JP2001525209A - 隔離バッグ - Google Patents

隔離バッグ

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、汚染環境から負傷者を隔離する隔離バッグ(14)である。隔離バッグ(14)は、透明な生化学的抵抗材料から製造し、輸送可能な自蔵式生命維持システムと組み合わせて利用されるように特に設計かつ構成するのが好ましい。さらに、隔離バッグ(14)は、輸送可能な生命維持システムにより供給される空気で充填されて隔離バッグを膨張させ、半剛体構造を形成するように設計された複数の管状通路(46、48)を備えている。清新にされた空気を流して患者の全身を頭のてっぺんからつま先方向に洗浄するように、複数の孔(56)が管状通路(46、48)上に形成されており、毒性および感染性残留物の迅速な除去を容易にされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、一般的には、医療施設外での集中治療が必要な患者の隔離および治
療に利用される医療装置に関し、より詳細には、医療患者の救急蘇生、安定化お
よび輸送に利用され、さらには、医療患者からの毒性残留物の除去を容易にする
輸送可能な自蔵式隔離バッグに関する。
【0002】 発明の背景 化学戦前線で発生するような汚染環境で人が怪我をしたり負傷者となったとき
には、典型的には、負傷者は担架または他のタイプの包囲装置に収容されて医療
施設に運ばれる。包囲装置は、汚染物が周囲環境から死傷者に移行するのを阻止
または防止する材料から製造するのが理想的である。
【0003】 多くの場合、負傷者に対して直ちに治療を行うことが肝要である。しかし、治
療を行うためには、先ず負傷者を隔離して、医療スタッフが負傷者を処置し得る
包囲装置内に運ぶか、または負傷者を収容している包囲装置内に汚染物を導入す
ることなく負傷者にアクセスできるようにする追加の手段を用意しなければなら
ない。これに関して、環境に医療患者に対して有害となり得る物質が含まれてい
る場合、患者をそのような環境から隔離することが望ましい。例えば、患者が大
量に失血していたり、呼吸困難に陥ったりしている場合、患者が、塵埃や、排気
ガス、煙などを吸い込むのを防ぐことが望ましい。また、戦場条件下に発生し得
るような、細菌学的、化学的および/または放射線学的危険が存在する場合にも
、医療患者をそのような環境から隔離することが望ましい。
【0004】 さらに、そのような隔離された環境によって、そのような隔離された医療患者
の衣類および/または皮膚上に付着している可能性がある前述の毒性および感染
性残留物の除去を容易にして、適当な医療施設への輸送中に患者をさらに安定さ
せることができれば、有利であろう。隔離された医療患者から前述の毒性および
感染性残留物が迅速に除去されるように、隔離された医療患者を、絶えず再循環
、除染かつ清新にされた空気が供給される環境内に収容するのが理想的である。
【0005】 残念ながら、現在、戦場で負傷者の処置に利用できる従来の装置は、該して、
治療の施与に貢献する環境を提供するには役に立たず、従って、近くにないこと
が多い適切な医療施設に負傷者を輸送するまでに、治療が遅れてしまう可能性が
ある。さらに、そのような従来の装置は、一般に、負傷者を汚染物から保護する
環境を提供するには不十分なばかりか、実際、負傷者の皮膚および/または衣類
上に既に存在する汚染物の除去を助けもしない。
【0006】 従って、当業界では、隔離システム、特に、戦場で医療患者を乗せ、適当な医
療施設を利用できるときまで患者を内部に収容しておく隔離バッグが必要とされ
ている。さらに、汚染された外部環境から内部に収容された医療患者を保護して
、そのような患者の症状を、化学および/または生物攻撃に起因する有毒物質の
侵入、ならびに雨、風、塵埃、高温、寒冷、多湿および乾燥天候条件から生じる
他の過酷かつ厳しい気候条件によって悪化させないように保護し得る隔離バッグ
を有する隔離システムを提供することが望ましい。さらに、隔離システムの一部
として、内部に収容された患者に、再循環、除染かつ清新にされた空気を絶えず
提供することができ、かつそのような患者に付着している毒性および感染性残留
物を迅速に除去、濾過かつ除染し得るように絶えず上述の空気を供給することが
できる隔離バッグが必要とされている。また、医療患者の隔離システムの一部と
して、小スペースを占めるように特に設計および構成されていて、折りたたむと
容易に持ち運ぶことができるが、使用時には迅速かつ容易に膨張させ得る隔離バ
ッグも必要とされている。
【0007】 発明の概要 本発明は、特に、従来技術に関る上述の問題に取り組みかつ軽減する。より特
定的には、本発明は、外部汚染環境から負傷者または医療患者を保護するために
、担架と一緒に用いられる、自蔵式生命維持システムを内蔵する輸送可能な隔離
バッグを包含する。さらに、隔離バッグは、内部に収容した患者に付着している
毒性および感染性残留物の除去を容易にする、再循環、除染かつ清新にされた空
気を絶えず供給することができる。
【0008】 好ましい実施態様によれば、隔離バッグは、隔離バッグと共に使用される担架
の上にあおむけの姿勢をとった負傷者または医療患者の周囲に配置できる蓋を有
する。隔離バッグは、互いに係合して内部に患者を配置し得る気密チャンバを形
成するように設計かつ構成された、第1の下部バッグ部分と第2の上部バッグ部
分との組み合わせを含む。そのようなチャンバ内へ入るには、閉鎖したときに漏
れ止め封鎖部を形成するように特に形成された、第1および第2のバッグ部分の
周縁に沿って形成された、長いファスナーの開口部を通る。上部バッグ部分の周
囲には、一連の管状ガス通路が形成されており、管状ガス通路が加圧ガスで充填
されたときに上部バッグ部分が半剛体の平行管構造を形成するように、外部供給
源から加圧ガスを受容するように設計かつ構成されている。
【0009】 上述の管状通路内側には、内部に収容されている患者に絶えず空気流を供給す
るように配向された複数の孔が形成されている。好ましい実施態様において、こ
れらの複数の孔は、空気が供給されたときに毒性および感染性残留物の迅速な除
去を容易にするように、空気が患者の全身にわたって頭のてっぺんからつま先方
向に洗浄するように、蓋の管状構造上に形成されている。そのようなチャンバ内
の空気の流通を容易にするために、バッグの一方の端部上には、バッグ内に供給
された空気を基端から先端方向に吸い出すように設計された排出口または排気バ
ルブが形成されている。
【0010】 隔離バッグは、さらに、内部に収容されている患者を、雨、塵埃、高温、寒冷
、多湿および乾燥天候条件から生ずる過酷かつ厳しい気候条件から保護し得る化
学的抵抗材料および/または生物学的抵抗材料から製造することが好ましい。さ
らに、隔離バッグは、内部に収容されている患者を医療スタッフが目視でき、か
つ患者の閉所恐怖感を最小限にするように透明な材料から製造することが好まし
い。治療を容易にするために、隔離バッグは、患者に完全にアクセスするのに効
果的な配置で隔離バッグ上に取りつけられた、好ましくは可撓性ハンドカバータ
イプの門形態の患者アクセス手段を備えているのが好ましい。そのような門シス
テムは左手/右手が独立し、医療スタッフの手の操作能力および指先の器用さを
最大にするように設計されているのが理想的である。さらに、そのような隔離バ
ッグは、容易に保存かつ輸送できるように折りたたんだときには小さくコンパク
トなスペースしかとらないが、必要時には簡単に配備して患者の周囲に閉鎖部を
形成し得るように構成されているのが好ましい。
【0011】 従って、本発明の目的は、患者を毒性または感染性環境から保護し、さらに、
患者を雨、風、塵埃、高温、寒冷、多湿および乾燥気候条件から生じる過酷かつ
厳しい気候条件から保護するための隔離バッグを提供することである。
【0012】 本発明の別の目的は、患者を毒性または感染性環境から保護するための隔離シ
ステムの一部としての、慣用の輸送可能な生命維持システム装置、より特定的に
は、隔離バッグに供給された空気が内部に収容されている人に供給されてその人
の周囲を洗浄するような空気供給およびその通気装置、に接続可能な隔離バッグ
を提供することである。
【0013】 本発明の別の目的は、患者を毒性または感染性環境から保護するための隔離シ
ステムの一部としての、内部に収容されている患者に付着している毒性および感
染性残留物の迅速な除去を容易にする隔離バッグを提供することである。
【0014】 本発明の別の目的は、毒性または感染性環境から患者を保護するための隔離シ
ステムの一部としての、容易に保存かつ輸送できるように折りたたまれたときに
は小さくてコンパクトなスペースしかとらないが、使用時には迅速かつ容易に配
備できる隔離バッグを提供することである。
【0015】 本発明の別の目的は、毒性または感染性環境から患者を保護するための隔離シ
ステムの一部としての、内部に収容されている患者を医療スタッフが目視でき、
かつ、そのような医療スタッフが内部に収容されて閉じこめられている患者の身
体に迅速かつ容易にアクセスできる隔離バッグを提供することである。
【0016】 本発明のさらに他の目的は、毒性または感染性環境から患者を保護するための
隔離システムの一部としての、簡単な構造を有するものであると共に、簡単にし
かも直ぐに使用し得る隔離バッグを提供することである。
【0017】 発明の詳細な説明 本発明の上記および他の特徴は、以下の説明および図面からより明らかにされ
よう。図示かつ記載されている特定の構造の変更は、本発明の精神から逸脱せず
に特許請求の範囲内で行い得るものと理解されたい。
【0018】 添付図面に関連して述べる以下の説明は、本発明の好ましい実施態様を説明す
るものであって、本発明を構成または利用し得る唯一の形態を表すものではない
。この説明では、例示した実施態様に関連して本発明を構成および操作するため
の機能および工程の順序について述べる。しかしながら、同一または同等な機能
は、本発明の精神および範囲内に同様に包含される種々の実施態様によっても達
成し得ることを理解されたい。
【0019】 本発明の隔離バッグは、本明細書では、戦場状況において特定の用途を有する
ものとして説明かつ例示しているが、緊急救助および医療的避難、特に、有毒の
ガスまたは粒子の放出または生成が環境を汚染したり、緊急事態または災害の地
域か、またはその地域の付近にいる人々が緊急にガス除去および治療を必要とす
る場合などの種々の異なる民間用の用途に利用し得ることが当業者には理解され
よう。従って、本明細書に使用する医療患者、患者および負傷者という言葉は、
緊急医療を必要とする事故のおよび/または医学的症状の、患者および/または
犠牲者を含むものと定義される。
【0020】 ここで図面を参照する。先ず図1を参照する。患者を戦場または事故現場から
病院に輸送するための、担架12と、担架12に接続可能な隔離バッグ14とを
組み合わせたものからなる自蔵式隔離および環境保護システム10が示されてい
る。典型的な場合には、担架12は、基端部12aおよび先端部12bと、医療
患者を通常あおむけ姿勢で乗せる上部台表面12cとを有するように構成されて
いる。
【0021】 担架12は、その上に乗せた患者の状態を監視しかつ患者に応答するための装
置を備えた当業界では周知の数種のシステムのうちのいずれの形態をとってもよ
く、典型的には、血圧、体温、血中酸素および心拍数をモニターする装置を含む
。そのような担架の例としては、同時係属米国特許出願第08/667,693
号(この特許出願の教示は、本明細書に参照として組み込むものとする)に開示
されている輸送可能な自蔵式生命維持システムが挙げられる。そのような担架1
2は、典型的には、UH−60ブラックホーク型ヘリコプター、UH−1ヒュー
イ型ヘリコプター、HMMWV、C−130翼付き航空機および/またはC14
1固定翼航空機を初めとする多様な軍事輸送車両および航空機内に取り付けられ
て運ばれるように設計かつ構成されたものであればさらに有利である。さらに、
そのような構成は、本発明の輸送可能な生命維持システム10が戦場の負傷者を
乗せた標準型NATO担架を運ぶのと同じような方法で前述の軍事避難車両に乗
せて簡単に運べるように標準型NATO担架取り付け台にも適合する。そのよう
な担架12の輸送を容易にするために、典型的には、担架12は、基端部と先端
部から伸張する保持部材34を具備している。
【0022】 図示してはいないが、典型的にそのような担架12に組み込まれているものに
は、環境からの空気を吸い込み、汚染粒子および空気からのガスを濾過して抽出
し、得られた精製された空気を患者の周囲に形成された包囲装置内に送り込むよ
うに設計された通気システムが含まれる。濾過された空気は、典型的には、移動
ユニットまたは担架12内から再循環された空気と混合される。必要な場合には
、混合気を所定の温度に加熱または冷却し、次いで、移動ユニット内に送り込み
、その後で除去し、残留粒子およびガスが抽出されるように濾過する。
【0023】 そのような通気システムは、典型的には、このシステムに連結され、通気装置
および他の医療装置の操作を調節するように設計された制御回路22を介して制
御される。好ましくは、さらに担架12内には加熱装置(図示せず)がさらに配
置され、加熱装置は、担架12の内部を所定の最低温度以上に維持するように担
架12の内部または台表面12cに熱を供給するために制御回路22と電気連絡
している。
【0024】 担架12の上に取り付けられているのは、本発明の好ましい実施態様に従って
構成された隔離バッグ14である。隔離バッグ14は、図示されているように、
最初に折りたたまれた梱包形状をとるように設計かつ構成されるのが好ましく、
ストラップ16を用いて担架12に固定してもよい。隔離バッグ14は、化学お
よび/または生物攻撃、すなわち、戦場で用いられる有害ガスもしくは細菌兵器
、または偶発的な有害物質の放出に対して抵抗のある材料から製造する。さらに
、隔離バッグ14は、雨、風、塵埃、高温、寒冷、多湿および乾燥天候条件から
生じる過酷かつ厳しい気候条件に耐え得る、当業界において周知の材料から製造
される。さらに、そのような隔離バッグ14は、使用時には、図3および図4に
描写されている内部に収容された患者36を医者が目視し得るように透明な材料
から製造するのが好ましい。さらに、透明な隔離バッグ14を提供することによ
り、内部に収容されている患者36は、そのような個体が自分の周囲を見ること
ができる限り、閉所恐怖症の事象を経験する可能性が低い。
【0025】 ここで図2を参照する。負傷者36を覆うように配備された隔離バッグ14が
示されており、負傷者36は、担架12の台表面12c上におあむけ姿勢をとっ
ている。示されているように、隔離バッグ14は、2つの部分、すなわち、下部
バッグ部分14bと上部バッグ部分14aとを備える。バッグ部分14aも14
bも、担架12の基端部12aから文字Aで示されている方向に伸びる。負傷者
36が隔離バッグ14内でこのような姿勢をとるためには、先ず、下部バッグ部
分14bを台表面12cの上に伸ばし、次いで患者36を覆うように上部バッグ
部分14aを担架の先端部に向かって伸ばして患者36を覆う天蓋を形成するこ
とが理解されよう。
【0026】 上部および下部バッグ部分14a、14bが互いに気密封鎖部を形成するため
には、それぞれの周縁に沿って、協同して漏れ止めジッパー様封鎖部を形成する
それぞれ組になった歯状突起18、38が形成される。これに関して、隔離バッ
グ14は摺動ファスナー20を有し、同ファスナー20は、患者の周囲を文字B
で示されている方向に進むと、それぞれの歯状突起18、38が互いに係合され
て、図3に示されている気密封鎖部44を形成する。また、隔離バッグ14は、
以下にさらに詳細に説明するが、担架12の先端部12b上に形成された排気バ
ルブ30、32と連続するように設計された排気管40、42を具備している。
さらに、隔離バッグ14は、空気送込バルブ24、26と連絡させるためのノズ
ル28を取り付け可能な、図4に示されている溝縁52を備える。以下にさらに
詳細に説明するが、空気送込バルブ24、26は、制御回路22により、通過す
る空気流を隔離バッグ14中に誘導することが可能であることが当業者には認識
されよう。
【0027】 ここで図3を参照する。隔離バッグ14、より特定的には、その上部バッグ部
分14aが膨張状態で示されている。これに関して、水平周縁46とそこから伸
張するリブ48は、上部バッグ部分14aの材料内に包まれた、互いに流体の行
き来が可能であるように接続する可撓性内部管によって形成された管状ガス通路
として形成されている。そのような材料は、管状部分46、48の周りに加熱封
鎖部または縫製し得る可撓性プラスチック材料から形成してよく、隔離バッグ1
4が使用される環境に見出されると予測される汚染物に対して不透性の材料から
製造するのが好ましい。代替実施態様においては、管状ガス通路46、48は、
上部バッグ部分14aと一体形成される。
【0028】 図5に示されているように、空気は、送込バルブ24、26から供給され、好
ましくは溝縁接続52の形態をとるのが好ましいダクトを介して管状通路46.
48を通って流れる。当業者には認識されるであろうが、ガス通路46、48は
、送込バルブ24、26から溝縁接続52を通って流れる空気によって膨張状態
となり、医療患者36を隔離するチャンバまたはカプセル50を規定する半剛体
構造を形成するように溝縁52に連結されている。医用グレードの空気、すなわ
ち、酸素が豊富な空気または酸素は、通気装置(図示せず)を介して送込バルブ
24、26へ、そして最後には患者36に供給される。そのような酸素が豊富な
空気または酸素は、機内に搭載された酸素生成システム、加圧酸素ボンベ、また
はその外部供給源を介して通気装置に供給し得る。説明したように、さらに、担
架12内には、当業者には理解されるように、空気を担架上部に吸い込むための
ファンと、空気を化学、生物および放射線汚染物から濾過するためのフィルター
とからなる環境制御システムが含まれているのが好ましい。さらに、空気が通気
装置から、給気管24、26、通路46、48を通って、患者36の上まで進む
ときに、空気を所望の温度に調節する空気温度制御装置を具備するのが好ましい
【0029】 空気は、最終的には、文字Cで示されているように、膨張状態の隔離バッグ1
4によって区画されたチャンバ50の周囲から内側に向かって径方向に送り出さ
れる。図6にさらに詳細に示されているように、水平周縁管状通路46に沿って
進む空気の通路54は、アーチ形のリブ通路48を通って上方に流れ、最終的に
、通路48上に形成された孔56を介して流れ出る。当業者には理解されるであ
ろうが、チャンバ50の周囲のそのような内側に向かう径方向の空気流により、
内部に収容されている患者はそのような清新にされた空気で完全に洗浄される。
【0030】 空気は、一旦患者36の周囲を洗浄すると、上部バッグ部分14aの先端部に
形成された排気管40、42を介して除去される。そのような管は、担架12の
先端部12b上に形成された排気バルブ30、32に接続可能である。排気バル
ブ30、32は、真空の力により、図5にD方向として示されているように隔離
バッグ14の基端部からその先端部に空気を吸い込む。チャンバ50内に送り込
まれた空気を基端部から先端部へ誘導することにより、空気が患者の全身を頭の
てっぺんからつま先へ向かう流れ方向に洗浄する。当業者には理解されるであろ
うが、そのような方法で汚染された患者を全面にわたって空気洗浄することによ
り、衣類および皮膚に付着している毒性および感染性残留物が迅速に除去され、
それらの残留物は、一旦チャンバ50から除去されて、排気バルブ30、32に
入ると、担架12に内蔵されている空気再循環システム(図示せず)を介して濾
過、除染されるという点で有効である。さらに、そのような方法で患者を空気浴
させることにより、停滞空気ポケットが排除され、それによって均一な加熱、冷
却および湿度の制御が容易になる。
【0031】 まだ明らかにしていない範囲の本発明の隔離バッグ14の操作に関して、その
ような操作は、隔離バッグ14をその折りたたまれた梱包状態から外す工程と、
バッグの溝縁52を通気ノズル28に取り付ける工程とを含み、通気ノズル28
は、担架12に内蔵されている通気システムの一部として形成されている。次い
で、下部バッグ部分14bを担架12の台表面12c上に広げ、次いで、患者を
その上に寝かす。理解されるであろうが、追加の医療デバイス、管、ワイヤなど
が配備される場合、それらは隔離バッグの開口部を介して、その上に配置されて
いる患者に接続される。
【0032】 その後、上部および下部バッグ部分の周縁にそってファスナー装置20を摺動
させ、気密封鎖部を形成する。排気ホース40、42は、担架の上に形成された
排気バルブ30、32と連絡している。次いで、担架12に内蔵されている環境
システムおよび除染システムを活性化させ、同時に、担架12に内蔵された通気
装置から、空気を、通路24、26および溝縁52を通って最後に隔離バッグ1
4に通過させる。
【0033】 このように、空気は、上述のように患者の全身にわたって頭のてっぺんからつ
ま先まで流れ、排気ホース40、42を介して除去されるであろう。このような
隔離状態にある間に、患者は慣用手段により輸送され、適当な医療施設に到着す
れば、必要に応じて治療を受けることが可能である。このためには、通気システ
ムを止めるだけでよく、封鎖可能な閉鎖部を開いて、患者にアクセスする。図示
してはいないが、本発明の隔離バッグ14は、さらに、患者へのアクセス手段を
備えていてよく、このアクセス手段は、隔離バッグ14上に形成されかつ完全に
患者にアクセスするのに効果的な位置に形成した可撓性ハンドカバータイプの門
を含んでいてよい。そのような門システムは、当業者には理解されるように、左
手/右手が独立するように設計され、かつ医療スタッフの手の操作能力と指先の
器用さとを最大にするように設計するのが好ましい。隔離バッグ14は、使用後
に廃棄してもよいし、あるいは、再利用するために、除染、滅菌および再梱包し
てもよい。
【0034】 本明細書では、本発明をその好ましい実施態様に関連して説明したが、当業者
には、本発明の精神および範囲を逸脱しなければ、種々の追加、変更、削除およ
び改変を実施し得ることが理解されよう。従って、妥当に予測可能な全ての追加
、変更、削除および改変は、特許請求の範囲で規定されている本発明の範囲内に
包含されるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 輸送可能な自蔵式生命維持システムを内蔵する従来の担架と組み
合わせて予め梱包されて折りたたまれた形状で示されている、本発明の好ましい
実施態様に従って構成された隔離バッグの斜視図。
【図2】 本発明の隔離バッグが周囲に配備されている担架上にあおむけ姿
勢をとっている患者の斜視図。
【図3】 本発明の隔離バッグ内に完全に包含されている図2の患者の斜視
図。
【図4】 隔離バッグに連結された状態で示されている通気システムをさら
に示す図3の患者、隔離バッグおよび生命維持システムの背面斜視図。
【図5】 隔離バッグ上に形成された管状ガス通路により分配されて隔離バ
ッグ内に送出された空気流を示す本発明の隔離バッグの斜視図。
【図6】 通過する空気流の方向を示す複数の孔を示す、本発明の隔離バッ
グ上に形成された管状ガス通路の一部の斜視図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バーネット、ピーター アンドルー アメリカ合衆国 92627 カリフォルニア 州 コスタ メサ ニューポート ブルバ ード 2345 ナンバービー202 (72)発明者 シュルツ、ダグラス エルウッド アメリカ合衆国 92821 カリフォルニア 州 ブレア オレンジウッド ドライブ 1100 Fターム(参考) 3B116 AA46 AB01 BB62 CD11 4C341 KK05 KL02 KL07 KL08

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚染環境から医療患者を隔離し、かつ前記患者からの汚染物
    の除去を容易にするシステムであって、 (a)煙霧および病原体に対して実質的に不透性な材料から形成された、内部
    区画室を有する可撓性身体カプセルと、 (b)前記身体カプセルを開閉して、前記内部区画室をそれぞれ前記汚染環境
    に暴露したりまたは前記汚染環境から隔離したりするために前記身体カプセル上
    に形成された封鎖部と、 (c)汚染物を含まない加圧空気供給源と、 (d)前記汚染物を含まない加圧空気供給源に連結するために前記身体カプセ
    ル上に形成されたダクトと、 (e)前記ダクトと流体の行き来が可能であるように接続して前記身体カプセ
    ル上に形成された通路と、前記通路の上には少なくとも1つの内側に対面する孔
    が形成されており、前記通路に前記加圧空気が供給されると、前記空気が前記少
    なくとも1つの孔を介して前記身体カプセルの前記内部区画室中に送り込まれる
    ことと、 (f)前記身体カプセルの前記内部区画室上に形成された排気バルブと、前記
    排気バルブは、使用時、前記空気を前記少なくとも1つの孔から前記内部チャン
    バに送り込んで、前記空気が前記医療患者を全身にわたり選択的に洗浄し、前記
    患者に付着している汚染物を迅速に除去して、前記排気バルブを介して前記内部
    区画室から排出されるように、前記前記身体カプセルの前記内部区画室上に形成
    されていることと を有するシステム。
  2. 【請求項2】 前記身体カプセルが、協同して前記内部区画室を形成する互
    いに接続可能な第1および第2のバッグ部分から成り、前記封鎖部が、前記第1
    および第2のバッグ部分を互いに結びつけるためのファスナーを備える請求項1
    に記載の装置。
  3. 【請求項3】 加圧空気を受容するための前記通路が相互に流体の行き来が
    可能であるように接続された複数の管状ガス通路を含み、前記複数の管状通路に
    加圧空気が供給されると、前記身体カプセルが膨張位置をとって半剛体構造を形
    成するようになっている請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記通路上には複数の内側に対面する孔が形成されており、
    前記複数の孔は、空気を前記身体カプセルの前記内部区画室に送り込みかつ分配
    するように設計かつ構成されている請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 輸送および保存を容易にするための第1の折りたたまれた形
    状と、使用時の第2の膨張形状をとるように設計かつ構成されている請求項1に
    記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記身体カプセルが、第1の折りたたまれた位置と、前記医
    療患者にアクセスするために前記カプセルを使用しているときの第2の膨張位置
    とをとるように大きさが調節されかつ適合されている請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記身体カプセルが透明材料から形成されている請求項1に
    記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記身体カプセル上に、外部環境から前記内部区画室を目視
    検査できる窓が形成されている請求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記身体カプセルが基端部と先端部とを有するように形成さ
    れ、前記医療患者が内部区画室内に収容されるときには、前記医療患者の頭が前
    記基端部方向に向けられ、前記医療患者の足および脚が前記先端部方向に向けら
    れ、前記排気バルブは、加圧空気が前記内部区画室に運ばれると、前記空気が前
    記患者の全身を頭のてっぺんからつま先へ向かう方向に選択的に洗浄するように
    、前記身体カプセルの前記先端部上に形成されている請求項1に記載の装置。
  10. 【請求項10】 汚染環境から負傷者を隔離し、前記負傷者からの毒性およ
    び感染性残留物の除去を容易にするシステムであって、 (a)煙霧および感染源に対して実質的に不透性な材料から形成され、内部区
    画室を有し、かつ前記医療患者の全身を収容する大きさに調節されかつ適合され
    た基端部と先端部とを有する可撓性身体カプセルと、 (b)前記身体カプセルを開閉して、前記内部区画室をそれぞれ前記汚染環境
    に暴露したりまたは前記汚染環境から隔離したりするために前記身体カプセル上
    に形成された封鎖部と、 (c)加圧空気供給源と、 (d)前記加圧空気供給源からの加圧空気と連結し、かつ前記空気を受容する
    ために前記身体カプセル上に形成されたダクトと、 (e)前記身体カプセル上に形成され、前記ダクトと流体の行き来が可能であ
    るように接続している複数の内側に面する孔が上部に形成されている少なくとも
    1つの通路と、前記加圧空気が前記通路によって受容されると前記空気が前記内
    部区画室に送り込まれることと、 (f)前記身体カプセル上に形成され、かつ前記内部区画室に流体接続してい
    る排気バルブと、前記排気バルブは、前記空気が前記内部区画室内に送り込まれ
    ると、空気流が前記負傷者上に誘導されて、前記負傷者に付着している毒性およ
    び感染性残留物を除去し、前記排気バルブから排出されるように、前記内部区画
    室から排出されるように、前記空気を前記区画室から排出させるように選択的に
    配置されることと を有するシステム。
  11. 【請求項11】 前記通路が相互に流体の行き来が可能であるように接続さ
    れている複数の管状ガス通路を含み、前記管状ガス通路に加圧空気が供給される
    と、前記内部チャンバが膨張形状をとって半剛体構造を形成するようになってい
    る請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記複数の孔は、前記加圧空気が前記内部区画室内に運ば
    れたときに前記空気が内部に収容された医療患者の周囲に均一に分配されるよう
    に前記管状通路に沿って間隔を置いて形成されている請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 輸送および保存を容易にするための第1の折りたたまれた
    形状と、使用時の第2の膨張形状とをとるように設計かつ構成されている請求項
    10に記載の装置。
  14. 【請求項14】 使用後に使い捨て可能であるように設計されている請求項
    10に記載の装置。
  15. 【請求項15】 使用後に再利用するために、除染して、再梱包できるよう
    に設計されている請求項10に記載の装置。
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