JP2001508801A - リーンボディーマスを増進させ、感情の障害および体重異常の治療に用いるフォルスコーリン - Google Patents

リーンボディーマスを増進させ、感情の障害および体重異常の治療に用いるフォルスコーリン

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Abstract

(57)【要約】 ほ乳類のリーンボディマスを増進するための、またはほ乳類のリーンボディマスと脂肪組織の比率をリーンボディマスが増加するように変化させるためのフォルスコーリンの使用、およびそのような使用のための組成物が開示される。

Description

【発明の詳細な説明】 リーンボディマスを増進するためのフォルスコーリン 発明の背景 たいていの体重減少薬剤組成物および栄養補助剤は、人の食物に対する欲求を 低下させること、人の食物の吸収量を低下させること、体内での脂肪酸合成速度 を低下させること、または脂肪酸の異化速度を増加させることにより、人の体脂 肪量を低減するようデザインされている。以下は体重減少製品およびそれらのメ カニズムのいくつかの例である。デキスフェンフルラミン(dexfenfluramine) は食欲を抑えるセロトニン、神経伝達物質および神経ホルモンの脳内濃度を増加 させる。シブトラミン(sibutramine)もまたセロトニンだけでなくノルアドレ ナリン濃度も増加させ、食欲を抑える働きをする。ニューロペプチドYインヒビ ター(neuropeptide Y inhibitors)は食欲を抑えるだけでなく、より多くの糖 とより少ない脂肪を燃焼するよう体を刺激する。ブロムエリプチン(bromeripti ne)は神経伝達物質ドーパミンを模したものであり、血糖および肝臓での脂肪生 成を低減し得る。レプチン(leptin)は含脂肪組織により生産されるホルモンで あり、視床下部に影響を与える。コレシストキニン(cholecystokinin)はホル モンでもあり神経伝達物質でもあるが、食欲を低下させる働きをする。ブタビン ダイド(butabindide)はコレシストキニンを不活性化する酵素をブロックする 。オルリスタット(orlistat)は膵臓リパーゼを阻害し、食物脂肪の吸収を低下 させる。インシュリノトロピン(insulinotropin)はグルカゴン様ホルモンであ り、胃が空になるのを緩慢にすることで肥満を防ぐ。Bta−243は含脂肪組 織にあるβアドレナリン性受容体を刺激し、脂肪酸の燃焼を増進させる。トログ リタゾンは合成ホルモンであり、筋肉細胞に糖よりも脂肪をエネルギーとして利 用するよう信号を送る。サイトカインレギュレータ(cytokine regulators)は ホルモン様サイトカインの活性および細胞間の連絡を変化させ、これが体重減少 につながる。ヒドロキシクエン酸は酵素クエン酸塩リアーゼの阻害剤として作用 し、これは結果として脂肪酸の合成を低下させ、脂肪酸の燃焼速度を増加させる 。 体脂肪の平均量は米国人男性では22%〜25%、米国人女性においてその脂 肪の平均量は33%〜35%である。これらの値は、20歳〜29歳の男性で1 5%〜19%、20歳〜29歳の女性で19%〜23%という最適値よりもはる かに高い。40歳〜49歳の相当する値はそれぞれ17%〜21%、21%〜2 5%であり、60歳の相当する値はそれぞれ19%〜23%、23%〜27%で ある。特に肥りすぎの人では、脂肪組織が体重の70%までを構成することもあ る。 体の組成の残りの割合がリーンボディマス(lean body mass)に相当する。リ ーンボディマスは筋肉、生命器官、骨、体内の結合組織および他の非脂肪組織、 および体液の大部分である。体の代謝率はリーンボディマスの量に直接比例する 。それ故、リーンボディマスを考慮することはあらゆる体重減少方法にとって重 要である。 前記の体重制御手段は体重減少の過程におけるリーンボディマスの増加または 維持の重要性を考慮に入れていない。実際、体脂肪を減少させる摂生法はしばし ばリーンボディマスの異化消費に寄与する。リーンボディマスの増加は体の代謝 を統制しかつ体重減少を助け、それと同時に達成された体重削減を維持する。一 方で、リーンボディマスの減少は体の代謝を低下させ、これは適度で健康な体重 の維持を困難にする。従って、理想的な体重管理方法は、脂肪のリーンボディマ スに対する最適な割合を回復することによって体重を許容できるレベルに削減す る方法であるべきである。体脂肪を減少させると同時にリーンボディマスを維持 または増加させることにより、体重減少の摂生法は人の全般的な健康を改善する という一般的な目的に適うものとなる。 リーンボディマス(例えば、骨格の筋肉)の維持または増加は、あらゆる体重 減少方法において重要な考慮すべきことの一つである。というのは、リーンボデ ィマスは代謝速度と食物に対する体の発熱反応を決定し、そして食物に引き起こ された熱発生と代謝率は、今度は、体脂肪の異化作用の増加により体重を制御す るためでもある。これは、熱発生が体脂肪の蓄積および食物に由来する脂肪酸に より優先的に燃料供給されるためである。さらに、高い熱発生速度 は食物の吸収性の増大および脂肪組織よりもリーンボディマスの優先的な蓄積に 貢献する。 フォルスコーリン(forskohlin)が単離された脂肪細胞内のイン ビトロでの 脂肪分解に関係することは文献でよく知られている。例えば、Horm.metabol.Re s.19(1987),pp.358-360、J.Pharmacology and Experim.Therapeutics 238(1986) ,pp.659-664、J.Pharmacology and Experim.Therapeutics 244(1988),pp.852-85 8を参照。この作用の生物学的メカニズムでは、フォルスコーリンがサイクリッ クAMP(cAMP)の濃度を増加させるか、またはcAMPと同様の作用を発 揮すると思われる。以下のフォルスコーリンの他の生物学的効果はcAMPまた はcAMP様メカニズムの結果として記述されている。すなわち、血小板凝集の 防止、心臓への変力性・変時性の効果、低血圧性作用、気管支拡張作用、インシ ュリン分泌の増強、体内ステロイド合成の増加、副じん皮質刺激ホルモン(AC TH)放出の増加および眼圧の低下などである。しかしながら、リーンボディマ スを増進するためのフォルスコーリンの使用は報告されていない。 フォルスコーリンについては、フォルスコーリンを環状ヌクレオチドの類似体 であるジブチリルcAMP(dBcAMP)、8−ブロモcAMP(8−BrcA MP)およびジブチリルcGMP(dBcGMP)と共に投与した場合に、レセ ルピン、α−メチル−p−チロシンおよびp−クロロフェニルアラニンで前処理 することによりシナプス前部の内因性モノアミンを枯渇させたマウスにおいて低 体温症または運動低下症を逆転させる効果があることも明らかにされている(Psy chopharmacology 90(1980),pp.430-435参照)。レセルピンにより引き起こされた 低体温症または運動低下症の拮抗作用は、可能な臨床的抗うつ作用を予測する古 典的な試験とみなされると、この論文の著者らは述べている。しかしながら、フ ォルスコーリンがヒトの憂鬱や不安といった感情の障害の治療に効果的であり得 るということを証明す報告は無い。このような感情の障害は人の健康に対する自 身の関心を損なわせるだけでなく、時には過食と二次的肥満につながり、さらに 人の健康を損なわせることもあり得る。それ故、健康的摂生法には人が感情的に 安定し、高いモチベーションを持つことも必要とさ れるべきである。 本発明者らは刊行または特許を受けていない、コレウス フォルスコーリ(Co leus Forskohli)植物のフォルスコーリン抽出液からのフォルスコーリン組成 物の調製方法を知っている。このような方法は現在市販されているものよりもよ り純粋な状態のフォルスコーリンを提供し、そして活性なフォルスコーリンの標 準化された量を提供するのに有用である。このフォルスコーリンはその後他の製 造者によりさらに処理され、またはエンドユーザにより栄養補助剤と混ぜ合わさ れることが可能である。 発明の概要 本発明は、リーンボディマス(lean body mass)の増進を必要とするほ乳類の リーンボディマスを増進する方法であって、リーンボディマスを増進するために 有効な量のフォルスコーリン(forskohlin)をほ乳類へ投与することを含む方法 に関する。 本発明はまた、リーンボディマスの増進を必要とするほ乳類のリーンボディマ スと脂肪組織の比率を、リーンボディマスが増加するように変化させる方法であ って、この比率を変化させるのに有効な量のフォルスコーリンをほ乳類ヘ投与す ることを具備する方法を含む。 本発明はまた、ほ乳類のリーンボディマスを増進させるか、またはほ乳類のリ ーンボディマスが増加するようにリーンボディマスと脂肪組織部分の比率を変化 させるための組成物を調製するためのフォルスコーリンの使用に関する。 本発明のさらなる主題は、感情の障害の治療を必要とする患者における感情の 障害の治療方法であって、該患者に感情の障害を治療するのに有効な量のフォル スコーリンを投与することを含む方法である。感情の障害は、例えば憂鬱または 不安であり得る。 本発明はまた、ほ乳類のリーンボディマスを増進するか、またはほ乳類のリー ンボディマスと脂肪組織組織の比率をリーンボディマスが増加するように変化さ せるための組成物であって、活性成分としてフォルスコーリンを含む組成物に関 する。 さらに本発明の別の目的事項はコレウス フォルスコーリ(Coleus Forskohli )植物のフォルスコーリン抽出液からフォルスコーリン組成物を調製する方法で あって、 (a)コレウス フォルスコーリ植物のフォルスコーリン抽出液を用意するこ とと、 (b)フォルスコーリン抽出液を第一の溶媒に溶解することと、 (c)その後、工程(b)で生成した生成物と第二の溶媒との混合を含む工程 において不純物からフォルスコーリンを分離することであって、フォルスコーリ ンは第二の溶媒に不溶であり、不純物は第二の溶媒に可溶であることと、 そして、 (d)工程(c)で得たフォルスコーリンを少なくとも一つの生理学的に満足 な担体または賦形剤と混合することによりフォルスコーリン組成物を調製し、所 定のフォルスコーリン含量を有するフォルスコーリン組成物を製造することを含 む方法である。 本発明はまた上記の方法により調製された組成物、およびそうして得られた該 組成物を使用してリーンボディマスを増進し、そして感情の障害を治療する方法 を含む。 好適な実施例の説明 本発明は、リーンボディマスと脂肪体の比率が理想的な生理学的比率となるよ うに回復させるために、リーンボディマスと脂肪組織との間の比率を、リーンボ ディマスが増加するように変化させ、それによって人の全般的な健康状態を改善 させる。本発明の実際の健康効果は、病的状態と死亡率の良い予測因子である、 ウェストとヒップの比(WHR)および体重指数(body mass index,BMI) の減少によって測定可能である。 フォルスコーリンはほ乳類、好ましくはヒトに投与される。本発明は飼い慣ら された動物、好ましくは家畜にも用いられ得る。 いかなる説に縛られることなく、本発明は酵素アデニル酸シクラーゼ(AC) を刺激して、それによるcAMPのレベルを向上させることによってリーンボ ディマスを増加させると、本発明者らは考える。組織におけるcAMPの増加レ ベルは食物に対する発熱反応の増進とよく対応している。同様に、食物に対する 発熱反応の増進は、栄養分の吸収とそのリーンボディマスへの優先的取込みを向 上させる。よって、リーンボディマスの形成は促進される。 再びいかなる説に縛られることなく、本発明者らは、本発明のメカニズムは具 体的には以下のように働くと考える。すなわち、 −フォルスコーリンが交感神経系から放出されるノルアドレナリンを刺激して、 βアドレナリン受容体と相互作用し、 −この結果、AC酵素が増加し、続いてcAMP濃度が上昇する; −cAMPがホルモン感受性リパーゼをリン酸化するプロテインキナーゼ活性を 刺激し、この酵素の活性型を作り出し、 −リパーゼが体の蓄積脂肪からの脂肪酸の放出を刺激し、 −放出された脂肪酸がミトコンドリア内の脱共役過程を刺激し、その結果熱発生 と熱発生を増加するための燃料の供給が起こり、 −T4 5’脱ヨード酵素が増加し、これが熱発生甲状腺ホルモンT3を活性化 し、 −βアドレナリン依存代謝機能が上昇し、これがリーンボディマスの増加につな がる。すなわち、骨格筋肉のホスホリラーゼ、インシュリン分泌、および同化ス テロイドホルモンの合成および分泌が活性化される。 感情の障害の制御に関して、いかなる説にも縛られることなく、フォルスコー リンが以下の生物学的メカニズムによってこれらの障害を治療すると、本発明者 らは考える。すなわち、 −フォルスコーリンがシナプス前部の有用性に関するモノアミン濃度を回復し、 これは抗うつ作用として知られ、 −脳内のシナプス後部のエフェクター細胞内でcAMPが増加する。これはモノ アミンの「第一メッセンジャー」作用と比べて、「第二メッセンジャー」である 。 リーンボディマスを増進するための本発明の方法において、フォルスコーリ ンは1日あたり約10〜約60mgの服用量で投与されるべきである。1日の投 与量は複数の投与量に個別に分けられることが好ましい。3回の服用量に分けて 投与されることがさらに好ましい。どんな場合においても、1回の服用量はそれ ぞれ好ましくは約10〜約20mgである。 感情の障害を治療する本発明の方法において、フォルスコーリンは1日あたり 約10〜約60mgの投与量で投与されるべきである。1日の投与量は複数の投 与量に個別に分けられることが好ましい。3回の服用量に分けて投与されること がさらに好ましい。どんな場合においても、1回の服用量はそれぞれ好ましくは 約10〜約20mgである。 本発明のいかなる方法においても、フォルスコーリンは付加的な成分と共に併 用治療に投与され得る。付加的成分のいくつかの例は、天然の(−)ヒドロキシ クエン酸およびその塩(例えば、カルシウムまたはカリウム塩)の形のガルシニ ア ガンボギア(Garcinia gambogia)の抽出物;バナジウムの有機塩(ビスマル トレートバナジウムまたはビスグリシネートバナジウム等)、アルカロィドピペ リン(alkaloid piperine)を含有するピパー ニグラム(Piper nigrum)(黒コシ ョウ(black pepper))またはピパー ロンガム(Piper longum)(long pepper)、 または、アルカロイドエフェドリン(alkaloid ephedrine)を含有するシダ コ ルディフォリア(Sida cordifolia)の抽出物である。 フォルスコーリンは、経口、局所的、または非経口で投与され得るが、経口が 好ましい。担体、希釈剤、または賦形剤はその技術においてよく知られている。 本発明はフォルスコーリン組成物を含む。組成物は約1%〜約40%のフォル スコーリンを含み得る。約5%〜約20%のフォルスコーリンを含むことがさら に好ましい。約8%〜約15%のフォルスコーリンを含むことがまたさらに好ま しい。約10%のフォルスコーリンを含む組成物が最も好ましい。 本発明はコレウス フォルスコーリ植物のフォルスコーリン抽出液からフォル スコーリン組成物を調製する方法であって、以下の、 (a)コレウス フォルスコーリ植物のフォルスコーリン抽出液を用意する ことと、 (b)フォルスコーリン抽出液を第一の溶媒に溶解することと、 (c)その後、工程(b)で生成した生成物と第二の溶媒との混合を含む工程 において不純物からフォルスコーリンを分離することであって、フォルスコーリ ンは第二の溶媒に不溶であり、不純物は第二の溶媒に可溶であることと、 そして、 (d)工程(c)で得たフォルスコーリンを少なくとも一つの生理学的に満足 な担体または賦形剤と混合することによりフォルスコーリン組成物を調製し、所 定のフォルスコーリン含量を有するフォルスコーリン組成物を製造することを含 む方法をも含む。 上記方法の工程(a)はコレウス フォルスコーリ植物のフォルスコーリン抽 出液を用意することを含む。抽出液は多くの方法で得ることができるが、本発明 者らは抽出液を得る好適な方法を発明している。 植物中のフォルスコーリン含量は実質的に植物の(生息する)場所、気候条件 、灌漑の方法および樹齢と共に変わる。含量は通常0.1〜0.5%の間である 。植物の根を水で洗浄し、乾燥させ、粉末にする。かなりの収量の抽出物を得る ために、莫大な量(例えば、約100kg)の粉末化された植物の根が抽出に充 てられる。 根は適切な溶媒を用いて抽出される。適切な溶媒の例としては、トルエン、メ タノール、エタノール、クロロホルム、酢酸エチル、エチレン二塩化物等が挙げ られる。トルエンとメタノールの約100:1〜約100:2の比の混合物が好 ましい。約100:1の比が最も好ましい。 溶媒混合物の量および抽出サイクルの回数は用いられる抽出器の種類に基づい て決定される。普通は約10容量の溶媒混合物が、連続タイプの溶媒抽出器また はソックスレー抽出器においては好ましい。 理想的には、抽出は約35〜105℃の範囲の温度で行われる。好ましい温度 は約60〜75℃の間である。抽出時間は通常約6時間である。抽出を圧力下、 例えば1キロで行うと抽出効率は増大する。 抽出を何度も行い、かなりの収量を得た後に、抽出液を混合し、ろ過し、減圧 下、低温、好ましくは60℃未満で濃縮する。温度に敏感なフォルスコーリンの 分解を避けるため、薄膜エバポレータ、ロータリー膜エバポレータ、または撹拌 除去膜エバポレータの使用が抽出液の濃縮に好ましい。系から溶媒を除去した後 、抽出液がペーストの状態で得られる。 方法の工程(b)ではフォルスコーリン抽出液を第一の溶媒に溶解させる。フ ォルスコーリンの抽出に用いられるあらゆる溶媒がこの工程で用いることができ 、例えば、トルエン、メタノール、エタノール、クロロホルム、酢酸エチル、エ チレン二塩化物が挙げられる。トルエンが好ましい。ペーストは最小量の第一の 溶媒に溶解される。 方法の工程(c)はフォルスコーリンを不純物から分離することを含む。この 分離工程は工程(b)で生成した溶解した抽出液/第一溶媒を第二の溶媒と混合 することを含む。フォルスコーリンは第二の溶媒に不溶であり、不純物は第二の 溶媒に可溶である。それ故、フォルスコーリンは第二の溶媒から分離される一方 で、不純物は溶液中に残る。 フォルスコーリンが不溶ないかなる溶媒も第二の溶媒として用い得る。しかし 、この工程で得られる結果物のフォルスコーリンが、抽出液の状態でよりも実質 的により純粋となるように、抽出液に伴う大量の不純物が可溶である溶媒が選択 されるのが好ましい。石油エーテル(沸点が60〜80℃の範囲のもの)が最も 好ましい。 第二の溶媒は好ましくは工程(b)で生成した溶解した抽出液/第一溶媒と、 第一の溶媒と第二の溶媒の比率が約1:10〜約1:20の範囲の比率で混合さ れる。約1:20の比率がより好ましい。好適には、結果物である混合物は40 ℃〜60℃の範囲の温度で数時間、好ましくは約2時間撹拌される。フォルスコ ーリンはこの温度およびこの溶媒比では不溶である。 フォルスコーリンはその後回収され(例えばろ過により)、そして好ましくは 再び最小量の第一の溶媒に溶解される。第二の溶媒がその後加えられるが、この 時好ましくは第一溶媒の第二溶媒に対する比率は約1:25である。結果 物である混合物はそれから好ましくは再び40〜60℃の範囲の温度で数時間、 好ましくは約2時間撹拌される。不溶性の生成物はまた回収され、この工程は必 要とされる純度のフォルスコーリンを得るために数回繰り返しても良い。 通常、上記の精製工程は3回行われ、フォルスコーリンを約15〜約20%含 有する生成物を得る。通常の作業者の技術内ではより高い純度が確かに良いが、 これは普通大抵の目的に十分な純度である。本発明の方法は純度100%のフォ ルスコーリンを提供できるという点で独自であるが、生成物は好ましくは約15 〜約40%のフォルスコーリンを含有する。生成物の残りの部分はコレウス フ ォルスコーリの有機物質である。通常、収量はコレウス フォルスコーリの根1 00kg当たり生成物約1.5kgである。 工程(c)で得られる生成物は通常吸湿性であり、そのような(本発明の)使 用には便利ではない。それ故、本発明の方法の工程(d)は、この生成物を少な くとも一つの生理学的に満足な担体または賦形剤と混合して、所定のフォルスコ ーリン含量を有するフォルスコーリン組成物を調製することを含む。好適な賦形 剤は例えば、酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、リン酸ジカルシウム等があ る。使用される賦形剤の量はもちろん所定のフォルスコーリン含量に基づく。通 常、約1〜約40%のフォルスコーリンの規準化が通常達成されるが、しかし特 定の必要により、この生成物はフォルスコーリンを100%まで含有するように 高めることができる。これはカラムクロマトグラフィ技術、およびその後の再結 晶により達成される。好ましい規準化は約5〜約20%フォルスコーリンであり 、より好ましくは約8〜約15%、最も好ましくは約10%である。 上記の方法で調製されたフォルスコーリン化合物は安定である。組成物の安定 性は組成物を通常の周囲保存条件はもちろん、促進保存条件におくことにより決 定されている。この研究の間、抽出物は安定性を示すパラメーターに関しての質 が試験されている。研究によれば、抽出液は通常の周囲保存条件下で保存した場 合、5年以上の期間安定である。 本発明はこの方法によって生成した生成物(すなわち組成物)を含む。生成物 は100%までの純度のフォルスコーリンを含有することが可能であるが、約1 〜約40%のフォルスコーリンを通常含有し得る。好ましい量は約5〜約20% のフォルスコーリンであり、より好ましくは約8〜約15%、最も好ましくは約 10%である。 本発明はまた上記の方法により生成した組成物を使用するリーンボディマスを 増進する方法および感情の障害を治療する方法を含む。従来のフォルスコーリン 組成物に用いられたのと同様の投与濃度が有効である。 説明された方法に従って調製されたフォルスコーリン組成物の一例の明細は以 下のとおりである。 ここに開示された発明の妥当な修正は十分に当業者の範囲内にあり、また本発 明の範囲内であるよう意図されている。
【手続補正書】 【提出日】平成13年1月26日(2001.1.26) 【補正内容】 (1)発明の名称を、 「リーンボディーマスを増進させ、感情の障害および体重異常の治療に用いる フォルスコーリン」と補正する。 (2)請求の範囲全文を別紙の通り補正する。 請求の範囲 1. 動物のリーンボディーマスを増進させるフォルスコーリンを含む医薬組成 物。 2. ヒトのリーンボディーマスを増進させる、請求項1に記載の医薬組成物。 3. 栄養作用がある、請求項1に記載の医薬組成物。 4. 動物のリーンボディーマスと脂肪組織の比率を、リーンボディーマスが増 進するように変化させるのに有効な量のフォルスコーリンを含む、請求項1に記 載の医薬組成物。 5. ヒトのリーンボディーマスを増進させる、請求項4に記載の医薬組成物。 6. 栄養作用がある、請求項4に記載の医薬組成物。 7. 動物のリーンボディーマスを増進させるための組成物の調製におけるフォ ルスコーリンの使用。 8. ヒトの前記リンボディーマスを増進させる、請求項7に記載のフォルスコ ーリンの使用。 9. 動物のリーンボディーマスと脂肪組織の比率を、リーンボディーマスが増 進するように変化させるための組成物の調製におけるフォルスコーリンの使用。 10. 組成物はヒトのリーンボディーマスを増進させる、請求項9に記載のフ ォルスコーリンの使用。 11. 動物のリーンボディーマスを増進させるフォルスコーリン。 12. 動物のリーンボディーマスと脂肪組織の比率を、リーンボディーマスが 増進するように変化させるフォルスコーリン。 13. フォルスコーリンを主な活性成分として含む、動物のリーンボディーマ スを増進させる組成物。 14. ヒトのリーンボディーマスを増進させる、請求項13に記載の医薬組成 物。 15. 栄養作用がある、請求項13に記載の医薬組成物。 16. フォルスコーリンを主な活性成分として含む、動物のリーンボディーマ スと脂肪組織の比率を、リーンボディーマスが増進するように変化させる組成物 。 17. ヒトのリーンボディーマスを増進させる、請求項16に記載の医薬組成 物。 18. 栄養作用がある、請求項16に記載の医薬組成物。 19. リーンボディーマスの増進を必要とするヒト以外の動物のリーンボディ ーマスを増進させる方法であって、リーンボディーマスを増進させるのに有効な 量のフォルスコーリンを前記動物に投与する工程を含む方法。 20. リーンボディーマスの増進を必要とするヒト以外の動物のリーンボディ ーマスと脂肪組織の比率を、リーンボディーマスが増進するように変化させる方 法であって、比率を変化させるのに有効な量のフォルスコーリンを前記動物に投 与する工程を含む方法。 21. リーンボディーマスの増進を必要とする動物のリーンボディーマスを増 進させるためのフォルスコーリンの使用。 22. リーンボディーマスの増進を必要とする動物のリーンボディーマスと脂 肪組織の比率を、リーンボディーマスが増進するように変化させるためのフォル スコーリンの使用。 23. 動物の体重異常に関係する感情の障害を治療するフォルスコーリンを含 む、医薬組成物。 24. ヒトの感情の障害を治療する、請求項23に記載の医薬組成物。 25. 栄養作用がある、請求項23に記載の医薬組成物。 26. 動物の体重異常に関係する感情の障害を治療するのに有効な量のフォル スコーリンを含む、医薬組成物。 27. ヒトの感情の障害を治療する、請求項26に記載の医薬組成物。 28. 栄養作用がある、請求項26に記載の医薬組成物。 29. 動物の体重異常に関係する感情の障害を治療する組成物の調製における フォルスコーリンの使用。 30. 前記組成物はヒトの体重異常に関係する感情の障害を治療する、請求項 29に記載の使用。 31. 動物の体重異常に関係する感情の障害を治療するフォルスコーリン。 32. 主な活性成分としてフォルスコーリンを含む、動物の体重異常に関係す る感情の障害を治療する組成物。 33. 感情の障害の治療を必要とするヒト以外の動物の体重異常に関係する感 情の障害を治療する方法であって、感情の障害を治療するのに有効な量のフォル スコーリンを前記動物に投与する工程を含む方法。 34. 感情の障害の治療が必要な動物の体重異常に関係する感情の障害を治療 するためのフォルスコーリンの使用。 35. 動物のリーンボディーマスと脂肪組織の比率を、脂肪組織が減少するよ うに変化させるのに有効な量のフォルスコーリンを含む、医薬組成物。 36. ヒトの脂肪組織を減少させる、請求項35に記載の医薬組成物。 37. 栄養作用がある、請求項35に記載の医薬組成物。 38. 動物の体重が減少するように、動物のリーンボディーマスと脂肪組織の 比率を変化させるのに有効な量のフォルスコーリンを含む、医薬組成物。 39. ヒトの体重を減少させる、請求項38に記載の医薬組成物。 40. 栄養作用がある、請求項38に記載の医薬組成物。 41. 動物のリーンボディーマスと脂肪組織の比率を、脂肪組織が減少するよ うに変化させる組成物の調製におけるフォルスコーリンの使用。 42. 組成物はヒトの脂肪組織を減少させる、請求項41に記載のフォルスコ ーリンの使用。 43. 動物の体重を減少させるように、リーンボディーマスと脂肪組織の比率 を変化させる組成物の調製におけるフォルスコーリンの使用。 44. ヒトの体重を減少させるように、リーンボディーマスと脂肪組織の比率 を変化させる組成物の調製における、請求項43のフォルスコーリンの使用。 45. 動物のリーンボディーマスと脂肪組織の比率を、脂肪組織が減少するよ うに変化させるフォルスコーリン。 46. 動物の体重を減少させるように、動物のリーンボディーマスと脂肪組織 の比率を変化させるフォルスコーリン。 47. 主な活性成分としてフォルスコーリンを含む、動物のリーンボディーマ スと脂肪組織の比率を、脂肪組織が減少するように変化させる組成物。 48. ヒトの脂肪組織を減少させる、請求項47の組成物。 49. 栄養作用がある、請求項47に記載の組成物。 50. 主な活性成分としてフォルスコーリンを含む、動物の体重を減少させる ように、動物のリーンボディーマスと脂肪組織の比率を変化させる組成物。 51. ヒトの脂肪組織を減少させる、請求項50の組成物。 52. 栄養作用がある、請求項50に記載の組成物。 53. 脂肪組織の減少を必要とするヒト以外の動物のリーンボディーマスと脂 肪組織の比率を、脂肪組織が減少するように変化させる方法であって、リーンボ ディーマスを増進させるのに有効な量のフォルスコーリンを前記動物に投与する 工程を含む方法。 54. 脂肪組織の減少を必要とするヒト以外の動物のリーンボディーマスと脂 肪組織の比率を、脂肪組織が減少するように変化させる方法であって、比率を変 化させるのに有効な量のフォルスコーリンを前記動物に投与する工程を含む方法 。 55. 脂肪組織の減少を必要とする動物のリーンボディーマスと脂肪組織の比 率を、脂肪組織が減少するように変化させる、フォルスコーリンの使用。 56. 脂肪組織の減少を必要とする動物のリーンボディーマスと脂肪組織の比 率を、体重を減少させるように変化させる、フォルスコーリンの使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZW (72)発明者 ラジェンドラン,ラマスワミー インド,560 069,バンガロール サウス エンド メイン ロード 1382番地 9ス ブロック,ジャイアナガール イースト エンド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.リーンボディマスの増進を必要とするほ乳類のリーンボディマスを増進する 方法であって、前記ほ乳類にリーンボディマスを増進するのに有効な量のフオル スコーリンを投与することを含む方法。 2.前記ほ乳類がヒトである、請求項1に記載の方法。 3.リーンボディマスの増進を必要とするほ乳類の、リーンボディマスと脂肪組 織の比率を、リーンボディマスが増加するように変化させる方法であって、比率 を変化させるのに有効な量のフォルスコーリンを前記ほ乳類に投与することを含 む方法。 4.前記ほ乳類がヒトである、請求項3に記載の方法。 5.ほ乳類のリーンボディマスを増進するための組成物を調製するためのフォル スコーリンの使用。 6.前記ほ乳類がヒトである、請求項5に記載の使用。 7.ほ乳類の、リーンボディマスと脂肪組織の比率を、リーンボディマスが増加 するように変化させるための組成物の調製のためのフォルスコーリンの使用。 8.前記ほ乳類がヒトである、請求項7に記載の使用。 9.ほ乳類のリーンボディマスを増進するためのフォルスコーリン。 10.リーンボディマスの増進を必要とするほ乳類の、リーンボディマスと脂肪 組織の比率を、リーンボディマスが増加するように変化させるためのフォルスコ ーリン。 11.ほ乳類のリーンボディマスを促進するための組成物であって、フォルスコ ーリンを活性成分として含む組成物。 12.ほ乳類の、リーンボディマスと脂肪組織の比率を、リーンボディマスが増 加するように変化させる組成物であって、フォルスコーリンを活性成分として含 む組成物。
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