JP2001505720A - アナログ・インターフェース回路 - Google Patents

アナログ・インターフェース回路

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JP2001505720A JP50340798A JP50340798A JP2001505720A JP 2001505720 A JP2001505720 A JP 2001505720A JP 50340798 A JP50340798 A JP 50340798A JP 50340798 A JP50340798 A JP 50340798A JP 2001505720 A JP2001505720 A JP 2001505720A
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Abstract

(57)【要約】 プロセス・コントローラと共に使用されるインターフェース回路(70)は、プロセス・コントローラの2進インターフェースを介してプロセス・コントローラにアナログ信号(84)を入力することを許容し、2進インターフェースを介してプロセス・コントローラからアナログ信号(94)を出力することを許容する。入力されたアナログ信号はNビットのデジタルワードへ変換される。識別又はNビットのデジタルワードが、プロセス・コントローラの走査時間と両立するように選択された速度でプロセス・コントローラへ送信される。プロセス・コントローラは、Nビットのデジタルワードを認識するためのソフトウェア・ルーチンを含む。等価なアプローとを用いて、プロセス・コントローラの2進インターフェースを介してアナログ信号が出力される。インターフェース回路は、複数のアナログ信号を入力又は出力するための多重チャネルを備える。

Description

【発明の詳細な説明】 アナログ・インターフェース回路 発明の分野 本発明は、プロセス・コントローラとプロセス・モニタとのためのインターフ ェース回路に関し、更に詳しくは、アナログ信号をデジタル・インターフェース を介してプロセス・コントローラに入力し、アナログ信号をデジタル・インター フェースを介してプロセス・コントローラから出力する回路に関する。 発明の背景 プロセス・コントローラとプロセス・モニタとは、広範囲の工業的、商業的お よび科学的応用において用いられている。プロセス・コントローラは、マイクロ プロセッサを含むことがあるが、プロセスをモニタするセンサやトランスデュー サからの1又は複数の入力を受け取る。プロセス・コントローラは、入力を評価 し、ユーザーが定義した規準に基づくすべての必要な作用を決定し、プロセスを 制御する1又は複数の信号を出力する。プロセス・コントローラは、スイッチ、 リミット・センサまたは2つの状態を有するそれ以外のデバイスの状態を表す2 進信号を入力するデジタル入力カードを含む。デジタル出力カードは、プロセス の制御に関係するランプおよび2進デバイスを制御する2進出力信号を提供する 。それ以外の場合には、プロセス・コントローラは、別個の入力および出力カー ドを介在しないデジタル・インターフェースを介して、2進信号を受信および送 信する。プロセス・モニタは、入力を、センサやトランスデューサから受け取る が、プロセスを制御する出力を提供しない。 多くの場合に、温度、流体レベル、圧力、pH、導電率などの連続的に変化し うるパラメータをモニタするためには、プロセス・コントローラまたはプロセス ・モニタにアナログ信号を入力することが必要である。そのような連続的に変化 しうるパラメータを制御するアナログ信号を出力することも必要な場合がある。 オプショナルなアナログ・インターフェース・カードと共に用いることができる プロセス・コントローラもある。典型的には、アナログ・インターフェース・カ ードは、4個以上のアナログ入力または出力を処理し、デジタル・フィルタリン グやアナログ信号のスケーリングなどの追加的な特徴を有することもある。その ようなアナログ・インターフェース・カードは、満足できる性能を提供するので あるが、比較的高価である。ただ1つまたは2つのアナログ入力だけが要求され るとき、または、典型的なアナログ・インターフェース・カードの追加的な特徴 が要求されないときには、アナログ・インターフェース・カードの費用は、特に 、望ましくない。 アナログ入力および出力の能力を有さず、バイナリ入力および出力だけで動作 するプロセス・コントローラも存在する。従来は、アナログ信号をそのようなプ ロセス・コントローラに入力したり、そのようなプロセス・コントローラからア ナログ信号を出力することは、不可能であった。 プロセス制御の応用例における入力または出力アナログ信号は、温度や流体レ ベルなどのゆっくりと変動するパラメータを表すことがあるが、その場合に、意 味を有する変化は、秒、分またはそれよりも長いオーダーの時間で生じる。従来 技術によるシステムでは、そのようなゆっくりと変動するパラメータをモニタす るためには、アナログ・インターフェース・カードの費用を負担することが必要 であった。高性能のアナログ入力カードの費用を負担することなく、アナログ信 号をプロセス・コントローラまたはプロセス・モニタに入力するインターフェー ス回路を提供することが、望ましい。また、高性能のアナログ出力カードの費用 を負担することなく、アナログ信号をプロセス・コントローラから出力するイン ターフェース回路を提供することが、望ましい。 発明の概要 本発明の第1の特徴によると、2進インターフェースを有するプロセス装置か らのアナログ値をインターフェース回路まで伝送する方法および装置が提供され る。プロセス装置によってインターフェース回路まで伝送される信号は、識別( identification)とそれに続くアナログ値を表すNビットのデジタルワードとを 含む。インターフェース回路は、その識別子とそれに続くNビットのデジタルワ ードとを受け取る手段と、Nビットのデジタルワードをアナログ値に変換する 手段とを備えている。Nビットのデジタルワードのそれぞれは、少なくともXの 期間を有する第1の一定値と、それに続く少なくとも3Xの期間を有するデータ ビットと、更にそれに続く少なくともXの期間を有する第2の一定値とを有する シーケンスとして伝送される。ただし、Xは、プロセス装置が2進インターフェ ースにおいて出力値を変更する走査時間を表す。インターフェース回路は、Nビ ットのそれぞれに対して、シーケンスからデータビットを抽出する。好適な実施 の形態では、第1の一定値はオン状態を有し、第2の一定値はオフ状態を有する 。識別は、好ましくは、少なくとも5Xの期間を有するオフ状態と、それに続く 少なくとも3Xの期間を有するオン状態と、更にそれに続く少なくとも5Xの期 間を有するオフ状態と、を有する。この構成は、1又は複数のアナログ信号を表 すデジタルワードを伝送するのに用いることができる。デジタルワードが複数の アナログ信号を表すときには、デジタルワードは、2進インターフェースの1つ の線上で時間多重化されるか、または、2進インターフェースの別々の複数の線 上を伝送される。 本発明の第2の特徴によると、インターフェース回路と高速カウンタ・モード のプロセス装置とに、また、これらの間でアナログ値を伝送する方法および装置 が提供される。高速カウンタ・モードのプロセス装置にアナログ信号を入力する インターフェース回路は、アナログ信号の値をP個のパルスを有するデジタルワ ードに変換する手段と、2進インターフェースの1つの線上を、プロセス装置ま で、デジタルワードのP個のパルスとそれに続く終端指標とを直列に伝送する手 段と、を備えている。ここで、Pは、アナログ信号の値を表す数である。プロセ ス装置は、2進インターフェースにおいて受け取ったパルスを計数する手段を含 む。プロセス装置は、デジタルワードのP個のパルスを計数して、アナログ信号 の値を判断する。好ましくは、プロセス装置まで伝送されたデジタルワードのP 個のパルスは、一定数のパルスと、可変数のパルスとを含む。可変数のパルスは 、アナログ信号の値を表す。終端指標は、好ましくは、少なくとも2Xの期間を 有するオフ状態を有する。ただし、Xは、プロセス装置がバイナリ・インターフ ェースにおける入力をサンプリングする走査時間を表す。アナログ値は、インタ ーフェース回路からプロセス装置まで、または、プロセス装置から高速カウンタ ・ モードのインターフェース回路まで送信される。 本発明の第3の特徴によると、インターフェース回路と2進重み付けカウンタ ・モードのプロセス装置とに、また、これらの間でアナログ値を伝送する方法お よび装置が提供される。2進重み付けカウンタ・モードの2進インターフェース を有するプロセス装置にアナログ信号を入力するインターフェース回路は、アナ ログ信号の値をNビットのデジタルワードに変換する手段と、2進インターフェ ースの1つの線上を、プロセス装置まで、識別とそれに続くNビットのデジタル ワードとを直列に送信する手段と、を備えている。プロセス装置は、バイナリ・ インターフェースにおける入力をサンプリングする走査時間Xと有し、バイナリ ・インターフェースにおいて受け取ったパルスを計数する手段を含む。Nビット のデジタルワードのそれぞれは、データビットの2進状態を表すパルスの数と、 それに続く少なくとも2Xの期間を有するオフ状態とを有するシーケンスとして 送信される。プロセス装置は、デジタルワードにおけるそれぞれのデータビット の2進状態を表すパルスを計数して、アナログ信号の値を判断する。好ましくは 、シーケンスは、第1の2進状態を表す1つのパルスまたは第2の2進状態を表 す2つのパルスを有する。識別は、好ましくは、少なくとも3つのパルスと、そ れに続く少なくとも2Xの期間を有するオフ状態とを有する。アナログ値は、イ ンターフェース回路からプロセス装置まで、または、プロセス装置から2進重み 付けカウンタ・モードのインターフェース回路まで送信される。この構成は、1 又は複数のアナログ信号を表すデジタルワードを伝送するのに用いられる。デジ タルワードが複数のアナログ信号を表すときには、デジタルワードは、2進イン ターフェースの1つの線上で時間多重化されるか、または、2進インターフェー スの別々の複数の線上を伝送される。 本発明の第4の特徴によると、インターフェース回路とデルタ・モードのプロ セス装置とに、また、これらの間でアナログ値を伝送する方法および装置が提供 される。デルタ・モードの2進インターフェースを有するプロセス装置にアナロ グ信号を入力するインターフェース回路は、アナログ信号の現在の値とアナログ 信号の以前の値との差を決定する手段と、その差がスレッショルド限度よりも小 さいときにはその差をデルタ・デジタルワードに変換する手段と、その差がスレ ッショルド限度以上であるときにはアナログ信号の現在の値をNビットの完全な デジタルワードに変換する手段と、識別とそれに続くデルタ・デジタルワードす なわち完全なデジタルワードの指標と更にそれに続くMビットのデルタ・デジタ ルワードまたはNビットの完全なデジタルワードとを2進インターフェースの1 つの線上をプロセス装置まで送信する手段と、を備えている。プロセス装置は、 Mビットのデルタ・デジタルワードによって表されている差をアナログ信号の以 前の値に加算し、デルタ・デジタルワードの指標に応答して、アナログ信号の現 在の値を決定し、フル・デジタルワードの指標に応答して、アナログ信号の現在 の値を表すものとして、Nビットの完全なデジタルワードを処理する。デルタ・ モードは、アナログ値をインターフェース回路からプロセス・コントローラまで 送信するのに、または、アナログ値をプロセス・コントローラからインターフェ ース回路まで送信するのに用いられ得る。デルタ・モードは、識別を含むフォー マットの任意のものと共に用いることができる。この構成は、1又は複数のアナ ログ信号を表すデジタルワードを伝送するのに用いることができる。デジタルワ ードが複数のアナログ信号を表すときには、デジタルワードは、2進インターフ ェースの1つの線上で時間多重化されるか、または、2進インターフェースの別 々の複数の線上を伝送される。 図面の簡単な説明 本発明をよりよく理解するために、添付の図面が参照される。これらの図面は 、この出願に含まれ、以下の通りである。 図1は、アナログ信号をプロセス・コントローラに入力する単一チャネルのイ ンターフェース回路を組み入れたプロセス制御システムのブロック図である。 図2は、アナログ信号をプロセス・コントローラから出力する単一チャネルの インターフェース回路を組み入れたプロセス制御システムのブロック図である。 図3および図3Aは、アナログ信号をプロセス・コントローラに入力する4チ ャネルのインターフェース回路を組み入れたプロセス制御システムのブロック図 である。 図4および図4Aは、アナログ信号をプロセス・コントローラから出力する4 チャネルのインターフェース回路を組み入れたプロセス制御システムのブロック 図である。 図5は、単一チャネルのインターフェース回路のブロック図である。 図6は、データ伝送のためのフォーマットを示すタイミング図である。 図7は、図5のマイクロコントローラによって実行される初期化ルーチンを図 解する流れ図である。 図8は、図5のマイクロコントローラによって実行されるデータ取得および値 操作ルーチンを図解する流れ図である。 図9は、プロセス・コントローラによって実行され直列データをインターフェ ース回路から受け取る、または、図5のマイクロコントローラによって実行され 直列データをインターフェース回路から受け取るルーチンを図解する流れ図であ る。 図10は、図5のマイクロコントローラによって実行され直列データをプロセ ス・コントローラまで伝送する、または、プロセス・コントローラによって実行 され直列データをインターフェース回路まで伝送するルーチンを図解する流れ図 である。 図11は、単一チャネルのインターフェース回路の別の実施の形態の回路図で ある。 図12は、プロセス・コントローラからインターフェース回路へのデータ送信 のための別のフォーマットを示すタイミング図である。 図13は、プロセス・コントローラによって実行され直列データをインターフ ェース回路へ、図12に示されたフォーマットで送信するルーチンを図解する流 れ図である。 図14は、インターフェース回路によって実行され直列データをプロセス・コ ントローラから図12に示されたフォーマットで受信するルーチンを図解する流 れ図である。 図15は、高速カウンタ・モードでのデータ伝送のためのフォーマットを示す タイミング図である。 図16は、インターフェース回路またはプロセス・コントローラによって実行 され直列データを図15に示されたフォーマットで送信するルーチンを図解する 流れ図である。 図17は、インターフェース回路またはプロセス・コントローラによって実行 され直列データを図15に示されたフォーマットで受信するルーチンを図解する 流れ図である。 図18は、2進重み付け高速カウンタ・モードでのデータ伝送のためのフォー マットを示すタイミング図である。 図19は、インターフェース回路またはプロセス・コントローラによって実行 され直列データを図18に示されたフォーマットで送信するルーチンを図解する 流れ図である。 図20は、インターフェース回路またはプロセス・コントローラによって実行 され直列データを図18に示されたフォーマットで受信するルーチンを図解する 流れ図である。 図21は、インターフェース回路またはプロセス・コントローラによって実行 され直列データをデルタ・モードで送信するルーチンを図解する流れ図である。 図22は、インターフェース回路またはプロセス・コントローラによって実行 され直列データをデルタ・モードで受信するルーチンを図解する流れ図である。 図23は、クアッド・チャネル回路のブロック図である。 詳細な説明 本発明の第1の実施の形態を組み入れたプロセス制御システムのブロック図が 、図1に示されている。トランスデューサなどの信号源からのアナログ信号が、 オプションである信号コンディショナ(conditloner)10を介して、アナログ ・デジタル・インターフェース回路12に供給される。インターフェース回路1 2は、アナログ信号を予め定められた速度でサンプリングし、データワードを単 一の線14上をデジタル入力カード16まで直列に伝送する。インターフェース 回路によって伝送されるそれぞれのデータワードは、識別(ID)パルスとNビ ットのデジタル・サンプルとを含み、符号ビットや範囲外ビットなどの追加的な 情報を含むこともある。Nビットのデジタル・サンプルは、アナログ信号のサン プ ル値を表す。デジタル入力カード16は、アナログ信号を表すデータワードのス トリームをプロセス・コントローラ20に送る。インターフェース回路12から プロセス・コントローラへの送信は、これらの回路が別のクロックに基づいて動 作しているという点で、完全に非同期である。更に、プロセス・コントローラ2 0は、インターフェース回路12からのデータワードの受信を肯定応答(acknow ledge)しない。 入力アナログ信号は、典型的には、熱的抵抗値検出器(RTD)、熱電対温度 センサ、振動トランスデューサ、流体レベル・トランスデューサ、フロー・トラ ンスデューサ、圧力トランスデューサ、pHトランスデューサ、導電率トランス デューサ、パワー・レベル・トランスデューサ、湿度トランスデューサ、速度ト ランスデューサ、位置トランスデューサ、または任意のそれ以外のトランスデュ ーサなどのトランスデューサから受信される。一般に、アナログ信号は、任意の アナログ・ソースから得られる。 インターフェース回路12は、データワードをプロセス・コントローラ20ま で高速で直列に伝送することができる。しかし、インターフェース回路12は、 プロセス・コントローラ20における制限のために、それよりも低いデータ伝送 速度に制限されたり、従って、ゆっくりと変動するアナログ信号に制限されるこ とがあり得る。更に詳しくは、データ伝送速度は、プロセス・コントローラ20 の最大走査時間によって制限される。走査時間は、プロセス・コントローラが特 定の入力線上に存在する2進値を感知する間隔を定義し、プロセス・コントロー ラによって実行されているソフトウェアの関数である。 信号コンディショナ10によって、インターフェース回路10が様々な入力ア ナログ信号を与えることが可能になる。信号コンディショナ10は、入力アナロ グ信号の電圧レンジとインピーダンスとを、インターフェース回路12と互換性 のある値に変換することができる。例えば、入力アナログ信号は、スケーリング 、レベル・シフティング、および/またはフィルタリングを必要とすることがあ る。熱電対信号やRTD信号などの非線形な信号は、線形化を必要とする。以下 で説明するように、インターフェース回路12が線形化を実行する。信号コンデ ィショナ10は、トランスデューサからのアナログ信号がインターフェース回路 12 への入力と互換性を有するときには、必要ではない。信号コンディショナ10の 詳細は、本発明の範囲には含まれないので、これ以上は説明されない。 デジタル入力カード16は、典型的には、2進信号をプロセス・コントローラ 20に入力するのに用いられる。このような入力の例には、スイッチが閉じるこ と、リミット・センサの出力などが含まれ、これらは、2つの状態の一方である 。典型的なデジタル入力カード16には、16の入力線が含まれる。しかし、本 発明は、アナログ信号当たり1つの入力線を必要とするだけである。ある場合に は、2以上のアナログ信号を表すデジタル・サンプルが、時間多重化された態様 で単一の入力線上を直列に伝送されることもあり得る。 プロセス・コントローラ20は、典型的には、プロセス制御システムにおける 必要なすべての動作を実行するマイクロプロセッサを含む。プロセス・コントロ ーラの例には、アレン・ブラドレイ社から入手可能なモデルPLC5およびSL C500が含まれる。プロセス・コントローラ20は、プロセス・コントローラ 20によって実行されているソフトウェアに依存する間隔で、デジタル入力カー ド16からの入力を受け取る。プロセス・コントローラ20は、デジタル入力カ ード16からの入力を、走査時間として知られている間隔で走査し、その入力を 要求されるように処理する。走査時間は、典型的には、約10ミリ秒のオーダー の値を有するが、ある場合には、プロセス・コントローラ20によって実行され ているソフトウェアに依存して、それよりも長くなることもある。デジタル入力 カード16を介してプロセス・コントローラ20に供給されている2進入力は、 受け入れ可能な誤り率でのプロセス・コントローラ20による認識を確実にする ためには、充分な時間、存在していなければならない。走査時間が長すぎる場合 には、インターフェース回路第1および第2のからの入力をより頻繁に受信する ために、あるプロセス・コントローラから入手可能な選択可能な時間割り込みを 用いることが必要であることがある。以下で説明するように、インターフェース 回路12からプロセス・コントローラ20へ送信されるデータワードのタイミン グ・パラメータは、プロセス・コントローラの平均的な操作時間と互換性を有す るように選択される。 プロセス・コントローラ20は、デジタル入力カード16の特定の入力線を操 作時間によって決定される速度で走査し、インターフェース回路12から受け取 ったデータワードのそれぞれを認識し処理するソフトウェア・ルーチンを含む。 このソフトウェア・ルーチンは、データワードの開始として識別パルスを認識し 、それに続くNビットのデジタル・サンプルを読む。典型的には、デジタル・サ ンプルのビットは、レジスタにおいてアセンブルされ、メモリにロードされて、 プロセス・コントローラ20の他のルーチンによって処理される。ソフトウェア ・ルーチンについては、以下で詳細に説明する。 本発明の第2の実施の形態を組み入れたプロセス制御システムのブロック図は 、図2に示されている。図2の実施の形態では、プロセス・コントローラ24は 、デジタル出力カード26またはそれ以外の2進インターフェースを介して、ア ナログ信号を出力する。プロセス・コントローラ24は、データワードのストリ ームを、デジタル出力カード26に送る。それぞれのデータワードには、アナロ グ信号の値を表すNビットのデジタル・サンプルと、識別パルスとが含まれる。 プロセス・コントローラ24は、データワードのストリームを、特定のタイミン グ・パラメータを有するデジタル出力カード26の特定の線上で伝送するソフト ウェア・ルーチンを含んでいる。データワードは、単一の線28上をデジタル・ アナログ・インターフェース回路30まで、直列に伝送される。インターフェー ス回路30は、識別パルスを認識し、Nビットのデジタル・サンプルをアナログ 値に変換する。アナログ値は、信号のスケーリング、レベル・シフティングおよ び/またはフィルタリングを含む信号コンディショナ32に供給される。信号コ ンディショナ32は、プロセスの制御のためのアナログ出力信号を供給する。 本発明の第3の実施の形態を組み入れたプロセス制御システムのブロック図が 、図3に示されている。図3の実施の形態は、図1の実施の形態と類似するが、 アナログ信号をデジタル入力カードを介してプロセス・コントローラに入力する 2以上のチャネルを含んでいる。図3の例では、4つのチャネル・システムが図 解されている。4つのアナログ信号が、それぞれの入力アナログ信号のスケーリ ング、レベル・シフティングおよび/またはフィルタリングを実行する信号コン ディショナ40に入力される。更に、信号コンディショナ40は、これらの4つ のアナログ入力信号をアナログ・デジタル・インターフェース回路44への線4 2 上にシーケンシャルに出力するアナログ・マルチプレクサを含む。インターフェ ース回路44は、マルチプレクサ制御信号を信号コンディショナ40に供給し、 アナログ信号をシーケンシャルに選択する。インターフェース回路44は、それ ぞれのアナログ入力信号をシーケンシャルにサンプリングする。アナログ信号の デジタル・サンプルは、インターフェース回路によって一時的に記憶される。イ ンターフェース回路44は、アナログ入力信号のそれぞれに対応する4つの出力 を有する。インターフェース回路44のそれぞれの出力は、データワードのスト リームであり、それぞれが、識別パルスと記億されたデジタル・サンプルの1つ とを含む。データワードは、それぞれのアナログ信号に対応するデジタル入力カ ード46の別々の線上を、プロセス・コントローラ48へ送信される。プロセス ・コントローラ48は、デジタル入力カード46の入力線を走査して、対応する アナログ入力信号を表すデータワードを受け取る。プロセス・コントローラ48 は、以下で説明するように、ソフトウェア・ルーチンを含み、識別パルスを認識 して、この識別パルスに続くデジタル・サンプルを処理する。 図3の実施の形態の変形が、図3Aに示されている。図3と図3Aとで同じ構 成要素は、同じ参照番号を有している。2以上のアナログ信号を表すデータワー ドは、インターフェース回路44によって、時間多重化された態様で、デジタル 入力カード46の単一の線45上をプロセス・コントローラ48へ直列に送信さ れる。第1のアナログ信号を表すデータワードの次には、第2のアナログ信号を 表すデータワードが続き、以下も同様になっている。より多くのアナログ信号が 単一の線上で時間多重化されるので、それぞれのアナログ信号の更新時間は増加 する。 本発明の第4の実施の形態を組み入れたプロセス制御システムのブロック図が 、図4に示されている。図4の実施の形態は、図2の実施の形態と類似するが、 アナログ信号をデジタル出力カード52を介してプロセス・コントローラ50か ら出力する2以上のチャネルを含んでいる。図4の例では、4つのチャネル・シ ステムが図示されている。プロセス・コントローラ50は、データワードのスト リームを、デジタル出力カード52の4つの出力線のそれぞれの上で送信する。 それぞれのデータワードは、識別パルスと、アナログ信号の値を表すNビットの デ ジタル・サンプルとを含む。これらのデータワードは、それぞれの識別パルスを 認識し関連するデジタル・サンプルを一時的に記憶するデジタル・アナログ・イ ンターフェース回路54に入力される。デジタル・サンプルは、インターフェー ス回路54によって、4つのアナログ信号を表すアナログ値に変換される。アナ ログ値は、時間多重化された態様で、線56上を信号コンディショナ58まで供 給される。信号コンディショナ58は、対応するアナログ信号のアナログ値を記 憶するそれぞれのアナログ信号に対するサンプル・ホールド回路を含む。線56 上のアナログ値は、インターフェース回路54のデマルチプレクス信号の制御の 下で、対応するサンプル・ホールド回路に供給される。信号コンディショナ58 は、また、それぞれのアナログ出力信号のスケーリング、レベル・シフティング および/またはフィルタリングを行う回路を含む。 図4の実施の形態の変形が、図4Aに示されている。図4と図4Aとで同じ構 成要素は、同じ参照番号を有している。2以上のアナログ信号を表すデータワー ドが、プロセス・コントローラ50によって、デジタル入力カード52の単一の 線53上をインターフェース回路54へ直列に送信される。第1のアナログ信号 を表すデータワードの次には、第2のアナログ信号を表すデータワードが続き、 以下も同様になっている。 図1から図4に示され以上で説明したプロセス制御システムは、いくつかの共 通する特徴を有している。それぞれの場合において、アナログ信号のデジタル化 された値が、データワードのストリームとして、プロセス・コントローラに入力 され、または、プロセス・コントローラから出力されている。それぞれのデータ ワードは、識別パルスとNビットのデジタル・サンプルとを含む。以下で説明す るように、伝送された値は、また、符号ビットと範囲外ビットとを含む。識別パ ルスとデジタル・サンプルのNビットとは、通常は、スイッチを閉じることやラ ンプ制御信号などのような2進信号を受信し、又は、送信する役割を有するデジ タル入力または出力カードを介して、伝送される。それぞれの場合に、インター フェース回路とプロセス・コントローラとは、非同期的に動作する。識別パルス によって、それ以降のデジタル・サンプルが、同期信号、肯定応答などを伝送す ることなく、認識されることが可能になる。以下で説明するように、識別パルス とデジタル・サンプルのビットとのタイミングは、プロセス・コントローラの最 大走査時間と互換性を有するように選択される。 図1から図4に示され以上で説明したプロセス制御システムは、2進情報の入 力のためのデジタル入力カードと2進情報の出力のためのデジタル出力カードと を用いる。単純に、2進情報を入力および出力する入力/出力端子を有するプロ セス・コントローラもある。入力/出力カードと入力/出力端子とのそれぞれは 、2進情報をプロセス・コントローラまで転送する、または、プロセス・コント ローラから転送する2進インターフェースとして機能する。本発明は、2進情報 をプロセス・コントローラまで転送する、または、プロセス・コントローラから 転送する2進インターフェースを有する任意のプロセス・コントローラと共に用 いることができる。更に、本発明は、プロセス・コントローラと共に用いること には限定されない。より一般的に、本発明は、プロセス・コントローラとプロセ ス・モニタとを含む任意のプロセス装置と共に用いることができる。最後に、図 3、図3A、図4、図4Aに示されている複数のチャネルの実施の形態では、任 意の所望の数のチャネルを設けることができる。 単一チャネル・インターフェース回路の適切な実現例のブロック図が図5に示 されている。図5のインターフェース回路は、図1に示されたアナログ‐デジタ ル・インターフェース12と図2に示されたデジタル‐アナログ・インターフェ ース回路30との両方を実現するのに用いることができるが、以下で、修正につ いて説明する。インターフェース回路の動作を制御するプロセッサ70は、マイ クロコントローラ72と、リード・オンリ・メモリ(ROM)74と、アドレス ・ラッチ76とを含む。好適な実施の形態においては、マイクロコントローラ7 2は、インテル8032マイクロコントローラを備え、ROM74は、インター フェース回路プログラムの記憶のために8Kバイトを有する。マイクロコントロ ーラ72のアドレスおよびデータ・バス78は、ラッチ76の入力と、ROM7 4の出力とに接続されている。ROM74は、直接にマイクロコントローラ72 からの上位アドレス・ビットと、ラッチ76からの下位アドレス・ビットとを受 け取る。ROM74のデータ出力は、バス78上を、マイクロコントローラ72 に供給される。 バス78には、ラッチ80も接続されており、ラッチ80は、セレクタ・スイ ッチ82からの入力を受け取る。セレクタ・スイッチ82によって、ユーザは、 データワードのタイミング・パラメータを選択することが可能になる。更に、セ レクタ・スイッチ82によって、トランスデューサのタイプの識別と、任意の他 の所望のパラメータの選択とが可能になる。 インターフェース回路がアナログ信号のデジタル・サンプルをプロセス・コン トローラに入力するように構成されているときには、アナログ‐デジタル・コン バータ84が用いられる。アナログ-デジタル・コンバータ84は、信号コンデ ィショナ10(図1)からアナログ入力信号を受け取り、そのデータ出力は、バ ス78に接続されている。アナログ‐デジタル・コンバータ84は、例えば、テ レダイン社の製造によるタイプ7109でよい。デコーダ90は、マイクロコン トローラ72から上位アドレス・ビットを受け取り、イネーブル信号を、ROM 74、ラッチ80およびアナログ・デジタル・コンバータ84に供給する。 マイクロコントローラ72は、入力を、マイクロコントローラ72のプログラ ムされたI/O線上を、デジタル‐アナログ・コンバータ94に供給する。デジ タル-アナログ・コンバータ94が用いられるのは、インターフェース回路がア ナログ信号のデジタル・サンプルをプロセス・コントローラから受け取るように 構成されているときだけである。デジタル‐アナログ・コンバータ94の出力は 、信号コンディショナ32(図2)に接続される。 マイクロコントローラ72は、データワードを、ドライバ100とセレクタ・ スイッチ102とを介して、デジタル入力カード16に供給する。マイクロコン トローラ72は、データワードを、スイッチ102とドライバ104とを介して 、デジタル出力カード26から受け取る。ドライバ100および104は、好ま しくは、光アイソレータである。スイッチ102によって、プロセス・コントロ ーラが、ドライバ100またはドライバ104に選択的に接続されることが可能 になる。プロセス・コントローラは、インターフェース回路がアナログ信号のデ ジタル・サンプルをプロセス・コントローラに入力するように構成されていると きには、デジタル入力カード16を介して、ドライバ100に接続される。プロ セス・コントローラは、インターフェース回路がアナログ信号のデジタル・サン プ ルをプロセス・コントローラから受け取るように構成されているときには、デジ タル出力カード26を介して、ドライバ104に接続される。 図5のインターフェース回路がデジタル・サンプルをプロセス・コントローラ に入力するように構成されているときには、アナログ‐デジタル・コンバータ8 4がこの回路にインストールされ、スイッチ102が位置1に配置されてドライ バ100の出力をデジタル入力カード16に接続する。インターフェース回路は 、識別パルスとそれに続くデジタル・サンプルとを含むデータワードのストリー ムを、セレクタ・スイッチによって決定された速度でプロセス・コントローラに 送信する。インターフェース回路がデジタル・サンプルをプロセス・コントロー ラから受け取るように構成されているときには、デジタル‐アナログ・コンバー タ94がこの回路にインストールされ、スイッチ102が位置2に配置されてド ライバ104の入力をデジタル出力カード26に接続する。インターフェース回 路は、データワードのストリームを、セレクタ・スイッチによって決定された速 度で受け取る。セレクタ・スイッチ82は、プロセス・コントローラから受け取 ったデータワードのデータ速度を整合させるように設定されている。 インターフェース回路の動作を制御するROM74内のファームウェアは、3 つの基本的な機能を含む。初期化ルーチンは、セレクタ・スイッチ82の値を読 み出して、要求されるタイミングおよびそれ以外の可変のパラメータを確立する 。データ取得および値操作ルーチンは、アナログ‐デジタル・コンバータ84を 制御し、アナログ‐デジタル・コンバータ84の出力を記憶し、必要であればア ナログ信号を線形化する。図5のインターフェース回路がデジタル・サンプルを プロセス・コントローラに入力するように構成されているときには、データ送信 ルーチンは、セレクタ・スイッチ82によって確立されたタイミングで、プロセ ス・コントローラへの記憶されたデータワードの直列伝送を制御する。インター フェース回路がプロセス・コントローラからデジタル・サンプルを受け取るよう に構成されているときには、データ入力ルーチンは、識別パルスとそれぞれのデ ータビットとを認識して、受信データを記憶する。これらのソフトウェア・ルー チンは、以下で詳細に説明される。 インターフェース回路によって送信される、または、インターフェース回路に よって受信されるデータワードのフォーマットを示すタイミング図が、図6に示 されている。それぞれのデータワードは、識別パルス110と、それに続くデジ タル・サンプルのゼロ112、オプションの範囲外ビット114、オプションの 符号ビット116、12データビット118、120、・・・、122とを含む 。より一般的には、デジタル・サンプルは、Nビットを含み、符号ビットと範囲 外ビットとを含むこともある。最後のデータビット122の次には、タイムアウ ト期間126が続く。タイムアウト期間は、次のデータワードのための識別パル ス128によって終了する。データワードの重要なタイミング・パラメータは、 識別パルスの期間T1と、それぞれのデータビットの期間T2と、タイムアウト 期間T3とである。 タイミング期間T1、T2、T3は、プロセス・コントローラの最大走査時間 に基づいて選択される。走査時間は、プロセス・コントローラが2進情報を特定 のインターフェース線上に入力または出力する速度を特定する。従って、例えば 、走査時間が10ミリ秒であるときには、プロセス・コントローラは、平均で1 0ミリ秒毎に、デジタル入力カード16の特定の入力線を読み出す。識別パルス の期間T1は、少なくとも、操作時間の2倍である。好ましくは、期間T1は、 プロセス・コントローラの走査時間の3倍以上である。デジタル・サンプルのデ ータビットのそれぞれの期間T2は、識別パルスをデータビットと区別できるの に十分な量だけ、識別パルスの期間T1よりも長い。これによって、データワー ドの開始を認識することが可能になる。期間T2は、走査時間の少なくとも4倍 、好ましくは5倍以上の長さを有する。好適な実施の形態では、識別パルスの期 間T1は3Xであり、データビットのそれぞれの期間T2は5Xである。ただし 、ここで、Xは、プロセス・コントローラの走査時間を表す。タイムアウト期間 T3は、データワードの間の時間を確立しており、30ミリ秒から100ミリ秒 の範囲にある。タイミング期間T1、T2、T3は、特定の応用例でのプロセス ・コントローラの走査時間を知ることに基づいて、セレクタ・スイッチ82(図 5)によって確立される。典型的な応用例では、0.86秒の全体のサイクル時 間に対して、走査時間Xは10ミリ秒であり、T1は30ミリ秒であり、T2は 50ミリ秒であり、T3は50ミリ秒である。 マイクロコントローラ72によって実行される初期化ルーチンの流れ図が、図 7に図示されている。マイクロコントローラ初期化ステップ200および202 の後で、セレクタ・スイッチ82(図5)が、ステップ204において読み出さ れる。セレクタ・スイッチの設定から、識別パルスの期間T1が、ステップ20 6において決定され、デジタル・サンプルのそれぞれのビットの期間T2が、ス テップ208で決定される。自己テストが、ステップ210で実行される。 マイクロコントローラ72によって実行されるデータ取得および値操作ルーチ ンの流れ図が、図8に示されている。インターフェース回路が複数のチャネルを 有している場合には、ソフトウェア・チャネル・カウンタが、ステップ220で 設定される。カウンタは、処理されているチャネルを表している。アナログ‐デ ジタル・コンバータ84におけるデータの存在を示す状態ビットは、ステップ2 22でチェックされる。データがアナログ‐デジタル・コンバータ84に存在す るときには、下位バイトがステップ224において読み出され、高位バイトがス テップ226において読み出される。アナログ‐デジタル・コンバータ84から の高位および低位バイトは、ステップ228において、マイクロコントローラ7 2の内部RAMに記憶される。ステップ230では、チャネル・カウンタが増分 される。チャネル・カウンタがシステムにおけるチャネル数に到達していない場 合には(ステップ232)、ステップ222から230が、すべてのチャネルの 値が読み出され記憶されるまで、反復される。ステップ234で、記憶された値 の線形化が必要であると判断される場合には、この値は、ステップ236におい て線形化され、線形化された値は、ステップ238において、特定のRAM位置 に移動される。 インターフェース回路から受信されたデータワードを認識し処理するプロセス ・コントローラ20におけるソフトウェア・ルーチンの流れ図が、図9に示され ている。類似するソフトウェアが、インターフェース回路がプロセス・コントロ ーラからデジタル・サンプルを受信するように構成されているときには、インタ ーフェース回路によって実行される。ステップ400では、データワードを受信 する特定の入力線が調べられる。ステップ400と共に開始するルーチンは、プ ロセス・コントローラの走査時間に対応する間隔で初期化される。ステップ40 2において入力がアクティブであると判断される場合には、識別パルス・タイマ が、ステップ404で始動する。タイマは、特定の入力が非アクティブであると ステップ408で判断されるまで、ステップ406においてタイミングを継続す る。 特定の入力が非アクティブになると、タイマは停止し、IDパルスのパルス幅 が、ステップ410において上側および下側の限度と比較される。典型的には、 上側の限度は、通常のIDパルス幅と走査時間との和であり、下側の限度は、通 常のIDパルス幅と走査時間との差である。例えば、通常のIDパルス幅T1が 30ミリ秒であり、走査時間が10ミリ秒であるときには、プロセス・コントロ ーラは、IDパルスとして、20ミリ秒から40ミリ秒の範囲のパルスを認識す る。IDパルスを認識する上側および下側の限度が要求されるが、その理由は、 IDパルスの始点が、プロセス・コントローラによる特定の入力線の走査と非同 期であるからである。データビットはIDパルスとしては認識されないが、その 理由は、IDパルスに対する上側限度よりも大きなパルス幅を有しているからで ある。IDパルスが特定の時間限度内にないとステップ410で決定されるとき には、ルーチンはリセットされ、それ以降のデータビットはすべて無視される。 IDパルスが特定の時間限度内にあると仮定すると、データ・タイマがステッ プ414で始動し、データ・タイマはステップ415において継続してタイミン グを続け、ステップ416で特定の入力が調べられる。ステップ418において 入力がアクティブであると判断される場合には、ステップ420において、1つ の1がシフトレジスタの最下位ビットに記録される。入力がアクティブでないと きには、ステップ422において、1つのゼロがシフトレジスタの最下位ビット に記録される。ステップ423では、データ・タイマが予め定められた値と比較 される。データ・タイマが予め定められた値に到達していないときには、ルーチ ンはステップ415に戻り、タイマがタイミングを継続することを許容する。デ ータ・タイマが予め定められた値に到達しているときには、ステップ424にお いて、シフトレジスタにおけるアクティブな位置は、左へ、1つの位置だけシフ トされ、シフト・レコード・カウンタが、ステップ426で増分される。 シフト・カウントがステップ430においてNよりも小さいと判断されるとき には、データ・タイマは、ステップ432においてリセットされ、データビット の記録は、Nビットのデジタル・サンプルが受け取られるまで反復される。ソフ ト・カウントがNに到達すると、符号ビットがステップ434においてテストさ れ、デジタル・サンプルの符号がステップ436または438において適切に設 定される。範囲外ビットは、ステップ440においてテストされる。範囲外ビッ トがセットされると、デジタル・サンプルの整数値がその値にステップ442に おいてセットされる。範囲外ビットがセットされていないときには、シフトレジ スタに記憶されているNビットが、ステップ444において、デジタル・サンプ ルの整数値として確立される。IDパルスの受け取られたビットは、ステップ4 46においてリセットされる。 プロセス・コントローラ24(図2)によって実行され2進インターフェース を介してデータワードをインターフェース回路54まで送信するルーチンの流れ 図が、図10に示されている。インターフェース回路がデジタル・サンプルをプ ロセス・コントローラに送信するように構成されているときには、類似のソフト ウェア・ルーチンが、インターフェース回路によって実行される。IDパルス・ タイマは、ステップ500で始動する。IDパルス・タイマが予め設定された時 間T1に到達したとステップ506において判断されるまで、タイマはステップ 502でタイミングを継続し、データワードの送信の特定の出力がステップ50 4において付勢される。IDパルス・タイマがタイムアウトした後で、特定の出 力がステップ508において消勢され、従って、IDパルスを終了させる。ステ ップ510では、直列データ・タイマが始動される。データ時間周期がステップ 514において第1のデータ時間期間であると決定されると、データ・タイマが 終了したとステップ518で判定されるまで、特定の出力が、ステップ516に おいて非アクティブに保持される。これは、図6に示されているゼロ112に対 応する。データ・タイマが終了すると、特定の出力がステップ519において消 勢され、データ・タイマはステップ550でリセットされ、シフト・カウンタは 、ステップ552でテストされる。 第3のデータ時間期間では、デジタル・サンプルの最上位ビットがステップ5 30で調べられる。最上位ビットが1に等しいとステップ532で判定されると 、 ステップ534において特定の出力が付勢される。最上位ビットがゼロであると きには、特定の出力がステップ536においてゼロに保持される。データ・タイ マが終了したとステップ540において判定されたときには、デジタル・サンプ ルを保持しているレジスタにおける位置が、ステップ542において、左へ1位 置だけシフトされる。ステップ546においてシフト・カウンタが増分され、ス テップ550において、データ・タイマがリセットされる。シフト・カウンタが Nの値に到達していないとステップ552で判断されるときには、送信プロセス は、デジタル・サンプルのNビットのそれぞれに対して、反復される。 インターフェース回路が2以上のアナログ信号をプロセス・コントローラへ送 信する、または、2以上のアナログ信号をプロセス・コントローラから受信する ように構成されているときには、図5に示されている回路は、それぞれのチャネ ルにドライバ100および102を追加し、それぞれのチャネルに対してパラメ ータを設定する追加のセレクタ・スイッチ82を追加することによって修正され る。更に、マイクロコントローラ72は、処理されているチャネルを選択する制 御信号を提供する。入力構成においては、選択されたチャネルに対するアナログ 信号が、アナログ‐デジタル・コンバータ84に供給される。出力構成では、デ ジタル‐アナログ・コンバータ94の出力が、信号コンディショナの選択された チャネルに供給され、信号コンディショナのそれぞれのチャネルは、サンプル・ ホールド回路を含む。最後に、出力構成では、デジタル‐アナログ・コンバータ 94は、このデジタル‐アナログ・コンバータ94をマイクロコントローラ72 のI/Oポートに接続するのではなく、バス78上の外部RAMであるかのよう に、描かれている。 アナログ‐デジタル・コンバータ12の別の実現例が、図11に示されている 。この回路の主要な成分は、アナログ入力652とアナログ・グランド654と の間に印加されたアナログ信号をデジタル・サンプルに変換するアナログ‐デジ タル・コンバータ650である。基準源655が、アナログ‐デジタル・コンバ ータ650に基準電圧を発生する。デジタル・サンプルは、出力656上に直列 に伝送される。アナログ‐デジタル・コンバータ650は、例えば、アナログ・ デバイシズ社によって製造された12ビットのADCのタイプAD7893でよ い。 アナログ‐デジタル・コンバータ650から出力656の上に出力された直列デ ータは、ダイオード658を介して、インバータ660とドライバ・トランジス タ662と光アイソレータ664とを含む出力回路に供給される。出力線14上 への光アイソレータ664の出力は、デジタル入力カード(図1)に供給される 。上で述べた例では、シリアル・データ出力は、16ビットを含み、4つのゼロ が先行し、それに第1および第2のビットの変換データが続く。 インターフェース回路12の出力はまた、識別パルスも含んでいる。識別パル スは、ワンショット・パルス発生器670によって発生される。図6に示されて いるように、識別パルス110は期間T1を有している。パルス発生器670か らの識別パルスは、線672上をダイオード674を介して、出力インピーダン ス回路に供給される。識別パルスはまた、線682上をアナログ‐デジタル・コ ンバータ650の変換入力にも供給される。変換入力がアサートされるときには アナログ‐デジタル・コンバータ650は、アナログ入力をサンプリングし、サ ンプリングされたアナログ値をデジタル・サンプルに変換する。デジタル・サン プルは、線684上のクロック信号によって、アナログ‐デジタル・コンバータ 650からクロックされる。直列に伝送されたデジタル・サンプルのそれぞれの ビットは、図6に示されているように、期間T2を有している。図11の実施の 形態では、データワードは、範囲外ビットや符号ビットを含まない。 水晶発振子690が、32kHzの周波数でクロック信号を発生する。発振子 の周は、カウンタ692に与えられる。カウンタ692は、クロック出力を32 分の1に分周し、1kHzの時間ベースを、線694上を、カウンタ696およ び698とフリップフロップ700とを含むタイミング回路に供給する。スイッ チ702および704は、カウンタ696および698の予めロードされた入力 にそれぞれ接続される。スイッチ702および704を適切に選択することによ って、フリップフロップ700からの出力クロックは、1から50ミリ秒の間の クロック周期を有する。フリップフロップ700の出力は、線684上をアナロ グ‐デジタル・コンバータ650の直列クロック入力と、カウンタ710のクロ ック入力とに供給される。カウンタ710は、入力クロックパルスの後で、イン バータ712を介して出力を供給し、フリップフロップ714を設定する。線7 16上のフリップフロップ714の出力は、カウンタ692および710とをリ セットし、ワンショット・パルス発生器720をトリガする。フリップフロップ 714の出力は、16個のクロック・パルスがアナログ‐デジタル・コンバータ 650に供給されたことを示しており、それによって、12ビットのデジタル・ サンプルすべてがデジタル入力カード16に送信されたことを保証している。 パルス発生器720は、データワードの送信の間のタイムアウト期間T3を確 立する。パルス発生器720の出力は、パルス発生器670の入力に供給される 。タイムアウト期間の最後に、パルス発生器670がトリガされ、別の識別パル スを発生し、よって、上述したような、アナログ入力のデジタル・サンプルへの 変換と識別パルスおよびデジタル・サンプルのデジタル入力カード16への送信 とを含む1サイクルを初期化する。このサイクルは、識別パルスと、それに続く 4つの先行するゼロと12ビットのデータと、更にそれに続くタイムアウト期間 とを含む。このサイクルは、連続的に反復される。 識別パルス80の期間T1は、約1ミリ秒から300ミリ秒の範囲で、パルス 発生器670のRC時定数724を調節することによって調節可能である。変換 サイクルの間のデジタル・サンプルのそれぞれのビットの継続時間は、パルス発 生器720のRC時定数726を変動させることによって調節可能である。タイ ミング値T1、T2、T3は、上述したように、プロセス・コントローラ20と の互換性を得るように、調節される。 図12には、プロセス・コントローラからインターフェース回路へのデータワー ドの送信のための代替のフォーマットのタイミング図が示されている。単一のア ナログ値を表すそれぞれのメッセージは、N個のデータビット810、811等 のデジタルワードが後置される指示を含む。タイミングはプロセス・コントロー ラの走査時間X、即ち、プロセス・コントローラが入力をサンプリングし又は2 進インターフェースにおいて出力を変更する間隔に基づいている。図12に示す 例においては、識別は、5走査時間(5X)の期間を有するオフ状態からなる第 1部分800と、その後の3走査時間(3X)の期間を有するオン状態からなる 第2部分802と、その後の5Xの期間を有するオフ状態からなる第3部分80 4とを含む。それぞれのデータビット810,811等は、第1の一定値812 と、その後の2進値のデータビット814と、その後の第2の一定値816とに よって表される。図12に示すとおり、第1の一定値812はパルス即ちオン状 態からなり、第2の一定値816はオフ状態からなる。2進値814は、データ ビットの2進値に依存して、オン又はオフの状態にある。第1の一定値812及 び第2の一定値816は少なくともXの期間を有しており、データビット814 は少なくとも3Xの期間を有する。それぞれのデータビット810の開始におけ る一定の遷移816は、インターフェース回路によって受信されるそれぞれのデ ータビットの再タイミングを許容する。 図12に示すデータワードの送信フォーマットは、1個以上のアナログ信号を 表すデジタルワードを送信するために使用される。デジタルワードが1個のアナ ログ信号を表す場合、デジタルワードは図12に示すようなデジタル出力カード によって送信される。デジタルワードが2個以上のアナログ信号を表すときには 、デジタルワードは図4Aに示すようなデジタル出力カードの単一の線上で時間 多重化されるか、又は、図4に示すようなデジタル出力カードの個別の線上で送 信される。2個以上のアナログ信号を表すデジタルワードが単一の線上で時間多 重化される場合、それぞれのアナログ信号に対するデータビットは所定の順序で それぞれのデジタルワードに組み込まれる。こうして、例えば、それぞれがNビ ットのサンプルによって表される4つのアナログ信号を表すデジタルワードを送 信すべき場合、それぞれのデジタルワードは所定の順序の4N個のビットを含む 。 図12に示すフォーマットでデータを送信するためのプロセス・コントローラ により実現されるルーチンのフローチャートが図13に示されている。ステップ 830において、送信されるべきデジタルワードはテンポラリ・ワード・レジス タに移動される。デジタルワードの符号はステップ832において調節される。 典型的には、1つのデータビットはデジタルワードの符号を表す。出力はステッ プ834においてオフにされ、ステップ836においてタイマーが増分される。 ステップ838において決定されるように、5走査時間(5X)に等しい時間が 経過すると、ステップ840において出力はオンにされる。ステップ842にお いてタイマーが増分される。ステップ844において決定されるように、出力が 3走査時間(3X)の期間オンであったとき、ステップ846において出力はオ フにされる。ステップ848においてタイマーが増分される。ステップ850に おいて決定されるように、出力が5走査時間(5X)の期間オフであったとき、 プロセスはステップ852へ進む。ステップ834〜850は図12に示す識別 の送信を実行する。 ステップ852において、データ・パルス・カウンタDCは増分され、ステッ プ854においてデータ・パルス・カウンタは、全データビットの送信が完了し たかどうかを決定するために試験される。図13の例においては、14個のデー タビットが送信される。理解されるとおり、本発明にしたがって、異なる数のデ ータビットを送信してもよい。ステップ856において、一定値(図12)を送 信するように出力を1走査時間の期間オンにする。ステップ858において、デ ータビットが2進値「0」を有すると決定されると、ステップ862において出 力はオフにされる。ステップ860、862に続いて、ステップ864において タイマーは増分される。ステップ866において決定されるように、タイマーが 3走査時間(3X)の値に到達すると、ステップ868において出力は1走査時 間の期間オフにされる。これは、図12に示す第2の一定値816を表す。次い で、テンポラリ・データ・レジスタ内のデータワードは、ステップ870におい て、MSBへ向かって1ビット位置だけシフトされ、プロセスは次のデータビッ トを送信するためにステップ852へ戻る。プロセスは全データビットの送信が 完了するまで反復される。 図14には、図12のフォーマットのデータワードを受信するためにインター フェース回路によって実行されるルーチンのフローチャートが示される。ステッ プ900において、レジスタ1と指示されたレジスタがクリアされ、プロセス・ コントローラからの入力がステップ902において検査される。ステップ904 において入力がオンであると決定されると、レジスタ1はステップ906におい て増分される。ステップ908において入力は検査される。ステップ910にお いて決定されるように、入力がオンのままであれば、レジスタ1はプロセス・コ ントローラの走査時間毎に増分される。ステップ910において決定されるよう に、入力がオフ状態になると、レジスタ11における値はステップ914におい て試験される。レジスタ1の値が2と3の間にあり、識別パルス802の受信を 指示していれば、プロセスはデータビットの受信のためにステップ914へ進む 。 ステップ914において、レジスタ1の値nはデジタルワードのビット数を表 す14にセットされ、テンポラリ・レジスタはステップ916においてクリアさ れる。ステップ918において入力が検査される。ステップ920において入力 がオンであると決定されると、ステップ922において、プロセスはプロセス・ コントローラの2.5走査時間(2.5X)だけ待機し、次いで、ステップ92 4において入力を検査する。第1の一定値812の受信後に2.5X待機するこ とにより、ステップ924において、入力は2進値814のほぼ中間で検査され る。ステップ926において入力がオンであると決定されると、テンポラリ・レ ジスタのn番目のビットがステップ928においてセットされる。ステップ92 6において入力がオフであると決定されると、テンポラリ・レジスタのn番目の ビットがステップ930においてクリアされる。値nはステップ932において 減分される。nがステップ934において0であると決定されると、デジタルワ ードの受信が完了し、ステップ936においてテンポラリ・レジスタの値がユー ザー出力ワードへ移動される。nがステップ934において0ではないと決定さ れると、ステップ938において入力が検査され、第2の一定値816を試験す る。ステップ940において入力がオフであると決定されると、プロセスはステ ップ918に戻る。ステップ918〜940を含むデータビットを受信するため のサブルーチンはデータビット毎に反復される。 図15には、高速カウンタ・モードにおいて使用されるデータ・フォーマット のタイミング図が示されている。高速カウンタ・モードにおいては,単一のアナ ログ値を表すそれぞれのメッセージはアナログ値を表す一連のパルスを含むデー タワード962を含む。送信されるパルスの数は送信されるべきアナログ値を表 す。送信されるP個のパルスは一定数のパルスと可変数のパルスとを含むことが 好ましい。可変数のパルスはアナログ値を表す。一定数のパルスは、アナログ値 がゼロのときであっても1個以上のパルスが送信されることを保証する。好まし い実施の形態においては、送信時間を最小にするために、1個の一定のパルスが 送信される。P個のパルスは均一なパルス幅とパルス速度とを持ち、パルス数に よってアナログ値を表すことが好ましい。データワード962の後には終端識別 960が続く。例えば、終端識別960はプロセス・コントローラの2走査時間 (2X)の期間に出力をオフ状態に保持することを含む。これによりデータワー ド間の明瞭な線引きが保証される。 高速カウンタ・モードは,幾つかのプロセス・コントローラで利用可能なカウ ンタを利用する。特に,プロセス・コントローラ内のカウンタは2進インターフ ェースのデータ線と接続され、プロセス・コントローラによる走査とは独立に、 データ線上で受信されたパルスの計数を累算する。プロセス・コントローラは1 走査時間の期間におけるカウンタの値を検査するようプログラムされる。プロセ ス・コントローラ内のカウンタは、典型的には、約10kHzまでの速度の一連 のパルスを受信することができる。高速カウンタ・モードはプロセス・コントロ ーラに存在するカウンタを利用するが、図15に示されるデータ・フォーマット はプロセス・コントローラからインターフェース回路へのデータの送信、及び、 インターフェース回路からプロセス・コントローラへのデータの送信のために使 用される。 図15の高速カウンタ・モードにおいてデータを送信するためのルーチンのフ ローチャートが図16に示される。走査カウンタxはステップ1000において クリアされる。走査カウンタxは、ステップ1002において、プロセス・コン トローラの走査時間Xに等しい期間が経過するたびに増分される。ステップ10 04において決定されるように走査カウンタの値が2に等しいとき、図15に示 される終端識別960の送信に対応して、ステップ1006において、暫定値を 送信されるべきアナログ値と一定値との和に設定する。パルス出力ルーチン10 10は図16に示す主ルーチンと並行に動作する。ステップ1012において1 個のパルスが出力され、暫定値はステップ1014において減分される。上記の とおり、暫定値は送信されるべき値と一定値との和を表す。ステップ1016に おいて暫定値が試験される。暫定値が0に等しくない限り、ステップ1012に おいて追加のパルスが送信される。暫定値が0に到達して、所望の数のパルスが 送信されたことを指示すると、ステップ1020において完了ビットがセットさ れる。主ルーチンを参照すると、完了ビットはステップ1022において試験さ れる。完了ビットはパルス出力ルーチン1010によってセットされ、データワ ードの送信が完了したことを示す。次いで、完了ビットはステップ1024にお いてリセットされる。次ぎのデータワードの送信を行うため、プロセスはステッ プ1000へ戻る。 図17には、図15の高速カウンタ・モードにおいてデータを受信するための ルーチンのフローチャートが示される。ステップ1050において,プロセス・ コントローラ内のカウンタが読まれる。前記のとおり、カウンタは2進インター フェースのデータ線と接続され、データ線上で受信されたパルスの計数を累算す る。図17のルーチンはレジスタ1、レジスタ2、レジスタ3として指示された 、プロセス・コントローラ内のレジスタを使用する。ステップ1052において 、レジスタ2内の値はレジスタ1にロードされ、ステップ1054において、カ ウンタから読み出された値はレジスタ2にロードされる。ステップ1056にお いて、レジスタ2の値が試験される。レジスタ2の値が0より大きく、パルスが カウンタによって受信されたことを示すとき、ステップ1058においてレジス タ2はレジスタ1と比較される。レジスタ1の値は前の走査からのカウンタの値 を表す。レジスタ1とレジスタ2との値が等しいことによって指示されるように 、計数が2走査の期間同じであるとき、カウンタは完全なデータワードの受信を 完了している。逆に、プロセス・コントローラの2走査時間の期間にデータワー ドが受信される。この場合、レジスタ1及びレジスタ2の値は等しくなく、プロ セスはカウンタのもっと後の読みを得るためにステップ1050へ戻る。ステッ プ1058においてレジスタ1とレジスタ2の値が等しいと決定され、データワ ードの送信が完了したことを指示すると、レジスタ2の値はステップ1060に おいてレジスタ3へロードされる。次いで、レジスタ3は送信された値を含む。 ステップ1062においてカウンタはクリアされ、レジスタ1及びレジスタ2は それぞれステップ1064、1066においてクリアされる。次いで,プロセス ・コントローラは新たなデータワードを受信するための準備をする。 高速カウンタ・モードは、データをインターフェース回路からプロセス・コン トローラへ送信するために、又は、データをプロセス・コントローラからインタ ーフェース回路へ送信するために使用される。こうして、図16のルーチンは高 速カウンタ・モードにおいてデータを送信するためにインターフェース回路又は プロセス・コントローラにおいて実行される。同様に、図17のルーチンは高速 カウンタ・モードにおいてデータを受信するためにインターフェース回路又はプ ロセス・コントローラにおいて実行される。高速カウンタ・モードにおいてイン ターフェース回路がプロセス・コントローラからデータを受信すると、マイクロ コントローラはプロセス・コントローラから受信されたパルスを計数するようプ ログラムされ、かくて、カウンタの機能を実行する。 図18は、2進重み付けカウンタ・モードで利用されるデータ・フォーマット のタイミング図を示す。単一のアナログ値を表すメッセージは識別1100及び N個のデータビット1102、1104、...を含む。図18に示される2進 重み付けカウンタ・モードは、高速カウンタ・モードと結合して上で説明したよ うに、プロセス・コントローラ内のカウンタ・ハードウェアを利用する。しかし ながら、送信されるパルス数がアナログ値を表す高速カウンタ・モードとは対照 的に、2進重み付けカウンタ・モードにおいてはアナログ値は2進符号によって 表される。特に、アナログ値は、それぞれが個別に送信されるN個のビット11 02、1104、...のデジタルワードによって表される。図18に示すよう に、それぞれのデータビットは、データビットが第1の2進値を有するときには 第1のパルス数で表され、データビットが第2の2進値を有するときには第2パ ルス数で表される。好ましい実施の形態においては、単一のパルス1110は2 進値「0」を表し、2つのパルス1110及び1112は2進値「1」を表す。 少なくとも2走査時間(2X)の期間を有するオフ状態1114はデータビット のパルスの後に続く。データビット1102のシーケンスはデータワードにおけ るデータビット毎に反復される。識別1100は、一連の3個のパルス1116 、1118、1120と、その後の、少なくとも2走査時間(2X)の期間を有 するオフ状態1122とを含むことが好ましい。図18のフォーマットにおいて 、パルス1110、1112、1116、1118、1120はプロセス・コン トローラ内のカウンタの最大速度までの速度で,典型的には10kHzで送信さ れる。 2進重み付けカウンタ・モードは、アナログ信号を表すデジタルワードをイン ターフェース回路からプロセス・コントローラへ送信するために、又は、アナロ グ信号を表すデジタルワードをプロセス・コントローラからインターフェース回 路へ送信するために使用される。更に、2進重み付けカウンタ・モードはは、1 個以上のアナログ信号を表すデジタルワードを送信するために使用される。デジ タルワードが1個のアナログ信号を表すとき、このデジタルワードは図1及び図 2に示すように送信される。デジタルワードが2個以上のアナログ信号を表すと き、このデジタルワードは、図3及び図4Aに示すように、デジタル入力カード 又はデジタル出力カードの単一の線上で時間多重化され、又は、図3および図4 に示すように、デジタル入力カード又はデジタル出力カードの個別の線上で送信 される。2個以上のアナログ信号を表すデジタルワードが単一の線上で時間多重 化されるとき、それぞれのアナログ信号に対するデータビットは所定の順序で各 デジタルワードへ組み込まれる。こうして、例えば、それぞれがNビットのサン プルによって表される4個のアナログ信号を表すデジタルワードが送信されるべ きであるとき、各デジタルワードは所定の順序の4N個のビットを含む。 図18の2進重み付けカウンタ・フォーマットを使用してデータを送信するた めのルーチンのフローチャートが図19に示される。ステップ1150において 、値3が出力値レジスタにロードされる。ステップ1160において走査カウン タがクリアされる。走査カウンタはステップ1162において増分され、ステッ プ1164において決定されるように走査カウンタが値2に到達すると、ステッ プ1166においてパルス出力ルーチン1152が開始される。パルス出力ルー チン1152はパルスの送信のために図19の主ルーチンと並行に動作する。パ ルス出力ルーチン1152において、ステップ1154においてパルスが送信さ れ、ステップ1156においてパルス数が出力値レジスタに対してチェックされ る。特定の数のパルスが送信されると、完了ビットがステップ1158において セットされる。完了ビットは主ルーチンのステップ1168において試験される 。完了ビットはステップ1170においてリセットされ、データワードのMSB が検査されたかどうかがステップ1172において決定される。MSBの検査が 完了していたならば、ステップ1174においてデータは1ビットだけ左へシフ トされ、ステップ1176においてデータ・カウンタが増分される。ステップ1 178において、データ・カウンタは送信されるべきデータビット数と比較され る。 全データの送信が完了したことをデータ・カウンタが指示すると、データワード のMSBがステップ1180において検査される。その代わりに,ステップ11 72において、MSBの検査が完了していないものとステップ1172において 決定されるならば、プロセスはステップ1180へ直接に進む。ステップ118 2において、MSBが2進値「1」を有すると決定されると、ステップ1184 において出力値は2にセットされる。ステップ1182においてMSBが2進値 「0」を有すると決定されると、ステップ1186において出力値は1にセット される。ステップ1184における値2はパルス1110、1112が送信され ることを指示する。ステップ1185における値1はパルス1110のみが送信 されることを指示する。次いで、プロセスはステップ1160へ戻り、プロセス ・コントローラの2走査時間(2X)の期間オフ状態1114を発生する。1個 のパルス又は2個のパルスの各データビットはパルス出力ルーチン1152によ って送信される。プロセスは全データビットの送信が完了するまで反復される。 図18の2進重み付けカウンタ・モードにおいてデータワードを受信するため のルーチンを図20に示す。図20のルーチンではレジスタ1、2、3、4が使 用される。インターフェース回路からパルスを受信するカウンタは、ステップ2 000において読まれる。レジスタ2の内容はステップ1202においてレジス タ1にロードされ、カウンタの内容はステップ1204においてレジスタ2にロ ードされる。ステップ1206においてレジスタ2は試験される。レジスタ2が 0より大きい値を含むならば、レジスタ2の内容はステップ1208においてレ ジスタ1の内容と比較される。レジスタ1とレジスタ2の内容が等しく、識別又 はデータビットの送信が完了したことを指示するとき、ステップ1210におい てレジスタ2の内容がレジスタ3へロードされる。ステップ1212においてカ ウンタはクリアされ、レジスタ1及びレジスタ2はステップ1214及び121 6においてそれぞれクリアされる。レジスタ3の値はステップ1218において 試験される。レジスタ3の値が3に等しく、識別が受信されたことを指示すると き、ステップ1220において、変数の値nが受信されるべきデータビットの数 にセットされる。また、ルーチンはテンポラリ・レジスタ1、2を使用する。テ ンポラリ・レジスタ1、2はステップ1222および1224においてそれぞれ クリアされる。ステップ1200〜1216を含むルーチン1226はステップ 1228において実施される。レジスタ3の値はステップ1230において試験 される。レジスタ3が値2を含み、データビットが2個のパルスを含んでいたこ とを指示すると、テンポラリ・レジスタ2のn番目のビットがステップ1232 においてセットされる。レジスタ3が値1を含み、データビットが1個のパルス を含むことを指示するとき、テンポラリ・レジスタ2のn番目のビットはステッ プ1234においてリセットされる。ステップ1236において値nが減分され 、ステップ1238においてnの値が試験される。値nがゼロに等しくないとき 、プロセスは次ぎのデータビットを処理するためにステップ1228へ進む。値 nがゼロに等しいとき、ステップ1240において、データビットは受信された データワードとしてレジスタ4にロードされる。カウンタ及びレジスタ1、2は 、それぞれステップ1242、1244、1246においてクリアされる。次い で、プロセスは別のデータワードを受信するためにステップ1200へ進む。 上に示すように、2進重み付けカウンタ・モードは、インターフェース回路か らプロセス・コントローラへのデータの送信のために使用され、又は、プロセス ・コントローラからインターフェース回路へのデータの送信のために使用される 。こうして、図19のルーチンは、2進重み付けカウンタ・モードでデータを送 信するために、インターフェース回路又はプロセス・コントローラによって実行 される。同様に、図20のルーチンは、2進重み付けカウンタ・モードでデータ を受信するために、インターフェース回路又はプロセス・コントローラによって 実行される。 インターフェース回路とプロセス・コントローラとの間のいずれかの方向での データ伝送量を低減するために、及び、それによって送信時間を短縮するために 、デルタ・モードが利用可能である。デルタ・モードは、プロセス・コントロー ラとの間で伝送されているアナログ値は典型的には時間の函数として徐々に変化 するという事実に基づいている。こうして、連続する値の間の変化即ちデルタは 典型的には小さな値である。小さな値は少ない2進ビット又はパルスで表すこと ができ、短時間に伝送することができる。例えば、全アナログ値の伝送には12 ビット又は14ビットを必要とするが、以前の値からの変化の伝送は3ビット又 は 4ビットを要するのみである。デルタ・モードは、図6、12、18のデータ・ フォーマットを含む、伝送の同期を取るための識別を含む任意のデータ・フォー マットと共に使用することができる。これらのデータ・フォーマットは、以前の アナログ値からのデルタに対応するよう、送信されるビットの数を単に減らすこ とによって利用される。送信されるビットの1つは、データワードがデルタ値を 表すデルタ・データ・ワードであるか、完全なアナログ値を表す完全なデータワ ードであるかを指示する。 デルタ・モードは、アナログ信号を表すデジタルワードをインターフェース回 路からプロセス・コントローラへ送信するために、又は、デジタルワードをプロ セス・コントローラからインターフェース回路へ送信するために使用される。更 に、デルタ・モードは、1個以上のアナログ信号を表すデジタルワードを送信す るためにも使用される。デジタルワードが1個のアナログ信号を表すとき、この デジタルワードは図1及び図2に示すように送信される。デジタルワードが2個 以上のアナログ信号を表すとき、このデジタルワードは、図3A及び図4Aに示 すように、デジタル入力または出力カードの単一の線上で時間多重化され、又は 、図3及び図4に示すように、デジタル入力又は出力カードの個別の線上で送信 される。2個以上のアナログ信号を表すデジタルワードが単一の線上で時間多重 化されるとき、各アナログ信号に対するデジタルビットは所定の順序で各デジタ ルワードに組み込まれる。こうして、例えば、それぞれがNビットのサンプルに よって表される4個のアナログ信号を表すデジタルワードが送信されるべき場合 、各デジタルワードは所定の順序の4Nビットを含む。 デルタ・モードでデータを送信するためのルーチンが図21に示される。ステ ップ1300において、識別が生成される。識別は前述のフォーマットのうちの 任意のものを有する。ステップ1302において決定されるように識別が完全で あると、ステップ1304においてアナログ値が読まれる。ステップ1306に おいて、現在のアナログ値と以前のアナログ値との差の絶対値が、任意に設定さ れ得る最大デルタ値と比較される。現在の値と以前の値との差が最大デルタ値を 越えるとき、完全なアナログ値を表す完全なデルタワードがステップ1308に おいて送信される。現在の値と以前の値との差が最大デルタ値を越えないとき、 差即ちデルタがステップ1310において送信される。次いで、ステップ131 2において、現在の値が以前の値として記憶される。次いで、プロセスは次のデ ータワードを送信するためにステップ1300へ戻る。 図22には、デルタ・フォーマットにおいてデータワードを受信するためのル ーチンのフロー図が示される。入力はステップ1350において検査される。ス テップ1352において入力がオンであると決定されると、テンポラリ・カウン タxはステップ1354において増分される。カウンタxの値がステップ135 6において0と5との間の範囲にあると決定されると、IDビットがステップ1 358においてセットされ、ステップ1360においてカウンタxはクリアされ る。カウンタxはステップ1362において増分される。ステップ1364にお いてカウンタxが3以上の値を有すると決定されると、ステップ1366におい て3の連続整数遅延が行われ、カウンタxがステップ1368においてクリアさ れる。次いで、カウンタxはステップ1370において増分される。カウンタx の値がステップ1372において5以上であると決定されると、ステップ137 4において連続データ・サンプリングが行われ、カウンタxはステップ1376 においてクリアされる。ステップ1378において長さビットLが検査され、ス テップ1380において長さビットLが記憶される。ステップ1382において 長さビットLが「1」に等しいと決定されると、ステップ1384において、送 信されるべきビット数Nがデルタ・データに対応する値にセットされる。ステッ プ1382において決定されるように長さビットLが「1」に等しいとき、ステ ップ1388においてNの値が完全なデータワードを送信するためのビット数に セットされる。ステップ1388においてデータ・カウンタyが増分される。ス テップ1390においてyの値が1に等しいと決定されると、ステップ1392 において範囲外ビットがセットされ、送信されるべき値がステップ1394にお いてLSBの方へ1ビットだけシフトされる。次いで、プロセスはステップ13 88へ進み、データ・カウンタyを増分する。ステップ1396においてyの値 が2に等しいと決定されると、ステップ1398において符号ビットがセットさ れる。次いで、プロセスはステップ1394へ進む。ステップ1400において 決定されるようにyの値が3に等しいとき、MSBはステップ1402において テンポラリ・ワードにセットされる。次いで、プロセスはステップ1394へ進 む。ステップ1404において決定されるようにyの値が4に等しいとき、ステ ップ1406においてビットMSB−1がテンポラリ・ワードにセットされる。 次いで、プロセスはステップ1394へ進む。ステップ1408において決定さ れるようにyの値がNに等しいと決定されると、ステップ1410においてLS Bがテンポラリ・ワードにセットされる。次いで、プロセスはステップ1394 へ進む。ステップ1420において決定されるようにyの値がN+1に等しいと き、長さビットLの値はステップ1422において試験される。長さビットLが 1に等しいとき、ステップ1424においてテンポラリ・ワードがユーザーのワ ードに加算され、ステップ1426においてテンポラリ・ワードはクリアされる 。ステップ1422において決定されるように長さビットLが1に等しくないと き、ステップ1430においてテンポラリ・ワードはユーザーのワードヘ移され 、ステップ1432においてテンポラリ・ワードはクリアされる。 図23には、クアッド・チャネル・インターフェース回路のブロック図が示さ れている。マルチプレクサ及び信号条件付け回路1500はチャネルA入力及び チャネルB入力を受け取る。A及びBの信号は計装増幅器1502を介してアナ ログ‐デジタル変換器(ADC)1504へ供給される。ADC1504の出力 はマイクロコントローラ1506へ供給される。マイクロコントローラ1506 はデジタル入力及び出力をインターフェース回路1508を介してプロセス・コ ントローラ又はプロセス・モニタに提供する。マイクロコントローラ1506は インターフェース回路1510を介してデジタル入力及び出力をパーソナル・コ ンピュータに提供する。インターフェース回路の出力はチャネルAのデジタル‐ アナログ変換器(DAC)1512及びチャネルBのDAC1514を介してマ イクロコントローラ1506によって提供される。DAC1512、1514の 出力はそれぞれ出力条件付け回路1516、1518を介して供給される。回路 1516、1518は電圧範囲及び電流範囲に関してソフトウェア制御可能であ る。好ましい実施の形態においては、マイクロコントローラ1506はジーメン ス製のSABC501であり、ADC1504はAD7717のような16ビッ トのデルタ・シグマADCであり、DAC1512、1514はAD420AR −32のような16ビットのデルタ・シグマDACである。 インターフェース回路からプロセス・コントローラへの、及び、プロセス・コ ントローラからインターフェース回路へのデータの伝送は、データの送受信にハ ンドシェーキング又は誤り訂正技術を使用しない。インターフェース回路及びプ ロセス・コントローラは完全に非同期で動作し、データの受信を確認するために プロセス・コントローラからインターフェース回路へいかなる種類のフィードバ ックも送信されない。プロセス・コントローラによって識別パルスが認識される 。これは、そのパルス持続時間が直列に送信されるデジタルサンプルの各データ ビットの持続時間とは異なるからである。その結果、アナログ信号を、アナログ 信号を処理するためにも直列データを処理するためにも設計されていないデジタ ル入力カード又は他のデジタル・インターフェース回路を介して、プロセス・コ ントローラへ伝送することができる。同様に、アナログ信号を、アナログ信号を 処理するためにも直列データを処理するためにも設計されていないデジタル入力 カード又は他のデジタル・インターフェース回路を介して、プロセス・コントロ ーラから伝送することができる。こうして、この出願は、アナログ信号をプロセ ス装置に入力し且つアナログ信号をプロセス装置から出力する安価なアプローチ を提供する。 この発明の好ましい実施の形態とみなされるものを図示し説明してきたが、添 付の請求の範囲によって定義された発明の範囲から逸脱することなく種々の変更 、修正を行うことが出来ることは、当業者には自明である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.2進インターフェースを備え、該2進インターフェースの出力値を変更する ための走査時間Xを有するプロセス装置によって直列に伝送される信号であって 、アナログ値を表すNビットのデジタルワードが後置された識別を含む信号を変 換するためのインターフェース回路において、 Nビットの前記デジタルワードが後置された前記識別を受信するための受信手 段であって、Nビットの前記デジタルワードのそれぞれを、少なくともXの期間 を持つ第1一定値と、その後の少なくとも3Xの期間を持つデータビットと、そ の後の少なくともXの期間を持つ第2の一定値とを含むシーケンスとして認識す る手段を有する受信手段と、 Nビットの前記デジタルワードを前記アナログ値へ変換するための手段と、 を具備するインターでース回路。 2.前記第1の一定値がオン状態を含み、前記第2の一定値がオフ状態を含む、 請求項1記載のインターフェース回路。 3.前記識別が、少なくとも5Xの期間を持つオフ状態と、その後の少なくとも 3Xの期間を持つオン状態と、その後の少なくとも5Xの期間を持つオフ状態と を含む、請求項1記載のインターフェース回路。 4.前記デジタルワードが1個以上のアナログ信号を表し、 前記変換手段が、Nビットの前記デジタルワードを前記2個以上のアナログ信 号へ変換するための手段を有する、 請求項1記載のインターフェース回路。 5.2進インターフェースと、走査時間Xにより2進値を前記2進インターフェ ースに出力するための手段と、アナログ信号を表すNビットのデジタルワードが 後置された識別を前記2進インターフェースの単一の線上に直列に送信するため の送信手段であって、Nビットの前記デジタルワードのそれぞれを、少なくとも Xの期間を持つ第1一定値と、その後の少なくとも3Xの期間を持つデータビッ トと、その後の少なくともXの期間を持つ第2の一定値とを含むシーケンスとし て送信する送信手段とを備えるプロセス装置と、 前記プロセス装置から、Nビットの前記デジタルワードが後置された前記識別 を直列に受信するための受信手段であって、Nビットのデジタルワードのそれぞ れを前記シーケンスとして認識する手段と、Nビットの前記デジタルワードを前 記アナログ信号へ変換する手段とを有する受信手段と、 を具備するシステム。 6.2進インターフェースを備え、該2進インターフェースの出力値を変更する ための走査時間Xを有するプロセス装置からアナログ信号を出力するための方法 であって、 アナログ信号を表すNビットのデジタルワードが後置された識別を含む信号で あって、Nビットの前記デジタルワードのそれぞれが、少なくともXの期間を持 つ第1一定値と、その後の少なくとも3Xの期間を持つデータビットと、その後 の少なくともXの期間を持つ第2の一定値とを含むシーケンスを有する信号をプ ロセス装置からインターフェース回路へ直列に送信するステップと、 前記インターフェース回路が、Nビットの前記デジタルワードが後置された前 記識別を受信し、前記識別及びそれぞれの前記Nビットのシーケンスを認識する ステップと、 前記インターフェース回路が、Nビットの前記デジタルワードを前記アナログ 値へ変換するステップと、 を具備する方法。 7.前記デジタルワードが2個以上のアナログ信号を表し、Nビットの前記デジ タルワードを前記アナログ値へ変換するステップがNビットの前記デジタルワー ドを前記2個以上のアナログ信号へ変換するステップを含む、請求項6記載の方 法。 8.2進インターフェースを有するプロセス装置へアナログ信号を入力するため のインターフェース回路において、 前記アナログ信号の値を、P個(ただし、Pは前記アナログ信号の値を表す数 である)のパルスを有するデジタルワードへ変換するための手段と、 終端識別が後置されたP個のパルスの前記デジタルワードを、前記インターフ ェース回路の単一の線上で、前記2進インターフェースから受信されたパルスを 計数するための手段を備える前記プロセス装置へ直列に送信するための手段と、 を具備するインターフェース回路。 9.前記プロセス装置へ送信された前記デジタルワードのP個のパルスが、一定 数のパルスと可変数のパルスとを含み、該可変数のパルスが前記アナログ信号の 値を表す、請求項8記載のインターフェース回路。 10.前記プロセス装置が前記2進インターフェースでの入力をサンプリングす るための走査時間を有しており、前記終端識別が少なくとも2Xの期間を持つオ フ状態を含む、請求項8記載のインターフェース回路。 11.2進インターフェースと、該2進インターフェースにおいて受信されたパ ルスを計数するための手段とを備えるプロセス装置、及び アナログ信号の値をP個(ただし、Pはアナログ信号の値を表す数である)の パルスからなるデジタルワードへ変換するための手段と、終端識別が後置された 前記デジタルワードのP個のパルスを前記2進インターフェースの単一の線上で 前記プロセス装置へ直列に送信するための手段とを備えるインターフェース回路 、を具備するシステム。 12.2進インターフェースを有するプロセス装置によって直列に送信された信 号を変換するためのインターフェース回路であって、前記信号が、終端識別が後 置されたP個(ただし、Pはアナログ信号の値を表す数である)のパルスからな るデジタルワードを含むインターフェース回路において、 前記終端識別が後置されたP個のパルスの前記デジタルワードを受信するため の手段と、 P個のパルスの前記デジタルワードを前記アナログ値へ変換するための手段と 、 を具備するインターフェース回路。 13.2進インターフェースと、終端識別が後置されたP個(ただし、Pはアナ ログ信号の値を表す数である)のパルスからなるデジタルワードを前記2進イン ターフェースの単一の線上で直列に送信するための手段、及び 前記終端識別が後置されたP個のパルスの前記デジタルワードを前記プロセス 装置から直列に受信するための手段と、P個のパルスの前記デジタルワードを前 記アナログ値へ変換するための手段とを含むインターフェース回路、 を具備するシステム。 14.2進インターフェースを有するプロセス装置にアナログ信号を入力するた めの方法であって、 インターフェース回路において、前記アナログ信号の値をP個(ただし、Pは アナログ信号の値を表す数である)のパルスからなるデジタルワードへ変換する ステップと、 終端識別が後置されたP個の前記デジタルワードを前記2進インターフェース の単一の線上で前記インターフェース回路から前記プロセス装置へ直列に送信す るステップと、 前記プロセス装置がP個のパルスの前記デジタルワードを計数して前記アナロ グ信号の値を決定するステップと、 を具備する方法。 15.2進インターフェースを有するプロセス装置からアナログ信号を出力する ための方法であって、 終端識別が後置されたP個(ただし、Pはアナログ信号の値を表す数である) の前記デジタルワードを前記2進インターフェースの単一の線上で前記プロセス 装置からインターフェース回路へ直列に送信するステップと、 前記インターフェース回路が、前記終端識別が後置されたP個のパルスの前記 デジタルワードを受信するステップと、 前記インターフェース回路がP個のパルスの前記デジタルワードを前記アナロ グ値へ変換するステップと、 を具備する方法。 16.2進インターフェースを有するプロセス装置へアナログ信号を入力するた めのインターフェース回路であって、 前記アナログ信号の値をNビットのデジタルワードへ変換するための手段と、 Nビットの前記デジタルワードが後置された識別を前記2進インターフェースの 単一の線上で前記プロセス装置へ直列に送信するための手段と、 を具備し、 前記プロセス装置が、前記2進インターフェースでの入力をサンプリングする ための走査時間Xを有しており、且つ、前記2進インターフェースにおいて受信 されたパルスの数を計数するための手段を備えており、前記送信するための手段 が、少なくとも2Xの期間を持つオフ状態が後置されたデータビットの2進状態 を表す複数のパルスを有するシーケンスとして、Nビットの前記デジタルワード のそれぞれを送信するための手段を備えるインターフェース回路。 17.前記シーケンスが、第1の2進状態を表す1個のパルス又は第2の2進状 態を表す2個のパルスを含む、請求項16記載のインターフェース回路。 18.前記識別が、少なくとも2Xの期間を持つオフ状態が後置された少なくと 野3個のパルスを含む、請求項16記載のインターフェース回路。 19.前記デジタルワードが2個以上のアナログ信号を表し、前記変換するため の手段が、前記2個以上のアナログ信号を表すビットを前記デジタルワードへ時 間多重化するための手段を備える、請求項16記載のインターフェース回路。 20.2進インターフェースと、前記2進インターフェースの入力を走査時間X でサンプリングする手段と、前記2進インターフェースで受信されたパルスを計 数するための手段とを備えるプロセス装置、及び アナログ信号の値をNビットのデジタルワードへ変換するための手段と、Nビ ットの前記デジタルワードが後置された識別を前記2進インターフェースの単一 の線上で前記プロセス装置へ直列に送信するための手段であって、少なくとも2 Xの期間を持つオフ状態が後置されたデータビットの2進状態を表す複数のパル スを含むシーケンスとして、Nビットの前記デジタルワードのそれぞれを送信す るための手段を備える手段、 を具備するシステム。 21.前記デジタルワードが2個以上のアナログ信号を表し、前記変換するため の手段が、前記2個以上のアナログ信号を表すビットを前記デジタルワードに時 間多重化して前記プロセス装置へ送信するための手段を備える、請求項20記載 のシステム。 22.2進インターフェースを有するプロセス装置によって直列に送信され且つ アナログ値を表すNビットのデジタルワードが後置された識別を含む信号を変換 するためのインターフェース回路であって、前記プロセス装置が前記2進インタ ーフェースでの出力置を変更するための走査時間Xを有するインターフェース回 路において、 Nビットの前記デジタルワードが後置された前記識別パルスを受信するための 手段であって、少なくとも2Xの期間を持つオフ状態が後置されたデータビット の2進状態を表す複数のパルスを含むシーケンスとして、Nビットの前記デジタ ルワードのそれぞれを認識するための手段を備える手段と、 Nビットの前記デジタルワードを前記アナログ値へ変換するための手段と、 を具備するインターフェース回路。 23.2進インターフェースを持ち且つ該2進インターフェースの入力をサンプ リングするための走査時間Xを有するプロセス装置へアナログ信号を入力するた めの方法であって、 インターフェース回路において、前記アナログ信号の値をNビットのデジタル ワードへ変換するステップと、 Nビットの前記デジタルワードが後置された識別を前記2進インターフェース の単一の線上で前記インターフェース回路から前記プロセス装置へ直列に送信す るステップであって、少なくとも2Xの期間を有するオフ状態が後置されたデー タビットの2進状態を表す複数のパルスからなるシーケンスとしてNビットの前 記デジタルワードのそれぞれを送信するステップを含むステップと、 前記プロセス装置が、前記デジタルワードの各データビットの2進状態を表す パルスを計数して前記アナログ信号の値を決定するステップと、 を具備する方法。 24.前記デジタルワードが2個以上のアナログ信号を表し、前記変換するステ ップが、前記2個以上のアナログ信号を表すビットを前記デジタルワードへ時間 多重化して前記プロセス装置へ送信するステップを含む、請求項23記載の方法 。 25.2進インターフェースを有するプロセス装置へアナログ信号を入力するた めのインターフェース回路であって、 前記アナログ信号の現在の値と該アナログ信号の以前の値との間の差を決定す るための手段と、 前記差がスレッショルド限界よりも小さいとき、前記差をMビットのデルタ・ デジタルワードへ変換するための手段と、 前記差がスレッショルド限界以上のとき、前記アナログ信号の現在の値をNビ ットの完全なデジタルワードへ変換するための手段と、 Mビットの前記デルタ・デジタルワード又はNビットの完全なデジタルワード が後置されたデルタ・デジタルワードまたは完全なデジタルワードの指示が後に 続く識別を前記2進インターフェースの単一の線上で前記プロセス装置へ送信す るための手段と、 を具備するインターフェース回路。 26.前記送信するための手段が、デルタ・デジタルワード又は2個以上のアナ ログ信号を表す完全なデジタルワードを送信するための手段を備える、請求項2 5記載のインターフェース回路。 27.2進インターフェースと、該2進インターフェースでの入力をサンプリン グするための手段とを備えるプロセス装置、及び、 アナログ信号の現在の値と該アナログ信号の以前の値との間の差を決定するた めの手段と、前記差がスレッショルド限界よりも小さいとき、前記差をMビット のデルタ・デジタルワードへ変換するための手段と、前記差がスレッショルド限 界以上のとき、前記アナログ信号の現在の値をNビットの完全なデジタルワード へ変換するための手段と、Mビットのデルタ・デジタルワード又はNビットの完 全なデジタルワードが後置されたデルタ・デジタルワードまたは完全なデジタル ワードの指示が後に続く識別を前記2進インターフェースの単一の線上で前記プ ロセス装置へ送信するための手段とを備えるインターフェース回路、 を具備し、前記プロセス装置が、前記デルタ・デジタルワードの指示に応答して 前記デルタ・デジタルワードを前記アナログ信号の以前の値に加算して該アナロ グ信号の現在の値を決定するための手段と、前記完全なデジタルワードの指示に 応答してNビットの前記デジタルワードを前記アナログ信号の現在の値を表すも のとして処理するための手段とを備えるシステム。 28.2進インターフェースを有するプロセス装置へアナログ信号を入力するた めの方法であって、 インターフェース回路において、前記アナログ信号の現在の値と該アナログ信 号の以前の値との差を決定するステップと、 前記インターフェース回路において、前記差がスレッショルド限界よりも小さ いとき、前記差をMビットのデルタ・デジタルワードへ変換するステップと、 前記インターフェース回路において、前記差がスレッショルド限界以上のとき 、前記差をNビットの完全なデジタルワードへ変換するステップと、 Mビットの前記デルタ・デジタルワード又はNビットの前記完全なデジタルワ ードが後置されたデルタ・デジタルワードまたは完全なデジタルワードの指示が 後に続く識別を前記2進インターフェースの単一の線上で前記インターフェース 回路から前記プロセス装置へ送信するステップと、 前記プロセス装置が、前記デルタ・デジタルワードの前記指示に応答して、M ビットの前記デジタルワードによって表された前記差を前記アナログ信号の以前 の値に加算して前記アナログ信号の現在の値を決定し、前記完全なデジタルワー ドの前記指示に応答して、前記アナログ信号の現在の値を表すものとしてNビッ トの前記完全なデジタルワードを処理するステップと、 を具備する方法。 29.前記送信するステップが、2個以上のアナログ信号を表す前記デルタ・デ ジタルワード又は完全なデジタルワードを送信するステップを含む、請求項28 記載の方法。 30.2進インターフェースと、アナログ信号の現在の値と該アナログ信号の以 前の値との間の差を決定するための手段と、前記差がスレッショルド限界よりも 小さいとき、前記差をMビットのデルタ・デジタルワードへ変換するための手段 と、前記差がスレッショルド限界以上のとき、前記アナログ信号の現在の値をN ビットの完全なデジタルワードへ変換するための手段と、Mビットのデルタ・デ ジタルワード又はNビットの完全なデジタルワードが後置されたデルタ・デジタ ルワードまたは完全なデジタルワードの指示が後に続く識別を前記2進インター フェースの単一の線上で前記プロセス装置へ直列に送信するための手段とを備え るプロセス装置、及び Mビットのデルタ・デジタルワード又はNビットの完全なデジタルワードが後 置されたデルタ・デジタルワードまたは完全なデジタルワードの指示が後に続く 識別を前記プロセス装置から直列に受信するための手段と、前記デルタ・デジタ ルワードの前記指示に応答して、Mビットの前記デジタルワードによって表され た前記差を前記アナログ信号の以前の値に加算して前記アナログ信号の現在の値 を決定する手段と、前記完全なデジタルワードの前記指示に応答して、前記アナ ログ信号の現在の値を表すものとしてNビットの前記完全なデジタルワードを処 理する手段とを含むインターフェース回路、 を具備するシステム。 31.2進インターフェースを有するプロセス装置からアナログ信号を出力する ための方法であって、 前記プロセス装置において、前記アナログ信号の現在の値と該アナログ信号の 以前の値との差を決定するステップと、 前記プロセス装置において、前記差がスレッショルド限界よりも小さいとき、 該差をMビットのデルタ・デジタルワードへ変換するステップと、 前記プロセス装置において、前記差がスレッショルド限界以上のとき、前記ア ナログ信号の現在の値をNビットの完全なデジタルワードへ変換するステップと 、 Mビットの前記デルタ・デジタルワード又はNビットの完全なデジタルワード が後置されたデルタ・デジタルワードまたは完全なデジタルワードの指示が後に 続く識別を前記2進インターフェースの単一の線上で前記プロセス装置から前記 インターフェース回路へ送信するステップと、 前記インターフェース回路が、前記デルタ・デジタルワードの前記指示に応答 して、Mビットの前記デジタルワードによって表された前記差を前記アナログ信 号の以前の値に加算して前記アナログ信号の現在の値を決定する手段と、 前記完全なデジタルワードの前記指示に応答して、前記アナログ信号の現在の 値を表すものとしてNビットの前記完全なデジタルワードを処理するステップと 、を具備する方法。 32.前記送信するステップが、2個以上のアナログ信号を表すデルタ・デジタ ルワード又は完全なデジタルワードを送信するステップを含む、請求項31記載 の方法。
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