JP2001514765A - 背面投射型透明画視認装置 - Google Patents

背面投射型透明画視認装置

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Abstract

(57)【要約】 透明画を上に載せるようにされたフェイスプレートと、光を変調し光パターンを形成する複数の光バルブを備える光モジュレータと、変調された光パターンをフェースプレートの背面に投影するプロジェクタとを備え、フェイスプレートは拡大された光パターンで背面から照明され、前記の複数の光バルブの各光バルブは光パターン内のピクセルに対応し、隣接するピクセルは少なくとも30%のオーバーラップを有する、ビューボックス。

Description

【発明の詳細な説明】 背面投射型透明画視認装置 発明の分野 本発明は一般に、透明画を視認する装置に関し、詳細には、プロジェクタを使 用してX線透明画を背面照明する装置に関する。 発明の背景 医療用のX線透明画は通常、一般的にはイルミネータ、ライトボックス、ある いはビューボックスと呼ばれる装置のディスプレイ面の上に置いて検査する。既 存のイルミネータは通常、視認領域を形成する光拡散プレートの背面で、複数の 蛍光灯管あるいは白熱照明管を囲むボックス型の構造を備えている。一般的に透 明画は、ディスプレイ面の上縁に沿った位置にある、バネ付勢されたフィルム・ ホルダ・クリップの下に透明画の上縁を押し込むことによって、ディスプレイ面 上に保持される。 標準の大きさのイルミネータは、高さが17インチで、幅が14インチあるい は14インチの倍数(すなわち28インチまたは56インチ)のディスプレイを 有している。通常、各14インチ幅のディスプレイ面は専用の蛍光管と制御スイ ッチを有する。このようなディスプレイ面を使用すると、最高で17インチ×1 4インチまでの大きさの、標準サイズのX線フィルムを視認することができる。 ディスプレイ面のうち、透明画に覆われていない部分は照明する必要がない。 このため、透明画外の領域から不必要なグレアが除去される。14インチ×17 インチ未満の透明画を検査する場合、一般的には、ビューアの上に沿ったフィル ム・ホルダによって透明画を吊るし、フルサイズの透明画と同じようにディスプ レイ領域に保持する。このため、透明画を囲むディスプレイ領域の一部が完全に 照明を受けたままになってしまい、その結果生じるグレアにより、透明画を検 討して含まれる情報を評価しようとする人の視覚的な知覚が損なわれる。 透明画はいくつかの非常に透明な領域を含むことが多く、また放射線医師は、 ある部分は露出過度(暗すぎる)であり、他の部分が露出不足(明るすぎる)で ある透明画を検査しなければならないこともよくある。こういった場合、透明画 領域自体からかなりのグレアが発せられる。さらに、多くの場合、視認者が最も 関心のあるディスプレイ領域は非常に濃密なものとなっている。このように、周 囲の密度の低いエリアからのグレアにより、領域内の詳細を識別する能力が制限 されてしまう。 これまでにも、透明画を通らない光から視認者の目を遮蔽する、X線透明画視 認装置を提供する試みが行われてきた。これらの視認装置は、透明画の関心のな い領域からや透明画外からの光を覆い、及び/又は、透明画内のコントラストを 低下させている。 Haagに対する米国特許1988654は、手動で移動可能な2つのカーテ ンを備え、ディフューザの光放射面を透明画の縁までマスキングするライトボッ クスを開示している。 Cadenasに対する米国特許2436162は、相互に手動回転してX線 透明画の全部あるいは選択された部分を露出することができる、ヒンジ連結され た複数の不透明マスクを備えたマスキング構造を有するX線ビューアを開示して いる。 Hammondに対する米国特許4004360は、X線透明画でカバーされ ていないディスプレイ・スクリーンの領域を自動的に暗くする目的を持つ自動マ スキング視認装置に関するものである。この開示された装置では、画面はシャッ タによって選択的にブロックされたり開かれて光を通過させたりする多数の穴を 備えている。装置の内部は、フィルムを装置の正面に保持する機能を果す真空源 に接続されている。 さらに真空は透明画でカバーされない穴に接続されたシャッタを閉じる機能を 果し、光がそのような穴を通るのを防ぐ。空気は透明画に塞がれた穴を抜けるこ とはできず、カバーされた穴に関連するシャッタは開いたままで光を通過させる ことができる。ここに記載された装置は、透明画に塞がれた領域に穴やシャッタ があるため、透明画の後ろにパターンが生じ、透明画を正確に読み取る性能が損 なわれるため、X線透明画を厳密に調べるには適していない。 Armfieldに対する米国特許4373280は、スクリーンの中央部分 に透明画を支持するクロス・バーを有するX線視認プレートを開示している。手 動で動かすことのできる一連のシェードが提供され、照明された面の選択された 部分を暗くすることが可能である。 Porkinchakに対する米国特許4510708は、伸びたスクロール 上に一連のマスクを含むX線視認装置を開示している。この発明の具体的な実施 形態では、スクロールは一組のフィード・ロール上にあるモータで移動する。マ スクはX線透明画の生地サイズに応じた大きさになっている。この装置は寸法感 知機構を備え、感知された寸法に従って、選択されたマスクを設置された透明画 と自動的に位置合わせを行う。透明画はフィルム・ホルダに挿入される。幅感知 機能は、フィルムの縁を係合すべく配置された一連のレバー又はフィンガにより 達成される。 Gelukに対する米国特許4637150は、陰極線管(CRT)を光源と して用い、この光源から出射された光が透明画の格納密度に応じて変調されるシ ステムを開示している。このタイプのイルミネータとしては、CRTの大きさや 光の出力強度が限られているため、このシステムは非実用的である。 Deforestらに対する米国特許4908876は、特に、投影レンズを 使用して透明画を背面から照明するために光源を投影する透明画視認装置を開示 している。 Yanivらに対する米国特許5313726は、反射ハウジング内に搭載さ れた光源を使用して透明画を背面から照明する透明画視認装置を開示している。 ドイツ特許出願DE33 31 762 Alは、照明源とディスプレイ面の 間に置かれたエレクトロクロマチック材料の反対面上にある水平ストリップ導体 と垂直ストリップ導体に電圧を加えることによって、ディスプレイ面の一部を選 択的に背面照明する、アレイ型のエレクトロクロマチック・イルミネータを開示 している。 本明細書に引用により組み込まれる、1995年7月11日に特許された米国 特許第5430964号および1996年2月13日に特許された米国特許第5 491332号が開示する発明は、電子的に制御される液晶アレイ(LCA)な どのマスク・パターン生成装置を有する自己マスキング透明画視認装置を開示し ている。この装置はさらに、光センサやマイクロスイッチのような透明画検出手 段も備えている。光センサは、取りつけられた透明画やディスプレイ領域の遮ら れない領域の減衰など、光学特性を認識する。いくつかの実施形態では、検出手 段はディスプレイ面上の透明画の有無、存在する場合はその位置、更には透明画 内のサブイメージ(subimage)の位置を判定する。検出データはシステ ム制御装置に送られ、システム制御装置はLCAを駆動して視認された透明画に 一致した補足的なマスキング・パターンを生成し、ディスプレイ領域の他の部分 をマスキングする。 いくつかの従来技術のシステムに示されるように、蛍光灯の列による直接照明 を使用して大きなLCAを背面から照明する方法にはいくつかの欠点がる。 (a)背面照明の強さは一般的に、人間の目がコントラストの低い細部に対し て感度が鈍くなるレベルに限定される。これは蛍光灯を収納する為に使用可能な ディスプレイ面の背面面積が限られているためである。 (b)許容できる視角に適切なコントラストを与えるためには、少なくとも2 つのLCA層が必要になる。大きなLCAは一般的にコントラストが低く(特に 視角が大きい場合)、複数のLCAを使用すると背面からの照明をさらに弱くす るからである。 (c)複数の蛍光灯を使用すると、空間的均一性を維持することは困難である 。 (d)許容できる生産高とコストで、大きな、高コントラストのLCA、特に STN(スーパー・ツイスト・ネマティック)およびPDLCA(ポリマー分散 液晶アレイ)を生産することは困難である。 (e)14”×17”のような非常に大きなLCAの生産は、従来技術では 知られていない。従って、14”×17”のような大きなディスプレイサイズを カバーするためには複数のLCAを使用する必要があり、LCAの間に継目やデ ッド・スペースが生じてしまう。継目があると、垂直に14”×17”の透明画 を載せるように最適化されたビューボックス上にたとえば14”×17”のよう な大きなサイズの透明画を水平に載せる時には欠点となる。 (f)大きなLCAは非常に高価である。 (g)アクティブ・マトリックスLCAなど、高いコントラストを提供し、複 雑なマスキングも可能なタイプのLCAは大きなサイズでは手に入らない。 (h)従来システムでLCAの冷却は困難である。 (i)大きなLCAを使用するシステムでは、光のリサイクルは複雑になり、 一般的には効率的ではない。 画像の背面投射ディスプレイは既知の技術である。特にLCAプロジェクタを 使用したビデオ・モニタは既知の技術である。一般的に画像を含んだLCAは強 度平行光源を変調し、画像搬送ビームを生成する。画像搬送ビームはそれからレ ンズを使用してディスプレイ面の後ろに投影される。このようなシステムは、1 990年5月14日、ネバダ州ラスベガスのBallyホテルにおける情報視認 学会でAlan Sobelが行った「Projection Display s」の講演ノート、および1993年5月17日、ワシントン州シアトルのワシ ントン州立コンベンション・センターでFrederic J.Kahnが行っ た「Electronic Projection Displays」の講演 ノートに記述されており、どちらの開示も引用により本明細書に組み込まれる。 従来技術では、LCAを使用して光ビームを変調すると、光ビームはかなり減 衰することが知られている。この減衰は、LCAが直線的に偏光された光を変調 すること、および通常の光を直線的に偏光された光に変換すると、通常は50% 以上強さが失われるという事実による。一般的に偏光子は伝わらない光を吸収し 、かなり熱を生成し、偏光子あるいはLC(液晶)材料を損なう恐れがある。近 年、比較的低ロスの直線偏光子が数種類開発されている。 図1Aは第10回国際ディスプレイ研究会議、EURODISPLAY’90 の議事録にある、S.Shikama,E.Toide,M.Kondoによる 「A Polarization Transforming Optics for High Luminance LCA Projector」に記述 されている、第1の低ロス直線偏光子を示している。この開示は引用により本明 細書に組み込まれる。偏光されていない光ビーム20は偏光ビームスプリッタ2 2によって第1偏光ビーム28および第2偏光ビーム34に分割され、両ビーム は垂直な偏光軸を有する。ビーム34はミラー24で反射され半波プレート26 を通過し、半波プレート26はビーム34の偏光軸を90°回転してビーム30 を生成する。ビーム30およびビーム28の偏光軸は互いに平行で、入力(LC Aへの)偏光子32の偏光軸に対しても平行である。従って、実質的に光ビーム 20のすべてのエネルギーが偏光子32を通過することになる。ビーム30は一 般的に屈折して、追加の光学素子(図示せず)によってビーム30に対して平行 になる。 図1Bは低ロス偏光子の第2の例を示している。これは第13回国際ディスプ レイ研究会議、EURODISPLAY’93の議事録で、A.J.S.M.D e Vaan,A.H.J.Van De Brandt,R.A.M.Kar smakers,M.V.C.Stroomer,W.A.G.Timmers の「Polarization Conversion System LCD Projection」に記載されており、その開示は本明細書に引用により 組み込まれる。偏光子42は一般的に第1プリズム部分40および第2プリズム 部分44を備え、この2つは複屈折粘着剤などの薄い複屈折層46によって分け られている。プリズム48に入る光ビーム48は層46に向かって屈折され、層 46はビーム48をプリズム40に反射して戻される第1偏光ビーム50と、プ リズム44に伝えられる第2偏光ビーム52に分割する。ビーム50およびビー ム52は垂直な偏光軸を有する。ビーム50(およびビーム52)がプリズム4 0(およびプリズム44)から出ると、入力角と等しい角度で屈折して戻される 。ビーム52の偏光軸はプリズム44の出口の上あるいは近くの半波プレート5 4によって90°回転される。したがって、ビーム52およびビーム50は平行 な偏光軸を有する。 発明の概要 本発明の好ましい実施形態によれば、透明画を載せたディスプレイ面は投影さ れたパターンによって背面から照明される。好ましくは、背面照明はLCAを使 用した空間モジュレータによってマスクされ、ディスプレイの透明画でカバーさ れた部分、あるいは関心の対象となる領域だけが背面から照明される。好ましく は、ディスプレイ面は部分的に拡散スクリーンである。 本発明による投影パターンを使用した背面照明には幾つかの利点がある。第1 の利点は、背面照明の光の強さはディスプレイ面の背面にある空間による制限を あまり受けない。直接背面照明システムでは、光の強さは面の後ろに置くことが できるランプの数と大きさ、およびディスプレイ面の放熱や空間的均一性などの 点から制限されてしまう。蛍光灯で背面照明する場合には到達する光の強さは通 常、ほぼ最適化されている。しかしながら、プロジェクタでメタルハライド・ラ ンプのような高温で強度の光源を使用すると、必要な光の量を生成することがで きる。この光は次にディスプレイ面に投影される。 本発明の好ましい実施形態によれば、簡単に光源を冷却したり、ディスプレイ 面(および透明画やオペレータ)を過熱から断熱できる。熱は、ディスプレイ面 から比較的遠いところとなり得る中央位置から放出されるためである。特に小さ なLCAを冷却するのは大きなLCAを冷却するより簡単で効率もよい。 多数の光源で直接照明を使用する場合、空間的均一性を与えることは難しい。 ディスプレイ面の各部分は異なった光源で背面照明されており、これらの光源の 相対的な強さと色は光源の加齢と共に変化してくる。プロジェクタでは、空間的 均一性を達成するのは簡単である。プロジェクタは1つまたは複数の光源からの 光を混合し、ディスプレイ面の各位置は実質的に同じ照明を受けるためである。 特に光源が1つだけしか使用されていないと、空間的均一性は何年にも亘って安 定している。 本発明の実施形態のもう1つの利点は、ディスプレイ面を背面照明するために 使用される少なくともいくつかの光源のタイプに関する。一般的に蛍光灯はその 長さに亘って比較的強さが一定しており、比較的効率がよく、ほとんど白色から LCA吸収用にあらかじめ修正されたスペクトルまで広い範囲の色スペクトルに 亘って使用可能であるため、従来技術では蛍光灯が使用されている。プロジェク タでは、使用可能なランプの種類はさらに多くなる。特に、早く熱くなるランプ 、効率のよいランプ、白黒ランプのクラスタなどは本発明にすべて使用可能であ る。さらに、LCAの分光透過スペクトルを補償するランプを使用することもで きる。 本発明の少なくともいくつかの実施形態のさらなる利点は、透明画や関心領域 をマスクするために使用するLCAに関する。プロジェクタでは、比較的小さな LCAで非常に大きなディスプレイ面の背面照明をマスクすることができる。「 スーパー・ツイスト・ネマティック」強誘電型、アクティブ・マトリックス型な どの高コントラスト、高解像度の小さなLCAが市場で入手可能であるが、これ らは医療用透明画の直接背面照明ビューボックスに必要な大きさでは経済的に生 産できない。この結果、ディスプレイ面の明るい部分と暗い部分での同じコント ラスト比を得るために必要なLCAの層は少なくて済む。特に、単一のLCAだ けで透明画の投影背面照明をマスクすることが可能である。背面照明はLCA層 によってあまり減衰されず、光源の強度は少なくて済み、熱もあまり放出されな いためである。 高コントラスト、高解像度の小さいLCAに関する他の利点は、1995年6 月1日公開のDan Inbar,Hanan Wolf,Ben Zion LevyによるPCT公開WO95/14949「Transparency Viewing Device Comprising Passive Ma trix LCD」、1995年6月1日公開のDan Inbar,Hana n WolfによるPCT公開WO95/14950「Viewing App aratus and Work Station」、1994年11月28日 にDan Inbar,Giora Teltsch,Ben Zion Le vy,Eran Shaffirが出願した米国出願第08/348959号「 Improved Display Device」に記述されたマスキング・ パターンよりさらに複雑なパターンを生成する可能性を持つことである。高解像 度、高コントラストの小さなLCAに関するさらなる利点は、いくつかの従来技 術システムに見られたように、LCA全体のコントラスト比を犠牲にすることな くグレー・レベルのマスキングを生成する可能性があることである。 投影されたコーン・ビームを使用して透明画を照明すると、特に透明画が部分 的に拡散する面に取りつけられている場合は、従来技術に比較して軸から離れた 場所を見る場合のコントラストの低下を防ぐ。 さらなる利点は、いくつかの従来技術のシステムより均一なマスキング・パタ 一ンが達成されることである。LCAとディスプレイ面の距離が比較的長く、プ ロジェクタに一般的に見られるように収差が小さいので、拡散効果が生じる。L CAの非能動的な部分から生じるパターンは拡散効果によって消され、ディフュ ーザを使用する必要がない。代替として、あるいは追加としてプロジェクタを較 正して焦点を少しぼかしても、3〜10mmくらいの十分な空間的解像度を保持 することも可能である。この結果、透明画は比較的広い視角で、均一にコントラ ストの高いマスキング・パターンで視認することができる。 本発明のさらなる利点は、LCAの大きさが「継目のない」ディスプレイ領域 を提供する制限要因にならないことである。14”×17”ディスプレイ用の従 来技術のシステムでは、多くのLCAを使用してディスプレイ面をカバーしなけ ればならず、このようなLCA間の継目やデッド・スペースを補償する必要があ った。 本発明のシステムは従来技術より安価である。これはとりわけ、使用するLC Aが小さく、ランプの数も少ないためである。さらに、マスキング・システムが 小さい場合にはマスクされた領域から光をリサイクルすることも非常に現実的で ある。 本発明の好ましい一実施形態では、反射LCAを使用してマスキング・パター ンを生成する。反射LCAは2つの偏光子の間にLCAを備え、1つの偏光子に はミラーが隣接している。反射型LCAの1つの利点は、反射LCAを使用する と単一LCAのコントラストが2倍になることである。反射LCAのもう1つの 利点は、このようなLCAでは広い視角が得られることである。反射LCAとは 、LCAのミラー像に隣接したLCAと同じである。この結果、反射部分に到達 する前に偏光がLCAによって1つの方向に回転された光は、反射の後にLCA によって最初の偏光に回転し戻されることになる。 画像の投影用ではなく透明画の視認用に反射LCAを使用することの特定の見 地として、隣り合ったピクセル間のオーバーラップの量がある。反射LCAを使 用すると光は直角ではない角度でLCAに向けられる。その結果、1つのピクセ ルでLCAに入る光は別のピクセルでLCAから出る。反射LCAを使用した投 影TVを設計する目的の1つは、このオーバーラップを最小限にすることである 。一般的に、反射LCAはこの理由のために画像投影には適していないと考えら れている。透明画視認装置では、一定量のオーバーラップは望ましい。 ピクセル間の所望のオーバーラップの一例は、PCT公開WO96/1726 9に記述されたマスキング・マンモグラム(mammogram)である。他の ほとんどのX線透明画と異なり、マンモグラムでは透明画の端まで視覚的に重要 な情報がある(胸の側)。他のX線透明画のほとんどでは、その周囲に、使用さ れないあるいは関心のないスペースである縁がある。通常のX線透明画をビュー ボックス上で視認する場合、ビューボックス内のマスクジェネレータは通常、カ バーされないディスプレイ面のすべてと透明画の縁の一部をマスクするように設 定される。マスクと縁の間にオーバーラップがあると、透明画とマスクの間に光 の漏れがないことが確実になる。マンモグラムでは医学上重要な画像部分もマス クされていることがあるため、このオーバーラップは望ましくない。その代りに 密度勾配をつけたマスクが透明画の縁とカバーされないディスプレイ面の間に生 成される。従って、マスクの位置にエラーがあると、透明画の画像部分は完全に マスクされず、カバーされていないディスプレイ部分が部分的にマスクされてし まう。 縁の密度を徐々に変化させたマスクを生成する1つの方法は、隣り合ったピク セル間でオーバーラップを作ることである。好ましくはこのオーバーラップは3 0%以上で、50%以上ならさらに好ましく、80%以上なら最も好ましい。オ ーバーラップが100%以上になるとピクセルの値は中心が2ピクセル離れたピ クセルにおける光の強さに影響を与える可能性があることに注意が必要である。 好ましくは、オーバーラップはすべての方向で対称的であり、左側のオーバーラ ップも右側のオーバーラップも実質的に等しい。あるいは、マスキングジェネレ ータを駆動して縁がどのような方向であってもマスキング・パターン上に実質的 に等しい縁を提供することもできる。 ピクセルのオーバーラップはシステムの解像度にも反映される。画像ディスプ レイでは、ピクセルの大きさは最小が望ましい。ピクセルが小さければ画像の鮮 明度と画質は(適切な範囲内で)高くなる。透明画ビューボックスで最も重要な 要件の1つは、透明画の解釈を歪めるようなアーチファクトがないことである。 従って、マスキング・パターンはビューボックスのフェイスプレートにあるディ フューザなどによって通常なめらかになる。ビューボックスの最高に望ましい解 像度に対する別の限定は、マスキング・パターンと透明画の間に視差が生じる可 能性から生成される。透明画とマスキング・パターンの間には常にいくらかのギ ャップがある。フェイスプレートが拡散性でなければ、ギャップは透明画、マス クジェネレータおよび視認者の間の光学的距離に等しい。フェイスプレートが拡 散性であれば、ギャップは透明画とフェイスプレートの間の距離に等しい。透明 画は一番下で縮まりがちなので、この距離はゼロになることはほとんどない。視 認者が透明画の前に直接立っていると、生じる視差は非常に小さくなる。しかし 視認者がある角度で透明画を視認しているとかなりの視差が生じる。このため透 明画ビューボックスでは一般的に、非常に鮮明度の高い縁は望ましくないのであ る。 本発明の別の側面は、画像処理とマスキングに複数の光バルブを使用すること に関する。本発明の1つの好ましい実施形態ではLCAの第1部分はマスクとし て駆動され、第2部分は画像処理光モジュレータ、たとえば不鮮明(unsha rp)マスキング装置として駆動される。本発明の別の好ましい実施形態では、 好ましくは投影レンズの前に置かれた能動的LCAである第1LCAは画像プロ セッサとして駆動され、好ましくはディスプレイ面近くに置かれた受動的LCA である第2LCAはマスクとして駆動される。 したがって、本発明の好ましい実施形態によれば、 透明画を取りつけるようにされたフェイスプレートと、 光を変調し光パターンを形成する複数の光バルブを備える光モジュレータと、 変調された光パターンをフェイスプレートの背面に投影し、フェイスプレート が光パターンの拡大されたバージョンで背面から照明されるプロジェクタとを備 え、 前記の複数の光バルブの各光バルブは光パターンのピクセルに対応し、隣り合 うピクセルが少なくとも30%のオーバーラップを有するビューボックスを提供 する。 好ましくは前記のオーバーラップは50%以上である。さらに好ましくはオー バーラップは80%以上である。 好ましくは、複数の光バルブは反射LCAを備える。 さらに、本発明の好ましい実施形態によれば、 透明画を取りつけるようにされたフェイスプレートと、 光を変調し光パターンを形成する複数の光バルブを備える光モジュレータと、 変調された光パターンをフェイスプレートに背面投影し、フェイスプレートは 光パターンの拡大されたバージョンで背面から照明されるプロジェクタを備え、 複数の光バルブが反射LCAを備えるビューボックスを提供する。 好ましくは、複数の光バルブは前記の複数の光バルブに入る光を偏光する低ロ ス偏光子を備える。 本発明の好ましい実施形態では、ライトボックスは光をリサイクリングする手 段を備える。 本発明の好ましい実施形態では、ライトボックスはプロジェクタとフェイスプ レートの間の層に、投影された光パターンをさらに変調する複数の第2光バルブ を備える。 本発明の好ましい実施形態では、さらに、 第1透明画を取りつけるようにされた第1フェイスプレートと、 第2透明画を取りつけるようにされた第2フェイスプレートと、 光を変調しマスキング・パターンを形成する光モジュレータとを含み、光モジ ュレータはさらに、 第1フェイスプレート用の光を変調する複数の第1光バルブと、 第2フェイスプレート用の光を変調する複数の第2光バルブと、 前記の透明画の両方を背面から照明する光を供給する単一の光源とを備え、前 記の光は光モジュレータによって変調され第1の強さで第1透明画の少なくとも 一部を背面から照明し、第2の強さで第2透明画の少なくとも一部を背面から照 明する、ビューボックスを提供する。 好ましくは、第1の強さは第2の透明画の部分の密度によって異なる。 好ましくは、第1の強さは複数の第1光バルブに加えられるオフセット電圧レ ベルによって決定される。 好ましくは、複数の第1光バルブは液晶光バルブを備える。 本発明の好ましい実施形態では、ライトボックスは複数の第1光バルブを通じ て送られた光を減衰する可変アテニュエータを備える。好ましくは、可変アテニ ュエータは液晶である。 本発明の好ましい実施形態では、ライトボックスは、複数の第1光バルブを駆 動して複数の第2光バルブと異なる伝達を行わせるコントローラを備える。 好ましくは、複数の光バルブは電圧ゲート光バルブである。 図面の簡単な説明 本明細書に添付され明細書の一部をなす図面は本発明の非限定的な実施形態を 示し、文書による説明と共に本発明の目的、利点、原則をさらに説明する役割を 果すものである。 図1Aは、既知の低ロス偏光子の第1の例である。 図1Bは、既知の低ロス偏光子の第2の例である。 図2は本発明の好ましい一実施形態による、ビューボックスの側断面図である 。 図3は本発明の好ましい一実施形態による、図2の実施形態に使用できるビュ ーボックスの投影サブシステムの側面図である。 図4Aおよび4Bは、本発明の好ましい一実施形態による光リサイクリングシ ステムを示す図である。 図5は2つのLCAを有する本発明の好ましい一実施形態による、ビューボッ クスの投影サブシステムの概念図である。 図6は、本発明の好ましい一実施形態に従ってビューボックスの上に置かれた 透明画を映すカメラについて、2つの好ましい位置を示す図である。 図7は本発明の好ましい一実施形態による、折り畳み光路を有するビューボッ クスを示す図である。 図8は、本発明の別の好ましい実施形態により、図2のビューボックスに適し たDMD(ディジタル・マイクロミラー装置)に基づいた投影サブシステムを示 す図である。 図9は、本発明の好ましい一実施形態による反射LCAを示す図である。 図10は本発明の好ましい一実施形態による、低ロス偏光子を使用した光リサ イクル・ビューボックスの側面図である。 図11は本発明の好ましい一実施形態による、通常は暗い光バルブアレイ用の 光バルブ構成の側面図である。 図12は本発明の好ましい一実施形態による、単一照明源を有するマルチ・フ ェイスプレート・ビューボックスの側面図である。 発明の好ましい実施形態の説明 図2は、本発明の好ましい実施形態によるビューボックス60の側面図である 。ビューボックス60は一般的に投影サブシステム62を備え、投影光学系64 を使用してパターン化された光ビーム81をディスプレイ面66の背面に投影す る。ディスプレイ面66は好ましくは、ディフューザを備える。透明画68はデ ィスプレイ面66上に取りつけられ、パターン化された光81で背面から照明 されている。パターン化された光81のパターンは、好ましくはコントローラ7 0によって制御され、ディスプレイ面66の透明画68によってカバーされた部 分や関心領域だけを背面から照明する。従って、透明画68を視認するオペレー タはディスプレイ面の他の部分からの光に目をくらませることはない。あるいは 、同じくコントローラ70が制御するLCA74を使用して光81がディスプレ ィ面66に到達する前に光ビーム81のパターンをさらに変調し、光ビーム81 のパターンのコントラストを強化する。好ましくは、パターン化された光81は 投影サブシステム62の中のLCAを使用して光のビームをマスキングすること によって形成される。LCAを使用してパターン化された光を変調し透明画を背 面から照明するいくつかの好ましい方法を以下に説明する。 ビューボックス60は好ましくは、光を吸収する内壁を有するケーシング72 に収納されている。従って、ディスプレイ面66を通じてビューボックス60に 入る周囲光はケーシングで吸収され、ディスプレイ面66の背面から照明された 部分と照明されていない部分の間のコントラストを損なうことはない。 図3は投影サブシステム62の好ましい実施形態の側面図である。光源80は 、好ましくは集中リフレクタ84によって後ろから支えられ、強い光を生成する 。光は集光光学系86によって平行な光のビームに変換され、LCA82を背面 から照明する。LCA82を通じて送られる光はパターン化された光81を形成 し、上記のように光学素子64によってディスプレイ66の上に投影される。L CA82が面に垂直ではない角度でLCAを通過する光に極大のコントラストを 有する場合、LCAは集光光学系86からの光に関してはその角度に方向づけら れることが好ましい。 いくつかの光変更素子が光源80とLCA82の間の光ビームの中に好ましく 配置されている。赤外線(IR)フィルタ88は光のスペクトル中のIRの量を 減らし、LCAなどの熱に敏感な素子を保護する。色フィルタ90は必要に応じ て光源80のスペクトルを調節し、必要な色度を提供して透明画を照明する。そ の際、以下の点が考慮される。 (a)LCAの伝達スペクトル (b)光源80の発光スペクトル、および (c)ビューボックス60内の他の光学素子 好ましくは、インテグレータ92は光ビームを滑らかにし、光ビームの空間的 な強度を均一にする役割を果す。このようなインテグレータは上記に引用された 「偏光変換システムLCD投影」および図1Bに示されている。代替として、あ るいは追加として他の光学的手段や拡散手段を使用して空間的に均一な光ビーム を生成したり、均一ではないビームを形成して投影ひずみについて修正すること も可能である。代替として、あるいは追加として、光源80の非均一性は集光リ フレクタ84によって修正され、光源80のマルチ・イメージを形成することも 可能である。 LCA82はコントローラ70によって制御され、光ビームをパターン化され た光ビーム81に変換する。好ましくは、LCA82は第1偏光子94および第 2偏光子96と共に、コントローラ70で制御される光バルブマトリックスを備 える。パターンに従って複数のバルブが開いている時、パターンがLCA82を 通過する光ビームに、パターン化された光81を形成する。 このようなパターンを生成する方法は、前記のPCT公開WO95/1494 9号およびWO95/14950号、前記の米国特許出願08/348959号 に示されている。ビューボックスに関する他の詳細は、SmartLight社 が1995年12月4日に出願したイスラエル特許出願116252、およびこ れに対応する米国特許出願08/760652号「Dedicated Mam mography Viewer」、1995年12月7日出願の米仮出願60 /008360号、PCT公開WO96/17269号およびWO97/193 71号に開示されており、これらすべての開示は本明細書に引用により組み込ま れる。 一般的に、透明画の背面にあるディスプレイ面だけを背面から照明するように 、透明画を背面から照明することが望ましい。好ましくは、透明画の高密度部分 は透明画の他の部分より強く背面から照明される。好ましくは、2つのタンデム LCAを使用して背面照明をマスクしている場合、透明画に近いLCAは低解像 度高コントラストモードで動作して、透明画の外側や関心領域以外には非常に低 レベルの光を提供し、光源に近いLCAは高解像度モードで動作して、透明画や その中の関心領域をくっきりさせる。 あるいは、透明画全体を弱い背面照明を使用して視認し、関心領域を強い背面 照明を使用して視認する。高解像度LCAはディスプレイ面全体と透明画の関心 領域以外のすべてをマスクし、高コントラストLCAは透明画外部のディスプレ イ面全体をマスクする。この結果、関心領域の背面照明はどのLCAでもマスク されず、透明画の残りの部分の背面照明は1つだけのLCAでマスクされるため 、背面から弱く照明され、ディスプレイ面の残りの部分(カバーされていない部 分)への背面照明は2つのLCAによってマスクされるため、非常に暗くなる。 一般的には、同時に視認する透明画は1つか2つである。高コントラストは2 ×2の駆動スキーマを使用してLCAを駆動することによって得られることが分 かっており、これは表示される透明画が1つだけの時には適当である。この場合 、好ましくは通常は明るいLCAを高コントラストLCAに使用する。2×2お よび2×3駆動スキーマはまた高コントラストを提供する。このようなスキーマ は上記の添付されたPCT公開および米国出願に記述されている。 本発明では、LCA74はビューボックス60に統合され、LCA74は好ま しくは通常は明るく、LCA82は通常は明るくても暗くてもよい。LCA74 あるいはLCA82はどちらも高コントラストLCAとして動作し、好ましくは LCA82は高解像度でLCA84は高コントラストである。好ましくは、高解 像度および高コントラストのどちらの機能も単一の、好ましくは光源80のそば に置かれたアクティブ・マトリックス、LCAを前記のように使用することによ って達成され、LCA74は省略される。 本発明ではLCA82のコントラストはほとんどの従来システムより高い。さ らに、パターン化された光ビーム81のビームに似た性質は、背面照明を部分的 に拡散するいくつかの従来技術とは異なり、LCA74およびLCA82の効果 的なコントラストを強化する。その結果、標準の受動マトリックス駆動とアクテ ィブ・マトリックス駆動は透明画を視認するためにも実用的である。 好ましくは、集光光学系86あるいは追加光学素子は、ディスプレイ面66の アスペクト比に適合する四角形の断面を有するように光ビームを形成する。 好ましくは、光源80はOsram GMbHが製造したHQI−T 400 w青あるいはHQI−VGなどのメタルハライド・ランプ、またはキセノン・ラ ンプである。あるいは、水銀ランプあるいは白熱電球のような他のタイプの光源 を使用することもできる。しかしながらメタルハライド・ランプは特に蛍光灯と 比較した場合、いくつかの利点を有する。 第1に、メタルハライド・ランプあるいはキセノン・ランプの光出力は長期間 に亘って比較的安定しており、メタルハライド・ランプの寿命は一般的に長い。 第2に、メタルハライド・ランプではランプに使用される金属の組み合わせに 応じて幅広いカスタム色スペクトルあるいは標準色スペクトルが使用可能である 。場合によっては、色スペクトルがほぼ光源80に望ましい色スペクトルと同じ であるランプを見つけたり開発したりして、色フィルタ90の使用を避けること も可能である。第3にメタルハライド・ランプは比較的効率がよく、可視波長の 放射出力で最大で50%である。第4にメタルハライド・ランプは蛍光灯よりル ーメン出力あたりに必要なバラスト(ballast)が小さい。第5にメタル ハライド・ランプは蛍光灯よりコンパクトであり、一般的に点光源で最良に動作 する投影システムには理想的である。 メタルハライド・ランプの欠点は、入力電圧レベルに対する感度である。従っ て安定的な光出力が望ましい場合には、好ましくは電圧安定電源を使用してラン プに電圧を供給する。 光源80を2つ以上のランプから構成し、強い光やよい色スペクトルを達成す ることも可能である。 光源80、IRフィルタ88および投影サブシステム60の冷却は全体として 従来技術の直接照明ビューボックスの冷却より簡単である。直接照明ビューボッ クスでは熱は広い範囲に分散し、一般的には強制空気によって冷却される。上記 のように本発明の好ましい実施形態では、熱はビューボックス60の非常に小さ な部分に集中し、この部分は高い温度に達する。好ましくはフリューム型の冷却 システムを使用して、その中で光源80およびIRフィルタ88が放射する熱が 周囲の空気を熱する。熱せられた空気はフリュームを上昇し、新しい、冷たい空 気と入れ替わる。これは他のプロジェクタに使用される冷却システムと同じであ る。 本発明の好ましい実施形態では、偏光子94にはシート偏光子は使用されない 。シート偏光子は、偏光されていない光を偏光された光に変換する効率が比較的 悪いためである。その代りに、前に図1A、1Bで説明したような低ロス偏光子 を使用して偏光変換を行う。あるいは偏光子94は、次に説明するように3M製 の再帰反射偏光子シートである。ほとんどの低ロス偏光子の欠点は、波長に依存 していることである。この結果、低ロス偏光子から送られた光は、波長によって 偏光の割合が異なる。この偏光されない光はLCA82で達成可能なコントラス トを弱める可能性がある。従って、好ましくは直線偏光子を低ロス偏光子および LCA82の間に置く。直線偏光子は「確認」のための偏光子であって、低ロス 偏光子によって変換されない光だけに影響を与える。 低ロス偏光子は一部の波長を他の波長より大きく偏光するので、偏光された光 の強さは波長によって異なり、ディスプレイ面66上で色度エラーの原因となる 。好ましくは、この色度エラーは色フィルタ90を使用するか、またはあらかじ め修正された色スペクトルを持つ光源80を選択することによって修正する。 狭帯域拒絶フィルタおよび狭帯域伝達フィルタを含む色フィルタおよびIRフ ィルタはニューヨーク、マグロウヒル社刊の、Michael Bass編集に よる「光学ハンドブック」第一巻に説明されている。 比較的小さなLCAからの光を投影する投影サブシステムを使用することの重 要な利点として、アクティブ・マトリックスLCAのような高解像度高コントラ ストのLCAが市場で比較的安く手に入ることがある。本発明の好ましい実施形 態では、背面照明はスーパー・ツイスト・ネマティック(STN)LCAのよう な1つだけのLCAを使用してマスクされる。たとえば、TECD社製のモデル 番号G191Dは高コントラスト比と、192×192ピクセルの解像度、多く のグレイ・レベルを表示する能力を有する。この型のLCAは一般的に、直接 背面照明ビューボックスに必要な14”×17”のような大きなサイズはない。 本発明の好ましい実施形態では、光のリサイクリングが行われる。本明細書に 引用により組み込まれているPCT公開WO97/01126号「Transp arency Viewing Apparatus」、およびPCT公開WO 95/16934号「A Self Masking Display Dev ice」は、他の方法では失われてしまう光を使用してディスプレイ面66の照 明された部分の背面照明の強さを増大する方法と装置を記述している。一般的に 、たとえば大きなビューボックス上で小さな透明画を視認する時、あるいは比較 的大きな透明画上で小さな関心領域を視認する場合、ディスプレイ面66の比較的 小さな部分だけが照明される。この結果、リサイクリングの効率が20%程度の 低い場合でも、視認領域の強度は大幅に増加することができる。 図4Aおよび図4Bは、本発明の好ましい実施形態に従った光リサイクリング システムの図である。図4Aは集光光学系86およびLCA82だけを示してい る(図3から)。LCA82から反射された光は複数のリフレクタ100によっ てリサイクルされ、LCA82あるいは集光光学系86に向けて反射して返され る。代替として、あるいは追加として、拡散した光はリフレクタ84(図3に示 す)のようなリフレクタによってリサイクルすることも可能である。代替として あるいは追加として、プロジェクタ62を光反射内部表面を有するケーシングの 中に収納し、光のリサイクリングを強化することも可能である。 本発明の好ましい実施形態では、LCA82はポリマー分散液晶アレイ(PD LCA)であり、すべての方向に選択的に光を伝達したり分散させたりする。P DLCAは偏光された光と偏光されない光の両方を変調するので、偏光子94と 偏光子96は必要がない。LCA自体はほとんど光を吸収せず、伝達されない光 のほとんどが拡散され、集めてリサイクルすることが可能なため、光のリサイク リングにはPDLCAが特に適している。 PDLCAを使用したプロジェクタでは、伝達されない光の大部分が拡散して リフレクタ100に返される。リフレクタ100から反射された光とLCA82 から拡散して送られた光は、パターン化された光81に対しては平行ではない。 その結果、平行ではない光はディスプレイ面66の一部に投影され、暗くなる。 図4Bは本発明の別の好ましい実施形態を示し、コリメータ102はLCA82 の出口面に置かれ、LCA82を通過する拡散した光がパターン化された光81 のコントラストを弱めないようにする。 代替としてあるいは追加として、光反射シャッタをLCA82と光源80の間 に位置づけ、ディスプレイ面66のマスクされた部分からの光を反射して逆リフ レクタ84に返すこともある。好ましくは、シャッタの位置決めはコントローラ 70によって制御され、LCA82の暗い部分をオーバーラップさせるが、手動 で制御してもよい。 2つ以上のLCAを使用して背面照明用の光を変調するいくつかの既知システ ムでは、グリッド・パターンはLCA素子の間の能動的でない間隔を通過した光 によって形成され、LCAの間に置かれたディフューザによって除去される。本 発明の好ましい実施形態ではディフューザは使用されない。その代りにグリッド ・パターンと光ビーム81のパターンで形成された他の収差は、LCA82とデ ィスプレイ面66の間の長い距離によって和らげられる。この和らげは光レンズ とLCA82の中にわずかな収差が存在することによって達成され、パターン化 されたビーム81が横切る距離によって増幅される。あるいは、背面プロジェク タ60はわずかに焦点のずれた光学素子を使用し、光ビーム81のパターンを和 らげ、約3mmから10mmの空間解像度を保持する。 アクティブ・マトリックスLCAの非能動的部分によって生じたパターンはま た、上記のビームを和らげる方法によって修正される。 図2および図3は本発明の一実施形態を示し、1つのLCA(82)は投影サ ブシステム62の一部を形成し、別のLCA(74)はディスプレイ面66の近 くに位置する。図5はLCA82’およびLCA74’を有するビューボックス の投影サブシステムの一部を示す概念図である。好ましくは、LCA82’およ びLCA74’との間には実質的にギャップがない。LCA’82およびLCA 74’の両方を投影サブシステム内に有する利点は、これらのミスアライメント に対する感度が低いことである。さらにLCA74’およびディスプレイ面66 の間の距離はビーム81を和らげる効果を有し、上記のようにLCA74’によ って生じたパターンを除去する。 ディスプレイ面66をLCA82から離すことのさらなる利点は、視角が拡大 することである。LCAを使用して背面照明をマスクするいくつかのシステムで は、視角は使用されるLCAの効果的なマスキング角によって限定される。この ように視認者と、LCA面の間に通常ある角度が拡大されるので、ディスプレイ 面の背面照明された部分と背面照明されない部分の間のコントラストが弱まる。 逆に本発明の好ましい実施形態は、配置と使用されるLCAの型により、はるか に広い視角を有する。さらに、いくつかの既知のシステムはBEF(輝度強化フ ィルム)を使用して、背面照明を実質的にLCAに垂直な方向に向ける。ここに 説明したように、BEFは一般的に本発明では必要ではない。背面照明は集光光 学系86によって平行なビームに変換されるためである。このように、ビーム81 がLCA82を通過する時にはLCA82に対して実質的に垂直であるが、光学 素子64の投影の結果、ディスプレイ面66に対しては垂直ではない。 代替としてあるいは追加として、ディスプレイ面66は上記に引用された「投 影ディスプレイ」で説明したようにレンズ状の画面で、視角の狭い範囲の照明を 強める。これは狭い視角に亘って、背面照明を明るくする。 プロジェクタに伴う問題の1つは、ディスプレイ面の中央はディスプレイ面の 縁より光源に近いということである。従って通常は、ディスプレイ面の中央と縁 では大きく明るさが異なる。本発明の好ましい実施形態によれば、中性フィルタ (neutral density filter:図示せず)が集光光学系8 6および投影光学素子64の間に置かれ、パターン化されたビーム81を減衰し 、輝度の違いを修正する。代替としてあるいは追加として、コントローラ70は パターンを使用してLCA82および/またはLCA74’を駆動し、輝度の違 いを修正する。 好ましくは、輝度の違いはキャリブレーション・プロセスの間に判定され、そ の間、ビューボックス60の表面は1つまたは複数の背面照明状態で結像される 。あるいは、輝度の違いは分析的に決定され、適切なフィルタが生成される。輝 度の違いに色の違いも含まれる場合、色フィルタ90はこれらの色の違いも修正 する。 自動輝度修正や透明画の自動マスキングのようなビューボックス60の自動的 な動作を達成するために、本発明の好ましい実施形態では好ましくは撮像カメラ または光センサを使用してディスプレイ面66を結像する。本明細書に引用によ り組み込まれた前記の米国特許出願08/348958号、前記のPCT公開W 091/10152号、WO95/14949号およびWO95/16934号 、WO96/17269号「改良されたディスプレイ装置」、1995年4月1 8日に提出されたイスラエル出願113418号「透明画の位置の決定」あるい は、1995年8月1日にDan Inbar,Eran Shaffir,H anan Wolf,Alex Natanzonが出願した「透明画位置決定 」という名称の米国仮特許出願60/001811号は、透明画を載せたビュー ボックスのディスプレイ面を撮像し、得られたデータを処理する装置と方法を開 示している。他の自動マスキング方法は、1995年5月5日に提出されたイス ラエル出願113624「自動透明画マスキング」および1995年8月1日に Dan Inbar,Hanan Wolf,Giora Teltsch,E ran Shaffirが提出した同じタイトルの米国仮特許出願60/001 819号に記載されており、この開示は本明細書に組み込まれる。 図6は本明細書の2つの好ましい実施形態による、2つの好ましいカメラの位 置を示す。第1の好ましい実施形態ではカメラ100はビューボックス60’の 外側に置かれ、カメラ100は妨げられずにディスプレイ面66を視認できる。 一般的にディスプレイ面66は透明画が取りつけられていない時には暗い。好ま しくは、新しい透明画68が載っている時にはディスプレイ面66は連続的にあ るいは瞬間的にIR光源によって照明され、カメラ100は透明画68を視認す ることができる。好ましくは、IR光源はディスプレイ面66に向けられたカメ ラ100上に取りつけられる。あるいはディスプレイ面66あるいはその一部は 、瞬間的に低い、まぶしくない光レベルで背面照明される。 代替としてあるいは追加として本発明の第2の好ましい実施形態では、カメラ 102はビューボックス60’内に置かれ、内側からディスプレイ面66を視認 する。透明画68は周囲の光によって背面照明され(カメラ102によって見ら れるように)、特にビューボックス60’がカメラ102とディスプレイ面66 の間にLCAを有しない時には、透明画68のディスプレイ面66上の位置は目 に見える。好ましくは、ディスプレイ66は非反射コーティングによって内側が コーティングされ、周囲の光の可視性を強める。代替としてあるいは追加として カメラ102はスペクトルIRフィルタにフィットし、カメラ102は外部の( ビューボックス60への)IR光源からのIR光だけを撮像する。好ましくは、 方向性のない周囲光源(図示せず)がIR照明を供給する。 あるいは、光源80(図3に示す)のスペクトル内のスペクトル・ギャップは カメラ102が活用する。カメラ102に着けられた狭帯域伝達フィルタはシス テム60内から内部的にカメラに到達する照明を受け付けないように設計されて いる。一般的に、ビューボックス60の外側からディスプレイ面66に入る周囲 の照明は、撮像目的としてはスペクトル・ギャップ内に十分な強度を有する。代 りに、スペクトル・ギャップ内の照明はビューボックス60の外側の特別な外部 光源から供給される。 代替としてあるいは追加として、光源80による時間的な照明ギャップをカメ ラ102の撮像目的に使用する。一般的に、光源80からの照明の強度は光源8 0に供給される電圧の関数として変化する。カメラ102と電圧供給は同期化さ れ、カメラ102はディスプレイ面66の画像を取得し、一方、光源80は数ミ リ秒ほどの非常に短い間一時的に弱くなる。 図7は、本発明の好ましい実施形態による、折り返し光路を有するビューボッ クス160の概略図である。ビューボックス160の構造は、図2および図3に 示されたビューボックス60の構造とほぼ同様である。集光光学系186は光源 180からの光を平行光ビームに変換する。好ましくは、光ビームの色スペクト ルは、ビームがLCA182を通過する前あるいは後に色修正フィルタ190を 使用して修正され、パターン化されたビーム181を形成する。ビーム181は 第1ミラー193から離れて反射され、投影光学素子164によって第2ミラー 195に向かって投影される。ビーム181はそれから第3ミラー197に向か って反射され、第3ミラー197はビーム181を反射して透明画168を取り つけたディスプレイ面166を背面照明する。ビューボックス160のディスプ レイ面166以外は、光線遮断・光吸収ケーシング172に収納されている。好 ましくは、冷却システム(図示せず)はビューボックス160の、熱を生成する 素子を含む低い部分を冷却化する。あるいは、上記のようなフリューム冷却シス テムを使用してビューボックス160を冷却する。 折り返し光路を使用する重要な利点は、大きな画面が全プロジェクタを比較的 浅いビューボックスに含めて背面照明でき、あまり場所を取らないことにある。 投影されたパターンは投影によって正確に再生される必要はない。たとえば投影 されたパターンが光路によって1つの次元で広がる時、所望のパターンを投影す る能力に影響を与えない。パターン・ジェネレータの正確な駆動信号だけを変更 する必要がある。さらに、パターン・ジェネレータは一般的に必要なマスク解像 度より高い解像度を有するので、パターン・ジェネレータはこの高い解像度で駆 動され、光路によって導入された多くのゆがみを修正する。 図8はDMD(ディジタル・マイクロミラー装置)282に基づいた投影サブ システム262の好ましい実施形態を示す。光源280からの光は好ましくは背 面リフレクタ284を使用して一点に集められ、集光光学系286によってコー ン・ビームに形成される。コーン・ビームはDMD282から離れて反射され、 パターン化されたビーム281を形成する。投影光学素子264はパターン化さ れたビーム281を、ディスプレイ面66などのディスプレイ面に投影する(図 2に示す)。好ましくは、図3に示されたように、IRフィルタ288、色フィ ルタ290およびインテグレータ292は、光源280および集光光学系286 の間の光路に位置する。 DMD282は固体ミラー装置で、コントローラ270によって制御され入射 コーン・ビームを反映し、パターン化されたビーム281を形成する。ビーム2 81に反射されないコーン・ビームの一部は一般的に異なる方向に反映される。 好ましくは、ミラー装置(図示せず)はコーン・ビームからの使用されていない 光を集めてリサイクルし、背面リフレクタ284に向けて反射する。 DMDおよびDMDを統合したプロジェクタは、H.C.Burstyn,D .MeyerhoferおよびP.M.Heymanによる「The Desi gn of High−Efficiency High−Resolutio n Projectors with the Digital Microm irror Device」および、J.B.Sampsellによる「An overview of the Performance Envelope of Digital−Micromirror−Device−Based Projection Display Systems」に記載されている 。どちらもカリフォルニアの情報ディスプレイ学会による1994年SID国際 シンポジウムの技術論文ダイジェストに発表され、本明細書に引用により組み込 まれる。 いくつかの既知のDMD画像プロジェクタに比べ、本発明の実施形態ではDM D282が効率よく制御できる。ほとんどのDMDプロジェクタでは、設計上の 目標は急速に変化する画像の表示である。このため、DMDを備えるマイクロミ ラーは常に動き、動いている間は画像の強さに貢献しない。本発明の実施形態で はマイクロミラーは実質的に動かず、従って背面照明は強い。 一般的に本発明におけるように背面プロジェクタを使用すると、ディスプレイ 面の大きさは主に光源の強さによって制限され、その大きさがディスプレイの大 きさにあまり左右されない撮像構成素子の価格によっては制限を受けない。 図6に示すように本発明の好ましい実施形態では、背面照明の強さおよび/ま たは色は、好ましくは隣接カメラ100のようにビューボックス60の外側に位 置する光センサ120によって感知される。代替としてもしくは追加として、光 センサ122は隣接カメラ102のようにビューボックス60’の内側に位置す る。コントローラ70は背面照明の強さを制御し、とりわけ光のリサイクリング 、光源80のウォームアップ、あるいは光源80の加齢による、時間の経過に伴 う強さの変化を補う。好ましくは、背面照明の強さおよび/または色は光源80 の電圧を変えたり、光源80内のランプを入れたり切ったり、LCA82を駆動 するために使用されるパターンの密度を変えることによって制御する。あるいは 、最適でない背面照明状態はオペレータに報告される。 本発明の実施形態のいくつかでは、LCAプロジェクタの代りに既知の他のプ ロジェクタを使用することも可能である。たとえば油膜プロジェクタおよび光電 プロジェクタなどである。さらにLCAあるいはミラー光バルブなどの代りに他 の型の光バルブ、たとえばメカニカル・シャッタ、強誘電光バルブ、光電光バル ブのような反射光バルブ、および他の型の光バルブなどを使用することも可能で ある。 図9は本発明の好ましい実施形態による反射LCA300を示す。光源302 からの光304はLCA300において投影される。フェイス偏光子306は光 304を偏光し、LCA層308を通過する。LCA層308は電気的に制御可 能で、入射光の偏光を回転する。光304は次に出口偏光子310を通過してミ ラー312によって反射され偏光子310、LCA層308および偏光子306 を通じてフェイスプレート(図示せず)に戻される。 本発明の好ましい実施形態によれば、低ロス偏光子(図示せず)は光源302 と偏光子306の間に配置され、偏光子306においてロスを最小化する。好ま しくは、低ロス偏光子はシート偏光子である。好ましくは、低ロス偏光子は、反 射コレステリック偏光子のような選択的反射偏光子である。この例はSID’9 6出願ダイジェストの67ページから70ページにある、D.Coates,M .J.Goulding,S.Greenfield,J.M.W.Hanme r,S.A.Marden,O.L.Parriによる「High Perfo rmance Wide−Bandwidth Reflective Cho lesteric Polarizers」に説明されており、この開示は本明 細書に引用により組み込まれている。あるいは、組み合わせた低ロス偏光子は3 M反転シート偏光子である。この例はSID’93ダイジェストの669ページ から672ページにある、M.F.Weberによる「Retroflecti ng Sheet Polarizer」に説明されており、この開示は本明細 書に引用により組み込まれている。反射型偏光子では、偏光子306の偏光に対 して平行に偏光されない光は反射されて光源302に戻される。 追加としてあるいは代替として、偏光子310およびミラー312を反射偏光 子に組み合わせ、1つの偏光に光を反射し、別の偏光に光を通す。好ましくは、 この組み合わされた偏光子/ミラーを通過する光は光ガイド/ミラーシステムに よってリサイクルされ、光ガイド/ミラーシステムは光をフェイス偏光子306 に向け直す。前の段落で説明した3M反転偏光子は偏光子とミラーを組み合わせ たものの好ましい形である。 光304はLCA300に垂直に入射しない。このため、光の一部のビームは ピクセル314でLCA300に入り、ピクセル316で出る。このようなこと が生じると画質を低下し、LCAを画像投影に適しないものにする画像投影シス テムとは異なり、本発明の好ましい実施形態では隣り合うピクセルが30%オー バーラップすることが好ましい。さらに好ましくは50%のオーバーラップが望 ましい。本発明の好ましい実施形態では、任意選択で80%以上のオーバーラッ プが提供される。 本発明の好ましい実施形態では、光源302はFUSION LIGHTIN G社のSolar 1000ランプなどのフュージョン・ランプを備える。 図10は本発明の好ましい実施形態による、低ロス偏光子を使用した光リサイ クルビューボックス400の側面図である。ビューボックス400は光源402 、入力偏光子406、LCA408および出口偏光子410を含む。本発明の第 1の好ましい実施形態では、光線404は光源402から放射される。偏光子4 06は反射低ロス偏光子で、第1の方向に偏光された光は偏光子406によって 伝えられ、他の光は光源402に反射して戻されリサイクルされる。好ましくは 、低ロス偏光子406はシート偏光子を含み、偏光子406を通過した光が第1 の方向に偏光されなくても、すべて吸収する。アドレス可能なLCA408は所 望の空間的なマスキング・パターンに応じて選択的に光線404の偏光を回転す る。出口偏光子410は1つの方向に偏光された光だけを、所望のマスキング・ パターンに従って伝える。他の光414は反射して戻される。反射された光41 4はLCA408を通じて光路を引き返すため、LCA408を再び出た後の光 414の偏光は、光404がLCA408に入る前の偏光と同じになる。こうし て光414は、実質的には偏光子406内の直線的偏光子によって吸収されず( オプションである)、リサイクル可能である。好ましくは、偏光子406は図1 Aおよび1Bに示されるようにプリズム・システムである。 本発明の別の実施形態では、出口偏光子410はマイクロプリズム・システム で図10に光416として示されたように第1の角度に偏光された光、および光 418として示された第2の角度に偏光された光を伝える。光416は空間的マ スキング・パターンの透明画を背面照明するために使用され、光418はリサイ クリング・パス420(詳しくは示されていない)によってリサイクルされ、ミ ラーを使用したり明るく塗られた表面を滑らかにする。上記の第2実施形態では マスキング・パターンに使用されない光は、LCAおよび/または入力偏光子を 通過してしまっていてもリサイクルされる。この型のリサイクリングは、偏光軸 が入力偏光子の軸と並ばない光のリサイクリングとは異なる。並ばない(non −aligned)偏光のリサイクリングは図1Aおよび図1Bに示されている 。 図11は本発明の好ましい実施形態による、通常は暗い光バルブアレイの光バ ルブ装置440の側面図である。通常暗い光バルブアレイを使用すると、このよ うな光バルブが伝達モードに設定されると個々の光バルブの間に伝えない暗いラ インが生じることがあるため問題となる場合がある。本発明の好ましい実施形態 では、通常暗い光バルブアレイ448によってマスクされた背面照明源452か らの光はさらに、アドレス可能な拡散層446によってマスクされる。拡散層4 46は駆動され光を光源452から伝える光バルブアレイ448の同じ部分に光 を拡散し、光バルブアレイ448の暗い部分を越えて透けて見える。この結果、 伝達部分からアレイ448の各素子の間にあるラインは視認者442には見えな い。 さらに、装置440のコントラストはディフューザ446のない実施形態に比 べて強化される。光源444からの周囲の光は、ディフューザ446がアドレス 可能でない場合のように視認者442に拡散して戻されずに、ディフューザ44 6の透明な部分を通過しアレイ448の暗い部分によって吸収されるためである 。光源452からの光を浪費することは好ましくないため、好ましくはディフュ ーザ446を駆動して、アレイ448からのアーチファクト(artifact )が目に見えないようにするために必要なだけ拡散する。好ましくは、第2のア ドレス可能なディフューザ層450あるいは反射型光バルブをアレイ448およ び光源452の間に配置し駆動して、他の方法ではアレイ448によって吸収さ れる光を反射して光源452に戻し、光源452は光をリサイクルする。本発明 の好ましい実施形態では、アレイ448はSPD(懸濁粒子装置)であり、理論 的には1:1000のコントラストを達成する能力があるが、「通常は暗い」型 のアーチファクトを有する。通常暗い光バルブは通常はブロッキング挙動がある ため、光のより良いオフアングル・マスキングを有する。 本発明の好ましい実施形態では、ディフューザ446の拡散部分はアレイ44 8の伝達部分より大きく作られており、視認視差による光の漏れを少なくし、か つ/または柔らかいマスキング効果を生成する。 図12は本発明の好ましい実施形態による、単一の照明源502を有するマル チ・フェイスプレート・ビューボックス500の側面図である。通常の医療実務 では、幾つかの透明画を同時に単一のビューボックスの上に置く。たとえば図1 2では、第1透明画512は第1視認領域506の上に置かれ、第2透明画51 0は第2視認領域508の上に置かれている。透明画512は透明画510より 密度が高い場合もある。この結果、透明画512を正しく視認するには強い背面 照明が必要である。しかしながらそのような強い背面照明は、透明画510の視 認条件を損なってしまう。 本発明の一実施形態によれば単一のソース・イルミネータの多数の視認領域が 視認用に最適化される。LCAスキーマの取り扱いを記述した上記の応用例に示 されているように、改良されたLCAコントラストは、受動的LCAの中で等し く電流を流し、幾つかは光を伝えいくつかは光を伝えないようにした、同様に電 流を流した電極を小さなグループにグループ分けすることによって達成できる。 本発明の好ましい実施形態では、透明画510の光伝達領域の帯電電圧レベル は透明画512の密度に応じて減らされ、透明画510を通って伝えられる光の 量(すなわちグレア)を減らす。これは透明画512のマスキングが(少なくと も)第1のLCA514によって生成され、透明画510のマスキングが(少な くとも)第2のLCA516によって生成される時に最も簡単に達成される。代 替として、各視認領域(LCA)を背面照明する高い強度の照明源を追加して、 1つの視認領域に背面照明を追加することも可能である。 マスキング・パターンが1つの光パターンあるいは複数の光パターンの投影に よって生成される実施形態では、単一のパターンジェネレータを両方の視認領域 に使用しても、LCA514およびLCA516を使用して透明画510および 透明画512を通過する光の合計量を変え、さらにこれらが有するマスキング機 能を追加することが可能である。代替として、LCA514およびLCA516 を単一LCとして扱う。代替として、可変アテニュエータを領域506および領 域508の少なくとも1つに提供する。 図2に戻ると、本発明の好ましい実施形態において背面投射システムが2つの LCAを含む場合、1つのLCAをマスキングをぼかすなどの画像処理LCAと して使用し、もう1つのLCAを上記のようにマスキングとして使用する。代替 として、単一のLCAを駆動してマスキング機能と画像処理機能を同時に提供す ることも可能である。たとえばLCAを駆動してROI以外のすべてのフェイス プレートをマスクし、ROI内のぼかしたマスキングあるいはヒストグラム均等 化を実行することも可能である。マスク・ジェネレータを画像処理とマスキング の両方に使用することは背面投射システムだけに限らず、LCAを使用したどの システムでも同じように駆動することが可能である。たとえば、2層LCAを使 用したビューボックスをプログラムしてこのように機能させることもできる。し かしながら、安価な能動的LCAを使用してアーチファクトのないマスキングを 提供する背面投射システムでは、単一のLCAの中でマスキング機能と画像処理 機能の両方を提供した方が簡単である。 マスキング生成と光のリサイクリングに関する本発明の実施形態は、直接視認 システムにも応用できる。しかしながら、これらの実施形態は投影システムの中 でより効率的に実施されることが期待できる。 当業者であれば、本発明は上記の説明に限定されないことが理解されるであろ う。本発明の範囲は以下の請求項によってのみ限定される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年12月14日(1998.12.14) 【補正内容】 請求の範囲 1.透明画を取りつけるようにされたフェイスプレートと、 光を変調し光パターンを形成する複数の光バルブを備える光モジュレータと、 変調された光パターンをフェイスプレートの背面に投影し、フェイスプレート が光パターンの拡大されたバージョンで背面から照明されるプロジェクタとを備 え、 前記の複数の光バルブの各光バルブは光パターンのピクセルに対応し、隣り合 うピクセルが少なくとも30%のオーバーラップを有するビューボックス。 2.前記オーバーラップが50%以上である、請求項1に記載のビューボックス 。 3.前記オーバーラップが80%以上である、請求項1に記載のビューボックス 。 4.複数の光バルブが反射LCAを備える、前記請求項のいずれか一項に記載の ビューボックス。 5.透明画を取りつけるようにされたフェイスプレートと、 光を変調し光パターンを形成する複数の光バルブを備える光モジュレータと、 変調された光パターンをフェイスプレートに背面投影し、フェイスプレートは 光パターンの拡大されたバージョンで背面から照明されるプロジェクタを備え、 複数の光バルブが反射LCAを備えるビューボックス。 6.前記の複数の光バルブは、前記の複数の光バルブに入る光を偏光する低ロス 偏光子を備える、前記請求項のいずれか一項に記載のビューボックス。 7.さらに、内部に反射された光をリサイクリングしてフェイスプレートをパタ ーンで更に照明する手段を備える、前記請求項のいずれか一項に記載のビューボ ックス。 8.プロジェクタとフェイスプレートの間の層に、投影された光パターンをさら に変調する複数の第2光バルブを備える、前記請求項のいずれか一項に記載のビ ューボックス。 9.第1透明画を取りつけるようにされた第1フェイスプレートと、 第2透明画を取りつけるようにされた第2フェイスプレートと、 光を変調しマスキング・パターンを形成する光モジュレータとを含み、光モジ ュレータがさらに、 第1フェイスプレート用の光を変調する複数の第1光バルブと、 第2フェイスプレート用の光を変調する複数の第2光バルブと、 前記の透明画の両方を背面から照明する光を供給する1つの光源とを備え、前 記の光が光モジュレータによって変調され第1の強さで第1透明画の少なくとも 一部を背面から照明し、第2の強さで第2透明画の少なくとも一部を背面から照 明するビューボックス。 【手続補正書】 【提出日】平成12年3月31日(2000.3.31) 【補正内容】 (1)「明細書」第6頁第22行の「プリズム48」を「プリズム40」に補 正します。 (2)「明細書」第17頁第20行の「LCA84」を「LCA74」 に補正します。 (3)「明細書」第23頁第21行の「カメラ100」を「カメラ101」に 補正します。 (4)「明細書」第23頁第22行の「カメラ100」を「カメラ101」に 補正します。 (5)「明細書」第23頁第25行の「カメラ100」を「カメラ101」に 補正します。 (6)「明細書」第23頁第27行の「カメラ100」を「カメラ101」に 補正します。 (7)「明細書」第24頁第2行の「カメラ102」を「カメラ103」に補 正します。 (8)「明細書」第24頁第4行の「カメラ102」を「カメラ103」に補 正します。 (9)「明細書」第24頁第19行の「カメラ102」を「カメラ103」に 補正します。 (10)「明細書」第24頁第20行の「カメラ102」を「カメラ103」に 補正します。 (11)「明細書」第26頁第23行の「カメラ100」を「カメラ101」に 補正します。 (12)「明細書」第26頁第25行の「カメラ102」を「カメラ103」に 補正します。 (13)「明細書」第30頁第16行の「単一の照明源502を有する」を「単 一の照明源502及びリフレクタ504を有する」に補正します。 (14)「図面」については別紙の通り補正します(図6及び図12)。 【図5】 【図6】【図10】 【図12】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z W

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.透明画を取りつけるようにされたフェイスプレートと、 光を変調し光パターンを形成する複数の光バルブを備える光モジュレータと、 変調された光パターンをフェイスプレートの背面に投影し、フェイスプレート が光パターンの拡大されたバージョンで背面から照明されるプロジェクタとを備 え、 前記の複数の光バルブの各光バルブは光パターンのピクセルに対応し、隣り合 うピクセルが少なくとも30%のオーバーラップを有するビューボックス。 2.前記オーバーラップが50%以上である、請求項1に記載のビューボックス 。 3.前記オーバーラップが80%以上である、請求項1に記載のビューボックス 。 4.複数の光バルブが反射LCAを備える、前記請求項のいずれか一項に記載の ビューボックス。 5.透明画を取りつけるようにされたフェイスプレートと、 光を変調し光パターンを形成する複数の光バルブを備える光モジュレータと、 変調された光パターンをフェイスプレートに背面投影し、フェイスプレートは 光パターンの拡大されたバージョンで背面から照明されるプロジェクタを備え、 複数の光バルブが反射LCAを備えるビューボックス。 6.前記の複数の光バルブは、前記の複数の光バルブに入る光を偏光する低ロス 偏光子を備える、前記請求項のいずれか一項に記載のビューボックス。 7.さらに、光をリサイクリングする手段を備える、前記請求項のいずれか一項 に記載のビューボックス。 8.プロジェクタとフェイスプレートの間の層に、投影された光パターンをさら に変調する複数の第2光バルブを備える、前記請求項のいずれか一項に記載のビ ューボックス。 9.第1透明画を取りつけるようにされた第1フェイスプレートと、 第2透明画を取りつけるようにされた第2フェイスプレートと、 光を変調しマスキング・パターンを形成する光モジュレータとを含み、光モジ ュレータがさらに、 第1フェイスプレート用の光を変調する複数の第1光バルブと、 第2フェイスプレート用の光を変調する複数の第2光バルブと、 前記の透明画の両方を背面から照明する光を供給する1つの光源とを備え、前 記の光が光モジュレータによって変調され第1の強さで第1透明画の少なくとも 一部を背面から照明し、第2の強さで第2透明画の少なくとも一部を背面から照 明するビューボックス。 10.第1の強さが第2の透明画の部分の密度によって異なる、請求項9に記載 のビューボックス。 11.第1の強さが複数の第1光バルブに加えられるオフセット電圧レベルによ って決定される、請求項9または10に記載のビューボックス。 12.複数の第1光バルブが液晶光バルブである、請求項9から11のいずれか 一項に記載のビューボックス。 13.複数の第1光バルブを通じて送られた光を減衰する可変アテニュエータを 備える、請求項8から12のいずれか一項に記載のビューボックス。 14.可変アテニュエータが液晶である、請求項13に記載のビューボックス。 15.複数の第1光バルブを駆動し、複数の第2光バルブと異なる伝達を有する コントローラを備える、請求項8から14のいずれか一項に記載のビューボック ス。 16.複数の光バルブが電圧ゲート光バルブである、前記請求項のいずれか一項 に記載のビューボックス。
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