JP2004502485A - 臍の緒の締め付け装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
【解決手段】臍の緒の締め付け装置は、締め付け手段(10)にこれの一端で接続された細長いストラップ(20)を具備し、このストラップと締め付け手段とは、臍の緒を受ける締め付け可能なループを形成するように係合する共働手段を有する。
【解決手段】臍の緒の締め付け装置は、締め付け手段(10)にこれの一端で接続された細長いストラップ(20)を具備し、このストラップと締め付け手段とは、臍の緒を受ける締め付け可能なループを形成するように係合する共働手段を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、臍の緒の締め付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
臍の緒は、妊娠中に栄養分を供給するために乳児とこの乳児の母親とをつないでいる。この臍の緒は、出産時に切られる(detach)ことが必要である。従来は、これは、2つの臍の緒用鉗子を、臍の緒の母親(胎盤)と子供との間の端部で用いて、これら鉗子の間の緒を切断することによって成されてきた。緒の切断された端部は、時間が経つと鉗子と共に離れて落ちる。一般に、臍の緒用鉗子は、臍の緒が複数のクランプ面の間で閉じられてクランプされるように、ヒンジでピボット運動する第1及び第2のクランプ面を有する対の挟み具(tongs)のように機能する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような先行技術の臍の緒用鉗子の不利な点は、これらが異なった直径を有する臍の緒を収容するのが難しい点である。更に、このような鉗子は、大きく、重く、高価であることが多い。
【0004】
本発明の目的は、先行技術の少なくとも1つの欠点を解消する、新規の臍の緒の締め付け装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に従って、一端部で締め付け手段に接続された細長いストラップを有し、このストラップと締め付け手段とは、臍の緒を受ける締め付け可能なループを形成するように係合する共働手段を有する、臍の緒の締め付け装置が提供される。
【0006】
本発明の実施形態が、例を挙げて、添付図面を参照しながら説明される。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1乃至3を参照すると、本発明に係わる臍の緒の締め付け装置の第1の実施形態が、示されている。この締め付け装置は、例えばナイロンなどの射出成形されるプラスチック材料によって一体成形物として形成されている。装置は、一端で締め付け具10に、他端でハンドル部30に接続されたストラップ20を有する。このストラップ20は、狭い断面を有する領域22を介してハンドル部30に接続されている。図2に最もよく示されているように、締め付け具10には、ロック用つめ14が中に配置されたキャビティ12が形成されている。このキャビティは、3つの側面で閉じられているが、4つ目の側面にはスロット15が形成されている。このスロット15は、ストラップ20の狭い部分22を受けるのにちょうど十分だが、主要な部分20を受けるには十分でない幅を有する。キャビティ12は、主要な部分20を摺動可能なように受けるのに十分な幅を有する。ストラップ20には、図3に示されるように、つめ14の対応する歯部16と係合するように長手方向に配列された複数の歯部24が設けられている。つめ14は、歯部16、24がクリック留めされるように係合した状態で、ストラップがキャビティを通って引っ張られるのを可能にするように変形する弾性支持部14aを有する。
【0008】
前記装置には、好ましくは、モールドの分離線のばりが、乳児の臍の緒を捕える表面に形成されないように、歯部24の列のエッジ50に沿って延びたモールドの第1及び第2の側面が形成されている。
【0009】
締め付け具10は、薄い(thin)橋部17によってストラップ20に接続されている。反応部材18が、薄い橋部に対して平行に、締め付け具10からストラップ20にほぼ到達するまで延びるように設けられている。反応部材18の自由端部19が係合し得る当接面26を有する領域25が、ストラップ20を橋部17に接続している。
【0010】
使用時には、病院のスタッフが、上述の実施形態の本発明を、ハンドル部30を把持し(好ましくは指を開口部32中に通させるように位置する)、ストラップの部分22を締め付け具10の開口部15中に通し、続いて、ストラップ20をキャビティ12を通るように引っ張ることによって、臍の緒に取り付けることができる。これによって、ストラップ20の歯部24は、クリック留めされるようにつめ14の歯部16と係合するようにされる。つめ14とストラップ20との両歯部は、図3に示されるように、前傾斜面(leading slanted surface)と後傾斜面(trailing perpendicular surface)とを有することによって、矢印Bの方向にのみ一方向の動きを可能にするように形成されている。ストラップ20を締め付け具10内を通るように引っ張ることによって、ループが堅く締められるように形成される。このループが締め付けられるのにつれて、臍の緒は、図3の、ストラップ20と反応部材18との間の領域C中に押し入れられる(force)。反応部材18は、非弾性的にされている。しかし、これは、面19、26相互が当接するまでの間を除いて、臍の緒が接触するとわずかに曲がることがある。かくして、ストラップ20と部材18との配置は、臍の緒が間に挟まれて閉じられ得る2つの硬い面を与える。ここで、ハンドル部30は、ストラップ20の余分な部分と共に面13に沿って切断されることができ、滑らかな締め付けを維持し得る。
【0011】
本発明の第2の実施形態は、図4、5に示されている。この実施形態は、前述の実施形態と、締め付け具10にカバー100が設けられている点で異なっている。キャビティ12の側面は、締め付け具10の長さに渡って延びず、レッジ114と凹面113とを形成するように短くされている。カバー100は、このレッジ114のエッジに、フィルムヒンジ(film hinge)112を介して接続されている。このカバー100には、これにフィルムヒンジ115を介して接続されていると共に、キャビティの上面内の対応する矢形スリット118中に圧入される矢形部分117を有している締め付け具116が設けられている。使用時には、ストラップ20が面113に沿って前パラグラフで説明されたのと同じ方法で切断された後、カバー100は図4に示された位置から図5に示された位置まで動かされる。この結果、部分117は、カバー100がストラップ20の切断された端部を、これの鋭利な端部が露出されるのを防ぐように隠すように、スリット118と係合されている。
【0012】
出産後の処置の間には時として、締め付け装置の取り外しが必要となることがある。これは、本発明の説明された実施形態によって、橋部17を切り開く(cut through)ことによって容易に果たされ得る。
【0013】
図6−10は、図1−3の実施形態とその概念において大きく見ると似ている本発明の第3の実施形態を例示している。この第3の実施形態では、同様の部材は、200を足した同じ参照符号で示されている。臍の緒の締め付け装置は、第1の実施形態と同様に一端で締め付け具210に他端で狭い断面を有する領域222を介してハンドル部230に接続されたストラップ220を有している。このストラップ220と締め付け具210とは、図9に示されるように、第1の実施形態と同じ方法で、共にループを形成する。
【0014】
第3の実施形態は、締め付け具210にストラップ410を介して接続された更なるハンドル部400を有する。図7、9に示されるように、ストラップ410は、ストラップ220とスロット215の側面とに対してずらさせるように締め付け具210に接続されており、かくして、ストラップ220、410は、ループが締め付けられているときに互いに干渉しない。更なるハンドル部400/ストラップ410の機能は、締め付け装置を締め付けているときに、両ハンドル部を把持し、これらを、ループを締めるように図8の矢印Cの方向へ互いから離れるように引くことができることによって、使用者がより大きなてこ(purchase)を得られるようにすることである。
【0015】
締め付け具210には、キャビティ212の一端部に、面取りされた面420が更に設けられている。この面取りされた面は、ストラップ222が一定の角度で切断され、ループが締められると面420と同一面にするのを可能にし、かくして切断された鋭利なエッジの危険性を減じる。
【0016】
ストラップ220と締め付け具210との、臍の緒を閉じるために互いに係合する能力を増すために、ストラップ220を橋部217に接続する領域225が、ストラップ220が締められているときに反応部材218に近づくように引っ張られるのを可能にするギャップ430を有する。反応部材218には、臍の緒を捕える弓形の面440が更に設けられている。この弓形の面は、ストラップ220が締められているときには、このストラップのラインに従う。
【0017】
図10に最も良く示されているように、締め付け具210の端面もまた、切れ目の危険性を減じるために、面450、451、452に沿って面取りされている。カバーが、図4、5の実施形態と同じ方法で設けられ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の三次元の図を示す。
【図2】図1の実施形態の締め付け具の拡大図である。
【図3】締め付け具に接続されたストラップを示す、図2のA−A線で切り取られた断面図である。
【図4】ストラップの自由端部を隠すためにカバーが設けられている本発明の第2の実施形態を示す、図2に類似した図である。
【図5】カバーが閉じられた状態を示す、図4に類似した図である。
【図6】本発明の第3の実施形態の正面図である。
【図7】図6の矢印Aの方向から見た図である。
【図8】ストラップがループを形成するように締め付け具と係合されている、図6に類似した図である。
【図9】図8のループの三次元の図である。
【図10】図6のBと示された部分の拡大図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、臍の緒の締め付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
臍の緒は、妊娠中に栄養分を供給するために乳児とこの乳児の母親とをつないでいる。この臍の緒は、出産時に切られる(detach)ことが必要である。従来は、これは、2つの臍の緒用鉗子を、臍の緒の母親(胎盤)と子供との間の端部で用いて、これら鉗子の間の緒を切断することによって成されてきた。緒の切断された端部は、時間が経つと鉗子と共に離れて落ちる。一般に、臍の緒用鉗子は、臍の緒が複数のクランプ面の間で閉じられてクランプされるように、ヒンジでピボット運動する第1及び第2のクランプ面を有する対の挟み具(tongs)のように機能する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような先行技術の臍の緒用鉗子の不利な点は、これらが異なった直径を有する臍の緒を収容するのが難しい点である。更に、このような鉗子は、大きく、重く、高価であることが多い。
【0004】
本発明の目的は、先行技術の少なくとも1つの欠点を解消する、新規の臍の緒の締め付け装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に従って、一端部で締め付け手段に接続された細長いストラップを有し、このストラップと締め付け手段とは、臍の緒を受ける締め付け可能なループを形成するように係合する共働手段を有する、臍の緒の締め付け装置が提供される。
【0006】
本発明の実施形態が、例を挙げて、添付図面を参照しながら説明される。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1乃至3を参照すると、本発明に係わる臍の緒の締め付け装置の第1の実施形態が、示されている。この締め付け装置は、例えばナイロンなどの射出成形されるプラスチック材料によって一体成形物として形成されている。装置は、一端で締め付け具10に、他端でハンドル部30に接続されたストラップ20を有する。このストラップ20は、狭い断面を有する領域22を介してハンドル部30に接続されている。図2に最もよく示されているように、締め付け具10には、ロック用つめ14が中に配置されたキャビティ12が形成されている。このキャビティは、3つの側面で閉じられているが、4つ目の側面にはスロット15が形成されている。このスロット15は、ストラップ20の狭い部分22を受けるのにちょうど十分だが、主要な部分20を受けるには十分でない幅を有する。キャビティ12は、主要な部分20を摺動可能なように受けるのに十分な幅を有する。ストラップ20には、図3に示されるように、つめ14の対応する歯部16と係合するように長手方向に配列された複数の歯部24が設けられている。つめ14は、歯部16、24がクリック留めされるように係合した状態で、ストラップがキャビティを通って引っ張られるのを可能にするように変形する弾性支持部14aを有する。
【0008】
前記装置には、好ましくは、モールドの分離線のばりが、乳児の臍の緒を捕える表面に形成されないように、歯部24の列のエッジ50に沿って延びたモールドの第1及び第2の側面が形成されている。
【0009】
締め付け具10は、薄い(thin)橋部17によってストラップ20に接続されている。反応部材18が、薄い橋部に対して平行に、締め付け具10からストラップ20にほぼ到達するまで延びるように設けられている。反応部材18の自由端部19が係合し得る当接面26を有する領域25が、ストラップ20を橋部17に接続している。
【0010】
使用時には、病院のスタッフが、上述の実施形態の本発明を、ハンドル部30を把持し(好ましくは指を開口部32中に通させるように位置する)、ストラップの部分22を締め付け具10の開口部15中に通し、続いて、ストラップ20をキャビティ12を通るように引っ張ることによって、臍の緒に取り付けることができる。これによって、ストラップ20の歯部24は、クリック留めされるようにつめ14の歯部16と係合するようにされる。つめ14とストラップ20との両歯部は、図3に示されるように、前傾斜面(leading slanted surface)と後傾斜面(trailing perpendicular surface)とを有することによって、矢印Bの方向にのみ一方向の動きを可能にするように形成されている。ストラップ20を締め付け具10内を通るように引っ張ることによって、ループが堅く締められるように形成される。このループが締め付けられるのにつれて、臍の緒は、図3の、ストラップ20と反応部材18との間の領域C中に押し入れられる(force)。反応部材18は、非弾性的にされている。しかし、これは、面19、26相互が当接するまでの間を除いて、臍の緒が接触するとわずかに曲がることがある。かくして、ストラップ20と部材18との配置は、臍の緒が間に挟まれて閉じられ得る2つの硬い面を与える。ここで、ハンドル部30は、ストラップ20の余分な部分と共に面13に沿って切断されることができ、滑らかな締め付けを維持し得る。
【0011】
本発明の第2の実施形態は、図4、5に示されている。この実施形態は、前述の実施形態と、締め付け具10にカバー100が設けられている点で異なっている。キャビティ12の側面は、締め付け具10の長さに渡って延びず、レッジ114と凹面113とを形成するように短くされている。カバー100は、このレッジ114のエッジに、フィルムヒンジ(film hinge)112を介して接続されている。このカバー100には、これにフィルムヒンジ115を介して接続されていると共に、キャビティの上面内の対応する矢形スリット118中に圧入される矢形部分117を有している締め付け具116が設けられている。使用時には、ストラップ20が面113に沿って前パラグラフで説明されたのと同じ方法で切断された後、カバー100は図4に示された位置から図5に示された位置まで動かされる。この結果、部分117は、カバー100がストラップ20の切断された端部を、これの鋭利な端部が露出されるのを防ぐように隠すように、スリット118と係合されている。
【0012】
出産後の処置の間には時として、締め付け装置の取り外しが必要となることがある。これは、本発明の説明された実施形態によって、橋部17を切り開く(cut through)ことによって容易に果たされ得る。
【0013】
図6−10は、図1−3の実施形態とその概念において大きく見ると似ている本発明の第3の実施形態を例示している。この第3の実施形態では、同様の部材は、200を足した同じ参照符号で示されている。臍の緒の締め付け装置は、第1の実施形態と同様に一端で締め付け具210に他端で狭い断面を有する領域222を介してハンドル部230に接続されたストラップ220を有している。このストラップ220と締め付け具210とは、図9に示されるように、第1の実施形態と同じ方法で、共にループを形成する。
【0014】
第3の実施形態は、締め付け具210にストラップ410を介して接続された更なるハンドル部400を有する。図7、9に示されるように、ストラップ410は、ストラップ220とスロット215の側面とに対してずらさせるように締め付け具210に接続されており、かくして、ストラップ220、410は、ループが締め付けられているときに互いに干渉しない。更なるハンドル部400/ストラップ410の機能は、締め付け装置を締め付けているときに、両ハンドル部を把持し、これらを、ループを締めるように図8の矢印Cの方向へ互いから離れるように引くことができることによって、使用者がより大きなてこ(purchase)を得られるようにすることである。
【0015】
締め付け具210には、キャビティ212の一端部に、面取りされた面420が更に設けられている。この面取りされた面は、ストラップ222が一定の角度で切断され、ループが締められると面420と同一面にするのを可能にし、かくして切断された鋭利なエッジの危険性を減じる。
【0016】
ストラップ220と締め付け具210との、臍の緒を閉じるために互いに係合する能力を増すために、ストラップ220を橋部217に接続する領域225が、ストラップ220が締められているときに反応部材218に近づくように引っ張られるのを可能にするギャップ430を有する。反応部材218には、臍の緒を捕える弓形の面440が更に設けられている。この弓形の面は、ストラップ220が締められているときには、このストラップのラインに従う。
【0017】
図10に最も良く示されているように、締め付け具210の端面もまた、切れ目の危険性を減じるために、面450、451、452に沿って面取りされている。カバーが、図4、5の実施形態と同じ方法で設けられ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の三次元の図を示す。
【図2】図1の実施形態の締め付け具の拡大図である。
【図3】締め付け具に接続されたストラップを示す、図2のA−A線で切り取られた断面図である。
【図4】ストラップの自由端部を隠すためにカバーが設けられている本発明の第2の実施形態を示す、図2に類似した図である。
【図5】カバーが閉じられた状態を示す、図4に類似した図である。
【図6】本発明の第3の実施形態の正面図である。
【図7】図6の矢印Aの方向から見た図である。
【図8】ストラップがループを形成するように締め付け具と係合されている、図6に類似した図である。
【図9】図8のループの三次元の図である。
【図10】図6のBと示された部分の拡大図である。
Claims (20)
- 締め付け手段に接続された細長いストラップを具備し、このストラップと締め付け手段とは、臍の緒を受けるための締め付け可能なループを形成するように係合する共働手段を備えている、臍の緒の締め付け装置。
- ハンドルが前記ストラップに接続されている、請求項1の装置。
- 前記ハンドルには、指穴が設けられている、請求項2の装置。
- 前記締め付け手段に接続された更なるハンドル部を更に具備する、請求項2もしくは3の装置。
- 前記ハンドル部は、更なるストラップによって締め付け手段に接続されている、請求項4の装置。
- 前記ストラップは複数あり、これらストラップは共に締め付け手段に接続されている、請求項5の装置。
- 前記更なるハンドル部には、指穴が設けられている、請求項4乃至6のいずれか1の装置。
- 前記締め付け手段は、ストラップを受けるための開口を有するキャビティを備えている、請求項1乃至7のいずれか1の装置。
- 前記ストラップは、スロットによってキャビティ内に受けられ得る幅の小さい第1の領域と、キャビティによって受けられ得るがスロットによって受けられ得ない幅の大きい第2の領域とを有する、請求項8の装置。
- 前記キャビティは、ストラップが中を通る更なる開口を有し、この更なる開口は面取りされた面を有する、請求項8もしくは9の装置。
- 前記共働する係合手段は、ストラップ上に設けられた複数の歯部と、これらストラップの歯部と係合可能な対応した歯付きのつめとを備えている、請求項1乃至10のいずれか1の装置。
- 前記締め付け手段は、切断可能な橋部によってストラップに接続されている、請求項1乃至11のいずれか1の装置。
- 前記締め付け手段から延びた反応部材を更に具備し、この反応部材はループが形成されると、これの内側に面するように位置される、請求項1乃至12のいずれか1の装置。
- 前記反応部材の、ループの内側に向けられた面は、ループが形成されているときは弓形である、請求項13の装置。
- 前記共働する手段のストラップ形成部分は、接続部を介して締め付け手段に接続され、接続部は、ループが締められたときに反応部材と係合するように配置された当接面を有する、請求項13の装置。
- 前記ストラップは、当接面から離間されたところで接続部に接続されている、請求項15の装置。
- 装置は、射出成形されている、請求項1乃至16のいずれか1の装置。
- 前記締め付け手段は、ストラップの自由端部を覆うように適合されたカバーを有する、請求項1乃至17のいずれか1の装置。
- 一端で締め付け具に接続され、更に、選択可能な更なるポイントで締め付け具に固定され得る細長いストラップを具備し、締め付け手段とストラップとには、前記ポイントにおける選択的な係合のために共働する係合手段が設けられ、この配置は、ストラップは、臍の緒をしっかりと受けるためのループを形成するように締め付け具に接続可能なようにされている、臍の緒の締め付け装置。
- 前記ストラップにはハンドル部が設けられ、また前記締め付け具に接続された更なるハンドル部を具備する、請求項19の装置。
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