JP2001510926A - 不揮発性2トランジスタメモリセルを備えた半導体メモリ - Google Patents

不揮発性2トランジスタメモリセルを備えた半導体メモリ

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JP2001510926A
JP2001510926A JP2000503531A JP2000503531A JP2001510926A JP 2001510926 A JP2001510926 A JP 2001510926A JP 2000503531 A JP2000503531 A JP 2000503531A JP 2000503531 A JP2000503531 A JP 2000503531A JP 2001510926 A JP2001510926 A JP 2001510926A
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    • G11C16/0433Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells containing floating gate transistors comprising cells containing a single floating gate transistor and one or more separate select transistors

Abstract

(57)【要約】 本発明は、1つのNチャネル選択トランジスタおよび1つのNチャネルメモリトランジスタを有している殊に不揮発性の2トランジスタメモリセルを備え、ここで同様に本発明の対象である、トランスファトランジスタを備えた制御回路が設けられている半導体メモリに関する。本発明の半導体メモリでは、トランスファトランジスタはPチャネルトランスファトランジスタとして実現されており、その際トランスファチャネル接続端子はメモリセルに導かれている行線路に接続されている。これにより、プログラミングのために必要である電圧を比較的僅かな技術コストで行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、少なくとも1つの、例えば不揮発性のメモリセルを有する半導体メ
モリであって、該メモリセルは、 Nチャネル選択トランジスタ並びにNチャネルメモリトランジスタが設けられて
おり、 前記Nチャネル選択トランジスタは1つの選択ゲート接続端子並びに2つの選択
チャネル接続端子を有しており、ここで該選択ゲート接続端子はメモリセルに導
かれている行線路に接続されており、 前記Nチャネルメモリトランジスタは1つのメモリゲート接続端子ないしコント
ロールゲート並びに2つのメモリチャネル接続端子を有しており、 第2のメモリチャネル接続端子および第1の選択チャネル接続端子は相互に接続
されており、ここで別のメモリチャネル接続端子ないし別の選択チャネル接続端
子はメモリセルに導かれている列線路に接続されており、 ここで半導体メモリは、第1および第2のトランスファチャネル接続端子を有す
る少なくとも1つのトランスファトランジスタを有しており、ここで第1のトラ
ンスファチャネル接続端子はメモリゲート接続端子に接続されている という特徴を有する形式のものに関する。
【0002】 この形式の半導体メモリでは、個々のトランジスタは半導体基板にFET技術
において実現されている。その際メモりトランジスタはフローティングゲートを
有しているので、チャネル接続端子およびゲート接続端子に適当な電圧を印加す
ることによってそれは、持続的にないし不揮発性に所望の状態をとることができ
るようにプログラミングされる。
【0003】 メモリセルを読み出すために、メモリチャネル接続端子および選択チャネル接
続端子は相互に接続されており、その際別の空いているメモリチャネル接続端子
ないし別の空いている選択チャネル接続端子はメモリセルに導かれている列線路
に接続されている。その際選択トランジスタは、それが導通接続するように制御
される。それから相応の列線路に電圧が印加されて電流が流れるとき、メモリト
ランジスタは先行するステップにおいて「導通」状態にプログラミングされたな
いし書き込まれた。この電圧が列線路に印加されて選択トランジスタが導通接続
されていて電流が流れない場合には、メモリトランジスタは先行するステップに
おいて「非道通」状態にプログラミングされたないし消去された。
【0004】 冒頭に述べた形式のメモリでは、プログラミングのために必要な電圧を高い技
術コストで生成しなければならないということが特別問題である。更に、メモリ
セルのプログラミングの際に、プログラミングのためにその時選択されていない
別のメモリセルにしばしばエラーが生じる。
【0005】 従って本発明の課題は、僅かな技術コストで障害なくプログラミングされる、
冒頭の述べた形式のメモリセル並びに冒頭に述べた形式の半導体メモリを提供す
ることである。
【0006】 この課題は、トランスファトランジスタをPチャネルトランスファトランジス
タとして実現し、ここで第2のトランスファチャネル接続端子は従来技術のよう
に外部のコントロールゲート電圧と接続されているのではなくて、メモリセルに
導かれている行線路に接続されているようにしたことによって解決される、 本発明は、冒頭に述べた形式の回路では、トランスファトランジスタにおける
しきい値電圧損失が克服されなければならず、その結果比較的高いトランスファ
ゲート電圧が設定されなければならなかったという認識に基づいている。この問
題は、トランスファトランジスタを低減されたしきい値電圧を有するトランジス
タとして実現することによって解決することができるが、このためには技術コス
トを高めなければならない。
【0007】 トランスファトランジスタの本発明の形態および接続形成では、メモリトラン
ジスタのプログラミングのために、トランスファゲートしきい値電圧はもはや克
服される必要がないので、僅かな技術コストで信頼できるプログラミングが可能
である。
【0008】 本発明は更に、コントロールゲート電圧が従来技術におけるトランスファトラ
ンジスタの特別な接続形成に基づいてその時制御されないメモリセルにおいて定
義されないフリーホイールにおいて「フローティングし」、このためにプログラ
ミング電圧の容量的な過結合を招来することがあるという認識に基づいている。
このような容量的な過結合は、本発明の半導体メモリのメモリセルではもはや生
じない。というのは、本発明の半導体メモリのプログラミングでは、それぞれの
メモリゲート接続端子は規定の状態にあるからである。
【0009】 トランスファトランジスタのトランスファゲート接続端子には、本発明の形態
では、ハイ電圧に変換された論理信号を加えるようにすることができる。好都合
なことにこのために、メモリセルのその都度のプログラミング状態も制御する論
理信号が使用される。その際トランスファトランジスタをPチャネルトランジス
タとして実現することによって、製造が煩雑な、トランスファゲート接続端子を
制御するためのインバータを設けないですむ。というのは、pチャネルトランス
ファトラジスタは、ゲートが制御されるときは阻止されており、制御されないと
きは開いているからである。しかし基本的に、このようなインバータを有するト
ランスファトランジスタはNチャネルトランスファトランジスタとしても実現さ
れる。
【0010】 本発明の装置によって、損失および別の特別な措置なしに完全なプログラミン
グ電圧をトランスファトランジスタのチャネルを介してメモリゲート接続端子に
切り換えることができる。
【0011】 ついでに述べておくが、本発明は、トランスファトランジスタがNチャネルト
ランジスタとして実現されるとき、メモリトランジスタおよび選択トランジスタ
がPチャネルトランジスタとして実現されているメモリによっても実現される。
しかしこの種の装置はどちらかといえば用いられないが、キャリアを伝送するた
めにいわゆる「正孔伝導」が望ましいときは、有利になることがある。
【0012】 本発明の形態では、制御回路は、放電ゲート接続端子並びに第1および第2の
放電チャネル接続端子を有しているNチャネル放電トランジスタを有しており、
その際第1の放電チャネル接続端子はメモリゲート接続端子に接続されており、
その際第2の放電チャネル接続端子はアースに接続されておりかつ放電ゲート接
続端子は、トランスファトランジスタを制御するコントロール線路に接続されて
いる。
【0013】 この種の放電トランジスタは、メモリセルのプログラミングの期間に、メモリ
ゲート接続端子がプログラミング過程において規定の電位、殊にアース電位にあ
ることを確実にする。これにより、まさにトランスファトランジスタが阻止され
ている際に、メモリゲート接続端子が規定されて0Vの電位にあることが保証さ
れている。
【0014】 本発明の半導体メモリは、行および列に配列構成されており、その際行内に、
複数のメモリセルの選択ゲート接続端子およびメモリゲート接続端子が並列に接
続されておりかつ列内に、第1のメモリチャネル接続端子ないし第2の選択チャ
ネル接続端子が並列に接続されている。このようにして、本発明のメモリは特別
簡単に、行および列に配置される。
【0015】 その際、制御回路が本発明により接続形成されているトランスファトランジス
タを有している少なくとも1つの列が設けられている。制御回路は付加的にそれ
ぞれ、ブロック選択ゲート接続端子並びに2つのブロック選択チャネル接続端子
を備えたPチャネルブロック選択トランジスタを有しており、その際第1のブロ
ック選択チャネル接続端子はメモリセルに導かれている行線路に接続されており
かつ第2のブロック選択チャネル接続端子は第1のトランスファチャネル接続端
子に接続されている。これにより、半導体メモリはメモリセルのプログラミング
のために個々のブロックに分割することができ、このことは、次の理由で特別有
利である。すなわち、半導体メモリの行全体に対する所定の状態をプログラミン
グする必要はもはやなく、この行から選択された1つのブロックに対してだけプ
ログラミングすればよいからである。これにより殊に、個々のブロックを消去す
ることもできる。このために、ブロック選択トランジスタがブロック選択コント
ロール線路を介して制御されるようにブロック選択ゲート接続端子に接続されて
いるブロック選択コントロール線路が設けられている。
【0016】 本発明はまた一般に、上述したように接続形成されているトランスファトラン
ジスタを有する少なくとも1つのメモリセルを制御するための制御回路に関する
【0017】 次に本発明を図面を用い2つの実施例につき詳細に説明する。
【0018】 図1は、半導体基板に実現されている第1の本発明の半導体メモリの回路略図
である。図1において、4つのメモリセルZ1,Z2,Z3およびZ4を有して
いる、半導体メモリの部分領域のみが図示されている。メモリセルZ1,Z2,
Z3およびZ4は2つの行線路AG1,AG2および2つの列線路SP1,SP
2を介して制御可能である。
【0019】 メモリセルZ1,Z2,Z3およびZ4を制御するために、トランスファトラ
ンジスタTT1,放電トランジスタET1,トランスファトランジスタTT2並
びに放電トランジスタET2を有する制御回路が用いられるがこれらは書き込み
信号線路SCHRXを介して制御される。書き込み信号線路SCHRXには、ハ
イ電圧に変換された信号が印加される。この信号は、書き込み過程を制御する論
理信号から生成されるものである。
【0020】 トランスファトランジスタTT1およびトランスファトランジスタTT2はP
チャネルトランジスタとしてFET技術において製造されており、これに対して
放電トランジスタET1および放電トランジスタET2はNチャネルトランジス
タとしてFET技術において製造されている。
【0021】 メモリセルZ1は選択トランジスタAT1およびメモリトランジスタST1を
有している。選択トランジスタAT1は従来のNチャネルトランジスタとしてF
ET技術において製造されており、一方メモリトランジスタST1はいわゆる「
フローティングゲート」を有するNチャネルトランジスタとして実現されている
。選択トランジスタAT1の第1の選択チャネル接続端子は列線路SP1に接続
されており、一方選択トランジスタAT1の第2の選択チャネル接続端子はメモ
リトランジスタST1の第1のメモリチャネル接続端子に接続されている。メモ
リトランジスタST1の第2のメモリチャネル接続端子は共通のソース線路So
urceに接続されている。
【0022】 選択トランジスタAT1の選択ゲート接続端子は行線路AG1に接続されてい
る。同様にトランスファトランジスタTT1の第2のトランスファチャネル接続
端子は行線路AG1に接続されている。トランスファトランジスタTT1の第1
のトランスファチャネル接続端子はメモリトランジスタST1のメモリゲート接
続端子に接続されている。その際、メモリのゲート接続端子KG1に属している
、メモリトランジスタST1のゲートはいわゆる「フローティングゲート」とし
て実現されている。
【0023】 トランスファトランジスタTT1のトランスファゲート接続端子は書き込み信
号線路SCHRXに接続されている。放電トランジスタET1の放電ゲート接続
端子も書き込み信号線路SCHRXに接続されている。放電トランジスタET1
の放電チャネル接続端子はメモリゲート接続端子KG1に接続されており、一方
放電トランジスタET1の第2の放電チャネル接続端子は直接アースに導かれて
いる。
【0024】 メモリセルZ3は行線路AG1に関して、メモリセルZ1に並列に接続されて
いる。メモリセルZ3はこのために選択トランジスタAT3を有している。この
トランジスタは従来のFET技術においてNチャネルトランジスタとして実現さ
れている。メモリセルZ3は更に、「フローティングゲート」を有するNチャネ
ルトランジスタとして実現されているメモリトランジスタST3を有している。
選択トランジスタAT3の第1の選択チャネル接続端子は列線路SP2に接続さ
れており、一方選択トランジスタAT3の第2の選択チャネル接続端子はメモリ
トランジスタST3の第1のメモリチャネル接続端子に接続されている。メモリ
トランジスタST3の第2のメモリチャネル接続端子は共通のソース線路Sou
rceに接続されている。選択トランジスタAT3の選択ゲート接続端子は選択
トランジスタAT1の選択ゲート接続端子に並列に接続されておりかつ行線路A
G1に接続されている。
【0025】 メモリトランジスタST3のメモリゲート接続端子は、メモリトランジスタS
T1のメモリゲート接続端子に並列に接続されておりかつトランスファトランジ
スタTT1の第2のトランスファチャネル接続端子に接続されている。従って、
メモリトランジスタST3のメモリゲート接続端子は放電トランジスタET1の
第1の放電チャネル接続端子にも接続されている。
【0026】 メモリセルZ2は選択トランジスタAT2およびメモリトランジスタST2を
有している。選択トランジスタAT2は従来のNチャネルトランジスタとしてF
ET技術において製造されており、一方メモリトランジスタST2はいわゆる「
フローティングゲート」を有するNチャネルトランジスタとして実現されている
。選択トランジスタAT2の第1の選択チャネル接続端子は列線路SP1に接続
されており、一方選択トランジスタAT2の第2の選択チャネル接続端子はメモ
リトランジスタST2の第1のメモリチャネル接続端子に接続されている。メモ
リトランジスタST2の第2のメモリチャネル接続端子は共通のソース線路So
urceに接続されている。
【0027】 選択トランジスタST2の選択ゲート接続端子は行線路AG2に接続されてい
る。同様に、トランスファトランジスタTT2の第2のトランスファチャネル接
続端子も行線路AG2に接続されている。トランスファトランジスタTT2の第
1のトランスファチャネル接続端子は、メモリトランジスタST2のメモリゲー
ト接続端子KG2に接続されている。その際メモリゲート接続端子KG2に属し
ている、メモリトランジスタST2のゲートはいわゆる「フローティングゲート
」として実現されている。
【0028】 トランスファトランジスタTT2のトランスファゲート接続端子および放電ト
ランジスタET2の放電ゲート接続端子は、書き込み信号線路SCHRXに接続
されている。第1の放電チャネル接続端子はメモリゲート接続端子KG2に接続
されており、一方第2の放電チャネル接続端子は直接アースに導かれている。メ
モリセルZ4は、行線路AG2に関してメモリセルZ2に並列に接続されている
。メモリセルZ4はこのために、従来のFET技術においてNチャネルトランジ
スタとして実現されている選択トランジスタAT4並びに「フローティングゲー
ト」を有するNチャネルトランジスタとして実現されているメモリトランジスタ
ST4を有している。選択トランジスタAT4の第1の選択チャネル接続端子は
列線路SP2に接続されており、一方選択トランジスタAT4の第2の選択チャ
ネル接続端子はメモリトランジスタST4の第1のメモリチャネル接続端子に接
続されている。メモリトランジスタST4の第2のメモリチャネル接続端子は共
通のソース接続線路Sourceに接続されている。選択トランジスタAT4の
選択ゲート接続端子は選択トランジスタAT2の選択ゲート接続端子に並列に接
続されておりかつ行線路AG2に接続されている。メモリトランジスタST4の
メモリゲート接続端子は、メモリトランジスタST2のメモリゲート接続端子に
並列に接続されておりかつトランスファトランジスタTT2の第2のトランスフ
ァチャネル接続端子に接続されている。従って、メモリトランジスタST4のメ
モリゲート接続端子は放電トランジスタET2の第1の放電チャネル接続端子に
も接続されている。
【0029】 列線路SP1に関して、メモリセルZ1,Z2は並列に接続されており、一方
メモリセルZ3,Z4は列線路SP2に関して並列に接続されている。
【0030】 次に、メモリセルZ1に対する3つの状態「消去」、「書き込み」および「読
み出し」について説明する。その際状態「消去」では列線路SP1には信号が加
わらない。というのは、これはこのためには必要ではないからである。メモリセ
ルZ1の内容の書き込みおよび読み出しの時にだけ、信号が加えられる。しかし
このことは、本発明の本質にとって2次的な意味しか有していないので、ここで
は詳しく説明しない。
【0031】 次に挙げる表には、個々の作動状態に対する行線路AG1,AG2,メモリゲ
ート接続端子KG1,KG2および書き込み信号線路SCHRXの状態が示され
ている:
【0032】
【表1】
【0033】 ここで電圧「Up」はプログラミング電圧(例えば18V)を表し、電圧「U1
」は読み出し電圧を表しかつ電圧「Utp」はpチャネルトランジスタのしきい
値電圧の正の絶対値(約1V)を表している。
【0034】 表から明らかにわかるように、メモリセルZ1が存在している、メモリの行の
消去の際、行線路AG1にプログラミング電圧Upが加えられる。これにより、
トランスファトランジスタTT1の第1のトランスファチャネル接続端子もプロ
グラミング電圧Upのレベルにある。書き込み信号線路SCHRXには電圧0V
が加わるので、トランスファトランジスタTT1は導通接続されている状態にあ
る。というのは、それはPチャネルトランジスタとして実現されているからであ
る。これに対して放電トランジスタET1はNチャネルトランジスタとして実現
されているので、放電トランジスタET1の放電ゲート接続端子に加わる、書き
込み信号線路SCHRXの信号0Vはこれを、阻止されている状態に移行させる
。その結果、メモリゲート接続端子KG1にはプログラミング電圧Upが加わり
、このためにメモリトランジスタST1の「フローティングゲート」は「消去さ
れた」状態に強制的に移される。
【0035】 メモリセルZ2は、行線路AG1並びに書き込み信号線路SCHRXにおける
これら過程によって、メモリゲート接続端子KG2が常に、行線路SG2の電位
に相応して、規定の状態において0V+Utpにある限り、影響を受けない状態
に留まる。
【0036】 メモリセルZ3およびZ4は行線路AG1,AG2に関してメモリセルZ1お
よびZ2に対して並列に接続されているので、これらはこれらのメモリセルZ1
およびZ2に相応して振る舞う。それ故に、状態「消去」において、行線路AG
1によってアドレッシングされるすべてのメモリセルは消去される。
【0037】 メモリセルZ2およびメモリセルZ4の消去は、メモリセルZ1およびZ3の
消去と相応して行われる。
【0038】 メモリセルZ1に値を書き込む際に、行線路AG1および書き込み信号線路S
CHRXには値Upが加えられる。書き込み線路SCHRXの状態に基づいて、
Nチャネル放電トランジスタET1は導通接続され、一方Pチャネルトランスフ
ァトランジスタTT1は阻止される。これにより、メモリゲート接続端子KG1
に、アースの電位、すなわち0Vが加わる。適当な信号を列線路SP1に加える
ことによって、メモリトランジスタST1は書き込まれる。というのは、選択ト
ランジスタAT1は選択ゲート接続端子に加わる信号Upに基づいて導通接続さ
れるようになっているからである。
【0039】 その際、メモリセルZ2はメモリセルZ1における過程にこの限りでは影響を
受けずに留まることに注意したい。というのは、メモリゲート接続端子KG2は
常に、放電トランジスタET2によって接続されるアースの電位に相応して規定
の値0Vを維持しているからである。
【0040】 メモリセルZ1からの値の読み出しの際、行線路AG1に値U1が加わり、一
方書き込み信号線路SCHRXには信号0が加えられる。これにより、メモリゲ
ート接続端子KG1は規定されて電位U1にあり、一方選択トランジスタAT1
は導通接続されている状態にある。それから適当な電圧が列線路SP1に加えら
れることによって、メモリトランジスタST1の状態を読み出すことができる。
【0041】 適当な電圧を列線路SP2に加えることによって、この作動状態においてメモ
りセルZ3のメモリトランジスタST3のメモリ状態を読み出すことができる。
というのは、選択トランジスタAT3も導通接続されている状態にあるからであ
る。メモリセルZ2およびZ4はメモリセルZ1およびZ3の状態に、メモリの
ゲート接続端子KG2が常に、規定の状態において0V+Utpにある限り、影
響を受けずに留まる。というのは、メモリのゲート接続端子KG2は常に、放電
トランジスタET2によって接続されるアースの電位に相応して、規定の値0V
+Utpを維持するからである。
【0042】 列線路SP1およびSP2は書き込みの際にも読み出しの際にも相応の標準値
によって布線される。
【0043】 図2は、半導体基板に実現されている別の本発明の半導体メモリの回路略図で
ある。図2には、4つのメモリセルZ11,Z12,Z13およびZ14を有し
ている、半導体メモリの部分領域だけが図示されている。メモリセルZ11,Z
12,Z13およびZ14は2つの行線路AG1,AG2および2つの列線路S
P1,SP2を介して制御可能である。
【0044】 メモリセルZ11,Z12,Z13およびZ14の制御のために、トランスフ
ァトランジスタTT11,放電トランジスタET11,トランスファトランジス
タTT12および放電トランジスタET12を有している制御回路が用いられる
。これらトランジスタは書き込み信号線路SCHRXによって制御される。書き
込み信号線路SCHRXには、書き込み過程を制御する論理信号から生成される
ようになっている、ハイ電位に変換される信号が加えられる。制御回路は更に、
ブロック選択トランジスタBT11並びにブロック選択トランジスタBT12を
有している。ブロック選択トランジスタBT11のブロック選択ゲート接続端子
並びにブロック選択トランジスタBT12のブロック選択ゲート接続端子はブロ
ック選択信号線路BLKNに接続されている。ブロック選択信号線路BLKNに
は、ブロック毎のプログラミング過程を制御する別の論理信号から生成されるよ
うになっている、ハイ電位に変換される信号が加えられる。
【0045】 適応 トランスファトランジスタTT11およびTT12およびブロック選択トラン
ジスタBT11およびBT12は、従来のPチャネルトランジスタとしてFET
技術において製造されている。
【0046】 メモリセルZ11は、選択トランジスタAT11およびメモリトランジスタS
T11を有している。選択トランジスタAT11は従来のNチャネルトランジス
タとしてFET技術において製造されており、一方メモリトランジスタST11
はいわゆる「フローティングゲート」を有するNチャネルトランジスタとして実
現されている。選択トランジスタAT11の第1の選択チャネル接続端子は列線
路SP1に接続されており、一方選択トランジスタAT11の第2の選択チャネ
ル接続端子はメモリトランジスタST11の第1のメモリチャネル接続端子に接
続されている。メモリトランジスタST11の第2のメモリチャネル接続端子は
共通のソース線路Sourceに接続されている。
【0047】 選択トランジスタAT11の選択ゲート接続端子は行線路AG1に接続されて
いる。同様に、ブロック選択トランジスタST11の第2のブロック選択チャネ
ル接続端子も行線路AG1に接続されている。トランスファトランジスタTT1
1の第2のトランスファチャネル接続端子はブロック選択トランジスタBT11
の第1のブロック選択チャネル接続端子に接続されておりかつトランスファトラ
ンジスタTT11の第1のトランスファチャネル接続端子はメモリトランジスタ
ST11のメモリゲート接続端子KG11に接続されている。その際、メモリゲ
ート接続端子KG11に属する、メモリトランジスタST11のゲートは、いわ
ゆる「フローティングゲート」として実現されている。トランスファトランジス
タTT11のトランスファゲート接続端子は書き込み信号線路SCHRXに接続
されている。
【0048】 放電トランジスタET11の放電ゲート接続端子は書き込み信号線路SCHR
Xに接続されている。第1の放電チャネル接続端子はメモリゲート接続端子KG
11に接続されており、一方第2の放電チャネル接続端子は直接アースに導かれ
ている。
【0049】 メモリセルZ13は行線路AG1に関してメモリセルZ11に並列に接続され
ている。メモリセルZ13はこのために、従来のFET技術においてNチャネル
トランジスタとして実現されている選択トランジスタAT13、並びに「フロー
ティングゲート」を有するNチャネルトランジスタとして実現されているメモリ
トランジスタST13を有している。選択トランジスタAT13の第1の選択チ
ャネル接続端子は列線路SP2に接続されており、一方選択トランジスタAT1
3の第2の選択チャネル接続端子はメモリトランジスタST13の第1のメモリ
チャネル接続端子に接続されている。メモリトランジスタST13の第2のメモ
リチャネル接続端子は共通のソース線路Sourceに接続されている。選択ト
ランジスタAT13の選択ゲート接続端子は選択トランジスタAT11の選択ゲ
ート接続端子に並列に接続されておりかつ行線路AG1に接続されている。メモ
リトランジスタST13のメモリゲート接続端子はメモリトランジスタST11
のメモリゲート接続端子に並列に接続されておりかつトランスファトランジスタ
TT11の第2のトランスファチャネル接続端子に接続されている。従って、メ
モリトランジスタST13のメモリゲート接続端子は放電トランジスタET11
の第1の放電チャネル接続端子にも接続されている。
【0050】 メモリセルZ12は選択トランジスタAT12およびメモリトランジスタST
12を有している。選択トランジスタAT12は従来のNチャネルトランジスタ
としてFET技術において製造されており、一方メモリトランジスタST12は
いわゆる「フローティングゲート」を有するNチャネルトランジスタとして実現
されている。選択トランジスタAT12の第1の選択チャネル接続端子は列線路
SP2に接続されており、一方選択トランジスタAT12の第2の選択チャネル
接続端子はメモリトランジスタST12の第1のメモリチャネル接続端子に接続
されている。メモリトランジスタST12の第2のメモリチャネル接続端子は共
通のソース線路Sourceに接続されている。
【0051】 選択トランジスタAT12の選択ゲート接続端子は行線路AG2に接続されて
いる。ブロック選択トランジスタBT12のブロック選択チャネル接続端子も行
線路AG2に接続されている。トランスファトランジスタTT12の第2のトラ
ンスファチャネル接続端子はブロック選択トランジスタBT12の第1のブロッ
ク選択チャネル接続端子に接続されておりかつトランスファトランジスタTT1
2の第1のトランスファチャネル接続端子はメモリトランジスタST12のメモ
リゲート接続端子KG12に接続されている。その際、メモリゲート接続端子K
G12に属している、メモリトランジスタST12のゲートはいわゆる「フロー
ティングゲート」として実現されている。
【0052】 トランスファトランジスタTT12のトランスファゲート接続端子は書き込み
信号線路SCHRXに接続されている。ブロック選択トランジスタBT12のブ
ロック選択ゲート接続端子はブロック選択信号線路BLKNに接続されている。
【0053】 放電トランジスタET12の放電ゲート接続端子は書き込み信号線路SCHR
Xに接続されている。第1の放電チャネル接続端子はメモリゲート接続端子KG
12に接続されており、一方第2の放電チャネル接続端子は直接アースに導かれ
ている。
【0054】 メモリセルZ14は行線路AG2に関してメモリセルZ12に並列に接続され
ている。メモリセルZ14はこのために、従来のFET技術においてNチャネル
トランジスタとして実現されている選択トランジスタAT14、並びに「フロー
ティングゲート」を有するNチャネルトランジスタとして形成されているメモリ
トランジスタST14を有している。選択トランジスタAT14の第1の選択チ
ャネル接続端子は列線路SP2に接続されており、一方選択トランジスタAT1
4の第2の選択チャネル接続端子はメモリトランジスタST14の第1のメモリ
チャネル接続端子に接続されている。メモリトランジスタST14の第2のメモ
リチャネル接続端子は共通のソース線路Sourceに接続されている。選択ト
ランジスタAT14の選択ゲート接続端子は選択トランジスタAT12の選択ゲ
ート接続端子に並列に接続されておりかつ行線路AG2に接続されている。メモ
リトランジスタST14のメモリゲート接続端子はメモリトランジスタST12
のメモリゲート接続端子に並列に接続されておりかつトランスファトランジスタ
TT12の第2のトランスファチャネル接続端子に接続されている。従って、メ
モリトランジスタST14のメモリゲート接続端子は放電トランジスタET12
の第1の放電チャネル接続端子にも接続されている。
【0055】 列線路SP1に関してメモリセルZ11,Z12は並列に接続されており、一
方メモリセルZ13,Z14は列線路SP2に関して並列に接続されている。
【0056】 次に、メモリセルZ11に対する3つの状態「消去」、「書き込み」および「
読み出し」について説明する。その際状態「消去」では列線路SP1に信号は加
えられない。というのは、このために信号は必要でないからである。メモリセル
Z11の内容の書き込みおよび読み出しの際に、列線路SP1に信号が加えられ
る。しかしこのことは、本発明の要旨にとって2次的な意味しか有していないの
で、ここでは詳しく説明しない。
【0057】 次の表には、行線路AG1,AG2,メモリゲート接続端子KG11,KG1
2および書き込み信号線路SCHRXの状態が個々の作動状態に対して示されて
いる:
【0058】
【表2】
【0059】 ブロック選択信号BLKNは、メモリセルZ1ないしZ4が存在している、半
導体メモリのブロックが選択されているかまたは選択されていないかに応じて、
電圧0V(「選択されている」)もしくはUp(「選択されていない」)をとる
【0060】 その際電圧「Up」はプログラミング電圧(例えば18V)を表しており、電
圧[U1]は読み出し電圧でありかつ電圧「Utp」はpチャネルトランジスタ
のしきい値電圧の正の絶対値(約1V)を表している。
【0061】 半導体メモリの動作を以下に説明するために、信号BLKNは常に0Vにある
ものとするので、ブロック選択トランジスタのチャネルは導通接続されている状
態にありかつ行線路における信号はトランスファトランジスタTT11およびT
T12のチャネルに転送される。
【0062】 表からわかるように、メモリセルZ11が存在している、メモリの行の消去の
際、行線路AG1にプログラミング電圧Upが加えられる。これにより、トラン
スファトランジスタTT11の第1のトランスファチャネル接続端子は同様にプ
ログラミング電圧Upのレベルにある。書き込み信号線路SCHRXに電圧0V
が加わるので、トランスファトランジスタTT11は導通接続されている状態に
ある。というのは、このトランジスタはPチャネルトランジスタとして実現され
ているからである。これに対して、放電トランジスタET11はNチャネルトラ
ンジスタとして実現されているので、放電トランジスタET11の放電ゲート接
続端子に加わる、書き込み信号線路SCHRXの0Vはこれを、阻止されている
状態に移行させる。その結果、メモリゲート接続端子KG11にはプログラミン
グ電圧Upが加わり、このためにメモリトランジスタST11の「フローティン
グゲート」は強制的に「消去された」状態になる。
【0063】 メモリセルZ12は、行線路AG1並びに書き込み信号線路SCHRXにおけ
る過程によって、メモリゲート接続端子KG12が常に、行線路AG2の電位に
相応して規定された状態において0V+Utpにある限りは、影響されずに留ま
る。
【0064】 メモリセルZ13およびZ14は行線路AG1,AG2に関してメモリセルZ
11およびZ12に対して並列に接続されているので、これらはこれらメモリセ
ルZ11およびZ12に対して相応に振る舞う。それ故に、状態「消去」におい
て、行線路AG1によってアドレッシングされるすべてのメモリセルは消去され
る。
【0065】 メモリセルZ12およびメモリセルZ14の消去は、メモリセルZ11および
Z13の消去に相応して行われる。値をメモリセルZ11に書き込む際、行線路
AG1および書き込み信号線路SCHRXには値Upが加えられる。書き込み信
号線路SCHRXの状態に基づいて、Nチャネル放電トランジスタET11は導
通接続され、一方PチャネルトランスファトランジスタTT11は阻止される。
これにより、メモリゲート接続端子KG11にアースの電位が、すなわち0Vが
加えられる。適当な信号を列線路SP1に加えることによって、メモリトランジ
スタST11は書き込まれる。というのは、選択トランジスタAT11は選択ゲ
ート接続端子に加わる信号Upに基づいて導通接続されているからである。その
際、メモリセルZ12はメモリセルZ11における過程にはこの限りにおいて影
響されずに留まる。というのは、メモリゲート接続端子KG12は常に、放電ト
ランジスタによって接続されるアースの電位に相応して規定の値0Vを維持して
いるからである。メモリZ11から値を読み出す際、行線路AG1に値U1が加
わり、一方書き込み信号線路SCHRXには信号0が加えられる。これにより、
メモリゲート接続端子KG11は規定されて電位U1にあり、一方選択トランジ
スタAT11は導通接続されている状態にある。その場合適当な電圧を列線路S
P1に加えることによって、メモリトランジスタST11の状態を読み出すこと
ができる。適当な電圧を列線路SP2に印加することによってこの作動モードに
おいて、メモリセルZ13のメモリトランジスタST13のメモリ状態を読み出
すことができる。というのは選択トランジスタAT13も導通接続されている状
態にあるからである。メモリセルZ12およびZ14はメモリセルZ11および
Z14の状態に、メモリゲート接続端子KG12が常に、放電トランジスタによ
って接続されたアースに基づいて規定された状態において0V+Utpにある限
りは、影響されずに留まる。列線路SP1およびSP2は書き込みの際にも読み
出しの際にも相応の標準値が布線される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の本発明の半導体メモリの回路略図である。
【図2】 第2の本発明の半導体メモリの回路略図である。
【符号の説明】
Z1〜Z4,Z11〜Z14 メモリセル、 AG1,AG2 行線路、 S
P1,SP2 列線路、 TT1,TT2,TT11,TT12 トランスファ
トランジスタ、 ET1,ET2,ET11,ET12 放電トランジスタ、
SCHRX 書き込み信号線路、 ST1〜ST4,ST11〜ST14 メモ
リトランジスタ、 AT1〜AT4,AT11〜AT14 選択トランジスタ、 BT11,BT12 ブロック選択トランジスタ、 BLKN ブロック選択
信号線路、 KG1,KG2;KG11,KG12 メモリゲート接続端子
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年1月14日(2000.1.14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 メモリセルを読み出すために、メモリチャネル接続端子および選択チャネル接
続端子は相互に接続されており、その際別の空いているメモリチャネル接続端子
ないし別の空いている選択チャネル接続端子はメモリセルに導かれている列線路
に接続されている。その際選択トランジスタは、それが導通接続するように制御
される。それから相応の列線路に電圧が印加されて電流が流れるとき、メモリト
ランジスタは先行するステップにおいて「導通」状態にプログラミングされたな
いし書き込まれた。この電圧が列線路に印加されて選択トランジスタが導通接続
されていて電流が流れない場合には、メモリトランジスタは先行するステップに
おいて「非道通」状態にプログラミングされたないし消去された。 ヨーロッパ特許出願公開第0317443号公報において、選択トランジスタ
およびフローティングゲートトランジスタを有している2トランジスタメモリセ
ルが公知である。フローティングゲートトランジスタのゲートは特別な電圧によ
って制御するように制御される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス−ハインリッヒ フィーマン ドイツ連邦共和国 ミュンヘン グスタフ −ハイネマン−リング 33 Fターム(参考) 5B025 AA03 AB01 AC02 AD01 AD03 AD04 AD08 AE08

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのメモリセルを有する半導体メモリであって
    、メモリセルは、 Nチャネル選択トランジスタ(AT1,AT2;AT11,AT12)並びにN
    チャネルメモリトランジスタ(ST1,ST2;ST11,ST12)が設けら
    れており、 前記Nチャネル選択トランジスタ(AT1,AT2;AT11,AT12)は1
    つの選択ゲート接続端子並びに2つの選択チャネル接続端子を有しており、ここ
    で該選択ゲート接続端子はメモリセル(Z1,Z2;Z11,Z12)に導かれ
    ている行線路(AG1)に接続されており、 前記Nチャネルメモリトランジスタ(ST1,ST2;ST11,ST12)は
    1つのメモリゲート接続端子(KG1,KG2;KG11,KG12)並びに2
    つのメモリチャネル接続端子を有しており、 第2のメモリチャネル接続端子および第1の選択チャネル接続端子は相互に接続
    されており、ここで第1のメモリチャネル接続端子ないし第2の選択チャネル接
    続端子は、前記メモリセル(Z1,Z2;Z11,Z12)に導かれている列線
    路(SP1)に接続されており、かつ半導体メモリは、第1および第2のトラン
    スファチャネル接続端子を有する少なくとも1つのトランスファトランジスタ(
    TT1,TT2;TT11,TT12)を有しており、ここで第1のトランスフ
    ァチャネル接続端子はメモリゲート接続端子(KG1,KG2;KG11,KG
    12)に接続されている という特徴を有する形式のものにおいて、 前記トランスファトランジスタはPチャネルトランスファトランジスタ(TT1
    ,TT2;TT11.TT12)として実現されており、 第2のトランスファチャネル接続端子はメモリセル(Z1,Z2;Z11,Z1
    2)に導かれている行線路(AG1.AG2;AG11,AG12)に接続され
    ている ことを特徴とする半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 コントロール線路(SCHRX)が設けられており、該コン
    トロール線路はトランスファゲート接続端子に、前記トランスファトランジスタ
    (TT1,TT2;TT11.TT12)が該コントロール線路(SCHRX)
    を介して制御可能であるように接続されている 請求項1記載の半導体メモリ。
  3. 【請求項3】 Nチャネル放電トランジスタ(ET1,ET2;ET11,
    ET12)が設けられており、該放電トランジスタは1つの放電ゲート接続端子
    並びに第1および第2の放電チャネル接続端子を有しており、ここで第1の放電
    チャネル接続端子は前記メモリゲート接続端子(KG1,KG2;KG11,K
    G12)に接続されており、かつ第2の放電接続端子は例えばアースに接続され
    ておりかつ放電ゲート接続端子は前記コントロール線路(SCHRX)に接続さ
    れている 請求項2記載の半導体メモリ。
  4. 【請求項4】 半導体メモリは行および列に配列構成されており、ここで行
    内において: 複数のメモリセル(Z1,Z3;Z2,Z4;Z11,Z13;Z12,Z14
    )の選択ゲート接続端子は並列に接続されており、 複数のメモリセル(Z1,Z3;Z2,Z4;Z11,Z13;Z12,Z14
    )のメモリゲート接続端子は並列に接続されておりかつここで列内で、第1のメ
    モリチャネル接続端子ないし第2の選択チャネル接続端子は並列に接続されてい
    る 請求項1から3までのいずれか1項記載の半導体メモリ。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの列の前記制御回路は、1つのブロック選択
    ゲート接続端子並びに2つのブロック選択チャネル接続端子を有するPチャネル
    ブロック選択トランジスタ(BT11,BT12)を有しており、ここで第1の
    ブロック選択チャネル接続端子は前記メモリセルに導かれている行線路(AG1
    ,AG2)に接続されており、かつ第2のブロック選択チャネル接続端子は前記
    第1のトランスファチャネル接続端子に接続されている 請求項4記載の半導体メモリ。
  6. 【請求項6】 ブロック選択コントロール線路(BLKN)が設けられてお
    り、該ブロック選択コントロール線路はブロック選択ゲート接続端子に、前記ブ
    ロック選択トランジスタ(BT11,BT12)が該ブロック選択コントロール
    線路(BLKN)を介して制御可能であるように接続されている 請求項5記載の半導体メモリ。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つのメモリセルを有する半導体メモリに対する
    制御回路であって、該メモリセルは、 Nチャネル選択トランジスタ(AT1,AT2;AT11,AT12)並びにN
    チャネルメモリトランジスタ(ST1,ST2;ST11,ST12)が設けら
    れており、 前記Nチャネル選択トランジスタ(AT1,AT2;AT11,AT12)は1
    つの選択ゲート接続端子並びに2つの選択チャネル接続端子を有しており、ここ
    で該選択ゲート接続端子はメモリセル(Z1,Z2;Z11,Z12)に導かれ
    ている行線路(AG1)に接続されており、 前記Nチャネルメモリトランジスタ(ST1,ST2;ST11,ST12)は
    1つのメモリゲート接続端子(KG1,KG2;KG11,KG12)並びに2
    つのメモリチャネル接続端子を有しており、 第2のメモリチャネル接続端子および第1の選択チャネル接続端子は相互に接続
    されており、ここで第1のメモリチャネル接続端子ないし第2の選択チャネル接
    続端子は前記メモリセル(Z1,Z2;Z11,Z12)に導かれている列線路
    (SP1)に接続されており、かつ半導体メモリは、第1および第2のトランス
    ファチャネル接続端子を有する少なくとも1つのトランスファトランジスタ(T
    T1,TT2;TT11,TT12)を有しており、ここで第1のトランスファ
    チャネル接続端子はメモリゲート接続端子(KG1,KG2;KG11,KG1
    2)に接続されている という特徴を有する形式のものにおいて、 前記トランスファトランジスタはPチャネルトランスファトランジスタ(TT1
    ,TT2;TT11.TT12)として実現されており、 第2のトランスファチャネル接続端子は前記メモリセル(Z1,Z2;Z11,
    Z12)に導かれている行線路(AG1.AG2;AG11,AG12)に接続
    されている ことを特徴とする制御回路。
  8. 【請求項8】 コントロール線路(SCHRX)が設けられており、該コン
    トロール線路はトランスファゲート接続端子に、前記トランスファトランジスタ
    (TT1,TT2;TT11.TT12)が該コントロール線路(SCHRX)
    を介して制御可能であるように接続されている 請求項7記載の制御回路。
  9. 【請求項9】 Nチャネル放電トランジスタ(ET1,ET2;ET11,
    ET12)が設けられており、該放電トランジスタは1つの放電ゲート接続端子
    並びに第1および第2の放電チャネル接続端子を有しており、ここで第1の放電
    チャネル接続端子は前記メモリゲート接続端子(KG1,KG2;KG11,K
    G12)に接続されており、かつ第2の放電接続端子は例えばアースに接続され
    ておりかつ放電ゲート接続端子はコントロール線路(SCHRX)に接続されて
    いる 請求項2記載の半導体メモリ。
  10. 【請求項10】 半導体メモリは行および列に配列構成されており、ここで
    行内において: 複数のメモリセル(Z1,Z3;Z2,Z4;Z11,Z13;Z12,Z14
    )の選択ゲート接続端子は並列に接続されており、 複数のメモリセル(Z1,Z3;Z2,Z4;Z11,Z13;Z12,Z14
    )のメモリゲート接続端子は並列に接続されておりかつここで列内で、第1のメ
    モリチャネル接続端子ないし第2の選択チャネル接続端子は並列に接続されてい
    る 請求項7から9までのいずれか1項記載の制御回路。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つの列の前記制御回路は、1つのブロック選
    択ゲート接続端子並びに2つのブロック選択チャネル接続端子を有するPチャネ
    ルブロック選択トランジスタ(BT11,BT12)を有しており、ここで第1
    のブロック選択チャネル接続端子は前記メモリセルに導かれている行線路(AG
    1,AG2)に接続されており、かつ第2のブロック選択チャネル接続端子は前
    記第1のトランスファチャネル接続端子に接続されている 請求項10記載の制御回路。
  12. 【請求項12】 ブロック選択コントロール線路(BLKN)が設けられて
    おり、該ブロック選択コントロール線路はブロック選択ゲート接続端子に、前記
    ブロック選択トランジスタ(BT11,BT12)が該ブロック選択コントロー
    ル線路(BLKN)を介して制御可能であるように接続されている 請求項5記載の制御回路。
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