JP2001509197A - 変性ポリエステル - Google Patents

変性ポリエステル

Info

Publication number
JP2001509197A
JP2001509197A JP53238998A JP53238998A JP2001509197A JP 2001509197 A JP2001509197 A JP 2001509197A JP 53238998 A JP53238998 A JP 53238998A JP 53238998 A JP53238998 A JP 53238998A JP 2001509197 A JP2001509197 A JP 2001509197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyester
polyhydric alcohol
blend
precursor
polyfunctional
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP53238998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001509197A5 (ja
Inventor
ディーペン,ゲイリー ジョセフ バン
シェーン オシェア,マイケル
モード,グレーム
Original Assignee
シーアールシー フォー ポリマーズ プロプライアタリー リミティド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from AUPO4887A external-priority patent/AUPO488797A0/en
Priority claimed from AUPO6627A external-priority patent/AUPO662797A0/en
Application filed by シーアールシー フォー ポリマーズ プロプライアタリー リミティド filed Critical シーアールシー フォー ポリマーズ プロプライアタリー リミティド
Publication of JP2001509197A publication Critical patent/JP2001509197A/ja
Publication of JP2001509197A5 publication Critical patent/JP2001509197A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/91Polymers modified by chemical after-treatment
    • C08G63/914Polymers modified by chemical after-treatment derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/916Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/02Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/12Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/16Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • C08G63/18Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds the acids or hydroxy compounds containing carbocyclic rings
    • C08G63/181Acids containing aromatic rings
    • C08G63/183Terephthalic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/02Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/12Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/16Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • C08G63/20Polyesters having been prepared in the presence of compounds having one reactive group or more than two reactive groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/02Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/12Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/46Polyesters chemically modified by esterification
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/78Preparation processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/78Preparation processes
    • C08G63/82Preparation processes characterised by the catalyst used
    • C08G63/85Germanium, tin, lead, arsenic, antimony, bismuth, titanium, zirconium, hafnium, vanadium, niobium, tantalum, or compounds thereof
    • C08G63/86Germanium, antimony, or compounds thereof
    • C08G63/866Antimony or compounds thereof

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ポリエステル、明細書に記載されるように3以上の官能価の多官能価酸無水物、および、3以上の官能価の多価アルコールもしくはその前駆体を含み、前記多官能価酸無水物の多価アルコールもしくはその前駆体に対するモル比は0.5:1〜(10×C):1であり、Cは多価アルコールもしくはその前駆体中のアルコールのモル数もしくは当量数である、ポリマーブレンド。

Description

【発明の詳細な説明】 変性ポリエステル 本発明はポリエステルに関し、詳細には、本発明は改良されたメルトレオロジ ー(例えば、溶融強度、溶融粘度、膨潤比、伸び率等の幾つかの手段により測定 できる)および/または改良された物性(例えば、低減されたガス透過性、増加 した耐熱性、より高い耐衝撃強さ等)を有する変性ポリエステルに関する。本発 明は改良されたメルトレオロジーおよび/または物性を付与するためのポリエス テルの変性法にも関する。 ポリエチレンテレフタレート(PET)およびポリブチレンテレフタレート( PBT)のような熱可塑性ポリエステル樹脂は良好な機械特性、耐熱性、耐薬品 性および寸法安定性を有する(これらおよび他の多くの特性の改良の余地はある が)。これらのポリステルは、繊維、容器およびフィルムのような製品を製造す るために押出成形、射出成形および延伸吹込成形(stretch blowing moulding) の分野において広く使用されている。 ポリエステルはインフレーション、幅出し、熱成形および発泡押出のような分 野において使用できるが、これらの分野における使用は、狭いプロセスウィンド ーおよび特殊な加工装置の必要性から生じる困難性のためにしばしば制限される 。これは、一般に、これらおよび他の用途のためにポリエステルのメルトレオロ ジーにおける欠陥により生じるものである。ポリエステルは、通常、低い溶融粘 度、低い溶融強度および低い溶融弾性率を有する。ある場合に、ポリエステル樹 脂のメルトレオロジーの欠陥は、比較的に高価で、複雑な加工装置によって部分 的に克服できるが、一般に、これらの欠 陥はポリエステル樹脂のこのような使用を制限する。 ポリエステル中に枝分かれを導入し、溶融粘度または溶融強度を改良するため の、ピロメリット酸二無水物(PDMA)を含む種々の多官能性カップリング剤 の使用は、例えば、Leslieらの米国特許第4,145,466号明細書およびGh attaらの米国特許第5,362,763号および米国特許第5,422,381 号明細書において議論されている。このような試薬は、固相重縮合法によるポリ エステル合成の間に混入されるか、または、十分な固有粘度の生成物を与えるた めに溶融混合の次にこのような方法が要求される。 Dijkstaの米国特許第3,553,157号、Hayashiの米国特許第5,134 ,028号およびRotterおよびMelquistの米国特許第5,288,764号明細 書はPDMAを単独でまたはPET中のマスターバッチとして使用し、それによ り、溶融加工法におけるPETの特性を改良することを開示している。 Muschiattiの米国特許第5,229,432号明細書は、発泡用途のために高 い溶融強度をPETに付与するために、押出機中において、二酸、二酸無水物お よびポリヒドロキシ化合物を含む種々の枝分かれ剤を使用することを記載してい る。同様に、SmithおよびTrevitt CH688184 A5は、溶融粘度を改良するために、 溶融混合プロセスにおいて、ポリカルボン酸無水物(PDMAを含む)を多価ア ルコールとともにPETと混合することを開示している。これらの刊行物は、し かしながら、われわれが発見したレオロジー特性の実質的な改良を達成するため に要求される成分比の注意深い制御の必要性については記載していない。 ポリエステルのメルトレオロジーの制約に加えて、ポリエステルは、一般に、 メルト安定性が低い。メルト安定性は溶融状態における加工の間のポリマーの分 解に対する耐性として記載されうる(分 子量が低下することまたは固有粘度が低下することおよび/または分解生成物の 量が増加することにより証明される)。加水分解は、ポリエステルがより低い分 子量(より低い固有粘度)の材料を生成するために分解する経路の1つである。 加水分解は、また、引裂および引張強さ、耐衝撃強さ並びに屈曲寿命のようなポ リマー物性の低下によっても証明される。 ポリエステルのメルト安定性がないことは、特に食品接触用途のPETスクラ ップを効率的に再生する能力がないことによっても証明される。例えば、PET を用いて、炭酸飲料容器を製造するときに(予備成形体に射出成形し、次に延伸 吹込成形を行うことによる)、PETの分子量の有意な低下および対応する固有 粘度の低下は起こる。これにより、バージン樹脂と比較してPETの溶融粘度お よび溶融強度は低下し、この加工された材料は炭酸飲料ボトルへの再加工には適 さなくなる。再生されたPETスクラップの利用のために用いられている1つの アプローチは、射出成形によるボトル予備成形体の製造の間にバージンPETの 間の中間層として、再生されたPETスクラップを導入することである。このア プローチは非常に複雑な射出成形装置を要求し、そして、バージンPETのみか ら製造された予備成形体よりも、サンドイッチされた予備成形体をボトルへと延 伸吹込成形することが困難であるから、この方法は完全に満足されるものではな い。 ソリッドステーティングのような再生PETの分子量を上げることを狙った他 の方法はコストが嵩み、そしてしばしば、再生PETの使用を経済的に魅力のな いものにしている。 今回、我々は、ポリエステル樹脂を、多価アルコールと多官能価酸無水物との 組み合わせと溶融相反応させることにより、ポリエステルのメルトレオロジー( 例えば、溶融粘度、溶融強度)、固有粘 度および分子量(Mw、Mz)の有意な改良が生じるように制御できることを発 見した。 第一の態様によると、ポリエステル、本明細書に記載されるように3以上の官 能価の多官能価酸無水物、および、3以上の官能価の多価アルコールもしくはそ の前駆体を含み、前記多官能価酸無水物の多価アルコールもしくはその前駆体に 対するモル比が0.5:1〜(10×C):1であり、Cは多価アルコールもし くはその前駆体中のアルコールのモル数または当量数である、ポリマーブレンド が提供される。 本発明の第二の態様によると、本明細書において記載されるように3以上の官 能価の多官能価酸無水物および3以上の官能価の多価アルコールもしくはその前 駆体とポリエステルを反応させることを含む、前記ポリエステルの変性法であっ て、前記多官能価酸もしくは酸無水物の多価アルコールもしくはその前駆体に対 するモル比は0.5:1〜(10×C):1であり、Cは多価アルコールもしく はその前駆体中のアルコールのモル数もしくは当量数である方法が提供される。 本発明の第三の態様によると、ポリエステルおよび少なくとも1種の反応性ポ リマーを、本明細書に記載されるように3以上の官能価の多官能価酸無水物およ び3以上の官能価の多価アルコールもしくはその前駆体と反応させることを含む 、前記ポリエステルを前記少なくとも1種の反応性ポリマーにカップリングさせ る方法であって、前記多官能価酸無水物の多価アルコールもしくはその誘導体に 対するモル比は0.5:1〜(10×C):1であり、Cは多価アルコールもし くはその前駆体中のアルコールのモル数もしくは当量数である方法が提供される 。 本発明の第四の態様によると、ポリエステル樹脂と、多価アルコ ールもしくはその前駆体および多官能価酸無水物の組み合わせとの溶融相反応に より形成された、枝分かれされもしくは鎖延長されたポリエステルもしくはポリ エステルブレンドであって、前記多官能価酸無水物は本明細書に記載されるよう に3以上の官能価であり、そして前記多価アルコールもしくはその前駆体は3以 上の官能価であり、前記多官能価酸もしくは酸無水物の前記多価アルコールもし くはその前駆体に対するモル比は、0.5:1〜(10×C):1であり、Cは 多価アルコールもしくは前駆体中のアルコールのモル数もしくは当量数であるも のが提供される。 本発明は本明細書中に記載された方法により製造されたポリマーおよびポリマ ーブレンドをも提供する。 本発明における使用に適するポリエステルは好ましくは熱可塑性ポリエステル であり、ポリマー主鎖中に繰り返しカルボン酸エステル基を有する全てのヘテロ 鎖高分子化合物を含む。側鎖もしくはグラフト上にエステル基を含むポリマーも 本発明におけるポリエステルとしての使用に適する。カルボン酸エステル基を有 する(主鎖中にまたは側基もしくはグラフトとして)モノマーを含むコポリマー およびカルボン酸エステル基を有する(主鎖中にまたは側基もしくはグラフトと して)ポリエステルの誘導体も本発明における使用に適する。本発明における使 用に適するポリエステルは、また、酸、酸無水物およびアルコールを主鎖中にま たは側鎖として含んでよい(アクリルもしくはメタクリル含有ポリマー)。この ようなポリマーは、ポリエステルを変性するための1つまたは両方の添加剤とし て機能することもできる。 本発明における使用に好ましいポリエステルは、ポリエチレンテレフタレート (PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレー ト(PEN)、PETのコポリマー、P BTのコポリマー、PENのコポリマー、液晶ポリエステル(LCP)および炭 酸のポリエステル(ポリカーボネート)並びにそれらの1種以上のブレンドを含 む。 PETのコポリマーは他のコモノマーを含む変種を含む。例えば、エタンジオ ールを、シクロヘキサンジメタノールのような他のジオールと置き換えて、PE Tコポリマーを形成させることができる。PBTのコポリマーは他のコモノマー を含む変種を含む。PENのコポリマーは他のコモノマーを含む変種を含む。P EN/PETのコポリマーも本発明において有用である。これらのコポリマーは 他のポリエステルとブレンドされてもよい。ポリエステルの他のブレンドは本発 明により提供されうる。本発明による方法の使用はブレンドされたポリエステル の間のカップリングを増加させる効果を有する。本発明による変性はブレンド中 に存在する1つまたは両方(全ての)ポリエステルに対して行われ、そしてブレ ンド中に存在する全てのポリエステルの変性を行うことにより現場で行える。 液晶ポリエステルはポリヒドロキシ安息香酸(HBA)、ポリ−2−ヒドロキ シ−6−ナフトエ酸およびポリナフタレンテレフタレート(PNT)を含み、P NTは2,6−ジヒドロキシナフタレンおよびテレフタル酸のコポリマーである 。液晶ポリエステルと他のポリエステルとのコポリマーも本発明において適切で ある。 側鎖もしくはグラフトエステル、酸またはアルコールを含むポリマーは、ポリ (メチルメタクリレート)(もしくは他のメタクレートもしくはアクリレート) 、ポリメタクリル酸、ポリアクリル酸、ポリヒドロキシエチルメタクリレート、 デンプン、セルロース等を含む。 酸、エステルもしはアルコールを含むポリマーを含むコポリマーもしくはグラ フトコポリマーは、エチレン−コ−酢酸ビニル、エチ レン−コ−ビニルアルコール、エチレン−コーアクリル酸、無水マレイン酸グラ フト化ポリエチレン等を含む。 本発明における使用に適する多価アルコールは3以上の官能価であり、そして 1分子当たりに少なくとも3個のヒドロキシ基を有するものと理解されるであろ う。例えば、グリセロールは3の官能価であり、ペンタエリトリトールは4の官 能価である。適切な多価アルコールおよびその前駆体の例は、グリセロール、ト リメチロールプロパン、トリメチロールエタン、ペンタエリトリトールまたはそ のエステル、1,2,6−ヘキサントリオール、ソルビトール、グリセロールト リプロピレート、および、3より大きいヒドロキシ官能価のポリエーテルグリコ ール、グリセロールトリベンゾエート、1,1,4,4−テトラキス(ヒドロキ シメチル)シクロヘキサン、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート およびジペンタエリトリトール、トリペンタエリトリトール等を含む。2〜6個 の炭素数のアルキレンオキシド、例えば、エチレンオキシド、プロピレンオキシ ドと、3〜6個の炭素数の多価の開始剤、例えば、グリセロール、ジグリセロー ル等との縮合により誘導されるトリオールも使用されうる。アルコール(もしく はその誘導体)を含むポリマーもしくはコポリマー、例えば、ポリエチレン−コ −ビニルアルコール)、ポリ(エチレン−コ−酢酸ビニル)を多価アルコールと して使用することも可能である。シロキサンのヒドロキシ官能シランも適切な多 価アルコールもしくはその誘導体として使用されうる。1種以上のポリヒドロキ シアルコールは組み合わせて用いることもできる。 好ましい多価アルコールもしくはその誘導体は、ペンタエリトリトールもしく はそのエステル誘導体、ジペンタエリトリトール、トリペンタエリトリトール、 トリメチロールプロパン、トリメチロー ルエタンおよびグリセロールを含む。 多価アルコールは、現場で多価アルコールに転化される化合物により提供され てよい。このような化合物は、一般に、本明細書中において多価アルコールの前 駆体と呼ばれる。多価アルコールへの適切な前駆体は前記多価アルコールのエス テル誘導体を含む。 本発明における使用に適する多官能価酸無水物は3以上の官能価であり、そし て1分子中に少なくとも3個の酸基もしくは酸残基を有するものと理解されるで あろう。多官能価酸無水物はトリメリット酸無水物が3の官能価であり、そして ピロメリット酸二無水物が4の官能価である官能価を有するものと理解されるで あろう。 多官能価酸無水物の例は、芳香族酸無水物、脂環式酸無水物、ハロゲン化酸無 水物、ピロメリット酸二無水物、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、シ クロペンタンテトラカルボン酸二無水物、ジフェニルスルホンテトラカルボン酸 二無水物、5−(2,5−ジオキソテトラヒドロ−3−フラニル)−3−メチル −3−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸二無水物、ビス(3,4−ジカル ボキシフェニル)エーテル二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)チ オエーテル二無水物、ビスフェノール−Aビスエーテル二無水物、2,2−ビス (3,4−ジカルボキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン二無水物、2,3, 6,7−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、ビス(3,4−ジカルキシルフ ェニル)スルホン二無水物、1,2,5,6−ナフタレンテトラカルボン酸二無 水物、2、2’,3,3’−ビフェニルテトラカルボン酸、ヒドロキノンビスエ ーテル二無水物、3,4,9,10−ペリレンテトラカルボン酸二無水物、1, 2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物、3,4−ジカルボキシ− 1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレンコハク酸二無水物、ビシクロ( 2,2)オクト −7−エン−2,3,5,6−テトラカルボン酸二無水物、テトラヒドロフラン −2,3,4,5−テトラカルボン酸二無水物、2,2−ビス(3,4−ジカル ボキシフェニル)プロパン二無水物、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカ ルボン酸二無水物、4,4’−オキシジフタル酸二無水物(ODPA)およびエ チレンジアミンテトラ酢酸二無水物(EDTAh)を含む。酸無水物を含むポリ マーもしくはコポリマーを酸無水物成分として使用することも可能である。1種 の以上の多官能価酸無水物を組み合わせて用いることができる。 好ましい多官能価酸無水物は、ピロメリット酸二無水物、1,2,3,4−シ クロペンタンテトラカルボン酸二無水物、1,2,3,4−シクロブタンテトラ カルボン酸二無水物およびテトラヒドロフラン−2,3,4,5−テトラカルボ ン酸二無水物を含む。最も好ましくは多官能価酸無水物はピロメリット酸二無水 物である。 多官能価酸無水物の多価アルコールもしくはその前駆体に対するモル比は0. 5:1〜(10×C):1であり、Cは多価アルコールもしくはその前駆体中の アルコールのモル数(もしくは当量数)である。 多官能価酸無水物の多価アルコールもしくはその前駆体に対するモル比は2: 1〜(2×C):1である。 モル比の計算を明確に示すために、次の例を提供する。例としての計算 :ピロメリット酸二無水物(PMDA)およびペンタエリトリト ール(ペントール(pent'ol))を用いたポリエチレンテレフタレート(PET) の変性について PMDA=4価の酸無水物 ペンタエリトリトール=4価のアルコール この例で使用する多価アルコールであるペンタエリトリトールは4 の官能価であり、それ故、C=4である。 PMDAのペンタエリトリトールに対するモル比は0.5:1〜40(10× 4):1であり、PMDAのペンタエリトリトールに対する好ましいモル比は2 :1〜8(2×4):1である。 例として、0.1モル%のペンタエリトリトール(ポリエステル中のエステル の合計量を基準として)を用い、そしてPMDAのペンタエリトリトールに対す るモル比を4:1とすると、PMDAの添加量は0.4モル%に対応する。 100kgのPET(520.83モルのエチレンテレフタレート繰り返し単 位−190g/モル)を変性するために、0.1モル%のペンタエリトリトール は0.520モルに対応し、それは70.83グラムである。0.4モル%のP MDAは2.083モルに対応し、それは454.15グラムである。0.1モ ル%のペンタエリトリトールは混合物の合計(添加剤+PET)の0.07重量 %である。対応して、0.4モル%のPMDAは混合物の合計の0.45重量% である。 好ましくは、多価アルコールもしくはその前駆体をポリエステル中のエステル の合計量のモル%として表現したときの量は、0.005〜4モル%であり、好 ましくは0.01〜1モル%であり、より好ましくは0.01〜0.015モル %である。多官能価酸無水物のモル%は上記のモル比の式を用いて、多価アルコ ールの官能価から計算することができる。この範囲は0.005〜40×Cであ り、好ましい範囲は0.1〜2×Cである。例としての計算 :ペンタエリトリトール(C=4)およびPMDAを、PMDA のペンタエリトリトールに対するモル比を4:1として用いたPETの変性 ペンタエリトリトール(C=4) 範囲0.005〜4モル% (0.003〜2.341重量%) 好ましい範囲0.01〜1モル% (0.007〜0.670重量%) より好ましい範囲0.01〜O.015モル%(0.007〜0.011重量%) PMDA 範囲0.01〜32モル% (0.011〜30.024重量%) 好ましい範囲0.02〜8モル% (0.023〜8.64重量%) より好ましい範囲0.08〜0.120モル%(0.091〜1.365重量%) 縮合触媒は、多官能価酸無水物および多価アルコールもしくはその前駆体のポ リエステルとの反応速度を上げるために反応混合物に添加されてよい。縮合触媒 は反応度を改良し、そして、その為、改良された溶融強度特性とするために使用 することもできる。 典型的な縮合触媒は三酸化アンチモン、酸化チタンおよびジブチル錫ジラウレ ートのようなルイス酸を含む。他の縮合触媒も本発明において使用されてよい。 本発明のポリエステルおよびブレンドは未変性のポリエステル樹脂と有利にブ レンドされることができ、未変性のポリエステル樹脂は変性ポリエステルを製造 するために使用されるものと同一であってもまたは異なっていてもよい。変性ポ リエステルは予備配合されるマスターバッチとして使用され、そして次にメルト 混合装置または他の加工装置においてブレンドされまたは加工されて、ブレンド に改良された特性を付与することができる。 本発明のポリマーブレンド中に導入されてよい他の添加剤は連鎖延長および/ または枝分かれの度合いを制御するためのブロッカーとして作用する一官能性添 加剤を含み、Edelmanらにより米国特許第4,1611,579号明細書に縮合 /固相重縮合の組み合わせによる制御された枝分かれポリエステルの製造につい て記載されている通りである。適切な一官能性添加剤の例は酸(例えば、安息香 酸)もしくはその無水物もしくはそのエステル(例えば、安息香酸無水物、酢酸 無水物)を含む。一官能性アルコールも使用されてよい。 発泡した製品が要求されるときに、ポリマーブレンドの発泡を改良するために 添加剤(例えば、炭酸)を導入してもよい。化学発泡の代わりに物理発泡を行う ために、本発明のポリマーブレンド中にガスを注入してもよい。 添加してよい他の添加剤は、顔料、充填剤、酸化防止剤、UV−安定剤、色改 良剤等(または初期ポリエステル製造において含まれていないいずれかの添加剤 )を含む。 本発明の第三の態様における使用に適する反応性ポリマーは、他のポリエステ ル、または、多官能価酸無水物または多価アルコールもしくはその前駆体または ポリエステルと反応することができる官能基を含む他のポリマーを含むことがで きる。 本発明の方法において、ポリエステルは便利には溶融混合により、多価アルコ ールもしくはその前駆体および多官能価酸無水物と反応することができる。溶融 混合は、連続押出機、例えば、二軸スクリュー押出機、一軸スクリュー押出機、 他の多軸スクリュー押出機およびファレルミキサー(Farell mixer)により便利 に行える。半連続もしくはバッチポリマー加工装置も溶融混合を行うために用い てよい。適切な装置は、射出成形機、バンバリーミキサーおよびバッチミキサー を含む。静的混合装置は、多価アルコールおよびその前駆体および多官能価酸無 水物とポリエステルとを完全に混合するために、流れを細別しそして再合流させ るような配置の固定障害物を含むパイプを含むことができる。 有利なことに、我々は、溶融混合装置内で、多官能価酸無水物と組み合わせた 多価アルコールもしくはその前駆体と、ポリエステル もしくはポリエステルブレンドを反応させることにより、前記ポリエステルもし くはポリエステルブレンドと同等以上の固有粘度を有し、実質的に改良されたメ ルトレオロジーを有する製品が提供されることを発見した。多価アルコールもし くはその前駆体および多官能価酸無水物を組み合わせて用いることの効果はいず れかの試薬を単独で用いることの効果よりもずっと大きい。この効果は重縮合触 媒の添加により、さらに向上されうる。これは、SmithおよびTrevittにより以前 に記載された方法と比較したときに、非常に少量の添加試薬を用いて製品を製造 することができることを意味する。さらに、我々は、このように製造した製品は 、PDMAのみを用いて製造した製品よりも実質的に低い変色性を有することを 発見した。 理論に拘束されるつもりはないが、多価アルコールはアルコーリシスによりポ リエステルと反応し、それにより、枝分かれポリエステルを生成し、そしてポリ エステルが実質的な割合のヒドロキシ末端基を有することを確保するものと信じ られる。多官能価酸無水物はカップリング剤および脱水剤の両方として作用し、 加工の間に分子量低下を起こさせず、そして、用いる多価アルコールの酸無水物 に対するモル比によって分子量および固有粘度を上げる。多官能価酸無水物は枝 分かれ剤としても作用することができる。多価アルコールおよび多官能価酸無水 物は、所望の程度の枝分かれを生じ、かつ、可溶性もしくは変性しようとするポ リエステルとの相溶性が得られるように選択されるべきである。 反応は溶融混合の後にも、重縮合により固相においても続くものと信じられれ る。多価アルコールもしくはその前駆体および多官能価酸無水物は、反応のため のポリエステルに同時にまたは逐次的に添加してよく、そして、ポリエステルが 溶融される前、その間もしくはその後、或いは、初期変性の後の第二の溶融プロ セスの間のい ずれかで添加されてよい。これらの逐次的な添加は構造を制御するだけでなく、 得られるポリマーの性能を制御するために用いられてよい。例えば、多価アルコ ールもしくはその前駆体を多官能価酸無水物とともに添加すると、ポリエステル との反応と競合する反応をもたらし、それは予備的に星状の分子を形成しうる。 または、多価アルコールもしくはその誘導体とポリエステルとの反応は初期的に 鎖分解/加水分解をもたらすことができる。多官能価酸無水物との次の反応にお いて、反応生成物のカップリングが起こりうる。 我々は、ポリエステル粉末と多官能価酸無水物および多価アルコールもしくは その前駆体とをホッパーにおいて混合することによりマスターバッチを製造し、 そして変性しようとするポリエステルとともにこの混合物を重力で二軸スクリュ ー押出機にフィードするこが特に有利であることを発見した。溶融混合は押出機 中で起こる。未反応成分または生成されうる副生成物(例えば、水)の除去のた めに押出機に好ましくは真空を課す。押出された製品は、押出機を出て、冷却さ れ(例えば、水浴を通過する)、そしてペレット化される。必要に応じて、反応 は固相重縮合により続けられてよい。 固相重縮合は、一般に、あるタイプの押出機を1回通過した材料に対して行わ れ、それにより、増加した分子量の材料が製造される。特定のポリマー(例えば 、ポリエステル)をその融点より低い温度で加熱することは、ポリマーを乾燥さ せそしてポリマーの重合を進めて、材料の分子量および固有粘度の増加をもたら すように機能する。これは次のいずれかにより行うことができる(a)ポリマー を高温に長時間(15〜40時間)加熱する、または(b)一度ポリマー材料が 製造されたときに、電離線を用いる。 本発明の方法は熱加工(例えば、押出)の間にポリエステルが単独でまたは他 のポリマーもしくは添加剤(例えば、充填剤)とのブ レンドで悩まされるネット崩壊(例えば、加水分解)を制限しまたは制御するた めに用いることができる。 本発明のポリマーブレンドは、より高い溶融粘度、粘弾性およびメルトの強度 が、バブルの安定性を維持しながら、より膨張比、より高い二軸配向性およびよ り速い通過速度を可能にするインフレーションフィルム用途における使用のため に有利に選択されうる。 本発明のポリマーブレンドの改良されたメルトレオロジーは、有利には、加工 工程を減らし、そして材料特性を改良することができる。メルトレオロジーの改 良により、本発明のポリエステルを事前乾燥することなく加工することができ、 ポリエステルの吹込成形を容易にし、特にメルトレオロジーの改良により、延伸 吹込成形が容易になり、ポリエステルの発泡が容易になり、ガラス強化ポリエス テル中に使用されているような極性充填剤に対するポリエステルの付着性が向上 され、ポリエステルが非常に容易に熱成形され、そしてバリア性および酸素透過 性を含む改良された特性を有するコポリマーを提供するようにポリエステルをカ ップリングすることができる。 再生ポリエステルは、有利に多価アルコールもしくはその前駆体および多官能 価酸無水物と反応することができる。有利なことに、溶融粘度の点でバージンポ リエステルと同等以上に再生ポリエステルを改良することができる(例えば、再 生PETの変性により、延伸吹込ボトルの内側層として加工性および性能を改良 する)。このような再生ポリエステルはとりわけ、包装材料における使用に適す る。 本発明のポリマーブレンドは、加工の間の色の発現を最少にし、食品接触用途 において抽出可能物質の量を低減しながら、メルトレオロジーの改良を示す。 本発明の変性ポリエステルは、溶融強度およびメルトレオロジーの改良に加え て、結晶化特性が改良されている。変性ポリエステルは高くなったピーク結晶化 温度および高くなった結晶化速度および結晶化度を付与する。ピーク結晶化温度 、結晶化速度および結晶化度の増加は多官能価酸無水物および多価アルコールも しくはその前駆体の添加レベルが低いときでも有効であることを示した。有利な ことに、少量の変性マスターバッチを未変性ポリエステルのブレンドとの組み合 わせで用いたときに、結晶化特性における改良が観測される。溶融強度またはメ ルトレオロジーが有意に改良されていないときでも結晶化特性の改良は有利であ る。 ポリオレフィンのような成核剤がポリエステルの結晶化性能を改良するために ポリエステルとブレンドされてきたが、その使用により、ポリエステルの早期変 色および崩壊が一般にもたらされる。変色および崩壊により、熱成形レースもし くはトリムを再加工することができなくなる。本発明の変性ポリエステルは成核 性ポリオレフィンの使用の必要性を低減し、そしてそれにより、熱成形レースも しくはトリムの再加工を容易にする。 一般に、ランダムポリエステルコポリマーのみが反応器縮合/重縮合法により 製造されまたは生成されうる。ある用途のために、テーパードもしくはブロック ポリエステルを使用することはより好ましい。このような材料を製造するための 従来の方法はエステル交換によるものである。エステル交換は制御することが困 難であり、そしてエステル交換が多すぎると、よりランダムのコポリマーをもた らし、それは有用でない(例えば、あるPET/PENブレンドは、エステル交 換が起こりすぎると、延伸吹込成形がされえない)。本発明の第三の態様のカッ プリングプロセスはブロックポリエステルコポリマーを生成させるための別の手 段を提供する。カップリン グおよび枝分かれは、また、広い範囲の用途(例えば、溶融強度改良剤)のため の非線状ブロックコポリエステルを製造するための手段も提供することができる 。カップリング/枝分かれにより生成されるブロックコポリマーは、例えば、射 出成形によりブレンド中において現場で製造されうる。ブロックコポリマーでは 、改良されたメルトレオロジー以外の特性が要求されることが考えられ、それ故 、コポリマーの分子量または枝分かれ度を有意に増加させることが望ましくない ことがある。 改良された特性(例えば、ガス透過性、耐熱性、耐衝撃強さ)または改良され た加工性(例えば、延伸吹込成形、押出吹込成形、シート成形、発泡、熱成形、 押出成形、射出成形またはポリマーのための他のいずれかの熱加工のための高い 溶融粘度のポリマー)を有する製品の製造のために、フィードストックまたは添 加剤として使用するための枝分かれもしくは連鎖延長されたポリマーもしくはコ ポリマーは本発明の方法により形成されうる。 有利なことに、本発明は、カップリング(およびエステル交換)による、鎖延 長されたポリエステルもしくはコポリマー−ポリエステル(例えば、異なるポリ エステルの混合物またはポリエステルとエステルもしくはアルコール含有ポリマ ーとの混合物)の製造によって、従来用途および非従来用途の両方におけるポリ エステルもしくはポリエステル含有コポリマーまたはブレンドの加工性および/ または製品性能を改良するために用いることができる。 本発明の第三の態様の方法により製造された枝分かれ/鎖延長コポリマー製品 は改良されたメルトレオロジーを有することも、またはそうでないこともある。 しかしながら、この製品は、他の手段により製造された同様の組成のコポリマー と比較して、その構造のために有利な特性を有するであろう。 本明細書および次の請求の範囲全体にわたって、文脈から別の意味を要求され ないかぎり、用語「含む」等は記載された整数または整数群を含むが、他の整数 または整数群を排除するものでないことを意味することが理解されるであろう。 本発明は次の制限しない例を参照してさらに説明される。 例 一般手順 (1)二軸スクリュー押出機(TSE)中での変性 2つの異なる二軸スクリュ一押出機を例において使用した。即ち、(i)JS W TEX30および(ii)W+P ZSK 30。各押出機の説明および用 いた操作条件を下記に示す。 JSW TEX30 JSW TEX30は30mmのスクリュー直径および42の全体のL/Dを 有する二軸押出機であり(L/Dが3.5である10個の温度制御されたバレル セクション、L/Dが1.167の3個の非加熱サンプリングモニタリングブロ ックおよびL/Dが3.5である冷却フィードブロックを含む)。この押出機を 、5〜30kg/hrの通過量および100〜400rpmのスクリュー速度を 用いて、同方向回転(インターメッシングセルフワイピング)または反対回転( インターメッシングノンセルフワイピング)モードのいずれかで運転した。バレ ルセクション温度は250〜320℃にセットした。典型的なバレルセット温度 プロファイルは次の通りである(ゾーン1〜ダイまで):250℃、280×9 。メルト温度および圧力をバレルに沿って3点およびダイでモニターした。 W+P ZSK30 W+P ZSK30は30mmのスクリュー直径および40の全体L/Dを有 する同方向回転インターメッシングセルフワイピング二軸スクリュー押出機(6 個の加熱バレルゾーンを含む)である。 この押出機を、5〜10kg/hrの通過量および100〜200rpmのスク リュー速度で運転した。バレルセクション温度は260〜280℃に設定した。 典型的なバレルセット温度プロファイル(ゾーン1〜ダイ)は260℃、280 ℃×5である。メルト温度および圧力を押出機のダイセクションにおいてモニタ ーした。 両方の二軸スクリュー押出機について、押出機からダイを出てくる変性ポリエ ステルを水浴で冷却し、ペレット化し、そしてその後、窒素下で炉またはデシカ ントドライヤー(露点−70℃)で結晶化させ、そして乾燥させ、その後に、さ らに分析した。 (2)一軸スクリュー押出機(SSE)中における変性 例において用いた一軸スクリュー押出機は、L/D=25(4個の加熱バレル セクション)および19mmのスクリュー直径のブラベンダーセグメント化一軸 スクリュー押出機であった。 (ブラベンダー中においてブレンディングも可能である) (4)変性剤の導入 二軸スクリュー(JSW TEX30およびW+P ZSK30)押出機およ び一軸スクリュー(ブラベンダー)押出機の両方について、変性剤(多官能価酸 無水物、多価アルコールおよび縮合触媒)を以下の通りにフィードした(i)変 性マスターバッチ(変性剤が変性しようとする粉末の形態のポリマーと混合され 、そしてポリマーペレットもしくは粉末のメインフィードとともに押出機のメイ ンフィードスロートにフィードされる)、(ii)変性しようとするポリマーの ペレットもしくは粉末のメインフィードとともに押出機のメインフィードスロー トにニートとしてフィードされる)、または、(iii)変性しようするポリマ ーの全て(殆んど粉末のポリマーとして)と予備混合され、その後、押出機のメ インフィードスロートにフィードされる。 通常、変性されたマスターバッチは2%w/w〜60%w/wの変性剤を含み 、残りはポリエステル(通常、粉末として)である。 手順の評価 サンプル特性に対する加工および組成の効果をモニターした。 (i)固有粘度(IV)はダベンポートメルト粘度計またはキャピラリー粘度 計を用いた等価溶液のIVの使用により測定した。 (ii)溶融強度はGottfert Werkstoff-Prufmaschinen Gmbh,Bunchen,Germ anyの“Rheotens”Melt Strength Tester,Type 010.1で測定した。この試験は 2つの反対回転ニップローラーの間のニップに垂直に入るポリマーの押出ストラ ンドを延伸することを含む。ストランドは19mmのスクリュー直径および25 の長さ/直径比(L/D)のブラベンダープラスティコード一軸スクリュー押出 機を用いて延伸した。押出物は直角キャピラリーダイ(2mm直径)を通して出 てきた。用いた温度プロファイルは押出機のバレルおよびダイの長さ方向に沿っ て均一であり、270℃に設定した。メルトフローインデックス(MFI)は2 30℃で2.16kgの荷重を用いて測定した。ニップローラーはバランスアー ムに取り付けられており、それにより、測定しようとする延伸ストランドに力を 与える。ニップロールの速度は均一の加速度で増加される。試験が進行するにつ れて、力はストランドが最終的に破壊するまで増加する。破断時の力を「溶融強 度」と呼ぶ。 溶融強度試験に関する国際的に確立された標準試験基準はないが、所定の試験 条件下で得られた比較の溶融強度値は特許において使用する溶融強度の増加の定 量的測定値を提供する。用いた試験条件は、ダイ温度270℃であり、押出機通 過速度約4g/分であり、加速度1.2cm/秒2であり、引き落とし距離21 0mmであり 、マット仕上スチールローラーであった。 (iii)GPC分子量分析は、2wt%のヘキサフルオロイソプロパノール (HFIP)/98%クロロホルム混合物中にサンプルを溶解させ、そしてサン プルを2つのPolymer LabsGPCカラムを通して溶離することによりモニターし た(有効分子量100〜2,000,000)。国際検量を用いてPETの当量 分子量を提供した。 (iv)DSC分析は20℃/分の走査速度で操作してPerkin Elmer DSC-7ま たはTA Instruments Modulated DSCのいずれかを用いた。 (v)メルトフローインデックス(MFI)はASTM 1238により、2 .16kgの荷重を用いて280℃で試験した(サンプルは160℃で4時間予 備乾燥した)。 (vi)落下速度は、押出機(JSW TEX30、W+P ZSK30また はブラベンダーSSEのいずれか)のダイから床へポリエステルストランド(ダ イ面で切断)が落下するのに要する時間を測定することにより決定した。落下時 間試験は溶融粘度、延長粘度、鎖の絡み合い(ダイスエルにより示される)およ び弾性(次の形成に耐える傾向により示される)の効果を組み合わせたものであ る。 例78〜82および40−変性された再生PETおよびバージンPETの発泡性 の評価−SSE中でCO2を用いた発泡 40:1のL:D比を有し、非常に小さい直径(約1mm)のロッドダイを有 する、30mm直径のKillonセグメント化スクリュー押出機をこの試験において 用いた。予備乾燥した樹脂をホッパーへフィーダー計量し、そして19D長さま でで可塑化した。二酸化炭素をこの点で一定圧力で(空気駆動ガスブースターに より支援)注入し、そしてメルト中に混合した。樹脂のレオロジー特性のタイプ により異なる加工条件を用いた。各試験において、条件を最良のフォーム構造を 生じるように変化させた。ダイ温度は235℃〜267℃であり、ダイ圧力は1 500〜2500psiであり、そしてガス圧力は1000〜2000psiで あった。スクリュー速度およびフィード速度は一定に保った。280℃/2.1 6kgでのメルトフローインデックス、密度、気泡サイズおよび均質性に関して 樹脂を分析した。 当業者は本明細書に記載した本発明は特に記載したもの以外の変形および変更 を行えることを理解するであろう。本発明はその精神および範囲に入るこのよう な変形および変更を含むことが理解されるべきである。本発明は、また、本明細 書に示した工程、特徴、組成物および化合物の全てを個別にまたは集約的に含み 、この工程もしくは特徴の2つ以上の全ての組み合わせをも含む。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年11月9日(1998.11.9) 【補正内容】 1)明細書 PMDAのペンタエリトリトールに対するモル比は0.5・1〜40(10× 4):1であり、PMDAのペンタエリトリトールに対する好ましいモル比は2 :1〜8(2×4):1である。 例として、0.1モル%のペンタエリトリトール(ポリエステル中のエステル の合計量を基準として)を用い、そしてPMDAのペンタエリトリトールに対す るモル比を4:1とすると、PMDAの添加量は0.4モル%に対応する。 100kgのPET(520.83モルのエチレンテレフタレート繰り返し単 位−190g/モル)を変性するために、0.1モル%のペンタエリトリトール は0.520モルに対応し、それは70.83グラムである。0.4モル%のP MDAは2.083モルに対応し、それは454.15グラムである。0.1モ ル%のペンタエリトリトールは混合物の合計(添加剤+PET)の0.07重量 %である。対応して、0.4モル%のPMDAは混合物の合計の0.45重量% である。 好ましくは、多価アルコールもしくはその前駆体をポリエステル中のエステル の合計量のモル%として表現したときの量は、0.05〜4モル%であり、好ま しくは0.01〜1モル%であり、より好ましくは0.01〜0.015モル% である。多官能価酸無水物のモル%は上記のモル比の式を用いて、多価アルコー ルの官能価から計算することができる。この範囲は0.005〜40×Cであり 、好ましい範囲は0.1〜2×Cである。例としての計算 :ペンタエリトリトール(C=4)およびPMDA を、PMDAのペンタエリトリトールに対するモル比を4:1として用いたPE Tの変性 ペンタエリトリトール(C=4) 範囲0.005〜4モル% (0.003〜2.341重量%) 好ましい範囲0.01〜1モル% (0.007〜0.670重量%) より好ましい範囲0.01〜0.015モル%(0.007〜0.011重量%) W+P ZSK30 W+P ZSK30は30mmのスクリュー直径および40の全体L/Dを有 する同方向回転インターメッシングセルフワイピング二軸スクリュー押出機(6 個の加熱バレルゾーンを含む)である。この押出機を、5〜10kg/hrの通 過量および100〜200rpmのスクリュー速度で運転した。バレルセクショ ン温度は260〜280℃に設定した。典型的なバレルセット温度プロファイル (ゾーン1〜ダイ)は260℃、280℃×5である。メルト温度および圧力を 押出機のダイセクションにおいてモニターした。 両方の二軸スクリュー押出機について、押出機からダイを出てくる変性ポリエ ステルを水浴で冷却し、ペレット化し、そしてその後、窒素下で炉またはデシカ ントドライヤー(露点−70℃)で結晶化させ、そして乾燥させ、その後に、さ らに分析した。 (2)一軸スクリュー押出機(SSE)中における変性 例において用いた一軸スクリュー押出機は、L/D=25(4個の加熱バレル セクション)および19mmのスクリュー直径のブラベンダー一軸スクリュー押 出機であった。 (ブラベンダー中においてブレンディングも可能である) (iii)GPC分子量分析は、2wt%のヘキサフルオロイソプロパノール (HFIP)/98%クロロホルム混合物中にサンプルを溶解させ、そしてサン プルを2つのPolymer LabsGPCカラムを通して溶離することによりモニターし た(有効分子量100〜2,000,000)。国際検量を用いてPETの当量 分子量を提供した。 (iv)DSC分析は20℃/分の走査速度で操作してPerkin Elmer DSC-7ま たはTA Instruments Modulated DSCのいずれかを用いた。 (v)メルトフローインデックス(MFI)はASTM 1238により、2 .16kgの荷重を用いて280℃で試験した(サンプルは160℃で4時間予 備乾燥した)。 (vi)落下速度は、押出機(JSW TEX30、W+P ZSK30また はブラベンダーSSEのいずれか)のダイから床へポリエステルストランド(ダ イ面で切断)が落下するのに要する時間を測定することにより決定した。落下時 間試験は溶融粘度、延長粘度、鎖の絡み合い(ダイスエルにより示される)およ び弾性(ネック形成に耐える傾向により示される)の効果を組み合わせたもので ある。 例78〜82および40−変性された再生PETおよびバージンPETの発泡性 の評価−SSE中でCO2を用いた発泡 40:1のL:D比を有し、非常に小さい直径(約1mm)のロッドダイを有 する、30mm直径のKillonセグメント化スクリュー押出機をこの試験において 用いた。予備乾燥した樹脂をホッパーへフィーダー計量し、そして19D長さま でで可塑化した。二酸化炭素をこの点で一定圧力で(空気駆動ガスブースターに より支援)注入し、そしてメルト中に混合した。樹脂のレオロジー特性のタイプ により異なる加工条件を用いた。各試験において、条件を最良のフォーム構造を 生じるように変化させた。ダイ温度は235℃〜267℃であり、ダイ圧力は1 500〜2500psiであり、そしてガス圧力は1000〜2000psiで あった。スクリュー速度およびフィード速度は一定に保った。280℃/2.1 6kgでのメルトフローインデックス、密度、気泡サイズおよび均質性に関して 樹脂を分析した。 当業者は本明細書に記載した本発明は特に記載したもの以外の変形および変更 を行えることを理解するであろう。本発明はその精神および範囲に入るこのよう な変形および変更を含むことが理解されるべきである。本発明は、また、本明細 書に示した工程、特徴、組成物および化合物の全てを個別にまたは集約的に含み 、この工程もしくは特徴の2つ以上の全ての組み合わせをも含む。 請求の範囲 1.ポリエステル、3以上の官能価の多官能価酸無水物、および、3以上の官 能価の多価アルコールもしくはその前駆体を含み、前記多官能価酸無水物の多価 アルコールもしくはその前駆体に対するモル比は0.5:1〜(10×C):1 であり、Cは多価アルコールもしくはその前駆体中のアルコールのモル数または 当量数である、ポリマーブレンド。 2.前記ポリエステルは、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチ レンテレフタレート(PBT),ポリエチレンナフタレート(PEN)、PET のコポリマー、PBTのコポリマー、PENのコポリマー、液晶ポリエステル( LCP)および炭酸のポリエステル(ポリカーボネート)並びにそれらの1種以 上のブレンドからなる群より選ばれたものである、請求項1記載のポリマーブレ ンド。 3.ポリエステルはポリエチレンテレフタレートである、請求項1記載のポリ マーブレンド。 4.多官能価酸無水物はピロメリット酸二無水物である、請求項1〜3のいず れか1項記載のポリマーブレンド。 5.多価アルコールはペンタエリトリトール、ジペンタエリトリトール、トリ ペンタエリトリトール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタンおよび グリセロールからなる群より選ばれたものである、請求項1〜4のいずれか1項 記載のポリマーブレンド。 6.モル比は2:1〜(2×C):1である、請求項1〜5のいずれか1項記 載のポリマーブレンド。 7.ポリマーブレンドは重縮合触媒をさらに含む、請求項1〜6のいずれか1 項記載のポリマーブレンド。 8.重縮合触媒は二酸化アンチモンである、請求項7記載のポリマーブレンド 。 9.前記ポリマーブレンドは明細書に記載した添加剤をさらに含む、請求項1 〜8のいずれか1項記載のポリマーブレンド。 10.ポリエステルを、多官能価酸無水物および多価アルコールもしくはその 前駆体と反応させることを含む、前記ポリエステルを変性するための方法であっ て、前記多官能価酸無水物は3以上の官能価を有し、前記多価アルコールは3以 上の官能価を有し、前記多官能価酸無水物の前記多価アルコールもしくはその前 駆体のモル比は0.5:1〜(10×C):1であり、Cは多価アルコールもし くはその前駆体中のアルコールのモル数もしくは当量数である、方法。 11.前記ポリエステルは、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブ チレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、PE Tのコポリマー、PBTのコポリマー、PENのコポリマー、液晶ポリマー(L CP)および炭酸のポリエステル(ポリカーボネート)並びにそれらのブレンド からなる群より選ばれる、請求項10記載の方法。 12.ポリエステルはポリエチレンテレフタレートである、請求項10または 11記載の方法。 13.多官能価酸無水物はピロメリット酸二無水物である、請求項10〜12 のいずれか1項記載の方法。 14.多価アルコールはペンタエリトリトール、ジペンタエリトリトール、ト リペンタエリトリトール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタンおよ びグリセロールからなる群より選ばれる 、請求項10〜13にいずれか1項記載の方法。 15.モル比は2:1〜(2×C):1である、請求項10〜14のいずれか 1項記載の方法。 16.重縮合触媒がさらにポリエステルと反応する、請求項10〜15のいず れか1項記載の方法。 17.前記縮合触媒は三酸化アンチモンである、請求項16記載の方法。 18.前記ポリマーブレンドは明細書に記載した添加剤をさらに4含む、請求 項10〜17のいずれか1項記載の方法。 19.ポリエステルは、溶融混合により、多官能価酸無水物および多価アルコ ールもしくはその前駆体と反応する、請求項10〜18のいずれか1項記載の方 法。 20.前記ポリエステルは粉末の形態である、請求項10〜19のいずれか1 項記載の方法。 21.ポリエステルおよび少なくとも1種の反応性ポリマーを、多官能価酸無 水物および多価アルコールもしくはその前駆体と反応させることを含む、前記ポ リエステルを前記少なくとも1種の反応性ポリマーとカップリングさせるための 方法であって、前記多官能価酸無水物は3以上の官能価を有し、前記多価アルコ ールもしくはその前駆体は3以上の官能価を有し、前記多官能価酸無水物の多価 アルコールもしくはその誘導体に対するモル比は0.5:1〜(10×C):1 であり、Cは多価アルコールもしくはその前駆体中のアルコールのモル数もしく は当量数である、方法。 22.ポリエステルはポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレン テレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、PETのコ ポリマー、PBTのコポリマー、PENのコポリマー、液晶ポリマー(LCP) および炭酸のポリエステル (ポリカーボネート)並びにそれらのブレンドからなる群より選ばれる、請求項 21記載の方法。 23.ポリエステルおよび/または少なくとも1種の反応性ポリマーはポリエ チレンテレフタレートである、請求項21または22記載の方法。 24.多官能価酸無水物はピロメリット酸二無水物である、請求項21〜23 のいずれか1項記載の方法。 25.多価アルコールはペンタエリトリトール、ジペンタエリトリトール、ト リペンタエリトリトール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタンおよ びグリセロールからなる群より選ばれる、請求項21〜24のいずれか1項記載 の方法。 26.モル比は2:1〜(2×C):1である、請求項21〜25のいずれか 1項記載の方法。 27.重縮合触媒はポリエステルブレンドとさらに反応する、請求項21〜2 6のいずれか1項記載の方法。 28.重縮合触媒は三酸化アンチモンである、請求項27記載の方法。 29.前記ポリマーブレンドは明細書に記載した添加剤をさらに含む、請求項 21〜28のいずれか1項記載の方法。 30.ポリエステルおよび少なくとも1種の反応性ポリマーは、溶融混合によ り、多官能価酸無水物および多価アルコールもしくはその前駆体と反応する、請 求項21〜29のいずれか1項記載の方法。 31.前記ポリエステルは粉末の形態である、請求項21〜31のいずれか1 項記載の方法。 32.ポリエステル樹脂を、多価アルコールもしくはその前駆体および多官能 価酸無水物の組み合わせとを反応させることにより形 成された枝分かれしたもしくは鎖延長したポリエステルもしくはポリエステルブ レンドであって、前記多官能価酸無水物は3以上の官能価を有し、そして前記多 価アルコールは3以上の官能価を有し、前記多官能価酸無水物の前記多価アルコ ールもしくはその前駆体に対するモル比は0.5:1〜(10×C):1であり 、Cは多価アルコールもしくはその前駆体中のアルコールのモル数もしくは当量 数である、ポリエステルもしくはポリエステルブレンド。 33.ポリエステルはポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレン テレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、PETのコ ポリマー、PBTのコポリマー、PENのコポリマー、液晶ポリエステル(LC P)および炭酸のポリエステル(ポリカーボネート)並びにそれらの1種以上の ブレンドからなる群より選ばれたものである、請求項32記載の枝分かれしたも しくは鎖延長したポリエステルもしくはポリエステルブレンド。 34.ポリエステルはポリエチレンテレフタレートである、請求項32または 33記載の枝分かれしたもしくは鎖延長したポリエステルもしくはポリエステル ブレンド。 35.多官能価酸無水物はピロメリット酸二無水物である、請求項32〜34 のいずれか1項記載の枝分かれしたもしくは鎖延長したポリエステルもしくはポ リエステルブレンド。 36.多価アルコールはペンタエリトリトール、ジペンタエリトリトール、ト リペンタエリトリトール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタンおよ びグリセロールからなる群より選ばれたものである、請求項32〜35のいずれ か1項記載の枝分かれしたもしくは鎖延長したポリエステルもしくはポリエステ ルブレンド。 37.モル比が2:1〜(2×C):1である、請求項32〜36のいずれか 1項記載の枝分かれしたもしくは鎖延長したポリエス テルブレンド。 38.ポリマーブレンドは重縮合触媒をさらに含む、請求項32〜37のいず れか1項記載の枝分かれしたもしくは鎖延長したポリエステルもしくはポリエス テルブレンド。 39.重縮合触媒は二酸化アンチモンである、請求項38記載の枝分かれした もしくは鎖延長したポリエステルもしくはポリエステルブレンド。 40.前記ポリマーブレンドは明細書に記載した添加剤をさらに含む、請求項 32〜39のいずれか1項記載の枝分かれしたもしくは鎖延長したポリエステル もしくはポリエステルブレンド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 モード,グレーム オーストラリア国,ビクトリア 3791,カ リスタ,モンブルク ロード 137

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ポリエステル、3以上の官能価の多官能価酸無水物、および、3以上の官 能価の多価アルコールもしくはその前駆体を含み、前記多官能価酸無水物の多価 アルコールもしくはその前駆体に対するモル比は0.5:1〜(10×C):1 であり、Cは多価アルコールもしくはその前駆体中のアルコールのモル数または 当量数である、ポリマーブレンド。 2.前記ポリエステルは、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチ レンテレフタレート(PBT),ポリエチレンナフタレート(PEN)、PET のコポリマー、PBTのコポリマー、PENのコポリマー、液晶ポリエステル( LCP)および炭酸のポリエステル(ポリカーボネート)並びにそれらの1種以 上のブレンドからなる群より選ばれたものである、請求項1記載のポリマーブレ ンド。 3.ポリエステルはポリエチレンテレフタレートである、請求項1記載のポリ マーブレンド。 4.多官能価酸無水物はピロメリット酸二無水物である、請求項1〜3のいず れか1項記載のポリマーブレンド。 5.多価アルコールはペンタエリトリトール、ジペンタエリトリトール、トリ ペンタエリトリトール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタンおよび グリセロールからなる群より選ばれたものである、請求項1〜4のいずれか1項 記載のポリマーブレンド。 6.モル比は2:1〜(2×C):1である、請求項1〜5のいずれか1項記 載のポリマーブレンド。 7.ポリマーブレンドは重縮合触媒をさらに含む、請求項1〜6のいずれか1 項記載のポリマーブレンド。 8.重縮合触媒は二酸化アンチモンである、請求項7記載のポリマーブレンド 。 9.前記ポリマーブレンドは明細書に記載した添加剤をさらに含む、請求項1 〜6のいずれか1項記載のポリマーブレンド。 10.ポリエステルを、多官能価酸無水物および多価アルコールもしくはその 前駆体と反応させることを含む、前記ポリエステルを変性するための方法であっ て、前記多官能価酸無水物は3以上の官能価を有し、前記多価アルコールは3以 上の官能価を有し、前記多官能価酸無水物の前記多価アルコールもしくはその前 駆体のモル比は0.5:1〜(10×C):1であり、Cは多価アルコールもし くはその前駆体中のアルコールのモル数もしくは当量数である、方法。 11.前記ポリエステルは、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブ チレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、PE Tのコポリマー、PBTのコポリマー、PENのコポリマー、液晶ポリマー(L CP)および炭酸のポリエステル(ポリカーボネート)並びにそれらのブレンド からなる群より選ばれる、請求項10記載の方法。 12.ポリエステルはポリエチレンテレフタレートである、請求項10または 11記載の方法。 13.多官能価酸無水物はピロメリット酸二無水物である、請求項10〜12 のいずれか1項記載の方法。 14.多価アルコールはペンタエリトリトール、ジペンタエリト4リトール、 トリペンタエリトリトール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタンお よびグリセロールからなる群より選ばれる、請求項10〜13にいずれか1項記 載の方法。 15.モル比は2:1〜(2×C):1である、請求項10〜1 4のいずれか1項記載の方法。 16.重縮合触媒がさらにポリエステルと反応する、請求項10〜15のいず れか1項記載の方法。 17.前記縮合触媒は三酸化アンチモンである、請求項16記載の方法。 18.前記ポリマーブレンドは明細書に記載した添加剤をさらに含む、請求項 10〜17のいずれか1項記載の方法。 19.ポリエステルは、溶融混合により、多官能価酸無水物および多価アルコ ールもしくはその前駆体と反応する、請求項10〜18のいずれか1項記載の方 法。 20.前記ポリエステルは粉末の形態である、請求項10〜19のいずれか1 項記載の方法。 21.ポリエステルを、多官能価酸無水物および多価アルコールもしくはその 前駆体と反応させることを含む、前記ポリエステルを変性させるための方法であ って、前記多官能価酸無水物は3以上の官能価を有し、前記多価アルコールは3 以上の官能価を有し、前記多官能価酸無水物の多価アルコールもしくはその前駆 体に対するモル比は0.5:1〜(10×C):1であり、Cは多価アルコール もしくはその前駆体中のアルコールのモル数もしくは当量数である、方法。 22.ポリエステルはポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレン テレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、PETのコ ポリマー、PBTのコポリマー、PENのコポリマー、液晶ポリマー(LCP) および炭酸のポリエステル(ポリカーボネート)並びにそれらのブレンドからな る群より選ばれる、請求項21記載の方法。 23.ポリエステルはポリエチレンテレフタレートである、請求 項21または22記載の方法。 24.多官能価酸無水物はピロメリット酸二無水物である、請求項21〜23 のいずれか1項記載の方法。 25.多価アルコールはペンタエリトリトール、ジペンタエリトリトール、ト リペンタエリトリトール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタンおよ びグリセロールからなる群より選ばれる、請求項21〜24のいずれか1項記載 の方法。 26.モル比は2:1〜(2×C):1である、請求項21〜25のいずれか 1項記載の方法。 27.重縮合触媒はポリエステルとさらに反応する、請求項21〜26のいず れか1項記載の方法。 28.重縮合触媒は三酸化アンチモンである、請求項27記載の方法。 29.前記ポリマーブレンドは明細書に記載した添加剤をさらに含む、請求項 21〜26のいずれか1項記載の方法。 30.ポリエステルは、溶融混合により、多官能価酸無水物および多価アルコ ールもしくはその前駆体と反応する、請求項21〜29のいずれか1項記載の方 法。 31.前記ポリエステルは粉末の形態である、請求項21〜31のいずれか1 項記載の方法。 32.ポリエステル樹脂を、多価アルコールもしくはその前駆体および多官能 価酸無水物の組み合わせとを反応させることにより形成された枝分かれしたもし くは鎖延長したポリエステルもしくはポリエステルブレンドであって、前記多官 能価酸無水物は3以上の官能価を有し、そして前記多価アルコールは3以上の官 能価を有し、前記多官能価酸無水物の前記多価アルコールもしくはその前駆体に 対するモル比は0.5:1〜(10×C):1であり、Cは多価ア ルコールもしくはその前駆体中のアルコールのモル数もしくは当量数である、ポ リエステルもしくはポリエステルブレンド。 33.ポリエステルはポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレン テレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、PETのコ ポリマー、PBTのコポリマー、PENのコポリマー、液晶ポリエステル(LC P)および炭酸のポリエステル(ポリカーボネート)並びにそれらの1種以上の ブレンドからなる群より選ばれたものである、請求項32記載の枝分かれしたも しくは鎖延長したポリエステルもしくはポリエステルブレンド。 34.ポリエステルはポリエチレンテレフタレートである、請求項32または 33記載の枝分かれしたもしくは鎖延長したポリエステルもしくはポリエステル ブレンド。 35.多官能価酸無水物はピロメリット酸二無水物である、請求項32〜34 のいずれか1項記載の枝分かれしたもしくは鎖延長したポリエステルもしくはポ リエステルブレンド。 36.多価アルコールはペンタエリトリトール、ジペンタエリトリトール、ト リペンタエリトリトール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタンおよ びグリセロールからなる群より選ばれたものである、請求項32〜35のいずれ か1項記載の枝分かれしたもしくは鎖延長したポリエステルもしくはポリエステ ルブレンド。 37.モル比が2:1〜(2×C):1である、請求項32〜36のいずれか 1項記載の枝分かれしたもしくは鎖延長したポリエステルブレンド。 38.ポリマーブレンドは重縮合触媒をさらに含む、請求項32〜37のいず れか1項記載の枝分かれしたもしくは鎖延長したポリエステルもしくはポリエス テルブレンド。 39.重縮合触媒は二酸化アンチモンである、請求項38記載の 枝分かれしたもしくは鎖延長したポリエステルもしくはポリエステルブレンド。 40.前記ポリマーブレンドは明細書に記載した添加剤をさらに含む、請求項 32〜39のいずれか1項記載の枝分かれしたもしくは鎖延長したポリエステル もしくはポリエステルブレンド。
JP53238998A 1997-01-31 1998-01-30 変性ポリエステル Pending JP2001509197A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AUPO4887A AUPO488797A0 (en) 1997-01-31 1997-01-31 Modified polyesters
AU6627 1997-05-06
AU4887 1997-05-06
AUPO6627A AUPO662797A0 (en) 1997-05-06 1997-05-06 Modified polyesters
PCT/AU1998/000051 WO1998033837A1 (en) 1997-01-31 1998-01-30 Modified polyesters

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001509197A true JP2001509197A (ja) 2001-07-10
JP2001509197A5 JP2001509197A5 (ja) 2005-10-06

Family

ID=25645354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53238998A Pending JP2001509197A (ja) 1997-01-31 1998-01-30 変性ポリエステル

Country Status (16)

Country Link
US (1) US6350822B1 (ja)
EP (1) EP0956313B1 (ja)
JP (1) JP2001509197A (ja)
KR (1) KR100567089B1 (ja)
CN (1) CN1109056C (ja)
AT (1) ATE269370T1 (ja)
CA (1) CA2278800C (ja)
DE (1) DE69824550T2 (ja)
DK (1) DK0956313T3 (ja)
ES (1) ES2223117T3 (ja)
ID (1) ID22418A (ja)
IL (1) IL131170A (ja)
MY (1) MY120019A (ja)
NZ (1) NZ336961A (ja)
PT (1) PT956313E (ja)
WO (1) WO1998033837A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001002775A (ja) * 1999-05-21 2001-01-09 Ciba Specialty Chem Holding Inc 重縮合物の分子量増加および変性
JP2011001809A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Nien Made Enterprise Co Ltd ベネシャンブラインドおよびその製造方法
JP2021525822A (ja) * 2018-06-01 2021-09-27 エランタス ピー・ディー・ジー インコーポレイテッドElantas Pdg, Inc. ポリオール修飾ポリアルケニレンテレフタレートを製造するための連続プロセス

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AUPP610798A0 (en) * 1998-09-23 1998-10-15 Swig Pty Ltd Improved polymers
DK1470175T3 (da) * 2002-02-01 2007-05-21 Clariant Int Ltd Oligomere kædeforlængere til behandling, efterbehandling og recirkulering af kondensationspolymerer, syntese, sammensætninger og anvendelser
KR100531934B1 (ko) * 2002-06-25 2005-11-28 주식회사 삼양사 필름용 폴리에스테르계 수지 조성물 및 그 제조방법
US20040147678A1 (en) * 2003-01-29 2004-07-29 Clariant International, Ltd. Solid concentrate composition for polymeric chain extension
KR100553883B1 (ko) * 2003-02-26 2006-02-24 삼성전자주식회사 저온 정착 토너
JP2006528991A (ja) * 2003-05-19 2006-12-28 ポリマーズ オーストラリア プロプライアタリー リミティド ポリエステルマスターバッチ組成物
WO2007106302A1 (en) * 2006-03-01 2007-09-20 Invista Technologies S.Ar.L. Polymer composition with enhanced gas barrier, articles and methods
EP2677000A3 (en) * 2006-07-28 2014-05-21 Biograde (Hong Kong) Pty Ltd. Masterbatch and polymer composition
US8080191B2 (en) * 2006-10-20 2011-12-20 Pepsico, Inc. Extrudable polyethylene terephthalate blend
WO2008117474A1 (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. 多層ポリエステル容器及びその製法
JP5305610B2 (ja) * 2007-04-05 2013-10-02 東洋製罐株式会社 耐圧性ポリエステル容器及びその製造方法
FR2919874B1 (fr) * 2007-08-07 2011-02-18 Setup Performance Procede de modification des caracteristiques physiques, rheologiques et thermomecaniques d'un polymere thermoplastique polaire
FR2919873B1 (fr) * 2007-08-07 2009-11-20 Setup Performance Matiere thermoplastique postreticulable apres transformation et articles moules stables a tres haute temperature obtenus apres transformation
ES2718245T3 (es) * 2008-04-18 2019-06-28 Pepsico Inc Composiciones de poliéster y procedimiento para preparar artículos por moldeo por extrusión y soplado
US8110265B2 (en) 2008-12-09 2012-02-07 The Coca-Cola Company Pet container and compositions having enhanced mechanical properties and gas barrier properties
US20100143546A1 (en) 2008-12-09 2010-06-10 The Coca-Cola Company Container and composition for enhanced gas barrier properties
JP2014507543A (ja) 2011-03-10 2014-03-27 ネクサム ケミカル エイビー ポリエステルを改善するための組成物
US8623969B2 (en) * 2011-12-08 2014-01-07 Surfatech Corporation Terminal silicone capped regiospecific glycerin polyesters
US10100159B2 (en) * 2013-07-12 2018-10-16 Polyone Corporation Polyester compounds having enhanced hydrophobic surface properties
CN104497284B (zh) * 2015-01-17 2016-06-01 上海青品新材料科技有限公司 改性聚酯及其制备方法
TWI608031B (zh) 2015-11-04 2017-12-11 財團法人工業技術研究院 聚酯及其製造方法
EP3246349A1 (en) 2017-05-24 2017-11-22 Nexam Chemical AB Process for increasing the melt strength of a thermoplastic polymer
KR20200060585A (ko) 2018-11-21 2020-06-01 삼성전자주식회사 액정 고분자, 복합체 조성물, 성형품, 전지 케이스, 및 전지
US11637365B2 (en) 2019-08-21 2023-04-25 Ticona Llc Polymer composition for use in an antenna system
US11258184B2 (en) 2019-08-21 2022-02-22 Ticona Llc Antenna system including a polymer composition having a low dissipation factor
US11912817B2 (en) 2019-09-10 2024-02-27 Ticona Llc Polymer composition for laser direct structuring
US11555113B2 (en) 2019-09-10 2023-01-17 Ticona Llc Liquid crystalline polymer composition
US11917753B2 (en) 2019-09-23 2024-02-27 Ticona Llc Circuit board for use at 5G frequencies
US11646760B2 (en) 2019-09-23 2023-05-09 Ticona Llc RF filter for use at 5G frequencies
US11721888B2 (en) 2019-11-11 2023-08-08 Ticona Llc Antenna cover including a polymer composition having a low dielectric constant and dissipation factor
KR102548758B1 (ko) * 2020-11-30 2023-06-28 피아이첨단소재 주식회사 Lcp 분말을 포함하는 폴리이미드 복합 분말 및 이의 제조방법
DE102020216002A1 (de) 2020-12-16 2022-06-23 Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung Dichtmaterial zur Abdichtung einer Bipolarplatte

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61124684A (ja) * 1984-11-16 1986-06-12 日本合成化学工業株式会社 繊維用糊剤
CH678184A5 (ja) * 1989-03-09 1991-08-15 Tisslan S A
WO1993013152A1 (en) * 1991-12-20 1993-07-08 Showa Highpolymer Co., Ltd. Process for producing high-molecular aliphatic polyester, and film
US5229432A (en) * 1992-11-24 1993-07-20 E. I. Du Pont De Nemours And Company High melt strength pet polymers for foam applications and methods relating thereto
JPH07179736A (ja) * 1993-12-24 1995-07-18 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 高溶融粘弾性発現性樹脂組成物およびそれを用いた芳香族ポリエステル系樹脂発泡体の製造法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001002775A (ja) * 1999-05-21 2001-01-09 Ciba Specialty Chem Holding Inc 重縮合物の分子量増加および変性
JP2011001809A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Nien Made Enterprise Co Ltd ベネシャンブラインドおよびその製造方法
JP2021525822A (ja) * 2018-06-01 2021-09-27 エランタス ピー・ディー・ジー インコーポレイテッドElantas Pdg, Inc. ポリオール修飾ポリアルケニレンテレフタレートを製造するための連続プロセス
JP7252979B2 (ja) 2018-06-01 2023-04-05 エランタス ピー・ディー・ジー インコーポレイテッド ポリオール修飾ポリアルケニレンテレフタレートを製造するための連続プロセス

Also Published As

Publication number Publication date
DE69824550D1 (de) 2004-07-22
PT956313E (pt) 2004-10-29
KR100567089B1 (ko) 2006-03-31
DK0956313T3 (da) 2004-08-30
EP0956313A4 (en) 2001-05-02
ATE269370T1 (de) 2004-07-15
IL131170A0 (en) 2001-01-28
MY120019A (en) 2005-08-30
CN1109056C (zh) 2003-05-21
ES2223117T3 (es) 2005-02-16
DE69824550T2 (de) 2005-08-25
IL131170A (en) 2004-09-27
CA2278800A1 (en) 1998-08-06
WO1998033837A1 (en) 1998-08-06
CN1246129A (zh) 2000-03-01
US6350822B1 (en) 2002-02-26
NZ336961A (en) 2001-02-23
ID22418A (id) 1999-10-14
EP0956313A1 (en) 1999-11-17
CA2278800C (en) 2007-04-03
KR20000070654A (ko) 2000-11-25
EP0956313B1 (en) 2004-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001509197A (ja) 変性ポリエステル
EP0636158B1 (en) Increased throughput in foaming and other melt fabrication of polyester
US5243020A (en) Process for the continuous production of high molecular weight polyester resin
EP2231744B1 (en) Extrusion blow molded articles
JP2761512B2 (ja) 高分子量ポリエステル樹脂の製造法
US5556926A (en) Concentrate for use in the melt fabrication of polyester
EP1137696B1 (en) Increasing the melt viscosities of a polyester resin
SK100895A3 (en) Preparation method of linear copolyesters containing omega-hydroxycarbonic acidic units
CN113396039A (zh) 制备淀粉共混物的方法
EP0475142A2 (en) Moulding composition of polyethylene terephthalate reacted with a copolymer of maleic anhydride
AU3371599A (en) Production of reduced gas-permeable polyalkylene terephthalate films by strain induced crystallization
JP2851436B2 (ja) ポリエステル樹脂製成形体
JPH1036649A (ja) 流動学的性質が改良されたポリエステル樹脂
AU730757B2 (en) Modified polyesters
JP2000230058A (ja) ポリエステル樹脂の透明物品
KR20000017460A (ko) 섬유-강화 폴리에스테르 수지 성형재료, 그의 제조방법 및 그의 성형품
JP2006517003A (ja) 押出吹込み成型物
CA2222333C (en) Concentrate for use in the melt fabrication of polyester
JP2001059022A (ja) 高分子量熱可塑性樹脂組成物の製造方法とその用途

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050127

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070508

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070807

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070914

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080415