JP2001509139A - 除草剤組成物 - Google Patents

除草剤組成物

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、N−ホスホノメチルグリシン及び(又は)その塩及びアルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤を含む除草剤組成物、グリホセート組成物に有用な表面活性剤組成物、及び望ましくない草木又は植物を防除又は撲滅するための方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 除草剤組成物 本発明は、除草剤配合物、特にN−ホスホノメチルグリシン〔グリホセート(g lyphosate)〕除草剤及びアルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤( 界面活性剤)を含む除草剤組成物に関する。また、本発明は、アルキルジアミン テトラアルコキシレート表面活性剤及びアルキルグリコシド又はアルキルポリグ リコシド表面活性剤からなる表面活性剤組成物及びそのグリホセート除草剤との 併用、及びグリホセートの非吸湿性塩及び固体アルキルジアミンテトラアルコキ シレート表面活性剤からなる水溶性又は水分散性粒子にも関する。 「グリホセート」として一般に知られているN−ホスホノメチルグリシン及び その塩は、最初モンサント社(Monsanto Co.)により1970年代の初期に開発さ れた非選択性系統的除草剤としてよく知られている。茎葉を通して吸収された後 、それは根及び苗条を含めた代謝活性領域へ急速に転流する。グリホセートと或 る表面活性助剤との配合物は、除草活性度を増大することができることが見出さ れている。 ワイリル(Wyrill)及びバーンサイド(Burnside)、Weed Science Vol.25(1977) ,275-287,は、グリホセートの除草作用に対する異なった表面活性剤の効果の研 究を行った。或る種類の表面活性剤は、グリホセートの除草効果を増大するのに 他のものより一層効果的であった(特にイソプロピルアミン塩の溶液として)。 この研究及びその後のグリホセートの活性度増大と表面活性剤構造とを関係付 ける試みにも拘わらず、グリホセートと表面活性剤との効果性は一定しておらず 、予測が難しい。 グリホセート配合物中の最も一般に用いられている表面活性助剤はタロー(tal low)アミンエトキシレートである。これらの表面活性剤はグリホセートの活性度 を増大するのに非常に有効であるが、それらは最近かなりの水中毒性を有するこ とが示されている。従って、多くの地方で水路及び流域に近い所でタローアミン エトキシレートを含むグリホセート組成物を使用することが厳しく規制され るようになってきた。特に約3ppmの標準エトキシル化タローアミン/グリホ セート配合物は、標準48時間EC50試験に従ってDaphnia carinataに対し急性 毒性効果を有することが示されている。 今度意外なことに、グリホセート組成物中に表面活性剤としてアルキルジアミ ンテトラアルコキシレートを使用すると、既知のグリホセート/エトキシル化タ ローアミン組成物に匹敵する活性度を持ち、然も、低い水中毒性を示すグリホセ ート配合物を与えることが発見された。 本発明の第一の態様により、N−ホスホノメチルグリシン及び(又は)その塩 とアルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤からなる除草剤組成物が 与えられる。 ここで用いられる「グリホセート組成物」とは、N−ホスホノメチルグリシン の外、グリホセート除草剤を含有するどのような組成物又は配合物でも意味する ものとする。「グリホセート除草剤」とは、適当な陽イオン又はグリホセート酸 と共に水溶液中にグリホセート陰イオンを与えるどのような形のグリホセートで も意味する。グリホセート除草剤には、グリホセートのイソプロピルアミン塩及 び米国特許第3,799,758号に記載されているもののようなグリホセート の農業的に許容可能な塩が含まれる。 そのような適当な陽イオンの例には、アルカリ金属陽イオン、例えば、ナトリ ウム及びカリウム、アンモニウム及び置換アンモニウム陽イオンである。後者は 、イソプロピルアミン又はジメチルアミンのような第一級又は第二級アミン及び エチレンジアミンのようなジアミンから誘導された陽イオンが含まれる。 更に、グリホセートの農業的に許容可能な塩の例は、EP−A−008818 0に記載されているようなトリメチルースルホニウム塩〔スルホセート(sulfosa te)〕又はアミノグアニジン塩である。グリホセートは一つより多くの置換可能 な水素原子を有するので、モノ−及びジ−塩及びそのような塩の混合物が可能で ある。典型的なグリホセート塩は、ナトリウム、アンモニウム及びトリメチルス ルホニウム塩の外、混合アルキルスルホニウム塩及びトリアルキル塩である。 本発明の表面活性助剤は、現在使用されている標準タローアミンエトキシレー トに匹敵する効果性を有することが見出されている。このことは、タローアミン 中の疎水性物質が16〜18単位の炭素鎖結合を有する脂肪モノアミンの混合物 であるので全く意外である。これに対し、本発明の表面活性剤のベース(base)疎 水性物質は短鎖C1〜C6アルキルのジアミンである。更に、タローアミンの親水 性部分はエトキシレートだけを含むのに対し、本発明の表面活性剤は幾つかの一 層高級なアルコキシレート基を含む。 更に、本発明の表面活性剤がそれらの構造から低い毒性プロファイル(profile )を有するであろうと言うことは予想されるものではなかった。本発明の表面活 性剤がグリホセートのための助剤としてタローアミンと同様な性能を示すと言う ことも予想されていなかった。二種類の疎水性物質が共通に持っているものはア ミン官能性であり、このアミン官能性がグリホセートと共に用いるための適合性 にとって重要なものとして見做されることは今までなかったことである。一層重 要なのはアルキル鎖の機能であると一般に考えられていた。従って、短鎖ジアミ ンが長鎖モノアミンと同様な機能を果たすと言うことは予想もされていなかった 。 アルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤は、それらの構造に基づ き、水性グリホセート組成物の高い塩分及び低いpH環境とは両立し得ないもの と予想されており、従って、それらがグリホセート除草剤のための有用な助剤に なると言うことは全く意外なことである。 ここで本発明の表面活性剤又は除草剤組成物に関連して用いられる用語「低い 水中毒性」とは、表面活性剤成分としてエトキシル化タローアミンを含む同等の 組成物の毒性よりも低い急性水中毒性を指す。この用語は、表面活性剤又は組成 物の毒性が、その表面活性剤又は組成物が用いられる場所、地方又は国での表面 活性剤又は除草剤組成物の毒性を取り締まる局地的、地方又は国家的条例を満足 するのに充分な低いものであることも示している。本発明による除草剤組成物は 、好ましくは100ppm、一層好ましくは300ppm、最も好ましくは10 00ppmの濃度で、適当な指標生物、例えばDaphnia carinataのようなDaphni a種に関して標準EC50又はLC50試験に合格する。 グリホセート配合物と一緒にした表面活性剤としてアルキルジアミンテトラア ルコキシレートの水中毒性が低く効力(efficacy)がある利点の外に、それらはグ リホセート配合物と共に用いられてきた他の表面活性剤よりも利点を有する。例 えば、現在用いられている或る他の表面活性剤よりも発泡性が低く、取扱い易い ことである。 好ましい態様として、アルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤は 、式(I)の化合物からなる: 式中、Qは直鎖又は分岐鎖C1〜C6アルキレンであり、各Rはオキシアルキレン 重合体又はブロック共重合体鎖から独立に選択される。 Qは、好ましくは−(CH2)n−である(式中、nは、2〜6である)か、又は 3〜6個の炭素原子を有する分岐鎖アルキレン基、例えば、 である。最も好ましくは、Qはエチレンである。 Rは、オキシエチレン、オキシプロピレン又はオキシブチレンのようなオキシ アルキレン基の重合体である。Rは、オキシエチレン、オキシプロピレン又はオ キシブチレンのような二種類以上の異なったオキシアルキレン基のブロック共重 合体でもよい。Rはオキシエチレンとオキシプロピレンとのブロック共重合体で あるのが好ましい。 鎖中のブロックは交互になっていてもよい。例えば、式(I)の化合物は、式 (II)の化合物を用いて出発することにより作ることができる:式中、Aはアルキレン基である。式(II)の化合物は、次にアルキレンオキシド と縮合してもよく、この場合アルキル基はAと同じでも異なっていてもよい。得 られる化合物を更に異なったアルキレンオキシドと縮合するなどして、最終的化 合物を与えるようにしてもよい。 更に好ましい態様として、本発明の表面活性剤は次の式(III)を有する: 式中、A及びBは異なったC2〜C4アルキレン基である。 RはH又はC1〜C6アルキルであり、そして X及びYは0〜150の整数であり、但しX及びYは共に0ではないものとする 。 好ましくは、Aがプロピレンで、Bがエチレンであるか、又はAがエチレンで Bがプロピレンである。 Aがプロピレンで、Bがエチレンである場合、Xは好ましくは1〜約30、一 層好ましくは約4〜約25の整数であり、Yは好ましくは0〜約150、一層好 ましくは約4〜約120である。 本発明の最も好ましい表面活性剤は、次の式(IV)のエチレンジアミンアルコ キシレートである:式中、x及びyは上で定義した通りである。 C24Oは、今後EOとして言及し、C36OはPOとして言及する。 表面活性剤として用いられる適当なアルキルジアミンアルコキシレートは、シ ンペロニック(SYNPERONIC)Tシリーズ及びテリック(TERIC)173であり、それ らは市販されているエチレンジアミンアルコキシレートである。特に適切なのは シンペロニックT/304及びテリック173である。シンペロニックT/30 4及びテリック173は、式(IV)で、x及びyが4である化合物である。同様 に適切なのは、シンペロニックT/707〔これは式(IV)で、xが16、yが 50の化合物である〕、シンペロニックT/908〔これは式(IV)で、xが2 2.5、yが118の化合物である〕、及びテリック170〔これは式(IV)で 、xが1、yが4である化合物である〕である。 濃厚な溶液中でのアルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤とグリ ホセート除草剤との非相容性は、オキシアルキレン重合体又はブロック共重合体 鎖の大きさを減少して表面活性剤の溶解度を増大することにより解決するか又は 軽減することができることが思いがけず見出された。更に驚いたことに、オキシ アルキレン重合体又はブロック共重合体鎖の大きさを減少しても、得られる配合 物の効力及び水中毒性は許容できる状態のままになっている。 従って、第二の態様として、本発明は、N−ホスホノメチルグリシン及び(又 は)その塩、及びアルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤からなる 除草剤組成物で、前記アルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤が、 上で定義した式(III)で、X及びYが0〜5の整数であり、但しX及びYは共に 0ではないものとし、X+Yが6に等しいか又はそれより小さいものとした場合 の化合物からなる場合の除草剤組成物を与える。 本発明のこの特徴を持つ好ましい態様として、アルキルジアミンテトラアルコ キシレート表面活性剤は、式IIIで、Aがプロピレン、Bがエチレン、Rが水素 、Xが1〜3、Yが3〜5で、X+Yが4〜6である場合の化合物からなる。 特に好ましい態様では、Xは1、Yは4である。 これらのアルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤は、低い及び高 い強度の両方の組成物でグリホセートと意外にも予想に反して相容性を持つこと が見出された。特に、これらの表面活性剤は園芸/工業的用配合物(例えば、3 60g/lのグリホセート酸相当量を含有する)及び広大な土地用配合物(例え ば、450g/lのグリホセート酸相当量を含有する)と相容性があることが判 明している。 グリホセート除草剤とアルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤と の非相容性を、その組成物を水溶性又は水分散性粒子として配合することにより 解消するか又は軽減することができることも意外なことに見出されている。 このことは、N−ホスホノメチルグリシンの非吸湿性塩、例えばアンモニウム 塩を、固体状のアルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤と一緒に用 いることを含んでいる。 従って、本発明の別の態様では、N−ホスホノメチルグリシンの非吸湿性塩及 び45℃より高く、好ましくは50℃より高い融点又は軟化点を有するアルキル ジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤からなる水分散性又は水溶性粒子の 形の除草剤組成物が与えられる。 オキシアルキル重合体又はブロック共重合体鎖の大きさを増大すると、アルキ ルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤の融点又は軟化点が上昇すること が見出されている。 アルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤は、上で定義した式(III )で、X及びYが0〜150の整数であり、但しX+Yが50に等しいか又はそ れより大きい場合の化合物からなるのが好ましい。特に好ましい態様では、Aが プロピレン、Bがエチレン、Xが10〜30、Yが50〜150である。 水溶性又は水分散性粒子は、平鍋又はドラム粒状化、押出し、流動床又は噴霧 乾燥、又は圧縮又は錠剤化のような当分野で知られている標準的方法に従って製 造することができる。固体粒状物は、活性表面活性剤の濃度を高くし、貯蔵性及 び運搬性を良くし、組成物の量を測定し易くし、こぼれたものを奇麗にし易い利 点を有し、一般に固体配合物に伴われる他の利点を有する。 本発明による表面活性剤は、アルキルグリコシド又はアルキルポリグリコシド 表面活性剤と一緒に用いることができることが意外にも見出されている。アルキ ルグリコシド又はアルキルポリグリコシド表面活性剤は、アルキルジアミンテト ラアルコキシレート表面活性剤のためのハイドロトロープ(hydrotrope)として作 用し、それによってアルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤とグリ ホセート除草剤との相容性を向上させることの外に、標準エトキシル化タローア ミン表面活性剤を含むグリホセート組成物に匹敵する活性度を有するグリホセー ト組成物を与える、アルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤との相 乗的効果を示す。アルキルグリコシド又はアルキルポリグリコシド表面活性剤と 一緒にアルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤が存在すると、アル キルグリコシド又はアルキルポリグリコシド表面活性剤の発泡特性を減少するこ とも予想外に見出されている。 従って、本発明の更に別の態様として、N−ホスホノメチルグリシン及び(又 は)その塩、アルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤、及びアルキ ルグリコシド又はアルキルポリグリコシド表面活性剤を含む除草剤組成物が与え られる。 ここで用いられる用語「アルキルグリコシド」及び「アルキルポリグリコシド 」とは、グルコース又は他の単糖類、又は二糖類、例えばスクロース、又は多糖 類のアルキルグリコシドを指す。これらは、単糖類、二糖類又は多糖類とアルカ ノールとの反応により得ることができる。この用語には、アルカノールの混合物 と同様、単糖類及び二糖類の混合物から製造された表面活性剤も含まれる。市販 されているアルキルグリコシド及びアルキルポリグリコシドは、一般にグルコー スと、8〜10個の炭素原子を有するアルカノールの混合物との反応生成物であ る。1分子当たりのグリコシド単位の数(即ち、DG比)は変えることができる 。 本発明のこの態様に従って用いるのに適しているアルキルグリコシド又はアル キルポリグリコシド表面活性剤の例には、アトプラス(ATPLUS)450、アトプラ ス258、アトプラス3001A〔インペリアル・ケミカル・インダストリーズ (Imperial Chemical Industries)PLC〕、エコテリック(ECOTERIC)AS10、 アルカデット(ALKADET)15(オーストラリアICI)、トリトン(Triton)BG (ユニオン・カーバイド)、APG300、APG225〔ヘンケル(Henkel)〕 、スタレイ(Staley)APG91−3、スタレイAPG23−1及びスタレイAP G23−3〔スタレイ社(Staley Corporapion)〕が含まれる。 グリホセート除草剤の相容性問題を少なくするため、アルキルグリコシド又は アルキルポリグリコシド表面活性剤対アルキルジアミンテトラアルコキシレート 表面活性剤の重量比を1.2:1〜2:1、一層好ましくは約1.5:1になる ようにするのが好ましい。アルキルグリコシド又はアルキルポリグリコシド表面 活性剤とアルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤との組合せは、4 00g/lより少なく、一層好ましくは360g/lより少ないグリホセート酸 相当物(equivalent)を含有するグリホセート組成物中に用いるのが好ましい。一 層高い濃度のグリホセートを含有する組成物の場合には、式IIIのアルキルジア ミンテトラアルコキシレートを用いるのが好ましい。 グリホセート除草剤との相容性を改良するためオキシアルキレン重合体又はブ ロック共重合体鎖の大きさを減少することは、標準エトキシル化タローアミン表 面活性剤を用いた同等の配合物と比較して、グリホセート除草剤の効力を低下す る結果になることが判明している。しかし、そのようなアルキルジアミンテトラ アルコキシレート表面活性剤と組合せてアルキルグリコシド又はアルキルポリグ リコシド表面活性剤を用いると、組成物の活性度を標準配合物のレベルまで持っ て行くことができることが予想外に判明している。上に記載したようなアルキル グリコシド又はアルキルポリグリコシド表面活性剤とアルキルジアミンテトラア ルコキシレート表面活性剤との組合せは新規なものであり、本発明の更に別な特 徴を表すものである。 本発明の組成物は、粉末、粒状組成物、液体エマルジョン、又は液体濃縮物と して配合することができる。表面活性剤はグリホセートの噴霧タンク溶液に添加 してもよく、即ち、タンク添加溶液として適用してもよい。本発明の組成物は配 合物中に存在するグリホセート遊離酸相当物の約90重量%までの量でアルキル ジアミンテトラアルコキシレートを含んでいてもよい。 タンク添加助剤としてアルキルジアミンテトラアルコキシレートを用いる場合 には、添加される表面活性剤の量には本質的に上限はないが、使用されるグリホ セートの強度により(活性表面活性剤基準で)0.025〜0.6kg/haの 量で表面活性剤を用いるのが典型的である。 本発明の組成物は、防除が望まれる場所に施すことにより、望ましくない草木 又は植物の防除又は撲滅のために用いることができる。通常これは撲滅したい雑 草病害中の茎葉に対して行われる。従って、本発明の更に別な態様として、防除 又は撲滅が望まれる場所に、上に記載した本発明による除草剤組成物を植物毒性 に有効な量で施す工程を含む、望ましくない草木又は植物を防除又は撲滅するた めの方法が与えられる。 本発明による組成物は、一般に水で希釈した後、噴霧するか又は処置すべき植 物種に別の既知のやり方で施す。希釈は、50〜600リットル/haの慣用的 噴霧が1ヘクタール当たり0.125〜3kgのグリホセート酸相当物を与える ように行う。制御投下噴霧するための噴霧溶液は、他の施用の場合よりも一層濃 厚にする。 除草剤組成物の植物活性度も、特定の植物種を処置するために用いられるグリ ホセートの量に依存する。例えば、組成物の使用量は、1ヘクタール当たりのグ リホセート酸相当物のg数で通常表されている。1ヘクタール当たり200〜6 00gの酸相当量が最も顕著な結果を与えることが判明している。 本発明の組成物は、消泡剤、増粘剤、熱安定化剤、紫外線吸収剤、分散剤及び 肥料のようなグリホセート配合物と一緒に通常配合される他の慣用的助剤、及び タルク、珪藻土等のような充填剤を含めた農業的に許容可能な材料、及び水のよ うな希釈剤を含んでいてもよい。また、それら組成物は、水中毒性の低い付加的 表面活性助剤を、そのような表面活性剤の存在が許容レベルより低く除草剤組成 物の効力を減少しない限り、含んでいてもよい。 助剤が蓄積される固体グリホセート組成物の場合には、大きな分子量のアルキ ルジアミンテトラアルコキシレートを用いるのが好ましい。表面活性剤組成物は 、遊離酸相当物として、グリホセートを100重量%の存在レベルまで用いるこ と ができるが、35%より低いのが一層典型的である。 本発明を次の実施例に関連して記述する。しかし、次の実施例の詳細な点は本 発明の前の記述の一般性を不要にするものではないことを理解すべきである。 本発明を次に実施例及び図面を参照して記述するが、それらは本発明の幾つか の好ましい態様及び市販配合物との或る比較を例示するものである。しかし、次 の記載の詳細は本発明の前の記述の一般性にとって代わるものではないことを理 解すべきである。 図中、第1図は、雑草、Ryegrass(Lolium rigidum)に対して例1及び6の組成 物及び市販タローアミンエトキシレートを基にした製品(「グリフ(Glyph)36 0」として図中で言及する)について計算されたED50値(95%信頼区間は陰 を付けて示してある)の比較を示す図である。 第2図は、Ryegrassに対する例4(比較例)及び例6、7及び8の組成物との 標準タローアミンエトキシレートを基にした配合物についてのED50値(95% 信頼区間は陰を付けて示してある)の比較を示す図である。 第3図は、Ryegrassに対する市販固体配合物を用いた例9及び10の組成物に ついて計算したED50値(95%信頼区間は陰を付けて示してある)の比較を示 す図である。 第4図は、広葉植物Canola(Brassica napus L.)に対する例9及び10の組成 物について計算したED50値(95%信頼区間は陰を付けて示してある)の比較 を示す図である。 第5図は、Canolaに対する例1、2及び6の組成物について計算したED50値 (95%信頼区間は陰を付けて示してある)の比較を示す図である。 〔実施例〕 例1 イソプロピルアミン塩として存在するグリホセートの360g/l配合物を、 次のように配合した: グリホセートイソプロピルアミン塩(60%w/w) 810g/l テリック170 170 水 所要体積まで。 (テリック170は、表1に示したように、式IVで、xが1であり、yが4であ る場合の市販化合物である)。 Daphnia carinataに対するテリック170についての急性EC50水中毒性を表 2に示し、同様な含有量の表面活性剤を用いた標準タローアミンエトキシレート 配合物に比較した生物効力(bio-efficacy)を表3に示し、他の試験については表 8に示す。相対的生物効力は、第1図及び第5図にも示されている。第1図のデ ーターは、テリック170がRyegrassに対しタローアミンエトキシレートに匹敵 することを示している。テリック170の示す急性水中毒性は、タローアミンエ トキシレートに比較して著しく減少している。 例2 イソプロピルアミン塩として存在するグリホセートの360g/l配合物を、 次のように配合した: グリホセートイソプロピルアミン塩(60%w/w) 810g/l テリック171 170 水 所要体積まで。 (テリック171は、表1に示したように、式IVで、xが12であり、yが4で ある場合の市販化合物である)。 標準タローアミンエトキシレート配合物に比較した生物効力を表8に示す。相 対的生物効力は、第5図にも示してある。この配合物の急性水中毒性は、テリッ ク171を用いた標準タローアミンエトキシレート配合物と比較して著しく減少 している。 例3 イソプロピルアミン塩として存在するグリホセートの360g/l配合物を、 次のように配合した: グリホセートイソプロピルアミン塩(60%w/w) 810g/l テリック172 170 水 所要体積まで。 (テリック172は、表1に示したように、式IVで、xが3であり、yが4であ る場合の市販化合物である)。 例4(比較例) イソプロピルアミン塩として存在するグリホセートの360g/l配合物を、 次のように配合した: グリホセートイソプロピルアミン塩(60%w/w) 810g/l アトプラス3001A 243 水 所要体積まで。 (アトプラス3001Aは、表1に示したように、市販アルキルポリグリコシド 表面活性剤である)。存在する表面活性剤の量は170g/lである。 Daphnia carinataに対するアトプラス3001Aについての急性EC50水中毒 性データーを表2に示し、標準タローアミンエトキシレート配合物に比較した生 物効力を表4に示す。相対的生物効力は第2図にも示されている。アトプラス3 001Aは、アルキルジアミンテトラアルコキシレートよりも大きな急性水中毒 性を有する。 例5 イソプロピルアミン塩として存在するグリホセートの360g/l配合物を、 次のように配合した: グリホセートイソプロピルアミン塩(60%w/w) 810g/l アトプラス436 213 水 所要体積まで。 (アトプラス436は、表1に示したように、市販表面活性剤である)。配合物 中に存在する活性表面活性剤の量は170g/lである。 Daphnia carinata、Litoria Lesueuri、及びOncorhynchus mykissに対する上 記配合物中のアトプラス436についての急性EC50水中毒性データーを表2に 示す。グリホセート評価での標準タローアミンエトキシレート配合物に比較した 生物効力を表5A及び5Bに示す。それらの結果は、360g/lで用いた場合 の標準タローアミンエトキシレートと比較すると、効力に大きな差はないことを 示している。しかし、アトプラス436を用いた配合物の水中毒性は著しく減少 している。 例6 イソプロピルアミン塩として存在するグリホセートの360g/l配合物を、 次のように配合した: グリホセートイソプロピルアミン塩(60%w/w) 810g/l DS2529 206 水 所要体積まで。 (DS2529は、表1に示したように、テリック170とアトプラス3001 Aとの混合物である)。 Daphnia carinata、Litoria Lesueuri、及びOncorhynchus mykissに対する上 記組成物について急性EC50水中毒性データーを表2に示す。Ryegrassに対する 標準タローアミンエトキシレート配合物及びテリック170に比較した生物効力 を表3に示し、Canolaの場合については表8に示す。アトプラス3001Aとの 比較を表4に示す。その相対的生物効力を第1図、第2図及び第3図に示す。こ れらの結果は、アトプラス3001Aとテリック170との組合せが、同じ割合 で単独で用いたアトプラス3001Aと同じか又は一層よい性能を与える結果に なったことを示している。これらの結果は、アトプラス3001Aとテリック1 70との組合せが、テリック170単独よりも良い効力結果を与えると同時に、 配合物の水中毒性プロファイルを著しく改良する結果になったことも示している 。 例7 イソプロピルアミン塩として存在するグリホセートの360g/l配合物を、 次のように配合した: グリホセートイソプロピルアミン塩(60%w/w) 810g/l DS2547 192 水 所要体積まで。 (DS2547は、表1に示したように、テリック170とアトプラス3001 Aとの混合物である)。 標準タローアミンエトキシレートに比較した生物効力を表4に示し、その相対 的生物効力を表2に示す。これらの結果は、アトプラス3001Aとテリック1 70との組合せが、同じ割合で単独で用いたアトプラス3001Aよりもこれら のRyegrass雑草に対し一層良い性能を与える結果になったことを示している。こ れらの結果は、アトプラス3001Aとテリック170との組合せが、テリック 170単独よりも良い効力結果を与えると同時に、それは配合物の水中毒性プロ ファイルを著しく改良する結果になったことも示している。 例8 イソプロピルアミン塩として存在するグリホセートの360g/l配合物を、 次のように配合した: グリホセートイソプロピルアミン塩(60%w/w) 810g/l DS2548 177 水 所要体積まで。 (DS2548は、表1に示した通りである)。 生物効力を表4に示し、その相対的生物効力を表2に示す。これらの結果は、 アトプラス3001Aとテリック170との組合せが、同じ割合で単独で用いた アトプラス3001Aよりも一層良い性能を与える結果になったことを示してい る。これらの結果は、アトプラス3001Aとテリック170との組合せが、テ リック170単独よりも良い効力結果を与えると同時に、配合物の水中毒性プロ ファイルを著しく改良する結果になったことも示している。 例9 モノアンモニウム塩として存在するグリホセートの固体粒状配合物を、次のよ うに配合した: グリホセートアンモニウム塩(96%w/w) 734g/kg シンペロニックT/707 217 硫酸アンモニウム 49 (シンペロニックT/707は、表1に示したように、式IVで、xが約16であ り、yが50である場合の化合物である)。 Daphnia carinataに対する急性EC50水中毒性データーを表2に示し、草及び 広葉雑草種に対する市販固体配合物、ウィードマスター(Weedmaster)(商標名) 〔ヌファーム(Nufarm)〕及びバイアクティブ(Biactive)(商標名)(モンサント)に 比較した生物効力を表6及び7に示す。ウィードマスターは尿素非イオン性表面 活性剤錯体を含むのに対し、バイアクティブはアルキル第四級アミンアル コキシレートとポリソルベート表面活性剤の混合物を含むと考えられている。製 品の相対的生物効力を第3図及び第4図に示す。データーからシンペロニックT /707は雑草に対し市販配合物よりもかなり一層大きな効力をもち、少なくと も広葉雑草に対してはそれに匹敵するものである。 例10 モノアンモニウム塩として存在するグリホセートの固体粒状配合物を、次のよ うに配合した: グリホセートアンモニウム塩(96%w/w) 734g/kg シンペロニックT/908 217 硫酸アンモニウム 49 (シンペロニックT/908は、表1に示したように、式IVで、xが約16であ り、yが50である場合の化合物である)。 Daphnia carinataに対する急性EC50水中毒性データーを表2に示し、草及び 広葉雑草種に対する例9に記載したような市販固体配合物に比較した生物効力を 表6及び7に示す。製品の相対的生物効力を第3図及び第4図に示す。データー は、シンペロニックT/908配合物はRyegrass雑草に対しウィードマスターに 匹敵する効力を持ち、バイアクティブよりもかなりよい効力を持つことを示して いる。シンペロニックT/908配合物は、Canola雑草に対し少なくともウィー ドマスター配合物に匹敵する。シンペロニックT/908を用いた配合物は、用 いた表面活性剤の種類についての比較結果に基づき、試験したウィードマスター 試料よりもかなりよい水中毒性プロファイルを有すると予想される。 表1 製品MW−組成 表2 水中毒性データーEC50(ppm)表3 グリホセート360g/l配合物についての生物効力データー *Ci-ED50について計算した信頼区間 表4 グリホセート360g/l配合物についての生物効力データー *Ci-ED50について計算した信頼区間 表5A 結果の要約 一年生Ryegrass *商標名アトラス(ATLAS)G3780Aとして販売されている標準タロ ーアミンエトキシレート。 日=処置後の日数。 α=肉眼による数え。 β=新鮮重量(fresh weight) L及びUは、I50の値の95%信頼性の下限及び上限を示す。 I50は、用いた等級付け法で50%のスコアーを与えるL(リットル)/ha 単位での投与量である。これは、噴霧された植物の50%の防除を与える投与量 にほぼ匹敵する。 同じ文字によって示された値は、95%信頼レベルでは大きな差はない。 表5B ペーターソンのカース(Paterson's curse) *商標名アトラスG3780Aとして販売されている標準タローアミンエトキ シレート。 日=処置後の日数。 α=肉眼による数え。 β=新鮮重量(fresh weight) L及びUは、I50の値の95%信頼性の下限及び上限を示す。 I50は、用いた等級付け法で50%のスコアーを与えるL(リットル)/ha 単位での投与量である。これは、噴霧された植物の50%の防除を与える投与量 にほぼ匹敵する。 同じ文字によって示された値は、95%信頼レベルでは大きな差はない。 表6 アンモニウムグリホセート配合物についての生物効力データー *Ci-ED50について計算した信頼区間 表7 アンモニウムグリホセート配合物についての生物効力データー *Ci-ED50について計算した信頼区間 表8 グリホセート360g/l配合物についての生物効力データー *Ci-ED50について計算した信頼区間 当業者は、ここに記載した発明は、特別に記載した態様とは別の変更及び修正 を受けることができることを認めるであろう。本発明は、そのような変更及び修 正を全て含むものと理解すべきである。本発明は、この明細書中で言及又は示し た工程、特徴、組成物及び化合物は、全て個々に又は併合して含むものであり、 それらの工程又は特徴のどの二つ以上の組合せでも全て含むものである。 本明細書及び後の請求の範囲全体に亙って、文脈が別に要求しない限り、用語 「からなる」又は「含む」又は「有する」のように言い変えた用語は、述べた整 数又は整数群を含むことを意味するが、別の整数又は整数群を排除するものでは ないことが分かるであろう。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年9月2日(1998.9.2) 【補正内容】 13.アルキルグリコシド又はアルキルポリグリコシド表面活性剤対アルキルジ アミンテトラアルコキシレート表面活性剤の重量比が1.2:1〜2:1である 、請求項12に記載の除草剤組成物。 14.比が約1.5:1である、請求項13に記載の除草剤組成物。 15.アルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤及びアルキルグリコ シド又はアルキルポリグリコシド表面活性剤を含む表面活性剤組成物の、グリホ セート組成物のための助剤としての使用。 16.アルキルグリコシド又はアルキルポリグリコシド表面活性剤対アルキルジ アミンテトラアルコキシレートの重量比が1.2:1〜2:1である、請求項1 5に記載の使用。 17.グリホセート組成物のための助剤としてのアルキルジアミンテトラアルコ キシレート表面活性剤の使用。 18.防除又は撲滅が望まれる場所へ、請求項1〜14のいずれか1項に記載の 組成物を植物毒として有効な量施す工程を含む、望ましくない草木又は植物を防 除又は撲滅する方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 トナー,スチーブン,パトリック オーストラリア国 ビクトリア,ムーニイ ポンズ,アソル ストリート 23

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. N−ホスホノメチルグリシン及び(又は)その塩及びアルキルジアミンテ トラアルコキシレート表面活性剤を含む除草剤組成物。 2. アルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤が、式(I): (式中、Qは直鎖又は分岐鎖C1〜C6アルキレンであり、そして 各Rはオキシアルキレン重合体又はブロック共重合体鎖から独立に選択される 。) の化合物からなる、請求項1に記載の除草剤組成物。 3. アルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤が次の式(III): (式中、A及びBは異なったC2〜C4アルキレン基であり、 RはH又はC1〜C6アルキルであり、そして X及びYは0〜150の整数であり、但しX及びYは共に0ではないものとす る。) の化合物からなる、請求項2に記載の除草剤組成物。 4. Aがプロピレンで、Bがエチレンであるか、又はAがエチレンでBがプロ ピレンである、請求項3に記載の除草剤組成物。 5. Aがプロピレンであり、Bがエチレンであり、Rが水素であり、Xが1〜 3、Yが3〜5であり、但しX+Y≦6である、請求項4に記載の除草剤組成物 。 6. Xが1で、Yが4である、請求項5に記載の除草剤組成物。 7. 水分散性又は水溶性粒子の形の、請求項1に記載の除草剤組成物。 8. N−ホスホノメチルグリシンの非吸湿性塩を含む、請求項7に記載の除草 剤組成物。 9. N−ホスホノメチルグリシンの塩がアンモニウム塩である、請求項8に記 載の除草剤組成物。 10.アルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤が、45℃よりも高 い融点又は軟化点を有する、請求項8又は9に記載の除草剤組成物。 11.アルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤が、50℃よりも高 い融点又は軟化点を有する、請求項10に記載の除草剤組成物。 12.アルキルグリコシド又はアルキルポリグリコシド表面活性剤を更に含む、 請求項1に記載の除草剤組成物。 13.アルキルグリコシド又はアルキルポリグリコシド表面活性剤対アルキルジ アミンテトラアルコキシレート表面活性剤の重量比が1.2:1〜2:1である 、請求項12に記載の除草剤組成物。 14.比が約1.5:1である、請求項13に記載の除草剤組成物。 15.アルキルジアミンテトラアルコキシレート表面活性剤及びアルキルグリコ シド又はアルキルポリグリコシド表面活性剤を含む表面活性剤組成物。 16.アルキルグリコシド又はアルキルポリグリコシド表面活性剤対アルキルジ アミンテトラアルコキシレート表面活性剤の重量比が1.2:1〜2:1である 、請求項15に記載の表面活性剤組成物。 17.グリホセート組成物のための助剤としてのアルキルジアミンテトラアルコ キシレート表面活性剤の使用。 18.グリホセート組成物のための助剤としての請求項15に記載の表面活性剤 組成物の使用。 19.防除又は撲滅が望まれる場所へ、請求項1〜14のいずれか1項に記載の 組成物を植物毒として有効な量施す工程を含む、望ましくない草木又は植物を防 除又は撲滅する方法。
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