JP2001524398A - 独立的な紐状部材からなる発泡体バフ研磨パッド及びその製造方法 - Google Patents

独立的な紐状部材からなる発泡体バフ研磨パッド及びその製造方法

Info

Publication number
JP2001524398A
JP2001524398A JP2000523044A JP2000523044A JP2001524398A JP 2001524398 A JP2001524398 A JP 2001524398A JP 2000523044 A JP2000523044 A JP 2000523044A JP 2000523044 A JP2000523044 A JP 2000523044A JP 2001524398 A JP2001524398 A JP 2001524398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base member
foam
support base
finger
pad
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000523044A
Other languages
English (en)
Inventor
エス マクレイン スコット
エイ カイザー リチャード
ディー シュナイダー ジム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lake Country Manufacturing Inc
Original Assignee
Lake Country Manufacturing Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lake Country Manufacturing Inc filed Critical Lake Country Manufacturing Inc
Publication of JP2001524398A publication Critical patent/JP2001524398A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D3/00Cutting work characterised by the nature of the cut made; Apparatus therefor
    • B26D3/12Slitting marginal portions of the work, i.e. forming cuts, without removal of material, at an angle, e.g. a right angle, to the edge of the work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D13/00Wheels having flexibly-acting working parts, e.g. buffing wheels; Mountings therefor
    • B24D13/02Wheels having flexibly-acting working parts, e.g. buffing wheels; Mountings therefor acting by their periphery
    • B24D13/10Wheels having flexibly-acting working parts, e.g. buffing wheels; Mountings therefor acting by their periphery comprising assemblies of brushes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D13/00Wheels having flexibly-acting working parts, e.g. buffing wheels; Mountings therefor
    • B24D13/02Wheels having flexibly-acting working parts, e.g. buffing wheels; Mountings therefor acting by their periphery
    • B24D13/12Wheels having flexibly-acting working parts, e.g. buffing wheels; Mountings therefor acting by their periphery comprising assemblies of felted or spongy material, e.g. felt, steel wool, foamed latex
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D13/00Wheels having flexibly-acting working parts, e.g. buffing wheels; Mountings therefor
    • B24D13/14Wheels having flexibly-acting working parts, e.g. buffing wheels; Mountings therefor acting by the front face
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D18/00Manufacture of grinding tools or other grinding devices, e.g. wheels, not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D3/00Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents
    • B24D3/02Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents the constituent being used as bonding agent
    • B24D3/20Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents the constituent being used as bonding agent and being essentially organic
    • B24D3/22Rubbers synthetic or natural
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49826Assembling or joining
    • Y10T29/49833Punching, piercing or reaming part by surface of second part

Abstract

(57)【要約】 高分子発泡材製の仕上げパッドを、適当な支持基部部材に、独立的な発泡材を密に配置して取り付けることにより構成する。発泡材を、支持基部部材に独立的に取り付け、又は発泡材と一体的に連結している発泡材製のストリップを介して取り付ける。好ましくは発泡材を独立的に支持基部部材に挿入し、接着剤層により支持基部部材に取り付ける。好ましくは発泡材それぞれを折り曲げ、支持基部部材に予め構成した孔に挿入する。発泡材製のフィンガ片それぞれの外端にスリットを設けて複数の接触端を構成し、それによって仕上げパッドと仕上げされる面との表面接触量が増大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、発泡体バフ研磨及びパッドの分野に関する。より詳しくは、塗装な
どの仕上面をバフ研磨してつや出しするための、発泡材製の紐状部材からなる回
転パッドの発明である。
【0002】 発明の背景 多くのバフ研磨及びつや出し作業では、従来は立毛状ウールパッド(tuft
ed wool pads)のような合成又は天然繊維製パッドが使われてきた
が、現在では、発泡体研磨パッドが使用されている。特に、網状(reticu
lated)、非網状(non reticulated)の気泡構造をもった
連続気泡ポリウレタンフォームのパッドが非常に普及している。しかしながら、
高分子発泡材製のパッドは繊維製の立毛状パッド(tufted pads)に
対していくらか利点はあるものの、発泡材製パッドの使用にはまだ多くの固有の
欠点が伴う。これらの欠点には、平坦なパッドの作業面部分と仕上げされるワー
クの表面との過度な摩擦面接触によるパッドの「がたつき」(”chatter
”)あるいは跳び(jumping)、遠心力によってコンパウンドが放射状に
外向きに放り出されることによる、つや出しその他の仕上げコンパウンドの飛び
散り、そして回転パッドの高速移動の外縁部によって仕上げられたワーク表面の
バフ焼けが含まれる。
【0003】 使用される発泡体の種類や密度を変化させたり、パッドの作業面を変えること
により、これらの問題を最小限に抑え、又は解決するための試みがなされてきた
。まず、発泡材製のパッドは、平坦面である作業面を有し、そして一般的には、
作業面と外側の円筒状縁面との間に移行部(transition)を形成する
ような円弧状(radiused)外縁を有するほぼ円筒状のディスクに形成さ
れている。しかしながら、平坦なパッドは特にがたつきやすく、そしてつや出し
剤のはねをほとんど防げない。また、平坦面パッドでは、作業する者が、仕上げ
又はつや出しされるワーク表面と実際に接触している作業面をコントロールして
変化させることはほとんどできない。平坦な発泡材製研磨パッドに伴うこの問題
を解決する1つの試みとして、渦巻き形状又はワッフル形状の作業面を有するバ
フ研磨パッドが取り入れられた。レイク カントリー マニュファクチャリング
インコーポレーテッドは以前、このようなパッドの1つを開発した。このパッ
ドは、作業者の加える圧力を変えることによって作業面の接触状態を変化させる
ことができるのであるが、表面接触状態のコントロールがやや難しく、このパッ
ドでは飛散を避けることはほとんどできなかった。この先行技術の問題を解決す
るための異なる試みが米国特許第5527215号によって示されているが、こ
れは、円筒状発泡体パッドの中央に1箇所以上の凹部を設け、つや出しコンパウ
ンドをここに閉じ込めて放射状に飛散しないようにしているものである。このパ
ッドもまた、作業者が加える圧力を変化させることにより作業面の接触状態を変
化させることができる機能を有する。しかしながら、先行するいずれのパッドも
従来技術の問題を全て解決するものではない。
【0004】 発泡材製研磨パッド固有の残りの問題を解決するための最近の試みの1つでは
、作業者がパッドの圧縮量を増大させると径方向内側に広がるくぼんだ中央接触
面で構成されている作業面付きパッドを取り入れている。このパッドはがたつき
の減少を促進し、作業面の接触領域の作業者によるコントロール性を改善してい
る。
【0005】 しかしながら、先行する発泡材製パッドはすべて、発泡体が発泡材の一様な単
一層からなる一体構造を特徴としているので、その結果、表面の輪郭形状の変化
に関わらず連続する作業面を有することとなっている。そして結果的に、一体型
高分子発泡材製パッドは依然としてがたつきが生じやすく、作業面が比較的早く
汚れる傾向にあり、好ましくない渦巻き状のきずが生じやすく、そして仕上げ作
業の際に異物と接触すると発泡体が大きく裂けやすいことに変わりはない。
【0006】 結果として、発泡体バフ研磨及び仕上げパッドは決して立毛状ウール繊維その
他の天然又は合成繊維製のパッドと完全に代替されるものではない。米国特許第
2690661号では、セルロース材の外側層が直接に接着された綿繊維の立毛
状構造(tufted construction)からなる混合パッドを提供
する試みが示されている。この構造のパッドが商業化されていたなら、その用途
は現在知られていないだろう。
【0007】 発明の概要 本発明によって、発泡材製(foam)パッドと立毛状パッドの最良の特徴全
てを組み合わせた、結果として、優れた仕上げ機能、耐用寿命の実質的な延長、
優れた性能、そして清掃のサービス間隔の実質的な延長を確保することのできる
パッドを供給する、表面仕上げパッド及びその製造方法が提供される。
【0008】 本発明の好ましい実施態様では、表面仕上げパッドは、支持基部部材(sup
port substrate)と、密に配列して設けられた多数の高分子発泡
材(polymeric foam material)製のフィンガ片(fi
ngers)を含み、フィンガ片の外端がパッド仕上げ面を形成している。フィ
ンガ片は、いくつかの方法のいずれかで支持基部部材に接合される。回転仕上げ
パッドとして使用する場合の好ましい実施態様では、支持基部部材は円形状に形
成される。好ましくは、支持基部部材は多数の孔を有するようにプラスチック材
で形成される。
【0009】 高分子発泡材はポリウレタンであることが好ましい。発泡材が網状又は非網状
の連続気泡ポリウレタンであればなお好ましい。フィンガ片の外端に研磨パーチ
クル(abrasive particles)のような研磨材料を加えること
ができる。研磨パーチクルは、フィンガ片に接着剤接合し、あるいは発泡材に直
接混ぜ込むことができる。
【0010】 本発明の現時点での好ましい実施態様では、表面仕上げパッドは、支持基部部
材と、支持基部部材に密に配列して設けられた多数の独立的な高分子発泡材製の
フィンガ片とから構成されている。発泡材製のフィンガ片(foam fing
ers)はそれぞれ、支持基部部材を貫通して延びるとともに、基部部材の背面
に取り付けられている取付部分を有している。フィンガ片はそれぞれ、支持基部
部材の前面から延びる外端を有していて、フィンガ片のこの外端はパッド仕上げ
面を構成している。
【0011】 好ましくは、表面仕上げパッドは、支持基部部材に密に配列して設けられた多
数の独立的な(individual)発泡部材(foam member)か
ら構成されている。発泡部材はそれぞれ、第1の外端及び第2の外端を有してい
る。発泡部材は、第1及び第2の外端間に位置する取付部分に沿って折り曲げら
れている。各発泡部材の取付部分は、支持基部部材の背面から延びるように支持
基部部材に貫通して押し込まれている。本発明の好ましい実施態様では、取付部
分は支持基部部材の背面に接着剤で固定されている。
【0012】 好ましい実施態様では、発泡部材の第1及び第2の外端のそれぞれは、それぞ
れの外端から発泡部材の本体内に延びる1組のスリットを有している。1組のス
リットは、それぞれの外端を4つの接触端に分割しているので、表面仕上げパッ
ドと仕上げされる塗装面との間の表面接触量が増加する。
【0013】 本発明によれば、表面仕上げパッドの製造方法の一実施態様は、(1)前面及
び背面を有する支持基部部材を準備し、(2)それぞれ第1の外端及び第2の外
端を有する独立的な多数の発泡部材を形成し、(3)それぞれの発泡部材を折り
曲げて、第1及び第2の外端の間に取付部分を構成し、(4)それぞれの発泡部
材の取付部分を支持基部部材の孔に貫通して押し込み、そして(5)取付部分を
支持基部部材の背面に固定する、という工程を備えている。接着剤層、一連のス
テープル、発泡部材と支持基部部材の摩擦嵌合い、又は同等の方法で発泡部材を
支持基部部材に取り付けることができる。
【0014】 さらに、表面仕上げパッドの製造方法は、それぞれの発泡材製のフィンガ片の
外端に、直交して設けられた一組の切り込み線に沿って切り込みを入れる工程を
含むことができる。それぞれの外端に切り込みを入れると、それぞれの外端には
表面仕上げで用いられる複数の接触端が形成されることとなる。
【0015】 図面を参照した以下の説明から、本発明のその他の種々の特徴、目的及び利点
が明らかになる。
【0016】 発明の詳細 図1は、例えば自動車の塗装面の仕上げのための、バフ研磨又は表面仕上げパ
ッドとして使用されている高分子発泡材製パッド10を示す。このパッドは、比
較的密に束ねられた多数の発泡材製のフィンガ片11から構成され、これらのフ
ィンガ片のそれぞれの外端12が主にパッドの仕上げ面として機能する。フィン
ガ片11の基端13は、図2の底面図に示されているように、パッド基部部材1
4に取り付けられている。フィンガ片11は、以下に説明するように、多くの異
なる方法で形成されて基部部材14に取り付けられる。高分子発泡材は、塗装仕
上げパッドに一般的に用いられる典型的なものであり、例えば、網目状又は非網
目状の連続気泡ポリウレタンとすることができる。
【0017】 本発明の仕上げパッドと先行技術のパッドとの特徴的な相違は、本発明のパッ
ドが、発泡材の一体単一層から構成されたものではなく、むしろ独立的なフィン
ガ片を密に配列して構成されているという点である。
【0018】 本発明の仕上げパッドは、両形状ともこの技術分野でよく知られている湾曲形
状又は平坦形状に形成される。湾曲したパッドでは、基部部材が湾曲した外縁を
有するように構成されていて、図3に示すように、発泡体(foam)が回り込
み、横方向に突出している周囲の研磨面又は仕上げ面が形成されることとなる。
平坦パッドは、名前が示すように、単なる平坦な基部部材を有しているが、発泡
材製のパッドの表面は必要に応じた適当な形状に形成できる。
【0019】 図3において断面で示されたパッドは、図6A乃至図6Eに示されている第1
の方法によって製造される。例えばロータリダイカッタを用いて、長尺本体16
と、この長尺本体16から一体的に横方向に突出し、かつ長さ方向に間隔を設け
て配置された一連のフィンガ片17とを有する、適当な発泡材製の長い連続した
ストリップ15を形成する。ストリップ15は織物製の基部部材18に縫い付け
られるが、この基部部材18としては、立毛ウール研磨パッドの製造において共
通して使用される従来のバーラップ又はジュート製の裏当てを用いるのが簡便で
ある。ストリップ15は、本体16に沿って長さ方向に延びて渦巻き形状を呈す
る縫い目20で基部部材18に縫い付けられている。本体16は縫い目20に沿
って圧縮されているので、図5A及び図6Cに示すように、フィンガ片17が上
方に折り曲げられることとなる。図6Bを参照すると最もよくわかるが、基部部
材の径方向外端を開始端として、基部部材の中心近傍のストリップ15の端まで
内側に向って渦巻き状に縫うと都合がよい。
【0020】 そして、発泡材製のストリップ15が縫い付けられた平坦な織物製の基部部材
18は、図6Cに示すように、多くの異なる方法で、本発明独特の発泡材製のフ
ィンガ片パッドを提供するように加工される。また、図6D及び図6Eを参照す
ると、基部部材18を、背面がプラスチック製裏当て21に適合し、パッドに上
に曲がった周縁22が構成されるように、加熱して、適当な形に(in a su
itably shaped mold)湾曲させてもよい。基部部材18には天
然繊維織物を使用するが、それに加えて、合成繊維織物、プラスチック含有繊維
織物(天然又は合成の)(woven fibers (either natu ral or synthetic) which are impregnate d with a plastic)又は剛性を有するプラスチック(solid plastic)から基部部材を構成することもできる。
【0021】 そして、パッド10は、いくつかの異なった態様のいずれかによって、研磨機
に取り付けられる。図6E及び図3に示されているように、従来のフックとルー
プ型ファスナ機構では、ループ材シート23がプラスチック製裏当て21の露出
面に接合あるいは接着取り付けされる。ループ材シート23は、周知の態様でル
ープ材シート23と係合するフック材シート25が面に取り付けられている従来
の裏当てプレート24と協働する。裏当てプレート24は、従来の研磨機の回転
短軸(図示せず)に取り付けるための、内側に螺子切りされた中央ハブ26を有
している。あるいは、図4に示されているように、裏当てプレート24は、適当
な接着剤層27によりプラスチック製裏当て21に直接接合される。さらに別の
取付方法は、織物製基部部材及びプラスチック製裏当て21に、回転研磨機の軸
を受ける中央孔28を設け、パッド10の前面側からナットとワッシャ(図示せ
ず)を用いて、裏当てに直接ボルト止めしてもよい。
【0022】 図5Bでは、発泡材製ストリップ15を基部部材に取り付ける別の手段が示さ
れている。接着剤ライン35を用いて、ストリップの本体16を剛性のプラスチ
ック製裏当てに直接、接着剤接合することによって、中間の織物製基部部材を省
略することができる。接着剤接合の代わりの、プラスチック製裏当て21に発泡
材製ストリップ15を取り付ける別の方法には、ソニックウェルディング(so
nic welding)又は溶剤を用いた接合(solvent bondi
ng)が含まれている。
【0023】 図7に示されているように、別の発泡材製ストリップ30は、前述の実施形態
のストリップ15のように、ストリップの全長にわたって延びる同様の長尺本体
31を含んでいる。しかしながら、フィンガ片32はやや異なる形状に構成され
ていて、本体31に一体的に取り付けられている幅広の基部と、上述のように、
完成したパッドの作用端を構成する幅のより狭い外端34とからなる段付き形状
を有している。本発明の仕上げパッドは、特別な用途のための急ぎの注文で切断
形成された広範な寸法及び形状の発泡材製ストリップの使用に順応するものであ
る。
【0024】 図8及び9を参照すると、発泡材製のフィンガ片36が、従来のポリウレタン
その他の発泡材製のパッド本体37を用いることにより形成されている別の構成
が示されている。ここでは、従来の構成の連続気泡ポリウレタンフォーム製パッ
ド本体37は、適当な基部部材38、例えば、前述と同様のプラスチック製裏当
てに取り付けられている。パッド本体を基部部材に取り付けた後に、互いに直交
する第1のスリットライン40及び第2のスリットライン41の組み合わせでパ
ッドをカットする。好ましくは、スリットライン40と41をパッド本体37を
通過して、基部部材38に完全に到達するまで延ばす。その結果得られたパッド
は、密に配列して設けられた多数のフィンガ片36で構成され、フィンガ片36
は基部部材38に取り付けられている独立的な基端42を有していて、外端43
はパッド仕上げ面43を構成している。スリットライン40及び41のいずれか
のグループの1部又は全部は、パッド本体37の全厚よりも浅く、パッド本体3
7に部分的にしか延びていなくてもよい。
【0025】 さて、図10及び11を参照すると、前述の実施形態の本体37に類似する、
従来の平面を有する円形パッド本体44には、図8及び9のフィンガ片36と実
質的に異なる形式の切り込まれたフィンガ片45が設けられている。この実施形
態では、フィンガ片45は、パッドの基部部材47にほぼ垂直な、発泡体本体4
4を通過して切断形成されている独立的な円筒状本体46から構成されている。
形状や寸法と同様にフィンガ片45の形式(pattern)もパッドの研磨特
性の変化に応じて、所望の通りにかなり変更することができる。図10に示され
た特徴的な構成では、パッドの外周近くに大きい円形のスリット48が設けられ
ている。この構成により、パッドが柔軟になり、また、仕上げコンパウンドの飛
び散りを減らす外側封じこめリング(outer containment r
ing)が形成されることになると認められる。図8及び9の実施形態のように
、スリットラインがパッド本体44の深さ全体に延びていることが好ましいが、
スリットラインのいずれか又は全てが深さ全体より浅くなるように制限できる。
【0026】 最良の方法の説明 さて、図12乃至14を参照すると、バフ研磨又は表面仕上げパッド、例えば
、自動車塗装面仕上げに使用するのに適した高分子発泡材製パッド50の好まし
い実施形態が示されている。前述の実施形態と同様に、パッド50は多くの比較
的密に束ねた発泡材製のフィンガ片52で構成されている。独立的な発泡材製の
フィンガ片52はそれぞれ外端54を有している。多数の外端54が一緒になっ
て発泡材製のパッド50のパッド仕上げ面56を構成している。発泡材製のフィ
ンガ片52はそれぞれ、図13の底面図に示されたように、支持基部部材58に
取り付けられている。発泡材製のフィンガ片52は、以下に述べるように、多く
の異なる方法で形成して支持基部部材58に取り付けることができる。発泡材製
のフィンガ片52のそれぞれを構成するのに使われている高分子発泡材は、塗装
仕上げパッドに一般的に用いられている典型的なものであり、例えば、網目状又
は非網目状の連続気泡ポリウレタンとすることができる。
【0027】 前述の実施形態と同様に、好適な実施形態の発泡材製パッド50は、両形状と
もこの技術分野でよく知られている湾曲形状又は平坦形状に形成される。湾曲し
た発泡材製パッドでは、支持基部部材が湾曲した外縁を有するように構成されて
いて、図14に示すように、発泡体が回り込み、横方向に突出している周囲の研
磨面又は仕上げ面が形成されることとなる。平坦パッドは、名前が示すように、
単なる平坦な支持基部部材を有しているが、発泡材製のパッドの表面は必要に応
じた適当な形状に形成できる。
【0028】 図14において断面で示された発泡材製パッド50は、図15A乃至図15F
に示されている、現時点では好ましい1つの方法で製造される。まず、適当な発
泡材からなる別個の発泡部材60を多数、図15Aに示す形状に構成する。発泡
部材60はそれぞれ、長尺本体62及び一対の外端54を有している。本発明の
好ましい実施形態では、発泡部材62のそれぞれは、本発明の範囲内で機能する
限りはその他の外形も適用できるが、ほぼ長方形状の外径を有している。
【0029】 本発明の好ましい実施形態では、発泡部材60のそれぞれの端に第1のスリッ
ト64及び第2のスリット66を形成するが、図15Bに示すように、スリット
64及び66のそれぞれを各外端54の1つから長さ方向に延ばす。図15Bに
示されているように、第1のスリット64及び第2のスリット66は互いに直交
して配置されているので、第1のスリット64及び第2のスリット66は、各外
端54に沿って複数の接触端68を形成することとなる。それぞれの外端54を
複数の接触端64に分割することによって、発泡材製のパッド50と仕上げされ
る面との接触量が増加してより効果的な仕上げを確保できる。第1及び第2のス
リット64、66はそれぞれ、外端54の1つから内側に延びていて、発泡部材
60の中央から離れた点で終了している。この好適な実施形態では第1のスリッ
ト64と第2スリット66を含んで説明しているが、本発明の発泡材製パッド5
0は、第1のスリット64及び第2のスリット66を形成することなく、以下に
述べる同一の方法で構成できることが理解される。
【0030】 図15Bに示すように発泡部材60を形成した後、発泡部材60をほぼ半分に
折り曲げて、図15Cに示すような折り曲げ部分70を構成する。発泡部材60
が図15Cに示すように折り曲げられた時、発泡部材60は一対の発泡材製のフ
ィンガ片52を構成することとなる。発泡材製のフィンガ片52のそれぞれは、
外端54の1つから折り曲げ部分70までほぼ延びている。
【0031】 発泡部材60が説明したように折り曲げられた後、発泡部材60は支持基部部
材58に形成された開孔72に、矢印74で示すように、押し込まれる。本発明
の好ましい実施形態では、立毛ウール研磨パッドの形成と同様の方法で、改良さ
れたブラシ充填方法(brush filling)及び機械を使用して、発泡
部材60のそれぞれを支持基部部材58に押し込む。発泡部材60は、図15D
に示すように発泡部材60の取付部分76が支持基部部材58の背面78から突
出するまで開孔72に押し込まれる。本発明の好ましい実施形態では、支持基部
部材58に設けられた開孔72のそれぞれは、発泡部材60の折れ曲がり部分7
0よりいくぶん小さいサイズを有しているので、折れ曲がり部分70は開孔72
に押し込まれた時には圧縮されて、それぞれの発泡材製のフィンガ片52は図1
5Dに示すように上向きに折れ曲がって保持される。さらに、発泡部材60が圧
縮されると、図15D及び15Fでよく示されているように、複数の接触端68
がそれぞれ分離することとなる。接触端68が確実に分かれると、フィンガ片5
2のそれぞれと仕上げされる面との接触量の増大を助長することとなる。
【0032】 本発明の好ましい実施形態では、支持基部部材58は図13で部分的に示され
ているような態様で、開孔72を予め設けたプラスチック材で構成される。ある
いは、開孔72はブラシ充填機に設けられているパンチによって形成されるが、
この場合には、ブラシ充填機によって発泡部材60が開孔72に押し込まれる直
前に、開孔72が形成されることとなる。さらに、支持基部部材58を、立毛状
ウール研磨パッドで使われているものと同様の織物材で形成して、孔を予め設け
ないで発泡部材60を支持基部部材58に押し込んでもよい。
【0033】 発泡部材60のそれぞれを折り曲げて開孔72の1つに押し込むと、それぞれ
の発泡部材60は一対の発泡材製のフィンガ片52を構成することとなる。発泡
材製のフィンガ片52のそれぞれは支持基部部材58の前面80から延びている
。したがって、それぞれの発泡部材60の外端54は、好ましい実施形態では4
つの接触端68に分割されているが、発泡材製パッド50のパッド仕上げ面56
を構成することとなる。
【0034】 多数の発泡部材60が、支持基部部材58に設けられている多数の開孔72に
密に配列して挿入されたときに、それぞれの発泡部材60の取付部分76は支持
基部部材58の背面78に固定されることとなる。本発明の好ましい実施形態で
は、図15Eに示されているように、接着剤層82が支持基部部材58の背面7
8全体に沿って形成されている。接着剤層82は各発泡部材60の取付部分76
を支持基部部材58に確実に接合する。接着剤層82が形成されていると、組立
が完了した発泡材製パッド50は、図15Fに最もよく示されているように、支
持基部部材58の前面80から延びている、確実に接合された発泡材製のフィン
ガ片52を備えることとなる。。
【0035】 考えられる別の実施形態では、各発泡部材60の取付部分76は、支持基部部
材58に伝統的なステープルのような機械的接合手段で固定される。または、そ
れぞれの発泡部材60が、取付部分76と取付部分76が押し込まれた開孔72
との摩擦嵌合いのみによって、支持基部部材58に固定して維持されるように構
成できる。別個の取付手段を用いずに構成された表面仕上げパッドでは、発泡部
材60と支持基部部材58との摩擦嵌合いの強さを増すために、支持基部部材5
8の開孔72の寸法を小さくすることができる。
【0036】 本発明の発泡材製パッド50は、ほぼ半分に折り曲げた発泡部材60を支持基
部部材58に差し込んで構成した一対の発泡材製のフィンガ片52を多数用いて
構成する、と記載されているが、別の実施形態では、発泡部材60の長さを短く
して、外端54の一つを支持基部部材58の孔に押し込むことができる。外端5
4の一方を孔72の1つに押し込んで、接着剤層82によって外端54を支持基 部部材58の背面に固定する。この方法では、発泡部材60はそれぞれ、前述の
ような一対の発泡材製のフィンガ片52ではなく、発泡材製のフィンガ片52を
1本のみ構成する。
【0037】 図16Aに示すような多数の発泡部材60が付着している平坦な支持基部部材
58は、本発明の独特な発泡体フィンガパッド50を提供するために、多くの異
なる方法で加工されることとなる。また、図16B及び16Cを参照すると、支
持基部部材58は好ましくはプラスチック材で形成されるので、適当に構成され
た型内で(in a suitably shaped mold)支持基部部材5
8を加熱して湾曲させ、パッド50に上方に曲がった周縁84を構成する。また
は、支持基部部材58に天然繊維の織物が用いられている場合は、、プラスチッ
ク製裏当て(図示せず)に合わせて支持基部部材を加熱して湾曲させ、その後、
プラスチック製裏当てを上述のように熱成型する(heat molded)こ とができる。
【0038】 そして、発泡材製パッド50は、いくつかの異なった方法のいずれかによって
、研磨機に取り付けられる。図14及び図16Cに示されているように、従来の
フックとループ型ファスナ機構のループ材シート86は、接着剤層82に接着又
は別なふうに接着的に取り付けられる。ループ材シート86は、周知の方法でル
ープ材シート86と係合するフック材シート25が面に取り付けられている従来
の裏当てプレート24と協動する。裏当てプレート24は、従来の研磨機(図示
せず)の回転短軸に取り付けるために、一体的にねじ切りされた中央ハブ26を
有している。あるいは、裏当てプレート24は適当な接着剤層を有して、接着剤
層82に直接接合される。
【0039】 上述のパッドの実施形態のいずれの発泡材製のフィンガ片も、研磨パーチクル
を加え、又は付着させて、研磨性能の高い研磨パッドを提供するように構成でき
る。研磨パーチクルは、フィンガ片の先端に接着その他の接合プロセスで付着さ
せるか、あるいは発泡体を製造する際に直接混ぜ込むことができる。
【0040】 本発明の主題を特に指摘し、明確に請求する特許請求の範囲内で、種々の変更
及び形態が考慮される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を実施する最良の形態と現時点で思われるものを示している。
【図1】 第1の実施形態の方法によって製造された本発明の表面仕上げパッドの上面側
斜視図である。
【図2】 図1に示す仕上げパッドの底面図である。
【図3】 図2の3−3線の垂直断面図であって、さらに裏当てプレートを示す図である
【図4】 図3と類似の図であり、裏当てプレートが別の手段で取り付けられていること
を示す図である。
【図5A及び5B】 本発明のパッドの製造に使用される高分子発泡材製のストリップの互いに異な
る取付機構を示す詳細断面図である。
【図6A】 図5A及び5Bの高分子発泡材製のストリップの部分斜視図である。
【図6B乃至6E】 図1乃至3に示す仕上げパッドの製造方法の概略を示す説明図である。
【図7】 本発明の仕上げパッドの製造に使用される高分子発泡材製のストリップの別の
構成の平面図である。
【図8】 本発明の別の実施形態による仕上げパッドの平面図である。
【図9】 図8に示すパッドの側面図である。
【図10】 本発明のさらに別の実施形態を示すパッドの平面図である。
【図11】 図10に示すパッドの側面図である。
【図12】 好ましい実施形態の方法によって製造された、本発明の表面仕上げパッドの上
面側斜視図である。
【図13】 図12に示す仕上げパッドの底面図である。
【図14】 図13の14−14線の垂直断面図であって、さらに裏当てプレートを示す図
である。
【図15A】 本発明のパッドの製造に使用される独立的な発泡部材の斜視図である。
【図15B】 図15Aに示す発泡部材であって、さらに、好ましい実施形態の方法によって
形成された一連のスリットを有するものの斜視図である。
【図15C及び15D】 独立的な発泡部材をそれぞれ裏当て部材に挿入する方法を示す詳細断面図であ
る。
【図15E】 本発明の発泡部材を固定する方法を示す詳細断面図である。
【図15F】 支持基部部材に挿入された発泡部材を示す詳細斜視図である。
【図16A】 支持基部部材及び支持基部部材に挿入された独立的な発泡部材の側面図である
【図16B】 本発明の好ましい実施形態によってモールドされた(molded)、図16
Aに示す仕上げパッドの内部を示す図である。
【図16C】 仕上げパッド及び裏当てプレートの分解側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 リチャード エイ カイザー アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 53029 ハートランド センター オーク ロード ダブリュ28518 エヌ84 (72)発明者 ジム ディー シュナイダー アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 53072 ピウォーキー ティンバー ヒル コート エヌ3161 ダブリュ303 Fターム(参考) 3C063 AA06 AB05 BA24 BE06 BE17 BG01 BG07 BG21 BH03 EE28

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面及び背面を有する支持基部部材と、この支持基部部材上に
    密に配列されて設けられた多数の独立的な高分子発泡材製のフィンガ片と、を備
    え、 前記フィンガ片はそれぞれ、前記支持基部部材を通って延びる取付部分を有す
    るとともに、前記前面から延びる反対側外端を有し、多数の前記フィンガ片の前
    記外端はパッド仕上げ面を構成している、ことを特徴とする表面仕上げパッド。
  2. 【請求項2】 前記フィンガ片のそれぞれの前記取付部分は、前記支持基部部
    材の前記背面に接着して取り付けられている、ことを特徴とする請求項1記載の
    表面仕上げパッド。
  3. 【請求項3】 前記フィンガ片のそれぞれは、前記外端から前記取付部分の端
    に向って延びる少なくとも1本のスリットを有している、ことを特徴とする請求
    項1記載の表面仕上げパッド。
  4. 【請求項4】 前記支持基部部材は、前記前面及び前記背面間に延びる多数の
    孔を有し、この孔のそれぞれに前記フィンガ片が1本挿入されている、ことを特
    徴とする請求項1記載の表面仕上げパッド。
  5. 【請求項5】 前記高分子発泡材はポリウレタンからなる、ことを特徴とする請求項1記載の
    表面仕上げパッド。
  6. 【請求項6】 多数の独立的な発泡材製の前記フィンガ片はそれぞれ、第1の外端及び第2の
    外端間に延びる本体を有し、 各発泡部材が折り曲げられて、前記取付部分が、前記第1及び第2の外端間に
    位置し、前記支持基部部材を通って押し込まれている、ことを特徴とする請求項
    1記載の表面仕上げパッド。
  7. 【請求項7】 前記支持基部部材の前記背面の少なくとも1部分に固定して取り付けられた裏
    当て部材をさらに備えている、ことを特徴とする請求項11記載の表面仕上げパ
    ッド。
  8. 【請求項8】 前面及び背面を有する支持基部部材を準備し、 それぞれが外端を有する独立的な発泡材製の多数のフィンガ片を形成し、 発泡材製の前記フィンガ片を前記支持基部部材に沿って密に並べて配列し、 それぞれの発泡材製の前記フィンガ片の取付部分を前記支持基部部材を通って
    押し込んで、各発泡材製のフィンガ片の前記取付部分が前記支持面部の前記背面
    から延びるようにし、前記支持基部部材の前記前面から延びる発泡材製の前記フ
    ィンガ片の前記外端でパッド仕上げ面を構成する、工程を備えた、ことを特徴と
    する表面仕上げパッドの製造方法。
  9. 【請求項9】 それぞれの発泡材製のフィンガ片の前記取付部分を前記支持基部部材の前記背
    面に固定する、工程をさらに備えた、ことを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 それぞれの発泡材製の前記フィンガ片が接着剤層によって前記背面に固定され
    ている、ことを特徴とする請求項8記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記支持基部部材の前記前面と前記背面間に多数の孔を形成し、 前記支持基部部材に形成された前記孔のそれぞれに発泡材製の前記フィンガ片
    の1本を押し込む、工程をさらに備えた、ことを特徴とする請求項8記載の方法
  12. 【請求項12】 それぞれの発泡材製の前記フィンガ片の前記外端にスリットを形成して、各発
    泡材製の前記フィンガ片の前記外端に複数の接触端を設ける、工程をさらに備え
    た、ことを特徴とする請求項8記載の方法。
  13. 【請求項13】 第1の外端と第2の外端とを有する独立的な多数の発泡材製の前記フィンガ片
    を形成し、 各発泡材製の前記フィンガ片を折り曲げ、前記第1及び第2の外端間に取付部
    分を形成して、発泡材製のフィンガ片で、前記取付部分から前記第1の外端に延
    びる第1の発泡材製のフィンガ片と、前記取付部分から前記第2の外端に延びる
    第2の発泡材製のフィンガ片とを構成する、工程をさらに備えた、ことを特徴と
    する請求項8記載の方法。
  14. 【請求項14】 支持基部部材と、 前記基部部材に取り付けられた内側基端、及びパッド仕上げ面を構成する外端
    を有する、密に配列されて設けられた高分子発泡材製の多数のフィンガ片と、を
    備えた、ことを特徴とする表面仕上げパッド。
  15. 【請求項15】 前記フィンガ片の前記基端が一体的に連なる発泡材製の長尺本体と、前記本体
    を実質的に全長にわたって前記基部部材に固定する手段と、をさらに備えている
    、ことを特徴とする請求項16記載の仕上げパッド。
  16. 【請求項16】 前記基部部材は円形であり、前記本体は、前記基部部材の外縁と前記基部部材
    の中心部とに延びる螺旋状の接合線に沿って前記基部部材に固定されている、こ
    とを特徴とする請求項15記載のパッド。
  17. 【請求項17】 前記フィンガ片が前記基部部材に接着されている、ことを特徴とする請求項1
    4記載の仕上げパッド。
  18. 【請求項18】 前記フィンガ片が前記基部部材に溶着されている、ことを特徴とする請求項1
    4記載の仕上げパッド。
  19. 【請求項19】 前記基部部材が、天然繊維織物、合成繊維織物、プラスチック含有繊維織物及
    び剛性を有するプラスチックからなる群より選択された材料で製造されている、
    ことを特徴とする請求項16記載の仕上げパッド。
  20. 【請求項20】 前記本体及び一体的なフィンガ片は、中央線にほぼ沿って延びる中央本体部分
    及び前記本体部分から横方向両側に延びる多数のフィンガ片部分を有するように
    形成された発泡材製の薄いストリップから構成されている、ことを特徴とする請
    求項16記載の仕上げパッド。
  21. 【請求項21】 (1)円形の支持基部部材を準備し、 (2)長尺本体及び横に延びる多数のフィンガ片を有する高分子発泡材からな
    るストリップを形成し、 (3)実質的に連続して螺旋状に接合することにより、前記ストリップを前記
    基部部材に取り付ける、工程を備えた、ことを特徴とする仕上げパッドの製造方
    法。
  22. 【請求項22】 前記取り付けの工程が縫合からなる、ことを特徴とする請求項21記載の方法
  23. 【請求項23】 前記取り付けの工程が接着からなる、ことを特徴とする請求項22記載の方法
  24. 【請求項24】 前記取り付けの工程が溶着からなる、ことを特徴とする請求項22記載の方法
JP2000523044A 1997-12-01 1998-11-30 独立的な紐状部材からなる発泡体バフ研磨パッド及びその製造方法 Pending JP2001524398A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/980,660 1997-12-01
US08/980,660 US5938515A (en) 1997-12-01 1997-12-01 Foam buffing pad of string-like construction
US09/063,670 US6001009A (en) 1997-12-01 1998-04-21 Foam buffing pad of individual string-like members and method of manufacture thereof
US09/063,670 1998-04-21
PCT/US1998/025328 WO1999028089A1 (en) 1997-12-01 1998-11-30 Foam buffing pad of individual string-like members and method of manufacture thereof

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001524398A true JP2001524398A (ja) 2001-12-04

Family

ID=25527742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000523044A Pending JP2001524398A (ja) 1997-12-01 1998-11-30 独立的な紐状部材からなる発泡体バフ研磨パッド及びその製造方法

Country Status (7)

Country Link
US (2) US5938515A (ja)
EP (1) EP1035949B1 (ja)
JP (1) JP2001524398A (ja)
AU (1) AU747766B2 (ja)
CA (1) CA2310285C (ja)
DE (1) DE69804848T2 (ja)
WO (1) WO1999028089A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101991251B1 (ko) * 2018-11-02 2019-06-20 이규동 플라스틱 흠집 제거 장치

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6312485B1 (en) * 1997-12-01 2001-11-06 Lake Country Manufacturing, Inc. Method of manufacturing a foam buffing pad of string-like members
JP2000254854A (ja) * 1999-03-09 2000-09-19 Tomoko Suzuki 竹繊維からなる清掃及び研磨材
US6378157B1 (en) 2000-04-12 2002-04-30 Schlegel Corporation Foam surface conditioning pad
US6368202B1 (en) * 2000-10-18 2002-04-09 Richard A. Kaiser Rotary finishing tool and method of making the same
US20040054364A1 (en) * 2002-02-08 2004-03-18 Ernest Aranyi Ultrasonic surgical instrument
NL1018937C2 (nl) * 2001-09-12 2003-03-13 Timesavers Internat B V Inrichting voor het bewerken van vlakke werkstukken.
JP3731522B2 (ja) * 2001-10-09 2006-01-05 日本ミクロコーティング株式会社 クリーニングシート
US6723142B2 (en) * 2002-06-05 2004-04-20 Tepco Ltd. Preformed abrasive articles and method for the manufacture of same
US6602123B1 (en) * 2002-09-13 2003-08-05 Infineon Technologies Ag Finishing pad design for multidirectional use
US7121937B2 (en) * 2003-03-17 2006-10-17 3M Innovative Properties Company Abrasive brush elements and segments
US7203989B2 (en) * 2003-12-03 2007-04-17 Lake Country Manufacturing, Inc. Buffing ball made of foam material
US7669939B2 (en) * 2003-12-03 2010-03-02 Lake Country Manufacturing, Inc. Buffing ball made of compressible material
US20060204725A1 (en) * 2005-03-10 2006-09-14 Mark Pavlansky Polyolefin closure strip and method for making
US20080224528A1 (en) * 2007-03-13 2008-09-18 Zhaohui Wang Method of welding brush filaments to a ferrule and resultant brush
USD669647S1 (en) * 2010-09-10 2012-10-23 S. M. Arnold, Inc. Vented waffle style buffing pad
US8429782B2 (en) 2011-03-16 2013-04-30 Timothy M. Russo Polishing system, sub-system and pads
DE102011114916B4 (de) * 2011-10-06 2019-12-19 Eve Ernst Vetter Gmbh Radialbürste
USD813634S1 (en) * 2016-03-25 2018-03-27 Buff And Shine Manufacturing, Inc. Buffing pad
USD803650S1 (en) * 2016-03-25 2017-11-28 Buff And Shine Manufacturing, Inc. Buffing pad
USD803651S1 (en) * 2016-03-25 2017-11-28 Buff And Shine Manufacturing, Inc. Buffing pad
USD804923S1 (en) * 2016-03-25 2017-12-12 Buff And Shine Manufacturing, Inc. Buffing pad
USD804267S1 (en) * 2016-05-05 2017-12-05 Buff and Shine Mfg., Inc. Buffing pad
USD803652S1 (en) * 2016-08-12 2017-11-28 Buff And Shine Manufacturing, Inc. Buffing pad
USD804925S1 (en) * 2016-08-12 2017-12-12 Buff And Shine Manufacturing, Inc. Buffing pad
USD876194S1 (en) * 2017-09-06 2020-02-25 Ucanc Intertech Co. Ltd. Polishing pad
USD866281S1 (en) * 2017-12-28 2019-11-12 Lake Country Manufacturing, Inc. Conical buffing pad
USD876195S1 (en) * 2018-06-13 2020-02-25 Kenneth Luna Polishing pad
USD938792S1 (en) * 2018-08-14 2021-12-21 J.M. Arnold, Inc. Reversible buffing pad bonnet
US11745311B2 (en) * 2018-10-29 2023-09-05 Lake Country Manufacturing, Inc. Buffing spherocylinder made of compressed material
USD946370S1 (en) 2018-10-29 2022-03-22 Lake Country Manufacturing, Inc. Abrading, buffing and finishing spherocylinder

Family Cites Families (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA910638A (en) * 1972-09-26 Elisha W. Hall, Jr. Shaped abrasive
US35021A (en) * 1862-04-22 Improvement in coffee-pots
US1525225A (en) * 1922-02-14 1925-02-03 Elroy A Chase Buffing wheel
US2214351A (en) * 1937-06-05 1940-09-10 Schlegel Mfg Co Polishing disk
US2347244A (en) * 1942-12-07 1944-04-25 Armour & Co Abrasive element
US2984053A (en) * 1951-07-14 1961-05-16 Osborn Mfg Co Brush and brush material
US2690661A (en) * 1952-01-25 1954-10-05 Walter S Briggs Scrubbing and polishing device and fabric therefor
US2833911A (en) * 1953-09-08 1958-05-06 Fetz Alfred Welding organization
US2803096A (en) * 1954-11-30 1957-08-20 American Buff Company Buffing wheel
LU43341A1 (ja) * 1962-03-14 1963-05-13
US3252775A (en) * 1962-04-10 1966-05-24 Tocci-Guilbert Berne Foamed polyurethane abrasive wheels
US3418675A (en) * 1967-10-17 1968-12-31 Mirror Bright Polish Co Buffing wheel
US3727353A (en) * 1972-01-18 1973-04-17 United Aircraft Corp Buffing wheel and method of making same
US3857133A (en) * 1973-03-29 1974-12-31 Brooklyn Prod Inc Combination scrubbing and wiping sponge
AT347283B (de) * 1975-03-07 1978-12-27 Collo Gmbh Schaumstoffkoerper fuer reinigungs-, scheuer- und/oder polierzwecke u. dgl.
US4407040A (en) * 1981-12-14 1983-10-04 Universal Brush Company Ltd. Pad drive for rotary scrubber
US4485919A (en) * 1982-08-12 1984-12-04 Dan Sandel Sterilizable foam support tray for medical instruments
US4523411A (en) * 1982-12-20 1985-06-18 Minnesota Mining And Manufacturing Company Wet surface treating device and element therefor
FR2546098B3 (fr) * 1983-05-20 1986-08-22 Prigent Fernand Roue de polissage a lamelles souples
US5016401A (en) * 1988-09-21 1991-05-21 Mangus Donald J Cautery tip cleaner and holder
US5396737B1 (en) * 1989-01-18 1997-12-23 Minnesota Mining & Mfg Compound glazing or polishing pad
US5007128B1 (en) * 1989-01-18 1993-12-07 Minnesota Mining And Manufacturing Company Compounding,glazing or polishing pad
US5185964A (en) * 1989-01-18 1993-02-16 Minnesota Mining And Manufacturing Company Compounding, glazing or polishing pad
JPH07102504B2 (ja) * 1989-03-01 1995-11-08 新日本製鐵株式会社 無機繊維強化樹脂よりなる回転工具
US5020283A (en) * 1990-01-22 1991-06-04 Micron Technology, Inc. Polishing pad with uniform abrasion
US5527215A (en) * 1992-01-10 1996-06-18 Schlegel Corporation Foam buffing pad having a finishing surface with a splash reducing configuration
EP0619165A1 (en) * 1993-04-07 1994-10-12 Minnesota Mining And Manufacturing Company Abrasive article
US5312197A (en) * 1993-05-24 1994-05-17 Abramson Daniel J Inter-digital surgical scrub brush for reducing skin trauma
US5525100A (en) * 1994-11-09 1996-06-11 Norton Company Abrasive products
DE19515264C2 (de) * 1995-04-26 2000-11-09 Braun Gmbh Gerät zum Formen und Trocknen von Haaren
JP3976336B2 (ja) * 1995-04-28 2007-09-19 スリーエム カンパニー 一体成形研磨ブラシおよびこれを用いる研磨方法
US5679067A (en) * 1995-04-28 1997-10-21 Minnesota Mining And Manufacturing Company Molded abrasive brush
US5771525A (en) * 1995-08-14 1998-06-30 Fulcher; Paula C. Drywall and stucco application device
US5996167A (en) * 1995-11-16 1999-12-07 3M Innovative Properties Company Surface treating articles and method of making same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101991251B1 (ko) * 2018-11-02 2019-06-20 이규동 플라스틱 흠집 제거 장치

Also Published As

Publication number Publication date
US5938515A (en) 1999-08-17
DE69804848T2 (de) 2002-11-14
CA2310285C (en) 2005-04-19
AU1538699A (en) 1999-06-16
US6001009A (en) 1999-12-14
EP1035949B1 (en) 2002-04-10
DE69804848D1 (de) 2002-05-16
CA2310285A1 (en) 1999-06-10
WO1999028089A1 (en) 1999-06-10
EP1035949A1 (en) 2000-09-20
AU747766B2 (en) 2002-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001524398A (ja) 独立的な紐状部材からなる発泡体バフ研磨パッド及びその製造方法
US5007128A (en) Compounding, glazing or polishing pad
AU631836B2 (en) Compounding, glazing or polishing pad
US5396737A (en) Compounding, glazing or polishing pad
US20060107482A1 (en) Hybrid fiber-foam buffing pad
US6312485B1 (en) Method of manufacturing a foam buffing pad of string-like members
US5185964A (en) Compounding, glazing or polishing pad
EP1742768B1 (en) Abrasive articles, and methods of making and using the same
GB2065469A (en) Shoe scraper mat
CN101421077A (zh) 层合柔韧弹性磨料制品
US4149294A (en) Polishing buff
US6023809A (en) Liquid polish applicator and method of making same
US2704916A (en) Buff construction
JP2004532057A (ja) 両面清掃器具
US6378157B1 (en) Foam surface conditioning pad
US5851142A (en) Combined grinding and polishing tool
US5946761A (en) Vehicle cleaning element
JP2001018767A (ja) 車両洗浄装置の洗浄体
US2918762A (en) Abrasive devices
JP3904619B2 (ja) バフ盤
JP3034286B2 (ja) 塗面の水研ブラシ
JP3550844B2 (ja) ギャザーの風合いを有するオーナメントを設けた内装品およびその製造方法
JPH078318A (ja) 爪や角質層の研ぎ具
JP2000355271A (ja) 車両洗浄装置の洗浄体
JP2002507156A (ja) 研磨およびポリッシュ用のアプリケータパッド