JP2001520090A - 皮膚剥脱 - Google Patents

皮膚剥脱

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、無菌液体源を加圧ガス流に曝し、それにより吸上げられた分量を流体送出ヘッド(200)に供給することと、加圧ガスを流体送出ヘッドに供給することと、送出ヘッドに供給されたガスおよび液体(204)を合流させることを含み、この流体送出ヘッドは高速ガス流に浮遊する無菌液体の霧状ジェットとしてガス・液体流出を供給するために所定の内径(210)を有する流体出口(206)を備えており、さらに、流体出口から所定の距離で、剥脱しようとする皮膚表面(224)の部分を霧状ジェットに曝し、それにより表皮(225)の少なくとも一部をそこから分離し、生じた組織破片をそこから除去することを含む、皮膚剥脱法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、美容整形、詳細には、皮膚剥脱に関する。
【0002】 (発明の背景) 人体からの皮膚の剥脱は、美容目的でよく知られている。それは、老化、しわ
または何らかで損なわれた皮膚の剥脱に関して顔の美容外科の分野で特によく知
られているが、足からといった身体の他の部分からの皮膚の剥脱についても知ら
れている。
【0003】 美容皮膚剥脱の公知の方法の中に、皮膚剥脱、および化学的剥脱がある。公知
の皮膚剥脱技術は、不要な皮膚を除去するために各種機械的方法の使用または、
レーザー外科技術の使用を含む各種形式の放射処理の使用を含む。化学的剥脱は
、剥脱しようとする皮膚への皮膜形成化学物質の適用の後、表皮の外層とともに
皮膜の除去を伴う。例えば、“Dermatologic Clinics”(
13(2)、1995年)におけるMurad、ShembanおよびPrem
oによる報告記事“The use of glycolic acid as
a peeling agent(剥脱剤としてのグリコール酸の使用)”を
参照されたい。
【0004】 上述の方法は、数日から数カ月まで続くことがある回復期間を含む、様々な不
利益によって特徴づけられる。さらに、皮膚剥脱の公知の方法は、極めて苦痛を
伴い、施術中に大量の出血を生じることがある。レーザー法の使用はさらに、大
量のエネルギーを消費する極めて高額な装置を必要とし、それは、不適切に使用
された場合、患者に深刻な火傷の損傷を負わせ得る。こうした問題および制限の
多くは、“Clinics in Plastics Surgery”(24
(2)、1997年)のM.G.Rubinによる“A peeler’s t
houghts on skin improvement with che
mical peels and laser surfacing(化学的剥
脱およびレーザー表面処理による皮膚の改善に関する施術者の見解)”において
検討されている。
【0005】 さらに、上述の方法は一般に、熟練した医療関係者による施術および監督を要
し、家庭環境において使用者が行うことは一般にできない。
【0006】 (発明の要約) 本発明は、公知技術の不利益を克服する、皮膚剥脱の新規な装置および方法を
提供しようとするものである。
【0007】 従って、本発明の好ましい実施態様によれば、以下を含む皮膚剥脱用装置が提
供される。 無菌液体用容器、 液体入口孔およびガス入口孔、流体出口、および、入口と流体出口との間に配
置され、入口孔から流体出口へ液体およびガスの各流れを選択的に可能にする弁
を有する流体送出ヘッド、 容器内に位置する液体入口と、送出ヘッドの液体入口孔に接続された液体出口
との間に伸びる液体導管、 ガス入口とガス出口との間に伸びるガス導管であり、この時、ガス入口は加圧
ガス源と接続されており、ガス出口は送出ヘッドのガス入口孔と接続され、また
、ガス導管は中間出口孔を介して容器と接続されている、 ガス入口からガス出口および流体送出ヘッドのガス入口孔へ流れる加圧ガスの
流れに無菌液体源を選択可能に曝し、それによって、入口から出口へ、また流体
送出ヘッドの液体入口孔へ、液体導管に沿って無菌液体を給送するための装置と
を含み、 流体出口は、ガスおよび液体の流れを受取り、高速ガス流に浮遊する無菌液体
の霧状ジェットとして流体出口から装置を出る、対応する数のガス・液体流出に
それらの流れを合流させるように構成された1個以上のノズル部材を有しており
、ジェットは、剥脱される皮膚表面から所定の距離内に位置づけられた時、表皮
の少なくとも一部を分離するように作用するものである。
【0008】 さらに、本発明の好ましい実施態様によれば、ガス流は弁からガス・液体合流
部材へ第1の大きさの圧力で出て、合流部材は、流体出口の下流でのガス・液体
流出の圧力が第2の大きさであるようにガス流において圧力降下を生じさせるよ
うに動作し、この時、第1の大きさは第2の大きさの少なくとも2倍であり、そ
れにより、流体出口の下流でのガス・液体流出において衝撃波を生じ、流出の液
体部分の微小液滴への霧化をもたらし、これにより流出のガス部分に浮遊する霧
を形成するものである。
【0009】 また、本発明の好ましい実施態様によれば、流体出口の下流でのガス・液体流
出の少なくとも一部は、音速または超音速である。
【0010】 さらに、本発明の好ましい実施態様によれば、ガス導管のガス入口は加圧ガス
源と接続できるように構成されており、流出は高速ガス流に浮遊する無菌液体の
霧の流出である。
【0011】 さらに、本発明の好ましい実施態様によれば、流体出口は、組織砕片を除去す
るために剥脱される皮膚表面の付近で吸込力を適用するように構成されている。
【0012】 さらに、本発明の好ましい実施態様によれば、流体出口は、所定の直径および
所定の動作距離、すなわち剥脱される皮膚と、送出ヘッドの処置されている皮膚
に最も近い部分との距離、を有する流体出口孔を画定しており、この動作距離は
、所定の直径の50倍以下、好ましくは1〜5倍の範囲である。
【0013】 さらに、本発明の別の実施態様によれば、無菌液体は、その摩耗特性を増加さ
せるために所定量の結晶または他の微粒子、または、外皮層の剥脱を生じる薬品
を選択的に含有する。
【0014】 本発明のさらに別の実施態様に従って、以下より成る皮膚剥脱の方法も提供さ
れる。 無菌液体の源を加圧ガス流に接触させ、吸上げられた液体を流体送出ヘッドに
供給させることと、 加圧ガスを流体送出ヘッドに供給することと、 流体送出ヘッドに供給されたガスおよび液体を合流させ、この時、流体送出ヘ
ッドは所定の内径を有する流体出口を備えており、高速度のガス流に浮遊した無
菌液体の霧状ジェットとしてガス・液体流出を供給することと、 流体出口から所定の距離で、剥脱しようとする皮膚表面の部分を霧状ジェット
に曝し、それにより、表皮の少なくとも一部をそこから分離し、生じた組織破片
をそこから除去することを含む方法である。
【0015】 さらに本発明の好ましい実施態様によれば、所定の距離が所定の内径の50倍
以下、好ましくは1〜5倍の範囲である。
【0016】 さらに、本発明の方法によれば、加圧ガスを供給する工程は、第1の大きさの
圧力でガスを供給することを含み、合流させる工程は、ガス・液体流出の圧力が
第2の大きさであるようにガス流において圧力降下を生じさせることを含み、こ
の時、第1の大きさは第2の大きさの少なくとも2倍であり、それにより、ガス
・液体流出において衝撃波を生じ、流出の液体部分の微小液滴への霧化をもたら
し、これにより流出のガス部分に浮遊する霧を形成するものである。
【0017】 好ましくは、流出の少なくとも一部は音速または超音速である。
【0018】 さらに、本発明の好ましい実施態様によれば、この方法は、合流させる工程の
前に、 ガス流出を供給する工程と、 ガス流出の膨張を生じさせ、それによりその圧力の常圧以下への低下を生じ、
それにより吸込力を付与する工程と、 膨張したガス流出とともに液体流出を供給する工程とを含む。
【0019】 (発明の詳細な説明) 図1について説明すれば、本発明は、全体として10で示される、皮膚剥脱の
新規な方法のための作業流体として液体およびガスを使用する装置を提供する。
本発明の装置の主たる用途は、顔の皮膚の剥脱および、足の皮膚、瘢痕組織およ
び皮膚の他の様々な表面汚損の除去である。
【0020】 この装置は、極めて効果的であるばかりでなく、本質的に安全であり、熟練し
た医療関係者の存在を必ずしも要さず、いかなる集中的エネルギー源も必要とし
ないことが、以下の説明から理解されるであろう。
【0021】 装置10は、洗浄に適した0.9%塩化ナトリウム溶液のようないずれかの適
切な塩類溶液といった無菌液体を貯蔵するための容器12および流体送出ヘッド
14を備える。ここで図3Aも説明すれば、ヘッド14は、液体入口孔16、ガ
ス入口孔18および、音速または超音速の速度でガスおよび液体の霧状流出が供
給されるための流体出口装置20を有する。後述の通り、この流出が皮膚剥脱に
使用される。
【0022】 例えば、容器12は、ねじ山(図示せず)によって、またはスナップ式その他
の適切な結合具によって容器に固定される、五方ディストリビュータキャップ2
2で閉鎖することができる。さらに図2Aおよび2Bを参照すれば、ディストリ
ビュータキャップ22は、ガス入口孔24、それぞれ26および28で示される
(図1および2B)第1および第2のガス出口孔、液体入口孔30および液体出
口孔32を有する。
【0023】 第1のガス導管34(図1)は、コネクタ38および40によるといった任意
の適切な方法よって、任意の適切な加圧ガス源と結合された入口端36を有する
が、このガス源は一般に3〜10気圧の出口圧力を有し、好ましくは空気である
。この範囲の下側の気圧は、顔面または他の比較的敏感な身体部分に対する軽微
な皮膚剥脱用途に有効である。好ましくは、ガス供給源は、概ね安定して脈動し
ない圧力水頭を有する。
【0024】 第1のガス導管34はまた、適切なねじまたはスナップ式結合具44によって
ガス入口孔24に取り付けられた出口端42を有する。46で示される第2のガ
ス導管は入口端48および出口端50を備える。入口端48は、結合具44と類
似の結合具52によって第1のガス出口孔26に取り付けられており、出口端5
0は、同じく結合具44と類似の結合具54によって、図3Aに示す通り、送出
ヘッド14のガス入口孔18と結合された第2番目のガス導管19の入口孔18
’に取り付けられている。
【0025】 液体導管56は、結合具44と類似の結合具59によってディストリビュータ
キャップ22の液体出口孔32に取り付けられた入口端58および、やはり結合
具44と類似の適切な結合具62によって、図3Aに示す通り、送出ヘッド14
の液体入口孔16と結合された第2番目のの液体導管17の入口孔16’に取り
付けられた出口端60を有する。
【0026】 66で示された(図1および2A)別のチューブ部分は、ディストリビュータ
キャップ22の液体入口孔30に取り付けられており、容器12の底13に向か
って伸び、液体入口70となる自由端68を有する。
【0027】 図2Aおよび2Bに示す通り、ディストリビュータキャップ22は、ガス入口
孔24が第1および第2のガス出口孔26および28と接続され、第1のガス導
管34(図1)からディストリビュータキャップ22を経て第2のガス導管46
(図1)へのガスの流れを助成すると同時に、第2のガス出口孔28を介しての
容器12への加圧ガス供給を助成するように形成されている。また、液体入口孔
30および液体出口孔32もまた、図示の通り、相互に接続されているが、ディ
ストリビュータキャップ22を介したガスおよび液体の流れは分離が保たれる。
【0028】 従って、送出ヘッド14の親指操作式レバー72の適切な調節によって(後述
)、第1および第2のガス導管34および46によるガスの流れが可能になった
時、加圧された空気の一部が第2のガス出口孔28を経て容器12に入り、それ
により容器中の液体を加圧することが理解されよう。圧力のこの増加は、容器の
内部と送出ヘッド14の出口装置20との間の圧力差と組み合わさり、チューブ
部分66の液体入口70、キャップ22による液体出口32、さらには液体導管
56への、容器からの液体の流出を生じる。以下の図3A〜3Cの説明から理解
されるように、流体出口装置20のすぐ下流の圧力は大気圧であり、それにより
必要な圧力降下を付与し、従って上述の液体流出の生起を可能にする。好ましく
は、レバー72は、同時に操作可能なように任意の適切な方法(図示せず)によ
って連結される。
【0029】 次に、図3A、3Bおよび3Cについて説明すれば、流体送出ヘッド14(図
3A)およびその弁機構の部分(図3Bおよび3C)が詳細に示されている。上
述の通り、流体送出ヘッド14は、液体入口孔16、ガス入口孔18、および、
ガスおよび液体の霧状流出を音速または超音速で付与するための流体出口装置2
0を備える。
【0030】 図3A〜3Cに関して後述する通り、流体送出ヘッド14のこの構成は例示に
すぎず、他の適切な形式の接続および弁が同じく本発明に従って使用できること
は、当業者には理解されるであろう。
【0031】 流体送出ヘッド14は、全体として79で示される弁アセンブリを含むが、こ
の弁アセンブリは、液体入口孔16およびガス入口孔18から、後述するガス・
液体合流ノズル部材108へガスおよび液体それぞれの通過を助成する。弁構造
79は、その後部部分に液体入口孔16およびガス入口孔18を形成したボディ
80を備える。ボディ80はさらに、それぞれ82および84で示される側方に
配置された液体およびガスの弁室を含み、それらは相互に分離されているが、第
1の液体供給ボア86および第1のガス供給ボア88によって各入口孔16、1
8と接続されている。弁室82および84はまた、各自の第2の液体供給ボア9
0および第2のガス供給ボア92によって、全体として94で示されるボディ8
0の前方部分とも接続されている。
【0032】 前方ボディ部分94の上には、内部凹部96および、内部凹部を包囲する外部
凹部98が形成されている。内部凹部96は第2の液体供給ボア90と連絡し、
外部凹部は第2のガス供給ボア92と連絡している。内部ノズル部材100は、
第2の液体供給ボア90と接触するように内部凹部96内に挿着されており、液
体の狭細なジェットが放出される狭小な穴の前方ノズル穴102で終端している
。円筒形のガス・液体合流ノズル部材108は、内部ノズル部材100を包囲し
て同心で外部凹部98内に取り付けられている。
【0033】 ガス・液体合流部材108は、図示の通り、内部ノズル部材100の前方ノズ
ル穴102とほぼ同軸である穴112に向かって収斂するように形成されている
、全体として110で示された前部を有する。ガス・液体合流部材108は、ヘ
ッド14内のガスの流通を正面のノズル穴102から出る液体ジェットに向かっ
て中心に移行させるように構成されている。従って、液体ジェットおよびガス流
が相互に集中するにつれて、それらは、合流部材108の前部110において単
一のガスと液体のジェットに合流する。
【0034】 弁室82および84の各々は、典型的には後述するような構成を有する弁機構
を備える。これらの典型的な弁機構は互いに同一であるので、両方とも参照番号
120として示され、両方の弁機構に共通の構成要素は同じ参照番号によって示
されている。各弁機構120は円筒形受座部材122を有し、その中に内部弁板
124が配置されている。
【0035】 ここで図3Bおよび3Cも参照すれば、この実施例では、弁板124がほぼ円
錐形で外向きに傾斜した弁穴126を備え、その中に円錐形弁体128が配置さ
れていることがわかる。弁体128は、何らかの対抗力がなければ、図3Cに示
すように、引張りばねといった弾性張力130によって弁穴126内の引戻され
た着座位置に維持される。各親指制御レバー72(図1および3A)は、横方向
に伸びるねじ穴134(図3A)が形成されている。図3Aに見られるように、
ねじ要素136がねじ穴134を通って伸び、肥厚端部138で終端している。
ナット部材140は、端部138と結合され、それに対してねじ要素136の縦
軸142を中心に自由回転できるように構成されている。ナット部材140は、
受座部材122に形成された内面トラック146に沿って軸向き移動できるよう
に構成されたピストン形ケーシング144に挿着されている。
【0036】 図3Cに示した位置では、弁穴126は弁体128によって閉鎖されることが
わかる。所定の方向のレバー72の回転は、ねじ要素136の内向きの直線的並
進を生じさせる。ナット部材140は軸142に関して自由に回転することがで
きるので、いかなる回転モーメントも保持せず、ねじ要素136によって単に内
部へ押し込まれる。この内部への移動は、トラック146に沿ったケーシング1
44の対応する内部移動を生じさせ、それは、弁体128の後部拡張部148に
作用し、図3Bにおいて矢印149で示すように、それを内側へ押し込み、弁穴
126を部分的に開き、ガスまたは液体の流通を可能にする。
【0037】 弁板124は、その後部に形成された複数の第1の半径方向穴150を有し、
それらは、弁受座部材122の内部と連絡している。弁受座部材122は、外部
凹部154と連絡する1個以上の第2の半径方向穴152を有する。
【0038】 凹部154ならびに第2の液体供給穴90および第2のガス供給穴92は、弁
穴126の開放(図3B)が、弁穴126、弁板124の第1の半径方向穴15
0、弁受座部材122の第2の半径方向穴152、凹部154、および、供給穴
90または92のいずれか一方によって構成される流路に沿った、液体およびガ
スのそれぞれの流通を可能にするように形成されている。
【0039】 上述の通り、ガスは加圧され、一定の圧力で供給される。送出ヘッド14を通
る流れにおいて最小限のヘッド損失があり得るが、送出ヘッド14はそうしたヘ
ッド損失を最小限にし、「最も軽微な」適用においても、合流ジェットが合流部
材108の穴112を通り大気中に出る時点まで、流体圧力が2気圧を超えたま
まとなっているように構成されている。
【0040】 合流流体ジェットが大気圧へ出ると、それは、2〜10気圧以上から1気圧へ
瞬間的な圧力降下を受けることが当業者には理解されるであろう。この大きさの
突然の圧力降下は、合流ジェットが大気中へ出た時点で音速に近い速度をもたら
し、ジェットにおける衝撃波を生じることになる。衝撃波の効果は、合流ジェッ
トの液体部分を、音速または超音速を有する、ガスジェットに浮遊する霧状液体
から成るジェットが得られるように、微小水滴へ微粒子化することである。
【0041】 ここで図4A〜4Bを参照して、本発明の好ましい実施態様に従って、皮膚剥
脱の方法を説明する。
【0042】 図4Aに示す通り、送出ヘッド14は、入手できる個別の事例に適切であると
定められた距離d、好ましくはジェットの完全性が維持される距離で、剥脱され
る皮膚の極めて近くに保持される。いずれの場合も、距離dはノズル穴の最小寸
法Dの50倍以下であり、好ましくは、ノズル穴の最小寸法Dの1〜5倍の範囲
である。一般に、Dは1〜3mmの範囲である。図示の通り、微小液滴の霧状ジ
ェット111は、皮膚表面125の最も外側の層の目標部分に衝撃を与え、それ
により、所定の時間の後、表皮の少なくとも一部をそこから分離する。これは図
4Bに略示する。これにより生じた組織の破片は、引き続き霧状ジェット111
によって衝撃を受け濡らされ、結果的に、図4Cに示す通り、剥脱された層の背
後の皮膚の新しい層129が露出するように皮膚127の残りから洗い流される
。送出ヘッドは、皮膚の外層が剥脱される必要がある領域全体を徐々に移動され
る。
【0043】 説明から、こうした方式での、すなわち、微小液滴による外皮層組織の破片の
上述の濡れは、合流流体ジェットによる衝撃の力が残りの皮膚表面から破片を分
離し、小滴の流れにより運び去ることができるように、空気力学抵抗の著しい増
加を生じることが理解されるであろう。組織破片の空気力学抵抗の増加は、一方
では小滴による濡れによって、他方では、安定した境界層を伴う組織表面上の液
体の流れの欠如によって助成される。従って、分離された層のいずれも液体の流
れの安定した境界層によって保護されないので、それは全部、ガス・液体小滴流
による除去に曝される。
【0044】 さらに、本発明の装置が動作する圧力および、任意の個別領域からの皮膚の剥
脱にかかる時間の長さは、特に、皮膚の性質(すなわち、敏感な顔の皮膚である
かまたは踵の肥厚であるか)、さらに剥脱を要する皮膚の深さに依存することも
理解されるであろう。
【0045】 次に、本発明の別の実施態様に従って構成された、全体として200で参照さ
れた流体送出ヘッドを例示する図5および、流体送出ヘッド200のノズル20
2を詳細に例示する図6について説明する。送出ヘッド200は、図1および3
Aに関して前に図示および説明した送出ヘッド14と同様であるので、送出ヘッ
ド200と送出ヘッド14との間の相違以外は再び説明しない。従って、図1ま
たは3Aのいずれかに示し、対応する構成要素を有する送出ヘッド200の構成
要素は、図6において、プライム符号(’)を添えてあるが同じ参照番号によっ
て表示される。
【0046】 図6を再び参照すれば、送出ヘッド200は、後部ガス・液体合流部204お
よび前部吸込み部206を一体部材に組込んだ、全体として202で参照された
ノズルを有することによって特徴づけられる。ノズル202は、後部204およ
び前部206が、くびれた腰部または移行部208に向けて細くなっているほぼ
砂時計の構成を有する。内部のノズル部材100’は、移行部208からわずか
に突き出るように形成されており、対応するわずかにくびれた腰部210を有し
、その直径は図示の通り吸込み部206に突き出るにつれて増大している。
【0047】 矢印212により示された超大気圧の空気の流れが、内部ノズル部材100’
とノズル202との間で画定される、狭窄した環状通路214に入ると、絞られ
た通路の入口216での亜音速から、通路に沿った途中の位置218での音速へ
、さらに、通路は内部ノズル部材100’の前端220により形成される段で開
放するので、絞られた通路の急激な終了によって画定される位置219での超音
速へと加速する。ガスの流れは、移行領域208から拡大する前方ノズル部20
6へ出るにつれて、急激に膨張する。このようにして発生した膨張波は、少なく
とも常圧以下の圧力まで相当の圧力降下を受け、それにより、前方ノズル部20
6の内面222に沿った円錐形希薄領域221をも生じさせる。
【0048】 ノズル穴102’を通り抜けて出る加速した液体の流れは、超音速のガス流と
ぶつかり、急激な圧力降下を受けることにより、図1〜3Cに関して上述したと
ほぼ同様に、微小液滴へと霧化した後ガス流に掃引され、音速または超音速での
合流ガス・液体の霧状の流れを形成する。この合流した流れは全体として参照番
号250により示される。
【0049】 流体送出ヘッド200が、最も外側の層225がそこから剥脱されようとする
、皮膚224の極めて近くに、図4Aに関して前述した距離dで保持された場合
、表皮の層225の一部が音速または超音速の流れ250に曝され、図4A〜4
Cに関して前述した通り残りの皮膚表面227から分離される。その後、ヘッド
200が皮膚表面上でゆっくり移動されるにつれ、生じた組織破片は、流れ25
0を包囲するノズルの空洞で得られる常圧以下の圧力に曝される。
【0050】 従って、図1〜4Cに関して上述した微小液滴の衝撃に加えて、組織破片は、
ノズルが皮膚に近づけられるにつれて、吸引力にも曝され、これはさらに、ガス
・液体の霧により運び去られる前に、皮膚の残りから組織破片を除去し、227
で参照された新しく露出された皮膚層を残すために役立つことが理解されるであ
ろう。
【0051】 本発明の別の実施態様において、無菌液体は、その摩耗特性を増加させるため
に所定量の結晶または他の微粒子を懸濁液中へ含有させることができる。本発明
のさらに別の実施態様では、無菌液体は、グリコール酸またはTCAといった外
皮層の剥脱を生じることが当業で公知の化学物質を所定量含有してもよい。
【0052】 ここで図7および8を参照すれば、本発明の好ましい実施態様に従った、全体
として300で参照された、多頭ノズル皮膚剥離ヘッドが示されている。特に図
8でわかるように、ヘッド300は、図5および6に関して図示説明した複数の
ノズル202によって例示される、ノズルの配列を備える。しかし、これは例示
にすぎず、ヘッド300は別に、例えば、図3Aに関して図示説明したノズル部
材108の同様の配列から形成できることが理解されるであろう。
【0053】 ノズルの配列は、単一のノズルのみによって範囲とされる領域よりも相当に大
きな領域をほぼ連続的に範囲に収め、それにより本発明の装置の使用をより効率
的にするように構成されていることがわかる。図8に示す特定の配列は例示にす
ぎず、異なる大きさ、形状および構成の配列が得られ、従って多様な大きさの領
域を範囲とし得ることが理解されるであろう。
【0054】 本発明の範囲は、以上に特定的に図示説明したものによって制限されるもので
はなく、本発明の範囲は添付請求の範囲によってのみ限定されることを当業者は
理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
本発明は、以下の図面に関してなされる以下の詳細な説明によって容易に理解
されるであろう。
【図1】 本発明の好ましい実施態様に従って構成された、新規な皮膚剥脱装
置の全体図である。
【図2A】 図1に示す容器の拡大部分断面側面図である。
【図2B】 図2Aの線B−Bに沿って得られる容器のディストリビューター
キャップの拡大断面図である。
【図3A】 使用中の、図1に示す流体送出ヘッドの詳細断面図である。
【図3B】 開位置における弁機構の部分の拡大詳細図である。
【図3C】 閉位置における弁機構の部分の拡大詳細図である。
【図4A】 本発明の好ましい実施態様に従った皮膚剥脱の連続段階を示す略
図である。
【図4B】 本発明の好ましい実施態様に従った皮膚剥脱の連続段階を示す略
図である。
【図4C】 本発明の好ましい実施態様に従った皮膚剥脱の連続段階を示す略
図である。
【図5】 本発明の別の実施態様に従って構成され、その直近において吸込圧
力を生じるように構成されたノズル部分を有する、流体送出ヘッドの部分側面図
である。
【図6】 吸込圧力の発生を表している、図5に示した流体送出ヘッドのノズ
ルの拡大側面断面図である。
【図7】 本発明の好ましい実施態様に従って形成された複数ノズル皮膚剥脱
ヘッドの略破断面図である。
【図8】 ノズル配列を示す図7のヘッドの底面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皮膚剥脱用装置であって、 無菌液体用容器と、 液体入口孔およびガス入口孔と、流体出口装置と、前記入口孔と前記流体出口
    装置との間に配置され、前記入口孔から前記流体出口装置へ液体およびガスの各
    流れを選択的に可能にする弁装置とを有する流体送出ヘッドと、 前記容器内に位置する液体入口と、前記送出ヘッドの前記液体入口孔に接続さ
    れた液体出口との間に伸びる液体導管装置と、 ガス入口とガス出口との間に伸びるガス導管装置であり、前記ガス入口は加圧
    ガス源と接続されており、前記ガス出口は前記送出ヘッドの前記ガス入口孔と接
    続されており、また、前記ガス導管装置は中間出口孔を介して前記容器と接続さ
    れているものである、前記ガス導管装置と、 前記ガス入口から前記ガス出口および前記流体送出ヘッドの前記ガス入口孔へ
    流れる加圧ガス流に無菌液体源を選択可能に曝し、それにより、前記液体入口か
    ら前記液体出口および前記流体送出ヘッドの前記液体入口孔へ、前記液体導管を
    伝って前記無菌液体を給送するための装置とを含み、 前記流体出口装置が、前記ガスおよび液体の流れを受取り、ガス・液体流出に
    なるように前記流れを合流させるように構成された少なくとも一つのガス・液体
    合流部材を有しており、前記ガス・液体流出は高速のガス流に浮遊する少なくと
    も1つの無菌液体の霧状ジェットとして前記流体出口装置を出るように作用し、
    各ジェットは、剥脱される皮膚表面から所定の距離内に位置づけられた時、表皮
    の少なくとも一部を分離するように作用するものであることを特徴とする皮膚剥
    脱用装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置であって、前記ガス流は前記弁装置から前
    記ガス・液体合流部材へ第1の大きさの圧力で出るものであり、前記ガス・液体
    合流部材は、前記流体出口の下流でのガス・液体流出の圧力が第2の大きさであ
    るようにガス流において圧力降下を生じさせるように動作し、前記第1の大きさ
    は前記第2の大きさの少なくとも2倍であり、それにより、前記流体出口装置の
    下流でのガス・液体流出において衝撃波を生じ、前記流出の液体部分の微小液滴
    への霧化をもたらし、これにより前記流出のガス部分に浮遊する液体の霧を形成
    する装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の装置であって、前記流体出口装置の下流での前
    記ガス・液体流出の少なくとも一部は少なくとも音速である速度を有する装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の装置であって、前記ガス導管装置の前記ガス入
    口は加圧ガス源と接続できるように構成されており、また、前記流出が高速ガス
    流に浮遊する前記無菌液体の霧の流出である装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の装置であって、前記流体出口装置はまた、組織
    砕片を除去するために、剥脱される皮膚表面の付近で吸込力を適用するための装
    置を含む装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の装置であって、前記流体出口装置は所定の直径
    を有する流体出口孔を画定しており、前記所定の距離は前記所定の直径の50倍
    以下である装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の装置であって、前記流体出口装置は所定の直径
    を有する流体出口孔を画定しており、前記所定の距離は前記所定の直径の1〜5
    倍の範囲内である装置。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の装置であって、前記流体出口装置がさらに、無
    菌液体の流出を供給するように構成された少なくとも1個のノズル部材を含み、
    前記ノズル部材の各々が、 前記ノズル部材を嵌着させるように機器構成され、ガス流の通路を画定するよ
    うに前記ノズル部材を嵌着させるように構成された後部と、 前記後部の前方が細くなることにより形成される腰部と、 開口を形成し、前記腰部へ向かって後方が細くなっている前部とを含み、 前記通路は、前記通路を通過する前記ガス流が少なくとも音速まで加速される
    ように、前記ノズル部材の前記前部へ向けて次第に狭くするように形成されてお
    り、 前記前部は、前記加速されたガス流が膨張し、それにより常圧以下の圧力まで
    圧力降下を受け、その結果、前記ノズル開口が剥脱される皮膚表面から所定の距
    離内に位置づけられた時に、表皮の少なくとも一部が皮膚表面から分離されるよ
    うに、前記開口に向かって拡大している、装置。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の装置であって、前記所定の距離がノズル部材の
    内径の直径の50倍以下である装置。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の装置であって、前記所定の距離がノズル部材
    の内径の直径の1〜5倍の範囲内である装置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の装置であって、前記少なくとも1個のノズル
    部材が、高速ガス流に浮遊する対応する数の無菌液体霧状ジェットを供給するた
    めの複数のノズルを含み、前記ジェットの各々は、剥脱される皮膚表面から所定
    の距離内に位置づけられた時に、所定の領域の表皮の少なくとも一部を皮膚表面
    から分離するように作用するものである装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の装置であって、前記複数のノズルが所定の
    領域全体に対して構成されたノズルの配列を含む装置。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の装置であって、前記送出ヘッドが片手で保持
    しながら使用されるように構成されている装置。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の装置であって、前記無菌液体が、所定の磨耗
    特性を有する選択された微粒子を懸濁させている装置。
  15. 【請求項15】 請求項1記載の装置であって、前記無菌液体が、皮膚の所定
    の外皮層の剥脱を生じさせるように作用する、選択された化学物質を含有する装
    置。
  16. 【請求項16】 皮膚剥脱の方法であって、 無菌液体の源を加圧ガス流に接触させ、吸上げられた液体を流体送出ヘッドに
    供給させることと、 加圧ガスを流体送出ヘッドに供給することと、 流体送出ヘッドに供給されたガスおよび液体を合流させ、この時、流体送出ヘ
    ッドは所定の内径を有する流体出口を備えており、高速ガス流に浮遊した無菌液
    体の霧状ジェットとしてガス・液体流出を供給することと、 流体出口から所定の距離で、剥脱しようとする皮膚表面の部分を霧状ジェット
    に曝し、それにより、表皮の少なくとも一部をそこから分離し、生じた組織破片
    をそこから除去することとを含むことを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の方法であって、加圧ガスを供給する工程は
    、第1の大きさの圧力でガスを供給することを含み、前記合流させる工程は、ガ
    ス・液体流出の圧力が第2の大きさであるようにガス流において圧力降下を生じ
    させることを含み、この時、前記第1の大きさは前記第2の大きさの少なくとも
    2倍であり、それにより、ガス・液体流出において衝撃波を生じ、流出の液体部
    分の微小液滴への霧化をもたらし、これにより流出のガス部分に浮遊する霧を形
    成する方法。
  18. 【請求項18】請求項16記載の方法であって、前記合流させる工程の前に、 ガス流出を供給する工程と、 ガス流出の膨張を生じさせ、それによりその圧力の常圧以下への低下を生じ、
    それにより吸込力を付与する工程と、 前記膨張したガス流出とともに液体流出を供給する工程とをさらに含む方法。
  19. 【請求項19】 請求項17記載の方法であって、ガス・液体流出が少なくと
    も音速である速度を有する方法。
  20. 【請求項20】 請求項16記載の方法であって、加圧ガスが空気である方法
  21. 【請求項21】 請求項16記載の方法であって、所定の距離が流体出口の内
    径の50倍以下である方法。
  22. 【請求項22】 請求項16記載の方法であって、所定の距離が流体出口の内
    径の1〜5倍の範囲内である方法。
  23. 【請求項23】 請求項16記載の方法であって、前記合流させる工程が、3
    〜10気圧の範囲の圧力で前記液体の霧状ジェットを供給する工程を含む方法。
  24. 【請求項24】 請求項16記載の方法であって、前記合流させる工程が、3
    〜8気圧の範囲の圧力で前記液体の霧状ジェットを供給する工程を含む方法。
  25. 【請求項25】 請求項16記載の方法であって、前記無菌液体が、所定の磨
    耗特性を有する選択された微粒子を懸濁させている方法。
  26. 【請求項26】 請求項16記載の方法であって、前記無菌液体が、皮膚の所
    定の外皮層の剥脱を生じさせるように作用する、選択された化学物質を含有する
    方法。
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