JP2001520029A - モノグリセリド/ポリグリセロールエステル/脂質混合物を含む低脂肪スナックおよび練り粉組成物 - Google Patents

モノグリセリド/ポリグリセロールエステル/脂質混合物を含む低脂肪スナックおよび練り粉組成物

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JP2001520029A JP2000516546A JP2000516546A JP2001520029A JP 2001520029 A JP2001520029 A JP 2001520029A JP 2000516546 A JP2000516546 A JP 2000516546A JP 2000516546 A JP2000516546 A JP 2000516546A JP 2001520029 A JP2001520029 A JP 2001520029A
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スティーブン ポール ジマーマン
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Abstract

(57)【要約】 モチ状態(waxiness)が低下し、パリパリ感が改良され口内溶解が増した低脂肪揚げスナック。低脂肪スナックは、デンプンベースの材料、水および独特な乳化剤−脂質組成物を含む練り粉組成物から製造される。練り粉に乳化剤−脂質組成物システムを用いることにより、完成したスナックにテクスチャーおよび香りという利点を、また加工スナックを製造するために用いられる練り粉には流動学的性質の改良がもたらされる。乳化剤組成物は、モノ−ジグリセリド成分または蒸留モノグリセリド、ポリグリセロールエステル成分および脂肪成分の特定のブレンドを含む。本発明の低脂肪揚げ加工スナックは、1人分1オンス(約28グラム)あたり消化性脂肪約0.84グラムから、1人分1オンス(約28グラム)あたり消化性脂肪約0.5グラム未満を含むように配合することが可能であり、非消化性脂肪で揚げられた通常の加工スナックとはテクスチャーで区別することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (背景) 非消化性脂肪で揚げたスナックに特有の蝋性(waxiness)、口内溶解
の遅さ、およびパリパリ感の低下の問題は、よく知られている。これらの問題は
、揚げている間にスナックによって吸収される非消化性脂肪の中で結晶化する固
形物に起因すると考えられている。非消化性脂肪は、揚げている間にスナックに
よって液化した状態で吸収される。スナックが冷却するにつれて、中間溶解およ
び低溶解脂肪の結晶化が生じ、結晶化の結果として形成された固形物は、スナッ
クの器官感覚特性、例えばパリパリ感、蝋性印象(waxiness impr
ession)および口内溶解を変化させる。
【0002】 非消化性脂肪で揚げられたスナックに関連する蝋性問題を軽減するためのいく
つの方法が知られており、当技術分野において開示されてきた(1986年9月
9日公開のBernhardtによる欧州特許出願236,288を参照)。こ
れらの方法の代表例には、非消化性脂肪組成を変更すること(1992年2月4
日発行のYoungによる米国特許第5,085,884号を参照)、非消化性
脂肪を高濃度のトリグリセリド脂肪と混合すること(1987年8月26日公開
のBernhardtによる欧州特許出願233,856を参照)、練り粉の組
成を変化させること(1995年11月7日発行のVillagran他による
米国5,464,642を参照)、および超臨界水蒸気で放散することによりス
ナックから過剰の脂肪を除去すること(1992年12月15日発行のYoun
g他による米国5,171,600を参照)が含まれる。
【0003】 パリパリとしたテクスチャーおよび減少した蝋性を有する低脂肪スナックを製
造するための食品配合機による従来の試みは、揚げている間に生ずる望ましくな
いテクスチャーの変化を避けるという範囲では、一般的に成功していない。さら
に、食品配合機は、ストリッピング技術を用いることなくスナックの蝋性印象を
低下させることに関して限られた成功しか収めていない。非消化性脂肪組成物は
通常、トリグリセリド類よりも高い粘度を有し、中間溶解および低溶解脂肪を含
むため、練り粉組成物によっては、揚げている間に製品は膨張し、抑えきれずに
崩れてしまう傾向がある。さらに、粘性の脂肪は、スナックの表面に残り、スナ
ックの内部構造内に十分分布しない傾向がある。発見された他の問題は、多くの
練り粉組成物から作られたスナックの内部構造は、緻密で、固く、ガラス状のテ
クスチャーを有するスナックをもたらす大きな内部空隙、あるいは泡だらけの(
スタイロフォーム(Styrofoam)様)テクスチャーを有するスナックを
もたらす小さな空隙を形成する傾向があることである。
【0004】 大きな空隙を持つ製品は、相応して、より緻密で、より固い塊を生成する固形
物の大きな連続した領域を有する。これらの製品の断面には、緻密な塊の分厚い
領域によって囲まれたトンネル様空隙という特徴が見られ、1つの空隙断面積が
、製品の総断面積の約2.0%から約4.0%の大きさを有することがある。
【0005】 主に小さな空隙からなる内部構造を有し、1つの空隙断面積が、製品の総断面
積の約0.1%未満の大きさであるスナック製品は、一様な順序で配列されたよ
り薄く、柔軟な塊によってもたらされる弾性抵抗により、泡だらけのテクスチャ
ーを示すことになる。この製品の断面外観には、空隙の大きさと同程度の厚みを
有する塊の小さな領域によって囲まれた多数の小空隙という特徴がある。泡だら
けの内部構造は、デンプンの過水和を促進し、ゴム状のテクスチャーをもたらす
。スナックを製造するために用いられる練り粉が不適当な粘弾性性質を有すると
き、およびアミロースの結合が不十分で、揚げている間に練り粉に分布/利用可
能な水が不十分であるとき、および/または練り粉中の脂肪の分布が不十分なと
きにこれらの構造が特に優勢になることがわかった。スナックの内部構造は、ラ
ンダムに分散された大小の空隙の相同混合物を有し、パリパリ感のための十分な
強度をもたらすが、固形物密度があまり局在していないことが理想である。
【0006】 したがって、本発明の一目的は、独特な構造を有する低カロリー加工スナック
を提供することである。
【0007】 本発明の別の目的は、改良された器官感覚特性(例えば、口内溶解の促進、実
質的に低下した蝋性印象および実質的に改良されたパリパリ感)を有する減カロ
リーおよび低カロリーデンプン質スナックを提供することである。
【0008】 本発明のさらなる目的は、低脂肪スナックを調製するために用いられる練り粉
組成物を提供することである。
【0009】 本発明のこれらおよび他の目的は、これから明らかになるであろう。
【0010】 (発明の概要) 本発明は、揚げ低脂肪加工スナックおよび低脂肪スナックを調製するために用
いられる練り粉組成物に関する。本スナックは、非消化性脂肪を含む組成物で揚
げられた他の低脂肪加工スナックとは異なる新規な構造を有する。本スナックは
、デンプン質の練り粉から調製される。
【0011】 低脂肪スナックは、改良されたパリパリ感、軽減された蝋性および促進された
口内溶解を有する。改良されたテクスチャー(例えば、パリパリ感)および口内
溶解は、揚げスナックの内部構造を制御することによって行われる。膨張した構
造は、内部構造全体に脂肪を分布させるための手段として役立ち、スナックの表
面上に残る脂肪の量を制限する。
【0012】 本発明のスナックは、非消化性脂肪、消化性脂肪40%未満、および加工スナ
ックの表面上に残る103cpより大きな粘性を有する脂肪9.0%未満を含む
【0013】 本発明のスナックは、低脂肪揚げスナックであり、多数の個々の内部空隙を備
える。低脂肪スナックは、約0.02から約0.20インチ(約0.05から約
0.51cm)の厚みを有する。低脂肪揚げスナックは、 A)水分約0.5%から約6%と、 B)非消化性脂肪約20%から約38%と を含む。
【0014】 本発明の構造、テクスチャーおよび器官感覚上の恩恵を送達するために最も好
ましい練り粉組成物は、 A)デンプンベースの材料であって、 i)存在する任意の乾燥化工デンプンが、化工デンプン1グラムあたり水約0
.4から約8.0グラムの吸水指数を有する化工デンプン少なくとも約0.2%
; ii)D.E.値約5から約30を有する加水分解デンプン少なくとも約3.
0%; iii)デンプン1グラムあたり水約6.7から約9.5グラムの吸水を有す
るジャガイモフレーク約96.8%までを含むが; ただし、任意の他のデンプン含有成分が、ジャガイモフレーク以外のデンプン
ベースの材料中に存在する場合、他のデンプン含有成分は、ジャガイモフレーク
よりも低い吸水指数を有する、 デンプンベースの材料約50%から約70%と、 B)添加水約30%から約50%と、 C)乳化剤−脂質組成物であって、 i)モノグリセリド成分であり、 (a)モノグリセリド約60%から約98%、 (b)遊離グリセリン2%未満を含み、 (c)ジグリセリドを少量のトリグリセリドでバランスをとる、モノグリセリ
ド約2.0%から約40%、 ii)ポリグリセロールエステル成分であり、 (a)遊離ポリオールグリセリン50%未満、 (b)ヒドロキシル基の40%未満が、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、またはそれらの混合物でエステル化されている、ポリグリセロール部分
あたり約2から約10個のグリセロールユニットを含む、ポリグリセロールエス
テル成分約0.5%から約40%、および iii)脂肪約60%から約97.5%を含む乳化剤−脂質組成物約0.5%
から約8%とを含む。
【0015】 本質的に非消化性脂肪からなる脂肪で揚げたときのスナック製品は、一盛り3
0グラムあたり0.05グラム未満の消化性脂肪含有量を有する。本発明の別の
態様によると、加工スナックは内部構造の少なくとも25%を越えて分布された
脂肪を有する。
【0016】 本スナックは、従来型の処理装置を用いて連続処理で調製することができる。
【0017】 (発明の詳細な説明) 定義 本明細中で用いられる「シート化可能な練り粉」は、平らな表面に置き、せん
断または穴を形成することなく所望の最終的な厚みに広げることができる練り粉
である。
【0018】 本明細書中で用いられる「デンプンベースの材料」は、自然、乾燥(例えば、
フレーク、顆粒、ひき割り)、あるいは粉末の形態の、天然に存在し、高度に重
合したグルコピラノースユニットからなる炭水化物を指す。デンプンベースの材
料には、ジャガイモ粉末、ジャガイモ顆粒、トウモロコシ粉末、マサ(masa
)トウモロコシ粉末、ひき割りトウモロコシ(corn grits)、コーン
ミール、米粉、小麦粉、そば粉、オート麦粉、豆粉、大麦粉、タピオカ、ならび
に化工デンプン、天然デンプン、および豆デンプン、塊茎、豆果および穀物に由
来するデンプン、例えばトウモロコシデンプン、小麦デンプン、米デンプン、モ
チ(waxy)トウモロコシデンプン、オート麦デンプン、キャッサバデンプン
、モチオオムギ、モチ(waxy)ゴメデンプン、もち(glutious)米
デンプン、甘味種米(sweet rice)デンプン、アミオカ(amioc
a)、ジャガイモデンプン、タピオカデンプン、およびそれらの混合物が含まれ
るが、それらに限定されるものではない。
【0019】 本明細書中で用いられる「kPa」は、粘度の測定単位であるキロパスカルで
ある。
【0020】 本明細書中で用いられる「ブラベンダー単位(Brabender Unit
s)(BU)」は、おおよそセンチポイズに対応する粘度測定の任意単位である
【0021】 本明細書中で用いられる「化工デンプン」は、その機能特性を改良するために
物理的または化学的に変化を受けたデンプンを指す。適当な化工デンプンには、
アルファー化デンプン、低粘度デンプン(例えば、デキストリン類、酸化工デン
プン、酸化デンプン、酵素化工デンプン)、安定化デンプン(例えば、デンプン
エステル、デンプンエーテル)、架橋デンプン、デンプン糖(例えば、グルコー
スシロップ、デキストロース、イソグルコース)および処理(例えば、架橋およ
びゼラチン化(gelatinization)の組合せを受けたデンプンおよ
びそれらの混合物が含まれるが、それらに限定されるものではない。
【0022】 本明細書中で用いられる「添加水」という用語は、乾燥練り粉材料に添加され
た水を指す。穀粉およびデンプンのソースである場合など、乾燥練り粉成分中に
もともと存在する水は、添加水には含めない。
【0023】 特別の定めがない限り、すべてのパーセンテージは、質量による。
【0024】 本発明の低脂肪スナックは通常、大きさおよびパリパリした低密度の固形物領
域のランダムな分布を有する多数の内部空隙を特徴とする新規な構造を有する。
その構造は、非消化性脂肪を含む脂肪組成物で練り粉を揚げたときに膨張が制御
されるように練り粉組成物を調整することによって得られる。スナックがパリパ
リとしたままで、スナックの内部構造全体に脂肪がよりよく分布するようにその
膨張を制御する。スナックの膨張した構造はまた、非消化性脂肪で揚げたスナッ
クに関連する知覚的な蝋性印象を軽減する助けとなる。
【0025】 内部空隙領域は、パリパリ感の向上、蝋性の減少および口内溶解の促進という
観点から本発明の重要な側面である。本発明のスナックの内部構造における多層
の空隙空間は、咀嚼の間に破壊面を生成すると考えられる。また、一連の不連続
面は、硬さのない抵抗(すなわちパリパリ感)をもたらすとも考えられる。さら
に、内部空隙領域は、過剰の毛細管水和なしに咀嚼の間にスナックの迅速な破壊
を可能にすると考えられる。蝋性の減少は、スナックの内部構造内に脂肪がより
均一に分布することと、咀嚼の間にスナックが迅速に破壊することが組み合わさ
れた結果と考えられる。この組合せは、咀嚼の間口内に分散される薄めの脂肪被
膜をもたらし、口内の小さな破砕微粒子物質によって運び去ることができる。
【0026】 内部構造は、多数の内部空隙および球状の団塊を有している。脂肪はまた、揚
げスナックの内部構造を越えて分布される。内部空隙領域および固体団塊構造の
レベルは、本明細書中に記載される顕微鏡技術によって決定することができる。
【0027】 本発明の低脂肪加工スナックは、少なくとも21%、好ましくは約22%から
約40%、より好ましくは約24%から約36%、最も好ましくは約26%から
約32%の合計内部空隙領域を含む。
【0028】 空隙領域に分布される空隙の12%未満、好ましくは約4.0%から約10%
、より好ましくは6.0%から約9.0%、最も好ましくは約7.0%から約8
.0%は、0.1ユニット未満の大きさを有している(ユニットは、製品の総断
面積が空隙空間断面積によって占有される%を表す)。空隙領域に分布する空隙
の約8.0%から約70%未満、好ましくは約10%から約60%、より好まし
くは約20%から約40%、最も好ましくは約25%から約35%は、約0.1
から約0.3の大きさを有している。空隙領域に分布する空隙の約5.0%から
約30%、好ましくは約10%から約25%、より好ましくは約13%から約2
5%は、約0.3から約0.8の大きさを有している。空隙領域に分布する空隙
の約5.0%から約50%、好ましくは約9.0%から約45%、より好ましく
は約15%から約40%は、約0.8から約1.5の大きさを有している。空隙
領域に分布する空隙の約30%未満、好ましくは約20%未満、より好ましくは
10%未満、最も好ましくは約5.0%未満は、1.5未満の大きさを有してい
る。
【0029】 団塊の形態学的形を有するスナックの内部構造に存在する固体構造のパーセン
テージは、スナックの内部構造の約0%から約30%を含み、約1.0%から約
25%が好ましく、約2.0%から約20%がより好ましい。
【0030】 本発明のスナックの新規構造態様は、本発明に特有の特徴である。
【0031】 本発明の低脂肪スナックは独特の構造を有している。容積水和率(本明細書中
に記載される)は、最終製品における内部空隙の容積に関連する測定値である。
より高い容積水和率は、スナックが低密度であることを示す。
【0032】 本発明の低脂肪スナックは、少なくともチップ1グラムあたり水約0.05グ
ラムの容積水和率を有し、少なくともチップ1グラムあたり水約0.15グラム
であるのが好ましく、少なくともチップ1グラムあたり水約0.19グラムであ
るのがより好ましく、少なくともチップ1グラムあたり水約0.20グラムであ
るのが最も好ましい。
【0033】 製品内の脂肪分布の定量には、薄切片顕微鏡技術(本明細書中に記載される)
を用いた。乳化剤脂質組成物は、脂肪分散のレベルを増加させた。
【0034】 本発明の低脂肪加工スナックは、15から40%の脂肪を含むことが好ましく
、22から38%の脂肪がより好ましく、24から34%の脂肪が最も好ましく
、ここで少なくとも25%、好ましくは少なくとも30%、より好ましくは40
%および最も好ましくは45%がスナックの内部構造を越えて分布し、スナック
の表面脂肪の9.0質量%未満、好ましくは7.0質量%未満、より好ましくは
6.0質量%未満および最も好ましくは5.0質量%未満が華氏92度(33.
3℃)で103cpを超える粘度を有している。
【0035】 本発明の新規構造は、消化性脂肪および典型的な非消化性脂肪で揚げた対応す
るスナックの構造と比較し、以下に詳細に説明する添付の図面を参照することに
より最もよく理解されるであろう。
【0036】 内部チップ構造は、断面および薄切片顕微鏡技術によって直接特徴づけられた
。断面尺度を用い、存在する空隙領域の型およびそれらの相対分布を定義した。
4種類の構造、すなわち固体構造、小空隙、大空隙、および団塊が確認された。
空隙は、構造から反射される光と、光吸収が大きいためにより暗い陰影をもたら
す空隙とのコントラストに基づき、固体構造から区別した。
【0037】 図1は、消化性脂肪で揚げられた、乳化剤(モノ−ジグリセリド)を含有する
デンプンベースのスナックの内部構造を示す横断立面図である。本構造は、相同
領域の大きさをカバーする空隙のランダム分散である。多くの空隙は、<0.1
から0.1から0.3のユニットサイズ範囲にあり、それぞれクラスタおよび断
続的にあちこちにある大きな空隙に分類される。固形物領域には、そのいくつか
がハネカム外観を有する薄く小板領域という特徴がある。
【0038】 図2は、非消化性脂肪で揚げられた、乳化剤−脂質組成物(蒸留モノグリセリ
ド/非消化性脂肪)を含有するデンプンベースのスナックの内部構造を示す横断
立面図である。内部構造の主な特徴は、空隙の分布全体がより大きなサイズにシ
フトしている大きな多孔性空隙である。固形物は、特にスナックの縁で、空隙の
割り込みが少ない、より厚く、より密度の高い領域を有している。
【0039】 図3は、非消化性脂肪で揚げられた、乳化剤−脂質組成物(ポリグリセロール
エステル/非消化性脂肪)を含有するデンプンベースのスナックの内部構造を示
す横断立面図である。この構造の空隙サイズ分布は、より小さなサイズにシフト
し、大きな空隙のパーセンテージは低い。固形物には、空隙の割り込みが少ない
高密度領域という特徴がある。
【0040】 図4は、非消化性脂肪で揚げられた、乳化剤−脂質組成物(蒸留モノグリセリ
ド/ポリグリセロールエステル/非消化性脂肪)を含有するデンプンベースのス
ナックの内部構造を示す横断立面図である。空隙サイズ分布は、1つのサイズが
支配的ということはなく、<0.1、0.1〜0.3、0.3〜0.8、および
0.8〜1.5のユニットサイズ範囲内のすべてのサイズ範囲にわたってほぼ一
様な重みである。固形物領域の幅は、多くの小空隙によって割り込まれたより厚
い領域に相同的に分散している。団塊構造の存在は、固形物の主な特徴である。
団塊は、固形物によって密に囲まれた空隙領域からなる丸形、あるいは楕円形の
泡に似ている。団塊は、中心内部構造内の単一数量または構造の縁に向かって多
層をなすクラスタで観察することができる。
【0041】 練り粉組成物 本発明の低脂肪加工製品は、デンプンベースの材料、乳化剤−脂質成分、およ
び水を含む練り粉から調製する。練り粉を細かく切り、非消化性脂肪を含む脂肪
組成物で揚げる。
【0042】 本発明に従い、独特な構造を有する新規な低脂肪揚げスナックを、様々な練り
粉組成物から製造する。本発明の低脂肪揚げスナックの新規な構造は、従来のデ
ンプンベースの材料またはデンプンを含む成分から調製することができる。通常
、スナックは、デンプンベースの材料、乳化剤−脂質成分、および水を一緒に混
ぜ、練り粉を作ることによって調製する。練り粉をシートにして断片とし、次い
で脂肪で揚げる。揚げる時点の練り粉は、 a)デンプンベースの材料約50%から約70%、 b)添加水約30%から約50%、および c)乳化剤−脂質組成物約0.5%から約8%を含む。
【0043】 本発明の練り粉組成物において重要な成分は、デンプンベースの材料である。
本発明の練り粉は、デンプンベースの材料約50%から約70%、好ましくは約
55%から約65%、より好ましくは約60%を含むことができる。デンプンベ
ースの材料は、ジャガイモフレーク約25から100%を含むことができ、残部
(すなわち、0から約75%)はジャガイモ粉末、ジャガイモ顆粒、トウモロコ
シ粉末、マサトウモロコシ粉末、ひき割りトウモロコシ、コーンミール、米粉、
タピオカ、そば粉、オート麦粉、豆粉、大麦粉、小麦粉、ならびに化工デンプン
、天然デンプン、および豆デンプン、塊茎、マメ科植物および穀物に由来するデ
ンプン、例えばトウモロコシデンプン、小麦デンプン、米デンプン、モチトウモ
ロコシデンプン、オート麦デンプン、キャッサバデンプン、モチオオムギ、モチ
ゴメ米デンプン、もち米デンプン、甘味種米デンプン、アミオカ、ジャガイモデ
ンプン、タピオカデンプン、およびその混合物などの他のデンプン含有成分であ
る。デンプンベースの材料は、好ましくは約40%から約90%、より好ましく
は約50%から約80%、さらにより好ましくは約60%から約70%のジャガ
イモフレーク、および約10%から約60%、好ましくは約20%から約50%
、より好ましくは約30%から約40%の他のデンプン含有成分を含む。
【0044】 本発明の特に好ましいデンプンベースの材料は、乾燥ジャガイモフレークおよ
びジャガイモ顆粒から製造し、ここで、ジャガイモフレークは、デンプンベース
の材料の約25%から約95%、好ましくは約35%から約90%、より好まし
くは約45%から約80%を構成し、ジャガイモ顆粒は、デンプンベースの材料
の約5%から約75%、好ましくは約10%から約65%、より好ましくは約2
0%から約55%を構成する。
【0045】 別の好ましい実施態様は、ジャガイモフレークおよびジャガイモ顆粒の混合物
を用い、ジャガイモフレークまたはジャガイモ顆粒ではない他のデンプン含有成
分を混ぜて製造することができる。通常、混合フレークおよび顆粒は、デンプン
ベースの材料の約40%から約90%、好ましくは約50%から約80%、より
好ましくは約60%から約70%を構成し、一方、ジャガイモフレーク/ジャガ
イモ顆粒以外の他のデンプン含有成分は、デンプンベースの材料の約10%から
約70%、好ましくは約20%から約50%、より好ましくは約30%から約4
0%を構成する。
【0046】 特に好ましいジャガイモフレークは、破壊された細胞約40%から約60%、
アミロース約16%から約27%、水分約5%から約10%、および乳化剤少な
くとも約0.1%を含む。さらに、本発明の乾燥フレークは、フレーク1gあた
り水約6.7から約9.5グラムの吸水指数、約100Brabender U
nit(BU)から約320BUのホットペースト粘度、および約100BUか
ら約200BUのコールドペースト粘度を有する。乾燥ジャガイモフレークの約
40%から約60%は、#40米国篩上に残る。
【0047】 特に好ましいジャガイモ顆粒は、顆粒1グラムあたり水約4.0グラムから顆
粒1グラムあたり水約7.0グラム、好ましくは顆粒1グラムあたり水約4.8
グラムから顆粒1グラムあたり水約5.5グラム、より好ましくは顆粒1グラム
あたり水約5.2から約6.0グラムの吸水指数を有し、約9.0%から約13
%のアミロース、好ましくは約10%のアミロースから約12%のアミロース、
より好ましくは約11%を有する。
【0048】 スナック製品における所望の器官感覚特性(すなわち、パリパリ感、蝋性印象
の減少および口内溶解の向上)を得るためには、デンプンベースの材料が、化工
デンプンを少なくとも約0.2%、およびDEが約5から約30である加水分解
デンプンを少なくとも約3%含み、存在する任意の乾燥化工デンプンが、化工デ
ンプン1グラムあたり水約0.4から約8グラムの吸水指数を有していることが
重要である。デンプンベースの材料中の任意のジャガイモフレークが、デンプン
1グラムあたり水約6.7から約9.5グラム、好ましくは約7.0から約9.
0、より好ましくは約7.7から約8.3グラムの吸水指数を有し、任意の他の
デンプン含有成分がジャガイモフレークよりも低い吸水指数を有していることも
重要である。
【0049】 デンプンベースの材料はまた、モチトウモロコシ、モチオオムギ、モチゴメ、
もち米、甘味種米、およびその混合物からなる群から選択される高アミロペクチ
ン粉末またはデンプン(〜少なくとも約40%のアミロペクチン)を含むことも
好ましい。高アミロペクチン粉末またはデンプンを用いるときには、デンプンベ
ースの材料の質量に対し、約1%から約15%存在することが好ましく、約2%
から約10%が好ましく、約3%から約6%がより好ましい。
【0050】 スナックの所望の器官感覚特性および本発明の練り粉のシート化能を得るため
には、高アミロペクチン粉末が、練り粉組成物を製造するために用いられるフレ
ークまたは顆粒より低い吸水指数を有していることが重要である。好ましい高ア
ミロペクチン粉末は、甘味種米粉末、モチゴメ粉およびモチトウモロコシ粉から
なる群から選択される。特に好ましい高アミロペクチンデンプンは、Natio
nal Starch and Chemical Corporation、
Bridgewater、NJから入手可能であり、Cereal Crisp
(商標)、Amioca(商標)およびHylon V(商標)(アミロース5
0%)およびHylon VII(商標)(アミロース70%)の商品名で発売
されている。
【0051】 本発明の練り粉組成物中の成分として用いられる好ましい化工デンプンは、化
工デンプンである。(本発明に従って化工デンプンの濃度を計算するときには、
ジャガイモフレークまたは顆粒および粉末に固有の化工デンプン(例えば、ゼラ
チン化(gelatinized)デンプン)は含まれない)。
【0052】 アルファー化デンプン、架橋デンプン、酸化工デンプン、およびその混合物か
らなる群から選択される化工デンプン少なくとも約0.2%が、本発明の練り粉
組成物で用いられる。好ましくは、約0.2%から約10%、より好ましくは約
1%から約7%、さらにより好ましくは約3%から約5%の濃度で、化工デンプ
ンを用いる。特に好ましい化工デンプンは、National Starch
and Chemical Corporation、Bridgewater
、NJから入手可能であり、N−Lite(商標)(アルファー化された架橋デ
ンプン)、Ultrasperse−A(商標)(アルファー化された、モチト
ウモロコシ)、N−Creamer(商標)46およびCorn PCPF40
0(商標)の商品名で発売されている。この材料の一部は、あらかじめ調理され
たコーンミールである。
【0053】 本発明の練り粉組成物に加水分解デンプンを含めることも好ましい。比較的水
濃度の低い加水分解デンプンは、本発明の練り粉の加工適性にとって重要である
。加水分解デンプンがないと、練り粉における低い水分濃度が、連続的で円滑な
伸長性のある練り粉シートの形成を妨げる可能性がある。
【0054】 加水分解デンプンは通常、少なくとも約3%の量、通常は約3%から約15%
の範囲で練り粉組成物に含まれる。約5%から約12%の量で加水分解デンプン
が含まれることが好ましい。練り粉に含むために適当な加水分解デンプンには、
マルトデキストリンおよびトウモロコシシロップ固形物が含まれる。練り粉に含
まれる場合の加水分解デンプンは、約5から約30、好ましくは約10から約2
0のDextrose Equivalent(D.E.)値を有している。M
altrin(商標)M050、M100、M150、M180、M200、お
よびM250(Grain Processing Corporation、
Iowaより入手可能)が好ましいマルトデキストリンである。D.E.値は、
デキストロースを基準とする加水分解デンプンの還元当量の尺度であり、パーセ
ンテージ(乾燥量ベースで)で表される。D.E.値が高いほど、デンプンのデ
キストロース当量は高い。
【0055】 練り粉に添加される乳化剤の濃度は、練り粉がその後の処理(例えば、押し出
し、シート化)工程で受ける仕事入力の量によって異なる。本明細書中では、「
添加乳化剤」という用語は、乾燥練り粉成分に添加された乳化剤を指す。ジャガ
イモフレークの場合などの、乾燥練り粉成分に本来存在する乳化剤は、添加乳化
剤という用語に含まれない。
【0056】 本発明のスナックを得るために特に好ましい乳化剤組成物は、3種類の機能成
分、すなわちモノグリセリド成分、ポリグリセロールエステル成分、および脂肪
成分を含む。
【0057】 乳化剤システムのモノグリセリド成分は、モノ−ジグリセリド、蒸留モノグリ
セリド、またはその混合物からなる。モノ−ジグリセリドはよく知られている手
順に従って製造することができる。従来の手順の1つは、1つまたは複数の脂肪
酸をグルセロールで直接エステル化し、好ましくは続く蒸留により1つまたは複
数のモノエステルを含有する高純度の製品を得るものである。蒸留モノグリセリ
ド製品を調製するための他の手順は、すべてKuhrtによる米国特許第2,6
34,234号、米国特許第2,634,278号および第2,634,279
号に開示されている。
【0058】 モノグリセリド成分は、モノ−ジグリセリド、蒸留モノグリセリド、またはそ
の混合物からなり、通常、大豆油、トウモロコシ油、オリーブ油、ヒマワリ油、
綿実油、ヤシ油および同様の植物油などの硬化植物油から非硬化植物油、ならび
に獣脂およびラードなどの動物性脂肪から誘導される脂肪酸の飽和および不飽和
グリセロールエステルの混合物であってもよい。モノグリセリド成分は、少なく
とも30%のモノグリセリドを含む。より濃縮されたモノ−ジグリセリドまたは
蒸留モノグリセリドを用いることが好ましい。より濃縮されたモノ−ジグリセリ
ドまたは蒸留モノグリセリドは、少なくとも約60%、好ましくは少なくとも約
70%から少なくとも約98%、より好ましくは少なくとも約80%から少なく
とも約95%、最も好ましくは約90%のモノグリセリドを含み、ジグリセリド
は、少量のトリグリセリドおよび遊離グリセリンでバランスをとる。モノグリセ
リド成分中に存在する遊離グリセリンの量は、約2.0%未満であることが好ま
しい。モノ−ジグリセリドまたは蒸留モノグリセリド中に存在するモノグリセリ
ドの量は、AOCS Cd 11−b−91(95)を用いて決定することがで
きる。
【0059】 本発明において有用なモノグリセリド成分は、約2から約120、好ましくは
約20から約100、より好ましくは約40から約80、最も好ましくは約50
から約75のヨウ素価を有する。ヨウ素価は、AOCS法Cd 1−25(93
)を用いて決定することができる。
【0060】 モノ−ジグリセリドまたは蒸留モノグリセリドは、3.5%未満のリノレン脂
肪酸濃度を有することが好ましい。
【0061】 本発明の範囲内の具体的なモノ−ジグリセリドまたは蒸留モノグリセリドは、
市販されている。本発明で用いるために適当なモノグリセリドは、Danisc
o、New Century、Kansasから入手可能なDimodan(登
録商標)、およびArcher Daniels Midland Compa
ny、Decatur、Illinoisから入手可能なDMG70の商品名で
販売されている。
【0062】 モノグリセリド成分は、乳化剤−脂質組成物全体の約2.0%から約50%、
好ましくは約5.0%から約40%、より好ましくは約10%から約30%、最
も好ましくは約12%から約25%を構成する。
【0063】 乳化剤−脂質組成物の第2の成分は、ポリグリセロールエステルである。ポリ
グリセロールエステルの例には、デカグリセロールデカオレイン酸エステル、ト
リグリセロールモノステアリン酸エステル、オクタグリセロールモノステアリン
酸エステル、およびオクタグリセロールモノパルミチン酸エステルが含まれる。
これらの材料は通常、純粋な形で得られず、通常は、あらかじめ選択された分の
ポリグリセロールと所望の飽和脂肪酸との間のエステル化の反応生成物である。
結果は、反応剤の比および反応条件で決定されるポリグリセロールモノエステル
および高級エステルの分布である。
【0064】 本発明のポリグリセロールエステルは、特にポリグリセロールエステルの親水
性−親油性バランス(HLB)を制御することによって製造される。これは、エ
ステル化のプロセスの間にエステル化されたヒドロキシル基から非エステル化ヒ
ドロキシル基へのバランスを制御することによって行われる。エステル化された
ヒドロキシル基の数が増加するとともに、ポリグリセロールエステルは次第に親
油性になる。ポリグリセロールエステルのこの親水性−親油性バランスは、シー
ト化された練り粉で用いるためのポリグリセロールエステルを調製する際に重要
である。
【0065】 非エステル化ポリグリセロール、長鎖ポリグリセロールモノエステル、および
ジグリセロールおよびトリグリセロールのジエステルおよびトリエステルは、本
発明のポリグリセロールエステル成分に限定するべきである。完成したエステル
中に保持される未反応ポリグリセロール(すなわち非エステル化の)は、乳化剤
の機能性をほとんどまたは全く有しないが、それらのより極性の性質のため、非
消化性脂質にあまり溶けず、相分離および不均一な乳化剤−脂質組成物をもたら
す。
【0066】 短鎖のモノエステルは、乳化剤−脂質組成物のポリグリセロールエステル成分
において、ポリグリセロールエステルの極めて機能的な成分であり、したがって
、それらの濃度は他のエステル部分と比較して比較的高い。ジ−およびトリグリ
セロールのジ−およびトリエステルは、あまりに親油性であり、完成したスナッ
ク製品に対する有害な影響を有する可能性もある。飽和ジグリセリド(例えば、
ジパルミチン、ジステアリン)および環式ジグリセロールエステルは、有害な乳
化剤成分であり、したがって、ポリグリセロールエステル中のそれらの濃度は、
最小限に抑えなければならない。本発明のポリグリセロールエステルは、環式ジ
グリセロールエステル5%未満、ジグリセリド5%未満を含むことが好ましい。
【0067】 ポリグリセロールエステルは、分留、分子蒸留または溶媒結晶化によって精製
することができる。分留したポリグリセロールエステルは、より機能性であり、
低濃度で用いることができる。
【0068】 ポリグリセロールエステルの組成は、本明細書中に記載される超臨界流動クロ
マトグラフィ(Supercritical Fluid Chromatog
raphy)によって決定することができる。
【0069】 本発明で用いるために適当なポリグリセロールエステルは、50%未満、好ま
しくは約2.0%から約40%、より好ましくは、約5.0%から約25%の遊
離グリセリン、約5.0%から約60%、好ましくは約15%から約50%、よ
り好ましくは約10%から約45%、最も好ましくは約25%から約40%のモ
ノエステルを含む。本発明のポリグリセロールエステルはさらに、ポリグリセロ
ール部分あたり約2から約10個のグリセロールユニットを有し、そのグリセロ
ールユニットは、40%未満、好ましくは約20%から約33%、より好ましく
は約18%から約30%のヒドロキシル基がミリスチン酸、パルミチン酸、ステ
アリン酸またはその混合物でエステル化されている。
【0070】 ポリグリセロールエステル成分は、乳化剤−脂質組成物全体の約0.5%から
約40%、好ましくは約1.0%から約35%、より好ましくは約1.5%から
約30%、最も好ましくは2.0%から約25%を構成する。
【0071】 本発明で用いるために適当なポリグリセロールエステルは、Lonza Po
lyaldo(登録商標)の商品名で発売されている。
【0072】 本発明の乳化剤−脂質組成物の第3の成分は、脂肪である。特別の定めがない
限り、「脂肪」および「油」という用語は、本明細書中で互換的に用いる。「脂
肪」および「油」という用語は、例えば大豆油、トウモロコシ油、綿実油、ヒマ
ワリ油、ヤシ油、ココヤシ油、カノーラ油、魚油、ラードおよび獣脂などの、本
質的にトリグリセリドからなり、部分的または完全に水素添加され、さもなけれ
ば修飾されている天然または合成脂肪および油を含む一般の意味での食用脂肪物
質、ならびに、本明細書中で非消化性脂肪と呼び、部分的または完全に非消化性
である、トリグリセリドと同様の性質を有する非毒性脂肪物質を指す。この用語
には、減カロリー脂肪および食用非消化性脂肪、油または脂肪置換物質も含まれ
る。本発明の乳化剤−脂質の第3の成分として用いるために適当な、特に好まし
い非消化性脂肪は、The Procter & Gamble Compan
y、Cincinnati、OHから入手できるOleanである。
【0073】 脂肪は、乳化剤−脂質組成物全体の約60%から約97.5%を構成する。
【0074】 本発明の練り粉組成物中には、乳化剤が、約0.5%から約8%、好ましくは
約2%から約6%、より好ましくは約3%から約5%存在する。
【0075】 本発明の練り粉組成物は、約20%から約50%の添加水、好ましくは約22
%から約40%、より好ましくは約24%から約35%の添加水を含む。穀粉お
よびデンプン中の水濃度は通常、約3%から約8%である。しかし、マルトデキ
ストリンまたはトウモロコシシロップ固形物を溶液またはシロップとして添加す
る場合には、このシロップまたは溶液中の水を「添加水」に含む。添加水の量に
は、成分を溶かしまたは分散させるために用いられる任意の水が含まれ、トウモ
ロコシシロップなどに存在する水も含まれる。
【0076】 練り粉性質 本発明の加工スナックの構造を得る際に重要な要素は、練り粉の粘弾性である
。練り粉が比較的非流動性であるため、振動試験法を用いる(本明細書中に記載
される)。粘弾性は、Control Stress Rheometerを用
いて測定することができる。粘弾性G′(弾性率)は、練り粉の弾性に関連し、
一方G″(粘性率)は、練り粉の流動性に関連する。練り粉シートが高い剛性率
または弾性率を有しているときには、スナックの内部構造は、極めて膨張してい
る。膨張構造は、揚げたスナックに、泡だらけの(スタイロフォーム様)テクス
チャーおよび低い口内溶解をもたらす。G′の測定は、練り粉がどれ程応力に耐
えるか、および揚げた後のスナック中に存在する内部構造の型の指標である。
【0077】 練り粉シートが低い剛性率または弾性率を有しているときには、スナックの内
部構造は、緻密である。この緻密構造は、固く、ガラス状のテクスチャーを有す
る揚げスナックをもたらす。練り粉の粘弾性を制御する1つの方法は、練り粉組
成物に乳化剤または乳化剤のブレンドを組み入れることである。しかし、乳化剤
/乳化剤混合物は、遊離アミロースと複合するだけでなく、デンプンを被覆し、
脂肪分布を制御すると同時に、伸長性、粘着性のある、シート化可能の練り粉を
提供することが重要である。ポリグリセロールエステルおよび非消化性脂肪を含
む乳化剤ブレンドは、所望の構造を得るために適当であることがわかった。
【0078】 所望の構造を得るために用いられる練り粉は、約20kPaから約70kPa
、好ましくは約30kPaから約60kPa、より好ましくは約35kPaから
約55kPa、最も好ましくは約38kPaから約50kPaのG′を備えてい
る。
【0079】 所望の構造を得るために用いられる練り粉は、約3.0kPaから約30kP
a、好ましくは約5.0kPaから約25kPa、より好ましくは約6.0kP
aから約20kPa、最も好ましくは約7.0kPaから約18kPaのG″を
備えている。
【0080】 本発明の低脂肪スナックは、シート化可能で伸長性のある練り粉から調製する
ことが好ましい。シート強度および伸長性の測定は、本発明のスナックを調製す
るために用いられる練り粉の流動学的性質を特徴づけている。
【0081】 シート強度は、一片の練り粉を破壊するために必要な力の測定である。シート
強度の測定は、練り粉の粘着性、および続く処理工程の間に穴開けおよび/また
は断裂に抵抗する練り粉の能力と関連がある。シート強度および伸長性は、本明
細書中に記載する技術によって決定することができる。
【0082】 従来型の低仕事入力ミキサ、例えばHobart(登録商標)またはCuis
inart(登録商標)で混合された本発明のスナックを製造するために用いら
れる練り粉は通常、練り粉が低仕事入力あるいは高仕事入力を受けたかに応じて
約140と約375の間のシート強度を有する。
【0083】 比較的低い仕事入力を受けた練り粉組成物は通常、約170gfから約250
gf、好ましくは約180gfから約240gf、より好ましくは約190gf
から約220gfのシート強度測定値を有する。
【0084】 より高い仕事入力ミキサ(例えば、Turboilizer(登録商標)また
は押出機)を用いる工業規模で製造された練り粉のシート強度は通常、低仕事入
力ミキサから製造された練り粉のシート強度の約1.5倍から約2.5倍である
【0085】 伸長性は、一定の力を間断なく加えたときに、練り粉の構造が失われる前に達
成された最大伸長距離の測定値である。本発明のスナックを調製するために用い
られる練り粉は、好ましくは約5cmから約15cm、好ましくは約7cmから
約12cm、より好ましくは約9cmから約11cmの伸長性を有している。
【0086】 好ましい練り粉組成、粘弾性、シート強度および伸長性を有する練り粉を非消
化性脂肪で揚げたときには、得られたスナックはわずかに膨張した構造およびパ
リパリしたテクスチャーを有する。
【0087】 練り粉調製 本発明の練り粉は、シート化の可能な練り粉を作成するために適当な任意の方
法によって調製することができる。本発明の練り粉組成物は、フレーク、顆粒、
化工デンプンおよび添加乳化剤を十分に混合することによって調製することがで
きる。通常、調味料(任意選択)、化工デンプン、スクロースおよび/または塩
、および低吸水指数のデンプンベースの材料の水プレブレンドは別々に混合する
。次いで、水プレブレンドをジャガイモ粉および/または顆粒混合物に加え、乳
化剤混合物を加えて混合し、ゆるい乾燥練り粉を作る。練り粉成分を一緒に混ぜ
るために好ましい装置は、従来のミキサである。バッチ操作の場合にはHoba
rt(登録商標)ミキサを用い、連続的な混合操作の場合にはTurboliz
er(登録商標)ミキサを用いることができる。しかし、押出機を用いて練り粉
を混ぜ、シートまたは成形品を作ることもできる。
【0088】 調製した練り粉は、次いで、比較的平らで、薄いシートに成形する。デンプン
ベースの練り粉からこのようなシートを成形するために適当な任意の方法を用い
ることができる。例えば、シートを逆回転する2つの円筒形ローラの間をロール
アウトし、練り粉材料の一様で、比較的薄いシートを得ることができる。任意の
従来型のシート化、圧延および計量道具を用いることができる。圧延ロールは、
華氏約90度(32℃)から華氏約135度(57℃)まで加熱しなければなら
ない。好ましい実施態様においては、圧延ロールは2種の異なる温度に保たれ、
前部ローラは後部ローラより冷たい。
【0089】 本発明の練り粉組成物は通常、約0.015から約0.10インチ(約0.0
38から約0.25cm)、好ましくは約0.02から約0.09インチ(約0
.051から約0.229cm)、最も好ましくは約0.025から約0.08
インチ(0.062から0.203cm)の厚みを有するシートに成形する。リ
ップル(波形)チップの場合に好ましい厚さは、約0.75インチ(1.9mm
)である。次いで、練り粉シートを所定のサイズおよび形のスナック片に成形す
る。スナック片は、任意の適当な型押装置または切断装置を用いて成形すること
ができる。スナック片は、様々な形に成形することができる。例えば、スナック
片を楕円、正方形、円、蝶ネクタイ状、星車状、またはピン歯車状にすることが
できる。断片に刻み目を入れ、参照により本明細書中に組み込む、1996年1
月25日公開のDawes他によるPCT出願WO95/07610に記載され
ているようにリップルチップを作ることができる。
【0090】 脂肪揚げ スナック片を作った後に、それらをパリパリとなるまで調理する。スナック片
を揚げること、部分的に揚げて次いで焼くことまたは部分的に焼いて次いで揚げ
ることによって調理することができる。スナック片は、本質的に非消化性の脂肪
、または非消化性脂肪およびトリグリセリド脂肪の混合物からなる脂肪組成物で
揚げることができる。
【0091】 特に好ましい非消化性脂肪は、1970年5月12日発行のMattson他
による米国特許第3,600,186号、1977年1月25日発行のJand
acekによる第4,005,195号、1977年1月25日発行のJand
acek他による第4,005,196号、1977年7月5日発行のMatt
sonによる第4,034,083号、および1980年12月23日発行のV
olpenhein他による第4,241,054号に記載されている脂肪であ
り、その特許のすべてを参照により本明細書中に組み込む。
【0092】 特別の定めがない限り、「脂肪」および「油」という用語は、本明細書中にお
いて互換的に用いる。「脂肪」または「油」という用語は、例えば大豆油、トウ
モロコシ油、綿実油、ヒマワリ油、ヤシ油、ココヤシ油、カノーラ油、魚油、ラ
ードおよび獣脂などの、本質的にトリグリセリドからなり、部分的または完全に
水素添加され、さもなければ修飾されている天然または合成脂肪および油を含む
一般の意味での食用脂肪物質、ならびに、本明細書中で非消化性脂肪と呼び、部
分的または完全に非消化性である、トリグリセリドと同様の性質を有する非毒性
脂肪物質を指す。この用語には、減カロリー脂肪および食用非消化性脂肪、油ま
たは脂肪置換物質も含まれる。
【0093】 「非消化性脂肪」という用語は、部分的または完全に非消化性である食用脂肪
材料、例えば、OLEAN(登録商標)などのポリオール脂肪酸ポリエステルを
指す。
【0094】 「ポリオール」は、少なくとも4個、好ましくは4から11個のヒドロキシル
基を含む多価アルコールを意味する。ポリオールには、糖(すなわち、単糖類、
二糖類、および三糖類)、糖アルコール、他の糖誘導体(すなわち、アルキルグ
ルコシド)、ジグリセロールおよびトリグリセロールなどのポリグリセロール、
ペンタエリトリトール、ソルビタンおよびポリビニルアルコールなどの糖エーテ
ルが含まれる。適当な糖、糖アルコールおよび糖誘導体の具体例には、キシロー
ス、アラビノース、リボース、キシリトール、エリトリトール、グルコース、メ
チルグルコシド、マンノース、ガラクトース、フルクトース、ソルビトール、マ
ルトース、ラクトース、スクロース、ラフィノース、およびマルトトリオースが
含まれる。
【0095】 「ポリオール脂肪酸ポリエステル」は、少なくとも4個の脂肪酸エステル基を
有するポリオールを意味する。3個以下の脂肪酸エステル基を含むポリオール脂
肪酸エステルは通常、通常のトリグリセリド脂肪または油のように腸管で消化さ
れ、消化生成物は腸管から吸収されるが、一方、4個以上の脂肪酸エステル基を
含むポリオール脂肪酸ポリエステルは実質的に消化されず、したがって人体によ
って吸収されない。ポリオールのヒドロキシル基はすべてエステル化されている
必要はないが、非消化性であるという目的のためには、二糖類分子が3個までの
エステル化されていないヒドロキシル基を含むことが好ましい。通常、実質的に
すべての、例えば、少なくともポリオールの約85%のヒドロキシル基はエステ
ル化されている。スクロースポリエステルの場合には通常、ポリオールの約7か
ら8個のヒドロキシル基がエステル化されている。
【0096】 ポリオール脂肪酸エステルは通常、通常少なくとも4個の炭素原子および26
個までの炭素原子を有する脂肪酸基を含む。これらの脂肪酸基は、天然に存在す
る脂肪酸または合成脂肪酸から誘導することができる。脂肪酸基は、飽和または
不飽和であって、位置または幾何異性体、例えば、cis−またはtrans−
異性体を含み、すべてのエステル基が同一であっても、異なる脂肪酸の混合物で
あってもよい。
【0097】 本発明の実施において、液体非消化性油を用いることもできる。液体非消化性
油は約37℃以下の完全融点を有し、それらには、液体のポリオール脂肪酸ポリ
エステル(1977年1月25日発行のJandacekによる米国特許4,0
05,195を参照)、液体のトリカルバリル酸エステル(1985年4月2日
発行のHammによる米国特許4,508,746を参照)、液体である、マロ
ン酸およびコハク酸の誘導体などのジカルボン酸のジエステル(1986年4月
15日発行のFulcherによる米国特許4,582,927を参照)、液体
α−分枝鎖カルボン酸トリグリセリド(1971年5月18日発行のWhyte
による米国特許3,579,548を参照)、液体である、ネオペンチル部分を
含むエーテルおよびエーテルエステル(1960年11月29日発行のMini
chによる米国特許2,962,419を参照)、液体ポリグリセロール脂肪ポ
リエーテル(1976年1月13日発行のHunter他による米国特許3,9
32,532を参照)、液体アルキルグリコシド脂肪酸ポリエステル(1989
年6月20日発行のMeyer他による米国特許4,840,815を参照)、
液体である、エーテル結合した2個のヒドロキシポリカルボン酸(例えば、クエ
ン酸またはイソクエン酸)のポリエステル(1988年12月19日発行のHu
hn他による米国特許4,888,195を参照)、液体エステル化プロポキシ
ル化グリセリンなどの液体エポキシド延長ポリオールエステルを含む様々な液体
エステル化アルコキシル化ポリオール(1989年8月29日発行のWhite
他による米国特許4,861,613、1995年3月21日発行のCoope
r他による米国特許5,399,729、1996年12月31日発行のMaz
urekによる米国特許5,589,217、および1997年1月28日発行
のMazurekによる米国特許5,597,605を参照)、液体エステル化
エトキシル化糖および糖アルコールエステル(Ennis他による米国特許5,
077,073を参照)、液体エステル化エトキシル化アルキルグリコシド(1
991年10月22日発行のEnnis他による米国特許5,059,443を
参照)、液体エステル化アルコキシル化多糖(1993年12月28日発行のC
ooperによる米国特許5,273,772を参照)、液体結合性エステル化
アルコキシル化ポリオール(1995年6月27日発行のFerenzによる米
国特許5,427,815および1994年12月20日発行のFerenz他
による米国特許5,374,446を参照)、液体エステル化ポリオキシアルキ
レンブロック共重合体(1994年5月3日発行のCooperによる米国特許
5,308,634を参照)、液体である、開環オキソランユニットを含むエス
テル化ポリエーテル(1995年2月14日発行のCooperによる米国特許
5,389,392を参照)、液体アルコキシル化ポリグリセロールポリエステ
ル(1995年3月21日発行のHarrisによる米国特許5,399,37
1を参照)、液体部分エステル化多糖(1990年9月25日発行のWhite
による米国特許4,959,466を参照)、ならびに液体ポリジメチルシロキ
サン(例えば、Dow Corningから入手可能な流動シリコーン)が含ま
れる。液体非消化性油成分に関連するすべての前記特許を、参照により本明細書
中に組み込む。固体非消化性脂肪または他の固体材料を液体非消化性油に加え、
受動的な油の損失を防ぐことができる。特に好ましい非消化性脂肪組成物には、
Corriganによる1996年発行の米国5,490,995、Corri
gan他による1996年発行の米国5,480,667、Johnston他
による1995年発行の米国5,451,416、およびElsen他による1
995年発行の米国5,422,131に記載の脂肪組成物が含まれる。Sei
den他による1995年発行の米国5,419,925は、本明細書中で用い
ることができるが通常好ましいものと比べてより消化性の脂肪を提供する減カロ
リートリグリセリドおよびポリオールポリエステルの混合物について記載されて
いる。
【0098】 好ましい非消化性脂肪は、スクロースポリエステルなどの、トリグリセリドと
同様の性質を有する脂肪性材料である。好ましい非消化性脂肪であるOLEAN
(登録商標)は、The Procter and Gamble Compa
nyによって製造される。これらの好ましい非消化性脂肪は、1992年2月4
日発行のYoung他による米国特許5,085,884および1995年6月
6日発行のElsen他による米国特許5,422,131に記載されている。
【0099】 スナック片は、非消化性脂肪を含む脂肪組成物中、華氏約275度(135℃
)から華氏約400度(204℃)、好ましくは華氏約300度(148℃)か
ら華氏約375度(191℃)、より好ましくは華氏約315度(157℃)か
ら華氏約350度(177℃)の温度で、約0.5%から約6.0%、好ましく
は約1.0%から約5.0%、より好ましくは約2.0%から約4.0%の水分
を有する製品を作るために十分な時間、揚げることが好ましい。正確な揚げ時間
は、上げる脂肪の温度および当業者によって容易に決定することができる練り粉
の開始水含有量によって制御する。
【0100】 スナック片は、連続的な揚げ方法を用いて油で揚げ、揚げる間拘束しておくこ
とが好ましい。この拘束揚げ法および装置は、米国特許第3,626,466号
(Liepa、1971年)に記載されている。成形され、拘束された断片を、
最終水分含有量が約0.5%から約4.0%、好ましくは1.0%から2.0%
でパリパリ状態に揚がるまで揚げ媒体に通す。
【0101】 非拘束形態によるスナック片の連続揚げまたはバッチ揚げも許容可能である。
この方法では、移動ベルトまたはバスケット上で断片を揚げ脂肪に浸す。
【0102】 (分析方法) 振動試験法 流動学的性質(G′およびG″) 振動試験は、試料に小さな、非破壊的屈曲性応力を加え、歪み出力を測定する
ものである。弾性率は、加えられた応力に対する練り粉の応答から練り粉の弾性
または流動性がどの程度誘導されるかの測定値である。G′を調べたのは、練り
粉の粘弾性が仕事入力および練り粉中の乳化剤濃度で変化するからである。G′
は、練り粉にエネルギーを保存する能力を測定している。粘性率G″は、流動性
に関連する。G″は、粘弾性材料の粘性率(または損失率)と定義する。G′お
よびG″は、処理の間の仕事入力に対する練り粉の応答の測定値として用いる。
高いG′数値は、より硬質の、固体様材料を示す。低めのG′は、材料がより容
易に流れ、容易に変形を受けることができることを意味する。
【0103】 練り粉の流動学的性質は、 a)デンプンベースの材料200g、 b)水90g、および c)乳化剤0.5、 を含む練り粉を調製することによって測定する。
【0104】 練り粉は、小型Cuisinart(登録商標)ミキサを使い、低速で10〜
20秒間で製造する。混合した後、従来型の圧延機械を用い、約0.021から
約0.025インチ(約0.053から約0.064cm)の厚みに練り粉をシ
ート化する。圧延ロールは、長さ約1.2メートル、直径0.75メートルであ
る。
【0105】 Control Stress Rheomether CSL2 100(
TA Instruments Inc.、New Castle DE)を用
いてG′およびG″を測定する。動的試験は、4cmの斜交平行板で32.2℃
で行った。これは、練り粉をローラの間でシート化する平均温度である。
【0106】 1)試料を底板上に置き、練り粉断片の元の厚さを80%圧縮する(約0.1
mm)まで上板を下げてギャップをゼロに合わせる。試料を、上板と同一のサイ
ズにそろえる。試料の露出している縁を鉱油の薄い層で被覆し、試験の間の水分
損失を最小限に抑える。
【0107】 2)測定前に試料すべてを放置または2分間平衡化させ、試料をマウントする
間に導入されたすべての応力を緩和する。
【0108】 3)試料構造が乱されない練り粉の直線粘弾性領域を見出すために、低および
高周波数で応力掃引を行った。
【0109】 4)直線粘弾性領域の1つの応力で周波数掃引を行い、振動周波数の増加に伴
う試料構造の変化を測定する。これによって、試料中で弾性および粘性成分がど
のように挙動するかの代表的な表示が得られる。
【0110】 5)弾性率(G′)、および損失率(G″)は、1および100rad/se
cで記録する。一般に、1rad/secで記録されたデータを用い、異なる組
成および処理条件を比較する。
【0111】 シート強度試験 シート強度は以下のように決定する。シート強度は、0.635mmの練り粉
シートを破壊するために必要な力の測定値である。シート強度は、距離に対する
力から得られるグラフの最大ピーク力(gf)として読み取る。試験を設計し、
ジャガイモ練り粉のシート強度を測定する。すべての製品は、室温で試験した。
シート強度は、それぞれの試験の10回の繰り返しの平均である。シート強度は
、 a)固体200g、 b)水90g、および c)乳化剤0.5g、 を含む練り粉を調製することによって測定する。
【0112】 練り粉は、小型Cuisinart(登録商標)ミキサを使い、低速で10〜
20秒間に製造する。混合した後、従来型の圧延機械を用い、約0.635mm
(25ミル(mils))の厚みに練り粉をシート化する。圧延ロールは通常、
長さ1.2メートル、直径0.75メートルである。
【0113】 この試験は、Texture Technologies Corp.のTe
xture Analyzer(TA−T2)を用いて行う。この装置は、XT
RADと呼ばれるソフトウエアを用いる。この試験は、直径7/16″のアクリ
ル円筒形プローブ(TA−108)を用いるが、このプローブは、練り粉シート
の任意の切断を最小限に抑えるために滑らかな刃を有している。練り粉シートを
、2枚のアルミ板(10×10cm)の間に保持する。アルミ板は、中央部に直
径7cmの開口部を有する。この開口部を介してプローブはシートと接触し、破
壊するまで下方に押す。これらの板はそれぞれの隅に開口部を有し、シートの練
り粉を所定位置に保持する。それぞれの練り粉シートは、板の隅にある位置合わ
せピンに適合するように予め穴でパンチされ、プレートのサイズ(10×10c
m)に切断される。これは、プローブが下方およびシートを通して移動するとき
に均一な張力をもたらす。練り粉シート表面に20グラムの力が検出されるまで
、プローブを2.0mm/秒で動かす。次いで、50mm、すなわち練り粉シー
トが完全に裂けるまで練り粉シートを伸ばすために選択された距離まで、プロー
ブを1.0mm/秒で動かす。プローブを10.0mm/秒で引き戻す。プロー
ブは「力対圧縮(Force vs Compression)」モードで作動
するが、これはプローブが力を測定しながら下方に移動することを意味する。
【0114】 伸長性法 シート片の伸長性は、クロスヘッド速度5インチ(約12.7cm)/分、1
0%のフルスケール負荷、およびチャート記録計速度10インチ(約25.4c
m)/分に設定されたInstron Universal Testing
Machineモデル1123を用いて測定する。
【0115】 1)練り粉配合物を従来型の圧延機械で圧延し、厚さ0.0020〜0.00
22インチ(約0.051〜約0.056mm)のシートを作る。
【0116】 2)シートを、幅1″、長さ6′の長方形に切る。
【0117】 3)シート片の頂部(約1/4インチ(約0.63cm))を、Instro
nの可動クロスヘッドに取り付けられているスプリングクランプ内に置く。クラ
ンプは、シート片よりわずかに幅広く、圧力は、シート片を保持するのに十分高
いが、シート片に裂け目または剪断をもたらすと考えられる消えない印をシート
片に付けないような低さである。頂部クランプはスイベルコネクタを介してクロ
スヘッドに取り付けられており、負荷をかける前のシート片の柔軟な運動を可能
にする。
【0118】 4)シート片の最下部(約1/4′)は、Instron負荷セルに取り付け
られたものと同様のクランプに取り付ける。
【0119】 5)クロスヘッドクランプの最下部と負荷セルの下部クランプの最上部との間
の直線距離は最初は、クランプの練り粉に負荷をかけることが可能な4インチ(
約10.16cm)未満である。測定を開始する前に、練り粉をクランプ間にわ
ずかに保持するために、クロスヘッドを上方に移動し、上部クランプと下部クラ
ンプの間の距離を約5.5インチ(約13.97cm)とする。
【0120】 6)練り粉をシート化の1分以内にクランプ内に取り付け、さもなければ処分
する。
【0121】 7)練り粉をクランプ間に保持したらすぐに、クロスヘッドをあらかじめ設定
した固定速度(5インチ(約12.7cm)/分)で上方に移動することによっ
て測定を始める。ストリップチャートは、練り粉上に置かれた正常な上向き歪み
の間負荷セルによって測定される力を記録する。
【0122】 8)練り粉片が目で見て、および負荷セルによって記録される力が無くなるこ
とによって分かるように破壊されたらすぐに、測定を中止する。伸長性は、歪み
の開始から負荷セルによって与えられる歪みが無くなるまでの間のストリップチ
ャート記録計用紙上に測定された距離として測定する。
【0123】 内部脂肪分布 この手順は、チップの断面内の脂肪を示す。
【0124】 スナック製品を凍結切断(厚み約16〜18m)し、あらかじめ清浄したスラ
イド上に置く。切片を、四酸化オスミウム蒸気で別々に染色する。黒白(B/W
)Dageビデオカメラを用い、切片を撮像する。四酸化オスミウム切片は、チ
ップ構造中の脂肪位置を示す。
【0125】
【表1】
【0126】
【表2】
【0127】 試料調製 1)試料を、約1/2″から1/4″までの断片に破壊した。
【0128】 2)次いで、試料をミノトームクリオスタット内部のTissue Tek媒
体中に置き、5分間急速冷凍した。5分後、試料を標本ホルダーディスク上にマ
ウントし、切断前に約20〜30分間セットした。 注:ミノトームクリオスタットは−24℃±3℃に設定し、ナイフの刃は試料の
切断前に少なくとも2時間ミノトーム中に置かなければならない。
【0129】 3)凍結試料を約16〜18mの厚みに切断し、あらかじめ清浄にしたスライ
ド上に置いた。
【0130】 4)次いで、前記の特異的な染色を用い、スライドをヒュームフード内部の乾
燥器中で染色した。
【0131】 染色 四酸化オスミウムの1/2グラムアンプルをメタノール/水の溶液(メタノー
ル24mil(ミリリットル)/水1mil)と混合し、切片をオスミウム蒸気
に一夜暴露する(16時間)。切片を乾燥器から取り出した後、鉱油およびカバ
ースリップを付加する前に1時間フード内にセットしておく。次いで、6.3×
対物レンズ、1.25optivar(Zeiss顕微鏡に特異的)、および5
×接眼レンズを用いて撮像する。
【0132】 試料の撮像 Dage Vidiconカメラを、画像をとらえるためにZeiss顕微鏡
に取り付ける。画像をとらえ、Optimas4.02ソフトウエアを用いてデ
ータを処理する。用いる測定ユーティリティはパーセント面積である。このユー
ティリティは、異なる閾値範囲に基づき、画像における面積のパーセンテージの
計算を可能にする。パーセント面積を用いて、脂肪が染色された面積を総面積と
比較する。脂肪が染色された画像に対するパーセント面積の測定値は、以下の閾
値を用いて得られる。
【0133】
【表3】
【0134】 空隙サイズ測定および構造の特徴付け 加工スナックを抽出し、切断または破壊して横断面を露出させ、試料中に存在
する空隙構造を観察する。試料を溶媒で洗浄して脂肪を除去する。試料を窒素中
で乾燥し、乾燥器の中に置く。次いで、試料を金パラジウムで被覆し、マウント
して走査型電子顕微鏡(SEM)で断面を見る。SEMは、構造の3次元表示を
示す。
【0135】
【表4】
【0136】
【表5】
【0137】 試料調製 1)Pringlesポテトチップの試料を、Pringlesサドル鋳型上
の糸のこで約1/2″から1/4″の断片にした。これは、空隙構造をSEM観
察するための平らな表面を得るために行った。鋳型の形でないチップは、約1/
2″から1/4″の断片にした。
【0138】 2)これらの切断または破壊試料を100mlのビーカーに入れ、ヘキサンで
覆った。
【0139】 3)次いで、ビーカーを超音波処理装置中に5分間置き、溶媒をデカントして
交換した。溶媒交換および超音波処理を4回行った。
【0140】 4)ヘキサンを再度加え、試料を水蒸気浴上に置き、溶媒が煮沸し始めるまで
加熱した。残った溶媒をデカントし、新たな溶媒で交換し、再び加熱した。残っ
た溶媒をデカントし、試料を窒素中に置き、残った溶媒を除去した。
【0141】 5)溶媒除去後、試料を乾燥器中に一夜置いて乾燥させた。
【0142】 6)試料を金パラジウムでスパッタ被覆し、切断または破壊縁が露出する試料
ホルダーに取り付けた。
【0143】 7)試料をSEM内に置き、断面画像を捕らえた。
【0144】
【表6】
【0145】 試料撮像 Dage Vidiconカメラを、JSM T−300 SEMのビデオ出
力コネクタに取り付けた。
【0146】 画像の構造的特徴(空隙、団塊、チップ塊)を手動で確認してマークし、次い
で、画像総面積に対する関連面積を測定した。製品の総断面積の写真上に、長さ
0.2cm、幅0.2cmでセルユニットあたり0.04cm2の断面積を有す る個々の正方形セルユニットからなるグリッドを重ね合わせた。製品断面および
マウントする背景画像を含む全写真サイズは、長さ約7.5cmで幅7.5cm
であった。写真総面積と個々のグリッドセルユニット面積との間のスケール比は
、約1406:1であり、一貫した画像分析を得るために、この比は任意の拡大
または縮小に対して維持されなければならない。
【0147】 画像分析の第1段階は、製品の断面積によって占有されるグリッドユニットセ
ルの総数をカウントし、製品総面積を求めることである。より暗いまたは本質的
に暗い灰色から黒色のコントラストを示すグリッドセルユニットは光吸収が増加
した深部領域を表していることから、この数をカウントすることによって空隙総
面積を決定した。個々の空隙サイズ領域は、空隙領域の輪郭を描き、領域上にグ
リッドを重ね合わせ、占有される個々のグリッドセルの数をカウントすることに
よって決定した。
【0148】 団塊には、3次元平面に広がるセル壁によって囲まれた固体構造の円形、半円
形または楕円形領域という特徴があって、泡状の外観をもたらす。団塊構造の輪
郭を描き、グリッドを重ね合わせ、占有される個々のグリッドユニットセルの数
をカウントした。
【0149】 容積水和比試験 1)チップ全体を天秤で+0.01gまで秤量する。
【0150】 2)次いで、チップを周囲温度(華氏70〜80度(約21〜27℃))で1
0秒間、水の入ったビーカーに沈め、取り出す。
【0151】 3)過剰の表面水を取るために、チップを5秒間ビーカー上で水を切る。
【0152】 4)チップを、清浄で乾燥した吸収性の紙片(例えば、Kimwipes(登
録商標))で吸い取り、目に見える表面水を除去する。
【0153】 5)水和チップを+0.01gまで再秤量する。
【0154】 6)水和チップ質量と元のチップ質量との間の差を、元のチップ質量および水
和時間で割り、水和速度を算出する。
【0155】 7)20個のチップについて前記の手順を繰り返し、平均水和速度を算出する
【0156】 以下の実施例は、本発明をより詳細に例示するものであるが、これに限定する
ことを意味するものではない。
【0157】 実施例1 以下の成分を後述の方法で混合し、本発明の低脂肪スナックを成形する。
【0158】
【表7】 デンプンベースのプレブレンド
【0159】
【表8】 水ベースのプレブレンド
【0160】
【表9】 乳化剤−脂質ブレンド
【0161】 デンプンベースの粉末プレブレンド64.3%、水プレブレンド32.7%、
および乳化剤−脂質組成物3.0%の混合物を、Turbolizer(登録商
標)でブレンドし、ゆるい乾燥練り粉を作る(約15〜60秒)。練り粉をシー
ト用ロール1式に連続的に供給して通過させシート化し、ピンホールのない弾力
性のある連続シートを成形する。シートの厚みは0.02インチ(0.05cm
)に制御する。前部ロールを華氏約90度(32℃)まで加熱し、後部ロールは
華氏約135度(57℃)まで加熱する。次いで、練り粉シートを楕円形に切り
、OLEAN(登録商標)(The Procter and Gamble
Companyにより製造)の華氏385度(196℃)の拘束されたフライ用
モールド中で約12秒間揚げる。製品をモールドに約20秒間保持し、OLEA
N(登録商標)を流し落とす。得られる製品はパリパリとしたテクスチャーを有
する。非消化性脂肪濃度は約30%である。乳化剤からの消化性脂肪濃度は、一
人分30gあたり0.3グラム未満である。
【0162】 練り粉の流動学的性質は、
【表10】
【0163】 最終チップ製品の物理的性質は、
【表11】
【0164】 実施例2 デンプンベースの粉末プレブレンド62.1%、水プレブレンド34.8%、
および乳化剤/脂質組成物3.95%の混合物を、実施例1に記載された方法で
混合し、本発明の低脂肪スナックを作る。
【0165】
【表12】 デンプンベースのプレブレンド *National Starch Co.から入手可能。
【0166】
【表13】 水ベースのプレブレンド
【0167】
【表14】 乳化剤−脂質ブレンド
【図面の簡単な説明】
【図1−A】 消化性脂肪で揚げられた、乳化剤(モノ−ジグリセリド)を含有するデンプン
ベースのスナックに典型的な内部構造を示す横断立面図である。
【図1−B】 消化性脂肪で揚げられた、乳化剤(モノ−ジグリセリド)を含有するデンプン
ベースのスナックに典型的な内部構造を示す横断立面図である。
【図1−C】 消化性脂肪で揚げられた、乳化剤(モノ−ジグリセリド)を含有するデンプン
ベースのスナックに典型的な内部構造を示す横断立面図である。
【図1−D】 消化性脂肪で揚げられた、乳化剤(モノ−ジグリセリド)を含有するデンプン
ベースのスナックに典型的な内部構造を示す横断立面図である。
【図1−E】 消化性脂肪で揚げられた、乳化剤(モノ−ジグリセリド)を含有するデンプン
ベースのスナックに典型的な内部構造を示す横断立面図である。
【図1−F】 消化性脂肪で揚げられた、乳化剤(モノ−ジグリセリド)を含有するデンプン
ベースのスナックに典型的な内部構造を示す横断立面図である。
【図2−A】 乳化剤−脂質組成物(モノ−ジグリセリド/非消化性脂肪)を含有するデンプ
ンベースのスナックに典型的な内部構造を示す横断立面図である。スナックは、
非消化性脂肪で揚げた。
【図2−B】 乳化剤−脂質組成物(モノ−ジグリセリド/非消化性脂肪)を含有するデンプ
ンベースのスナックに典型的な内部構造を示す横断立面図である。スナックは、
非消化性脂肪で揚げた。
【図2−C】 乳化剤−脂質組成物(モノ−ジグリセリド/非消化性脂肪)を含有するデンプ
ンベースのスナックに典型的な内部構造を示す横断立面図である。スナックは、
非消化性脂肪で揚げた。
【図2−D】 乳化剤−脂質組成物(モノ−ジグリセリド/非消化性脂肪)を含有するデンプ
ンベースのスナックに典型的な内部構造を示す横断立面図である。スナックは、
非消化性脂肪で揚げた。
【図2−E】 乳化剤−脂質組成物(モノ−ジグリセリド/非消化性脂肪)を含有するデンプ
ンベースのスナックに典型的な内部構造を示す横断立面図である。スナックは、
非消化性脂肪で揚げた。
【図2−F】 乳化剤−脂質組成物(モノ−ジグリセリド/非消化性脂肪)を含有するデンプ
ンベースのスナックに典型的な内部構造を示す横断立面図である。スナックは、
非消化性脂肪で揚げた。
【図3−A】 乳化剤−脂質組成物(ポリグリセロールエステル/非消化性脂肪)を含有する
デンプンベースのスナックに典型的な内部構造を示す横断立面図である。スナッ
クは、非消化性脂肪で揚げた。
【図3−B】 乳化剤−脂質組成物(ポリグリセロールエステル/非消化性脂肪)を含有する
デンプンベースのスナックに典型的な内部構造を示す横断立面図である。スナッ
クは、非消化性脂肪で揚げた。
【図3−C】 乳化剤−脂質組成物(ポリグリセロールエステル/非消化性脂肪)を含有する
デンプンベースのスナックに典型的な内部構造を示す横断立面図である。スナッ
クは、非消化性脂肪で揚げた。
【図3−D】 乳化剤−脂質組成物(ポリグリセロールエステル/非消化性脂肪)を含有する
デンプンベースのスナックに典型的な内部構造を示す横断立面図である。スナッ
クは、非消化性脂肪で揚げた。
【図3−E】 乳化剤−脂質組成物(ポリグリセロールエステル/非消化性脂肪)を含有する
デンプンベースのスナックに典型的な内部構造を示す横断立面図である。スナッ
クは、非消化性脂肪で揚げた。
【図3−F】 乳化剤−脂質組成物(ポリグリセロールエステル/非消化性脂肪)を含有する
デンプンベースのスナックに典型的な内部構造を示す横断立面図である。スナッ
クは、非消化性脂肪で揚げた。
【図4−A】 乳化剤−脂質組成物(モノ−ジグリセリド/ポリグリセロールエステル/非消
化性脂肪)を含有する本発明のデンプンベースのスナックの内部構造を示す横断
立面図である。スナックは、非消化性脂肪で揚げた。
【図4−B】 乳化剤−脂質組成物(モノ−ジグリセリド/ポリグリセロールエステル/非消
化性脂肪)を含有する本発明のデンプンベースのスナックの内部構造を示す横断
立面図である。スナックは、非消化性脂肪で揚げた。
【図4−C】 乳化剤−脂質組成物(モノ−ジグリセリド/ポリグリセロールエステル/非消
化性脂肪)を含有する本発明のデンプンベースのスナックの内部構造を示す横断
立面図である。スナックは、非消化性脂肪で揚げた。
【図4−D】 乳化剤−脂質組成物(モノ−ジグリセリド/ポリグリセロールエステル/非消
化性脂肪)を含有する本発明のデンプンベースのスナックの内部構造を示す横断
立面図である。スナックは、非消化性脂肪で揚げた。
【図4−E】 乳化剤−脂質組成物(モノ−ジグリセリド/ポリグリセロールエステル/非消
化性脂肪)を含有する本発明のデンプンベースのスナックの内部構造を示す横断
立面図である。スナックは、非消化性脂肪で揚げた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 ジマーマン スティーブン ポール アメリカ合衆国 45215 オハイオ州 ワ イオミング リッチー アベニュー 270 (72)発明者 リード ジェイダ ドーン アメリカ合衆国 45215 オハイオ州 シ ンシナティー コンスティテューション ドライブ 7501 (72)発明者 セイデン ポール アメリカ合衆国 45208 オハイオ州 シ ンシナティー グランディン ロード 2890 (72)発明者 ブローワー エス. ミッシェル アメリカ合衆国 45232 オハイオ州 シ ンシナティー オリエント アベニュー 630 Fターム(参考) 4B016 LC08 LE01 LG06 LK05 LK06 LP07 4B025 LB10 LD03 LG02 LG04 LG07 LG14 LG43 LK01 LP01 4B026 DC05 DG01 DK01 DX01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デンプンベースの材料50%から70%、添加水20%から
    50%を含む練り粉組成物から製造される加工スナックであって: (a)モノグリセリドであって、前記モノグリセリドが蒸留モノグリセリドの
    モノ−ジグリセリドであることが好ましく、モノグリセリド成分が遊離グリセリ
    ン2.0%未満を含むモノグリセリド30%から98%、好ましくは85%から
    95%と、 (b)50%未満、好ましくは25%未満の遊離グリセリンを含み、ポリグリ
    セロール部分あたり2から10個のグリセロールユニットおよび5%から60%
    のモノエステルを有する、ポリグリセロールエステル成分0.5%から40%と
    、 (c)脂肪であって、前記脂肪がトリグリセリドまたは非消化性脂肪であるこ
    とが好ましい脂肪60.0%から97.5%と を含むモノグリセリド成分2.0%から40%を含み、 前記スナックが10cp3の粘度を有する表面脂肪9%未満を有することを特徴 とする加工スナック。
  2. 【請求項2】 水分0.5%から6.0%および脂肪20%から38%をさ
    らに含み、好ましくは前記脂肪がトリグリセリドまたは非消化性脂肪であること
    を特徴とする、請求項1に記載の加工スナック。
  3. 【請求項3】 練り粉が、5.0kPaから30kPaのG′を有すること
    を特徴とする、請求項2に記載の加工スナック。
  4. 【請求項4】 多数の内部空隙および少なくとも21%の合計内部空隙領域
    を有する内部構造をさらに備えることを特徴とする、請求項2に記載の加工スナ
    ック。
  5. 【請求項5】 内部空隙が0.1ユニットから1.5ユニットの空隙サイズ
    を有し、前記ユニットが、空隙断面積によって占有される製品総断面積のパーセ
    ンテージを表すことを特徴とする、請求項4に記載の加工スナック。
  6. 【請求項6】 脂肪の少なくとも25%が、内部空隙領域中に分布している
    ことを特徴とする、請求項4に記載の加工スナック。
  7. 【請求項7】 スナックがチップであることを特徴とする、請求項4に記載
    の加工スナック。
  8. 【請求項8】 デンプンベースの材料50%から70%、添加水20%から
    50%を含む練り粉組成物であって: (a)モノグリセリドであって、前記モノグリセリドが蒸留モノグリセリドの
    モノ−ジグリセリドであることが好ましく、モノグリセリド成分が遊離グリセリ
    ン2.0%未満を含むモノグリセリド30%から98%、好ましくは85%から
    95%と、 (b)50%未満、好ましくは25%未満の遊離グリセリンを含み、ポリグリ
    セロール部分あたり2から10個のグリセロールユニットおよび5%から60%
    のモノエステルを有する、ポリグリセロールエステル成分0.5%から40%と
    、 (c)脂肪であって、前記脂肪がトリグリセリドまたは非消化性脂肪であるこ
    とが好ましい脂肪60.0%から97.5%と を含むモノグリセリド成分2.0%から40%を含むことを特徴とする練り粉組
    成物。
  9. 【請求項9】 約5.0から約30のDEを有する加水分解デンプン少なく
    とも約3%を含み、さらに、デンプンベースの材料が、ジャガイモフレークであ
    って、好ましくはアミロース16%から27%およびフレーク1グラムあたり水
    6.7から9.5グラムの吸水指数を有するジャガイモフレーク、ジャガイモ顆
    粒であって、好ましくはアミロース9%から13%および顆粒1グラムあたり水
    4.0から7.0グラムの吸水指数を有するジャガイモ顆粒、米粉、ジャガイモ
    粉末、化工デンプン、アルファー化(pregelatinized)デンプン
    、小麦デンプン、モチ(waxy)トウモロコシデンプン、モチ(waxy)ゴ
    メデンプンおよびそれらの混合物からなる群から選択されることを特徴とする、
    請求項8に記載の練り粉組成物。
  10. 【請求項10】 練り粉がシート化可能で、練り粉が140gfから250
    gfのシート強度を有することを特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載
    の練り粉組成物。
JP2000516546A 1997-10-20 1998-10-16 モノグリセリド/ポリグリセロールエステル/脂質混合物を含む低脂肪スナックおよび練り粉組成物 Withdrawn JP2001520029A (ja)

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