JP2001517650A - 脂肪族α,ω−アミノニトリルの製造法 - Google Patents

脂肪族α,ω−アミノニトリルの製造法

Info

Publication number
JP2001517650A
JP2001517650A JP2000512807A JP2000512807A JP2001517650A JP 2001517650 A JP2001517650 A JP 2001517650A JP 2000512807 A JP2000512807 A JP 2000512807A JP 2000512807 A JP2000512807 A JP 2000512807A JP 2001517650 A JP2001517650 A JP 2001517650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
iron
mass
dinitrile
mixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000512807A
Other languages
English (en)
Inventor
フォイト,グイド
アンスマン,アンドレアス
フィッシャー,ロルフ,ハルトムト
バスラー,ペーター
ルイケン,ヘルマン
メルガー,マルティン
フリック,クレーメンス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=7843522&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2001517650(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JP2001517650A publication Critical patent/JP2001517650A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/70Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper
    • B01J23/74Iron group metals
    • B01J23/745Iron
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C253/00Preparation of carboxylic acid nitriles
    • C07C253/30Preparation of carboxylic acid nitriles by reactions not involving the formation of cyano groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 脂肪族α,ω−アミノニトリルは、(a)鉄または鉄もしくはその混合物を基礎とする化合物を含有し、(b)アルミニウム、珪素、ジルコニウム、チタンおよびバナジウムからなる群から選択された2、3、4または5種の元素を基礎とする促進剤を(a)に対して0.01〜5質量%含有し、かつ(c)アルカリ金属またはアルカリ土類金属を基礎とする化合物を(a)に対して0〜0.5質量%含有する触媒の存在下に製造され、この方法において使用されるα,ω−ジニトリルは、燐1.0質量ppm以上を含有する。触媒は、還元および必要に応じてマグネタイトのその後の不動態化によって得ることができ、この場合この触媒は、3〜10m2/gのBET表面積、0.05〜0.2ml/gの全細孔容積、0.03〜0.1μmの平均細孔直径および0.01〜0.1μmの範囲内で50〜70%の細孔容積率を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、水素化に適した触媒の存在下で脂肪族α,ω−アミノニトリルを製 造する方法に関する。
【0002】 ドイツ特許出願公開第4446893号公報には、脂肪族α,ω−ジニトリル を高められた温度および過圧下で溶剤および触媒の存在下で、 (a)ニッケル、コバルト、鉄、ルテニウムおよびロジウムからなる群から選択
された金属を基礎とする化合物を含有し、 (b)パラジウム、白金、イリジウム、オスミウム、銅、銀、金、クロム、モリ
ブデン、タングステン、マンガン、レニウム、亜鉛、カドミウム、鉛、アルミニ
ウム、錫、燐、砒素、アンチモン、蒼鉛および希土類金属からなる群から選択さ
れた金属を基礎とする促進剤を(a)に対して0.01〜25質量%、好ましく
は0.1〜5質量%含有し、かつ (c)アルカリ金属またはアルカリ土類金属を基礎とする化合物を(a)に対し
て0〜5質量%、好ましくは0.1〜3質量%含有する触媒を使用することによ
り部分的に水素化することによって脂肪族α,ω−アミノニトリルを製造する方 法が開示されており、 この場合、成分(a)は、(b)がチタン、マグネシウム、クロムおよびモリブ
デンからなる群から選択された金属を基礎とする促進剤である場合には、鉄また
は鉄とコバルト、ルテニウムおよびロジウムからなる群から選択された金属の1
つとを基礎とするものではなく、さらに、ルテニウムもしくはロジウムだけを基
礎とするかまたはルテニウムおよびロジウムまたはニッケルおよびロジウムを基
礎とする化合物が成分(a)として選択されている場合には、促進剤(b)は必
要に応じて不要であってよい。
【0003】 この方法の欠点は、α,ω−アミノニトリル、例えば6−アミノカプロニトリ ルまたは任意の他の有用な生成物、例えばアジポニトリルおよびα,ω−アミノ ニトリルとしての6−アミノカプロニトリルの場合のヘキサメチレンジアミンか
ら分離するのが極めて困難である副生成物が形成させることにある。
【0004】 例えば、6−アミノカプロニトリルおよびヘキサメチレンジアミンへのアジポ
ニトリルの水素化においては、なかんずく1−アミノ−2−シアノシクロペンテ
ン(ICCP)、2−アミノメチルシクロペンチルアミン(AMCPA)、1,
2−ジアミノシクロヘキサン(DCH)およびビスヘキサメチレントリアミン(
BHMTA)が変動する量で形成される。米国特許第3696153号明細書に
は、極めて困難でありながら、AMCPAおよびDCHをヘキサメチレンジアミ
ンから分離することができることが開示されている。
【0005】 更に、この方法における触媒の稼働時間は、必ずしも完全に満足のゆくもので
はない。
【0006】 先のドイツ特許出願第19636765.4号には、本発明と同様の方法が記
載されているが、しかし、ドイツ特許出願第19636765.4号に記載の方
法においては、6−アミノカプロニトリル(ACN)の選択性は、使用されるア
ジポニトリル(ADN)中の燐が予め分離されない場合には、使用される触媒の
経時(稼働時間)に依存する。しかしながら、燐の分離は、技術的になおいっそ
う困難であり、この過程を回避することが望まれている。
【0007】 本発明の目的は、前記欠点を有さず、α,ω−アミノニトリルの製造を高い選 択性で工業的に簡単かつ経済的な手段で可能にし、実際に不変の変換率で長い稼
働時間を生じさせ、なお高いα,ω−アミノニトリルの選択性を有する、触媒の 存在下で脂肪族α,ω−ジニトリルを部分的に水素化することによって脂肪族α,
ω−アミノニトリルを製造する方法を提供することである。
【0008】 この目的は、 (a)鉄または鉄もしくはその混合物を基礎とする化合物を含有し、 (b)アルミニウム、珪素、ジルコニウム、チタンおよびバナジウムからなる群
から選択された2、3、4または5種の元素を基礎とする促進剤を(a)に対し
て0.01〜5質量%含有し、かつ (c)アルカリ金属またはアルカリ土類金属を基礎とする化合物を(a)に対し
て0〜0.5質量%含有する触媒の存在下に、脂肪族α,ω−ジニトリルを部分 的に水素化することにより、脂肪族α,ω−アミノニトリルを製造する方法によ って達成され、この場合使用されるα,ω−ジニトリルは、燐1.0質量ppm 以上を含有することが見い出された。
【0009】 また、還元および必要に応じてマグネタイトのその後の不動態化によって得る
ことができ、 (a)鉄または鉄もしくはその混合物を基礎とする化合物を含有し、 (b)アルミニウム、珪素、バナジウム、チタンおよびジルコニウムからなる群
から選択された2、3、4または5種の元素を基礎とする促進剤を(a)に対し
て0.01〜5質量%含有し、かつ (c)アルカリ金属またはアルカリ土類金属を基礎とする化合物を(a)に対し
て0〜0.5質量%含有する触媒が見い出された。この場合この触媒は、3〜1
0m2/gのBET表面積、0.05〜0.2ml/gの全細孔容積、0.03 〜0.1μmの平均細孔直径および0.01〜0.1μmの範囲内で50〜70
%の細孔容積率を有する。
【0010】 好ましい触媒前駆物質は、成分(a)が酸化鉄、水酸化鉄、オキシ水酸化鉄ま
たはその混合物を(a)に対して90〜100質量%、好ましくは92〜99質
量%含有するものである。この型の適当な前駆物質の例は、酸化鉄(III)、
酸化鉄(II,III)、酸化鉄(II)、水酸化鉄(II)、水酸化鉄(II
I)およびオキシ水酸化鉄、例えばFeOOHである。合成または天然で生じる
酸化鉄、水酸化鉄またはオキシ水酸化鉄、例えば理想的にはFe34で記載され
てよいマグネタイト、理想的にはFe23・H2Oで記載されてよい褐色ヘマタ イトまたは理想的にはFe23で記載されてよい赤色ヘマタイトを使用すること
ができる。
【0011】 他の好ましい触媒前駆物質は、成分(b)がアルミニウム、ジルコニウム、珪
素、チタンおよびバナジウムからなる群から選択された2、3、4または5種の
元素を基礎とする促進剤0.01〜5質量%、好ましくは0.1〜4質量%、殊
に0.1〜2質量%を含有するものである。
【0012】 更に、好ましい触媒前駆物質は、成分(c)が好ましくはリチウム、ナトリウ
ム、カリウム、ルビジウム、セシウム、マグネシウムおよびカルシウムからなる
群から選択されたアルカリ金属またはアルカリ土類金属を基礎とする化合物0〜
0.5質量%、好ましくは0.02〜0.2質量%を含有するものである。
【0013】 新規の触媒は、非担持触媒であっても担持触媒であってもよい。適当な担持材
料の例は、多孔質酸化物、例えばアルミナ、シリカ、アルミノ珪酸塩、酸化ラン
タン、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、酸化マグネシウムおよび酸化亜鉛、
ならびにゼオライトおよび活性炭ならびにこれらの混合物である。
【0014】 製造は、概して、成分(a)の前駆物質を、必要に応じて促進剤成分(b)の
前駆物質および必要に応じて痕跡成分(c)の前駆物質と一緒にして(望ましい
触媒型に応じて)担持材料の存在下または不在下で沈殿させ、こうして得られた
触媒前駆物質を処理し、押出物またはペレットを生じさせ、乾燥させ、次に焼成
させる方法によって実施される。また、担持触媒は、一般に担持材料を成分(a
)、(b)および必要に応じて(c)の溶液で含浸することによって得ることが
でき、この場合には、個々の成分を同時にかまたは連続的に添加することができ
るか、或いは、成分(a)、必要に応じて(b)および(c)を自体公知の方法
で担持材料上に噴霧することによって得ることができる。
【0015】 成分(a)の適当な前駆物質は、概して鉄の易水溶性の塩、例えば硝酸塩、塩
化物、酢酸塩、蟻酸塩および硫酸塩、好ましくは硝酸塩である。
【0016】 成分(b)の適当な前駆物質は、概して上記金属および半金属の錯体塩の易水
溶性の塩、例えば硝酸塩、塩化物、酢酸塩、蟻酸塩および硫酸塩、好ましくは硝
酸塩である。
【0017】 成分(c)の適当な前駆物質は、概して上記アルカリ金属およびアルカリ土類
金属の易水溶性の塩、例えば水酸化物、炭酸塩、硝酸塩、塩化物、酢酸塩、蟻酸
塩および硫酸塩、好ましくは水酸化物および炭酸塩である。
【0018】 沈殿は、一般に水溶液から、選択的に沈殿試薬の添加、pHの変化または温度
の変化によって行なわれる。
【0019】 こうして得られた触媒材料は、通常、一般に80〜150℃、好ましくは80
〜120℃で乾燥される。
【0020】 焼成は、通常、150〜500℃、好ましくは200〜450℃で空気または
窒素からなる気流中で実施される。
【0021】 焼成後、得られた触媒材料は、一般に、例えば200〜500℃、好ましくは
250〜400℃で2〜24時間暴露することによって還元雰囲気(活性化)に
暴露されるか、水素雰囲気に暴露されるか、または水素および不活性ガス、例え
ば窒素を含有するガス混合物に暴露される。この場合、触媒の負荷量は、好まし
くは触媒1l当たり200lである。
【0022】 有利に、触媒の活性化は、合成反応器中で直接に実施される。それというのも
、この結果として、さもなければ必要とされる中間工程、即ち通常、20〜80
℃、好ましくは25〜35℃で酸素/窒素混合物、例えば空気を用いての表面の
不動態化は、普通に不要とされるからである。更に、不動態化された触媒の活性
化は、好ましくは合成反応器中で180〜500℃、好ましくは200〜350
℃で水素含有雰囲気中で実施される。
【0023】 DIN66131によりN2吸着によって測定された、新規触媒のBET表面 積は、3〜10m2/gである。
【0024】 DIN66131によりHg多孔度測定法によって測定された、新規触媒の全
細孔容積は、0.05〜0.2ml/gである。
【0025】 DIN66133によりHg多孔度測定法によって測定された細孔容積率布か
ら計算された、新規触媒の平均細孔直径は、0.03〜0.1μmである。
【0026】 DIN66133によりHg多孔度測定法によって測定された細孔容積率布か
ら読み取った、新規触媒の0.01〜0.1μmの寸法を有する細孔の細孔容積
率は、50〜70容量%である。
【0027】 触媒は、液相中または細流床法で固定床触媒として使用されてもよいし、懸濁
触媒として使用されてもよい。
【0028】 新規方法で使用される出発物質は、式I NC−(CH2n−CN I 〔式中、nは1〜10、殊に2、3、4、5または6の整数である〕の脂肪族α
,ω−ジニトリルである。特に好ましい化合物Iは、スクシノニトリル、グルタ ロニトリル、アジポジニトリル、ピメロニトリルおよびスベロニトリル、特に好
ましくはアジポニトリルである。
【0029】 式Iのジニトリルは、燐1.0質量ppm以上を含有する。ADNの酸温浸後
に原子放出分光分析法によって測定された燐含量がジニトリルIまたは式Iのジ
ニトリルを含有するジニトリル混合物に対して1〜100質量ppm、好ましく
は1〜20質量ppmであるジニトリルは、適当である。燐は、種々の形でジニ
トリルIとの混合物またはジニトリルI、例えば有機ホスファイトもしくはホス
フィンまたはそれぞれの分解生成物、またはその二次生成物として存在していて
よい。例えば、ヴァイスエルメル(Weissermel)、アルペ(Arpe)、Industriel
le Organische Chemie,第2版,第233〜234頁(1978)の記載と同様に、シアン化水 素を用いてα,ω−ジエンから製造されたジニトリルIは、極めて好適であるこ とが証明された。例えば、ヴァイスエルメル(Weissermel)、アルペ(Arpe)、
Industrielle Organische Chemie,第2版,第233〜234頁(1978)の記載と同様に、 シアン化水素と1,3−ブタジエンとの付加反応によって得ることができるα, ω−アジポニトリルは、特に好適である。
【0030】 新規方法において、上記のジニトリルIは、好ましくは溶剤の存在下で触媒を
用いて部分的に水素化され、式II NC−(CH2n−CH2−NH2 II 〔式中、nは上記の意味を有する〕のα,ω−アミノニトリルに変わる。特に好 ましいアミノニトリルIIは、nが2、3、4、5または6、殊に4であるもの
、即ち4−アミノブチロニトリル、5−アミノペンタンニトリル、6−アミノヘ
キサンニトリル(6−アミノカプロニトリル)、7−アミノヘプタンニトリルお
よび8−アミノオクタンニトリル、特に好ましくは6−アミノカプロニトリルで
ある。
【0031】 反応を懸濁液中で実施する場合には、40〜150℃、好ましくは50〜10
0℃、特に好ましくは60〜90℃の温度が通常選択され;圧力は、一般に2〜
30MPa、好ましくは3〜30MPa、特に好ましくは4〜9MPaの範囲内
で選択される。滞留時間は、本質的に望ましい収率および選択性ならびに望まし
い変換率に依存し;通常、滞留時間は、最大収率が例えば50〜275分間、好
ましくは70〜200分間の範囲内で達成される程度に選択される。
【0032】 有利に使用される懸濁液法においては、溶剤は、アンモニア、炭素原子数1〜
6のアミン、ジアミンおよびトリアミン、例えばトリメチルアミン、トリエチル
アミン、トリプロピルアミンおよびトリブチルアミン、またはアルコール、殊に
メタノールおよびエタノール、特に好ましくはアンモニアである。有利には、ジ
ニトリルおよび溶剤の総和に対して10〜90質量%、好ましくは30〜80質
量%、特に好ましくは40〜70質量%のジニトリル濃度が選択される。
【0033】 触媒の量は、一般に使用されるジニトリルの量に対して1〜50質量%、好ま
しくは5〜20質量%が選択される。
【0034】 懸濁液の水素化は、回分的または好ましくは連続的に、概して液相中で実施さ
れることができる。
【0035】 また、部分的な水素化は、回分的または連続的に固定床反応器中で固定床法ま
たは液相法で、通常20〜150℃、好ましくは80〜120℃および概して2
〜40MPa、好ましく選択された3〜30MPaの圧力で実施されてもよい。
部分的な水素化は、好ましくは溶剤、有利にアンモニア、炭素原子数1〜6のア
ミン、ジアミンおよびトリアミン、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン
、トリプロピルアミンおよびトリブチルアミン、またはアルコール、有利にメタ
ノールおよびエタノール、特に好ましくはアンモニアの存在下で実施される。1
つの好ましい実施態様においては、アジポニトリル1g当たり1〜10g、好ま
しくは2〜6gのアンモニア含量が選択される。アジポニトリル0.1〜2.0
kg/l・h、有利に0.3〜1.0kg/l・hの触媒空間速度は、有利に選
択される。この場合も、変換率、ひいては選択性は、滞留時間の変化によって制
御されることができる。
【0036】 部分的な水素化は、この目的に適した常用の反応器中で実施されることができ
る。
【0037】 水素化において、6−アミノカプロニトリル、ヘキサメチレンジアミンおよび
アジポニトリルを含有する混合物は、得られる。
【0038】 6−アミノカプロニトリル、ヘキサメチレンジアミンおよび本質的にアジポニ
トリルを含有する画分は、混合物から自体公知の方法、好ましくは例えばドイツ
特許出願公開第19500222号号公報またはドイツ特許出願第195482
89.1号に記載の蒸留によって同時にかまたは連続的に分離されることができ
る。
【0039】 新規方法によって得られたアジポニトリルは、ヘキサメチレンジアミンおよび
6−アミノカプロニトリルへの部分的な水素化に再び使用されることができ、こ
の場合再循環されるべきACNの酸処理は、ヘキサメチレンジアミンおよび/ま
たは6−アミノカプロニトリルの規格製造を阻止しおよび/または部分的な水素
化のための触媒の稼働時間に不利な影響を及ぼす副生成物のレベルの増加を避け
るために実施される。
【0040】 新規方法は、良好な選択性でα,ω−アミノニトリルを生じる。更に、本発明 により使用される触媒は、比較可能な公知技術水準の触媒よりも実質的に長い稼
働時間を高いACN選択性との組合せで有する。α,ω−アミノニトリルは、環 式ラクタムの製造のための重要な出発物質であり、殊に6−アミノカプロニトリ
ルは、カプロラクタムの製造のための重要な出発物質である。
【0041】 実施例において: ADNは、アジポニトリルであり、 ACNは、6−アミノカプロニトリルであり、 HMDは、ヘキサメチレンジアミンであり、 DCHは、シス+トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサンであり、 AMCPAは、1−アミノ−2−アミノメチルシクロペンタンである。 実施例1 a)触媒の製造 触媒を、マグネタイト鉱石を150℃で6時間窒素雰囲気下で加熱することに
よって製造した。使用されたマグネタイト鉱石は、次の組成を有していた:Fe
72質量%、Al 0.07質量%、Ca0.03質量%、Mg0.04質量%
、Si0.11質量%およびTi0.01質量%、この場合残分は、酸素である
。群b)からの促進剤の総和は、0.19質量%であり、酸化物として計算した
群c)からの促進剤の総和は、0.11質量%である。
【0042】 冷やした溶融ブロックをジョークラッシャー中で粉砕し、3〜6mmの粒径を
有する篩分け画分を篩分けによって分離した。酸化物触媒をH2/N2流中で4
50℃で72時間還元した。窒素雰囲気下で室温への冷却後、Fe触媒をN2/
空気流(窒素中の空気1%を用いて24時間)で不動態化し、この場合には、触
媒床中での温度は、45℃を上廻って増加しないことが保証されていた。 b)ACNへのADNの部分的水素化 管状反応器(長さ180cm、d=30mm)を(a)により得られた触媒材
料740ml(1819g)で充填し、大気圧で水素流(500 l(S.T.P.)
/h)中で還元した。温度を24時間の経過中に30℃から340℃へ増加させ、
次に340℃で72時間維持した。
【0043】 温度が低下した後、1,3−ブタジエンおよびシアン化水素(HCN)から製
造されかつ4質量ppmの燐含量を有するADN400ml/h、アンモニア6
60ml/hおよび水素500 l(S.T.P.)/hの混合物を250バールで反
応器に供給した。
【0044】 120℃の反応時間で2000時間の運転時間後、ACN選択性は、全運転時
間に亘って一定の変換率および99%の一定の全選択性(ACN+HMD)で5
0%から48%へ僅かに減少した。
【0045】 排出された水素化混合物中のDCHの含量は、HMDに対して2000質量p
pmであった。
【0046】 排出された水素化混合物中のAMCPAの含量は、HMDに対して50質量p
pmであった。 比較例 a)触媒の製造 マグネタイト、炭酸カリウム、Al2O3および炭酸カルシウムの混合物を加
熱し、固化された溶融液を粉砕し、スティルズ(A.B. Stiles)、コッホ(T.A.
Koch)、Catalyst Manufacture (1995)、第167/168頁の記載により篩分けし、次
の組成の酸化物材料を生じた: K2O1.1質量%、Al233.0質量%、CaO2.3質量%、Si0.1 1質量%、Ti0.01質量%、残分Fe酸化物。
【0047】 次に、この材料をN2/H2流中で450℃で72時間還元し、N2/空気混合 物(窒素中の空気1%を用いて24時間)で室温で不動態化し、この場合には、
触媒床中での温度は、45℃を上廻って増加せず、水を用いて7日間洗浄した。
【0048】 得られた触媒材料は、次の組成を有していた: Al 1.2質量%、Ca0.74質量%、K0.02質量%、Si0.11質
量%、Ti0.01質量%、残分Fe/Fe酸化物。群b)からの促進剤の総和
は、1.32質量%であり、酸化物として計算した群c)からの促進剤の総和は
、1.06質量%である。 b)ACNへのADNの部分的水素化 管状反応器(長さ180cm、d=30mm)を(a)により得られた触媒材
料740ml(1819g)で充填し、大気圧で水素流(500 l(S.T.P.)
/h)中で還元した。温度を24時間の経過中に30℃から340℃へ増加させ、
次に340℃で72時間維持した。
【0049】 温度が低下した後、1,3−ブタジエンおよびシアン化水素(HCN)から製
造されかつ4質量ppmの燐含量を有するADN400ml/h、アンモニア6
60ml/hおよび水素500 l(S.T.P.)/hの混合物を250バールで反
応器に供給した。
【0050】 120℃の反応時間で2000時間の運転時間後、ACN選択性は、全運転時
間に亘って一定の変換率および99%の一定の全選択性(ACN+HMD)で4
0%から25%へ減少した。
【0051】 排出された水素化混合物中のDCHの含量は、HMDに対して4000質量p
pmであった。
【0052】 排出された水素化混合物中のAMCPAの含量は、HMDに対して150質量
ppmであった。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月22日(2000.3.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AU,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,GE, HU,ID,IL,JP,KR,KZ,LT,LV,M K,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SG,SI ,SK,TR,UA,US (72)発明者 フィッシャー,ロルフ,ハルトムト ドイツ、D−69121、ハイデルベルク、ベ ルクシュトラーセ、98 (72)発明者 バスラー,ペーター ドイツ、D−68519、フィールンハイム、 マリーア−マンデル−シュトラーセ、18 (72)発明者 ルイケン,ヘルマン ドイツ、D−67069、ルートヴィッヒスハ ーフェン、ブリュッセラー、リング、34 (72)発明者 メルガー,マルティン ドイツ、D−67227、フランケンタール、 マクス−スレーフォークト−シュトラー セ、25 (72)発明者 フリック,クレーメンス ドイツ、D−76863、ヘルクスハイム、ア ム、ビルトシュテッケル、16 Fターム(参考) 4G069 AA02 AA03 AA08 AA09 BA01A BA01B BA02A BA04A BA05A BB01A BB01B BB05C BB06A BB06B BC01A BC02A BC03A BC03B BC04A BC05A BC06A BC08A BC09A BC09B BC10A BC10B BC16A BC16B BC50A BC50B BC54A BC66A BC66B BC66C BD05A BD05B CB02 CB77 DA03 DA06 EA02Y EB18Y EC02X EC06X EC17X EC18X FA01 FB43 FB44 FC02 FC08 4H006 AA02 AC52 BA02 BA06 BA09 BA10 BA12 BA19 BA30 BA35 BA56 BA85 BD80 BE20 4H039 CA71 CB30

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 触媒の存在下に脂肪族α,ω−ジニトリルを部分的に水素化 することにより、脂肪族α,ω−アミノニトリルを製造する方法において、 前記触媒が、(a)鉄または鉄もしくはその混合物を基礎とする化合物を含有し
    、 (b)アルミニウム、珪素、ジルコニウム、チタンおよびバナジウムからなる群
    から選択された2、3、4または5種の元素を基礎とする促進剤を(a)に対し
    て0.01〜5質量%含有し、かつ (c)アルカリ金属またはアルカリ土類金属を基礎とする化合物を(a)に対し
    て0〜0.5質量%含有し、前記使用されるα,ω−ジニトリルが、燐を1.0 質量ppm以上含有することを特徴とする、脂肪族α,ω−アミノニトリルの製 造法。
  2. 【請求項2】 触媒が還元および必要に応じてマグネタイトのその後の不動
    態化によって得ることができ、かつ3〜10m2/gのBET表面積、0.05 〜0.2ml/gの全細孔容積、0.03〜0.1μmの平均細孔直径および0
    .01〜0.1μmの範囲内で50〜70%の細孔容積率を有することを特徴と
    する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 酸化鉄または酸化鉄混合物を、鉄を基礎とする化合物として
    使用することを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 アルミニウム、珪素およびバナジウムを基礎とする促進剤を
    使用することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 触媒が担持触媒であることを特徴とする、請求項1から4ま
    でのいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 触媒が非担持触媒であることを特徴とする、請求項1から5
    までのいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 使用されるジニトリルがアジポニトリルであり、これにより
    6−アミノカプロニトリルが得られることを特徴とする、請求項1から6までの
    いずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 アジポニトリルから出発し、 (1)アジポニトリルを触媒の存在下に部分的に水素化し、これにより6−アミ
    ノカプロニトリル、ヘキサメチレンジアミンおよびアジポニトリルを含有する混
    合物を得、かつ (2)6−アミノカプロニトリルおよびヘキサメチレンジアミンを混合物から単
    離することによって6−アミノカプロニトリルおよびヘキサメチレンジアミンを
    同時に製造することを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項に記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 水素化を懸濁液中で実施することを特徴とする、請求項1か
    ら8までのいずれか1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 水素化を固定床反応器中で実施することを特徴する、請求
    項1から8までのいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 使用されるα,ω−ジニトリルが2個以下の炭素原子を有 するα,ω−ジエンを燐含有触媒の存在下でヒドロシアン化することによって得 られたものであることを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項に記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 マグネタイトの還元および必要に応じてその後の不動態化
    によって得ることができ、 (a)鉄または鉄もしくはその混合物を基礎とする化合物を含有し、 (b)アルミニウム、珪素、バナジウム、チタンおよびジルコニウムからなる群
    から選択された2、3、4または5種の元素を基礎とする促進剤を(a)に対し
    て0.01〜5質量%含有し、かつ (c)アルカリ金属またはアルカリ土類金属を基礎とする化合物を(a)に対し
    て0〜0.5質量%含有する触媒であり、且つ、3〜10m2/gのBET表面 積、0.05〜0.2ml/gの全細孔容積、0.03〜0.1μmの平均細孔
    直径および0.01〜0.1μmの範囲内で50〜70%の細孔容積率を有する
    触媒。
JP2000512807A 1997-09-24 1998-09-08 脂肪族α,ω−アミノニトリルの製造法 Withdrawn JP2001517650A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19742221A DE19742221A1 (de) 1997-09-24 1997-09-24 Verfahren zur Herstellung von aliphatischen alpha,omega-Aminonitrilen
DE19742221.7 1997-09-24
PCT/EP1998/005685 WO1999015497A1 (de) 1997-09-24 1998-09-08 Verfahren zur herstellung von aliphatischen alpha, omega-aminonitrilen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001517650A true JP2001517650A (ja) 2001-10-09

Family

ID=7843522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000512807A Withdrawn JP2001517650A (ja) 1997-09-24 1998-09-08 脂肪族α,ω−アミノニトリルの製造法

Country Status (15)

Country Link
US (1) US6255521B1 (ja)
EP (1) EP1017669B1 (ja)
JP (1) JP2001517650A (ja)
KR (1) KR100561135B1 (ja)
CN (1) CN1109019C (ja)
AR (1) AR017142A1 (ja)
AU (1) AU9440898A (ja)
BR (1) BR9812365A (ja)
CA (1) CA2304848C (ja)
DE (2) DE19742221A1 (ja)
ES (1) ES2175789T3 (ja)
ID (1) ID24261A (ja)
MY (1) MY118922A (ja)
TW (1) TW534900B (ja)
WO (1) WO1999015497A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008522969A (ja) * 2004-12-07 2008-07-03 インヴィスタ テクノロジー エスアエルエル ジニトリル水素化方法における調節剤の使用

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19923894A1 (de) * 1999-05-25 2000-11-30 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von Polyamiden
DE19947508A1 (de) 1999-10-01 2001-04-05 Basf Ag Verfahren zur Aktivierung von passiviertem Eisen
EP3416940B1 (en) 2016-02-16 2019-10-30 INVISTA Textiles (U.K.) Limited Promoter for selective nitrile hydrogenation
CN113413891B (zh) * 2021-08-02 2023-07-18 江苏扬农化工集团有限公司 一种从己内酰胺制备6-氨基己腈的催化剂及其制备方法和应用
CN115197094B (zh) * 2022-08-01 2023-09-19 万华化学集团股份有限公司 一种1-氨基-2-氰基环戊烯的制备方法
CN116603567B (zh) * 2023-03-27 2024-05-17 湖北兴发化工集团股份有限公司 一种用于合成6-氨基己腈的催化剂及其制备方法和应用

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL7408053A (nl) * 1973-09-12 1975-03-14 Ici Ltd Hydrogeneringskatalysator en werkwijze voor de bereiding daarvan.
GB1486890A (en) 1973-09-12 1977-09-28 Ici Ltd Catalysts and their use in hydrogenation
US4064172A (en) 1973-09-12 1977-12-20 Imperial Chemical Industries Limited Hexamethylene diamine by hydrogenation of adiponitrile in presence of an activated iron oxide catalyst
GB8527564D0 (en) * 1985-11-08 1985-12-11 Ici Plc Catalyst precursors
DE4446893A1 (de) * 1994-12-27 1996-07-04 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von aliphatischen alpha,omega-Aminonitrilen
DE19636765A1 (de) * 1996-09-10 1998-03-12 Basf Ag Verfahren zur gleichzeitigen Herstellung von 6-Aminocapronitril und Hexamethylendiamin
US6222059B1 (en) * 1996-09-10 2001-04-24 Basf Aktiengesellschaft Process for the manufacture of aliphatic alpha, omega amino nitriles

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008522969A (ja) * 2004-12-07 2008-07-03 インヴィスタ テクノロジー エスアエルエル ジニトリル水素化方法における調節剤の使用

Also Published As

Publication number Publication date
ID24261A (id) 2000-07-13
EP1017669A1 (de) 2000-07-12
KR100561135B1 (ko) 2006-03-16
DE19742221A1 (de) 1999-03-25
CN1109019C (zh) 2003-05-21
MY118922A (en) 2005-02-28
BR9812365A (pt) 2000-09-19
EP1017669B1 (de) 2002-04-03
US6255521B1 (en) 2001-07-03
ES2175789T3 (es) 2002-11-16
KR20010030675A (ko) 2001-04-16
CA2304848C (en) 2008-07-15
CA2304848A1 (en) 1999-04-01
AU9440898A (en) 1999-04-12
AR017142A1 (es) 2001-08-22
TW534900B (en) 2003-06-01
WO1999015497A1 (de) 1999-04-01
DE59803655D1 (de) 2002-05-08
CN1271339A (zh) 2000-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6852669B2 (en) Hydrogenation catalyst
KR100404399B1 (ko) 지방족알파,오메가-아미노니트릴의제조방법
CA2342177C (en) Improved method for simultaneous preparation of 6-aminocapronitrile and hexamethylene diamine
US6265602B1 (en) Method for hydrogenating aliphatic alpha-, omega-dinitriles
US6147247A (en) Process for simultaneously preparing 6-aminocapronitrile and hexamethylene diamine
JP2002523483A (ja) 改良されたヘキサメチレンジアミンの製造方法
KR100468184B1 (ko) 지방족 알파,오메가-아미노 니트릴의 제조 방법
US20030144552A1 (en) Method for hydrogenating nitrile functions into amine functions
JP2001517650A (ja) 脂肪族α,ω−アミノニトリルの製造法
JP2001500136A (ja) 6―アミノカプロニトリルとヘキサメチレンジアミンの同時製造方法
JP2002521356A (ja) 6−アミノカプロニトリルおよびヘキサメチレンジアミンの同時製造のための改良方法
CA2322187C (en) Method for producing aliphatic alpha-, omega-diamines
US7875740B2 (en) Iron-containing material suitable for use as hydrogenation catalyst
JPH10511669A (ja) 気相における脂肪族α,ω−アミノニトリルの製造方法
US7115781B2 (en) Iron-containing oxidic material suitable for use as hydrogenation catalyst precursor
MXPA00001787A (en) Method for producing aliphatic alpha, omega-amino nitriles
MXPA00008229A (en) Method for hydrogenating aliphatic alpha-, omega-dinitriles

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050901

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20061023