JP2001517570A - 車両防火壁 - Google Patents
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
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- A62C3/00—Fire prevention, containment or extinguishing specially adapted for particular objects or places
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Abstract
(57)【要約】
車両防火壁(10)は、車両(12)を横断して水平に延びて配置される第1の壁(14)を有する。この防火壁は、第1の壁(14)に対して実質的に平行に延びる第2の壁(16)をさらに含み、第1または第2の壁のいずれか一方は、他方の壁の表面積の少なくとも60%にわたって延びる。
Description
【0001】 (技術分野) 本発明は、請求項1の前文に記載された車両防火壁に関する。
【0002】 (発明の背景) 代表的な自動車(例えば、乗用車)は、単一式構成のシャーシを備える。換言
すれば、多数の個々のパネルが接合されて、応力支持構造体を形成し、この構造
体に、サスペンション、トランスミッション、および駆動部品が固定され得る。
シャーシの一体化された部分は、防火壁であり、これは代表的には、乗客室とエ
ンジン室とを隔てている。従って、フロントエンジン車両では、防火壁は、フロ
ントガラスの前方かつ下方に車両を水平に横断して延びている。
すれば、多数の個々のパネルが接合されて、応力支持構造体を形成し、この構造
体に、サスペンション、トランスミッション、および駆動部品が固定され得る。
シャーシの一体化された部分は、防火壁であり、これは代表的には、乗客室とエ
ンジン室とを隔てている。従って、フロントエンジン車両では、防火壁は、フロ
ントガラスの前方かつ下方に車両を水平に横断して延びている。
【0003】 防火壁は、多くの目的を果たす。例えば、防火壁は、車両のシャーシのねじり
剛性に寄与するだけでなく、衝突の場合にエンジンが乗客室に侵入することから
車両の乗員を保護し、そして起こり得る火の侵入に耐えなければならない。さら
に、この防火壁は、付属する装置の種々の品目(例えば、ダッシュボード、ステ
アリングカラム、ヒーターユニット、ペダルボックス、ブレーキサーボなど)を
支持するように作用する。
剛性に寄与するだけでなく、衝突の場合にエンジンが乗客室に侵入することから
車両の乗員を保護し、そして起こり得る火の侵入に耐えなければならない。さら
に、この防火壁は、付属する装置の種々の品目(例えば、ダッシュボード、ステ
アリングカラム、ヒーターユニット、ペダルボックス、ブレーキサーボなど)を
支持するように作用する。
【0004】 代表的な車両の防火壁は、プレス鋼のシートから作製され、かつ、車両のシャ
ーシを構成する隣接するパネルに溶接されている。フロントエンジン車両では、
防火壁は、エンジンを乗客室から隔てているので、鋼の防火壁は、通常、音響絶
縁材料の層で被覆されている。防火壁には、部品(例えば、ステアリングカラム
、スロットルケーブル、ブレーキ制御手段、および電気ケーブルなど)がそれを
通過するための多数の開口部が設けられなければならないので、音響絶縁材料の
層は、それがこれらの部品の作動に影響を与えないように、防火壁上に慎重に配
置されなければならない。
ーシを構成する隣接するパネルに溶接されている。フロントエンジン車両では、
防火壁は、エンジンを乗客室から隔てているので、鋼の防火壁は、通常、音響絶
縁材料の層で被覆されている。防火壁には、部品(例えば、ステアリングカラム
、スロットルケーブル、ブレーキ制御手段、および電気ケーブルなど)がそれを
通過するための多数の開口部が設けられなければならないので、音響絶縁材料の
層は、それがこれらの部品の作動に影響を与えないように、防火壁上に慎重に配
置されなければならない。
【0005】 許容されるレベルの快適さおよび改善をなお維持しながら、車両の重量を低減
することおよび製造技術を簡略化することは、自動車産業の一般的な目標である
。
することおよび製造技術を簡略化することは、自動車産業の一般的な目標である
。
【0006】 (発明の要旨) 従って、本発明の目的は、現在の構造体と比較して、重量の低減およびより少
ない部品の数の可能性を提供しながらそれ自身が簡潔に製造される、車両防火壁
を提供することである。
ない部品の数の可能性を提供しながらそれ自身が簡潔に製造される、車両防火壁
を提供することである。
【0007】 この目的は、請求項1で請求される車両防火壁により達成される。
【0008】 二重壁の防火壁を設けた結果、防火壁の間にキャビティが規定される。このキ
ャビティは、音響絶縁に寄与するだけでなく、車両の種々の付属部品を収納し得
る空間を提供する。この様式により、防火壁が車両シャーシの残りに固定される
前に、一体化アセンブリが形成され得る。さらに、この二重壁構造は、前面衝突
の場合に、エンジンが乗客室に侵入することからの保護を増強することを提供す
る。
ャビティは、音響絶縁に寄与するだけでなく、車両の種々の付属部品を収納し得
る空間を提供する。この様式により、防火壁が車両シャーシの残りに固定される
前に、一体化アセンブリが形成され得る。さらに、この二重壁構造は、前面衝突
の場合に、エンジンが乗客室に侵入することからの保護を増強することを提供す
る。
【0009】 本発明の防火壁の好ましい実施態様は、独立請求項で定義される。
【0010】 (好ましい実施態様の詳細な説明) 図において、参照番号10は、一般に、本発明の防火壁を示す。図1を特に参
照すると、防火壁10は、車両12内に水平に配置されることが意図される。こ
の防火壁は、第1の壁14および第2の壁16を有し、これらの壁は、実質的に
相互に平行である。この図において、第1および第2の壁は、実質的に同一の広
がりを有するように示されているが、これは好ましい実施態様にすぎず、本発明
は、一方の壁が、他方の壁の表面積の少なくとも60%、好ましくは少なくとも
80%にわたって延びている防火壁により理解され得る。
照すると、防火壁10は、車両12内に水平に配置されることが意図される。こ
の防火壁は、第1の壁14および第2の壁16を有し、これらの壁は、実質的に
相互に平行である。この図において、第1および第2の壁は、実質的に同一の広
がりを有するように示されているが、これは好ましい実施態様にすぎず、本発明
は、一方の壁が、他方の壁の表面積の少なくとも60%、好ましくは少なくとも
80%にわたって延びている防火壁により理解され得る。
【0011】 図1、3、および5から明らかなように、第1の壁14および第2の壁16は
、1cmと40cmとの間、好ましくは5cmと30cmとの間、最も好ましく
は約20cmの距離で間隔を空けられており、それによってキャビティ18を規
定する。以下に説明する様式では、キャビティ18の規定は、音響の吸収に寄与
するだけでなく、付属の装置の品目を収納するための空間を提供する。
、1cmと40cmとの間、好ましくは5cmと30cmとの間、最も好ましく
は約20cmの距離で間隔を空けられており、それによってキャビティ18を規
定する。以下に説明する様式では、キャビティ18の規定は、音響の吸収に寄与
するだけでなく、付属の装置の品目を収納するための空間を提供する。
【0012】 防火壁の材料の選択という点から、重量制限および製造技術に依存して、強度
および耐火性に関して必要とされる特性を提供する任意の材料が用いられ得るこ
とが理解される。二重壁の防火壁を規定することに起因して、2つの壁のうち1
つのみが上記の要件を満たす材料で作製されれば十分である。従って、可能な材
料は、鋼、アルミニウム、マグネシウム、ガラス繊維強化ポリプロピレン、AB
S、ガラス繊維強化ポリエステル、およびタルカム充填ポリプロピレンからなる
群から選択され得るか、またはそれらの積層体であり得る。
および耐火性に関して必要とされる特性を提供する任意の材料が用いられ得るこ
とが理解される。二重壁の防火壁を規定することに起因して、2つの壁のうち1
つのみが上記の要件を満たす材料で作製されれば十分である。従って、可能な材
料は、鋼、アルミニウム、マグネシウム、ガラス繊維強化ポリプロピレン、AB
S、ガラス繊維強化ポリエステル、およびタルカム充填ポリプロピレンからなる
群から選択され得るか、またはそれらの積層体であり得る。
【0013】 重量を省くという点から、防火壁をプラスチック材料から製造することは有利
である。適切な材料は、40%のガラス繊維含有量を有する、ホットプレスされ
たガラス繊維強化ポリプロピレンである。この製造方法に伴う利点は、引き続く
仕上げ工程を必要とすることなく、比較的複雑な形状が得られ得ることである。
である。適切な材料は、40%のガラス繊維含有量を有する、ホットプレスされ
たガラス繊維強化ポリプロピレンである。この製造方法に伴う利点は、引き続く
仕上げ工程を必要とすることなく、比較的複雑な形状が得られ得ることである。
【0014】 さらなる実施態様では、防火壁の一方または両方の壁は、シート状金属とプラ
スチックとの積層体(好ましくは、ポリマー泡状物で互いに結合している)から
作製され得る。このような積層体は、金属板が火の侵入に対する高い耐性を確実
にする一方で、優れた音響絶縁特性を提供する。
スチックとの積層体(好ましくは、ポリマー泡状物で互いに結合している)から
作製され得る。このような積層体は、金属板が火の侵入に対する高い耐性を確実
にする一方で、優れた音響絶縁特性を提供する。
【0015】 防火壁の材料(単数または複数)の選択とは無関係に、第1の壁と第2の壁の
厚さは同一である必要はないことが理解される。事実、各壁の厚さは、それぞれ
の壁の異なる位置で変動して、剛性が増強した領域(例えば、付属する装置を取
り付ける点)を提供し得る。
厚さは同一である必要はないことが理解される。事実、各壁の厚さは、それぞれ
の壁の異なる位置で変動して、剛性が増強した領域(例えば、付属する装置を取
り付ける点)を提供し得る。
【0016】 代替の好ましい実施態様では、防火壁の一方の壁は耐火性ポリマーで作製され
、かつ他方はシート状材料であり得、このシート状材料には、プラスチック部品
が固定され得る。
、かつ他方はシート状材料であり得、このシート状材料には、プラスチック部品
が固定され得る。
【0017】 本発明の防火壁を製造するのに用いられ得る製造技術に起因して、防火壁は、
車両の他の部品と機能的に一体化され得る。表現「機能的に一体化される」とは
、車両の防火壁が、少なくとも2つの異なる機能を果たすように配置されること
を意味する。従って、図2および3を特に参照すると、本発明の防火壁10はま
た種々のドライビングユニットのための支持体として役立ち得る。この作用(t
ask)は、以前には、車両のA−ポスト間に延びる別々の支持部材により実行
された。表現「ドライビングユニット」は、本明細書により、車両のA−ピラー
の間に位置した任意の車両のシステムまたは部品を意味する。従って、本発明の
防火壁は、ステアリングカラム20、乗客用エアバッグ22、計器ハウジング2
4、およびダッシュボードパネル(示されず)のようなドライビングユニットを
支持するのに適合され得る。
車両の他の部品と機能的に一体化され得る。表現「機能的に一体化される」とは
、車両の防火壁が、少なくとも2つの異なる機能を果たすように配置されること
を意味する。従って、図2および3を特に参照すると、本発明の防火壁10はま
た種々のドライビングユニットのための支持体として役立ち得る。この作用(t
ask)は、以前には、車両のA−ポスト間に延びる別々の支持部材により実行
された。表現「ドライビングユニット」は、本明細書により、車両のA−ピラー
の間に位置した任意の車両のシステムまたは部品を意味する。従って、本発明の
防火壁は、ステアリングカラム20、乗客用エアバッグ22、計器ハウジング2
4、およびダッシュボードパネル(示されず)のようなドライビングユニットを
支持するのに適合され得る。
【0018】 図3から明らかなように、防火壁10はまた、車両ダッシュボード構造体(一
般に参照番号26で表される)と機能的に一体化され得る。表現「車両ダッシュ
ボード構造体」は、本明細書により、一般に水平方向に延びる構造体を意味し、
これは、計器、スイッチ、ヒーターコントロール、通気チャネルなどを支持する
ように適合されている。従って、本発明の1つの実施態様では、防火壁10の第
2の壁16は、第1の壁14の上部縁部を越えて延び、そしてダッシュボード構
造体の下部面を構成する。第2の壁とダッシュボード構造とは、第2の壁16が
、ダッシュボード構造体26中の空気通気または加熱チャネル28を部分的に規
定するような様式で協動し得る。
般に参照番号26で表される)と機能的に一体化され得る。表現「車両ダッシュ
ボード構造体」は、本明細書により、一般に水平方向に延びる構造体を意味し、
これは、計器、スイッチ、ヒーターコントロール、通気チャネルなどを支持する
ように適合されている。従って、本発明の1つの実施態様では、防火壁10の第
2の壁16は、第1の壁14の上部縁部を越えて延び、そしてダッシュボード構
造体の下部面を構成する。第2の壁とダッシュボード構造とは、第2の壁16が
、ダッシュボード構造体26中の空気通気または加熱チャネル28を部分的に規
定するような様式で協動し得る。
【0019】 本発明のさらなる実施態様では、および図3に示すように、防火壁10は、車
両内の床セクション30と機能的に一体化され得る。従って、第1の壁14は、
第2の壁16の下限を越えて延び、床30のセクションを構成する。
両内の床セクション30と機能的に一体化され得る。従って、第1の壁14は、
第2の壁16の下限を越えて延び、床30のセクションを構成する。
【0020】 本発明の防火壁は、例えばダッシュボード構造体または床と機能的に一体化さ
れ得るので、必要とされる部品はより少なく、かつ車両の組み立てが容易になる
。
れ得るので、必要とされる部品はより少なく、かつ車両の組み立てが容易になる
。
【0021】 上記のように、この防火壁の第1の壁14と第2の壁16との間に形成された
キャビティ18は、付属する装置の品目を収納するために用いられ得る。従って
、図4および5に例示されるように、車両気候ユニット32がこのキャビティ内
にフィットするように適合され得る。有利なことには、この防火壁の第1および
第2の壁は、気候ユニット32に向かうおよび気候ユニット32からの空気の輸
送のための空気通路として作用するように形成され得る。
キャビティ18は、付属する装置の品目を収納するために用いられ得る。従って
、図4および5に例示されるように、車両気候ユニット32がこのキャビティ内
にフィットするように適合され得る。有利なことには、この防火壁の第1および
第2の壁は、気候ユニット32に向かうおよび気候ユニット32からの空気の輸
送のための空気通路として作用するように形成され得る。
【0022】 防火壁のキャビティ18が、付属する装置の品目を収納するために用いられる
場合、第1の壁14または第2の壁16のいずれかに、少なくとも1つの開口部
を設けて、品目のアクセスを許容することは、有利である。従って、および図1
および4に示されるように、1つまたはそれ以上の開口部34が、防火壁10中
に設けられ得る。火および音響の絶縁特性を保持するために、この開口部は、好
ましくは、取り外し可能なパネルにより覆われる。
場合、第1の壁14または第2の壁16のいずれかに、少なくとも1つの開口部
を設けて、品目のアクセスを許容することは、有利である。従って、および図1
および4に示されるように、1つまたはそれ以上の開口部34が、防火壁10中
に設けられ得る。火および音響の絶縁特性を保持するために、この開口部は、好
ましくは、取り外し可能なパネルにより覆われる。
【0023】 防火壁10が車両12に設置される前に、付属の装置の任意の品目が、2つの
壁14、16の間のキャビティ18中に固定され得る。次いで、この防火壁10
は、単一の完全なユニットとして、車両内に搭載され得る。当然ながら、防火壁
が、例えば車両のダッシュボード構造体と機能的に一体化しているならば、ダッ
シュボード構造体もまた、車両中に搭載するための単一の完全なユニット内に含
まれる。
壁14、16の間のキャビティ18中に固定され得る。次いで、この防火壁10
は、単一の完全なユニットとして、車両内に搭載され得る。当然ながら、防火壁
が、例えば車両のダッシュボード構造体と機能的に一体化しているならば、ダッ
シュボード構造体もまた、車両中に搭載するための単一の完全なユニット内に含
まれる。
【0024】 本発明は、上記実施態様に限定されることなく図面中に示されるが、添付の特
許請求の範囲の範囲内で改変され得る。
許請求の範囲の範囲内で改変され得る。
【図面の簡単な説明】 本発明は、例示の目的のみで、添付の図面を参照して、以下でより詳細に記載
される。
される。
【図1】 本発明の車両防火壁を備えた車両の、簡略化した概略的透視図である。
【図2】 車両のダッシュボード構造体と機能的に一体化した、本発明の防火壁の概略的
透視図である。
透視図である。
【図3】 図2のIII−III線に沿った概略的断面図である。
【図4】 車両のダッシュボード構造体と機能的に一体化した、本発明の第2の実施態様
の防火壁の概略的透視図である。
の防火壁の概略的透視図である。
【図5】 図4のV−V線に沿った概略的断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D003 AA07 BB01 CA05 3D023 BA05 BB17 BB30 BC01 BD12 BE02 BE05
Claims (7)
- 【請求項1】 車両防火壁(10)であって: 車両を水平に横断して延びるように配置された第1の壁(14)と、該第1の壁
(14)に実質的に平行に延びる第2の壁(16)とを備え、該第1および第2
の壁のうちの一方は、該壁のうちの他方の表面積の少なくとも60%、好ましく
は少なくとも80%にわたって延びており、該第1の壁(14)および該第2の
壁(16)は、1cmと40cmとの間、好ましくは5cmと30cmとの間、
最も好ましくは約20cmの距離で間隔を空けられており、それによってキャビ
ティ(18)を規定し、該キャビティ(18)が、車両気候ユニット(vehi
cle climate unit)(32)を収納するように適合されている
ことを特徴とする、車両防火壁。 - 【請求項2】 請求項1に記載の車両防火壁(10)であって、前記第1お
よび第2の壁が、鋼、アルミニウム、マグネシウム、ガラス繊維強化ポリプロピ
レン、ABS、ガラス繊維強化ポリエステル、およびタルカム充填ポリプロピレ
ン、からなる群から選択される材料、またはそれらの積層体から作製されること
を特徴とする、防火壁。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の車両防火壁(10)であって、該
車両防火壁が、ステアリングカラム(20)、乗客用エアバッグ(22)、計器
ハウジング(24)、およびダッシュボードパネルのようなドライビングユニッ
トを支持するように適合されていることを特徴とする、防火壁。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両防火壁(10)で
あって、該車両防火壁が、車両ダッシュボード構造体(26)と機能的に一体化
していることを特徴とする、防火壁。 - 【請求項5】 請求項4に記載の車両防火壁(10)であって、該車両防火
壁のうちの一方の該壁が、前記車両ダッシュボード(26)中に、熱または通気
チャネル(28)を少なくとも部分的に規定することを特徴とする、防火壁。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両防火壁(10)で
あって、該防火壁が、前記車両の床セクション(30)と機能的に一体化してい
ることを特徴とする、防火壁。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両防火壁(10)で
あって、前記第1および第2の壁の少なくとも一方に、前記キャビティ(18)
へのアクセスを許容するための開口部(34)が設けられていることを特徴とす
る、防火壁。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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