JP2001506193A - 生の丸い木および切った材木を貯蔵および保存する方法 - Google Patents

生の丸い木および切った材木を貯蔵および保存する方法

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JP2001506193A JP52719698A JP52719698A JP2001506193A JP 2001506193 A JP2001506193 A JP 2001506193A JP 52719698 A JP52719698 A JP 52719698A JP 52719698 A JP52719698 A JP 52719698A JP 2001506193 A JP2001506193 A JP 2001506193A
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ウェーバー,アンドレアス
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テヒニシェ ウニヴェルジテット ドレスデン
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、気密で光密な封をするためのカバーに収容される生の丸い木および切った材木を貯蔵および保存する方法に関する。このカバー内の酸素はまだ生きているキノコ、細菌、木の細胞の呼吸過程によって分解され、これにより、CO2やH2Oが形成される。発酵過程もまた有機酸およびCO2に変えられるヘミセルロースおよび糖類の分解を導く。全貯蔵期間の3日から10日の調整期間の後のカバー内の酸素含有量は0.1体積%より少なく、CO2含有量は21体積%から40体積%よりも多く増加する。この方法は、消耗または環境へのダメージなしに長い期間にわたって生の丸い木および切った材木の貯蔵を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 生の丸い木および切った材木を貯蔵および保存する方法 技術分野 本発明は、軟材および硬材などの生の丸い木および切った材木を長期間にわた って品質を損なうことなく貯蔵および保存する方法に関する。 背景技術 従来の一般的な保存方法は、主として、空気がない状態で加熱により殺菌する (ビン詰め、カン詰め)か、または乾燥状態で二酸化炭素によりガス処理する( 害虫に対する穀物の保護)か、または特別な組成の保護ガスで処理する(窒素/ 二酸化炭素雰囲気下での果実の貯蔵および熟成)か、または純粋な窒素下で昆虫 を除去する(着色料が二酸化炭素により損なわれる木物品の修復)食品に関連す る。 従来の生の丸い木を保存する際に特に使用される方法は、水による貯蔵または 水の散布に基づくものである。100%以上の高い木の湿度にすることは菌の成 長を阻止するためである。欠点は、多くの水の消費、および菌の害(ならたけ種 )で生じる木のスタック内の種々の湿分と結合した木が含有する物質による地下 水の汚染である。 さらに、殺虫剤および殺菌剤により丸い木および切った材木は一 時的には保存できるが、化学殺虫剤は自然および人体への危険と結びついている 。 安全な保存を可能にする方法は可能な限り木を加工し乾燥することである。し かし、このことは、多量の丸い木(災厄や風による倒木)に対する迅速な処理を 可能にするために、高価な加工および乾燥能力の準備を余儀なくさせるものであ る。 生の丸い木を乾燥スタック中に保存する試みも同様に知られている。しかし、 この方法は菌および昆虫の害という大きな危険を有している。 菌の培養により木の性質に作用させる方法がドイツ特許公開第28 57 3 55号公報および同第34 34 551号公報から知られている。 ドイツ特許公開第28 57 355号公報によれば、微生物の作用により軟 材を微生物学的に変化させる方法が知られている。微生物により軟材が選択的に 変化され、温度、木の湿分含有量、O2含有量およびCO2含有量が微生物を考慮 して制御される。 ドイツ特許公開第34 34 551号においては、木材分解性菌による処理 によって丸い材は所望の変色を生じる。変色は菌培養の行われた場所で生じる。 有利な境界層の形成を伴う多くの木材の成育の提案も記載されている。 文献AFZ19/1992、1024頁〜1025頁には、保護ガスにより木 を保存するための実験が報告されている。この実験においては、標準寸法の木が サイロフィルムで包装されている。スタックは窒素および二酸化炭素でガス処理 され、それぞれの場合、そのガス体積はそれぞれ木の体積の約3倍量か必要であ る。同時に、 酸素含有量は4〜5%に低下し、長期間にわたり(6カ月より長い)この量は維 持される。スタックを開けた後、木上で菌のカバーを確認し、これは拮抗作用に 帰せられ、拮抗作用した菌の促進により木分解性菌の害を阻止できることを示し ている。欠点は、上記のようなガス処理が要求されることおよび酸素の残量が比 較的多いことである。 発明の開示 本発明の目的は、殺菌、湿潤、乾燥、または特別な保護ガスによる処理を予め しなくても、長期間にわたり品質および強度特性が低下することなく、らゆる種 類の生の丸い木または切った材木を貯蔵することができる方法を開発することで ある。 この問題は請求の範囲第1項に記載の特徴によって解決される。 発明の有利な展開は従属項から明らかである。 まず、驚くべきことに、皮を剥離し湿った木は交換の少ない雰囲気下ではカビ が生えたり腐敗したりしないことが確認される。しかし、本発明にとって重要な ことは、菌や細菌の物質代謝過程により、また生の丸い木または切った材木を通 してカバーの中に保存される生きている木の細胞の呼吸過程により、ぼとんど無 酸素でかつ二酸化炭素の蓄積された雰囲気を生じるということである。 文献AFZ19/1992、1024頁〜1025頁に示されている見解に反 して、木を分解する菌の成長を妨げるという菌による拮抗作用は、決定的に重要 なことではない。おそらく、0.1体積%よりも極めて少ない酸素含有量が長期 の貯蔵の可能性に対して本質的なものである。 このように少ない酸素含有量は、CO2およびをH2Oを放出させ、O2の消費 より終了する果実の貯蔵の際の通常の呼吸過程の後に別のサイクルが開始すると いうことにより達成される。この際に追加的にCO2が放出される発酵過程が生 じるので、CO2の量はさらに高められる。 発酵過程の開始は、本発明において(果実の貯蔵とは異なり)本質的に有利で ある。易溶性糖類だけが分解されるので、セルロース分解およびリグニン分解が 生じるようにはみえない。従って、丸い木または切った材木の強度は保存された ままである。 外気から遮断した後に始まる生物工学的過程はカバーでの空気の体積を最小に することにより促進することができる。 外気からの遮断をするためには、カバー、有利には拡散抵抗の大きいプラステ ィックフィルムを使用する。漏洩の危険を避けるためにフィルムを二層にして用 いることができる。フレキシブルフィルムの利点は空気の体積を最小にできるこ とである(フィルムが木または材木のスタックを密に取り巻くまで吸引する)。 しかしながら、外気からの遮断は、特に調整された貯蔵ホール、コンテナ、カ ーゴ容器、覆った穴、サイロ、または採鉱トンネル内でも達成できる。 木または材木を取り出すために気密カバーを短時間開放した後、再度遮断した 後のほとんど無酸素の雰囲気が数日以内に再び生じる。微生物は、季節に無関係 に、それらにとって満足な状態を再度生じさせることができる。さらに、多孔体 としての木中に貯蔵され木中に結合した水に溶解しているCO2が、新たなガス 平衡を生じるために再び放出される。 フィルム貯蔵の際に、個々の幹の高価な(ベニヤ)木の場合に木または材木の スタックの外気からの遮断は、カバーフィルムの二重溶接により、またはそれぞ れ接着により、またはフィルムがしっかりと巻かれ、巻き戻りに対してクリップ で固定されている木のストリップによって互いに表面にまっすぐになっているフ ィルムのウェブを締めることによって達成される。 本発明方法の本質的な利点は追加的ガス処理をせずに保存貯蔵ができることで ある。 以下のいくつかの実施例により本発明をさらに詳しく説明する。 図面の簡単な説明 第1図は溶接または接着したそれぞれ二重フィルムカバーを有する多数の丸い 木の配置を示す図である。 第2図は溶接または接着したそれぞれ二重フィルムカバーを有する1つの丸い 木を示す図である。 第3図はフィルムの端でのクランプデバイスを示す図である。 第4図は外気からの遮断下での貯蔵中のガス発生の変化を示す図である。 第5図は酸素排除下における貯蔵後の貯蔵経過中の曲げ強度を未処理サンプル およびDIN値と共に示す図である。 発明を実施するための最良の形態実施例1 二層で二重にしたフィルムを平らな面上に伸ばし、15〜25cmの直径群で 、木の皮を剥離していない30m3のトウヒをそれら の上に置いた。2本の測定フレキシブル管を無圧でスタック内に置き、隔壁固定 ネジでフィルムに固定する。続いて、第1図のように、突出したフィルムをスタ ック上に引き寄せ、2つのフィルム(互いに別々になっている)を二重溶接継目 で溶接する。酸素含有量は夏では約3日後、冬では約10日後に0.1%よりさ らに減少する。二酸化炭素含有量は約40%になる(第4図参照)。24か月の 貯蔵期間後に青いしみ、赤いストリップもならたけ種の成長も認められなかった 。DIN52186により測定した曲げ強度は、貯蔵後には生の比較サンプルの それよりも低くはなかった(第5図参照)。実施例2 1m3の松の木を第2図のように二重にしたフィルムによりカバーした。2つ のフィルムはその端部をストリップの間で平らにクランプし、これらのストリッ プをぴんと張って巻き付けた。こうして生じた構成は巻き戻りに対してクリップ により確保される。従って、現場で有用な手段により溶接せずに、ガス雰囲気の 調整条件を作ることができる。実施例3 第3図のように、平均直径35cm、長さ3mのカエデベニヤ板の幹を二重で 層状にしたフィルムで巻いた。板の前面近くにそれぞれ隔壁固定ネシを取り付け る。続いてフィルムを二重溶接する。2週間後に雰囲気は、酸素が0.1%より 少なく、二酸化炭素含有量が30%に達するようになる。実施例4 生の丸い木を損傷なしで海外輸送するために、木をできるだけ容 器スペースを満たすように気密に密閉された容器に貯蔵する。容器は隔壁により 水密に密閉できるので、気密または密閉ハッチにより上方側だけを外気から遮断 すればよい。調整期間を短縮するために、最初のガス処理として船舶用ジーゼル エンジンの燃焼ガスを容器に管を通して導入する。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年12月14日(1998.12.14) 【補正内容】 時的には保存できるが、化学殺虫剤は自然および人体への危険と結びついている 。 安全な保存を可能にする方法は可能な限り木を加工し乾燥することである。し かし、このことは、多量の丸い木(災厄や風による倒木)に対する迅速な処理を 可能にするために、高価な加工および乾燥能力の準備を余儀なくせるものである 。 生の丸い木を乾燥スタック中に保存する試みも同様に知られている。しかし、 この方法は菌および昆虫の害という大きな危険を有している。 菌の培養により木の性質に作用させる方法がドイツ特許公開第28 57 3 55号公報および同第34 34 551号公報から知られている。 ドイツ特許公開第28 57 355号公報によれば、微生物の作用により軟 材を微生物学的に変化させる方法が知られている。微生物により軟材が選択的に 変化され、温度、木の湿分含有量、O2含有量およびCO2含有量が微生物を考慮 して制御される。 ドイツ特許公開第34 34 551号においては、木材分解性菌による処理 によって丸い材は所望の変色を生じる。変色は菌培養の行われた場所で生じる。 有利な境界層の形成を伴う多くの木材の成育の提案も記載されている。 米国特許第2,617,202号によれば、木のブラックオークの生の切った 材木を3日から5日間貯蔵し、スタック全体または材木のスタックの上部だけを プラスチックフィルムを用いて覆っているが、このため、木の加熱により発酵過 程が行われる。続いて、第2の過程段階において各板が地上に置かれ、規則的な 間隔で回転さ れるが、このために緩やかな乾燥が可能であり、従って望ましくない亀裂の形成 が避けられる。 文献:Mahler,G著「保護ガスによる木の保存」、AFZ47(199 2)、19、1024頁〜1025頁には、保護ガスにより木を保存するための 実験が報告されている。 酸素含有量は4〜5%に低下し、長期間にわたり(6カ月より長い)この量は維 持される。スタックを開けた後、木上で菌のカバーを確認し、これは拮抗作用に 帰せられ、拮抗作用した菌の促進により木分解性菌の害を阻止できることを示し ている。欠点は、上記のようなガス処理が要求されることおよび酸素の残量が比 較的多いことである。 発明の開示 本発明の目的は、殺菌、湿潤、乾燥、または特別な保護ガスによる処理を予め しなくても、長期間にわたり品質および強度特性が低下することなく、らゆる種 類の生の丸い木または切った材木を貯蔵することができる方法を開発することで ある。 この問題は請求の範囲第1項に記載の特徴によって解決される。発明の有利な 展開は従属項から明らかである。 まず、驚くべきことに、皮を剥離し湿った木は交換の少ない雰囲気下ではカビ が生えたり腐敗したりしないことが確認される。しかし、本発明にとって重要な ことは、まだ生きている木の細胞の呼吸過程により、また生の丸い木または切っ た材木を通してカバーの中に保存される菌や細菌の物質代謝過程により、ほとん ど無酸素でかつ二酸化炭素の蓄積された雰囲気を生じるということである。 気密カバーは、一方では外部から酸素を侵入させず、他方ではこのカバーから の二酸化炭素の生成を生じさせないことを確保している。 文献:Mahler,G著「保護ガスによる木の保存」、AFZ47(199 2)、19、1024頁〜1025頁に示されている 請求の範囲 1.生の丸い木または切った材木をカバーの中に貯蔵し、これにより菌、細菌の 発酵過程およびまだ生きている木の細胞の呼吸過程を促進して生の丸い木および 切った材木を貯蔵および保存する方法において、 生の丸い木または切った材木を絶対的に気密で光密なカバー中に貯蔵し、これ により、全体の貯蔵期間中の3日から10日の調整期間後に前記カバー内の酸素 含有量が0.1体積%よりも少なくなり、CO2含有量が21体積%〜40体積 %よりも多くなり、木分解性菌の成長を大いに排除することを特徴とする方法。 2.生の丸い木または切った材木を気密で光密なカバー内に貯蔵することを特徴 とする請求の範囲第1項に記載の方法。 3.CO2による追加的ガス処理によって前記調整期間を短縮することを特徴と する請求の範囲第1項または第2項に記載の方法。 4.呼吸過程および発酵過程の前に前記カバー内の空気の体積を最小にすること を特徴とする請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記載の方法。 5.硬いまたはフレキシブルな覆いをカバーとして使用し、周囲に対して前記覆 い内のスペースを気密および光密に封をすることを特徴とする請求の範囲第1項 〜第4項のいずれか1項に記載の方法。 6.大きな拡散抵抗を有する単一または二重の耐紫外線プラスチックフィルムを カバーとして使用することを特徴とする請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1 項に記載の方法。 7.その黒色の内部表面が光の侵入を阻止し、従って菌類の成長を 妨げ、その白色の外部表面が太陽光線を反射するような二層フィルムを使用する ことを特徴とする請求の範囲第6項に記載の方法。 8.前記フィルムがそれぞれ別々にまたは同時に二重の溶接継目で溶接されこと を特徴とする請求の範囲第6項または第7項に記載の方法。 9.前記フィルムが互いに接着されていることを特徴とする請求の範囲第6項ま たは第7項に記載の方法。 10.前記フィルムが互いに表面で平らに置かれ、2つのストリップの間でクラ ンプされており、前記ストリップをぴんと張って巻き付け、クランプデバイスで 固定することを特徴とする請求の範囲第6項または第7項に記載の方法。 11.前記フィルムを貫通するガス測定フレキシブル管は、隔壁固定ネジを用い て前記フィルムに取り付けられることを特徴とする請求の範囲第6項〜第10項 のいずれか1項に記載の方法。 12.前記カバーの中の延長管に隔壁固定ネジが設けられており、前記カバーの 内部スペースの対向側に管端部が見えるように位置していることを特徴とする請 求の範囲第5項または第11項に記載の方法。 13.迅速な接続結合部を介してガス測定フレキシブル管に測定器が連結され、 この測定器によって貯蔵の経過がガス組成を通してチェックすることができるこ とを特徴とする請求の範囲第12項に記載の方法。 14.硬い覆いとしてコンテナまたは容器を使用することを特徴とする請求の範 囲第5項に記載の方法。 15.前記コンテナまたは容器に輸送手段または常設装置の燃焼工 程からの燃焼ガスを供給することを特徴とする請求の範囲第14項に記載の方法 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 フォルストリヒェ フェアズーフス−ウン ト フォルシュングザンシュタルト バー デン−ヴュルッテムベルク ドイツ連邦共和国 デー―79100 フライ ブルク,ヴォンハルデシュトラーセ 4, アブタイルンク アルバイトシュヴィルト シャフト ウント フォルストベヌッツン ク (72)発明者 マーラー,ゲロルド ドイツ連邦共和国 デー―79199 キルヒ ツァルテン,ブロッドベックシュトラーセ 10 (72)発明者 リヒター,クリストフ ドイツ連邦共和国 デー―01737 ターラ ント,オピッツェア ヴェーク 20 (72)発明者 グロス,マーティン ドイツ連邦共和国 デー―79108 フライ ブルク,ロイテバッハガーセ 40 (72)発明者 ウェーバー,アンドレアス ドイツ連邦共和国 デー―01737 クロル ト ハールタ,アム ハールテベルク 17 (72)発明者 マイアー,トマス ドイツ連邦共和国 デー―79194 グンデ ルフィンゲン,ゲヴェルベシュトラーセ 30 (72)発明者 ケーニッヒ,ユルゲン ドイツ連邦共和国 デー―01737 ターラ ント,ヴァイシゲア ヘーヘ 5 ベー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.生の丸い木または切った材木を気密および光密にしたカバーの中に置き、 前記カバー中に存在する酸素を、菌、細菌の呼吸過程および発酵過程ならびに なお生存している木の細胞の呼吸過程により分解し、これによりCO2、H2Oお よび有機酸を生成し、ここでヘミセルロースおよび糖類が本質的に代謝され、 そして、これにより全体の貯蔵期間中の3日〜10日の調整期間後に前記カバ ー内の酸素含有量が0.1体積%より少なく、CO2含有量が21体積%〜40 体積%よりも多くなるように生の丸い木および切った材木を貯蔵および保存する 方法。 2.前記調整期間を短縮するために、CO2による追加的ガス処理によって、C O2含有量を貯蔵開始直後に21体積%以上に調整することを特徴とする請求の 範囲第1項に記載の方法。 3.呼吸過程および発酵過程の開始前に前記カバー中の空気の体積を最小にする ことを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の方法。 4.カバーとして硬いまたはフレキシブルな覆いを使用し、周囲に対して前記覆 い内のスペースを気密および光密に封をすることを特徴とする請求の範囲第1項 〜第3項のいずれか1項に記載の方法。 5.大きな拡散抵抗を有する単一または二重の耐紫外線プラスチックフィルムを 前記カバーとして使用することを特徴とする請求の範囲第1項〜第4項のいずれ か1項に記載の方法。 6.その黒色の内部表面が光の侵入を阻止し、従って菌類の成長を 妨げ、その白色の外部表面が太陽光線を反射するような単一または二重の二層フ ィルムを使用することを特徴とする請求の範囲第5項に記載の方法。 7.前記フィルムがそれぞれ別々に、または同時に二重の溶接継目で溶接される ことを特徴とする請求の範囲第5項または第6項に記載の方法。 8.前記フィルムが互いに接着していることを特徴とする請求の範囲第5項また は第6項に記載の方法。 9.前記フィルムが互いに表面で平らに配置され、2つのストリップの間でクラ ンプされており、前記ストリップをぴんと張って巻き付け、クランプデバイスで 固定することを特徴とする請求の範囲第5項または第6項に記載の方法。 10.前記フィルムを貫通するガス測定フレキシブル管は、隔壁固定ネジを用い て前記フィルムに取り付けられることを特徴とする請求の範囲第5項〜第9項の いずれか1項に記載の方法。 11.前記カバーの中の延長管に隔壁固定ネジが設けられており、前記カバーの 内部スペースの対向側に管端部が見えるように位置していることを特徴とする請 求の範囲第4項または第10項に記載の方法。 12.迅速な接続結合部を介してガス測定フレキシブル管に測定器が連結され、 この測定器によって貯蔵の経過がガス組成を通してチェックすることができるこ とを特徴とする請求の範囲第11項に記載の方法。 13.硬い覆いとしてコンテナまたは容器を使用することを特徴とする請求の範 囲第4項に記載の方法。 14.前記コンテナまたは容器に輸送手段または常設装置の燃焼工程からの燃焼 ガスを供給することを特徴とする請求の範囲第13項に記載の方法。
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