カプセル製剤 製剤A カプセル製剤は前記実施例1における製剤Dの成分を混合し、二つ割り硬カプ セルに充填することにより製造される。製剤B(下記)も同様にして調製される 。製剤B mg/カプセル 有効成分 250 ラクトースB.P. 143 グリコール酸ナトリウムデンプン 25 ステアリン酸マグネシウム 420製剤C mg/カプセル 有効成分 250 マクロゲル4000B.P. 350 600 製剤Cのカプセル剤はマクロゲル4000B.P.を融解し、この融解物中に 有効成分を分散させ、次いで二つ割りの硬カプセルに融解物を充填することによ り調製される。製剤D mg/カプセル 有効成分 250 レシチン 100 落花生油 100 450 製剤Dのカプセルはレシチンおよび落花生油に有効成分を分散させ、次いでこの 分散物を伸縮性の軟カプセルに充填することにより調製される。製剤E mg/カプセル 有効成分 150.0 ビタミンE TPGS 400.0 ポリエチレングリコール400NF 200.5 ポリエチレングリコール 39.5 4kgのビタミンE TPGS(Eastman Chemical Co.から入手)を融解する まで50℃で加熱した。融解したビタミンE TPGSに、50℃まで加熱した 2.005kgのポリエチレングリコール400(PEG400)(低アルデヒ ド、<10ppm、Union CarbideまたはDow Chemical Co.から入手)を加え、均 一な溶液が形成するまで混合した。得られた溶液を65℃まで加熱した。ビタミ ンE TPGSおよびPEG400の融解溶液に1.5kgの有効成分を溶かし た。室温で0.395kgのプロピレングリコールを加え、均一な溶液が形成す るまで混合した。この溶液を28〜35℃まで冷却した。次いでこの溶液を脱気 した。この混合物は好ましくは、カプセル充填装置を用いて28〜35℃にて1 50mgの揮発性物質フリー化合物と同等の充填重量で、サイズ12の楕円型白 色不透明の軟カプセルへ封入された。カプセル外皮は、3〜6%の一定水分含量 、7〜10ニュートンの外皮硬度まで乾燥させ、次いで好適な容器に入れた。製剤F(徐放性カプセル) 以下の徐放性カプセル製剤は、押出機を用いて成分a、bおよびcを押出し、 次いで押出品を球形にして乾燥させることにより調製される。次いで乾燥したペ レットは徐放性膜(d)で被覆し、二つ割りの硬カプセルに充填する。mg/カプセル (a)有効成分 250 (b)ミクロクリスタリンセルロース 125 (c)ラクトースB.P. 125 (d)エチルセルロース 13 513実施例3:注射用製剤 製剤A mg 有効成分 200 塩酸ナトリウム0.1Mまたは 水酸化ナトリウム水溶液0.1M pH4.0〜7.0とするに十分量 滅菌水 10mlとするに十分量 本有効成分をほとんどの場合水に溶かし(35℃〜40℃)、適当であれば塩酸 または水酸化ナトリウムでpHを4.0〜7.0の間に調整する。次いでバッチ を水で一定容量にし、滅菌微孔質フィルターを通し10mlの減菌アンバーガラ スバイアル(タイプ1)中へ濾過し、滅菌クロージャーおよびオーバーシールで 封入する。製剤B 有効成分 125mg 滅菌、発熱物質フリー、pH7 リン酸塩緩衝液 25mlとするに十分量実施例4:筋肉内注射 有効成分 200mg ベンジルアルコール 0.10g グリコフロール 1.45g 注射用水 3.00ml 本有効成分をグリコフロールに溶解する。次いでベンジルアルコールを加えて 溶かし、3mlまで水を加える。次いでこの混合物を滅菌微孔質フィルターを通 して濾過し、滅菌3mlアンバーガラスバイアル(タイプ1)内に封入する。実施例5:シロップ剤 有効成分 250mg ソルビトール溶液 1.50g グリセロール 2.00g 安息香酸ナトリウム 0.005g 香味剤、ピーチ17.42.3169 0.0125ml 純水 5.00mlとするに十分量 本有効成分をグリセロールと大部分は純水の混合物に溶解する。次いでこの溶 液に安息香酸ナトリウム水溶液を加えた後、ソルビトール溶液および最後に香味 剤を加える。純水で一定容量とし、十分に混合する。実施例6:坐剤 mg/カプセル坐剤 有効成分 250 硬化油脂、B.P. (Witepsol H15-Dynamit Nobel) 1770 2020 最高45℃で蒸気ジャケットパンでWitepsol H15の5分の1を融 解する。有効成分は200μmの篩いでふるいにかけ、剪断ヘッドを備えたSi lversonを用いて滑らかな分散液が得られるまで混合しながら融解基剤に 加える。この混合物を45℃に維持し、この懸濁液に残りのWitepsol H15を 加え、均一な混合物が得られるまで攪拌する。全懸濁液を250μmのステンレ ス綱スクリーンに通し、攪拌を続けながら45℃まで冷却する。38℃〜40℃ の温度で2.02gの混合物を、好適な2mlのプラスチック型に充填する。坐 剤を室温まで冷却する。実施例7:膣坐剤 mg/膣坐剤 有効成分 250 無水デキストロース 380 ジャガイモデンプン 363 ステアリン酸マグネシウム 1000 前記成分を直接混合し、得られた混合物を直接打錠することにより膣坐剤を調 製する。 この明細書およびクレームがその一部分を構成する出願は、その後のいずれの 出願に関する優先権のための基礎として用いてもよい。かかるその後の出願のク レームは、本明細書に記載の特徴のいずれかまたはその組合せに向けられてもよ い。それらは生成物、組成物、方法または用途クレームの形態をとってもよく、 限定されるものではなく例示のために以下の請求項のうち1以上を含んでもよい 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 デイビッド、ウォルター、ベリー アメリカ合衆国ノースカロライナ州、ダー ラム、ユニバーシティー、ドライブ、 4611、ユニバーシティー、プレイス、4 トライアングル、ファーマスーティカルズ 内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミ ノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールと非ヌ クレオシド逆転写酵素阻害剤とを含んでなる組合せ物。 2.(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミ ノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールと、ネ ビラピン、ロビライド、デラブリジン、DMP−266、HBY−1293およ びMKC442から選択される化合物とを含んでなる組合せ物。 3.(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミ ノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールまたは 生理学上機能的なその誘導体と、ネビラピンまたは生理学上機能的なその誘導体 とを含んでなる組合せ物。 4.(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミ ノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールまたは 生理学上機能的なその誘導体と、ロビライドまたは生理学上機能的なその誘導体 とを含んでなる組合せ物。 5.(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミ ノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールまたは 生理学上機能的なその誘導体と、デラブリジンまたは生理学上機能的なその誘導 体とを含んでなる組合せ物。 6.(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミ ノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールまたは 生理学上機能的なその誘導体と、DMP−266または生理学上機能的なその誘 導体とを含んでなる組合せ物。 7.(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミ ノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールまたは 生理学上機能的なその誘導体と、HBY−1293または生理学上機能的なその 誘導体とを含んでなる組合せ物。 8.(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミ ノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールまたは 生理学上機能的なその誘導体、非ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤または生理学上 機能的なその誘導体、および逆転写酵素阻害剤または生理学上機能的なその誘導 体を含んでなる組合せ物。 9.(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミ ノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールまたは 生理学上機能的なその誘導体、非ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤または生理学上 機能的なその誘導体、およびHIVプロテアーゼ阻害剤または生理学上機能的な その誘導体を含んでなる組合せ物。 10.医療に使用する請求項1〜9のいずれか1項に記載の組合せ物。 11.請求項1〜9のいずれか1項に記載の組合せ物を、1以上の医薬上許容 される担体とともに含んでなる医薬製剤。 12.単位投与形の請求項11記載の製剤。 13.感染動物におけるHIV感染の治療法であって、治療上有効な量の請求 項1〜9のいずれか1項に記載の組合せ物で動物を治療することを含んでなる方 法。 14.少なくとも2種の組合せの成分が同時投与される、請求項13記載の方 法。 15.少なくとも2種の組合せの成分が逐次投与される、請求項13記載の方 法。 16.組合せが単一の組合せ製剤として投与される、請求項13記載の方法。 17.動物がヒトである、請求項13〜16のいずれか1項に記載の方法。 18.HIV感染の治療および/または予防のための、1以上の非ヌクレオシ ド逆転写酵素阻害剤とともに同時または逐次のいずれかで投与する医薬の製造に おける(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミ ノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールの使用 。 19.ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤またはHIVプロテアーゼ阻害剤に耐性 を有するHIV感染の治療のための請求項18記載の使用。 20.AIDSの治療における請求項18または19記載の使用。 21.AIDS関連症状またはAIDS痴呆症候群の治療における請求項18 または19記載の使用。 22.(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルア ミノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールおよ びネビラピン、ロビライド、デラブリジン、DMP−266、HBY−1293 およびMKC442から選択される1以上のNNRTIから選択される少なくと も1種の有効成分を含んでなる患者パック。
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