JP2001510544A - シート材料固定ファスナー - Google Patents

シート材料固定ファスナー

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JP2001510544A JP52500399A JP52500399A JP2001510544A JP 2001510544 A JP2001510544 A JP 2001510544A JP 52500399 A JP52500399 A JP 52500399A JP 52500399 A JP52500399 A JP 52500399A JP 2001510544 A JP2001510544 A JP 2001510544A
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ノーラン,ヴァーノン・アーネスト・ロイド
カゼミ,アリ
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ノーラン,ヴァーノン・アーネスト・ロイド
カゼミ,アリ
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Abstract

(57)【要約】 フォーク部材(4)およびキーパー部材(6)を有するシート材料固定ファスナー(2)。フォーク部材(4)は2つのアーム(8、10)を有し、キーパー部材(6)は、フォーク部材(4)とキーパー部材(6)との間にシート材料(28)の一部を保持するためにフォーク部材(4)の中に挿入されることが可能である。張力制御機構(30)が、シート材料(28)の中の張力が、フォーク部材(4)の中のキーパー部材(6)を再位置決めすることにより制御されることが可能となるように設けられている。張力制御機構(30)は、キーパー部材(6)が、シート材料(28)を保持するためにフォーク部材(4)の中に係止されることを可能にし、シート材料(28)を締付け固定するためにキーパー部材(6)により印加されている張力制御機構(30)は、シート材料(28)に印加されている張力に比例する。張力は、ファスナー(2)によりシート材料(28)に印加されることが可能であり、フォーク部材(4)の中のキーパー部材(6)を位置決めすることにより張力制御機構(30)により制御されることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 シート材料固定ファスナー 発明の分野 本発明は、シート材料を固定することができるシート材料固定ファスナーに関 する。 背景技術 オーストラリア特許第601241号明細書に説明され示されているシート材 のための締付け固定手段では、シート材は、締付け固定手段のフォーク部材とキ ーパー部材との間に締付け固定される。この配置によりシート材は、外部作用因 子、例えば疾風によりシート材に印加される張力に応答して締付け固定され、こ れにより、シート材を締付け固定するためにキーパー部材に印加されるねじり力 は、外部作用因子によりシート材に印加されるねじり力に比例する。このような ファスナーは、特に、温室カバーを係止するための用途を有するが、これに限定 されない。 この配置は、必要な場合に締付け固定力を増加するので有利であるが、しかし 締付け固定手段自身が、シート材に印加される張力を制御することはできない。 発明の開示 従って、本発明は、シート材に印加される張力に比例する係止力を伝達するこ とに加えて、シート材の張力のある程度の制御を提供するシート材固定ファスナ ーを提供することにある。 本発明の1つの形態では、 固定部材に取付けられるフォーク部材と、 キーパー手段と、 前記フォーク手段の中に前記キーパー手段を再位置決めすることにより前記シ ート材の張力を制御することを可能にする張力制御手段と を具備し、 前記フォーク手段は、接合手段により接合されている少なくとも2つのアーム を有し、前記アームは、前記接合手段から間隔を置いて位置する領域で互いから 間隔を置いて配置され、 前記キーパー部材は、実質的に弾性であり、前記キーパー手段と前記フォーク 手段との間にシート材の一部を保持するよう前記フォーク手段の中に挿入可能で あり、 前記張力制御手段は、2つの間隔を置いて配置されている係合部材を具備し、 前記張力制御手段により、前記キーパー手段は、前記シート材を保持するため に前記フォーク手段の中に係止されることができ、前記シート材を締付け固定す るために前記キーパー手段により印加されるねじり力は、シート材に印加される 張力に比例し、前記ファスナーにより前記シート材に張力を印加することができ 、前記フォーク手段の中の前記キーパー手段を再位置決めすることにより前記張 力制御手段によって張力を制御できるシート材固定ファスナーが提供される。 張力制御手段がフォーク手段に設けられていることもある。 別の1つの代替として、張力制御手段がフォーク手段およびキーパー手段の双 方に設けられていることもある。 張力制御手段の少なくとも2つの係合部材が、フォーク手段の少なくとも第1 のアームに設けられていることもある。しかし、前記少なくとも2つの係合部材 が、フォーク部材の第1および第2のアームに設けられていることもある。 1つの代替として、キーパー手段が、接合手段により接合されている少なくと も2つのアームを具備し、少なくとも2つの係合部材が、キーパー部材の少なく とも第1のアームに設けられていることもある。しかし、前記少なくとも2つの 係合部材が、キーパー部材の第1および第2のアームに設けられていることもあ る。 少なくとも2つの係合部材が、フォーク手段の1つ以上のアームに設けられ、 少なくとも2つの係合部材が、キーパー部材の1つ以上のアームに設けられてい ることもある。 フォーク手段のアームと、キーパー手段のアームとが、前記キーパー部材の前 記アームが間隔を置いて位置することにより、前記キーパー手段がフォーク手段 のアームの間に係止可能であるように配置されている。 有利には、係合部材が肩部材として設けられ、前記肩部材にキーパー手段が当 接することができ、前記肩部材はアームセグメントにより互いから離されて位置 する。 有利には、キーパー手段が、接合手段により接合される少なくとも2つのアー ムを具備する。 有利には、キーパー手段のアームが、互いからバイアス力により離されて位置 する。 シート材に印加されている張力が、キーパー部材が、(フォーク手段の接合手 段へ向かって)フォーク手段の中に更に挿入されると増加される。逆に、前記キ ーパー手段が、(前記フォーク手段の前記接合手段から遠ざかって)前記フォー ク手段から出て動かされると、シート材固定ファスナーを介して前記シート材に 印加されている張力が、低減される。 ファスナーにより係止されているシート材は、ファスナーにより、増加された または低減された張力を印加される("張力制御")。ファスナーは、ファスナー によりシート材に印加される張力に比例してシート材に係止力を印加する。付加 的に、ファスナーにより係止されるシート材は、外部作用因子例えば疾風にさら され、ファスナーによりシート材に印加される係止力は、このように印加される 張力に比例する。 図面の簡単な説明 本発明を次に、例として、添付図面を用いて説明する。 図1は本発明のシート材固定ファスナーの第1の実施の形態の斜視図、図2、 3および4は、更にフォーク部材の中に挿入されたキーパー部材の斜視図を示す 、シート材固定ファスナーの第2の実施の形態のシーケンス的な端面図、図5は 、フォーク部材の中に挿入された2つのキーパー部材を示す図2、3および4に 示されているシート材固定ファスナーの端面図、図6は本発明によるシート材の 第3の実施の形態の端面図、図7はフォーク部材の中に挿入された2つのキーパ ー部材を示す図6に示されているシート材固定ファスナーの端面図、図8は本発 明によるシート材固定ファスナーの第4の実施の形態の端面図、図9は本発明に よるシート材固定ファスナーの第5の実施の形態の端面図、図10は本発明によ るシート材固定ファスナーの第6の実施の形態の端面図、図11は本発明による シート材の第7の実施の形態の端面図である。 発明の有利な実施の形態 次の説明で、同一の参照番号が、実施の形態の同一の部分を示すのに使用され る。 図1は斜視図であり、図2〜11は端面図である。このようにして、図2〜1 1は端面輪郭図を示し、シート材はファスナーを固定し、ファスナーは、ファス ナーが示されている頁の平面に対して横断方向に長手方向に延在する。 図1において、ファスナー2を固定するシート材が示され、ファスナー2はフ ォーク部材4およびキーパー部材6を有する。フォーク部材およびキーパー部材 6は、シート材29を固定するのに適切な長さを有する。フォーク部材4は、固 定部材(図示せず)に取付けられ、2つの(平面的)アーム8および10を有す る。アーム8および10は、接合部材12から離れて互いから間隔を置いて配置 され、それらのそれぞれの端部の近傍の領域14で互いから間隔を置いて配置さ れている。 キーパー部材6は実質的に楔形で弾性である。 キーパー部材6は頂点領域19を有する。この頂点領域19はヒンジのように 動作する、すなわちキーパー部材6が凹まされる例えば搾られると、頂点19か ら間隔を置いて位置する領域内で、キーパー部材6の弾性により頂点領域19は 、凹まされない状態に戻る。付加的に、キーパー部材6は内蔵バイアス力を有し 、内蔵バイアス力は、頂点領域19から間隔を置いて位置するキーパー部材6の 端部を互いから間隔を置いた状態を維持するように作用する。これは、図1の二 重矢印Aにより示されている。 キーパー部材6は一対の(実質的に平面的な)アーム16および18を有し、 アーム16および18は、頂点19に設けられている接合部材20により接合さ れている。 キーパー部材6のアーム16および18は、それぞれ、拡大された丸みを帯び た端部22および24で終端することもある。しかし、ただ1つ丸みを帯びた端 部22および24が設けられるか、このような拡大された丸みを帯びた端部22 およびによは、必要でない場合にはキーパー部材6から除去されることもあり、 この場合、アーム16および18は、後述のその他の実施の形態に示されている キーパー部材のアームに類似に終端することもある。それにもかかわらず設けら れる場合、これらの端部22および24は補強を提供し、ファスナー2により係 止されているシート材に印加される点的応力を低減し、キーパー部材6がフォー ク部材4の中に挿入されるまたはフォーク部材4から除去される場合にキーパー 部材6の端部が、湾曲するまたはねじれる可能性低減する。 キーパー部材6は、接合部材20の両側に、長手方向に延在する切欠部26を 設けられている。ただ1つの切欠部26が使用されることもあるが、2つの切欠 部26の使用が優先される。切欠部26は実質的に、接合部材20の両側に2つ のヒンジングラインを提供する、すなわち、それぞれアーム16および18のた めのそれぞれ1つのヒンジングラインである。これによりアーム16および18 が、キーパー部材6がフォーク部材4の中に押込められられる場合に接合部材2 0で分裂する傾向を有するといういかなる潜在的問題も克服される。切欠部26 は、促進された"ばね効果"すなわち弾性をキーパー部材6に与え、キーパー部材 6の挿入および除去を容易にし、しかも依然として、シート材28を(キーパー 部材6を使用して)フォーク部材6の中に押込むのに必要なばね力を維持する。 切欠部26は、キーパー部材6の製造時に形成することも可能である。切欠部2 6は、本明細書に説明されているキーパー部材のその他の実施の形態のいずれに も設けることができる。 キーパー部材6は押出し成形プロセスで製造されることも可能である。 キーパー部材6は、キーパー部材6とフォーク部材4との間にシート材28を 係止するまたは保持するためにフォーク部材4の中に挿入可能である。シート材 28は可撓性であり、フィルムと表現することも可能である。シート材28は、 キーパー部材6とフォーク部材4との間に挟まれて、キーパー部材6とフォーク 部材4とのそれぞれの面に接触している。これは図1に示されている。 アーム8および10のうちの少なくとも1つは、シート材張力制御手段30を 設けられている。図1において、これはアーム8である。 シート材張力制御手段30は、少なくとも一対の係合部材を有する。 係合部材は肩部材32として設けることもある。肩部材32は、アームセグメ ント42により互いから離されている。肩部材32およびアームセグメント42 は、鋸刃状配置を形成することもあり、これは図1に示されている。図1におい て、3つのこのような肩部材32が示されている。肩部材32は、それらがフォ ーク部材4の内側へ向けられるように配置されている。 キーパー部材6がフォーク部材4の中に挿入される場合、アーム16および1 8の端部22および24のうちの1つが、肩部材32に当接して、キーパー部材 6をフォーク部材4の中に係止する。 フォーク部材4の他方のアーム10は、実質的に平らな内側を有する。アーム 10は、その端部に、外方へ向けられている曲線34を設けられている。 キーパー部材6の中の内蔵バイアス力は、キーパー部材6の自由状態で、すな わちキャパシタンス6がフォーク部材4の外部に位置する場合、キーパー部材6 の(頂点領域19から間隔を置いて位置する)端部22と24の間の間隔が、肩 部材32の個所でフォーク部材4のアーム10とアーム8との間の最大間隔より 大きいことを保証するのに充分な大きさである。これにより、キーパー部材6が フォーク部材4の中で肩部材32と係合することが保証される。 従って、頂点領域19から、肩部材32に当接する端部までのキーパー部材6 の長さは、接合部材12から、接合部材12に最も近い肩部材32までの距離よ り短い。これにより、キーパー部材6が、接合部材12に最も近い肩部材32に 係合することが保証される。これに関連して、アーム18は、アーム16より短 いことも、長いことも、同一の長さであることも可能である、何故ならばアーム 18は、肩部材32に当接する必要がないからである。 取付けフランジ35は接合部材12から突出している。取付けフランジ36に よりフォーク部材4は、固定部材(図示せず)例えば温室のためのフレームワー クに取付けることが可能となる。アパーチュア(図示せず)が取付けフランジ3 6の中に設けることが可能であり、これによりフォーク部材4は、固定部材に従 来のファスナー例えばセルフドリリングねじにより取付けられることが可能とな る。取付けフランジ36は接合部材12から、アーム10とは実質的に反対の方 向に突出している。しかし取付けフランジ36は、フォーク部材4が固定部材に 取付けられることが可能となるように任意の適切な方法で設けることができ、例 えば代替的に、取付けフランジ36は、取付けフランジ36が、フォーク部材4 のアーム10に対してほぼ直角に延在するように設けることもできる。 シート材固定ファスナー2の使用および操作方法をつぎに説明する。 いったんフォーク部材4が、取付けフランジ36を介して固定部材に適所に取 付けられると、固定するシート材28は、アーム8と10との間の領域14に上 重ねするように位置決めされる。これは一般的に、シート材28の端部38の近 傍の部分を使用して行われる。図1に示されているシート材28は、可撓性であ る、例えばプラスチックフィルムである。 キーパー部材6は次いで領域14に位置決めされ、頂点領域19はフォーク部 材4の中に向けられ、これは、シート材28がフォーク部材4とキーパー部材8 との間に位置決めされるように実現される。キーパー部材6は次いで、フォーク 部材4の中に押込められる、すなわちフォーク部材4のアーム8と10との間に 押込められる。キーパー部材6がフォーク部材4の中に挿入されると、フォーク 部材4の最も外側の肩部材32の端部すなわち頂点33は、キーパー部材6のア ーム16に当接し、これによりアーム16は、接合部20の個所で回転し、アー ム18へ向かって動く。同時に、アーム18は依然としてシート材28に上重な りであり、フォーク部材4のアーム10に当接する。キーパー部材6を更に挿入 すると、キーパー部材6のアーム16の端部22は、第1の肩部材32の端部を 乗越え、キーパー部材6の弾性に起因してアーム16は、アーム18から外方へ 向かって遠ざかるように跳躍し、第1の肩部材32に当接して係合する。この位 置でキーパー部材6は、フォーク部材4の中に適所にロックされ、フォーク部材 4から逃れることができない。(キーパー部材52のこの位置は、図2に示され 、後に本明細書で説明される。) このようにして、キーパー部材6はフォーク部材4の中に係止され、シート材 28はキーパー部材6とフォーク部材4との間に保持される。 従ってシート材28は、シート材28がフォーク部材4とキーパー部材6のア ーム18との間に挟まれるように、アーム10の内側に隣接するフォーク部材4 の中に進入する。シート材28は更に、頂点領域19、アーム16およびキーパ ー部材6の端部22の回りを延在する。シート材28は、キーパー部材6のアー ム16の端部22と、張力制御手段30の肩部材32との間に挟まれる。 このようにして、張力を印加される、シート材28の部分は、フォーク部材4 のアーム10とキーパー部材18のアーム18との間から出発してフォーク部材 4の外部で延在する部分である。シート材28の自由端38の近傍の部分は、肩 部材32により保持されている。 例えば疾風等の何らかの外方へ向けられている外部張力が、図1の矢印Bによ り示されているようにシート材28に印加されると、有効モーメントがキーパー 部材6に印加され、これによりキーパー部材6のアーム16の端部22が、肩部 材32により強く当接して係合し、頂点19に隣接するアーム18の領域が、フ ォーク部材4のアーム10の内側により強く当接して係合する。シート材28に 印加される張力(矢印B)が増加すると、(張力により)キーパー部材6に印加 されるモーメントが増加され、これにより、アーム16の端部22と肩部材32 との間の係合が更に強くなり、頂点領域19に隣接するアーム18の領域と、フ ォーク部材4のアーム10との間の係合も更に強くなる。これによりシート材2 8は、アーム16の端部22と肩部材32との間に強制的に把持され、フォーク 部材4のアーム10と、頂点領域19に隣接するキーパー部材6のアーム18と の間にも強制的に把持される。 逆に、シート材28に印加される張力が減少すると、フォーク部材4とキーパ ー部材6との間にシート材28を係止するためにフォーク部材4に係合するキー パー部材6によりシート材28に印加される把持力が減少する。 従って、フォーク部材4に係合するキーパー部材6によりシート材28に印加 される係止力すなわち把持力すなわちねじり力は、シート材28に印加される把 持力ねじり力が増加/減少すると増加/減少する。すなわち、シート材28を締 付け固定するためにフォーク部材4に係合するキーパー部材6によりシート材2 8に印加される把持力すなわちねじり力は、シート材28に印加されるねじり力 に比例する。 従って、本発明のファスナー2を固定するシート材は、締付け固定力が、シー ト材28が必要とする場合のみ、すなわちシート材28が外部作用因子例えば疾 風により張力を印加される場合等のみにシート材に印加されるという利点を維持 する。これは、シート材固定ファスナー2およびシート材28自体の構成要素の 磨耗量を低減する、何故ならば、シート材28を固定する把持力すなわち係止力 は、キーパー部材6およびフォーク部材4によりシート材28に恒久的に印加さ れるのではないからである。 更に、張力制御手段30により、シート材28の中の張力は、シート材28に 印加される張力とは独立的に制御されることが可能となる。これは、フォーク部 材4の中のキーパー部材6の位置を調整することにより行われる。従って、シー ト材28の中の張力を増加するために、キーパー部材6は更にフォーク部材4の 中に(接合部材12へ向かって)挿入され、これによりキーパー部材6は次の肩 部材32に係合する。(このようにして、例えば、キーパー部材52を、図2に 示されている位置から、図3に示されている位置または図4に示されている位置 に動かすと、これらの図に示されているシート材28の張力が増加する。)シー ト材28の中の張力を低減することが望まれる場合、キーパー部材6は、キーパ ー部材6をフォーク部材6の中から出して(接合部材12から遠ざけけて)動か すことによりフォーク部材4を再位置決めされ、これは、アーム16の端部22 が、フォーク部材4の領域14により近い肩部材32に当接するように実現され る。(このようにして例えば、キーパー部材52を図4の位置から図3の位置ま たは図2の位置へ動かすと、これらの図のシート材28の張力は減少する。) このようにして、図1のキーパー部材6の位置の場合、可及的最大張力が、シ ート材固定しファスナー2により印加される。その理由は、キーパー部材6のア ーム16の端部22が、フォーク部材4の接合部材12に最も近く位置する肩部 材32に当接することにある。シート材28の中の張力を低減するために、キー パー部材6は、アーム16の端部22が、領域16により近く位置する(すなわ ち接合部材12からより特に位置する)肩部材に当接するまたは係合する。これ は、シート材28の自由端38を引張り、これによりキーパー部材6のアーム1 6を接合部材20の個所でアーム18へ向かって回転させることにより容易に実 現される。これによりアーム16の端部22は、端部22が当接する肩部材32 を乗越える。シート材28の中に既に存在する張力に起因して、キーパー部材6 は、領域14へ向かって動き、その際、アーム16はシート材28を、アーム8 の内側40に押付けて保持し、この保持は、アーム16端部22が次の肩部材3 2に当接すると終了する。これが起こると、キーパー部材6は再びフォーク部材 4の中に適所にロックされ、フォーク部材4から逃れることができない。キーパ ー部材6はこの時点で、接合部材12から更に遠くに位置する肩部材32に当接 しているので、シート材28の中の張力は低減される。 張力制御手段30を使用してシート材28の中の張力を増加するために、逆の 手順が行われる。このようにしてキーパー部材6は単に、フォーク部材4の中に 更に押込められる。前述のようにこれによりアーム16が接合部材20の回りを アーム18へ向かって回転し、その際、シート材28は、アーム8の内面40と アーム16との間に保持され、その際、アーム16の端部22は次の肩部材32 を乗越えて(接合部材12へ向かって動き)、この時点でアーム16は、キーパ ー部材6の弾性に起因して外方へ向かって跳躍し、次の肩部材32に当接して係 合し、その際、シート材28は、キーパー部材6とこの肩部材32との間に保持 される。 シート材28は、キーパー部材6をフォーク部材4から除去することによりシ ート材固定ファスナー2により張力から解放されることも可能である。これは、 シート材28の端部38を把持し、これによりアーム16が接合部材20の回り を回転し、これによりアーム16がアーム18へ向かって動き、端部22が当接 する肩部材32を乗越えることにより実現される。自由端38が次いで、図1の 矢印Cにより示されている方向に引張られ、この引張りは、アーム18の端部2 2が肩部材32のすべてを乗越えると終了する。これによりシート材28は、シ ート材固定ファスナー2から解放される。 図1(および次に説明する実施の形態)において、シート材張力制御手段30 は、肩部材32を有するものとして示されている。しかし、2つ以上の任意の数 の肩部材32を使用して、シート材28の張力制御手段を提供することができる 、すなわち少なくとも2つの肩部材32が設けられている。 図1で使用されているのと同一の参照番号が、図2〜11の実施の形態におい て使用される。従って、次の実施の形態において、説明は主に、これらの実施の 形態と図1の実施の形態との相違を説明する。その他の面において、図2〜11 の実施の形態の構造および操作は、図1に関連して前に説明したものと同様であ る。 本発明により2つ以上のシート材28が、(図5,7および11に示されてい るように)同一のフォーク部材の中に固定されることが可能となる。 図5は、図2,3および4のシート材固定ファスナーと同様のシート材固定フ ァスナー50の実施の形態を示すが、2つのキーパー部材50が、フォーク部材 40の中に配置されている。シート材固定ファスナー50は、図1のシート材固 定ファスナー2と同様であるが、相違点は、ファスナー50が、異なる形状のキ ーパー部材52を有することにある。図5のキーパー部材52および図2,3お よび4のキーパー部材は、(図5に示されているように)2つのキーパー部材5 2が1つのフォーク部材4の中に挿入される場合に特に好適であるが、しかし、 図2,3および4に示されているように、ただ1つのキーパー部材52がフォー ク部材4の中に挿入される場合にも使用できる。 キーパー部材52は、接合部材20により接合されている一対のアーム54お よび56を有する。切欠部26が、接合部材20に隣接するアーム54および5 6のそれぞれの中に設けることもあるが、しかしこれは、図2〜5の図面には示 されておらず、キーパー部材52を使用する後続の実施の形態にも示されていな い。アーム54および56は、図1の実施の形態のキーパー部材6の場合のよう に丸みを帯びた端部22および24で終端してはいない。アーム54は曲線部分 58で終端し、曲線部分58は、肩部材32の端部33を越えて通過することを 容易にする。アーム56は、接合部材20からより狭い端部60へと先細りする 。このようにして、2つのキーパー部材52が、1つのフォーク部材4の中に挿 入される場合、少なくとも第1のキーパー部材52は、そのアーム56がフォー ク部材4のアーム10に隣接して位置する状態で挿入されなければならない。他 方のアーム54もアーム56と同様に先細りする。 動作中、図5のファスナー50は、図1のファスナー2と同様である。 従って、キーパー部材52aはフォーク部材4の中に挿入されて所望の肩部材 32に到達し、これにより第1のシート材28aが適所に係止される。第2のキ ーパー部材52bが次いでフォーク部材4の中に挿入されて所望の肩部材32に 到達し、これにより第2のシート材28bがフォーク部材4の中に適所に係止さ れる。キーパー部材52aおよび52bの双方とも、第1の実施の形態に関連し て前に説明したように、再配置されて別の肩部材32に到達することも可能であ るが、ただし、第2のキーパー部材52bは、第1のキーパー部材52aのよう には深くフォーク部材4の中に挿入できず、従って、ファスナー50によりシー ト材28に伝達される張力は、シート材28aに印加される張力より常に小さい 。 図1のファスナー2の実施の形態では、キーパー部材6は、いずれかのアーム 16,18がフォーク部材4のいずれかのアーム8,10に隣接して位置する状 態でフォーク部材4の中に挿入されることも可能である。これは、図2〜4のフ ァスナー50でも行うことができるが、しかし、アーム54(の曲線部分58) が、アーム56の端部60にではなく、張力制御手段30に係合すると有利であ る。 図6の2シート材固定ファスナー70の第3の実施の形態では、フォーク部材 72の双方のアーム8および74が、シート材張力制御手段30を設けられてい る。それぞれの張力制御手段30の肩部材32は、互いに対向して位置する。こ の配置は、図1〜5の実施の形態の配置とは異なる、すなわち図1〜5では複数 のアーム8のうちのただ1つが、シート材張力制御手段30を設けられている。 ファスナー70のキーパー部材76は、図2〜5のキーパー部材52と同様で あるが、相違点は、キーパー部材76は、キーパー部材52の対応するアーム5 6より長いことにある。すなわちこれにより、キーパー部材76のアーム78が 、アーム74の張力制御手段30に係合しないことが保証される、何故ならばこ れによりキーパー部材76が、フォーク部材4から除去されることが阻止される からである。図6から分かるように、アーム78はキーパー部材76のアーム5 4より僅かに長いことに起因して、アーム78は、アーム74に設けられている 張力制御手段30の肩部材32に係合しない。 シート材固定ファスナー70のこの配置では、シート材28は、フォーク部材 72のアーム74と、キーパー部材76のアーム部材78との間に、アーム78 の全長にわたっては(図1〜5の配置と異なり)係合されてはいない。これは、 ファスナー70の動作に影響しない、何故ならばシート材28は依然として、ア ーム74の内側とキーパー部材76との間に、キーパー部材6の頂点領域19に 隣接するアーム部材78の領域で保持されるからである。 フォーク部材72の双方のアーム8および74にシート材張力制御手段30を 設けると、キーパー部材76は、フォーク部材72の中にいずれの方法ででも挿 入されることが可能となる、すなわちアーム54は、フォーク部材72のいずれ かのアーム8または74に設けられている張力制御手段30に係合する。 図7において、ファスナー70の中に2つのキーパー部材76aおよび76b が挿入されているのが示されている。この配置は、図5のものと同様であるが、 しかし張力制御手段30が、それぞれのアーム8,74に設けられている。 図8に、シート材固定ファスナー80の第3の実施の形態が示されている。 ファスナー80は、フォーク部材81およびキーパー部材82を有する。 ファスナー80が、本明細書に説明されているその他の実施の形態と異なる点 は、張力制御手段30が、フォーク部材81にではなく、キーパー部材82に設 けられていることにある。 フォーク部材81は2つのアーム8および83を有する。 フォーク部材81は、(図1の実施の形態に示されている)フォーク部材4と 同様であるが、相違点は、フォーク部材4の張力制御手段30が、フォーク部材 81の中に設けられておらず、アーム83の直線部分84により置換されている ことにある。 直線部分82は一対のアーム56および85を有する。 ファスナー80のキーパー部材82のアームのうちの少なくとも1つは、張力 制御手段30を設けられている。図8の実施の形態では、アーム85は張力制御 手段30を設けられている。 張力制御手段30は係合部材を有し、係合部材は肩部材32として設けられて いることもあり、肩部材32は、本明細書に説明されているその他の実施の形態 の肩部材32と同様であり、これらの肩部材32はアームセグメント42により 離されている。しかし、キーパー部材82の最も外側の肩部材32は除去でき、 これにより、最も外側の係合部材は、最も外側のアーム部材42の端部により形 成される。 ファスナー80は、図1の実施の形態のファスナーと同様に使用され操作され る。 従って、キーパー部材82は、シート材28の一部がキーパー部材82の回り に位置する状態でフォーク部材81の中に挿入される。キーパー部材82がフォ ーク部材81の中に挿入されると、キーパー部材82の最も内側の肩部材32に 隣接する頂点86は、フォーク部材81のアーム83の肩部材32の端部に当接 しすなわち係合し、この当接すなわち係合は、頂点86がアーム83の肩部材3 2を乗越えると終了する。キーパー部材82の最も内側の肩部材32は次いで、 フォーク部材81のアーム83の肩部材更にに当接する。キーパー部材82が更 に挿入されると、キーパー部材82の後続の肩部材32は漸進的に、フォーク部 材81の内側のアーム83の肩部材32に係合される。 図8において、キーパー部材82が完全にフォーク部材81の中に挿入され、 これにより、キーパー部材82の最も外側の肩部材32が、フォーク部材81の アーム83の肩部材32に当接しているのが示されている。この配置では、最大 張力が、張力制御手段30を介してシート材28に印加される。この張力は、フ ォーク部材81の中のキーパー部材82を再位置決めすることにより低減され、 これにより、キーパー部材82のその他の肩部材32のうちの1つが、フォーク 部材81のアーム83の肩部材32に当接する。キーパー部材82の再位置決め は、図1の実施の形態のキーパー部材6の再位置決めと同様に行うことができる 。 キーパー部材82は締付け固定力すなわち把持力すなわちねじり力を、その他 の実施の形態に関連して前に説明されたのと同様の方法で印加する。このように して、シート材28により印加されるねじり力は、キーパー部材82によりシー ト材28に印加される張力すなわちシート材に印加されるねじり力は、シート材 28に印加されるねじり力に比例する。 キーパー部材82の弾性により、キーパー部材82のアーム85が、いったん 頂点86がフォーク部材81の肩部材32の端部を越えて通過するとアーム56 から外方へ向かって遠ざかって跳躍し、これにより、キーパー部材82の肩部材 32は、フォーク部材81の肩部材32に係合する。 その他の面において、図1のシート材固定ファスナーの実施の形態の責めは、 図8のシート材固定ファスナー80に同様に当てはまる。 張力制御手段30を有するキーパー部材82は、同様に張力制御手段30を有 するフォーク部材4で使用することもある。このようなフォーク部材4およびキ ーパー部材82を有するシート材固定ファスナーは、その他の実施の形態に関連 して説明されたものと同様に使用され動作する。 図9〜11のシート材固定ファスナーと、以下に説明されるように、特に、布 類を日よけに固定する用途に使用されるが、これのみではない。 従って、図9において、フォーク部材102およびキーパー部材104を有す るシート材固定ファスナー100が示されている。フォーク部材ユニット102 は、固定部材(図示せず)に取付けられ、それぞれ3つのアーム106、108 および110を有する。アーム106および110は、接合部材112でアーム 108に接合される。アーム106、108および110は、ほぼ平行に延在す る。アーム106および108は、参照番号114により一般的に示されている ようにそれらの端部において間隔を置いて位置する。このようにして、フォーク 部材ユニット102は、フォーク部材102aおよび第2のフォーク部材102 bを有する。フォーク部材102aは、アーム106および108を有し、フォ ーク部材102bは、アーム108および110を有する。 キーパー部材104は、図1のキーパー部材6とほぼ同様であるが、相違点は 、 キーパー部材104は一対のアーム110および118を有し、アーム110お よび118は、曲線端部120から接合部材20へ向かって僅かに先細りする。 しかし、アーム116および118は、代替的に、このような先細りなしに形成 されていることもある。 キーパー部材104のアーム116および118は、図1のキーパー部材6と 同様に切欠部26(図示せず)を設けられていることもある。 フォーク部材102のアーム108は、そのそれぞれの側にシート材張力制御 手段120を設けられている。このようにして、それぞれのフォーク部材102 a、102bは、張力制御手段120を設けられている。 シート材制御手段122の肩部材124およびアームセグメント142は、図 1〜8の実施の形態のフォーク部材の肩部材32およびアームセグメント42と は異なる。図9から分かるように、肩部材124は、アーム108のそれぞれの 側から出発して、アームセグメント142の間で延在し、端部すなわち頂点12 5を有する。キーパー部材104は、キーパー部材104がフォーク部材102 a、102bの中に位置決めされると肩部材に当接するすなわち係合する。肩部 材124は、アームセグメント142により離されている。 シート材固定ファスナー100は更に、キャップ126を有することもあり、 キャップ126は、フォーク部材ユニット102をカバーするために使用される 。従って、アーム108は、溝部128を設けられ、カバー126は、一対のト ング部材130を設けられ、トング部材130は、溝128の中にスナップ係合 することができる。トング部材130は、カバー128の脚部132に設けられ ている。 カバー126によりフォーク部材ユニット102は、フォーク部材ユニット1 02の中のキーパー部材104によるシート材28の係合が隠されているように カバーされることが可能となる。 動作中、ファスナー100は、図1〜4のファスナー2と同様である。 このようにして、シート材28aおよび28bの中の張力は、ファスナー10 0により、当該のキーパー部材104を更に当該のフォーク部材102a、10 2bの72押込むまたはそれらから押出すことにより制御できる。ファスナー1 00により、ファスナー100により保持されている2つのシート材28aおよ び28bは、ファスナー100によりそれらに印加される張力が異なることが可 能となる。このようにして、図9において、シート材28aに、ファスナー10 0により印加される張力は、シート材28bに印加される張力より大きい、何故 ならば、シート材28aを係止するキーパー部材104は、シート材28bを係 止するキーパー部材104がフォーク部材102bの中に挿入される深さより更 に深くフォーク部材102aの中に挿入されるからである。 肩部材124は、前述の実施の形態における肩部材32と同様に適所にキーパ ー部材104を係止する。 図10において、図9のファスナー100と同様のシート材固定ファスナー1 40が示されている。図9と図10とのファスナーの間のただ1つの相違点は、 ファスナー140(図10)の中でキーパー部材6は、図1のファスナー2にお いて使用されるタイプと同一のタイプであるが、相違点は、図10ではキーパー 部材6は切欠部26を設けられていないことにある。しかし、切欠部26は、所 望の場合にはキーパー部材6の中に設けることもできる。 従って、ファスナー140の使用および動作の方法は、ファスナー100に関 連して説明されたものと同様である。 図11のシート材固定ファスナー150の実施の形態では、いかにして、のシ ート材28aおよび28cが、2つのそれぞれのキーパー部材152aおよび1 52bによりフォーク部材102aの中に係止されているかが示されている。図 5および7のキーパー部材と同様に、キーパー部材152は、接合部材からその 端部60へ向かって先細りするアーム156を設けられ、アーム156は、シー ト材張力制御手段122に係合していないアームである。キーパー部材152の 他方のアームは、図9のキーパー部材104のアーム116および118と同様 である。 キーパー部材152のアーム156の先細りにより複数のキーパー部材152 が、同一のフォーク部材102aまたは102bの中に、図5および7の実施の 形態に関連して説明されたのと同様に挿入される。 ファスナー150の動作は、2つ以上のキーパー部材の使用に関連して図9お よび10および5および7に示されているファスナーと同様である。 図5および7の実施の形態と同様に、2つ以上のキーパー部材が、同一のフォ ーク部材の中に2つ以上のシート材を保持するためにフォーク部材の中に挿入さ れることが可能となる。ただ1つの制限は、キーパー部材の数は、フォーク部材 により形成される肩部材の数を越えることはできないことにある。付加的に、異 なるシート材の中の張力を調整する能力は、多数のキーパー部材がフォーク部材 の中に存在する場合には抑圧される、何故ならば、いくつかのキーパー部材の再 位置決めは、多数のキーパー部材がフォーク部材の中に存在する場合には困難で あるからである。 図1の実施の形態の切欠部26は、図2〜11の実施の形態にも設けられるこ とも可能である。 本発明の張力制御手段30によりシート材28の寿命は延長される、何故なら ばシート材28の張力が増加すると、シート材28を磨耗する傾向を有すること もある直接的近傍の構造部材に対するシート材28の動きを低減するからである 。 前述の実施の形態におけるキーパー部材は一対のアームから成るのに対して、 別のほぼ楔形の構造を有するキーパー部材を使用することもできる。例えば、キ ーパー部材、アームを設けられることも可能であるが、しかし、キーパー部材と キーパー部材との間に弾性材料、例えば、ばね、ゴム、泡材料を有することも可 能である。代替的に、キーパー部材は一片のほぼ楔形の弾性材料例えばゴムであ ることもある。 本明細書において、文脈の上でその他の解釈が必然的である場合を除いて、" 具備する"の表現は、当該の一体的要素または複数の一体的要素の群の包含を暗 黙的に意味するが、その他のいかなる一体的要素または複数の一体的要素の群の 排他も意味しない。 当業者には自明である、本明細書に説明され示された本発明の変更および変形 は、本発明の範囲内にあるものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ノーラン,ヴァーノン・アーネスト・ロイ ド オーストラリア国、6019 ウェスタン・オ ーストラリア、スカーボロ、ウェスト・ヴ ュー・ストリート 87 ビー (72)発明者 カゼミ,アリ アメリカ合衆国、96403 カリフォルニア、 シャーマン・オークス、ケスター・アヴェ ニュー 4630、スウィート 108 【要約の続き】 である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 固定部材に取付けられるフォーク手段と、キーパー手段と、前記フォー ク手段の中で前記キーパー手段を再位置決めすることにより前記シート材の張力 を制御することを可能にする張力制御手段とを具備し、 前記フォーク手段は、接合手段により接合されている少なくとも2つのアーム を有し、前記アームは、前記接合手段から間隔を置いて位置する領域で互いから 間隔を置いて配置され、 前記キーパー部材は、実質的に弾性であり、前記キーパー手段と前記フォーク 手段との間にシート材の一部を保持するために前記フォーク手段の中に挿入可能 であり、 前記張力制御手段は、2つの間隔を置いて配置されている係合部材を具備し、 前記張力制御手段により、前記キーパー手段は、前記シート材を保持するよう に前記フォーク手段の中に係止されることが可能となり、前記シート材を締付け 固定するために前記キーパー手段により印加されるねじり力はシート材に印加さ れる張力に比例し、前記ファスナーにより前記シート材に張力を印加することが でき、前記フォーク手段の中の前記キーパー手段を再位置決めすることにより前 記張力制御手段を介してこの張力を制御できることを特徴とするシート材固定フ ァスナー。 2. 張力制御手段がフォーク手段に設けられていることを特徴とする請求項 1に記載のシート材固定ファスナー。 3. 張力制御手段がキーパー手段に設けられていることを特徴とする請求項 1または2に記載のシート材固定ファスナー。 4. 張力制御手段の少なくとも2つの係合部材が、フォーク手段の少なくと も第1のアームに設けられていることを特徴とする請求項2に記載のシート材固 定ファスナー。 5. 係合部材が肩部材として設けられ、前記肩部材にキーパー手段が当接す ることができ、前記肩部材はアームセグメントにより互いから離されて位置する ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1つの請求項に記載の シート材固定ファスナー。 6. キーパー手段が、頂点領域を有するほぼ楔形形状であり、前記キーパー 手段は、前記キーパー手段がフォーク手段の中に係止されるように、前記頂点領 域から間隔を置いて位置する領域で前記フォーク手段に係合することができるこ とを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1つの請求項に記載のシ ート材固定ファスナー。 7. キーパー手段が、頂点領域に隣接する少なくとも1つの切欠部を設けら れていることを特徴とする請求項6に記載のシート材固定ファスナー。 8. 頂点領域から間隔を置いて位置する領域でキーパー部材の幅が、フォー ク手段の少なくとも2つのアームの間の最大間隔より大きいことを特徴とする請 求項6または7に記載のシート材固定ファスナー。 9. 頂点領域から、前記頂点領域から間隔を置いて位置する領域までのキー パー手段の長さが、フォーク手段の接合手段から、前記フォーク手段の前記接合 手段に最も近い係合部材までの距離より短いことを特徴とする請求項6から請求 項8のうちのいずれか1つの請求項に記載のシート材固定ファスナー。 10. キーパー手段が、接合手段により接合されている少なくとも2つのア ームを具備することを特徴とする請求項1から請求項9のうちのいずれか1つの 請求項に記載のシート材固定ファスナー。 11. キーパー部材の接合手段から間隔を置いて位置するアームのうちの少 なくとも1つが、丸みを帯びて形成されていることを特徴とする請求項10に記 載のシート材固定ファスナー。 12. キーパー手段のアームのうちの少なくとも1つが、それが、頂点領域 またはキーパー手段から間隔を置いて位置するその領域で狭幅であることを特徴 とする請求項10または11に記載のシート材固定ファスナー。 13. キーパー手段のアームのうちの少なくとも1つが、前記キーパー手段 のその他のアームより長いことを特徴とする請求項10から請求項12のうちの いずれか1つの請求項に記載のシート材固定ファスナー。 14. 少なくとも2つの係合部材が、キーパー部材の少なくとも第1のアー ムに設けられていることを特徴とする請求項10から請求項13のうちのいずれ か1つの請求項に記載のシート材固定ファスナー。 15. 少なくとも2つの係合部材が、フォーク手段の1つ以上のアームに設 けられ、少なくとも2つの係合部材が、キーパー部材の1つ以上のアームに設け られていることを特徴とする請求項10から請求項13のうちのいずれか1つの 請求項に記載のシート材固定ファスナー。 16. フォーク手段のアームと、キーパー手段のアームとが、前記キーパー 部材の前記アームが間隔を置いて位置することにより、前記キーパー手段がフォ ーク手段のアームの間に係止可能であるように配置されていることを特徴とする 請求項10から請求項13のうちのいずれか1つの請求項に記載のシート材固定 ファスナー。 17. キーパー手段のアームが、互いからバイアス力により離されて位置す ることを特徴とする請求項10から請求項16のうちのいずれか1つの請求項に 記載のシート材固定ファスナー。 18. キーパー手段がフォーク手段の接合手段へ向かってフォーク手段の中 に更に挿入されるとシート材に印加されている張力が増加し、前記キーパー手段 が前記フォーク手段の前記接合手段から遠ざかって前記フォーク手段から出るよ うに動かされると、シート材固定ファスナーを介して前記シート材に印加されて いる張力が低減することを特徴とする請求項1から請求項17のうちのいずれか 1つの請求項に記載のシート材固定ファスナー。 19. フォーク手段のアームがほぼ平面的であることを特徴とする請求項1 から請求項18のうちのいずれか1つの請求項に記載のシート材固定ファスナー 。 20. キーパー手段のアームがほぼ平面的であることを特徴とする請求項1 0から請求項19のうちのいずれか1つの請求項に記載のシート材固定ファスナ ー。 21. フォーク手段が3つのアームを有し、第1の前記アームは、第2の前 記アームと第3の前記アームとの間に設けられ、少なくとも1つのキーパー手段 が、前記第1のアームと前記第2のアームとの間に係止可能であり、少なくとも 1つのキーパー手段が、前記第1のアームと前記第3のアームとの間に係止可能 であることを特徴とする請求項1から請求項20のうちのいずれか1つの請求項 に記載のシート材固定ファスナー。 22. 添付図面の図1、図2、3、4および5、図6および7、図8、図9 、図10、図11に関連して実質的に説明されたことを特徴とするシート材固定 ファスナー。
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