JP2001521788A - 人医療においてインプラントとして使用するための成形体及びそのような成形体を製造するための方法 - Google Patents

人医療においてインプラントとして使用するための成形体及びそのような成形体を製造するための方法

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JP2001521788A JP2000518710A JP2000518710A JP2001521788A JP 2001521788 A JP2001521788 A JP 2001521788A JP 2000518710 A JP2000518710 A JP 2000518710A JP 2000518710 A JP2000518710 A JP 2000518710A JP 2001521788 A JP2001521788 A JP 2001521788A
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acid
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glycol
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パー フローディン
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    • C08G18/4269Lactones
    • C08G18/4277Caprolactone and/or substituted caprolactone

Abstract

(57)【要約】 この発明は、ピン、ねじ、ディスク、靭帯固定具などの、人医療及び獣医学においてインプラントとして使用される成形体に関する。成形体は、人の体内で加水分解することができるエステル結合を有すると共に、加水分解により得られた断片は十分小さく人の体内で吸収されるポリウレタンからなる。成形体は、ポリマーが、実質的に尿素基が不足しているネットワークポリマーであることを特徴とする。この発明はまた、成形体の製造方法に関し、すなわち、本発明にかかる適した開始材料を鋳型内に導入し、触媒無しで70〜150℃で、及び触媒の存在下30〜100℃で、硬化させる方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 この発明は、主に、ピン、ねじ、ディスク、靭帯固定具などからなる人医療及
び獣医学においてインプラントとして使用される成形体に関する。成形体は、ポ
リウレタンをベースとする硬化ポリマー材料からなる。この発明はまた、成形体
の製造方法も含む。
【0002】 従来技術 インプラントもトランスプラントもどちらも現在、医療分野では普通に用いら
れている。人体や動物が何らかの病気により損傷を受けた場合、損傷を受けた器
官はしばしば、何らかのインプラントと一時的にあるいは永久的に交換しなけれ
ばならない。インプラントは剛性で、ピン、ねじ、ディスクなどの形状であり、
そのようなインプラントの材料は通常、チタン、鋼などである。インプラントは
また、軟質性でもよく、例えば、血管の代わりに用いるあるいは何らかの体液を
排出するように意図されたパイプ形状としてもよい。それらは、通常、熱可塑性
材料でできている。
【0003】 そのような軟質性ではあるが耐性のあるインプラントはポリウレタン材料から
なり、損傷した靭帯を縫い合わすまたは修復するための糸や織物の形状とされる
。靭帯がこのインプラントを用いて縫い合わされた後、自然の組織が成長し、損
傷した箇所が修復され、一方、インプラントは徐々に消滅し、体液に吸収される
。したがって、このインプラントは一時的なものであり、徐々に分解が進む。と
いうのは、ポリマー鎖は適した加水分解可能なエステル基を含み、このエステル
基は分解されると共に非常に近接して配列されているので、加水分解後の断片は
非常に小さく、そのため、体内から排出される及び/または体内で代謝されるこ
とができるからである。このようなインプラントは、スウェーデン特許第950
4495−4号において説明されている。
【0004】 インプラントは生物学的適合性を有すること、すなわち、身体組織に受け入れ
られることができ、身体組織に有害な影響を与えないことが決定的に重要である
。例えば、損傷を受けた器官の機能と取って代わることができるあるいはその機
能をサポートすることができるような性質を有しなければならない。歯用のチタ
ンねじなどのいくつかのインプラントは、永久的なものであり、患者が生きてい
る限り患者の体内に残るであろう。他のいくつかのインプラントは、それ自体、
本質的には永久的であるが、長期間あるいは短期間の後、除去されるものである
【0005】 技術的な課題 患者体内に永久的に残ることとならないピン、ねじ、ディスクなどのインプラ
ントに関しては、インプラントを体内に導入する際の第1の手術の後、第2の手
術、すなわち、インプラントを除去する手術が必要となる。そのようなインプラ
ントを除去した後、破砕の指標として機能する穴が形成され、新しい組織が形成
されるまで存在する。新しい組織が形成されるまでには、数ヶ月から2,3年か
かることがあり、完全に治癒するには実質的にはさらに時間がかかる。
【0006】 鋼やチタンなどの金属インプラントはまた、例えば、人の骨よりも弾性係数が
ずっと高い。このため、隣の組織上の通常の負荷が減少し、治癒が悪くなり、時
として組織の退化が起こる。
【0007】 例えば、骨をつなぐための剛性インプラントであって、このインプラントは再
手術により除去する必要がなく、その弾性係数が骨の弾性係数に匹敵するインプ
ラントの出現が長い間望まれている。
【0008】 解決策 本発明によれば、上記課題は、再手術が不要で、人医療において、ピン、ねじ
、ディスク、靭帯固定具などのインプラントとして使用され、人の体内で加水分
解可能なエステル結合を有し、加水分解により人の体内で吸収されるのに十分小
さな断片が出現するポリウレタンからなる成形体であって、そのポリマーが、実
質的には尿素基が不足しているネットワークポリマーであることを特徴とする成
形体を製造することにより、解決される。
【0009】 本発明によれば、エステル結合は非常に近接した位置に存在するので、加水分
解断片の分子量は、完全な加水分解により、せいぜい1500ダルトンであり、
好ましくはせいぜい1000ダルトンである。
【0010】 この発明はまた、成形体の製造方法を含む。この方法は、加水分解可能なエス
テル基を含み、実質的に尿素基を有しないポリウレタンのネットワークポリマー
を形成するための開始材料の完全な混合物を適当な鋳型に導入し、そこで、十分
な時間、硬化温度まで加熱し、形状抵抗成形体を形成することを特徴とする。最
終的な硬化は、加熱炉で後に起こすことが可能である。
【0011】 本発明にかかる小型の成形体を製造するためには、好ましくは、薄膜空気蒸発
器または真空により、水を反応混合物から除去することが必要である。
【0012】 しかしながら、本発明にかかる多孔質成形体が所望である場合、水あるいはい
くつかの他の種の気泡形成材料を硬化前に調節した量、添加してもよい。
【0013】 本発明によれば、鋳型内での硬化は触媒無しで70〜150℃の温度で実行す
べきである。
【0014】 しかしながら、触媒を使用する場合、鋳型内での硬化は30〜100℃の温度
で実行すべきである。反応を触媒する多くの物質が周知であり、例えば、脂肪族
及び芳香族第三アミン類、有機金属化合物、カルボン酸類及びフェノール類のア
ルカリ金属塩などである。例として、N−エチルモルフォリン、ジラウリル酸ス
ズジブチルが挙げられる。このほかに、反応に関係すると共に反応を触媒する化
合物、例えば、トリエタノールアミンが存在する。
【0015】 本発明によれば、開始材料の混合物は、イソシアナート末端基を有する直鎖(
linear)プレポリマーと分岐(branched)ポリオールとから、イソシアナート末
端ポリオールプレポリマーとジオール及び/またはポリオールとから、ジ−イソ
シアナートとジオールとポリオールとから、あるいはポリイソシアナートとジ−
またはポリオールとから、またはこれらの混合物とからなる。
【0016】 本発明によれば、加水分解可能なエステル基は、モノエステル、オリゴ−また
はポリエステルであるジ−またはポリオールを源とすることが適当である。
【0017】 本発明によれば、ポリエステル部分のジ−またはポリオールは、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、ポリエチレングリコール、オリゴ−及びポリテトラメチレンオキシドグリコ
ール、グリセロール、トリメチロールプロパン、ペンタエリトリトール、ソルビ
トール、キシリトール、グリセロールモノアリルエーテル及びトリメチロールプ
ロパンモノアリルエーテルから成ることが適当である。
【0018】 本発明によれば、エステル基中の酸は、アジピン酸、コハク酸、グルタル酸、
マレイン酸、フマル酸、ビス−カルボキシメチルエチレングリコール、クエン酸
、トリス−カルボキシメチルトリメチルプロパン、ビス−カルボキシメチルグリ
セロールから成ることが適当である。
【0019】 発明の詳細な説明 本発明にかかる成形体は、以上のように、サポートされあるいは置き換えられ
るべき身体のその部分、例えば、骨の部分に対応する弾性係数を有する適した硬
度などの一定の特性を有するポリウレタンであって、加水分解により分解するこ
とができ、その加水分解により得られる断片は人の体内に吸収されるのに十分小
さいポリウレタンから成る。この発明にかかる材料はまた生物学的適合性を有し
なければならない。
【0020】 ウレタンを製造する唯一ではないが最も重要な方法は、イソシアナートとアル
コールとの間の反応によるものである。大体等量のジイソシアナートとジオール
は直鎖ポリウレタンを提供し、一方、ポリオールと反応したジイソシアナートは
、ネットワークポリマーを与える。そのような生成物はまた、ポリイソシアナー
トとジオールあるいはポリオールによっても得られる。本発明にかかるネットワ
ークポリマーは、主としてジイソシアナートとポリオールとを含む。後者はジオ
ールとポリオールの混合物から成るものとすることができる。
【0021】
【化1】 −OCONH−R1−NHCOO−R2−OOCNH−R1−NHCOO−R2
OOCNH−R1NHCOO−
【0022】 ポリウレタンは、ウレタン基−OCONH−により特徴づけられ、ジイソシア
ナートを源とするラジカルR1により部分的に分離されると共に、ジオールまた はポリオールを源とするラジカルR2により部分的に分離される。R2は、構造の
最も大きな選択を与えるものである。理論的には、イソシアナートはまた非常に
広い制限内で変化させることができるが、実際にはその数は、イソシアナートを
合成するのが困難なため制限される。その結果、実際には、市販のイソシアナー
トが使用されることとなる。
【0023】 R2は、ジオールまたはポリオールを源とし、この発明によれば、加水分解可 能なエステル基を含まなければならない。エステル基の数は非常に大きいので、
完全な加水分解後に得られる断片は、設定限界1500より小さいサイズを有す
る。使用されるジオールまたはポリオールは、オリゴ−またはポリエステルでも
良く、非常に広い組成を有しても良い。また、ジオールあるいはポリオール成分
は、ジオールまたはポリオールの混合物でもよい。ジオールと酸成分は両方とも
、非常に広い制限内で変化させることができ、ジオール及び/または酸の混合物
でも良い。エステル基はまたR1中にも存在してもよい。
【0024】 R2のポリエステル部分において使用可能なジオールとポリオールの例は、エ チレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブ
タンジオール、ポリエチレングリコール、オリゴ−及びポリテトラメチレンオキ
シドグリコール、グリセロール、トリメチロールプロパン、ペンタエリトリトー
ル、ソルビトール、キシリトール、グリセロールモノアリルエーテル、グリセリ
ンモノグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンモノアリルエーテルである
。これらは、後の鎖の伸長でイソシアナイトと反応することができる官能基を含
んでいなければならない。
【0025】 R2のエステル/ポリエステル部分において使用可能なニ塩基または多塩基酸 は、たとえば、アジピン酸、コハク酸、グルタル酸、マレイン酸、フマル酸、ビ
スカルボキシメチルエチレングリコール、クエン酸、トリス−カルボキメチルト
リメチロールプロパン、ビス−カルボキシメチロールグリセロールである。
【0026】 開始混合物中の物質は、少なくともネットワーク形成が起こる温度で完全に混
合されることができることが重要である。そうでなければ、均一な生成物が得ら
れないであろう。開始混合物は、直鎖プレポリマーの分岐ポリオールとの混合物
、ポリオールプレポリマーのジオール及び/またはポリオールとの混合物、ジイ
ソシアナートのジオール及び/またはポリオールとの混合物、あるいはポリイソ
シアナートのジオールまたはポリオールとの混合物から成る。同然、これらの混
合物を1つ以上組み合わせることも可能である。
【0027】 成形体の製造は、開始材料を混合し、その混合物を鋳型中に導入し、その中で
加熱することにより実行される。鋳型は、所望の最終製品に従い、例えばねじや
ディスクを製造するために、形成することができる。あるいは、鋳型は、例えば
カッティングなどの追加の機械加工のための半製品を与えることができる。半製
品を製造するための技術は、いわゆるプルトルージョン(pultrusion)であり、
この方法により、連続ロッドが形成される。
【0028】 本発明によれば、目的が均一材料を得ることである場合、水は全て反応混合物
から除去されることが重要である。これは、薄層蒸発器中で混合する、あるいは
混合後硬化前にそのような蒸発器内で混合物を処理することにより行われる。薄
膜に真空を作用させることにより、残存する水は全て、混合物から除去されるで
あろう。これにより、反応中に、気泡が形成されることもある。
【0029】 多孔質材料(気泡プラスチック)が所望である場合、そのような材料は、調節
した量の水あるいは他の気泡形成材料を添加することにより形成してもよい。こ
のための技術は気泡プラスチック技術から良く知られている。水の他に、低温沸
騰溶剤及び特に、ジアゾ化合物を気泡形成体として使用してもよい。気泡の量、
気泡のサイズ、連続気泡あるいは独立気泡の割合を調節する技術は、周知である
【0030】 インプラントは、人あるいは動物の体内に長い間存在し、体内で分解するので
、有害なあるいは好ましくない物質が放出されないことが非常に重要である。そ
のため、三次元ネットワークの形成、すなわち、鋳型内での硬化は、放出可能な
触媒の助けなしで実行される。そのため、本発明によれば、鋳型内の温度は、イ
ソシアナート基が水酸基と反応する際には約70〜150℃である。トリエタノ
ールアミンなどのネットワーク内に組み入れられた触媒が存在する場合、より低
い温度、例えば30から100℃であってもよい。
【0031】 硬化時間は、成分の反応性により、広い制限内で変化させても良いが、数分か
ら1日以上である。混合物を鋳型内に入れておかなければならない時間は、成形
体の形状が最終形状となり、取り出すことができるのに十分な時間であればよく
、追加の硬化は加熱チャンバなどで実行することができ、そのため、再び、その
鋳型に開始材料を充填することができる。
【0032】 しかしながら、生物適合性に対する要件を満たせば、開始材料中で触媒を使用
することができる。そのような触媒は、N−メチルモルホリンなどの第三アミン
からなるものとすることができる。インプラントは生命体内で使用されるので、
触媒には多大な注意を払うことが大切である。そのため、無触媒反応あるいは触
媒がネットワーク内に組み入れられている反応が好ましい。その場合、触媒残留
物を含む断片は、加水分解後、無毒でなければならない。
【0033】 以上のように、ネットワークポリマーの分解は主に、エステル結合の加水分解
により起こる。ネットワーク内のあらゆる架橋点の間で、そのようなエステル基
があり、そのため、加水分解断片は十分低分子量の物質から成るであろう。オリ
ゴ−またはポリエステル類はポリマーの一部であれば、ジあるいはポリ酸類及び
ジあるいはポリオール類も生成されるであろう。幾つかの考えられるそのような
物質は代謝されることができ、そのため、二酸化炭素と水として排出されること
が可能である。より大きな断片は、糞尿により排出される。したがって、分子量
が十分小さく、その物質が身体の膜を通過できることが重要である。
【0034】 実施例 1. ジシクロヘキシルメタン4,4′−ジイソシアナート(H12MDI)とポ
リカプロラクトン(分子量530g/mol)から製造したプレポリマー18.
82gを、3時間、80℃、薄膜蒸発器中、真空で脱水した。その後、1.37
gの2−エチル−2−(ヒドロキシメチル)−1,3−プロパンジオールを添加
した。混合及び更なる脱水を、80℃で、30分間行った。均一な混合物を円筒
形鋳型内にバッチとして量り取り、それを120℃まで20時間加熱した。得ら
れた円柱の硬度は70ショアDであった。
【0035】 2. 229g/molのヒドロキシル等量を有するトリメチロールプロパン、
アジピン酸及びジエチレングリコールの分岐ポリステルポリオール8.25gを
、3.03gのヘキサメチレンジイソシアナートと、薄膜蒸発器中、真空下、9
0℃で30分間混合し、これにより均一な混合物を得た。これを円筒形鋳型内に
量り取り、120℃まで20時間加熱した。生成物の硬度は40ショアDであっ
た。
【0036】 3. 4,4′−ジフェニルメタンジイソシアナート(MDI)とポリカプロラ
クトン(分子量530/mol)から製造したプレポリマー14.95gを、3
時間、80℃、薄膜蒸発器中、真空で脱水した。その後、1.2gの無水グリセ
ロールを添加した。混合及び更なる脱水を、80℃で、10分間行った。均一な
混合物を円筒形鋳型内に量り取り、それを80℃まで3時間加熱した。得られた
円柱の硬度は70ショアDであった。
【0037】 4. ジシクロヘキシルメタン4,4′−ジイソシアナート(H12MDI)とポ
リカプロラクトン(分子量530g/mol)から製造したプレポリマー15.
72gを、3時間、90℃、薄膜蒸発器中、真空で脱水した。その後、1.47
gのトリエタノールアミンを添加し、さらに30分間、90℃で脱水を続けた。
均一な混合物を円筒形鋳型内に量り取り、それを100℃で20時間加熱した。
得られた円柱の硬度は60ショアDであった。
【0038】 この発明は上記実施の形態の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範
囲内で様々な変更を加えることができる。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年11月26日(1999.11.26)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 解決策 本発明によれば、上記課題は、再手術が不要で、人医療において、ピン、ねじ
、ディスク、靭帯固定具のインプラントとして使用され、人の体内で加水分解可
能なエステル結合を有し、加水分解により人の体内で吸収されるのに十分小さな
断片が出現するポリウレタンからなる成形体であって、そのポリマーが、実質的
には尿素基が不足しているネットワークポリマーであることを特徴とする成形体
を製造することにより、解決される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 本発明によれば、エステル結合は非常に近接した位置に存在するので、加水分
解断片の分子量は、完全な加水分解により、せいぜい1000ダルトンである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】 R2は、ジオールまたはポリオールを源とし、この発明によれば、加水分解可 能なエステル基を含まなければならない。エステル基の数は非常に大きいので、
完全な加水分解後に得られる断片は、設定限界1000より小さいサイズを有す
る。使用されるジオールまたはポリオールは、オリゴ−またはポリエステルでも
良く、非常に広い組成を有しても良い。また、ジオールあるいはポリオール成分
は、ジオールまたはポリオールの混合物でもよい。ジオールと酸成分は両方とも
、非常に広い制限内で変化させることができ、ジオール及び/または酸の混合物
でも良い。エステル基はまたR1中にも存在してもよい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】 R2のエステル/ポリエステル部分において使用可能なニ塩基または多塩基酸 は、たとえば、アジピン酸、コハク酸、グルタル酸、マレイン酸、フマル酸、ビ
スカルボキシメチルエチレングリコール、クエン酸、トリス−カルボキメチルト
リメチロールプロパン、ビス−カルボキシメチルグリセロールである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年2月10日(2000.2.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 解決策 本発明によれば、上記課題は、再手術が不要で、人医療において、ピン、ねじ
、ディスク、靭帯固定具のインプラントとして使用され、人の体内で加水分解可
能なエステル結合を有し、加水分解により人の体内で吸収されるのに十分小さな
断片が出現するポリウレタンからなり、人の骨と同等の硬さを有する成形体であ
って、そのポリマーが、実質的には尿素基が不足しているネットワークポリマー
であることを特徴とする成形体を製造することにより、解決される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 4C081 AB01 AC03 BA16 CA211 CB021 CC02 CC05 CE08 DA01 DB03 EA05 4J034 BA05 CA05 CB04 CB07 CC03 DA01 DB03 DB07 DF12 DF16 DF20 DF29 DH02 DH06 GA55 HA01 HA02 HA07 HC03 HC12 HC17 HC22 HC46 HC52 HC64 HC67 HC71 JA42 KD12 KE02 NA01 NA03 QB19 QC01 QD03 RA02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人の体内で加水分解することができるエステル結合を有し、
    その加水分解断片は十分小さく人の体内で吸収されるポリウレタンから成るピン
    、ねじ、ディスク、靭帯固定具などの人医療におけるインプラントとして使用す
    るための成形体において、ポリマーは実質的に尿素基が不足しているネットワー
    クポリマーであることを特徴とする成形体。
  2. 【請求項2】 エステル結合は非常に近接した位置にあるので、加水分解断
    片はせいぜい1500ダルトン、好ましくはせいぜい1000ダルトンの分子量
    を有することを特徴する請求項1記載の成形体。
  3. 【請求項3】 加水分解可能なエステル基を含み、実質的に尿素基がないポ
    リウレタンのネットワークポリマーを製造するための開始材料の完全混合物は、
    適した鋳型に導入され、そこで十分な時間、硬化温度で加熱され、成形体が形成
    されることを特徴とする請求項1または2に記載の成形体の製造方法。
  4. 【請求項4】 小型成形体を形成するために、水を、好ましくは薄膜蒸発器
    及び真空により反応混合物から除去することを特徴とする請求項3に記載の方法
  5. 【請求項5】 多孔質体を形成するために、水または他の気泡形成材料を調
    節した量で添加することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】 鋳型内での硬化は、触媒無しで70〜150℃で実行するこ
    とを特徴とする請求項3ないし5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 鋳型内での硬化は、第三アミン、例えばN−メチルモルホリ
    ンなどの触媒の存在下、30〜100℃で実行することを特徴とする請求項3な
    いし5のいずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 開始材料の混合物は、イソシアナート末端基を有する直鎖プ
    レポリマー類と分岐ポリオール類から、イソシアナート末端ポリオールプレポリ
    マー類とジオール類及び/またはポリオール類から、ジイソシアナートとジオー
    ル類及び/またはポリ−ル類から、あるいはポリイソシアナートとジオール類あ
    るいはポリオール類から、あるいはこれらの混合物からなることを特徴とする請
    求項3ないし7のいずれかに一項記載の方法。
  9. 【請求項9】 加水分解可能なエステル基が、モノエステル類、オリゴエス
    テル類あるいはポリエステル類であることができるジオール類またはポリオール
    類を源とすることを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 ポリエステル部分におけるジオール類またはポリオール類
    は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、1,
    4−ブタンジオール、ポリエチレングリコール、オリゴ−及びポリテトラメチレ
    ンオキシドグリコール、グリセロール、トリメチロールプロパン、ペンタエリト
    リトール、ソルビトール、キシリトール、グリセロールモノアリルエーテル、ト
    リメチロールプロパンモノアリルエーテルであることを特徴とする請求項8また
    は9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 エステル基内の酸は、アジピン酸、コハク酸、グルタル酸
    、マレイン酸、フマル酸、ビス−カルボキシメチルエチレングリコール、クエン
    酸、トリス−カルボキシメチルトリメチルプロパン、ビス−カルボキシメチルグ
    リセロールから成ることを特徴とする請求項8または9に記載の方法。
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