JP2001506219A - 過炭酸ナトリウムの製法 - Google Patents

過炭酸ナトリウムの製法

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Abstract

(57)【要約】 過炭酸ナトリウムの「乾式製造」のための新規方法(乾式法)が記載されており、これは本発明では、ソーダ一水化物から出発し、かつこれを、過炭酸ナトリウム中に所望の活性酸素含有率に対して、ほぼ化学量論的量の濃過酸化水素水溶液と反応させる。非常に有利に、前記の方法は製造された過炭酸ナトリウムの後続のコンパクト化と組み合わせることができる。最低10重量%の様々に変化競ることができる活性酸素含有率を、殊に14.5重量%の高い活性酸素含有率を有する過炭酸ナトリウム生成物を製造することができる。製造された過炭酸ナトリウム生成物は、溶解速度、安定性及び洗剤ベースとの相容性に関して極めて有利な特性において際立っており、かつ慣用の、例えば結晶法により取得される過炭酸ナトリウムを凌駕する。これらの生成物を含有する有利な過炭酸ナトリウム生成物及び洗剤組成物も従って本発明の目的である。

Description

【発明の詳細な説明】 過炭酸ナトリウムの製法 本発明は、最低10重量%、殊に>14.5〜15.2重量%の活性酸素含有 率を有する過炭酸ナトリウム(以下では「PCS」と略称)の製法並びにPCS 自体及び新規のPCS−生成物を含有する漂白剤組成物及び洗剤組成物に関する 。 過炭酸ナトリウムは粉末状の洗剤、漂白剤、洗浄剤中の漂白成分として使用さ れる。良好な水溶性並びに過酸化水素の迅速な放出において優れており、かつそ の分解生成物は環境に負担をかけないので、環境にも優しい。 過炭酸ナトリウムに関して文献中で、15.28重量%の理論活性酸素含有率 を伴う実験式Na2CO3・1.5H22が記載されている。しかしこの場合、工 業的に過酸化水素及びソーダから製造された過炭酸ナトリウムは一般に、そのよ うに十分に定義づけられる均一化合物ではなく、一方で式: Na2CO3・1.5H22 Na2CO3・1.5H22・H2O Na2CO3・2H22・H2O Na2CO3・2H22 Na2CO3・xH22 のさまざまな水化物水含有化合物からなる混合物であり、かつ他方で、製法によ り付加的に更に一定の割合の酸化されていないソーダ並びに製造条件による他の 添加物、例えば硫酸ナトリウム又は食塩を含有することを考慮しなければならな い。製造条件によっても、それぞれの添加物によっても、生成物特性は安定性に 関してだけではなく、例えば過炭酸ナトリウムの活性酸素含有率、可溶性及びタ ップ重量もしくは粒度に関して著しく影響される。例えば、達成可能な活性酸素 含有率は、工業用過炭酸ナトリウムでは有利なケースでどうにか13.4〜14 .5重量%であるが、製造条件による添加物(硫酸塩、食塩)並びに安定化の規 模により、往々にして更に低く制限される。加えて、過炭酸ナトリウムそれ自体 良好な可溶性も往々にして、例えば製造条件による他の塩、例えばソーダ、硫酸 ナトリウム及び食塩の存在により低減する。更に、過炭酸ナトリウムの達成可能 なタップ密度もしくは粒度は、従来技術の製法では一般にほとんど変動させるこ とができず、かつ多くの場合、方法タイプ又は使用ソーダにより初めから狭い数 値範囲に限られる。 しかし、洗剤製造者の様々な要求にそれぞれ応じて、例えば、より低いタップ 密度を有する軽い粉末洗剤中での、又は洗剤、漂白剤及び洗浄剤成分の高いタッ プ密度を有するコンパクト洗剤中での使用のために、高い活性酸素含有率及び様 々なタップ密度もしくは粒 度を有する過炭酸ナトリウムへの要望は増している。この場合、殊にそのような 組成物の各成分相互のタップ密度を調節して、成分のタップ重量が様々な場合に 必然的に生じるであろう分離を十分に防止することも必要である。 過炭酸ナトリウムを製造するために従来技術では3つの技術が公知である:結 晶法、噴霧法及び乾式法。 通常、過炭酸ナトリウムは結晶法により製造される。この場合、ソーダの溶液 又は懸濁液を過酸化水素と10〜20℃で反応させ、かつ安定剤、例えば水ガラ ス、無機又は有機ホスホン酸等の存在下に結晶化させる。しかし、過炭酸ナトリ ウムの良好な可溶性の故に、反応混合物からの過炭酸ナトリウムの収率を高める ために、塩析することが必要であり、このために従来技術では、有利に食塩が反 応混合物中約240g/lの濃度で添加される。しかし結晶化は調節が困難であ り、有利な結晶分を形成するためには、いわゆる結晶化改善剤、例えばポリリン 酸塩又はポリアクリル酸塩を添加することが推奨される。結晶化した過炭酸ナト リウムを次いで遠心分離し、自体慣用の方法で、例えば流動床中で乾燥させる。 しかし、結晶化法により得られたPCSは多くの適用のためにはまだ最適ではな く、かつ殊に製造条件に基づく食塩含有率により、その特性は往々にして害され る。 炭酸ナトリウム製造のための噴霧法では、母液から 過炭酸ナトリウムを除去するための濾過又は遠心分離は必要ではない。多くの場 合、この噴霧法では、ソーダ及び過酸化水素からなる水溶液(又は場合により、 僅かに濃縮された懸濁液)を噴霧乾燥機中で乾燥させる。しかし、噴霧乾燥生成 物は通常、僅かに約0.35kg/lの非常に低いタップ密度を有し、従って、 次第に増えているより高いタップ密度を有する顆粒成分を含有する今日の洗剤処 方物にはそのままではまだ使用することができない。これに加えて、溶液の噴霧 の際に、多くの水を除去しなければならないが、このことは付加的なエネルギー 経費を必要とする。 噴霧法の変法では例えば、ソーダ及び過酸化水素からなる溶液を連続的に、予 め装入された過炭酸ナトリウムからなる熱空気による流動床上に噴霧する。噴霧 工程及び乾燥工程は1段階でも2段階でも実施することができる。噴霧法の他の 変法では、炭酸ナトリウム及び過酸化水素からなる溶液を別々のノズルで、反応 室中に噴霧するが、その際、反応室を通じて同時に、空気及び二酸化炭素からな る熱混合物を導通させる。しかしこの方法では、かなり多孔性の過炭酸ナトリウ ムが得られ、これはタップ密度及び摩擦抵抗に関して、今日標準的な洗剤組成物 の要求を満たしていない。 いわゆる乾式法では、水化物水不含Na2CO3を50〜80重量%の濃過酸化 水素溶液と反応させ、かつ既に反応の間に、少量の遊離水を蒸発させることによ り、過炭酸ナトリウムは製造される。この方法では、全反応の間に実質的に(十 分に)乾燥した反応混合物が存在する。この方法は例えば、H22のためのノズ ル導入装置を備えたミキサー、流動床反応器又は更に管状反応器中で、実施する ことができる。長い反応時間の他にこの方法は、このように製造された炭酸ナト リウムの精製が行われず、従って、生成物を安定化するための付加的な処置、例 えば特殊な安定剤の添加を既に反応の間に行う必要があるという欠点を有する。 十分な活性酸素含有率を有するPCSを得るために、過酸化水素をかなり過剰に 使用しなければならないことは大きな欠点である。更に、この方法は過炭酸ナト リウムの顆粒特性に関して、例えば嵩密度及び粒度に関して、ほとんど変動させ ることができない。それというのも、過炭酸ナトリウム−顆粒の形態は主に(即 ち、僅かに反応により条件づけられる円形化を無視すると)、使用されるソーダ の顆粒形と同じであるためである。殊に、コンパクト洗剤のために高いタップ密 度を有する過炭酸ナトリウム−顆粒を製造する場合には従って、重いソーダを使 用しなければならないが、その場合、過酸化水素との反応のために、ほんの僅か な表面積しか利用できない。従って反応は不完全であり、より少ない活性酸素含 有率並びにより高く、かつ不均一に分布したソーダ割合を有する不均一な生成物 しか得られず、そのアルカリ性は生成物の安定性を害 する。 従って本発明の課題は、過炭酸ナトリウム製造に関する従来技術の欠点を克服 し、かつ有効で、かつ高い柔軟性を伴って実施可能な方法を、有利な特性を有す る過炭酸ナトリウムの乾燥製法(乾式法)のために提供することであった。本発 明で提案された乾式法により殊に、可能な限り十分な活性酸素収率で、変動可能 な、しかし殊に高い活性酸素含有率を有し、かつ各所定の使用に応じた変動可能 なパラメーターを有する高い価値のある過炭酸ナトリウムを提供することが可能 である。 この課題は、過炭酸ナトリウムを製造するための請求項中に記載の本発明によ る方法により、並びに予想外に有利な特性を有する請求項中に記載の新規の過炭 酸ナトリウム及び記載の固体漂白剤及び洗剤組成物により解決される。 少なくとも10重量%の活性酸素含有率を有する過炭酸ナトリウムを乾燥製造 するための本発明の方法は次のことを特徴とする:固体のソーダ−一水化物を、 過炭酸ナトリウム中に所望の活性酸素含有率に対してほぼ化学量論的量の殊に5 0〜70重量%の過酸化水素水溶液と室温〜最大80℃の温度で、混合装置中で 反応させて、湿潤過炭酸ナトリウムからなるペースト状又は泥状までの物質にし 、続いて、乾燥及び/又は顆粒化することにより、10〜15.2重量%、有利 に>14.5〜15.2重量%の活性酸素含有率を有し、かつ所望の粒子パラメ ーター、例えばタップ重量及び平均粒度を有する過炭酸ナトリウムを取得する。 本発明の方法の実施はそれ自体、十分に迅速で、従って固体(殊にソーダ−一 水化物及び生じるPCS)及び使用過酸化水素の激しい混合が可能なミキサー中 で行うことができる。好適なのは例えば、次のミキサーである:流動媒体に好適 な撹拌装置タイプ、例えばプロペラ型、ディスク型、プレート型、ビーム型又は 格子型撹拌機を備えた撹拌釜;非常に効果的なのは、強力ミキサー、例えば迅速 に動くローター・ステーター撹拌装置及びターボミキサーであり、これらは付加 的に、より大量の凝集塊を砕くためのナイフの頭部を備えていてもよい。迅速な 、もしくは激しい混合下に、初め、最低約100U/分、殊に約100〜150 U/分の撹拌装置回転数に相応する各混合強度になる。有利なミキサーはニーダ ー装置を備えており、これにより、反応で生じたペーストから泥状の物質を特に 良好かつ均一に処理することができる。反応はバッチ法でも連続的にも実施する ことができる。反応が連続的に行われる場合には、ミキサー中への固体ソーダ− 一水化物の供給を配量スクリューを用いて行うのが有利である。バッチ法での反 応の場合には、ソーダ−一水化物をミキサー中に予め装入する。両方の方法変法 で、即ち連続的及びバッチ法処理法で、過酸化水素水 溶液を有利に、ノズル、殊に二成分ノズルを介してミキサー中に必要量、導入す るが、その際、連続的方法では、添加速度を、ソーダ−一水化物の添加、ミキサ ー中での反応混合物の滞留時間及び時間あたり連続的に取り出される生成PCS 量と合わせておく。 ソーダ一水化物と過酸化水素との間での発熱反応の温度を調節するために、使 用ミキサーに冷却装置を装備させることができる。過酸化水素及び生じる過炭酸 ナトリウム中の活性酸素含有率を守るために反応熱を阻止するために、このこと は殊に有利である。簡単な冷却ジャケットを介して有利に行われうるこの冷却の ために通常、水道水の冷却能力で足りるので、冷却のためには普通、更なるエネ ルギーを用いる必要はない。反応の進行中に、生成物特性が、殊に活性酸素含有 率がそれにより被害を被ることなく、反応温度が十分に80℃まで上昇してもよ い。反応の間の温度制御には問題がなく、従って反応は20℃を上回っても製品 に害が及ぶことなく実施することができ、そのことにより、迅速な処理法、即ち 比較的迅速なソーダ一水化物及び過酸化水素との混合が可能である。しかし80 ℃よりも高い温度は避けるべきである。それというのも、さもないと、活性酸素 含有率が、過酸化水素の先行する分解により被害を受けるためである。反応温度 を発熱反応の間、室温から最大80℃までに、有利に20℃以上、最大80℃に 保持するのが有利である。 出発物質としてソーダ一水化物を、即ち本質的に定義された水化物水含有率を 有する特殊なソーダ形を使用することに、本発明の方法の主な特徴がある。ソー ダ(Na2CO3)の状態調節により、即ち無水ソーダ形と1〜約1.5倍のモル 量の水との反応によりソーダ一水化物を取得するのが有利である。このために、 予め暖められたソーダ(例えば水浴温度〜約100℃)を計算量の沸騰水と、ミ キサー中で十分な時間に亙り反応させて、引き続きソーダ一水化物への反応を分 析的に自体公知の方法で、例えばDSC−分析及び全アルカリ性の滴定により状 態調節するのが有利である。本発明の方法のための一水化物へのソーダの状態調 節は、状態調節されるべきソーダの種類に依存していない。例えば、0.50k g/l未満の、例えば0.20kg/l〜0.48kg/lのタップ重量を有す る超軽量ソーダ、例えば0.50〜0.55kg/lのタップ重量を有する軽量 か焼ソーダ及び1.0〜1.1kg/lのタップ重量を有する重いか焼ソーダを 状態調節する。本発明の方法を、軽量ソーダ形、例えば殊に約0.50〜0.5 5kg/lのタップ重量を有する軽量ソーダ又は0.50kg/lよりも小さい タップ重量を有する超軽量ソーダの状態調節により得られるソーダ一水化物の使 用下に進めるのが特に有利である。これらの軽量ソーダ形は、ソーダ一水化物に 状態調節した後に、過酸化水素と十分に完全に反応さ せて、特に均一な過炭酸ナトリウムに加工することができる。軽量ソーダ形から なるソーダ一水化物の使用は、反応量に応じて数分〜最大約1.5時間、殊には 既に1時間で終了するH22との迅速かつ完全な反応を可能にする。実施例中に 記載されているように、例えばkg量は、通常の水冷下で、数分で反応させるこ とができるので;例えば2kgの軽量ソーダ一水化物は水冷下に約15分未満で 完全に反応させることができる。しかし、一水化物の状態調節のために重いか焼 ソーダを使用する場合にも、場合により状態調節時間が、水化のために用意され た水のソーダ粒子への十分な浸透のために延長されるか、又は場合により選択的 に、又は付加的に、水化のための水が若干過剰に用意されている場合には;後に 続く過酸化水素との反応で短い反応時間が可能であり、かつ十分に均一なPCS 粒子が得られる;ソーダ一水化物−特性の状態調節を、DSC分析もしくは全ア ルカリ性の滴定による軽量ソーダの状態調節と同様に行う。 過酸化水素中でのソーダ一水化物と活性酸素含有率との比を本発明の方法では 、モル比がPCS中の所定のAvox−含有率に相応し、その際、場合により、 約5%までの規模の僅かに過剰の過酸化水素のみが必要であるように制御する。 本発明の方法は、実質的に完全な活性酸素収量を保証するので、ほぼ化学量論的 量のH22を使用すれば十分であり(理論実験式:N a2CO3・1.5H22を伴う過炭酸ナトリウムに対して;理論AVOX含有率 =15.28重量%)、かつ高価なH22過剰を避けることができる。H22と ソーダ一水化物とのモル比が約1.0である場合、約10重量%の活性酸素含有 率を有する過炭酸ナトリウムが得られる。本発明の有利な実施では、H22とソ ーダ一水化物とのモル比を約1.5〜1.52に調節して、少なくとも14重量 %、殊に>14.5〜15.2重量%の過炭酸ナトリウム中の活性酸素含有率を 達成する。使用水性過酸化水素の濃度は本発明の方法では、50〜70重量%で あるが、その際、55〜65重量%の濃度が有利である。過酸化水素を通常自体 公知の方法で安定化する;全ての従来技術で公知の活性酸素安定剤、特に、Turp inal SLが好適である。 ソーダ一水化物及びH22からなる反応生成物の乾燥及び顆粒化は自体慣用の 方法で行うことができ、かつ方法及び使用装置により、約150〜約1300μ mの任意の粒度(=平均粒度)を有する過炭酸ナトリウムが得られるように調整 することができる。本発明の有利な実施では、350〜1300μmの粒度を有 する過炭酸ナトリウムを製造する。従って、本発明の方法により、約550〜6 00μm、殊に640〜1100μm、有利に約800〜1000μmの粒度を 伴う軽量洗剤又はコンパクト洗剤用の粒度範囲を有する過炭酸ナトリウムを製造 することができる。このた めに、適用される顆粒化条件はそれ自体厳密ではなく、かつそれぞれ使用される 顆粒化装置の通常の条件に相応する。従って本発明の方法により、0.2kg/ 1〜1.1kg/l、有利に0.5〜1.1kg/lのタップ密度を有する過炭 酸ナトリウムを製造することができる。他の特別に有利な粒度及びタップ重量は 更に、本発明のPCS−生成物との関連で記載されている。 乾燥工程及び顆粒化工程の実施は例えば、ターボ乾燥機(顆粒乾燥機)中でも 、更に自体慣用の短時間乾燥装置もしくは顆粒化装置中でも、それぞれ慣用の条 件下に実施することができる。例えば、乾燥を流動床乾燥機又は空気循環乾燥機 中で実施することもできる。顆粒化は本発明の全ての方法変法で、自体慣用の方 法で、例えばコンパクト法で乾式顆粒化として、顆粒化ミキサー、例えばプロー シェアーミキサー又はV−ミキサー中で湿式顆粒化(形成顆粒化)として行うこ とができる。顆粒化工程及び乾燥工程の組合せ実施には、ターボ乾燥機中での処 理が含まれ、その際、原則的に、加熱装置を備えたターボミキサーが該当する。 ターボ乾燥機中での処理は殊に、反応スラリーもしくは反応ペーストを反応直後 に乾燥させ、かつ同時に顆粒過する連続的方法のために推奨される。もしくは、 顆粒化は出発物質を混合した後に、押出法で行うこともできる。顆粒化/乾燥工 程で所望の場合には、顆粒 化助剤(例えばケイ酸塩)及び安定化剤(有機ホスホン酸又はホスホン酸塩)を 添加することができるが、これらは本発明で製造されるPCSには通常、必ずし も必要ではない。 本発明の特に有利な実施では、(例えば空気循環乾燥による本発明のこの変法 での)乾燥の後に得られた過炭酸ナトリウムを後続の乾式顆粒化でコンパクト化 することを、この方法は特徴とする。第1の工程(=反応工程)で、過炭酸ナト リウムを前記の反応方法で製造及び乾燥させ、かつ第2の工程(コンパクト化/ 乾式顆粒化工程)で、第1の工程での乾燥の後に得られた過炭酸ナトリウムを所 望の場合には滑剤、有利にアルカリ金属ステアリン酸塩及び/又はアルカリ土類 金属ステアリン酸塩1重量%までの添加下にコンパクト化して突起状体にし、か つこの突起状体を続いて、粉砕及び篩いがけにより乾燥顆粒化して、所望の粒子 パラメーター、例えばタップ重量及び平均粒径を有する過炭酸ナトリウム顆粒と して取得することを、この過炭酸ナトリウムの製法は特徴とする。 本発明の方法のこの変法により、十分に乾燥した一次粒子がプレス処理(コン パクト化)され、かつこのために使用されるプレス圧力の作用により圧縮される 。これにより、使用一次粒子の所望の結合(凝集)が生じる。プレスもしくは圧 力の適用による凝集化が成功するので、圧縮化プレス処理は、コンパクト化又は プレスもしくは圧力凝集とも、又は顆粒製造の場合にはプレスもしくは圧力顆粒 化とも称される。従って、粒子間の付着が実質的な圧力作用なしに専ら液体(例 えば水)及び/又は結合剤との付着により仲介される、凝集物もしくは顆粒を製 造するためのいわゆる形成凝集化法(形成凝集化法)とはこのプレス凝集化方法 は区別される。 コンパクト化が実施可能である温度範囲は、使用される活性酸素含有化合物の 良好な熱安定性がその範囲内で与えられ、かつ該方法が安全性の問題から問題な く実施可能な温度範囲と同じである。過炭酸ナトリウムのコンパクト化は例えば 、本発明の有利な実施では周囲温度で実施する。該方法はこの温度範囲で、プレ スされるべき過炭酸ナトリウム−一次粒子の活性酸素含有率に関して問題なく実 施することができる;製品に悪影響を及ぼす活性酸素損失は本発明で製造される PCSでは、従来技術の通常のPCS結晶化方法とは逆に、観察されない。 適用される圧力の大きさは確かに、広い範囲で任意に選択することができ、従 って、生成物に関する特殊な要望もしくは要求に合わせることができる;しかし 下方値の圧力は、2つの前与条件により決定される。一方では、最低適用すべき 圧力は、一次粒子の凝集物に十分な機械的強度及びタップ密度をもたらすために 十分であるべきである。所望の特性を達成するために 最低適用されるべきプレス圧力は、使用されるプレス装置の種類及び生成物の付 着特性に依存し、かつ所望の加工及び製品特性に関して、当業者により容易に数 回の予備実験により調べられる。使用すべき圧力の上限は、それぞれ技術的に最 大達成可能な、もしくはコンパクト化に使用される装置の許容可能な圧力及び生 成物の付着特性により制限される。ロールプレスでの本発明の例示的実施では例 えば、過炭酸ナトリウムからなる非晶質一次粒子は、最低50バール〜最大15 0バールの圧力で圧縮される。80〜120バールの圧力で圧縮するのが有利で ある。 PCSからなる微細な一次粒子堆積に対して、本発明で得られる凝集物は、破 砕及び篩いがけによる微粉砕後には、埃をたてる、付着する、固まる、かつ分結 する傾向が低く、良好に配量及び輸送することができ、良好な流動性及び規定の タップ密度を有する。本発明の方法では、生成物特性、例えばPCSの顆粒形及 び顆粒サィズ並びにタップ重量を、様々な使用目的による要望又は特に、市場の 要求に合わせることができる。所望の生成物特性はその場合、それぞれの目的に 応じたコンパクト化法により決定的に定まる。 コンパクト化のために、全ての自体慣用のプレス凝集化装置を使用することが できる。しかしその場合、一次粒子を、湿った状態で、場合により少量の液体、 結合剤、滑剤、他の助剤及び/又は他の所望の、もし くは有利な添加物の添加下に、プレスにより凝集させることも可能である。しか し有利に、本発明の利点は、乾燥した一次粒子のみをプレスするこのようなコン パクト化法を使用する場合に十分に発揮される。それというのも、この方法では 、生成物の安定性(殊に活性酸素−安定性)が存在する又は添加される液体(殊 に水)によりネガティブに影響を受けないですみ、かつコンパクト化に続く乾燥 が不要であるためである。一方で、結合剤、滑剤及び/又は他の助剤を乾燥プレ ス凝集法で、所望ならば確かに添加することができるが、他方で、実施のために 必ずしも必要ではないことにより、もう1つの利点が与えられるので、不所望な 、場合によりこの添加物及び助剤により制限されるプレスされた過炭酸塩の特性 変化を回避することができる。しかし他方で、凝集物を有利に変性する他の所望 の添加剤、例えば有利に、ステアリン酸ナトリウム又はステアリン酸マグネシウ ム1重量%までを、プレス凝集の前にプレスされるべき微結晶過炭酸結晶に均一 に混合することも十分に可能である。 好適なコンパクト化装置は例えば、ロールプレス(ロール圧力装置)、例えば 均しロール、構造ロール又は成形ロール(ブリケッティングロール)である。こ れらの装置は、プレスすべき一次粒子物品のための強制供給装置を用いて、又は 場合により用いずに操作することができる。使用コンパクト化装置に応じて、一 次粒子を圧力下に一定の形、例えば密な、平滑な又は構造的プレートに、即ちい わゆる突起状体(Schuelpen)にプレスする。突起状体を引き続き、所望のサイズ の顆粒に微粉砕する。 コンパクト化法の特に有利な実施態では、ロールプレスを使用する;構造ロー ルが有利である。構造ロールは、平滑な、又は溝を付けられたプレート(突起状 体)、テープ又は緻密体(Kompaktling)を製造するための波形の、又は連続的に 溝を付けられたロールである。構造ロールでは、浅く又は深く溝を付けられたロ ール(後者は開放又は閉鎖調整で)を使用することができる。こうして多かれ少 なかれ平滑な、弱く又は強く構造化された(例えばワッフル状)突起状体、波状 プレートを、又はロール全幅に亙り均一に溝を付けられた、閉鎖調整されたロー ルの場合には棒状物が得られる。 コンパクト化により得られた生成物はまだ、所望の製品形、例えば殊に突起状 体、波状プレート又は棒状物であるので、これらを自体公知の方法で所望の粒度 及びタップ密度の顆粒に微粉砕する。微粉砕のために例えば、粗大顆粒化のため の塊状物又は突起状体用破砕機又は微細顆粒化のための顆粒篩いが好適である。 本発明の方法で製造される過炭酸ナトリウム顆粒に所望の場合には更に、自体 公知の方法で被覆を備えることができる。好適な被覆材料は例えば、従来技術で 記載されている材料、例えばホウ酸塩、塩、例えばNa2CO3、NaCl、Na2 SO4及びそれらの混合物、有機被覆剤、例えばラクトビオン酸及びその誘導体 である。本発明で製造された過炭酸ナトリウム顆粒を付加的に被覆することが望 ましい場合には、被覆法を有利に、かつ自体公知の方法で顆粒化工程に続ける。 本発明は新規の過炭酸ナトリウムにも関し、これは、従来技術の方法ではこれ まで、達成することができなかった有利な特性において優れている。本発明の過 炭酸ナトリウム(PCS)は、場合により添加された顆粒助剤又は被覆材料を含 まずに算出して、>14.5〜15.2重量%の活性酸素含有率を特徴とする。 変法の1つでは、この新規のPCSは、1分後に最低95%、かつ2分後に最 低99%の溶解速度(それぞれ、標準条件:2g、15℃)において優れている 。他の変法では、新規のPCSは約155℃を上回る、有利に159℃以上、殊 に159〜162℃の範囲の発熱DSCピークを特徴とする。もう1つの変法で は、新規のPCSは、標準条件(105℃、2時間)下で測定して、6.2%未 満、有利に3.4〜5.1%の安定性損失を有することを特徴とする。 新規のPCS−製品は一連のより有利な特性を有する。例えば、該過炭酸ナト リウムは殊に、550〜1100μm、有利に640〜1000μmの平均粒度 を有する。過炭酸ナトリウムのタップ重量は0.85 〜1.1kg/lを有するのが有利である。更に、該過炭酸ナトリウムは5%未 満の有利な摩擦値を有する(標準条件下に測定)。 本発明の変法の1つでは、該過炭酸ナトリウムは、顆粒化の際に添加される、 アルカリ金属ステアリン酸塩又はアルカリ土類金属ステアリン酸塩の群からの滑 剤1重量%までを含有し、かつ0.93〜1.1kg/lのタップ重量を有する ことを特徴とする。これらの過炭酸ナトリウムは8%未満の摩擦値を有する(標 準条件下に測定)。 新規の過炭酸ナトリウムは前記の本発明による方法により、殊に、コンパクト 化及び乾式顆粒化を伴う方法変法で製造することができる。コンパクト化及び乾 式顆粒化を伴う有利な方法変法で、過炭酸ナトリウムを製造する場合には、コン パクト化を、選択的に滑剤を添加して、又は添加せずに行うことができる。 コンパクト化/乾式顆粒化の際に滑剤を添加せずに、コンパクト化及び乾式顆 粒化を伴う有利な方法変法で過炭酸ナトリウムを製造する場合には、これは変法 の1つでは標準条件(105℃、2時間)で測定して6.2%未満の安定性損失 を特徴とする。もう1つの変法では、滑剤を添加せずにコンパクト化/乾式顆粒 化により得られる過炭酸ナトリウムは、550〜1100μm、有利に640〜 1000μmの平均粒径を有する。もう1つの変法では、コンパクト化/乾式顆 粒化の際に滑剤を添加しない方法で得られる過炭酸ナトリウムは、0.85〜1 .1kg/lのタップ重量を有する。この過炭酸ナトリウムは更に、5%未満の 摩擦値(標準条件下)を特徴とする。 本発明の他の変法では、過炭酸ナトリウムの製造を、コンパクト化の際に滑剤 を添加するコンパクト化及び乾式顆粒化を伴う方法変法により行う。これにより 得られる過炭酸ナトリウムは本発明の変法では、コンパクト化/乾式顆粒化の際 に滑剤1重量%までを添加して、有利にアルカリ金属ステアリン酸塩及び/又は アルカリ土類金属ステアリン酸塩を添加して得られること、14.5重量%を上 回る、有利に14.8重量%を上回る活性酸素含有率及び最高12.0の安定性 損失(標準条件:105℃、2時間で測定)を有することを特徴とする。本発明 の他の変法では、本発明は、コンパクト化/乾式顆粒化の際に滑剤1重量%まで を添加して、有利にアルカリ金属ステアリン酸塩又はアルカリ土類金属ステアリ ン酸塩を添加して得られる過炭酸ナトリウムは、14.5重量%〜15重量%、 有利に14.8重量%〜15.0重量%の活性酸素含有率及び800〜1000 μmの平均粒度を有することを特徴とする。本発明の他の変法では、コンパクト 化/乾式顆粒化の際に滑剤1重量%までを添加して、有利にアルカリ金属ステア リン酸塩又はアルカリ土類金属ステアリン酸塩を添加して得られる過炭酸ナトリ ウムは、14.5重量%〜15重量%、有利に14.8重量%〜15.0重量% の活性酸素含有率及び0.95〜1.1kg/lのタップ重量を有する。この過 炭酸ナトリウムは最高8%の有利な摩擦値を有する(標準条件下に測定)。 本発明の新規のPCS製品は、固形の漂白剤及び洗剤組成物中で使用するため に非常に好適である。従って本発明は、本発明の過炭酸ナトリウム0.5〜40 重量%、有利に5〜25重量%及び界面活性剤、ビルダー、漂白活性剤、過酸漂 白剤前駆体、酵素、酵素安定剤、再汚染防止剤(antiredeposition agent)及び/ 又は相容化剤、錯体及びキレートビルダー、セッケン泡調節剤及び添加物、例え ば蛍光増白剤、乳白剤、腐食防止剤、静電気防止剤、染料、殺菌剤からなる群か らの漂白剤又は洗剤組成物中で通常の処方剤及び助剤99.5〜60重量%、有 利に95〜75重量%を含有する固形の漂白剤又は洗剤組成物にも関する。洗剤 成分に対する本発明の過炭酸ナトリウムの優れた安定性に基づき、これは有利に 、過炭酸ナトリウムをゼオライトの群からのビルダーの存在下に含有する漂白剤 及び洗剤組成物に好適である。本発明の過炭酸ナトリウムの粒度及びタップ重量 により有利に、コンパクト洗剤組成物中での使用が可能になる。 本発明の組成物では、場合によりアルミノケイ酸塩ビルダーとも称されるゼオ ライトビルダーを幅広く選 択して使用することができる。好適なゼオライトは通常、主にカルシウム又はア ルカリ土類金属−イオン交換能を有する(水硬度の低下)。この場合、イオン交 換能は炭酸カルシウム当量で表され、1gあたり最低CaCO3150mgであ り、かつ有利なゼオライトでは、イオン交換能は1gあたり、CaCO3−当量 200〜250mgである。ゼオライトは通常、一般実験式:Mz[(AlO2)z (SiO2)y]・xH2Oで記され、この際、式中Mはアルカリ金属、有利にナト リウムであり;z及びyは最低6の整数であり、y:zのモル比は1:1〜2: 1であり、かつxは最低5の整数、有利に10〜約280である。多くのゼオラ イトは水素化されており、かつ約30重量%までの水を含み、その内約10〜2 5重量%がゼオライト中に結合されている。ゼオライトは非晶質であってよいが 、多くの有利なゼオライトは結晶構造を有する。ある種のアルミノケイ酸塩は天 然に由来するが、多くのアルミノケイ酸塩は合成である。良好な公知の構造及び 式を有する好適な晶質ゼオライトは例えば、ゼオライトA、ゼオライトX、ゼオ ライトB、ゼオライトP、ゼオライトY、ゼオライトHS及びゼオライトMAP である。本発明の漂白剤及び洗剤組成物中でのゼオライトの量は、全組成物に対 して最低5重量%、多くの場合に最低10重量%である。通常、ゼオライト量は 約60重量%よりも多くなく、かつ往々にして、50 重量%より多くなく;殊に、組成物中のゼオライト割合は、全組成物に対して4 0重量%よりも多くない。 本発明の有利な実施態では本発明の過炭酸ナトリウムは、ビルダーとして1種 以上のゼオライトを有するような漂白剤及び洗剤組成物のために記載されている が、本発明の一般的な実施での漂白剤及び洗剤組成物は同様に、本発明の過炭酸 ナトリウムを、更に非晶質ゼオライト又は層状ケイ酸塩と共に前記の重量範囲で 含有して良い。殊に晶質特性の好適な層状ケイ酸塩は往々にして一般に、式:N a2Six2x+1y2Oに、又は相応する化合物に相応し、この際、式中、ナト リウムイオンは水素イオンと交換されていてよく、xはこの場合殊に1.9〜4 であり、かつyは殊に0〜20である。層状ケイ酸塩は、ゼオライトビルダーと 混合しても、ゼオライトビルダーを伴わないでも、漂白剤及び洗剤組成物中で使 用することができる。 本発明の過炭酸ナトリウムを含有する漂白剤及び洗剤組成物中には、ゼオライ トビルダーの代わりに、他の一般的な本発明の実施で、非ゼオライトビルダーも 含有されていてよい。このような洗剤ビルダーは例えば既に記載の層状ケイ酸塩 、アルカリ金属リン酸塩、殊にトリポリリン酸塩、更にテトラピロリン酸塩及び ヘキサメタリン酸塩(これらは殊にナトリウム塩の形で存在する)、アルカリ金 属炭酸塩、有利に炭酸ナトリウム、アルカリ金属ケイ酸塩及びアルカリ金属ホウ 酸塩及び有利にホウ酸ナトリウムであってよい。漂白剤及び洗剤組成物中に含有 されていてよいビルダーのもう1つの群は有機キレートビルダー、例えばアミノ ポリカルボキシレート及びアミノポリメチレンホスホネートもしくはヒドロキシ ホスホネート、三酢酸ニトリロ又はトリメチレンホスホネート、エチレンジアミ ンテトラアセテート又はテトラメチレンホスホネート、ジエチレントリアミンペ ンタメチレンホスホネート又はシクロヘキサン−1,2−ジアミンテトラメチレ ンホスホネート(通常、全て又は部分的にナトリウム塩の形で存在する)である 。キレート化性カルボキシレートビルダーには、モノマー及びオリゴマーのカル ボキシレートが含まれ、それには、グリコール酸誘導体及びエーテル誘導体、例 えばスクシン酸、酒石酸の塩及び誘導体、シトレート、スクシネートのカルボキ シ誘導体及びポリアスパラギン酸塩が含まれる。他の例は、エタン−もしくはプ ロパンテトラカルボキシレート及び様々なスルホスクシネートである。前記のキ レートビルダーは比較的少量で、ビルダー特性及び過酸素安定化作用を高めるた めに漂白剤及び洗剤組成物中に存在してよい;1〜10重量%の量がこの目的の ためには好適であるが、より多い量、有利に5〜20重量%を使用することもで きる。 本発明の漂白剤及び洗剤組成物は更に通常、1種以上の界面活性剤を含有して 良く、これは2〜40重量 %の量、殊に5〜25重量%の量で含有されていてよい。界面活性剤としては、 アニオン性、カチオン性、非イオン性、両性イオン界面活性剤の群からの慣用の 界面活性剤が、更に天然又は合成セッケンがこれに該当する。界面活性剤の例は 例えば、アニオン性界面活性剤、即ちカルボン酸セッケン、アルキルアリールス ルホネート、オレフィンスルホネート、線状アルキルスルホネート、ヒドロキシ アルキルスルホネート、長鎖アルコールスルフェート、硫酸処理グリセリド、硫 酸処理エーテル、スルホスクシネート、リン酸エステル、スクロースエステル及 びアニオン性フルオロ界面活性剤であり;カチオン性界面活性剤の例には、4級 化アンモニウム又は4級化ピリジニウム塩が含まれ、これは少なくとも1種の疎 水性アルキル−又はアリールアルキル基を有し;非イオン性界面活性剤は例えば 、長鎖アルコールとポリエチレンオキシドとの、又はフェノールとの縮合物又は 長鎖カルボン酸又はアミンもしくはアミドとポリエチレンオキシドとの縮合物又 は長鎖単位が脂肪族ポリオール、例えばソルビトールと縮合されている相応する 化合物又はエチレン−もしくはプロピレンオキシド又は脂肪酸アルカノールアミ ド及び脂肪酸アミノオキシドの縮合生成物;両性界面活性剤は例えば、スルホニ ウム及びホスホニウム界面活性剤であり、これらは所望の場合にはもう1つの溶 解仲介性アニオン性基と置換されていてよい。前記の 列挙は例であり、かつ限定的なものではない。 漂白剤及び洗剤組成物の他の付加的成分は例えば、既に挙げたようなものであ る:汚れ再付着防止剤、漂白活性剤、蛍光増白剤、酵素、柔軟剤、香料、染料及 び場合により更に、プロセス助剤。別の成分であるプロセス助剤を除く付加的成 分は通常、組成物に対して最大約20重量%まで含有されている;通常は10重 量%までである。プロセス助剤は別の成分として、所望の場合には組成物の0〜 40重量%であってよい。汚れ再付着防止剤は通常、例えばセルロース又はポリ ビニルピロリドンのメチル−、カルボキシメチル−又はヒドロキシエチル誘導体 、又はポリカルボン酸ポリマー、例えば無水マレイン酸とメタクリル酸又はエチ レンビニルエーテルもしくはメチルビニルエーテルとのコポリマーである。通常 の漂白活性剤は例えば、過炭酸ナトリウムとの反応により過酸を形成するO−ア シル−又はN−アシル化合物、殊にTAED、SNOBS及びそのイソノニル類 似体、TAGU及び糖エステルである。蛍光増白剤は例えば置換アミノスチルベ ン及び殊にトリアジンアミノスチルベンであるのが好適である。酵素は、アミラ ーゼ、中性又はアルカリ性プロテアーゼの群からのものであってよい。それぞれ 市場で入手可能なリパーゼ、エステラーゼ及びセルラーゼが選択されうる。軟化 剤は例えば、長鎖4級アンモニウム塩及び/又は高分子量のポリエチレンオキシ ドと場合により一緒の水不溶性3級アミンである。プロセス助剤は通常、硫酸ナ トリウム及び/又は硫酸マグネシウムである。しかし濃縮組成物又は超濃縮組成 物中では、プロセス助剤は最高5重量%の比較的低い割合であり、伝統的な組成 物では、その割合は20〜40重量%である。 本発明の漂白及び洗剤組成物は通常の方法で、例えば、予備混合物又は予備処 方物として通常、予備処理されていてもよい所望の成分と粒子状の過炭酸ナトリ ウムとを乾燥混合することにより製造することができる。 本発明の方法並びに本発明の方法で製造される過炭酸ナトリウムは次の利点を 特徴とする: 本発明により、10〜15.2重量%の変動可能な活性酸素含有率を有する、 殊に>14.5〜15.2重量%の高い活性酸素含有率を有する主に均一なPC S−粒子もしくは顆粒をバッチ法で又は連続的に製造するための簡単かつ経済的 に実施可能な方法が提供される。本発明の方法は省エネルギー的に運転される。 それというのも、一方では、反応の間に、冷却エネルギーが必要なく、温度は通 常の水冷却のみで制御することができ、かつ他方では、生成物を乾燥させるため に、僅かのみの水を蒸発させればよいためである。いわゆる湿式法(結晶化方法 )とは逆に、本発明では塩化物不含のPCS生成物が生じ、これにより、装置内 での腐食の危険性が回避される。湿式法とは逆に、本発明の方法では、廃棄すべ き排水が生じない;これに対して湿式法では、過酸化水素及び塩化物を含有する アルカリ性排水が生じ、加えてこれは廃棄する場合に更に中和し、かつ場合によ り過酸化水素割合を更に低下する必要がある。PCS中僅かに約10重量%の活 性酸素含有率が可能であるいわゆる乾式法に対して、本発明の方法によると、1 0〜15.2重量%及び殊に>14.5〜15.2重量%の変動可能な活性酸素 含有率を調整することができる。PCS−生成物中の活性酸素含有率は、規定の ソーダ一水化物を用いる本発明による乾式法では、良好に調節可能であり、かつ それぞれの市場の要求もしくはそれぞれの製品に合わせることができる。本発明 の乾式法は、殆ど損失のない過酸化水素の使用を、従って実質的に完全な活性酸 素収量を保証する;高価なH22過剰は従って回避され、ソーダ一水化物とH2 2との反応はほぼ化学量論的に実施することができる。加えて、本発明の方法 で製造されたPCSは高い均質性及び純度を特徴とする。本発明により得られる PCS−粒子は従って、有利な安定性を有する。この方法には非常に柔軟性があ る。それというのも、従来技術の乾式法とは逆に(この場合、管状反応器が使用 される)、自体慣用の混合及び乾燥機装置中で実施することができるためである 。本発明の方法の柔軟性は、断続的にだけではなく、連 続的方法においても、良好に調節可能に実施することができることにおいても際 立っている。 次の例は、本発明を詳述するのに役立つが、その際、本発明はその例により制 限されない。表及び文中の%表示は通常、重量%表示である。 例 例1: ソーダ一水化物へのソーダの状態調節 ソーダ一水化物を製造するために、軽量ソーダをジャケットヒーター(水浴、 99℃)を備えたLoedige−実験室用ミキサーで状態調節した。このために、ソ ーダ2000gをミキサー中に充填し、かつ低い回転数(約20U/分)で15 分予備加熱した。その後、ミキサーの回転数を約120U/分に高め、次いで沸 騰水を520gの量で迅速に添加した。約35分の滞留時間の後に生成物をミキ サーから取り出した。ソーダ一水化物への反応の調節をDSC−分析及び全アル カリ性の滴定により行った。 ソーダ一水化物6装入量を製造した(例3参照)。一般的な方法条件並びに得 られたソーダ一水化物生成物の平均分析結果を次の第Ia及びIb表に記載した 。第Ia表: (Na2CO3・H2O)への状態調節 第Ib表:ソーダ一水化物の分析及び特性 (ソーダから状態調節により取得) 例2: 過炭酸ナトリウムの製造 例1でそれぞれ製造されたソーダ一水化物を続いて、過酸化水素と反応させて 過炭酸ナトリウムにした。このために、秤量ソーダ一水化物(約2000g)を ニーダー機器を備えたミキサー(Loedige-Mischer)に充填した。秤量導入され たソーダ一水化物1モル当 たり、水性過酸化水素(60重量%)1.5モルを秤量し、かつTurpinal SL( 60重量%)を添加することにより安定化した(量:H22(100%)に対し てTSL(100%)5.75重量%)。こうして安定化された過酸化水素溶液 を2成分ノズルを介してLoedigeミキサー中に噴霧導入した。噴霧時間は、約1 20U/分のミキサーの回転数で約13分であった。反応の際に温度を調節する ために、ミキサーを供給水を備えたジャケットで冷却した。反応の後に、生成物 をミキサーから取り出し、かつ80℃で空気循環乾燥キャビネット中で乾燥させ た。最終生成物中の含水率もしくは活性酸素含有率が所望の値(<約0.2重量 %;Sartoriusによる水測定)に達したら直ちに、乾燥を終えた。生じた過炭酸ナ トリウム生成物の冷却の後に、PCSに慣用の分析による品質調整を行った。 総じて、例1からソーダ一水化物6装入量を前記と同様に反応させた。反応実 験の一般的な条件及び得られた過炭酸ナトリウム−平均分析結果は次の第IIa 及びIIb表中にまとめた。 例3: 状態調整及びPCS−製造のための他の実験 例1及び2と同様に、ソーダ一水化物からPCSを製造するための他の実験を 実施した。個々の方法条件及びエダクト及び生成物の特性は次の第III表にま とめた。第IIa表: ソーダ一水化物と過酸化水素との過炭酸ナトリウムへの反応 第IIb表:本発明により製造された過炭酸ナトリウムの分析及び特性 第III表:状態調節及びPCS製造のための更なる実験 状態調節:過酸化水素その反応 状態調節:過酸化水素その反応 状態調節:過酸化水素その反応 例4 コンパクト化及び乾式顆粒化 例2もしくは3で製造された微結晶過炭酸ナトリウムをコンパクト化し、引き 続き乾式顆粒化する。コンパクト化をAlexader−Werke杜の、乾式顆粒装置を備 えたWP−50 N/75タイプのコンパクト化装置で実施し、その際、この装 置は、プレスされた生成物を引き続き微粉砕(顆粒化)することを伴う乾燥粉末 形又は微結晶生成物の連続的圧縮のために好適である。コンパクト化により得ら れた突起状体の顆粒化は、様々な篩いの組み込みにより調節することができた。 このために、2.00、1.25及び1.00mmのメッシュ幅を有する篩い挿 入物を使用することができた。 例2もしくは3で製造された過炭酸ナトリウムの他に比較のために、従来技術 の結晶法により取得された過炭酸ナトリウムもコンパクト化し、かつ乾式顆粒化 した(このPCSの平均粒度はd=500μmであった)。所望の場合には、コ ンパクト化のために、ステアリン酸ナトリウム粉末1.0重量%を使用過炭酸ナ トリウムに添加した。これにより必要な場合には、ローラー表面からの突起状体 の剥離特性を改善することができた。突起状体を次いで、備え付けのかき取り器 を用いずに取り出した。粒度測定はステアリン酸ナトリウムにより悪影響を受け なかった。 有利な方法条件を見つけるために、予備実験で先ず 一定の生成物供給で、ロールのプレス圧力を段階的に25〜120バールに高め た。高い圧力で調整された突起状物は1.25mm篩い挿入物を介して良好に顆 粒化することができた。従って顆粒は、十分な強度を有するほぼ平行六面体形に 形成された粒子からなった。50バール未満では、顆粒化の際に容易に粉末に分 解するやや壊れやすい突起状物が生じた。生成物供給を高めることにより、厚い 突起状体が生じるが、これはプレス圧を高めると一層強く、ロールから剥がれる 。従って、50〜100バールのロールプレス圧が有利な方法条件と判明した。 前記のコンパクト化及びメッシュ幅1.25mmの篩い挿入物を介しての顆粒 化で製造された、650μm(もしくはステアリン酸添加時に873μm)の平 均粒径を有する過炭酸ナトリウムからなる粗大粒子状顆粒を、その特性に関して 調べた。顆粒生成物は低い磨滅率(<5もしくは<8%ISO5937)、低い 乾燥安定性損失(105℃、2時間で6%)及び高い溶解速度(15℃、1分後 に99%)を有した。本発明で製造された過炭酸ナトリウムのタップ重量は0. 87g/mlもしくはステアリン酸ナトリウムの添加時で0.93g/mlであ った。マイクロカロリメーターによる測定結果(LKB)及びゼオライト試験に よると、本発明で製造されたPCS−顆粒は、洗剤ベース中で有利な貯蔵安定性 を示した。マイクロカロリ メーターによる測定で、本発明で製造された過炭酸ナトリウムに関して、49μ W/gもしくは57μW/g(ステアリン酸ナトリウム添加時)の値が判明し、 かつゼオライトテストでは、残留酸素含有率は、約50%もしくはステアリン酸 ナトリウム添加時で56%(それぞれ標準としてのPBS−1と比較して測定) であった。概要のために、ステアリン酸塩を用いた、かつ用いない通常の過炭酸 ナトリウム(結晶法により取得されたもの、もしくはそのコンパクト化されたも の)及び本発明により製造された過炭酸ナトリウム−生成物の詳細な分析結果を 次の第IV表にまとめた。第IV表:本発明で製造された過炭酸ナトリウムの特性及び比較実験 4.1=コンパクト化後の本発明によるPCS 4.2=ステアリン酸ナトリウム添加を伴うコンパクト化後の本発明によるPCS V1 =比較実験:市販のPCS(結晶化法により製造)の特性 V2 =比較実験:VIと同じPCS。但し、付加的なコンパクト化後 )全てオリジナル試料;ふるい分けフラクションなし★★ )LKB−値測定(ゼオライト含有洗剤ベース) 混合比過炭酸塩20重量%及び洗剤ベース80重量% 注: PCS=過炭酸ナトリウム Avox=活性酸素(含有率) Turpinal SL(TSL)=1−ヒドロキシエタン−1,1−二リン酸(HED P)の60重量%水溶液; ペルオキシドのための安定剤 水ガラス=ケイ酸ナトリウムの36重量%水溶液(Na2O8重量%;SiO2 25.5重量%) IFB=集積流動床 h=時間 min.=分 mmWS=mm水柱 P、dP=圧力、圧力差 U/min=1分間あたりの回転数 DSC=示差走査熱分析。DSCはエネルギー消費又は排出を伴う全てのプロ セス、即ち吸熱及び発熱相転位を含む。 LKB=熱流測定;この熱流測定では、等温測定条件で現れる熱流が、活性酸 素含有生成物の安定性に関して得られる;活性酸素含有生成物が洗剤成分と共に 混合されて存在する試料での熱流測定が行われる場合には殊に、洗剤成分の存在 下での生成物の安定性も測定することができる。熱流測定は、LKB2277 B io Activity Monitor中で、40℃で、20時間に亙り実施した。測定された熱 流が低いほど、活性酸素含有生成物の洗剤ベース中での安定性は高いか、もしく はそれぞれのPCS−粒子が安定である。 Avox損失、Avox安定性、安定損失=製造された過炭酸ナトリウムの化 学的安定性を決めるために、活性酸素損失(Avox安定性)を測定した。この ために、生成物を105℃に2時間加温し、かつ分解による活性酸素の損失を測 定した。活性酸素の測定を慣用の滴定法により行った。 H2O(Sartorius)=それぞれ7.5g(秤量);試験温度60℃;試験終了 :<5mg/90秒 ゼオライト試験=生成物10g及びゼオライトA10g(分子篩2〜3μm、 Aldrich製)を混合する;32℃及び相対空気湿度80%で開放ペトリ皿中で4 8時間貯蔵する;ゼオライトデータ=貯蔵後の試料の残留Avoxを貯蔵後の標 準PBS−1の残留Avoxで割る(PBS−1=過ホウ酸ナトリウム−一水化 物) 磨滅試験=磨滅測定をISO5934により行った;即ち重量測定により、試 料を立てロールを用いて圧力空気により流動させる際に生じる<150μmの微 粒子の量を測定した。生じた微粒子の全量に対する割合により磨滅に関するパー セントが判明する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID,IL ,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC, LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,M K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ, TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,Y U,ZW (72)発明者 ヘルムート ホーニッヒ ドイツ連邦共和国 ゲレツリート クラン ツルシュトラーセ 14 (72)発明者 ガブリエレ ヴァゼム ドイツ連邦共和国 ハウゼン アウフ デ ア ヘルト 8

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 過炭酸ナトリウム(PCS)の製法において、第1の工程(=反応工程)で 、軽量ソーダの形を状態調節することにより得られる固体のソーダ一水化物と、 過炭酸ナトリウム中に所望の活性酸素含有率に対してほぼ化学量論的量の50〜 70%過酸化水素水溶液とを、反応温度最大80℃で、混合装置中、迅速にかつ 激しく十分に混合しながら反応させて、湿潤過炭酸ナトリウムからなるペースト 状又は泥状物質にし、かつこれを乾燥する方法により過炭酸ナトリウムを製造し 、第2の工程(=コンパクト化/乾式顆粒化工程)で、乾燥後の、第1の工程で 得られた過炭酸ナトリウムを望ましい場合には滑剤、有利にアルカリ金属及び/ 又はアルカリ土類金属ステアリン酸塩1重量%までを添加してコンパクト化して 突起状物にし、かつ続いてこの突起状物を、破砕及び篩がけによる乾式顆粒化で 、活性酸素含有率10〜15.2重量%、有利に>14.5〜15.2重量%及 びタップ重量0.85〜1.1kg/l及び平均粒径550〜1.100μmの 範囲の所望の粒子パラメーターを有する過炭酸ナトリウム顆粒の状態にすること を特徴とする、過炭酸ナトリウムの製法。 2. 発熱反応の間の反応温度を室温〜最大80℃、有 利に20℃以上〜最大80℃の範囲に保持する、請求項1に記載の方法。 3. 理論実験式Na2CO3×1.5H22を有する過炭酸ナトリウムに対して、 ほぼ化学量論的量、有利に1.49〜1.52モル(H22)の過酸化水素水溶 液を使用する、請求項1に記載の方法。 4. 55〜65重量%過酸化水素水溶液を使用する、請求項1に記載の方法。 5. 過酸化水素水溶液を、ノズル、有利に二成分ノズルを介して、固体ソーダ一 水化物を予め装入されたミキサー中に配量導入する、請求項1に記載の方法。 6. タップ重量0.50〜0.55kg/lを有する軽量ソーダから状態調節に より得られた固体ソーダ一水化物を使用する、請求項1に記載の方法。 7. タップ重量0.50kg/l未満の超軽量ソーダから状態調節により得られ た固体ソーダ一水化物を使用する、請求項1に記載の方法。 8. ソーダ一水化物と過酸化水素水溶液との反応を可能なかぎり迅速に、強力ミ キサー中で実施する、請求項1に記載の方法。 9. コンパクト化を最低50バール〜最高150バールの圧力で、有利に80〜 120バールの圧力で圧縮する、請求項1に記載の方法。 10.平均粒径600μm以上、有利に640〜100 0μmを有する過炭酸ナトリウム顆粒を製造する、請求項1に記載の方法。 11.タップ重量0.93〜1.1kg/lを有する過炭酸ナトリウム顆粒を製造 する、請求項1に記載の方法。 12.ステアリン酸ナトリウム及び/又はステアリン酸マグネシウムを1重量%ま で添加してコンパクト化する、請求項10又は11に記載の方法。 13.製造及び/又は顆粒化の際に場合により添加される顆粒助剤を除いて算出し て>14.5〜15.2重量%の活性酸素含有率を有し、かつ1分後に最低95 %及び2分後に最低99%の溶解速度(それぞれ標準条件:2g、15℃)を有 することを特徴とする、過炭酸ナトリウム(PCS)。 14.製造及び/又は顆粒化の際に場合により添加される顆粒助剤を除いて算出し て>14.5〜15.2重量%の活性酸素含有率を有し、かつ約155℃以上の 、殊に159〜162℃の範囲の発熱DSCピークを示すことを特徴とする、過 炭酸ナトリウム(PCS). 15.製造及び/又は顆粒化の際に場合により添加される顆粒助剤を除いて算出し て>14.5〜15.2重量%の活性酸素含有率を有し、かつ標準条件(105 ℃、2時間)で測定して、6.2%以下、有利に3.4〜5.1%の安定損失を 示すことを特徴と する、過炭酸ナトリウム(PCS)。 16.平均粒径550〜1100μm)有利に640〜1000μmを有する、請 求項13から15のいずれか1項記載の過炭酸ナトリウム。 17.タップ重量0.85〜1.1kg/lを有する、請求項13から15のいず れか1項記載の過炭酸ナトリウム。 18.5%未満の磨滅率(標準条件下に測定)を有する、請求項16又は17に記 載の過炭酸ナトリウム。 19.顆粒化の際に添加される、アルカリ金属ステアリン酸塩又はアルカリ土類金 属ステアリン酸塩の群からの滑剤を1重量%まで含有し、かつタップ重量0.9 3〜1.1kg/lを有する、請求項13に記載の過炭酸ナトリウム。 20.8%未満の磨滅率(標準条件下に測定)を有する、請求項19に記載の過炭 酸ナトリウム。 21.請求項1から12のいずれか1項記載の方法により得られる、請求項13か ら20のいずれか1項記載の過炭酸ナトリウム。 22.請求項1から12のいずれか1項記載の方法により、コンパクト化/乾式顆 粒化の際に滑剤を添加することなく得られ、かつ標準条件(105℃、2時間) 下に測定して6.2%未満の安定損失を有する、請求項13から15のいずれか 1項記載の過炭酸ナトリウム。 23.請求項1から12のいずれか1項記載の方法により、コンパクト化/乾式顆 粒化の際に滑剤を添加することなく得られ、かつ平均粒径550〜1100μm 、有利に640〜1000μmを有する、請求項13から15のいずれか1項記 載の過炭酸ナトリウム。 24.請求項1から12のいずれかに記載の方法により、コンパクト化/乾式顆粒 化の際に滑剤を添加することなく得られ、かつタップ重量0.85〜1.1kg /lを有する、請求項13から15のいずれか1項記載の過炭酸ナトリウム。 25.5%未満の磨滅率(標準条件)を有する、請求項23又は24に記載の過炭 酸ナトリウム。 26.請求項1から12のいずれか1項記載の方法で、コンパクト化/乾式顆粒化 の際に1重量%までの滑剤を添加して、有利にアルカリ金属ステアリン酸塩及び /又はアルカリ土類金属ステアリン酸塩を添加して得られ、かつ活性酸素含有率 14.5重量%以上、有利に14.8重量%以上及び安定損失最高12.0(標 準条件:105℃、2時間で測定)を有する、請求項13又は14に記載の過炭 酸ナトリウム。 27.請求項1から12のいずれか1項記載の方法で、コンパクト化/乾式顆粒化 の際に1重量%までの滑剤を添加して、有利にアルカリ金属ステアリン酸塩 及び/又はアルカリ土類金属ステアリン酸塩を添加して得られ、かつ活性酸素含 有率14.5重量%〜15重量%、有利に14.8重量%〜15.0重量%及び 平均粒径800〜1000μmを有する、請求項13又は14に記載の過炭酸ナ トリウム。 28.請求項1から12のいずれか1項記載の方法で、コンパクト化/乾式顆粒化 の際に1重量%までの滑剤を添加して、有利にアルカリ金属ステアリン酸塩及び /又はアルカリ土類金属ステアリン酸塩を添加して得られ、かつ活性酸素含有率 14.5重量%〜15重量%、有利に14.8重量%〜15.0重量%及びタッ プ重量0.93〜1.1kg/lを有する、請求項13又は14に記載の過炭酸 ナトリウム。 29.最高8%の磨滅率(標準条件下に測定)を有する、請求項27に記載の過炭 酸ナトリウム。 30.固体漂白剤又は洗剤組成物において、請求項13から29のいずれか1項記 載の過炭酸ナトリウム0.5〜40重量%、有利に5〜25重量%及び、次の群 :界面活性剤、ビルダー、漂白活性剤、過酸漂白剤前駆体、酵素、酵素安定剤、 再汚染防止剤及び/又は相容化剤、錯体及びキレートビルダー、セッケン泡調節 剤及び添加物、例えば蛍光増白剤、乳白剤、腐食防止剤、静電気防止剤、染料、 殺菌剤からの、漂白剤又は洗剤組成物中で慣用の処方剤及び助 剤99.5〜60重量%、有利に95〜75重量%を含有することを特長とする 、固体漂白剤又は洗剤組成物。 31.ゼオライトの群からのビルダーの存在下に請求項13から24のいずれか1 項記載の過炭酸ナトリウムを含有する、請求項30に記載の漂白剤及び洗剤組成 物。 32.コンパクト洗剤組成物である、請求項30又は31に記載の漂白剤及び洗剤 組成物。
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