JP2001518924A - 化粧組成物におけるバンバラナッツ種子の抽出物の使用 - Google Patents

化粧組成物におけるバンバラナッツ種子の抽出物の使用

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JP2001518924A JP54511098A JP54511098A JP2001518924A JP 2001518924 A JP2001518924 A JP 2001518924A JP 54511098 A JP54511098 A JP 54511098A JP 54511098 A JP54511098 A JP 54511098A JP 2001518924 A JP2001518924 A JP 2001518924A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、バンバラナッツ種子抽出物の化粧組成物における使用、および対応する化粧組成物に関する。本発明は、バンバラナッツ(Vandzeia subterranea)種子から抽出される少なくとも1つの可溶性タンパク質画分の、皮膚および/または表面的身体生長物のための化粧品または化粧組成物における活性物質としての使用にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】 化粧組成物におけるバンバラナッツ種子の抽出物の使用 本発明は化粧品学の分野に関し、本発明の目的は、化粧品または化粧組成物に おけるバンバラナッツ種子(アラキドナッツまたはピスタチオビーンとも呼ばれ る)抽出物の使用、ならびに対応する化粧品または化粧組成物である。 バンバラナッツ(Voandzeia subterranea(L)Tho uars)は、局地的に野菜として使用されるアフリカ原産の種子である。それ は、主に「飢饉栽培」として農家によって栽培されているアフリカ原産の種子で あり、それの主な特徴は、干魃および不毛土壌に対する耐性、ならびにアラキド (ピーナッツ)に適していない条件下で生長する能力である。 完全食品を構成するバンバラナッツ種子は、タンパク質、炭水化物、および脂 質を含有し、種々の生長段階において使用することができる。 その化学組成(g/粉末100gまたは乾燥種子100g)は下記の通りであ る: タンパク質: 16〜21% 澱粉: 39〜49.5% タンニン(タンニン酸相当): 0.36〜0.94% 脂質: 5〜7.3% 灰分: 3.65% Voandzeia subterraneaの種子は、プロテアーゼインヒ ビターを含有することが知られており、いわゆるKakade法によって算出さ れるトリプシン阻害活性は文献により6.7〜15.4TUI/mg粉末であり 、その種子から単離されるタンパク質の機能特性が食品を目的として分析されて いる。 しかし、意外なことに、本発明者らは、Voandzeia subterr anea(バンバラナッツ)の種子の抽出物、特にタンパク質抽出物が、化粧品 または化粧組成物に直接に使用することができ、特殊な性質を付与し、顕著な特 有の効果が得られることを見い出した。 例えば、強栄養力および細胞賦活力、柔軟化およびバイオフィルモゲン効果、 皮膚調節および修復効果、抗シワ効果、張り効果、皮膚保護および弾性組織保護 効果、ならびに抗刺激物効 果、抗フリーラジカル効果、抗汚染効果、水和効果、抗UVBおよび抗UVA光 保護効果、鎮静効果(passifying effect)、抗プロテアーゼ 効果、抗エラスターゼ効果、抗コラゲナーゼ効果、抗カタラーゼ効果、耐老化効 果、および皮膚引き締め効果が見い出された。 前記抽出物の適用後に、髪および爪に関して、生体調節、修復、軟化、および 活性効果が、観察されている。 従って、本発明の第一の目的は、皮膚および/または髪、爪および睫のための 化粧品または化粧組成物における、バンバラ(Voandzeia subte rranea)ナッツの種子から抽出される少なくとも1つの可溶性タンパク質 画分の、使用である。 該抽出物は、スキンケアーおよび衛生用途(顔および身体用製品、昼または夜 用製品、太陽光線製品、抗シワ衛生製品、または薄化製品(thinning products))だけでなく、毛細管ケアーおよび衛生の分野(ローション またはシャンプー、クリーム、ムース、保護製品、分離剤(separator s)、軟化剤、フィルモゲン製品(filmogenic products) 、および光保護剤、またはパーマおよび毛 染め用製品)において、使用することができる。 可溶性タンパク質抽出物の製造は、植物性タンパク質の抽出、およびタンパク 質濃縮物または単離物の製造のための、当業者に既知の従来法によって行われる 。 本発明の範囲において使用されるように適合させた、バンバラナッツ種子の抽 出物を得るおよび製造するための種々の方法を、限定するものではない下記実施 例によって説明する。実施例1 Voandzeia subterraneaの種子を粉砕することによって 得られる粉末250gを、蒸留水2.5Lに加える。 15分間攪拌後、溶液のpHを水酸化ナトリウムで7.5に調節し、周囲温度 で1時間にわたって抽出を行う。 5000gにおいて10分間遠心分離にかけ、上部脂質層を除去し、黄褐色上 澄みを集め、0.5μにおいて濾過する。 その溶液は、2.5%の乾燥抽出物を含み、12g/Lのタンパク質濃度を有 する(ビウレット測定)。 その抽出物を、吹付、凍結乾燥などのような従来の既知の方法によって脱水す ることができる。 吹付された材料の抗トリプシン活性(いわゆるKakade法によって測定さ れる)は33.6TUI/mgであり、乾燥抽出物に基づく溶液の活性は840 TUI/mLである。実施例2 Voandzeia subterraneaの種子を粉砕することによって 得られる粉末400gを、蒸留水4Lに加え、その溶液を実施例1と同様に処理 する。 3%の乾燥抽出物を含有し、17.8g/Lのタンパク質濃度を有するほぼ無 色の溶液3.2Lを得る。 この溶液のpHを、硫酸、塩酸、または燐酸を用いて4.5に調節し、次に、 30分間攪拌する。 次に、この溶液を5000gにおいて15分間遠心分離にかけ、次に、沈殿物 および上澄みを集める。 沈殿物を、沈殿前の容量の10%に相当する容量の水において溶液にし、得ら れる溶液のpHをNaOHを用いて7.5で安定するように調節する。 次に、その溶液を再び遠心分離にかけて不溶物を除去し、最終的に9.7%の 乾燥抽出物の溶液を得、その溶液を吹付によって脱水する。 吹付された材料の抗トリプシン活性は11.2TUI/mgであり、乾燥抽出 物に基づく溶液の活性は1087TUI/mLである。実施例3 実施例2のタンパク質の沈殿後に得られる上澄みを、0.22μにおいて濾過 し、1.41%の乾燥抽出物を含有し、1.68g/Lのタンパク質濃度を有す る清澄溶液を得る。 次に、その溶液を吹付によって脱水する。 吹付された材料の抗トリプシン活性は46.6TUI/mgであり、乾燥抽出 物に基づく溶液の理論活性は657TUI/mLである。 前記の種々のプロセスによって抽出される画分のsuperoseタイプ12 HRカラムにおけるゲル透過による分析は、抽出物に応じて少なくとも8つのよ り重要なまたはあまり重要でない画分の特性決定を可能にする。 添付図面の図1〜図3はそれぞれ、クロマトグラムの形態において、前記プロ セス1〜3の各実施例によって逐次的に得られる抽出物の分子量のプロフィール を示す(図1=実施例1;図2=実施例2;図3=実施例3)。 図面において、下記のことが分かる: − 非常に高い分子量(カラムの標準化により、1,000,000〜1,2 00,000Da)の画分(F1と指称される); − 400,000〜500,000Daの分子量の画分F2; − 150,000〜180,000Daの分子量の画分F3; − 30,000〜35,000Daの分子量の画分F4; − 15,000〜18,000Daの分子量の画分F5; − 4,800〜5,500Daの分子量の画分F6; − 2,100〜2,500Daの分子量の画分F7; − 1,000〜1,300Daの分子量の画分F8。 前記プロセスの実施例によって得られる抽出物は、液体状態において直接に使 用することができ、または従来の脱水法による乾燥(吹付、凍結乾燥など)の後 に使用することができる。 タンパク質画分は、それらの構造を改質せず原状態で使用することもでき、ま たは、添付図面に示されるクロマトグラムの種々のピークに対応する抽出物画分 の2つまたは全ての天然の 組み合わせの形態において、または単離された形態において、使用することもで きる。 それらは、溶質、リポソーム、ナノ小球(nanospheres)、ミクロ 小球(microspheres)、マイクロカプセル、ミセルなどのような種 々の生薬形態において使用することもできる。 改質に関しては、タンパク質画分を、それらの改質形態において、または下記 処理のいずれかによる機能化形態において、使用することができる: − 重合; − タンパク質の化学加水分解; − 動物、植物、微生物、または菌類起源のプロテアーゼ(ペプシン、トリプ シン、キモトリプシン、パパイン、プロナーゼ、ブロメライン、エンドプロテイ ナーゼ、サーミターゼ、または、bacillus subtilus、Asp ergillus niger、およびAspergillus oryzae のプロテアーゼ(サブチリシン、アルカラーゼ、ニュートラーゼ))による、タ ンパク質の酵素加水分解; − バンバラナッツのタンパク質を発酵基質として使用して、 酵母(Saccharomyces)、カビ(Aspergillus)、また は細菌(Bacillusなど)のような種々の微生物による、微生物変換; − 脱アミド、スクシニル化、またはホスホリル化のような方法による、化学 的または酵素的機能化; − 第四級化; − 糖類または脂質分子のグラフト。 本発明はさらに、バンバラ(Voandzeia subterranea) ナッツの種子から抽出される少なくとも1つの可溶性タンパク質画分を含有する ことを特徴とする、特に皮膚および/または髪、爪、および睫に局所的に使用す るための化粧組成物を目的とする。 1つまたはそれ以上の前記タンパク質画分は、場合により超音波発生器を使用 して、水または水溶液、特に種々のpHを有する生理食塩水を用いて抽出され、 沈殿(pH、塩、固形物、温度変化の調節)、吸着、クロマトグラフィーイオン 交換または親和力、あるいは限外濾過によって、精製される。 該化粧組成物は、バンバラナッツの種子から抽出され、プロテアーゼインヒビ ターを強化された、少なくとも1つのタンパク 質画分を含有し、存在するタンパク質画分が、ゲル濾過により1,000,00 0〜1,200,000Da、400,000〜500,000Da、150, 000〜180,000Da、30,000〜35,000Da、15,000 〜18,000Da、4,800〜5,500Da、2,100〜2,5OOD a、または1,000〜1,300Daの見掛分子量を有する少なくとも1つの 完全または天然のタンパク質画分を含むのが好ましい。 タンパク質画分は、天然タンパク質から製造される化学的または酵素的水解物 から成るか、または天然タンパク質の重合によって得るか、あるいは化学的に改 質する(第四級化、スクシニル化、多糖類または脂質のグラフトなど)ことがで きる。 本発明の第一の改質実施態様によると、化粧組成物が、バンバラナッツ種子か ら抽出される種々の見掛分子量を有する少なくとも2つの可溶性タンパク質画分 を含有する。 本発明の第二の改質実施態様によると、化粧組成物が、種子に天然に存在する 全ての抽出可能なタンパク質画分によって構成されるVoandzeia su bterranea種子の抽出物を含有する。 該化粧組成物は、Voandzeia subterranea種子から抽出 されるタンパク質画分を0.01〜50.00重量%、好ましくは0.50〜1 5.00重量%の量で含有するのが好ましい。 バンバラナッツ種子の少なくとも1つのタンパク質抽出物を含んで成る種々の 化粧品または化粧組成物が、本発明の実際的な実施態様の非制限的実施例によっ て下記に説明される。実施例1 本発明による、顔用の、保護、柔軟化、および鎮静(soothing)クリ ームの形態の化粧品は、例えば、下記に示す画分AおよびBから構成される重量 組成を有することができる: 画分A(脂肪相): − 蜜蝋 9.00% − オクチルドデカノール 12.00% − オレイン酸デシル 10.00% − 胡麻油 12.50% − ワセリン 10.00% − ミリスチン酸イソプロピル 2.00% − セチルアルコール 0.80% − コレステロール 0.30% − パルミチン酸セチル 2.50% 画分B(水性相): − ソルビトール 4.00% − 硼酸ナトリウム 0.30% − 実施例3によって製造されるVoandzeia subterraneaの水性抽出物 (水溶解状態) 5.00% − 防腐剤 LS388 (Laboratories Serabiologiques) 2.00% − 水 100.00%に達するまで 前記の顔用クリームの調製および製造方法は基本的に、80℃において脂肪相 、および75℃において水性相(Voandzeia subterranea の抽出物は含まない)を別々に調製し、次に、タービン攪拌しながら水性相を脂 肪相に加え、約50℃において冷却し、Voandzeia subterra neaの抽出物を加え、最後に、周囲温度に 冷めるまで攪拌することである。実施例2 本発明の抗刺激物、光保護、引き締め、および水和昼用クリームの形態の化粧 品は、例えば、下記に示す画分AおよびBから構成される重量組成を有すること ができる: 画分A(脂肪相): − グリセロールステアレート SE 12.00% − セチルアルコール 1.00% − 水素化ココグリセリド 2.00% − ホホバ油 3.00% 画分B(水性相): − グリセリン 5.00% − 実施例1によって製造されるVoandzeia subterraneaの凍結乾燥抽出物 1.00% − Elestab 4112 (Laboratories Serabiologiques) 0.40% − 香料 0.30% − 水 100.00%に達するまで 前記の昼用クリームの調製および製造方法は基本的に、80℃において脂肪相 、および80℃において水性相(Voandzeia subterranea の抽出物は含まない)を別々に調製し、次に、タービン攪拌しながら脂肪相を水 性相に加え、約45℃において冷却し、Voandzeia subterra neaの凍結乾燥抽出物を加え、初めに、それの重量の3倍の水に溶解し、最後 に、周囲温度に冷めるまで攪拌することである。実施例3 本発明の水和、柔軟化、鎮静、耐疲労、および弾性強化特性を有する身体用乳 液の形態の化粧品は、例えば、下記に示す画分AおよびBから構成される重量組 成を有することができる: 画分A(脂肪相): − グリセロールステアレート、(および) PEGステアレート40 6.00% − パルミチン酸イソプロピル 8.50% − パラフィン油 5.00% − ジメチコン(Dimethicone)0.50% − セチルアルコール 1.00% 画分B(水性相): − グリセリン 2.00% − Elestab 4112 (Laboratories Serobiologiques) 0.40% − 実施例2によって製造されるVoandzeia subterraneaの水性抽出物 (微粒化形態) 0.50% − 水 100.00%に達するまで 前記身体用乳液の調製および製造方法は実質的に、実施例2の化粧品と同様で ある。実施例4 本発明の耐老化、抗シワ、回復、保護、および栄養補給特性を有する夜用クリ ームの形態における化粧品は、例えば、下記に示す画分AおよびBから構成され る重量組成を有することができる: 画分A(脂肪相): − グリセロールステアレート、(および) セトステアリルアルコール、(および) パルミチン酸セチル、(および) ココナツグリセリド 10.00% − グリセロールステアレートPEG20 2.00% − セテアレス12(Ceteareth 12) 1.00% − オレイン酸デシル 6.00% − ステアリン酸オクチル 6.00% − Elestab 4121 (Laboratories Serobiologiques) 0.20% 画分B(水性相): − グリセリン 4.00% − 実施例2によって製造されるVoandzeia subterraneaの水性抽出物 (溶質形態) 10.00% − Elestab 305 (Laboratories Serobiologiques) 0.50% − 香料 0.20% − 水 100.00%に達するまで 前記夜用クリームの調製および製造方法は実質的に、実施例2の化粧品と同様 である。 当然のことであるが、本発明は、前記のおよび添付図面に記載の実施態様に限 定されるものではない。本発明の範囲を逸脱することなく、特に種々の成分の構 成に関して、または技術的に同価値のもので置き換えることによって、改質する ことが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 17/00 A61P 17/00

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. バンバラ(Voandzeia subterranea)ナッツの種子 から抽出される少なくとも1つの可溶性タンパク質画分の、皮膚および/または 髪、爪、および睫のための化粧品または化粧組成物における活性物質としての使 用。 2. バンバラ(Voandzeia subterranea)ナッツの種子 から抽出される少なくとも1つの可溶性タンパク質画分を含有することを特徴と する、主に皮膚および/または髪、爪、および睫に局所使用するための化粧組成 物。 3. タンパク質画分が、水または水溶液、特に種々のpHの生理食塩水を用い て、場合により超音波発生器を使用して抽出されることを特徴とする請求項2に 記載の化粧組成物。 4. 抽出されたタンパク質画分が、沈殿、吸着、クロマトグラフィーイオン交 換もしくは親和力、または限外濾過によって精製されることを特徴とする請求項 2または3に記載の化粧組成物。 5. バンバラナッツの種子から抽出され、プロテアーゼインヒビターを強化さ れた少なくとも1つのタンパク質画分を含有 することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の化粧組成物。 6. 存在するタンパク質画分が、ゲル濾過により、1,000,000〜1, 200,000Da、400,000〜500,000Da、150,000〜 180,000Da、30,000〜35,000Da、15,000〜18, 000Da、4,800〜5,550Da、2,100〜2,500Da、また は1,000〜1,300Daの見掛分子量を有する、少なくとも1つの完全ま たは天然タンパク質画分から成ることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項 に記載の化粧組成物。 7. タンパク質画分が、天然タンパク質から製造される化学的または酵素的水 解物から成ることを特徴とする請求項2〜6のいずれか一項に記載の化粧組成物 。 8. タンパク質画分が、天然タンパク質の重合によって得られることを特徴と する請求項2〜7のいずれか一項に記載の化粧組成物。 9. タンパク質画分が、グラフトによって化学的に改質されることを特徴とす る請求項2〜8のいずれか一項に記載の化粧 組成物。 10. バンバラナッツの種子から抽出される種々の見掛分子量を有する少なく とも2つの可溶性タンパク質画分を含有することを特徴とする請求項6〜9のい ずれか一項に記載の化粧組成物。 11. 種子に自然に存在する全ての抽出可能なタンパク質画分によって構成さ れる、Voandzeia subterraneaの種子の抽出物を含有する ことを特徴とする請求項2〜5および請求項7〜9のいずれか一項に記載の化粧 組成物。 12.Voandzeia subterraneaの種子から抽出されるタン パク質画分を0.01〜50.00重量%、好ましくは0.50〜15.00重 量%の量で含有することを特徴とする請求項2〜11のいずれか一項に記載の化 粧組成物。
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