JP2001509963A - 電気巻線用のケーブルおよび巻線 - Google Patents

電気巻線用のケーブルおよび巻線

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JP2001509963A JP53280198A JP53280198A JP2001509963A JP 2001509963 A JP2001509963 A JP 2001509963A JP 53280198 A JP53280198 A JP 53280198A JP 53280198 A JP53280198 A JP 53280198A JP 2001509963 A JP2001509963 A JP 2001509963A
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Abstract

(57)【要約】 電気ケーブルにおいて、変圧器もしくはリアクトル巻線等の電気巻線に関して、導電コア2は内部に接触し、第一半導体巻線層4はコアを囲むように構成される。第一絶緑層6はその周囲の第一半導体層6の外側に設けられる。外側にある第二半導体層8はその周囲の第一半導体層の外側に設けられる。手段16,18は第二半導体層の外側に設けられ、長手方向の少なくとも一部に沿った交流電圧および/またはパルス電圧が流れるケーブルを接地させる。

Description

【発明の詳細な説明】 電気巻線用のケーブルおよび巻線 本発明は、変圧器またはリアクトルの巻線などの電気巻線用に設計された電気 ケーブル、およびこのような巻線を有する乾式変圧器またはリアクトルまたは誘 導器に関する。 電気エネルギーのあらゆる伝達および分配において、変圧器は、2つ以上の電 気系間の交換を可能にするために使用される。変圧器は、VA領域から1000 MVA領域までの電力に使用することができる。電圧領域について、今日では最 高伝達電圧までの範囲が使用されている。 本発明で述べる変圧器は、数百kVAから1000MVA超までの定格出力お よび3〜4kVから非常に高い送電電圧までの定格電圧を有する、いわゆる電力 変圧器/誘導器である。 概して、電力変圧器の主な仕事は、大抵は同じ周波数で電圧が異なる2つ以上 の電気系間で電気エネルギーを交換できるようにすることである。 従来通りの電力変圧器は、通常はシリコン鉄であり積層状で共通方向の薄板で 作成された変圧器芯を備える。芯は、ヨークで接続された幾つかの芯脚で構成さ れる。芯脚の周囲には幾つかの巻線が設けられ、これは通常、1次、2次および 調整巻線と呼ばれる。電力変圧器では、これらの巻線は、実際には常に同心円形 状に配置され、芯脚の長さに沿って分布する。 上述した電力範囲の下部分について、従来通りの電力変圧器は、避けられない 損失を除くために空冷式で製造されることがある。変圧器の外部磁界と接触しな いため、場合によっては外部磁界を減少させるため、変圧器には外部筐体を設け 、これに通気用の開口を設けることができる。 しかし、従来通りの電力変圧器の大部分はオイルで冷却され、次にいわゆる強 制オイル冷却によって冷却される。この理由の一つは、オイルが非常に重要な機 能である絶縁媒質として働くことである。したがって、オイルで冷却され、オイ ルで絶縁された従来通りの電力変圧器は、非常に高い要件を満たさなければなら ない外部タンクに封じ込められる。 従来通りのオイル絶縁電力変圧器は、オイルを水で冷却する場合もある。 このようにオイルを充填した従来通りの電力変圧器には、幾つかの短所がある 。特に、変圧器を入れる外部タンクが必要であり、変圧器は、コイルを有する変 圧器芯、絶縁および冷却用オイル、および種々のタイプの機械的支持手段で構成 される。タンクは、変圧器にオイルを充填する前にほぼ完全な真空まで真空処理 する必要があるので、非常に高い機械的要件を満たさなければならない。外部タ ンクが必要であることは、製造および試験手順に非常に時間がかかることを意味 する。タンクがあると、外寸法もかなり大きくなる。大きい外寸法は、概して大 きな輸送問題を引き起こす。変圧器には、概して複雑な強制オイル冷却も設ける 。変圧器の外部接続部と最も近く接続されたコイル/巻線との電気的接続のため 、タンクに固定されたブッシングがあり、これはタンクの内外両方に発生する絶 縁要件を満たさなければならない。 いわゆる乾式変圧器の場合、絶縁問題のために電力および定格電圧を制限する 上限があり、巻線から熱損失を効果的に除去するのが困難である。 米国特許第5 036 165号で、熱分解された半導体グラスファイバの内外層で絶 縁された導体が知られている。例えば米国特許第5 066 881号に記載されている ように、このように絶縁したダイナモエレクトリック機械に導体を設けることも 知られ、ここでは熱分解した半導体グラスファイバ層が、導体を形成する2本の 平行な棒と接触し、固定子スロット内の絶縁体が熱分解半導体グラスファイバの 外層に囲まれている。熱分解されたグラスファイバ材料が適切とされるのは、含 浸処理の後にも抵抗率を維持するからである。 本発明の目的は、電気巻線用に意図された配電用ケーブルと同様の構造の固体 絶縁体を有する電気ケーブルを提供し、ケーブルが特に変圧器の性能を改善でき ることである。このようなケーブルの電気巻線を提供し、さらにこのような巻線 を備える監視器変圧器およびリアクトルまたは誘導器を提供することも、本発明 の目的である。 この目的は、請求項1で規定されるようなケーブル、請求項21で規定される ような巻線、請求項25で規定されるような変圧器、および請求項26で規定さ れるような誘導器によって達成される。 本発明によるケーブルは、非常に高電圧に耐えることができ、外部半導体層お よび必要に応じてこの層をアースに接続する手段により、環境に対する巻線ケー ブルの電位を、交流電圧および/またはインパルス電圧について規定することが でき、これは例えば電力変圧器の金属コンポーネントが通常は任意の接地電位に 接続されるので、非常に有利である。本発明によるケーブルでは、交流電圧とイ ンパルス電圧との両方について、個別の点で接地する場合のように特殊な接触手 段を使用せずに、ケーブルの連続的な接地も達成される。総電圧の大部分は、ケ ーブルの絶縁体に加えられる。外部半導体層とアースの間には、100Vのオー ダーの交流電圧および1kVのオーダーのインパルスのみが現れることができる 。 本発明によるケーブルの有利な実施形態によると、外部第2半導体層とその上 に配置された接地導体との間の絶縁は、ケーブルに沿って延在する絶縁テープで 作成された帯の形態であり、接地導体は、別個の部分に分割され、絶縁テープ上 に配置された帯として用いられる。接地導体をこの方法で別個の部分に分割する ことにより、誘導電圧の短絡が防止される。 本発明によるケーブルの別の有利な実施形態によると、前記接地手段は、第2 半導体層の外側に配置された第2絶縁層と、アースに接続されて第2絶縁層を囲 み、第2半導体層とともにケーブルのキャパシタンスより非常に大きいキャパシ タンスを形成する外部導電層とを備える。この方法で、外部半導体層を容量性電 圧分割によって強制的に低電圧にする。 本発明によるケーブルのさらに別の有利な実施形態によると、絶縁体は第2半 導体層に巻き付けた絶縁テープを備え、接地した導体は、アースに接続された導 電性材料の外部ケースを備え、前記テープは、各巻の間にスペースを設けた別個 の巻で巻き付けられるか、テープに開口を設ける、あるいはその両方を行い、し たがって第2半導体層とケースの間に空気を充填したスペースが形成され、空気 充填スペースは、電圧が所定の限界を超えた場合に第2半導体層から電圧インパ ルスを逸らせるため、放電ギャップを形成する。このような実施形態、特に開口 が比較的小さい場合は、頑丈な構造になる。外部ケースと第2半導体層の間にケ ーブルのキャパシタンスより非常に大きいキャパシタンスが形成されるようテー プの寸法を決めることにより、第2半導体層が常に交流電圧の接地電位に近いこ とが保証される。 本発明によるケーブルの他の有利な実施形態によると、外部層および外部ケー スはケーブルに沿って所定の位置に円形の切れ目を有する。あるいは、外部ケー スは絶縁体を囲む導電材料の分離されたリングの形態であり、ケーブルに沿って 所定の位置で分離されて適用される。これによって、ケーブルで形成する巻線に 短絡ループが発生するのが防止される。 本発明によるケーブルのさらなる有利な実施形態によると、直径は20〜20 0mmの間隔内であり、導電面積は80〜3000mm2の間隔内である。 本発明による電力変圧器/誘導器では、巻線はXLPEケーブルのように、現 在配電に使用されているタイプの固体押出し絶縁体を有するケーブル、またはE PA絶緑体を有するケーブルで構成することが好ましい。このようなケーブルは 可撓性であり、これはこの状況では重要な特性である。というのは、本発明によ る装置のテクノロジーが、主に、巻線が組立中に曲げられるケーブルから形成さ れる巻線システムをベースとするからである。XLPEケーブルの可撓性は、通 常、直径30mmのケーブルの場合は約20cmの曲率半径に、直径80mmの ケーブルの場合は約65cmの曲率半径に相当する。本出願では、「可撓性」と いう用語は、巻線がケーブル直径の4倍、好ましくはケーブル直径の8倍から1 2倍のオーダーで曲率半径まで撓むことができることを示す。 本発明によるケーブルは、使用中に曲げられ、熱応力がかかった場合でも、そ の特性を維持するよう構築される。ケーブルの層が、この状況で互いに対する付 着力を保持することがきわめて重要である。ここでは層の材料特性、特にその弾 性および相対熱膨張率が非常に重要である。例えばXLPEケーブルでは、絶縁 層が架橋低密度ポリエチレンで構成され、半導体層が、煤および金属粒子を混合 したポリエチレンで構成される。温度変動の結果生じる体積の変化は、ケーブル の半径の変化として完全に吸収され、これらの材料は弾性に対して層の熱膨張率 の差が比較的わずかであるので、層間の付着が失われることなく半径方向に膨張 することができる。 上述した材料の組合せは、例証にすぎないと考えられる。規定された状態を満 たす他の組合せ、および半導性である、つまり抵抗率が10-1〜10-6Ωcm、 例えば1〜500Ωcmまたは10〜200Ωcmの範囲である状態も、当然、 本発明の範囲に入る。 絶縁層は、例えば低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(H DPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリブチレン(PB)、ポリメチルペンタ ン(PMP)などの固体熱可塑性材料、架橋ポリエチレン(XLPC)などの架 橋材料、またはエチレンプロピレンゴム(EPR)またはシリコンゴムなどのゴ ムで構成することができる。 内部および外部半導体層は、同じ基本的材料でもよいが、煤や金属粉などの導 電材料の粒子が混入される。 これらの材料の機械的性質、特にその熱膨張率は、煤または金属粉が混入され ているか否かには、少なくとも本発明により必要な導電性を達成するのに必要な 割合では、それほど影響されない。したがって、絶縁層および半導体層は、ほぼ 同じ熱膨張率を有する。 エチレン酢酸ビニル共重合体/ニトリル・ゴム、ブチル・グラフト・ポリエチ レン、エチレン酢酸ブチル共重合体およびエチレンエチルアクリレート共重合体 も、半導体層の適切な重合体を構成することができる。 種々の層のベースとして異なるタイプの材料を使用する場合でも、その熱膨張 率がほぼ同じであることが望ましい。上に挙げた材料の組合せは、これに当ては まる。 上に挙げた材料は弾性が比較的良好で、弾性率がE<500MPa、好ましく は<200MPaである。弾性率は、層の材料の熱膨張率にわずかな差があって も、ひび割れや他の損傷が現れず、層が互いから剥離しないよう、半径方向の弾 性率に吸収されるのに十分である。層の材料は弾性であり、層間の付着力は、少 なくとも最も弱い材料の強度と同じ大きさである。 2つの半導体層の導電性は、各層に沿って電位をほぼ等しくするのに十分であ る。外部半導体層の導電性は、ケーブル内に電界を含むのに十分なほど大きいが 、層の縦方向に誘導された電流によって有意の損失が生じることがないほど十分 に小さい。 したがって、2つの半導体層はそれぞれ、実質的に1つの等電位表面を備え、 これらの層はその間に電界をほぼ封じ込める。 言うまでもなく、絶縁層内に1つまたは複数の追加の半導体層を配置するのは 差し支えない。 本発明によると、上述したような少なくとも1本のケーブル巻線を有する乾式 変圧器も生産される。これにより、非常に高い電圧で作動でき、変圧器が高電力 を許容できるよう効果的に冷却することができる乾式変圧器が獲得される。変圧 器は、従来のように現場で取り付けてもよい。つまり芯と巻線を別個に輸送する ことができ、これによって輸送問題が最低限に抑えられる。 次に、本発明についてさらに詳細に説明するために、本発明によるケーブルの 好ましい実施形態について、添付図面類を参照しながらさらに詳細に述べる。 図1は、インパルス電圧のためにケーブルを接地する手段を設けた、本発明に よるケーブルの第1の実施形態端部の斜視図を示す。 図2は、対応する同等の電気回路を示す。 図3は、交流電圧のためにケーブルを接地する手段を備えた、本発明によるケ ーブルの第2の実施形態の断面図を示す。 図4は、対応する同等の電気回路を示す。 図5は、インパルス電圧と交流電圧との両方のためにケーブルを接地する手段 を備えた、本発明によるケーブルの第3の実施形態端部の斜視図を示す。 図6は、本発明によるケーブルの実施形態の巻線を示す。 図7は、本発明によるケーブルの別の実施形態の巻線を示す。 図1は、本発明によるケーブルの実施形態の端部の斜視図を示す。ケーブルは 、例えば銅などの導電材料の複数の撚り線で構成された導電芯2を備える。芯2 はケーブルの中心に配置され、真の周囲には内部第1半導体層4がある。第1半 導体層4の周囲には、例えばXLPE絶縁体などの絶縁層6が配置される。絶縁 層6の周囲には、外部第2半導体層8が配置される。外部第2半導体層8の外側 にはケーブルに沿って絶縁テープ10が配置される。絶縁テープ上には、金属な どの導電材料で作成されたバンド12の形態の電気導体が適用される。導体12 も適切な方法で設置される。 図2は、本発明によるケーブルのこの実施形熊について、同等の電気回路を示 し、ここでケーブルの芯2の電圧をUとし、ケーブルのキャパシタンスをCCと して、放電ギャップ14が外部第2半導体層8と導体12との間に配置される。 したがって、外部第2半導体層8で発生する電圧インパルスが放電ギャップ1 4の破壊電圧を上回ると、外部第2半導体層8と導体12との間に、前記手段間 の空気ギャップを介して短絡が発生し、外部第2半導体層8がこれに応じてアー スに接続される。つまり電圧インパルスがアースに逃げる。 誘導電圧の短絡を防止するために、導電バンド12を、それぞれ別個に接地で きる別個の部分に分割する。 図3は、本発明によるケーブルの第2の実施形態を示し、ここでは第2半導体 層8の外側に比較的薄い第2絶縁層16が配置される。第2絶縁層16の外側に は、第2絶縁層16を囲んで第2半導体層8とともに接地キャパシタンスを形成 するアースに接続される導電性外部層18が配置される。外部層18は金属で構 成することが好ましい。 図4は、図3に示したケーブルの実施形態に相当する電気回路を示す。図2と 同じ方法で、ケーブルの芯2の電圧をUとし、ケーブルのキャパシタンスをCC として、第2半導体層8と外部層18との間の接地キャパシタンスをCGとする 。接地キャパシタンスCGがケーブルのキャパシタンスCCより非常に大きいので 、第2半導体層8の電位は、ケーブルの芯2の電圧Uと外部層18の接地電位と の容量性電圧分割によって、アースの電位に近い状態を維持する。 各巻を特定の距離だけ分離する場合は、巻線ごとに外部層18を接地してもよ い。 図5は、本発明によるケーブルの実施形態の端部を示し、ここでは電気絶縁テ ープ20を第2半導体層8の外側でケーブルに巻き付ける。テープ20は、合間 22を入れて巻き付け、テープ20に比較的小さい開口24を設ける。テープ2 0の外側には導電性外部ケース26を配置し、これをアースに接続する。外部ケ ース26は金属箔で作成することが好ましい。 第2半導体層8と外部ケース26との間に空気で充填されたスペースを形成し て、テープ20の巻の間と開口24に放電ギャップを形成し、これによって、イ ンパルス電圧が所定の限界を超えると、発生した電圧インパルスが第2半導体層 8から外部ケース26およびアースに逸れる。 記載された実施形態は、言うまでもなく、放電ギャップを形成する空気充填ス ペースがテープの巻の間にのみ存在する、つまりテープに開口を設け、したがっ てテープの開口を通る放電ギャップのみ存在するよう、変形してもよい。開口が 比較的小さい実施形態は、非常に頑丈な構造になる。 巻いたケーブルの短絡を防止するため、外部層の所定の中間位置に切れ目を設 ける。図6は、本発明によるケーブルの巻線を示し、ここでは隣接する巻線の巻 28が互いに接触し、ケーブルのケースの切れ目30がケーブルの各巻28の同 じ位置に配置される。これにより、巻線全体で外部ケースを中断することができ 、巻線の外部層は巻線の一方端32しか接地する必要がない。 図7は、外部ケースを導電材料のリング36として形成し、リングが絶縁体を 囲む、ケーブルの実施形態の巻線を示す。このリング36はケーブルに沿って所 定の位置に配置され、リング36間の絶縁スペース38はリング36より広い。 図7によるケーブルの巻線を製造する場合は、リングが巻線を横切って少なく とも1つの連続的電気接続部を形成するような方法で、隣接する巻線の巻のリン グ36が互いに接触するよう、ケーブルを巻き付ける。図7による実施形態では 、巻線を横切るこのような2つの電気接続部があり、これはそれぞれ38および 40で接地される。巻線の端部では、42および44で示された2つの孤立した リングがあり、これも接地される。 図7に示すような巻線の製造中に、リングが隣接する巻線の巻にある2つのリ ングの間にあるスペースに配置され、したがって隣接する巻間に電気的接触が確 立されない場合は、隣接する巻間に50〜100Vの比較的低い電圧があるので 、通常は損傷を生じる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 レイジョン,マッツ スウェーデン.エス―723 35 ヴェステ ロス,ヒュヴラーガタン 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.電気巻線ように設計された電気ケーブルで、導電性の芯(2)が、芯を囲 む内部第1半導体層(4)と接触するよう配置され、第1半導体層を囲む第 1絶縁層(6)が第1半導体層の外側に配置され、第1絶縁層を囲む外部第 2半導体層(8)が第1絶縁層の外側に配置され、第2半導体層の外側に、 交流電圧および/またはインパルス電圧用にケーブルを接地する手段(10 、12;16、18)が、その長さの少なくとも有意の部分に沿って連続的 に配置されることを特徴とするケーブル。 2.前記接地手段が、アースに接続され、絶縁体を間に挟んで第2半導体層の 外側に配置された導体を備え、これによって第2半導体層のインパルス電圧 が、所定の閾値を超えると、第2半導体層と接地された導体との間が破壊さ れることにより、第2半導体層がアースに接続されるような方法で絶縁が設 けられることを特徴とする、請求項1に記載のケーブル。 3.絶縁が、ケーブルに沿って延在する絶縁テープで作成されたバンドの形態 であり、接地された導体が、別個の部分に分割されて絶縁テープ上に配置さ れたバンドとして適用されることを特徴とする、請求項2に記載のケーブル 。 4.前記接地手段が第2半導体層の外側に配置された第2絶縁層と、アースに 接続された導電性外部層とを備え、これが第2絶緑層を囲んで、第2半導体 層とともにキャパシタンスを形成し、このキャパシタンスがケーブルのキャ パシタンスより非常に大きいことを特徴とする、請求項1に記載のケーブル 。 5.絶縁体が、第2半導体層に巻き付けられた絶縁テープ(20)を備え、接 地された導体が、アースに接続された導電材料の外部ケース(26)を備え 、前記テープが各巻の間にスペース(22)を設けた状態で別個の巻で巻き 付けるか、テープに開口(24)を設ける、あるいはその両方を実行し、し たがって第2半導体層(8)とケース(8)との間に空気で充填されたスペ ースが形成され、そのスペースが、電圧が所定の限界を超えると電圧インパ ルスを第2半導体層から逸らすために放電ギャップを形成することを特徴と する、請求項1または2のいずれか1項に記載のケーブル。 6.テープ(20)が、外部ケース(26)と第2半導体層(8)との間に、 ケーブルのキャパシタンスより非常に大きいキャパシタンスが形成されるよ うな寸法であることを特徴とする、請求項5に記載のケーブル。 7.外部層または外部ケースが金属で作成されることを特徴とする、請求項4 から6のいずれか1項に記載のケーブル。 8.外部層および外部ケースが、ケーブルに沿って所定の位置に円形の切れ目 を有することを特徴とする、請求項4から7のいずれか1項に記載のケーブ ル。 9.外部ケースが、ケーブルに沿って所定の位置に別個に適用された絶縁体の 周囲にある導電性材料の別個のリング(36)の形態である、請求項5から 8のいずれか1項に記載のケーブル。 10.ケーブルの長さに沿ったリング(36)の間のスペースが、リングの幅を 超えることを特徴とする、請求項9に記載のケーブル。 11.導電性の芯が、導電性材料の複数の撚り線を備える、請求項1から10の いずれか1項に記載のケーブル。 12.直径が20〜200mmの間隔であり、導体面積が80〜3000mm2 の間隔内である、請求項1から11のいずれか1項に記載のケーブル。 13.ケーブルが可撓性であることを特徴とする、請求項1から12のいずれか 1項に記載のケーブル。 14.前記層が、ほぼ全面にわたって互いに接触し、互いに向かっていることを 特徴とする、請求項1から13のいずれか1項に記載のケーブル。 15.前記層が互いに付着していることを特徴とする、請求項1から14のいず れか1項に記載のケーブル。 16.前記層の材料が高い弾性、好ましくは500MPa未満、好ましくは20 0MPa未満の弾性率を有することを特徴とする、請求項1から15のいず れか1項に記載のケーブル。 17.前記層の材料の熱膨張率がほぼ同じ大きさであることを特徴とする、請求 項1から16のいずれか1項に記載のケーブル。 18.前記層の付着力が、少なくとも最も弱い材料の強度とほぼ同じ大きさであ ることを特徴とする、請求項15に記載のケーブル。 19.前記層が、作動中に温度の変動によって生じる層の体積変化が、材料の弾 性に吸収され、したがって層が作動中に発生するこのような温度変化に対し て互いに対する突き合わせ状態を維持するような弾性および熱膨張率の材料 で作成されることを特徴とする、請求項1から18のいずれか1項に記載の ケーブル。 20.半導体層がそれぞれ、等電位表面を構成することを特徴とする、請求項1 から19のいずれか1項に記載のケーブル。 21.請求項1から20のいずれか1項によるケーブルを巻き付けることを特徴 とする電気巻線。 22.ケーブルの外部ケースに、巻線の巻ごとに1つの切れ目(30)が配置さ れることを特徴とする、請求項8に記載のケーブルを有する請求項21に記 載の巻線。 23.隣接する巻線の巻(28)の外部ケースが、巻線の各巻の同じ位置に切れ 目(30)が配置された状態で互いに接触し、外部ケースが巻線の端部のみ で接地され、巻線の一方端の接地接続部が、切れ目(30)の一方側に配置 され、巻線の他方側の接地接続部が切れ目の他方側に配置されることを特徴 とする、請求項22に記載の巻線。 24.巻線が、リングが巻線を横切る少なくとも1つの連続的電気接続部を形成 するような方法で、隣接する巻線の巻のリング(36)が互いに接触するよ うな方法で設計され、接続部が巻線の一方端(38、40)で接地されるこ とを特徴とする、請求項9によるケーブルを有する請求項21に記載の巻線 。 25.請求項21から24のいずれか1項に記載の少なくとも1つの巻線を備え ることを特徴とする乾式変圧器。 26.請求項21から24のいずれか1項に記載も巻線を備えることを特徴とす るリアクトル。
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