JP2001510378A - 薬剤単一用量吸引器▲i▼ - Google Patents

薬剤単一用量吸引器▲i▼

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Abstract

(57)【要約】 区域入口と、区域出口と、空気の流れを両側面に分割する分割部とを備えた拡散区域を有する使い捨て吸引器であって、前記分割部は、前記区域入口に対向し、前記区域入口を通過する空気の流れに対してほぼ垂直に向いている表面と、吸引器を通過する空気の流れに対して何らの制約や乱れの原因とならぬように形状された吸引器を貫く吸引通路の壁とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】 薬剤単一用量吸引器I 本発明は使い捨て吸引器に関し、特に、吸引により粉末薬剤を投与することに 関する。 WO93/17728号出願にて解説され、添付の図1から図3に表示されて いる部品1、2の2部品より構成される使い捨て吸引器の存在が、以前から知ら れている。下側の部品2は、投与量の粉体が置かれる凹み部3を有し、2つの部 品で通路を形成し、その通路を通してユーザは空気取り入れ口4からマウスピー ス5に空気を吸い込むことができる。前記凹み部3をカバーし、更にその凹み部 3の底にある開口部8をカバーするために、部品2の外側を回って曲げられるテ ープ6が設けられる。使用時には、前記開口部8と凹み部3をともに開放すべく 、テープ6が下部部品2から引き抜かれる。前記弛んだテープが空気の流路を邪 魔しないように突起部7が設けられ、そして下降部9は、空気の流れがより効率 よく凹み部3にある薬剤を取り出すよう導く。部品1と2で形成される通路は更 に、区域入口11、区域出口12、分割部13を有する拡散区域10を含んでい る。前記分割部13は、空気の流れを2つの通路に分割し、粉体を内部表面に衝 突させる。この方法によって、粉体は効率的に拡散される。 使用時には、患者はマウスピース5を通して吸引し、空気の流れが凹み部13 に置かれた粉体を取り出すようにする。空気/粉体の混合物が吸引器を通過する 間に粉体は拡散され、その後マウスピース5を通過して患者の肺の中に入る。 本発明の目的は、改善された粉体の拡散を提供することで、換言すれば、微細 な粒子部分と微細な薬剤を増すことを目的とする。 本発明の他の目的は、吸引器内の粉体残留量を最小化することにある。 この2つの目的に関していえば、図1から3に示す従来技術は、方向が変化す る壁を備えた通路に沿って空気の流れを導く吸引通路を含んでいる。前記壁の方 向変化は、粉体をこれらの壁に衝突させ、一般に乱流の空気を発生させ、これが 粉体の拡散を助けている。 本発明では、通路を形成する表面もしくは分割部13の下流に向いた表面によ る粉体の拡散効果は、それ程大きくはないとの知見に基づいている。 本発明によれば、吸引による粉体の投与を行なう吸引器であって、前記吸引器 は: ユーザの吸引によって空気の吸い込みが可能な通路と;そして、 ユーザによる吸引のために粉体を空気の流れに提供する粉体提供部とからなり ; 前記通路は、区域入口と、前記区域入口の下流の区域出口と、前記区域入口と 区域出口との中間にある分割部であって、前記空気の流れをその分割部の両側に 分割するものと、を備えた少なくとも1つの拡散区域を含み;そして、 前記分割部は、前記区域入口に対向する表面を有し、その表面は、前記区域入 口を通過する空気の流れに対してほぼ垂直方向に向いている吸引器、を提供して いる。 この方法により、空気の流れに運ばれた粉体は、より効率的に拡散され、ユー ザによって吸引される最終的な空気/薬剤混合物は、より多くの微細な粒子片と 微細な粒子薬剤とを含んでいる。前記分割部上に垂直な表面を設けることによっ て、その分割部表面でのより大きな粉体の衝突が起こり、これが空気/粉体混合 物全体での改善された拡散の原因となる。更には、粉体の前記分割部表面との衝 突と前記表面を通過する空気の流れとによって、その表面上に不必要な粉体の滞 留を防ぐ。大きな粉体粒子が前記表面に衝突してより小さな粒子に粉砕され、そ れが空気の流れに跳ね返り、空気の流れによって更に吸引器内を搬送される。 好ましくは、前記分割部の表面は、少なくとも前記区域入口を前記分割部へ投 影した面積相当分以上に広がっている。 前記区域入口の全幅を越える垂直表面を設けることにより、上述の効果と利点 は最大化される。 本発明によれば更に、吸引による粉体の投与を行なう吸引器であって、前記吸 引器は: ユーザの吸引によって空気の吸い込みが可能な通路と;そして、 ユーザによる吸引のために前記粉体を空気の流れに提供する粉体提供部とから なり; 前記通路は、区域入口と、前記区域入口の下流の区域出口と、前記区域入口と 区域出口との中間にある分割部であって、前記空気の流れをその分割部の両側に 分割するものと、を備えた少なくとも1つの拡散区域を含み、前記分割部は、前 記区域入口を通って入る前記空気の流れを分割し、空気の流れ内の粉体に拡散作 用を及ぼすために、前記区域入口にほぼ対向した表面を有し;そして、 前記少なくとも1つの拡散区域の表面は、吸引器を通過する空気の流れに対し てほぼ何らの制約や乱れの原因とならぬように形状が決められ、離れて配置され ている、吸引器を提供している。 本発明によれば、ほとんどの拡散は、区域入口に対向する分割部の表面上で起 こることが知られており、同一の大きさの吸引器で同一の細かさの粒子片/薬剤 であっても、吸引器を貫通する通路を形成する壁の形状は、流れの抵抗と吸引器 の残量を減らすために変更することが可能である。 特に、粉体の拡散のために区域入口に対向する分割部表面が特定の形状と大き さを備えることで、前記拡散区域の残りの表面は、前記分割部の両側に逸らされ た空気の自然の流れに従った形状にすべきである。これは前記拡散表面以外の吸 引器における拡散作用を明らかに減少させる。しかしながら、上述のように、こ れらの部分における拡散効果は比較的重要ではないことを本発明では認知してい る。本発明の利点は、空気の流れの妨害、制約、乱れなどを減らすことで、吸引 器内に粉体が残留する機会が減り、吸引器を介して吸引するユーザが感じる流れ 抵抗が最小化されることである。 各区域入口には、一つもしくはそれ以上のほぼ真直ぐな区域すなわち通路がつ ながっている。この利点は、空気の流れによって運ばれる粉末粒子が、前記拡散 分割部の対向する表面に向かって所定以上の勢いをつけることである。これは、 前記空気の流れ方向から離れてそのまま真直ぐ分割部に衝突する大きな粉体粒子 の数を最大化させる。 好ましくは、1つの拡散区域の区域出口が他の拡散区域の区域入口と流体結合 関係にある2つの拡散区域が設けられる。 1つの分散区域の分割部両側に形成される通路は、次の拡散区域の区域入口に 直接導かれるか、もしくはそれらがまず合体して前記区域入口につながる1つの 直線区域を形成する。 2つの拡散区域を使用することは、微細な粒子片と微細な粒子薬剤を更に増加 させることで、拡散の更なる改善を提供する。特に、空気/薬剤混合物中の微細 粒子は、分割部の表面回りの空気の流れによって運ばれる。しかしながら、これ ら第1分割部による拡散を逃れたより大きなより重い粒子は、空気の流れから離 れて第2分割部の表面に衝突する十分な勢いを持っている。第1分割部における と同様、前記粒子はより小さな粒子に粉砕され、空気流内に跳ね戻され、吸引器 内を運ばれる。勿論、第2拡散区域の正確な形状と寸法は、第1拡散区域のもの とは異なっていてもよい。 本発明によれば更に、吸引器の特性を最適化する方法であって、吸引器はユー ザの吸引によって空気の吸い込みが可能な通路と、ユーザによる吸引のために粉 体を空気の流れに提供する粉体提供部とを含み、前記通路は、区域入口と、前記 区域入口の下流の区域出口と、前記区域入口と区域出口との中間にある分割部で あって前記空気の流れをその分割部の両側に分割するものと、を備えた少なくと も1つの拡散区域を含み、前記方法が: 前記区域入口に対向する前記分割部に粉体を拡散するための表面を設け、少な くとも前記区域入口を前記分割部へ投影した面積相当分に広げ;そして、 吸引器を通過する空気の流れに対してほぼ何らの制約や乱れの原因とならぬよ うに前記拡散区域の他の寸法を選択することからなる方法、を提供している。 本発明によれば更に、吸引器の特性を最適化する方法であって、吸引器はユー ザの吸引によって空気の吸い込みが可能な通路と、ユーザによる吸引のために粉 体を空気の流れに提供する粉体提供部とを含み、前記方法が: 前記通路を通過する空気の流れに対してほぼ何の制約や乱れの原因ともならぬ ように前記通路の形状を定め、寸法を決め;そして、 空気の流れ内にある拡散が必要な粉体粒子の勢いによって、前記粒子が空気の 流れから分離して前記通路の壁に衝突できるよう、十分な角度を持って前記通路 の方向を変化させることからなる方法、を提供している。 本発明は更に、空気の流れを導く通路の出口部において拡散された粉体を提供 する方法であって、前記通路は、区域入口と、前記区域入口の下流の区域出口と 、前記区域入口と区域出口との中間にある分割部であって前記空気の流れをその 分割部の両側に分割するものと、を備えた少なくとも1つの拡散区域を含み、前 記方法が: 前記区域入口の上流の前記通路内に粉体を提供し;そして、 前記分割部に、前記区域入口に対向し、前記区域入口を通過する空気の流れに 対してほぼ垂直方向に向いている表面を設けることからなる方法、を提供してい る。 本発明によれば更に、空気の流れを導く通路の出口部において拡散された粉体 を提供する方法であって、前記通路は、区域入口と、前記区域入口の下流の区域 出口と、前記区域入口と区域出口との中間にある分割部であって前記空気の流れ をその分割部の両側に分割するものと、を備えた少なくとも1つの拡散区域を含 み、前記分割部は、前記区域入口を通って入る空気の流れを分割し、空気の流れ 内の粉体に拡散作用を及ぼす前記区域入口にほぼ対向する表面を有し、前記方法 が: 前記区域入口の上流の前記通路内に粉体を提供し;そして、 吸引器を通過する空気の流れに対してほぼ何の制約や乱れの原因ともならぬよ うに前記通路の表面の形状を定め、間隔を設けることからなる方法、を提供して いる。 本発明の使用により投与されるに適した薬剤は、吸引により投与できるもので あればどのようなものでもよい。適する吸引薬剤には、例えば、サルブタモール 、テルブタリン、リミテロール、フェノテロール、レプロテロール、アドレナリ ン、ピルブテロール、イソプレナリン、オルシプレナリン、ビトルテロール、サ ルメテロール、フォルメテロール、クレンブテロール、プロカテロール、ブロク サテ ロール、ピクメテロール、TA−2005、マブテロール等、及びその薬理学的 に受容可能なエステル及び塩類を例とするβ2−アドレナリン受容体作用薬;例 えばイプラトロピウム臭化物等の抗コリン作用性の気管支拡張薬;例えばベクロ メタゾン、フレチカソン、ブデソナイド、チプレデイン、デクサメタゾーン、ベ ータメタゾーン、フルオシノロン、トリアムシノロン・アセトナイド、モメタゾ ーン等、及びその薬理学的に受容可能なエステル及び塩類等のブドウ糖コルチコ イド;例えばナトリウム・クロモグリケート及びネドクロミル・ナトリウム等の 抗アレルギー性剤;去痰薬;ムコ多糖類分解酵素;抗ヒスタミン薬;シクロオキ シゲナーゼ抑制剤;ロイコトリエン合成抑制剤;ロイコトリエン拮抗薬;ホスホ リパーゼ−A2(PLA2)抑制剤;血小板集合因子(PAF)拮抗薬及び喘息 予防薬、抗不整脈薬、トランキライザ、強心剤グリコサイド、ホルモン、抗高血 圧薬、抗糖尿病薬、抗寄生虫薬、抗癌剤、鎮静剤、鎮痛剤、抗生物質、抗リウマ チ薬、免疫薬剤、抗菌剤、抗低血圧薬、ワクチン、抗ウィルス薬剤、蛋白質、例 えばペプチドホルモン及び成長因子等のポリペプチド及びペプチド、ポリペプチ ド・ワクチン、酵素、エンドルファイン、血液凝固カスケードに含まれる脂蛋白 質及びポリペプチド、ビタミン、例えば細胞表面受容体遮断薬、抗酸化剤、自由 基の消毒剤やN,N’−ジアセチルシスチンの有機塩等のその他のもの、が含ま れる。 本発明は、例示のみを目的とする以下の詳細説明によって、よりよく理解する ことができ、以下の図面を参照している。 図1は、従来の吸引器を示す。 図2は、図1の従来の吸引器を2部品に分割した状態を示す。 図3a,3b,3cは、図1の吸引器の断面を示す。 図4は、吸引器の半分を通る空気流の経路を示す。 図5は、本発明にかかる吸引器を示す。 図6は、図5の吸引器をその構成部品に分解した状態を示す。 図7は、図5の吸引器の主要2部品を下から見た状態を示す。 図8は、図5の吸引器の入口部の断面を示す。 図9は、図5の吸引器を通る通路区域の形状を示す。 図10(a)から(d)は、図9の通路区域の寸法を示す。 図11は、図9の通路区域の半分を通る流れ経路を示す。 図12は、代替吸引器の通路区域を示す。 図13は、図6の吸引器の概略の側面図を示す。 図14は、本発明に係る吸引器を示す。 図5,6,7に示すように、この吸引器は、第1部品20と第2部品22から 構成され、この両者で空気の入口部26と出口部28を結ぶ吸引通路24を形成 している。この図示された実施の形態では、吸引器の外形は、内部の通路の形状 に対応したものとなっている。しかしながら、これは必ずしも必要でないことは 明らかで、外形はどのような形状でも採り得る。 吸引器の入口部には、板材30が、設けられる。この板材30は、薬剤一用量 を置く凹み部32を有する。この凹み32を有する個別の板材30を使用するこ とは、前記凹み部32を、前記2部品20、22とは異なる材料から製造できる ため、特に有利である。特に、凹み部32をアルミニウムもしくはアルミニウム 貼り合わせ板など水が透過しない材料を使用して作成し、一方第1及び第2部品 を透明なプラスチックで成形して、吸引器の使用前後に吸引通路を検査できるよ うにするときに、有利である。 図8に示すように、板材30は、支持部36によって第1部品20に固定され る。好ましくは、板材30は、第1部品20の縁37に沿って固定され、前記凹 み部32の下に囲われた空洞38を形成するように固定される。 これらの図面に表示されるように、2つのテープ40、42が、それぞれ凹み 部32の上の開放部と、凹み部32の底に設けられた開口部44をシールするた めに設けられる。好ましくは、図示のように、2つのテープ40,42の自由端 がいっしょに固定される。 使用時には、この2つのテープ40,42は、凹み部32から剥ぎ取られるよ うに空気入口部26から同時に引き出され、これによって凹み部32の上の開放 部と、凹み部32の底の開口部44を開放する。ユーザが吸引器の出口部28を 通して吸引すると、空気が入口部26に吸い込まれ、凹み部32から粉体34を 吸い上げる。更には、板材30の上の通路と、板材30の下に形成される空洞3 8との間に圧力差を生ずる。この方法により、空気入口26の下部内に空気が吸 い込まれ、凹み部32の底にある開口部を通過する。これは、凹み部32に置か れた粉体が吸引器を通過する空気の流れの中に運ばれることをより確実にする助 けとなる。 上述のように、吸引器内部に取り付けられる板材30に凹み部32を設けるこ とによって、凹み部32は損傷から保護され、、特に凹み部32の底にある開口 部44をカバーするテープが取り除かれることなど、凹み部32が誤って開放さ れるチャンスを少なくする。更に、この構成は、凹み部32の底の開口部44を 通って追加の空気がシステムに吸い込まれることを可能にし、一方では全てのシ ステムに入る空気が、空気入口26から入ることを確実にする。この方法で、ユ ーザが誤って開口部44を塞ぐ可能性を減らす。 図4は、吸引通路の壁の角度が最適化され、第2分割部が設けられている吸引 器の半分で起こる流線を示している。この吸引器は良好な結果を示すが、分割部 の下流の通路の壁と空気の流れの衝突は、粉体の拡散にはほとんど寄与していな いことが分った。 図9は、本発明による通路の壁の好ましい形状を示し、図11は、その結果の 流線を示す。 最初に、空気と粉体の流れの一般的な説明を図9を参照して行なう。 上述のように、空気は空気入口部26から入り、粉体34を凹み部32から吸 い上げる。この空気と粉体の混合物は、その後壁50に導かれて第1加速部52 に入る。この加速部52内で、空気/粉体混合物内の粉体は、特に大きな粒子の 粉体は、前記第1拡散区域54に入る前に安定した軸方向の流れとなる。前記第 1拡散区域54の入口部56に対向して、第1分割部60の拡散表面58がこの 入口部56を通過する空気/粉体混合物の流れに対して垂直に向けられている。 好ましくは、図示のように、この拡散表面58はほぼ平面で、前記区域入口56 の幅に広がり、区域入口56と調整されている。 図11に示すように、空気の流れは、円滑な曲線の流れ通路を有する分割器6 0の両側を流れる。しかしながら、この空気流れ内の粉体粒子は、特に重い粉体 粒子は、十分な軸方向の勢いを持っているので、そのままほぼ直線に進んで拡散 表面58に衝突する。衝突によって、この粒子はより小さな構成粒子に粉砕され 、前記空気の流れに跳ね返され、第1拡散手段54の2つの側面通路62、64 周りの空気とともに搬送される。 前記第1拡散区域54の区域出口66において、2つの側面通路62、64の 空気の流れは再度合体し、第2加速部68に入る。 この第2加速部68では、第1加速部52におけると同様、粉体粒子は再び強 い軸方向の勢いを持つ安定した流れに入る。第2拡散区域72の区域入口70で 、再び空気は、第2分割部74の両側を2つの側面通路76、78に沿って円滑 に流れる。しかしながら、十分な軸方向の勢いをもつ粒子は、その空気の流れか ら離れ、第2分割部74の拡散表面80に衝突する。第1分割部60の拡散表面 58におけると同様に、拡散表面80に衝突した粒子は、より小さな粒子に粉砕 され、空気の流れに跳ね返されて側面通路76、78に戻される。 各第1及び第2拡散区域において、十分に小さい粉体は、拡散表面58、80 に衝突することなく、各分割部60、74周りの空気の流れによって運ばれるこ とは理解されよう。拡散が必要であり、空気の流れから離れる十分な勢いを持ち 、拡散表面58、80と衝突するのは、大きな粒子のみである。このように、加 速部68は、加速部52よりもより高い比率で微細粒子を含んでおり、したがっ て、拡散表面58に衝突することなく分割部60を迂回する量よりも多くの量の 粉体粒子が、拡散区域80に衝突することなく第2分割器の周りに逸らされるこ とは理解されよう。更に、第2拡散区域72は、第1拡散区域54による拡散を 逃れた大きな粒子を拡散させるものであることも理解されよう。第1拡散区域5 4によって拡散された粒子は、第2拡散表面80に衝突することなく、第2分割 部74を通過するだけである。 第1拡散区域54と同様の第3及びそれ以降の拡散区域を設けることも可能で はある。しかしながら、これは、僅かな拡散の改善に対して吸引器の寸法を大き くし、吸引器を通過する流れの抵抗を増加させることとなる。 図9に示すように、第2拡散区域72は、好ましくは側面通路76、78から の各出口で作られる区域出口を有する。出口部をこのように設けることにより、 その特性に何らの悪影響を及ぼすことなく、吸引器を小型化することができる。 好ましくは、出口部82、つまり吸引器出口28は、側面通路76、78内の空 気/粉体混合物の流れが、ほぼ軸方向になる位置に形成することである。これが 、ユーザの口内への最良の流れを提供する。 図9の吸引器の好ましい形状と大きさは、図10(a)、(b)、(c)、(d)を参 照することで理解できる。これらの図面は、図9の多くの部分を示すが、符号を 付する代わりに、好ましい寸法をmm単位で示したもので、内1つだけは角度で 示している。Rを付した数値は、表示部分の曲面の半径をmmで表示したもので ある。 念のために、図10(a)は、図9に表示された全ての通路を示し、図10( b)は、図9に示す吸引器の下側の通路壁を示し、上側の壁は同一寸法だが、こ れと対称形状である。図10(c)は、図9の吸引通路の第1分割部60を示し 、そして図10(d)は、図9の吸引通路の第2分割部74を示す。 図10(a)から(d)によって定まる吸引通路は、図11に示す流線を生み 出す。図示のように、吸引器を通過する空気の流れには実質上何の障害もなく、 分割部60、74に衝突する粉体を除き、粉体はその沈殿、残留量が最少となる よう吸引器内を円滑に搬送される。同様にして、円滑で障害のない流れによって 流れ抵抗は最小化され、これがユーザによる吸引を容易にし、ユーザの吸引力を 、吸引器内で粉体を吸い上げ、搬送し、拡散することに最大限に転換する。 図10(a)から(d)に示した寸法の多くは、本発明から逸脱することなく 変更できることは理解されよう。しかしながら、この寸法の多くは相互に関連し ており、前記の説明や図11に表示したものと同様な効果を得ようとすれば、1 つの寸法の変更は多くの他の寸法変更を必要としよう。図12は、代替の実施の 形態を示すもので、第1分割部86の側面通路84自身が加速部を形成している 。図示のように、2つの側面通路84は、区域入口87における2つの空気の流 れ が、お互いに小さな角度で交わるように傾斜して第2区域入口87で再び合体し ている。しかしながら、前記2つの流れの角度が比較的小さいので、第2分割部 89の拡散表面88は、ほぼ2つの流れに対して垂直である。この図示した実施 の形態では、2つの流れは1つの開口部を有する区域入口87を通って第2拡散 区域に入る。しかしながら、2つの接近した個別の開口部を設けることも可能で はあるが、構造がより複雑となり、ある場合には、近接する壁の下流に残留を誘 発することにもなり得る。どちらの場合においても、2つの空気の流れが1つの 流れとなり、垂直な拡散表面88に向けて粉体を放出する。 図9、図10もしくは図11に表示するような吸引器通路の構成は、多くの相 矛盾する要素を抱える。例えば、更なる拡散表面を設けることによって、拡散は 改善されるだろうが、吸引器の大きさは拡大し、流れ抵抗が増加し、残留量も増 加する可能性がある。通路の断面積を増加することにより、流れ抵抗は減少しよ うが、流れ速度も減少し、このために十分な拡散を得るのが困難となろう。更に は、吸引器全体の大きさが増加する。吸引器の断面積を減少することにより、吸 引器の大きさが減少し、流れ速度が増加して、これによって拡散を支援する可能 性が出る。しかしながら、ある程度の狭い通路になると、流れ抵抗が増加し、図 11に示すような円滑で乱れのない流れを達成するのは極めて困難となる。 吸引器の個々の特性を変化させることも可能である。例えば、加速部52、6 8、84の長さを短縮することによって、吸引器の大きさを小さくできるが、あ る程度まで行くと、加速部52、68、84が搬送粒子に正しい勢いを与える効 果を発揮できなくなる。同様に、加速部52、68の幅を、分割部60、74に 比較して増加することはできるが、ある程度までくると、粉体粒子が加速部52 、68の縁で分割部60、74に衝突せずに回り込んでしまう。反対に、分割部 60、74が、加速部52、68の幅に対応して幅を増加すると、あるところで 分割部60、74の拡散表面58、80周りの流れに許容できない大きなデッド スペースを生み、粉体粒子が跳ね返らずに滞留することが起こる。 上述のように、本発明は、全ての形状の吸引通路に適用でき、大きな利点をも たらすものではあるが、実際の形状は、その通路の開始パラメータによって決定 されることは理解されよう。更に、上述の選択からみても、吸引通路と吸引器全 体を最適化するためのパラメータの特定の選択は明確ではないことは理解されよ う。 図面に表示のように、加速部においては好ましくは断面積が概略16mm2ほ ど、同じく図示のように、好ましくは概略四角形に形成される。この断面積は、 吸引器が大きくなりすぎず、粒子の速度が低くなりすぎない範囲で約30mm2 まで増加可能であり、また、流れ抵抗が大きくなりすぎず、流れパターンが制御 困難にならない範囲で約9mm2まで減少可能であると考えられる。粉体の拡散 を最適化するため、対応する区域入口56、70に面している分割部60、74 の各表面は、区域入口56、70の全幅にわたり、加速部52、60の空気流れ に対してほぼ垂直でなければならない。これは、加速部52、68内の流れに搬 送され、そのままほぼ軸方向に進むいずれの大きな粒子も、ほぼ垂直に分割部6 0、74に衝突することを確実にする。これが、前記粒子を粉砕するための最大 エネルギを提供する。側壁62、64、76、78及び分割部60、74の他の 形状と大きさは、空気と粉体に与える障害と乱れを最少にするように決定するこ とができる。 図13は、図5から図12を参照して説明したような吸引器の概略の側面図を 示したものである。図13から明らかなように、吸引器は、空気入口部26と出 口部28との間の第1方向にほぼ沿って延びる。更に、吸引器は、ほぼ平坦な構 造で前記第1方向と直角方向に延びており、いいかえれば、薄く延びた長方形も しくは長円形の形をしている。 図13に示すように、概略このような形状の従来型吸引器とは異なり、本吸引 器は、長手方向に完全な平坦とはなっておらず、部分90で下方に変形し、前記 第1及び第2方向に直角な第3方向にずれている。このずれ、すなわち変位が下 方に延びる壁92を形成し、使用時にはこれをユーザの下唇に押し付けることが できる。この方法により、ユーザは吸引器の正しい量だけを口内に確実に入れる ことができる。実際、この吸引器の形状からして、正しい量以下の吸引器を口内 に入れることは奇妙に感じる。この方法により、吸引器は、ユーザの舌が、出口 からユーザの肺につなかる空気/薬剤の流れに障害となることはなく、出口部2 8をユーザの舌の上に、舌で邪魔されないよう挿入される。 吸引器は、ほぼ平坦な形状を維持することが好ましい。このため、吸引器は、 部分94で第3方向とは反対の方向に上方にずれ、変形すなわち曲げられている 。この方法により、吸引器は、必要な機能を備えることができ、しかも快適でし なやかなS形曲げ形状を保つ。 図13に示す好ましい実施の形態では、部分90で、下方部分では約5mmの 半径の曲面、上方部分では約8mmの半径の曲面を持ち、第2の部分94で、下 方部分では約8mmの半径の曲面、上方部分では約5mmの半径の曲面となって いる。 好ましくは、下方への曲げは、出口部28から約30mmの位置で始まる。 同様に図13に示すように、吸引器内部を通過する平面96が存在している。 吸引器をこのような平面を持つ形状にすることは、図示のように、後に平坦な面 に沿ってお互いが結合される2つの成形部品のみで吸引器を構成することができ 、非常に有利である。 この構成では、個別のもしくは特別なマウスピースの使用や、吸引器上への特 別な表示の必要がないため、特に有利である。本吸引器は、完全に平坦な形状の 吸引器と同じ部品点数からなり、大きな変更を要しない。しかしながら、ユーザ には何処まで口内に含めればよいかの明解な指示を提供することができる。 図14は、本発明の多くの利点を実施できる吸引器を示す。この吸引器の外観 は、本発明に直接関連していないが、本発明の要件を満たす吸引通路のデザイン は、当然ながら前記外観にある程度の制約となり得ることは理解されるであろう 。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年3月10日(1999.3.10) 【補正内容】 請求の範囲 1. 吸引による粉体の投与を行なう吸引器であって、前記吸引器は: ユーザの吸引によって空気の吸い込みが可能な通路と;そして、 ユーザによる吸引のために粉体を空気の流れに提供する粉体提供部とからなり ; 前記通路は、区域入口と、前記区域入口の下流の区域出口と、前記区域入口と 前記区域出口との中間にある分割部であって、前記空気の流れをその分割部の両 側に分割するものと、を備えた少なくとも1つの拡散区域を含み;そして、 前記分割部は、前記区域入口に対向する表面を有し、その表面は、前記区域入 口を通過する空気の流れに対してほぼ垂直方向に向いている吸引器。 2. 前記分割部の表面が、少なくとも前記区域入口を前記分割部へ投影した 面積相当分に広がっている、請求項1にかかる吸引器。 3. 前記表面の中央部分が平面である、請求項1もしくは2にかかる吸引器 。 4. 前記平面部分が、前記区域入口を前記分割部へ投影した面積のほぼ全て に相当するだけ広がっている、請求項3にかかる吸引器。 5. 前記少なくとも1つの拡散区域の表面が、吸引器を通過する空気の流れ の中で制約したり乱れを発生させたりしないように形状が決められ、離れて配置 されている、請求項1ないし4のいずれかにかかる吸引器。 6. 吸引による粉体の投与を行なう吸引器であって、前記吸引器は: ユーザの吸引によって空気の吸い込みが可能な通路と;そして、 ユーザによる吸引のために前記粉体を空気の流れに提供する粉体提供部とから なり; 前記通路は、区域入口と、前記区域入口の下流の区域出口と、前記区域入口と 前記区域出口との中間にある分割部であって、前記空気の流れをその分割部の両 側に分割するものと、を備えた少なくとも1つの拡散区域を含み、前記分割部は 、前記区域入口を通って入る前記空気の流れを分割し、空気の流れ内の粉体に拡 散作用を及ぼすために、前記区域入口にほぼ対向した表面を有し;そして、 前記少なくとも1つの拡散区域の表面は、吸引器を通過する空気の流れの中で 制約したり乱れを発生させたりしないように形状が定められ、離れて配置されて いる吸引器。 7. 前記通路が、前記区域入口につながるほぼ真直ぐな区域を含んでいる、 請求項1ないし請求項6のいずれかにかかる吸引器。 8. 2つの拡散区域が設けられ、1つの拡散区域の区域出口が他の拡散区域 の区域入口と流体結合関係にある、請求項1ないし請求項7のいずれかにかかる 吸引器。 9. 前記吸引器が空気と粉体とを吸引することができる出口部を有し、前記 出口部は、前記少なくとも1つの拡散区域の区域出口からなり、前記区域出口が 、前記分割部の両側1つづつ計2つの開口部を有している、請求項1ないし請求 項8のいずれかにかかる吸引器。 10. 前記2つの開口部は、前記2つの開口部を通過する空気の流れが平行 になるように前記分割部に対して配置されている、請求項9にかかる吸引器。 11. 吸引器の特性を最適化する方法であって、吸引器はユーザの吸引によ って空気の吸い込みが可能な通路と、ユーザによる吸引のために粉体を空気の流 れに提供する粉体提供部とを含み、前記通路は、区域入口と、前記区域入口の下 流の区域出口と、前記区域入口と前記区域出口との中間にある分割部であって前 記空気の流れをその分割部の両側に分割するものと、を備えた少なくとも1つの 拡散区域を含み、前記方法が: 前記区域入口に対向する前記分割部に、粉体を拡散するための表面を設け、少 なくとも前記区域入口を前記分割部へ投影した面積相当分に広げ;そして、 吸引器を通過する空気の流れの中で制約したり乱れを発生させたりしないよう に前記拡散区域の他の寸法を選択する、ことからなる方法。 12. 吸引器の特性を最適化する方法であって、吸引器はユーザの吸引によ って空気の吸い込みが可能な通路と、ユーザによる吸引のために粉体を空気の流 れに提供する粉体提供部とを含み、前記方法が: 吸引器を通過する空気の流れの中で制約したり乱れを発生させたりしないよう に前記通路の形状を定め、寸法を決め;そして、 空気の流れ内にある拡散が必要な粉体粒子の勢いによって、前記粒子が空気の 流れから分離して前記通路の壁に衝突できるよう、十分な角度を持って前記通路 の方向を変化させる、 ことからなる方法。 13. 空気の流れを導く通路の出口部において拡散された粉体を提供する方 法であって、前記通路は、区域入口と、前記区域入口の下流の区域出口と、前記 区域入口と前記区域出口との中間にある分割部であって前記空気の流れをその分 割部の両側に分割するものと、を備えた少なくとも1つの拡散区域を含み、前記 方法が: 前記区域入口の上流の前記通路内に粉体を提供し;そして、 前記分割部に、前記区域入口に対向し、前記区域入口を通過する空気の流れに 対してほぼ垂直方向に向いている表面を設ける、 ことからなる方法。 14. 空気の流れを導く通路の出口部において拡散された粉体を提供する方 法であって、前記通路は、区域入口と、前記区域入口の下流の区域出口と、前記 区域入口と前記区域出口との中間にある分割部であって前記空気の流れをその分 割部の両側に分割するものと、を備えた少なくとも1つの拡散区域を含み、前記 分割部は、前記区域入口を通って入る空気の流れを分割し、空気の流れ内の粉体 に拡散作用を及ぼす前記区域入口にほぼ対向する表面を有し、前記方法が: 前記区域入口の上流の前記通路内に粉体を提供し;そして、 吸引器を通過する空気の流れの中で制約したり乱れを発生させたりしないよう に前記通路の表面の形状を定め、間隔を設ける、 ことからなる方法。 15. 前記粉体が薬事的に活性な物質を含んでいる、請求項1ないし請求項 10のいずれかに記載の吸引器を使用する方法。 16. 前記物質が全身に対して活性である、請求項15にかかる方法。 17. 前記物質が気管支領域に活性である、請求項15にかかる方法。 18. 前記物質が気管支疾患の治療に使用される、請求項17にかかる方法 。 19. 前記物質が喘息の治療に使用される、請求項18にかかる方法。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 吸引による粉体の投与を行なう吸引器であって、前記吸引器は: ユーザの吸引によって空気の吸い込みが可能な通路と;そして、 ユーザによる吸引のために粉体を空気の流れに提供する粉体提供部とからなり ; 前記通路は、区域入口と、前記区域入口の下流の区域出口と、前記区域入口と 前記区域出口との中間にある分割部であって、前記空気の流れをその分割部の両 側に分割するものと、を備えた少なくとも1つの拡散区域を含み;そして、 前記分割部は、前記区域入口に対向する表面を有し、その表面は、前記区域入 口を通過する空気の流れに対してほぼ垂直方向に向いている吸引器。 2. 前記分割部の表面が、少なくとも前記区域入口を前記分割部へ投影した 面積相当分に広がっている、請求項1にかかる吸引器。 3. 前記表面の中央部分が平面である、請求項1もしくは2にかかる吸引器 。 4. 前記平面部分が、前記区域入口を前記分割部へ投影した面積のほぼ全て に相当するだけ広がっている、請求項3にかかる吸引器。 5. 前記少なくとも1つの拡散区域の表面が、吸引器を通過する空気の流れ に対してほぼ何らの制約や乱れの原因とならぬように形状が定められ、離れて配 置されている、請求項1ないし4のいずれかにかかる吸引器。 6. 吸引による粉体の投与を行なう吸引器であって、前記吸引器は: ユーザの吸引によって空気の吸い込みが可能な通路と;そして、 ユーザによる吸引のために前記粉体を空気の流れに提供する粉体提供部とから なり; 前記通路は、区域入口と、前記区域入口の下流の区域出口と、前記区域入口と 前記区域出口との中間にある分割部であって、前記空気の流れをその分割部の両 側に分割するものと、を備えた少なくとも1つの拡散区域を含み、前記分割部は 、前記区域入口を通って入る前記空気の流れを分割し、空気の流れ内の粉体に拡 散作用を及ぼすために、前記区域入口にほぼ対向した表面を有し;そして、 前記少なくとも1つの拡散区域の表面は、吸引器を通過する空気の流れに対し てほぼ何らの制約や乱れの原因とならぬように形状が定められ、離れて配置され ている吸引器。 7. 前記通路が、前記区域入口につながるほぼ真直ぐな区域を含んでいる、 請求項1ないし請求項6のいずれかにかかる吸引器。 8. 2つの拡散区域が設けられ、1つの拡散区域の区域出口が他の拡散区域 の区域入口と流体結合関係にある、請求項1ないし請求項7のいずれかにかかる 吸引器。 9. 前記吸引器が空気と粉体とを吸引することができる出口部を有し、前記 出口部は、前記少なくとも1つの拡散区域の区域出口からなり、前記区域出口が 、前記分割部の両側1つづつ計2つの開口部を有している、請求項1ないし請求 項8のいずれかにかかる吸引器。 10. 前記2つの開口部は、前記2つの開口部を通過する空気の流れが平行 になるように前記分割部に対して配置されている、請求項9にかかる吸引器。 11. 吸引器の特性を最適化する方法であって、吸引器はユーザの吸引によ って空気の吸い込みが可能な通路と、ユーザによる吸引のために粉体を空気の流 れに提供する粉体提供部とを含み、前記通路は、区域入口と、前記区域入口の下 流の区域出口と、前記区域入口と前記区域出口との中間にある分割部であって前 記空気の流れをその分割部の両側に分割するものと、を備えた少なくとも1つの 拡散区域を含み、前記方法が: 前記区域入口に対向する前記分割部に、粉体を拡散するための表面を設け、少 なくとも前記区域入口を前記分割部へ投影した面積相当分に広げ;そして、 吸引器を通過する空気の流れに対してほぼ何らの制約や乱れの原因とならぬよ うに前記拡散区域の他の寸法を選択する、 ことからなる方法。 12. 吸引器の特性を最適化する方法であって、吸引器はユーザの吸引によ って空気の吸い込みが可能な通路と、ユーザによる吸引のために粉体を空気の流 れに提供する粉体提供部とを含み、前記方法が: 前記通路を通過する空気の流れに対してほぼ何の制約や乱れの原因ともならぬ ように前記通路の形状を定め、寸法を決め;そして、 空気の流れ内にある拡散が必要な粉体粒子の勢いによって、前記粒子が空気の 流れから分離して前記通路の壁に衝突できるよう、十分な角度を持って前記通路 の方向を変化させる、 ことからなる方法。 13. 空気の流れを導く通路の出口部において拡散された粉体を提供する方 法であって、前記通路は、区域入口と、前記区域入口の下流の区域出口と、前記 区域入口と前記区域出口との中間にある分割部であって前記空気の流れをその分 割部の両側に分割するものと、を備えた少なくとも1つの拡散区域を含み、前記 方法が: 前記区域入口の上流の前記通路内に粉体を提供し;そして、 前記分割部に、前記区域入口に対向し、前記区域入口を通過する空気の流れに 対してほぼ垂直方向に向いている表面を設ける、 ことからなる方法。 14. 空気の流れを導く通路の出口部において拡散された粉体を提供する方 法であって、前記通路は、区域入口と、前記区域入口の下流の区域出口と、前記 区域入口と前記区域出口との中間にある分割部であって前記空気の流れをその分 割部の両側に分割するものと、を備えた少なくとも1つの拡散区域を含み、前記 分割部は、前記区域入口を通って入る空気の流れを分割し、空気の流れ内の粉体 に拡散作用を及ぼす前記区域入口にほぼ対向する表面を有し、前記方法が: 前記区域入口の上流の前記通路内に粉体を提供し;そして、 吸引器を通過する空気の流れに対してほぼ何の制約や乱れの原因ともならぬよ うに前記通路の表面の形状を定め、間隔を設ける、 ことからなる方法。 15. 前記粉体が薬事的に活性な物質を含んでいる、請求項1ないし請求項 10のいずれかに記載の吸引器を使用する方法。 16. 前記物質が全身に対して活性である、請求項15にかかる方法。 17. 前記物質が気管支領域に活性である、請求項15にかかる方法。 18. 前記物質が気管支疾患の治療に使用される、請求項17にかかる方法 。 19. 前記物質が喘息の治療に使用される、請求項18にかかる方法。
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