JP2001517402A - キャビネット内での陰極線管の設置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明はキャビネット（４６）内の陰極線管（１０）の設置における改善を提供する。陰極線管はフェースプレートパネル（１２）と、ファンネル（１６）及びネック（１４）を含むガラスエンベロープを有する。パネルは周辺側壁（２０）により囲まれたフェースプレート（１８）を含む。テンションバンド（４０）は外部周辺側壁を取り囲む。改善はキャビネット内部から延在し、テンションバンドの部分（５０）を係止し、キャビネット内の管を支える弾性手段（４８）を有するキャビネットにより達成される。

Description

【発明の詳細な説明】 キャビネット内での陰極線管の設置 本発明はキャビネット内での陰極線管の設置に関し、特にキャビネットの幅の 減少を可能とするかかる設置手段に関する。 発明の背景 カラー画像管のような陰極線管は、ネック、ファンネル及びフェースプレート パネルを含むガラスエンベロープを有する。フェースプレートパネルは周辺側壁 により囲まれた観察フェースプレートを含む。陰極線管はガスが抜かれて非常に 低い内部圧になると、大気圧により管エンベロープ上に生じるストレスにより引 き起こされる内破の可能性を受ける。内破の可能性と同様に内破の効果を減少さ せるために、パネル側壁に外部から通常テンションバンドを付ける。かかるテン ションバンドはパネルのストレスを再分配させる圧縮力を側壁へ印加させる。 本技術分野では周知のように、バンドと管側壁との間に統合され、取付けられ た又は配置された設置タグは、キャビネット内の管をを支えるために利用される 。典型的には、設置タグは管のコーナーに配置される。しかしながら、キャビネ ットの内部サイズは管と管の全対角線の大きさに約５から９cmを加えた設置タグ とを収納しなければならないので、セットデザイナーは上記設置技術は幾分有効 であるとわかっていた。セットデザイナーは設置手段の大きさを減少させる設置 技術を望んでおり、その結果トリマービジュアル（trimmer visual）外観が達成 された。本発明はキャビネットの幅の実質的減少を可能にする設置手段を提供す る。 発明の要約 本発明はキャビネット内の陰極線管の設置における改善を提供す る。陰極線管はフェースプレートパネル、ファンネル及びネックを含むガラスエ ンベロープを包含する。パネルは周辺側壁により囲まれたフェースプレートを有 する。テンションバンドは外部の周辺側壁を取り囲む。改善はキャビネット内部 から延在し、テンションバンドの部分を係止し、キャビネット内部の管を支える 弾性手段を有するキャビネットにより達成される。図面の簡単な説明 図１は、キャビネット内に設置されたカラー陰極線管の部分軸方向側面図であ る。 図２は、先行技術の設置手段によりキャビネット内に設置された陰極線管のコ ーナー部分の部分軸方向側面図である。 図３は、本発明による第一の設置手段実施例により、キャビネット内に設置さ れた陰極線管のコーナー部分の部分軸方向側面図である。 図４は、本発明による第二の設置手段実施例により、キャビネット内に設置さ れた陰極線管のコーナー部分の部分軸方向側面図である。 図５は、本発明による第三の設置手段実施例により、キャビネット内に設置さ れた陰極線管のコーナー部分の部分軸方向側面図である。 好ましい実施例の詳細な説明 図１は、矩形のフェースプレートパネル１２と矩形のファンネル１６により接 続された管状ネック１４を含むガラスバルブ又はエンベロープを有する矩形のカ ラー陰極線管１０を示す。パネル１２は透明矩形の見る面のフェースプレート１ ８及びファンネル１６に密閉された周辺フランジ又は側壁２０を含む。三色蛍光 体スクリーン２２はフェースプレート１８の内部表面に支えられる。マルチ-ア パーチャカラー選択電極つまりシャドーマスク２４は、スクリーン２２に関して 所定の間隔で取外し可能に取付けられる。電子銃２６はネック１４内の中央に取 付けられ、マスク２４を通してスクリーン２２への収束経路に沿った直接三つの 電子ビームを発生させる。電子ビームはネック１４及びファンネル１６の接合に 配置された偏向ヨーク２８により、矩形ラスター内で偏向される。管１０は、以 下に議論する改善設置手段３２によりキャビネット３０内に設置されて示す。 キャビネット３６内の管１０に接続させる先行技術手段３４を図２に示す。設 置手段３４は四つのラグ３８を含み、図示するのはそのうちの一つであるが、管 の四つのコーナーでテンションバンド４０へ一体化させる。各ラグ３８はキャビ ネット３６に取り付けられたボルト４２を受けるための開口部を有する。ボルト ４２にあるナット４４は、キャビネット３６内にラグ３８を固定して保持する。 本発明の実施例において、ラグは全く利用しない。代わりに、管は管上のテン ションバンドに固定される手段により、キャビネット内に保持される。図３に示 す第一の好ましい実施例において、キャビネット４６の各コーナーは、管１０上 のテンションバンド４０に対して延在する内部可撓性アーム４８を含む。アーム ４８の端の近くのステップ５０は、テンションバンド４０のエッジを係止する。 本実施例において、管１０は管の四つのコーナーで可撓性アーム４８がテンショ ンバンド４０にはまるまで、後からキャビネットへ挿入され、よってバンドを係 止し、キャビネット内に管を保持する。 図４に示す第二の実施例において、キャビネット５２の各コーナーは、末端近 くのステップ部分５６を有する統合内部可撓性アーム５４を含む。ステップ部分 ５６は管１０上のテンションバンド６０にあるアパーチャ５８とはまる。第二の 実施例において、キャビネット５２の四つのフロントコーナーで、アーム５４の ステップ部分５６は管１０がキャビネットの後ろから挿入されるときに、ア パーチャ５８にはまる。 図５に示す第三の実施例において、キャビネット６２の各コーナーは、ボルト ６６及びナット６８によりキャビネットの内部に取り付けられた可撓性アーム６ ４を含む。本実施例において、テンションバンド７２の端７０は、可撓性アーム ６４のステップ又はフック端７４を受けるように曲がっている。本第三の実施例 では、まずキャビネットへ管を挿入し、次にバンド７２を係止する可撓性アーム ６４を設置させることはより適切である。 本発明の範囲は、三つの好ましい実施例に関して説明された特徴のさまざまな 組合せを含む。しかしながら、各変形においては、キャビネットから延在し、テ ンションバンドのある部分と係止する可撓性アームのような弾性手段が存在する 。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，Ｍ Ｗ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，Ｅ Ｓ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ， ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，Ｍ Ｇ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ， ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，Ｙ Ｕ，ＺＷ (72)発明者 マークス，ブルース ジョージ アメリカ合衆国 ペンシルヴェニア州 17601 ランカスター キングス・レーン 3061 (72)発明者 ファウラー，ジョナサン ブラッドフォー ド アメリカ合衆国 ペンシルヴェニア州 17601 ランカスター セイラム・ドライ ヴ 475

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 周辺側壁（２０）に囲まれたフェースプレート（１８）を有するフェース プレートパネル（１２）と、ファンネル（１６）とネック（１４）とを含み、前 記側壁を取囲むテンションバンド（４０、６０、７２）を含む陰極線管（１０） 内部に設けられたキャビネット（４６、５２、６２）であって、キャビネットの 内部から延在し、前記テンションバンド（４０，６０、７２）の部分（５８，７ ０）を係止し、キャビネット内の前記管（１０）を支える弾性手段を有するキャ ビネット。 ２． 前記弾性手段は前記テンションバンド（４０、６０、７２）を係止する複 数の可撓性アーム（４８，５４，６４）を含む内部に設置された陰極線管（１０ ）を有する請求項１記載のキャビネット（４６、５２、６２）。 ３． 各前記可撓性アーム（４８，５４，６４）は前記テンションバンド（４０ 、６０、７２）を係止するステップ部分（５０、５６、７４）を含む陰極線管（ １０）を有する請求項２記載のキャビネット（４６、５２、６２）。 ４． 前記テンションバンド（６０）は前記可撓性アーム（５４）のステップ部 分（５６）をキャビネット内で受ける複数のアパーチャ（５８）を含む陰極線管 （１０）を有する請求項３記載のキャビネット（５２）。 ５． 前記テンションバンド（７２）の端（７０）は前記可撓性アーム（６４） のステップ部分（７４）を受けるように曲がっている陰極線管（１０）を有する 請求項３記載のキャビネット（６２）。 ６． 矩形の観察フェースプレート（１８）及び周辺側壁（２０）を含み、四つ のコーナーを有するフェースプレートパネル（１２）と、ファンネル（１６）と ネック（１４）とを含むガラスエンベロープを有する陰極線管（１０）であって 、キャビネット（５２）内の前記管（１０）の設置を容易にするようにキャビネ ット（５２）内部から延在する弾性手段を係止する前記フェースプレートパネル （１２）の四つのコーナーでアパーチャ（５８）を有する前記側壁の周りのテン ションバンド（６０）を含む陰極線管（１０）。 ７． 矩形の観察フェースプレート（１８）及び周辺側壁（２０）を含み、四つ のコーナーを有するフェースプレートパネル（１２）と、ファンネル（１６）と ネック（１４）とを含むガラスエンベロープを有する陰極線管（１０）であって 、キャビネット内の前記管（１０）の設置を容易にするようにキャビネット（６ ２）内部から延在する弾性手段（６４）を係止するための曲がり端を有する前記 側壁の回りのテンションバンド（７２）を含む陰極線管。