JP2001524438A - 巻上げ機の取替装置およびロールを取替えるための方法 - Google Patents

巻上げ機の取替装置およびロールを取替えるための方法

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JP2001524438A JP2000523139A JP2000523139A JP2001524438A JP 2001524438 A JP2001524438 A JP 2001524438A JP 2000523139 A JP2000523139 A JP 2000523139A JP 2000523139 A JP2000523139 A JP 2000523139A JP 2001524438 A JP2001524438 A JP 2001524438A
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エンワルド、ペトリ
キイテンネン、パウリ
ルオミ、セッポ
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メッツォ ペーパー、インク.
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    • B65H19/2253The web roll being driven by a winding mechanism of the nip or tangential drive type and the roll being displaced during the winding operation
    • B65H19/2261Pope-roller
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Abstract

(57)【要約】 巻き上げ機の取替え装置は新しいロールのコアを形成するリールスプール(2)と連絡して紙ウェブの巻き上げ機に設けられ、旧ロール(R)上へ走行するウェブ(W)に対して配置される。該取替え装置はウェブをリールスプール(2)の周りに案内するためにウェブ(W)の切断点に続く新しい端部へ、実質的にウェブの全幅に亘りエアジェット(S)を方向付けるように、リールスプール(2)に対して位置、方向付けられたノズルもしくはノズルと同等物を備えた案内装置(3)により構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は請求項1の前段部に記載されたタイプの巻上げ機の取替装置に関する
。本発明はまた請求項14の前段部に記載されたタイプのロールを取替えるため
の方法に関する。
【0002】 紙ウェブのための巻上げ機において、いわゆるポープ形(Pope-type)巻上げ 機、あるいはまたセンター駆動補助形のポープリール(Pope-reel)において、 既製の紙はカレンダ終了後リールスプール(リーリングドラム)の周りに巻取ら
れる。巻取り自体は、巻取るべきウェブが巻きかけられて走行するリーリングシ
リンダに対してリールスプールに負荷が与えられて、リールスプールの周りに巻
付いて完全なロールもしくはリールを形成するように行われる。
【0003】 抄紙機のこの部分はまたノンストップで行われ、抄紙機のそれ以前の部分から
通過してくる連続的な紙ウェブを受け取る。こうして、旧ロールが完成するとき
、ウェブは切断されねばならず、その後次のステージが切断点に続くウェブを新
しいリールスプールの周りに巻きつけ始める。実際には、このことは次のように
行われる。すなわち、紙リールがそのフルサイズに到達するとき、新しい空のリ
ールスプール、すなわち、リーリングドラムが紙ウェブに接触しているリーリン
グシリンダの表面に動かされ、そしてその後紙ウェブが好適な方法で切断され、
そして切断点に続くウェブの端部が空のリールスプールの周囲に案内され、その
空のリールスプール上に新しいロールが蓄積し始める。
【0004】 巻取りの最も重要な段階は紙ウェブを切断し、そして紙ウェブの新しい端部を
空のリールスプールの周りにもたらすことである。過度の破断を避けるために、
取替えは問題なく行われねばならない。理想的な場合、ウェブの新しい端部は空
のリールスプールの周面に対して瞬時にきちんと運ばれる。周知のように、坪量
に応じて切断と取替えを行うための幾つかの方法がある。その1つは完成した紙
リールとリーリングシリンダとの間の速度差を利用してウェブループを作り、そ
のウェブループを空のリーリングドラムに案内し、その際ウェブを切断する。も
う1つの方法によれば、リーリングシリンダと空のリーリングドラムとの間のニ
ップに特別の切断用リボンを供給して、それがリーリングドラムにより捕捉され
るときリーリングシリンダに来るウェブを切断しかつリーリングドラムの周りに
ウェブの新しい端部を案内することを同時に行う。またロールの取替えはリーリ
ングシリンダと空のリーリングドラムとの間のニップの後で、例えばエアブロー
によってウェブを切断し、そしてウェブをリーリングドラムの周りに案内するこ
とによって行うことができる。
【0005】 現在、抄紙機は一般に20m/sあるいはそれよりも高速で走行しており、そし てより高いスピードを達成することが目指されている。高速で走行するウェブの
切断はそれほど問題ではなく、そしてスピードによる力を切断に利用することさ
えできる。重要な点はリーリングドラムの周面に対して素早く新しいウェブの端
部をもたらして高い周速で該表面に新しいウェブの端部を追従させて該ウェブが
制御されない状態でさまよったりあるいはリーリングドラムから位置ずれしたり
することを防ぐことである。この問題は坪量が増加するときいっそう悪くなる。
【0006】 本発明の目的はウェブが高速の状態でおよび/もしくは重いグレードの紙のロ ールを取替えるために好適な、巻き上げ機の信頼できる取替え装置を提供するこ
とである。この目的を達成するために、例えば、本発明による取替え装置は第1
に請求項1の特徴部分に記載されていることを特徴とする。本発明の有利な態様
においては、リーリングドラム上に巻かれるウェブには該ウェブの全幅に実質的
に亘ってエアジェットが吹き付けられ、このエアジェットはウェブをマシンリー
ルの周りに案内し、そしてまたこのリーリングドラムの周りにウェブを運ぶよう
に好適な大きさのセクター内で作用する。エアジェットは有利にはエアジェット
ノズルを備えた本発明による案内装置を設けることにより発生される。この非接
触の方法でウェブの先端部を案内して新しいリーリングドラム上に周方向に所定
の長さの領域において、ウェブがリーリングドラム上に十分に巻き取られてこの
先端部に続いてリーリングドラム上に巻付いて多重の層を形成し始めるように巻
付けることが可能である。
【0007】 他の好ましい実施形態に関しては、請求項2ないし13についての記載をここ
に引用し、以下に詳細に述べる。エアジェットは例えばウェブをリーリングドラ
ムの表面に押し付け、リーリングドラムの表面にウェブを保持するのに十分に長
いセクター範囲内で効果があり、あるいはウェブを新しいリーリングドラムの周
りに案内するべく配列されたウェブ案内面に沿って案内するように配置され方向
付けられている。エアジェットの流速は調節可能でありそれは有利には抄紙機の
製造速度すなわちウェブの走行速度と少なくとも同じ速さに調節することができ
る。
【0008】 また本発明による方法は請求項14の特徴事項に記載されていることにより特
徴を有する。ウェブの切断点に続く先端の走行はリーリリングドラムに対向する
ウェブの全幅に実質的に亘って効果的なエアジェットによって種々の方法で案内
することができる。本方法の好適な実施形態に関しては、請求項15ないし23
に記載の内容が引用され以下の本明細書において詳細に述べる。
【0009】 以下に、図面を参照して本発明につきより詳細に説明する。
【0010】 図1は連続的に作動する巻取り機、いわゆるポープ(Pope)リールを模式
的に示しており、この巻取り機は抄紙機等におけるそれ以前の台から出てくる全
幅の紙ウェブWから重さ数トンをもつペーパロール、マシンリールを連続的に形
成するものであり、完全なペーパロールの1つが図において符号Rで示されてい
る。回転するリーリングシリンダ1、すなわちポープ(Pope)シリンダはウ
ェブWをロールRに案内する。 ロールRはウェブの走行方向において見るときリーリングシリンダ1の反対側で
リーリングシリンダ1に対して半径方向に負荷されている。負荷は図示されてい
ないそれ自体公知の負荷装置により与えられる。ロールRはセンター駆動である
、すなわちロールRが蓄積されるリーリングドラム2に駆動装置が設けてある。
完全なロールRの前にウェブWの走行方向において、本明細書において以降リー
ルスプールと呼ぶことにする、ロールのコアを構成する新しいリーリングドラム
2がリーリングシリンダ1のマントルに対してもたらされる。この段階で、ある
短期間、ウェブWは新しいリールスプール2とリーリングシリンダ1との間のニ
ップNを経てロールR上に巻取られるべく走行する。
【0011】 取替の目的はリールスプール2と接触しているウェブWを取替前でウェブから
自由であるリールスプールのマントル表面に動かして切断点の後の、リールスプ
ール2の表面に続くようにすることである。これを行うために、案内装置3がウ
ェブWの走行方向においてリールスプール2とリーリングシリンダ1との間のニ
ップNの後に配置されており、該案内装置はリールスプール2上のニップNに続
く空のマントル上に向かい合って、したがってウェブWの走行方向において見て
、リールスプール2の背後にそして少なくとも部分的にその上方に配置されてい
る。案内装置3から、エアジェットSがリールスプール2の周りにウェブを案内
するべく好適に向けられる。エアジェットSは全幅のウェブWを受けるリールス
プールの幅の実質的に全体に亘りそしてリールスプール2の回転方向においてニ
ップNの後ろ側で十分な長さのセクター範囲に亘って効果的であるように配置さ
れている。こうして、エアジェットSはウェブWの切断点の後ろでウェブの実質
的に全幅に亘る新しい端部に、実質的にウェブの全幅に亘って向けられている。
エアジェットは例えばその作動範囲が有利にはウェブWの全幅であるように複数
のスポット状あるいはスロット状であることができる。
【0012】 案内装置3は取替前の空の、リールスプール2の周面に対向して配置されてい
る。図1に示すように、リールスプール2の周面に面している案内装置3の側部
は湾曲しリールスプール2の周辺の曲率に対応することができる。該装置はリー
ルスプール2の周面に対向して配置される表面5とリールスプール2の周面との
間のスペース4を残して、板状、面状、もしくは箱状構造とすることができる。
このスペース4は少なくとも半径方向において閉じており、そして該スペースに
おいてリールスプールの周面に向かって表面5から向けられるエアジェットSは
リールスプール2(図2)のマントルに対してウェブWを押し付ける超過圧力を
発生する。このスペース4はニップNの後でリールスプール2の周りに適切な長
さのセクターαに亘って配置されている。
【0013】 複数のエアジェットが案内装置3の表面5上に開いている、図2に示すような
、ノズル3aによって発生される。ノズルの効果は実質的にリールスプール2の 全幅に亘っており、そしてリールスプール2の周辺方向において、次々と十分な
数のノズルがある。ノズルは例えば装置横断方向に互いに隣接して配置されたノ
ズルスロットもしくはノズルオリフィスとすることができる。ノズルは横方向に
効果を分散するために好適な距離をおいて互いに隣接配置することができる。複
数エアジェットSを作り出すために、エアは1つの好適な加圧エア源ノズルに供
給される。こうして、案内装置3はノズル3aに内部が接続されている箱として 、該箱の中のエアを別々のエアジェットSに分配するようにし、そしてその箱の
壁はリールスプール2の周面に対向する面5を形成するようにすることができる
。しかしながら、ノズルは同じ案内装置3内に互いに別々の構造とし、一体とし
て可動な一構造体を形成するように配置することも可能である。
【0014】 さらに、案内装置3には少なくともその始まり側端部において、すなわちニッ
プNの直後で、矢印Dで例示するところの、例えば水スプレーのような液体スプ
レーを設けることも可能である。これらの目的はウェブの先端部を濡らしてエア
ジェットSによってリールスプール2の表面に対して押し付けて、そこでウェブ
の先端部がリールスプールの表面によりよく固着するようにすることである。図
2に参照符号3bをもって示している対応する液体スプレーノズルにはそれら自 身のエアおよび水供給部を設けることができる、あるいはこれらにはノズル3a と同じ供給源によりスプレーにおいて必要とされるエアを、例えば箱状案内装置
3の内側から供給することもできる。また、水スプレーDは実質的にウェブWの
全幅に亘って、リールスプール2の表面に向けられる。さらにまた水スプレーD
はリールスプールの回転方向においてエアジェットSと同じ長さに設けることも
できる。
【0015】 リールスプール2周りの、ウェブの案内がスタートしリールスプール2と案内
装置3の表面5との間の閉じたスペース4があるセクターαは、スプールの周面
に沿ってウェブWを案内する力がリールスプール2の周囲に十分に長い範囲内で
効果的であるように、十分に長いものでなければならない。このセクターの長さ
は、ウェブの先端がウェブのそれ以前の方向からずれてリールスプール2の周り
に新しい走行路に沿って走行し始める点から、図2の例においてはニップNから
進行方向に測って、有利には少なくとも120度、より有利には少なくとも15
0度、最も有利には少なくとも180度である。閉じたスペース4は半径方向に
おいて全体的に閉じることができ、あるいは案内装置3がリールスプールの周方
向においておよび/もしくは軸方向において互いに連続的に接続された複数部品
からなる場合においては半径方向において外向きに開いた中間点を含むこともで
きる。
【0016】 案内装置3が閉じたスペース4を形成しないが、周方向に適切な間隔をおいて
別々のノズル3aを有している場合、ノズル3aが配置される領域は同様に十分に
長くすべきである。上述の方法で特定されるセクターの長さは、ウェブの新しい
走行路のはじめの点から出発し最後のノズルに終わって、有利には少なくとも1
20度、より有利には少なくとも150度、そして最も有利には少なくとも18
0度である。案内装置3は適切なアクチュエータおよび機構によって、例えば装
置横断方向において側部からあるいはリーリングシリンダの上方から、案内位置
に動かすことができる。どちらの場合においても、関連するアクチュエータを備
えた機構は巻取り機のフレーム内に配置することができる。湾曲した形状におい
てリールスプール2の周辺に続く構造は剛的であるものとでき、あるいはまた周
辺方向に互いに関節接続された連続部品で構成してこれら部品が案内位置に移動
されるとき案内装置3の自身のアクチュエータによってリールスプール2の周り
に湾曲することができるようにすることもできる。これらの連続する部品は例え
ばノズルを備えたブローボックスとすることもできる。 案内装置は有利にはその動きがリールスプールの動きと機能的に一体化できるよ
うに固定される。こうして、案内装置は巻取りフレームの一部である、初期巻取
り用の装置に固定することができる。
【0017】 取替は、リールスプール2の表面速度が典型的には少なくとも500m/min.で
ある、紙ウェブの製造速度であるときに行われる。高速の機械において紙ウェブ
の製造速度は1000m/min.を越えており、そして最も高速では既に2000m/
min.の値に達している。 図3は好ましい第2の実施形態を示しており、第1実施形態において切断点に続
く、ウェブWの新しい端部は、リールスプール2の周表面に対向して配置され新
しいリーリングドラム、すなわちリールスプール2の周りにウェブWを案内する
べく配置された、本発明による案内表面5に沿ってウェブを案内するエアジェッ
トJを受ける実質的にウェブの全幅に亘っている。図3の実施形態において、案
内装置3は1つもしくは複数のエアジェットJといわゆるキャリヤ表面5との組
み合わせからなり、そこでは案内面に開き、ジェットJが通り抜け出発して案内
表面5に続くように構成されたノズル3aにより、いわゆるコアンダ(Coanda)効 果を利用する1つもしくは複数のウェブ案内ジェット/表面が設けてある。さら にまた、ジェットJが好適な方法で方向付けられる結果として、減圧ゾーンがニ
ップNの後の領域に発展し、このゾーンではウェブをリールスプールの周りに案
内する。有利には、少なくとも第1のエアジェット/ジェット列Jはジェットが リールスプール2の周面の走行方向に実質的に向けられるようにリールスプール
の回転方向に配列され、そして最後のジェットSはジェットが実質的にリールス
プール2の方向に向けられてそのことによりウェブWをリールスプール2の表面
に案内するように配列されている。図3の案内装置3において、点線は取替状況
にあるウェブの先端の可能な走行路を例示している。
【0018】 図4は案内装置3が2つの異なるジェットゾーンZ1,Z2からなるように構
成されている実施形態を示している。この実施形態において、リールスプール2
の回転方向において、ニップNには先ずいわゆるコアンダ(Coanda)ゾーンZ1が
続き、これは図3の装置の作動原理によりウェブをエアジェットJによってキャ
リヤ面5aに沿って次のゾーンZ2へと運び、該領域でウェブはリールスプール 2の表面に対して該表面に向かって実質的に向けられたエアジェットSによって
押し付けられる。ここでエアジェットSは複数オリフィスが設けられた好適な板
によって作り出されそしてリールスプール2の表面に対向して表面5bを、例え ば多孔板によって形成する。この実施形態において、ジェットの速度は各ゾーン
で別々に調節することができ、そして図に示されるようなガイド装置3を、ブロ
ーボックス構造体を形成するように配置し、そこでは各ゾーンが加圧エアを供給
される別々のコンパートメント内に設けられる。
【0019】 新しいリールスプールの取替は次の方法において実施することができる。新し
いリールスプール2が適切な周辺速度に加速されて、リーリングシリンダ1上を
旧ロールR上へと走行しているウェブWに対して、下降されたとき、案内装置3
は案内位置にもたらされ、そしてエアジェットS,Jとがオンに切り替えられる
。この後、ウェブWは好適な切断方法により切断されてその結果ニップNの後ろ
でウェブWの先端が、新しいリールスプールの周面に対してエアジェットSによ
り押し付けられてもしくはエアジェットJによりかつ支持面5によって案内され
て、該周面の周りにその全幅に亘って走行し、そして該ウェブはその周面上に同
時に全幅に亘って作動するエアジェットS,Jの効果によってとどまる。切断の
直後、水スプレーDを開始することができ、そして水スプレーはエアジェットよ
りも短時間作動することができる。ウェブの先端がリールスプール2の周りを一
回り巻き付けられたとき、エアジェットS,Jおよび水スプレーDをオフに切り
替え、そして案内装置3を休止位置に移動させることができ、この休止位置では
案内装置は他の機能、例えばリーリングシリンダの回転方向に周面に沿ってリー
リングドラムの背後でウェブWを連続して巻き上げる新しいリールスプール2の
移動のような他の機能と干渉せず、該休止位置で巻き上げ作業の間とどまる。
【0020】 図5はロール取替のために用意された案内装置の本発明による一実施形態を示
している。案内装置3は支持手段内に可動なように連結されており、該手段は初
期巻き上げ用の装置6内に固定されており、該装置に新しく空のリールスプール
2がロール取替前に運ばれて該装置によってリールスプールは取替位置に移動さ
れる。図において、案内装置はアクチュエータ7によって、リールスプール2の
軸線に実質的に直角な平面内で、取替位置へと回転されており、そしてウェブの
全幅切断装置8が作動準備状態にある。図に示した状況の前に、完成しつつある
ロールRはリーリングシリンダ1からさらに遠ざけられており、そして新しいリ
ールスプール2が初期巻き上げ用の装置6によってウェブWとの 接触位置にもたらされている。この状態で、ウェブWはニップNの後リールスプ
ールの周面上ある距離走行し、そしてロールRに向かって真っ直ぐに該周面上を
離れる。切断装置8は有利にはリールスプール2とロールRとの間をウェブの近
傍へと、そしてまたウェブの近傍から離れる方向に可動である。案内装置3は図
2ないし4に示したどのタイプのものでもよく、そしてノズルの配置とエアジェ
ットの効果は図2〜4に関して示したもののいずれとすることもできる。案内装
置3はリールスプール2の周面に対向して配置されており、取替前で空のリール
スプール2のセクターの側に、すなわちウェブWがロールRに向かってのリール
スプール2を離れる点の後でリールスプールの回転方向に配置されている。 特に図5に示す取替状況において、切断装置8はウェブWの案内装置に対向する
側から作用してウェブWが旧ロールR上にリーリングシリンダ1から離れるよう
に走行する領域においてウェブWを切断する。ウェブWはリールスプール2の周
面からロールR上に向けられる。こうして、切断前もしくは切断中すでにウェブ
に向けられた力の効果により、ウェブの新しい端部をリールスプール2の周面に
より近づけるかもしくは該周面と案内装置3との間の横断方向の入り口側ギャッ
プにより近づけることが可能である。ウェブWの切断は有利には切断運動がこの
ギャップの方に向けられるか、および/もしくはリールスプール2の周面の方向
に向けられるように行われる。
【0021】 切断装置8は好ましくは全幅に亘りクロスカットを行い、ウェブWに、リール
スプール2の周面と案内装置3との間の領域において全幅の引き裂きもしくは切
断を生じるようにする。特に薄い紙質の場合、吹き付けにより明確な切断点を創
成するべく切断作業を行うことができるけれども、ウェブWの全幅に亘り1スト
ロークで切断するブレードカッターを用いることが有利である。図5には、下側
からウェブWに接触位置にもたらされるストライキングブレードカッターが示さ
れており、そのブレードホルダー8aはウェブWに接触して、そのことによりそ の湾曲したガイド面を使ってリールスプール2からロールRに向けられているウ
ェブの一部を入り口ギャップにより近づけ、かつ同時にリールスプール2の周面
へとより近づけるように偏向させる。 続いて、例えば流体圧式アクチュエータのようなアクチュエータにより移動する
ことができる広幅のカットブレードがブレードホルダー8aの内側から現れて、 ガイド表面上を走行しているウェブWをウェブの下側表面に向けられた素早いス
トロークで切断する。
【0022】 ブレードカッター8はブレードホルダー8aにより切断前にウェブと接触せず に、自由に走行しているウェブをブレードが横断的に突き当たるようにすること
もできる。しかしながら、この場合においても、ウェブの直線走行部を別の案内
面を用いて入り口ギャップおよびリールスプール2の周面により近づけるように
偏向することもできる。
【0023】 図6は図5の装置とは切断が、案内装置3が配置されているウェブについて同
じ側で起きる点で異なる図5による配列体を示している。ノズル3aの配置と効 果に関しては、案内装置3の構造は上述したいずれのものであっても良いが、ノ
ズルを支持しているその構造体にはまた切断装置8が設けられている。切断装置
はウェブの幅に亘って延びている静止型の切断ブレードであり、ウェブに向けら
れた案内装置3の先端に取付けてある。ブレードの切断エッジはウェブの走行方
向に対して向けられており切断エッジの作用の方向とウェブの離れる側でのウェ
ブの走行との間に鋭角が形成されるようになっている。ウェブの反対側には、図
5に示すのとほぼ同じ位置に、すなわちリールスプール2を案内装置3に向かっ
て離れるウェブWを偏向するために、別の偏向装置9が設けてあり、該装置は図
5の実施形態においてと同じようにして、ウェブWに対する機能位置へ、および
ウェブWから離れる方向に移動することができ、すなわち該装置は好適なアクチ
ュエータによって往復動することができる。湾曲したガイド面を備えた偏向装置
9がウェブを案内する接触点はウェブの走行方向において切断ブレードの作用点
の前に位置している。該装置9により、ウェブは案内装置3の先端に向かって持
ち上げられるように向きを変えられて、ウェブWは案内装置3の先端に配置され
た切断ブレードに接触し、そこでウェブは破断され、案内装置3とリールスプー
ル2のマントル面との間に案内される。
【0024】 図7は切断方法が図6のものに似ている別の例を示している。すなわち、ウェ
ブを切断するブレードは案内装置3と同じウェブWの側に配置されている。ここ
でウェブWは案内装置3をウェブに向かって動かすことにより案内装置3の自由
端部に配置された切断ブレードと接触するようになっている。すなわち、案内装
置3はブレードがウェブに当たるまで下向きに回転され、ウェブは切断され、そ
してウェブの切断点に続く新しいエッジ部が自動的にその全幅において案内装置
3とリールスプール2のマントルとの間のスペース内に通過されることになる。
図5のアクチュエータ7によって、案内装置をリールスプール2の軸線に実質的
に直角な平面内で取替位置へと回転することができ、そうして切断ブレードがウ
ェブに到達する。
【0025】 図6と図7との実施形態の組み合わせもまた可能であり、言い換えれば、偏向
装置9はウェブWを案内装置3により近づけるように偏向するために使用するこ
ともでき、そしてブレードとの切断接触は案内装置3をウェブの方に動かすこと
により行われる。
【0026】 図8は案内装置3の先端に配置された切断ブレードと偏向装置9との共同作業
により切断が行われる実施形態を示している。切断ブレードの先端はウェブの走
行方向に対抗して向けられており切断エッジの作用方向はウェブの離れる方向と
有利には30度よりも小さい狭い鋭角を形成するようになっている。偏向装置9
はその後端がウェブから離れる方向に急激にたち下がるように形成されそのすぐ
背後に切断ブレードの切断エッジが存在するようになっている。案内表面はウェ
ブを下側から切断ブレードの高さに押し上げる。案内面の後で、すなわち立ち下
がり位置の後の低い高さで、ウェブの反対側の切断ブレードに対向して、偏向装
置にはブレードの下側が切断後に当たる対向面を設けることができる。
【0027】 切断装置8が静止型の全幅切断ブレードである例について上述してきた。しか
しながら、図6および図7の別の例として、切断ストロークを行う全幅の切断ブ
レードを備えることも可能であり、その場合切断ストロークを行うための対応す
るアクチュエータがまた案内装置3内に置かれる。 上述において、取替に対する主な前提としてはウェブが取替を可能ならしめるべ
く切断ブレードによって切断されるというものである。しかし、本発明はウェブ
を切断することの特別の方法にのみ限定されるものではない。本発明はまた制御
された袋取替を実施することに使用することもできる。図9は制御された袋取替
を行うための方法を示している。一体になったフルロールRの減速した表面速度
と巻取り機(リーリングシリンダ1)の巻取り速度に対応する表面速度との差に
よって公知の方法でウェブに作り出される袋Pは案内装置3のエア吹き付けによ
ってリールスプール2に対して制御された方法でもたらされる。袋はリールスプ
ール2と案内装置3との間に形成され、そして上述のエアジェットSによりリー
ルスプール2のマントルに対して平らに横たわるように押し付けられて巻取り機
(リーリングシリンダ1)の表面速度で回転するリールスプール2に対して配置
された部分と低い表面速度で回転するロールに走行する外側部分とが互いに対抗
する。切断/破断マークはより直線的になり、そして強いジャークはそのままで は完成すべきロールに伝達されない。なぜならば切断されるウェブWはリールス
プール2のマントル面上にタイトになって、そしてリールスプール2とリーリン
グシリンダ1との間の閉じるニップ近くで破断するからである。さらに、切断中
、切断片すなわちチャッフ(chaff)はウェブから袋が案内なしでリールスプー ル2の周りに巻かれるときと同じ程度に分離しない。さらにまた、ウェブWは袋
取替の間より真っ直ぐな位置にとどまり、そこで完成すべきマシンリールR内に
サイドシフトや表面破断が発展するのがより少なくなる。制御された袋取替は従
来よりも重い紙質へと袋取替の応用を可能にする。袋をリールスプール2の周り
に案内するためには、ウェブの反対側から向けられるエアブローを使うこともで
きる。さらにまた、案内装置3とリールスプール2との間にその入り口端部にお
いてウェブに向かって広がるギャップとして形成することを必要とすることがで
き、その結果袋はリールスプール2と案内装置3との間を案内されるようにでき
る。
【0028】 本発明によりウェブの新しいエッジを新しいリールスプール2の周りに、その
全幅において、種々の切断方法によって巻付けることができ、そして案内装置3
から出るエアジェットによってそのような状況において特に重い質の紙を案内す
ることができる。本発明のおかげで、取替効率は取替作業の休止が減少するので
増大し、取替により起きる破断は減少して取替作業が外観上よりクリーンなもの
になる。さらにまた、案内装置3は案内位置にあるときエアジェットSをウェブ
の切断前でさえも作動状態に維持することができるので正確なタイミングなしで
案内装置3が作動し、そしてウェブがすでにリールスプールの周りに数層に亘り
巻きつけられているときでさえ作動を保つことができる。同様に、液体スプレー
Dを、ウェブを切断する前の瞬間にスタートさせることもでき、その場合リール
スプールの表面を濡らしてウェブの先端部に対してより接着性を与える。 エアジェットSとJとの流速は使用される空気圧とノズル3bの寸法により調節 できる。エアジェットの速度を抄紙機の速度、すなわち巻取り機内のウェブWの
走行速度に少なくとも等しくすると有利である。 本発明はその基本重量、すなわち坪量に関わらず巻取りされうるあらゆるグレー
ドの紙に適用できる。こうして本明細書において紙ウェブとは繊維材から作られ
ておりその坪量に関わらず巻取りすることのできる、あらゆる連続的な、ウェブ
状の材質のものについてである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による取替装置が使用される、巻取り機の側面図を示して
いる。
【図2】 取替状況における巻取り式の取替装置を拡大して示している。
【図3】 取替装置の第2実施形態を示している。
【図4】 取替装置の第3実施形態を示している。
【図5】 巻取り機の側面図において、巻取り機に取替装置を固定する有利
な方法とウェブを切断する有利な方法とを示している。
【図6】 図5の取替装置の第2実施形態を示している。
【図7】 図5の取替装置の第3実施形態を示している。
【図8】 図7の取替装置のもう1つのやり方を示している。
【図9】 袋交換における取替装置の使用を示している。
【手続補正書】特許協力条約第19条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年4月15日(1999.4.15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 3F064 AA01 CA07 DA01 3F104 AA01 FA00

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に作動する巻上げ機用に、該巻上げ機内で紙ウェブの新しいロール用の
    コアとして機能するリールスプール(2)と接続して配設されそして旧ロール(
    R)上に走行するウェブ(W)に対して位置付けられている取替装置において、
    該取替装置はノズル(3a)もしくはその同等物が設けてあり、それはウェブ( W)を該リールスプール(2)の周りに案内するべく該リールスプール(2)上
    に巻付くウェブ(W)にエアジェット(S,J)が向くように該リールスプール
    (2)に関して配置され方向付けられているウェブ用の案内装置(3)からなる
    ことを特徴とする連続的に作動する巻上げ機用取替装置。
  2. 【請求項2】 ノズル(3a)はリーリングシリンダ(1)とリールスプール(2)との間の ニップ(N)に続くリールスプール(2)の周面に向かってエアジェット(S)
    を向けるように配置されかつ方向付けられておりウェブ(W)の切断点に続く先
    端部を上記ニップ(N)の後でリールスプール(2)の周面に対して押し付ける
    ように配置されかつ方向付けられていることを特徴とする請求項1に記載の取替
    装置。
  3. 【請求項3】 エアジェット(J)が案内装置の表面(5)に方向付けられ、該表面はいわゆ
    るキャリヤ表面を形成しており、該案内装置にはいわゆるコアンダ(Coanda)効
    果を利用するウェブの1つもしくは複数の案内ジェット/表面が設けてあること を特徴とする請求項1に記載の取替装置。
  4. 【請求項4】 該案内装置は、以下の要素: エアジェット(J)が案内装置(3)の表面(5)に方向付けられて、該表面(
    5)がいわゆるキャリヤ面を形成するように配置され方向付けられており、そこ
    で該案内装置にはいわゆるコアンダ効果を利用するウェブの1つもしくは複数の
    案内ジェット/表面が設けてある第1ノズル(3a)、と エアジェット(S)をリーリングシリンダ(1)とリールスプール(2)との
    間のニップ(N)に続くリールスプール(2)の周面に向かって向けるように配
    置されかつ方向付けられてウェブ(W)の切断点の後で先端を前記ニップ(N)
    の後のリールスプール(2)の周面に対して押し付けるようになっている第2の
    ノズル(3a)と を含んでいる組み合わせからなることを特徴とする請求項1に記載の取替装置
  5. 【請求項5】 該案内装置(3)の表面(5)は、該リールスプール(2)の周面に対向して
    位置付けられて、所定長さのセクター(α)において該リールスプール(2)の
    周辺の曲率に従い、少なくとも半径方向において少なくとも部分的に閉じた場所
    がこの表面とリールスプール(2)の周面との間に残されていることを特徴とす
    る請求項1,2もしくは3に記載の取替装置。
  6. 【請求項6】 該エアジェット(S,J)に加えて、該案内装置(3)には該リールスプール
    (2)の周面に向かって方向付けられた液体スプレー(D)が設けられている前
    記請求項のいずれかに記載の取替装置。
  7. 【請求項7】 該案内装置(3)はブローボックス構造体として形成されていることを特徴と
    する前記請求項のいずれかに記載の取替装置。
  8. 【請求項8】 該案内装置(3)はアクチュエータ(7)により該リールスプール(2)の付
    近で作動位置に動かされるようにかつ該リールスプール(2)からさらに離れた
    休止位置に動かされるように配置されていることを特徴とする前記請求項のいず
    れかに記載の取替装置。
  9. 【請求項9】 該案内装置(3)はその運動が例えばそれが初期巻取り用の装置6に固定され
    るようにその動きがリールスプール(2)の動きと機能的に一体化されるように
    固定されていることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の取替装置。
  10. 【請求項10】 切断装置(8)は該ウェブが該リーリングシリンダ(1)から離れて旧ロール
    (R)の方へ走行する部分内でウェブ(W)を切断するように配列されているこ
    とを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の取替装置。
  11. 【請求項11】 該切断装置(8)は該案内装置(3)に関してウェブ(W)の反対側でウェブ
    (W)に作用するように配列されていることを特徴とする請求項10に記載の取
    替装置。
  12. 【請求項12】 該切断装置(8)は該案内装置(3)に固定され、該案内装置に関してウェブ
    の同じ側でウェブ(W)に作用するように配列されていることを特徴とする請求
    項10に記載の取替装置。
  13. 【請求項13】 該切断装置(8)はウェブ(W)の全幅に実質的に同時に適用される効果をも
    つ全幅切断を行う装置、有利にはブレードカッターであることを特徴とする請求
    項10,11もしくは12に記載の取替装置。
  14. 【請求項14】 紙ウェブの連続的な巻取り機においてロールを取替えるために旧ロール(R)
    上に走行するウェブ(W)が切断され、そして切断点に続くウェブが新ロールの
    コアを形成するリールスプール(2)の周りに案内される方法において、リール
    スプール(2)に巻付くウェブの先端の走行はリーリングシリンダ(1)と該リ
    ールスプール(2)との間のニップ(N)の後でウェブの全幅に実質的に亘って
    該リールスプール(2)の周りにエアジェット(S,J)により案内されること
    特徴とする連続的な巻取り機においてロールを取替えるための方法。
  15. 【請求項15】 エアジェット(S)がリーリングシリンダ(1)とリールスプール(2)との
    間のニップ(N)の後に続く該リールスプール(2)の周面に向かって方向付け
    られてウェブ(W)の先端を切断点の後で前記ニップ(N)の後該リールスプー
    ル(2)の周面に対して押し付けることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 エアジェット(J)によって、キャリヤ面(5)にはいわゆるコアンダ(Coan
    da)ジェットが設けられ、それによりウェブ(W)は該リールスプール(2)の
    周りに案内されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 エアジェット(S)は該リールスプール(2)の周面に向かって方向付けられ
    、そしてエアジェット(J)によりいわゆるコアンダ(Coanda)ジェットがキャ
    リヤ面(5)に接続して発生され、該コアンダジェットはウェブ(W)を該リー
    ルスプール(2)の周りに案内するべく使用されることを特徴とする請求項14
    に記載の方法。
  18. 【請求項18】 エアジェット(S,J)の速度は少なくともマシン速度と同じにセットされる
    ことを特徴とする請求項14ないし17のいずれかに記載の方法。
  19. 【請求項19】 切断の前に、該ウェブ(W)はリーリングシリンダ(1)から離れる方に移動
    している旧ロール(R)に向かって通過し、該ウェブ(W)は該リーリングシリ
    ンダ(1)から該旧ロール(R)に離れて走行する部分で切断され、そして切断
    点に続くウェブの先端は該リールスプール(2)の周りに該ウェブ(W)の全幅
    に実質的に亘って作用するエアジェット(S,J)によって案内されることを特
    徴とする請求項14ないし18のいずれかに記載の方法。
  20. 【請求項20】 該ウェブ(W)は該リールスプール(2)の周面を旧ロール(R)に向かって
    離れ、該ウェブ(W)はエアジェット(S,J)の位置に関してウェブ(W)の
    反対側で切断の前および/もしくは切断中に該ウェブ(W)の走行路を該リール スプール(2)の周面により近づけるように偏向する力、および/もしくは該ウ ェブ(W)を破断するような力を受けることを特徴とする請求項19に記載の方
    法。
  21. 【請求項21】 該ウェブ(W)は該リールスプール(2)の周面を旧ロール(R)に向かって
    離れ、切断中該ウェブ(W)は該エアジェット(S,J)の位置に関してウェブ
    (W)の同じ側でウェブ(W)を破断せしめる力を受けることを特徴とする請求
    項19に記載の方法。
  22. 【請求項22】 該ウェブ(W)は該ウェブの全幅に実質的に亘って同時に方向付けられる効果
    によって、有利にはブレードカッターによって全幅切断を受けることを特徴とす
    る請求項19,20もしくは21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 該ウェブ(W)はウェブに形成された袋(P)がエアジェット(S)により該
    リールスプール(2)上に案内されるように、袋取替手段によって新しいリール
    スプール(2)上に通過することを特徴とする請求項14ないし22のいずれか
    に記載の方法。
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