JP2001516831A - 組合せ施錠機構 - Google Patents

組合せ施錠機構

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JP2001516831A
JP2001516831A JP2000511978A JP2000511978A JP2001516831A JP 2001516831 A JP2001516831 A JP 2001516831A JP 2000511978 A JP2000511978 A JP 2000511978A JP 2000511978 A JP2000511978 A JP 2000511978A JP 2001516831 A JP2001516831 A JP 2001516831A
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locking
combination
housing
locking mechanism
latch
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ノル,イエホナタン
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ノラン・リミテツド
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ハウジング(20)、施錠ラッチ(48)を備え該ハウジング(20)の中に延びた施錠要素(40)、はめば歯車(68)、周辺部に凹み(84)をもつようにつくられた施錠ディスク(70)およびはめば歯車(68)に固定できるリセット要素(72)をそれぞれ具備した少なくとも2個の同軸に配置された回転可能な施錠アセンブリー(58、60、62)、ハウジング(20)の内部にピボット回転するように固定され、それぞれ対応する施錠ディスク(70)と係合するようになった第1の係合指状部材(94)、それぞれ対応するリセット要素(72)と係合するようになった第2の係合指状部材(96、98)、および施錠要素(40)の施錠ラッチ(48)と係合して施錠を行なう施錠突起(140)が取り付けられている分岐した施錠部材(90)を具備した組み合わせ施錠機構。この錠はさらにハウジング(20)の内部で移動し得る操作フレーム(100)を具備しており、この配置は操作フレーム(100)を予め定められた順序で移動させると、分岐した施錠部材(90)が解錠位置へと移動し得るような配置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【本発明の分野】
本発明は錠の分野に属し、さらに詳細には本発明は時には鍵なし錠(key−
less lock)と呼ばれる組合せ錠の機構に関する。このような錠は南京
錠、容器の錠(例えばスーツケース、ブリーフケースの錠)、扉、窓、金庫、ロ
ッカー、自転車およびその構成要素等に有用である。
【0002】 (本発明および従来法の背景) 当業界において組合せ錠と呼ばれる錠は、それを開けるのに鍵を使わないです
む錠である。このような錠を開けるためには、典型的には1個のダイアルが備え
られ、これを種々の方向に数回回転させ、その組合せを構成する正しい数字に到
達するか、或いは多数の押しボタンが備えられ、これを正しい順序で押して正し
い解錠の組合せを得るようにしなければならない。解錠を行なえるコードは場合
によって組合せコードまたは解錠コードと呼ばれている。
【0003】 従来のこのような錠の第1の欠点は、施錠機構が逐次的に配置されていること
、即ち施錠機構に或る程度の複雑さを与えるためにそれぞれ別々に操作される施
錠アセンブリーを通常3個またはそれ以上具備しなければならないことであった
。このような配置では、各施錠アセンブリーをうまく操作すれば解錠位置にもっ
てくることができるので、解錠操作を解読することが容易になる。単一のダイア
ルの組合せの錠でも、唯1個の操作ダイアルしか具備していないにも拘わらず、
逐次的に操作される施錠アセンブリーが3個またはそれ以上具備されている。
【0004】 従来法の錠のさらに他の欠点は、施錠機構の単一の施錠アセンブリーを操作す
るのにそれぞれ多数の要素を用いる必要があるという機械的な複雑さである。さ
らに逐次的に配列された施錠機構は、解錠するのに多くの時間が必要である。
【0005】 さらに、或る組合せ錠の場合には、錠を閉めたとしても(掛け金を南京錠の内
部の穴に挿入するか、或いは金庫の扉を閉めた場合)、少なくとも1個の操作部
材を積極的に動かすまでは錠は施錠されない状態に留まっている。
【0006】 さらに他の問題として、大部分の錠で操作を行なうには錠を視覚的に捕らえる
必要がある。明らかにこのような要求は盲人に対して、また暗闇の中では問題が
ある。また多くの場合片手で錠を操作できることが要求される。このような錠は
特に身体障害者等に適している。他のタイプの多くの錠、特に安全錠は電気的ま
たは電子的に操作されるが、その欠点は明白である。
【0007】 公知の組合せ錠、即ち鍵なし錠は例えば米国特許2,049,983号、同2
,830,447号、同2,931,204号,4,476,698号、同4,
733,548号、同5,109,684号、および同5,267,460号に
記載されている。しかしこれらの特許はいずれも上記欠点を適切に解決していな
いように思われる。
【0008】 本発明の目的は上記欠点が著しく低減されているかまたは解決されており、片
手で、また錠に対し視覚的な接触を行なわずに、容易に錠を操作できる組合せ施
錠機構を提供することである。
【0009】 (本発明の一般的説明) 本発明に従えば、ハウジング;施錠ラッチ(locking latch)が取り付けられ該 ハウジングの中へと延びている施錠要素;はめば歯車(cogged wheel)、周辺部に
凹みがつくられ該はめば歯車に固定し得る施錠ディスク、および該はめば歯車に
固定し得るリセット要素をそれぞれ具備した少なくとも二つの同軸をなして配置
された回転可能な施錠アセンブリー;該ハウジングにピボット回転し得るように
固定され、それぞれ対応する施錠ディスクの周辺部の凹みと係合するようになっ
ている第1の係合指状部材(engaging finger)、それぞれ対応
する施錠リセット要素と係合するようになっている第2の係合指状部材、並びに
施錠要素の施錠ラッチと係合して施錠を行なうための施錠突起を備えた分岐した
施錠部材を具備し;該分岐した施錠部材は施錠突起が施錠ラッチを阻止している
施錠位置、第1の係合指状部材の各々が対応する施錠ディスクの周辺の凹みの内
部と係合し施錠突起が施錠ラッチから外れている解錠位置、および第2の係合指
状部材が対応するリセット要素と係合してその中に移動するリセット位置の間を
移動することができ;さらに該ハウジングの内部で移動でき且つ少なくとも2個
のアームを具備した操作フレームを具備し、各アームには内側横方向に突き出し
た歯をもつそれぞれはめば歯車の一つと対応した移動翼材が取り付けられ、この
配置は操作フレームが予め定められた逐次的な移動を行なうと、移動翼材が個々
のはめば歯車の歯と出会い、少なくとも二つの回転可能な施錠アセンブリーの各
々が角度的に移動し、周辺部の凹みがすべて一直線上に並び、分岐した施錠部材
が解錠位置へと移動するような位置をとる配置であることを特徴とする組合せ施
錠機構が提供される。
【0010】 本発明の組合せ錠は南京錠として、或いは互いに揺動し得る二つの要素を施錠
する錠、例えばスーツケースまたはブリーフケース、扉、窓、金庫等に使用する
のに適している。
【0011】 第1の具体化例に従えば、各施錠アセンブリーの三つの機素は一塊りとなった
部材としてつくるか、または互いに取り付けを行なうことにより一体となった形
でつくられる。
【0012】 本発明の好適な具体化例に従えば、操作フレームはハウジングの前壁から突き
出した単一の操作ノブによって操作される。
【0013】 本発明に従えば、分岐した施錠部材はその解錠位置において第1の係合指状部
材が対応する施錠ディスクの周辺の凹みの内部に係合できる方向に偏らせられ、
リセット位置においては分岐した施錠部材は第2の係合指状部材が対応するリセ
ット要素と係合する方向に偏らせられる。
【0014】 好適な態様に従えば、分岐した施錠部材には施錠要素の対応する凹みに収納さ
れた重ね板バネが取り付けられ、施錠要素がハウジングから引き出されるように
動かされると分岐した施錠部材は解錠位置へと偏らせられ、施錠要素がハウジン
グに関して引き込まれるように動かされると分岐した施錠部材はリセット位置へ
と偏らせられる。
【0015】 本発明の好適な具体化例に従えば、操作フレームは移動翼材がはめば歯車の歯
から外れるようなニュートラルな位置へ偏らせられる。一態様に従えば、操作フ
レームの対角線的に配置されていない少なくとも2個のアームはそれぞれ、ハウ
ジングに固定されたバネ部材により、第1の軸に沿って個々のアームの移動を許
すように偏らせられ、該第1の軸に垂直な第2の軸に沿って移動する場合には操
作フレームをニュートラルな位置へと偏らせる。
【0016】 本発明の他の好適な具体化例に従えば、操作フレームを十字形のパターをなし
て動かすことができ、この場合ハウジングの前壁は十字形の穴をもつようにつく
られ、操作ノブを十字形のパターンをなして移動させることができる。
【0017】 ハウジングの内部で操作フレームを安定させるために、ハウジングの後壁はそ
の内面に操作フレームの各アームに対応しその移動に対応した形の支持用の十字
形の溝をもつようにつくらている。
【0018】 本発明の好適具体化例においては、錠は一緒になって施錠機構を構成する3個
の回転可能な施錠アセンブリーを具備し、操作フレームは4個のアームを具備し
ている。好ましくは3個の施錠アセンブリーがハウジングの後壁から延び出した
軸の上に取り付けられ、第1の施錠アセンブリーの一つの部材は隣接した施錠ア
センブリーの同じ部材に隣接して取り付けられる小型化された方法で配置されて
いる。
【0019】 特定の設計に従えば、はめば歯車の歯はその両方の縁の所で曲がっており、こ
の場合対角線上に相対した移動翼材の縁がそれぞれ異なった面で延びている。
【0020】 好適な設計によれば、はめば歯車はそれぞれ異なった歯が異なった間隔で配置
されるように設計され、製作された錠の各バッチでつくられる錠の数を増加させ
ることができる。
【0021】 本発明の好適な一態様によれば、各リセット要素は平らな底をもったドロップ
の形につくられ、分岐した施錠部材の第2の係合指状部材と任意の角度的な位置
で係合すると、リセット要素は該指状部材が該平らな底と同じ高さになる位置ま
で回転する。この配置では、第2の係合指状部材の係合によって指状部材が平ら
な底部と同じ高さになる位置までリセット要素が回転し、これによって予め定め
られたリセット位置に到達する。
【0022】 施錠位置においては、第1および第2の係合指状部材がそれぞれ施錠ディスク
およびリセット要素から外れ、それによって掛け金にかかる力は施錠アセンブリ
ーに伝達されないことが好ましい。さらに他の好適な本発明の具体化例に従えば
、回転可能な施錠アセンブリーの少なくとも一つの施錠アセンブリーを構成する
要素、即ちはめば歯車、施錠ディスクおよびリセット要素の一つは、新しい解錠
の組合せをつくるために他のものに関して角度的に移動させることができる。好
ましくはリセット要素を施錠ディスクに関して移動させる。
【0023】 この具体化例に従えば、施錠アセンブリーの内部において回転可能な要素の固
定された角度位置を得るためには、隣接した部材の面に表面で係合する装置、例
えば対応する隆起と其れを受ける凹み、或いは多数の突起と対応する凹みを取り
付け、これを角度的に配置して種々の角度的な移動が行なわれた際に二つの隣接
した要素の表面を接触させるようにすることができる。
【0024】 本発明をさらに良く理解するために次に添付図面を参照して本発明を説明する
が、これらの説明は本発明を限定するものではない。
【0025】 (特定の具体化例の詳細な説明) 最初に添付図面の図1を参照する。図1においてはハウジング20を含む南京
錠の形をした組合せ錠が示されており、該ハウジング20は後壁22、底壁24
、上壁26、側壁28および取り外し得る前壁30を有し、この前壁は例えばリ
ベット32またはネジによってハウジング20に固定することができる。
【0026】 図5においてもっと良く判るように、上壁26は、見て判るような1本の短い
脚42および1本の長い脚44をもったU字形の掛け金40を受けるための2個
の穴36および38を有している。長い脚44はハウジング20の内部に入り、
環46を有するその上方の端近くにはめ込まれ、掛け金40が意図せずにハウジ
ング20から引き出されるのを防いでいる。2個の施錠用のラッチ48(その中
の1個だけが見えている)は脚44から横方向に突き出し、それぞれ滑り面とし
ての役目をする面取りされた縁を有する上端部50をもっている。後で明らかに
なるような理由のために、掛け金40の脚44の下部には溝51がつくられてい
る。
【0027】 一般的に56で示されている施錠機構は3個の独立に回転する施錠アセンブリ
ー58、60および62を具備し、これらの施錠アセンブリーはシャフト66の
上に同軸をなして取り付けられ、該シャフトはハウジング20の後壁22にネジ
で取り付けられている。各施錠アセンブリーははめば歯車68、施錠ディスク7
0およびリセット要素72を具備している。図1、2B、6Bおよび7Bにはは
めば歯車、施錠ディスクおよびリセット要素が分解図で示されているが、実際に
はこれらは一体となったユニットとしてつくられるか、或いは本発明の第2の具
体化例に従い別の要素として互いに固定して取り付けられ回転可能な施錠アセン
ブリーがつくられている。しかし各施錠アセンブリーの機素の順序は必要に応じ
変更することができる。さらにリセット要素72は図示されているドロップのよ
うな形とは異なった形をしていることができる。
【0028】 各はめば歯車68には多数の異なった形の歯が取り付けられ、これらの歯は曲
がった表面78および真っすぐな半径方向へ延びた面80をもつようにつくられ
ている。施錠ディスク70はそれぞれ半径方向へ延びた周辺部の凹み84をもち
、各リセット要素72は平らな部分86をもったドロップ状の形につくられてい
る。各施錠アセンブリー58、60および62のはめば歯車68が異なり、また
該回転可能な要素58〜62を構成する各機素も異なった角度位置で配置されて
いる場合もなお好適である。
【0029】 施錠機構56はさらに一般に90で示されるフォーク状に分岐した施錠部材を
具備し、該施錠部材はハウジング20の後壁にネジで固定されたシャフト92に
よりハウジング20の内部にピボット回転するように取り付けられている。分岐
した施錠部材90は3個の第1の係合用の歯94および2個の第2の係合用の歯
96および98を具備し、後者は前者よりも幅が広い。
【0030】 分岐した施錠部材90は図12Bの具体化例に図示されているように幾つかの
機素によって製作することができる。
【0031】 この錠はさらに操作フレーム100を具備し、このフレームは前方のカバー3
0の内部にある十字形の穴106を通って突き出した操作ノブ104を有する操
作板102を具備している。図4から最も良く判るように、操作板102には4
本の脚108が取り付けられ、その各々は内側に面した移動翼材110および1
12を具備し、後者は前者よりも幅が狭く、それぞれ傾いた端114を有してい
る。
【0032】 この配置では、操作板102を前方の板30に対し平行に保ったまま操作フレ
ーム100をハウジング20の内部で移動させることができ、操作部材100は
前方の板30の内部の穴106の形によって定義される十字形のパターンをなし
て移動することができる。操作フレーム100をさらに安定化させるためには、
後壁22の内側の面は4個の十字形の形をした案内用の溝131をもつようにつ
くられ、この溝は操作部材の脚108の自由端を受け案内するようになっている
【0033】 操作フレーム100が図1に示すようなニュートラルな位置、即ちフレームが
ハウジング20の内部の中央にあるような位置に戻るようにするために、4個の
逆U字形の重ね板バネ120および122がネジ(図示せず)によりハウジング
のそれぞれの背後の隅の所でハウジング20に固定されている(図1にはバネ1
20の一つの取り付け位置124が見える)。図8および9Aで見られるように
、バネ120および122はその開いた面を内側に向け、それぞれ対角線的に相
対した二つのバネが互いに平行になるようにしてハウジング20の内部に固定さ
れている。
【0034】 図8Cで最も良く判るように、この配置では、操作フレーム100の脚108
の自由端の部分がバネの穴の内部にきっちりとはめ込まれ、バネ122の対によ
って矢印128によって示された方向に延びた第1の方向に沿って操作板がハウ
ジング20の内部で移動し、他方操作フレーム100は該第1の対角線方向に垂
直な矢印130によって表される第2の対角線方向の中心の方へと偏らせられる
。バネ124によって同様ではあるが逆の方法で、操作フレーム100は矢印1
30の方向に自由に移動するが、矢印128の方向ではその中心の位置へと偏ら
せられる。図8Cおよび8Dを参照して特定の例が例示され説明されている。こ
の配置の結果、上記に説明したように操作フレーム100は通常ニュートラルな
位置へと偏らせられ、また四つの横方向の任意の一つの方向へ移動させることが
できる。
【0035】 さらに図1および図2において判るように、分岐した施錠部材90にはその後
側に2個の間隔をおいて配置された施錠突起140がつくられ、その各々には底
面の所で後で説明するように掛け金40の施錠用ラッチ48を拘束するように取
り付けられた凹み142がつくられている。分岐した施錠部材90はさらに第1
および第2の係合指状部材に関して後方へ延びた重ね板バネ146を具備してい
る。
【0036】 組み立てられた位置において、施錠機構56は、第1の係合指状部材94が対
応する施錠ディスク70の周辺の凹み84の内部で絡み合って係合し、第2の係
合指状部材96および98がリセット要素72と絡み合って係合するような配置
である。しかし、施錠アセンブリー60および62のリセット要素は互いに隣接
しているから、図5、6Aおよび7Aで最も良く判るように第2の係合指状部材
98は両方の凹み要素72と係合するように広がった幅をもっている。
【0037】 施錠機構56の施錠アセンブリー58、60および62の組み立ては、施錠ア
センブリー58および60のはめば歯車68が互いに隣接して配置され、従って
操作フレーム100の移動翼材110は施錠アセンブリー62の最も前方にある
はめば歯車68とだけ係合している移動翼材112よりも幅が広くなるように行
なわれる。
【0038】 図3には操作フレームの施錠アセンブリー、第1および第2の係合指状部材お
よび移動翼材の異なった対応する関係を示す模式的配置図が示されている。2個
のはめば歯車68は互いに隣接し、操作フレーム100の対応する移動翼材11
0によって係合することができ、第3のはめば歯車68は狭い移動翼材112に
よって係合が可能である。3個の第1の係合指状部材94は互いに対応する施錠
ディスク70と係合するようになっており、狭い第2の係合指状部材96は施錠
アセンブリー58の一つのリセット要素72と係合し、幅の広い方の第2の係合
指状部材98は施錠アセンブリー60および62の隣接したリセット要素72と
係合するようになっている。当業界の専門家には容易に理解できるように、施錠
アセンブリーおよび対応する係合部材の他の配置もまた可能であり、すべて本発
明の範囲内に入るものとする。
【0039】 本発明の錠がどのように作動するかを理解するために、次にいくつかの添付図
面、特に図2、6、7、8および9に注目されたい。図8Aには錠は任意の施錠
位置にあるように示されているが、この場合掛け金40の両方の脚42および4
4は、該掛け金40の施錠ラッチ48の上方に延びている施錠突起140の凹み
142でハウジング20の内部に収納されており、掛け金がハウジングから抜け
出ることが防がれている。凹み142が施錠ラッチと正確に一直線に並んでいな
い時でも、施錠ラッチ48の頂部50の面取りされた縁は施錠突起140の凹み
142を確実に係合させる。
【0040】 任意の位置という言葉は、3個の施錠アセンブリー58、60および62の角
度的な移動に関して使用され、図2Aおよび2Bから判るように、施錠ディスク
70またはリセット要素72のいずれもが互いに一直線に並んでいないことを意
味する(その中の二つだけしか一直線に並んでいない場合もそうであるる)。こ
の位置においては、後で説明するように3個の施錠ディスクが一直線に並んでい
ない限り、施錠要素90は自発的に時計方向に回転して第1の係合用の歯94が
施錠ディスク70の凹み84と係合する解錠位置にくることはできない。さらに
図8Aから判るように、操作板(図8ではその移動翼材110だけが示されてい
る)は上記に説明したようにニュートラルな位置にある。
【0041】 次に図8Bを参照すれば、錠はリセット位置にあり、ここでは掛け金40は矢
印150の方向に押し下げられ、掛け金の溝51の上方の縁152はバネの凸縁
部146に出会い、施錠部材90を反時計方向に回転させ、第2の係合凸縁部材
96および98が個々のリセット要素86と係合し、その時々の位置に依存して
これを時計方向または反時計方向に回転させ、すべての平らな表面86がそれぞ
れ第2の係合指状部材96および98の上面と同じ高さになるような位置に来る
。図6においては、施錠機構56はリセット位置にあるように示されており、こ
こで図6Bにおいてはすべてのリセット要素72のの平らな表面86は同じ向き
をもつように、即ち平らな表面86が下向きになるように配置されている。
【0042】 いわゆるリセット位置は実際にはゼロ目盛りに合わせる位置(zeroing position)であり、これは後で説明するように施錠アセンブリーに解
錠の組合せを構成する一連の角度的移動を施した際、施錠ディスク70の周辺部
の穴84だけがすべて一直線に並び解錠できるようになる開始点である。
【0043】 図8Bに関連して説明したように錠をリセットした後、前壁30の穴106の
内部で操作ノブ104に対し予め定められた一連の移動を順次行なう。移動翼材
110または112の傾いた端114がはめば歯車68の歯76のアーチ形の面
78に出会う度に、それははめば歯車を時計方向に移動させ、移動翼材は次の歯
の平らな表面80が移動翼材に出会うまで対応するアーチ形の面の上を滑ってゆ
く。図8Cに見られる位置は、移動翼材110a(錠の底部の左隅にある)が一
つの歯の半径方向の平らな壁から外れた後の位置であり、次いで移動翼材110
b(錠の底部の右隅にある)は移動して次の歯76’のアーチ形の面78に出会
い、それに伴ってはめば歯車68が移動して時計方向に回転し、図8Dに見られ
るような移動翼材110bが次の歯76”の半径方向の平らな壁80”’に出会
う位置に至る。
【0044】 図8Cおよび8Dはまた操作フレーム100を正規の位置へと偏らせる方法を
示している。これらの図から判るように、移動翼材110bおよびそれに対応す
る対角線上で相対した移動翼材110c(上左隅)は矢印130の方向に沿って
自由に移動する。しかしこのような移動の結果移動翼材110aおよび110d
がバネ122のアームに突き当たり、それによって操作フレーム(図示せず)を
正規の位置へと移動させようとする偏倚効果が生じる。
【0045】 明らかに上の説明は、解錠の組合せが図1で見られるような前壁30上に例示
された”A”の位置へ移動させ、次いで”D”の位置へと動かすことを含む一連
の運動操作から成っている特定の形態に関する説明である。しかし当業界の専門
家には理解できるように、操作ノブ104の移動回数を変えることができ、また
組合せの数は特にはめば歯車の形状および各施錠アセンブリーの3個の機素の予
め定められた固定された角度位置に依存して実質的に無限である。しかし実際上
は少なくとも三つの移動操作から成る解錠の組合せにより適切な安全性保持効果
が得られることが見出されている。
【0046】 特定の解錠の組合せに従って操作ノブ104の操作を完了した後、3個の施錠
ディスク70のすべての3個の周辺の凹み84は図8Dおよび図7に示されるよ
うに一直線に並び、第1の係合指状部材94に面するようになる。従って掛け金
40を図8Eで見られるように矢印160の方向に引くと、施錠要素90のバネ
の凸縁部146は掛け金40の溝51の底壁162に当たり、反時計方向に回転
して第1の係合指状部材94を施錠ディスク70の一直線に並んだ凹み84の中
に係合させる。この位置において施錠ラッチ48は施錠突起140から外れ、環
46がハウジング20に出会って掛け金がそれ以上引き抜かれるのが妨げられる
が、掛け金40はそれ自身は公知の方法で長い方の脚44の周りで回転できる状
態になるまで、掛け金40を引き抜くことができる。
【0047】 この南京錠を施錠する必要がある場合には、短い方の脚42をハウジング20
の穴36の上に合わせ、図8Bに示される矢印150の方向に掛け金40を押し
下げ、重ね板バネ146により施錠部材90を時計方向に回転させる。これによ
って前に説明したように施錠突起140が施錠位置において施錠ラッチ48の上
に来て、施錠機構が自動的にリセットされる。
【0048】 図9Aから判るように、この錠は施錠された位置にあり、矢印168の方向に
掛け金40を引き上げようとするどのような試みも施錠部材90を反時計方向に
回転させ(バネ凸縁部146が溝51の底壁162に当たる結果)、ラッチ48
は施錠突起140の凹み142の内部と係合する(図9Bの拡大図参照)。この
位置においては、図9Aから明らかに判るように、第1および第2の係合用の歯
が施錠アセンブリーの機素と接触するのを防ぐようになっている配置のために、
掛け金にかけられた過剰の力は施錠アセンブリーに決して伝わらない。
【0049】 当業界の専門家には理解できるように、二つ以上の操作の組合せによって解錠
できるようにこの錠を設計することができる。この配置は、一方ではこの錠が個
人用の錠としての役目をし、他方ではマスター・キーの役目をするという利点を
もっている。このような錠を使用する一例は学校の場合であり、各生徒が南京錠
付きの個人用のロッカーをもち、その錠に対する個人用の操作組合せをもってお
り、学校の管理人がすべてのこれらの南京錠に対し予め設定されたマスター・キ
ーの組合せを使用してロッカーを開ける権限をもっているような場合である。
【0050】 他の具体化例(図示せず)に従えば、はめば歯車はその歯が曲がった両面をも
つようにつくられている。このような場合には対角線上で相対した移動翼材の縁
は翼材が絡まるのを防ぐためにそれぞれ異なった面の所で延びている(このよう
な絡み合いは半径方向の面と同じ平面の所で延びた移動翼材をもつようにつくら
れた歯の場合に起こる可能性がある)。翼材は必要に応じハウジングの内部に取
り付けられた箱状のフレームの各隅から延び出していることができる。
【0051】 次に権限をもった使用者が解錠の組合せを変更できる本発明の南京錠の他の具
体化例を示す図10〜15を参照する。図示を明瞭にするために、図1〜9を参
照して説明したものと原理的に同様な要素には200だけずらして同じ参照番号
を付ける。
【0052】 図10の具体化例は解錠の組合せが使用者の意志によって変更できる点で前の
具体化例と異なっている。この具体化例においては、ハウジング220は以前の
具体化例と同様であるが、案内管221を具備している。これは図12にも見る
ことができ、その目的は後で明らかになる。施錠機構256は3個の施錠アセン
ブリー258、260および262から成り、それぞれリセット要素286およ
び周辺の半径方向に延びた凹み284を有する施錠ディスク270と一体になっ
てつくられたはめば歯車268を具備している。各施錠アセンブリーでは施錠デ
ィスク270の一つの面およびそれに対応するはめば歯車276の面は、後で説
明するように種々の角度的な移動を行なう際一緒に係合するようになっている多
数の半径方向の歯を具備している。施錠アセンブリー256はシャフト266に
取り付けられ、各施錠ディスク270がシャフト266に取り付けられたコイル
状のバネ287によって個々のはめば歯車276と係合する位置へと偏らせられ
る。該コイル状のバネ287はその一端がシャフト286のヘッド289と接触
し、反対側の端は環281と接触している。環281は環状の凹み301および
傾いた表面305をもつようにつくられている(さらに詳細には図11参照のこ
と)。
【0053】 図11Aは、施錠ディスク270が個々のはめば歯車268と係合している位
置にある施錠機構256を示し、図11Bは移動棒303がコイル状のバネ28
7の偏倚効果に抗してシャフト266に沿って環291を移動させ、施錠ディス
ク270を個々のはめば歯車268から外し、各要素を他の要素とは無関係に角
度的に配置し得る位置を示している。
【0054】 この錠はさらにシャフト292によってハウジング220にピボット回転し得
るように固定された分岐した施錠部材290を具備している。図11Aおよび1
1Bからさらに判るように、交叉した施錠部材290は2個の施錠用の突起34
0をもつようにつくられた芯部材365から組み立てられ、該突起はそれぞれそ
の底面に施錠用の凹み242をもつようにつくられ、掛け金240の対応する施
錠ラッチ248(その一つだけが図14に示されている)と係合して施錠が行な
われるようになっている。それぞれ鉤状になった端367を有する3個の鉤状の
第1の係合指状部材294が芯部材365に固定されている。芯部材365には
第1の後方へ突き出した重ね板バネ346が取り付けられている。シャフト29
2(図10参照)には第2の係合指状部材298を支持する2個の支持用のブラ
ケット369および該ブラケット369の一つから延び出したアーム349によ
って支えられている第2の後方に突き出した重ね板バネ347が同軸をなして取
り付けられている。この配置は、付属した第2の係合指状部材をもった支持用の
ブラケットおよび第2の重ね板バネ347が一緒になって芯部材365およびそ
れに付属した要素に関し回転し得るような配置である。
【0055】 図13A〜13Eは掛け金240の長い方の脚244を示す。図13Aおよび
13Bおよびその各断面図から判るように、脚の部分244は断面C−C、D−
DおよびE−Eで定義される三つの凹み区域を有し、各断面区域は図14を参照
して後で詳細に説明するように、第1および第2の重ね板バネ346および34
7の片方または両方と一緒に動作する。
【0056】 図10の具体化例においては、ハウジングはキャビティ370を具備し、この
中にはハウジング220の内部で掛け金240を例えば図14Aで示される位置
へと上方へ偏らせるためのコイル状のバネ372が含まれている。当業界の専門
家には理解できるように、図1の具体化例にもこのようなバネを取り付けること
ができる。
【0057】 図10〜14に見られる錠の他の機素は図1〜9に示された第1の具体化例に
関連して説明したものと構造および動作が同様であり、これ以上説明の必要はな
いであろう。
【0058】 次に、第2の具体化例による錠の異なった動作位置を示す図14A〜14Gを
参照する。図14Aにおいては施錠位置にある錠が示されている。この位置では
施錠機構256は任意の位置、即ち施錠ディスク270の凹み284が一直線に
並ばず、第1の係合指状部材294の鉤状になったアーム367の方を向いてい
ない位置にある。この位置では重ね板バネ346および347は両方とも実質的
に水平な偏らせられていない位置で掛け金の凹み370の内部に収納されている
。さらに施錠位置においては、施錠突起340の施錠用の凹み240は掛け金2
40の施錠ラッチ249の上方にあり、従って掛け金をハウジング220から引
き抜くことはできない。
【0059】 施錠機構256を操作する前に、第1の具体化例に関連して説明したのと同様
な方法でリセットを行なければならない。図14Bから判るように、矢印350
の方向に掛け金240を押し下げ、分岐した施錠部材290の第2の重ね板バネ
347が掛け金部分240の凹み370の上面372に出会い、支持用のブラケ
ット369が反時計方向に移動し、付属した第2の係合指状部材298がリセッ
ト要素272と係合してリセット位置へと回転し、平らな表面286が第2の係
合指状部材298の上面と同じ高さになる。
【0060】 次いで以前の具体化例に関連して説明したようにして操作ノブ304により操
作フレーム300(図10で見える)を操作する。この操作の結果移動翼材31
0は施錠機構256を施錠位置へと回転させ、ここで施錠ディスク270のすべ
ての周辺の凹み284は一直線に並び、図14Cから判るように第1の係合指状
部材294の鉤状の部分367と係合する位置になる。次に掛け金240を矢印
360の方向に引張ると、第1の重ね板バネ346は掛け金の円筒形の面374
と接触し、図14Dに示されるように偏り、分岐した施錠要素290を時計方向
に移動させ、第1の係合指状部材294の鉤状の部分367が施錠ディスク27
0の凹み284と係合し、施錠ラッチ248が施錠突起340から外れ、この図
に示されるように掛け金を解錠位置へと引き出すことができる。この位置で掛け
金を引張っている間、第2の重ね板バネは溝376の中に収納され、どの面とも
接触せず、図14Dに示されるように偏らない状態に留まっている。
【0061】 この具体化例の南京錠の施錠は図14Bにおけるように掛け金240を押し下
げることによって行なわれ、この場合分岐した施錠部材290が反時計方向に回
転し、施錠突起340が施錠ラッチ248の上に延びだし、掛け金240が引き
抜かれるのを防ぐ。
【0062】 解錠の組合せが所有者の意志でどのように変更できるかを理解するために図1
4E〜14Gに注目されたい。解錠の組合せを変更するためには、錠を開き、掛
け金240を図14Eの位置へと回転させなければならない。この重要な操作に
よって元の解錠操作の組合せを知っている人だけがこの組合せを変更できるよう
になる。
【0063】 図14Eにおいては、第1の重ね板バネ346は掛け金の脚244の円筒形の
面に接触し、第1の係合指状部材294を施錠ディスク270の凹み284に対
し一定の係合を行なわせ、第2の重ね板バネ347は湾曲しない状態で掛け金部
分244の凹み381の内部に入り、それによって第2の係合指状部材298は
リセット要素272から外されている。
【0064】 錠を開いた後、適当なリセット用の棒303をハウジング220の穴236か
ら案内管221の中に挿入し、リセット用の棒303を環291の方へ案内し、
それが傾斜した表面305に出会う図11Aに示した位置に導く。矢印380の
方向に圧力をかけ、コイル状のバネ287(図11B参照)の偏倚効果に抗して
リセット用の棒303により環291を移動させ、これによって施錠ディスク2
70および個々のはめば歯車268を軸方向に動かし、互いの係合を解除する。
次いで、なお回転させたままの状態で掛け金240を下に押し(図14F参照)
、これによって第1の重ね板バネ346は湾曲した位置で第1の係合指状部材2
94を偏らせて施錠ディスク270と係合させ、第2の重ね板バネ347が掛け
金の溝381の上面385と出会い(図13A参照)、第2の係合指状部材29
8を反時計方向に回転させ、上記に既に説明したようにリセット要素272をリ
セット位置へと回転させる。この操作の間、リセット用の棒303は押し下げら
れた位置のまま施錠機構256の機素を自由に回転させることができる。
【0065】 次に図14Gに示されているように、掛け金240を上方の位置へと引き抜き
、第1の重ね板バネ346が図14Fに示されるように偏らせられた位置のまま
であり、第2の重ね板バネ347は掛け金部分244の内部で自由な状態になる
ようにし、これによって第2の係合指状部材298をリセット要素272から外
す。リセット用の棒303をなお押し下げたままの状態にし、使用者の意志で新
しい組合せを構成する新しい一連の移動操作を用いて操作用のノブ304を操作
することにより新しい解錠の組合せを設定する。次いでリセット用の棒303を
錠から取り外し、掛け金240を回転させて閉じる位置へと戻し、施錠位置へと
下方に押す。錠を開くには新しい操作の組合せを用い上記に説明したようにして
行なう。
【0066】 容易に理解されるように、権限をもった使用者が操作の組合せを変更する度毎
に設定される組合せの長さを、即ち解錠に必要な操作用のノブを移動させる回数
を変更することができる。この配置によって誤った組合せの数が著しく増加する
から高度の安全性を錠に賦与することができる。
【0067】 また、本発明の錠のこの独特な構成は大量生産に適していることも理解できる
であろう。何故なら施錠アセンブリーの特定の形および設計に無関係に、製作後
任意の段階において解錠操作の組合せを設定できるからである。
【0068】 図1〜14に示した具体化例は南京錠に対するものであったが、これはまた上
記のような組合せ施錠機構を使用する種々の錠にも当てはまることは明らかであ
る。
【0069】 次に図15を参照すれば、一般的に番号386が付けられたブリーフケースが
示されているが、これはそれぞれ底壁の所で互いに揺動できるように連結された
底部材388および蓋部材390、携帯用把手392および底部材308に固定
された2個の施錠アセンブリー394を有している。図15Bにおいてさらに良
く示されているように、各施錠アセンブリーは前記の具体化例に関連して説明し
たのと同様な施錠アセンブリー(見えていない)に合うハウジング398を具備
しており、また操作用のノブ400が取り付けられている。施錠要素はU字型の
掛け金の代わりに施錠用の棒402の形をしており、これはハウジング398の
内部に滑り込み、またそれに固定された施錠アーム404を有し、一緒になって
L字形をなしている。施錠アーム404は蓋部材390に固定された施錠用のノ
ブ406を止めるための凹み(図示せず)を有している。
【0070】 この配置では、施錠用の棒は矢印408で示されるようにハウジングの内部を
軸方向に移動できるが、取り外しはできない(例えば図1の具体化例に関連して
説明したようには)。ブリーフケースを開くためには、施錠用の棒402を押し
て施錠機構を先ずリセットしなければならない(例えば図8Bに関連して上記に
説明したようにしてリセットを行なう)。次に解錠操作の組合せに従った正しい
順序で操作ノブ400を操作し、施錠用の棒402を僅かに引張り、施錠アーム
404を施錠ノブ406から外してブリーフケースを開く。ブリーフケースの施
錠は単にこれを閉じ、施錠アーム404を押して施錠ノブ406と係合させるだ
けで行なわれる。
【0071】 第2の具体化例(図10〜14)に関連して上記に説明したように、錠の解錠
操作の組合せは自由に変えることができる。しかしこの錠は、使用者が個人的な
好みにより、解錠コードを覚え易いように、移動の場所を変更して新しい解錠コ
ードをつくり得るという利点をもっている。この操作は或る文字(文字または数
字)を前壁に付けるだけで行なわれる(文字A〜Dの代わりに、図1参照)。こ
の新しい文字はその人だけに或る意味をもつ組合せ、例えば識別番号、誕生日等
である。
【0072】 本発明の施錠機構は、容易に且つ実質的に迅速に操作ができる(典型的には約
2〜3分で解錠できる)にも拘わらず、高度の安全性の基準を満たしている。本
発明の錠は通常の装置(例えば解錠位置を探すために標準的なダイアルの組合せ
の錠に対して聴診器を用いるような方法)で解錠位置を探すことはできない。そ
れにもかかわらず本発明の施錠機構はマスター・キーとしての施錠に適しており
、上記に説明したように、その解錠の組合せを調節することにより同じ解錠の組
合せをもつ他の別の錠を容易に導入することができる。
【0073】 また、本発明の錠は従来法の錠では知られていないような他の重要な利点、即
ち完全な暗闇の中で、また片手で(この両方は盲人および片手のない人にとって
は極めて大きい利点である)、また手袋を嵌めたままで錠を操作し得るという利
点をもっている。
【0074】 当業界の専門家は本発明の錠が必要に応じ他の用途、例えば扉、窓、車両用の
ドア、ロッカー等にも有用であることを理解できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による南京状の分解透視図であり、明示するためにハウジングは一部が
取り去られている。
【図2A】 図1に示された3個の施錠アセンブリーおよび施錠部材の等尺図。
【図2B】 図2aの施錠アセンブリーの分解図。
【図3】 分岐した施錠部材の第1および第2の係合指状部材、および操作部材の移動翼
材と内部で係合した施錠アセンブリーの模式的側立面図。
【図4】 図1の錠の前壁および操作部材の内側から見た透視図。
【図5】 前壁および操作板は取り除かれているが、操作用の移動翼材は残された本発明
の南京状の透視図。
【図6A】 リセット位置にある施錠部材と係合した施錠アセンブリーの透視図。
【図6B】 リセット位置にある施錠アセンブリーの透視図。
【図7A】 解錠位置にある施錠部材と係合した施錠アセンブリーの等尺図。
【図7B】 解錠位置にある施錠アセンブリーの分解図。
【図8A〜8E】 前壁および操作板を取り去った本発明の南京錠の前立面図であり、錠をリセッ
トおよび解錠する操作が例示されている。
【図9A】 前壁および操作板を取り去った本発明の南京錠の前立面図であり、施錠位置に
ある南京錠を例示している。
【図9B】 本発明の錠の施錠ラッチおよび施錠突起の拡大図。
【図10】 本発明の第2の具体化例による南京錠のハウジングを一部取り去った分解透視
図。
【図11A】 本発明の第2の具体化例による南京錠の操作位置における施錠アセンブリーを
通る断面図。
【図11B】 新しい解錠組み合わせを設定する引延した位置における第2の具体化例に従っ
た錠の施錠アセンブリーの断面図。
【図12A】 第2の具体化例の施錠部材の組み立て透視図。
【図12B】 図12Aの施錠部材の分解透視図。
【図13Aおよび13B】 二つの角度位置における掛け金の施錠用の脚の下方部分の等尺図。
【図13C〜13E】 それぞれ図13Aの線C−C、D−DおよびE−Eに沿った断面図。
【図14A〜図14C】 前壁および操作板を取り去った図10の南京錠の前立面図であり、解錠を行な
い新しい解錠の組合せを設定する逐次操作を示す。
【図15A】 本発明の施錠機構を具備したブリーフケースの透視図。
【図15B】 図15Aのブリーフケースの部分拡大図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング;施錠ラッチが取り付けられ該ハウジングの中へ
    と延びている施錠要素;はめば歯車、周辺部に凹みがつくられ該はめば歯車に固
    定し得る施錠ディスク、および該はめば歯車に固定し得るリセット要素をそれぞ
    れ具備した少なくとも二つの同軸をなして配置された回転可能な施錠アセンブリ
    ー;該ハウジングにピボット回転し得るように固定され、それぞれ対応する施錠
    ディスクの周辺部の凹みと係合するようになっている第1の係合指状部材、それ
    ぞれ対応する施錠リセット要素と係合するようになっている第2の係合指状部材
    、並びに施錠要素の施錠ラッチと係合して施錠を行なうための施錠突起を備えた
    分岐した施錠部材を具備し;該分岐した施錠部材は施錠突起が施錠ラッチを阻止
    している施錠位置、第1の係合指状部材の各々が対応する施錠ディスクの周辺の
    凹みの内部と係合し施錠突起が施錠ラッチから外れている解錠位置、および第2
    の係合指状部材が対応するリセット要素と係合してその中に移動するリセット位
    置の間を移動することができ;さらに該ハウジングの内部で移動でき且つ少なく
    とも2個のアームを具備した操作フレームを具備し、各アームには内側横方向に
    突き出した歯をもつそれぞれはめば歯車の一つと対応した移動翼材が取り付けら
    れ、この配置は操作フレームが予め定められた逐次的な移動を行なうと、移動翼
    材が個々のはめば歯車の歯と出会い、少なくとも二つの回転可能な施錠アセンブ
    リーの各々が角度的に移動し、周辺部の凹みがすべて一直線上に並び、分岐した
    施錠部材が解錠位置へと移動するような位置をとる配置であることを特徴とする
    組合せ施錠機構。
  2. 【請求項2】 操作フレームはハウジングの前壁から突き出した単一の操作
    ノブによって操作されることを特徴とする請求項1記載の組合わせ施錠機構。
  3. 【請求項3】 南京錠の形をし、施錠要素が掛け金であることを特徴とする
    請求項1記載の組合せ施錠機構。
  4. 【請求項4】 解錠位置において、分岐した施錠部材は対応する施錠ディス
    クの周辺にある凹みの内部で第1の係合指状部材を係合させる方向に偏らせられ
    ることを特徴とする請求項1記載の組合せ施錠機構。
  5. 【請求項5】 分岐した施錠部材には施錠要素の対応する凹みに収納された
    重ね板バネが備えられ、施錠要素をハウジングから引き抜くように移動させると
    、分岐した施錠要素が解錠位置へと偏らせられ、ハウジングに燗して施錠要素を
    引っ込めるように移動させると分岐した施錠要素針セット位置へと偏らせられる
    ことを特徴とする請求項4記載の組合せ施錠機構。
  6. 【請求項6】 操作フレームは移動翼材がはめば歯車の歯から外れるニュー
    トラルな位置へと偏らせられることを特徴とする請求項1記載の組合せ施錠機構
  7. 【請求項7】 操作フレームの対角線上に配置されていない少なくとも二つ
    のアームはそれぞれ、ハウジングに固定されたバネ部材によって、第1の軸に沿
    って個々のアームの移動を許すように偏らせらさ、該第1の軸に対して垂直な第
    2の軸に沿って移動する場合には操作フレームをニュートラルな位置に偏らせる
    ことを特徴とする請求項6記載の施錠機構。
  8. 【請求項8】 操作フレームは十字形のパターンをなして移動できることを
    特徴とする請求項2記載の組合せ施錠機構。
  9. 【請求項9】 ハウジングの前壁は十字形の穴をもつようにつくられ、操作
    ノブが十字形のパターンをなして移動し得ることを特徴とする請求項8記載の組
    合せ施錠機構。
  10. 【請求項10】 ハウジングの少なくとも一つおよび施錠要素は容器または
    扉等の揺動部材の上に組み立てられている施錠配置に使用されることを特徴とす
    る請求項1記載の組合せ施錠機構。
  11. 【請求項11】 錠は3個の回転可能な施錠アセンブリーを具備し、操作フ
    レームは4個のアームを具備していることを特徴とする請求項1記載の組合せ施
    錠機構。
  12. 【請求項12】 各リセット要素は平らな底面を有するドロップ状の形でつ
    くられ、分岐した施錠部材の第2の係合指状部材と任意の角度をなして係合する
    とリセット要素は該指状部材が該平らな底面と同じ高さの所に来ることを特徴と
    する請求項1記載の組合せ施錠機構。
  13. 【請求項13】 施錠位置において第1および第2の係合指状部材はそれぞ
    れ施錠ディスクおよび施錠要素から外れており、掛け金にかかった力は施錠アセ
    ンブリーには伝達されないことを特徴とする請求項記載の組合せ施錠機構。
  14. 【請求項14】 施錠要素の施錠ラッチは分岐した施錠部材の施錠突起に面
    した尖った端を有していることを特徴とする請求項1記載の組合せ施錠機構。
  15. 【請求項15】 ハウジングの後壁は、操作フレームの各アームに対応しそ
    の移動の形に対応した支持用の十字形の溝がその内面につくられていることを特
    徴とする請求項8記載の組合せ施錠機構。
  16. 【請求項16】 各施錠アセンブリーの3個の機素は互いに一体となってい
    ることを特徴とする請求項1記載の組合せ施錠機構。
  17. 【請求項17】 少なくとも一つの回転可能な施錠アセンブリーのはめば歯
    車および施錠ディスクおよびリセット要素は互いに関し角度的に移動でき、新し
    い解錠の組合せをつくることができることを特徴とする請求項1記載の組合せ施
    錠機構。
  18. 【請求項18】 解錠の組合せは錠の解錠位置においてのみ変更できること
    を特徴とする請求項17記載の組合せ施錠機構。
  19. 【請求項19】 各施錠アセンブリーの所でリセット要素を施錠ディスクに
    関して移動させ得ることを特徴とする請求項17記載の組合せ施錠機構。
  20. 【請求項20】 少なくとも2個の回転可能な施錠アセンブリーがシャフト
    に取り付けられ、バネによりずらされて回転し係合が行なわれる請求項19記載
    の組合せ施錠機構。
  21. 【請求項21】 ハウジングの中のハウジングを施錠し得る穴の中にある一
    つの穴を通して移動用の棒を差込むことによりリセット要素を施錠要素から外す
    ことを特徴とする請求項20記載の組合せ施錠機構。
  22. 【請求項22】 はめば歯車の歯はその両方の縁の所で曲がっており、対角
    線上で相対する移動翼材の縁はそれぞれ異なった面で延びていることを特徴とす
    る請求項1記載の組合せ施錠機構。
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