JP2001512834A - 複数検出器を有する検定装置 - Google Patents

複数検出器を有する検定装置

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JP2001512834A
JP2001512834A JP2000506532A JP2000506532A JP2001512834A JP 2001512834 A JP2001512834 A JP 2001512834A JP 2000506532 A JP2000506532 A JP 2000506532A JP 2000506532 A JP2000506532 A JP 2000506532A JP 2001512834 A JP2001512834 A JP 2001512834A
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assay device
detector
detectors
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アデエミ パーマ,デレック
トーマス フレンチ,マーチン
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カリブラント リミテッド
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/08Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor using a stream of discrete samples flowing along a tube system, e.g. flow injection analysis
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試料中の分析物を広汎に測定することができる検定装置を提供する。 【解決手段】 本発明は、液体キャリア中の物質を検出するための検定装置に関する。この装置は、試料投入手段と、流路内に配置される複数の主検出手段と、を有する。これら複数の主検出手段は、a)蛍光検出器と;b)紫外線分光計と;c)赤外線分光計と;d)ラマン分光計と;e)その他の分光学的検出器と;f)電解質測定検出器と;g)その他の電気化学的検出器とからなる群より選択される少なくとも2つの異なる検出器を備える。各々の主検出手段は、流路の個別の検出通路内に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、特定物質が試料中に存在するか否かを決定する検定装置に関する。
特に、本発明は、フローインジェクション検定システムのように、特定物質を液
体キャリア(担体)中において検査する検定装置に関する。
【0001】 検定を実施する多種多様な技術が存在すると共に、検定技術を用いた事例が広
く普及してきている。現在利用されている技術の総説は文献、「免疫測定方法自
動化に関する現状(Update on immunoassay autom ation)」[Proc.UK NEQAS Meeting 1994:1:
163−170;ウィーラー、マイケル ジェイ(Wheeler,Micha
el J)]に記載がある。例えば、種々のイムノアッセイ(免疫検定法)が、 現在血液及びその他のの試料について、多数の異なる化合物の検査に広く用いら
れている。大病院といえども、異なる検定機器を多数保有できるわけでないので
、装置は異なる試料に関し、幅広く異なる種類の検査ができなければならない。
試料について要求される検査数の増加と共に、検定技術の多様性も必然的に増加
しなければならない。試料を分析のために病院内の研究室に送る代わりに、検定
を医師の手術室等で直接行いたいという要望が高まるにつれ、他用途機器に対す
る需要がますます増大している。
【0002】 検定システムの増加に関連して、如何なる特定の検定も、今まで以上に正確に
行なうことが必要になってきた。検査の正確性の重要性は明白である。例えば、
患者の処置が検定結果を基に決定され、不正確な結果が患者の不適切な処置に繋
がるかも知れないのである。
【0003】 使用される検定技術の増加は、市場におけるシステム数の多さを招いた。現在
、殆どのシステムは半自動又は自動システムで、試薬と試料を装填しさえすれば
、中断が起きない限り人手(オペレーター)による更なる投入(インプット)は
必要でない。
【0004】 上述したウィーラーの文献から明らかなように、現在市場に出回っている殆ど
の装置は、複数例えば20〜100の試料を装填するための装填トレーを備えて
いるが、それらについて同じ種類若しくは同じ検定を行う必要はない。又、種々
の異なる検査を行なうための多数の試薬カートリッジを保持する試薬投入トレー
もある。このような機器では、試料が通常はピペット操作で検定セル内に移送さ
れ、ここで試料は必要な試薬又は試薬類と結合される。次に検定セルは機器の一
部に移送され、試料と試薬が結合するのに十分な時間だけ保持される。その後、
試料セルは検出器に移送されて、この検出器は、試料がある特定成分を含有する
か否か、及び/又はその検定中にその成分がどれくらい存在するかを決定するた
めの既知指標の存在を検出する。通常は、機器周りの検定セルの移送、例えば装
填エリアから洗浄ステーション、待機、その先の検出器への移送には、ロボット
アームが使用される。この種の検定装置は半自動で機能することができるが、試
料の機械的な動きに由来する問題が発生する。更に、交換可能なピペットチップ
を具備したピペット、又は分析される際にある試料が他の試料を汚染しないよう
に確保するその他の手段を備える必要がある。個々の試料セルを適当な試薬と共
にインキュベートしなければならず、比較的多数の試料セルを一度にインキュベ
ートしなければならないこともあるので、待機エリアとして必要なスペースのた
めに、機器のサイズは比較的大きいままとなる。
【0005】 蛍光分光法及び顕微鏡検査を用いて発光信号の強度又は波長のシフトを測定す
ることにより試料中の分析物の濃度を決定しうることは周知である。これを目的
とする方法及び装置については、米国特許第4,877,965号及び5,19
6,709号に記載されているような各種の方法及び装置が知られている。
【0006】 蛍光検出は、試料の大きさがしばしば極めて小さい生物学的検査、例えば核酸
又は蛋白質の検定に特に有用である。このような状況においては、バックグラウ
ンド放射からの干渉を最小限に抑えることが非常に重要であり、例えば米国特許
第4,006,360号、4,341,957号及び4,791,310号に記
載のような技術が考案された。
【0007】 最近になって、検定設備にフローインジェクション(フロー注入)技術を利用
することが提案された。この技術の総説はプチャデス(Puchades. R)
らの文献、「免疫分析におけるフローインジェクション技術の適用に関する総説
、分析化学評論(“A Comprehensive Overview on
the Application of Flow Injection T
echniques”,Critical Reviews in Analy
tical Chemistry)」、23、(4):301-321(199 2)に記載がある。この技術と上述したシステムとの間の根本的な違いは、試料
と試薬が流体流中で結合されることであり、この流体流は検出器に至る。これに
より、試料セルが不要となり、一般的にシステムの機械的構成要素は減少する。
【0008】 本発明は、試料中の分析物を広汎に測定することができる検定装置を提供する
ことを意図している。
【0009】 本発明によれば、試料投入手段と、流路内に配置される複数の主検出手段と、
を有し、前記複数の主検出手段は、a)蛍光検出器と;b)紫外線分光計と;c
)赤外線分光計と;d)ラマン分光計と;e)その他の分光学的検出器と;f)
電解質測定検出器と;g)その他の電気化学的検出器とからなる群より選択され
る少なくとも2つの異なる検出器を備え、前記主検出手段は液体流路の個別の検
出通路内に配置される、液体キャリア中の物質を検出するための検定装置が提供
される。従って、前記装置は、従来の装置と比べてはるかに多数の検査を行うこ
とができ、一方依然として単一ユニット内に収容することができる。検出器の上
流は、特に装置の制御及び投入側として多くの構成要素で共用されうる。
【0010】 種々の検出器が、分光光度測定法的及び/又は電気化学的原理を用いた1つ以
上の検出器から選択される。これらの状況において、分析は、蛍光検出に依存す
るイムノアッセイより単純化され、そのために固定された試薬と障壁分離装置を
使用する必要はなくなるが、一般的には、参照して本明細書に取り入れられる国
際出願番号PCT/GB97/00334号に記載されるようなイムノアッセイ
検査を可能にするために障壁分離が用いられる。
【0011】 装置のより良い効率及び制御性を達成するために、流路は、試料を所望の試薬
と混合するために設けられる混合手段より、好ましくは下流にインキュベーショ
ン手段を備えることができる。しかしながら、主検出手段として選択される検出
器より手前で試料と試薬とを反応させるだけの十分な時間があるならば、インキ
ュベーションは主流路内で行なわれてもよい。
【0012】 好ましくは、試料を分割して、単一の溶出ピークについて異なる型の検出が行
われるようにする。更に、副検出器を単一の検出通路内に配置することができる
。こうすることにより、試料中の標的分析物からの分析信号を測定する少なくと
も2つの異なる検出器を用いて、単一の試料に対して異なる型の検査を行い分析
を実施するのに適している。このような条件下では、例えば蛍光検出器に至る流
路内に追加の副検出器を組み込むと好都合である。
【0013】 この装置は、単一試料の複数分析物検出に供せられることが好ましい。
【0014】 好ましくは、それぞれのアリコートを、選択されたそれぞれの検出通路の1つ
に導くように構成されるスプリッター(分割)弁手段によって、流路は複数の前
記検出通路に分割される。アリコートは、試料の全部又は一部分から構成されう
る。前記複数通路は、前記インキュベーションループより後方の任意の点から延
在させることができる。或いは特定装置に含まれうる。複数通路は、1つの通路
を洗浄している間に他の通路で試料の分析を行なうことができるので、装置の能
力を向上させる。
【0015】 同一の検出原理が用いられる、数個、例えば全ての検出通路用の検出手段を、
1つの検出器が構成することが好都合である。
【0016】 多くの化学的検査は、例えば標的分析物の存在下で試薬に色変化が起こるよう
な分析的測定として、吸光度の原理に依存している。このアプローチを応用する
ことができる1つの変形は、内因性酵素又はその他のタンパク質レベルの決定で
あり、試料中の酵素又はタンパク質の相対的な量を示す基質の比色分析的な吸光
度測定を伴う。以下に記述するフローシステムでは、分析は試薬/試料混合物を
インキュベーションループ中に保持し、着色生成物を生成させて行なうことがで
きる。その後、混合物は流体流内に放出され、吸光度測定がなされる分光光度計
への流路に導かれる。
【0017】 内因性タンパク質の測定に加え、血液試料中の電解質レベルを決定する必要が
往々にしてあり、これはイオン選択電極を利用して行なうことができる。これら
の装置の操作は周知であり、試料が電極上を通過するようにして電解質測定がな
されることから、該装置を流れの中の如何なる点に組込むのかは簡単な問題であ
る。このような電極はしばしば装置内の副検出器を構成する。
【0018】 好ましくは、検出通路の少なくともいくつかはインキュベーション手段を備え
、こうすることによって、異なる試薬が別々の検出通路を汚染しない。少なくと
もいくつかの検出通路内で流路内の液体に試薬が添加される手前から検出通路が
始まると好都合である。このことにより、試薬が互いに相互作用する場合に、単
一の試料を複数のアリコートに分割して、さもすると試料の多重分析において不
正確さをもたらすかもしれない、複数の試薬を用いた検査を行うことができ、好
都合である。
【0019】 検出器は、ソリッドステート検出器であることが好ましい。これらの検出器は
小型であるので、装置を単一のハウジング内に収容することができるので有利で
ある。レーザダイオードは、蛍光光度計等の用途に適する。発光ダイオードは、
ほとんどの分光化学的用途に適しうる。
【0020】 本発明の好適な実施例を添付図面を参照して以下に説明する。
【0021】 図1に、フローインジェクションイムノアッセイ分析器からなる本発明の好適
な実施例を1つの統合システムとして示す。このシステムはフローインジェクシ
ョン分析の原理を用いて作動する。即ち、液体の連続した流れを用いて、この流
れに注入される個別量の試料又は試薬を移送する。これらの物質は相互に、又は
溶液中若しくは表面に固定される他の物質と接触させることができ、測定可能な
方法にて相互作用する。従って、フローインジェクションプロセスは、インジェ
クションループ又は注射器及び流量の精密な制御が、ピペット、洗浄器、振とう
器(シェーカー)の使用に置き換わる以外はマイクロタイタープレート又はチュ
ーブを用いる従来のイムノアッセイで行なわれる操作と類似している。
【0022】 キャリアバッファー流は、ランバッファー12から発生される。このキャリア
バッファーは、気体を含有していると機器精度を欠くことになるので、如何なる
気体も含有してはならない。複数の試料が試料処理ユニット14内に保持され、
又、ここで分析用の試料が調製される。特定の標的分子(生成物)の分析は、そ
の生成物を含有すると思われる既知量の試料をキャリアバッファー流の中に注入
し、試薬カートリッジ15からの試薬と混合して行なう。試薬用に数個の異なる
投入口を設けてもよい。これらの投入口のいくつかを特定の検出通路に設けても
よい。この投入口は複数の試薬供給源に関連付けられる。
【0023】 試料処理(プロセッサ)ユニット14は約100個の試料を保持する容積と、
通常の種々のチューブサイズを有する。ユニット14は、正確で精密なピペット
操作を行なって、要求通りの試料に希釈物を生成することができる。これは、適
宜な容量をプロセッサ本体(ベッド)の別々のチューブに移送するか、或いは分
析用の一定容量を採取する前に一定量の試料と可変量の希釈剤(又はその逆)を
混合コイル内で混ぜ合わせるフローシステムを利用する従来からの方法である。
ユニット14はロボットアーム(図示せず)を使用して試料プローブ(図示せず
)を運ぶこともできる。ロボットアームは通常三平面可動であり、プローブは試
料操作間にボード上の(オンボード)洗浄ステーションで洗浄することができる
。試料はプロセッサーユニット14上に、好ましくは事前に準備されたチューブ
ラック内、若しくは事前に準備されたマイクロタイタープレート内の、様々な寸
法の独自のチューブ内に装填される。試料の同定及びトラッキングは個々のチュ
ーブ、即ちチューブラック若しくはマイクロタイタープレートにバーコードをつ
け、このバーコードをオンボード読み取り器で読み取ったり、又はその他のトラ
ッキングシステムを用いて行なうことができる。
【0024】 この機器のフローシステムは、化学的及び生物学的に不活性な材料、例えば市
販のナイロン又はPEEKにて作製される伝送チューブ10を備え、その標準的
な内径は0.8mmであるが、状況によって変えることができる。ポンプシステ ム(図示せず)はいくつかの低圧ポンプから成り、その殆どが、寸法、精巧さ及
び性能の異なる蠕動性ポンプ(ペリスタルティックポンプ)であり、高度に信頼
性がある流量を送り出すことができる。中央ポンプは、システムを通るキャリア
バッファー、試料及び試薬の移動に用いれられ、一方、中央ポンプよりもあまり
精巧でないその他のポンプは他の操作、例えば試薬の移送、障壁(バリア)の洗
浄及び共役体溶出などに使用される。それぞれのポンプの操作は中央コンピュー
タ(図示せず)で制御され、最適な性能及び効果的な同調が確保される。コンピ
ュータは多くの自動切替え弁の制御(後で後述して詳しく説明する)も行ない、
適切な時に試料又は試薬を主キャリア流の内外に導く。これらの弁は電気的又は
空気圧で操作され、どの稼働日にも何回も使用されるので、極めて信頼性が高く
強靭でなければならない。これらの弁はデザインがシンプルで、1つか2つ、或
いは限られた数のチャンネル間での液体流の切替えだけが要求される。弁は化学
的及び生物学的に不活性な表面を持つ必要があり、この表面が液体流と接触する
【0025】 一般的に、各検定に必用な試薬は対象とする分析物に特異的であるが、それぞ
れの場合に同じ原理が適用され、通常は二成分だけが必用である。
【0026】 検定が蛍光検出に基づくのであれば、マイクロビーズを利用するのが好適であ
り、ビーズは懸濁状態を維持するように規定された径及び中間密度を有し、非特
異的な結合特性が低いセルロース材料で作製し得るが、その他の適切な材料も好
適である。これらビーズの表面は共有結合を介して被覆され得るが、抗体などの
リガンド結合物質(リガンドバインダー)若しくは検定において対象分析物だけ
に特異的に結合するその他の化合物を伴った吸着などの他の方法も可能である。
更に精緻な検定フォーマットでは、異なる特異性の2つ以上のリガンド結合剤を
ビーズ表面に被覆することができ、これで同じ試料からの複数分析物の測定が可
能になる。第2の試薬は対象分析物の類自体であり得る標識された物質、又は必
用とされる検定フォーマットに応じた分析物に特異的な結合剤である。標識は、
多くの場合スペクトル特性が電磁スペクトルの近赤外領域で検出され得る蛍光体
であるが、リポソーム、酵素及び化学ルミネセンスなどの他の標識を用いること
もできる。
【0027】 一定容量の試薬及び試料が混合コイル17内で混ざり合わされ、一定時間共に
インキュベートされる。検定形式でマイクロビーズが使用される場合は、これら
のビーズはインキュベーションプロセスにおいて添加される。
【0028】 インキュベーションは、例えばインキュベーション時間が短い場合などには、
単に主流体中にて行なうことができる。インキュベーションは、好ましくは、ア
リコートを主流体流から取り除き、インキュベーションループ19の1つに入れ
て行われる。インキュベーションループ19へのアクセスは弁手段20で制御さ
れる。ループ19は適切な内径を有する一定長の伝送チューブにて作製されるが
、全体の容量はインキュベーション条件の正確な反復が確保されるように慎重に
選択されるべきである。インキュベーション中、試料に含まれるいずれかの生成
物が試薬と相互作用してマイクロビーズに結合する複合体を形成する。特定の検
定にマイクロビーズが使用される場合、この複合体は該マイクロビーズと結合す
る。複合体は、検出可能な部分を含有していなければならない。場合によっては
、特定のインキュベーションループが検出通路の一部分を構成し、その特定の検
出通路に対する混合物のインキュベーションにのみ使用されてもよい。
【0029】 インキュベーション時間の後、コンピュータは混合物のアリコートを検出器へ
と搬送させる。
【0030】 複合体が形成されるマイクロビーズを使用する検定では、膜障壁22を用いて
複合体を試料から分離する。膜障壁22はマイクロビーズを保持する一方、その
他全ての材料は通過して流れ、廃棄へと進む。障壁22はナイロンなどの化学的
及び生物学的に不活性な材料からなる多孔質膜で構成され、ビーズの全てがフロ
ーセルへと通過しないような寸法及び配置とされる。膜の多孔質構造はマイクロ
ビーズの寸法に左右されるが、膜が過剰な試薬と非特異的に結合することが少な
いこと、実質的に全ての(例えば、>95%)のビーズが保持されることが重要
である。そして、流路はある期間キャリアバッファー流で洗浄され、全ての未結
合試薬を洗い流すが、この期間にはできるだけ流速を増加させるので、バリア2
2は良好な流れ特性を有する必要がある。
【0031】 引き続き、種々の弁を同調させて切替えて主バッファー流をバリア22から逸
らす一方、容器24から溶出バッファーをバリア22を介した流れに導く。弁の
切り替えは、フローセル27から廃棄へ流れる未結合試薬をモニタして判断する
ことができる。こうしてマイクロビーズからの標識(検出可能部分)を遊離させ
てバリア22をして流す。今度は、測定のために流れを下流のフローセル27に
導く。溶出に続く更なる弁の更に切替えは、容器28からの適切なバッファーに
よって膜を逆洗(バックフラッシュ)することを可能とし、弁25を介してビー
ズを廃棄へ除き、膜を清浄して次の試料アリコートに備える。
【0032】 インキュベーション後に、試料混合物は、a)蛍光検出器と;b)紫外線分光
計と;c)赤外線分光計と;d)ラマン分光計と;e)その他の分光学的検出器
と;f)電解質測定検出器と;g)その他の電気化学的検出器とから選ばれる検
出器30、40へと運ばれる。装置は、少なくとも2つの異なる型の検出器を有
する。これらの検出器は、装置のコンパクト性という点から、ソリッドステート
検出器であることが好ましい。例えば、「欧州の光学機器とレーザ機器」("O pto and Laser Europe")、70〜71頁、第41号、1 997年6月発行に記載される、マイクロパーツ(MicroParts)から
入手可能な顕微分光計を導入することができる。又、イオン選択電極を、例えば
「フローインジェクション分析における検出器としてのイオン選択電極の利用法
("Use of ion−selective electrodes as detectors in flow−injection analysi
s")」、Magalhaes e Adelio,J.M.ら、Port. Electrochim. Acta、1991年9月発行、第9巻、429〜
467頁に記載されているように使用してもよい。
【0033】 特定の検定形式でマイクロビーズが使用されない場合は、試薬と試料とを相互
作用させるのに十分な時間が設けられていれば、特定のアリコートを任意の段階
で検出器に導くことができる。例えば、検出器の1型式としてイオン選択電極が
使用される場合は、この検出器技術に試薬は必要とされないため、この検出器4
0は投入口(インプット)より下流の任意の位置に配置されうる。特定の検出器
が特定の検出通路に組み込まれない場合は、その検出器は、通常、副検出器を構
成する。その他の型式の副検出器は、特定の検出通路内に配置されるが、前記通
路内の主検出器ではない。これがは、副検出器と該検出器に関連する試薬(もし
あるとしたら)とが主検出器に干渉せず、且つ主検出器用に導入される試薬等に
影響されない場合に可能である。
【0034】 いくつかの検定形式のために、装置にマイクロビーズ分離能力を持たせること
が好ましい。その場合は、特定のアリコートを障壁22の下流で所定の検出器4
0へと導くように弁手段を設けると便利である。そのため、障壁の下流には流路
の複数の分岐路がある。
【0035】 検出器30/40は、異なる型の検査セルを必要としうる。例えば、蛍光光度
測定検査セルは、一般的に全容量が200μlを超えることが殆どない石英シリ
カシリンダーを備えるが、その他の材料及び形状が好適である場合もあり、以下
により詳細に説明されるように、通常、光源により照射され、検出器30により
モニタされる。
【0036】 ほとんどの場合、流路の各分岐路(検出通路)は、1つの検査セルを備えるが
、例えば分析物測定のヒストグラムが求められる場合には、複数の異なる検査セ
ルを単一の分岐路に設けることができる。異なる型の検出器を同一又は別々の分
岐路に配置してもよい。
【0037】 好ましい特定の検出器は、図2により詳細に示される蛍光光度計からなる検出
器30である。
【0038】 検出器30は、図2に更に詳しくしめされ、レーザダイオードモジュール31
、32、33、鏡の光路及びビームスプリッター38〜42、全く同じ2つのフ
ローセル27及び既に説明した単一のセンサ35を備える。2つのフローセル2
7を示してあるが、検出器30を備えた機器は、その機器に要求される能力によ
って1個、2個、3個又はそれ以上のフローセルを備えることができる。フロー
セルが1個だけであれば、検出器上流の弁操作が簡素化され、制御ソフトウェア
が簡単になるので、低い能力のみが要求される場合に機器のコストを低減するこ
とができる。これに対して、フローセルの数が増えると機器能力は増加するが、
より大きな検出能力を完全に発揮させるためには機器内の付加的な流路が必要と
なる。検出器30は膜障壁が検定システムで使用される際に基礎となることが多
い。
【0039】 例示した実施例では、検出器30に至る2つの検出器流路がある。これは、流
路の1つが試料を分析する一方、他方の流路を洗浄弁29の1つを介した洗浄バ
ッファー28で洗うことができる点で特に有利である。こうして所定時間内に分
析することができる試料の数が大幅に増加する。この特徴は、異なる検出原理が
異なる検出流路内で用いられる場合にも適する。この設計は2つ(又はそれ以上
)のフローセル27を単一の放射ジェネレータ(発生器)/エミッタ(発光器)
で分析することが可能な本発明の検出器と連結して用いる場合に特に有利であり
、僅かな追加費用で能力の増加が図れる。斯かる、単一の検出器に対して多数の
検査セルを設けるという特徴は、その他の検出器40にも適用可能である。
【0040】 レーザの選択は、レーザ波長及び蛍光体の最適励起波長がよく合致する必要が
あるので、利用可能な蛍光体に大きく依存する。固体レーザ(ソリッドステート
レーザ)及び適切な蛍光体に関する分野の開発速度は早く、これら構成要素の最
終選択を現在行なうことはできない。しかしながら、レーザは少なくとも1ミリ
ワット(好ましくは10ミリワット)の出力を有し、400nm以上で作動する
必要があり、一方蛍光体は水性キャリアバッファが用いられる場合には水溶性で
あり、溶液中で安定、且つpH変化に影響されず、600nm以上で蛍光を発光
することができ、良好な蛍光体に要求される一般的性質を有することが必要であ
ろう。種々の蛍光体が斯界にて公知であり、更に多くの蛍光体が開発されている
。例えば、ファビアン,ジェイ(Fabian,J)ら、化学総説(Chemi
cal Review)、1992,92,1197-1226に総説があり、多
くの異なる型の利用可能な蛍光体がスペクトルの詳細と共に詳述されている。同
様に、種々の適切な光源が公知(例えば、レーザダイオードモジュール)である
か、又は開発されている。当業者は光源とそれぞれに対応する蛍光体を、そのペ
アに必要な要件によって、その時点で対偶させることができる。
【0041】 レーザモジュール31、32、33は1つ以上のレーザを含むことができ、そ れぞれが順次、光路へと切替えられる一方、同時に、検出器から別々のチャンネ
ルにデータを収集する。この切替えをコンピュータ制御することで、励起波長が
異なる慎重に選択された2つ以上のレーザを、例えば次々に、急速パルスモード
で駆動し、対偶された蛍光体からの対応する発光をモニタすることによる、多標
識化検出の可能性が生まれる。この方法によれば、蛍光体の混合物中で特異的な
測定を行なうことができ、同じ溶出ピークからの複数分析物測定の可能性が導か
れる。更に1対又はそれより多くの分析物がこの方法で測定されるならば、混合
した特異的ビーズを使用して試料を補足することができるので、機器処理量が大
幅に増加し、試料の使用量は低減する。得られた信号をピークとしてプロットし
、計算した面積を用いて標準液から作成した曲線から試料濃度を決定する。
【0042】 好適な蛍光光度計の更に詳しい説明に関しては、本出願と同日に出願された、
本出願人に係る同時係属出願である、「検出器」("A detector")と
題される出願を参照されたい。これは、参照により本明細書に援用する。
【0043】 システムはランダムアクセスモードで作動するが、緊急試料の即時分析のため
の内蔵(インビルト)収容能力を有し、自動試料採取器(オートサンプラー)の
別のラックに設置される。作動のタイミングとスケジュールは、アイコン操作さ
れ、使用が直観的なウィンドウズ(商標)環境で動作するソフトウェアによって
精密に制御される。ソフトウェアはノート型コンピュータ上で動作するようにデ
ザインされていて、必要のない時は閉じて機器の基部に保存することができる。
機器との通信は双方的であり、オフスケール結果からフィードバックして、適切
な稀釈及び再分析を開始することができる。機器及びソフトウェアは実験室情報
管理システム(Laboratory Information Manage
ment System(LIMS))内での操作用に構築されており、検定制
御及び試薬カートリッジ性能の品質管理モニタリングを包含する。
【0044】 多くの場合、単一の試料は、単一の分析のために単一の検出器へと運ばれる。
しかしながら、好ましくは、いくつか又は全ての検出器が、単一の溶出ピーク中
の1つ以上の検出可能部分を検出することによって、単一試料の多重測定を可能
とする。それに加えて又はその代わりとして、単一の試料を内包する単一の溶出
ピークは、異なる型の分析を行なうために異なる検出器間で分割されうる。これ
らの異なる検出器は、流路において同一又は異なる検出通路内に設けることがで
きる。
【0045】 検定装置は、フローインジェクションシステムを備えることが好ましい。更に
本発明は、種々の検出通路を備えた流路を設けるだけで実施されうる。試料が分
割される場合は、試料は選択された1つ又は複数の通路に直接投入される。この
場合、任意の試薬とのインキュベーションを検定装置への投入に先立って行なう
のが一般的であるが、インキュベーションは、試料が分岐路内で十分な時間にわ
たって保持される場合は分岐路内で行なうことができる。この実施例では、試薬
と試料との混合を独立して、例えばキュベット内で行なう。
【0046】 分析器は20を超える臨床的に重要な物質を測定できるように設計され、それ
ぞれの物質が専用の試薬カートリッジを有し、これは機器に搭載された試薬カル
ーセル(carousel)内に保持された約200の分析を行なえる。カート
リッジ設計により、必用があれば試薬の撹拌ができ、カルーセル室、カートリッ
ジ自体の制御を介して温度を一定に維持することができる。各カートリッジは、
それ自体の情報を、例えばバーコードに保持する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による検定装置の略図である。
【図2】 図1の装置に用いられる検出器の好適な実施例を示す図である。
【図3】 本発明の好適な実施例のフロー注入装置の全体構造を示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第19条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年2月10日(2000.2.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項11】 添付の図面を参照し、及び/又は例示してここに示される
検定装置。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年2月10日(2000.2.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 フレンチ,マーチン トーマス 英国 ケント ティーエヌ15 9ディージ ー セブンオークス イクスハム スプリ ング レーン オールドベリー ビラズ 1 Fターム(参考) 2G043 AA01 CA03 DA02 DA05 EA01 EA03 EA13 FA07 KA01 KA02 2G058 AA07 BA01 BA07 BB07 BB09 BB16 CB15 CE07 EA01 EB17 EC01 FB01 FB05 GA03 GA06 GA12 GC02 GC05 GD02 2G059 AA01 BB04 DD03 DD04 DD17 EE03 EE07 GG01 HH01 HH02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料投入手段と、流路内に配置される複数の主検出手段と、
    を有し、前記複数の主検出手段は、a)蛍光検出器と;b)紫外線分光計と;c
    )赤外線分光計と;d)ラマン分光計と;e)その他の分光学的検出器と;f)
    電解質測定検出器と;g)その他の電気化学的検出器とからなる群より選択され
    る少なくとも2つの異なる検出器を備え、各々の主検出手段は前記流路の個別の
    検出通路内に配置されることを特徴とする液体キャリア中の物質を検出するため
    の検定装置。
  2. 【請求項2】 前記流路は、前記投入手段からインキュベーション手段を経
    由して前記検出手段まで延在する請求項1の検定装置。
  3. 【請求項3】 前記インキュベーション手段は、主流路内の流体の一部分(
    例えば選択された個別アリコート)が所定の時間にわたって流れ、前記流路を構
    成するインキュベーションループを有することを特徴とする請求項2の検定装置
  4. 【請求項4】 前記インキュベーション手段は、前記投入手段と前記検出手
    段との間の直接の流路の少なくとも一部分を構成する請求項2又は3の検定装置
  5. 【請求項5】 更に、前記試料を所望の試薬と混合する混合手段を有するこ
    とを特徴とする前記各請求項のいずれかに記載の検定装置。
  6. 【請求項6】 前記投入手段は、個別のアリコート中の検査試料を前記流路
    に投入するように構成され、前記装置は更に、各個別アリコートの部分又は全部
    を所定の主検出手段に選択的に導くように構成される弁手段を有することを特徴
    とする前記各請求項のいずれかに記載の検定装置。
  7. 【請求項7】 前記主検出手段の少なくとも1つは、蛍光光度計を有するこ
    とを特徴とする前記各請求項のいずれかに記載の検定装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つの検出器は、試料の複数分析物測定を行なう
    ように構成される前記各請求項のいずれかに記載の検定装置。
  9. 【請求項9】 前記検出器の上流の前記流路は、特定の直径より大きい粒子
    が流れるのを物理的に阻止する障壁手段を有することを特徴とする請求項7又は
    8の検定装置。
  10. 【請求項10】 前記装置はフローインジェクション検定装置である前記各
    請求項のいずれかに記載の検定装置。
  11. 【請求項11】 添付の図面を参照し、及び/又は例示してここに示される
    検定装置。
JP2000506532A 1997-08-12 1998-08-10 複数検出器を有する検定装置 Pending JP2001512834A (ja)

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