JP2001514948A - 顔および呼吸系保護用の保護システム - Google Patents
顔および呼吸系保護用の保護システムInfo
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
- A62B—DEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
- A62B18/00—Breathing masks or helmets, e.g. affording protection against chemical agents or for use at high altitudes or incorporating a pump or compressor for reducing the inhalation effort
- A62B18/04—Gas helmets
- A62B18/045—Gas helmets with fans for delivering air for breathing mounted in or on the helmet
-
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- A62B18/00—Breathing masks or helmets, e.g. affording protection against chemical agents or for use at high altitudes or incorporating a pump or compressor for reducing the inhalation effort
- A62B18/006—Breathing masks or helmets, e.g. affording protection against chemical agents or for use at high altitudes or incorporating a pump or compressor for reducing the inhalation effort with pumps for forced ventilation
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、着用者を保護するための、且つ、着用者のまわりの環境を保護するための、携帯用保護システムを提供する。保護システムはフェイスシールドを含み、フェイスシールドは、着用者の頭部にフェイスシールドを支持するためのヘッドクレードルに連結される。フェイスシールドと着用者の顔とは、ヘッドクレードルに保持された電池式電力供給ブロアーによって満たされる呼吸ゾーンを実質的に規定する。袋状入口フィルタ要素がブロアーを取り囲み、濾過された空気を呼吸ゾーンに提供し、出口フィルタ要素がフェイスシールドに作用的に関連づけられる。
Description
【０００１】 技術分野 本発明は、ユーザのために呼吸系および／または衝撃およびはね返し保護と着
用者の呼気から環境の保護との組合せを提供する。特に、軽量の、正／負圧力呼
吸系および保護装置を提供する。
用者の呼気から環境の保護との組合せを提供する。特に、軽量の、正／負圧力呼
吸系および保護装置を提供する。
【０００２】 背景 近年、患者の健康を損なわずにケア提供者の健康を保護することがますます重
要になってきている。これは、結核、後天性免疫不全症候群およびヘルペス等の
感染症の発病率が増えていることに反映する。適切な保護装置を選択するには多
くの要因を考慮しなければならない。たとえば、ケア提供者と心配している病人
との間の言葉によるおよび視覚によるコミュニケーションは、患者を安心させ患
者に対する関心を表すのに重要であり得る。さらに、緊急の状況では、身につけ
るのが容易であり顔または頭蓋の調節が必要ない保護システムが時間の節約にな
る。さらに、保護装置は、長い時間着用していて快適でなければならない。
要になってきている。これは、結核、後天性免疫不全症候群およびヘルペス等の
感染症の発病率が増えていることに反映する。適切な保護装置を選択するには多
くの要因を考慮しなければならない。たとえば、ケア提供者と心配している病人
との間の言葉によるおよび視覚によるコミュニケーションは、患者を安心させ患
者に対する関心を表すのに重要であり得る。さらに、緊急の状況では、身につけ
るのが容易であり顔または頭蓋の調節が必要ない保護システムが時間の節約にな
る。さらに、保護装置は、長い時間着用していて快適でなければならない。
【０００３】 一般に、本発明より前から公知のマスクおよび呼吸器を初めとする、遮断およ
び遮蔽保護システムは、高レベルの保護を提供するが、身につけて適切に調節す
るのが困難である。さらに、これらの装置は、たとえ短い時間であっても着てい
て不快である。さらに、多くのものが、着用者の顔の一部またはすべて、特に口
を隠す。
び遮蔽保護システムは、高レベルの保護を提供するが、身につけて適切に調節す
るのが困難である。さらに、これらの装置は、たとえ短い時間であっても着てい
て不快である。さらに、多くのものが、着用者の顔の一部またはすべて、特に口
を隠す。
【０００４】 換気を組み込んだ保護システムまたは換気システムは公知である。米国特許第
４，０５５，１７２号（Ｋｎａｂ）には、外科医の保護ヘルメットおよび手術着
の中へ且つこれを通って空気を引いて、その空気が室内に戻る前に濾過する真空
システムを使用することが開示されている。ユーザを装置につなぎ止める必要性
から生じる移動性の欠如は望ましくなく、また、室内の汚染からユーザを保護す
る必要性には触れられていない。移動性の問題は、米国特許第４，０１９，５０
８号（Ｄｅｒ Ｅｓｔｅｐｈａｎｉｕａｎ，ｅｔ ａｌ．）によって対処されて
いる。外科医によって着用される「バックパック（ｂａｃｋ ｐａｃｋ）」自立
装置が記載されている。しかし、バックパックを着用すると、ユーザに、平衡の
問題、ぎこちなさの問題および疲労の問題が生じ、また、これにも、周囲空気の
汚染からユーザを保護する記載はいない。
４，０５５，１７２号（Ｋｎａｂ）には、外科医の保護ヘルメットおよび手術着
の中へ且つこれを通って空気を引いて、その空気が室内に戻る前に濾過する真空
システムを使用することが開示されている。ユーザを装置につなぎ止める必要性
から生じる移動性の欠如は望ましくなく、また、室内の汚染からユーザを保護す
る必要性には触れられていない。移動性の問題は、米国特許第４，０１９，５０
８号（Ｄｅｒ Ｅｓｔｅｐｈａｎｉｕａｎ，ｅｔ ａｌ．）によって対処されて
いる。外科医によって着用される「バックパック（ｂａｃｋ ｐａｃｋ）」自立
装置が記載されている。しかし、バックパックを着用すると、ユーザに、平衡の
問題、ぎこちなさの問題および疲労の問題が生じ、また、これにも、周囲空気の
汚染からユーザを保護する記載はいない。
【０００５】 正圧呼吸器は工業用途に広く使用されている。その使用は、政府機関により規
制されることが多い。これらの装置は、濾過された空気をユーザへ提供する。圧
縮された空気ラインまたはブロアーを使用して、その空気を保安ヘルメットまた
は呼吸器のフェイスピースに分配する。米国特許第４，４６２，３９９号（Ｂｒ
ａｕｎ）には、「ヘルメット内フィルタ」概念が開示されており、顔シール手段
を使用して装置を顔に対してシールする。米国特許第４，２８０，４９１号（Ｂ
ｅｒｇ ｅｔ ａｌ．）に開示されているように、空気出口開口が設けられて、
装置から空気が流れ出ることができる。そのような装置は、「正圧呼吸器（Ｐｏ
ｓｉ ｉｖｅ Ｐｒｅｓｓｕｒｅ Ｒｅｓｐｉｒａ ｏｒｓ）」という題名の３
Ｍパンフレットにも記載されている（ミネソタ州セントポール、３Ｍ）。そのよ
うな装置の意図は、着用者を環境から保護することであり、空気が環境に出る前
に正圧システムから着用者に起因する汚染を除去することは提供されていない。
制されることが多い。これらの装置は、濾過された空気をユーザへ提供する。圧
縮された空気ラインまたはブロアーを使用して、その空気を保安ヘルメットまた
は呼吸器のフェイスピースに分配する。米国特許第４，４６２，３９９号（Ｂｒ
ａｕｎ）には、「ヘルメット内フィルタ」概念が開示されており、顔シール手段
を使用して装置を顔に対してシールする。米国特許第４，２８０，４９１号（Ｂ
ｅｒｇ ｅｔ ａｌ．）に開示されているように、空気出口開口が設けられて、
装置から空気が流れ出ることができる。そのような装置は、「正圧呼吸器（Ｐｏ
ｓｉ ｉｖｅ Ｐｒｅｓｓｕｒｅ Ｒｅｓｐｉｒａ ｏｒｓ）」という題名の３
Ｍパンフレットにも記載されている（ミネソタ州セントポール、３Ｍ）。そのよ
うな装置の意図は、着用者を環境から保護することであり、空気が環境に出る前
に正圧システムから着用者に起因する汚染を除去することは提供されていない。
【０００６】 眼、鼻、耳および口を含む顔の保護は、米国特許第４，９６５，８８７号（Ｐ
ａｏｌｕｃｃｉｏ ｅｔ ａｌ．）に教示されている。この装置は、関連した眼
鏡によって適所に保持された略円筒形の透明なプラスチックのフェイスシールド
を使用する。この特許も、保安帽または他の形態のヘルメットにシールドを取り
付けることを示唆する。着用者をさらに保護するために、シールドの底部に取り
付けられた拡張したスカートを使用することが示唆される。装置を着用すること
から蓄積する熱を逃すために、流体不透過性頭蓋用帽子の頂部および底部に開口
が設けられる。着用者に対する呼吸系の保護は提供されない。
ａｏｌｕｃｃｉｏ ｅｔ ａｌ．）に教示されている。この装置は、関連した眼
鏡によって適所に保持された略円筒形の透明なプラスチックのフェイスシールド
を使用する。この特許も、保安帽または他の形態のヘルメットにシールドを取り
付けることを示唆する。着用者をさらに保護するために、シールドの底部に取り
付けられた拡張したスカートを使用することが示唆される。装置を着用すること
から蓄積する熱を逃すために、流体不透過性頭蓋用帽子の頂部および底部に開口
が設けられる。着用者に対する呼吸系の保護は提供されない。
【０００７】 着用者の頭部および／または顔を保護し覆うための保護的遮断および遮蔽シス
テムは、調節可能なハーネスを使用して、保安帽および／またはフェイスシール
ド保護装置を着用者の頭部に留める。これらのハーネスは、頭部の冠上に側部か
ら側部へ延在するヘッドバンドで頭部を取り囲む水平ヘッドバンドを結合する。
保護的装置は、ハーネスから懸垂するかまたはその上に装着される。着用者の頭
部にヘルメットシステムを留めるのに使用される典型的なハーネスは、米国特許
第３，９５５，５７０号（Ｈｕｔｔｅｒ）、第４，２８０，４９１号（Ｂｅｒｇ
ｅｔ ａｌ．）、第４，９０１，７１６号（Ｓｔａｃｋｈｏｕｓｅ ｅｔ ａ
ｌ．）および第５，１２５，４０２号（Ｇｒｅｅｎｏｕｇｈ）に記載されている
。そのようなハーネスは、工業および建設で広く使用されている。ラチェット装
置（たとえば、ＨｕｔｔｅｒまたはＳｔａｃｋｈｏｕｓｅ ｅｔ ａｌ．）を使
用して、一般に小さな表面積上で頭部に圧力をかけるヘッドバンドを締める。ヘ
ルメットの偶然の動きを防ぐのに十分な圧力は不快であり、ハーネスが髪の毛を
乱し、圧力が頭部および／または額に痕を残す。
テムは、調節可能なハーネスを使用して、保安帽および／またはフェイスシール
ド保護装置を着用者の頭部に留める。これらのハーネスは、頭部の冠上に側部か
ら側部へ延在するヘッドバンドで頭部を取り囲む水平ヘッドバンドを結合する。
保護的装置は、ハーネスから懸垂するかまたはその上に装着される。着用者の頭
部にヘルメットシステムを留めるのに使用される典型的なハーネスは、米国特許
第３，９５５，５７０号（Ｈｕｔｔｅｒ）、第４，２８０，４９１号（Ｂｅｒｇ
ｅｔ ａｌ．）、第４，９０１，７１６号（Ｓｔａｃｋｈｏｕｓｅ ｅｔ ａ
ｌ．）および第５，１２５，４０２号（Ｇｒｅｅｎｏｕｇｈ）に記載されている
。そのようなハーネスは、工業および建設で広く使用されている。ラチェット装
置（たとえば、ＨｕｔｔｅｒまたはＳｔａｃｋｈｏｕｓｅ ｅｔ ａｌ．）を使
用して、一般に小さな表面積上で頭部に圧力をかけるヘッドバンドを締める。ヘ
ルメットの偶然の動きを防ぐのに十分な圧力は不快であり、ハーネスが髪の毛を
乱し、圧力が頭部および／または額に痕を残す。
【０００８】 米国特許第５，３８１，５６０号（Ｈａｌｓｔｅａｄ）には、プラスチック（
たとえば拡張可能なポリスチレン）ライナーに取り付けられた発泡パッドを含む
ヘルメット用の嵌合および保持システムが記載されている。ライナーは、調節可
能なナイロンストラップによって頭蓋に留められ、ナイロンストラップは、頭部
の後頭部突起に「滑り係合」するように位置決めされることが可能である。ヘル
メットの意図は、自転車乗りの頭部を転倒の際に保護することである。他の用途
または使用については触れられていない。
たとえば拡張可能なポリスチレン）ライナーに取り付けられた発泡パッドを含む
ヘルメット用の嵌合および保持システムが記載されている。ライナーは、調節可
能なナイロンストラップによって頭蓋に留められ、ナイロンストラップは、頭部
の後頭部突起に「滑り係合」するように位置決めされることが可能である。ヘル
メットの意図は、自転車乗りの頭部を転倒の際に保護することである。他の用途
または使用については触れられていない。
【０００９】 米国特許第５，３２５，８９２号（Ｊａｐｕｎｔｉｃｈ ｅｔ ａｌ．）に記
載されているように、一般的に弁を呼吸系保護システムに付けて、吸入サイクル
の間に汚染された空気が呼吸ゾーンに入るのを防ぐ。上記Ｓｔａｃｋｈｏｕｓｅ
ｅｔ ａｌ．特許に開示されているように、一方向弁もクリーンルーム装置で使
用して、環境の汚染を防いでもよい。
載されているように、一般的に弁を呼吸系保護システムに付けて、吸入サイクル
の間に汚染された空気が呼吸ゾーンに入るのを防ぐ。上記Ｓｔａｃｋｈｏｕｓｅ
ｅｔ ａｌ．特許に開示されているように、一方向弁もクリーンルーム装置で使
用して、環境の汚染を防いでもよい。
【００１０】 発明の開示 軽量で、着脱が容易で、快適であり、パノラマ式視界を提供し、清潔な吸入空
気を供給し、吐かれた空気を濾過する保護システムの必要性がある。
気を供給し、吐かれた空気を濾過する保護システムの必要性がある。
【００１１】 本発明は、特定のエーロゾル、血液の飛沫および他の体液から着用者を保護す
る新しい保護装置を提供する。装置は、濾過された空気を冷却することを提供し
、且つ湿分の蓄積を除去することができる。これはまた、着用者が働いている環
境を着用者による汚染から保護する。ヘルスケア患者および他の人が着用者の関
心および心配を認識することができる。装置は、気体および蒸気からの保護を提
供するようにも適合することが可能である。ヘルスケア分野に使用するのに加え
て、本発明の保護装置は、食品業界、製薬業界、半導体業界および他の業界で使
用されることができる。装置は、携帯用であるか、あるいは空気源につなげられ
るかまたは固定される。
る新しい保護装置を提供する。装置は、濾過された空気を冷却することを提供し
、且つ湿分の蓄積を除去することができる。これはまた、着用者が働いている環
境を着用者による汚染から保護する。ヘルスケア患者および他の人が着用者の関
心および心配を認識することができる。装置は、気体および蒸気からの保護を提
供するようにも適合することが可能である。ヘルスケア分野に使用するのに加え
て、本発明の保護装置は、食品業界、製薬業界、半導体業界および他の業界で使
用されることができる。装置は、携帯用であるか、あるいは空気源につなげられ
るかまたは固定される。
【００１２】 保護システムは、ヘッドクレードルと、ヘッドクレードルに連結された実質的
に透明なレンズ状顔保護シールド部材とを有する。顔保護シールド部材は、はね
返しおよび／または衝撃耐性である。
に透明なレンズ状顔保護シールド部材とを有する。顔保護シールド部材は、はね
返しおよび／または衝撃耐性である。
【００１３】 ヘッドクレードルは湾曲しており、ユーザの頭部の頂部および後部にほぼ従う
。ヘッドクレードルは、保護装置、この場合はフェイスシールドを着用者の頭部
に支持する支持部材である。クレードルは、多大な多様性のある頭部の寸法を収
容する。クレードルのすべてまたは一部は弾性があり、穏やかな圧縮で頭部をし
っかり把持するばね状効果を提供する。圧縮効果は、基本的に２つの点の間に生
じ、すなわち、着用者の額に相補的な保護装置の部分（すなわち、ほぼ着用者の
額）と、装置が使用されているときに一般に後頭部突起の下にあるヘッドクレー
ドルの自由端（すなわち、ほぼ着用者の頭部の後ろで後頭部突起の下）と、であ
る。
。ヘッドクレードルは、保護装置、この場合はフェイスシールドを着用者の頭部
に支持する支持部材である。クレードルは、多大な多様性のある頭部の寸法を収
容する。クレードルのすべてまたは一部は弾性があり、穏やかな圧縮で頭部をし
っかり把持するばね状効果を提供する。圧縮効果は、基本的に２つの点の間に生
じ、すなわち、着用者の額に相補的な保護装置の部分（すなわち、ほぼ着用者の
額）と、装置が使用されているときに一般に後頭部突起の下にあるヘッドクレー
ドルの自由端（すなわち、ほぼ着用者の頭部の後ろで後頭部突起の下）と、であ
る。
【００１４】 装置は、ヘッドハーネスによって支持されてもよい。あるいは、ヘッドクレー
ドルは、保安帽用途のように、ヘッドハーネスとともに使用してもよい。
ドルは、保安帽用途のように、ヘッドハーネスとともに使用してもよい。
【００１５】 フェイスシールドと着用者の顔とが、ヘッドクレードルに作用的に保持された
エアフロー生成器またはブロアーによってよって満たされた呼吸ゾーンを実質的
に規定する。加圧された空気源はブロアーに連結されるか、またはそれの代わり
に使用される。
エアフロー生成器またはブロアーによってよって満たされた呼吸ゾーンを実質的
に規定する。加圧された空気源はブロアーに連結されるか、またはそれの代わり
に使用される。
【００１６】 ブロアーは異なる電源から動力を供給されてもよいが、電気供給されることが
好ましい。電池またはソーラーアレイ等の電流生成器が好適である。直接ワイヤ
線電圧を使用してもよい。
好ましい。電池またはソーラーアレイ等の電流生成器が好適である。直接ワイヤ
線電圧を使用してもよい。
【００１７】 フィルタはブロアーに関連づけられてもよい。好適な実施態様において、フィ
ルタはブロアーと電源とを取り囲む。袋状フィルタがブロアーを取り囲む本発明
の好適なフィルタ概念および配置は、事実上いずれの強制エアシステムにも使用
されるが、これは特に、小型化と重量とが考慮事項である用途に特によく適する
。
ルタはブロアーと電源とを取り囲む。袋状フィルタがブロアーを取り囲む本発明
の好適なフィルタ概念および配置は、事実上いずれの強制エアシステムにも使用
されるが、これは特に、小型化と重量とが考慮事項である用途に特によく適する
。
【００１８】 フィルタを入口から間隔をおくために入口近傍にスペーサーが携えられてもよ
い。本発明のブロアーおよびフィルタの特徴は、典型的な保安帽ハーネスととも
に使用するかまたは現在利用可能な保護システムを改良する。
い。本発明のブロアーおよびフィルタの特徴は、典型的な保安帽ハーネスととも
に使用するかまたは現在利用可能な保護システムを改良する。
【００１９】 本発明の保護システムは、ディフューザーを含んでもよい。好ましくは、ディ
フューザーは、前面と後面と空気入口と空気出口と複数の内部バッフルとを有す
る。ディフューザーは、空気流路を規定する。後面は、人の額にほぼ相補的であ
ることが好ましく、空気不透過バンドを有してもよい。フェイスシールドはディ
フューザーに連結され、ヘッドクレードルは、ディフューザーからほぼ後ろ側に
延在する。ブロアーまたはエアフロー生成器がディフューザーに連結され、ディ
フューザーを通ってエアフローを生成する。
フューザーは、前面と後面と空気入口と空気出口と複数の内部バッフルとを有す
る。ディフューザーは、空気流路を規定する。後面は、人の額にほぼ相補的であ
ることが好ましく、空気不透過バンドを有してもよい。フェイスシールドはディ
フューザーに連結され、ヘッドクレードルは、ディフューザーからほぼ後ろ側に
延在する。ブロアーまたはエアフロー生成器がディフューザーに連結され、ディ
フューザーを通ってエアフローを生成する。
【００２０】 フェイスシールドは、呼吸ゾーンから排出される前に空気を濾過するための出
口フィルタシールを有してもよい。出口フィルタシールは、一般に柔軟性があり
、フェイスシールドに作用的に連結され、フェイスシールドの周縁に沿って配置
される。人の頭部の境界に略係合して適合するようになっている。システムが、
フェイスシールドとともに、着用されるときに、顔の表面と出口フィルタシール
とが、清潔な空気で満たされる呼吸ゾーンを形成する。
口フィルタシールを有してもよい。出口フィルタシールは、一般に柔軟性があり
、フェイスシールドに作用的に連結され、フェイスシールドの周縁に沿って配置
される。人の頭部の境界に略係合して適合するようになっている。システムが、
フェイスシールドとともに、着用されるときに、顔の表面と出口フィルタシール
とが、清潔な空気で満たされる呼吸ゾーンを形成する。
【００２１】 本発明の保護装置は、重量が軽く、着脱が容易であり、着ていて快適であり、
パノラマ式視界を提供し、吐かれた空気を濾過し、濾過された吸入空気を供給す
る。髭を生やした人も、眼鏡をかけた人も使用することができる。これは、ヘル
スケアワーカーと患者とに相互保護を提供するようによく適合され、着用者から
の潜在的汚染を減少する。
パノラマ式視界を提供し、吐かれた空気を濾過し、濾過された吸入空気を供給す
る。髭を生やした人も、眼鏡をかけた人も使用することができる。これは、ヘル
スケアワーカーと患者とに相互保護を提供するようによく適合され、着用者から
の潜在的汚染を減少する。
【００２２】 本発明のシステムおよびその特徴部は、従来の強制エア装置よりも実質的に低
コストで製造することができ、したがって、病院、クリニック、工業およびオフ
ィス状況でより広くより頻繁に使用することができると信じられる。
コストで製造することができ、したがって、病院、クリニック、工業およびオフ
ィス状況でより広くより頻繁に使用することができると信じられる。
【００２３】 詳細な説明 本発明の好適な実施態様を説明するにあたり、明瞭化のために特定の用語を使
用する。しかし、本発明は、選択された特定の用語に限定されることを意図せず
、選択された各用語は、同様に作用するすべての技術的等価物を含むと理解され
るものとする。
用する。しかし、本発明は、選択された特定の用語に限定されることを意図せず
、選択された各用語は、同様に作用するすべての技術的等価物を含むと理解され
るものとする。
【００２４】 本明細書で使用されるように、「顔」という用語は、慣習的な意味を有するよ
うに意図され、すなわち、人の頭部の前部であり、通常、額から顎までであり、
側方向に耳まで延在するが、耳は含まない。顔は、顎、口、鼻、頬、眼および通
常、額を含む。
うに意図され、すなわち、人の頭部の前部であり、通常、額から顎までであり、
側方向に耳まで延在するが、耳は含まない。顔は、顎、口、鼻、頬、眼および通
常、額を含む。
【００２５】 本明細書で使用されるように、「頭部」という用語は、慣習的な意味を有する
ように意図されるが、首および肩の部分を含んでもよい。
ように意図されるが、首および肩の部分を含んでもよい。
【００２６】 本明細書で、前と後ろ、右と左、頂部と底部、上部と下部および水平と垂直に
関する参照は、記載の便宜のためのみを意図し、本発明またはその成分をいずれ
の位置的または空間的配向に限定するものではない。そのような用語は、従来の
意味として読まれ、理解されるものとする。
関する参照は、記載の便宜のためのみを意図し、本発明またはその成分をいずれ
の位置的または空間的配向に限定するものではない。そのような用語は、従来の
意味として読まれ、理解されるものとする。
【００２７】 本発明は、はね返しまたは衝撃保護装置として使用される。さらに、装置は、
正圧または負圧のいずれかによって、着用者に呼吸系保護を提供することもでき
る。本発明はまた、着用者の呼気の汚染に対して非着用者への保護も提供する。
正圧または負圧のいずれかによって、着用者に呼吸系保護を提供することもでき
る。本発明はまた、着用者の呼気の汚染に対して非着用者への保護も提供する。
【００２８】 図面は、本発明の保護フェイスシールド呼吸システム２０と、その特徴および
構成要素とを描く。システム２０は、ヘルスケア業界で使用されることがきわめ
て適切であるが、システム２０は他の多くの分野でも使用することができ、実際
に、人を環境から隔離することが望ましいいずれの状況、たとえば、製薬業界、
化学業界、エレクトロニクス業界で使用されることが可能である。
構成要素とを描く。システム２０は、ヘルスケア業界で使用されることがきわめ
て適切であるが、システム２０は他の多くの分野でも使用することができ、実際
に、人を環境から隔離することが望ましいいずれの状況、たとえば、製薬業界、
化学業界、エレクトロニクス業界で使用されることが可能である。
【００２９】 図１を参照すると、本発明は、クレードル２４に連結したフェイスシールド２
２を有する保護システム２０を提供する。フェイスシールド２２は、はね返しお
よび／または衝撃耐性を提供することができる。好ましくは、フェイスシールド
２２は透明であり、広い視野を提供する。パノラマ式視界を提供するフェイスシ
ールド２２が好適である。
２を有する保護システム２０を提供する。フェイスシールド２２は、はね返しお
よび／または衝撃耐性を提供することができる。好ましくは、フェイスシールド
２２は透明であり、広い視野を提供する。パノラマ式視界を提供するフェイスシ
ールド２２が好適である。
【００３０】 フェイスシールド２２は、はね返しおよび衝撃耐性の所望のレベルを提供する
いずれの適切な材料でいずれの寸法または形状で製造されてもよい。本発明では
、透明なポリカーボネートが好適な材料である。しかし、当業者は、様々な材料
を使用することができることを認識する。同様に、本発明では様々な形状および
寸法を使用することができる。少なくとも１つの実施態様では、フェイスシール
ド２２は、人の顔の形状にほぼ適合し、顔の寸法を超えるように形成される。フ
ェイスシールド２２またはレンズは、ヘッドクレードルに可動的にまたはヒンジ
止めで連結されることができ、また、２つまたはそれ以上のヒンジ止めで連結さ
れた片から形成されてもよく、そのため、たとえば、保護システムを外さずに何
かを飲むために、着用者はフェイスシールド２２の下部分（たとえば）を開ける
ことができる。
いずれの適切な材料でいずれの寸法または形状で製造されてもよい。本発明では
、透明なポリカーボネートが好適な材料である。しかし、当業者は、様々な材料
を使用することができることを認識する。同様に、本発明では様々な形状および
寸法を使用することができる。少なくとも１つの実施態様では、フェイスシール
ド２２は、人の顔の形状にほぼ適合し、顔の寸法を超えるように形成される。フ
ェイスシールド２２またはレンズは、ヘッドクレードルに可動的にまたはヒンジ
止めで連結されることができ、また、２つまたはそれ以上のヒンジ止めで連結さ
れた片から形成されてもよく、そのため、たとえば、保護システムを外さずに何
かを飲むために、着用者はフェイスシールド２２の下部分（たとえば）を開ける
ことができる。
【００３１】 図１、２を参照すると、フェイスシールド２２はヘッドクレードル２４に取り
付けられる。クレードル２４は、略湾曲または弓形のへら形状である。クレード
ル２４は、接着剤、ねじまたはばねを初めとする多くの手段によってヘッドシー
ルドも留められてもよい。クレードルは、自由端２５と、自由端２５とフェイス
シールド２２への取付具との間にほぼ延在する長さ部分２７とを有する。ヘッド
クレードル２４は、着用者の頭部にほぼ適合しこれに対して滑り嵌めする形状で
ある。
付けられる。クレードル２４は、略湾曲または弓形のへら形状である。クレード
ル２４は、接着剤、ねじまたはばねを初めとする多くの手段によってヘッドシー
ルドも留められてもよい。クレードルは、自由端２５と、自由端２５とフェイス
シールド２２への取付具との間にほぼ延在する長さ部分２７とを有する。ヘッド
クレードル２４は、着用者の頭部にほぼ適合しこれに対して滑り嵌めする形状で
ある。
【００３２】 クレードル２４は、弾性のある材料から作られる。その長さ部分２７のすべて
または一部は、弾性がある。好適な実施態様において、材料は透明なポリエステ
ルである。他の適切な材料として、ポリオレフィンおよびＡＢＳ等のプラスチッ
クおよびばね鋼等の金属が挙げられる。弾性は、ばねまたは他の類似構造物を使
用することによって高められる。クレードル２４は、使用時に、自由端２５が着
用者の頭部の後頭部突起の底部にほぼ係合することができるほど十分弾性がある
。
または一部は、弾性がある。好適な実施態様において、材料は透明なポリエステ
ルである。他の適切な材料として、ポリオレフィンおよびＡＢＳ等のプラスチッ
クおよびばね鋼等の金属が挙げられる。弾性は、ばねまたは他の類似構造物を使
用することによって高められる。クレードル２４は、使用時に、自由端２５が着
用者の頭部の後頭部突起の底部にほぼ係合することができるほど十分弾性がある
。
【００３３】 図２を続けて参照すると、補強ストリップ３０がクレードル２４に加えられて
もよい。補強ストリップ３０は弾性があり、ばね鋼等の多くの適切な材料から作
ることができる。
もよい。補強ストリップ３０は弾性があり、ばね鋼等の多くの適切な材料から作
ることができる。
【００３４】 使用の際に、クレードル２４は、穏やかな圧縮圧力を着用者の頭部にかける。
圧力は一般に、クレードル２４の自由端２５と、装置が着用者の額に接触する場
所のほぼ近傍にある保護装置の一部とによって、生じる。好適な実施態様におい
て、かけられた圧力は、フェイスシールド２２を着用者の顔の前部の適所に保持
するのに十分であるが、着用者の頭部に実質的な圧力痕を残すほど大きくはない
。
圧力は一般に、クレードル２４の自由端２５と、装置が着用者の額に接触する場
所のほぼ近傍にある保護装置の一部とによって、生じる。好適な実施態様におい
て、かけられた圧力は、フェイスシールド２２を着用者の顔の前部の適所に保持
するのに十分であるが、着用者の頭部に実質的な圧力痕を残すほど大きくはない
。
【００３５】 クレードル２４は、たとえば溶接用途等の他の用途に使用することができる。
この場合、クレードル２４は、溶接シールドに取り付けられる。
この場合、クレードル２４は、溶接シールドに取り付けられる。
【００３６】 図５に示されるように、クレードル２４の代わりに、ハーネス２９を使用して
もよい。ハーネス２９は、いずれの適切な市販のハーネスから適合することがで
き、空気不透過バンド５１を有してもよい。
もよい。ハーネス２９は、いずれの適切な市販のハーネスから適合することがで
き、空気不透過バンド５１を有してもよい。
【００３７】 図３を参照すると、装置２０が、保安帽３４等の追加の装備とともに使用され
るものであるときには、クレードル２４は、ヘッドハーネス３２を含んでもよい
。ヘッドハーネス３２は、フェイスシールド２２を着用者の頭部に安定させ、追
加の装備に接合されてもよく、装置２０を装備に接続する。ヘッドハーネス３２
は、追加装備の一部であるかまたはクレードル２４の一部であるかのいずれかで
あってもよい。
るものであるときには、クレードル２４は、ヘッドハーネス３２を含んでもよい
。ヘッドハーネス３２は、フェイスシールド２２を着用者の頭部に安定させ、追
加の装備に接合されてもよく、装置２０を装備に接続する。ヘッドハーネス３２
は、追加装備の一部であるかまたはクレードル２４の一部であるかのいずれかで
あってもよい。
【００３８】 図４を参照すると、フェイスシールド２２と着用者の顔とは、実質的に呼吸ゾ
ーンを規定する。図５を参照し（矢印は空気の流れを示す）、図４を続けて参照
すると、このゾーンは、ヘッドクレードル２４に作用的に携えられたまたはディ
フューザー４４で作用的に接続されたブロアー等のエアフロー生成器３６によっ
てよって満たされる。エアフロー生成器３６は、入口４１と出口３９とを備えた
取入口３７を有する。エアフロー生成器３６によって生成されたエアフローは、
選択的に増加するかまたは減少することができる。ブロアーが起動されるときに
は、流量は約５０リットル／分を超えることが好ましく、およそ１１０〜１７０
リットル／分の範囲がもっとも好適である。適切なエアフロー生成器３６の例は
、モデルＷ−２９４９モータ／ブロアーである（ミネソタ州セントポールのミネ
ソタマイニング＆マニュファクチャリング社、今後は３Ｍと称する）。加圧され
た空気源は、エアフロー生成器３６の代わりにまたはこれとともに、装置に取り
付けることができる。
ーンを規定する。図５を参照し（矢印は空気の流れを示す）、図４を続けて参照
すると、このゾーンは、ヘッドクレードル２４に作用的に携えられたまたはディ
フューザー４４で作用的に接続されたブロアー等のエアフロー生成器３６によっ
てよって満たされる。エアフロー生成器３６は、入口４１と出口３９とを備えた
取入口３７を有する。エアフロー生成器３６によって生成されたエアフローは、
選択的に増加するかまたは減少することができる。ブロアーが起動されるときに
は、流量は約５０リットル／分を超えることが好ましく、およそ１１０〜１７０
リットル／分の範囲がもっとも好適である。適切なエアフロー生成器３６の例は
、モデルＷ−２９４９モータ／ブロアーである（ミネソタ州セントポールのミネ
ソタマイニング＆マニュファクチャリング社、今後は３Ｍと称する）。加圧され
た空気源は、エアフロー生成器３６の代わりにまたはこれとともに、装置に取り
付けることができる。
【００３９】 フィルタ３８は取入口３７に接続され、濾過された空気を呼吸ゾーンに提供す
る。好ましくは、フィルタ３８は多層材料であり、マイクロファイバ層等の内側
フィルタ層を取り囲むスクリム層等の外側保護層を有する。好適な実施態様にお
いて、フィルタ３８は、柔軟な取り囲み部材である。袋状フィルタ３８は、少な
くともブロアー入口４１を実質的に取り囲む。適切なフィルタ材料の例は、両方
とも３Ｍに譲渡されている米国特許第５，６２０，５４５号（Ｂｒａｕｎ ｅｔ
ａｌ．）および第５，６３９，７００号（Ｂｒａｕｎ ｅｔ ａｌ．）を参照
することによって得られる。フィルタの柔軟性は様々な程度であってもよく、実
質的に剛性に近づいてさえもよく、様々な剛さを有してもよい。フィルタ要素は
、選択された構成においてあるいは取入口３７または空気入口４１に対する位置
で自らを支えるようにするように、より剛性な部分を含んでもよく、またはこの
目的のためにフレームが設けられてもよい。２つ以上のフィルタ要素を使用して
もよい。３ＭによるＳＥＲＩＥＳ２０００フィルタ等の他の非取り囲みフィルタ
も本発明に適切である。
る。好ましくは、フィルタ３８は多層材料であり、マイクロファイバ層等の内側
フィルタ層を取り囲むスクリム層等の外側保護層を有する。好適な実施態様にお
いて、フィルタ３８は、柔軟な取り囲み部材である。袋状フィルタ３８は、少な
くともブロアー入口４１を実質的に取り囲む。適切なフィルタ材料の例は、両方
とも３Ｍに譲渡されている米国特許第５，６２０，５４５号（Ｂｒａｕｎ ｅｔ
ａｌ．）および第５，６３９，７００号（Ｂｒａｕｎ ｅｔ ａｌ．）を参照
することによって得られる。フィルタの柔軟性は様々な程度であってもよく、実
質的に剛性に近づいてさえもよく、様々な剛さを有してもよい。フィルタ要素は
、選択された構成においてあるいは取入口３７または空気入口４１に対する位置
で自らを支えるようにするように、より剛性な部分を含んでもよく、またはこの
目的のためにフレームが設けられてもよい。２つ以上のフィルタ要素を使用して
もよい。３ＭによるＳＥＲＩＥＳ２０００フィルタ等の他の非取り囲みフィルタ
も本発明に適切である。
【００４０】 取入口は、図２に示されるようにポートであってもよく、または、図５に示さ
れるように透過性または非透過性の支持構造物であってもよい。
れるように透過性または非透過性の支持構造物であってもよい。
【００４１】 ブロアー３６は、電池式であってもよく、他の源から動力を供給されてもよい
。エアフロー生成器３６は電気供給されることが好ましく、電池またはソーラー
アレイ等の電流生成器が空気取入部に作用的に関連している。直接ワイヤ線電圧
を使用してもよい。好適な実施態様において、電源４０はフィルタ３８内に含ま
れる。
。エアフロー生成器３６は電気供給されることが好ましく、電池またはソーラー
アレイ等の電流生成器が空気取入部に作用的に関連している。直接ワイヤ線電圧
を使用してもよい。好適な実施態様において、電源４０はフィルタ３８内に含ま
れる。
【００４２】 加減抵抗器、スライド、トグルまたはタッチオン／オフスイッチ等の適切な制
御装置がブロアーに設けられる。
御装置がブロアーに設けられる。
【００４３】 図２を参照すると、フィルタ３８を取入口３７から間隔をおくために入口４１
近傍にスペーサー４２が作用的に設けられてもよい。
近傍にスペーサー４２が作用的に設けられてもよい。
【００４４】 図６を参照すると、本発明の携帯用保護システムは、空気入口４５と空気出口
４６と複数の中間バッフル４８とを備えたディフューザー４４を含んでもよい。
ディフューザー４４は、空気流路を規定する。空気出口４６近傍のディフューザ
ー４４の表面２６は、人の額にほぼ相補的である。空気不透過バンド５１が、デ
ィフューザーおよび／またはクレードル２４またはフェイスシールド２２に設け
られてもよく、装置を着用者に対して封止する助けをする。ディフューザー４４
は、フェイスシールド２２に連結される。ヘッドクレードル２４は、ディフュー
ザー４４からほぼ後ろ側に延在する。
４６と複数の中間バッフル４８とを備えたディフューザー４４を含んでもよい。
ディフューザー４４は、空気流路を規定する。空気出口４６近傍のディフューザ
ー４４の表面２６は、人の額にほぼ相補的である。空気不透過バンド５１が、デ
ィフューザーおよび／またはクレードル２４またはフェイスシールド２２に設け
られてもよく、装置を着用者に対して封止する助けをする。ディフューザー４４
は、フェイスシールド２２に連結される。ヘッドクレードル２４は、ディフュー
ザー４４からほぼ後ろ側に延在する。
【００４５】 図４を参照すると、フェイスシールド２２は、呼吸ゾーンから排出される前に
、空気を濾過するための出口フィルタシール５０を有してもよい。出口フィルタ
シール５０は、一般に柔軟であり、フェイスシールド２２に作用的に連結され、
フェイスシールド２２の周縁のすべてまたは一部に沿って配置される。出口フィ
ルタは人の顔の境界に略係合して適合するようになっている。
、空気を濾過するための出口フィルタシール５０を有してもよい。出口フィルタ
シール５０は、一般に柔軟であり、フェイスシールド２２に作用的に連結され、
フェイスシールド２２の周縁のすべてまたは一部に沿って配置される。出口フィ
ルタは人の顔の境界に略係合して適合するようになっている。
【００４６】 出口フィルタシール５０は、フェイスシールドと着用者の顔との間の空間を実
質的に占有するかまたは満たすかし、それによって、フェイスシールド２２と着
用者の顔の表面と出口フィルタシール５０とによって規定される呼吸ゾーンを形
成する。出口フィルタシール５０は、濾過されていない周囲空気が内側に流れる
のを防ぎながら、空気が呼吸ゾーンからシールを通って排気されることを可能に
する。出口フィルタシール５０を形成するのに適切な材料の例として、デュポン
のＴＹＶＥＫまたは他のほぼ類似した織られたウェブまたは不織ウェブが挙げら
れる。３デニールポリプロピレンおよびポリエステル繊維から構成されるカード
製熱結合不織ウェブが適切であるが、選択された材料が汚染された空気または周
囲空気が呼吸ゾーンへ入るのを妨げる限り、ほぼ類似した織られたウェブまたは
不織ウェブまたは発泡材料が使用されてもよい。出口フィルタシール５０は、た
とえば、３Ｍテープ＃９２４を使用してフェイスシールド部分２２の周縁に沿っ
て接着剤によってまたは機械的に取り付けられてもよい。出口フィルタシール５
０は、濾過された呼気が必要であるかまたは所望される保護装置に使用される。
質的に占有するかまたは満たすかし、それによって、フェイスシールド２２と着
用者の顔の表面と出口フィルタシール５０とによって規定される呼吸ゾーンを形
成する。出口フィルタシール５０は、濾過されていない周囲空気が内側に流れる
のを防ぎながら、空気が呼吸ゾーンからシールを通って排気されることを可能に
する。出口フィルタシール５０を形成するのに適切な材料の例として、デュポン
のＴＹＶＥＫまたは他のほぼ類似した織られたウェブまたは不織ウェブが挙げら
れる。３デニールポリプロピレンおよびポリエステル繊維から構成されるカード
製熱結合不織ウェブが適切であるが、選択された材料が汚染された空気または周
囲空気が呼吸ゾーンへ入るのを妨げる限り、ほぼ類似した織られたウェブまたは
不織ウェブまたは発泡材料が使用されてもよい。出口フィルタシール５０は、た
とえば、３Ｍテープ＃９２４を使用してフェイスシールド部分２２の周縁に沿っ
て接着剤によってまたは機械的に取り付けられてもよい。出口フィルタシール５
０は、濾過された呼気が必要であるかまたは所望される保護装置に使用される。
【００４７】 ２つ以上の出口フィルタシール５０を使用してもよく、出口または呼気フィル
タの柔軟性は変動する。
タの柔軟性は変動する。
【００４８】 本発明とともにフィルタ換気帽６０を使用してもよい。使用の際に、フィルタ
換気帽６０はフェイスシールド２２の縁からゆるくたれ、フェイスシールド２２
とユーザの頭部との間の空間を、特にシールド２２とユーザの顔の周囲との間の
空間を、実際的に占有するかまたは覆う。これは呼吸ゾーンを規定する。換気帽
６０は使い捨てでもよく、単回使用用に設計され、すなわち、１回使用した後に
除去され、別の換気帽と取り替えられる。換気帽６０は、出口フィルタシール５
０とともに、またはこれの代わりに使用してもよい。
換気帽６０はフェイスシールド２２の縁からゆるくたれ、フェイスシールド２２
とユーザの頭部との間の空間を、特にシールド２２とユーザの顔の周囲との間の
空間を、実際的に占有するかまたは覆う。これは呼吸ゾーンを規定する。換気帽
６０は使い捨てでもよく、単回使用用に設計され、すなわち、１回使用した後に
除去され、別の換気帽と取り替えられる。換気帽６０は、出口フィルタシール５
０とともに、またはこれの代わりに使用してもよい。
【図１】 本発明の保護システムの１つの実施態様の側面図である。
【図２】 本発明の１つの実施態様の側部斜視図である。
【図３】 保安帽とともに使用されるように適合された本発明のヘッドクレードル、フェ
イスシールドおよびブロアー／フィルタ袋特徴を示す。
イスシールドおよびブロアー／フィルタ袋特徴を示す。
【図４１】 使用中の本発明の１つの実施態様を示す。
【図５】 ハーネスと換気帽とを有する本発明の別の実施態様を示す。
【図６】 内部バッフル構造物を含む本発明のディフューザーの底面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，Ｍ Ｗ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，Ｅ Ｓ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ， ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，Ｍ Ｇ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ， ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，Ｙ Ｕ，ＺＷ (72)発明者 ケアリー，パトリック エイチ．ジュニア アメリカ合衆国，ミネソタ 55133−3427, セント ポール，ピー．オー．ボックス 33427 Ｆターム(参考） 2E185 AA06 BA12 CC33 CC73
Claims (10)
- 【請求項１】 ヘッドクレードルと該ヘッドクレードルに取り付けられた
フェイスシールドとを具備する保護装置。 - 【請求項２】 前記ヘッドクレードルは、自由端と、該自由端と前記フェ
イスシールドとの間にほぼ延在する長さ部分とを有し、該長さ部分の少なくとも
一部が湾曲している請求項１記載の保護装置。 - 【請求項３】 濾過された空気の流れを提供する装置であって、 入口を備えた空気取入部と、 該入口に作用的に連結されたエアフロー生成器と、 該入口と該エアフロー生成器とを実質的に取り囲むフィルタと、 を具備する装置。
- 【請求項４】 着用者を保護するための携帯用保護システムにおいて、 後面と空気入口と空気出口とを有して空気流路を形成するディフューザーであ
って、該後面は人の額にほぼ相補的であるディフューザーと、 該ディフューザーに連結された実質的に透明なフェイスシールドと、 該ディフューザーから延在するヘッドクレードルであって、自由端と、該自由
端と該ディフューザーとの間にほぼ延在する長さ部分とを有し、該長さ部分の一
部は十分に弓形であり、それによって、使用するときに、該ヘッドクレードルの
一部が着用者の頭部の頂部および後部にほぼ適合し、該ヘッドクレードルは、着
用者の後頭部突起にほぼ向かって延在し、該自由端は該後頭部突起のほぼ下の領
域で着用者の頭部上に置かれるようになっているヘッドクレードルと、 該ディフューザーに連結され、該ディフューザーを通してエアフローを生成す
るブロアーであって、入口を有し、動力源に作用的に連結されるブロアーと、 を具備する携帯用保護システム。 - 【請求項５】 前記フェイスシールドに作用的に連結され且つその周縁に
沿って配置され、人の頭部の境界に略係合してこれに適合するようになっている
ほぼ柔軟な出口シールをさらに具備し、それによって、該フェイスシールドと人
の顔の表面と該出口シールとによって規定される呼吸ゾーンを形成する請求項４
記載の保護システム。 - 【請求項６】 前記出口シールは前記フェイスシールドに接続された不織
ウェブを具備する請求項５記載の保護システム。 - 【請求項７】 フェイスシールドと、該フェイスシールドに連結され該フ
ェイスシールドを着用者の頭部に支持するヘッドクレードルと、入口を有して該
ヘッドクレードルに保持されるブロアーと、該ブロアーの該入口に作用的に関連
し該ブロアーを実質的に取り囲む入口フィルタ要素と、該フェイスシールドに作
用的に関連した出口フィルタ要素と、を具備する保護システムであって、呼吸ゾ
ーンが実質的に該保護システムと着用者の顔とによって規定される保護システム
。 - 【請求項８】 人の顔のプロテクタであって、 人の頭部の頂部および後部の輪郭にほぼ適合してこれに係合するように形成さ
れたほぼ弓形のクレードル部材と、 該クレードル部材の一端から延在する実質的に透明な空気不透過性の剛性フェ
イスシールドであって、周縁を有し、人の顔の形状にほぼ適合し、その寸法を超
えるように形成されたフェイスシールドと、 該フェイスシールドの該周縁に隣接してほぼ沿って配置され、人の顔の境界に
係合して適合するようになっている繊維質フェイスフィルタシールであって、該
プロテクタを着用するときに、該フェイスシールドと人の顔の表面と該フェイス
フィルタシールによって規定される呼吸ゾーンを形成する繊維質フェイスフィル
タシールと、 該呼吸ゾーンに入る空気を濾過し、該呼吸ゾーンから該フェイスフィルタシー
ルを通して空気を排出する手段と、 を具備するプロテクタ。 - 【請求項９】 顔保護部材を有する保護システムで使用されるフィルタで
あって、該フィルタは該顔保護部材に作用的に連結され、それによって、該フィ
ルタと該顔保護部材とユーザの身体の一部とがユーザの呼吸ゾーンを実質的に規
定するようになっているフィルタ。 - 【請求項１０】 着用者の頭部に保護装置を支持する支持部材であって、
自由端と、該自由端と該保護装置との間にほぼ延在する長さ部分とを有し、該支
持部材の一部は着用者の頭部にほぼ適合してこれに接触するようになっている支
持部材。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/911,833 US6014971A (en) | 1997-08-15 | 1997-08-15 | Protective system for face and respiratory protection |
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