JP2001507979A - 額縁用フレーム要素 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 額縁用フレーム要素が、フレームの隅を包囲する２つの相互連結可能な支持要素（２、９）によって構成され、一方の支持要素（２）の各々が装飾要素（３）の結合部材（１２）用の受入手段を含み、該支持要素（２）の各々が装飾要素（３）に取り外し可能に連結できる。

Description

【発明の詳細な説明】 額縁用フレーム要素 本発明は額縁用フレーム要素に関する。 額縁、特に、写真用のフレームは種々の寸法、及び種々の構造で要求される。 ほんの少しの装飾を有する額縁の他に、フレーム要素が多少精巧な仕方で輪郭を 付けられ、又は装飾されて設計された多数の形態が知られている。しかしながら 、特に豊富な装飾を有するフレームは、ほとんどの場合、いくらかの時間がたっ た後に、見る者にそのフレームはもはや相応しくないと感じさせるだろう。これ に対して、非常に多種の異なるフレームにも関わらず、莫大な入手可能な種類の 中から、特別な装飾効果を意図したフレームを見つけることは常に容易ではなく 、それ故に、後ほど、フレームを或る場合に適合させ、又は或る環境に適合させ るために、フレームを換えたり、装飾したりする欲求が起ることは理解できる。 本発明は、煩雑な適合作業を伴うことなく簡単に、遡及的に、美的な全体の印 象に関してフレームを根本的に変えることが容易にできる額縁用のフレーム要素 を提供することを目的とする。この目標を解決するために、本発明による額縁用 のフレーム要素は、フレームの隅を包囲する２つの相互連結可能な支持要素によ って実質的に特徴づけられ、一方の支持要素は各々、装飾要素の結合部材用の受 入要素を有し、該装飾要素は支持要素に取り外し可能に連結できる。フレームの 隅を包囲する２つの相互連結可能支持要素が提供されるという事実によって、簡 単に、任意の所望のフレーム高さ及びフレーム形状に適合することができる万能 要素を提案することができる。支持要素はフレームの隅を部分的に包囲するのが 良く、簡単に、互いに取外し可能に連結できるようにするのが良い。一方の支持 要素が各々、装飾要素の結合部材用の受入手段を有し、取り外し可能に装飾要素 と連結できるという事実によって、任意の形状及び形態の装飾要素を、かかる支 持要素に取付けることが、今、実行可能になり、かくしてフレームの外観を基本 的に変化させる。その場合、装飾要素を、特に簡単にデザインすることができ、 使用者によるその後の個々のデザインにも役に立つ。装飾要素は、概して、多く の領域が個々のデザイン及び個人的なデザインに委ねられるように、容易に布で 覆われ、或いは彩色される。 本発明によるフレーム要素の好ましい更なる発展によれば、支持要素が各々、 夫々関連した第２の支持要素のピン又はスリーブを挿入することができる少なく とも１つのピン又はスリーブを備えるように、形態を工夫する。この仕方では、 支持要素を簡単に互いに連結することができ、ピンとスリーブとの間の適合を、 ピンをスリーブの中に確実に挿入できるように工夫し、それにより、装飾要素を 支えるのに必要な支持を保証する。 更なる好ましいフレーム要素の形態によれば、それは、結合部材用の受入要素 が、結合要素が挿入された、又は結合要素が圧入によって弾性的に係止可能な内 曲した外部の縁を有する凹所又はレールとして設計されるように工夫される。そ の場合には、凹所は、スナップ留めクロージャー（closure）をつけた後、装飾 要素がその場で回転可能なように、スナップ留め具の仕方で装飾要素の夫々の結 合部材と協働する。結合要素用の受入手段を内曲した外部縁を有するレールとし て設計したならば、装飾要素の結合部材を、かかるレールの中に挿入し、簡単に レールに沿って調節することができる。それを行なうことによって、レールは確 実に夫々の結合部材を包囲し、或いは、レールは圧入によって装飾要素の結合部 材と弾性的に係止される。 以下に、本発明を概略的に図面に示した例示の実施形態によって、より詳細に 説明する。ここで、図１は本発明による装飾要素と共に支持要素を有するフレー ムの平面図であり、図２は外された装飾要素を滑入する支持要素を有するフレー ムの側面図であり、図３は図２の矢印IIIの方向の図であり、図４は支持要素の 直線IV−IVに沿った断面図であり、図５は図２、３又は４による支持要素に係止 されるための装飾要素の上面図であり、図６は図５の装飾要素の、図５の直線VI −VIに沿った断面図であり、図５は図６の矢印Ｖから見た上面図である。 図１はフレーム部材を参照番号１で示すフレームを表す。支持要素２はかかる フレームの隅に取付けられる。図１の左上隅には、かかる支持要素２に係止され た第１装飾要素３が見える。図１のフレームの右上隅には変更した装飾要素４を 有する。図１のフレームの左下隅には装飾要素が破線５で示され、レール６の形 態をなす受入手段が支持要素２の上側に見える。右下隅には、装飾要素７の下の フレーム又は支持要素２の輪郭が一点鎖線によって表される。図１の２つの下の 隅には、スリーブ８が夫々見え、フレームの隅を包囲するために、スリーブ８の 中に支持要素２の下に配置された支持要素２の夫々のピンを挿入することができ る。 図２から、上支持要素２は下支持要素９に挿入されることが明らかである。下 支持要素９は、上支持要素２が下支持要素９の中に滑入することができるように 、参照番号１０によって指示される突出した縁を設けて曲げて設計される。上支 持要素の上側に、レールによって構成された、結合部材用の受入手段が再び見え る。支持要素２及び９は、側面から見ても美的な外観を確保するためにフレーム の隅を包囲する。図３及び４は各々、支持要素の下に配置された支持要素のピン を受け入れるスリーブ８を示し、特に、図４から明らかなように、結合要素用の 受入手段６は、装飾要素を固定するとき確実な連結を確保するために、内曲した 縁１１を有する。 図５及び６は、それらの図で参照番号３によって再び指示される装飾要素を示 す。装飾要素３は支持要素２に面する側に結合部材１２を有し、受入手段６及び ／又は結合部材１２が適当に弾性変形可能である場合、該結合部材１２を結合部 材用の受入手段６に係止することができる。又、結合部材１２を受入手段６内に 横方向に挿入することができ、所望の位置に移動させることができる。その場合 、結合部材１２及び受入手段６は各々、所望の位置に確実な固定を確保するよう な寸法にされる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ， ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，Ｆ Ｉ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ， ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，Ｍ Ｋ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ， ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，Ｙ Ｕ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 額縁用のフレーム要素において、フレームの隅を包囲する２つの相互連 結可能な支持要素（２、９）を有し、一方の支持要素（２）の各々が装飾要素（ ３）の結合部材（１２）用の受入手段を有し、支持要素（２）の各々が装飾要素 （３）に取り外し可能に連結できることを特徴とする、前記額縁用フレーム要素 。 ２． 前記支持要素（２）各々が、少なくとも１つのピン又はスリーブ（８） を備え、その中に、関連した第２の支持要素（９）のピン又はスリーブ（８）が 夫々、挿入可能なことを特徴とする、請求項１に記載のフレーム要素。 ３． 結合部材（１２）用の受入手段が、内曲した外部縁（１１）を有する凹 所又はレール（６）として設計され、結合部材（１２）が、その中に挿入され、 或いは圧入によって弾性的に係止されることを特徴とする、請求項１又は２に記 載のフレーム要素。