JP2001517130A - 火災を局地化し及び/又は消火する方法と装置 - Google Patents

火災を局地化し及び/又は消火する方法と装置

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イバノビチ ザハロフ,フラディミル
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アレクサンドロビチ オドノボル,レオニド
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ニコラエビチ シトニコフ,アレクサンドル
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メジドゥナロドニ フォンド ポペチテレイ モスコフスコゴ ゴスダルストベンノゴ アヴィアツィオンノゴ テフノロギチェスコゴ ウベルシテタ イメニ カー.エー.ツィオルコフスコゴ
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Abstract

(57)【要約】 殆んど接近不可能な場所で発生する大規模で強力な火災を効果的に鎮圧するよう主として構成された火災を局地化し及び/又は消火する方法であって、消火組成物の細かに分散された空気雲(4)と、火災鎮圧装置(1)が燃焼領域に接近した時火災鎮圧装置の分散用火薬の爆発により形成された衝撃空気波(5)と空気の速度ヘッドと爆発生成物との、火災領域における組合された直接作用からなっている。上記の方法を実現する火災鎮圧装置(1)は生態学上清潔な材料の容器の形式に作られ、該容器は消火組成物が充填され、分散用火薬と選択されたパラメータ、例えば高さのセンサーとが設けられ、該センサーはパラメータ(高さ)の予め決められた値に調節され、火災鎮圧装置(1)が燃焼領域に接近した時分散用火薬の爆発が火災の予め決められた区域で生じるようにし、火災鎮圧区域の大きさと位置は火災の型と消火組成物の形成された細かに分散した雲(4)の大きさとに応じて選択される。

Description

【発明の詳細な説明】 火災を局地化し及び/又は消火する方法と装置 発明の分野 本発明は環境の生態系に関し、火災と戦う手段に関し、さらに正確には火災を 局地に食い止め及び/又は消火する方法と装置に関し、森林及び大草原の火災を 含む大規模で激しい火災と、また地理的に殆んど近づけない場所(険しい山、通 り抜けられない常緑針葉樹林帯、密林)や危険(爆発、高温)の発生源に近いた め近づけない場所に発生した火災に、効果的に用いることができる消火方法と装 置に関する。 背景技術 全体の火災鎮圧効果についての多くの利点は、爆薬によって生じ火災の中心部 に向けられ又は火災の前面に沿って導かれる衝撃空気波の利用である。 火災、主として森林−大草原の火災を局地に食い止め消火する方法が知られて おり、火災の最前部の前にガス−空気の雲を発生させることからなり、この雲は 空気中に拡散されたガス状のプロピレン酸化物であり、燃焼区域に向って押し流 されこのガス状の雲が燃焼区域に達した時熱の脈動の作用のもとに爆発する(SU .No 1111292)。 衝撃空気波のため、火炎は吹き飛ばされ、小さな燃焼破片、燃えてくすぶって いる物質が火災の最前部から燃焼区域の内部へと運ばれ、一方火災の最前部の前 の表面は容易に燃焼する材料できれいにされる。さらにまた、燃焼領域への酸素 の拡散は、ガス−空気雲の 爆発により形成された非燃焼性のガスによる空気の希薄化のために一時的に停止 される。 衝撃空気波の前述の全ての効果の達成は爆発が生じる高い蓋然性により可能と なる。しかし、最良の場合でも、ガス−空気の雲は燃焼し爆発しないが、その理 由は前記の雲の自然に発生する漂流は大部分が火災の最前部の前で上方に向って 生じ、雲は消散され、このため爆薬の濃度が減少し爆発の発生をなくするからで ある。 地理的にほとんど接近することができないか又は危険の発生源の近くに位置し ているため接近することのできない場所に発生した火災を局地に食い止め消火す る装置が知られている(FR No.2643820)。 水爆弾と称され飛行機又は大型ヘリコプターによって運ばれ火災の中心部に解 放されるようになっている装置が知られている。水爆弾は消火液体を充填するた めの開口と空気を出すための開口と、金属の厚さの半分に等しい深さの全ての側 壁上の切込みとを有する薄い鋼板の円筒形の貯蔵器の存在によって特徴づけられ る。水と湿潤液体と炭酸が消火用充填剤として用いられる。水爆弾が解放される と、これが金属の予め弱くされた部分のため地面に達した時に破裂し消火液を火 災の中心部に注入させる。 この公知の火災鎮圧装置の欠点は、円筒状の貯蔵器が、火災領域の前に位置す る障害物、例えば木の厚い枝に衝突するため予期したよりも前に破裂し、これが 火災を消火する効力を減少させる蓋然性があることである。 さらに、落下した消火液が均一でないやり方で火災領域に分配され外殻の衝突 と破裂の後にはねかかる。 この装置は上記したものとは異なる他の消火用組成物を用いることができず、 その使用領域を実質的に制限する。 森林火災(高度の又は組合わされた)を消火するため局部的な爆発と消火用組 成物を噴霧し適時に広がる装置を組合わせた複雑な作用により火災に対抗する障 壁をつくり出すことに基礎をおく方法が広く用いられている。 火災を局地化し消火するための公知の方法の1つは一斉発射型の可動発射装置 により火災−鎮圧用具を発することからなっている(SU.No.1789232)。 この公知の方法を実施する火災−鎮圧用具は可動性の粉末又は空気を基材とす る発射装置から発射される誘導弾の形式に作られる。 この誘導弾は、2つの半割り体からなる本体が設けられ、この本体は、誘導弾 の軸線に沿って位置し誘導弾の前方部分に位置する熱センサーからの信号で作動 される爆発物の中心の火薬が爆発した時に開くようになっている。爆発物と消火 組成物とを有する要素の束の形式の組成物組織が中央の装薬の周りに位置し、そ してこれら要素の束自体は小包みの形式で1つの軸線に沿って連続して位置して いる。組成物組織の全要素はそれぞれの独自の熱センサー又は慣性センサーを有 している。本体の半割り体には制動用具(パラシュート)が設けられ安全な着地 を保証するようにし、またジェットエンジンが誘導弾の底部分に位置している。 この火災−消火方法は以下の段階からなっている。誘導弾が火災の最前部に接 近した時、爆発物の中央の装薬が前方の熱センサーからの信号によって作動され また本体の半割り体が解放されパラシュートにより降ろされる。同時に、束の要 素が解放され、自由に降下し、火災領域に到達する。要素のうちのあるものは低 い火災に対抗するようになっておりまた地面に衝突すると作動する慣性センサー が設けられる。要素の他の部分は異なる温度状態に設定された熱センサーにより 森の木々の枝の中で発動される。局部的な爆発の装置 を組合わせ消火組成物を噴霧し適時に広がるこのような複雑な作用は火災の効果 的な鎮圧を保証する。 この段階を実施する方法と装置は効力を実質的に減じ実施するための出費を増 大させる多くの欠点を有している。2つの型の組成物要素の存在(爆発物の中央 の装薬と爆薬を伴う消火組成物)とその連続した発動は場所と時間に関し、火災 における衝撃波と消火組成物の別々の作用をもたらす。これは離れた区域での反 復する燃焼を助長し場合によっては火災をさらに拡大させることもあるが、その 理由は火炎がこれら離れた区域で吹き飛ばされるだけであり中心部は消火組成物 で絶縁されず又は消火組成物で冷却されないからである。 組成物の成分を火災領域に射出する一斉射撃式消火装置の利用もまた、ロケッ トや誘導弾の固定された口径では付属装置(エンジン、本体を開放するための中 央装薬、パラシュート)の避けられない存在が予測されるため、この方法の効率 を減少させるものとなる。射出手段への充填の低い値の効率−射出手段の全重量 に対する有効な重量(消火組成物と爆発火薬)の比率は実質的に消火に要する費 用を増大させる。 さらにまた、一斉射撃式消火方式が用い用いられた時、その照準は複数の場所 にあり、このため火災を局地的に食い止める間は効率的ではなくなるが、その理 由はこの場合第1に火災の最前部(火災の線)の前方への運動を停止させる必要 があるからであり、火災によって包囲される領域の火炎を鎮圧するものではない 。 この公知の方法の大きな欠点は、一般に金属で作られた本体と組成成分の多数 の破片が作動中に発生することによる環境に対する高度の汚染と被害である。 最悪の危険は起爆薬を包含する組成物の成分により火災の領域を 掘って破壊することであるが、その理由は組成物の成分を地上に達した時に爆発 させる予備センサーが設けられていないからである。 火災、主として森林の火災を局地化し消火する他の方法もまた、火災の最前部 の前に衝撃空気波を用いて高さと幅とが大きい高圧の区域をつくり出すことに基 づいている(SU.No.1834667)。 この公知の方法は火災の最前部の通り道の森林の空をおおう木々の枝の中に多 数の消火装置と爆薬とを置くことからなっている。各消火装置には燃焼性の液体 が充たされ分散用火薬が設けられている。操作員の命令で、火災の最前部が接近 すると消火装置が分散用火薬を爆発させることによる制御信号により連続して作 動され、細かに分散された燃焼性−空気雲が形成される。ついで数10マイクロ秒 後に、この雲が起爆薬により爆発され、衝撃空気波の形成された最前部が燃えて いる物、小枝、乾燥した葉、芝、及び下層の火をも容易に吹き飛ばし、それによ り消火用帯体を形成する。 この使用される消火装置は容器の形式に形成され、この容器の中に液体の炭化 水素可燃物(例えば、酸化エチレン)によって取巻かれた分散用火薬が配置され る。分散用火薬の爆発の起爆剤は制御盤上に位置する電気制御信号回路に連結さ れる。この回路もまた起爆薬の爆発のための制御信号を発する。 この方法は力の弱い下層の火災の経路に障壁帯体をつくり出すのに用いること ができるにすぎない。この方法は樹木のない広大な草原の火災や低木の茂みの火 災を局地化するのに最大の効果をもたらす。この場合火災は局地に止められるだ けで、鎮圧されず、また消されることはない。 これを実施する前述の公知の方法と装置の主なる欠点は爆発火薬が点火される 前でも可燃性−空気雲の望ましくない自然燃焼を生じる可能性が高いことである 。 これは、火災領域において、特にその中心部においては空気の流れの温度勾配 と速度とがばらばらの性質を有し、これが正規組成の組成物の可燃性−空気雲の 存在を妨げまた起爆薬の爆発の遅れの選択を困難にするという事実によって説明 される。 良くても、不完全な爆発が起きるだけであり、たいていは可燃性−空気混合物 の燃焼であり、これが火災の人工的につくり出された中心部を発生させそのさら なる強化をもたらす。 さらにまた、細かに分散された可燃性−空気雲の爆発が成し遂げられ衝撃空気 波がつくり出された場合、衝撃空気波の作用は消火組成物を用いる可能性がない ため火災領域の付加的な冷却と絶縁によっては支持されない。したがって、火災 を伴い火災の発展と拡がり(加熱、乾燥、熱分解)を助長する工程は停止されず 、そしてこれがこの方法の効率を著しく減少させる。 これら大きな欠点の1つは、その使用がほとんど接近できない場所では不可能 であり、大規模な火災を消火することができないため、この方法の使用が制限さ れることである。 発明の開示 本発明の基本的な目的は、消火組成物の表面の濃度を数10倍減少した火災鎮圧 用帯体の多重膨張と殆んど接近できない場所での火災の鎮圧の達成と環境にとっ て安全の達成とが、消火組成物を細かに分散された雲に瞬間的に変換し燃焼領域 で衝撃空気波を同時に作用させこの領域での火災鎮圧装置の作動の可能性を高く し、火災の範囲全体にわたって消火組成物を最大限に拡散させることにより保証 される、火災を局地化し及び/又は消火する方法と装置をつくり出すことである 。 この目的は火災鎮圧装置によりつくり出された衝撃空気波の作用 に基づく火災の局地化及び/又は消火方法によって達成され、この火災鎮圧装置 は充填材と制御信号により作動される分散用火薬とを包含し、この装置は火災領 域に射出され、本発明によれば、消火組成物が火災鎮圧装置の充填材として用い られ火災鎮圧装置とこれを充たす消火組成物とを射出する手段が火災の特性に依 存して予め選択され、火災鎮圧装置が作動される区域が決定され、そして火災鎮 圧装置を射出するための選択された手段に依存してパラメータが決定され分散用 火薬を作動させる制御信号が前記パラメータが所定の値に達した時に与えられ、 前記選択されパラメータのセンサーが設けられた火災鎮圧装置が用いられ、この センサーはパラメータの所定値に調節され、この値に達した時火災鎮圧装置が前 記の所定区域の燃焼領域に接近するにつれて分散用火薬の爆発が火災領域に直接 起こり、同時に衝撃空気波と空気の速度ヘッドとこの区域の消火組成物の爆発と 噴霧の発生物とを同時に形成し細かく分散された雲を形成し、この区域の大きさ と位置は火災の型と消火組成物の形成された細かい分散された雲の大きさとに依 存して選択される。 これは火災鎮圧装置の自由自在の使用と森林火災と都市火災に対する広範囲の 利用を保証し外部火災に対する地域の防護とまた大規模な火災と殆んど接近でき ない場所の火災との場合の防護を行うことができるようにする。この場合、消火 組成物は燃焼領域に射出された時には損失はなく、燃焼の表面の上への消火組成 物の均一の分配が行われ、付加的な火災鎮圧因子(正圧、衝撃空気波、及び速度 ヘッド)が存在する。 大規模火災の鎮圧中は、射出手段として火災鎮圧装置を射出する空中手段を選 択するのが望ましく、予め決定されかつ火災の条件から選択された火災領域の区 域の上方で火災鎮圧装置を解放し、またパラメータとして火災鎮圧装置が地面よ り上方にある高さを選択し また火災の条件に基づき作動すべき燃焼領域の地面より上の予め選択された高さ に前もって調節された高度センサーが設けられた火災鎮圧装置を用いることが必 要であり、この高さが火災鎮圧装置により達成された時分散用火薬が高度センサ ーからの制御信号により作動される。 射出のための空中手段の使用は火災鎮圧装置が火災の中心部に到達する高い蓋 然性を保証することができるようにするが、これは地理的にほとんど接近不可能 な場所−山、常緑針葉樹林の遠隔地域や道路のない密林のもとでは重要なことで ある。この方法は爆発の危険のあり、高温が形成され、消防夫が危険にさらされ る場所での火災の消火の可能性をもたらす。この場合、普通の航空機とヘリコプ ター、軍用輸送機、を用いることができ、火災との戦いは日中でも夜間でも行う ことができる。 この方法においては火災鎮圧装置を火災場所に射出するのに地上手段を用いる ことがまた望ましく、この手段を火災の最前部に接近する前に所定の場所に置き 温度をパラメータとして選択し、火災鎮圧装置には火災条件に基づき火災の最前 部が火災鎮圧装置の位置に接近するにつれて達する時の作動温度に予め調節され た温度センサーが設けられ、分散用火薬の爆発が温度センサーからの制御信号に したがって起きるようにすることが望ましい。 衝撃空気波と消火組成物の冷却及び絶縁効果とを組合せた作用の結果として、 火災の信頼性のある迅速な局地化と貴重及び/又は危険な物が恒久的に位置して いる森林又は樹木のない広大な草原のある広大な土地の保護とが保証される。 上記の目的はまた火災を局地化及び/又は消火する方法を実現する火災鎮圧装 置により達成されるが、この火災鎮圧装置は、充填材と爆発の分散用火薬とを有 する容器と、電気制御信号回路に連結さ れた爆発の起爆薬とを具備し、本発明によれば、この容器が充填材として消火組 成物を具備し、一方電気制御信号回路には前記選択されたパラメータのセンサー が設けられ、このセンサーはパラメータの所定値に調節されまた爆発用起爆薬に 電気的に接続されこの起爆薬は、火災鎮圧装置が燃焼区域に接近した時前記所定 値に達するとセンサーの制御信号によって分散用火薬の自動的な作動をひき起こ す。 この提案された火災鎮圧装置は消火組成物の均一の分配を保証し、広範囲の消 火組成物(粉末、水、特別の溶液)の使用を可能にし燃焼区域の必要な領域での 作動の高い可能性を有している。 火災鎮圧装置における選択されたパラメータのセンサーは火災の条件に基づい て火災領域における地面の上方の予め選択された高さに予め調節された高度セン サーとし、この高さで火災鎮圧装置が地上に接近した時爆発の分散用火薬の自動 的な作動が高度センサーからの制御信号によって生じるようにすることができる 。 また火災鎮圧装置の選択されたパラメータのセンサーは火災の条件に基づいて 予め選択された温度に予め設定された温度センサーとし、この温度で爆発の分散 用火薬の自動的な作動がこの温度センサーからの制御信号により起きるようにす ることができる。 火災鎮圧装置はさらに接触センサーが設けられ、接触センサーは爆発の分散用 火薬の爆発の起爆薬に電気的に接続され火災鎮圧装置と障害物との間の接触によ り制御信号を発する。 この場合、接触センサーを有する火災鎮圧装置の使用は火災地域の掘り下げを 生じない。 ヘリコプターが射出手段として用いられた場合は火災鎮圧装置の各々が、ヘリ コプターの下に吊り下げられ火災鎮圧装置を解放信号で解放する発射装置に固定 された容器の中に置かれることが極めて 望ましい。 このような火災鎮圧装置の容器の射出は外部の吊り下げユニットを備えたヘリ コプターの変換を必要とせずまたこの吊り下げユニットを火災安全期間に他の目 的に用いることができるようにする。 高度センサーはラジオセンサーとし、火災鎮圧装置の作動の高い信頼性と誤作 動の可能性についての高い性能とを保証することができる。 そして最後に、容器の材料として耐水性の被膜を有するボール紙の使用は環境 汚染を最小とするのを助長する。 図面の簡単な記載 さらに、本発明は実施態様の具体例の記載と添付図面によって説明される。 図1は一連の手段が火災鎮圧装置の射出に用いられる場合の本発明による火災 を局地化及び/又は消火する方法の実施態様の1つを示す概略図である。 図2は火災鎮圧装置の地上射出が行われる場合の本発明の方法を示す概略図で ある。 図3は本発明の火災鎮圧装置の容器の縦断面図と電気制御信号回路の要素の制 限的な表現を示す図である。 図4は本発明の電気制御信号回路とその爆発物の分散用火薬の起爆薬への接続 部とのユニットを示す図である。 発明を実施する最良の方法 火災を局地に食い止め及び/又は消火する方法は以下のように行われる。 火災鎮圧装置1(図1)を射出する方法は火災の特性に依存して 選択される。同図においてこれは空中射出手段−ヘリコプターであり、その底部 の下側に火災の条件と種類に依存して選択された消火組成物が充填された数10個 の火災鎮圧装置1を有する容器3が吊り下げられている。 火災の特性は予め分析されまた火災鎮圧装置1を落下させる必要がある区域が 決定され、地図がこれら区域から作られる。そしてパラメータが火災鎮圧装置1 のどの作動が追跡されるかによって選択される。図1に示されるこの実施態様で はこのパラメータは火災鎮圧装置1が燃焼領域の上に落下される時の降下中地面 の上方に位置する高さである。さらにまた、この選択されたパラメータは火災鎮 圧装置1が解放の時から燃焼領域の地面より上方の必要な高さに達するまでの火 災鎮圧装置の射出時間とすることができる。容器3から解放の場合、火災の条件 に基づいて選択された、燃焼領域の地面の上方での作動の予め決められた高さに 予め設定された高度センサーが設けられた火災鎮圧装置1が用いられ、この高さ に達した時分散用火薬が高度センサーからの制御信号によって作動される。この 結果消火組成物の細かに分散された雲4が直接火災領域に形成され同時に空気の ヘッドと燃焼生産物とを伴う衝撃空気波5を形成する。火災鎮圧装置1の作用区 域の大きさと位置は、火災の型と形成されつつある細かに分散された雲4の大き さとに依存して選択される。ヘリコプター2が用いられた時、容器2の中の火災 鎮圧装置1は装置1を解放信号で解放するロック(安全装置)に固定されている 。 図2は上記の方法の他の実施態様を略図式に示し、外部火災から目的物を保護 する必要のある例である。ここでは火災鎮圧装置1を射出する地上手段が用いら れ、火災鎮圧装置1は火災の予想される最前部の前方の予め選択された位置に置 かれる。 この方法の実施態様では主なる目的は外部から、例えば森林火災又は大草原火 災から領域を保護することである。軍用目的物、部落、森林公園、油田とガス田 、及びその他の固有の経済的な目的物が位置している森林又は大草原に、領域が 存在している。外部の火災からの防護は次のようになっている。 危険期間の間、火災が起きる可能性がある(例えば、ロシアの中央領域では5 月から9月)時、火災鎮圧装置1は1つの火災鎮圧装置1の効力範囲の直径に等 しい間隔で地面の上方1.5〜2メートルの高さに、防護されている領域7の周縁 6に沿って(できれば火災より下方の方向にのみ)設置される。装置1には例え ば温度t=250〜300℃に調節された温度センサー8が設けられている。この値は 防護されている領域の面積の燃焼可能な材料の組成物に依存する。火災の最前部 が、火災鎮圧装置1の近くの温度がこの値に達する距離に接近した時、制御信号 が作動され爆発物の分散用火薬を起爆させる。この方法は電気回路が付加されこ の回路を介して火災鎮圧装置1を作動させる信号が操作員によって発せられる。 この実施態様は貴重な又は危険な目的物(兵器庫、軍事基地、油田、ガス田、及 びその貯蔵施設)が恒久的に位置している領域の防護に適している。 火災を鎮圧し領域の周りに防護帯体を形成することもまた、空気の速度ヘッド と爆発生成物とを伴う消火組成物の細かに分散した雲4と衝撃空気波5の最前部 との組合せ効果によって行われる。 この提案された火災鎮圧装置1とその作動についてこれが森林火災を消火する のに用いられた場合が以下に考察される。 遠隔地の又は殆んど接近不可能な区域の森林火災と火災によって数100平方キ ロメートルの森林が包囲された時の大規模火災との場合には、図1に示されるよ うにヘリコプター2の下に吊り下げられ た輸送容器3の中に置かれ火災区域に射出される火災鎮圧装置1の空中射出を用 いることが望ましい。森林火災の鎮圧中は火災の前進を止めかつさらに拡がらな いようにする、すなわち火災を局地化することが重要である。これを行うため火 災鎮圧装置1はその値がヘリコプター2の速度と1つの装置1の作用領域の大き さとによって決まる所定の時間間隔で火災の最前部に沿って落下される。したが って、例えば、ヘリコプターの速度が55m/s(約200Km/時)、で1つの火災 鎮圧装置の分散領域の直径が15mに等しいとき落下の間隔は0.27秒であり、また ヘリコプターの速度42m/s(約150Km/時)で分散領域が同じ大きさであると き、落下間隔は0.36秒である。 火災鎮圧装置1(図3)は、円筒形状の側壁を有し例えばシリコン酸化物を基 剤とするミネラルウォータ懸濁液の消火組成物が充填された本体10を有する容器 の形式に作られる。 さらに、他の特別な粉末、溶液、及び水を消火組成物として用いることができ る。 容器は生態学的に清潔な材料、例えば耐水浸透処理又は耐水被覆した耐久性ボ ール紙で作られる。 このような材料が環境の中に入った時この材料は迅速に破砕される。 本体10の上方部分は連結具12により側部凹所14を有しボール紙で作られた安定 器13に連結される。爆発物の分散用火薬15は容器の円筒形本体10に軸対称に位置 している円筒形状の凝縮された爆発物の装薬である。 電気制御信号回路が2つのシールされた箱16,17の中に置かれ、その一方が爆 発物の分散用火薬15の下側の容器の底部に位置しセンサーを保持する作用をし、 また他方が分散用火薬15に隣接する起爆 薬18の近くの容器の上方部分に位置している。箱16,17はケーブル19により電気 的に接続されている。 接触ボール21を有するケーブル組立体20が上方箱17に接続され火災鎮圧装置1 がヘリコプター2により射出される時に配置されている容器3に火災鎮圧装置1 (図1)を接続する作用をする。 高度センサー22(図4)と接触センサー23とがシールされた箱16に配設されて いる。センサー22と23の制御信号の出力部はユニット24の入力部に接続され制御 信号を爆発を開始する作動信号に変換する。変換ユニット24は爆発工業に広く用 いられている公知の防護−作動回路により作られ制御信号を形成し認可のない作 動から保護する要素を有する爆発物を起爆する。 変換ユニット24は接触ボールに電気的に接続された入力部と、接触センサー23 の入力部に接続された防護除去信号の出力部と、高度センサー22の入力部に接続 された防護除去信号の出力部とを有している。 高度センサー22は例えば公知の回路に基づいて形成されたラジオセンサーとし 、大地から反射されたドプラー信号の振幅を閾値と比較し、そして大地から2〜 5mの範囲の固定された所定の高さで0.95〜0.98の信頼性と高い騒音不活性の制 御信号を発する。 変換ユニット24はその作動信号出力部が爆発火薬15の爆発の起爆薬18に接続さ れる。 火災鎮圧装置1(図2)の追跡される作動にしたがって他のパラメータが選択 された場合には、温度センサー8がパラメータセンサーとして用いられ、接触セ ンサー23が取除かれ他の事項について電気回路が図4に示されるのと同様のやり 方で形成される。 火災鎮圧装置1(図1)は次のように作動する。ヘリコプター2に乗っている 操作員の命令で、信号が与えられ輸送容器3の中に位 置するロック(安全装置)を作動する。安全装置が作動された後、火災鎮圧装置 1は重力のもとに落下し落下中にケーブル組立体20(図3)を引き伸ばし、接触 ボール21を引き離しこれを容器3(図1)の案内から取除く。ここで第1段の防 護部が取外されセンサー22と23(図4)は動力源に接続される。3秒後に火災鎮 圧装置は落下し火災鎮圧装置1(図1)がヘリコプター2から安全距離に動かさ れ、第2段の防護部が取除かれ高度センサー22(図4)が作動を開始し、大地へ の距離を絶えず測定する。所定の高さに達した時、センサー22から信号が変換ユ ニット24の入力部に加えられ、作動信号を形成しかつ出力し爆発の起爆薬18を作 動させ続いて分散用火薬15を爆発させる。高度センサー22が故障した場合は大地 との衝突時に接触センサー23により作動信号が同じように出力される。 爆発波と爆発により形成された爆発生成物は火災鎮圧装置1(図1)の容積内 の圧力を数10万倍に増大させ、本体10(図3)を破壊し消火組成物11を射出する 。この運動工程で、消火組成物11は数10ミクロンの大きさの小滴に破壊され、こ れが組成物と燃えている材料との相互作用の表面を増大させその使用の効率を向 上させる。爆発生成物の膨張により衝撃空気波(図1)が形成され、この空気波 が分散された組成物の雲6の前方に超音速で移動する。この消火のメカニズムは 火災の中心部での衝撃波と速度ヘッドと消火組成物との同時作用からなっている 。最初の2つの要素は火炎を吹き飛ばし燃焼する材料を火から離れるよう動かし 、また消火組成物は中心部を冷却し燃える材料を絶縁し環境の熱分解と加熱とを 停止させる。 産業上の適用性 本発明は、殆んど接近不可能な場所で効率的に使用し、爆発の危険と高い燃焼 温度が形成されるおそれのある大規模で強力な火災を 消火するように構成されている。提案された方法と火災鎮圧装置の使用は消火組 成物の表面濃度を数10倍減少し火災を消火し局地化させる全費用を減少させるこ とができるようにする。消火組成物が燃焼領域に射出された時に損失がないこと 、消火組成物を燃焼面の上に均一に分配すること、消火組成物の細かに分散され た雲と衝撃空気波の正圧力と速度ヘッドとが結合して作用することは、その全て が従来の技術に比べて本発明の使用に大きな利点をもたらす。燃える森林の材料 の燃焼を止めるのに必要とされる消火溶液の表面濃度が0.120〜0.150Kg/m2で あり、一方水が散水によって用いられる時は12〜15Kg/m2の濃度が形成されな ければならない。1つの火災鎮圧装置の容積が例えば0.04m3である場合、森林 火災の鎮圧の半径は7〜8mであり、これは42個の火災鎮圧装置を有する1つの 容器の装填で15〜20mの幅で600〜800mの長さの鎮圧帯状体をつくり出すことが できるようにする。 本発明の有利な使用をもたらす実質的な要因の1つはその普遍性であり、都市 と原野の両方に用いられ、地域を強力な火災から防護し、森林や大草原の消火を することができ、普通の航空機、軍用輸送機、ヘリコプターを用いることができ 、24時間ぶっとおしで火災を消火することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG, MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,R O,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 ザハロフ,フラディミル イバノビチ ロシア連邦,123458,モスコー,ウリツァ トバルドフスコゴ,デー.18,コルプス 5,クバルチーラ 127 (72)発明者 リベルゾン,マルク ラハミリレビチ ロシア連邦,111531,モスコー,スボボド ニー プロスペクト,デー.1,コルプス 2,クバルチーラ 27 (72)発明者 ミチン,ホリス セルゲービチ ロシア連邦,117485,モスコー,ウリツァ ミクルホ―マクラヤ,デー.44,クバル チーラ 95 (72)発明者 オドノボル,レオニド アレクサンドロビ チ ロシア連邦,127322,モスコー,ウリツァ ヤブロチコバ,デー.35,クバルチーラ 204 (72)発明者 シストソフ,アポロン セルゲービチ ロシア連邦,117454,モスコー,ウリツァ ウダルトソバ,デー.26,クバルチーラ 79 (72)発明者 シトニコフ,アレクサンドル ニコラエビ チ ロシア連邦,123481,モスコー,ウリツァ スボボデイ,デー.73,コルプス 1, クバルチーラ 445

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.火災を局地に止め及び/又は消火する方法であって、充填材と制御信号に より作動される分散用火薬(15)とを包含する火災鎮圧装置(1)によってつく り出された衝撃空気波(5)を伴う作用をもたらすことからなり、前記火災鎮圧 装置が火災領域に射出される方法において、消火組成物(11)が火災鎮圧装置( 1)の充填材として用いられ、火災鎮圧装置(1)と該装置を充填する消火組成 物(11)とを射出する手段が火災の特性に依存して予め選択され、火災鎮圧装置 (1)が作動される区域が火災鎮圧装置(1)を射出する選択された手段に依存 して決定され、パラメータが決定され、分散用火薬(15)を作動させる制御信号 が、前記パラメータが予め決定された値に達した時に与えられ、前記選択された パラメータのセンサーが設けられた火災鎮圧装置(1)が用いられ、前記センサ ーはパラメータの予め決定された値に調節され、該値に達した時火災鎮圧装置( 1)が前記予め決定された区域の燃焼領域に接近するにつれて分散用火薬(15) の爆発が火災領域に直接発生し同時に衝撃空気波(5)と空気の速度ヘッドと爆 発生成物とが形成され、消火組成物(11)を前記区域で噴霧し細かに分散された 雲(4)を形成し、前記区域の大きさと位置は火災の型と消火組成物(11)の形 成された細かに分散された雲(4)の大きさとに依存して選択されることを特徴 とする火災を局地化し及び/又は消火する方法。 2.火災鎮圧装置(1)を火災領域の中に射出するのに空中手段が選択され、 前記装置を火災領域の予め決定された区域の上方で解放し、火災鎮圧装置が大地 の上方にある高さがパラメータとして選択され火災の条件に基づき予め選択され た作動されるべき燃焼領域の地面の上方の高さに予備的に調節された高度センサ ー(22)の設 けられた火災鎮圧装置(1)が用いられ、該高さに火災鎮圧装置(1)が達した 時分散用火薬(15)が高度センサー(22)からの制御信号により作動されること を特徴とする請求項1に記載の方法。 3.火災鎮圧装置(1)を火災領域の中に射出するため地上手段が選択され、 火災鎮圧装置を火災の最前部(9)に接近する前に予め選択された位置に置き、 温度がパラメータとして選択され、温度センサー(8)が設けられた火災鎮圧装 置(1)が用いられ、温度センサー(8)は火災の条件に基づき火災の最前部( 9)が火災鎮圧装置(1)の位置に接近した時の作動温度に予備的に調節され、 分散用火薬(15)の爆発が温度センサー(8)からの制御信号により生じること を特徴とする請求項1に記載の方法。 4.請求項1に記載の火災を局地化し及び/又は消火する方法を実現する火災 鎮圧装置であって、充填材と分散用火薬(15)とを有する容器と、電気制御信号 回路に連結された爆発物の起爆薬(18)とを具備する火災鎮圧装置において、前 記容器は消火組成物(11)が充填され、また前記電気回路は前記選択されたパラ メータのセンサーを具備し、該センサーは前記パラメータの予め決められた値に 調節されかつ前記起爆薬(18)に電気的に連結され、該起爆薬は、火災鎮圧装置 (1)が燃焼領域に接近するにつれて前記センサーの制御信号が前記予め決めら れた値に達した時該制御信号により分散用火薬(15)を作動させるようにしてい ることを特徴とする火災鎮圧装置。 5.選択されたパラメータのセンサーとして、火災の条件に基づいて火災領域 の地面より上方の予め選択された高さに予め調節された高度センサー(22)を具 備し、該選択された高さで火災鎮圧装置(1)が地面に接近した時爆発物の分散 用火薬(15)の自動的な作動が高度センサー(22)からの制御信号により生じる ことを特徴と する請求項2と共に請求項4に記載の火災鎮圧装置。 6.選択されたパラメータのセンサーとして、温度センサー(8)を具備し、 該温度センサーは火災の条件に基づき予め選択された温度に予め調節され、該温 度で爆発物の分散用火薬(15)の自動的な作動が温度センサー(8)からの制御 信号により生じるようにしでいることを特徴とする請求項3と共に請求項4に記 載の火災鎮圧装置。 7.接触センサー(23)をさらに具備し、該接触センサー(23)が爆発物の分 散用火薬(15)の爆発の起爆薬(18)に電気的に接続されまた火災鎮圧装置(1 )と障害物との間の接触により制御信号を発するようにしていることを特徴とす る請求項5に記載の火災鎮圧装置。 8.ヘリコプター(2)が射出手段として用いられ、火災鎮圧装置(1)が、 ヘリコプター(2)の下に吊り下げられかつ火災鎮圧装置(1)を解放信号で解 放する安全装置に固定された容器(3)の中に置かれていることを特徴とする請 求項5又は7のいずれかに記載の火災鎮圧装置。 9.センサー(22)としてラジオセンサーが設けられていることを特徴とする 請求項5に記載の火災鎮圧装置。 10.容器が耐水性被膜を有するボール紙で作られていることを特徴とする請求 項5から9のうちの1項に記載の火災鎮圧装置。
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