JP2001507161A - 所定角度範囲内に巻線空間を有する鞍形偏向巻線 - Google Patents

所定角度範囲内に巻線空間を有する鞍形偏向巻線

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Abstract

(57)【要約】 カラー陰極線管用の偏向ヨークは、鞍形の垂直偏向コイル及び鞍形の水平偏向コイルを含む。水平偏向コイルは、導体ワイヤを含まない巻線窓が間に拡がる有する一対の側方部を形成する巻線旋曲部を含む。各側方部は、第1及び第2の巻線空間を有する。第1の巻線空間は、30度乃至45度の角度範囲を占め、窓の長さ範囲の半分を超える長さ範囲を有するアパーチャを形成する。第2の巻線空間のコーナー部は、陰極線管の電子銃に接近した窓の端のZ軸座標と、陰極線管のスクリーンに更に近づいたZ軸座標との間の範囲で選択されたZ軸座標に配置される。この範囲の長さは、窓の長さの約10%である。コンバージェンス誤差、水平コマ誤差、コマパラボラ誤差及び不等辺四辺形誤差の補正は、分路若しくは磁石のような界磁成形器を用いることなく実現される。

Description

【発明の詳細な説明】 所定角度範囲内に巻線空間を有する鞍形偏向巻線 本発明はビデオ表示装置のカラー陰極線管(CRT)用の偏向ヨークに関する 。 発明の背景 カラー画像を生成するCRTは、一般的に、3本の同一平面上のビーム(R、 G及びBの電子ビーム)を放出する電子銃を含み、所与の原色の赤、緑及び青の ルミネセンス材料をスクリーン上に励起する。偏向ヨークは陰極線管のネック部 に取り付けられ、水平及び垂直偏向コイル又は巻線によって生成された偏向フィ ールドを生成する。強磁性体のリンク又はコアは、通常の方法で偏向コイルを取 り巻く。 発生された3本のビームは、色のレンダリングに誤差が生じさせるコンバージ ェンス誤差とも称されるビームランディング誤差を回避するため、スクリーン上 に集中することが要求される。集中させるため、自己コンバージェンスと称され る非点収差偏向コイルを使用することは公知である。自己コンバージェンス偏向 コイルの場合、水平偏向コイルにより発生された磁束の線によって描写された界 磁の不均一性は、スクリーン付近の前面部に配置されたコイルの一部に略ピンク ッション形を有する。 ピンクション歪みと称される幾何歪みは、部分的に、スクリーン表面の非球面 形状に起因して生ずる。画像の歪み、すなわち、画像の上部及び下部における上 下の歪み、並びに、画像の側部における左右の歪みはスクリーンの曲率半径が増 大すると共に強くなる。 陰極線管の長軸に対し小さい角度で偏向ゾーンに侵入するR及びBビームは中 心のGビームの偏向に対し補足的な偏向を受けるので、 コマ誤差が発生する。水平偏向界磁に関して、コマは、コンバージェンス誤差補 正のため使用される上記ピンクッション界磁の後ろ側で、樽形の水平偏向界磁を ビーム入射領域若しくは偏向ヨークのゾーンに発生させることにより略補正され る。 コマパラボラ歪みは、ラインがスクリーンの中央からからコーナーに追跡され ると共に、赤色画像と青色画像の間の中間点に対する緑色画像の緩やかな水平方 向のシフトによって画像の側方で垂直ラインに現される。このシフトが画像の外 側若しくは側方に向かって生じるとき、コマパラボラ誤差は、通常、正方向の誤 差と呼ばれ、画像の内側若しくは中央に向かって生じる場合に、負方向の誤差と 呼ばれる。 水平不等辺四辺形誤差は界磁の非点収差に起因して発生する。表示されるべき 画像が矩形テストパターンである場合に、この誤差は、例えば、図6aに示され るように赤色画像に対し回転された青色画像によって管のスクリーンに現れる。 水平不等四辺形誤差は、他のパラメータ(コンバージェンス、幾何形状など)を 最適化するよう選択された巻線分布を有する水平偏向コイルを構成する導体が、 不等辺四辺形歪みを生じる高次偏向界磁係数又は高調波を生成する場合がある。 不等辺四辺形歪みは、例えば、図6bに示されるように、1H(スクリーン上の 1時)の点と、2H(スクリーン上の2時)の画像のコーナーを表す点との間で 青色画像の勾配反転を生じる。 一般的に、偏向界磁は、管の長軸方向に3個の連続した作用ゾーン、すなわち 、電子銃に最も接近した背後若しくは後方ゾーンと、スクリーンに最も接近した 中間ゾーン及び前方ゾーンに分割される。幾何誤差は前方ゾーン内の界磁を制御 することにより補正される。コンバージェンス誤差は後方ゾーン及び中間ゾーン で補正され、前方ゾーンでは殆ど影響を受けない。 例えば、図2に示された先行技術の偏向ヨークにおいて、永久磁石240,2 41,242は、幾何歪みを減少させるため、偏向 ヨークの前面に配置される。他の磁石142及び界磁成形器は、水平偏向コイル と垂直偏向コイルの間に挿入され、コマ、パラボラコマ、及び、コンバージェン ス誤差を削減するため局部的に界磁を修正する。 スクリーンが、例えば、1.5R以上である1Rよりも大きい曲率半径を有す る場合、分路若しくは永久磁石のような磁気補助器を利用することなく、上記の ビームランディング誤差を解決することはより一層困難になる。 不等辺四辺形誤差、コマパラボラ誤差、コマ誤差若しくはコンバージェンス誤 差のような誤差は、分路若しくは永久磁石のような磁気補助器を利用することな く、偏向コイルの巻線分布を制御することにより削減することが望ましい。 分路若しくは永久磁石のような付加的な構成部品は、非常に高い水平周波数に 関連して、特に、水平周波数が32kHz若しくは64kHz以上であるときに ヨークに熱問題を生じるという欠点があるので、省略する方が望ましい。また、 これらの付加的な構成部品は、不等辺四辺形誤差、幾何誤差、コマ誤差、コマパ ラボラ誤差、及び、コンバージェンス誤差の補正を劣化させるような形で生成さ れたヨークの変化を増大させる点が望ましくない。 発明の概要 本発明の特徴を具現化するビデオ表示装置において、鞍形偏向コイルは、陰極 線管の表示スクリーンの第1の軸方向に電子ビームを走査させるため偏向界磁を 生成する。偏向コイルは、1対の側方部と、上記スクリーンに接近した前方端旋 曲部と、上記陰極線管の電子銃に接近した後方端旋曲部とを形成する旋曲を有す る。側方部は導体ワイヤの無い巻線窓を形成し、側方部の間の長さ範囲は、前方 端の旋曲部と後方端の旋曲部との間の距離によって決まる。少なくとも一方の側 方部は、ビームランディング誤差を補正する巻線空間 を有する。第1の巻線空間は、30度乃至45度の間で選択された角度範囲を占 め、窓の長さ範囲の2分の1を超える長さ範囲を有するアパーチャを形成する。 30度乃至45度の角度範囲で巻線空間を形成することにより、上記不等辺四 辺形誤差を縮小する効果が得られる。不等辺四辺形誤差の縮小はヨークに分路若 しくは磁石を用いることなく実現される。 図面の簡単な説明 図1は、陰極線管に取り付けられた本発明による偏向ヨークを説明する図であ り、 図2は、従来技術による偏向ヨークの正面方向展開図であり、 図3は、コイルの中間ゾーンに形成された本発明の装置による鞍形コイルの断 面図であり、 図4a及び4bは、本発明の装置によるコイルの側面図及び平面図であり、 図5a及び5bは、本発明の装置によるコイルによって発生された水平方向界 磁分布関数係数の変動と、コイルに形成された巻線窓及び巻線空間の影響とを陰 極線管の主軸X方向に表示したグラフであり、 図6a及び6bは、赤色画像と青色画像の間の2種類の不等辺四辺形ビームラ ンディング誤差を表す図である。 好ましい実施例の説明 図1に示されるように、自己コンバージェンス形カラー表示装置は、真空ガラ スエンベローブ6と、表示スクリーン9を形成するエンベロープの両端の一方に 配置された三原色RGBを表現する蛍光体若しくはルミネセンス素子の配列とを 有する陰極線管(CRT)を含む。電子銃7は上記エンベローブのもう一方の端 に配置される。電子銃7の組は、対応したルミネセンス色素子を励起するため、 水 平方向に揃えられた3本の電子ビーム12を発生するように配置される。電子ビ ームは、陰極線管のネック部8に取り付けられた偏向ヨーク1の動作によってス クリーンの表面を掃引する。偏向ヨーク1は、セパレータ2を用いて隔離された 一対の水平偏向コイル3及び一対の垂直偏向コイル4と、ビーム路の界磁を強め るために設けられた強磁性体5のコアとを含む。 図4a及び4bは、夫々、本発明の一面による鞍形形状を備えた水平コイル若 しくは巻線3の対の中の一方の対の側面図及び平面図である。各巻線旋曲は、導 体ワイヤのループにより形成される。水平偏向コイル3の各対は、図1の電子銃 7付近に、長軸若しくはX軸方向に延在する後方端旋曲部18を有する。図4a 及び4bの前方端旋曲部29は、図1の表示スクリーン9の近くに配置され、Z 軸に対し略横切る向きでZ軸から離れる方に湾曲する。コア5及び分離器2は、 どちらも2個の別個の部品から組み立てられるよりも単一部品の形で製造される 方が有利である。 図4a及び4bに示された鞍形コイル3の前方端旋曲部29の導体ワイヤは、 X軸の一方側でZ軸に沿って一体として一方の側方部を形成するワイヤの束12 0、120’を用いて後方端旋曲部19に接続され、X軸のもう一方側で一体と してもう一方の側方部を形成するワイヤの束121、121’によって後方端旋 曲部19に接続される。偏向コイル偏向磁界ビーム出口領域23付近に存在する 側方のワイヤの束120、120’及び121、121’の部分は、図4aの前 方空間21、21’及び21”を形成する。前方空間21、21’及び21”は 、例えば、左右の歪みのようなスクリーンに形成された画像の幾何歪みを補正す るように電流分布高調波に影響を与え、或いは、変更する。同様に、偏向コイル 3の入口領域25に設けられた側方のワイヤの束120、120’及び121、 121’の一部は、後方空間22及び22’を形成する。空間22及び22’は 、水平コマ誤差を補正するため選択された巻線分布を有 する。各旋曲部19及び29は、側方のワイヤの束120’及び121’と共に 主巻線窓18を画成する。 端旋曲部29の長軸Z方向の領域は、コイル3のビーム出口ゾーン若しくは領 域23を画成する。窓18の長軸Z軸方向の領域は、中間ゾーン若しくは領域2 4を画成する。窓18は、一方の端で、側方のワイヤの束120’及び121’ が接合するコーナー部17のZ軸座標から拡がる。窓18のもう一方の端は、旋 曲部29によって画成される。後方端旋曲部19を含む後方の背後の窓18に在 るコイルのゾーンは、ビーム入口領域若しくはゾーン25と呼ばれる。 コマ誤差は、主として、後方若しくは入口ゾーン25で補正される。左右歪み 及び上下歪みのような幾何誤差は、主として出口ゾーン23若しくはその近傍で 補正される。コンバージェンス誤差は、出口ゾーン23で殆ど影響をうけず、主 として中間ゾーン24及び入口ゾーン25で補正される。 図3は、中間ゾーン24内のXY平面と平行な平面における鞍形ラインコイル 3の断面図である。対称性を考慮して、コイルの半分の断面だけが描かれる。半 分のコイルには、導体50の束120、120’が含まれる。各導体の位置は放 射状角度位置θによって識別される。グルーブ120の導体は、零度とθLとの 間に配置され、グループ120’の導体はθ1とθ2の間に配置される。 巻線の対称性を考慮することにより、コイルのアンペア巻数密度N(θ)のフ ーリエ級数展開は、以下の式のように表される。 N(θ)=A1・cos(θ)+A3・cos(3θ) +A5・cos(5θ)+...+AK・cos(Kθ) +... (EQ1) 但し: 磁界は以下の式で表される。 H=A1/R+(A3/R3)・(X2−Y2) +(A5/R5)・(X4−6X2・Y2+Y4)+... (EQ3) 式中、Rは偏向コイルを取り巻くフェライトコアの磁気回路の半径を表す。項A 1/Rは、界磁分布関数の零次の係数若しくは基本界磁成分を表し、項(A3/ R3)・(X2−Y2)は、座標X及びYの点での界磁分布関数の2次係数を表し 、巻線分布の第3高調波に関係する。項(A5/R5)・(X4−6X2・Y2+Y4 )はこの界磁の4次係数若しくは第5高調波を表し、以下、同様である。 正の項A3は、ピンクッション形の界磁を生成する軸上の正の界磁の2次係数 に対応する。電流が全ての導体ワイヤ内で同じ向きに循環する場合に、N(θ) は一般的に正であり、項A3はワイヤがθ=零度からθ=30度の範囲に配置さ れているとき正である。予め決められた角度範囲にワイヤを配置することにより 、界磁の重要な正の2次係数を、全体的に正の界磁の正の4次係数と共に局部的 に導入することが可能である。 インライン式銃から到来する電子ビームの集中を保ため、ライン偏向界磁の2 次の係数を中間ゾーン24内で正にすることが知られている。この目的のため、 側方の束120の大多数のワイヤは、中間ゾーン24の少なくとも一部分におい て、0度乃至30度の放射状角度位置に保たれる。しかし、ビームの集中は、強 いコマパラボラ誤差を導入するので、コマパラボラ誤差は以下に説明するように 補正されるべきである。 図4a及び4bに示された鞍形コイルは、電気絶縁体及び熱可塑性接着剤が被 覆された小径の銅線が巻き付けられてもよい。巻き付けは、最終的な形状に本質 的に従って鞍形コイルを巻き付け、巻き付け工程中に図4a及び4bに示された 空間21、21’、21”、22、22’を取り込む巻き付け装置で行われる。 これらの空間の 形状及び配置は、各空間内にコーナー部を形成することにより空間の形状を制限 する巻き付けヘッド内の格納式ピンにより決められる。 巻き付け後に、各鞍形コイルは型にはめられ、所望の機械的寸法を得るため加 圧される。電流は熱可塑性接着剤を軟化するためワイヤの中を流れ、次に、熱可 塑性接着剤はワイヤを互いに接着し、自立的な鞍形コイルを形成するため再冷却 される。 中間領域24に形成された空間21”の配置は、巻線工程中に、図4aの中間 領域24の中央領域に設けられた位置60でピンによって決定される。その結果 、コーナー区画若しくはコーナー部は空間21”の位置60に形成される。 ピンは、巻線分布に急激な変化を生じ、周知の方法で対応したコーナー部を巻 線空間に形成する。図4aの位置60の入口ゾーンに近い方の側方で、入口ゾー ンがコーナー部位置60に接近するに連れて、ワイヤの密度が高くなる。これに 対し、図4aの位置60の出口ゾーンに近い方の側方で、位置60からの距離が 増加すると共に、ワイヤの密度は減少する。かくして、ワイヤの密度は位置60 で局所最小値をとる。 中間領域24の後方部に形成された空間26の配置は、巻線工程中に、中間領 域24の後方部に設けられた位置42でピンによって決定される。その結果とし て、コーナー区画が空間26の位置42に形成される。位置42は、Z軸に関し て、コイルの前方に56mm離間し、主窓18の後方限界若しくはコーナー部1 7の近くに配置される。後方端部17は、窓18のZ軸に関してコイルの前面か ら最も離れた座標値を定める。コーナー部17はZ軸に関してコイルの前面から 59mmの距離に置かれる。空間26は、Z軸方向に関して偏向コイルの前面か ら47mm乃至62mmの範囲に延在する。 両方の空間21”及び26は、ワイヤ120及び120’の束によって形成さ れた側方部に配置される。位置60のピンは、中間 ゾーン24の中央に接近して設けられる。位置42のピンは、中間ゾーンの後方 部内でコーナー部17付近に設けられる。 位置42のZ軸座標は、一端で、窓18の一方の端にあるコーナー部17のZ 軸座標によって、他端で中間ゾーン24の長さの約10%の距離だけコーナー部 17から離れたZ座標によって境界が定められた範囲内で選択される点が有利で ある。中間ゾーン24の長さは、端旋曲部29によって形成された窓18の境界 Z軸座標と、窓18のコーナー部16のZ軸座標との間の差に一致する。位置4 2の座標を中間ゾーンの長さの10%の範囲内で選択することにより、改良され たコマパラボラ補正が行われる。また、分路及び磁石の利用を回避することがで きるようになる。 解析的な目的のため、側方のワイヤの束が本質的に0度乃至50度の一定放射 状密度で配置された通常若しくは典型的な第1のコイルのコンバージェンス及び コマの誤差の値は、図4a及び4bのコイルにある種の観点で類似した仮定的な 第2のコイルの誤差の値と比較される。第2のコイルの場合、本質的に中間ゾー ン24の中間で長手方向に設けられた側方ワイヤの束の94%は、0度乃至31 度の範囲内の放射状開口に集中するので、図4aの横方向巻線空間21”と類似 した横方向巻線空間が生成される。また、側方ワイヤ束が本質的に0度乃至50 度の一定放射状密度で配置された典型的な第1のコイルのコンバージェンス及び コマの値は、仮定的な第3のコイルの値と比較される。第3のコイルの場合、中 間ゾーン24の後方に設けられた長手位置内の側方巻線の束の49%は、0度乃 至33度の放射状開口内の入口ゾーン25の周辺に集められ、図4aの横方向巻 線空間26と類似した巻線内に横方向巻線空間を形成する。 以下の表には、典型的若しくは通常の第1のコイルに対する第2及び第3のコ イルのコンバージェンス誤差及びコマ誤差に関する改良点と、コマパラボラ誤差 の悪化とが実証されている。コマパラボ ラ誤差は、第2のコイルの場合に0.44mmから0.83mmに増加し、第3 のコイルの場合に0.53mmまで増加する。 以下の表で、コマの誤差(水平及び垂直方向)と、コンバージェンスの誤差は 、陰極線管のスクリーンの象限を通例的に代表する9個の点で測定された。第2 のコイル及び第3のコイルの二つの修正構造は、コマパラボラを逆向きに変更す る点に注意する必要がある。この特徴は、コマパラボラ誤差値を許容可能な値、 零付近まで削減するため、図4a及び4bの配置で使用することにより利点が得 られる。 空間21”及び26と関連した対応したピンの配置によって、コマパラボラ誤 差を許容可能な値まで最小化することが可能であると共に、コンバージェンス及 び残留コマ誤差を補償する別個の制御パラメータ又は自由度が得られる点が有利 である。また、中間領域24の束120に形成された巻線空間21”と、領域2 5に形成された巻線空間24の組合せを使用することにより、Z軸方向に要求さ れた変化が生じるので、分路若しくは磁石の利用を回避できる利点が得られる。 図4a及び4bの例において、偏向ヨークは、非球面タイプのス クリーンと、水平方向エッジに3.5Rのオーダーの曲率半径とを有するA68 SF型の陰極線管に取り付けられる。水平コイル3は、Z軸方向に81mmの全 長を有する。水平コイルは、Z軸方向に7mmの長さを有する端部巻線により形 成された前方若しくはビーム出口領域若しくはゾーン23を有する。水平コイル 3は長さ52mmの中間ゾーン24を含み、その中で図4bの窓18が拡がる。 水平コイル3は背後若しくは後方端部巻線19を有し、後方端部巻線はZ軸方向 に22mmの長さまで延びる。コイルの背後のワイヤは巻き付けられるので、ワ イヤを含まない空間によって互いに局所的に分離された幾つかの束若しくはグル ープを構成する。 図4a及び4bのコイルの対称性をYZ平面に沿って検査することにより分か るように、ゾーン24では、上記の如く、巻線工程中に位置60及び42でピン を挿入することより、空間21”及び26が作成される。位置60のピンは、ワ イヤ120の束をコイルのワイヤの数の約94%に保つ。位置60でのピンはコ イルの前方から27mmの距離にあり、中間領域24の略中央にあり、XY平面 内で31.5度の角度位置である。位置42のピンは、図4aのワイヤ45の束 をコイルのワイヤ数の約49%に維持する。位置42のピンはコイルの前方から 56mmの場所で、XY平面内の角度位置が33度に一致する場所に配置される 。 大多数の幾何誤差は、ゾーン23内のワイヤ配置によって補正される。コマ誤 差は、ビーム入口ゾーン25の後方端旋曲部19内でワイヤに形成された巻線空 間により部分的に補正される。 図4a及び4bの装置の場合、コンバージェンス誤差及び残留コマ誤差は、位 置60のピンによって設定された中間ゾーン内のワイヤの一部の動作、及び、位 置42のピンによって設定された中間ゾーン内のワイヤの一部の動作によって部 分的に補正される。夫々の補正は、コンバージェンス誤差及びコマ誤差の削減に 部分的に寄与する。 上記のコンバージェンス誤差及びコマ誤差は、相互に逆向きの変動をコマパラ ボラ誤差に生じさせる点が有利である。したがって、コマパラボラ誤差は許容可 能な大きさまで最小化できる点が有利である。 図5a及び5bには、空間21”及び空間26が水平偏向界磁の零次及び高次 の成分の係数に与える影響が示される。図5aでは、界磁の零次成分係数H0の Z軸方向の変動、並びに、図4a及び4bのコイルによって生成された界磁の2 次及び4次成分係数H2及びH4のZ軸方向の変動が与えられ、空間21”が存 在しない点を除いて類似したコイルに発生する変動とが比較される。図5bでは 、界磁の零次成分係数H0のZ軸方向の変動、並びに、図4a及び4bのコイル の界磁の2次及び4次の成分係数H2及びH4が与えられ、空間26が無い点を 除いて類似したコイルに発生する変動が比較され得る。図5a及び5bに示され るように、空間21”及び空間26は、偏向コイルの零次成分係数に影響を与え ることなく、夫々、動作ゾーン内の2次及び4次の成分係数を正側に増大する。 管の寸法及びスクリーンのフラットさとに依存して、所望の補正を実現するた め、ゾーン24内の中央領域内に付加的な空間を作成することが望ましい。同様 に、位置60及び42のピンの動作によって0度乃至30度の放射状開口に保持 されるワイヤの割合、並びに、ピンのZ位置は、ゾーン23及び25で選択され たワイヤの形状により作成された界磁の形状に依存する。このため、例えば、ビ ームの集中に対する所定の動作に対し、コマ誤差及びコマパラボラ誤差に加わる 影響を変更するため、空間26を後方ゾーン25に多少拡張することにより界磁 の4次成分係数を変化させることが有用である。 以下の表には、図4a及び4bのコイル構造体の動作によって生ずるコンバー ジェンス誤差、コマ誤差及びコマパラボラ誤差の値が示されている。コンバージ ェンス、コマ、及び、コマパラボラ誤差 に対し獲得された値は非常に小さいので、許容可能である。 位置42におけるピンがXY平面内である角度位置より下に保たれるワイヤの 相対的な割合、位置42におけるピンのZ軸方向の位置、並びに、位置42にお けるピンの角度位置は、補正されるべき誤差の程度に応じて変化する。空間26 の寸法は変化し、図4a及び4bの場合には、入口領域25まで拡大する。 典型的な従来の第1のコイルは、以下の表に掲載されるように不等辺四辺形上 の歪みビームランディング誤差を有する。以下の表は、受像管スクリーン上の9 個の通常の点における赤色画像と青色画像の間に不等辺四辺形状の値を与える。 不等辺四辺形歪み誤差は図6bに示されている。図6bにおいて、以下の参照 番号が適用される。参照番号70は赤色画像を表し、参照番号71は青色画像を 表し、参照番号60は点1H(スクリーン上の1時の方向)での不等辺四辺形誤 差を表し、参照番号61は点2H(スクリーン上の2時の方向)での不等辺四辺 形誤差を表す。 本発明の特徴を実施する場合に、不等辺四辺形歪み誤差(trapezium different ial error)は、導体を含まない空間21”により補正 される。空間21”は、中間ゾーン24のZ軸方向の長さの半分よりも長い長さ でZ軸方向に中間ゾーン24の中に延びる。中間ゾーンの長さは窓18の長さと 一致する。空間21”は、不等辺四辺形歪み問題を生じる高次の界磁分布係数の 影響を最小限に抑えるため、XY平面内の放射状角度アパーチャ内に延在する。 40度の放射状方向は、不等辺四辺形歪み問題を最小限に抑えるためこの種の受 像管の場合に好ましい方向であることが分かっているので、空間21”は、Z軸 方向に沿ったより大きい部分でこの方向に傾けられる。コイルの型内のラインコ イルの巻線制約を考慮するため、空間21’’は、図4aに示されるように、4 0度の放射状方向を有する放射状角度アパーチャ内から導体が無くなるように、 Z軸に沿って長さ124を超えて延在する。長さ124は中間ゾーン24のZ方 向の長さの約75%に一致する。 赤/青不等辺四辺形誤差の測定量は、本例では、著しい改良を示し、不等辺四 辺形歪みに許容可能な値を与える。これらの値は以下の表に記載される。 図示されていない実施モードにおいて、2個の空間は、主窓18のコーナー部 17付近のゾーン内でZ軸に沿って存在する側方ワイヤ束に形成され得る。これ ら2個の空間は、ゾーン24とゾーン25の両方に部分的に拡張する。巻線工程 中にこれらの窓を種々の角度位置にさせるピンを配置することにより、ワイヤの グループを作成できるようになる。ワイヤの本数は、コマ、コマパラボラ及びコ ンバージェンスの誤差を最小限に抑えるため、界磁に生成された影 響を変化させ、偏向界磁の零次及び高次の成分係数により細かい動作を行うこと ができる相対値内で変化する。 上記の実施例は限定的ではない。鞍形垂直偏向コイルの同じ実現原理は、コン バージェンスの残留誤差、コマの残留誤差及び垂直コマパラボラの残留誤差を最 小限に抑えるべく垂直偏向界磁を修正するため適用される。
【手続補正書】 【提出日】平成11年8月6日(1999.8.6) 【補正内容】 請求の範囲 「1. 陰極線管の表示スクリーンの第1の軸方向に電子ビームを走査させるた め偏向界磁を生成する鞍形の第1の偏向コイルと、 ラスタを形成するため上記スクリーンの第2の軸方向に上記電子ビームを走査 させる第2の偏向コイルと、 上記第1の偏向コイル及び上記第2の偏向コイルと協働し、偏向ヨークを形成 する透磁性コアとを含み、 上記第1の偏向コイルは、1対の側方部と、上記スクリーンに接近した前方端 旋曲部と、上記陰極線管の電子銃に接近した後方端旋曲部とを形成する複数の巻 線旋曲部を有し、 上記側方部は導体ワイヤの無い巻線窓を形成し、上記側方部の間の長さは、前 方端旋曲部と後方端旋曲部との間の距離によって決められ、 少なくとも一方の上記側方部は不等辺四辺形歪みビームランディング誤差を補 正する第1の巻線空間を有し、 上記第1の巻線空間は、30度乃至45度の間で選択された角度範囲を占め、 窓の長さ範囲の2分の1を超える長さ範囲を有するアパーチャを形成する、ビデ オ表示偏向装置。 2. 上記第1の巻線空間は不等辺四辺形誤差を減少させる、請求項1記載の偏 向装置。 3. 上記第1の巻線空間は、上記前方端旋曲部と上記後方端旋曲部の間で、上 記前方端旋曲部及び上記後方端旋曲部の各長軸座標よりも上記窓の中心の長軸座 標の方に近い長軸座標のコーナー点を有する、請求項1記載の偏向装置。 4. 上記第1の巻線空間は、上記窓の第2の端の長軸座標から、上記窓の中心 座標よりも上記スクリーンから離れた長軸座標まで延在する、請求項3記載の偏 向装置。 5. 上記側方部の一方は、上記後方端旋曲部に近い上記窓の第1の端の長軸座 標と、上記窓の第1の端から上記窓の上記長さ範囲の10%に一致する間隔だけ 上記第1の端の長軸座標よりも上記スクリーンに近い長軸座標との間に拡がる長 軸座標の範囲から選択されたコーナー位置に第2の巻線空間を有する、請求項1 記載の偏向装置。 6. 上記第2の巻線空間は、上記スクリーンから上記窓の第1の端の座標より も離れた長軸座標に拡がる、請求項5記載の偏向装置。 7. 上記第1及び第2の巻線空間は、互いに補償し合う傾向のある逆向きにコ マパラボラ誤差の対応した変化を生じさせる、請求項5記載の偏向装置。 8. 上記各巻線空間は、上記第1の偏向コイルの界磁の界磁分布関数の2次係 数及び4次係数を正方向に増加させる、請求項5記載の偏向装置。 9. 上記一方の側方部は、第2のコーナー部を有する第1の巻線束と、上記巻 線窓の側方境界を形成する第2の巻線束とを含み、上記第1の巻線束は上記一方 の側方部のワイヤ導体の大部分を収容する、請求項1記載の偏向装置。 10. 上記第1の巻線束は上記第2のコーナー部を含み、零度と30度の間に 導体巻線を収容する、請求項9記載の偏向装置。 11. 上記陰極線管は1.5R以上の曲率半径を有する、請求項1記載の偏向 装置。 12. 上記陰極線管は水平エッジに3.5Rのオーダーの曲率半径を有する、 請求項1記載の偏向装置。」
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 陰極線管の表示スクリーンの第1の軸方向に電子ビームを走査させるため 偏向界磁を生成する鞍形の第1の偏向コイルと、 ラスタを形成するため上記スクリーンの第2の軸方向に上記電子ビームを走査 させる第2の偏向コイルと、 上記第1の偏向コイル及び上記第2の偏向コイルと協働し、偏向ヨークを形成 する透磁性コアとを含み、 上記第1の偏向コイルは、1対の側方部と、上記スクリーンに接近した前方端 旋曲部と、上記陰極線管の電子銃に接近した後方端旋曲部とを形成する複数の巻 線旋曲部を有し、 上記側方部は導体ワイヤの無い巻線窓を形成し、上記側方部の間の長さは、前 方端旋曲部と後方端旋曲部との間の距離によって決められ、 少なくとも一方の上記側方部はビームランディング誤差を補正する第1の巻線 空間を有し、 上記第1の巻線空間は、30度乃至45度の間で選択された角度範囲を占め、 窓の長さ範囲の2分の1を超える長さ範囲を有するアパーチャを形成する、ビデ オ表示偏向装置。 2. 上記第1の巻線空間は不等辺四辺形誤差を減少させる、請求項1記載の偏 向装置。 3. 上記第1の巻線空間は、上記前方端旋曲部と上記後方端旋曲部の間で、上 記前方端旋曲部及び上記後方端旋曲部の各長軸座標よりも上記窓の中心の長軸座 標の方に近い長軸座標のコーナー点を有する、請求項1記載の偏向装置。 4. 上記第1の巻線空間は、上記窓の第2の端の長軸座標から、 上記窓の中心座標よりも上記スクリーンから離れた長軸座標まで延在する、請求 項3記載の偏向装置。 5. 上記側方部の一方は、上記後方端旋曲部に近い上記窓の第1の端の長軸座 標と、上記窓の第1の端から上記窓の上記長さ範囲の10%に一致する間隔だけ 上記第1の端の長軸座標よりも上記スクリーンに近い長軸座標との間に拡がる長 軸座標の範囲から選択されたコーナー位置に第2の巻線空間を有する、請求項1 記載の偏向装置。 6. 上記第2の巻線空間は、上記スクリーンから上記窓の第1の端の座標より も離れた長軸座標に拡がる、請求項5記載の偏向装置。 7. 上記第1及び第2の巻線空間は、互いに補償し合う傾向のある逆向きにコ マパラボラ誤差の対応した変化を生じさせる、請求項5記載の偏向装置。 8. 上記各巻線空間は、上記第1の偏向コイルの界磁の界磁分布関数の2次係 数及び4次係数を正方向に増加させる、請求項5記載の偏向装置。 9. 上記一方の側方部は、第2のコーナー部を有する第1の巻線束と、上記巻 線窓の側方境界を形成する第2の巻線束とを含み、上記第1の巻線束は上記一方 の側方部のワイヤ導体の大部分を収容する、請求項1記載の偏向装置。 10. 上記第1の巻線束は上記第2のコーナー部を含み、零度と30度の間に 導体巻線を収容する、請求項9記載の偏向装置。 11. 上記陰極線管は1.5R以上の曲率半径を有する、請求項1記載の偏向 装置。 12. 上記陰極線管は水平エッジに3.5Rのオーダーの曲率半径を有する、 請求項1記載の偏向装置。
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