JP2001521257A - 世界時間計算器 - Google Patents

世界時間計算器

Info

Publication number
JP2001521257A
JP2001521257A JP2000518375A JP2000518375A JP2001521257A JP 2001521257 A JP2001521257 A JP 2001521257A JP 2000518375 A JP2000518375 A JP 2000518375A JP 2000518375 A JP2000518375 A JP 2000518375A JP 2001521257 A JP2001521257 A JP 2001521257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
sleeve
insert
world
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000518375A
Other languages
English (en)
Inventor
イー. ホエールン、エドワード
Original Assignee
イー. ホエールン、エドワード
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イー. ホエールン、エドワード filed Critical イー. ホエールン、エドワード
Publication of JP2001521257A publication Critical patent/JP2001521257A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F11/00Indicating arrangements for variable information in which the complete information is permanently attached to a movable support which brings it to the display position
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42DBOOKS; BOOK COVERS; LOOSE LEAVES; PRINTED MATTER CHARACTERISED BY IDENTIFICATION OR SECURITY FEATURES; PRINTED MATTER OF SPECIAL FORMAT OR STYLE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DEVICES FOR USE THEREWITH AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; MOVABLE-STRIP WRITING OR READING APPARATUS
    • B42D15/00Printed matter of special format or style not otherwise provided for
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B29/00Maps; Plans; Charts; Diagrams, e.g. route diagram
    • G09B29/14Local time charts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Educational Technology (AREA)
  • Displays For Variable Information Using Movable Means (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Calculators And Similar Devices (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 世界時間計算器はインサートとスリーブとを含んでなる。該インサートの両面(単ページ摺動型インサートの場合は片面)には、漸増時刻標示からなる縦列が表示されており、また該インサートは停止機構を設けていてもいなくてもよい。該インサートは摺動可能であり、縦方向に移動しうるようにスリーブと係合してなる。スリーブの両面(幾つかの態様においてはスリーブの片面)は、露出される時刻標示に対して余分な縦並びの時刻標示を覆うための面積を有してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本願は、1997年10月27日に出願された米国出願第08/958,94
9号の一部継続出願である。
【0002】 (発明の背景) 1. 発明の分野 本発明は、時間計算装置に関し、より詳細には、世界中のあらゆる国、多様な
国家に属する多数の海外保護領、及び世界中の多数の都市における対応地域標準
時間を迅速且つ同時に表示することの可能な摺動型装置に関する。
【0003】 2. 著作権の表示 この特許文書の開示の一部は、著作権の保護を受ける要素を含んでいる。著作
権所有者は、特許商標庁の特許ファイル又は記録に表示されている通りに複製さ
れる限りにおいては該特許文書又は該特許開示の何人による複製に対しても異議
を有するものではないが、それ以外の場合は前記所有者はあらゆる種類の著作権
を留保するものである。
【0004】 3. 関連技術の説明 周知の通り、とりわけ超音速輸送が可能になったことによる大陸間世界旅行の
増加、更には世界を巡る各種通信システムにより、世界の異なる地域は益々身近
な存在となってきている。旅行者あるいは国際的な通信形式の利用又は送信に興
味を持つ人々に対して、世界の異なる地域における正確な時間を明らかにする需
要を満足させるべく各種の試みがなされてきた。例えば、空港ビル、電信局等に
おいて、世界中の様々な時間を表示するには、時として複数の時計が使用される
。しかしながら、複数の時計を用意することは経費が嵩み、一つ一つの時計を定
期的に較正しなければならない。他の例においては、世界の多様な地域における
時間の読み出しに電子機器が使用される。しかしながら、この方法は、電子機器
は一般に大きく、高価及び/又は重く持ち運びにくく、自在に移動させることが
不可能である場合すらあることから、個人用には通常不便な方法である。
【0005】 米国特許第445,392号に記載されるように、特定の間隔で配されてなる
子午線が記入された地図から時刻早見表を作成することが知られており、この方
法においては可動な帯に子午線間の時差に対応する時間区分が記入されている。
しかしながら、この装置は、地理学的区域内の特定国における時間を明らかにす
るために、相当に専門的な地理学上の知識と、一連の複雑な操作とをユーザーに
課すものであることから、採用するには難点がある。上記複雑な操作は、装置の
効率を低下させるものであり、総体的に装置を非実用的にするものである。
【0006】 米国特許第3,807,629号には、時差を計算するための計算尺が記載さ
れている。しかしながら、この装置もまた、時差を計算するために、相対的な地
理学的位置を選定し、一連の調整を装置に施すことがユーザーに要求されるため
、使用に関しては難点がある。
【0007】 米国特許第1,607,560号からは、ダイヤルから時間表示装置を作製す
ることが教示される。しかしながら、そのデザインに起因して、極少数の地域し
か文字盤に表示させることができないので、その用途が限定される。更に、この
ような装置は特に煩雑であり、身体に容易に装着できるものではない。
【0008】 米国特許第4,307,458号においては、複数の世界時間を表示する腕時
計が開示されている。しかしながら、その構造に起因して、この装置は表示可能
な地域数に制限がある。その上、その設計は、電気的要素の同期を必要とし、こ
の電気的要素が動作しなくなると装置は機能しなくなる。更に、電子部品の使用
により、腕時計の原価が増加する。
【0009】 米国特許第5,303,956号は、フォルダーの一葉に回動可能に取着され
てなる時間帯換算表を有する旅行書類フォルダーを目的としている。しかしなが
ら、このようなデザインは、そのデザイン自体がその内容を限定してしまうので
不便である。
【0010】 米国特許第5,054,008号においては、選択された地理上の任意位置を
基準として、世界中の任意の場所について時間を明らかにする装置が教示されて
いる。しかしながら、この装置は、相当な地理学上の知識を必要とするので、使
用に関しては難点がある。またこの装置は、製作費の高い電子部品を利用するも
のでもある。また、このような電子部品が動作しなくなることにより、装置が機
能しなくなる可能性もある。
【0011】 最後に、米国特許第2,463,758号は、相対位置における昼又は夜の特
定時間が判明している場合、地球上の任意の場所における昼又は夜の時間を計算
することのできる時間表示装置に関するものである。しかしながら、この装置は
、広範な範囲の地理を理解していることが要求されるので、使用に関しては難点
がある。その上、所望の結果を得るためには、ユーザーは多数の複雑な操作を行
う必要がある。
【0012】 以上をまとめると、世界中の様々な国及び地域における地域標準時間を表示す
る公知の装置は、以下の欠点の全てではないにしろそのうちの幾つかを含むもの
である。すなわち、上記装置は使用に関し難点があり、上記装置の操作において
は、時差を計算するために、時間帯の知識に加え、かなりの地理学的予備知識と
十分な数学的能力とが要求されるものであり、多くの装置が電子部品を使用する
ことから、製作費が嵩み、信頼性の問題が発生するものであり、上記装置は非効
率的、非実用的であって、持ち運びが困難であり、装置に含まれる情報は、装置
のデザインによる制限を受けるものであり、上記装置は製造費が高く、ユーザー
フレンドリーではない。
【0013】 しかしながら、国際的な旅行や通信の著しい増加、並びに、国際ビジネスの地
球規模化によって、効率的、小型、且つ、ユーザーフレンドリーな時間計算装置
に対する大きな需要が存在する。
【0014】 (発明の要旨) 本発明の目的は、世界中の全ての国、多様な国家に属する多数の海外保護領、
並びに世界の多数の都市における地域標準時間を、迅速且つ同時に表示する時間
計算装置を提供することにある。
【0015】 本発明の更なる目的は、時間計算装置における効率及び使い易さを向上させる
ことにある。 本発明の更に別の目的は、適正価格で汎用性のある時間計算装置を提供するこ
とにある。
【0016】 本発明の更なる目的は、構成が簡単で製造費が安価な時間計算装置を提供する
ことにある。 本発明の更に別の目的は、世界中の国及び保護領における地域時間の正確な計
算及び表示を容易にする一助として、サマータイムを導入している国及び/又は
保護領を表示することにある。
【0017】 本発明の特徴は、世界の国々、多様な国家に属する海外保護領及び/又は世界
の都市に関して、地域標準時間を同時に表示することにある。 本発明の更なる特徴は、世界中のあらゆる国々、多様な国家に属する多数の海
外保護領、並びに、世界中の膨大な数の都市における地域時間の計算及び表示を
容易にするために、ユーザーの地域時間を迅速に選択することが可能な点にある
【0018】 本発明の利点は、ユーザーが該装置を携帯できる点にある。 本発明の更なる利点は、軽量且つ小型の時間計算装置を提供することにある。 本発明の更に別の目的は、航空券、搭乗券、領収証その他の携行に実用的且つ
容易な位置決めを提供することにある。
【0019】 本発明の一面によれば、世界時間計算器は、第一面、第二面及び停止コーナー
を有してなるインサートを含んでなり、前記第一面及び第二面は、多数の縦並び
漸増時刻標示列を表面に表示させてなり、前記列は多数の横方向に並ぶ既定時刻
標示の組合わせを規定するものであって、更に該世界時間計算器はスリーブを有
してなり、前記インサートは縦方向に移動しうるように前記スリーブと摺動可能
に係合してなり、前記スリーブは第一面及び第二面を含んでなり、前記スリーブ
の前記第一面及び第二面双方は、露出される時刻標示に対して余分な縦並びの時
刻標示を覆う機能を有してなるものである。 本発明の別の一面によれば、世界時間計算器は、インサートを含んでなり、前
記インサートは第一面、第二面、及び停止コーナーを有してなり、前記第一面及
び第二面は多数の縦並び漸増時刻標示列を表面に表示させてなり、前記列は多数
の横方向に並ぶ既定時刻標示の組合せを規定してなり、前記時刻標示が同日の時
刻に関しては第一の色で表示され、翌日の時刻に関しては第二の色で表示される
ものであって、更に世界時間計算器はスリーブを含んでなり、前記インサートは
縦方向に移動しうるように前記スリーブと摺動可能に係合してなり、前記スリー
ブは第一面及び第二面を有してなり、前記スリーブの前記第一面及び前記第二面
双方は、露出される時刻標示に対して余分な縦並びの時刻標示を覆う機能を有す
るものであり、前記スリーブの前記第一面及び前記第二面各々は三組のパネルセ
ットを含んでなり、前記パネルセットは幾何学的形状を有してなる多数の窓を含
んでなる。 本発明の他の一面によれば、世界時間計算器は第一面及び第二面を有してなる
インサートを含んでなり、前記第一面及び前記第二面は、多数の縦並び漸増時刻
標示列を表面に表示させてなり、前記列は多数の横方向に並ぶ既定時刻標示の組
合せを規定するものであり、また該世界時間計算器はスリーブを含んでなり、前
記インサートは縦方向に移動しうるように前記スリーブと摺動可能に係合してな
り、前記スリーブは第一面及び第二面を有してなり、前記スリーブの前記第一面
及び前記第二面は、縦並びの時刻標示を覆う機能を有してなる。 本発明の更に別の一面によれば、世界時間計算器はインサートを含んでなり、
前記インサートは第一面、第二面を含んでなり、前記第一面及び前記第二面は多
数の縦並び漸増時刻標示列を表面に有してなり、前記列は多数の横方向に並ぶ既
定時刻標示の組合せを規定するものであり、前記時刻標示は同日の時刻に関して
は第一の色で表示され、翌日の時刻に関しては第二の色で表示されるものであっ
て、また該世界時間計算器はスリーブを含んでなり、前記インサートは縦方向に
移動しうるように前記スリーブと摺動可能に係合してなり、前記スリーブは第一
面及び第二面を含んでなり、前記スリーブの前記第一面及び前記第二面は、露出
される時刻標示に対して余分な縦並びの時刻標示を覆う機能を有しており、前記
スリーブの前記第一面及び前記第二面各々は、三組のパネルセットを含んでなり
、前記パネルセットは幾何学的形状を有してなる多数の窓を含んでなる。 本発明の更に別の一面によれば、世界時間計算器は、第一面、第二面及び停止
コーナーを含んでなるインサートを含んでなり、前記第一面及び前記第二面は、
多数の縦並び漸増時刻標示列を表面に表示させてなり、前記列は多数の横方向に
並ぶ既定時刻標示の組合せを規定するものであって、また該世界時間計算器はス
リーブを含んでなり、前記インサートは縦方向に移動しうるように前記スリーブ
と摺動可能に係合してなり、前記スリーブは第一面、第二面及び固定手段を含ん
でなり、前記スリーブの前記第一面及び前記第二面は、露出される時刻標示に対
して余分な縦並びの時刻標示を覆う機能を有してなる。 本発明の一面によれば、世界時間計算器はインサートを含んでなり、前記イン
サートは第一面及び第二面を含んでなり、前記第一面及び前記第二面は、多数の
縦並び漸増時刻標示列を表面に表させてなり、前記列は多数の横方向に並ぶ既定
時刻標示の組合せを規定してなり、前記時刻標示は、同日の時刻に関しては第一
の色で表示され、翌日の時刻に関しては第二の色で表示されるものであって、ま
た該世界時間計算器はスリーブを含んでなり、前記インサートは縦方向に移動し
うるように前記スリーブと摺動可能に係合してなり、前記スリーブは第一面、第
二面及び固定手段を含んでなり、前記スリーブの前記第一面及び前記第二面双方
は、露出される時刻標示に対して余分な縦並びの時刻標示を覆う機能を有してな
り、前記スリーブの前記第一面及び第二面各々は、三組のパネルセットを含んで
なり、前記パネルセットは幾何学的形状を有してなる多数の窓を有してなる。 本発明の別の一面によれば、世界時間計算器はインサートを含んでなり、前記
インサートは第一面第二面及び止め手段を含んでなり、前記第一面及び前記第二
面は多数の縦並び漸増時刻標示列を表面に表示させてなり、前記列は多数の横方
向に並ぶ既定時刻標示の組合せを規定するものであって、また該世界時間計算器
はスリーブを含んでなり、前記インサートは縦方向に移動しうるように前記スリ
ーブと摺動可能に係合してなり、前記スリーブは第一面、第二面及び固定手段を
含んでなり、前記スリーブの前記第一面及び前記第二面は、露出される時刻標示
に対して余分な縦並びの時刻標示を覆う機能を有してなる。 本発明の別の一面によれば、世界時間計算器はインサートを含んでなり、前記
インサートは第一面第二面及び凹部を含んでなり、前記第一面及び前記第二面は
、多数の縦並び時刻標示列を表面に表示させてなり、前記列は多数の横方向に並
ぶ既定時刻標示の組合せを規定するものであって、また該世界時間計算器はスリ
ーブを含んでなり、前記インサートは縦方向に移動しうるように前記スリーブと
摺動可能に係合してなり、前記スリーブは第一面、第二面及び固定手段を含んで
なり、前記スリーブの前記第一面及び前記第二面は、露出される時刻標示に対し
て余分な縦並びの時刻標示を覆う機能を有してなり、また該世界時間計算器はイ
ンサート周囲にスリーブを固定する固定具を含んでなり、該固定具は、凹部によ
り定められる境界内にスリーブの動きを制限する機能を有してなる。 本発明の更に別の一面によれば、世界時間計算器はインサートを含んでなり、
該インサートは停止コーナーと、表面に表示されてなる多数の漸増時刻標示とを
含んでなるものであって、また該世界時間計算器はスリーブを含んでなり、前記
インサートは縦方向に移動しうるように前記スリーブと摺動可能に係合してなり
、前記スリーブは露出される時刻標示に対して余分な縦並びの時刻標示を覆う機
能を有してなりる。 本発明の更に別の一面によれば、世界時間計算器はインサートを含んでなり、
該インサートは凹部と、表面に表示されてなる多数の漸増時刻標示とを含んでな
るものであって、また該世界時間計算器はスリーブを含んでなり、前記インサー
トは縦方向に移動しうるように前記スリーブと摺動可能に係合してなり、前記ス
リーブは表示される時刻標示に対して余分な縦並びの時刻標示を覆う機能を有し
てなり、また該世界時間計算器はスリーブに通される少なくとも一の固定具を含
んでなり、該固定具は凹部の長さに基づいてインサートの動きを制限する機能を
有してなる。 本発明の一面によれば、機械により読み取り可能なプログラム記憶装置が、世
界中の時間を計算するためのメソッドステップを実行するように、機械により実
行可能な命令のプログラムを具現化するものであり、前記メソッドステップは、
多数の縦並び漸増時刻標示列をオーバーレイ内において移動させることを含んで
なり、前記列は多数の横方向に並ぶ既定時刻標示の組合せを規定してなり、また
前記メソッドステップは、オーバーレイ窓内に表示させる縦並び漸増時刻標示列
を縦方向に移動させること、並びに、表示される時刻標示に対して余分な縦並び
の時刻標示を覆うことを含んでなる。 本発明の別の一面によれば、機械により読み取り可能なプログラム記憶装置が
、世界中の時間を計算するためのメソッドステップを実行するように、機械によ
り実行可能な命令のプログラムを具現化するものであり、前記メソッドステップ
は、多数の縦並び漸増時刻標示列を有してなるオーバーレイを形成して表示させ
ることを含んでなり、前記列は多数の横方向に並ぶ既定時刻標示の組合せを規定
してなるものであって、また前記メソッドステップは、オーバーレイの窓内に表
示させる縦並び漸増時刻標示列を該オーバーレイの下に形成して表示させること
、オーバーレイの窓内に表示させる縦並び漸増時刻標示列を縦方向に移動させる
こと、並びに、表示される時刻標示に対して余分な縦並びの時刻標示を覆うこと
を含んでなる。
【0020】 本発明の他の目的及び利点は、本発明の各種態様が例示され説明される以下の
詳細な説明によって、当業者には容易に理解されよう。言うまでもなく、本発明
においては他の異なる態様も可能であり、幾つかの詳細な点は種々の自明な点に
おいて本発明から何ら逸脱することなく修正可能である。したがって、図面及び
説明は、本質的に例示的なものとして見なされるべきであって、限定的なものと
見なされるべきではなく、また各図面において類似の参照番号は類似の要素を示
すものである。
【0021】 (態様、製造及び組立に関する詳細な説明) ここで図1を参照すると、本発明の態様は複数ページを有する小冊子の形態を
とる計算器である。第一ページ1は、表紙ページとして機能し、製品名、計算器
の簡単な説明、及び所望により製造者の名称及び住所を含んでなる。各種法律上
の注記を含むものであってもよい。このページはロゴ及び/又は会社広告を表示
するように誂えることも可能である。
【0022】 表紙ページ1の裏面1Aは、図16Eに示されるように、航空券、搭乗券、領
収証その他の収容に利用可能なポケット41を含むものであってもよい。ポケッ
ト41は、名刺等の営業用携行品の収容にポケット41の外側を使用できるよう
にスリット42を設けて構成される。
【0023】 表紙ページ1の裏面1Aは、装置に関する広告又は詳細、並びに購入方法に関
する問い合わせ先を含むものであってもよい。裏面1Aは各種法律上の注記を含
むものであってもよい。
【0024】 次ページ2は本発明の態様における時刻早見表部分の最初のページである。上
部には、星印、シングルクロス、ダブルクロスのような早見表で使用される特定
の記号に関する凡例と共に計算器の使用法に関する説明が記載されている。該ペ
ージ2は三組のパネルセットに分割される。本発明のこの態様において、パネル
セットは三組の地理学的区域パネルセットに分割され、該パネルセットは11個
のダイカット窓、11個のパネル、14のテキスト列、及び3個の地理学的区域
名称欄を含んでなる。このような地理学的区域に係るパネルセットは、地理学的
に異なる複数の時刻標示を同時に表示する複数の窓を考慮してなる。該ページの
下部は、各種法律上の注記を含んでなる。インサート11は、図1A、1B、1
C、2、2A、3、4A、4B、5、6及び7に関して以下で更に説明するよう
に、スリーブ2‘内を摺動移動する。
【0025】 ここで図3を参照すると、第一組の地理学的区域パネルセット4は4個のパネ
ルからなり、「“CANADA&USA−STANDARD TIME ZON
E(カナダ及び米国標準時間帯)」と題されてなる。この態様は4個のテキスト
列を含んでなり、各パネルにつき一つのテキスト列は、左から右へ向かって、「
PACIFIC(太平洋)」、「MOUNTAIN(山脈)」、「CENTRA
L(中部)」及び「EASTERN(東部)」と題されてなる。4個のパネル各
々は、カナダ及び米国に関する特定標準時間帯を対象とし、4つの時間帯それぞ
れに関して、カナダについては2都市、米国については3都市を表示している。
各パネルはグリニッジ平均時/協定世界時(UTC)から特定の時間ずれてなる
【0026】 各テキスト列下部のパネル中央部には、高さ1/8インチ(3.17mm)、
長さ3/8インチ(9.52mm)の矩形ダイカット窓10が配されてなり、該
窓はインサート11が挿入されてなるとき、カナダ及び米国、並びに各国の各都
市における時刻を表示するものである。
【0027】 第二組の地理学的区域パネルセット5は4個のパネルからなり、「CARIB
BEAN AND LATIN AMERICA(西インド諸島及びラテンアメ
リカ)」と題されてなる。このパネルセットは5つのテキスト列を含んでなり、
三つのパネルにおいては各々一つのテキスト列、一つのパネルにおいて二つのテ
キスト列がある。各パネルはグリニッジ平均時/協定世界時(UTC)から特定
の時間ずれてなり、国/保護領/都市の名称を含んでなり、スペースに余裕がな
い場合は国及び保護領の名称のみを含んでなる。
【0028】 三つの単独テキスト列各々の下側各パネル中央部、並びに、一つの二重テキス
ト列下側中央部には、高さ1/8インチ(3.17mm)、長さ3/8インチ(
9.52mm)の矩形ダイカット窓10が配されており、該窓はインサート11
が挿入されるとき、特定の国/保護領/都市における時刻を表示するものである
【0029】 第三組の地理学的区域パネルセット6は3つのパネルからなり、「AFRIC
A,EUROPE AND MIDDLE EAST(アフリカ、ヨーロッパ及
び中東)」と題されてなる。このパネルセットにおいて、第一のパネルは一つの
テキスト列を含んでなり、第二及び第三のパネルは各々二つのテキスト列を含ん
でなる。各パネルはグリニッジ平均時/協定世界時(UTC)から特定の時間ず
れてなり、国/保護領/都市の名称を含んでなり、スペースに余裕がない場合は
国及び保護領の名称のみ含んでなる。
【0030】 第一のテキスト列、第二、第三、第四及び第五のテキスト列の下側各パネル中
央部には、高さ1/8インチ(3.17mm)、長さ3/8インチ(9.52m
m)の矩形ダイカット窓10が配されてなり、該窓はインサート11が挿入され
るとき、特定の国/保護領/都市における時刻を表示するものである。
【0031】 次ページ3は本発明におけるこの態様の時間早見表部分の第二ページである。
ページ3は三組のパネルセットに分割される。本発明のこの態様において、これ
らパネルセットは、三つの地理学的区域パネルセットに更に分割され、該パネル
セットは14個のダイカット窓(パネル内の窓10が11個、地理学的区域パネ
ルセット7、8及び9の外側下部の窓12が3個)、11個のパネル、11のテ
キスト列、及び3つの地理学的区域名称欄を含んでなる。三組の地理学的区域パ
ネルセットは、地理学的に異なる複数の時刻標示を同時に表示する複数の窓を考
慮してなる。ページ3下部は各種法律上の注記を含んでなる。インサート11は
、図1A、1B、2、2A、3、4A、4B及び5に関して以下で更に説明する
ように、スリーブ2’内を摺動移動する。
【0032】 再度図3を参照すると、第四組の地理学的区域パネルセット7は4つのパネル
からなり、「EAST AFRICA,ASIA AND THE NEAR
EAST(東アフリカ、アジア及び近東)」と題されてなる。このパネルセット
は4つのテキスト列を含んでなり、各パネルにつき一つのテキスト列である。各
パネルはグリニッジ平均時/協定世界時(UTC)から特定の時間ずれてなり、
国/保護領/都市の名称を含んでなり、スペースに余裕がない場合は国及び保護
領の名称のみ含んでなる。
【0033】 4つのテキスト列各々の下側各パネル中央部には、高さ1/8インチ(3.1
7mm)、長さ3/8インチ(9.52mm)の矩形ダイカット窓10が配され
てなり、該窓はインサート11が挿入されるとき、特定の国/保護領/都市にお
ける時刻を表示するものである。
【0034】 第五組の地理学的区域パネルセット8は3つのパネルからなり、「ASIA
AND SOUTH EAST ASIA(アジア及び東南アジア)」と題され
てなる。この第五組のパネルセットは3つのテキスト列を含んでなり、各パネル
につき一つのテキスト列である。各パネルはグリニッジ平均時/協定世界時(U
TC)から特定の時間ずれてなり、国/保護領/都市の名称を含んでなり、スペ
ースに余裕がない場合は国及び保護領の名称のみ含んでなる。
【0035】 3つのテキスト列各々の下側各パネル中央部には、高さ1/8インチ(3.1
7mm)、長さ3/8インチ(9.52mm)の矩形ダイカット窓10が配され
てなり、該窓はインサート11が挿入されるとき、特定の国/保護領/都市にお
ける時刻を表示するものである。
【0036】 第六組の地理学的区域パネルセット9は4つのパネルからなり、「ASIA
PACIFIC AND THE FAR EAST(アジア太平洋及び極東)
」と題されてなる。この第六組のパネルセットは4つのテキスト列を含んでなり
、各パネルにつき一つのテキスト列である。各パネルはグリニッジ平均時/協定
世界時(UTC)から特定の時間ずれてなり、国/保護領/都市の名称を含んで
なり、スペースに余裕がない場合は国及び保護領の名称のみ含んでなる。
【0037】 4つのテキスト列各々の下側各パネル中央部には、高さ1/8インチ(3.1
7mm)、長さ3/8インチ(9.52mm)の矩形ダイカット窓10が配され
てなり、該窓はインサート11が挿入されるとき、特定の国/保護領/都市にお
ける時刻を表示するものである。
【0038】 三組の地理学的区域パネル7、8及び9各々の右下隅のすぐ下、該パネルセッ
ト7、8及び9の外側には、高さ1/8インチ(3.17mm)、幅3/8イン
チ(9.52mm)の更なる矩形ダイカット窓12がある。最上段の窓は「PA
CIFIC STANDARD TIME(太平洋標準時)」と題され、太平洋
標準時を表示するものであり、中段の窓は「CENTRAL STANDARD
TIME(中部標準時)」と題され、中部標準時を表示するものであり、最下
段の窓は「EASTERN STANDARD TIME(東部標準時)」と題
され、東部標準時を表示するものである。これら窓は、カナダ及び米国時間帯に
おける時刻を迅速且つ容易に参照することを可能にし、計算器の裏面2に戻るこ
となく三つのカナダ及び米国時間帯における時刻を表示することを可能にするも
のである。各種法律上の注記が、最後のパネルセットと計算器底部との間に含ま
れてなる。
【0039】 中央部の切込み13は、ページ2及び3各々の下部に位置してなる。この構成
により、ページ2とページ3との間にあるインサート11への接触が可能になる
。本発明のこの態様において、切込み13は幅1インチ(25.4mm)、高さ
1/2インチ(12.7mm)である。
【0040】 計算器の製造において、該計算器は小冊子を形成するように折目をつけられる
べきものである。本発明の一態様において、スリーブ2’及びインサート11双
方は、14ポイントの光沢白色用紙から製造される。
【0041】 一代替態様として、スリーブ2’及びインサート11双方はポリプロピレン複
合材料であるキムドゥーラ(登録商標:Kimdura)合成用紙から製造され
る。上記材料は、キンバリー・クラーク・コーポレーション(Kimberly
Clark Corporation;1400 Holcomb Brid
ge Road,Roswell,Georgia 30076所在)から入手
可能である。装置に求められる特性に応じてキムドゥーラ(登録商標:Kimd
ura)合成用紙を使用する様々な本発明の代替態様が存在する。キムドゥーラ
(登録商標:Kimdura)の特性は以下で簡単に説明する。キムドゥーラ(
登録商標:Kimdura)を使用する代替製造例としては、(1)最重量規格
のキムドゥーラ(登録商標:Kimdura)用紙(Kimdura300)を
使用する装置製造、(2)2枚以上のKimdura300シートを貼り合せる
ことによる装置製造、(3)キムドゥーラ(登録商標:Kimdura)を製造
する各種シート原料を使用して2枚以上のキムドゥーラ(登録商標:Kimdu
ra)シート(Kimdura80、95、110、130、150、200、
250及び300)を貼り合せることによる装置製造、(4)第三の多孔性基材
と2枚のキムドゥーラ(登録商標:Kimdura)シートを貼り合せることに
よる装置製造がある。
【0042】 14ポイント光沢用紙に係る態様は、本発明に関し最も経済的な製造コストを
得るために採用される。キムドゥーラ(登録商標:Kimdura)合成紙を使
用する代替製造態様は、本発明に関し各種の付加価値を得るために採用される。
キムドゥーラ(登録商標:Kimdura)を使用する装置製造は、材料費の増
加、特別なインクの使用、ワニスの必要性、乾燥の長期化、表示時刻、種々異な
る製造及び組立法の必要性に起因して、実質的に高価なものとなる。したがって
、キムドゥーラ(登録商標:Kimdura)材料は、本発明の中でも高級仕様
品において主に利用される。前述の付加価値は、キムドゥーラ(登録商標:Ki
mdura)材料自体によりもたらされる。更に詳細には、キムドゥーラ(登録
商標:Kimdura)合成材料は、ポリプロピレン及びフィラーをダイを通し
て押し出し、長さ方向に延伸(縦延伸)することにより製造される。付加的な層
が両面上に押し出し成形され、該複合材料は幅方向に延伸(横延伸)される。該
材料は、その外観と性能とを向上させるために更に加工される。キムドゥーラ(
登録商標:Kimdura)合成材料は、本発明を実施するために好適な代替材
料となる各種特性を有してなる。このような合成材料は、耐引裂き性に優れ、染
み、汚れ及び油脂に対して耐性があり、破断することなく何度も折り曲げること
が可能である。加えて、このような合成材料は、ロット間の均一性に優れており
、室温において大抵の極性及び非極性溶媒による影響を受けない。更に、キムド
ゥーラ(登録商標:Kimdura)合成材料は、紫外線及び太陽光に対して顕
著な耐性を有しており、水に対して不浸透性であり、且つ、水中に浸漬されると
浮上するものである。しかしながら、鉱物油及び類似の脂肪族炭化水素は、この
種の合成材料に損傷を与える可能性がある。
【0043】 本発明の製造に係る具体的な詳細及び説明は、以下の事項に依存して多様化す
る。すなわち(1)使用されるインサートのデザイン上の特徴、(2)グルーフ
ラップが採用されるか否か、(3)グルーフラップが採用される場合はそのデザ
イン上の特徴である。本発明を製造する基本的な方法は、以下の説明から当業者
には理解されよう。当然ながら、本発明は他の異なる態様も可能であり、製造に
係る幾つかの詳細は、本発明から何ら逸脱することなく種々の点において変更可
能である。したがって、前述のように、図面及び説明は限定的なものとしてでは
なく本質的に例示的なものとして捉えられるべきものであり、各図面において類
似の参照番号は類似の要素を示すものである。
【0044】 ここで図1Cを参照しつつ、計算器を製造する一方法を以下に記載する。計算
器製造において、計算器は小冊子を形成するように折目をつけられてなる。この
方法における折目をつける工程は、グルーフラップ14を内側に折り曲げること
を含まない。摺動型インサート11が使用される。インサート11は停止機構を
有していない。インサート11は、ページ2とページ3との間に配される。鳩目
穴27は、ページ2の上部、中部、下部でページ2の左余白の中間部を通って穿
孔されページ3まで貫通する。次いで鳩目26が穿孔された前記ホール内に挿入
され、広げられる。この製造方法において、ページ2及びページ3は鳩目26に
よってのみ合着される。インサート11は、一方のインサート11と他方のスリ
ーブ2’及び/又は鳩目26との間の摩擦によってのみ所定位置に保持される。
インサート11はスリーブ2’から脱着可能である。しかしながら、ページ2及
びページ3は、両者の縦方向の長さ全域に渡って完全に固定されていなければ破
れ易くなる。
【0045】 計算器を製造する各種方法は、全て摩擦嵌めインサート11に依存する。しか
しながら、特にインサートが減摩剤で被覆されている場合には、インサート11
の動きを選択的に防止する他の手段を利用することも可能である。そのような手
段としては、インサート11の動きを防止するためにスリーブ2’を手で圧迫し
たり、機械的クランプ又は単なるペーパークリップを使用してインサート11に
対してスリーブ2’を圧迫したりすることが含まれる。
【0046】 ここで図1Bに戻り、計算器を製造する第二の方法を説明する。計算器製造に
おいて、計算器は小冊子を形成するように折目をつけられる。この方法における
折目形成工程は、ブルーフラップ14を内側に折り畳むことを含まない。インサ
ート11はダイカットタブ型停止機構15を有してなる。鳩目穴27は、ページ
2の左余白の中間部に錐穿孔され、ページ3を貫通してなる。代替的に、鳩目穴
27はパンチで打ち抜かれたものであってもよい。錐穿孔された鳩目穴27は、
ページ2の上部、中部及び下部に位置してなる。タブ型停止機構15を有してな
る摺動型インサート11は、タブ型停止機構15が上部鳩目穴27と中央部鳩目
穴27との間に位置するようにページ2とページ3との間に配置される。鳩目2
6は三つの鳩目穴27に挿入され広げられる。インサートは上部鳩目26と中央
部鳩目26との間を移動するものであり、前記二つの鳩目はインサート11にお
けるタブ型停止機構15の掛止点として機能する。ページ2及びページ3は鳩目
26によってのみ合着される。インサート11は、スリーブ2’から脱落又は抜
脱防止されてなる。しかしながら、ページ2及びページ3が両者の縦方向長さ全
域に渡って完全に合着していない場合、インサートは破れ易くなる。
【0047】 ここで図1Aを参照しつつ、計算器を製造する第三の方法を説明する。計算器
製造において、計算器は小冊子を形成するように折目をつけられる。この方法に
おける折目形成工程は、グルーフラップ14を内側に折り畳むことを含む。摺動
型インサート11は停止機構を持たないものとして構成される。グルーフラップ
14は停止機構を持たない。グルーフラップ14は、ナイロンで強化された両面
テープを使用してページ3に固定される。このようなテープの一つとして、スリ
ーエム社(3M Company;St.Paul,Minnesota所在)
が型番3M−969として製造しているものがある。インサート11は、ページ
2及び3によって形成されたスリーブ2’内に配される。インサート11は、グ
ルーフラップ14上を摺動するか、前記グルーフラップ14がページ2及び3両
方に固定される場合はグルーフラップ14沿いに摺動する。インサート11は摩
擦によってのみ支持される。インサート11はスリーブ2’から取り外し可能で
あり、スリーブ2’から抜け落ちる可能性があり、使用しているうちに摩擦嵌め
が緩んでくるにしたがって、インサート11はスリーブ2’から抜け落ち易くな
る。
【0048】 ここで図1及び2を参照しつつ、計算器を製造する第四の方法を説明する。計
算器製造において、該計算器は小冊子を形成するように折目をつけられる。この
方法における折目形成工程は、グルーフラップ14を内側に折り畳むことを含む
。グルーフラップ14は、一体に構成された矩形凹型ダイカット停止機構28を
有してなる。摺動型インサート11はタブ型ダイカット停止機構15を有してな
る。グルーフラップ14は、ナイロン強化両面テープでページ2の裏面に固定さ
れる。このようなテープの一つとして、スリーエム社(3M Company;
St.Paul,Minnesota所在)が、型番3M−969として製造し
ているものがある。インサート11は、インサートのタブ型停止機構15がグル
ーフラップ14の凹型ダイカット28内に位置するように、ページ2とページ3
との間に配される。次いで、グルーフラップ14はナイロン強化両面テープによ
りページ3に固定される。インサート11はグルーフラップ14の縁沿いに移動
する。タブ型停止機構15は、インサート11がグルーフラップ14の凹型ダイ
カット28領域外へ逸脱することを防ぐものである。インサート11はスリーブ
2’からの脱落又は抜脱を防止されてなる。
【0049】 ここで図6、7及び7Aを参照しつつ、本発明を製造する第五の方法を説明す
る。計算器は小冊子を形成するように折目をつけられる。折目をつける工程には
、グルーフラップ14’を内側に折り畳むことが含まれる。この第五の方法にお
いては図示のように、グルーフラップ14’の幅は、図1Aに係るグルーフラッ
プ14の幅よりも若干広い。グルーフラップ14’は停止機構を含まない。使用
されている摺動型インサート11は、凹型ダイカット停止機構28を有してなる
。グルーフラップ14’は、ナイロン強化両面テープによりページ3のみに固定
される。このようなテープの一つとして、スリーエム社(3M Company
;St.Paul,Minnesota所在)が、型番3M−969として製造
しているものがある。インサート11は、最適な摩擦嵌めを得るように切断され
てなる。インサート11は、ページ3に固定されたグルーフラップ14’の上を
摺動する。一つの鳩目穴27が、ページ2、グルーフラップ14’及びページ3
を貫通して錐穿孔される。鳩目穴27は、ページ2の左余白の中間部、且つ、ペ
ージ2の縦方向中間部に位置してなる。インサート11は、ページ2とページ3
との間でスリーブ2’内に配される。鳩目26は、ページ2、インサートの凹型
ダイカット28によって規定される空間、及びページ3を通って挿入される。次
いで、鳩目26は押し広げられる。インサート11はスリーブ2’からの抜脱、
不注意による損失、あるいは摩擦嵌め力の低下による脱落が防止されてなる。
【0050】 ここで図16A、16B、16C及び16Dを参照しつつ、本発明の製造に係
る第六の態様及び方法を説明する。この製造方法においては二つの相関する摩擦
嵌め、すなわち(1)摩擦嵌めAと(2)摩擦嵌めBとが存在する。摩擦嵌めA
は次の構成、すなわち(1)摺動型インサート11の縁と、ページ2とページ3
とにより形成されるスリーブ2’の内側の折目35との接触、並びに(2)摺動
型インサート表面と、スリーブ2’の内側表面及びグルーフラップ表面との接触
により形成される。
【0051】 摩擦嵌めBは次の構成、すなわち(1)摺動型インサート11におけるダイカ
ットスリット36の縁と、舌状部37の表面との接触、(2)スリーブ2’の内
側表面と舌状部37の表面との接触、並びに(3)摺動型インサート11に舌状
部37を挿入することにより生じる枢支効果により形成される。摺動型インサー
ト11はグルーフラップ拡張部分38上を自由に摺動するが、舌状部37は、摺
動型インサート11のダイカットスリット36内に挿入されている場合、グルー
フラップ主要部39を下向きに圧迫し、同時に摺動型インサート11を上向きに
枢支する。したがって、この態様が接着され折り畳まれるとき、摩擦嵌めAの場
合と同一のグルーフラップ土台を使用して第二の摩擦嵌めが形成される。
【0052】 製造時において、計算器は小冊子を形成するように折目がつけられる。この方
法における折目形成工程は、特別に構成されたグルーフラップ39を内側に折り
畳むことを含む。図16B及び16Cは、グルーフラップ39が折り畳まれてい
ない場合と、折り畳まれている場合のページ2の内側をそれぞれ示している。本
発明の好適な態様において、グルーフラップ39は幅5/8インチ(15.8m
m)であり、グルーフラップ39の幅を超えて突出してなる三つの拡張部分37
、38、38を有してなる。舌状部37は停止機構として採用されるものであり
、摩擦嵌めBにおける必須部分である。5/8インチ(15.8mm)のグルー
フラップ39は、ナイロン強化両面テープ40でページ3に固定される。グルー
フラップ39から突出してなる三つの拡張部分37、38、38は、ナイロン強
化両面テープによりページ3に固定されない。このようなテープの一つとして、
スリーエム社(3M Company;St.Paul,Minnesota所
在)が型番3M−969として製造しているものがある。この製造方法において
使用される摺動型インサート11は、図16Aに示されるようにダイカットスリ
ット36を有してなる。またインサート11は最適な摩擦嵌め(摩擦嵌めA)を
得るように切断されてなる。
【0053】 接着及び折畳みに先立って、摺動型インサート11は製品内に配置される。摺
動型インサート11の右縁は、グルーフラップ39及びグルーフラップ拡張部分
37、38、38の下側に配されるが、このとき舌状部37は、図16Dに示さ
れるように摺動型インサート11のスリット36に挿入される。次いで、グルー
フラップ39は、ナイロン強化両面テープ40によりページ3に固定される。
【0054】 スリット36は必ずしもダイカットである必要はないことは注意されるべき事
項である。また、必ずしもスリットとして構成される必要もない。例えば、矩形
の窓をスリットの代わりに採用することも可能である。このような窓は、スリー
ブ2’内のインサート11の動きを制限すると同時に、必要な変位が得られるよ
うな任意の代替形状をとることができる。したがって、舌状部37は、上記窓と
係合して機能するように変更される。
【0055】 同様に、舌状部37は、前記窓に挿入可能であれば、任意形状の拡張部分であ
ってよい。この態様におけるグルーフラップ形状は、ここで採用される基本原理
に基づく種々の用途に対して種々の代替形状が構成されるように変更可能である
。例えば、スリット又は窓36は、インサート11上の様々な位置に配置可能で
ある。図14A乃至14Oにおいて例示された各位置は、上記スリット又は窓3
6に対して採用されるものであり、該スリット又は窓に対して位置及び形状が定
められてなる舌状又は他の形状の拡張部分37と係合するものである。
【0056】 グルーフラップ形状に係る代替態様においては、スリーブ2’内におけるイン
サート11の所望変位量すなわち移動範囲に加えて、スリーブ2’材料及びイン
サート11材料の摺動表面積と並んで摩擦計数を考慮する必要がある。例えば、
摺動表面積が増加すると、インサート11がスリーブ2’内を摺動する際の摩擦
が増大する。
【0057】 図4A及び4Bを参照しつつ、インサート11について更に詳細に説明する。
インサート11は両面に印刷が施され、時刻標示列と各種法律上の注記を有して
なる。インサート11上の時刻標示列は、同日の場合は或る一色で表示され、翌
日の時刻の場合は他色で表示されるものであり、例えば、同日の場合は黒、翌日
の時刻の場合は赤で表示される。本発明の一態様において、インサート11は(
9+5/8)インチ(244mm)×(4+1/4)インチ(107mm)であ
る。停止コーナー15により規定される拡張部分の他に停止コーナーを設けるた
めには、幅を(3+3/4)インチ(95.2mm)に減少させる。以上の如く
、インサート11がグルーフラップ14の縁に当接すると、インサート11は、
その有効情報範囲を超えて摺動することを防止される。更に詳しくは、この構成
は二つの目的を達成する。第一に、インサート11の過度の移動が防止され、各
時刻の組合せを有してなるインサートの位置がパネルセットに対して調整される
。第二に、インサート11が計算器のページ2から滑脱することが防止される。
【0058】 ここで図4Aを参照すると、第一面16上には、米国及びカナダ用の4つの時
刻列18があり、時間帯は左から順に「PACIFIC STANDARD T
IME(太平洋標準時間)」、「MOUNTAIN STANDARD TIM
E(山脈標準時間)」、「CENTRAL STANDARD TIME(中部
標準時間)」及び「EASTERN STANDARD TIME(東部標準時
間)」に対応している。各時刻列は、特定の標準時間帯に対応している。したが
って、例えば、インサート11が挿入されており、インサート11を初期停止位
置から動かす前の状態において、4つのパネル4における窓10内の時刻は、左
から順に9AM(午前9時)、10AM(午前10時)、11AM(午前11時
)及び12N(正午12時)である。
【0059】 第一面16上には、西インド諸島及びラテンアメリカ用の4つの時刻列19も
ある。各時刻列は、特定の標準時間帯に対応している。したがって、例えば、イ
ンサート11が挿入されており、インサート11を初期停止位置から動かす前の
状態において、パネル5における窓10内の時刻は、左から順に11AM(午前
11時)、12N(正午12時)、1PM(午後1時)及び2PM(午後2時)
となる。
【0060】 第一面16上には、更にアフリカ、ヨーロッパ及び中東用の3つの時刻列20
がある。各時刻列は特定の標準時間帯に対応している。したがって、例えば、イ
ンサート11が挿入されており、インサート11を初期停止位置から動かす前の
状態において、パネル6における窓10内の時刻は、左から順に5PM(午後5
時)、6PM(午後6時)及び7PM(午後7時)となる。各種法律上の注記が
、インサート11上の第二時刻列と第三時刻列との間に含まれる。
【0061】 ここで図4Bを参照すると、(第二面17上には)「EAST AFRICA
, ASIA AND THE NEAR EAST(東アフリカ、アジア及び
近東)」用に、4つの時刻列21がある。各時刻列は特定の標準時間帯に対応し
ている。したがって、例えば、インサート11が挿入されており、インサート1
1を初期停止位置から動かす前の状態において、パネル7における窓10内の時
刻は、図3に示されるように左から順に8PM(午後8時)、9PM(午後9時
)、10PM(午後10時)及び11PM(午後11時)となる。
【0062】 「ASIA AND SOUTH EAST ASIA(アジア及び東南アジ
ア)」用には、3つの時刻列22がある。各時刻列は特定の標準時間帯に対応し
ている。したがって、例えば、インサート11が挿入されており、インサート1
1を初期停止位置から動かす前の状態において、パネル8における窓10内の時
刻は、左から順に10:30PM(午後10時30分)、12M(深夜12時)
及び5AM(午前5時、赤色表示)となる。
【0063】 「ASIA PACIFIC AND THE FAR EAST(アジア太
平洋及び極東)用には、4つの時刻列23がある。テキストパネル一つずつは特
定の標準時間帯に対応する。したがって、例えば、インサート11が挿入されて
おり、インサート11を初期停止位置から動かす前の状態において、パネル9に
おける窓10内の時刻は、左から順に1AM(午前1 時、赤色表示)、2AM(
午前2時、赤色表示)、3AM(午前3時、赤色表示)及び7AM(午前7時、
黒色表示)となる。各種法律上の注記が、最後の数字パネルセットとインサート
摺動の底部との間、並びにインサート摺動上の時刻列の間に含まれる。
【0064】 米国標準時間帯(三種) 米国標準時間帯に関しては3つの時刻列24がある。これらはインサート11
の上から下に向かって配置されている。したがって、例えば、インサート11が
挿入されており、インサート11を初期停止位置から動かす前の状態において、
窓内の時刻は、上から順に9AM(午前9時)、11AM(午前11時)及び1
2N(正午12時)となる。
【0065】 ここで図1、1A、1B、1C、2、2A、3及び5を参照しつつ、計算器の
操作について更に詳細に説明する。第一に、ユーザーは自分のいる国/保護領/
都市に関し、地理学的区域、パネル及び列を選択する。第二に、ユーザーは、ユ
ーザーの位置における実際の標準時間に相当する時刻に最も近い時刻が選択した
テキストパネル下部の窓10内に現れるまでインサート11を摺動させる。第三
に、ユーザーは、興味対象の国/保護領/都市が位置する世界の地理学的区域4
、5、6、7、8及び9を特定し、その地理学的区域内で興味対象の国/保護領
/都市の名称を含むパネル及び列を特定する。第四に、読み手は、興味対象の国
、保護領又は都市の名称を含むテキストパネル下部の窓10内に現れる地域標準
時間を読み出す。第五に、興味対象の国、保護領又は都市の名称の後にシングル
クロス(†)又はダブルクロス(††)によるサマータイム表示がある場合、ユ
ーザーはサマータイム適用の可否を確認するために、装置のページ3上部にある
手引きを確認する。サマータイムが適用可能であれば、ユーザーは、興味対象の
国、保護領又は都市を含むテキストパネルの窓10内に現れる時刻に1時間を加
える。
【0066】 上記事項に加えて、該装置はカナダ及び/又は米国にいるユーザーが、複数の
時間帯を有する国であるカナダ及び米国における4つの主要標準時間帯から世界
中の地域標準時間を計算することを可能にするものである。逆言すれば、該装置
は、カナダ及び米国における地域標準時間を知りたいユーザーが、各国において
4つに分割された主要時間帯における地域標準時間を知ることを可能にするもの
である。カナダ及び米国に関する装置の操作には若干の別形がある。
【0067】 第一段階において、カナダ又は米国にいるユーザーは、自分が位置している国
だけではなく、属している時間帯も選択する。第二段階において、ユーザーは、
自分の場所における実際の標準時間に相当する時間に最も近い時間が、選択した
時間帯が印刷された列の下部にある窓10内に現れるまでインサート11を摺動
させる。万が一自分の位置している時間帯が分からない場合、ユーザーは、カナ
ダ及び米国両国における各時間帯に記載されている代表的な都市から適切な時間
帯を概ね確認することができる。カナダ及び米国外にいるユーザーの場合は、第
三段階において、興味対象の特定時間帯を参照するか、カナダ及び米国用の各時
間帯に記載されている代表的な都市により興味対象の時間帯を大まかに把握する
ことにより、ユーザーが地域標準時間を確認できる点を除いては、標準的な操作
が適用される。当然、地域標準時間は適切な列の下部にある窓10内に表示され
る。ユーザーがページ3上に配されたパネルを選択する場合、ユーザーは適切な
窓12により、三つのカナダ及び米国時間帯におけるカナダ又は米国の正確な地
域標準時間がページ2に戻ることなく選択されていることを確認することができ
る。
【0068】 ユーザーが自分の現在位置における時刻を設定した後、世界中の国々、並びに
早見表に掲載されているあらゆる保護領及び都市における地域標準時間が計算さ
れ、国、保護領又は都市のパネル下部にある時刻標示窓10を単に見ることによ
り前記地域標準時間を知ることができることは注目すべき事項である。ユーザー
が興味対象の国/保護領/都市における時刻を確認した後、ユーザーはインサー
ト11をスリーブ部分内に完全に戻し、表紙ページをページ2に重ねるように折
畳み、時間計算を完了する。
【0069】 ここで図6、7、7A、8、9A及び9Bを参照しつつ、本発明の一代替態様
を詳細に説明する。上記図面は図1、1A、1B、1C、2、2A、3、4A、
4B及び5に対応するので、これら図面における相違点のみを説明する。この代
替態様において、使用中、保管中又は携帯中の計算器において、あるいは長期間
の使用により摩擦嵌め力が減少した結果として、インサート11がスリーブ2’
から不意に滑脱することを防ぐために、固定具、より具体的には鳩目26が使用
される。図7Aに示されるように、停止機構は凹部、より具体的には幅約1/2
インチ(12.7mm)、長さ約3.5インチ(88.9mm)の矩形ダイカッ
ト28を採用してなり、この場合はインサート11の左側に形成されてなる。矩
形ダイカット28はインサート11の右側に形成されてもよいことが当業者には
理解されよう。また、ダイカットは矩形以外の形状であってよいことも当業者に
は理解されよう。矩形ダイカット28は内包型ではなく、したがって、以下で詳
細に説明するように、その位置は選択された停止機構位置に依存する。本発明の
この態様において、矩形ダイカット28はインサート11の左側、インサート(
縦方向)中間部において、インサート11の縁と最も近いパネルとの間の中間部
に位置してなる。
【0070】 停止機構の製造において、鳩目穴27が錐穿孔される。鳩目穴27はページ2
においてページ左側中間部に位置してなる。また鳩目穴27は、ページ左縁とパ
ネルセットとの間のページ2端部において中央部に位置してなる。鳩目穴27は
、ページ2、凹型ダイカットにより規定される空間、グルーフラップ14及びペ
ージ3を貫通してなる。好ましくは金属である鳩目2は中空であり、好ましくは
直径が1/4インチ(6.35mm)であり(但し、これより小径の鳩目を使用
することも可能である)、矩形ダイカット28と係合して、インサート11がス
リーブ2’から脱落したり抜脱されることを防ぐ停止機構として機能するように
鳩目穴27内に取着される。
【0071】 より詳細には、停止機構を組み立てるために、矩形ダイカット28(一方が開
放されてなる)を有してなるインサート11がスリーブ2’に挿入される。次い
で、鳩目26が、ページ2、矩形ダイカット28により規定される空間、グルー
フラップ14及びページ3を貫通するように挿入される。次いで、鳩目26が押
し広げられて所定位置に固定される。矩形ダイカット28の下側掛止部30は、
スリーブ2’においてインサートを、各時刻列中の適切な時刻で停止させるもの
である。矩形ダイカット28の上側掛止部32は、各列において利用可能な最後
の時刻セットにインサート11の位置を合わせるものである。下部掛止部30及
び上部掛止部32は、インサート11が動く範囲を決定するものである。インサ
ート11が停止している状態、あるいは全数値列から逸脱した位置にある状態を
標示するために、赤色バーが窓19内に現れるように設置又は印刷される。この
特徴は、計算器の「目」を開かせる格好となり、計算器によって伝達されるデー
タに関して緩衝域を与えるものでもある。更に、該赤色バーは、計算器が正しく
組み立てられていることの指標にもなる。
【0072】 鳩目26に話を戻すと、本発明のこの態様において、鳩目26は、鳩目26の
幅広い面が計算器の裏面と面一になるように、鳩目穴27に挿入される。より詳
細には、鳩目26の前面は、ページ2表面から約1/16インチ(1.58mm
)隆起してなる。前表紙ページ1が閉じられると、インプレッションマークが割
合すぐに浮き出てくる。鳩目26の裏面には最小限の障害物しかないので、計算
器の裏面から鳩目26を挿入して鳩目26の位置を逆転させることにより、隆起
の程度が減少し、計算器の表紙にインプレッションマークが浮き出るとしてもそ
の程度は最小限となる。
【0073】 図9A及び9Bに示されるように、インサート11は凹型矩形ダイカット28
を含んでなり、該ダイカットはスリーブ2’内に配置されてなるとき、鳩目26
と係合して、インサート11が矩形ダイカット28の下側掛止部30及び上側掛
止部32によって定められる範囲を超えて移動することを防ぐように機能するも
のである。
【0074】 操作に関し、インサート11がスリーブ2’内で移動するとき、ダイカット2
8の下側掛止部30および上側掛止部32が鳩目26に当接することにより、イ
ンサート11が掛止部30及び32により規定される範囲を超えて移動すること
が防止される。この方法において、スリーブ2’の限界を超えるインサート11
の滑脱が防止される。
【0075】 ここで図13A乃至13O、図14A乃至14O並びに図15乃至15Iに関
し、複数の図面において鳩目26は、特定位置に配置された状態で図示されてい
るが、このような鳩目26は他の位置に配置されてもよい。加えて、図13M、
13Nおよび13Oに示されるように、左側及び右側の二つのダイカット28と
共に二つの鳩目を使用してもよい。
【0076】 より詳細には、鳩目26、鳩目穴27及び矩形ダイカット28’は、計算器の
左側に(すなわち第一ページ1と次ページ2との接合部に隣接して)、以下に説
明するように、種々の態様で配置される。図14A及び15Aに関し、矩形ダイ
カット28’は左側上部に配置されてなり、大きさは2.6インチ(66.0m
m)×1/4インチ(6.35mm)であり、上端から約1/2インチ(12.
7mm)、左端から約1/4インチ(6.35mm)離れて位置してなる。図1
3Aにおいて、鳩目穴27は、上端から約3インチ(76.2mm)離れて、左
端から同様に1/4インチ(6.35mm)離れて配置されてなる。鳩目26は
、ページ2の鳩目穴27、インサートにおける2.6インチ(66.0mm)矩
形ダイカット28、及びページ3の鳩目穴27を通して挿入される。したがって
鳩目26は、インサートにおける矩形ダイカット28’下部に位置してなり、イ
ンサートが十分摺動する余地を残してなる。
【0077】 図14B及び15Bに示されるように、左側に配置されてなる停止機構の第二
態様は、2.6インチ(66.0mm)×1/4インチ(6.35mm)の矩形
ダイカット28’からなり、インサート11の左側中央部において、上端から約
3インチ(76.2mm)、左端から約1/4インチ(6.35mm)離れて配
置される。図13Bに示されるように、鳩目穴27は、上端から約6インチ(1
52mm)、左端から同様に1/4インチ(6.35mm)離れて配置されてな
る。次いで、鳩目26が、ページ2の鳩目穴27、インサート11の矩形ダイカ
ット28’、及びページ3の鳩目穴27を通して挿入される。この態様において
、鳩目の配置は、インサート11における2.6インチ(66.0mm)矩形ダ
イカット28' の下部であり、インサートが十分に摺動する余地を残してなる。
【0078】 図14C及び15Cに示されるように、左側に配置されてなる停止機構の第三
態様は、インサート11の左側下部に位置し、上端から約9インチ(228mm
)、左端から約1/4インチ(6.35mm)離れた2.6インチ(66.0m
m)×1/4インチ(6.35mm)の矩形ダイカット28’からなる。図13
Cに示されるように、鳩目穴27は、上端から約9インチ(228mm)、左端
から同様に1/4インチ(6.35mm)離れて配置されてなる。次いで、鳩目
26が、ページ2の円形ダイカット穴、2.6インチ(66.0mm)矩形ダイ
カット28’、及びページ3の鳩目穴27を通して挿入される。この態様におい
て、鳩目の配置は、インサートにおける2.6インチ(66.0mm)矩形ダイ
カット28’の下部であり、インサート11が十分に摺動する余地を残してなる
【0079】 代替的に、インサートの矩形ダイカット28’、鳩目26及び鳩目穴27は、
図14G、14H及び14Iに示されるように、計算器の右側に配置されてもよ
い。更に詳細には、図14C及び15Dに示されるように、2.6インチ(66
.0mm)×1/4インチ(6.35mm)の矩形ダイカット28’は、インサ
ート11の右側上部に位置してなり、上端から約1/2インチ(12.7mm)
、右端から約1/4インチ(6.35mm)離れてなる。図13Gに示されるよ
うに、鳩目穴27は、上端から約3インチ(76.2mm)、右端から同様に1
/4インチ(6.35mm)離れてなる。次いで、鳩目26が、ページ2の円形
ダイカット、インサートの2.6インチ(66.0mm)矩形ダイカット28’
、及びページ3の円形ダイカットを通して挿入される。鳩目の配置は、インサー
トの2.6インチ(66.0mm)矩形ダイカット28’下部であり、インサー
トが十分に摺動できる余地を残してなる。
【0080】 図14H及び15Eに示されるように、右側に配置されてなる停止機構の第二
態様は、インサート11において上端から約3インチ(76.2mm)、右端か
ら約1/4インチ(6.35mm)離れた右側中央部に位置してなる2.6イン
チ(66.0mm)×1/4インチ(6.35mm)の矩形ダイカット28’か
らなる。早見表ページの鳩目穴27は、上端から約6インチ(152mm)、右
端から1/4インチ(6.35mm)離れて配置されてなる。次いで、図13H
に示されるように、鳩目26が、ページ2の円形ダイカット穴、インサート11
の2.6インチ(66.0mm)矩形ダイカット28’、及びページ3の円形ダ
イカット27を通して挿入される。鳩目の配置は、インサート11における2.
6インチ(66.0mm)矩形ダイカット28’の下部であり、インサート11
が十分に摺動する余地を残してなる。
【0081】 図14I及び15Fに示されるように、右側に配置されてなる停止機構の第三
態様は、インサート11において上端から約9インチ(228mm)、右端から
約1/4インチ(6.35mm)離れた右側下部に位置してなる2.6インチ(
66.0mm)×1/4インチ(6.35mm)の矩形ダイカット28’からな
る。早見表ページの鳩目穴27は、上端から約9インチ(228mm)、右端か
ら同様に1/4インチ(6.35mm)離れて配置されてなる。次いで、鳩目2
6が、ページ2の鳩目穴、インサート11の2.6インチ(66.0mm)矩形
ダイカット28’、及びページ3の鳩目穴27を通して挿入される。図13Iに
示されるように、鳩目の配置は、インサート11における2.6インチ(66.
0mm)矩形ダイカット28’の下部であり、インサートが十分に摺動する余地
を残してなる。
【0082】 更に別の一代替態様して、停止機構は計算器の(水平方向)中間部に配置され
てもよい。図13Dで図示され、更に以下で詳細に説明されるように、図14D
で示される前記中間配置停止機構の第一態様によれば、インサート11の中央上
部における2.6インチ(66.0mm)×1/4インチ(6.35mm)矩形
ダイカット28’は、上端から約1/2インチ(12.7mm)、左端と右端と
の間の中間部に位置してなる。図13Dに示されるように、早見表ページの鳩目
穴27は、上端から約2.6インチ(66.0mm)、やはり左端と右端との間
の中間部に位置してなる。次いで、鳩目26が、ページ2の円形鳩目穴27、イ
ンサート11の2.6インチ(66.0mm)矩形ダイカット28’,及びペー
ジ3の鳩目穴27を通して挿入される。鳩目配置は、インサート11の2.6イ
ンチ(66.0mm)矩形ダイカット28’の下部であり、インサートが十分に
摺動する余地を残してなる。
【0083】 図14Eに示されるように、中間部に配置されてなる停止機構の第二態様は、
インサート11の中央部、上端から約6インチ(152mm)離隔した、左端と
右端との間の中間部に位置してなる2.6インチ(66.0mm)×1/4イン
チ(6.35mm)の矩形カット28’からなる。図13Eに示されるように、
早見表ページの鳩目穴27は、上端から約6インチ(152mm)離れて、やは
り左端と右端との間の中間部に配置されてなる。次いで、鳩目26が、早見表第
一ページの鳩目穴27、インサート11の2.6インチ(66.0mm)矩形ダ
イカット28’、及びページ3の鳩目穴27を通して挿入される。鳩目の配置は
、インサートにおける2.6インチ(66.0mm)矩形ダイカット28’の下
部であり、インサートが十分に摺動する余地を残してなる。
【0084】 図14Fに示されるように、中間部に配置されてなる停止機構の第三態様は、
インサートの中央下部、上端から約9インチ(228mm)離隔した、左端と右
端との間の中間部に位置してなる2.6インチ(66.0mm)×1/4インチ
(6.35mm)の矩形ダイカット28’からなる。鳩目穴27は、上端から約
9インチ(228mm)離れて、左端と右端との間の中間部に配置されてなる。
次いで、図13Fに示されるように、鳩目26が、ページ2の鳩目穴27、イン
サート11の2.6インチ(66.0mm)矩形ダイカット28’、及びページ
3の鳩目穴27を通して挿入される。鳩目の配置は、インサートにおける2.6
インチ(66.0mm)矩形ダイカット28’の下部であり、インサートが十分
に摺動する余地を残してなる。
【0085】 ここで図13J、13K、13L、14J、14K及び14Lを参照して、更
に別の態様を説明する。インサート停止機構は、インサート(水平方向)中央部
の左右に二つのダイカットを使用してもよい。図14J、14K及び14Lで示
されるように、この種の態様は、インサート11上の第一、第二、第三及び第四
数値列の間に、図13J、13K及び13Lに示される早見表ページ上の対応錐
穿孔鳩目穴位置と係合して位置してなる二つの2.6インチ(66.0mm)×
1/4インチ(6.35mm)矩形ダイカット28’からなる。更に、図14M
、14Nおよび14Oに示されるように、インサートの矩形ダイカットは、上記
代替態様と同一の位置にあってもよいが、インサート11の右側と左側とに位置
してなる。代替的に、ダイカット28は図15G、15H及び15Iにそれぞれ
示される位置にあってもよい。
【0086】 インサート11がスリーブ2’内に挿入されると、金属又は複合材料からなる
小さな鳩目26が、第一ページの鳩目穴27、インサート11の2.6インチ(
66.0mm)矩形ダイカット、及び早見表第二ページの鳩目穴27を通過する
ように挿入される。この方法において、インサート11は恒久的に装置内部に設
置されるが、時刻標示に必要な距離を摺動するものであり、鳩目26が矩形ダイ
カット28の底部及び頂部で常に停止するものである。使用される単一又は二つ
の鳩目は、単に移動防止支柱(アンカーコラム)として使用されるものであり、
ページを一つにまとめて固定する目的で使用されるものではないことに着目する
ことは非常に重要である。図1B及び1Cに示されるように、ここで記載される
本発明の他の態様においては、ページ2とページ3とを一つにまとめて固定及び
保持するために鳩目が使用される。鳩目円柱(鳩目26において外向きに広がる
両端部の間の部分)は、摩擦摺動がインサートを支えさせたり滑りづらくさせた
りしないように正確に寸法が定められる必要がある。また鳩目円柱は大きすぎた
り見た目に締まりがないものであってもいけない。
【0087】 図10及び10Aを参照して、本発明の別態様を詳細に説明する。この態様に
おいて、小冊子型計算器の概念が適用され、4ページを有する(8+1/2)×
11インチ(279mm)の紙ばさみサイズに構成される。該小冊子は、14ポ
イントの光沢用紙又はキムドゥーラ(登録商標:Kimdura)合成用紙を使
用して製造することができる。図10において、ページ1は表紙ページであり、
ページ1Aは該表紙ページの裏面である。ページ2及び3は共に早見表ページを
形成し、該早見表ページは6種の地理学的区域に関するパネルセット4、5、6
、7、8及び9、22個のダイカット窓10、22個の時間帯パネル、25のテ
キスト列、並びに6個の地理学的区域名称欄を含んでなる。換算表及び他の有用
なデータを表示するために、更に別のページが該小冊子に加えられていてもよい
。換算表は、摺動型インサート11’を使用してダイカット窓10内に情報を表
示するものであっても、他の構成のものであってもよい。また付加ページは、高
級仕様の紙ばさみ内に小冊子を装着及び収容するための挿入具として使用するこ
とも可能である。該小冊子は、高級仕様の紙ばさみの左側又は右側どちらかに装
着されるように折目をつけることができる。ページ2及びページ3は、図10A
に示される時刻列を有してなるインサート11’が挿入されるスリーブ2’を互
いに形成するように(本明細書中で記載される別態様に関し既に記載された手段
によって)固定される。図10Aに係るインサート11’は、停止機構として機
能する二つの凹型ダイカット28を、インサート11’右側に一つ、インサート
11’左側に一つ有してなる。二つの鳩目穴27は、ページ2及び3の右余白及
び左余白において、ページ2の縦方向中間部であって各余白の中央部に位置して
いる。鳩目(非図示)は、二つの鳩目穴27を通して挿入され広げられる。スリ
ーブ2’の下側においてページ2及び3の中央部分には切込み13がある。この
切込みによりページ2とページ3との間にあるインサート11’を動かすことが
できる。インサートは、幅約(8+1/2)インチ(215mm)、長さ約11
インチ(279mm)である。インサート11’自体は、縦並び漸増時刻標示列
を表示させてなる三組の列を含んでなる。早見表ページは単一ページで完成して
なり、米国及びカナダの時間帯を同一ページにおいて参照することができるので
、図1及び6に係る小冊子形式において使用される縦配列の時刻列及びダイカッ
ト窓は必要とされない。
【0088】 ここで図11及び12を参照して、本発明の一代替態様を詳細に説明する。横
並びに統合された早見表ページ、並びに、漸増時刻列を含んでなる横並びに統合
されたインサートの概念は、ページ作成ソフトウエアアプリケーションを使用す
ることにより再現される。このようなソフトウエアアプリケーションの一つに、
ジャヴァ(登録商標Java;2550 Garcia Avenue, Mo
untain View, California 94043−1100所在
のサン・マイクロシステムズ社(Sun Microsystems, Inc
.)により発表されたクロスプラットホームソフトウエアページ作成アプリケー
ション)がある。統合された早見表ページは、本発明及びその操作を再現するよ
うに、統合されたインサート数値列の上に重ねられる。数値列を有してなるイン
サートは、早見表ページの右端に位置してなるスクロールバーを使用することに
より上下移動する。スクロールバーボタンを使用することにより、漸増時刻標示
が上下に移動し、早見表ページの各表示窓内に標準時間が表示される。早見表ペ
ージ及びスクロールするインサートページが形成されると、それらのページがワ
ードプロセッサ、コンタクトマネージャ、プロジェクトマネージャ、スケジュー
リングマネージャ等の他の一般的なソフトウエアアプリケーションと互換性を持
ち、それらアプリケーションにアクセスできるように設定される。このことによ
り、就業中、ユーザーは本発明にアクセスし、顕著な時差のある異なる地域への
電話をプログラミングしたり、顕著な時差のある異なる地域へのニュース配信の
スケジューリング、時差が事業の遅れを招くことがないように事業の目的を達成
するために必要とされる配送物(deliverables)のスケジューリン
グ、並びに、適切な管理の下でのロケーション機能が確実な状況で特定時間に文
書を安全に送信すること等の目的に本発明を利用することが可能となる。本発明
を利用できるタスクは少なくとも二、三種ある。ユーザーが本装置を利用してタ
スクを完了すると、ページが閉じられ、ハードディスクに戻され、再び呼び出さ
れるまで該ハードディスク上に常駐する。
【0089】 当然に理解されるように、本発明は、頻繁に旅行する者や、国際商取引に関与
する者にしばしば必要とされる情報を迅速に提供する携帯容易な世界時間計算器
を提供するものである。更に、本発明は、一般にユーザーの手首に装着される各
種限定情報型電子機器に代わる安価で丈夫な総合型代替物を提供するものである
。また本発明は、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、パーソ
ナルデジタルアシスタント(PDA)、ウェッブテレビ(登録商標:WebTV
)及びインターネットのような電子機器においても利用可能である。
【0090】 本発明からは種々の実現可能な態様が生まれ、上記態様において多様な変更が
可能であるので、添付の図面で示され説明されてきた全事項は、限定的意味合い
を持たない例示的なものとして解釈されるべきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一態様を示す平面図であり、スリーブ部分の前面、矩形
凹型ダイカット停止機構を有してなる左側縦型グルーフラップ(接着用折り返し
片)、及びタブ型ダイカット停止機構を設けてなる摩擦嵌め摺動型インサートを
図示している。
【図1A】 本発明の一態様を示す平面図であり、スリーブ部分の前面、左
側縦型グルーフラップ、及び縦型グルーフラップの端部に沿って摺動する摩擦嵌
め摺動型インサートを図示している。
【図1B】 本発明の一態様を示す平面図であり、スリーブ部分の前面、タ
ブ型停止機構及び三つの鳩目を設けてなる摩擦嵌め摺動型インサートを図示して
いる。鳩目はページ左側の、上部、中央部及び下部に位置してなり、スリーブ部
分を一つに固定するものである。中央部の鳩目及び上部の鳩目は、タブ型停止機
構に対する停止機構として機能する。グルーフラップは使用されない。
【図1C】 本発明の一態様を示す平面図であり、スリーブ部分の前面、タ
ブ型停止機構及び三つの鳩目を設けてなる摩擦嵌め摺動型インサートを図示して
いる。鳩目はページの左側の、上部、中央部及び下部に位置してなり、スリーブ
部分を一つに固定するものである。
【図2】 図1で図示された態様に係る平面図であり、スリーブ部分の背面
、矩形凹型ダイカット停止機構を設けてなる縦型グルーフラップ、及びタブ型ダ
イカット停止機構を設けてなる摩擦嵌め摺動型インサートを図示している。
【図2A】 図2における線分2A−2A沿いの断面図であり、縦型グルー
フラップ内部の矩形凹型ダイカット停止機構内に位置してなる摺動型インサート
のタブ型ダイカット停止機構を図示している。
【図3】 図1に係る装置のスリーブ部分の前面及び背面を示す平面図であ
り、パネルセット構成、複数のダイカット矩形窓、及び摺動型インサートを動か
すための二つの底部中央切込みを図示している。
【図4A】 本発明の一態様における摩擦嵌め摺動型インサートの前面を示
す平面図であり、縦並び漸増時刻標示配列及びタブ型ダイカット停止機構を図示
している。
【図4B】 本発明の一態様における摩擦嵌め摺動型インサートの背面を示
す平面図であり、縦並び漸増時刻標示配列及びタブ型ダイカット停止機構を図示
している。
【図5】 本発明の一態様におけるスリーブ部分の破断図であり、余分な時
刻標示を覆うための構成を図示している。
【図6】 本発明の一態様を示す平面図であり、スリーブ部分の前面、停止
機構を持たない装置縦方向全長に及ぶグルーフラップ、矩形凹型ダイカット停止
機構を設けてなる摩擦嵌め摺動型インサート、及び装置ページの左側中央部に挿
入された鳩目を図示している。鳩目は凹型ダイカット内に位置しており、停止機
構として機能する。
【図7】 図6の態様におけるスリーブ部分の背面、停止機構を備えてなる
装置縦方向全長に及ぶグルーフラップ、矩形凹型ダイカット停止機構を備えてな
る摩擦嵌め摺動型インサート、及び矩形凹型ダイカット内に位置し、停止機構と
して機能するようにページの中央部において錐穿孔鳩目穴に挿入されてなる鳩目
を示す平面図である。
【図7A】 図7における線分7A−7A沿いの断面図であり、凹型ダイカ
ット停止機構、及びページ中央部の鳩目停止機構を図示している。
【図8】 図1乃至6に係るスリーブ部分の前面及び背面を示す平面図であ
り、パネルセット構成、複数ダイカット窓、摺動型インサートを動かすための底
部切込み、及び縦方向中間部の錐穿孔鳩目穴を図示している。
【図9A】 図6の態様における摺動型インサートの前面を示す平面図であ
り、縦並び漸増時刻標示配列、及び矩形凹型ダイカット停止機構を図示している
【図9B】 図6の態様における摺動型インサートの背面を示す平面図であ
り、縦並び漸増時刻標示配列、及び矩形凹型ダイカット停止機構を図示している
【図10】 本発明の別態様である(8+1/2)インチ(215mm)×
11インチ(279mm)態様を示す平面図であり、スリーブの前面、装置縦方
向全長に及ぶ左側グルーフラップ、片面型早見表ページ上にまとめられた全パネ
ルセット配列、ページの右側及び左側それぞれの中央部に一つずつ位置する二つ
の錐穿孔鳩目穴、並びに摩擦嵌め摺動型インサートを動かすためのページ底部単
一切込みを図示している。
【図10A】 図10の態様における摩擦嵌め摺動型インサートの前面を示
す平面図であり、縦並び漸増時刻標示配列、及びインサート左側上部及び右側上
部に位置する二つの矩形凹型ダイカット停止機構を図示している。
【図11】 図10に係る代替態様における第一ページ平面図であり、縦並
び漸増時刻標示配列を有してなる下層のインサートを縦方向に移動させるために
使用されるスクロールバーを右側に設けてなる図10のコンピュータモニター又
はPDA(携帯情報端末)スクリーン様のものを図示している。
【図12】 図11の態様におけるインサート前面の平面図であり、縦並び
漸増時刻標示配列と、該時刻標示を縦方向に移動させるためのスクロールバーと
を図示している。
【図13A】 早見表第一ページにおけるダイカット穴及び鳩目に関し複数
の代替配置を図示している。
【図13B】 早見表第一ページにおけるダイカット穴及び鳩目に関し複数
の代替配置を図示している。
【図13C】 早見表第一ページにおけるダイカット穴及び鳩目に関し複数
の代替配置を図示している。
【図13D】 早見表第一ページにおけるダイカット穴及び鳩目に関し複数
の代替配置を図示している。
【図13E】 早見表第一ページにおけるダイカット穴及び鳩目に関し複数
の代替配置を図示している。
【図13F】 早見表第一ページにおけるダイカット穴及び鳩目に関し複数
の代替配置を図示している。
【図13G】 早見表第一ページにおけるダイカット穴及び鳩目に関し複数
の代替配置を図示している。
【図13H】 早見表第一ページにおけるダイカット穴及び鳩目に関し複数
の代替配置を図示している。
【図13I】 早見表第一ページにおけるダイカット穴及び鳩目に関し複数
の代替配置を図示している。
【図13J】 早見表第一ページにおけるダイカット穴及び鳩目に関し複数
の代替配置を図示している。
【図13K】 早見表第一ページにおけるダイカット穴及び鳩目に関し複数
の代替配置を図示している。
【図13L】 早見表第一ページにおけるダイカット穴及び鳩目に関し複数
の代替配置を図示している。
【図13M】 早見表第一ページにおけるダイカット穴及び鳩目に関し複数
の代替配置を図示している。
【図13N】 早見表第一ページにおけるダイカット穴及び鳩目に関し複数
の代替配置を図示している。
【図13O】 早見表第一ページにおけるダイカット穴及び鳩目に関し複数
の代替配置を図示している。
【図14A】 摺動型インサートにおける内包型矩形ダイカット停止機構に
関し複数の代替配置を図示している。
【図14B】 摺動型インサートにおける内包型矩形ダイカット停止機構に
関し複数の代替配置を図示している。
【図14C】 摺動型インサートにおける内包型矩形ダイカット停止機構に
関し複数の代替配置を図示している。
【図14D】 摺動型インサートにおける内包型矩形ダイカット停止機構に
関し複数の代替配置を図示している。
【図14E】 摺動型インサートにおける内包型矩形ダイカット停止機構に
関し複数の代替配置を図示している。
【図14F】 摺動型インサートにおける内包型矩形ダイカット停止機構に
関し複数の代替配置を図示している。
【図14G】 摺動型インサートにおける内包型矩形ダイカット停止機構に
関し複数の代替配置を図示している。
【図14H】 摺動型インサートにおける内包型矩形ダイカット停止機構に
関し複数の代替配置を図示している。
【図14I】 摺動型インサートにおける内包型矩形ダイカット停止機構に
関し複数の代替配置を図示している。
【図14J】 摺動型インサートにおける内包型矩形ダイカット停止機構に
関し複数の代替配置を図示している。
【図14K】 摺動型インサートにおける内包型矩形ダイカット停止機構に
関し複数の代替配置を図示している。
【図14L】 摺動型インサートにおける内包型矩形ダイカット停止機構に
関し複数の代替配置を図示している。
【図14M】 摺動型インサートにおける内包型矩形ダイカット停止機構に
関し複数の代替配置を図示している。
【図14N】 摺動型インサートにおける内包型矩形ダイカット停止機構に
関し複数の代替配置を図示している。
【図14O】 摺動型インサートにおける内包型矩形ダイカット停止機構に
関し複数の代替配置を図示している。
【図15A】 摺動型インサートにおける矩形凹型(片側開端型)ダイカッ
ト停止機構に関し複数の代替配置を図示している。
【図15B】 摺動型インサートにおける矩形凹型(片側開端型)ダイカッ
ト停止機構に関し複数の代替配置を図示している。
【図15C】 摺動型インサートにおける矩形凹型(片側開端型)ダイカッ
ト停止機構に関し複数の代替配置を図示している。
【図15D】 摺動型インサートにおける矩形凹型(片側開端型)ダイカッ
ト停止機構に関し複数の代替配置を図示している。
【図15E】 摺動型インサートにおける矩形凹型(片側開端型)ダイカッ
ト停止機構に関し複数の代替配置を図示している。
【図15F】 摺動型インサートにおける矩形凹型(片側開端型)ダイカッ
ト停止機構に関し複数の代替配置を図示している。
【図15G】 摺動型インサートにおける矩形凹型(片側開端型)ダイカッ
ト停止機構に関し複数の代替配置を図示している。
【図15H】 摺動型インサートにおける矩形凹型(片側開端型)ダイカッ
ト停止機構に関し複数の代替配置を図示している。
【図15I】 摺動型インサートにおける矩形凹型(片側開端型)ダイカッ
ト停止機構に関し複数の代替配置を図示している。
【図16A】 本発明の代替態様における摩擦嵌め摺動型インサートの背面
を示す平面図であり、縦並び漸増時刻標示配列及びダイカットスリットを図示し
ている。
【図16B】 図16Aの態様における一のスリーブページの内側を示す平
面図であり、折り畳まれていないグルーフラップを図示している。
【図16C】 図16Aの態様における一のスリーブページの内側を示す平
面図であり、折り畳まれたグルーフラップを図示している。
【図16D】 図16Aの態様における摺動型インサートの平面図であり、
折り畳まれたグルーフラップの舌状部が摺動型インサートのダイカットスリット
に挿入されている。
【図16E】 表紙ページ裏面の平面図であり、航空券等の収納に利用可能
なポケットを図示している。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年4月26日(2000.4.26)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 米国特許第5,054,008号においては、選択された地理上の任意位置を
基準として、世界中の任意の場所について時間を明らかにする装置が教示されて
いる。しかしながら、この装置は、相当な地理学上の知識を必要とするので、使
用に関しては難点がある。またこの装置は、製作費の高い電子部品を利用するも
のでもある。また、このような電子部品が動作しなくなることにより、装置が機
能しなくなる可能性もある。 ドイツ特許DE2211893号には、時刻標示を含んでなるインサートを有
する時間計算器が示されており、該インサートは縦方向に移動しうるようにスリ
ーブと摺動可能に係合してなる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】 本発明の一面によれば、世界時間計算器は、スリーブとインサートとを有して なり、該インサートは第一面、第二面を含んでなり、前記第一面及び前記第二面 が多数の縦並び漸増時刻標示列を表面に表示させてなり、前記列が多数の横方向 に並ぶ既定時刻標示の組合わせを規定してなり、前記インサートが、縦方向に移 動しうるようにスリーブと摺動可能に係合してなり、前記スリーブが第一面及び 第二面を有してなるものであって、該スリーブ及びインサートの相対運動を制限 する停止機構に特徴を有してなるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一面、第二面及び停止コーナーを含んでなり、前記第一面
    及び前記第二面が多数の縦並び漸層時刻標示列を表面に表示させてなり、前記列
    が多数の横方向に並ぶ既定時刻標示の組合せを規定してなるインサートと、 スリーブとからなり、 前記インサートが縦方向に移動しうるように前記スリーブと摺動可能に係合して
    なり、前記スリーブが第一面と第二面とからなり、前記スリーブの前記第一面及
    び前記第二面双方が、表示される時刻標示に対して余分な縦並びの時刻標示を覆
    う機能を有してなる世界時間計算器。
  2. 【請求項2】 前記スリーブの前記第一面及び前記第二面が、多数のパネル
    セットからなり、前記パネルセットが幾何学的形状を有してなる多数の窓を含ん
    でなる請求項1に記載の世界時間計算器。
  3. 【請求項3】 前記横方向に並ぶ既定時刻標示の組合せが、同日の時刻に関
    しては第一の色で表示され、翌日の時刻に関しては第二の色で表示される請求項
    1に記載の世界時間計算器。
  4. 【請求項4】 インサートを含んでなり、前記インサートが第一面、第二面
    及び停止コーナーを含むものであって、前記第一面及び前記第二面が多数の縦並
    び漸増時刻標示列を表面に有してなり、前記列が多数の横に並ぶ既定時刻表示の
    組合せを規定するものであり、前記時刻標示が同日の時刻に関しては第一の色で
    表示され、翌日の時刻に関しては第二の色で表示されるものであって、 更にスリーブを含んでなり、前記インサートが縦方向に移動しうるように前記ス
    リーブと摺動可能に係合してなり、前記スリーブが第一面と第二面とからなり、
    前記スリーブの前記第一面及び前記第二面双方が、露出される時刻標示に対して
    余分な縦並びの時刻標示を覆う機能を有してなり、前記スリーブの前記第一面及
    び前記第二面各々が三組のパネルセットを含んでなり、前記パネルセットが幾何
    学的形状を有してなる多数の窓を含んでなる世界時間計算器。
  5. 【請求項5】 第一面及び第二面を含んでなり、前記第一面及び前記第二面
    が多数の縦並び漸層時刻標示列を表面に表示させてなり、前記列が多数の横方向
    に並ぶ既定時刻標示の組合せを規定してなるインサートと、 スリーブとからなり、 前記インサートが縦方向に移動しうるように前記スリーブと摺動可能に係合して
    なり、前記スリーブが第一面と第二面とからなり、前記スリーブの前記第一面及
    び前記第二面双方が、縦並びの時刻標示を覆う機能を有してなる世界時間計算器
  6. 【請求項6】 前記スリーブの前記第一面及び前記第二面が、多数のパネル
    セットからなり、前記パネルセットが幾何学的形状を有してなる多数の窓を含ん
    でなる請求項5に記載の世界時間計算器。
  7. 【請求項7】 前記横方向に並ぶ既定時刻標示の組合せが、同日の時刻に関
    しては第一の色で表示され、翌日の時刻に関しては第二の色で表示される請求項
    5に記載の世界時間計算器。
  8. 【請求項8】 インサートを含んでなり、前記インサートが第一面、第二面
    を含むものであって、前記第一面及び前記第二面が多数の縦並び漸増時刻標示列
    を表面に有してなり、前記列が多数の横方向に並ぶ既定時刻標示の組合せを規定
    するものであり、前記時刻標示が同日の時刻に関しては第一の色で表示され、翌
    日の時刻に関しては第二の色で表示されるものであって、 更にスリーブを含んでなり、前記インサートが縦方向に移動しうるように前記ス
    リーブと摺動可能に係合してなり、前記スリーブが第一面と第二面とからなり、
    前記スリーブの前記第一面及び前記第二面双方が、露出される時刻標示に対して
    余分な縦並びの時刻標示を覆う機能を有してなり、前記スリーブの前記第一面及
    び前記第二面各々が三組のパネルセットを含んでなり、前記パネルセットが幾何
    学的形状を有してなる多数の窓を含んでなる世界時間計算器。
  9. 【請求項9】 インサートを含んでなり、前記インサートが第一面、第二面
    及び停止コーナーを含むものであって、前記第一面及び前記第二面が多数の縦並
    び漸増時刻標示列を表面に有してなり、前記列が多数の横方向に並ぶ既定時刻標
    示の組合せを規定するものであり、 更にスリーブを含んでなり、前記インサートが縦方向に移動しうるように前記ス
    リーブと摺動可能に係合してなり、前記スリーブが第一面、第二面及び固定手段
    からなり、前記スリーブの前記第一面及び前記第二面双方が、露出される時刻標
    示に対して余分な縦並びの時刻標示を覆う機能を有してなる世界時間計算器。
  10. 【請求項10】 前記固定手段が、鳩目、接着剤、エポキシ樹脂及び強化テ
    ープからなる群から選択されてなる請求項9に記載の世界時間計算器。
  11. 【請求項11】 前記スリーブの前記第一面及び前記第二面が、多数のパネ
    ルセットからなり、前記パネルセットが幾何学的形状を有してなる多数の窓を含
    んでなる請求項9に記載の世界時間計算器。
  12. 【請求項12】 前記横方向に並ぶ既定時刻標示の組合せが、同日の時刻に
    関しては第一の色で表示され、翌日の時刻に関しては第二の色で表示される請求
    項9に記載の世界時間計算器。
  13. 【請求項13】 インサートを含んでなり、前記インサートが第一面、第二
    面を含むものであって、前記第一面及び前記第二面が多数の縦並び漸増時刻標示
    列を表面に有してなり、前記列が多数の横方向に並ぶ既定時刻標示の組合せを規
    定するものであり、前記時刻標示が同日の時刻に関しては第一の色で表示され、
    翌日の時刻に関しては第二の色で表示されるものであって、 更にスリーブを含んでなり、前記インサートが縦方向に移動しうるように前記ス
    リーブと摺動可能に係合してなり、前記スリーブが第一面、第二面及び固定手段
    からなり、前記スリーブの前記第一面及び前記第二面双方が、露出される時刻標
    示に対して余分な縦並びの時刻標示を覆う機能を有してなり、前記スリーブの前
    記第一面及び前記第二面各々が三組のパネルセットを含んでなり、前記パネルセ
    ットが幾何学的形状を有する多数の窓を含んでなる世界時間計算器。
  14. 【請求項14】 前記固定手段が、金属製鳩目、接着剤、エポキシ樹脂及び
    強化テープからなる群から選択されてなる請求項13に記載の世界時間計算器。
  15. 【請求項15】 インサートを含んでなり、前記インサートが第一面、第二
    面及び停止手段を含むものであって、前記第一面及び前記第二面が多数の縦並び
    漸増時刻標示列を表面に有してなり、前記列が多数の横方向に並ぶ既定時刻標示
    の組合せを規定するものであり、 更にスリーブを含んでなり、前記インサートが縦方向に移動しうるように前記ス
    リーブと摺動可能に係合してなり、前記スリーブが第一面、第二面及び固定手段
    からなり、前記スリーブの前記第一面及び前記第二面双方が、露出される時刻標
    示に対して余分な縦並びの時刻標示を覆う機能を有してなる世界時間計算器。
  16. 【請求項16】 インサートを含んでなり、前記インサートが第一面、第二
    面及び凹部を含むものであって、前記第一面及び前記第二面が多数の縦並び漸増
    時刻標示列を表面に有してなり、前記列が多数の横方向に並ぶ既定時刻標示の組
    合せを規定するものであり、 更にスリーブを含んでなり、前記インサートが縦方向に移動しうるように前記ス
    リーブと摺動可能に係合してなり、前記スリーブが第一面、第二面及び固定手段
    からなり、前記スリーブの前記第一面及び前記第二面双方が、露出される時刻標
    示に対して余分な縦並びの時刻標示を覆う機能を有してなり、 更にインサート周囲にスリーブを固定する固定具を含んでなり、該固定具が前記
    凹部によって規定される範囲内にスリーブの動きを制限する機能を有してなる世
    界時間計算器。
  17. 【請求項17】 停止コーナーと、表面に表示された多数の漸増時刻標示と
    を含んでなるインサートと、 スリーブとからなり、 前記インサートが縦方向に移動しうるように前記スリーブと摺動可能に係合して
    なり、前記スリーブが、表示される時刻標示に対して余分な縦並びの時刻標示を
    覆う機能を有してなる世界時間計算器。
  18. 【請求項18】 凹部と、表面に表示された多数の漸増時刻標示とを含んで
    なるインサートと、 前記インサートが縦方向に移動しうるように摺動可能に係合してなるスリーブで
    あって、表示される時刻標示に対して余分な縦並びの時刻標示を覆う機能を有し
    てなるスリーブと、 スリーブを通して配されてなり、凹部の長さに基づいてインサートの動きを制限
    する機能を有してなる少なくとも一の固定具とからなる世界時間計算器。
  19. 【請求項19】 凹部が、インサートの縁に沿って位置してなる少なくとも
    一の開端型凹部からなる請求項18に記載の世界時間計算器。
  20. 【請求項20】 凹部が、インサートの縁によって形成される領域内に位置
    してなる少なくとも一の内包型凹部からなる請求項18に記載の世界時間計算器
  21. 【請求項21】 少なくとも一の固定具が鳩目からなる請求項18に記載の
    世界時間計算器。
  22. 【請求項22】 世界中の時間を計算するためのメソッドステップを実行す
    るために機械により実行可能な命令のプログラムを実際に遂行する機械により読
    み取り可能なプログラム記憶装置において、前記メソッドステップが 多数の横方向に並ぶ既定時刻標示の組合せを規定してなる多数の縦並び漸増時刻
    標示列をオーバーレイ内において移動させることと、 オーバーレイの窓内に表示させる縦並び漸増時刻標示列を縦方向に移動させるこ
    とと、 表示された時刻標示に対して余分な縦並びの時刻標示を覆うこととからなるプロ
    グラム記憶装置。
  23. 【請求項23】 世界中の時間を計算するためのメソッドステップを実行す
    るために機械により実行可能な命令のプログラムを実際に遂行する機械により読
    み取り可能なプログラム記憶装置において、前記メソッドステップが 多数の横方向に並ぶ既定時刻標示の組合せを規定してなる多数の縦並び漸増時刻
    標示列を有してなるオーバーレイを形成して表示させることと、 オーバーレイの窓内に表示させる縦並び漸増時刻標示列をオーバーレイの下に形
    成して表示させることと、 オーバーレイの窓内に表示させる縦並び漸増時刻標示列を縦方向に移動させるこ
    とと、 表示された時刻標示に対して余分な縦並びの時刻標示を覆うこととからなるプロ
    グラム記憶装置。
  24. 【請求項24】 第一面、第二面及び開口部を含んでなり、前記第一面及び
    前記第二面が多数の縦並び漸増時刻標示列を表面に表示させてなり、前記列が多
    数の横方向に並ぶ既定時刻標示の組合せを規定してなるインサートと、 スリーブとからなり、 前記インサートが縦方向に移動しうるように前記スリーブと摺動可能に係合して
    なり、前記スリーブが第一面、第二面からなり、前記第一面が前記開口部に挿入
    可能な拡張部分を有してなり、該拡張部分は前記開口部によって規定される範囲
    内に前記インサートの動きを制限する機能を有してなる世界時間計算器。
  25. 【請求項25】 前記スリーブの前記第一面及び前記第二面が、多数のパネ
    ルセットを含んでなり、前記パネルセットが幾何学的形状を有してなる多数の窓
    を含んでなる請求項24に記載の世界時間計算器。
  26. 【請求項26】 前記第一面及び前記第二面が、表示された時刻標示に対し
    て余分な縦並びの時刻標示を覆う機能を有しなり、前記横方向に並ぶ既定時刻標
    示の組合せが、同日の時刻に関しては第一の色で表示され、翌日の時刻に関して
    は第二の色で表示されてなる請求項24に記載の世界時間計算器。
  27. 【請求項27】 前記スリーブに取着されてなる表紙ページを更に含んでな
    り、前記表紙ページがポケットを有してなる請求項24に記載の世界時間計算器
  28. 【請求項28】 前記ポケットが、前記ポケットの二辺に沿って前記表紙ペ
    ージに取着されてなる請求項27に記載の世界時間計算器。
  29. 【請求項29】 前記拡張部が舌状に形成されてなる請求項24に記載の世
    界時間計算器。
  30. 【請求項30】 前記開口部が縦方向のスリットである請求項24に記載の
    世界時間計算器。
  31. 【請求項31】 前記開口部が矩形である請求項24に記載の世界時間計算
    器。
JP2000518375A 1997-10-28 1998-07-30 世界時間計算器 Pending JP2001521257A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/958,949 1997-10-28
US08/958,949 US6006986A (en) 1997-10-28 1997-10-28 Global time calculator
PCT/US1998/015769 WO1999022357A1 (en) 1997-10-28 1998-07-30 Global time calculator

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001521257A true JP2001521257A (ja) 2001-11-06

Family

ID=25501478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000518375A Pending JP2001521257A (ja) 1997-10-28 1998-07-30 世界時間計算器

Country Status (11)

Country Link
US (2) US6006986A (ja)
EP (1) EP1027692B1 (ja)
JP (1) JP2001521257A (ja)
KR (1) KR20010031290A (ja)
CN (1) CN1278355A (ja)
AT (1) ATE208942T1 (ja)
AU (1) AU759395B2 (ja)
DE (1) DE69802560T2 (ja)
HK (1) HK1026973A1 (ja)
NZ (1) NZ503787A (ja)
WO (1) WO1999022357A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009004850A1 (ja) * 2007-06-29 2009-01-08 Kabushiki Kaisha Fujikin バルブ品番又は継手品番選出治具

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6006986A (en) * 1997-10-28 1999-12-28 Whalen; Edward E. Global time calculator
US6788622B1 (en) 2001-05-17 2004-09-07 Eddie M. Garcia Global time indicator
WO2003088000A2 (en) * 2002-04-09 2003-10-23 Ergomundus, Inc. Method for the standardization and syndication of business transactions
US6971874B2 (en) * 2002-10-16 2005-12-06 3M Innovative Properties Company Dental restorative formula selector and methods of use
US7733743B2 (en) * 2007-10-23 2010-06-08 Boaz Baeksung Choi Comprehensive time determining system
US8238200B2 (en) * 2008-05-01 2012-08-07 Kuwait University Timepiece with multiplication table display and method of teaching multiplication tables
US20090274014A1 (en) * 2008-05-01 2009-11-05 University Of Kuwait Calculating clock (multiplication figure)
USD834644S1 (en) * 2012-05-02 2018-11-27 Forged Components, Inc. Sizing guide slide display device
US10625536B2 (en) * 2018-06-06 2020-04-21 Konstantinos Martinos Document case and template with decorative cover

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US445392A (en) * 1891-01-27 Mihni
US1607560A (en) * 1924-09-03 1926-11-16 Gennaro A Pennino Time-indicating device
US2463758A (en) * 1946-06-24 1949-03-08 Albert E Freel Global time indicator
US3002337A (en) * 1957-08-08 1961-10-03 Smith Irving World clock
US3025767A (en) * 1959-02-18 1962-03-20 John B Ruffalo Paper slide rule calculator
US3083906A (en) * 1961-11-17 1963-04-02 Giuntini Roland Device for converting values of one unit system into equivalent values in another system
US3627199A (en) * 1970-05-18 1971-12-14 Wilson Eng Co L Annealing time calculator
DE2211893A1 (de) * 1972-03-11 1973-09-20 Joachim Haehnel Weltzeituhr
US3807629A (en) * 1972-04-03 1974-04-30 Matsuo Sangyo Kk Slide rule for time difference
DE2335983A1 (de) * 1973-07-14 1975-01-30 Philips Patentverwaltung Datenschieber
US4032754A (en) * 1976-02-23 1977-06-28 Ageton Roy R Global time system
DE2611195A1 (de) * 1976-03-17 1977-09-29 Kloeckner Humboldt Deutz Ag Recheneinrichtung
US4132348A (en) * 1976-06-30 1979-01-02 The Flexi-Group Inc. Slide calculator and method
JPS5331170A (en) * 1976-09-03 1978-03-24 Seiko Epson Corp Electronic watch
US4338025A (en) * 1978-04-10 1982-07-06 Engel Elton D Identification card, sensor, and system
US4233768A (en) * 1978-09-21 1980-11-18 Bromberg Howard M Slide calculator
US4307458A (en) * 1978-11-13 1981-12-22 Lin A Oscar Watch for displaying multiple world times
US4262939A (en) * 1978-12-11 1981-04-21 Schoettle Jr Karl R Slide chart manufacture
US4251935A (en) * 1979-03-20 1981-02-24 Wright Marvin A Perpetual calendar
US4324975A (en) * 1980-02-19 1982-04-13 Rees Robert L Tax calculator
US4425499A (en) * 1982-09-23 1984-01-10 Wisconsin Electric Power Co. Decision tree graphical computer
US4580814A (en) * 1984-04-09 1986-04-08 Berler Robert M Weather guide for deriving typical weather conditions
JPH0664159B2 (ja) * 1987-12-21 1994-08-22 株式会社精工舎 世界時計
NL8800051A (nl) * 1988-01-11 1988-04-05 Gerrit Alphenaar En Reindert A Werkwijze voor het vervaardigen van een beeld- en/of tekstwisselschuif, alsmede beeld- en/of tekstwisselschuif, zoals verkregen onder toepassing van deze werkwijze.
US4847819A (en) * 1988-04-07 1989-07-11 Hong Kuo Hui Universal clock having means for indicating zonal time in other global time zones
EP0349128A2 (en) * 1988-07-01 1990-01-03 Kurt H. Volk, Inc Information display with sliding data card
JPH0546113Y2 (ja) * 1989-03-20 1993-12-01
US5054008A (en) * 1989-10-16 1991-10-01 Dwight Darling World time device
DE4015948A1 (de) * 1990-05-18 1991-11-21 Braun Ag Weltzeituhr
US5110155A (en) * 1991-04-24 1992-05-05 Edward Piechocki Greeting card with interlocking pullout
US5401942A (en) * 1992-02-28 1995-03-28 Buerger; Thomas J. Device for calculating no decompression dive times
DE69325017T2 (de) * 1992-12-02 2000-02-24 John Stanley Utz Vorrichtung zur informationsbeschaffung
AU686565B2 (en) 1993-06-07 1998-02-12 Cher (International) Pty Ltd Time zone conversion chart for a ticket folder
US5325811A (en) * 1993-06-14 1994-07-05 Michael Miroyan Bookmark
US5454599A (en) * 1994-08-22 1995-10-03 Totz; Eleanor D. Score card and method of scoring events thereon
US5708260A (en) * 1996-08-30 1998-01-13 Learningbridge, Inc. Slide-rule calculator for computing a salary replacement value
US6006986A (en) * 1997-10-28 1999-12-28 Whalen; Edward E. Global time calculator

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009004850A1 (ja) * 2007-06-29 2009-01-08 Kabushiki Kaisha Fujikin バルブ品番又は継手品番選出治具
US8011107B2 (en) 2007-06-29 2011-09-06 Kabushiki Kaisha Fujikin Jig for selecting valve part number or joint part number

Also Published As

Publication number Publication date
DE69802560D1 (de) 2001-12-20
US6006986A (en) 1999-12-28
HK1026973A1 (en) 2000-12-29
DE69802560T2 (de) 2002-05-23
WO1999022357A1 (en) 1999-05-06
CN1278355A (zh) 2000-12-27
KR20010031290A (ko) 2001-04-16
EP1027692A1 (en) 2000-08-16
EP1027692B1 (en) 2001-11-14
NZ503787A (en) 2001-09-28
AU759395B2 (en) 2003-04-17
AU8671198A (en) 1999-05-17
ATE208942T1 (de) 2001-11-15
US6330970B1 (en) 2001-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5564361A (en) Clothing usage indicator
JP2001521257A (ja) 世界時間計算器
US5732978A (en) Weather resistant mapboard assembly
US4798402A (en) Priority planner calendar
AU686565B2 (en) Time zone conversion chart for a ticket folder
US5125688A (en) Calendrical device
US5137302A (en) Analog slide display
US5228722A (en) Time zone conversion chart for a ticket folder
US5386655A (en) Biographical calendar
US7733743B2 (en) Comprehensive time determining system
US20020021623A1 (en) Civilian - military - aviation time conversion device
KR200305451Y1 (ko) 입시용 달력
RU56272U1 (ru) Настольный календарь-домик (варианты)
KR200167300Y1 (ko) 지역정보지 겸용 달력
KR200197939Y1 (ko) 자동 메모기능을 제공하는 책
AU685481B2 (en) Time zone conversion chart for card case, luggage tag or keychain
KR200261168Y1 (ko) 달력구조
KR20000024956A (ko) 손쉽게 장, 절, 페이지를 알려주는 책갈피
JPH0628295Y2 (ja) 手 帳
KR200391354Y1 (ko) 관광 안내 책자의 편집구조 및 관광 안내 책자
KR100525125B1 (ko) 관광 안내 책자의 편집구조 및 관광 안내 책자
JP2569013Y2 (ja) しおり付きチケット
KR200456703Y1 (ko) 학습용 포스트잇 붙임대
CN2301321Y (zh) 撕揭式挂历
KR200196024Y1 (ko) 다용도 캘린더