JP2001516123A - 同軸ケーブルおよびその製造法 - Google Patents

同軸ケーブルおよびその製造法

Info

Publication number
JP2001516123A
JP2001516123A JP2000510143A JP2000510143A JP2001516123A JP 2001516123 A JP2001516123 A JP 2001516123A JP 2000510143 A JP2000510143 A JP 2000510143A JP 2000510143 A JP2000510143 A JP 2000510143A JP 2001516123 A JP2001516123 A JP 2001516123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic rod
inner conductor
coaxial cable
sheath
surrounding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000510143A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4023771B2 (ja
Inventor
モー,アラン・エヌ
カールソン,ブルース・ジェイ
アダムズ,スコット・エム
ヴァッカロ,ロナルド
Original Assignee
コムスコープ,インコーポレイテッド・オヴ・ノース・キャロライナ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=25430420&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2001516123(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by コムスコープ,インコーポレイテッド・オヴ・ノース・キャロライナ filed Critical コムスコープ,インコーポレイテッド・オヴ・ノース・キャロライナ
Publication of JP2001516123A publication Critical patent/JP2001516123A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4023771B2 publication Critical patent/JP4023771B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables
    • H01B13/06Insulating conductors or cables
    • H01B13/18Applying discontinuous insulation, e.g. discs, beads
    • H01B13/20Applying discontinuous insulation, e.g. discs, beads for concentric or coaxial cables
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables
    • H01B13/016Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables for manufacturing co-axial cables
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B11/00Communication cables or conductors
    • H01B11/18Coaxial cables; Analogous cables having more than one inner conductor within a common outer conductor
    • H01B11/1804Construction of the space inside the hollow inner conductor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B11/00Communication cables or conductors
    • H01B11/18Coaxial cables; Analogous cables having more than one inner conductor within a common outer conductor
    • H01B11/1808Construction of the conductors
    • H01B11/1826Co-axial cables with at least one longitudinal lapped tape-conductor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B11/00Communication cables or conductors
    • H01B11/18Coaxial cables; Analogous cables having more than one inner conductor within a common outer conductor
    • H01B11/1834Construction of the insulation between the conductors
    • H01B11/1839Construction of the insulation between the conductors of cellular structure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Communication Cables (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 可撓性低損失同軸ケーブルは、円筒形プラスチックロッドと、前記プラスチックロッドを包囲する内側導体、前記内側導体を包囲するフォーム重合体誘電体層と、前記フォーム重合体誘電体層を密に包囲する管状金属外側シースとを具備する。同軸ケーブルは、さらに、シースを包囲する保護重合体ジャケットを含む。円筒形プラスチックロッドは、曲げプロセスにおいて内側導体を支持し、中央構造部材の周りに形成されることが可能である。本発明は、可撓性同軸ケーブルの製造法も含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 <発明の分野> 本発明は、同軸ケーブルに関し、より詳細には、曲げ特性、ハンドリング特性
および電気特性が向上した、改善された小損失同軸ケーブルに関する。
【0002】 <発明の背景> たとえばケーブルテレビジョン信号およびセル電話同報通信信号などの無線周
波信号の伝送に現在広く使用されている同軸ケーブルは、たとえば、内側導体を
含むコアと、コアを包囲し、外側導体として使用される金属シースと、いくつか
の場合、金属シースを包囲する保護ジャケットとを含む。誘電体は、内側導体を
包囲し、内側導体を周りの金属シースから電気的に絶縁する。多数の公知の同軸
ケーブル構造では、発泡フォーム誘電体が内側導体を包囲し、内側導体と周りの
金属シースとの間のスペースを充填する。
【0003】 同軸ケーブルの設計は、従来、電気特性(たとえば信号の高伝搬性、低減衰性
)と、ケーブルの機械特性すなわち曲げ特性との間のバランスであった。たとえ
ば、いくつかの同軸ケーブル構造では、空気スペーサーおよびプラスチックスペ
ーサーが、内側導体と外側導体との間に配置され、これによりケーブルの減衰特
性を低減し、信号伝搬特性を向上する。しかし、内側導体と外側導体との間に配
置されているプラスチックスペーサーは、曲げプロセスにおいて外側導体のため
の支持を十分に提供せず、したがって、外側導体は、曲げプロセスの間にケーブ
ルの座屈、偏平化または圧潰が生じやすく、これにより、ケーブルは使用不能に
なる。1つの代替法は、前述のように、内側導体と外側導体との間にフォーム誘
電体を配置することにある。しかし、曲げ特性は改善されるが、信号伝搬速度は
、通常、低減する。
【0004】 無線周波数ケーブルのための同軸ケーブル工業における1つの最近の進歩は、
大直径ケーブルである。大直径ケーブルは、一般に、小直径ケーブルに比して、
より大きい平均出力定格を有する。しかし、残念ながら、これらのケーブルは、
大直径を有するので、これらのケーブルは、通常は、対応する小直径のものに比
して可撓性が低い。その結果、これらのケーブルの設置は、困難のレベルが高い
。この理由から、大直径ケーブルは可撓性を高めるために、波形あるいはコルゲ
ート状のシースを用いて設計される。
【0005】 大直径ケーブルの別の1つの問題は、これらのケーブル内で一般に使用される
大直径中実内側導体のコストが、使用導体材料の量が大きいことに起因して、か
なり高いことにある。この問題を斟酌して、従来の大直径ケーブルの設計におけ
る1つの代替法は、内側導体として、波形あるいはコルゲート状の金属管を使用
することにある。波形金属管は、内側導体の費用を低減し、波形外側導体と組合
せると、ケーブルの曲げ特性を改善する。しかし、金属管は、ケーブルで通常使
用される外側金属シースと同一の問題を、曲げプロセスにおいて有する。特に、
金属管は、ケーブルの曲げプロセスの間に座屈、偏平化または圧潰する傾向を有
し、これにより、ケーブルは、使用不能になる。さらに、波形内側導管のコスト
は、中実内側導体に比して低減されるが、これらの波形内側導管は、依然として
かなり高価である。さらに、波形内側導体および波形外側導体は、通常、無線周
波信号の減衰および反射(反射減衰)を生じ、コネクタへのケーブルの接続の間
に問題を生じることがある。
【0006】 <発明の要約> 本発明は、特に無線周波信号のための、優れた電気特性を有する同軸ケーブル
を提供する。さらに、本発明は、大直径ケーブルにおいても、優れた可撓性およ
び曲げ特性を有し、曲げプロセスの間に座屈、偏平化または圧潰が生じるのを回
避する同軸ケーブルを提供する。本発明の同軸ケーブルは、容易にコネクタに接
続されることが可能であり、同軸ケーブルを透過して水が流れるのを阻止する、
良好な水遮断特性を有する。さらに、本発明は、同軸ケーブルおよび低コストで
これを製造する方法を提供する。
【0007】 これらのおよび他の特徴は、本発明により、円筒形プラスチックロッドと、前
記プラスチックロッドを包囲する内側導体と、前記内側導体を包囲するフォーム
重合体誘電体層と、前記フォーム重合体誘電体層を密に包囲する管状金属外側シ
ースとを具備する同軸ケーブル提供することにより達成される。管状金属シース
が、ケーブルコアを密に包囲し、これにより、ケーブルのための外側導体が形成
される。さらに、ケーブルは、シースを包囲し、保護重合体層を含むこともあり
、保護重合体層に接着的に結合されることが可能である。円筒形プラスチックロ
ッドは、中央構造部材により支持されることも可能であり、これにより、プラス
チックロッドの形成が、容易になる。本発明の同軸ケーブルは、特に、大直径ケ
ーブル、すなわち2.54cm(1.0インチ)より大きい外側金属シース直径
を有するケーブルに有用であるが、小直径ケーブルにも使用できる。
【0008】 本発明は、同軸ケーブルの製造方法も含む。本発明の方法の実施例では、円筒
形プラスチックロッドが、所定の走行路に沿って前進され、内側導体は、プラス
チックロッドに案内されて、プラスチックロッドを円形に包囲する。好ましくは
、内側導体は、内側導体が、プラスチックロッドをおおよそ円形に包囲し、次い
で、フォームプラスチックロッドに印圧されるように、形成される。さらに、内
側導体は、通常は、プラスチックロッドに接着的に結合される。発泡性重合体配
合物が、内側導体に押出され、これにより、ケーブルコアが形成される。管状金
属シースが、次いで、ケーブルコアに形成され、ケーブルコアを円形に包囲する
。保護重合体ジャケットも、シースを包囲するように形成されことが可能であり
、シースに接着的に結合されることが可能である。プラスチックロッドは、好ま
しくは、中央構造部材に重合体配合物を押出すことにより形成される。次いで、
金属ストリップを前進させ、プラスチックロッドの周りの金属ストリップの互い
に当接する部分を長手方向に溶接し、これにより、内側導体管を形成して内側導
体を形成するか、または、金属ストリップをプラスチックロッドの周りで重畳す
ることも可能である。
【0009】 本発明のこれらおよび他の特徴は、本発明の好ましい実施例および代替実施例
を説明する以下の詳細な説明を斟酌すると、当業者には容易に明らかになる。
【0010】 <発明の詳細な説明> 図1は、本発明により製造された同軸ケーブルを示す。同軸ケーブルは、内側
導体10を有する。好ましくは、内側導体10は、たとえば銅などの、適切な導
電性材料から形成される。内側導体10は、好ましくは、滑らかな壁面を有し、
波形に形成されていない。図1に示されているように、内側導体10は、長手溶
接部11を有し、長手溶接部11は、ケーブルの長さにわたり走行し、これによ
り、内側導線性管が、形成される。
【0011】 好ましくは、内側導体10は、金属ストリップS1から形成され、金属ストリ
ップS1は、管状構造に形成され、金属ストリップS1における互いに対向して
位置する側縁は、互いに当接し、当接されたエッジすなわち側縁は、好ましくは
、高周波誘導溶接プロセスにより形成される、11の個所に示されている、連続
長手溶接部により接合される。高周波誘導溶接による内側導体10の製造が、好
ましいものとして、示されているが、当業者は、内側導体を製造する他の方法、
たとえば、他の溶接法(たとえばガスタングステンアーク溶接またはプラズマア
ーク溶接)、金属ストリップS1を重畳する方法、または、前もって形成された
連続金属管を提供する方法などを使用できることが分かる。
【0012】 内側導体10の曲げは、内側導体の内面に隣接する円筒形プラスチックロッド
12により支持されている。プラスチックロッド12は、好ましくは、内側導体
10の曲げを支持し、ケーブルの全体的圧縮強さに寄与する、たとえばポリエチ
レン、ポリプロピレンおよびポリスチレンンなどの材料から形成される。さらに
、プラスチックロッド12のプラスチック材料は、好ましくは、湿気の多いまた
は湿潤な環境内で安定である。プラスチックロッド12は、中実のプラスチック
材料または発泡独立気泡フォーム重合体材料でよく、このような材料は、水分が
、ケーブルを通過して移行するのを阻止する。付加的に、プラスチックロッド1
2は、プラスチックロッド12の形成を容易にする中央構造部材13により支持
されることも可能である。中央構造部材13は、1つ以上の材料を含み、材料は
、組合せられると、プラスチックロッド12のための高い引張強さ支持を形成す
る。中央構造部材のための適切な材料には、強化プラスチックコード(たとえば
、Kevlar強化ナイロンコードおよび強化エポキシ樹脂コード)および金属
ワイヤ(たとえば銅またはアルミニウムワイヤ)がある。中央構造部材13の使
用は、好ましいが、プラスチックロッド13は、ロッド13の中央長手軸線から
、内側導体10の内面へ連続的に走行するプラスチック材料を有する連続プラス
チックロッド、または、内側導体10の内面に隣接する連続部分と、プラスチッ
クロッドの中央長手軸線に隣接する中空空間とを有する中空プラスチックロッド
でもよい。図1に示されているように、プラスチックロッド12は、通常は、接
着層14により、内側導体10に接着的に結合されている。接着層14内での使
用のための例示的な接着配合物には、エチレンおよびアクリル酸のランダム共重
合体および、所望の接着特性を提供する他の共重合体がある。
【0013】 同軸ケーブルは、さらに、内側導体10を包囲する誘電体層15を含む。誘電
体層15は、内側導体10の外面に隣接するプラスチック誘電材料の連続円筒形
壁を形成する。誘電体層15は、好ましくは、たとえば、ポリエチレン、ポリプ
ロピレンおよびポリスチレンンなどの適切なプラスチックから成る小さい誘電損
失の誘電体である。好ましくは、単位長当たりの誘電体質量を減少させ、ひいて
は、誘電率を減少させるために、誘電材料は、発泡気泡フォーム配合物から成り
、特に、独立気泡フォーム配合物が、好ましい、何故ならばこの配合物は、湿気
の透過に対する耐性を有するからである。好ましくは、誘電体15の気泡は、サ
イズが均一であり、直径が、200μmより小さい。1つの適切なフォーム誘電
体は、発泡高密度ポリエチレン重合体、たとえば、1978年8月12日発行の
共有の米国特許第4104481号明細書に記載の発泡高密度ポリエチレン重合
体などである。付加的に、高密度ポリエチレンおよび低密度ポリエチレンの発泡
ブレンドは、フォーム誘電体としての使用に好ましい。誘電体層15の誘電率を
減少させるために、フォーム誘電体は、約0.28g/cm2より小さい密度、 好ましくは、約0.22g/cm2より小さい密度を有する。
【0014】 本発明の誘電体層15は、一般に、フォーム材料の均一層から成るが、誘電体
層は、誘電体の密度が、内側導体10から、誘電体層の外面へ向かって、連続的
または段階的に半径方向で増加するように、勾配密度または段階的漸変密度を有
することも可能である。たとえば、フォーム中実積層誘電体を使用し、この場合
、誘電体層15は、中実誘電体層により包囲される低密度フォーム誘電体層から
成る。これらの構造は、ケーブルの圧縮強さおよび曲げ特性を増強し、内側導体
10に沿っての密度を0.10g/cm2まで減少するのに使用される。内側導 体10に沿って密度がより低いので、無線周波信号の伝搬速度が高められ、信号
減衰が低減される。
【0015】 誘電体層15は、通常は、前述のようなEAA共重合体などの接着剤の薄層1
6により、内側導体10に結合されている。付加的に、ケーブルは、重合体中実
薄層17および別の接着剤薄層18を含むことも可能であり、これらの層17お
よび18は、内側導体10が、後述のようにリールに巻取られる際、内側導体1
0の外面を保護する。図1に示されているように、内側導体10、プラスチック
ロッド12、フォーム誘電体層15、選択的な中実プラスチック層17、および
対応する接着剤層は、一般的に20により示されているケーブルコアを形成する
【0016】 管状金属外側シース21が、ケーブルコア20を密に包囲している。シース2
1は、一般に、機械的および電気的に連続的であることを特徴とし、通常は、長
手溶接部22を含む。シース21の機械的および電気的連続性により、シースは
、外部からの影響に対して、ケーブルを機械的および頽胸膜に密封するためと、
無線周波信号放射に対して、ケーブルを密封するためとに、効果的に使用される
【0017】 代替的に、シース、ある特別の放射ケーブル用途のために、無線周波エネルギ
ーが、制御下で漏洩するように、多孔性に形成されることも可能である。本発明
の管状金属シース21は、好ましくは、外側導体として、薄壁銅シースを使用す
る。さらに、管状金属シース21は、1.6%より小さい、好ましくは、1.0
%または0.6%より小さく、T/D比(壁厚対外径の比)を維持するように選
択された壁厚を有する。好ましくは、金属シース21の厚さは、本発明の所望の
曲げおよび電気特性を提供するように、0.33mm(0.013インチ)より
薄い。さらに、管状金属シース21は、好ましくは、滑らかな壁面に形成され、
波形に形成されない。滑らかな壁面構造は、ケーブルのジオメトリを最適化し、
これにより、コネクタに接続された場合のケーブルのコンタクト抵抗および変動
性を低減し、コネクタへの信号漏洩を除去する。さらに、滑らかな壁面のシース
21は、一般に、波形のシースに比して、小さいコストで製造できる。
【0018】 管状シース21の内面は、好ましくは、接着剤薄層23により、その長さにわ
たり、そして、周縁延在部にわたり、誘電体層15の外面に連続的に結合されて
いる。好ましくは、接着剤層23は、前述のように、エチレンおよびアクリル酸
のランダム共重合体(EAA)から成る。接着剤層23は、ケーブルの電気特性
に悪影響を与えることを回避するために、可及的に薄く形成される。望ましくは
、接着剤層23は、約0.25mm(約0.001インチ)以下の厚さを有する
【0019】 シース21の外面は、一般に、保護ジャケット24により包囲されている。外
側保護ジャケット24のための適切な配合物は、たとえば、ポリエチレン、塩化
ポリビニル、ポリウレタンおよびゴムなどの、熱可塑性被覆材料を含む。図1に
示されているジャケット24は、ただ1つの材料層から成るが、積層多重ジャケ
ットも、使用でき、これにより、靭性、可剥性、耐燃性、煤煙発生の低減、紫外
線耐性および耐候性、齧歯類動物により噛切りに対する保護、強度耐性、化学的
耐性および/または切断耐性が改善される。図示の実施例では、保護ジャケット
24は、接着剤層25により、シース21の外面に結合され、これにより、同軸
ケーブルの曲げ特性が、向上する。好ましくは、接着剤層25は、前述のEAA
共重合体などの接着剤層である。接着剤層25は、図1に示されているが、保護
ジャケット24は、本発明の所望の曲げ特性を提供するために、シース21の外
面に直接に結合されることも可能である。
【0020】 図2は、図1のケーブルのプラスチックロッド12を製造するための装置の適
切な配置を示す。図示のように、中央構造部材13は、リール32などから繰出
される。前述のように、中央構造部材13は、強化プラスチックコードまたは金
属ワイヤであることもあり、ロッド12のための構造的支持を提供し、ロッドの
製造を容易にする。中央構造部材13は、繰出されて、押出機34およびクロス
ヘッドダイまたは同様の装置に到達し、その場所で、重合体配合物が、中央構造
部材13の周りに押出されて、プラスチックロッド12を形成する。前述のよう
に、重合体配合物は、中実中実またはフォームプラスチックロッド12を形成す
る非発泡性または発泡性重合体配合物であることもある。中央構造部材13が、
使用されない場合、押出機34は、連続シリンダー内へ、または、真空サイザー
に使用により、中空シリンダー内へ、重合体メルトを連続的に押出すように、調
整されることが可能である。発泡性配合物が、使用される場合、押出機34内の
重合体メルトは、窒素などの発泡剤を注入されて、発泡性重合体配合物を形成す
る。発泡剤に加えてまたはその代りに、分解性および反応性化学薬剤を添加して
、発泡性重合体配合物を形成することも可能である。押出機34において、重合
体メルトは、連続的に加圧されて、重合体メルト内での気泡の形成を阻止する。
押出機34から出ると、圧力低下により、発泡性重合体配合物が、フォーム発泡
およびエキスパンド発泡し、これにより、連続的または中空フォームプラスチッ
クロッド12が形成される。代替的に、非発泡性部配合物が、使用される場合、
重合体材料は、ハードニング(硬化)し、冷却して、中実プラスチックロッド1
2を形成する。
【0021】 前述の重合体配合物に加えて、接着剤配合物が、好ましくは、押出機34によ
り、発泡性重合体配合物と一緒に同時押出されて、接着剤層14を形成する。接
着剤配合物により、プラスチックロッド12は、内側導体10に接着し、これに
より、曲げ状態の内側導体の支持を増強する。好ましくは、接着剤配合物は、エ
チレン・アクリル酸(EAA)共重合体である。押出機34は、重合体メルトの
周りに同心で接着剤配合物を連続的に押出す。重合体メルトと一緒の同時押出が
、好ましいが、他の適切な方法、たとえば、吹付、浸漬、または別個の装置内で
の押出も、プラスチックロッド12に接着剤配合物を適用するのに使用されるこ
とが可能である。代替的に、接着剤配合物は、内側導体10の内面に供給され、
これにより、接着剤層14が形成されることも可能である。
【0022】 押出機34から出ると、プラスチックロッド12は、加熱トンネルまたはチャ
ンバなどの接着剤乾燥ステーション35を通り抜けて案内される。乾燥ステーシ
ョンを出ると、プラスチックロッド12および周りの内側導体10は、水トラフ
などの冷却ステーション36を通り抜けて案内される。水は、次いで、一般に、
エアワイプ37または同様の装置により、プラスチックロッド12から除去され
る。この時点で、接着剤によりコーティングされたプラスチックロッド12は、
たとえばリールなどの適切な容器に集めることが可能であり、次いで、さらに、
図3の製造プロセスの部分を通過して前進する。代替的に、プラスチックロッド
12および周りの内側導体10は、リール40に集められること無しに、製造プ
ロセスの残りの部分を通過して、連続的に前進させることも可能である。
【0023】 図3に示されているように、接着剤によりコーティングされたプラスチックロ
ッド12は、リール40から引出され、プラスチックロッドに、一連の矯正ロー
ル41を通り抜けさせて前進させることにより、矯正される。リールなどの適切
な供給源からの細い細長ストリップS1が、次いで、前進するプラスチックロッ
ド12の周りを案内され、案内ロール43により、略円筒形形状に曲げられて、
ロッドをおおよそ円形に包囲する。好ましくは、ストリップS1は、銅から形成
される。さらに、前述のように、内側導体10の内面に対応する、ストリップS
1の表面は、接着剤配合物によりコーティングされることが可能である。このよ
うにして形成されたストリップS1の、互いに対向して位置する長手エッジは、
次いで、動かされて当接し、ストリップは、溶接機44を通り抜けて前進し、溶
接機448、ストリップS1の当接するエッジを接合することにより、長手溶接
部11を形成する。好ましくは、高周波誘導溶接が、長手溶接部11を形成する
のに使用されるが、他の溶接手段、たとえばガスタングステンアーク溶接または
プラズマアーク溶接も、ストリップS1の、互いに対向して位置する長手エッジ
を接合するのに使用されることが可能であり、または、ストリップは、プラスチ
ックロッド12の周りに重畳されることも可能である。
【0024】 長手方向に溶接されたストリップS1は、内側導体10を形成し、内側導体1
0は、ロッド12をおおよそ円形に包囲する。前述の好ましい高周波誘導溶接プ
ロセスは、次いで、そぎブレード48が、高周波誘導溶接プロセスの間に形成さ
れた溶接ばりを、内側導体からそぐ。圧縮強さを増強して、座屈、偏平化または
圧潰を阻止することが望まれる場合、内側導体は、そぎブレード48に、内側導
体を当てる前に、楕円形形状に形成することが可能である。
【0025】 いったん、長手溶接部11が、シース21内に形成されると、同時に前進する
プラスチックロッド12と、内側導体10とは、少なくとも1つの沈めダイ50
を通り抜けて前進し、沈めダイ50は、シースをケーブルコア上に沈め、これに
より、プラスチックロッド12の圧縮が、生じる。潤滑剤が、好ましくは、内側
導体が、沈めダイ50を通り抜ける際、内側導体の表面に適用される。
【0026】 いったん、内側導体10が、プラスチックロッド12に形成されると、内側導
体の外面のいかなる潤滑剤も、除去され、これにより、誘電体層15への内側導
体の結合能力が、向上される。接着剤層16が、次いで、プラスチックロッド1
2および周りの内側導体10を押出機52を通り抜けさせて前進させることによ
り、内側導体10の外面に形成され、押出機52ではEAA共重合体などの接着
剤配合物が内側導体上に同心に押出されて、接着剤層16を形成する。接着剤層
16に加えて、中実プラスチック薄層17および、選択的に、接着剤層18を形
成する接着剤配合物を、押出機52内で同時押出することが可能である。プラス
チックロッド12および周りの内側導体10は、次いで、クエンチングおよび乾
燥され、リール54に集められ、次いで、さらに、図4のプロセスの部分を通過
して前進するか、または、直接に、図4のプロセスの部分を通過して前進する。
【0027】 図4に示されているように、プラスチックロッド12および周りの内側導体1
0は、リール54から繰出されて案内されることが可能である。プラスチックロ
ッド12および周りの内側導体10は、次いで、押出機66を通り抜けて前進し
、押出機66は、誘電体層15を形成するのに使用される重合体配合物を適用す
る。好ましくは、発泡性重合体配合物が、誘電体層15を形成するのに使用され
る。押出機66において、フォーム誘電体層15のために使用されるべき成分が
、重合体メルトを形成するために組合せられる。重合体配合物は、好ましくは、
発泡性重合体配合物であり、したがって、フォーム誘電体層15を形成する。好
ましくは高密度ポリエチレンおよび低密度ポリエチレンが、押出機66内で核剤
と組合せられて、重合体メルトを形成する。いったん一緒に融解したこれらのコ
ンパウンドは、次いで、窒素などの発泡剤を注入されて、発泡性重合体配合物を
形成する。発泡剤に加えてまたはその代りに、分解性または反応性化学薬剤を添
加して、発泡性重合体配合物を形成することも可能である。押出機66において
、重合体メルトは、連続的に加圧されて、重合体メルト内に気泡が形成されるの
を阻止する。押出機66は、前進する内側導体10の周りに同心に重合体メルト
を押出す。押出機66を出ると、圧力低下により、発泡性重合体配合物は、フォ
ーム発泡およびエキスパンド発泡して内側導体10を包囲する連続円筒形フォー
ム誘電体層15を形成する。
【0028】 発泡性重合体配合物に加えて、EAA共重合体などの接着剤配合物が、好まし
くは、発泡性重合体配合物と一緒に同時押出されて、接着剤層23を形成する。
押出機66は、重合体メルトの周りに、接着剤配合物を連続的に押出す。重合体
メルト突出に接着剤配合物を同時押出することが好ましいが、他の適切な方法、
たとえば吹付、浸漬、または別個の装置内での押出を使用して、接着剤配合物を
誘電体層15に適用することも可能である。
【0029】 ケーブルの内側導体10に沿ってフォーム誘電体を低密度に形成するために、
前述の方法を変更して、勾配密度誘電体または段階的漸変密度誘電体を形成する
ことも可能である。たとえば、低密度フォーム内側層を有する多層誘電体および
高密度フォームまたは中実外側層において、誘電体層を形成する重合体配合物は
、一緒に同時押出されることが可能であり、さらに、接着剤層23を形成する接
着剤配合物と一緒に同時押出されることも可能である。代替的に、誘電体層は、
順次の押出機を使用して、別個に押出されることも可能である。他の適切な方法
も、使用されることが可能である。たとえば、内側導体10の温度を、上昇させ
て、内側導体に沿って気泡のサイズを増加させ、ひいては、その密度を減少させ
て、半径方向に増加する密度を有する誘電体を形成することも可能である。
【0030】 押出機66を出ると、接着剤によりコーティングされたコア20は、加熱トン
ネルまたはチャンバなどの接着剤乾燥ステーション67を通り抜けて案内される
。乾燥ステーション67を出ると、コアは、水トラフなどの冷却ステーション6
8を通り抜けて案内される。水は、次いで、一般に、エアワイプまたは同様の装
置により、コア20から除去される。この時点で、接着剤によりコーティングさ
れたコア20は、たとえばリール70などの適切な容器に集められ、次いで、さ
らに、図5の製造プロセスの残りの部分を通過して前進する。代替的に、接着剤
によりコーティングされたコア20は、リールに集められること無しに、製造プ
ロセスの残りの部分を通過して前進する。
【0031】 図5に示されているように、接着剤によりコーティングされたコア20は、リ
ール70から引出され、さらに、処理されて、同軸ケーブルを形成する。通常は
、接着剤によりコーティングされたコアは、接着剤によりコーティングされたコ
アを、一連の矯正ロールを通り抜けさせることにより、矯正される。リール72
などの適切な供給源からの細い細長ストリップS2が、次いで、前進するコアの
周りを案内され、案内ロール73により、略円筒形形状に曲げられて、コアをお
およそ円形に包囲する。好ましくは、ストリップS2は、銅から成る。このよう
にして形成されたストリップS2の、互いに対向して位置する長手エッジは、次
いで、動かされて、互いに当接し、ストリップは、溶接機74を通り抜けて前進
し、溶接機74は、ストリップS2の、互いに当接するエッジを接合することに
より、長手溶接部22を形成する。長手方向に溶接されたストリップは、コア2
0をおおよそ包囲する、機械的に連続的なシース21を形成する。好ましくは、
ガスタングステンアーク溶接部が、形成されて、ストリップS2の、互いに対向
して位置する長手エッジを接合するが、他の溶接法、たとえばプラズマアーク溶
接および(溶接ばりをそぐことを伴う)高周波誘導溶接を使用して、シース21
内の長手溶接部22を形成することも可能である。
【0032】 いったん、長手溶接部22が、シース21内に形成されると、同時に前進する
コア20とシースとは、少なくとも1つの印圧ダイ80を通り抜けて前進し、印
圧ダイ80は、シースをケーブルコアに印圧し、これにより、誘電体層15が、
圧縮される。潤滑剤が、好ましくは、シース21が、印圧ダイ80を通り抜けて
前進する際、シース21の表面に適用される。いったん、シースが、コア20に
形成されると、シースの外面のいかなる潤滑剤も、除去され、これにより、保護
ジャケット24へのシースの結合能力が、増強される。接着剤層25および保護
ジャケット24は、次いで、シース21の外面に形成される。本発明では、外側
保護ジャケット24が、コア20および周りのシース21を、押出機82を通り
抜けさせて前進させることにより、形成され、押出機82では、重合体配合物が
、接着剤層25を包囲して同心で押出され、これにより、保護ジャケット24が
、形成される。好ましくは、溶融接着剤配合物、たとえばEAA共重合体が、重
合体配合物と一緒に、シース21を包囲して同心で同時押出され、重合体配合物
は、溶融接着剤配合物を同心で包囲し、これにより、接着剤層25および保護ジ
ャケット24が、形成される。重合体多層が、ジャケット24を形成するのに使
用される場合、多層を形成する重合体配合物は、互いに包囲して一緒に、そして
、接着剤層25を形成する接着剤配合物とも一緒に、同時押出されて、保護ジャ
ケットを形成する。付加的に、保護ジャケット24と色彩がコントラストを成す
重合体配合物の長手トレーサーストライプが、標識目的のために、ジャケットを
形成する重合体配合物と一緒に同時押出されることも可能である。
【0033】 保護ジャケット24を形成する重合体配合物の熱は、接着剤層23を活性化す
るのに使用され、これにより、シース21の内面と、誘電体層15との間に接着
結合が、形成される。いったん、保護ジャケット24が、適用されると、同軸ケ
ーブルは、次いで、クエンチングされ、これにより同軸ケーブル内の材料が、冷
却およびハードニング(硬化)される。いったん、同軸ケーブルが、クエンチン
グおよび乾燥されると、このようにして形成されたケーブルは、次いで、貯蔵お
よび出荷のための、たとえばリールなどの適切な容器に集められる。
【0034】 本発明の同軸ケーブルは、同軸ケーブルの曲げ特性を向上するのに好適に設計
されている。特に、本発明の同軸ケーブルは、ケーブルの曲げプロセスの間に、
内側導体10および外側金属シース21が座屈、偏平化および圧潰されるのを制
限するように設計されている。ケーブルの曲げプロセスの間、ケーブルの一方の
側は、伸長され、引張応力にかけられ、ケーブルの他方の側は、圧縮され、圧縮
応力にかけられる。プラスチックロッド12およびコア20が、半径方向圧縮に
おいて十分に剛く、内側導体10およびシースの局所的圧縮降伏荷重が、十分に
小さい場合、内側導体およびシースの、引張された側は、降伏すると、長手方向
に伸びて、ケーブルの曲げに適合調整する。したがって、内側導体10およびシ
ース21の圧縮側は、好ましくは、短縮し、これにより、ケーブルの曲げが、可
能となる。プラスチックロッドおよびシースの圧縮側が、短縮しない場合、ケー
ブルを曲げることにより引起こされる圧縮応力により、内側導体またはシースの
いずれかが、座屈する。
【0035】 圧縮側に位置する重合体層および内側導体10および外側金属シース21の引
張側は、曲げプロセスにおける内側導体およびシースのための支持を提供する。
さらに、接着剤層14、16、23および25は、重合体層と内側導体10およ
びシース21との間の結合を容易にするだけでなく、さらに、曲げプロセスにお
いて内側導体およびシースを指示する。したがって、プラスチックロッド12、
フォーム誘電体層15、および対応する接着剤層が、曲げプロセスの間に内側導
体10およびシース21の座屈、偏平化または圧潰が発生するのを阻止する。
【0036】 内側導体10の曲げ特性を向上するのに加えて、プラスチックロッド12は、
本発明の同軸ケーブルにおける他の利点も提供する。特に、プラスチックロッド
12により、金属薄ストリップを、本発明の同軸ケーブルにおける内側導体10
として使用することが可能となり、しかも、従来の高直径ケーブルに使用される
波形内側導管に比して、コストとが、大幅に低い。さらに、プラスチックロッド
12は、同軸ケーブル内の、そして、特に、内側導体10内の水の移行を阻止す
るかまたは大幅に低減する。ケーブル内の接着剤層およびフォーム誘電体層15
も、ケーブルを透過して水が移行するのを阻止する利点を提供し、一般に、曲げ
特性が向上されたケーブルを提供する。さらに、滑らかな壁面の導体が、本発明
のケーブル全長にわたり使用できるので、ケーブルは、設置の間に容易に、コネ
クタに接続されることが可能であり、これは、特に、波形内側導体および外側導
体を有する同様のケーブルに比して顕著である。
【0037】 本発明の同軸ケーブルは、従来の同軸ケーブルに比して、曲げ特性を向上させ
た。本発明の同軸ケーブルは、特に、2.54cm(1.0インチ)以上のシー
ス直径を有する大直径低損失同軸ケーブルで有用である。これらのケーブルでは
、従来のケーブルで使用される中実内側導体は、内側導体10により置換するこ
とが可能である。高周波信号は、本発明の外側導体で搬送されるので、この置換
は、ケーブルの伝搬特性を劣化しない。さらに、ケーブルの曲げ特性は、劣化さ
れない、何故ならば内側導体10は、プラスチックロッド10により、曲げプロ
セスにおいて支持されるからである。したがって、導体材料の量は減少され、し
たがって、ケーブルに使用される材料のコストも低減される。したがって、同軸
ケーブルは、高周波無線周波数用途、たとえば50オーム用途に使用できる。本
発明の同軸ケーブルは、大直径ケーブル用途に使用されるが、本発明の同軸ケー
ブルは、小直径ケーブル、すなわち、2.54cm(1.0インチ)より小さい
直径を有するケーブルにも使用でき、これにより前述の利点と同一の利点が得ら
れる。
【0038】 前述のように、本発明の同軸ケーブルは、優れた曲げ特性を有する。特に、本
発明の同軸ケーブルは、少なくとも5、好ましくは少なくとも10のコア対シー
ス剛性比を有する。さらに、本発明の同軸ケーブルの最小曲げ曲率半径は、10
ケーブル直径より大幅に小さく、約7ケーブル直径以下のオーダである。
【0039】 さらに、ケーブルの管状シース壁厚は、壁厚対その外径の比(T/D比)が、
約1.6%、好ましくは約1.0%以下、より好ましくは、0.6以下であるよ
うに、実現されている。シースの壁厚が減少されたことにより、同軸ケーブルの
曲げ特性が改善され、同軸ケーブルの無線周波数信号の減衰が低減される。
【0040】 本発明の以上の説明を読むと、当業者は、本発明の変化および変更を行うこと
ができる。これらの変化および変更は、添付の請求の範囲の精神および範囲に含
まれる。
【図面の簡単な説明】
図1は、断面で本発明の同軸ケーブルを示す斜視図であり、分かり易いように
、ケーブルの一部が取り除かれている。 図2は、本発明の同軸ケーブルで使用されるプラスチックロッドを製造するた
めの装置の概略図である。 図3は、シースと、選択的にジャケットとを、接着剤によりコーティングされ
たコアに適用して、本発明の同軸ケーブルを製造するための装置の概略図である
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 アダムズ,スコット・エム アメリカ合衆国ノースカロライナ州28609, カトーバ,ローレンス・ロード 1047 (72)発明者 ヴァッカロ,ロナルド アメリカ合衆国ノースカロライナ州28601, ヒッコリー,テンス・アヴェニュー・ドラ イヴ,ノース・イースト 333,ナンバー 114 Fターム(参考) 5G319 FA03 FA08 FB07 FC15 FC27 FC37 5G323 EA02

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形プラスチックロッドと、前記プラスチックロッドを包
    囲する内側導体と、前記内側導体を包囲するフォーム重合体誘電体層と、前記フ
    ォーム重合体誘電体層を近くに包囲する管状金属外側シースとを具備する同軸ケ
    ーブル。
  2. 【請求項2】 前記金属シースが、2.54cm(1.0インチ)以上の直
    径を有する、請求項1に記載の同軸ケーブル。
  3. 【請求項3】 前記金属シースの外径に対する前記金属シースの厚さの比が
    、1.0%以下である、請求項1または2に記載の同軸ケーブル。
  4. 【請求項4】 前記内側導体が、前記プラスチックロッドに接着して結合し
    ている、請求項1から請求項3のうちのいずれか1つの請求項に記載の同軸ケー
    ブル。
  5. 【請求項5】 さらに、中央構造部材が、前記プラスチックロッドを支持す
    るように、前記円筒形プラスチックロッド内に中央構造部材を具備する、請求項
    1から請求項4のうちのいずれか1つの請求項に記載の同軸ケーブル。
  6. 【請求項6】 前記中央構造部材が、強化プラスチック材料または金属材料
    から成る、請求項5に記載の同軸ケーブル。
  7. 【請求項7】 前記プラスチックロッドが、独立気泡フォームプラスチック
    ロッドである、請求項1から請求項6のうちのいずれか1つの請求項に記載の同
    軸ケーブル。
  8. 【請求項8】 さらに、前記フォーム重合体誘電体層と前記シースとの間に
    中実誘電体を具備する、請求項1から請求項7のうちのいずれか1つの請求項に
    記載の同軸ケーブル。
  9. 【請求項9】 前記フォーム重合体誘電体層の密度が、前記内側導体から前
    記シースへ向かって半径方向で増加する、請求項1から請求項8のうちのいずれ
    か1つの請求項に記載の同軸ケーブル。
  10. 【請求項10】 円筒形プラスチックロッドと、前記プラスチックロッドを
    包囲し、前記プラスチックロッドに接着して結合されている銅内側導体と、前記
    内側導管を包囲し、前記管状内側導体に接着して結合されているフォーム重合体
    層と、前記フォーム重合体誘電体層を包囲する前記滑らかな壁面の管状銅外側シ
    ースと、前記外側シースを包囲し、前記外側シースに接着的に結合されている保
    護重合体ジャケットとを具備する同軸ケーブル。
  11. 【請求項11】 所定の走行路に沿って円筒形プラスチックロッドを前進さ
    せるステップと、 前記プラスチックロッドを円形に包囲するように、前記プラスチックロッドに
    内側導体を案内するステップと、 ケーブルコアを形成するために、前記内側導体に発泡性重合体配合物を押出す
    ステップと、 前記ケーブルコアを包囲するように、前記ケーブルコアに管状金属外側シース
    を形成するステップと を具備する同軸ケーブルの製造方法。
  12. 【請求項12】 ケーブルコアを形成するために、前記内側導体に発泡性重
    合体配合物を押出す前記ステップが、前記内側導体を包囲するように、発泡性重
    合体配合物を同時押出しし、前記発泡性重合体配合物を包囲するように、中実重
    合体配合物を同時押出しし、前記中実重合体配合物を包囲するように、接着剤配
    合物を同時押出することを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 ケーブルコアを形成するために、前記内側導体に発泡性重
    合体配合物を押出す前記ステップが、前記プラスチックロッドと前記ロッドを包
    囲する前記内側導体とを押出機内へ入れて通り抜けさせ、前記内側導体に発泡性
    重合体配合物を押出すことと、前記前進する内側導体を包囲する発泡フォーム誘
    電体層から成るケーブルコアを形成するために押出された重合体配合物をフォー
    ム発泡およびエキスパンド発泡させることとを含む、請求項11または12に記
    載の方法。
  14. 【請求項14】 さらに、前記プラスチックロッドに前記内側導体を接着し
    て結合するステップを含む、請求項11から請求項13のうちのいずれか1つの
    請求項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 さらに、円筒形プラスチックロッドを前進させる前記ステ
    ップの前に、円筒形プラスチックロッドを形成するために、中央構造部材に重合
    体配合物を押出すステップを具備する、請求項11から請求項14のうちのいず
    れか1つの請求項に記載の方法。
  16. 【請求項16】 円筒形プラスチックロッドを前進させる前記ステップが、
    独立気泡フォームプラスチックロッドを前進させることを含む、請求項11から
    請求項15のうちのいずれか1つの請求項に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記プラスチックロッドを円形に包囲するように、前記プ
    ラスチックロッドに内側導体を案内する前記ステップが、前記プラスチックロッ
    ドの周りに金属ストリップを案内することを含む、請求項11から請求項16の
    うちのいずれか1つの請求項に記載の方法。
  18. 【請求項18】 所定走行路に沿って円筒形プラスチックロッドを前進させ
    るステップと、 前記プラスチックロッドをおおよそ円形に包囲するように、内側導体を前進お
    よび形成するステップと、 前記プラスチックロッドに前記内側導管を印圧するステップと、 前記プラスチックロッドに前記内側導管を接着的に結合するステップと、 前記内側導管の周りに接着剤配合物を押出すステップと、 ケーブルコアを形成するために、前記内側導管を包囲する接着剤配合物に発泡
    性重合体配合物を押出すステップと、 前記ケーブルコアをおおよそ円形に包囲する管状金属外側シースを形成するス
    テップと、 同軸ケーブルを形成するために、前記ケーブルコアの圧縮を引起こすために前
    記ケーブルコアにシースを印圧するステップと、 前記シースを包囲する保護重合体ジャケットを形成し、前記ジャケットを前記
    シースに接着的に結合するステップと を具備する同軸ケーブルの製造方法。
JP2000510143A 1997-08-14 1998-08-06 同軸ケーブルおよびその製造法 Expired - Fee Related JP4023771B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US91153897A 1997-08-14 1997-08-14
US08/911,538 1997-08-14
PCT/US1998/016398 WO1999009562A1 (en) 1997-08-14 1998-08-06 Coaxial cable and method of making same

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001516123A true JP2001516123A (ja) 2001-09-25
JP4023771B2 JP4023771B2 (ja) 2007-12-19

Family

ID=25430420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000510143A Expired - Fee Related JP4023771B2 (ja) 1997-08-14 1998-08-06 同軸ケーブルおよびその製造法

Country Status (12)

Country Link
US (2) US6800809B2 (ja)
EP (1) EP1004122B1 (ja)
JP (1) JP4023771B2 (ja)
KR (1) KR100334198B1 (ja)
CN (1) CN100367418C (ja)
AT (1) ATE306714T1 (ja)
AU (1) AU736601B2 (ja)
BR (1) BR9811932B1 (ja)
CA (1) CA2301277C (ja)
DE (1) DE69831870T2 (ja)
TW (1) TW373189B (ja)
WO (1) WO1999009562A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006511913A (ja) * 2002-12-20 2006-04-06 コムスコープ インコーポレイテッド オブ ノース カロライナ 複合内部導体を有する同軸ケーブルの製造方法及び装置
JP2012503842A (ja) * 2008-09-23 2012-02-09 アンドリュー・エルエルシー 同軸ケーブルのための熱質量補償型誘電発泡支持構造および製造方法
JP2015185269A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 日立金属株式会社 同軸ケーブル

Families Citing this family (69)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE59911706D1 (de) * 1998-11-19 2005-04-07 Andreas Neuner Pflanzenarrangement mit halter für gegenstände darin
KR100402368B1 (ko) * 2000-10-30 2003-10-17 한양전설(주) 케이블 일체형 파이프의 제조장치 및 제조방법
US6610927B2 (en) * 2001-03-15 2003-08-26 Thomas & Betts International, Inc. Water resistant electrical box
ITMI20011279A1 (it) * 2001-06-18 2002-12-18 Tarfil S R L Tubo flessibile ripieno di acrilato che a contatto con acqua si apre
US7066754B2 (en) * 2004-07-29 2006-06-27 Zih Corp. Printer cable and associated strain relief collar for creating a ruggedized connection for an electrical terminal of a printer and associated methods therefor
US7421910B2 (en) * 2004-10-07 2008-09-09 The Curators Of The University Of Missouri Strain sensitive coax cable sensors for monitoring structures
US7157645B2 (en) * 2005-02-04 2007-01-02 Commscope Properties, Llc Coaxial cables having improved smoke performance
US7476809B2 (en) * 2005-03-28 2009-01-13 Rockbestos Surprenant Cable Corp. Method and apparatus for a sensor wire
US7425676B2 (en) * 2005-09-08 2008-09-16 At&T Intellectual Property L.L.P. Coaxial cable for exterior use
US7390963B2 (en) 2006-06-08 2008-06-24 3M Innovative Properties Company Metal/ceramic composite conductor and cable including same
JP4733582B2 (ja) * 2006-07-24 2011-07-27 古野電気株式会社 アンテナ装置
US7529450B2 (en) * 2007-02-23 2009-05-05 Superior Essex Communications Lp Fiber optic cable comprising improved filling material and method of fabrication
US20080205830A1 (en) * 2007-02-23 2008-08-28 Superior Essex Communications Lp Method and apparatus for protecting optical fibers of a cable
US8089000B2 (en) * 2007-10-12 2012-01-03 General Cable Technologies Corporation Waterproof data cable with foam filler and water blocking material
DE102007050402B3 (de) * 2007-10-19 2009-06-04 Geo. Gleistein & Sohn Gmbh Seil mit darin aufgenommenem elektrischen Leiter
US7687719B2 (en) 2007-12-14 2010-03-30 Commscope Inc. Of North Carolina Coaxial cable including tubular bimetallic outer layer with angled edges and associated methods
US8302294B2 (en) * 2007-12-14 2012-11-06 Andrew Llc Method of making a coaxial cable including tubular bimetallic inner layer with folded over edge portions
US7569766B2 (en) * 2007-12-14 2009-08-04 Commscope, Inc. Of North America Coaxial cable including tubular bimetallic inner layer with angled edges and associated methods
US7569767B2 (en) * 2007-12-14 2009-08-04 Commscope, Inc. Of North Carolina Coaxial cable including tubular bimetallic inner layer with folded edge portions and associated methods
US7687717B2 (en) 2007-12-14 2010-03-30 Commscope Inc. Of North Carolina Coaxial cable including tubular bimetallic inner layer with bevelled edge joint and associated methods
US7622678B2 (en) * 2007-12-14 2009-11-24 Commscope Inc. Of North Carolina Coaxial cable including tubular bimetallic outer layer with folded edge portions and associated methods
US7687718B2 (en) * 2007-12-14 2010-03-30 Commscope Inc. Of North Carolina Coaxial cable including tubular bimetallic outer layer with bevelled edge joint and associated methods
JP5262187B2 (ja) * 2008-02-29 2013-08-14 日立電線株式会社 含水吸水性ポリマー含有樹脂組成物
FR2941812A1 (fr) 2009-02-03 2010-08-06 Nexans Cable de transmission electrique a haute tension.
US20110011638A1 (en) * 2009-07-16 2011-01-20 Paul Gemme Shielding tape with edge indicator
US9728304B2 (en) 2009-07-16 2017-08-08 Pct International, Inc. Shielding tape with multiple foil layers
JP2011074311A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Hitachi Cable Ltd 含水吸水性ポリマ分散紫外線硬化型樹脂組成物、多孔質物及びこれを用いた絶縁電線ケーブル
CA2730977A1 (en) * 2010-02-01 2011-08-01 Stickeryou, Inc. Assets protection in user-generated stickers using automatic notice insertion
CN102948018B (zh) 2010-05-21 2016-04-06 Pct国际股份有限公司 带有锁定机构的连接器及其相关的系统和方法
US8579658B2 (en) 2010-08-20 2013-11-12 Timothy L. Youtsey Coaxial cable connectors with washers for preventing separation of mated connectors
CN103109330B (zh) * 2010-09-17 2016-03-09 3M创新有限公司 纤维强化的加载纳米粒子的热固性聚合物复合线材、线缆以及方法
CH704600A1 (de) * 2011-03-14 2012-09-14 Huber+Suhner Ag Koaxialkabel.
US9046342B2 (en) * 2011-04-01 2015-06-02 Habsonic, Llc Coaxial cable Bragg grating sensor
CN102360591A (zh) * 2011-09-07 2012-02-22 江苏通鼎光电股份有限公司 电缆用内导体
WO2013052569A1 (en) * 2011-10-07 2013-04-11 Shell Oil Company Forming a tubular around insulated conductors and/or tubulars
US9028276B2 (en) 2011-12-06 2015-05-12 Pct International, Inc. Coaxial cable continuity device
JP5984440B2 (ja) * 2012-03-14 2016-09-06 矢崎総業株式会社 同軸電線の製造方法
AU2013255534B2 (en) * 2012-05-02 2017-02-23 Nexans A light weight cable
FR2990791B1 (fr) * 2012-05-16 2015-10-23 Nexans Cable de transmission electrique a haute tension
US9435978B1 (en) 2012-06-14 2016-09-06 Superior Essex Communications Lp Water-resistant optical fiber cables
US10443315B2 (en) 2012-11-28 2019-10-15 Nextstream Wired Pipe, Llc Transmission line for wired pipe
US9052043B2 (en) 2012-11-28 2015-06-09 Baker Hughes Incorporated Wired pipe coupler connector
US8986028B2 (en) * 2012-11-28 2015-03-24 Baker Hughes Incorporated Wired pipe coupler connector
US20140276066A1 (en) * 2013-03-12 2014-09-18 Volcano Corporation Imaging apparatus with reinforced electrical signal transmission member and method of use thereof
US9058922B2 (en) * 2013-03-25 2015-06-16 Commscope Technologies Llc Method of manufacturing chain extended foam insulation coaxial cable
US9915103B2 (en) 2013-05-29 2018-03-13 Baker Hughes, A Ge Company, Llc Transmission line for wired pipe
US9928944B2 (en) * 2013-07-19 2018-03-27 Dow Global Technologies Llc Cable with polymer composite core
US8923675B1 (en) 2013-09-24 2014-12-30 Corning Optical Communications LLC Optical fiber cable with core element having surface-deposited color layer
KR101821013B1 (ko) * 2015-03-31 2018-01-22 주식회사 엘지화학 이차전지용 파우치 외장재 및 이를 포함하는 파우치형 이차전지
CN104733822B (zh) * 2015-04-07 2017-03-29 苏玲萍 一种天线馈线用射频同轴电缆及其制造方法
US9941030B2 (en) * 2015-04-22 2018-04-10 Marmon Utility Llc Electromagnetic and anti-ballistic shield cable
US10113979B2 (en) * 2015-04-27 2018-10-30 The Trustees Of Dartmouth College Systems, probes, and methods for dielectric testing of wine in bottle
US9768546B2 (en) 2015-06-11 2017-09-19 Baker Hughes Incorporated Wired pipe coupler connector
US10395791B2 (en) * 2015-08-28 2019-08-27 President And Fellows Of Harvard College Electrically conductive nanowire Litz braids
CN105374464A (zh) * 2015-12-08 2016-03-02 无锡江南电缆有限公司 一种自承载水密型同轴电缆
CN105355304A (zh) * 2015-12-08 2016-02-24 无锡江南电缆有限公司 一种自承载抗压型大功率同轴复合电缆
CN105390208A (zh) * 2015-12-08 2016-03-09 无锡江南电缆有限公司 一种自承载水密型大功率同轴电缆
EP3279902A1 (en) * 2016-08-04 2018-02-07 Alcatel-Lucent Shanghai Bell Co., Ltd. Coaxial cable and method of manufacturing a coaxial cable
US10124748B2 (en) * 2016-08-31 2018-11-13 Autonetworks Technologies, Ltd. Vehicular high-voltage wire and wire harness
CN106601326A (zh) * 2016-12-30 2017-04-26 通鼎互联信息股份有限公司 一种耐弯曲宽频辐射型漏泄同轴电缆
CN109143510B (zh) * 2018-10-15 2024-01-05 富通集团(嘉善)通信技术有限公司 连续化生产光缆的方法以及系统
DE102019112742A1 (de) * 2019-05-15 2020-11-19 Leoni Kabel Gmbh Koaxialleitung
CN114615906A (zh) * 2019-10-31 2022-06-10 斯坦比公司 制造鞋用加强件的组合物和方法
CN111403080A (zh) * 2020-03-24 2020-07-10 东莞讯滔电子有限公司 电缆及其制造方法
US11848120B2 (en) 2020-06-05 2023-12-19 Pct International, Inc. Quad-shield cable
US11895815B2 (en) * 2020-06-23 2024-02-06 Intel Corporation Additive manufacturing for integrated circuit assembly cables
US11887944B2 (en) 2020-06-23 2024-01-30 Intel Corporation Additive manufacturing for integrated circuit assembly connectors
US11842826B2 (en) 2020-06-23 2023-12-12 Intel Corporation Additive manufacturing for integrated circuit assembly connector support structures
CN114763022A (zh) * 2021-02-26 2022-07-19 依诺凡(昆山)新材料有限公司 类软木性能的具有吸湿功能的交替多层发泡材料

Family Cites Families (57)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US527414A (en) 1894-10-16 Sylvania
CA448670A (en) 1948-05-25 Reinhold Ferdinand Carsten Hans Electric conductor for carrying high frequency currents
US1904887A (en) 1929-04-10 1933-04-18 Western Electric Co Electric cable
US2222748A (en) 1937-10-16 1940-11-26 Detroit Edison Co Fluid stop for power cables
US2507508A (en) 1944-11-11 1950-05-16 Myron A Elliott Water sealing cable construction
US3193712A (en) 1962-03-21 1965-07-06 Clarence A Harris High voltage cable
DE1665739A1 (de) * 1963-09-25 1971-03-18 Siemens Ag Verfahren zum Isolieren duenner elektrischer Leiter
US3309455A (en) 1964-09-21 1967-03-14 Dow Chemical Co Coaxial cable with insulating conductor supporting layers bonded to the conductors
US3340353A (en) 1966-01-28 1967-09-05 Dow Chemical Co Double-shielded electric cable
US3588317A (en) 1968-11-08 1971-06-28 Simplex Wire & Cable Co Shielded cable
US3643007A (en) 1969-04-02 1972-02-15 Superior Continental Corp Coaxial cable
US3679810A (en) 1970-12-21 1972-07-25 Bell Telephone Labor Inc System for maintaining low relative humidity in telephone cables and other enclosures
US3717719A (en) 1971-11-17 1973-02-20 Int Standard Electric Corp Coaxial cable inner conductor
US3999003A (en) 1972-08-18 1976-12-21 SA des Cableries et Trefileries de Cossonay Telecommunication cable resistant to water penetration
CA1022633A (en) * 1974-05-04 1977-12-13 Shuji Yamamoto Dual coated power cable with calcium oxide filler
US4004077A (en) 1975-03-07 1977-01-18 Northern Electric Company Limited Water blocked electric cables
US4104481A (en) 1977-06-05 1978-08-01 Comm/Scope Company Coaxial cable with improved properties and process of making same
USRE30715E (en) 1978-11-01 1981-08-18 Northern Telecom Limited Water blocked electric cables
US4238638A (en) 1978-12-08 1980-12-09 Phillips Cables Ltd. Electric cable
US4333706A (en) 1979-12-26 1982-06-08 Siecor Corporation Filling materials for communications cable
FR2487568A1 (fr) 1980-07-25 1982-01-29 Cables De Lyon Geoffroy Delore Ame pour cable coaxial
US4399322A (en) * 1982-02-01 1983-08-16 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Low loss buoyant coaxial cable
US4472595B1 (en) 1982-07-19 1994-08-30 Scope Co Coaxial cable having enhanced handling and bending characteristics
US4707569A (en) * 1985-06-03 1987-11-17 Japan Styrene Paper Corporation Multi-conductor cable
US5256705A (en) 1986-03-26 1993-10-26 Waterguard Industries, Inc. Composition with tackifier for protecting communication wires
US5461195A (en) 1986-03-26 1995-10-24 Waterguard Industries, Inc. Filled telecommunications cable having temperature stable mutual capacitance
US4963695A (en) 1986-05-16 1990-10-16 Pirelli Cable Corporation Power cable with metallic shielding tape and water swellable powder
US4701575A (en) 1986-05-27 1987-10-20 Comm/Scope Company Jacketed cable with powder layer for enhanced corrosion and environmental protection
GB8704938D0 (en) 1987-03-03 1987-04-08 Bp Chem Int Ltd Cables
US4815813A (en) 1987-10-30 1989-03-28 American Telephone And Telegraph Company Water resistant communications cable
US5082719A (en) 1987-10-30 1992-01-21 At&T Bell Laboratories Water resistant communications cable
US4867526A (en) 1987-10-30 1989-09-19 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Water resistant communications cable
FR2637127A1 (fr) 1988-09-23 1990-03-30 Cosyns Henri Ligne coaxiale de transmission basse impedance
US4909592A (en) 1988-09-29 1990-03-20 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Communication cable having water blocking provisions in core
US5246770A (en) 1988-12-20 1993-09-21 Intissel S.A. Composite material which is capable of swelling in the presence of water, supports which can be used for manufacture of same and uses thereof
US5010209A (en) 1988-12-20 1991-04-23 Pirelli Cable Corp. Power cable with water swellable agents and elongated metal elements outside cable insulation
DE3929450A1 (de) 1989-09-05 1991-03-07 Kabel & Draht Gmbh Elektrofilterkabel
US5111002A (en) * 1991-01-28 1992-05-05 Omega Engineering, Inc. Method of fabricating thermocouple cable and the cable resulting therefrom
US5131064A (en) 1991-02-19 1992-07-14 At&T Bell Laboratories Cable having lightning protective sheath system
FR2674365B1 (fr) * 1991-03-21 1993-06-04 Filotex Sa Cable coaxial a faibles pertes.
US5266744A (en) 1991-08-16 1993-11-30 Fitzmaurice Dwight L Low inductance transmission cable for low frequencies
US5133034A (en) 1991-08-20 1992-07-21 At&T Bell Laboratories Communications cable having a strength member system disposed between two layers of waterblocking material
US5210377A (en) 1992-01-29 1993-05-11 W. L. Gore & Associates, Inc. Coaxial electric signal cable having a composite porous insulation
US5274712A (en) 1992-03-09 1993-12-28 Lindsay David S High resistivity inner shields for audio cables and circuits
TW215964B (en) 1992-05-29 1993-11-11 American Telephone & Telegraph Communication cable having water-blocking capabilities
US5306867A (en) 1992-08-31 1994-04-26 At&T Bell Laboratories Cables which include waterblocking provisions
US5414213A (en) 1992-10-21 1995-05-09 Hillburn; Ralph D. Shielded electric cable
DE4304780C2 (de) * 1993-02-17 2001-03-22 Kabelmetal Electro Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Koaxialkabels
CA2096066C (en) 1993-05-12 1998-02-24 John Chung Chan Power cable with longitudinal waterblock elements
DE9310993U1 (de) 1993-07-22 1994-11-17 W.L. Gore & Associates Gmbh, 85640 Putzbrunn Breitband-Hochfrequenz-taugliches elektrisches Koaxialkabel
US5527993A (en) * 1993-11-22 1996-06-18 Shotey; Michael J. Weatherproof electrical outlet apparatus
US5371823A (en) * 1994-03-04 1994-12-06 Siecor Corporation Composite cable including a light waveguide cable and a coaxial cable
US5481635A (en) 1994-10-28 1996-01-02 At&T Corp. Composite distribution cable
JP3147219B2 (ja) * 1996-01-09 2001-03-19 矢崎総業株式会社 高圧ケーブル
US5959245A (en) * 1996-05-30 1999-09-28 Commscope, Inc. Of North Carolina Coaxial cable
US5796042A (en) 1996-06-21 1998-08-18 Belden Wire & Cable Company Coaxial cable having a composite metallic braid
US5949018A (en) * 1996-12-23 1999-09-07 Commscope, Inc. Of North Carolina Water blocked shielded coaxial cable

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006511913A (ja) * 2002-12-20 2006-04-06 コムスコープ インコーポレイテッド オブ ノース カロライナ 複合内部導体を有する同軸ケーブルの製造方法及び装置
JP4925583B2 (ja) * 2002-12-20 2012-04-25 コムスコープ インコーポレイテッド オブ ノース カロライナ 複合内部導体を有する同軸ケーブルの製造方法
JP2012503842A (ja) * 2008-09-23 2012-02-09 アンドリュー・エルエルシー 同軸ケーブルのための熱質量補償型誘電発泡支持構造および製造方法
JP2015185269A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 日立金属株式会社 同軸ケーブル

Also Published As

Publication number Publication date
BR9811932B1 (pt) 2011-12-27
JP4023771B2 (ja) 2007-12-19
TW373189B (en) 1999-11-01
CA2301277C (en) 2002-10-29
WO1999009562A1 (en) 1999-02-25
AU736601B2 (en) 2001-08-02
CN1270698A (zh) 2000-10-18
CN100367418C (zh) 2008-02-06
US20020053446A1 (en) 2002-05-09
EP1004122B1 (en) 2005-10-12
CA2301277A1 (en) 1999-02-25
EP1004122A1 (en) 2000-05-31
ATE306714T1 (de) 2005-10-15
BR9811932A (pt) 2000-09-05
KR100334198B1 (ko) 2002-05-03
DE69831870D1 (de) 2006-02-23
US6800809B2 (en) 2004-10-05
DE69831870T2 (de) 2006-07-20
AU8899098A (en) 1999-03-08
US6326551B1 (en) 2001-12-04
KR20010022899A (ko) 2001-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001516123A (ja) 同軸ケーブルおよびその製造法
CA2257123C (en) Improved low-loss coaxial cable
US6384337B1 (en) Shielded coaxial cable and method of making same
JPH1069826A (ja) 同軸ケーブルの製造方法
JP2000509885A (ja) 同軸ケーブルとその製造方法
EP0099723B1 (en) Coaxial cable
CA2511064C (en) Method and apparatus for manufacturing coaxial cable with composite inner conductor
JPH06251648A (ja) 同軸ケーブルの製造方法
JP2008521182A (ja) ケーブルの製造方法
CA2434259A1 (en) Dry, water-resistant coaxial cable and manufacturing method of the same
KR101359359B1 (ko) 연신된 물품의 제조
US3761332A (en) Watertight disc coaxial cable
JPH03219505A (ja) 同軸ケーブル
MXPA00001609A (en) Coaxial cable and method of making same
MXPA98010097A (en) Coax cable

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050502

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050517

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050816

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050829

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051116

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070615

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071001

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101012

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111012

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121012

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131012

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees