JP2001505739A - 周波数差を測定する方法及び受信器 - Google Patents

周波数差を測定する方法及び受信器

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JP2001505739A JP52433198A JP52433198A JP2001505739A JP 2001505739 A JP2001505739 A JP 2001505739A JP 52433198 A JP52433198 A JP 52433198A JP 52433198 A JP52433198 A JP 52433198A JP 2001505739 A JP2001505739 A JP 2001505739A
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キン ゼングディ
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ノキア テレコミュニカシオンス オサケ ユキチュア
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J7/00Automatic frequency control; Automatic scanning over a band of frequencies
    • H03J7/02Automatic frequency control
    • H03J7/04Automatic frequency control where the frequency control is accomplished by varying the electrical characteristics of a non-mechanically adjustable element or where the nature of the frequency controlling element is not significant

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Abstract

(57)【要約】 本発明は周波数差を測定する方法及びその方法に従って動作する受信器に関する。その方法では、受信器のローカル発振器の同調周波数と受信信号の搬送波との間の周波数差(220)が決定される。周波数差(220)の決定は、送信信号と受信器によって使用される拡散符号の位相偏差の測定に基づく。位相偏差は、推定インパルス応答(200)を互いに異なる時点で比較することによって測定される。それは、手段(160)で推定インパルス応答(200)間の相関を形成することによって実施されるのが好ましい。別の実施例では、位相偏差は、少なくとも2個の異なる時点で信号から直接に測定される。もし、位相偏差がある時点から別の時点までで変化するならば、同調周波数は調整される。

Description

【発明の詳細な説明】 周波数差を測定する方法及び受信器発明の分野 本発明は、同期化の目的のために送信周波数にできる限り正確に対応する同調 周波数を生成し、受信信号によって使用されるチャネルについて推定インパルス 応答が生成される無線受信器において周波数差を測定する方法に関する。 本発明はまた、同期化の目的のために送信周波数にできる限り正確に対応する 同調周波数を生成し、受信信号の強度及び位相が同調周波数に関して測定される 無線受信器において周波数差を測定する方法に関する。 本発明は更に、同期化の目的のために送信周波数にできる限り正確に対応する 同調周波数を生成し、また、受信信号によって使用されるチャネルについて推定 インパルス応答を生成するようにされた受信器に関する。 本発明はまた、同期化の目的のために送信周波数にできる限り正確に対応する 同調周波数を生成し、そして、信号強度及び信号位相を測定するようにされた受 信器に関する。従来技術 無線システムの動作の基本要件は、送信器と受信器との間の接続が同期される ことである。従来の無線技術では、PLL受信器(Phase Lock Loop(位相ロッ クループ))が、同期化を達成し持続するのに使用される。しかしながら、この 方法はCDMAシステム(Code Division Multiple Access(符号分割多元接続 ))ではあまり有用ではない。 CDMA方法では、狭帯域のユーザーデータ信号が、データ信号よりも相当に 高い周波数を有する拡散符号で比較的広帯域まで拡散される。目標は、相互に実 質的に直交する、すなわち最小の相互相関を有する拡散符号を選定することであ る。送信の際、広帯域信号は、拡散符号よりも相当に高い周波数を有する連続搬 送波で拡散、すなわち変調される。直交の拡散符号により、何人かのユーザーの 信号を同一の搬送波上で送信することができる。 従来のCDMA受信器では、信号搬送波は、受信器のローカル発振器の同調周 波数で信号を掛け合わせることによって復調される。同調周波数は、送信で使用 される搬送波と同一の周波数を有するように意図される。受信器では、データ信 号は、送信段階と同じ拡散符号でそれを再び掛け合わせることによって元の帯域 に再び戻される。 しかしながら、一般的に、ローカル発振器の同調周波数と送信で使用される搬 送波との間には周波数差がある。それは、受信器と送信で使用される拡散符号と の間の位相シフトとして認められる。修正の測定なしでは、この位相シフトが増 大すればする程、送信器と受信器との間の接続はより長く続く。フェージングマ ルチ−パス環境では、送信搬送波と受信器の同調周波数との間の差によって引き 起こされる符号位相の変化はグループシフトと呼ばれる。無線システムの一般的 なマルチ−パス環境では、従来技術の測定で、この増大するグループシフトを信 頼性高く検知することはできない。発明の概要 マルチ−パス環境においてグループシフトを信頼性高く検知するための方法を 提供することが本発明の目的である。 これは、時間的に連続して少なくとも2個の推定インパルス応答を生成し、前 記インパルス応答の相互の時間的なシフトを互いに関して比較し、比較に基づい て推定インパルス応答間の位相シフトを生成し、位相シフトに基づいて送信周波 数と同調周波数との間の周波数差を形成することを特徴とする前文で説明される ような方法で達成される。 本発明の方法はまた、時間的に連続して少なくとも2回、受信信号の位相を測 定し、測定された位相を互いに比較し、比較に基づいて信号位相シフトを生成し 、位相シフトに基づいて送信周波数と同調周波数との間の周波数差を形成するこ とを特徴とする。 本発明の受信器は、時間的に連続して少なくとも2個の推定インパルス応答を 生成するための手段と、前記インパルス応答の時間的なシフトを互いに関して比 較し、比較に基づいて位相シフトを生成するするための手段と、位相シフトに基 づいて送信周波数と同調周波数との間の周波数差を形成するための手段とを備え ることを特徴とする。 本発明の受信器は更に、時間的に連続して少なくとも2回、受信信号の位相を 測定するための手段と、受信信号の位相を互いに比較し、比較に基づいて位相シ フトを生成するための手段と、位相シフトに基づいて送信周波数と同調周波数と の間の周波数差を形成するための手段とを備えることを特徴とする。 相当の利点が本発明の方法で達成される。受信器の同調周波数と送信で使用さ れる搬送波周波数との間の周波数エラーを正確かつ容易に決定することができ、 エラーを修正することができる。これは従来よりも接続の信頼性を高くする。図面の簡単な説明 以下では、本発明を添付図に従って例を参照してより詳細に説明する。 図1は本発明の方法のフロー図である。 図2は本発明の方法のフロー図である。 図3は本発明に従う受信器を示す。 図4は本発明に従う受信器を示す。好ましい実施例 本発明の解決策は無線受信器において使用されるのに適している。本発明の解 決策は特にCDMA無線システムに適しているが、それに限定するわけではない 。 本発明の方法をより詳細に調べる。本発明は、2個の異なる周波数源が同一の 周波数を有する場合、それらの位相は時間に関して不変のままであるという思想 に基づく。換言すると、もし、2個の周波数源の周波数が異なるならば、それら の位相は時間の関数として変化する。位相変化のレートは周波数差に比例する。 本発明の方法では、位相変化は、異なる時点で推定インパルス応答を互いに比較 することによって測定される。既知のように、推定インパルス応答は検知された 信号に基づく。これは、推定インパルス応答間の相関を形成することによって実 施されるのが好ましい。別の実施例では、グループシフトは、少なくとも2個の 異なる時点で同調周波数に関して信号位相を直接に観測することによって測定さ れる。もし、位相がある時点から別の時点までで変化するならば、同調周波数は 調整されなければならない。 図1及び図2を参照して、本発明の方法をより詳細に調べる。ポイント10で 、処理が開始する。最初に、ポイント11で、第1の推定インパルス応答が生成 される。その後、ブロック12で、所定もしくはランダムな測定間隔Tを経過さ せ、ポイント13で、第2の推定インパルス応答が同一のチャネルもしくは同一 の複数のチャネルからの同一の信号について生成される。ポイント14で、生成 されたインパルス応答は、それらの類似を見ることによって互いに比較される。 比較は、相互相関もしくはそのようなものを計算することによって実施されるの が好ましい。ポイント15で、比較に基づいて、インパルス応答問の時間的なシ フト、すなわち位相シフトすなわちグループシフト及びローカル発振器の同調周 波数を修正する時に使用される周波数差が生成される。もし、周波数差が存在す るならば、目標はその差を除去することである。ポイント16で、処理は終了す る。 推定インパルス応答は、当業者にとって明らかな方法で従来技術に従って生成 される。少なくとも2個の推定インパルス応答が、少なくとも測定の開始が異な る時点で実施されるといったように生成される。送信周波数と同調周波数との間 の過度な位相偏差の生成を防止するように、測定が十分頻繁に実施されることが 重要である。 図2は本発明に従う別の方法を示す。ポイント20で、処理が開始する。最初 に、ポイント21で、同調周波数に関して受信信号の位相が測定される。それか ら、ポイント22で、所定もしくはランダムな測定間隔を経過させ、ポイント2 3で、受信信号の位相が再び測定される。処理は、このように最後の必要な測定 まで継続し、ポイント24で、第N回目の位相の測定が実施される。NはN≧2 の何らかの整数である。ポイント25では、信号位相が互いに比較され、ポイン ト26では、信号位相偏差、すなわちグループシフトが生成され、それから、位 相偏差に基づいて周波数差が形成される。もし、周波数差が存在するならば、目 標はその差を除去することである。ポイント27で、処理は終了する。 本発明の実施例では、ポイント25で、総計Cのグループが測定された位相か ら形成されて、信号位相比較を可能にするのが好ましく、各々のグループでは、 位相は年代順に配列される。例えば、各々のグループはM個の測定された位相か …,・N、C,M∈{1,2,3,…})によって決定されるのが好ましい。そ れから、連続する位相はペアで互いから減算されて、位相偏差を生成し、位相偏 差は時間的な差に従って調整される。測定は一定の間隔で実施されるのが好まし く、調整は、必要ならば、比較される測定時間に応じて、位相偏差を整数2、3 、…で除算することによって実施される。位相偏差は、全ての相対的な位相偏差 が実質的に同一である少なくとも1個のグループを探すために使用され、見つけ られたグループの位相偏差に基づいて、送信周波数と同調周波数との間の周波数 差が形成される。NはN=4である4個の測定された位相偏差X1、X2、X3、 X4に関する事例を本発明の方法の一例として提供する。この事例では、4個の グ 2、X4;X1、X3、X4;X2、X3、X4である。次に、測定時間に従ってグル ープ別に調整されて、位相偏差が形成される。すなわち、X2−X1及びX3−X2 ;X2−X1及び(X4−X2)/2;(X3−X1)/2及びX4−X3;X3−X2及び X4−X3である。生成された位相偏差は更に、調整された位相偏差が実質的に同 一である(例えば、X2−X1=X3−X2)少なくとも1個のグループを見つける ために使用され、見つけられたグループの位相偏差に基づいて送信周波数と同調 周波数との間の周波数差が形成される。従って、位相から形成される全てのグル ープが比較に含まれる必要はなく、代わりに、条件を満たす第1のグループに基 づいて位相偏差を決定すれば十分であるのが好ましい。例えば、第4の測定時間 の位相X4から第2の測定時間の位相X2の減算を調整することが必要とされる。 何故ならば、2回の連続する測定間の位相スライド(例えば、X2−X1)は、い くつかの他の場合(例えば、X4−X2もしくは一般的にXP−XQ、ここでP−Q >2)よりも少なくとも半分だけ小さいからである。一般的な事例では、調整は 、(Xi−Xj)を数(i−j)で除算することによって実施される。ここで、i 及びjは位相インデックスである。 信号位相は、受信器の同調周波数に関して信号の最強ポイントで測定されるの が好ましい。ノイズは信号の最強ポイントにおいて測定を最も干渉しないので、 これは有利である。位相は、信号拡散符号と受信器拡散符号との間の相互相関を 計算することによって測定されるのが好ましい。 本発明の解決策の数学的根拠を詳細に調べる。インパルス応答比較及び信号位 相形成は受信信号から相互相関もしくはそのようなものとして実施される。相互 相関Cはその一般的な形式で変数x及びyから以下のように計算される。 ここで、a及びbは相関計算間隔を表す。相互相関Cと共分散Vとの間には相関 がある。 ここで、ホールド体の記号はマトリックスもしくはベクトル形式の表示を指し、 策では、共分散が相互相関に実質的に類似する演算であることを示す。相関Cは 、例えば、変数ベクトルX及びYについての以下の公式に従ってデジタルサンプ ルから計算される。 ここで、C(n)=Cは、範囲C∈[-1,…,1]内の所定の実数値である。相関Cを 計算する代わりに、共分散Vxyもしくは類似又は非類似を測定する別の類似の演 算を使用することもできる。一般的に、共分散Vxyは、以下のようにサンプルを 含む2個のベクトル変数X及びYから計算される。 り、Nはサンプルの総数である。例えば、レーキ受信器が使用される場合、多変 数相互相関計算を使用することができる。インパルス応答Xの多変数相関Cを、 例えば、以下のように一般形式の公式として表すことができる。 ここで、いくつかの異なる時点で、推定インパルス応答x(i)の測定が必要とされ る。 搬送波を使用する無線システムでは、一般的に、同調周波数は受信器のローカ ル発振器の周波数であるのが好ましい。そして、送信周波数は送信で使用される 搬送波の周波数である。計算で必要とされるサンプルは拡散符号のチップに相当 するのが好ましく、1もしくは1よりも多数のサンプルを1チップから取得でき る。 2個のインパルス応答の相互のグループシフトを見つけるために、インパルス 応答の相互相関が計算され、グループシフト及び符号の位相偏差を表す最高の相 関値の検索が実施される。最高値を検索する際に、値を、最高値が超えなければ ならない所定の閾値で限定するのが好ましい。こうして、ノイズによって引き起 こされる干渉が避けられる。例えば、相関の最大値はサンプルnにおいてである 。 信号搬送波周波数と同調周波数との間の位相偏差が、相関として信号拡散符号 と受信器拡散符号との間で直接に測定される本発明の別の実施例では、位相偏差 をサンプルnに対する相関ピークの位相シフトとして検知することができる。も し、位相シフトの直接測定結果もしくは相関のピークがポイントn=0にあるな らば、これは、受信器の同調周波数及び送信搬送波周波数が同一であることを示 す。もし、また、相関の最大値がn=mにあるならば、周波数差Δfを以下のよ うに計算することができる。 ここで、frcは受信器搬送波の周波数、すなわち同調周波数であり、fsはサンプ リング周波数であり、Tは測定の間隔である。シミュレーションで、搬送波周波 数に近い同調周波数が例えばfrc=1.8GHz、fs=25MHz、T=500 msであると仮定する。この事例では、1チップ(m=1)に対応する時間的な シフトは、受信器の同調周波数と送信搬送波との間の144−Hzの周波数差に 相当する。上述のように、周波数差は測定間隔Tに反比例する。安定した環境で は、測定間隔Tを増大させることによって、同調周波数の同期化を改善すること ができる。もし、また、環境特性が急速に変化するならば、間隔Tは、信頼性の 高い結果を得るために十分に短く維持されなければならない。原則として、相関 関数Cは拡散符号のように周期的である。従って、拡散符号の周期の長さがN しかしながら、この制限を回避することができ、シフトを次に続く拡散符号周期 まで拡張することができる。一方、一般的な状況では、拡散符号は位相グループ 図3は、本発明の方法に従って動作する本発明の受信器のブロック図を示す。 受信器はアンテナ100、事前処理手段110、ミキサー120、ローカル発振 器130、後段処理手段140、インパルス応答を生成するための手段150、 インパルス応答の相互のシフトを比較し、位相シフトを生成するための手段16 0、ローカル発振器130を制御するための周波数差を形成するための手段17 0を備える。アンテナ100によって受信された信号は、最初に、例えばフィル タを備える事前処理手段110に伝播する。それから、信号はミキサー120に 伝播し、そこでは、信号がローカル発振器130の周波数によって拡散される。 後続処理手段140では、信号がフィルタされ、例えば、CDMAシステムでは 、信号はA/D変換器によってデジタル形式に変換される。後続処理手段140 から、信号は他の無線システム処理に伝播する。加えて、信号は好ましくデジタ ル形式に変換されて手段150に伝播し、椎定インパルス応答が2個の異なる時 点で信号から生成される。これらのインパルス応答200は、相関器であるのが 好ましい手段160で互いに比較される。比較に基づいて、手段160はインパ ルス応答の位相偏差210を生成し、手段170はローカル発振器の同調周波数 と位相偏差210の送信信号の搬送波との間の周波数差220を形成する。 図4は、本発明の方法に従って動作する本発明の受信器のブロック図を示す。 受信器はアンテナ100、事前処理手段110、ミキサー120、ローカル発振 器130、後続処理手段140、信号位相を測定するための手段180、位相を 比較し、位相シフトを生成するための手段190、ローカル発振器130を制御 するための周波数差を形成するための手段170を備える。アンテナ100によ って受信された信号は、最初に、例えばフィルタを備える事前処理手段110に 伝播する。それから、信号はミキサー120に伝播し、そこでは、信号がローカ ル発振器130の周波数で拡散される。後続処理手段140では、信号はフィル タされ、例えば、CDMAシステムでは、信号はA/D変換器によってデジタル 形式に変換される。後続処理手段140から、信号は他の無線システム処理に伝 播する。後続処理手段140から、信号は好ましくデジタル形式に変換されて手 段180に伝播し、そこでは、信号位相が少なくとも2個の異なるポイントで決 定される。位相データ230は、位相を比較して位相シフト210を生成する手 段190に伝播する。手段170は位相シフトを使用して周波数差220を形成 する。その周波数差は、ローカル発振器130の周波数を制御するために使用さ れる。 本発明の解決策は無線システムの加入者端末に特に適切である。何故ならば、 加入者端末は、基地局から与えられる周波数に同期しなければならないからであ る。特に、デジタル信号処理に関する限りでは、例えば、ASICもしくはVL SI回路(Application-Specific Integrated Circuit(特定用途向けIC)、V ery Large Scale Integration(超大規模集積回路))によって、本発明の解決 策を実施することができる。実施されるべき機能は、マイクロプロセッサ技術に 基づくソフトウェアによって実施されるのが好ましい。 本発明を添付図に従って例で説明してきたけれども、本発明はそれらに限定さ れず、添付の請求の範囲に開示された本発明の思想の範囲内で様々な方法で改修 され得ることは明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.同期化の目的のためにできる限り送信周波数に正確に対応する同調周波数を 生成し、受信信号によって使用されるチャネルについて推定インパルス応答( 200)が生成される無線受信器で周波数差を測定する方法において、 時間的に連続して少なくとも2個の推定インパルス応答を生成し(11、1 2、13)、 前記インパルス応答の相互の時間的なシフトを互いに関して比較し(14) 、 比較に基づいて推定インパルス応答間の位相シフトを生成し、位相シフトに 基づいて送信周波数と同調周波数との間の周波数差を形成する(15)ことを 特徴とする方法。 2.推定インパルス応答の相互の時間的なシフトの比較(14)は、インパルス 応答間の相関を計算することによって実施される請求項1に記載の方法。 3.推定インパルス応答が所定の間隔で連続的に生成されている時に、また、信 号が所定のサンプリング周波数でサンプリングされている時に、 位相シフトが最高の相関値に基づいて生成され、送信周波数と同調周波数と の間の周波数差が、測定間隔とサンプリング周波数の積に対する位相シフトと 同調周波数の積の比率として形成される(15)請求項2に記載の方法。 4.いくつかの信号の周波数差を測定する時に、多変数相関(14)が、同調周 波数に関して周波数差が同時に測定される全ての信号間で生成される請求項2 に記載の方法。 5.同期化の目的のためにできる限り送信周波数に正確に対応する同調周波数を 生成し、受信信号の強度及び位相が同調周波数に関して測定される(180) 無線受信器で周波数差を測定する方法において、 時間的に連続して少なくとも2回、受信信号の位相を測定し(21、22、 23)、 測定された位相を互いに比較し(24)、 比較に基づいて信号位相シフトを生成し、位相シフトに基づいて送信周波数 と同調周波数との間の差を形成する(25)ことを特徴とする方法。 6.受信信号の位相(210)は最高の信号強度で測定される(21、23)請 求項5に記載の方法。 7.所定のサンプリング周波数で信号をサンプリングする時に、送信周波数と同 調周波数との間の周波数差(220)が、測定間隔とサンプリング周波数の積 に対する位相シフト(210)と同調周波数の積の比率として形成される(2 5)請求項5に記載の方法。 8.受信信号の位相が時間的に連続してN(N≧2)回測定され、Cグループが 測定された位相から形成され、各々のグループはM個の測定された位相を含み 、 {1,2,3,…})によって決定され、 位相は年代順に配列され、 連続する位相は互いから減算されて位相偏差を形成し、位相偏差は時間的な 差に従って調整され、 全ての相対的な位相偏差が実質的に同一である少なくとも1個のグループの 検索が実施され、 送信周波数と同調周波数との間の周波数差は、見つけられたグループの位相 偏差に基づいて形成される請求項5に記載の方法。 9.NがN=4である場合に、4個の位相偏差X1、X2、X3、X4が測定され、 1、X2、X3 1、X2、X4 1、X3、X4 2、X3、X4 時間的に調整された位相偏差が以下のように生成され、 位相偏差X2−X1及びX3−X2 位相偏差X2−X1及び(X4−X2)/2 位相偏差(X3−X1)/2及びX4−X3 位相偏差X3−X2及びX4−X3 調整された位相偏差が実質的に同一である少なくとも1個のグループの検索 が実施され、送信周波数と同調周波数との間の周波数差が、見つけられたグル ープの位相偏差に基づいて形成される請求項8に記載の方法。 10.同期化の目的のためにできる限り送信周波数に正確に対応する同調周波数を 生成するようにされ、受信信号によって使用されるチャネルについて推定イン パルス応答(200)を生成するようにされた受信器において、 時間的に連続して少なくとも2個の推定インパルス応答(200)を生成す るための手段(150)と、 前記インパルス応答(200)の時間的なシフトを互いに関して比較し、比 較に基づいて位相シフト(210)を生成するための手段(160)と、 位相シフト(210)に基づいて送信周波数と同調周波数との間の周波数差 (220)を形成するための手段(170)とを備えることを特徴とする受信 器。 11.手段(160)は、推定インパルス応答(200)間の相関を形成するよう にされる請求項10に記載の受信器。 12.手段(150)が、推定インパルス応答(200)を連続して所定の測定間 隔で生成し、また、所定のサンプリング周波数で信号をサンプリングするよう にされる場合、 手段(160)は、最高の相関値に基づいて位相シフト(210)を形成す るようにされ、 手段(170)は、測定間隔とサンプリング周波数の積に対する位相シフト と同調周波数の積の比率として周波数差を形成するようにされる請求項11に 記載の受信器。 13.1よりも多数の信号が関連する場台に、手段(160)は、同調周波数に関 して周波数差が同時に測定される全ての信号間の多変数相関を形成するように される請求項11に記載の受信器。 14.同期化の目的のために送信周波数にできる限り正確に対応する同調周波数を 生成し、また、信号強度及び信号位相(230)を測定するようにされた受信 器において、 受信信号の位相(230)を時間的に連続して少なくとも2回測定するため の手段(180)と、 受信信号の位相(230)を互いに比較し、比較に基づいて位相シフト(2 10)を生成するための手段(190)と、 位相シフト(210)に基づいて送信周波数と同調周波数との間の周波数差 (220)を形成するための手段(170)とを備えることを特徴とする受信 器。 15.手段(180)は、最高の信号強度で信号位相を測定するようにされる請求 項14に記載の受信器。 16.受信器が所定のサンプリング周波数で信号をサンプリングするようにされる 場合、手段(170)は、測定間隔とサンプリング周波数の積に対する位相シ フト(210)と同調周波数の積の比率として、送信周波数と同調周波数との 間の周波数差(220)を形成するようにされる請求項14に記載の受信器。 17.受信器が所定のサンプリング周波数で信号をサンプリングしている時に、送 信周波数と同調周波数との間の周波数差(220)は、測定間隔とサンプリン グ周波数の積に対する位相シフト(210)と同調周波数の積の比率として形 成される(25)請求項14に記載の受信器。 18.手段(180)は、連続してN(N≧2)回、受信信号の位相を測定するよ うにされ、 手段(190)は、各々のグループはM個の位相を含み、ここで、Cは、公 によって決定されるような測定された位相のCグループを形成するようにされ 、位相を年代順に配列するようにされ、連続する位相を互いから減算して位相 偏差を形成するようにされ、時間的な差に従って位相偏差を調整するようにさ れ、全ての相対的な位相偏差が実質的に同一である少なくとも1個のグループ を検索するようにされ、 手段(170)は、見つけられたグループの位相偏差に基づいて送信周波数 と同調周波数との間の周波数差を形成するようにされる請求項14に記載の受 信器。 19.手段(180)は、NがN=4である場合に、4個の位相偏差X1、X2れ、 X1、X2、X3 1、X2、X4 1、X3、X4 2、X3、X4 手段(190)は、時間的に調整され配列された位相偏差を以下のように生成 するようにされ、 位相偏差X2−X1及びX3−X2 位相偏差X2−X1及び(X4−X2)/2 位相偏差(X3−X1)/2及びX4−X3 位相偏差X3−X2及びX4−X3 手段(190)は、調整された位相偏差が実質的に同一である少なくとも1個 のグループを検索するようにされ、手段(170)は、見つけられたグループの 位相差に基づいて送信周波数と同調周波数との間の周波数差を形成するようにさ れる請求項18に記載の受信器。
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