JP2001514329A - 多数の被加工品を省エネで同時に電気分解的に処理するための方法と装置 - Google Patents

多数の被加工品を省エネで同時に電気分解的に処理するための方法と装置

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JP2001514329A
JP2001514329A JP2000507865A JP2000507865A JP2001514329A JP 2001514329 A JP2001514329 A JP 2001514329A JP 2000507865 A JP2000507865 A JP 2000507865A JP 2000507865 A JP2000507865 A JP 2000507865A JP 2001514329 A JP2001514329 A JP 2001514329A
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counter electrode
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ヘルムート シュティーグラー
イェンス マシュマイヤー
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アトーテヒ ドイッチュラント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、それぞれ等しい電解電流をもって電極として接続された多数の被加工品を省エネで同時に電気分解処理するための装置と方法に関する。上記装置は1つの浴容器内に少なくとも2つの電解部分槽を、並びに当該部分槽に電解電流を供給するための少なくとも1つの電源を有する。他方また、部分槽は電解接触に用いられる留め具とこれに保持された被加工品並びに少なくともそれぞれ1つの対抗電極を有する。被加工品の電気めっきの際、当該被加工品は陰極として、対抗電極は陽極として接続され;電解エッチング/金属除去の場合には、被加工品は陽極として、対抗電極は陰極として接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、浸漬浴電解設備においてそれぞれ同じ電解電流(電気めっき電流)
を用いて電極として接続される多数の被加工品をエネルギー節約で同時に電気分
解的に処理する、例えば電気めっきするための方法と装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
公知の浸漬浴電気めっき設備において、製品キャリアが1つ又は多数の搬送装
置によって或る処理ステーションから、簡単に浴とも称される他の処理ステーシ
ョンに搬送される。装入ステーションにおいて、電気めっきされるべき被加工品
が製品キャリアに固定される。通例、多数の被加工品が製品キャリアに受け入れ
られる。全ての被加工品は製品キャリアと導電的に接続し、並列に接続される。
処理と乾燥の後、被加工品は製品キャリアの取り出し(から化)ステーションに
おいて再び取り去られる。技術的及び/又は経済的な理由から、被加工品上に電
気分解的に析出されるべき金属の規定の層厚許容差を遵守することが必須である
。金属の精密で一様な析出によって、厳密な測定の達成のための、例えば研磨の
ような後処理が省略可能である。
【0003】 析出された金属の量は、普通一般に使用された電気めっきセルとそこで用いら
れた電流密度で、電気めっき電流に比例する。それ故に被加工品の精密な電気め
っきのために、各被加工品がまあまあ決まった電気めっき電流を供給されること
が必要である。したがって、製品キャリア上の等しい被加工品の場合、各被加工
品が等しい電流を供給されなければならない。様々な被加工品の場合も、各被加
工品のために等しい電気めっき電流の要請がある。これが、電気めっきされるべ
き表面において似ているが他の形状を有する被加工品である。その例示は、端部
で右ねじ山と左ねじ山によって区別がつく、言い換えるとその外は等しい右部分
と左部分によって区別がつく棒状体である。電解槽において製品キャリアを流れ
る全電流はそこに固定された被加工品に分散する。被加工品によって形成された
部分回路の全抵抗が等しい大きさである場合のみ、部分電流も、即ち、被加工品
を流れる電流も等しい大きさであり得る。製造設備に用いられた製品キャリアと
そこに固定された留め具で、部分抵抗は常に異なる。その原因は、製品キャリア
での電気導体の様々な大きさで部分回路当たりに有効な横断面と長さ、更に寿命
が一定でない被加工品端子乃至クリップ個所及び製品キャリア端子乃至クリップ
個所での移行抵抗である。同様に、個々の被加工品に向き合って配置された陽極
の電気的な諸条件が一定でない。これによって実際上、更に製品キャリアの1つ
又は多数の被加工品が総じて電流を導かない。製品キャリアの電流案内する残り
の被加工品は普通でない被加工品の電流を引き受ける。それで様々な層厚が避け
られない。個々の被加工品での電流は是認できる技術的費用で測定不能で、それ
でモニタリングできない。製品キャリアでの個々の被加工品の代わりに、被処理
物を有した電気めっきフレームも加工処理可能である。この場合、電気めっきフ
レームが、製品キャリアにまた固定されている被加工品に対応する。
【0004】 DE-OS 1800954において、様々な及び/又は不揃いな形状の多数の
被加工品上に銅コーティングする同時電気めっき析出のための銅浴槽が記載され
ている。できる限り一様な銅層厚を達成するために、個々の被加工品の電気めっ
き電流を釣り合わすための固定式の保護レジスタ(Vorwiderstaende、電圧倍増器
)が提案される。部分電流は相応して大きな合計電流を備えた浴電源から供給さ れる。保護レジスタは個々に調整可能である。このために必要な費用で被加工品
の電気めっき電流は等しい大きさに調整可能である。不利な効率の大きな技術的
費用の他に、特に部分電流の合計が非常に高い値であると、この場合には大量の
電気エネルギーが無駄な熱エネルギーに変換されるので、不都合である。
【0005】 EP 0308636 B1において、製品キャリアに固定された多数の被加工
品での層厚分布の改善のために電気分解浴における部分電流の適合のための方法
が記載されている。個々の被加工品での部分電流の合計は、整流器から供給され
なければならない浴電流である。部分電流に比して高いこの合計電流のために、
整流器から製品キャリアまでの電気導体と接触部乃至接点は十分な大きさでサイ
ズ決めされなければならない。部分電流の適合を達成するために、上記刊行物に
おいて、製品キャリアでの各部分電流回路において受動乃至消極的で調整可能で
ない保護レジスタを挿入することが提案される。この保護レジスタは、部分電流
を各被加工品に入れ込むべき電流分配抵抗として作用する。各保護レジスタの抵
抗値が大きくなるにつれて、部分電流の入れ込みが増大する。しかしながら、部
分電流の完全な適合は実際には実現可能でない。この場合も、抵抗値が大きくな
るにつれて消費される電気エネルギーが増大することが不都合である。それ故、
このように装備された電気めっき槽の電気効率は同様に不十分である。
【0006】 大きな損失電力乃至成果が例えばクロム析出の場合に発生する。ここでは20
0A/dmまでの程度における電流密度で電気めっきされる。これは実際上、
例えば10V(ボルト)の整流器での端子電圧の場合に10000A(アンペア
)の整流器定格電流を必要とする。この合計電流のために、全ての電気導体及び
電流接触部は製品キャリアのものも含めて十分な大きさにサイズ決めされる。普
通は銅でなっている電気導体及び製品キャリアのための費用及び重い製品キャリ
アを電気めっき設備を通して搬送する搬送手段のための費用は相応して大きい。
【0007】 クロムメッキの例として、ショックアブソーバー用シリンダ状ピストン棒の電
気めっきが挙げられる。施与されるべき硬質クロム層は、棒毎に約7Vの槽電圧
で800Aの高さでの電気めっき電流を必要とする。製品キャリアに10本の棒
があるならば、整流器と浴の全ての導線は少なくとも8000Aの電流使用のた
めにサイズ決めされなければならない。整流器損失電力と導体での電気的損失電
力は8000Aで約24kWになる。損失電力は電気めっき術の浴電流供給の経
験値から算出され得る。良好な近似で、整流器において整流器初期電流を乗じた
2Vの内部電圧降下から得られるエネルギー損失が発生すると想定される。導線
は、整流器定格電流で約1Vの電圧降下がそこで発生するように、サイズ決めさ
れる。これによって、整流器に対して2V×8000A=16kWの、及び導体
に対して1V×8000A=8kWの上述した損失電力となる。この電力が電解
槽の電力に対する。これは7V×8000A=56kWになる。それで、この浴
電流供給の電気的効率は 56kW/(24kW+56kW)・100=70パーセント である。
【0008】 このような電気めっき設備の4つの浴で、全損失電力は96kWである。この
損失はなお、両方の上記刊行物によれば追加的な電流分配抵抗に生じた追加的な
損失を含まない。それ故、少なくとも高い電気めっき電流に対して、被加工品の
精密な電気めっきのためのこれら提案された解決法は除外される、あるいは問題
にならない。製品キャリアでのそのように高い電流の伝達は費用のかかる端子接
触及び/又は接触部の追加的水冷を必要とすることも言及される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
それ故、本発明の課題は、公知の装置と方法の欠点を回避すること、そしてと
りわけ、各被加工品のための又は製品キャリアでの各電解フレームのための一様
な電解電流供給、特に電気めっき電流供給を可能にし、その際、できる限り低い
エネルギー損失を受け入れ設備装備をできる限り簡単に形成されるような、方法
と装置を見出すことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、請求項1にしたがう装置及び請求項11にかかる方法によって解
決される。
【0011】 本発明にかかる装置は、電極として接続された多数の被加工品をそれぞれ等し
い電解電流でもって省エネルギーで同時に電気分解的に処理、とりわけ電気めっ
きするのに用いられる。当該装置は、 a.浴容器における少なくとも2つの電気分解の部分槽と、 b.上記部分槽に電解電流を供給するための少なくとも1つの電源と を有する。
【0012】 部分槽はこれまた同様に、 i.電気接触に用いられる留め具と当該留め具に保持された被加工品並びに ii.少なくとも1つずつの対抗電極 を有する。
【0013】 被加工品の電気めっきの場合、被加工品は陰極として、対抗電極は陽極として
接続され;電気分解エッチング/金属除去の場合、被加工品は陽極として、対抗
電極は陰極として接続される。
【0014】 本発明によれば、個々の部分槽は電気的に直列に接続される。 以下に、単に被加工品の電気めっきの使用事例を考察する。当然ながら挙げら
れた実施形態及び例は、電極と被加工品の極性を交換することによって、電気分
解エッチング法にも転用可能である。
【0015】 個々の部分槽の直列接続によって、個々の、それぞれ部分槽に格納された被加
工品乃至電気めっきフレームが自動的に同一の電気めっき電流によって貫かれる
ことが保証される。例えば被加工品の1つのための接触個所の1つで高めの移行
乃至通過抵抗が形成されるならば、この抵抗は全ての部分槽での電気めっき電流
を決定する。この状況下で、全ての被加工品で望ましい層強度乃至厚みを達成す
るために僅かな電気めっき電流が全ての部分槽を通って流れ、その結果、電気め
っき時間を全体として伸ばさなければならないか、あるいは一定の電気めっき電
流を達成するために電気めっき電圧が高められる。最後に述べたやり方は普通一
般に用いられ、好ましくは一定の電流制御で作用され、それで一定の電気めっき
電流が電源として用いられた整流器に生じ、全ての部分槽を通って流れる。
【0016】 それ故、装置と方法は、個々の被加工品での部分電流を正確に同一の値に調整
することを保証する。既にその面から本発明に係る装置と方法は、従来技術にし
たがう前述した公知の装置と方法よりも優先される。これらで、先ず保護レジス
タが高くなるにつれて部分電流の増大する均分化が達成され、その際、電解部分
槽の抵抗がそれぞれ各個々の部分槽の全抵抗に対し様々な寄与を提供するので、
部分電流が決して正確に等しい大きさであることがなく、適合は近似的にのみ成
功する。
【0017】 更に本発明は、金属析出の際に析出した金属層の層厚の均分化が公知の装置と
方法の場合のような効率低下を伴わないという更なる利点を呈する。公知の方法
と装置の場合に先ず保護レジスタの使用によって部分電流の近似の均分化が可能
となるが、上記保護レジスタがちょうど電気めっきの際に効率を下げる追加電流
消費体を意味する一方、そのような消費体は本発明に係る方法では必要ない。
【0018】 更に陽極及び陰極への電流供給線が少なめの費用・労力で敷設可能である。全
ての電気導体は、単に被加工品のための電流流れに対応する電流が流れ得るよう
な大きさにサイズ決めされる。このため、ケーブルと導体は比較的小さな横断面
と対応した僅かな重量を有する。等しい電力で整流器の電気効率は、大きな定格
電圧と小さな定格電流の場合、小さな定格電圧と大きな定格電流での普通のガル
ヴァーノ整流器の場合よりもはるかに大きい。
【0019】 シリンダ状ピストン棒に対する始めに言及した例がここで比較として考慮され
る:本発明に係る装置で本発明に係る方法を実施する際、各製品キャリアはシリ
アル若しくは直列で800Aの電流を供給される。槽電圧の合計は、2Vの高さ
の配線と接触部での損失抵抗での電圧降下を加えて、10×7V=70Vになる
。整流器損失電力は2V×800A=1.6kWになる。導体及び接触部損失は
2V×800A=1.6kWになる。それで全損失電力は3.2kWに、効率は
94.5パーセントになる。4つの浴の場合、全損失電力は12.8kWになり
、これは従来技術と比して83.2kWの利得を意味する。かなり軽めの製品キ
ャリアの搬送によって生じる節約はここでは含まれていない。
【0020】 本発明の更なる利点は、低い定格電流と高い定格電圧のための整流器に対する
投資コストが等しい電力での高い定格電流と低い定格電圧のための整流器に対す
るものよりも明らかに僅かであり、整流器の導線と整流器ダイオードも高い電圧
の場合に僅かな電流のためだけにサイズ決めされるということにある。
【0021】 本発明の好適な実施形態は従属請求項に挙げられている。 本発明によれば、各部分槽の陽極は被加工品の留め具と、それでそれぞれ隣接
する部分槽の被加工品と電気的に接続されている。留め具と及びそこに固定され
た被加工品と接続していない陽極、並びに陽極と接続していない留め具及び割り
当てられた被加工品はそれぞれ電源の極と接続し、その結果、閉じられた回路が
発生する。2つの部分槽の場合、第1部分槽の陽極は第2部分槽の被加工品と接
続されている。第2部分槽の陽極は電源の、例えば整流器の一方の極と、第1部
分槽の被加工品は他方の極と接続されている。
【0022】 好ましくは、被加工品は留め具を介して製品キャリアに固定され、その際、製
品キャリアに対して電気的に絶縁される。製品キャリアは浸漬浴電気めっき設備
の1つの処理浴から次の処理浴への被加工品の搬送に用いられる。その際、当該
製品キャリアは適当な搬送装置によって浴から浴に搬送される。留め具と被加工
品相互の電気絶縁を保証するために、製品キャリアを電気的に非伝導性の材料か
ら作り出すことが特に好都合である。
【0023】 本発明の第1の基本的な接続配置において、個々の部分槽における陽極の接触
のために、上方に突出し当該陽極と電気的に電気的に接続した棒状の陽極導体に
並びに製品キャリアに固定されこれらに対して電気的に絶縁された接触ブッシュ
が配置される。当該ブッシュは陽極導体に対する電気接触の確立に用いられる。
接触ブッシュは、浴容器に製品キャリアを載せる際に陽極導体と電気的に関わり
合うか、外部操作の(fremdbetaetigt)切換装置が陽極導体との電気接触を作り上
げる接触ブッシュに備えられるように、形成され配置されている。
【0024】 既述の接続配置において、電気めっき電流は、電源の極から製品キャリアでの
片面若しくは両面に配置された製品キャリア収容部、例えば接触対を介して、同
様に製品キャリアに配置され第1電解部分槽での被加工品と電気的に接触状態に
ある電流ブリッジに、そこから第1部分槽における被加工品に導かれる。そして
電流は被加工品から電気めっき流体を通って、陽極に流れる。そこから電流は陽
極導体に達し、製品キャリアが浴容器に載せられた場合に、これを介して接触ブ
ッシュに達する。
【0025】 電気めっき電流は引き続いて次々と個々の部分槽を通って他の電流ブリッジに
導かれる。当該電流ブリッジは個別な電気接続部として製品キャリアから絶縁さ
れた導線乃至電流導体を介して各部分槽の陽極をそれぞれ隣接する部分槽の被加
工品と電気的に接触する。上記電流ブリッジは留め具とそれぞれしっかりと接続
されている。最後に電気めっき電流は最後の部分槽における陽極から更なる接触
ブッシュを介し、引き続いて電流ブリッジを介して、製品キャリア収容部に配置
された更なる電気接続部を介して電源の他の極に戻るように案内される。それで
回路が閉じられる。個々の部分槽は電気的に直列に接続されている。
【0026】 部分槽の陽極に割り当てられる製品キャリアでの各接触ブッシュはそれぞれ隣
接する部分槽の留め具と電流ブリッジを介して電気的にしっかりと接続する。接
触ブッシュと電気的に接続していない第1槽の留め具は製品キャリアでの接触対
の電気接触部と電流ブリッジを介して電気的に接続し、その際、この電気接触部
に、電源の極と電気的に接続した接触対の対抗接触要素が浴容器に、浴容器に製
品キャリアが載せられる場合には第1部分槽の留め具が電源のこの極と電気的に
接続し、或いは浴容器から持ち上げられ外される場合にはこれから再び分離され
るように、割り当てられる。
【0027】 部分槽列の他の側で最後の部分槽における陽極の、留め具と電気的に接続して
いない陽極導体は電源の他の極と直接接続する。代替的に、この陽極導体にこれ
また同様に、製品キャリアでの他の接触対の電気接触部と電気的に接続する接触
ブッシュが割り当てられ、その際、この電気接触部に、浴容器での接触対の、電
源の第2極と電気的に接続した対抗接触要素が割り当てられ、最後の部分槽の陽
極導体が浴容器に製品キャリアを載せる場合には電源のこの第2極と電気的に接
続し、浴容器から持ち上げて外される場合にはこの第2極から分離するようにな
っている。
【0028】 第2の基本的な接続配置において、製品キャリア収容部に、製品キャリアでの
接触要素と浴容器での対応する対抗接触要素とからなる電気的な接触対が配置さ
れている。更に第1導線が留め具とこの接触要素の間に、第2導線が陽極と接触
対の対抗接触要素の間並びに部分槽の1つの陽極と電源の間に備えられている。
必要な回路は次の措置によって形成される: a.前述の第1及び第2導線と製品キャリア収容部に既述の接触対を介して浴容
器に製品キャリアを載せる際に各部分槽の陽極からそれぞれ隣接する部分槽の留
め具への電気的な接続を作り出す; b.浴容器に製品キャリアを載せる際に電源の一方の極との接触対の一方及び第
1導線を介した第1部分槽の留め具の電気的な接続を作り出す; c.浴容器に製品キャリアを載せる際に電源の他方の極と第2電線を介して最後
の部分槽の陽極を電気的に接続する。
【0029】 このバリエーションを実施するために、電気めっき電流が電源の1つの極から
、電気的に相互に絶縁した個別の製品キャリア接触部の1つ、第1導線の1つ及
び留め具を介して第1部分槽での被加工品に導かれる。第1部分槽での当該被加
工品から、電気めっき電流はこの第1部分槽の電気めっき流体と陽極を介して並
びに第2導線の1つを介して隣接する製品キャリア接触部に導かれる。その後、
電気めっき電流はこの接触部を介して及び第1導線の1つを介して第2部分槽の
被加工品に、及びこの被加工品からこの第2部分槽の電気めっき流体と陽極を介
して並びに別の第2導線を介して第3の製品キャリア接触部に流れる。この第3
製品キャリア接触部から、電流は同じように更なる第1導線を介して別の部分槽
での別の被加工品に、及び当該別の部分槽での当該被加工品から別の部分層の電
気めっき流体と陽極を介して並びに更なる第2導線を介して最後には電源に戻る
ように流れる。それで直列接続のこの場合にも回路は閉じられている。
【0030】 浴容器に製品キャリアを載せる場合、製品キャリア接触部は閉じられ、浴容器
から製品キャリアを持ち上げて外す場合、開けられる。 浴容器上の製品キャリアを取り去る(Absetzen)場合、電流が電流ブリッジを介
して製品キャリアでの接触ブッシュに流れ、製品キャリアの沈降の際に陽極導体
が入って係合する誘導ホッパー(Einweisetrichter)を製品キャリアでの接触ブッ
シュが有することで、陽極と電気接触状態にある棒状の陽極導体と被加工品の間
の電気接続が作り出される。代替的に、陽極導体と接触ブッシュの間の接続はま
た接触ブッシュでの外部操作の切換装置によって作り出され又は分離される。
【0031】 好適な実施形態において、製品キャリアにまた多数の独立した電気めっき回路
が備えられ、これら個々の回路にそれぞれ少なくとも1つの電源が割り当てられ
る。この実施形態は第1接続配置にも第2接続配置にも適する。
【0032】 多数の回路を互いに分離することで、コーティングされた被加工品の製造の際
に、より大きなフレキシビリティが生じる。一方で、ただ1つの回路の使用の場
合のように常に製品キャリア全てが被加工品を挿入されなければならないという
ことは必要ではない。更に被加工品は個々の回路において様々な電気めっき電流
を用いても金属化可能である。
【0033】 好ましくは、電気めっき電流が陽極から陽極に流れることがないように各浴容
器の内部の各陽極を他の陽極から分離する電気的な陽極絶縁体が、浴容器内に備
えられる。
【0034】 陽極絶縁体に開口が含まれているべきであり、その結果、電解質流体及び/又
は空気吹き込みによって電解質流体に導入される空気がこれら開口を通って部分
槽の間で交換可能である。もっとも、電気めっき電流が流れないときにのみ電解
質流体及び/又は空気が部分槽の間で交換される場合が有利である。
【0035】 流体のろ過のためと浴成分の補充のために少なくとも1つの電解液導入管が、
乃至は電解質流体のかき混ぜの改善のために少なくとも1つの空気吹き込み管が
浴容器に備えられ、当該導入管と吹き込み管は開口を有し、ここから電気めっき
流体乃至空気が流れ出、部分槽内に流れ込むことが可能である。
【0036】 電源での及び電流を導く配線における端子電圧はこれまでの設備の場合よりも
非常に遥かに高く、普通は事故及び目的に適わない取り扱いに対する適切な予防
措置を講じなければならないほど高いので、好ましくは対人保護絶縁体及び/又
はライニングが電気めっき設備の電流を導く部分に備えられる。
【0037】 電源の一定・電流制御の好適なやり方で上記方法を実行するならば、電圧での
端子電圧の測定が個々の部分槽の機能コントロールのために考慮され得る。設備
における移行抵抗又は他の欠陥の1つの上昇を示す電源での端子電圧に対し所定
の値を越える場合、欠如の取り除きのために適切な措置が講じられる。
【0038】 上記装置と方法とで、一方では、電気めっき個所に又は直接的に製品キャリア
に固定され浸漬浴電気めっき設備を通って搬送される大きな面を有した部品(被
処理物)がコーティングされる。更に注入可能な(schuettbarem)被処理物を備え
た電気めっきドラムも被加工品として用いられ得る。
【0039】 上記説明及び以下の説明は被加工品の電気めっきに関連する。当然ながら上記
装置と方法は被加工品の金属の電気分解的な取り去り(腐食除去/金属除去)に
も用いられ得る。この場合、実施形態及び例は意義に即して変更を加えられる。
【0040】 電気めっき法の場合、陽極として溶解性の陽極も不溶性の陽極も用いられ得、
また幾つかの部分槽が溶解性陽極を装備し、他の部分槽が不溶性陽極を装備する
ことが可能である。
【0041】
【発明の実施の形態】 本発明は以下に図1及び2に基づいて詳細に説明される。
【0042】 図1に、浴容器1が横断面で示されている。当該浴容器1はプラスチック材料
からなるか、絶縁コーティングされた金属からなっている。この容器内に、多数
の電解部分槽2がある。各部分槽は、被加工品によって形成された陰極3と、陽
極4とを備えて構成される。被加工品は電気的に絶縁して製品キャリアに固定さ
れている。陽極4については、溶解性の陽極も不溶性の陽極も対象となる。当該
陽極4は浴容器1内に固定的に配置され、しかも電解部分槽2内で当該部分槽に
収納された被加工品と共に、電気めっきに必要な陽極・陰極間隔が生じるように
配置されている。
【0043】 陽極に陽極導体5が導電的に取り付けられている。これら陽極導体は例えば接
触ピンとして形成されたその上端で、製品キャリアが(ここで示されているよう
に)浴容器1で製品キャリア収容部15上に取り外される場合に、製品キャリア
7に絶縁して固体された接触ブッシュ8に対する電気接続を確立できるまで、電
解液の液面6を越えて突出する。
【0044】 部分槽2の各陽極4は他の陽極から陽極絶縁体9を用いて遮蔽される。陽極絶
縁体9は、電解質乃至液の化学的な攻撃に対しても耐性のある電気的に非伝導性
の材料からなっている。図1に、棒の形状をした被加工品の電気めっきのために
管状の陽極4が示されている。上記棒はシリンダ状陽極の中央に存在する。当該
棒は挟子10によって正しい位置に保持される。導電性挟子10は同時に当該棒
に電気めっき電流を導くのに用いられる。当該挟子は同じく製品キャリア7に電
気的に絶縁されて固定されている。
【0045】 製品キャリア7に電気めっき電流を導入するため、製品キャリア接触部11が
概略的に示されており、当該接触部は同じく電気的に絶縁されて製品キャリアに
固定されている。対抗接触部12は浴容器1の縁に動かないように配置されてい
る。整流器13は電気めっき電流供給に用いられる。当該整流器のマイナス極が
対抗接触部12と電気導体14を介して接続している。図において、全ての電気
導体は簡単なラインによって示されている。搬送車が製品キャリア7を浴の製品
キャリア収容部15に降ろすと、整流器13は対抗接触部12と製品キャリア接
触部11を介して並びに電流ブリッジ16を介して製品キャリアでの第1陰極3
と電気的に接続される。整流器13は電気導体、接触部、電解部分槽及びそのタ
ーミナルと共に電気的な直列接続を形成する。整流器13をスイッチオンすると
、電気めっき電流は陰極3として接続された被加工品を介して部分槽2の陽極4
に流れる。当該陽極4から陽極導体5を介して当該陽極導体の上端での接触ピン
でもって接触ブッシュ8に流れる。この接触ブッシュは機械的に操作されるスイ
ッチとしても形成され得る。ここから次の部分槽を通る電流の流れは、製品キャ
リア接触部11を出発点として記載されたと全く同様に、繰り返される。浴の最
後の陽極導体からシリアルな電気めっき電流は整流器13に流れ戻る。
【0046】 陽極導体17が固定されているので、電流はこの最後の陽極導体によって直接
的に導線を介して浴から導かれ、整流器13に流れ戻されることが可能である。
しかしながら、図1において別の接触ブッシュ8と別の接触対18を備えた現実
化が示されている。この場合、全ての部分槽は構造的に等しく作り上げられてい
る。電気めっき電流供給源のシリアルな電流の流れは基本的に、製品キャリアで
全ての被加工品が供給されることを前提とする。
【0047】 電気めっき電流が電気分解の部分槽から次の部分槽に、それによって全ての部
分槽を通って流れるので、全ての部分槽電流は正確に等しい大きさである。それ
に関連して全ての被加工品上に析出された金属の量も正確に等しい大きさで、し
かも部分槽にどんな槽電圧が生じるかとは無関係である。これによって、等しい
被加工品表面では析出する金属も等しい層厚になる。
【0048】 電気めっき電流は整流器のための電気めっき設備制御によって被加工品に必要
な値に調節され、電流調整器によって一定に保持される。それで、既述されたシ
リアルな電気めっき電流については定電流が対象となる。接触部8,11,12
,18と挟子10での不規則性は整流器の定格電圧を達成するまで完全に均一化
される。そのために、シリアルな電気めっき電流の推進のための整流器の端子電
圧の並外れた上昇は、全体回路において少なくとも1つの有効な抵抗が欠陥をも
って大きくなるあらわれである。それで、整流器定格電圧が欠点のない製造のた
めの最大限に可能な端子電圧として間に合わされる前にメンテナンスが必要であ
ることが認識できる。シリアルな電気めっき電流は電気めっき術の公知のやり方
で簡単に制御可能であり測定可能であるので、製品キャリアの個々の被加工品各
々の確実で正確な電気めっき電流供給が保証される。その上、全体的な電流供給
系は絶えず完全にモニタリング可能である。
【0049】 直列に接続された部分槽の陽極と陰極の間の電圧、即ち、槽電圧が全ての接触
部及び導線の直列に接続された抵抗での電圧降下に加えられる。これら部分槽全
ての合計は整流器13の端子電圧を呈する。整流器の定格電圧は、調整予備(Reg
elreserve)が備えられているので、少なくともこの全電圧値のような大きさでな
ければならない。
【0050】 部分槽が多数の場合及び/又は槽電圧が高い場合、整流器の定格電圧は、従業
員による電流を導く部分の接触に対する保護措置を必要とする高さに達する。約
50V以上に相当する対人保護絶縁体又はライニング乃至被覆を取付けることが
是非とも必要である。そのように高い整流器電圧を回避するために、選択的に浴
及び製品キャリア当たり対応するたくさんの整流器を有した多数の直列回路が用
いられ得る。もっとも、本発明の実現のための最小限の消費は、製品キャリア当
たりただ1つの直列回路で作動することにある。この場合、浴の全ての部分槽に
対してただ1つの整流器が必要である。これは単に、部分槽の数に対応する整流
器定格電圧で被加工品のための電流が流れ得るようにサイズ決めされている。
【0051】 全ての電解部分槽は共通の電解液中にある。部分槽の直列接続によって、隣接
する陽極間に、ほぼ部分槽の陽極/陰極電圧のような大きさである電位が生じる
。これは或る陽極から他の陽極までにも電流めっき電流が流れ得ることを意味す
る。そうなると陽極は外側で金属化されることになる。この起こり得る金属化を
避けるために、陽極絶縁体9が用いられる。これらは一方の陽極を他方の陽極か
ら電気的に遮蔽する。
【0052】 しかしながら、この陽極絶縁体9は部分槽での電解液交換を、場合によっては
普通一般には全般的に浴容器内に入る空気の吹き込みも妨げる。それ故に、陽極
絶縁体の開口を通って及び/又は管19,20を通って、必要な電解液の流れ及
び/又は空気が各部分槽空間内に入れられる。部分槽の理想的な電気絶縁が達成
されるべき場合、電気めっきの際にはこれら開口が閉じられ、電解液交換のため
に製品キャリアが取り替えられる際、即ち、部分槽に電流が通じない場合、一時
的に開かれる。図1及び2の例において、部分槽2の下で孔を有した電解液導入
管19を介して各部分槽2に下から電解質流体が導入される。
【0053】 浴からの電解液オーバーフロー及び電解質流体のための循環ポンプは図面に示
されていない。全く同じに空気吹き込み管20を介した空気吹き込みのための圧
縮機も示されていない。この管は同様に部分槽の下で流出のための開口を有する
。当該空気は電解液移動に用いられる。管19,20が下方から電解液乃至空気
を部分槽2に運び入れることは必要ない。管19,20が部分槽の近傍でこの部
分槽の方向に向いた開口を備えて存すれば十分である。
【0054】 製品キャリア7は両側でブラケット21を有する。これらブラケットに、製品
キャリア7を浴から垂直上方に引き出して別の浴、例えばすすぎ浴に搬送するた
めに、搬送装置が嵌まり込む。製品キャリアそれ自体は、図1に示された例では
例えばセラミックスやプラスチック材料のような電気絶縁体から構成させること
もできる。しかしながら好適には接触ブッシュ8と挟子10が電気的に絶縁され
金属製製品キャリア上に固定される。
【0055】 接触ブッシュ8は下側で好適には誘導ホッパーを有する。それで陽極導体5の
上側接触ピンは、浴中に製品キャリアを沈下する際に、確実に接触に誘導される
。かくしてこの接触は自動的に確立される。このために必要な動きと力は製品キ
ャリアの存する進行から引き出される。この電気接続のための外部操作による接
触が用いられるならば、これに必要な動きと力は不図示のメカニズムと制御装置
によってもたらされることとなる。接触部11,12は金属製製品キャリアで且
つ製品キャリア収容部15で補われ得、しかもそれは浸漬浴電気めっき設備から
公知であるように補われ得る。そして金属製製品キャリア7は、接触部として用
いられる収容部15を介して整流器13の負極に接しておかれる。それと共に第
2の製品キャリア収容部15も製品キャリア7への整流器13の負極からの電流
の伝達に考慮され得る。これは、高い電流が製品キャリア収容部を介して製品キ
ャリアへ伝達される場合に用いられる両側の製品キャリア送り込みに相応する。
これらの場合、互いに向かい合った接触部を有する接触対18を放棄することが
可能である。上記したように、正の整流器接続が最後の陽極導体17と直接的に
接続される。
【0056】 本発明の別の接続配置が図2に示されている。これは、製品キャリア7への電
流伝達の様式によって図1に係る実施と区別される。挟子10を除いて浴範囲の
外部に全ての接触部が配置されている。陽極4に対する電気接続は、浴容器1か
ら抜け出て直接的に各陽極導体5によって固定して作り出される。図2に例とし
て2つの整流器13’と13”を備えた2つの独立した直列回路が示されている
。しかしながら、これは本発明の実施にとっての条件ではない。しかしながら、
製品キャリア上での独立した直列回路は製品キャリアの部分供給を可能にする。
1つの回路だけに被加工品を供給することも可能である。この場合、製品キャリ
アの他の回路は、1つの場合も複数の場合もあるが、供給されないままである。
経済性の理由から、ただ1つの整流器と整流器当たりできるだけ多くの部分槽で
作動されるべきことが、高すぎる接触電位差に対する保護のための費用が高い整
流器定格電流の際の電流供給コストよりも遥かに低いので、基本的に妥当する。
【0057】 整流器13’のマイナス極は、部分槽2aでの陰極3として接続された被加工
品に接触群22aを介して給電する。部分槽2aの陽極電流は陽極導体5を介し
て且つ部分槽2bの陰極の接触群22bを介して導かれる。陽極導体5での導体
24の電気接続は図2において明快さの理由から浴中において低いところに示さ
れている。しかしながら、実際上はこの接続は、腐食を回避するために、電解液
の液面6の上方で現実化する。
【0058】 接触群22から挟子10まで更に絶縁された導体23がある。その横断面は、
僅かなシリアル電気めっき電流を流すことができるようにサイズ決めされている
。当該導体は整然とした形状で製品キャリアに固定されている。整流器13’の
シリアルな電気めっき電流はその後、順々に電解部分槽2a〜2dを通って流れ
る。部分槽2dの陽極導体5から電流は整流器13’のプラス極に戻り付く。同
じようにして整流器13”の第2のシリアル電気めっき回路も形成されている。
【0059】 この接続配置の場合にも、本発明の既述された利点の全てが当てはまる。製図
上の簡素化の理由から、接触群22は図面において製品キャリア長手方向に配置
されている。これらはコンソール25上に置かれている。しかしながら実際には
これら接触群22は目的に適うように搬送装置に配置される。コンソール25は
浴容器1の縁である。
【0060】 図1に係る電気めっき電流供給においては、製品キャリアは被加工品を完全に
装着しなければならない。図2に係る実施においては、これは別の電気スイッチ
が挿入される場合、本発明に係る直列回路にとって必要ではない。これらスイッ
チは固定された電気配線24に、被加工品を供給されていない部分槽2を電気的
に架橋するように配置されている。例えば継電器のようなスイッチは、電気めっ
き設備制御装置によってもたらされる制御信号によって操作され得る。
【0061】 本発明は、導体プレート毎で、あるいは導体プレートそのものの表面全体にわ
たっても非常に均一な層厚が要求されるような、プリント配線回路基板等の導体
プレートのような平坦な被加工品の電気分解処理の際にも用いられる。本発明に
係る装置と方法は、ドラム内ばら荷の電気めっきにおいても有利に用いられる。
ドラムキャリア上に2つのドラムが配置されている場合には、これらは本発明の
意義において電気的に直列に接続される。シリアルな電気めっき電流は両方のド
ラムキャリア収容部を介してドラムを通って導かれる。電解浴において、2つの
部分槽が形成される。この場合、電気めっき整流器は1つのドラムの電流のため
だけのものであるが、二倍の電圧でもってサイズ決めされる。このスイッチング
から、電気めっき電流は両方のドラムで正確に等しい大きさであることが判る。
【0062】 開示された全ての特徴並びに開示された特徴の組み合わせは、それが公知であ
ると明文をもって示されない限り、この発明の対象である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の接続配置における多数の部分槽を備えた浸漬浴の概略的な横断面図であ
る。
【図2】 第2の接続配置における多数の部分浴を備えた浸漬浴の概略的な横断面図であ
る。
【符号の説明】
1 浴容器 2 電解部分槽 3 陰極(被加工品) 4 陽極(対抗電極) 5 接触ピン付き陽極導体 6 電解液液面 7 製品キャリア 8 接触ブッシュ 9 陽極絶縁体 10 挟子 11 製品キャリア接触部 12 対抗接触部 13 電源(整流器) 14 導線 15 製品キャリア収容部 16 電流ブリッジ 17 最後の陽極導体 18 接触対 19 電解液導入管 20 空気導入管 21 ブラケット 22 接触群 23 製品キャリアでの絶縁された導体 24 浴での絶縁された導体 25 コンソール
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年2月17日(2000.2.17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項9
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項11
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項12
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項13
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項14
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項15
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項16
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項17
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項18
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項19
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項20
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項21
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項22
【補正方法】変更
【補正内容】
【請求項22】 被加工品(3)として、電気めっきされるべき注入可能な
被処理物を有した電気めっきドラムが用いられることを特徴とする請求項10〜
21のいずれか一項にしたがう方法。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年2月17日(2000.2.17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ同じ電解電流で、電極として接続された多数の被加
    工品を省エネで同時に電気分解的に処理するための装置であって、 a.少なくとも1つの電源と、 b.1つの浴容器内での少なくとも2つの電解部分槽とを備え、当該部分槽が i.被加工品のために電気接触部として用いられる留め具と ii.少なくとも1つずつの対抗電極と を有するような装置において、 個々の部分槽(2)が電気的に直列に接続されていることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 各部分槽(2)の対抗電極(4)が、それぞれ隣接する部分
    槽の被加工品(3)のための留め具(10)と電気的に接続されており、留め具
    と接続していない対抗電極と、対抗電極と接続していない留め具とが、それぞれ
    電源(13)の一方の極と接続して、閉じられた回路が作られることを特徴とす
    る請求項1にしたがう装置。
  3. 【請求項3】 被加工品(3)の搬送のための製品キャリア(7)が、浸漬
    浴電気めっき設備の処理浴から次の処理浴に備えられ、被加工品のための留め具
    が製品キャリアに固定され、当該製品キャリアに対して電気的に絶縁されている
    ことを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の装置。
  4. 【請求項4】 上記対抗電極(4)に、上方へ突出し当該対抗電極と電気的
    に接続した棒状対抗電極導体(5)が配置され、並びに製品キャリア(7)に固
    定されこれに対して電気的に絶縁された接触ブッシュ(8)が配置されていて、
    接触ブッシュ(8)は対抗電極導体に対する電気接触を作り出すのに用いられ、
    浴容器(1)上に製品キャリアを載せる場合に対抗電極導体と電気係合するか、
    対抗電極導体との電気接触を作り出し得る接触ブッシュに外部操作の切換装置を
    備えるように形成配置されていることを特徴とする請求項3にしたがう装置。
  5. 【請求項5】 a.部分槽(2)の対抗電極(4)に割り当てられた製品キ
    ャリア(7)での接触ブッシュ(8)の各々がそれぞれ隣接する部分槽の留め具
    (10)と電流ブリッジ(16)を介して電気的に接続しており、 b.第1部分槽の接触ブッシュと電気的に接続されていない留め具が製品キャリ
    アでの接触対の電気接触部(11)と電流ブリッジを介して電気的に接続してお
    り、その際、上記電気接触部(11)に、電源(13)の一方の極と電気的に接
    続した浴容器(1)での接触対の対抗接触要素(12)が、第1部分槽の留め具
    が浴容器に製品キャリアを載せる際に電源と電気的に接続可能なように割り当て
    られていて、 c.最後の部分槽の対抗電極(4)の留め具と電気的に接続していない対抗電極
    導体(17)が電源の他方の極と電気的に接続している ことを特徴とする請求項4にしたがう装置。
  6. 【請求項6】 a.製品キャリア(7)での接触要素と浴容器(1)での対
    応する対抗接触要素とからなる電気接触対(22a,22b,22c,22d)
    と、 b.留め具(10)と接触要素との間の導線(23)と、 c.接触対(22b,22c,22d)の対抗接触要素と対抗電極(4)の間及
    び部分槽の一つ(2d)の対抗電極と電源(13)の間の導線(24)と が備えられていて、 i.その際、各部分槽(2a,2b,2c)の対抗電極からそれぞれ隣接する部
    分槽(2b,2c,2d)までの電気接続が、浴容器(1)に製品キャリア(7
    )を載せる場合に、接触対(22b,22c,22d)と導線(23)(24)
    を介して確立可能であり、 ii.その際、更に第1部分槽(2a)の留め具の導線(23)と接触対(22a
    )を介した電源の一方の極との電気接続が、浴容器に製品キャリアを載せる場合
    に確立可能であり、 iii.その際、最後には最後の部分槽(2d)の対抗電極が導線(24)を介し て電極(13)の他方の極と電気的に接続されている ことを特徴とする請求項3にしたがう装置。
  7. 【請求項7】 製品キャリア(7)に、独立した多数の電解回路が備えられ
    、これらにそれぞれ少なくとも1つの電源(13)が割り当てられていることを
    特徴とする請求項3〜6のいずれか一項にしたがう装置。
  8. 【請求項8】 各対抗電極(4)が浴容器(1)内で電気的な対抗電極絶縁
    体(9)によって他の対抗電極と分けられていて、電解電流が対抗電極から対抗
    電極へ直接的に流れないようになっていることを特徴とする前記請求項のいずれ
    か一項にしたがう装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つの電解液導入管(19)及び/又は少なくと
    も1つの空気吹き込み管(20)が浴容器(1)に備えられていて、その際、上
    記導入管と吹き込み管が開口を有し、これから電解質流体及び/又は空気が流れ
    出て部分槽(2)に流入可能であることを特徴とする前記請求項のいずれか一項
    にしたがう装置。
  10. 【請求項10】 電気めっき設備の電流が流れる部分に、対人保護絶縁体及
    び/又はライニングが備えられていることを特徴とする前記請求項のいずれか一
    項にしたがう装置。
  11. 【請求項11】 それぞれ同じ電解電流で、多数の被加工品を省エネで同時
    に電気分解的に処理するための方法であって、上記被加工品が、電解質流体を含
    有する浴容器内の少なくとも2つの電解部分槽に配置され、電極として接続され
    、その際、部分槽は、少なくとも1つの対抗電極と電気接触部として用いられる
    留め具とこれに保持された被加工品とを有し、部分槽は少なくとも1つの電源か
    ら給電されるような方法において、 個々の部分槽(2)が電気的に直列に接続されることを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 被加工品(3)の搬送のための製品キャリア(7)が、浸
    漬浴電気めっき設備の処理浴から次の処理浴に備えられ、被加工品が留め具を備
    えた製品キャリアに固定され、当該製品キャリアに対して電気的に絶縁されてい
    ることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 a.電解電流が、電源(13)の一方の極から、製品キャ
    リア(7)での片面若しくは両面に配置された製品キャリア収容部(15)での
    電気接続部を介して、同じく製品キャリアに配置され第1電解部分槽(2)での
    被加工品(3)と電気接触する電流ブリッジに、そこから第1部分槽での被加工
    品に導かれ、 b.そして電解電流が、順々に個々の部分槽を通って、製品キャリアによって絶
    縁された導線を介して各部分槽の対抗電極(4)をそれぞれ隣接する部分槽の被
    加工品と電気的に接続する個別の電気接続部としての他の電流ブリッジ(16)
    を介して導かれ、 c.そして電解電流が最後の部分槽での対抗電極から別の電気接続部を介して電
    極の他方の極に流れ戻る ことを特徴とする請求項11と12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 製品キャリア収容部(15)での電気接続が、浴容器(1
    )に製品キャリア(7)を載せる場合に接触対(11,12,18)を介して作
    り上げられ、浴容器から製品キャリアを持ち上げて取り外す場合に分離されるこ
    とを特徴とする請求項13にしたがう方法。
  15. 【請求項15】 電流ブリッジ(16)を介した対抗電極(4)と電気接触
    し上方に突出した棒状対抗電極導体(5)と被加工品(3)との間の電気接続は
    、対抗電極導体が係合する誘導ホッパーを備えた接触ブッシュ(8)が電流ブリ
    ッジと電気的に接続されることによって又は上記接続が接触ブッシュ(8)を介
    して当該接触ブッシュでの外部操作の切換装置によって作り出され又は分離され
    ることによって、浴容器(1)に製品キャリア(7)を載せることによって作り
    出され、浴容器から持ち上げ取り外す場合に分離されることを特徴とする請求項
    13と14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 【請求項16】 a.電解電流が、電源(13)の一方の極から、電気的に
    互いに絶縁された多数の個別製品キャリア接触部(22a,22b,22c,2
    2d)の1つの製品キャリア接触部(22a)を介して及び第1導線(23)を
    介して、第1電解部分槽(2)での被加工品(3)に導かれ、 b.電解電流が、第1部分槽での被加工品から、この第1部分槽の対抗電極(4
    )を介して及び導線(24)を介して、次の製品キャリア接触部(22b)に導
    かれ、 c.電解電流がそこから同じようにして他の導線(23)を介して他の部分槽で
    の他の被加工品に、他の部分槽での被加工品から他の部分槽の対抗電極を介して
    他の導線(24)を介して電源に戻って導かれる ことを特徴とする請求項11又は12のいずれか一項にしたがう方法。
  17. 【請求項17】 製品キャリア接触部(22a,22b,22c,22d)
    が浴容器(1)に製品キャリア(7)を載せる場合に閉じられ、浴容器から製品
    キャリアを持ち上げ取り外す場合に再び開かれることを特徴とする請求項16に
    したがう方法。
  18. 【請求項18】 各対抗電極(4)が浴容器の内部で電気的な対抗電極絶縁
    体(9)によって他の対抗電極から、電気めっき電流が対抗電極から対抗電極に
    直接的に流れないように、分離されることを特徴とする請求項11〜17のいず
    れか一項にしたがう方法。
  19. 【請求項19】 電解質流体及び/又は空気吹き込み部(20)を介して当
    該電解質流体に吹き込まれた空気が、部分槽(2)間の対抗電極絶縁体(9)で
    の開口を通して交換されることを特徴とする請求項18にしたがう方法。
  20. 【請求項20】 電解質流体及び/又は空気が部分槽(2)間で単に交換さ
    れ、電解電流は流れないことを特徴とする請求項19にしたがう方法。
  21. 【請求項21】 電源(13)が電流制御されて駆動されることを特徴とす
    る請求項11〜20のいずれか一項にしたがう方法。
  22. 【請求項22】 電源(13)での端子電圧がモニタリングされ、個々の部
    分槽(2)の機能コントロールのために援用されることを特徴とする請求項11
    〜21のいずれか一項にしたがう方法。
  23. 【請求項23】 被加工品(3)として、電気めっきされるべき注入可能な
    被処理物を有した電気めっきドラムが用いられることを特徴とする請求項11〜
    22のいずれか一項にしたがう方法。
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