JP2001520401A - ハウジングから遮断された光学素子を有する光学装置 - Google Patents
ハウジングから遮断された光学素子を有する光学装置Info
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Abstract
(57)【要約】
光導波路素子(11),光導波路素子のためのハウジング(20)及び光導波路素子(11)をハウジング(20)に連結する連結部(32)を含み、一方環境条件の変動で生じるハウジング(20)の寸法変化により連結部にかかる力から光導波路素子を実質的に完全に遮断する光学装置(10)。光学装置(10)の作成方法及びハウジングからの光導波路素子の遮断方法が含まれる。
Description
【0001】発明の分野 本発明は光学装置に関し、さらに詳しくは、ハウジングから遮断された光学素
子を有する光学装置に関する。
子を有する光学装置に関する。
【0002】関連技術の説明 狭波長帯域で光を反射する、反射すなわちブラッググレーティングは、ナノメ
ートル単位で測定されるチャネル間隔を一般に有する高精度光導波路素子をつく
る既知の方法により光導波路ファイバ(光ファイバ)で達成することができる。
このようなファイバブラッググレーティング素子は、例えば遠距離通信システム
におけるフィルタとして用いられる。
ートル単位で測定されるチャネル間隔を一般に有する高精度光導波路素子をつく
る既知の方法により光導波路ファイバ(光ファイバ)で達成することができる。
このようなファイバブラッググレーティング素子は、例えば遠距離通信システム
におけるフィルタとして用いられる。
【0003】 光ファイバのグレーティング領域の温度変化は、ファイバガラスの屈折率及び
物理的膨張の変化のために、ファイバブラッググレーティング素子の中心波長を
シフトさせる。すなわち、ファイバブラッググレーティング素子は動作温度範囲
で波長可変性を示す。この温度起因可変性は、ファイバブラッググレーティング
素子の使用を実用上困難にする。
物理的膨張の変化のために、ファイバブラッググレーティング素子の中心波長を
シフトさせる。すなわち、ファイバブラッググレーティング素子は動作温度範囲
で波長可変性を示す。この温度起因可変性は、ファイバブラッググレーティング
素子の使用を実用上困難にする。
【0004】 ファイバブラッググレーティング素子を受動的に断熱化する一方法では、温度
変化に応答して光ファイバのグレーティング領域の張力を変化させることが必要
とされる。さらに詳しくは、グレーティング領域の張力を変化させることにより
ファイバブラッググレーティング素子の中心波長をシフトさせることができるか
ら、温度変化により生じた中心波長シフトはグレーティング領域における張力の
適切な変化により相殺することができる。
変化に応答して光ファイバのグレーティング領域の張力を変化させることが必要
とされる。さらに詳しくは、グレーティング領域の張力を変化させることにより
ファイバブラッググレーティング素子の中心波長をシフトさせることができるか
ら、温度変化により生じた中心波長シフトはグレーティング領域における張力の
適切な変化により相殺することができる。
【0005】 上記受動的断熱化法は、適切な張力をかけて、光ファイバを適当な負の熱膨張
温度係数を有する基板に取り付けることにより実施できる。設計パラメータを適
切に選択すれば、基板の寸法変化により生じる張力の相殺変化によって温度変化
による波長シフトを大きく低減することができる。
温度係数を有する基板に取り付けることにより実施できる。設計パラメータを適
切に選択すれば、基板の寸法変化により生じる張力の相殺変化によって温度変化
による波長シフトを大きく低減することができる。
【0006】 ファイバブラッググレーティング素子は光学装置を形成するためのハウジング
内に配置され、ファイバブラッググレーティング素子はハウジング内で環境から
保護される。従来、ファイバブラッググレーティング素子の基板は、面積が平均
約80平方ミリメートル(mm2)であるが40ないし400mm2の範囲にあ
り、一般に厚さが0.1ないし0.5ミリメートル(mm)の基板の、ある面積を
覆う接着剤によりハウジングに直接連結されている。
内に配置され、ファイバブラッググレーティング素子はハウジング内で環境から
保護される。従来、ファイバブラッググレーティング素子の基板は、面積が平均
約80平方ミリメートル(mm2)であるが40ないし400mm2の範囲にあ
り、一般に厚さが0.1ないし0.5ミリメートル(mm)の基板の、ある面積を
覆う接着剤によりハウジングに直接連結されている。
【0007】 −40℃と85℃の間の温度サイクルにおける光学性能のモニタを含む、環境
試験によれば、それでもなお、ファイバブラッググレーティング素子の中心波長
は温度変化に応答して望ましくない様態でシフトすることが示された。中心波長
の上記シフトはおそらく、ハウジングが温度及び湿度のような環境条件の変動に
より生じた寸法変化を受けたときに基板に望ましくない歪をつくりだす、ファイ
バブラッググレーティング素子のハウジングとの機械的結合に、少なくとも一部
は起因している。
試験によれば、それでもなお、ファイバブラッググレーティング素子の中心波長
は温度変化に応答して望ましくない様態でシフトすることが示された。中心波長
の上記シフトはおそらく、ハウジングが温度及び湿度のような環境条件の変動に
より生じた寸法変化を受けたときに基板に望ましくない歪をつくりだす、ファイ
バブラッググレーティング素子のハウジングとの機械的結合に、少なくとも一部
は起因している。
【0008】発明の概要 本発明の目的は上記問題を解決する光学装置を提供することにある。
【0009】 本発明の別の目的は、ハウジング及び実質的にハウジングから遮断されている
すなわち結合されていない光導波路素子を有する光学装置を提供することにある
。
すなわち結合されていない光導波路素子を有する光学装置を提供することにある
。
【0010】 本発明のさらなる目的及び利点は以下の説明から明らかになるであろう。さら
なる利点は本発明の実施によっても知ることができよう。
なる利点は本発明の実施によっても知ることができよう。
【0011】 概括的態様において、本発明は光導波路素子、光導波路素子のためのハウジン
グ、及び光導波路素子をハウジングに連結する連結部分を含み、一方環境条件の
変動で生じるハウジングの寸法変化により連結部にかかる力からは光導波路素子
が実質的に完全に遮断されている、光学装置を提供する。
グ、及び光導波路素子をハウジングに連結する連結部分を含み、一方環境条件の
変動で生じるハウジングの寸法変化により連結部にかかる力からは光導波路素子
が実質的に完全に遮断されている、光学装置を提供する。
【0012】 さらなる態様において、本発明は光学素子の遮断方法を含む、本発明の光学装
置の作成方法を含む。
置の作成方法を含む。
【0013】 上記概要及び以下の詳細な説明はいずれも例示及び説明のためのものでしかな
く、特許請求の範囲に記載されているように、本発明を限定するものではないこ
とは当然である。
く、特許請求の範囲に記載されているように、本発明を限定するものではないこ
とは当然である。
【0014】好ましい実施の形態の説明 ここで本発明の好ましい実施の形態を詳細に述べる。
【0015】 図1,3,及び5に概括的に示されるように、本発明に従う光学装置10,4
0,50は、光導波路素子11,光導波路素子11のためのハウジング20,及
び光導波路素子11をハウジング20に取り付ける連結部32,42,52を含
み、一方環境条件の変動で生じるハウジング20の寸法変化により連結部32,
42,52にかかる力からは光導波路素子11が実質的に完全に遮断されている
。環境条件の変動には、例えば温度または湿度の変化あるいはハウジング20に
かかる外力の変化がある。
0,50は、光導波路素子11,光導波路素子11のためのハウジング20,及
び光導波路素子11をハウジング20に取り付ける連結部32,42,52を含
み、一方環境条件の変動で生じるハウジング20の寸法変化により連結部32,
42,52にかかる力からは光導波路素子11が実質的に完全に遮断されている
。環境条件の変動には、例えば温度または湿度の変化あるいはハウジング20に
かかる外力の変化がある。
【0016】 上記第1から第3の実施の形態のそれぞれにおいて、光導波路素子11にはブ
ラッググレーティングを有する光ファイバ12が含まれ、ブラッググレーティン
グは光ファイバ12の、光ファイバ12を取付部材18上に張力をかけて保持す
る、間隔をおいてつけられた、フリット16及び16'の間の部分にわたるグレ ーティング領域14に通常の手段で形成される。間隔をおいてつけられたエポキ
シ取付部17及び17’が、光ファイバにかけられた長さ方向の力がグレーティ
ング領域14に影響を及ぼさないように、光ファイバを固く留め付けている。取
付部材18は、負の熱膨張温度係数を有し、よって光導波路素子11を受動的に
断熱化する、β−ユークリプタイト・ガラスセラミックで形成されることが好ま
しい。取付部材18はまた、光ファイバ12に実効的に負の熱膨張係数を付与す
るように構成された異種材料の集成により形成することもできる。
ラッググレーティングを有する光ファイバ12が含まれ、ブラッググレーティン
グは光ファイバ12の、光ファイバ12を取付部材18上に張力をかけて保持す
る、間隔をおいてつけられた、フリット16及び16'の間の部分にわたるグレ ーティング領域14に通常の手段で形成される。間隔をおいてつけられたエポキ
シ取付部17及び17’が、光ファイバにかけられた長さ方向の力がグレーティ
ング領域14に影響を及ぼさないように、光ファイバを固く留め付けている。取
付部材18は、負の熱膨張温度係数を有し、よって光導波路素子11を受動的に
断熱化する、β−ユークリプタイト・ガラスセラミックで形成されることが好ま
しい。取付部材18はまた、光ファイバ12に実効的に負の熱膨張係数を付与す
るように構成された異種材料の集成により形成することもできる。
【0017】 ハウジング20は基部構体24及び蓋26を有するケーシング部22を含む。
ケーシング部22は一般に(図示されていない)基板にボルトで固定される。ハ
ウジング20はまた、基部構体24から伸びる接合延長部29及び29’に嵌め
合わされた2個のゴム製エンドピース28及び28’も含む。ゴム製エンドピー
ス28及び28’は適当な接着層30及び30’により基部構体24の両側に連
結される。ゴム製エンドピース28及び28’は、光ファイバ12のハウジング
20近くでの曲がりを防止するために役立つ。ハウジング20の外部で光ファイ
バ12に横方向荷重が与えられた場合に、ゴム製エンドピース28及び28’は
光ファイバ12の曲げ半径を限定する。
ケーシング部22は一般に(図示されていない)基板にボルトで固定される。ハ
ウジング20はまた、基部構体24から伸びる接合延長部29及び29’に嵌め
合わされた2個のゴム製エンドピース28及び28’も含む。ゴム製エンドピー
ス28及び28’は適当な接着層30及び30’により基部構体24の両側に連
結される。ゴム製エンドピース28及び28’は、光ファイバ12のハウジング
20近くでの曲がりを防止するために役立つ。ハウジング20の外部で光ファイ
バ12に横方向荷重が与えられた場合に、ゴム製エンドピース28及び28’は
光ファイバ12の曲げ半径を限定する。
【0018】 ハウジング20のケーシング部22は気密であり、低熱膨張材料でつくられる
ことが好ましい。ケーシング部22の作成には、市販の合金である金被覆コバー
(KOVAR)(登録商標)が、現在のところ好ましい低熱膨張金属材料である。コ バー(登録商標)は、反曲点が約450℃で、−80℃より低いMs(マルテン
サイトを形成し始める)温度をもつ、公称膨張係数がほぼ5ppm/℃(20〜
400℃での熱膨張係数が5×10-6)の鉄−ニッケル−コバルト合金(29%
Ni−17%Co−53%Fe)である。イムファイ株式会社(Imphy S.A.)で
製造されるディルバー−P(Dilver-P)合金のグレードは、カーペンタースチー
ル(Carpenter Steel)社のコバー(登録商標)合金に匹敵する。
ことが好ましい。ケーシング部22の作成には、市販の合金である金被覆コバー
(KOVAR)(登録商標)が、現在のところ好ましい低熱膨張金属材料である。コ バー(登録商標)は、反曲点が約450℃で、−80℃より低いMs(マルテン
サイトを形成し始める)温度をもつ、公称膨張係数がほぼ5ppm/℃(20〜
400℃での熱膨張係数が5×10-6)の鉄−ニッケル−コバルト合金(29%
Ni−17%Co−53%Fe)である。イムファイ株式会社(Imphy S.A.)で
製造されるディルバー−P(Dilver-P)合金のグレードは、カーペンタースチー
ル(Carpenter Steel)社のコバー(登録商標)合金に匹敵する。
【0019】 ケーシング22はまた成形材料で作成することもできる。例えば、ケーシング
部22はベクトラ(VECTRA)(登録商標)のような液晶ポリマの成形により作成
することができる。このような材料のほとんどと同様に、ベクトラ(登録商標)
の熱膨張は極めて異方性が大きく、成形作業時の流れ条件に強く影響される。す
なわち時間が経つと、温度及び湿度の変化が成形ケーシング部22を永久的に曲
げるかひねる(反らせる)。経時的な温度及び湿度の変化はまた成形ケーシング
部22の永久的な線形寸法変化も生じさせる。従来の光学装置において、上記の
永久的な反り及び線形寸法変化は一般に光導波路素子が成形ケーシング部に連結
された後に生じ、よって光導波路素子に望ましくない力がかかる。
部22はベクトラ(VECTRA)(登録商標)のような液晶ポリマの成形により作成
することができる。このような材料のほとんどと同様に、ベクトラ(登録商標)
の熱膨張は極めて異方性が大きく、成形作業時の流れ条件に強く影響される。す
なわち時間が経つと、温度及び湿度の変化が成形ケーシング部22を永久的に曲
げるかひねる(反らせる)。経時的な温度及び湿度の変化はまた成形ケーシング
部22の永久的な線形寸法変化も生じさせる。従来の光学装置において、上記の
永久的な反り及び線形寸法変化は一般に光導波路素子が成形ケーシング部に連結
された後に生じ、よって光導波路素子に望ましくない力がかかる。
【0020】 本発明に従えば、成形ケーシング部22に(ベクトラ(登録商標)については
125ないし135℃で4ないし18時間が好ましい)成形後アニールを施し、
光導波路素子11を挿入する前に永久的な反り及び線形寸法変化を生じさせるこ
とができる。よって成形後アニールは、光導波路素子11をハウジング20に連
結した後におこる、環境条件変動により生じる永久的な寸法変化をかなり低減す
る。
125ないし135℃で4ないし18時間が好ましい)成形後アニールを施し、
光導波路素子11を挿入する前に永久的な反り及び線形寸法変化を生じさせるこ
とができる。よって成形後アニールは、光導波路素子11をハウジング20に連
結した後におこる、環境条件変動により生じる永久的な寸法変化をかなり低減す
る。
【0021】 例えば125℃で16時間アニールで、長さ2.5インチ(約63.5mm)の
ベクトラ(登録商標)成形ケーシング部に、0.050インチ(約1.27mm)
(約2%)の永久的な長さ減少が得られた。これ以降、この成形ケーシング部に
はいかなる実質的な永久的反りまたは線形寸法変化も生じなかった。
ベクトラ(登録商標)成形ケーシング部に、0.050インチ(約1.27mm)
(約2%)の永久的な長さ減少が得られた。これ以降、この成形ケーシング部に
はいかなる実質的な永久的反りまたは線形寸法変化も生じなかった。
【0022】 図1及び2に示される第1の実施の形態において、連結部32は、光導波路素
子11とハウジング20に接合される、互に離れた2つの接着体34及び34’
を含む。接着体34及び34’は、ハウジング20により接着体34及び34’
に与えられる力から光導波路素子11が実質的に完全に遮断されるような、剪断
弾性率及び寸法を有することが好ましい。接着体34及び34’は、−40℃な
いし85℃の一般的動作温度にわたり(1平方インチ当り100ポンド(100
psi)(約6.89×105Pa)より小さい)低剪断弾性率をもつ接着剤を 含むことがさらに好ましい。この必要条件を満たす特定のシリコーン接着剤は、
−40℃での150psi(約1.03×106Pa)から85℃での約75p si(約5.17×105Pa)まで変化し、室温では約100psiの剪断弾 性率を有する、RTV−3145(ダウコーニング(Dow Corning)社)である 。対応する接着体34及び34’の1つに接合すなわち固着される光導波路素子
11の部分の面積は約2.5ないし15mm2(両接着体に対して合計面積が約 5ないし30mm2)であり、光導波路素子11とハウジング20の間にわたる
方向での接着体34及び34’の厚さはほぼ1.2mmであることが好ましい。 接着体34及び34’は、取付部材18の中心に可能な限り近接し、それでもな
お衝撃試験時のような機械的衝撃及び振動条件下での接着が確保できる位置に付
けられることが好ましい。
子11とハウジング20に接合される、互に離れた2つの接着体34及び34’
を含む。接着体34及び34’は、ハウジング20により接着体34及び34’
に与えられる力から光導波路素子11が実質的に完全に遮断されるような、剪断
弾性率及び寸法を有することが好ましい。接着体34及び34’は、−40℃な
いし85℃の一般的動作温度にわたり(1平方インチ当り100ポンド(100
psi)(約6.89×105Pa)より小さい)低剪断弾性率をもつ接着剤を 含むことがさらに好ましい。この必要条件を満たす特定のシリコーン接着剤は、
−40℃での150psi(約1.03×106Pa)から85℃での約75p si(約5.17×105Pa)まで変化し、室温では約100psiの剪断弾 性率を有する、RTV−3145(ダウコーニング(Dow Corning)社)である 。対応する接着体34及び34’の1つに接合すなわち固着される光導波路素子
11の部分の面積は約2.5ないし15mm2(両接着体に対して合計面積が約 5ないし30mm2)であり、光導波路素子11とハウジング20の間にわたる
方向での接着体34及び34’の厚さはほぼ1.2mmであることが好ましい。 接着体34及び34’は、取付部材18の中心に可能な限り近接し、それでもな
お衝撃試験時のような機械的衝撃及び振動条件下での接着が確保できる位置に付
けられることが好ましい。
【0023】 第1の実施の形態の光学装置10は、光導波路素子11とハウジング20との
間に配されたスペーサ部材36をさらに含む。このスペーサ部材36は光導波路
素子11にもハウジング20にも接合されない。スペーサ部材36は硬くともよ
いが、柔軟であり一般的動作温度にわたり低剪断弾性率を有することが好ましく
、エラストマーフォームを含むことがさらに好ましい。現在のところ好ましいフ
ォームは、剪断弾性率が2psi(約1.38×104Pa)であった、ポロン (PORON)(登録商標)S2000シリコーンフォーム(ロジャース社(Rogers
Corporation))である。スペーサ部材36は、2個の接着体34及び34’を それぞれ受け入れる2つの孔38及び38’を有する。
間に配されたスペーサ部材36をさらに含む。このスペーサ部材36は光導波路
素子11にもハウジング20にも接合されない。スペーサ部材36は硬くともよ
いが、柔軟であり一般的動作温度にわたり低剪断弾性率を有することが好ましく
、エラストマーフォームを含むことがさらに好ましい。現在のところ好ましいフ
ォームは、剪断弾性率が2psi(約1.38×104Pa)であった、ポロン (PORON)(登録商標)S2000シリコーンフォーム(ロジャース社(Rogers
Corporation))である。スペーサ部材36は、2個の接着体34及び34’を それぞれ受け入れる2つの孔38及び38’を有する。
【0024】 光学装置10は、接着体34及び34’を挿入する前に、孔38及び38’を
有するスペーサ部材36をケーシング部22に布置することにより、均一かつ手
軽に製造することができる。とりわけスペーサ部材36は、接着体34及び34
’の厚さを定めるスペーサ部材36の厚さ及び接着体34及び34’の幅及び位
置を制御する孔38及び38’をもつ、接着体34及び34’に対する鋳型とし
てはたらく。したがって、大きさ及び位置が均一な接着体34及び34’を有す
る光学装置10を、寸法が均一なスペーサ部材36を用いることにより、また体
積が精確に計量された接着剤を用いることにより、容易に製造することができる
。
有するスペーサ部材36をケーシング部22に布置することにより、均一かつ手
軽に製造することができる。とりわけスペーサ部材36は、接着体34及び34
’の厚さを定めるスペーサ部材36の厚さ及び接着体34及び34’の幅及び位
置を制御する孔38及び38’をもつ、接着体34及び34’に対する鋳型とし
てはたらく。したがって、大きさ及び位置が均一な接着体34及び34’を有す
る光学装置10を、寸法が均一なスペーサ部材36を用いることにより、また体
積が精確に計量された接着剤を用いることにより、容易に製造することができる
。
【0025】 図3及び4に示される第2の実施の形態においては、接着体34及び34’は
用いられない。代わりに、連結部42は光導波路素子11の取付部材18とハウ
ジング20との間に配されて、接着層46及び48により取付部材18とハウジ
ング20に接合された柔軟な支持部材44を含む。この支持部材44は、ハウジ
ング20により支持部材44に与えられる力から光導波路素子11が実質的に完
全に遮断されるような、剪断弾性率及び寸法を有することが好ましい。支持部材
44は一般的な動作温度にわたって(100psiより小さい)非常に低い剪断
弾性率を有することがさらに好ましい。支持部材44は、ポロン(登録商標)S
2000シリコーンフォームのようなエラストマーフォームを含むことがさらに
なお好ましい。光導波路素子11とハウジング20との間にわたる方向での支持
部材44の厚さは約0.8mmであることが好ましい。
用いられない。代わりに、連結部42は光導波路素子11の取付部材18とハウ
ジング20との間に配されて、接着層46及び48により取付部材18とハウジ
ング20に接合された柔軟な支持部材44を含む。この支持部材44は、ハウジ
ング20により支持部材44に与えられる力から光導波路素子11が実質的に完
全に遮断されるような、剪断弾性率及び寸法を有することが好ましい。支持部材
44は一般的な動作温度にわたって(100psiより小さい)非常に低い剪断
弾性率を有することがさらに好ましい。支持部材44は、ポロン(登録商標)S
2000シリコーンフォームのようなエラストマーフォームを含むことがさらに
なお好ましい。光導波路素子11とハウジング20との間にわたる方向での支持
部材44の厚さは約0.8mmであることが好ましい。
【0026】 接着層46及び48はそれぞれ、支持部材44の上面の少なくとも一部を光導
波路素子11の取付部材18に接合し、支持部材44の下面の少なくとも一部を
ハウジング20に接合する。接着剤はRTV−3145が好ましいが、感圧接着
剤のようなその他の接着剤を用いることもできる。好ましい実施の形態において
は、光導波路素子11の全面積(一般に約200mm2)が支持部材44の表面
部分に接合すなわち固着される。
波路素子11の取付部材18に接合し、支持部材44の下面の少なくとも一部を
ハウジング20に接合する。接着剤はRTV−3145が好ましいが、感圧接着
剤のようなその他の接着剤を用いることもできる。好ましい実施の形態において
は、光導波路素子11の全面積(一般に約200mm2)が支持部材44の表面
部分に接合すなわち固着される。
【0027】 図5及び6に示される第3の実施の形態においては、接合部52がゲル54に
より構成される。このゲル54は、ハウジング20によりゲル54に与えられる
力から光導波路素子11が実質的に完全に遮断されるような、剪断弾性率及び寸
法を有することが好ましい。ゲル54は一般的な動作温度にわたって(100p
siより小さい)非常に低い剪断弾性率を有することがさらに好ましい。上記の
必要条件を満たすゲルには、いずれも2psiより小さい剪断弾性率を有する、
ジェネラルエレクトリック(General Electric)シリコーンゲルRTV−612
6,RTV−6136,RTV−6156,及びRTV−6166が含まれる。
ハウジング20に未硬化ゲル54を置き、ゲル54内に光導波路素子11を挿入
し、さらに熱または紫外光照射のような通常の手段によりゲル54を硬化させる
ことにより、光導波路素子11をハウジング20に固定することができる。好ま
しい実施の形態においては光導波路素子11の底面の全面積がゲル54に接合す
なわち固着され、光導波路素子11とハウジング20の間にわたる方向でのゲル
54の厚さは約0.8mmである。
より構成される。このゲル54は、ハウジング20によりゲル54に与えられる
力から光導波路素子11が実質的に完全に遮断されるような、剪断弾性率及び寸
法を有することが好ましい。ゲル54は一般的な動作温度にわたって(100p
siより小さい)非常に低い剪断弾性率を有することがさらに好ましい。上記の
必要条件を満たすゲルには、いずれも2psiより小さい剪断弾性率を有する、
ジェネラルエレクトリック(General Electric)シリコーンゲルRTV−612
6,RTV−6136,RTV−6156,及びRTV−6166が含まれる。
ハウジング20に未硬化ゲル54を置き、ゲル54内に光導波路素子11を挿入
し、さらに熱または紫外光照射のような通常の手段によりゲル54を硬化させる
ことにより、光導波路素子11をハウジング20に固定することができる。好ま
しい実施の形態においては光導波路素子11の底面の全面積がゲル54に接合す
なわち固着され、光導波路素子11とハウジング20の間にわたる方向でのゲル
54の厚さは約0.8mmである。
【0028】 本発明の現在のところ好ましい実施の形態は力吸収部材56を含まないが、第
1及び第2の実施の形態は、光導波路素子11とハウジング20の側面のそれぞ
れとの間に配置された、光学装置10,40を使用する際の衝撃吸収能力を与え
るための力吸収部材56を、さらに含むことができる。力吸収部材56は、ポロ
ン(登録指標)S2000フォームあるいは固形シリコーンゴムのようなシリコ
ーン材で形成することが好ましい。力吸収部材56は、適当な接着剤により基部
構体24または取付部材18の一方に接着することが好ましい。
1及び第2の実施の形態は、光導波路素子11とハウジング20の側面のそれぞ
れとの間に配置された、光学装置10,40を使用する際の衝撃吸収能力を与え
るための力吸収部材56を、さらに含むことができる。力吸収部材56は、ポロ
ン(登録指標)S2000フォームあるいは固形シリコーンゴムのようなシリコ
ーン材で形成することが好ましい。力吸収部材56は、適当な接着剤により基部
構体24または取付部材18の一方に接着することが好ましい。
【0029】 本発明の好ましい実施態様を説明したが、本発明の上述した及びその他の実施
態様の基礎となる原理にふれておくことが妥当である。線形弾性に関するフック
の法則に基づく下記の方程式を利用して、本発明に関し、ハウジング20の寸法
変化により連結部32,42,52にかかる力から光導波路素子11を実質的に
完全に遮断できることが確認された: F0=(d×A×G')/t ここで: F0: 光導波路素子11にかかる力; d: (光導波路素子11をハウジング20に連結するときに定まる)初期位 置 に対する、環境条件の変動で生じるハウジング20の寸法変化による
ハ ウジング20の変位; A: 光導波路素子11が連結部32,42,52に固着された部分または複 数の部分の合計面積; G': 連結部32,42,52の剪断弾性率;及び t: 光導波路素子11とハウジング20の間にわたる方向での連結部32, 42,52の厚さ; である。
態様の基礎となる原理にふれておくことが妥当である。線形弾性に関するフック
の法則に基づく下記の方程式を利用して、本発明に関し、ハウジング20の寸法
変化により連結部32,42,52にかかる力から光導波路素子11を実質的に
完全に遮断できることが確認された: F0=(d×A×G')/t ここで: F0: 光導波路素子11にかかる力; d: (光導波路素子11をハウジング20に連結するときに定まる)初期位 置 に対する、環境条件の変動で生じるハウジング20の寸法変化による
ハ ウジング20の変位; A: 光導波路素子11が連結部32,42,52に固着された部分または複 数の部分の合計面積; G': 連結部32,42,52の剪断弾性率;及び t: 光導波路素子11とハウジング20の間にわたる方向での連結部32, 42,52の厚さ; である。
【0030】 上記方程式から明らかなように、ハウジング20から連結部32,42,52
により光導波路素子11に伝えられる力F0は、変位d,面積A,剪断弾性率G
',及び厚さtの関数である。力F0は、変位d,面積A,または剪断弾性率G' を小さくするか、あるいは厚さtを大きくすることにより、低減することができ
る。
により光導波路素子11に伝えられる力F0は、変位d,面積A,剪断弾性率G
',及び厚さtの関数である。力F0は、変位d,面積A,または剪断弾性率G' を小さくするか、あるいは厚さtを大きくすることにより、低減することができ
る。
【0031】 第1の実施の形態において、連結部32を介して光導波路素子11に伝えられ
る力F0は面積Aを小さし、厚さtを大きくすることにより低減される。さらに
詳しくは、光導波路素子11が接着体34及び34’に固着された部分の合計面
積A(約5ないし30mm2であることが好ましい)は、従来の光学装置におい
て光導波路素子が接着剤に固着されている部分の合計面積(一般に80mm2)
よりかなり小さい。また接着体34及び34’の厚さt(約1.2mmであるこ とが好ましい)は、従来の光学装置における厚さ(一般に0.1ないし0.5mm
)よりかなり大きい。
る力F0は面積Aを小さし、厚さtを大きくすることにより低減される。さらに
詳しくは、光導波路素子11が接着体34及び34’に固着された部分の合計面
積A(約5ないし30mm2であることが好ましい)は、従来の光学装置におい
て光導波路素子が接着剤に固着されている部分の合計面積(一般に80mm2)
よりかなり小さい。また接着体34及び34’の厚さt(約1.2mmであるこ とが好ましい)は、従来の光学装置における厚さ(一般に0.1ないし0.5mm
)よりかなり大きい。
【0032】 第2及び第3の実施の形態においては、光導波路素子11に伝えられる力F0 は剪断弾性率G'を小さくし、厚さtを大きくすることによって低減される。と りわけ、支持部材44及びゲル54の剪断弾性率G'(約2psiより小さいこ とが好ましい)は、従来の光学装置に用いられる接着剤の剪断弾性率(一般に1
00ないし1,000,000psi(約6.89×105〜約6.89×109P
a))より相当小さい。また支持部材44及びゲル54の厚さt(それぞれ約0
.8mmであることが好ましい)は、従来の光学装置における厚さ(一般に0.1
ないし0.5mm)よりかなり大きい。
00ないし1,000,000psi(約6.89×105〜約6.89×109P
a))より相当小さい。また支持部材44及びゲル54の厚さt(それぞれ約0
.8mmであることが好ましい)は、従来の光学装置における厚さ(一般に0.1
ないし0.5mm)よりかなり大きい。
【0033】 成形ケーシング部22を用いる本発明の実施の形態においては、光導波路素子
11にかかる力F0は、従来の光学装置に比して、ハウジング20の変位dを小
さくすることによっても低減できる。さらに詳しくは、成形ケーシング部22を
アニールすることにより、アニールしなければ光導波路素子11をハウジング2
0に連結した後に生じるはずの永久的な寸法変化(変位d)がかなり小さくなる
。
11にかかる力F0は、従来の光学装置に比して、ハウジング20の変位dを小
さくすることによっても低減できる。さらに詳しくは、成形ケーシング部22を
アニールすることにより、アニールしなければ光導波路素子11をハウジング2
0に連結した後に生じるはずの永久的な寸法変化(変位d)がかなり小さくなる
。
【0034】 本発明のより好ましい態様においては、変位d,面積A,剪断弾性率G',及 び厚さtを調節して、力F0を下記の条件を満足するように制限する: F0<0.10(Fh) ここで: Fh: 環境条件変動で生じるハウジングの寸法変化により連結部32,42 , 52にかかる力; である。
【0035】 光導波路素子11のハウジング20からの遮断をハウジング20の線形変位に
関連して説明したが、本発明はひねりまたは曲げのようなハウジング20のその
他の寸法変化により連結部にかかる力から光導波路素子11を遮断することもで
きる。これらの力はよく知られた重畳原理から定めることができる。
関連して説明したが、本発明はひねりまたは曲げのようなハウジング20のその
他の寸法変化により連結部にかかる力から光導波路素子11を遮断することもで
きる。これらの力はよく知られた重畳原理から定めることができる。
【0036】 本発明に従う光学装置の、ハウジング20の寸法変化により連結部32,42
,52にかかる力から光導波路素子11を実質的に完全に遮断する能力が、3種
の光学装置に関する実験結果を示す図7に明らかにされている。第1の光学素子
は、ハウジングに入れられていない、β−ユークリプタイト・ガラスセラミック
取付部材を有する従来のファイバブラッググレーティング素子である。第2の光
学装置は同じタイプの従来のファイバブラッググレーティング素子を含むが、ベ
クトラ(登録商標)で形成されたハウジングに従来態様(面積A=80mm2及
び厚さt=0.4mmのRTV−3145シリコーン)で接着したものである。 第3の光学装置は同じタイプの従来のファイバブラッググレーティング素子を含
むが、本発明の第1の実施の形態に従う連結部(合計面積A=17mm2及び厚
さt=0.8mmの2個のRTV−3145シリコーン接着体)によりベクトラ (登録商標)で形成されたハウジングに連結したものである。
,52にかかる力から光導波路素子11を実質的に完全に遮断する能力が、3種
の光学装置に関する実験結果を示す図7に明らかにされている。第1の光学素子
は、ハウジングに入れられていない、β−ユークリプタイト・ガラスセラミック
取付部材を有する従来のファイバブラッググレーティング素子である。第2の光
学装置は同じタイプの従来のファイバブラッググレーティング素子を含むが、ベ
クトラ(登録商標)で形成されたハウジングに従来態様(面積A=80mm2及
び厚さt=0.4mmのRTV−3145シリコーン)で接着したものである。 第3の光学装置は同じタイプの従来のファイバブラッググレーティング素子を含
むが、本発明の第1の実施の形態に従う連結部(合計面積A=17mm2及び厚
さt=0.8mmの2個のRTV−3145シリコーン接着体)によりベクトラ (登録商標)で形成されたハウジングに連結したものである。
【0037】 それぞれの光学装置を、それぞれの光学装置の底面の対向する縁で支持し、光
学装置の上面中心で光学装置に横向きにかかる力(すなわち環境条件の変化)を
受けさせることを含む、3点−曲げ試験にかけた。力をかけながら、光学装置の
中心波長を測定した。
学装置の上面中心で光学装置に横向きにかかる力(すなわち環境条件の変化)を
受けさせることを含む、3点−曲げ試験にかけた。力をかけながら、光学装置の
中心波長を測定した。
【0038】 図7に示されるように、ハウジングに入れられていないファイバブラッググレ
ーティング素子の中心波長は力に応じてかなり大きくシフトした。従来通りにハ
ウジングに入れられたファイバブラッググレーティング素子の中心波長のシフト
はより小さかったとはいえ、許容できる値ではなかった。本発明に従う光学装置
の中心波長はほとんどシフトしなかった。
ーティング素子の中心波長は力に応じてかなり大きくシフトした。従来通りにハ
ウジングに入れられたファイバブラッググレーティング素子の中心波長のシフト
はより小さかったとはいえ、許容できる値ではなかった。本発明に従う光学装置
の中心波長はほとんどシフトしなかった。
【0039】 本発明に従う光学装置において、光導波路素子はハウジングの寸法変化により
連結部にかかる力から実質的に完全に遮断される。言い換えれば、通常の動作条
件の下では光学特性に許容限度をこえる偏差を生じさせるような荷重が光導波路
素子にかからない。
連結部にかかる力から実質的に完全に遮断される。言い換えれば、通常の動作条
件の下では光学特性に許容限度をこえる偏差を生じさせるような荷重が光導波路
素子にかからない。
【0040】 本発明の範囲または精神から逸脱することなく本発明の装置に多様な改変及び
変形がなされ得ることは同業者には明らかであろう。例えば、ブラッググレーテ
ィングを有する光導波路素子に関して好ましい実施の形態を説明したが、本発明
のある態様は、力がかけられると悪影響を受けるその他の光導波路素子に適用で
きる。ある温度範囲にわたりグレーティングに一定の張力を維持するように取付
部材(石英ガラスのような低膨張基板が好ましい)に取り付けられた、長周期グ
レーティングをもつ光ファイバを含む光導波路素子が、明確な例である。長周期
グレーティング素子はハウジングから伝えられた力により悪影響を受けるから、
本発明の適用が有益である。ある態様は、光結合器または増幅器のようなその他
の適当な光導波路素子にも適用できる。
変形がなされ得ることは同業者には明らかであろう。例えば、ブラッググレーテ
ィングを有する光導波路素子に関して好ましい実施の形態を説明したが、本発明
のある態様は、力がかけられると悪影響を受けるその他の光導波路素子に適用で
きる。ある温度範囲にわたりグレーティングに一定の張力を維持するように取付
部材(石英ガラスのような低膨張基板が好ましい)に取り付けられた、長周期グ
レーティングをもつ光ファイバを含む光導波路素子が、明確な例である。長周期
グレーティング素子はハウジングから伝えられた力により悪影響を受けるから、
本発明の適用が有益である。ある態様は、光結合器または増幅器のようなその他
の適当な光導波路素子にも適用できる。
【0041】 さらなる例として、第1の実施の形態の光学装置は2個の孔をもつスペーサ部
材を含むが、スペーサ部材は接着体を受け入れるための大きな孔を1つ有してい
てもよく、またスペーサ部材を全く除去してしまってもよい。さらにまた別の例
として、第3の実施の形態の光導波路素子はゲルの頂部に配置されるが、光導波
路素子をゲルで完全に封じてもよい。
材を含むが、スペーサ部材は接着体を受け入れるための大きな孔を1つ有してい
てもよく、またスペーサ部材を全く除去してしまってもよい。さらにまた別の例
として、第3の実施の形態の光導波路素子はゲルの頂部に配置されるが、光導波
路素子をゲルで完全に封じてもよい。
【0042】 本発明は、光学素子がハウジングから遮断されている本発明の光学装置の作成
方法をさらに含む。本発明の方法はハウジングからの光学素子の遮断及び上述し
た本発明の光学装置の作成に利用されるその他の工程を含む。
方法をさらに含む。本発明の方法はハウジングからの光学素子の遮断及び上述し
た本発明の光学装置の作成に利用されるその他の工程を含む。
【0043】 本発明のその他の実施の形態は本明細書の検討及び本明細書に開示された本発
明の実施から同業者には明らかであろう。本明細書及び実施例は単に例示的なも
のと見なされるべきであり、本発明の真の範囲及び精神は特許請求の範囲に示さ
れる。
明の実施から同業者には明らかであろう。本明細書及び実施例は単に例示的なも
のと見なされるべきであり、本発明の真の範囲及び精神は特許請求の範囲に示さ
れる。
【図1】 本発明に従う光学装置の第1の実施の形態の断面図である
【図2】 図1の線2−2に沿ってとられた光学装置の第1の実施の形態の断面図である
【図3】 本発明に従う光学装置の第2の実施の形態の断面図である
【図4】 図3の線4−4に沿ってとられた光学装置の第2の実施の形態の断面図である
【図5】 本発明に従う光学装置の第3の実施の形態の断面図である
【図6】 図5の線6−6に沿ってとられた光学装置の第3の実施の形態の断面図である
【図7】 ファイバブラッググレーティング素子、ファイバブラッググレーティング素子
をもつ従来の光学装置、及び本発明に従うファイバブラッググレーティング素子
をもつ光学装置に力を印加することにより生じた波長シフトを比較したグラフで
ある
をもつ従来の光学装置、及び本発明に従うファイバブラッググレーティング素子
をもつ光学装置に力を印加することにより生じた波長シフトを比較したグラフで
ある
10 光学装置 11 光導波路素子 20 ハウジング 32 連結部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AL,AM,A T,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA ,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES, FI,GB,GE,GH,GM,HR,HU,ID,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG, MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZW (72)発明者 ウェディング,ブレント エム アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14830 コーニング イースト サード ストリ ート 3 (72)発明者 ウェイドマン,デイヴィッド エル アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14830 コーニング アッパー ドライヴ 17 Fターム(参考) 2H038 AA21 BA24 2H050 AB03Z AD16
Claims (32)
- 【請求項1】 光学装置において: 光導波路素子; 前記光導波路素子のためのハウジング;及び 前記光導波路素子を前記ハウジングに取り付ける連結部であって、環境条件の
変動で生じる前記ハウジングの寸法変化により前記連結部にかかる力から前記光
導波路素子を実質的に完全に遮断する連結部; を含むことを特徴とする光学装置。 - 【請求項2】 前記光導波路素子が取付部材に取り付けられたブラッググレ
ーティングをもつ光ファイバを含むことを特徴とする請求項1記載の光学装置。 - 【請求項3】 前記光導波路素子が取付部材に取り付けられた長周期グレー
ティングをもつ光ファイバを含むことを特徴とする請求項1記載の光学装置。 - 【請求項4】 前記ハウジングが金属でつくられたケーシング部を含むこと
を特徴とする請求項1記載の光学装置。 - 【請求項5】 前記ハウジングがポリマを含む材料でつくられた成形ケーシ
ング部を含むことを特徴とする請求項1記載の光学装置。 - 【請求項6】 前記成形ケーシング部が環境条件の変動で生じる前記ハウジ
ングの寸法変化を制限するための成形後アニールを施されていることを特徴とす
る請求項5記載の光学装置。 - 【請求項7】 前記連結部が前記光導波路素子及び前記ハウジングに接合さ
れた互いに離れている接着体を含むことを特徴とする請求項1記載の光学装置。 - 【請求項8】 前記連結部が前記光導波路素子及び前記ハウジングに接合さ
れた互いに離れている接着体をただ2つ有していることを特徴とする請求項7記
載の光学装置。 - 【請求項9】 前記光導波路素子と前記ハウジングとの間に配置され、少な
くとも1つの前記接着体を受け入れる少なくとも1つの孔を有するスペーサ部材
をさらに含むことを特徴とする請求項7記載の光学装置。 - 【請求項10】 前記接着体のそれぞれが相異なる孔に受け入れられること
を特徴とする請求項9記載の光学装置。 - 【請求項11】 前記スペーサ部材がエラストマーフォーム層を含むことを
特徴とする請求項9記載の光学装置。 - 【請求項12】 請求項7記載の光学装置において: F0: 前記光導波路素子にかかる力; Fh: 環境条件の変動で生じる前記ハウジングの寸法変化により前記連結部 にかかる力; d: 環境条件の変動で生じる前記ハウジングの寸法変化による前記ハウジン グの変位; A: 前記光導波路素子が前記接着体に固着されている部分の合計面積; G': 前記接着体の剪断断弾性率;及び t: 前記光導波路素子と前記ハウジングとの間にわたる方向での前記接着体 の厚さ; であり: F0=(d×A×G')/t であるときに、条件: F0<0.10(Fh) を満たすことを特徴とする光学装置。
- 【請求項13】 前記連結部が、前記光導波路素子と前記ハウジングとの間
に配置され、一方の表面の少なくとも一部が前記光導波路素子に接合されまた他
方の表面の少なくとも一部が前記ハウジングに接合されている柔軟な支持部材を
含むことを特徴とする請求項1記載の光学装置。 - 【請求項14】 前記柔軟な支持部材がエラストマーフォーム層を含むこと
を特徴とする請求項13記載の光学装置。 - 【請求項15】 請求項13記載の光学装置において: F0: 前記光導波路素子にかかる力; Fh: 環境条件の変動で生じる前記ハウジングの寸法変化により前記連結部 にかかる力; d: 環境条件の変動で生じる前記ハウジングの寸法変化による前記ハウジン グの変位; A: 前記光導波路素子が前記柔軟な支持部材の前記一方の表面に固着されて いる部分または複数の部分の合計面積; G': 前記柔軟な支持部材の剪断断弾性率;及び t: 前記光導波路素子と前記ハウジングとの間にわたる方向での前記柔軟な 支持部材の厚さ; であり: F0=(d×A×G')/t であるときに、条件: F0<0.10(Fh) を満たすことを特徴とする光学装置。
- 【請求項16】 前記連結部がゲルを含むことを特徴とする請求項1記載の
光学装置。 - 【請求項17】 請求項16記載の光学装置において: F0: 前記光導波路素子にかかる力; Fh: 環境条件の変動で生じる前記ハウジングの寸法変化により前記連結部 にかかる力; d: 環境条件の変動で生じる前記ハウジングの寸法変化による前記ハウジン グの変位; A: 前記光導波路素子が前記ゲルに固着されている部分または複数の部分の 合計面積; G': 前記ゲルの剪断断弾性率;及び t: 前記光導波路素子と前記ハウジングとの間にわたる方向での前記ゲルの 厚さ; であり: F0=(d×A×G')/t であるときに、条件: F0<0.10(Fh) を満たすことを特徴とする光学装置。
- 【請求項18】 請求項1記載の光学装置において: F0: 前記光導波路素子にかかる力; Fh: 環境条件の変動で生じる前記ハウジングの寸法変化により前記連結部 にかかる力; d: 環境条件の変動で生じる前記ハウジングの寸法変化による前記ハウジン グの変位; A: 前記光導波路素子が前記連結部に固着されている部分または複数の部分 の合計面積; G': 前記連結部の剪断断弾性率; t: 前記光導波路素子と前記ハウジングとの間にわたる方向での前記連結部 の厚さ; であり: F0=(d×A×G')/t であるときに、条件: F0<0.10(Fh) を満たすことを特徴とする光学装置。
- 【請求項19】 前記光導波路素子と前記ハウジングの側面のそれぞれとの
間に配置された力吸収部材をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の光学装
置。 - 【請求項20】 光学装置の作成方法において: 光導波路素子を提供し; 前記光導波路素子のためのハウジングを提供し; 前記光導波路素子と前記ハウジングに連結部を取り付ける各工程を含み;ここ
で前記連結部は前記素子を前記ハウジングに取り付けるが、環境条件の変動で生
じる前記ハウジングの寸法変化により前記連結部にかかる力から前記光導波路素
子を実質的に完全に遮断することを特徴とする方法。 - 【請求項21】 前記光導波路素子が取付部材に取り付けられた光ファイバ
グレーティングを含むことを特徴とする請求項20記載の方法。 - 【請求項22】 ハウジングを提供する前記工程が、成形ケーシング部を提
供する工程及び環境条件の変動で生じる前記ハウジングの寸法変化を制限するた
めに前記成形ケーシング部に成形後アニールを施す工程を含むことを特徴とする
請求項20記載の方法。 - 【請求項23】 前記取付工程が、前記光導波路素子及び前記ハウジングに
互に離れている接着体を接合する工程を含むことを特徴とする請求項20記載の
方法。 - 【請求項24】 前記接合工程が、前記光導波路素子及び前記ハウジングに
互に離れている接着体をただ2つ接合する工程を含むことを特徴とする請求項2
3記載の方法。 - 【請求項25】 前記光導波路素子と前記ハウジングとの間にスペーサ部材
を配置する工程をさらに含み、前記スペーサ部材は少なくとも1つの前記接着体
を受け入れる少なくとも1つの孔を有することを特徴とする請求項23記載の方
法。 - 【請求項26】 請求項23記載の方法において、前記取付工程が: F0: 前記光導波路素子にかかる力; Fh: 環境条件の変動で生じる前記ハウジングの寸法変化により前記連結部 にかかる力; d: 環境条件の変動で生じる前記ハウジングの寸法変化による前記ハウジン グの変位; A: 前記光導波路素子が前記互に離れている接着体に接合されている部分の 合計面積; G': 前記接着体の剪断断弾性率;及び t: 前記光導波路素子と前記ハウジングとの間にわたる方向での前記互に離 れている接着体の厚さ; であり: F0=(d×A×G')/t であるときに、条件: F0<0.10(Fh) を満たす工程を含むことを特徴とする方法。
- 【請求項27】 前記取付工程が、前記光導波路素子と前記ハウジングとの
間に柔軟な支持部材を配置し、前記柔軟な支持部材の一方の表面の少なくとも一
部を前記光導波路素子に接合しまた前記柔軟な支持部材の他方の表面の少なくと
も一部を前記ハウジングに接合する工程を含むことを特徴とする請求項20記載
の方法。 - 【請求項28】 請求項27記載の方法において、前記取付工程が: F0: 前記光導波路素子にかかる力; Fh: 環境条件の変動で生じる前記ハウジングの寸法変化により前記連結部 にかかる力; d: 環境条件の変動で生じる前記ハウジングの寸法変化による前記ハウジン グの変位; A: 前記光導波路素子が前記柔軟な支持部材の前記一方の表面に接合されて いる部分または複数の部分の合計面積; G': 前記柔軟な支持部材の剪断断弾性率;及び t: 前記光導波路素子と前記ハウジングとの間にわたる方向での前記柔軟な 支持部材の厚さ; であり: F0=(d×A×G')/t であるときに、条件: F0<0.10(Fh) を満たす工程を含むことを特徴とする方法。
- 【請求項29】 前記取付工程がゲルを取り付ける工程を含むことを特徴と
する請求項20記載の方法。 - 【請求項30】 請求項29記載の方法において、前記取付工程が: F0: 前記光導波路素子にかかる力; Fh: 環境条件の変動で生じる前記ハウジングの寸法変化により前記連結部 にかかる力; d: 環境条件の変動で生じる前記ハウジングの寸法変化による前記ハウジン グの変位; A: 前記光導波路素子が前記ゲルに接合されている部分または複数の部分の 合計面積; G': 前記ゲルの剪断断弾性率;及び t: 前記光導波路素子と前記ハウジングとの間にわたる方向での前記ゲルの 厚さ; であり: F0=(d×A×G')/t であるときに、条件: F0<0.10(Fh) を満たす工程を含むことを特徴とする方法。
- 【請求項31】 請求項20記載の方法において、前記取付工程が: F0: 前記光導波路素子にかかる力; Fh: 環境条件の変動で生じる前記ハウジングの寸法変化により前記連結部 にかかる力; d: 環境条件の変動で生じる前記ハウジングの寸法変化による前記ハウジン グの変位; A: 前記光導波路素子が前記連結部に接合されている部分または複数の部分 の合計面積; G': 前記連結部の剪断断弾性率; t: 前記光導波路素子と前記ハウジングとの間にわたる方向での前記連結部 の厚さ; であり: F0=(d×A×G')/t であるときに、条件: F0<0.10(Fh) を満たす工程を含むことを特徴とする方法。
- 【請求項32】 前記光導波路素子と前記ハウジングの側面のそれぞれとの
間に力吸収部材を配置する工程をさらに含むことを特徴とする請求項20記載の
方法。
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