JP2001508411A - 生物学的活性成分の経口投与のための潤滑性自立型(インタクト)ゲル - Google Patents

生物学的活性成分の経口投与のための潤滑性自立型(インタクト)ゲル

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モンサント・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ゲランガム、水、および生物学的活性成分を含む組成物であって、後に該成分、その活性代謝物質および/または活性誘導体またはその混合物等を、自己潤滑性自立型ゲルから効果的な投与方法を用いて人間または動物に供給および放出する組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 生物学的活性成分の経口投与のための潤滑性自立型 (インタクト)ゲル 本発明は、ゲランガムおよび生物学的に活性な薬効成分を含む自立型(インタ クト)潤滑性(自己潤滑性)ヒドロゲル組成物に関する。また本発明は、人間ま たは動物体内で治療有効量の生物学的活性成分を放出するためのゲランガムを含 むこのような組成物の調製方法に関する。前記組成物によって、受容者(患者) に対して効果的に使用できる方法で、口腔、膣および直腸のいずれかから治療有 効量の生物学的活性成分が供給及び送達される。 発明の背景 子供、高齢者、麻痺した者、及び心臓発作をおこした者などの丸剤の嚥下困難 な者に対して、経口薬の投与が困難なことが時として見られてきた。椀やスプー ンから食べられない患者もいれば、丸剤全体を嚥下することが心理学的あるいは 物理的に困難な患者もいる。疾病および放射線療法によって弱った患者は、丸剤 を服用することが困難であるかもしれない。いくつか の薬剤の形状は、噛むことができない、または噛むべきではない。小児科および 老年科の患者は、丸剤の服用を好まない。時には病院で丸剤を粉砕し、それによ って丸剤の粉末を紙またはプラスチック製処方用カップに入れて、オレンジジュ ース、アプリコットジュース、リンゴソース、蜂蜜、ベビーフード、などの懸濁 賦形剤を加える。しかしながら、粉砕によって一つの薬剤を別の薬剤と混合して しまうことが容易に起こりうる場合は注意が必要である。どの場合でも、患者は 所定投薬量を服用する必要がある。 患者に対する過少投薬は、患者が有効治療薬の自分に対する投与量のすべてを 服用しない場合に起こりうる。この過少投薬のために、内科医の求めた反応が得 られなくなる。過剰投薬は逆の作用を引き起こす可能性があり、それによって、 患者に悪影響を及ぼす危険性がある。経口投与の場合に丸剤形態の薬剤を服用し てから観察可能な反応が始まるまでの応答時間が遅いおよび不明瞭であるときは 、特定の患者に対して適切な量の投与をいつ行ったかを確定することが困難とな り、内科医は1時間の間患者が過少投与であるか過剰投与であるかを判断できな い可能性がある。適当な間隔での適量の投薬を正しく行なうこ とは、医療従事者および患者にとって非常に重要なことである。 注射は、口腔経路からの投与を避けるために時として行なわれる。しかし薬剤 の注射(一般的に静脈注射または筋肉注射)は、患者血流中への薬剤の流入が急 速になることがある。薬剤は体内の肝臓まで到達する速度が丸剤の場合と同じで はないので、注射では身体からの薬剤の排出速度が変化する。さらに注射はあら ゆる人に向いているわけではない。時には注射は心理学的緊張を引き起こし、衰 弱した患者の容態をさらに悪化させることがあるので、注射はこのような状況に おいては望ましくない。 本発明は、丸剤および丸剤粉砕技術および注射使用の代替法を提供し、患者に 対して定められた(既知の)治療量の薬剤を含む自立型(インタクト)潤滑性ゲ ルを使用することで、定められた(既知の)治療量の薬剤を患者に投薬するもの である。 A.M.Bhakoo、S.WoerlyおよびR.Duncanの、「アル ギナートおよびゲランガムゲルからの抗生剤および抗腫瘍剤の放出(Relea se of Antibiotics and Antitumour Age nts From Alginate and Gellan Gum Gels)Proceed.Intern.Symp.Control.Rel .Bioact.Mater.,18(1991)」には、医薬活性化学物質の 放出制御基材として開発したヒドロゲルが記載されている。この引用文献は、ア ルギナート(高Mまたは高G)およびゲランガムゲルを最初に調製し、次に24 時間かけて吸収(膨潤)させることで薬剤(アドリアマイシン、テオフィリン、 アンピシリン、アモキシシリン、テトラサイクリン、エリスロマイシン)を加え 、ゲル形成前には末知の取り込み程度をその後測定することを開示している。 WPO9402029−A1号は、(a)グルコマンナンと(b)少なくとも 一種類の他の水性ゲル形成性多糖類とを含む共処理混合物から作られる細孔の大 きさおよび分布が調節されたスポンジ状基材を含む製造品を開示している。しか しながら、薬剤、無機塩類、ビタミン類、栄養補助剤、または治療薬、または他 の生物学的有効成分をこのようなゲルに取り込む方法については提供していない 。 日本国特許出願第89−0724239号「透明ゲル様組成物」は、組成物全 量に対して0.1〜1.3重量%の高分子量多糖類を水に加え、この混合物を加 熱(例えば90℃)、撹拌、 溶解して、次に冷却(例えば約50℃)して、香料、脱臭剤、防虫剤、殺虫剤、 忌避物質から選択される揮発性物質と、可溶化のための適当量の表面活性剤(例 えば非イオン性物質)及び必要であれば凍結防止剤(たとえば多価アルコール) と、防腐剤とを加え、そしてこの混合物をさらに撹拌して、放冷し(例えば約4 0℃)、容器に充填して、さらに室温まで放冷して組成物を得ることを開示して いる。 日本国特許出願第87−126943号「耐熱性水性ゲル」は、ゲランガムの 水性懸濁液を溶液形成温度より高い約95℃に加熱して均一水溶液を得、この溶 液に酸(クエン酸、果汁など)と塩化カルシウム等を加え、次に記載内容による と溶液をゲル化温度以下に低下させるとゼラチン化が起こり、目的の耐熱性水性 ゲルが得られると開示している。 日本国特許出願第87−126942号「ゲランガムのゲル化」は、水と、あ らかじめ調製した多糖類の一種であると記載しているゲランガムとの混合物を、 ゲランガムの溶液形成温度である約85℃に加熱することを開示している。生成 したゲランガムの水溶液に、酸(例えばクエン酸、果汁)を加え、その混合物を ゲル化温度以下まで冷却して溶液をゲル化させ、目的 のゲランガム水性ゲルを得る。酸の量は好ましくはゲランガムの約15%である 。 日本国特許出願第88−309150号「即時ゼラチン状物質の製造」は、加 熱後に水に溶解させるかまたは周囲温度で水に分散および懸濁させて約0.1〜 2重量%のゲランガム水溶液を調製するゲランガムの組成物を開示している。ア ルカリ土類金属塩および/またはアルカリ金属塩および/または有機もしくは無 機酸および酸性塩などの酸性物質が、周囲温度でのゲル化を引き起こすとして開 示している。食品、医薬、工業薬品等に有用であると記載されている。 1994年8月30日にフィリップ・E・ウィンストンJr.(Philip E.Winston Jr.)らに付与された米国特許第5,342,626 号は、「ゼラチンを含まない軟カプセル用組成物および製法(Composit ion and Process for Gelatin−FreeSoft Capsules)」を開示し、これはゲラン、カラゲナンおよびマンナンガ ムを含む高分子組成物と、ゲラン、カラゲナンおよびマンナンガム組成物を含む 封入のための軟質フィルムの製造方法とに関するものである。このようなフィル ムは、カプセルまたはマイクロカプセルの製造に利用可能と記載されている。カ プセルは、内部相に異種の液体または固体成分を含む乾燥外部相(フィルム膜) を特徴とするものと思われる。 1989年8月15日にジェームズ・J・ショウ(James J.Shaw )らに付与された米国特許第4,857,331号は、ゲル強度を増加させるた めに構造化剤を必要とするペクチン/アルギン/ゼラチン自立性ゲルを開示し、 さらに詳細にはこの特許はゲル菓子単位を形成するために、十分な量のベクチン ゲル成分、アルギンゲル成分および高分子網状ゲル成分を含む無糖摂食性ゲル菓 子送達システムも開示している。この送達システムは、さらに薬剤、薬物、また は栄養補給剤を含んでもよい。 しかしながら、産業界では、患者への薬剤の送達を遵守するための改善方法の 必要性が認識されつづけており、本発明がこれを提供する。 発明の目的 本発明の目的の一つは、現在使用されている薬物送達システムおよび方法を許 容できない患者に、単位量などの既知有効量 の薬剤を効果的に送達するために有用な新規システムおよび方法を提供すること である。 本発明の別の目的は、粘着性がなく、嗜好性であり、易嚥下性で、または必要 であれば容易に崩壊可能である単位用量の医薬調製物を、あらゆる年齢の人間( 例えば小児科または老年科患者)及び動物に投与して所望の投薬を正しく達成す ることである。 本発明の別の目的は、パステル、タブレット、カプセル、トローチ、棒付きキ ャンデー、チューインガムなどを含む薬剤を許容できない者に対して効果的な薬 物送達システムを提供することである。 本発明のさらに別の目的は、嚥下が困難な者に対する薬物の送達に有用な方法 を提供することである。 本発明の別の目的は、食物と混合したい場合または人間および動物が嚥下しや すいようにより小さい断片を形成したい場合に崩壊しやすいゲルを提供すること である。 さらに本発明の別の目的は、口腔、および/または膣および/または直腸に適 用して容易に投与できるインタクトな潤滑性ゲルを提供することである。 本発明のさらなる目的は、動物に対する効果的な薬物送達システムを提供する ことである。 上記およびその他の目的は、以下により詳細に述べる本発明により達成される 。 発明の開示 本発明は、自立型(インタクト)潤滑性ゲルおよび自立型(インタクト)潤滑 性ゲルの製造方法を含む。効果的な既知量の生物学的活性(薬効)成分を含む潤 滑性ゲルが、引き続き効果的に生物学的に活性な薬効成分の治療的量を人間また は動物の生物学的システムに供給および放出し、それによって生物学的活性成分 が、患者に対して効果的に薬効的に開放されるように患者の生物学的システムに 送達される。これらの潤滑性自立型ゲルは、口腔、膣、直腸投与のうちの任意の 一つについて使用することができる。また本発明の製品および方法は、ゲル送達 システムを、消費者に投薬単位を投与するまたは提供するために使用する容器に 収容できるように、直接型成形または成形できる組成物も含む。 本発明のゲルの調製方法は、ゲランガムと水を該ゲランガムの濃度が約0.0 5〜約5重量%、好ましくは約0.25〜 約2.5重量%となるように混合してガム含有組成物を形成し、金属イオン封鎖 剤を加えるかまたは加えないで、後の冷却でゲル化が起こるように該ガム組成物 を十分暖かい温度に維持して温溶液中の該ガムを水和させ、既知量の生物学的に 活性な薬効成分を該温溶液と混合し、任意に可溶化助剤および懸濁助剤を加えて 混合し、及び、任意に陽イオンを加えて混合し、その後該生物学的活性成分を含 む該温溶液を所望の形状の型内でゲル化を誘発するのに十分な範囲の温度まで冷 却することにより、既知量の有効成分を含む該自立型(インタクト)潤滑性ゲル を形成することからなる。 発明の詳細な説明 本発明は、効果的な既知量の生物学的活性成分を、後に人間または動物の生物 学的システムに放出するように含む、自立型(インタクト)潤滑性ゲルの製造方 法を包含する。前記製造方法は、ゲランガムと水を該ゲランガムの濃度が約0. 05〜約5重量%、好ましくは約0.25〜約2.5重量%となるように混合し てガム含有組成物を形成し、金属イオン封鎖剤を加えるかまたは加えないで、後 の冷却でゲル化が起こるように該ガム組成物を十分暖かい温度に維持して該ガム を水和させ、生 物学的活性成分を該温溶液と混合し、任意に(生物学的活性成分、すなわち薬剤 のための)可溶化助剤および懸濁助剤を加えて混合し、ゲル強度または放出特性 を変化させたい場合は任意に他のポリマーまたは添加剤を加えて混合し、及び、 任意に陽イオンを加えて混合し、その後該生物学的活性成分を含む該温溶液をゲ ル化を誘発するのに十分な範囲の温度まで冷却することにより、該自立型(イン タクト)潤滑性ゲルを形成することからなる。 本明細書において使用される用語「自立型」には、これに限定するものではな いが、立つことまたは直立状態で保つことができるが通常は非注入性または非流 動性であるゲルが含まれる。 本明細書において使用される用語「潤滑性」には、これに限定するものではな いが、湿った、実質上湿った(ぬれた)または部分的に湿った表面または表面付 近を有し、ゲルがぬれた表面を有するような感覚(または座薬の場合の手触り) を患者が感じるようなゲルが含まれる。 ゲランガム(Gellan Gum)は、注意深く配合した醗酵培地に微生物 Sphingomonas elodea(ATTC 31461)を播種する ことで産生される天然多 糖類として周知である。ゲランガムは、米国モンサント・カンパニー社(Mon santo Company)より入手可能 利用できる。ゲランガムのゲル化の機構は、陽イオンにより誘発される高分子鎖 の会合に基づく。本明細書においてゲランガムという用語は、不純物を除かない 、不純物を除いた、および部分的に不純物を除いた、天然の、脱アシル化したお よび部分的に脱アシル化した形態のものおよびその混合物を含む。有用なゲラン ガムには市販のものが含まれ、これらに限定するものではないが、モンサント・ カンパニー社(800 North Lindbergh Blvd.,St. Louis,Missouri,63167,U.S.A.)より市販されてい るものが含まれる。ゲランガムの調製方法は、カング(Kang)に付与された 米国特許第4,326,052号および第4,236,053号に記載のものが 含まれ、これらの記載内容全体を本明細書に援用により組み込む。 本発明によるゲル組成物の調製方法は、好ましくは段階1(a)を温度が約5 0℃〜約100℃で行ない、ガムが水和または実質的に水和するまでこの温度ま たはこの温度付近で維持 する。代わりに、適当な金属イオン封鎖剤の存在下で室温で水和させることもで きる。水和過程は、ガムが完全にまたはほとんどまたは十分に水和して、通常は 透明または実質的透明な溶液となるまで、完全にまたは実質的完全に行なわれる 。 前述の生物学的に活性な薬効成分の混合過程は、通常はゲル化温度よりも高温 で行なわれ、該生物学的活性成分を効果的に可溶化または懸濁するために必要な 時間の間行なう。従って、生物学的活性成分はゲルの内側またはゲル中に存在す る。 所望であれば、他のポリマー(有機または天然)または添加剤を組成物に加え ることで、ゲルの触感および/または放出特性を変化させることができる。この ようなポリマーには、これらに限定するものではないが、キサンタンガム、セル ロース誘導体、カラゲナン、グルカン、カードラン、寒天、ゼラチン、アルギナ ート、でんぷん、ペクチン、キサンタンガムとガラクトマンナンおよび/または グルコマンナンの混合物、これらの混合物、等のうちの一種または複数種が含ま れる。 本発明で使用することのできるキサンタンガムの例として、モンサント・カン パニー社(800 North Lindbergh Blvd.,St.Lo uis,Missouri, 63167,U.S.A.)が販売し登録商標を所有するキサンタンガムが含ま れる。キサンタンガムは、細胞外ヘテロ多糖類であり、通常は細菌のXanth omonas campestrisの醗酵過程において産生される。 所望であれば、本発明で使用することができる適当な金属イオン封鎖剤には、 クエン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム(SHMP)、リン酸ニナト リウム、およびこれらの混合物、等が含まれる。使用される金属イオン封鎖剤の 量は、約0.05重量%〜約0.5重量%である。所望であれば使用する金属イ オン封鎖剤の量がこれより増減してもよい。 本発明で使用する追加の最適陽イオン量の好ましい範囲は、一般的に約0.5 〜約500mM、または約(0.5〜約15mMの二価陽イオンおよび約10〜 約500mMの一価陽イオンを例として挙げられる)である。 所望であれば可溶化助剤(理論では説明できていないが、生物学的活性成分の 可溶化を助けると考えられている)を使用することができ、好ましくはイオン性 または非イオン性界面活性剤およびシクロデキストリン、これらの混合物、等か らなる群より選択される。本発明の陽イオンを使用する実施態様におい ては、好ましい陽イオンは、アルカリ金属、アルカリ土類金属、およびアンモニ ウムからなる群より選択されるものである。本発明の別の実施態様では、使用さ れる陽イオンが所望であれば生物学的活性成分の一部であることが好ましい。使 用される任意の可溶化剤の量は、その用途に依存する。これは約0.1%〜約5 0%以上の範囲とすることができる。 生物学的活性成分は限定されるものではなく、受容者に対して治療的および/ または薬効的および/または薬理学的な有益性を、それ自身で、または、活性代 謝物および/または活性誘導体を介して供給する生物学的活性成分を含むが、そ れらに限定されない。生物学的活性成分には、このようなまたは同様の有益性を 、全体または部分的に、最初にまたは後に、直接または間接に、任意の種類の活 性代謝物または活性誘導体の、全体または部分の、これらの組み合わせを介して 患者に供給する任意の成分または同様の成分が含まれる。 生物学的活性成分は、好ましくは(これに限定するものではないが)、栄養補 給剤(例えば、ビタミン類、無機塩類、無機塩類補給剤、植物抽出物、アミノ酸 類、電解質、およびタンパク質)、抗炎症薬(例えば、イブプロフェン、ケトプ ロフェン、 フェノプロフェン、インドメタシン、メクロフェンタメート、メフェナム酸、ナ プロキセン、フェニルブタゾン、ピロキシカム、トルメチン、スリンダクおよび ジメチルスルホキシドなどのNSAIDS)、鎮痛薬、解熱薬、ベンゾカイン、 プラモキシン、ジブカイン、ジクロニン、リドカイン、メピラカイン、プリロカ インおよびテトラカインを含む麻酔薬、粘滑薬(ベンゾイン、アラビアゴム、ト ラガカントゴム、ポリビニルアルコール、およびグリセリンを含む)、アヘン鎮 痛薬(例えば、コデイン、ヒドロコドン)と、非アヘン鎮痛薬と、(例えば、メ ペリジン、またはメサドン)、アセトアミノフェンを含む非麻薬性鎮痛薬と、カ ラミン、酸化亜鉛、タンニン酸、ハマメリス水、硫酸亜鉛を含む収斂薬とを含む 鎮痛薬、(例えば、塩化ベンザルコニウム、過酸化カルバメート、タンニン酸、 サリチル酸トリクロサン、過酸化ベンゾイル、およびホウ酸)、トリアムシノロ ン、アセトニド、パードニゾン(Pardnisone)、ベクロメタゾンジプ ロピオン酸を含む天然および合成ステロイド、テルブタリン・硫酸、アルブテロ ール、ロイコトリエン受容体拮抗薬を含む喘息治療薬、電解質、金属および無機 塩類、抗不安薬および抗鬱薬、抗菌薬および抗ウイルス薬(例えば、 アシクルビル、ネオマイシン、バシトラシン、ポリミキシンB、ビダラビン、ト リフルリジン、ジドブジン、メテナミン、ノンオキシノールスルホンアミド類お よびその他の抗生物質)、(例えば、魚油、サメ肝油、ヒマシ油、スクラルファ ートおよび肝臓酵母菌誘導体)、抗ヒスタミン薬および呼吸器治療薬(例えば、 ジフェンヒドラミン、プロメタジン、クロモリン、シプロヘプタジン、およびア ザタジン)、免疫抑制剤、コレステロール低下剤、心臓および高血圧治療薬、心 血管および利尿薬、ホルモン、タンパク質、および酵素活性剤、抗腫瘍薬、胃腸 薬、アドリアマイシン、テオフィリン、アンピシリン、アモキシシリン、テトラ サイクリンおよびエリスロマイシンおよびこれらの混合物等、からなる群より選 択される一種または複数種である。これらと任意の許容される成分のうちの、任 意の一種または複数種の混合物を使用することができる。 本発明に使用することができる有用な生物学的活性成分の例示的で非限定的な 例には、American society of Health−Syste m Pharmacists,1997,「AFHS Drug Inform ation97」Gerald K.McEvoy(Bethesda, MD)編集に記載されたものが非制限的に含まれ、American soci ety of Health−System Pharmacistsの記載内 容全体を本明細書に援用により組み込む。本発明で有用な生物学的活性成分の例 示的で非限定的な例には、Hardman,G.G;「グッドマン&ギルマン 治療学の薬理学的基礎(Goodman&Gilman’sThe Pharm acological basis of Therapeutics)」第9 版(1996年、ニューヨーク、マグローヒル(McGraw−Hi11)、H ealth Professions Division)に開示されているも のも制限することなしに含まれ、この記載内容全体も本明細書に援用により組み 込む。本明細書を実施例を含めて読んだ後には、当業者は、広範囲のこのような 生物学的活性成分を、本発明の実施に使用できることを理解できるであろう。 有用な生物学的活性成分の非限定的な例は、栄養補給剤でありその非限定的な 例はビタミンである。ビタミンCを、本発明の実施におけるビタミンとして本発 明に使用することができる。塩化カリウムは、本発明に有用な無機塩類の非限定 的な例である。 他の非限定的で有用な生物学的活性成分には、ナトリウムナプロキセン、サリ チル酸ナトリウムおよびイブプロフェン、これらの混合物等が含まれる。さらな る非限定的な例は、16ページの表に示している。 治療的有効量の生物学的活性成分は、好ましくは本発明のゲルに使用される。 一般的には各ゲルに使用される生物学的活性成分の量は、使用等において治療 的有効と思われる量であり、またゲルの対処できる量である。所望するなら、ゲ ル中の活性成分の量をさらに増減させることもできる。一般的には、ナプロキセ ンナトリウムの場合は、約50mg/ml〜約125mg/ml(有効成分mg /ゲルml)使用することができる(実施例を参照のこと)。所望ならば、用途 、薬剤及び他の要因に応じて量をさらに増減させて使用することができる。単位 または部分単位服用量を、本発明の実施による一種または複数種のゲルに使用す ることができる。 本発明のゲル組成物は、好都合に型成形または成形して任意の形状または複数 の形状を組み合わせたものにすることができ、その形状は重要ではない。好まし い形状は、患者を楽しませる ものであり、またその大きさおよび形態および形状が、投与に望ましく嚥下しや すいか、または患者へのおよび自身によるまたは補助をともなって直腸および膣 への投与が容易であるようなものである。 例えば、組成物は、適当な型に注入されてゲル化が起こり、型の形状を写し取 り、患者に適した成形組成物が得られる。次に本発明の組成物は、型から取り外 され、患者または動物に投与される。投与は、口腔、膣およびアプリケーターの 補助を使用あるいは使用しない座剤として直腸から行なうことができる。本発明 の組成物を投与する方法は、患者自身、患者の補助をする助手、またはこれらの 組み合わせによって行なわれる。ゲルの形状、触感(ゲルの硬度)、成分の量、 大きさおよびその他の特徴は、投与、患者、患者の年齢および容態、医師の選択 、使用する薬剤および使用に依存する他の多くの要因、次第で当業者により調節 することができる。 本発明で使用される生物学的活性成分には、水溶性および水に不溶性の両方の 生物学的活性成分が制限することなく含まれる。このような成分の効果的な(治 療的な)量が使用されることが好ましい。このような成分の効果的な(治療的な )量とは、 本発明の実施によって投薬を受ける受容患者にとって効果的となる量であり、一 般的には薬剤のラベル上に記載されているかまたは医師や獣医師によって処方さ れる。本発明による送達は、効果的な方法および時間で達成され、患者、薬剤、 および多くの要因の中における送達方法および成分の患者の受容能力を考慮に入 れている。 患者は、少なくとも一種の生物学的活性成分を含む本発明のゲル組成物を嚥下 するかまたは他の方法により消費(直腸または膣投与)することができる。従っ て薬剤は、患者体内に供給され、従って例えば口腔から使用した場合は、患者の 有益な使用のために患者の消化管または他の領域から利用することができる。膣 および直腸投与によるゲルの投与は、当業者には明らかであるが、アプリケータ ーの補助の使用または非使用による膣または直腸(座薬)投与の周知の手順が行 なわれる。 別の実施態様では、本発明は、生物学的活性成分の嚥下を容易にする方法を患 者が使用することを含み、これは本発明による方法で調製されたゲルを人間また は動物に投与することを含む。本発明によるゲルを効果的に与えられるまたは供 給される動物の例には、ネコ、イヌ、ウマ、ヒツジ、魚、ブタ、ウシ、 等が含まれる。一つまたは複数の本発明のゲルを投与して、摂取される間に効果 的で安全な量の投薬が行なわれるように一定時間をかけることができる。 別の実施態様では、本発明は、患者が容易にゲルを壊し、それを人間や動物の 食物と混入する方法を含む。本発明のゲルは、必要であれば壊れやすく作ること ができ、食物と混合したり人間が嚥下しやすいように小さくすることができる。 別の実施態様では、本発明は、本発明の湿潤性ゲルの膣または直腸投与を容易 にする方法を含む。本発明のゲルの触感は、予期される投与方法または受容者の 要求次第で相当に変更することができる。 形状は型成形によって、要求があれば美的満足の行く形状にすることができ、 また色分けしたり標識をつけたりすることでより正しい服薬を提供し得る。ゲル の形状および触感についても、より正しい服薬を提供し得るように構成したり触 感を出したりすることができる。例えば、型に薬剤の名称、薬剤服用量、形状等 を含ませることができる。 実施例 本明細書において行なった実施例は、本発明の種々の実施態 様を説明するものであり、あらゆる制限を意図するものではない。 実施例1 Na−ナプロキセンゲランゲルの調製 カンパニー社(800 North LindberghBlvd.,St.L ouis,Missouri,63167,U.S.A.)の登録商標)を水で 希釈した0.5%溶液を、を約75〜78℃に冷却し、2.5gのNa−ナプロキセンを加えてこの薬剤が 完全に溶解するまで混合する。これより薬剤濃度が100mg/mlの溶液が生 成する。この温かい薬剤溶液を型に注入して放冷する。40℃以下まで溶液ゲル の温度が下がると、自立型(インタクト)潤滑性ゲルが形成され、容易に生物学 的活性成分の例としてのナトリウムナプロキセンを含む成形ゲルとなる。(Na −ナプロキセンは認可された医薬品 であり、抗炎症薬として店頭で販売されている)。こうして本発明の実施例とし て生物学的活性成分含有ゲルが生成した。例えば、2mlの溶液を型に注入した 場合には、最終ゲルは200mgのナプロキセンナトリウムを含む。 以下の実施例は、実施例1の一般的手順に従って調製した。 実施例8〜20 本発明のゲル調製の説明のために、種々の生物学的活性物質(Na−ナプロキ セン、アスコルビン酸、イブプロフェン、ペ すべての場合、これらの実施例における例示的な生物学的活性成分を含むゲルの 調製は、実施例1に記載の手順に従った。硬度をインストロン・モデル4201 (Instron Model4201)で測定した。測定値は、ポンドの単位 で得られ、インストロンによる試験によるゲルの破断点を表す(インストロ ン・テスト用器械・モデル4201、インストロン社、100 Royale Street,Canton,Massachu.etts,02021,U. S.A.)。破断点は、本発明のゲルが自立でき、必要であれば小さい断片に破 壊することができることを示すために測定した。 *前ページと同じもの(硬度を測定した) 以下のその他の実施例22〜27は、前述のように調製し、塩化カルシウムを 温溶液に加えて、ゲル中の全カルシウム濃度が6mMとなるようにした。som Sleepgels)(ファイザー社(Pfizer,Inc)の登録 商標、Consumer Health CareGroup,Pfizer, Inc.,New York,NY,10017U.S.A.より配布)、また はGelcaps &cold Liquid Liquid−Gelcaps,The Von Companies,Inc.,P.O.Box 3338,Los Ange les,CA 90051,U.S.A.)は、インストロン(例えば力の限界 は100ポンド)で破断できなかった。 従って、本発明によって新規組成物、薬物送達システム、嚥下を容易にする過 程および方法、および/または薬学的活性薬剤または代謝物質または誘導体また は医薬品の投与過程および方法が提供されたことは明らかであり、本明細書で前 述した目的および利点を十分に満足させている。本発明は種々の具体的な実施例 およびその実施態様の観点より記載したが、本発明がそれに対して制限されず、 数多くの代替法、変更、および変形が当業者であれば前述の記載より明らかであ ることが、理解できる。従って、このようなすべての代替法、変更、および変更 が、本発明の意図および広い範囲内に含むことを意図している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/192 A61K 31/192 31/375 31/375 31/43 31/43 31/439 31/439 31/4402 31/4402 33/14 33/14 33/26 33/26 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 治療的量の生物学的活性成分を含み、後に前記活性成分または活性誘導体 もしくは活性代謝物質を人間または動物の生物学的システムに対してまたはその 内部に供給および/または効果的に放出する自立型(インタクト)潤滑性ゲルの 調製方法であって: a.ゲランガムと水を混合してゲランガム濃度が約0.05〜約5重量%と なるようにし、任意に金属イオン封鎖剤およびポリマー/添加剤を加え、所望の (適当な)型内で後に冷却したときにゲル化が起こるように当該組成物を十分に 暖かい温度に維持してゲランガムを水和させ; b.前記生物学的活性成分を前記温溶液と混合し、任意に適当な可溶化助剤 および懸濁助剤を混合し、さらに任意に適当な陽イオンを混合し;及び c.前記生物学的活性成分を含む前記温溶液をゲル化を誘導するのに十分な 温度まで冷却し、それによって前記インタクトな潤滑性ゲルを形成させる前記方 法。 2. 段階1(a)の前記温度が約20℃〜約100℃であり、 及びこの温度またはその付近で前記ガムが水和がするまで維持する請求項1記載 の方法。 3. 段階1(b)で調製する前記温溶液を約35℃〜約85℃の温度で前記生 物学的活性成分が実質的に可溶化または懸濁するのに必要な時間維持する請求項 1記載の方法。 4. ゲルのゲル化を誘導するのに使用される陽イオンが、前記生物学的活性成 分の全体の中または一部分の中に提供されるもしくは提供されている、または、 前記生物学的活性成分の一部分を形成するもしくは形成している請求項1記載の 方法。 5. 前記薬物可溶化助剤が使用され、且つ該可溶化助剤がイオン性または非イ オン性界面活性剤およびシクロデキストリンまたはこれらの混合物からなる群よ り選択することができる請求項1記載の方法。 6. 前記陽イオンが外部源より供給されて、段階1(b)で使用される請求項 1記載の方法。 7. 前記陽イオンがアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムおよびこ れらの混合物からなる群より選択される請求項5記載の方法。 8. 前記生物学的活性成分が、栄養補給剤、アミノ酸類、電 解質、タンパク質、抗炎症薬(例えば、s−イブプロフェン、ケトプロフェン、 フェノプロフェン、インドメタシン、メクロフェンタメート、メフェナム酸、ナ プロキセン、フェニルブタゾン、ピロキシカム、トルメチン、スリンダクおよび ジメチルスルホキシドなどのNSAIDS(非ステロイド性抗炎症薬))、鎮痛 薬、解熱薬、ベンゾカイン、プラモキシン、ジブカイン、ジクロニン、リドカイ ン、メピラカイン、プリロカインおよびテトラカインを含む麻酔薬、粘滑薬、ア ヘン鎮痛薬及び非アヘン鎮痛薬と、アセトアミノフェンを含む非麻薬性鎮痛薬と 、カラミン、酸化亜鉛、タンニン酸、ハマメリス水、硫酸亜鉛を含む収斂薬とを 含む鎮痛薬、トリアムシノロン、アセトニド、パードニゾン、ベクロメタゾンジ プロピオン酸を含む天然および合成ステロイド、テルブタリン・硫酸、アルブテ ロール、ロイコトリエン受容体拮抗薬を含む喘息治療薬、電解質、金属および無 機塩類、抗不安薬および抗鬱薬、抗菌薬および抗ウイルス薬、抗ヒスタミン薬、 免疫抑制剤、コレステロール低下剤、心臓および高血圧治療薬、CNS(中枢神 経系)興奮薬、抗痙攣薬、筋弛緩薬、精神病治療薬、心血管、利尿、ホルモン、 タンパク質および酵素剤、抗腫瘍薬、胃腸および呼吸器治療薬、お よびこれらの混合物、からなる群より選択される請求項1記載の方法。 9. 前記栄養補給剤がビタミンである請求項2記載の方法。 10. 前記ビタミンがビタミンCである請求項3記載の方法。 11. 前記活性成分がナトリウムナプロキセンまたはイブプロフェンである請 求項2記載の方法。 12. 前記活性成分がサリチル酸ナトリウムである請求項2記載の方法。 13. 後に人間または動物の生物学的システム中に供給および放出するための 治療的量の生物学的活性成分または代謝物質もしくは誘導体を含むおよび/また は供給するインタクトな潤滑性ゲルを含み、さらにゲランガム、水および生物学 的活性成分を含む、自立型(インタクト)自己潤滑性ゲル組成物。 14. 前記生物学的活性成分が、栄養補給剤、抗炎症薬(例えば、s−イブプ ロフェン、ケトプロフェン、フェノプロフェン、インドメタシン、メクロフェン タメート、メフェナム酸、ナプロキセン、フェニルブタゾン、ピロキシカム、ト ルメチン、スリンダクおよびジメチルスルホキシドなどのNSAIDS)、鎮痛 薬、解熱薬、ベンゾカイン、プラモキシン、ジブカイン、 ジクロニン、リドカイン、メピラカイン、プリロカインおよびテトラカインを含 む麻酔薬、粘滑薬、アヘン鎮痛薬及び非アヘン鎮痛薬と、アセトアミノフェンを 含む非麻薬性鎮痛薬と、カラミン、酸化亜鉛、タンニン酸、ハマメリス水、硫酸 亜鉛を含む収斂薬とを含む鎮痛薬、トリアムシノロン、アセトニド、パードニゾ ン、ベクロメタゾンジプロピオン酸を含む天然および合成ステロイド、テルブタ リン・硫酸、アルブテロール、ロイコトリエン受容体拮抗薬を含む喘息治療薬、 電解質、金属および無機塩類、抗不安薬および抗鬱薬、抗菌薬および抗ウイルス 薬、抗ヒスタミン薬、免疫抑制剤、コレステロール低下剤、心臓および高血圧治 療薬、CNS(中枢神経系)興奮薬、抗痙攣薬、筋弛緩薬、精神病治療薬、心血 管、利尿、ホルモン、タンパク質および酵素剤、抗腫瘍薬、胃腸および呼吸器治 療薬、およびこれらの混合物、からなる群より選択される請求項13記載のゲル 。 15. 前記栄養補給剤がビタミンである請求項14記載のゲル。 16. 前記ビタミンがビタミンCである請求項14記載のゲル。 17. 前記活性成分がナトリウムナプロキセンまたはイブプロフェンである請 求項14記載のゲル. 18. 前記活性成分がサリチル酸ナトリウムである請求項14記載のゲル。 19. 後に人間または動物の生物学的システム中に放出するための治療的量の 生物学的活性(医薬)成分を含むインタクトな潤滑性ゲルを含み、さらにゲラン ガムおよび生物学的活性医薬成分を含む、薬物送達システム。 20. 前記生物学的活性成分が、栄養補給剤、抗炎症薬(例えば、イブプロフ ェン、ケトプロフェン、フェノプロフェン、インドメタシン、メクロフェンタメ ート、メフェナム酸、ナプロキセン、フェニルブタゾン、ピロキシカム、トルメ チン、スリンダクおよびジメチルスルホキシドなどのNSAIDS)、鎮痛薬、 解熱薬、ベンゾカイン、プラモキシン、ジブカイン、ジクロニン、リドカイン、 メピラカイン、プリロカインおよびテトラカインを含む麻酔薬、粘滑薬、アヘン 鎮痛薬及び非アヘン鎮痛薬と、アセトアミノフェンを含む非麻薬性鎮痛薬と、カ ラミン、酸化亜鉛、タンニン酸、ハマメリス水、硫酸亜鉛を含む収斂薬とを含む 鎮痛薬、トリアムシノロン、アセトニド、パ ードニゾン、ベクロメタゾンジプロピオン酸を含む天然および合成ステロイド、 テルブタリン・硫酸、アルブテロール、ロイコトリエン受容体拮抗薬を含む喘息 治療薬、電解質、金属および無機塩類、抗不安薬および抗鬱薬、抗菌薬および抗 ウイルス薬、抗ヒスタミン薬、免疫抑制剤、コレステロール低下剤、心臓および 高血圧治療薬、CNS(中枢神経系)興奮薬、抗痙攣薬、筋弛緩薬、精神病治療 薬、心血管、利尿、ホルモン、タンパク質および酵素剤、抗腫瘍薬、胃腸および 呼吸器治療薬、およびこれらの混合物、からなる群より選択される請求項19記 載の薬物送達システム。 21. 前記栄養補給剤がビタミンである請求項20記載の薬物送達システム。 22. 前記ビタミンがビタミンCである請求項20記載の薬物送達システム。 23. 前記活性成分がナトリウムナプロキセンまたはイブプロフェンである請 求項21記載の薬物送達システム。 24. 前記活性成分がサリチル酸ナトリウムである請求項21記載の薬物送達 システム。 25. ゲランガムと人間または動物に対する生物学的活性医 薬成分とを含み任意に食物と混合したインタクトなゲルまたは破砕したゲルまた は縮小したゲルを投与することを含んでなる、生物学的活性成分を人間または動 物が嚥下しやすいようにする方法。 26. 前記生物学的活性成分が、栄養補給剤、抗炎症薬(例えば、イブプロフ ェン、ケトプロフェン、フェノプロフェン、インドメタシン、メクロフェンタメ ート、メフェナム酸、ナプロキセン、フェニルブタゾン、ピロキシカム、トルメ チン、スリンダクおよびジメチルスルホキシドなどのNSAIDS)、鎮痛薬、 解熱薬、ベンゾカイン、プラモキシン、ジブカイン、ジクロニン、リドカイン、 メピラカイン、プリロカインおよびテトラカインを含む麻酔薬、粘滑薬、アヘン 鎮痛薬及び非アヘン鎮痛薬と、アセトアミノフェンを含む非麻薬性鎮痛薬と、カ ラミン、酸化亜鉛、タンニン酸、ハマメリス水、硫酸亜鉛を含む収斂薬とを含む 鎮痛薬、トリアムシノロン、アセトニド、パードニゾン、ベクロメタゾンジプロ ピオン酸を含む天然および合成ステロイド、テルブタリン・硫酸、アルブテロー ル、ロイコトリエン受容体拮抗薬を含む喘息治療薬、電解質、金属および無機塩 類、抗不安薬および抗鬱薬、抗菌薬および抗ウイルス 薬、抗ヒスタミン薬、免疫抑制剤、コレステロール低下剤、心臓および高血圧治 療薬、CNS(中枢神経系)興奮薬、抗痙攣薬、筋弛緩薬、精神病治療薬、心血 管、利尿、ホルモン、タンパク質および酵素剤、抗腫瘍薬、胃腸および呼吸器治 療薬、およびこれらの混合物、からなる群より選択される請求項25記載の方法 。 27. 前記栄養補給剤がビタミンである請求項25記載の方法。 28. 前記ビタミンがビタミンCである請求項25記載の方法。 29. 前記活性成分がナトリウムナプロキセンまたはイブプロフェンである請 求項25記載の方法。 30. 前記活性成分がサリチル酸ナトリウムである請求項25記載の方法。 31. 請求項1記載の方法で調製したゲルを人間または動物に投与することを 含んでなる、生物学的活性成分の人間または動物への膣投与および直腸投与を容 易にする方法。 32. 前記生物学的活性成分が、栄養補給剤、抗炎症薬(例えば、イブプロフ ェン、ケトプロフェン、フェノプロフェン、 インドメタシン、メクロフェンタメート、メフェナム酸、ナプロキセン、フェニ ルブタゾン、ピロキシカム、トルメチン、スリンダクおよびジメチルスルホキシ ドなどのNSAIDS)、鎮痛薬、解熱薬、ベンゾカイン、プラモキシン、ジブ カイン、ジクロニン、リドカイン、メピラカイン、プリロカインおよびテトラカ インを含む麻酔薬、粘滑薬、アヘン鎮痛薬及び非アへン鎮痛薬と、アセトアミノ フェンを含む非麻薬性鎮痛薬と、カラミン、酸化亜鉛、タンニン酸、ハマメリス 水、硫酸亜鉛を含む収斂薬とを含む鎮痛薬、トリアムシノロン、アセトニド、パ ードニゾン、ベタロメタゾンジプロピオン酸を含む天然および合成ステロイド、 テルブタリン・硫酸、アルブテロール、ロイコトリエン受容体拮抗薬を含む喘息 治療薬、電解質、金属および無機塩類、抗不安薬および抗鬱薬、抗菌薬および抗 ウイルス薬、抗ヒスタミン薬、免疫抑制剤、コレステロール低下剤、心臓および 高血圧治療薬、CNS(中枢神経系)興奮薬、抗痙攣薬、筋弛緩薬、精神病治療 薬、心血管、利尿、ホルモン、タンパク質および酵素剤、抗腫瘍薬、胃腸および 呼吸器治療薬、およびこれらの混合物、からなる群より選択される請求項31記 載の方法。 33. 前記栄養補給剤がビタミンである請求項31記載の方法。 34. 前記ビタミンがビタミンCである請求項31記載の方法。 35. 前記活性成分がナトリウムナプロキセンまたはイブプロフェンである請 求項31記載の方法。 36. 前記活性成分がサリチル酸ナトリウムである請求項31記載の方法。
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