JP2001509965A - 軸方向空冷を組み合わせた変圧器 - Google Patents

軸方向空冷を組み合わせた変圧器

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JP2001509965A JP53280398A JP53280398A JP2001509965A JP 2001509965 A JP2001509965 A JP 2001509965A JP 53280398 A JP53280398 A JP 53280398A JP 53280398 A JP53280398 A JP 53280398A JP 2001509965 A JP2001509965 A JP 2001509965A
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Abstract

(57)【要約】 電力変圧器(1)は変圧器鉄心を備えており、該鉄心は高電圧ケーブル(111)で巻かれており、該ケーブルは、可撓性であり、そして内側半導電層(113)で囲われた電気的に導電性の心線と、内側半導電層(113)を囲む固体材料の絶縁層(114)と、及び該絶縁層(114)を囲む外側半導電層(115)を含んでおり、前記層(113、114、115)は、互いに接着しており、巻線(2)が、冷却ダクト(3)を形成するディスクを作るために、軸方向に各ケーブルターンを分離するように配置されるスペーサを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 軸方向空冷を組み合わせた変圧器 技術の分野 本発明は、電力変圧器に巻かれた空冷導体、及び電力変圧器に巻かれた導体を 空冷する手順に関する。 技術の背景 現在の電力変圧器は、通常、オイルで冷却される。変圧器はヨークに連結した 多数の鉄心脚を有する鉄心と、コイル(1次、2次、制御用)を構成する巻線と を備え、それらはオイルで満たされた密封容器内に浸されている。コイル及び鉄 心で生じる熱はコイルと鉄心を通して内部を循環するオイルによって取り除かれ 、そして容器の壁を介して周囲の大気に放熱される。オイルの循環はオイルをポ ンプで循環させるように強制的であってもよく、又はオイル中の温度差による自 然循環であってもよい。循環するオイルは空気又は水による冷却装置によって外 部から冷やされる。オイルの外部空気冷却では強制的であってもあるいは自然対 流によるものであってもよい。オイルはまたオイル冷却された高電圧変圧器内に おける熱を伝達するものとしての役割の他に、絶縁機能を有する。 乾式変圧器は、通常、空冷である。今日の乾式変圧器が低電力負荷で使用され るときには、通常、自然対流によって冷却される。ひだ付巻線によって作られた 軸方向の冷却ダクトに関する現在の技術は、GB 1,147,049に開示され、注型用樹 脂に埋められた巻線を冷却する軸方向ダクトは、EP 83107410.9に開示され、又 はピーク負荷時におけるクロスフローファン(cross flow fan)の利用は、SE 7 303919-0に開示されている。 冷却要件は電力変圧器にとって一層大きくなっている。強制対流は全ての巻線 に対して冷却要件を満たすために無くてはならない。自然対流は巻線導体を冷却 するためには不十分である。熱が冷却媒体に短い手段で輸送され、そして熱は冷 却媒体に効率的に輸送されることも重要である。全ての巻線が十分な量の冷却媒 体に直接接触することも重要である。 半導電性である熱分解(pyrolized)グラスファイバーの内側及び外側層を設 けた絶縁を有する導体は、US 5,036,165によって知られている。例えば、US 5,0 66,881に開示されているように、そのような絶縁を発電機の導体に備えることも 知られており、半導電性の熱分解グラスファイバー層は導体を形成する2つの並 行ロッドと接触し、そして固定子スロット内の絶縁体は半導電性の熱分解グラス ファイバーの外側層で囲まれている。熱分解グラスファイバー材料は浸透処理の 後でもその固有抵抗を保持するから、適切なものであると説明されている。 本発明の目的 本発明の目的は、上記で導入部として述べたように、ケーブルで巻かれた電力 変圧器の空冷を可能にする構成を達成することである。 本発明の更なる目的は、冷却手段がケーブル層における冷却要件を満たすため に適正に分配されるようにケーブルの各層の間で半径方向冷却ダクトを提供する ことである。鉄心及び巻線の冷却は、鉄心脚に沿って軸方向に流れる冷却用空気 によって、巻線間の水平ダクトを通して終端板が半径方向に空気を導くことで達 成される。空気は水平ダクトの高さを変えることによってそれらの冷却要件に従 ってダクトに分配される。 放射状ダクトを形成するディスクはコイルを巻く間に巻線に挿入されるスペー サによって作り出される。冷却の流れはファンによって発生し、スペーサは巻線 の個々の冷却要件を満たすダクトに流れを生じさせるような寸法になっている。 発明の要約 本発明は、ケーブルが巻かれた変圧器鉄心を有する電力変圧器に関し、巻線が 、ダクトを形成するディスクを作り出すために軸方向に各ケーブルターンを分離 するスペーサを備えるように構成されている。 本発明の第1の実施形態は、ケーブルの各層間に、つまり、コイルを巻く間に スペーサによって軸方向に作られた各巻線ターンの間にある半径方向冷却ダクト を含んでいる。この第1の実施形態は、ダクトを通して空気を送るためにファン も含んでいる。そのスペーサは異なる圧力抵抗を生じるような寸法になっており 、それによって、ケーブルの各層について冷却要件を満たすように冷却流を分配 する。 本発明による電力変圧器において、巻線は固体による押し出された絶縁体を有 するケーブルで構成され、そのケーブルは、XLPEケーブルまたはEPR絶縁 を有するケーブルのような電力配電に現在使われているタイプである。そのよう なケーブルは、1本または多くの撚線で構成される内部導体、その導体を囲む内 側半導電層、これを囲む固体絶縁層、そしてその絶縁層を囲む外側半導電層を含 んでいる。本発明による装置のための技術が、主として巻線が組立の中でケーブ ルを曲げることから形成されるという巻線システムに基づいていることから、こ の様な状況においては、そのようなケー ブルが可撓性であることは重要な性質である。通常、XLPEケーブルは、直径 が30mmのケーブルに対してほぼ20cmの曲率の半径に、そして直径が30mmの ケーブルに対してほぼ65cmの曲率の半径に対応する可撓性を有している。本出 願において、“可撓性”なる用語は、ケーブルの直径の4倍、好ましくは8〜1 2倍のオーダーの曲率半径で巻線を曲げる柔らかさであることを示すために使わ れている。 本発明における巻線は、曲げられるときでも、そして作動中に熱応力を受けて もそれらの性質を保持するように構成されている。これに関連して、各層が互い に接着を保持することは重要である。ここで、各層における材料の性質で、特に それらの弾性及び相対的な熱膨張係数が重大である。例えば、XLPEケーブル において、絶縁層は、架橋された低密度のポリエチレンからなり、そして、半導 電層は、すすと金属の粒子を混入したポリエチレンからなる。熱変動に起因する 体積の変化はケーブル内の半径の変化に完全に吸収され、これらの材料の弾性に 関連して、各層の熱膨張係数間で比較的僅かな差であるため、半径方向の膨張は 、各層間の接着が失われることがなく起こる。 上述の材料の組み合わせは、単なる例としてのみ捉えられるべきものである。 明示された状態、そして半導電性の状態を満たす他の組み合わせ、つまり、10-1 〜106ohm-cmの範囲の抵抗率、例えば1〜500ohm-cm、または10〜20 0ohm-cmの範囲内の抵抗率を有するという条件を達成するため、他の組み合わせ もまた当然発明の範囲内に入るものである。 絶縁層は、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン( HDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリブチレン(PB)、ポリメチルペン タン(PMP)のような固体の熱可塑性 材料、架橋ポリエチレン(XLPE)のような架橋材料、またはエチレンプロピ レンゴム(EPR)またはシリコンゴムのようなゴムからなってもよい。 内側及び外側の半導電層は、すすまたは金属粉体が混入されるような、導電性 材料の粒子を有する同じ基礎材料であってもよい。 それらの材料の物理的性質、特にそれらの熱膨張係数は、すすまたは金属粉体 が混入されているかどうかによって、少なくとも、本発明による必要な導電性を 得るために要求される比率では比較的影響が小さい。したがって、絶縁層と半導 電層は、実質的に同じ熱膨張係数を有している。 エチレン−ビニル−アセテート共重合体/ニトリルゴム、ブチル−グラフト− ポリエチレン、エチレン−ブチル−アクリレート共重合体、及びエチレン−エチ ル−アクリレート共重合体は、半導電層に適したポリマーを構成してもよい。異 なるタイプの材料が種々の層においてベースに使われるときでも、それらの熱膨 張係数が実質的に同じであることが望まれる。これは、上に列挙した材料の組み 合わせによる場合である。 上で列挙した材料は、E<500MPa、好ましくは、<200MPaであるよう な係数Eを有する良好な弾性である。その弾性は熱膨張係数間の僅かに差異があ っても各層の材料が弾性の半径方向において十分吸収するので、何の亀裂も、あ るいは他の損傷も現れず、各層が相互に剥離することがない。各層の材料は弾性 であり、各層間の接着は少なくとも材料の最も弱い材料と同じ大きさになる。 2つの半導電層の導電率は、どの層に沿った電位も実質的に等しくするのに十 分なものである。外側半導電層の導電率は、ケーブル内での電界を含むのに十分 な大きさであるが、層の長さ方向に誘導される電流に起因する著しい損失を起こ さないほど十分に小さなも のである。 それ故、2つの半導電層のそれぞれは、実質的に一つの等電位面を構成し、こ れらの層は、それらの間の電界を実質的に囲むことになる。もちろん、絶縁層に 一つまたはそれより多い半導電層を構成することを妨げるものは何もない。 図面の概略説明 本発明は、ここで、添付の図面を特に参照してより詳細に説明される: 図1は、本発明による第1の実施形態において、ケーブル層の間にある半径方 向ダクトを示すために、コイルの軸方向断面図を示し; 図2は、図1における実施形態が半径方向スペーサによって形成された水平な 半径方向ダクトを有することを上面図で示し; 図3は、図1における実施形態が本発明によるファン構成を有することを半径 方向断面図で概略的に示し; 図4は、本発明による高電圧ケーブルの概念図を示す。 本発明の説明 図1は、ディスク巻線と呼ばれる巻線2を有する3相電力変圧器の一部を軸方 向断面図で示し、その巻線は、軸方向に配置された各巻線ターンの間で半径方向 に広がるスペーサ4を配置することによって得られたディスク形状の冷却用ダク ト3を有するコイルを構成する。その巻線は、さらに、下端板6で密封されてい る。巻線コイルは、また、上側巻線ディスク7の上側端で、そして下側巻線ディ スク8の下側端で密封されるようにしてもよい。図はさらに、変圧器の鉄心の一 部と、その脚9を構成する部分を示している。軸方向 の密封材として作用する下側巻線ディスク8の場合、端板6は鉄心の脚9と下側 巻線ディスク8との間の密封手段として使われている。 この実施形態における巻線の冷却に係わる原理は、空気が鉄心に沿って軸方向 に強制的に送られ、その後、半径方向スペーサ4によって形成された冷却ダクト 3を形成する水平ディスクの中に半径方向に分配されるというものであって、そ れは巻線コイルの下端が、巻線を通して空気流を半径方向外側に強制的に送るた めに、封鎖するというものである。スペーサ4が2つの巻線ターンの間で観念的 に円形な断面の周囲に配置されている。そのスペーサはコイルを巻いている間に 挿入される。さらに、この実施形態では、ファンが各コイルのために取り付けら れることが要求される。ここで、空気はコイルを通して吸い込まれ、または送り 込まれてもよい。 図2は、本発明の上面図を示しており、巻線2は、スポーク(spoke)形状に 半径方向に置かれ、ケーキ(cake)形状で半径方向の冷却ダクト14を形成する スペーサ4を備えている。図示された形態において、スペーサ4は冷却ダクト3 を形成するそれぞれのディスクに8つの半径方向スペーサ4を分けることによっ て配置される。冷却ダクト3を形成する一つのディスクはケーキ形状の8つの半 径方向冷却ダクト14を構成する。冷却ダクト3を形成する全てのディスクは脚 9の外周の周囲に形成された軸方向の冷却ダクト15に連結される。さらに、ス ペーサ4は半径方向に延びている。スペーサの形と材料は冷却の観点からはあま り重要でない。機械的、磁気的及び電気的な性質がスペーサの外形、量及び材料 を決める。空気は、前述したように、鉄心の周囲に軸方向に供給される。 図3は、内部の軸方向冷却ダクト15に連結されたファン10の配置を示して いる。そのファンは、上端板20の内側に対し、また は接触リング17に上側巻線ディスク7に対して位置決めされるファンフード1 6によって接続される。軸方向冷却ダクト15は鉄心の脚9と上端の巻線ディス ク7との間で空間を構成する。巻線を通して空気を送り込むことによって、空気 は、最初に軸方向の冷却ダクト15を通して送られ、そして冷却ダクト3を形成 するディスクを通して押し出される。空気がシステムを通して吸い込まれる場合 、空気は、冷却ダクト3を形成するディスクを通して吸い込まれ、その後集めら れ、そして軸方向の冷却ダクト15及びファン10を通して送り出される。図3 に示された実施形態の変圧器は、さらに、巻線を載せる基板18を備えており、 その基板18は、空気が冷却ダクト3を形成するディスクに強制的に分配される ように、コイルの端で鉄心の脚9に対する密封手段として作用する。変圧器のコ イルも軸方向の空気流を封鎖する上端板20によって制限される。 冷却ダクトは異なる冷却要件を有し、それ故、異なる圧力抵抗を作り出すため に異なった寸法にされ、そのため、適正に冷却流を分配することができる。 図4は、本発明による変圧器巻線として使われる高電圧ケーブル111の横断 面図を示す。高電圧ケーブル111は例えば銅(Cu)の丸い断面を有する多数 の撚線112(strand)を含んでいる。これらの撚線112は高電圧ケーブル1 11の中心に配置されている。撚線112の周囲には、第1の半導電層113が 配置されている。第1の半導電層113の周囲には、例えばXLPE絶縁材によ る絶縁層114が配置されている。絶縁層114の周囲には、第2の半導電層1 15が配置されている。本出願における高電圧ケーブルの概念は、電力配電にお ける通常のケーブルのように包囲している外側保護遮壁を含まない。高電圧ケー ブルは、20〜250mmの範囲の直径及び40〜3000mm2の範囲の導体面積 を有する。 本発明は示された例に限られること無く、本発明の枠組みの範囲内でいくつか の変形が可能である。それ故、ファンは各コイルに必要としない。空気の必要量 を全ての3つのコイルに供給する1つのファンによる構成も可能である。その空 気は、要求される冷却を実現するためにコイルを通した吸い込みまたは送り込み のどちらでもよい。同様に、スペーサは、適切な冷却を得るために決められるそ れらの形状またはそれらの必要数のどちらの変化にも関わらない。最初の実施形 態で述べたスペーサは、巻線を半径方向に全てを覆う必要はないが、しかし、い くつかのやり方で置かれてもよい。これについて半径方向の全体に拡張された第 2の実施形態で述べたように、それらはどちらも必要なく、いくつかの他の方法 で実現されてもよい。 他の変形は、変圧器の負荷に応じて冷却要件を変化できるようにするために、 温度検出器の助けでファンの可変速制御を構成することである。 マントルケースは、前述の実施形態にいくつかの他の方法で配置されてもよい 。上側及び下側の巻線ディスクは、密封材として作用する外側ケースとして使用 されてもよく、その外側は自然対流で冷却されるが、上側巻線部分は半径方向に 流れる空気によって冷却されてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.変圧器鉄心を備えた電力変圧器であって、 前記鉄心は、可撓性であり、そして内部半導電層(113)、該内部半導電層 (113)を囲う固体材料の絶縁層(114)及び該絶縁層(114)を囲う外 側半導電層(115)によって囲われた電気的に導電する心線により構成され、 前記層(113、114、115)が互いに接着されている高電圧ケーブル(1 11)で巻かれており、そして、巻線(2)は、冷却ダクト(3)を形成するデ ィスクを作るために、軸方向に各ケーブルターンを分離するように配置されるス ペーサ(4)を備えていることを特徴とする電力変圧器。 2.スペーサ(4、12)が各巻線ターン間で半径方向に配置されていること を特徴とする請求項1に記載の電力変圧器。 3.少なくとも6つのスペーサ(4)が前記変圧器の脚(9)の周囲に平等に 分配されていることを特徴とする請求項2に記載の電力変圧器。 4.空気流に対する密封として作用する端構造(6、18)が前記変圧器の前 記脚(9)の周囲に配置されていることを特徴とする請求項2−3のいずれか一 項に記載の電力変圧器。 5.前記変圧器のコイルの上端が軸方向空気流に対する密封として作用する上 端板(20)によって構成されていることを特徴とする請求項4に記載の電力変 圧器。 6.前記端構造(6、18)を有する上側巻線ディスク(7)及び下側巻線デ ィスク(8)が軸方向に密封として作用する手段を含んでいることを特徴とする 請求項2−3のいずれか一項に記載の電力変圧器。 7.ファン(10)を備えたファンフード(16)が前記変圧器の前記脚(9 )に平行に全ての前記巻線ターンを通過する空気を送り込みまたは吸い込むよう に配置されていることを特徴とする請求項4−6のいずれか一項に記載の電力変 圧器。 8.一端にある前記ファンフード(16)が上側巻線ディスク(7)または上 端板(20)のどちらかに対して密封作用を有することを特徴とする請求項7に 記載の電力変圧器。 9.前記層(113、114、115)が弾性を有する材料でなり、動作中の 温度変動に起因する前記層(113、114、115)の体積変化が前記弾性材 料によって吸収されるような熱膨張係数を有し、前記層(113、114、11 5)は動作中に生じる温度変動に対し互いの接着を保持することを特徴とする請 求項1−8のいずれか一項に記載の電力変圧器。 10.前記層(113、114、115)の材料が高い弾性を有し、好ましくは 500MPaより小さい、好ましくは200MPaより小さい弾性係数であることを特 徴とする請求項1−9のいずれか一項に記載の電力変圧器。 11.前記層(113、114、115)の材料の熱膨張係数が実質的に同じで あることを特徴とする請求項1−10のいずれか一項に記載の電力変圧器。 12.層(113、114、115)間の前記付着が少なくとも最も弱い材料と 同じ大きさであることを特徴とする請求項1−11のいずれか一項に記載の電力変 圧器。 13.前記半導電層(113、115)のそれぞれが実質的に等電位面を構成す ることを特徴とする請求項1−12のいずれか一項に記載の電力変圧器。 14.少なくとも一つのファン(10)が、前記変圧器の脚(9) の外側に沿って及び半径方向または軸方向に各巻線ターン間に、空気を送り込む かまたは吸い込むかのどちらかであることを特徴とする請求項1−13のいずれか 一項に記載のケーブル巻線電力変圧器を空冷する方法。 15.前記スペーサ(4、12)が前記変圧器の巻線手順の中で前記巻線ターン 間に挿入されることを特徴とする請求項14に記載の方法。 16.温度検出器が適当な空気流となるように前記ファンの速さを調節すること を特徴とする請求項15に記載の方法。
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