JP2001506442A - 通信ネットワーク用の装置および方法 - Google Patents

通信ネットワーク用の装置および方法

Info

Publication number
JP2001506442A
JP2001506442A JP52761698A JP52761698A JP2001506442A JP 2001506442 A JP2001506442 A JP 2001506442A JP 52761698 A JP52761698 A JP 52761698A JP 52761698 A JP52761698 A JP 52761698A JP 2001506442 A JP2001506442 A JP 2001506442A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bcch
signal strength
mobile station
bcch4
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP52761698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3898230B2 (ja
Inventor
プーン,カール−ファト
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル)
Publication of JP2001506442A publication Critical patent/JP2001506442A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3898230B2 publication Critical patent/JP3898230B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0083Determination of parameters used for hand-off, e.g. generation or modification of neighbour cell lists
    • H04W36/0085Hand-off measurements
    • H04W36/0088Scheduling hand-off measurements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/12Reselecting a serving backbone network switching or routing node
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/08Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery
    • H04W48/12Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery using downlink control channel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、GSM型またはGSM派生型の通信ネットワークで使用するための移動局および方法に関する。本発明に従えば、未識別BCCH搬送波の識別は、測定された信号強度に基づいて、前記BCCH搬送波が1つの測定期間に亘る信号強度平均値に関して直ぐに最も強いBCCH搬送波の1つになると予測された時に移動局内で開始される。1つの測定期間に亘る信号強度平均値を考慮した時、それらBCCH搬送波が最も強いBCCH搬送波の1つになる時点から、そのBCCH搬送波が識別される時点までの遅延は、多くの場合短縮され、特定の場合には消滅する。このように、本移動局はそのBCCH搬送波に関する測定データを、より早い段階でネットワークへ報告できるので、対応するセルへのハンドオーバーを迅速に行うことができよう。

Description

【発明の詳細な説明】 通信ネットワーク用の装置および方法 技術分野 本発明は、GSMタイプまたはGSMから派生したタイプの通信ネットワーク で使用するための移動局および方法に関する。本発明は1つのセルから別のセル へのより迅速なハンドオーバーを可能とする。 従来技術 GSM(移動通信用グローバルシステム)ネットワークでは、アクティブなセ ル中で双方向的(無線)通信チャネルによって運ばれる呼が確立している移動局 が、別のセルへ移動する時に切断されないことが重要である。その呼をその別の セルでも保持するためには、その別のセル中の通信チャネルへ通信チャネルの変 更を行わなければならない。現在呼が進行している間に通信チャネルを変更する 機能をハンドオーバーと呼ぶ。 ハンドオーバーを開始する判断は、なかでも移動局から報告される測定データ に基づいてGSMネットワーク中で行われる。移動局はアクティブなセルの近辺 にあるセルにサービス提供している基地局から送信されるいわゆるBCCH搬送 波の信号強度を測定する。1つの測定期間に亘って前記BCCH搬送波の各々に ついて信号強度の平均値が形成され、最も強い6個のBCCH搬送波の信号強度 平均値がGSMネットワークへ報告される。特定の1つのBCCH搬送波に関す る信号強度を移動局が報告できる前に、その移動局はこのBCCH搬送波を識別 しなければならない。BCCH搬送波の識別は、1つの測定期間中に得られた信 号強度平均値を比較して、その搬送波が最も強い6個のBCCH搬送波のうちの 1つであることを確認した後で開始される。BCCH搬送波の識別にはおよそ1 ないし数秒間を要する。この時間長は、そのBCCH搬送波の信号強度が報告に 値するものであることが判明した時点から、その移動局がそのBCCH搬送波の 信号強度を報告できる時点までの、それに対応する遅延をもたらす。 英国特許明細書第GB−2,225,196号は、サービス提供している基地 局が周辺セル中にチャネルをリザーブできるセルラー無線システムについて述べ ている。周辺セルのうちの1つのセル中にある基地局へのハンドオーバー時には 、リザーブされていたチャネルが使用でき、このことによってハンドオーバーの 決定からハンドオーバー終了までの時間が短縮される。 米国特許明細書第US−5,379,446号はセルラー無線システムを開示 している。移動局はアクティブなセル中の基地局および周辺セル中の基地局から 受信される信号強度を測定する。移動局には、受信した信号の各々について長時 間および短時間に亘る信号強度平均値を形成するための手段が備えられている。 移動局では、サービス基地局についてその2つの信号強度平均値が周辺セル中の 基地局についての対応する信号強度と比較される。移動局は、周辺セル中の基地 局から受信した信号強度が、サービス基地局から受信した信号強度よりも一定の ヒステリシスマージンと呼ばれる値以上に大きい時に、前記セルへのハンドオー バーを開始する。短時間に亘る信号強度平均値を比較する時には、長時間に亘る 信号強度平均値を比較する時に用いられるヒステリシスマージンよりも大きいヒ ステリシスマージンが適用される。 発明の概要 本発明は、移動局が1つのBCCH搬送波についての信号強度平均値がネット ワークへ報告に値するものであることを見いだす時点から、その移動局がそのB CCH搬送波を識別しその信号強度平均値を報告できる時点までの時間遅延を短 縮する問題に取り組んでいる。 このように、本発明の目的は、移動局がアクティブなセルの近辺にあるセルに ついての測定データをより迅速に報告できるようにすることである。 この問題は、一般的には、受信された1つのBCCH搬送波がたぶん直ぐに最 も強いBCCH搬送波の1つになるであろうことが移動局の中で予測された時に 、その搬送波の識別を移動局が開始するようになった方法によって解決される。 本発明はその方法と、その方法を実現するために必要な手段を有する移動局との 両方に関する。 もっと詳細には、本問題は次のようにして解決される。移動局と第1の基地局 との間の通信のために1つの通信チャネルが割り当てられる。移動局は、第1基 地局の近辺にある基地局から受信されるBCCH搬送波の信号強度を測定して、 複数の引き続く測定期間の各々に亘り、それらの信号強度の平均値を形成する。 移動局は、識別の確立した最も強いBCCH搬送波に関しての信号強度平均値を 送信する。移動局は、受信BCCH搬送波、複数の測定期間のうちの1つの間の 信号強度平均値を検討した場合、1つの受信BCCH搬送波が直ぐに最も強いB CCH搬送波の1つになるはずであることが、予め定められたルールに従って予 測される時に、その受信BCCH搬送波の識別を開始する。 本発明の1つの特徴は、信号強度平均値を考慮した時、1つのBCCH搬送波 が最も強いBCCH搬送波の1つになった時点から、そのBCCH搬送波が識別 されるまでの遅延が、多くの場合に短縮され、いくつかの場合には消滅するとい うことである。従って、移動局はそのBCCH搬送波に関する測定データをより 迅速に報告することができて、対応するセルへのハンドオーバーをより迅速に行 うことができる。ハンドオーバーをより迅速に行うことができるため、無線状態 が急に変動する状況において、確立された呼を保持する可能性が向上する。その ような状況の例は、高層ビル街で角を曲がった時や、地下鉄の駅へ入った時など である。 本発明はここに好適実施例を取り上げて、また添付図面を参照しながら詳細に 説明することにする。 図面の簡単な説明 図1Aおよび図1Bは、GSMネットワークの部分図。 図2は、51マルチフレームのブロック図。 図3Aは、従来技術で、既知の方法工程に対応するフローチャート。 図3Bは、図3Aと一緒に、本発明に従う方法の第1実施例を示すフローチャ ート。 図3Cは、図3Aと一緒に、本発明に従う方法の第2実施例を示すフローチャ ート。 図3Dは、本発明に従う方法の第3実施例を示すフローチャート。 図4は、測定期間およびサブインターバルへ時間を分割する様子を示す時間図 。 図5Aないし図5Dは、1組のBCCH搬送波に関する信号強度の、図4のサ ブインターバルの各々に亘る平均値を示す棒グラフ。 図6は、1つのBCCH搬送波について、信号強度平均値の成長を示す棒グラ フ。 図7Aおよび図7Bは、1組のBCCH搬送波に関する信号強度の、図4に示 される測定期間の各々に亘る平均値を示す棒グラフ。 図8は、本発明の移動局のハードウエアを示すブロック図。 図9は、図10中のコーディネータ機能ブロックの機能の一部を示すフローチ ャート。 図10は、本発明の移動局の機能的ブロック図。 実施例の詳細な説明 図1Aは、GSMネットワークNW1の一部と、ネットワークNW1などに見 られる異なるタイプのユニットのサブセットを示す。このネットワークによって カバーされる地理的エリアは、セルC1−C5に分割される。個々のセルは一定 のエリアを無線でカバーしており、それに対してそのエリアでの通信用として1 組の周波数を割り当てている。各セルC1−C5は、現時点でそのセル中に位置 する移動局MS1と無線通信するための手段を有する基地送信局BTS1−BT S5によってサービス提供される。移動局MS1が見いだされるセルC1はサー ビスセルと呼ばれ、対応する基地局BTS1はサービス基地局と呼ばれる。移動 局MS1は、ネットワークNW1中の基地局BTS1−BTS5と通信するため の手段を含み、GSMネットワークNW1によって提供される通信サービスヘア クセスするために、加入者によって使用される。一部の基地局BTS1−BTS 3は基地局コントローラBSC1によって制御される。複数の基地局コントロー ラBCS1−BCS2は移動サービス交換センターMSCとして知られる交換機 MSC1によって制御される。交換機MSC1は、交換機MSCIによってサー ビス提供されるエリアにある移動局MS1との間で呼を接続する責務を持つ。 移動局MS1との間で呼が確立されれば、移動局MS1とサービス基地局BT S1との間の無線通信のために通信チャネルCH1が割り当てられる。その呼の 間にもしもその移動局MS1が第2のセルC4へ移動すれば、その呼を切断しな いようにするためには、その第2セルC4で新しい通信チャネルCH4が割り当 てられなければならない。確立した呼の間に、通信チャネルを変更する機能をハ ンドオーバーと呼ぶ。ハンドオーバーを開始する決定は、サービス基地局BTS 1を制御している基地局コントローラBSC1によって行われる。 基地局コントローラBSC1がハンドオーバーについて決断する前に、移動局 MS1はまずハンドオーバーのためにどのセルが候補として適しているかを報告 しなければならない。移動局は、周辺セルC2−C5中の基地局BTS2−BT S5によって送信されるいわゆるBCCH搬送波BCCH2−BCCH5の信号 強度を測定する。BCCH搬送波BCCH2−BCCH5の各々について、1つ の測定期間に亘って信号強度平均値が形成され、最も強いいくつかのBCCH搬 送波の平均値が基地局コントローラBSC1へ報告される。移動局MS1が特定 のBCCH搬送波BCCH4の信号強度を報告できる前に、移動局MS1は、G SMの仕様に従って、そのBCCH搬送波BCCH4を識別しなければならない 。このことは、BCCH搬送波BCCH4によって運ばれる識別情報BSIC4 を移動局が読むことによって行われる。 図2は、BCCH搬送波BCCH4のタイムスロット・ゼロが各種の論理チャ ネルを運ぶためにどのように使用されているかを示す。この図は、論理チャネル を運ぶために、51個のマルチフレームに分割された時分割多元接続(TDMA )フレーム200をどのように使用するかを示している。論理チャネルは、周波 数修正制御チャネル(FCCH)201および同期チャネル(SCH)202を 含む。周波数修正チャネル201は移動局MS1の周波数修正のための情報を運 ぶ。同期チャネル202は移動局MSIの同期のための情報と、上で述べた識別 情報BSIC4を基地局識別コード(BSIC)の形で運ぶ。周波数修正制御チ ャネル201および同期チャネル202に加えて、51個のマルチフレーム20 0はまた、共通制御チャネル(CCCH)および放送制御チャネルBCCHの論 理チャネルも含む。GSMのチャネル構造のこれ以上の詳細については、GSM 仕様書GSM05.01およびGSM05.02に記載されている。 移動局MS1が搬送波の識別すなわちBSICを決定できるためには、まず周 波数修正制御チャネル201を、次に同期チャネル202を検出および復号化し なければならない。BCCH搬送波BCCH4の識別の決定には数秒の時間を要 するであろう。 適当なハンドオーバー候補を報告するために用いられるメッセージ中には、6 個までのBCCH搬送波について測定データを報告するスペースがある。 通常の移動局は、既知の1つのBSICと一緒に、最も強い6個のBCCH搬 送波について測定データを報告する。 マルチバンド移動局に関しては、マルチバンドレポートと呼ばれるパラメータ を用いて、測定データを報告すべきBCCH搬送波が決められる。従って、選択 基準は修正することができて、信号強度平均値に加えて各BCCH搬送波が所属 する周波数バンドも考慮に入れて選択することができる。 移動局からの測定データの報告に関するこれ以上の詳細はGSM仕様書GSM 05.08に述べられている。 説明を簡略化するために、以下では、本発明を通常タイプの移動局に適用する ことを想定して説明を行う。そこにおいては、既知のBSICと一緒に最も強い 6個のBCCH搬送波に関する測定データが移動局によって報告される。別の選 択基準を適用して、本発明をマルチバンドの移動局で利用するやり方は当業者に は明らかであろう。 従来技術の移動局では、未識別BCCH搬送波の識別は、1つの測定期間に亘 る信号強度平均値を比較した結果、このBCCH搬送波がBCCH搬送波の1つ になった後で開始されるようになっている。移動局は、それがそのBCCH搬送 波についての測定データを基地局コントローラに対して報告できる前に、そのB CCH搬送波を識別しなければならないため、そのBCCH搬送波が最も強いB CCH搬送波のうちに含まれ、従ってそのBCCH搬送波についての測定データ を報告することが望ましいことが分かった時点から、移動局がそのBCCH搬送 波についての測定データを基地局コントローラへ報告できる時点までに遅延が生 ずる。 場合によって、例えば移動局のユーザーが高層ビル街で角を曲がったり、ある いは地下鉄の駅へ入ったりした時は、無線通信の状態が急速に変化する。そのよ うな状況では、サービス基地局への無線接続は急速に劣化して、新しい基地局の 信号強度が急速に成長するかもしれない。そのような状況で、確立されている呼 を保持するためには、その新しい基地局へのハンドオーバーを迅速に実行できる ことが非常に重要である。既に述べた遅延はハンドオーバーを遅らせる原因とな るため、この遅延を減らすことが好ましい。 本発明の基本的なアイデアは、BCCH搬送波が、1つの測定期間に亘る信号 強度平均値に関して最も強いBCCH搬送波の1つとなるまでBCCH搬送波の 識別開始を待つのではない。そうではなくて、1つの測定期間に亘る信号強度平 均値に関してそのBCCH搬送波が直ぐに最も強いBCCH搬送波の1つになる ことが、測定された信号強度に基づいて予測された時にそのBCCH搬送波の識 別は開始される。このように、BCCH搬送波の識別はその信号強度平均値が成 長している間に行われるため、遅延を短縮し、ある場合には消滅させることが可 能となる。 図3Aおよび図3Bは本発明に従う方法の第1実施例のフローチャートである 。 図3Aは、工程301において第1基地局と移動局との間の通信用としてどの ように通信チャネルが割り当てられるかを示している。GSM用語では通信チャ ネルは、2つの論理チャネル:トラヒックチャネル(traffic chan nel)TCHと低速付随制御チャネル(slow associated c ontrol channel)SACCHを運ぶ1つの物理チャネルから構成 される。トラヒックチャネルは音声やデータ等のユーザー情報を転送するために 用いられ、他方、付随制御チャネルは、なかでも、上で述べたBCCH搬送波の 信号強度平均値を報告するために用いられる。これ以上の詳細についてはGSM 05.01およびGSM05.02を参照のこと。 通信チャネルの割り当てに関連して、工程302では連続的な測定期間に時間 が分割される。それらの長さはSACCHマルチフレーム1個に対応する。この 場合、SACCHマルチフレームは、480ミリ秒の幅に対応する104個のT DMAフレームから構成される。 工程302の後で、フローチャートは並行的な分岐に分かれる。これは、各分 岐の方法工程はその他の分岐の方法工程と同時に実行されると解釈されるべきも のである。 工程303では、移動局は第1基地局から受信したBCCH割り当て(BA) リストに含まれるBCCH搬送波の各々についての信号強度を測定する。ネット ワークオペレータはどのBCCH搬送波をBAリストに載せるかを決定する。と きによって、BAリストはアクティブセル中のBCCH搬送波を含むように指定 されて、移動局がこのBCCH搬送波についても測定と測定データの報告とを実 行する場合もある。BCCH搬送波は1つずつ逐次的に測定され、そのシーケン スが終わると次の新しいシーケンスがスタートする。測定は、割り当てられた通 信チャネルに属する送信タイムスロットと、後続の受信タイムスロットとの間に 行われる。 工程304は測定期間が終了するまで待機することを示している。 工程305では、工程303で測定期間中に得られた測定値を用いて、BCC H搬送波の各々について終了した測定期間に亘る信号強度平均値が形成される。 工程306では、最も強い6個のBCCH搬送波のうちのどれかが未識別では ないかどうかがチェックされる。もしそのようなものがあれば(結果がYESで あれば)、工程307で未識別BCCH搬送波の識別が開始される。 工程307の後で、あるいはもし工程306で最も強い6個のBCCH搬送波 の中に未識別のBCCH搬送波がなければ(結果がNOであれば)、工程308 で信号強度平均値を報告すべきBCCH搬送波が選ばれる。BSICが既知の、 6個(まで)の最も強いBCCH搬送波の信号強度平均値が次に報告される。 工程309では、選ばれたBCCH搬送波の各々について、終了した測定期間 に亘る信号強度平均値およびBSICの第1基地局への通信が向けて開始される 。この情報は低速付随制御チャネルに載せて、次の測定期間に転送される。もし その制御チャネルが次の測定期間に他の情報を転送するために必要であれば、こ の測定データは送信されない。しかし、測定データは常に、少なくとも測定期間 1つおきには報告される。 工程309の後、手順は工程304へ戻り、次の測定期間が終了するのを待つ 。 図3Aに示される方法工程301−309は従来技術の移動局で発生すること に対応している。図3Bは本発明に従う新しい方法工程310−315を示して いる。 工程310では、各測定期間の複数のサブインターバルへの分割が行われる。 工程311は、サブインターバルが終了するまで待つことを示している。 工程312では、サブインターバル間に工程303で得られた測定値を用いて 、未識別BCCH搬送波の各々について、終了したサブインターバルに亘る信号 強度平均値が形成される。 工程313では、未識別BCCH搬送波の各々について、サブインターバルに 亘る信号強度平均値が、直前のサブインターバルに亘る信号強度平均値と比較さ れる。もしBCCH搬送波の任意のものの信号強度平均値が、第1の予め定めら れたしきい値以上に成長していれば(結果がYESであれば)、測定期間に亘る 信号強度平均値を考えれば、このBCCH搬送波はたぶん直ぐに最も強いBCC H搬送波の1つとなるであろうと推測される。 もしも工程313で、第1しきい値以上の値だけ増大した信号強度平均値を有 する未識別のBCCH搬送波が見つからなければ(結果がNOであれば)、工程 314で未識別BCCH搬送波の各々についてのサブインターバルに亘る信号強 度平均値が、サブインターバル2個分先行するサブインターバルに亘る信号強度 平均値と比較される。もしいずれかのBCCH搬送波の信号強度平均値が第2の 予め定められたしきい値よりも大きい値だけ増大していれば(結果がYESであ れば)、測定期間に亘る信号強度平均値を考慮して、このBCCH搬送波がたぶ ん直ぐに最も強いBCCH搬送波の1つになるであろうと推測される。 第1しきい値は、工程313における比較において、最後のサブインターバル に亘って信号強度が大幅に増大していればそのBCCH搬送波が指摘されるよう に選ばれる。第2しきい値は、最後の2つのサブインターバルのいずれかの間で 十分高速に成長しているとは工程313で指摘されなかったものの、もし工程3 14での比較において最後の2つのサブインターバルで信号強度が大幅に増大し ていれば、そのBCCH搬送波が指摘されるように設定される。 しきい値を選ぶ時に、未識別のBCCH搬送波を間違えて選んでしまう危険性 を最小化するために、高速フェージングの効果を考慮に入れることが重要である 。 工程313または314で、もしも1つのBCCH搬送波が、たぶん直ぐに測 定期間に亘る測定で最も強い6個のBCCH搬送波のうちの1つになるであろう と指摘されれば、たぶんその指摘されたBCCH搬送波の測定データが報告され ることになるであろう。従って、工程315でそのBCCH搬送波の識別が開始 される。 もし工程313または314でそれぞれ1個以上のBCCH搬送波が、信号強 度平均値において、それぞれ第1または第2のしきい値以上に急速な成長をして いることが見いだされれば、工程315では、最も急速な信号強度の成長を有し たBCCH搬送波の識別が開始される。 工程315の後、あるいは工程314の比較においてもし未識別BCCH搬送 波が指摘されなければ、手順は工程311へ戻って次のサブインターバルが終了 するのを待つ。方法工程303、304−309および310−314は、割り 当てられたチャネルが解放されるまで繰り返される。 上述の本発明の方法では、未識別BCCH搬送波の識別は、そのBCCH搬送 波がたぶん直ぐに最も強いBCCH搬送波の1つになるであろうと推測された時 (工程315)にだけ開始されるのではない。測定期間に最も強いBCCH搬送 波の1つであることが判明した未識別BCCH搬送波の識別もまた当業者には既 知のやり方で開始される(工程307)。 図3Aおよび図3Bに関連して説明した本発明の方法は、図1Aおよび図1B に示されるネットワークNW1中で実現されることが想定されている。図3Aお よび図3Bに示される方法工程は、工程301を除いて、移動局MS1で完全に 実現される。工程301はネットワークNW1中の他の装置と一緒に共同で実行 される。 図1Bは、ネットワークNW1が図1Aに示されるセルC1−C5に加えて3 個のセルC6−C8を含んでいることを示している。セルC6−C8は基地送信 局BTS6−BTS8によってサービスを受けており、それぞれBCCH搬送波 BCCH6−BCCH8を送信する。図1Bはまた、セル相互の位置関係をより 詳細に示している。セルC4は破線で区切られているが、地下鉄駅を無線でカバ ーする。移動局MS1がセルC1中にある時に呼が確立されて、次に、移動局M S1はセルC4へ移動する。 図4は、移動局MS1において、通信チャネルCH1の割り当ての後で、どの ように時間Tが測定期間およびサブインターバルに分割されるかを示す。図4は 2つの引き続く測定期間M1−M2を示しており、それらは各々、2つのサブイ ンターバルS1−S2、S3−S4に分割される。サブインターバルS1−S4 は同じ長さであり、それぞれ測定期間の半分に対応する。 複数の時点T1−T5が時間軸Tに沿って示されており、それらはサブインタ ーバルS1−S4の始まりと終わりとのマークとなっている。添え字が奇数の時 点、T1、T3、T5はまた、測定期間M1−M2の始まりと終わりのマークで もある。添え字が偶数の時点、T2、T4は測定期間M1−M2の中間点を示す マークである。 上で述べたように、移動局MS1はサービス基地局BTS1から受信したBA リストにあるBCCH搬送波の各々について信号強度を測定する。ここの例では 、BAリストは図1Bに示されるBCCH搬送波BCCH2−BCCH8を含ん でいることが想定されている。 得られた測定値は、各サブインターバルS1−S4および各測定期間M1−M 2の両方に亘る信号強度平均値を形成するために用いられる。 図5A−図5Dは、サブインターバルS1−S4に亘る多様な信号強度平均値 を示している。図5Aは、BAリストにあるBCCH搬送波BCCH2−BCC H8の各々について、サブインターバルS1に亘って移動局MS1によって決定 された信号強度平均値を示す棒グラフである。このサブインターバルに亘る最も 強い6個のBCCH搬送波BCCH2−BCCH3、BCCH5−BCCH8は また、先行の測定期間に亘っても最も強い6個のBCCH搬送波であること、お よび現在の測定期間M1において移動局MS1はそれらのBCCH搬送波の測定 データをサービス基地局BTS1を通して基地局コントローラBSC1へ報告す ることが想定されている。図5B−図5Dは各サブインターバルS2−S4(棒 グラフの順序は図5Aと同じ)の各々について、対応する情報を示している。図 5A−図5Dでは、図5Aで最も弱いBCCH搬送波BCCH4の信号強度平均 値が、他のBCCH搬送波が減衰する一方で、どのように成長するかが分かる。 信号強度の成長は特にサブインターバルS2で顕著であり、図5Aと図5Bとの 間の変化に対応している。 図4の時点T3、すなわちサブインターバルS2が終了した時点で、未識別B CCH搬送波BCCH4について、サブインターバルS2に亘る信号強度平均値 と、直前のサブインターバルS1に亘る信号強度平均値(図3Bの工程313) との比較が行われる。信号強度平均値の差が、図6に第1の棒601で示されて いる。時点T4で行われた、インターバルS3とS2とに亘る信号強度平均値の 対応する比較の結果が第2の棒602で示されている。時点T5における、サブ インターバルS4とS3との信号強度平均値比較の結果は第3の棒603で示さ れている。第1しきい値604が破線で示されている。従って、図6から分かる ように、第1の棒601で表される、インターバルS1とS2との間での信号強 度平均値の成長は第1しきい値604を超えている。従って、移動局MS1は、 図4の時点T3において、未識別BCCH搬送波BCCH4の識別を開始するで あろう。 図7Aおよび図7Bはそれぞれ、測定期間M1およびM2の後の信号強度平均 値を示す。図7Aから分かるであろうが、未識別BCCH搬送波BCCH4は、 測定期間M1に亘る信号強度平均値の比較では最も強い6個のBCCH搬送波に 含まれていない。図7Bは、上述のBCCH搬送波BCCH4が測定期間M2に 亘る信号強度平均値の比較において最も強い6個のBCCH搬送波の中に含まれ ていることを示している。このように、従来技術の移動局は、BCCH搬送波B CCH4の識別を測定期間M2が終了した後、すなわち時点T5において開始す るであろう。このことは本発明の移動局MS1と比べられるべき点である。本発 明は、上述のことに従えば、BCCH搬送波BCCH4の識別を時点T3に開始 する。 注意すべきことは、図5A−図5D、図6、および図7A−図7Bは本発明の 原理を示すためのものでしかなく、信号強度レベルおよび第1しきい値の実際の 値を示すものと受け取るべきではない。 本発明の移動局MS1は: −割り当てられた通信チャネルCH1上でサービス基地局BTS1と通信する ための通信手段、 −サービス基地局の近辺にある基地局によって送信されるBCCH搬送波BC CH2−BCCH8の信号強度を測定するための測定手段、 −前記測定期間M1−M2の各々におけるBCCH搬送波BCCH2−BCC H8について信号強度平均値701を形成するための第1平均化手段、 −測定期間M1−M2の前記サブインターバルS1−S4におけるBCCH搬 送波BCCH2−BCCH8について測定された信号強度の信号強度平均値50 1を形成するための第2平均化手段、 −上で述べたように、測定期間の1つにおける信号強度平均値を考慮して、未 識別BCCH搬送波(開示実施例ではBCCH4)がたぶん直ぐに最も強いBC CH搬送波の1つになるであろうことを指摘するための手段、 −未識別BCCH搬送波、例えば指摘された未識別BCCH搬送波BCCH4 を識別するための識別手段、 −測定期問の1つが終了した時に、その測定期間の最も強い6個のBCCH搬 送波についての信号強度平均値をサービス基地局BTS1へ報告するための測定 データ報告手段、 を含む。 移動局MS1についてのより詳細な説明は、以下に図8−図10に関して与え られよう。 図8は移動局MS1のハードウエア的ブロック図である。移動局MS1は記録 される音をアナログ電気信号へ変換するマイクロホン801を含む。アナログ・ デジタル(A/D)変換器802はマイクロホン801からのアナログ信号をデ ジタル情報へ変換する。音声エンコーダ803はA/D変換器802からのデー タフロー出力を圧縮する。音声エンコーダ803の後にチャネルエンコーダ80 4があって、それは通信チャネルCH1上で通信する時に導入される信号エラー を検出および修正してデータフローへ出力するための情報を導入する。インター リーバ805はチャネルエンコーダ804から受信されるエンコードされたワー ドを取って、各々のエンコードされたワードの情報を複数の情報バーストへ分配 する。バースト発生器806はインターリーバ805から、1つのバーストで送 信すべき出力データを取り出して、その情報を用いて対応するアナログベースバ ンド信号を形成する。 無線送信器807はバースト発生器806からのベースバンド信号を、周波数 シンセサイザ808によって決まる周波数を有する搬送波を変調することによっ て無線信号へ変換する。無線送信器807は変調された無線信号を適当なパワー レベルにまで増幅する。 移動局はまた、周波数シンセサイザ808によって決まる周波数を有する無線 信号を受信する無線受信器809を含む。無線受信器809は受信した無線信号 を、アナログベースバンド信号へ変換する。無線受信器809からの出力信号は 第2A/D変換器810によってサンプリングされる。第2A/D変換器810 からの出力データは等価器811によって処理されて、導入された任意の時間分 散を補償する。デ・インターリーバ812は等価器811からの出力データを受 信し、複数のバーストから情報を収集して、その情報からエンコードされたワー ドを形成する。チャネルデコーダ813は、デ・インターリーバ812からの出 力データに対して、エラー検出およびエラー修正を実行する。音声デコーダ81 4はチャネルデコーダ813からの出力データを拡張する。D/A変換器815 は音声デコーダからの出力データを、イヤホン816で音を発生させるために使 用されるアナログ信号へ変換する。 送信または受信が特定の時点で発生するかどうかに依存して、交換機823は 無線送信器807または無線受信器809のいずれかをアンテナ824へ接続す る。 移動局MS1は更に、読み出し専用メモリ(ROM)818中に記憶されてい るプログラム命令を実行するプロセッサまたは中央演算ユニット(CPU)81 7を含む。プロセッサ817は移動局MS1の動作に関して全体的な責任を持っ ており、プログラム命令に従ってその他のユニットを制御する。その結果は、そ れらユニットによって生成されるデジタルデータの形でランダムアクセスメモリ (RAM)819との間で交換される。例えば、音声エンコーダ803からの出 力データはRAM819中に記憶され、チャネルエンコーダ804はRAM81 9からのこのデータを取り出す。 移動局での時間基準として、タイミング発生器820が用いられる。 移動局MS1は、ユニットおよびメモリ818、819間でデータを交換する ためのデータバスと、それを介してプロセッサ817がユニットを制御すること のできる制御バスユニットとの両方を含む。これら2つのバスは図8に示されて いない。上で述べたように、ユニット間でのデータ交換は、RAM819中にデ ータを記憶し、そこからデータを取り出すことによって行われる。異なるユニッ ト間のデータの論理的流れが図8に破線で示されている。 移動局からの測定データ報告やBAリストなどの制御情報は、移動局MS1と サービス基地局BTS1との間を信号メッセージとして転送される。この情報は プロセッサ817からチャネルエンコーダ804へ与えられ、それぞれチャネル デコーダ813からプロセッサ817によって受信される。これとは別に、上の 説明はこの場合も情報の送信および受信時に発生することに対応する。 移動局MS1がBCCH搬送波の信号強度を測定すべき時には、周波数シンセ サイザ808がBCCH搬送波BCCH4の周波数に同調する。次に、無線受信 器809がBCCH搬送波BCCH4を受信する。受信されたエネルギーは信号 強度測定装置822中に累積されて、一定の時間後に、第2A/D変換器810 が信号強度測定装置822を読み出す。読み出された値はRAM819に記憶さ れる。 BCCH搬送波BCCH4を識別する時、まずBCCH搬送波BCCH4によ って運ばれる周波数修正制御チャネルが、次に同期チャネルが検出および復号化 される。前記論理チャネルの検出および復号化は、割り当てられた通信チャネル CH1上でサービス基地局BS1との通信のために使用されていないアイドル状 態のTDMAフレーム間に実行される。周波数修正制御チャネルを検出する時は 、周波数シンセサイザ808がBCCH搬送波BCCH4の周波数に同調する。 次に、無線受信器809が始動して、1つのTDMAフレーム全部を使ってデー タを受信する。受信されたデータは第2A/D変換器810によってデジタル形 態へ変換され、次にFCCH検出器821によって処理される。FCCH検出器 からの結果はRAM819に記憶される。11個の26マルチフレームでアイド ル状態のTDMAフレームでデータ収集を行った後で、プロセッサは記憶された データを分析して周波数修正バーストが受信されているかどうかを決定する。も しそうであれば、同期チャネルの検出・復号化へ進む前に、必要な周波数修正が 移動局MS1で実行されよう。この場合も、周波数シンセサイザ808は、無線 受 信器809が始動して1つのTDMAフレーム全体を使ってデータの受信を行う 前に、BCCH搬送波BCCH4の周波数に同調する。受信されたデータは第2 A/D変換器810によってデジタル形態へ変換される。等価器811がA/D 変換器810からの出力データを処理する。チャネルデコーダ813は等価器8 11からの出力データを検索して、同期バーストを探す。チャネルデコーダ81 3からの出力データは、同期バーストが検出されたかどうかを表示し、そしても しそうであれば、上で述べたBSICデータも含む。同期チャネルの検出のため に、11個までの26マルチフレームで、アイドル状態のTDMAフレームを使 う必要があろう。 周波数修正バーストおよび同期バーストの両方が見いだされることがない限り 、受信された無線信号はBCCH搬送波ではない。この場合には、受信された無 線信号に関連する収集された測定データは消去される。 スウェーデン国特許出願第SE−9602459−1号は、周波数修正制御チ ャネルおよび同期チャネルの実際の検出のための時間を、上で述べたそれらの作 業を実行する既知の方法と比べて短縮する方法について述べている。 図10は移動局MS1の機能的ブロック図である。注意すべき点は、図10に は本発明に関連する機能ブロックのみが示されていることである。移動局MS1 は4つの機能ブロック:コーディネータ1001、測定データ収集装置1002 、FCCH/SCHデコーダ1003、およびSACCHメールボックス100 4を含む。コーディネータ機能ブロックはソフトウエア的にのみ組み込まれるが 、その他の機能ブロックはハードウエアとソフトウエアの両方を含む。 測定データ収集装置1002はBCCH搬送波に対して信号強度測定を実行す る。測定データ収集装置は、BCCH搬送波BCCH2−BCCH8に対して信 号強度測定を実行させる命令を与えるコーディネータから信号を受信する。この 信号はまた、収集された測定データをコーディネータに対してどの程度頻繁に報 告すべきかについての情報を含んでおり、それはこの場合、半分のSACCHマ ルチフレーム(240ミリ秒)に対応する各サブインターバル後毎に実行される べきである。測定データ収集装置1002はBCCH搬送波BCCH2−BCC H8の信号強度を順番に測定する。測定データ収集装置1002によって測定す べきBCCH搬送波BCCH2−BCCH8の各々に対して2つの変数:信号強 度累積器および計数器がある。測定データ収集装置1002がBCCH搬送波の 信号強度を測定する度に、測定値はそのBCCH搬送波に対応する信号強度累積 器へ加えられ、計数器は1だけ増分される。1つのサブインターバルが経過する と、測定データ収集装置1002は、BCCH搬送波BCCH2−BCCH8の 各々についての信号強度累積器および計数器の中身をコーディネータ1001へ 報告する。次に、測定データ収集装置はすべての信号強度累積器および計数器を ゼロへリセットして、新しい測定値の収集を開始する。 FCCH/SCHデコーダ1003はBCCH搬送波を識別する。コーディネ ータ1001が1つのBCCH搬送波を識別すべきことを判断した時は、識別す べきBCCH搬送波についての情報と、その識別に高い優先度が与えられるべき かあるいは低い優先度が与えられるべきかに関する情報とを含む信号がFCCH /SCHデコーダ1003へ送られる。もしBCCH搬送波BCCH4の識別に 対して低い優先度が与えられば、第2のBCCH搬送波の識別要求がコーディネ ータから受信された時は、最初の識別が完了する前に識別が中断されよう。BC CH搬送波BCCH4の識別に高い優先度が与えられた場合は、その識別は常に 次の識別が開始される前に完了する。FCCH/SCHデコーダ1003は当業 者には既知のやり方で、BCCH搬送波BCCH4によって運ばれるBSICデ ータBSIC4を読む。次に、FCCH/SCHデコーダはBCCH搬送波BC CH4の識別BSIC4を含む信号をコーディネータ1001へ送る。 SACCHメールボックス1004は、対応する制御チャネル上を通信チャネ ルCH1によって運ばれる信号メッセージの受信および送信を処理する。 対応する制御チャネル上でサービス基地局BTS1から信号メッセージが受信 された時は、SACCHメールボックス1004は、そのメッセージ中の情報を 処理するはずの、例えば、コーディネータ1001のような機能ブロックに対し て、受信されたメッセージの中身を含む信号を送信する。サービス基地局BTS 1から受信される信号メッセージの例は、BAリストを含むいわゆる“システム 情報5”メッセージである。 上述の、移動局MS1からの測定データ報告を含む信号メッセージは低速付随 制御チャネル上を送信される。各測定期間の後、コーディネータ1001は、B CCH搬送波のうちその測定期問中の信号強度平均値を報告すべきものに関する データを含む信号をSACCHメールボックスへ送信する。SACCHメールボ ックスは、次のSACCHマルチフレームの間に、いわゆる測定報告メッセージ を送信するために低速付随制御チャネルが使用できるかどうかをチェックする。 もしその制御チャネルが空いていれば、SACCHメールボックスは次のSAC CHマルチフレーム間に、前記メッセージをコンパイルおよび送信する。もしそ うでなければ、コーディネータ1001からの情報は消去される。しかし、SA CCHメールボックスは、必ず、少なくとも1つおきのSACCHマルチフレー ムを使用して測定報告メッセージを送信するようにする。 コーディネータ1001は移動局MS1中の機能に関して全体的な責任を持つ 。それはその他の機能ブロック1002−1004へ情報と命令を与え、またそ こから情報を受信する。通信チャネルCH1の割り当ての後、コーディネータ1 001は測定データ収集装置1002に対して信号を送信して、BAリスト上の BCCH搬送波BCCH2−BCCH8の信号強度を測定し、またSACCHマ ルチフレームの半分に対応する各サブインターバルの後で、測定された信号強度 を報告するように命令する。もし変更されたBAリストがSACCHメールボッ クス1004から後で受信されれば、どのBCCH搬送波について測定を実行す べきであるかに関する新しい情報を含む新しい信号が測定データ収集装置100 2へ送られる。 コーディネータ1001が測定データ収集装置1002から測定データ報告を 受信する時は、それは図9に示される工程を実行する。工程901において、コ ーディネータはまず、受信された測定データ報告が、終了した測定期間に対応す るものかどうかを判定する。もしそうであれば(結果がYESであれば)、工程 902−906が実行される。これらの工程は図3Aの工程305−309に対 応しており、従って工程904および906以外については、これ以上詳しく説 明することはしない。工程904では、コーディネータ1001はFCCH/S CHデコーダ1003に対して信号を送信して、工程903で指摘されたBCC H搬送波を識別するように命令する。与えられた命令に関連して、コーディネー タ1001はFCCH/SCHデコーダ1003に対して、そのBCCH搬送波 の識別が高い優先度を持つことを指示する。 工程906では、コーディネータ1001は、工程905で選ばれたBCCH 搬送波についてのデータを含む信号をSACCHメールボックス1004へ送信 する。 工程906の後、あるいはもしも工程901で、受信された測定データが終了 した測定期間に対応しないことが見いだされたならば(結果がNOであれば)、 工程907−910が実行される。これらの工程は図3Aの工程312−315 に対応しており、従って、工程910以外については、これ以上詳しく説明する ことはしない。工程910では、コーディネータ1001はFCCH/SCHデ コーダ1003に対して信号を送信して、工程908または工程909で指摘さ れたBCCH搬送波を識別するように命令を与える。与えられた命令に関連して 、コーディネータ1001はFCCH/SCHデコーダ1003に対して、その BCCH搬送波の識別が低い優先度を有することを指示する。 FCCH/SCHデコーダ1003がそのBCCH搬送波を識別した時は、コ ーディネータは、識別、すなわちそのBCCH搬送波用のBSICデータを含む 信号をFCCH/SCHデコーダから受信する。FCCH/SCデコーダ100 3が、識別に失敗するか、あるいは中断された場合でも、その事象に関する情報 を含む信号がコーディネータ1001へ送信される。 1つのBCCH搬送波がたぶん直ぐに、測定データを報告すべきBCCH搬送 波の1つになるであろうと予測するためには、いくつかの異なる方法がある。従 って、本発明の方法には、図3Aおよび図3Bに示された方法の他に、いくつか の実施例が存在する。本発明の付加的実施例数件について以下に説明することし よう。 図3A(これについては上述した)と図3Cに示されるフローチャートは、本 発明に従う方法の第2実施例の一例を示す。 図3Cにおいて、方法工程316−317および320は図3Bの工程310 −311および315にそのまま対応しているので、図3Cに関連してより詳し く説明することはしない。図3Bと比べた時の図3Cの違いは、未識別BCCH 搬送波を識別するように指摘する根拠を含む。図3Cでは、工程318において 、すべてのBCCH搬送波について、サブインターバルに亘って信号強度平均値 が形成される。工程319では、それらのBCCH搬送波について最後のサブイ ンターバルに亘る信号強度平均値が互いに比較される。もし最も強い6個のBC CH搬送波のうちでどれかが未識別であれば、測定期間に亘る信号強度平均値を 考慮する時、そのBCCH搬送波がたぶん直ぐに最も強い6個のBCCH搬送波 のうちの1つになるであろうことが予測され、従ってそのBCCH搬送波が識別 のために指摘されて(結果がYES)、そのことが次に工程320で開始される 。もしも最も強い6個のBCCH搬送波のうちの1個よりも多いものが未識別で あれば、それらの搬送波うちの最も強い1個が指摘される。工程320の後、あ るいはもし工程319で最も強い6個のうちに未識別BCCH搬送波が見つから なければ(結果がNO)、処理は工程317へ戻って、次のサブインターバルが 終了するまで待機する。 図3Aおよび図3Cに関連して説明した本発明の方法は、図1Aおよび図1B と、上述のように図4のサブインターバルS1−S4に亘る多様な信号強度平均 値を示す図5A−図5Dに示されるネットワークにおいて実現されることを仮定 している。図5は、未識別BCCH搬送波BCCH4がサブインターバルS3に 亘る最も強い6個のBCCH搬送波のうちに含まれており、そのために移動局が 、この場合には図4の時点T4でBCCH搬送波BCCH4の識別を開始するこ とになることを示している。これは従来技術の移動局と対比されよう。このよう な場合、従来技術の移動局は、図4の時点T5の後でBCCH搬送波BCCH4 の識別を開始するはずである。(図7Aおよび図7Bに関連する先の議論を参照 されたい。) 第3の実施例が図3Dに示されている。この実施例の説明は、図3Aから始め るのが最も容易である。図3Aのすべての方法工程301−309が含まれてい る。図3Aと比べて図3Dで変更された部分には、工程306(結果がNO)と 工程308との間に挿入された新しい工程321が含まれる。このことは、もし も工程306において最も強い6個のBCCH搬送波のうちに未識別BCCH搬 送波が見つからなければ(結果がNO)、工程321が実行されることを意味す る。工程321では、未識別BCCH搬送波の各々について、その測定期間に亘 る信号強度平均値が直前の測定期間に亘る信号強度値と比較される。もしBCC H搬送波のどれかの信号強度平均値が、予め定められたしきい値よりも大きい値 だけ増大していれば(結果がYES)、測定期間に亘る信号強度平均値を考慮す ると、そのBCCH搬送波がたぶん直ぐに最も強いBCCH搬送波の1つになる であろうことが予測され(結果がYES)、工程307でそのBCCH搬送波の 識別が開始されることになる。逆の場合には(結果がNO)、処理は工程308 へ進む。 図3Aおよび図3Cと、図3Dにそれぞれ関連して説明した本発明の方法に関 連して使用するための移動局は、出発点として図8−10に関連して説明した移 動局MS1を用いて容易に実現できる。図10のコーディネータの機能だけを幾 分修正する必要がある。施すべき修正は当業者には明らかである。 本発明は、PCSのGSMをベースとする変形である、ネットワークタイプD CS1800およびPCS1900を含む、GSMから派生したタイプあるいは GSMタイプの通信ネットワークに適用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. GSMまたはGSM派生型のネットワーク(NW1)における方法であっ て、前記ネットワーク(NW1)が複数の無線基地局(BTS1−BTS8)と 、それら基地局(BTS1−BTS8)と無線通信するための移動局(MS1) とを含んでおり、前記方法が次の工程: −第1基地局(BTS1)と移動局(MS1)との間の通信のために通信チャネ ル(CH1)を割り当てる工程(301)、 −前記通信チャネル(CH1)の割り当ての後で、連続する測定期間(M1−M 2)に時間を分割する工程(302)、 −移動局(MS1)において、第1基地局(BTS1)近辺にある基地局(BT S2−BTS8)によって送信されるBCCH搬送波(BCCH2−BCCH8 )の信号強度を測定する工程(303)、 −BCCH搬送波(BCCH2−BCCH8)の各々について、測定期間の各々 (M1−M2)に亘って測定された信号強度の平均値(701)を形成する工程 (305)、 −測定期間(M1−M2)の1つの終了後に、最も強いと認識されたBCCH搬 送波の信号強度平均値(701)を第1基地局(BTS1)へ送信する工程(3 09)、 を含み、 移動局(MS1)において、次の付加的工程: −測定期間(M1−M2)の1つに亘る信号強度平均値(701)を考慮しなが ら、測定された信号強度(501,701)に基づいて、直ぐに最も強いBCC H搬送波の1つになるであろうと予測される未識別BCCH搬送波(BCCH4 )を指摘する工程(313,314,319,321)、 −指摘されたBCCH搬送波(BCCH4)の識別を開始して、前記BCCH搬 送波(BCCH4)によって運ばれる識別情報(BSIC4)を移動局(MS1 )に読ませる工程(315)、 が実行されることを特徴とする方法。 2. 請求項1記載の方法であって、前記未識別BCCH搬送波(BCCH4) の信号強度(501,701)を表すパラメータが、少なくとも2つの時点でど のように変化したかの比較に基づいて前記予測が行われることを特徴とする方法 。 3. 請求項1または請求項2記載の方法であって、前記測定期間の最後の期間 (M2)に亘る前記未識別BCCH搬送波(BCCH4)の信号強度(701) の平均値と、直前の測定期間(M1)に亘るBCCH搬送波(BCCH4)の信 号強度の平均値との比較に基づいて、前記信号強度平均値(701)の変化が予 め定められたしきい値を超える時に、前記BCCH搬送波(BCCH4)が直ぐ に最も強いBCCH搬送波の1つになるであろうと予測するように前記予測が行 われることを特徴とする方法。 4. 請求項1または請求項2記載の方法であって、次の工程: −前記測定期間(M1−M2)をサブインターバル(S1−S4)に分割する工 程(310)、 −前記BCCH搬送波(BCCH2−BCCH8)のうちの未識別のものについ て測定された信号強度(501)について、サブインターバル(S1−S4)の 各々に亘る平均値を形成する工程(312)、 を特徴とし、 前記サブインターバルの最後の期間(S2)に亘る前記未識別BCCH搬送波 (BCCH4)の信号強度(501)の平均値と、先行するサブインターバル、 好ましくは直前のサブインターバル(S1)に亘るBCCH搬送波(BCCH4 )の信号強度(501)の平均値との比較に基づいて、前記信号強度平均値の変 化(601)が予め定められたしきい値(604)を超える時に、前記BCCH 搬送波(BCCH4)が直ぐに最も強いBCCH搬送波の1つになるであろうと 予測するように前記予測が行われる、 方法。 5. 請求項1記載の方法であって、次の工程: −前記測定期間(M1−M2)をサブインターバル(S1−S4)に分割する工 程、 −サブインターバル(S1−S4)の各々に亘って前記BCCH搬送波(BCC H2−BCCH8)の各々について測定された信号強度(501)の平均値を形 成する工程、 を特徴とし、 測定期間に亘る信号強度平均値(701)を考慮しながら、前記未識別BCC H搬送波(BCCH4)が直ぐに最も強いBCCH搬送波の1つになるであろう との予測が、前記サブインターバルの最後のもの(S3)に亘る信号強度平均値 (501)を比較した時に、そのBCCH搬送波(BCCH4)が最も強いBC CH搬送波の1つであることが見いだされることに基づいて行われる、 方法。 6. GSM型またはGSM派生型のネットワーク(NWI)において、無線基 地局(BTS1−BTS8)と通信するための移動局(MS1)であって、 −割り当てられた通信チャネル(CH1)上で、前記基地局の第1のもの(BT S1)と通信するための通信手段(804−813,817−820,823− 824)、 −前記第1基地局(BTS1)の近辺にある基地局(BTS2−BTS8)によ って送信されるBCCH搬送波(BCCH2−BCCH8)の信号強度を測定す るための測定手段(1002)、 −一連の測定期間(M1−M2)の各々に亘ってBCCH搬送波(BCCH2− BCCH8)の各々について測定された信号強度の平均値を形成するための第1 平均化手段(1001)、 −前記BCCH搬送波(BCCH4)によって運ばれる識別情報(BSIC4) を読むことによって、前記BCCH搬送波の1つ(BCCH4)の識別を決定す るための識別手段(1003)、 −前記測定期間(M1−M2)の1つの終了時に、前記通信手段(804−81 3,817−820,823−824)を使って、最も強い識別されたBCCH 搬送波の信号強度平均値(701)を前記第1基地局(BTSI)へ送信するた めの測定データ報告手段(1004)、 を含み、前記移動局が更に: −測定期間(M1−M2)の1つに亘る信号強度平均値(701)を考慮しなが ら、測定された信号強度(501,701)に基づいて、直ぐに最も強いBCC H搬送波の1つになることが予測される未識別BCCH搬送波(BCCH4)を 指摘するための手段(1001)、 を含むことを特徴とし、 前記識別手段(1003)が、指摘された前記未識別BCCH搬送波(BCC H4)の識別を開始するように構成されている、 移動局。 7. 請求項6記載の移動局(MSI)であって、 指摘するための前記手段(1001)が、前記未識別BCCH搬送波(BCC H4)の信号強度(501,701)を表すパラメータが、少なくとも2つの時 点でどのように変化したかという比較に基づいて前記予測を行わせるように構成 されていること、 を特徴とする移動局。 8. 請求項6または請求項7記載の移動局(MS1)であって、 指摘するための前記手段(1001)が、前記測定期間の最後のもの(M2) に亘る前記未識別BCCH搬送波(BCCH4)の信号強度(701)の平均値 と、直前の測定期間(M1)に亘るBCCH搬送波(BCCH4)の信号強度( 701)の平均値との比較に基づいて、もし信号強度平均値(701)の変化が 予め定められたしきい値を超えていれば、前記BCCH搬送波(BCCH4)が 直ぐに最も強いBCCH搬送波の1つになるであろうと予測するように構成され ていること、 を特徴とする移動局。 9. 請求項6または請求項7記載の移動局(MSI)であって、 前記移動局(MS1)が更に、前記BCCH搬送波(BCCH2−BCCH8 )のうちの少なくとも未識別のものについて測定された信号強度(501)の、 前記測定期間(M1−M2)のサブインターバル(S1−S4)に亘る平均値を 形成する第2の平均化手段(1001)を含んでいること、および、指摘するた めの前記手段(1001)が、前記サブインターバルの最後のもの(S2)に亘 る前記未識別BCCH搬送波(BCCH4)の信号強度(501)の平均値と、 先行するサブインターバル、好ましくは直前のサブインターバル(S1)に亘る BCCH搬送波(BCCH4)の信号強度(501)の平均値との比較に基づい て、もし信号強度平均値の変化(601)が予め定められたしきい値(604) を超えていれば、前記BCCH搬送波(BCCH4)が直ぐに最も強いBCCH 搬送波の1つになるであろうと予測するように構成されていること、 を特徴とする移動局。 10.請求項6記載の移動局であって、 前記移動局(MS1)が更に、前記BCCH搬送波(BCCH2−BCCH8 )について測定された信号強度(501)の、前記測定期間(M1−M2)のサ ブインターバル(S1−S4)に亘る平均値を形成するための第2平均化手段( 100)を含んでいること、 を特徴とし、更に 指摘するための前記手段(1001)が、前記サブインターバルの最後のもの (S3)に亘る信号強度平均値(501)の比較において、前記未識別BCCH 搬送波(BCCH4)が最も強いBCCH搬送波の1つであることに基づいて前 記予測が行われるように構成されている、 移動局。
JP52761698A 1996-12-19 1997-12-16 通信ネットワーク用の装置および方法 Expired - Lifetime JP3898230B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE9604683-4 1996-12-19
SE9604683A SE510940C2 (sv) 1996-12-19 1996-12-19 Anordning och förfarande i ett kommunikationsnät för snabb handover genom identifiering av predikterad bärvågssignal
PCT/SE1997/002116 WO1998027779A1 (en) 1996-12-19 1997-12-16 Apparatus and method in a communication network

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001506442A true JP2001506442A (ja) 2001-05-15
JP3898230B2 JP3898230B2 (ja) 2007-03-28

Family

ID=20405049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52761698A Expired - Lifetime JP3898230B2 (ja) 1996-12-19 1997-12-16 通信ネットワーク用の装置および方法

Country Status (18)

Country Link
US (1) US6101383A (ja)
EP (1) EP0948871B1 (ja)
JP (1) JP3898230B2 (ja)
KR (1) KR100537420B1 (ja)
CN (1) CN1113572C (ja)
AU (1) AU731031B2 (ja)
BR (1) BR9714152B1 (ja)
CA (1) CA2275600C (ja)
DE (1) DE69726008D1 (ja)
EE (1) EE03628B1 (ja)
HK (1) HK1026101A1 (ja)
MY (1) MY117018A (ja)
NO (1) NO992959L (ja)
PL (1) PL185522B1 (ja)
RU (1) RU2214071C2 (ja)
SE (1) SE510940C2 (ja)
TR (1) TR199901339T2 (ja)
WO (1) WO1998027779A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005528057A (ja) * 2002-05-28 2005-09-15 モトローラ・インコーポレイテッド 無線通信における動的な移動局設定用のシステムおよび方法
JP2008172584A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Nec Corp 移動通信システム及びこれにおける無線基地局選択方法
JP4791475B2 (ja) * 2004-09-23 2011-10-12 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 通信ネットワークにおけるマルチメディアの受信の改良

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2774842B1 (fr) * 1998-02-06 2000-03-03 Alsthom Cge Alcatel Procede de selection de cellule dans un systeme cellulaire de radiocommunications mobiles
KR100566040B1 (ko) * 1998-03-19 2006-03-30 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 방송 정보 공급 시스템
FI106836B (fi) * 1998-05-25 2001-04-12 Nokia Networks Oy Menetelmä kanavien käyttämiseksi aikajakomonikäyttöradiojärjestelmässä ja aikajakomonikäyttöradiojärjestelmä
EP1026906A4 (en) * 1998-06-30 2005-03-16 Mitsubishi Electric Corp MOBILE COMMUNICATION TRANSMITTER
GB9922204D0 (en) 1999-09-20 1999-11-17 Nokia Telecommunications Oy Reporting communication link information
US6754487B1 (en) * 2000-02-28 2004-06-22 Telecom Network Optimization, Inc. Radio network test analysis system
US8321542B1 (en) 2000-05-05 2012-11-27 Ipr Licensing, Inc. Wireless channel allocation in a base station processor
USRE43871E1 (en) 2000-08-15 2012-12-25 Pctel, Inc. System and method for identifying co-channel interference in a radio network
US20040185786A1 (en) * 2001-04-25 2004-09-23 Ramin Mirbaha Quality of service state predictor for and advanced mobile devices
US7212843B2 (en) * 2003-05-15 2007-05-01 Motorola Inc. Current reduction in a communication device
US7620029B2 (en) * 2003-10-09 2009-11-17 Qualcomm Incorporated Parallel cell ID acquisition in frequency division multiple access systems
US7321749B2 (en) * 2003-10-09 2008-01-22 Qualcomm Incorporated Cell selection techniques for frequency division multiple access systems
TWI275311B (en) 2003-12-05 2007-03-01 Mediatek Inc Control method capable of improving call dropped rate of mobile station in wireless communication system, control circuit thereof, and mobile station
TWI280064B (en) * 2003-12-05 2007-04-21 Mediatek Inc Timing method for mobile station in wireless communication system and related devices
CN100342750C (zh) * 2003-12-05 2007-10-10 联发科技股份有限公司 改善移动台在无线通讯系统的断话率的控制方法及电路
US7821997B2 (en) * 2005-03-15 2010-10-26 Nokia Corporation Computer implemented method, system, and intergrated circuitry for determining a characteristic of a received signal to have fallen beneth a threshold
KR100725056B1 (ko) * 2005-11-09 2007-06-08 삼성전자주식회사 이동통신 단말기의 인접 셀 관리 방법
KR100846796B1 (ko) * 2006-10-02 2008-07-16 삼성전자주식회사 고주파 대역을 통하여 데이터를 송수신하기 위한 무선네트워크에서의 핸드오버 방법 및 장치
CN101790232B (zh) * 2009-01-22 2016-03-30 中兴通讯股份有限公司 基于多载波系统的扫描报告发送方法、终端
US8630582B2 (en) * 2009-09-02 2014-01-14 Sony Corporation Out-of-band radio link protocol and network architecture for a wireless network composed of wireless terminals with millimetre wave frequency range radio units
CN110572222B (zh) * 2019-07-24 2022-02-11 浙江三维通信科技有限公司 基于滤波器的gsm载波中带有bcch载波的识别方法和系统

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2225196A (en) * 1988-11-16 1990-05-23 Philips Electronic Associated Cellular radio system
GB9012044D0 (en) * 1990-05-30 1990-07-18 British Telecomm Cellular radio
GB9028108D0 (en) * 1990-12-27 1991-02-13 British Telecomm Mobile radio handover initiation determination
US5305468A (en) * 1992-03-18 1994-04-19 Motorola, Inc. Power control method for use in a communication system
GB2268854A (en) * 1992-07-15 1994-01-19 Orbitel Mobile Communications Telecommunication system
CA2119199C (en) * 1993-05-07 2003-05-27 Steven J. Willhoff Dual stage rssi handoff trigger
US5608780A (en) * 1993-11-24 1997-03-04 Lucent Technologies Inc. Wireless communication system having base units which extracts channel and setup information from nearby base units
US5634192A (en) * 1995-02-23 1997-05-27 Northern Telecom Limited Mobile-assisted handoff technique
US5768267A (en) * 1995-10-18 1998-06-16 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Method for system registration and cell reselection

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005528057A (ja) * 2002-05-28 2005-09-15 モトローラ・インコーポレイテッド 無線通信における動的な移動局設定用のシステムおよび方法
US7742760B2 (en) 2002-05-28 2010-06-22 Motorola, Inc. Dynamic mobile station configuration in wireless communications systems and methods therefor
JP4791475B2 (ja) * 2004-09-23 2011-10-12 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 通信ネットワークにおけるマルチメディアの受信の改良
JP2008172584A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Nec Corp 移動通信システム及びこれにおける無線基地局選択方法

Also Published As

Publication number Publication date
BR9714152B1 (pt) 2011-03-09
JP3898230B2 (ja) 2007-03-28
AU5501998A (en) 1998-07-15
SE510940C2 (sv) 1999-07-12
SE9604683D0 (sv) 1996-12-19
MY117018A (en) 2004-04-30
WO1998027779A1 (en) 1998-06-25
HK1026101A1 (en) 2000-12-01
TR199901339T2 (xx) 1999-09-21
EE9900245A (et) 1999-12-15
CA2275600A1 (en) 1998-06-25
SE9604683L (sv) 1998-06-20
EP0948871B1 (en) 2003-11-05
DE69726008D1 (de) 2003-12-11
KR100537420B1 (ko) 2005-12-19
KR20000069505A (ko) 2000-11-25
CN1113572C (zh) 2003-07-02
US6101383A (en) 2000-08-08
EP0948871A1 (en) 1999-10-13
NO992959D0 (no) 1999-06-17
BR9714152A (pt) 2000-02-08
EE03628B1 (et) 2002-02-15
NO992959L (no) 1999-08-18
CA2275600C (en) 2005-12-06
CN1245626A (zh) 2000-02-23
AU731031B2 (en) 2001-03-22
PL333923A1 (en) 2000-01-31
PL185522B1 (pl) 2003-05-30
RU2214071C2 (ru) 2003-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001506442A (ja) 通信ネットワーク用の装置および方法
US5345448A (en) Procedure for the handover of a radio connection
KR100311765B1 (ko) 이동전화통신시스템용기지국
KR970002756B1 (ko) 이동국 보조채널전환
RU2193288C2 (ru) Способ облегчения переноса связи
US5008953A (en) Mobile station link supervision utilizing digital voice color codes
US5953665A (en) Method and apparatus for digital control channel (DCCH) scanning and selection in a cellular telecommunications network
US6138020A (en) Quality-based handover
JP2000505261A (ja) Gsm及びcdma無線通信システムを共存させる方法及びシステム
WO2000074420A1 (en) Method and arrangement for switching cells
JP2003516066A (ja) Wcdmaにおける圧縮モード送信の制御
JP2002505824A (ja) 移動局において時分割セルラー・ネットワークの基地局を識別する方法並びに移動局
JP2002525938A (ja) セルを交替させるための改良方法および改良装置
JP2001505726A (ja) セルラーネットワークにおける適応式周波数プランニング
JPH07503593A (ja) Tdma無線システムにおける隣接ベースステイションの測定方法およびtdma無線システム
JP2000507431A (ja) セルラー方式無線システムにおけるチャネルレンジ拡張の制御方法及びセルラー方式無線システム
JP2003501911A (ja) 通信網間のシームレス・ハンドオーバの方法
JPH10511240A (ja) 高速統合制御チャネルメッセージの音声チャネルを介した遅延伝送方法およびシステム
CN100456877C (zh) 用于phs个人台的越区切换方法
JP2001504290A (ja) 不連続制御チャネル伝送を用いて基地局の監視を構成する方法
JP2001506436A (ja) 移動無線ネットワークにおけるトランシーバ基地局と移動局の間の経路損失を判断する方法および装置
JP2001505015A (ja) 接続の質及びシステム容量を改善する方法、及びセルラー無線システム
JP3423237B2 (ja) 携帯電話機
CN101932081B (zh) 读取异系统中小区的系统信息的方法、装置及系统
EP1198149B1 (en) Method for preventing dropped calls in a wireless communication system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041202

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060214

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20060627

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061122

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110105

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120105

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130105

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130105

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term