JP2001512495A - 人間の毛髪の造形及びボリューム付けのための方法 - Google Patents

人間の毛髪の造形及びボリューム付けのための方法

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Abstract

(57)【要約】 1.毛髪の造形及びボリューム付けのための方法であって、この方法は、(a)毛髪ケラチン還元物質を主薬とする、pH7.6〜11のアルカリ性パーマネント変形剤を、毛髪上に塗布し、(b)上記パーマネント変形剤を、室温にて5〜30分間、又は高温にて2〜20分間、毛髪上で作用させ、(c)場合によっては水で濯ぎ、(d)上記毛髪を、塩類、ベタイン類、脂肪族性の有機酸類及び/又は脂肪族性のアミノ酸類を主薬とする、pH2〜6.5の酸性の、水性中間処理剤を用いて処理し、(e)場合によっては、余剰の液体を毛髪から布で軽くたたいて拭き取り、(f)上記毛髪を、カーラーに巻き付ける、他の造形具又は固定具を使用する、あるいは、その他の方法で毛髪を新しい形状に形作り、(g)上記毛髪を、室温の場合には30分間以内、あるいは、高温の場合には20分間以内の間、放置させ、(h)上記毛髪を、上記工程e)の後、あるいは上記工程g)の後に、酸化剤を主薬とする固定剤を用いて処理し、(i)カーラー又は、他の造形具又は固定具を使用した場合には、これらを取り外し、しかも、(j)上記固定剤を水にて上記毛髪から洗い落とすか、あるいはシャンプーを用いて洗浄し、このようにした毛髪を、所望のカールとなるように梳ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 人間の毛髪の造形及びボリューム付けのための方法 本発明は、人間の毛髪についての優しいパーマネント加工(パーマネントウェ ーブ又は縮れ除去)のための方法に関するものであり、この方法では、カールペ ーパー(Wickeln)で巻き付けを行う前、又は他の固定具を使用する前、又は毛髪 の縮れを取り除く際には櫛で梳かす前に、毛髪加工剤を洗い落とす。 典型的なパーマネントウェーブ方法の場合、毛髪の造形は、予め洗浄すること pers)、特にカーラーを使用することにより、引っ張りながら曲げ(引っ張り応 力をかけ)、パーマネントウェーブ還元剤を用いて処理することによって達成さ れる。このパーマネントウェーブ剤は、充分な変形が得られるまで、所望のパー マネント加工に依存して3〜30分間、巻かれた毛髪上で作用させる。パーマネ ントウェーブ剤を作用させた後、過剰の還元剤を、水又は酸性の濯ぎ液を使用し て除去する。しかしながら、念入りに濯ぎを行うのにもかかわらず、少量の還元 第79〜83頁、1997年参照)。濯ぎを行った後、シスチン‐ジスルフィド結合は、 固定剤、即ち酸化作用物質を含有する薬剤を用いて、再び閉鎖される。 典型的なパーマネントウェーブ方法の場合、一般的に、還元剤を含む加工剤の 作用期間は、種々の試験カーラーを用いた変形強度の判断によって理髪師により 決定される。この際、理髪師は、充分な変形が保証されるようにするために、作 用時間が不安定となったり、長くなったりすることがしばしばある。しかしなが ら、作用期間が長いと、毛髪、特に毛髪の長さ部分と先端が処理され過ぎること になる。これは、毛髪が縮れ過ぎることを意味している。これは、1番目には、 視覚的に、毛髪の長さ部分と先端における巻き毛形成が、特に小さな巻き毛とな って起こる現象(縮れ)となって現れ、2番目には、強い縮れであるにもかかわ らず、縮れ過ぎた毛髪領域が柔弱な手触りで、弾力性を示さなくなる。このよう な縮れ過ぎの作用は、不可逆的で、永続的な毛髪損傷をもたらす。 1956年10月4日付けで公知となったドイツ特許出願G8775IVa/30h から、ケラチン繊維のパーマネント変形のための方法が知られており、この方法 では、巻き付けられて、かつ反応性の還元溶液に曝されたケラチン繊維を、変形 のために一般的には充分でない作用時間にて作用させた後、水で濯ぎ、その後、 カーラー上で2〜3.5時間の間、空気酸化のために放置させる。化学的な固定 剤の使用は必要ではない。このように、非常に時間がかかり、しかも処理を受け る人にとって煩わしい方法は、理髪師が実施しようとは思わないものである。 我々自身のDE−A−3610394号からは、毛髪を変形させるための方法 が公知であり、この方法では、少なくとも1種の界面活性剤1.5〜12重量% と、少なくとも1種の毛髪ケラチン還元作用物質2〜15重量%とを含有し、p H6.0〜7.5の毛髪変形シャンプーを用いて毛髪を処理し、水で濯ぎ、カー ラー上に巻き付け、場合によっては水で濯ぎ、その後、酸化的に後処理する。 現在一般的な加工方法は、還元性のパーマネント加工剤を、毛髪加工に必要な 全体の時間以上かけて、濃度を低下させない状態で毛髪上にて作用させ、これに より、特に繰り返して毛髪加工を行う際に、不可逆の毛髪損傷(専門的には「過 対するマイナスの効果は、弾力性とバネ力がなく、引き裂き性が減少し、理髪性 が良くなく、光沢が減少することである。 上述の過度の縮れの作用を回避するために、新しい方法が探究され、この方法 を用いることにより、毛髪上での化学的なパーマネントウェーブ剤の作用時間が 著しく減少するだけでなく、通常の方法に比べて、頭皮と還元剤との接触も最小 限とすることができる。これによって、毛髪の構造はわずかしか損傷を受けない ことになる。更に、還元剤を除去した後では、毛髪内部に残留した残渣であるチ オ化合物が、加工を行う際に同時に有効利用される。 今ここに、驚くべきことに、下記の特徴の、毛髪の造形及びボリューム付けの ための方法によって上記の課題が解決されることが見い出され、この方法は、 (a)毛髪ケラチン還元物質を主薬とする、pH7.6〜11のアルカリ性パ ーマネント変形剤を、毛髪上に塗布し、 (b)上記パーマネント変形剤を、室温にて5〜30分間、又は高温にて2〜 20分間、毛髪上で作用させ、 (c)場合によっては水で濯ぎ、 (d)上記毛髪を、塩類、ベタイン類、脂肪族性の有機酸類及び/又は脂肪族 性のアミノ酸類を主薬とする、pH2〜6.5の酸性の、水性中間処理 剤を用いて処理し、 (e)場合によっては、余剰の液体を毛髪から布で軽くたたいて拭き取り、 (f)上記毛髪を、カーラーに巻き付ける、他の造形具又は固定具を使用する 、あるいは、その他の方法で毛髪を新しい形状に形作り、 (g)上記毛髪を、室温の場合には30分間以内、あるいは、高温の場合には 20分間以内の間、放置させ、 (h)上記毛髪を、上記工程e)の後、あるいは上記工程g)の後に、酸化剤 を主薬とする固定剤を用いて処理し、 (i)カーラー又は、他の造形具又は固定具を使用した場合には、これらを取 り外し、しかも、 (j)上記固定剤を水にて上記毛髪から洗い落とすか、あるいはシャンプーを 用いて洗浄し、このようにした毛髪を、所望のカールとなるように梳る ことを特徴とする。 本発明の方法の場合には、好ましくは乾燥させた、毛髪を、毛髪ケラチン還元 物質を主薬とした液体状、クリーム状又はゲル状のヘアパーマネント加工剤で、 毛髪を加工するに充分な量、好ましくは60〜120グラムにて処理する。この 際、特に、乾燥した毛髪上に良く付着するクリーム状及びゲル状のヘアパーマネ ント加工剤が適している。このようなヘアパーマネント加工剤は、この場合に、 希釈されていない状態で毛髪上又は毛髪内部に到達する。この還元相は、濯ぎ液 の形態である酸性中間処理剤を用いて頭髪全体を濯ぐことにより、頭髪全体に不 便な造形具を付けなくても、できるだけ短い一定の作用時間となるように減らす ことができる。この際、還元した毛髪が水を吸収する。洗浄を行った後に毛髪の 内部に残留した還元剤の残ったものの一部は、造形及びボリューム付けを達成す るのに役立つ。この加工工程は、2つの要因によって助成される。即ち、毛髪は 湿気で膨らむだけでなく、既に前もって還元されて所望の形態をもたらす。 ここに記載した方法による造形及びボリューム付けは、毛髪の構造によって、 第1の工程(還元し、濯ぎ、固定し、その後に巻き付ける)又は第2の工程(還 元し、濯ぎ、巻き付け、その後に固定する)にて実施することができる。このよ うにして、この新規な方法は、1つの工程の方法にて、還元と固定を行うか、あ るいは、2つの工程の方法にて、まず還元を行い、その後に固定を行うことによ って、理髪を行う人と理髪を受ける人にとって、個々の要望と特に毛髪の構造に 合わせることができるという利点を示す。 驚くべきことに、本発明の方法の場合には、同じ作用時間で、特に濃縮された ヘアパーマネント加工剤(クリーム、ゲル、ペースト)を使用した際、液体のヘ アパーマネント加工剤に比べて、変形効果が部分的に又は全体的に強められるこ とが見い出され、これによって、典型的なウェーブ方法の場合のような湿らせた 毛髪の代わりに、乾いた毛髪(洗浄を行っていない、乾燥した毛髪又は、洗浄し て乾燥を行った毛髪)を使用することが達成される。 毛髪の縮れを取り除くには(大きな)カーラーを用いる代わりに、櫛によって 毛髪を新しい形態とすることができる。本発明の方法のこのような実施態様では A)毛髪ケラチン還元物質を主薬とする、pH7.6〜11の、クリーム状、 、ゲル状又はペースト状のアルカリ性パーマネント変形剤を、毛髪上に塗 布し、 B)上記パーマネント変形剤を、室温にて10〜30分間、又は高温にて5〜 20分間、毛髪上で作用させ、 C)上記毛髪を水で濯ぎ、 D)塩類、ベタイン類、脂肪族性の有機酸類及び/又は脂肪族性のアミノ酸類 を主薬とする、pH2〜6.5の酸性で水性の、クリーム状、ゲル状又は ペースト状の中間処理剤を、上記毛髪上に塗布し、 E)上記毛髪を(好ましくは1〜3回)充分に梳り、 F)上記毛髪を、室温の場合には30分間以内、あるいは、高温の場合には2 0分間以内の間、放置させ、 G)上記毛髪を、酸化剤を主薬とする固定剤を用いて処理し、 H)上記固定剤を水にて上記毛髪から洗い落とすか、あるいはシャンプーを用 いて洗浄し、このようにした毛髪を、所望のカールとなるように梳ること を特徴とする。 毛髪ケラチン還元物質としては、あらゆる通常のこの種の物質が適している。 特に、チオグリコール酸、チオグリコール酸アミド、チオ乳酸、3‐メルカプト ‐プロピオン酸、システイン、システアミン、アルキル‐又はアシルシステアミ ン又は、これらの化合物の塩類、及びこれらが一緒になった混合物を添加するこ とができる。 上記のヘアパーマネント加工剤中に含有されている毛髪ケラチン還元作用物質 は、パーマネントヘア加工用の薬剤中に2〜20重量%の量で添加されているこ とが好ましく、特に4〜13重量%の量が好ましく、6〜10重量%の量で添加 されていることが非常に好ましい。 上記の、又はこの他の公知の還元剤の他に、通常、アルカリ化剤が含まれ、こ の濃度は、毛髪ケラチン還元作用物質の種類及び量に依存する。このパーマネン ト加工剤は特に、3.5〜10のpH値を有することができ、アルカリ性に調整 されることが好ましく、その場合には、アルカリ化剤又はpH値を調整するため の薬剤として、特にアンモニア、苛性ソーダ又は、水溶性で生理学的に温和な有 機塩基(例えばジ‐又はトリエタノールアミンなど)を含有する。アルカリ化剤 として好ましいものはアンモニアであり、この際、毛髪ケラチン還元作用物質に 応じて、7.1〜11の間、好ましくは7.5〜9.5の間のアルカリ性の範囲 のpH値に調整する。 上記のヘアパーマネント加工剤は、水溶液又はエマルジョンの形態と同様に、 水性基剤の濃縮形態、特にクリーム、ゲル又はペーストであっても良い。上記の 時に、好ましい粘度が200〜6000mPa・sの範囲、特に好ましくは10 00〜5000mPa・sの範囲となるようにして、クリーム、ゲル又はペース トに調製される。 もちろん、上記のヘアパーマネント加工剤は、このような薬剤において一般的 で、しかも公知の添加物質をいずれも含むことができ、例えば、ベントナイト、 脂肪酸類、澱粉、ポリアクリル酸及びその誘導体、セルロース誘導体、アルギン 酸塩、ワセリン、パラフィン油などの粘稠剤;例えば、脂肪アルコールスルフェ ート、脂肪アルコールエーテルスルフェート、アルキルスルホネート、アルキル ベンゼンスルフェート、第4級化アンモニウム塩、アルキルベタイン、オキシエ チル化されたアルキルフェノール、脂肪酸アルカノールアミド又はオキシエチル 化された脂肪酸エステルなどの、アニオン性、カチオン性、両性又は非イオン性 の界面活性剤の属からの湿潤剤又は乳化剤;更には、例えばポリエチレングリコ ールエステルなどの混濁剤;例えば、エタノール、プロパノール、イソプロパノ ール及びグリセリンなどのアルコール;例えばD‐グルコースなどの糖;溶剤、 安定化剤、緩衝物質、香油、染料並びに、例えばカチオン性ポリマー〔ポリジメ チルジアリルアンモニウムクロリド(CTFA ポリクォーターニウム‐6)、 ポリジメチル‐アミノエチルメタクリレート(ジエチルスルフェートを用いて7 5%まで第4級化したCTFA ポリクォーターニウム‐11)、CTFA ポ リクォーターニウム‐4、CTFA ポリクォーターニウム‐5、CTFA ポ リクォーターニウム‐7、CTFA ポリクォーターニウム‐9、CTFA ポ リクォーターニウム‐10、CTFA ポリクォーターニウム‐14、CTFA ポリクォーターニウム‐16、CTFA ポリクォーターニウム‐22、ラノリ ン誘導体、コレステリン、パントテン酸及びベタイン〕などのヘアコンディショ ニング及びヘアケア成分などである。 上記の成分は、このような目的において一般的な量で使用され、例えば、上記 湿潤剤及び乳化剤は総量で0.2〜30重量%の濃度で、上記アルコール類は総 量で0.1〜30重量%の量で、上記混濁剤、香油及び染料はそれぞれ0.01 〜1重量%の量で、上記緩衝物質は総量で0.1〜10重量%の量にて、糖、溶 剤、安定化剤、並びにヘアコンディショニング及びヘアケア成分はそれぞれ0. 1〜5重量%の量で、一方、上記粘稠剤及び溶剤は、この薬剤中に総量で0.5 〜20重量%の量にて含有させることができる。 更に、作用効果を高めるためのこのような薬剤には、いわゆる膨潤及び透過性 物質(Quell-und Penetrationsstoffe)、例えばジプロピレングリコールモノメチ ルエーテル、2‐ピロリドン又はイミダゾリジン‐2‐オンなどが、1〜30重 量%の量で添加されても良く、毛髪の縮れ過ぎを回避するには、例えばジチオジ グリコール酸、ジチオ乳酸、上記化合物のジチオール類又はそれぞれの塩類など のジチオ化合物が添加されても良い。 毛髪のパーマネント加工にとっては未だ充分でない作用時間に関しては、毛髪 の状態、加工剤のpH値及び変形効果に応じて、並びに使用温度に依存して、室 温では5〜30分間(好ましくは7〜15分間)及び2〜20分間(好ましくは 5〜10分間)であり、この毛髪を、処理工程d)に記載の水性の酸性中間濯ぎ 液で濯ぐか、あるいは毛髪の縮れを除去するために、次に水で濯ぎ、その後、処 理工程D)に記載の水性で酸性のクリーム状、ゲル状又はペースト状の中間処理 剤を用いて処理する。クリーム状、ゲル状又はペースト状の中間処理剤は、その 好ましい粘度が、25℃で、ずり速度12.9s-1の時に、1000〜5000 00mPa・sの範囲、特に好ましくは4000〜50000mPa・sの範囲 となるようにして使用する。 この水性の中間処理剤は、酸性に調整され、脂肪族有機酸類、特にクエン酸、 酒石酸、乳酸、酢酸、グリオキシル酸、マレイン酸及びフマル酸から選ばれた生 理学的に温和な酸類を含有することが好ましい。これらの酸類は、単独で、ある いはこれらが一緒になった混合物中に、上記処理について予め考慮された水性中 間処理の量に応じて、0.05〜3重量%の量で含有することができ、この際、 このpH値は2.0〜5.0が好ましく、特に2.5〜4.5であることが好ま しい。必要に応じて含有される上記の塩は、公知の生理学的に温和な無機及び有 機の塩類、例えばNaCl、Na2SO4などの他に、脂肪族の有機酸類又は脂肪 族のアミノ酸類も挙げられる。 上記の中間処理剤及び上記の中間濯ぎ液もまた、例えば前述のパーマネント加 工剤の成分として挙げられているようなカチオン性ポリマー類、又はラノリン、 ン油、鯨油、羊毛蝋、パラフィン油、蜜蝋、尿素、低級イソパラフィン、タンパ ク質‐脂肪酸縮合物、ケラチン加水分解物、ベタイン、コレステリン又はパント テン酸などの、ヘアケア及びヘアコンディショニング成分を含有することができ る。上記のヘアコンディショニング成分は、上記の水性中間処理剤中に、単独で あるいは混合物中に0.1〜5重量%の量で含有される。この水性の中間処理剤 もまた、多価の金属、特にマグネシウム、カルシウム又はアルミニウムの好まし い塩、例えばMgCl2、AlCl3及びMgSO4を、0.5〜5重量%の量で 含有しても良い。 中間処理剤として、酸性の水性中間濯ぎ液を使用した場合には、この際、必要 であれば、巻き付けたものから余剰の濯ぎ液を軽く布でたたいて拭き取る。 こ のようにして濯ぎを行った毛髪は、上記方法の好ましい実施形態の際には、 個々の毛髪束に分配し、5〜30mmの直径、好ましくは5〜15mmの直径を 有するカーラー上に巻き付ける。また、ウェーブしたホイル、スパイラルカーラ ー又はクリップ、例えばカール・ペーパー(Papilloten)などの任意の他の造形具 又は固定具も使用することができる。 髪を梳る方法の後に(固定具なしで)毛髪の縮れを取り除く場合には、毛髪を 室温で10〜30分間、あるいは高温で20分以内、好ましくは8〜12分間の 作用時間の間、先に多数の歯の付いた櫛を用いて1〜3回、充分に梳かし、その 後、酸化的に後処理(固定)する。 固定具を使用する場合には、固定具上にて、室温で30分以内、好ましくは1 0〜20分間、あるいは高温で20分以内、好ましくは8〜12分間、放置した 後で、毛髪を酸化的に後処理する。 この固定剤は、毛髪の量に応じて、好ましくは80〜100グラムの量で使用 される。巻き上げた状態又は巻いていない状態の毛髪を、酸化的に後処理するに は、このような処理において適した任意の固定剤をいずれも使用することができ る。このような固定剤中において使用可能な酸化剤として具体的なものは、臭素 酸カリウム及び臭素酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム、過酸化尿素及び過酸化 水素である。この酸化剤の濃度は、使用時間(一般的には5〜15分間)と、使 用温度によって種々異なる。通常は、使用の準備ができた水性の後処理剤中にお いて上記酸化剤は、0.5〜10重量%の濃度で存在する。好ましい固定剤は、 過酸化水素の0.5〜5%水溶液である。酸化的な後処理に適した薬剤は、もち ろん、この他の物質、例えば湿潤剤、カチオン性ポリマーのような理髪物質、弱 酸類、緩衝物質又は過酸化安定化剤などを含有しても良く、しかも、水溶液、エ マルジョンの形態であっても、水性基剤の濃縮された形態、特にクリーム、ゲル 又はペーストであっても良い。これらの一般的な添加物は特に、固定剤中に0. 1〜10重量%の量で含有させることができる。上記の固定剤は、25℃で、ず り速度12.9s-1の時に、好ましくは1000〜6000mPa・sの範囲の 粘度、特に好ましくは1000〜3000mPa・sの範囲の粘度であるような クリーム、ゲル又はペーストとして存在する。 固定具を使用した更に別の方法の変形例では、前記の毛髪の濯ぎを行った後に 上記の固定剤を、酸性の水性中間濯ぎ液と一緒に毛髪上に塗布し、その後、初め て、例えばカーラーなどの固定具を設置する。この場合には、巻き付けて放置( 工程f))の後で、固定剤を更に使用することが省略できる。 引き続いて、上記の固定具及びカーラーを取り去る。必要な場合には、解いた 毛髪を、いま一度、酸化的に後処理することができる。それから、この毛髪を水 で濯ぎ、必要な場合には、ウォーターウェーブ(Wasserwelle)のために放置し、 引き続いて乾燥させる。 及び、これに伴ってもたらされる毛髪損傷が広範囲に及ぶのが回避されることが わかる。 「高温」とは、35〜60℃の温度、好ましくは40〜50℃の温度を意味し ている。温度を高くするには、例えば、ヘアカバー(Abdeckhaube)を用いてある いは用いずに、ヘアドライヤー(Trockenhaube)を使用したり、あるいは、赤外線 放射装置を使用することができる。 以下の実施例は、本発明の更に詳しく説明するためのものである。 実施例1 パーマネントウェーブのための方法 染色処理により予め損傷を受けた、15cmの長さの乾燥した毛髪上に(前も ってシャンプーを用いて洗浄を行わずに)下記の組成を有するpH=8.0の、 液体状のアルカリ性パーマネントウェーブ剤を均一に分けて塗布する。 15.2重量% アンモニウムチオグリコレート、70% 3.5重量% 炭酸水素アンモニウム 1.0重量% アンモニア、25% 0.8重量% ポリジメチルジアリルアンモニウムクロリド 1.5重量% 尿素 78.0重量% 水、十分に脱塩したもの 100.0重量% 上記のパーマネントウェーブ剤は、25℃において2mPa・sの粘度と、1 赤外線放射装置を用いて40℃の高温で、8分間作用させた後、この毛髪を、 下記の組成を有するpH=2.6の、酸性水性中間濯ぎ液(Zwischensptllung)5 00mlにて濯ぐ。 0.4重量% 乳酸 2.8重量% 硫酸マグネシウム 2.0重量% ベタイン 94.8重量% 水 100.0重量% (上記の中間濯ぎ液は、12.9s-1のずり速度で25℃の場合に2mPa・ sの粘度を有する) 余分な液体をタオルで軽くたたいて拭いた後に、この毛髪を、6〜8mmの直 径を有するカーラーに巻き付ける。赤外線放射装置を用いて40℃の高温で、1 0分間そのままの状態で放置させた後、巻いた状態の毛髪を、2.5%の過酸化 水素水溶液150mlで酸化後処理する。カーラーを取り除いた後、この毛髪を 水で濯ぎ、引き続いて乾燥させる。大きなボリューム、良好な手触り感と、湿った状態での良好な櫛通り性を示す。 実施例2 正常で、予め損傷を受けていない、15cmの長さの乾燥した毛髪上に(前も ってシャンプーを用いて洗浄を行わずに)下記の組成を有するpH=8.6の、 アルカリ性のパーマネントウェーブ剤を均一に塗布する。 17.0重量% アンモニウムチオグリコレート、70% 3.4重量% アンモニウムチオラクテート、70% 1.8重量% アンモニア、25%水溶液 0.5重量% ポリジメチルジアリルアンモニウムクロリド 3.0重量% 尿素 1.5重量% 1,2‐プロピレングリコール 72.8重量% 水 100.0重量% 赤外線放射装置を用いて40℃の高温で、8分間作用させた後、この毛髪を、 下記の組成を有するpH=2.8の、酸性水性中間濯ぎ液500mlで濯ぐ。 0.5重量% クエン酸 0.5重量% ケラチン加水分解物、第4級化したもの 0.6重量% セチルトリメチルアンモニウムクロリド 1.0重量% ジメチルカルボキシメチル‐ココ脂肪酸アミドアンモニウム ベタイン(レウォテリック(Rewoteric)(登録商標)AM B 14) 97.4重量% 水 100.0重量% その後、この毛髪を実施例1と同様にして更に処理する。 このような処理の結果、毛髪は、大きな巻き毛形成、より大きなボリューム、 良好な手触り感と、湿った状態での良好な櫛通り性を示す。 実施例3 正常で、予め損傷を受けていない、15cmの長さの乾燥した毛髪上に(前も ってシャンプーを用いて洗浄を行わずに)下記の組成を有するpH=8.3の、 アルカリ性のパーマネントウェーブ剤を均一に塗布する。 11.0重量% アンモニウムチオグリコレート、70% 0.4重量% アンモニア、25% 1.0重量% 炭酸水素アンモニウム 0.2重量% テトラソジウムエチドロネート(ターピナル(Turpinal)(登 録商標)4 NL) 5.8重量% パラフィニウム パーリキダム(Paraffinium perli-quidum )(鉱油) 8.2重量% ステアリルアルコール 1.1重量% ステアリン酸 5.0重量% 23EOを有するラウリルアルコールポリグリコールエーテル 0.4重量% セルロースガム(タイロース(Tylose)(登録商標) CB 4000) 66.9重量% 水 100.0重量% 粘度:1500〜4500mPa・s(SV‐DIN;ステップ5;25℃; ずり速度12.9s-1) その後、この毛髪を実施例1と同様にして更に処理する。 このような処理の結果、毛髪は、大きな巻き毛形成、より大きなボリューム、 良好な手触り感と、湿った状態での良好な櫛通り性を示す。 実施例4 染色処理により予め損傷を受けた、18cmの長さの乾燥した毛髪上に(前も ってシャンプーを用いて洗浄を行わずに)下記の組成を有するpH=8.0の、 アルカリ性のパーマネントウェーブゲルを均一に分けて塗布する。 10.0重量% アンモニウムチオグリコレート、70% 3.0重量% システイン 0.3重量% アンモニア、25%(pH=8.0) 20.0重量% ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレン‐ブロックポリ マー(CTFA:ポロキサマー(Poloxamer)407) 0.2重量% テトラソジウムエチドロネート(ターピナル(登録商標)4 NL) 66.5重量% 水 100.0重量% 粘度:1000〜3500mPa・s(SV‐DIN;ステップ5;25℃;ず り速度12.9s-1) 赤外線放射装置を用いて40℃の高温で10分間作用させた後、この毛髪を、 下記の組成を有するpH=2.8の、酸性水性中間濯ぎ液(この中間濯ぎ液は、 ずり速度12.9s-1で25℃の時に、2mPa・sの粘度を有する。)500 mlで濯ぐ。 0.5重量% クエン酸 0.5重量% ケラチン加水分解物、第4級化したもの 0.6重量% セチルトリメチルアンモニウムクロリド 1.0重量% ジメチルカルボキシメチル‐ココ脂肪酸アミドアンモニウム ベタイン(レウォテリック(登録商標)AM B 14) 97.4重量% 水 100.0重量% その後、この毛髪を実施例1と同様にして更に処理する。 このような処理の結果、毛髪は、大きな巻き毛形成、より大きなボリューム、 良好な手触り感と、湿った状態での良好な櫛通り性を示す。 実施例5 染色処理により予め損傷を受けた、15cmの長さの乾燥した毛髪上に(前も ってシャンプーを用いて洗浄を行わずに)下記の組成を有するpH=8.4の、 液体状のアルカリ性のパーマネントウェーブクリームを均一に分けて塗布する。 7.0重量% チオグリコール酸、99% 5.0重量% アンモニア、25% 4.0重量% 炭酸水素アンモニウム 3.0重量% パラフィニウム パーリキダム(鉱油) 2.0重量% ステアリン酸 9.0重量% ステアリルアルコール 4.0重量% セチルアルコールポリエチレングリコールエーテル(25EO) 1.0重量% 香油 65.0重量% 水 100.0重量% 粘度:1500〜4000mPa・s(SV‐DIN;ステップ5;25℃;ず り速度12.9s-1) 赤外線放射装置を用いて40℃の高温で15分間作用させた後、この毛髪を、 下記の組成を有するpH=2.6の、酸性水性中間濯ぎ液500mlで濯ぐ。 0.4重量% 乳酸 2.8重量% 硫酸マグネシウム 2.0重量% ベタイン 94.8重量% 水 100.0重量% (上記の中間濯ぎ液は、12.9s-1のずり速度で25℃の場合に2mPa・ sの粘度を有する) 余分な液体をタオルで軽くたたいて拭いた後に、この毛髪上に、下記の組成を 有するpH=2.5のクリーム状固定剤を塗布する。 3.00重量% 過酸化水素 9.00重量% ステアリルアルコール 2.50重量% セチルアルコールポリエチレングリコールエーテル(25EO) 9.00重量% パラフィニウム パーリキダム(鉱油) 2.00重量% ペンタンジオール 1.00重量% リン酸水素カリウム 0.25重量% リン酸、85% 73.25重量% 水 100.00重量% 粘度:1500〜4000mPa・s(SV‐DIN;ステップ5;25℃; ずり速度12.9s-1) その後、上記の毛髪を、6〜8mmの直径を有するカーラーに巻き付ける。 赤外線放射装置を用いて40℃の高温で、10分間そのままの状態で放置させ た後、カーラーを毛髪から取り除く。カーラーを取り除いた後、この毛髪を水で 濯ぎ、引き続いて乾燥させる。 このような処理の結果、毛髪は、大きな巻き毛形成、より大きなボリューム、 良好な手触り感と、湿った状態での良好な櫛通り性を示す。 実施例6 毛髪の縮れを取り除くための方法 天然に縮れた18cmの長さの乾燥した毛髪上に(前もってシャンプーを用い て洗浄を行わずに)下記の組成を有するpH=9.2の、クリーム状のアルカリ 性のパーマネント変形剤80gを均一に分けて塗布する。 9.0重量% チオグリコール酸、99% 9.7重量% アンモニア、25% 10.0重量% セチルアルコールとステアリルアルコールの混合物 2.0重量% セチルアルコールポリエチレングリコールエーテル(25EO) 0.5重量% 香油 68.8重量% 水 100.0重量% (粘度:25℃で、ずり速度12.9s-1の時に3500mPa・s) 室温で15分間作用させた後、この毛髪を水で濯ぎ、余剰の水分をハンドタオ ルで軽くたたいて拭き取る。その後、下記の組成を有するpH=2.2の、酸性 のペースト状の中間処理剤(Zwischenbehandlungsmittels)80gを、上記毛髪上 に均一に塗布し、ペーストが付いた毛髪を、先に多数の歯を有する櫛を用いて3 回充分に梳る。 2.5重量% 乳酸、80% 2.0重量% 硫酸マグネシウム 15.0重量% セチルアルコールとステアリルアルコールの混合物 2.0重量% セチルアルコールポリエチレングリコールエーテル(25EO) 15.0重量% ベントナイト 0.5重量% 香油 63.0重量% 水 100.0重量% (粘度:25℃で、ずり速度12.9s-1の時に26000mPa・s) 10分間作用させた後、この毛髪に、下記の組成を有するpH=2.3のクリ ーム状固定剤を塗布し、これを毛髪中に揉み込む。 2.5重量% 過酸化水素 7.0重量% セチルアルコールとステアリルアルコールの混合物 2.0重量% セチルアルコールポリエチレングリコールエーテル(25EO) 3.0重量% ワセリン 0.2重量% リン酸二ナトリウム 0.5重量% 香油 0.2重量% リン酸、75% 84.6重量% 水 100.0重量% (粘度:25℃で、ずり速度12.9s-1の時に2000mPa・s) 室温にて10分間そのままの状態で放置した後、この毛髪を水で濯ぎ、引く続 いて乾燥させる。 このような処理の結果、毛髪は延ばされて、元々の強い縮れは、今日のモダン なカール造形が望まれているような、大きな巻き毛に変わった。この他に、この 毛髪は、良好な手触り感と湿った状態での良好な櫛通り性を示す良好な状態のも のである。 実施例7 毛髪の縮れを取り除くための方法 天然に縮れた15cmの長さの乾燥した毛髪上に(前もってシャンプーを用い て洗浄を行わずに)下記の組成を有するpH=9.4の、クリーム状のアルカリ 性のパーマネント変形剤70gを均一に分けて塗布する。 11.0重量% チオグリコール酸、99% 13.2重量% アンモニア、25% 5.0重量% セチルアルコールとステアリルアルコールの混合物 1.0重量% セチルアルコールポリエチレングリコールエーテル(25EO) 0.5重量% 香油 69.3重量% 水 100.0重量% (粘度:25℃で、ずり速度12.9s-1の時に1500mPa・s) 室温で12分間作用させた後、この毛髪を水で濯ぎ、余剰の水分をハンドタオ ルで取り除く。その後、下記の組成を有するpH=2.1の、酸性のペースト状 の中間処理剤70gを、上記毛髪上に均一に塗布し、ペーストが付いた毛髪を、 先に多数の歯を有する櫛を用いて2回充分に梳る。 2.5重量% 乳酸、80% 2.0重量% 硫酸マグネシウム 15.0重量% セチルアルコールとステアリルアルコールの混合物 2.0重量% セチルアルコールポリエチレングリコールエーテル(25EO) 0.5重量% 香油 78.0重量% 水 100.0重量% (粘度:25℃で、ずり速度12.9s-1の時に6000mPa・s) 10分間作用させた後、この毛髪に、下記の組成を有するpH=4.3のクリ ーム状固定剤を塗布する。 11.0重量% 臭素酸ナトリウム 6.0重量% セチルアルコールとステアリルアルコールの混合物 2.0重量% セチルアルコールポリエチレングリコールエーテル(25EO) 5.0重量% ワセリン 0.5重量% リン酸ナトリウム 0.5重量% カチオン性ポリマー(CTFA:ポリクォータニウム‐6) 0.5重量% 香油 74.5重量% 水 100.0重量% (粘度:25℃で、ずり速度12.9s-1の時に2600mPa・s) 室温にて10分間そのままの状態で放置した後、この毛髪を水で濯ぎ、引く続 いて乾燥させる。 このような処理の結果、毛髪は延ばされて、元々の強い縮れは、今日のモダン なカール造形が望まれているような、大きな巻き毛に変わった。この他に、この 毛髪は良好な状態のものとなり、良好な手触り感と湿った状態での良好な櫛通り 性を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラング,ギュンター ドイツ連邦共和国、デー―64354 ライン ハイム、アウフ デア ローテン エルデ 10 ベー (72)発明者 ホッホ,ディーテル ドイツ連邦共和国、デー―64319 プフン グシュタット/アイヒ、リートシュラーセ 30 (72)発明者 カルバッヒェル,ヴィルフリート カー. ブラジル連邦共和国、01424―000 サンパ ウロ、アル ロレナ 532/131 (72)発明者 マルクル,ヨハーン ブラジル連邦共和国、リオデジャネイロ、 セエペ 22441―030 レブロン、ルア ク ペルティノ デュラン 104/202

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.毛髪の形を造り、しかもボリューム付けするための方法であって、 (a)毛髪ケラチン還元物質を主薬とする、pH7.6〜11のアルカリ性パ ーマネント変形剤を、毛髪上に塗布し、 (b)上記パーマネント変形剤を、室温にて5〜30分間、又は高温にて2〜 20分間、毛髪上で作用させ、 (c)場合によっては水で濯ぎ、 (d)上記毛髪を、塩類、ベタイン類、脂肪族性の有機酸類及び/又は脂肪族 性のアミノ酸類を主薬とする、pH2〜6.5の酸性の、水性中間処理 剤を用いて処理し、 (e)場合によっては、余剰の液体を毛髪から布で軽くたたいて拭き取り、 (f)上記毛髪を、カーラーに巻き付ける、他の造形具又は固定具を使用する 、あるいは、その他の方法で毛髪を新しい形状に形作り、 (g)上記毛髪を、室温の場合には30分間以内、あるいは、高温の場合には 20分間以内の間、放置させ、 (h)上記毛髪を、上記工程e)の後、あるいは上記工程g)の後に、酸化剤 を主薬とする固定剤を用いて処理し、 (i)カーラー又は、他の造形具又は固定具を使用した場合には、これらを取 り外し、しかも、 (j)上記固定剤を水にて上記毛髪から洗い落とすか、あるいはシャンプーを 用いて洗浄し、このようにした毛髪を、所望のカールとなるように梳る ことを特徴とする、毛髪の造形及びボリューム付け方法。 2.上記毛髪ケラチン還元物質が、チオグリコール酸、システイン又はチオ乳酸 又は、これらの化合物の塩から選ばれたものであるパーマネント変形剤を使用 することを特徴とする請求項1記載の方法。 3.上記パーマネント変形剤を、室温にて7〜15分間作用させることを特徴と する請求項1又は2記載の方法。 4.上記パーマネント変形剤を、40〜50℃の温度で5〜10分間作用させる ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。 5.上記パーマネント変形剤が、ゲル、クリーム又はペーストの形態であること を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。 6.A)毛髪ケラチン還元物質を主薬とする、pH7.6〜11の、クリーム状 、ゲル状又はペースト状のアルカリ性パーマネント変形剤を、毛髪上に 塗布し、 B)上記パーマネント変形剤を、室温にて10〜30分間、又は高温にて5 〜20分間、毛髪上で作用させ、 C)上記毛髪を水で濯ぎ、 D)塩類、ベタイン類、脂肪族性の有機酸類及び/又は脂肪族性のアミノ酸 類を主薬とする、pH2〜6.5の酸性で水性の、クリーム状、ゲル状 又はペースト状の中間処理剤を、上記毛髪上に塗布し、 E)上記毛髪を充分に梳り、 F)上記毛髪を、室温の場合には30分間以内、あるいは、高温の場合には 20分間以内の間、放置させ、 G)上記毛髪を、酸化剤を主薬とする固定剤を用いて処理し、 H)上記固定剤を水にて上記毛髪から洗い落とすか、あるいはシャンプーを 用いて洗浄し、このようにした毛髪を、所望のカールとなるように梳る ことを特徴とする請求項5記載の方法。 7.25℃で、ずり速度12.9s-1の時に、200〜6000mPaの範囲の 粘度を有するパーマネント変形剤を使用することを特徴とする請求項5又は6 記載の方法。 8.25℃で、ずり速度12.9s-1の時に、4000〜50000mPa・s の範囲の粘度である中間処理剤を使用することを特徴とする請求項6又は7記 載の方法。 9.固定剤として、過酸化水素水溶液を使用することを特徴とする請求項1〜8 のいずれか1項に記載の方法。 10.乾燥しているが、上記方法を適用する直前には洗浄していない毛髪を使用す ることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
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