JP2001503283A

JP2001503283A - 磁性取付具を備えた試用楔部

Info

Publication number: JP2001503283A
Application number: JP52633997A
Authority: JP
Inventors: カールズ，トーマス，エー．; ラッキー，ジェニファ，ジェイ．; ケルマン，デイブ; マーテンス，トッド
Original assignee: Smith and Nephew Inc
Current assignee: Smith and Nephew Inc
Priority date: 1996-02-21
Filing date: 1997-02-21
Publication date: 2001-03-13
Also published as: EP0888098A1; WO1997030661A1; AU2316697A; EP0888098A4

Abstract

(57)【要約】関節（例えば、膝関節、股関節、肩関節）置換外科術において用いられる整形外科的試用器具は、外科術の際、患者の解剖学的構造にぴったりとフィットする試用物を外科医が構築できるように異なった大きさおよび形状の試用詰め具あるいは楔部（２０）を受け入れることができる選択された大きさおよび形状の試用本体（１１）を備える。磁性部材（２９）が選択された試用物に選択された楔部を支持することに役立つ。対応する凸部（２７、１１Ｂ）および凹部（１１Ａ、２８）が、選択された試用物（１１）に対する楔部（２０）の回転を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称「磁性取付具を備えた試用楔部」関連出願の相互参照ここに引用により援用される、１９９６年２月２１日出願の米国仮特許出願第 60/013,030号の優先権をここに請求する。連邦政府により援助される研究あるいは開発に関する言明適用なし「マイクロフィルム付表」への言及適用なし発明の背景１、発明の分野本発明は外科的試用物などの整形外科的器具、より詳細には関節置換外科術（例えば、膝関節、股関節、肩関節）に用いる外科的試用器具に関し、そこにおいて、改良された試用楔部は、試用大腿部あるいは脛骨要素、切削ブロックあるいは同様の整形外科的器具などの他の部分にしっかりとではあるが脱離可能に取り付けることができるように試用楔部に挿入される磁性部材を備える。２、発明の一般的背景膝関節全置換外科術（total knee replacement surgery）の際、外科医は患者の近位脛骨の調整を行い脛骨埋込体（tibial implant）を受け入れるようにする。外科医はまた大腿部要素を受け入れることができるように、外科的切削を用いて患者の患者遠位大腿部を調整する。脛骨整形外科要素を載置する前にまず患者の遠位大腿部に大腿部要素を取り付けることがしばしば望ましい。大腿部要素の後に脛骨要素を載置する理由の１つは、脛骨人工器官が、大腿部要素上の平滑な研磨金属表面と関節結合させる（articulate）ための高分子ライナーを用いていることである。実際の最終的脛骨人工器官および大腿部人工器官を載置する前に、外科医は一般的に、最良のフィットを求めて異なる高分子ライナー挿入物とともに異なる大きさおよび配置のいくつかの試用人工器具を用いる。試用人工器具が用いられるとき、最終の大腿部および脛骨人工器具要素において必要となる拡大量を評価するために、試用楔部もまた時々用いられる。試用楔部はまた、膝関節全置換外科術の際用いられる、切削ブロックおよび大腿部および脛骨試用人工器具およびその他の器具を安定化させることを助けるために用いられる。現在、試用楔部は骨ワックス、ネジあるいはスナップリングを用いて試用要素および切削ブロックに取り付けられる。しかしながら、骨ワックスを除いて、これらの他の取付具（attach ments）は、試用楔部の載置の選択肢を制限する。骨ワックスの使用は、それを用いて作業することが幾分困難になり、最終的人工器具の埋め込みの前に取り除かなければならないので、それ自体の問題をもたらす。米国特許第5,425,763号は、例えば人工耳などの人工器具、特に整復具を固定するための磁性配置物を開示している。人工器具の固定のための磁性配置物において、人工器具内に挿入可能な磁石と、埋め込まれるか、あるいは埋め込み物に固定される磁石が設けられる。また人工器具の変位運動の間に、より信頼性のある取り付けを達成するために、２つの磁石が人工器具の支持方向に互いに入れ子のように変位可能な態様で、上下に案内されるためのガイドが設けられる。磁気的吸引あるいは反発を有する人工関節は米国特許第4,024,588号の主題である。588特許は、生体内への埋め込み用人工関節を開示している。それは身体の１つの骨の中につなぎ留められるようにした頭部分と、その他の骨の中につなぎ留められるようにしたソケット部分とからなる。頭部分とソケット部分の１つは永久磁石を備え、他の部分は磁化可能な要素あるいはその他の永久磁石を備える。２つの相互作用する磁石要素は、吸引あるいは反発するよう極性を有することができる。頭部分およびソケット部分は、少なくとも１つの回転軸のまわりの頭部分の回転運動に加えて互いに平行移動することができるような形状を有している。本発明の簡潔な概要本発明は、選択された試用要素、ブローチ（broach）あるいは同様の整形外科器具に磁気的に取り付けられるように、楔部に挿入された少なくとも１つの磁石を有する試用楔部（trial wedges）あるいは詰め具（shims）を用いて拡大することのできる、試用人工器具体を提供することによりこれらの問題と欠点を解決する。少なくとも１つの磁石を試用楔部の中に載置することができる。磁石のタイプ、大きさおよび位置は、試用楔部の大きさおよび形状により決定することができる。楔部を内側にあるいは外側に使用のためひっくり返す（flip over）ことができるように楔部のそれぞれの側に一対の磁石を挿入することができる。このように、本発明は膝関節あるいは股関節全置換外科術の際に用いられる試用要素（例えば大腿部要素、脛骨要素、股関節置換要素）、切削ブロックあるいはその他の器具に試用楔部を容易に取り付けることができるようにする磁性整形外科試用装置を提供する。本発明は、患者の脊髄管（intramedullary canal）にフィットするステム部分を有する試用本体を備える整形外科的関節置換試用器具を提供する。複数の試用楔部が試用本体に脱離可能に取り付けられ、試用物を患者の大腿部あるいは脛骨組織にフィットさせる際などに外科医が試用本体の大きさおよび形状を変化させることを可能にする。少なくともいくつかの試用楔部は互いに略平行な対向面を有する。磁性部材は選択されたの試用楔部と試用本体を一緒に支持する。望ましい実施態様においては、磁性部材は各々の試用楔部の中に埋め込まれた磁石である。望ましい実施態様においては、少なくともいくつかの試用楔部は、鋭角を形成する対向する面を有する。試用本体は、試用楔部の対応して平坦な面を受け止める少なくとも１つの平坦面を有することが好ましい試用本体は、外科医が同時に２つの試用楔部を試用本体の間隔をあけて置かれたそれぞれの面に取り付けることを可能にする間隔をあけて置かれた２つの面を有することができる。間隔をあけて置かれた面のそれぞれは平坦であることが好ましい。少なくともいくつかの楔部は、互いに積み重ねられるような形状である。このようにして、外科医は最初の楔部を試用本体の平坦面の１つの上に載置することができる。次に外科医はもう１つ別の試用楔部を試用本体の二番目の平坦面の上に載置することができる。あるいはまた、試用本体の平坦面の１つにおいて少なくとも２つの試用楔部が互いの上に積み重ねられるように、外科医は以前に載置された試用楔部の１つの上に追加の試用楔部を載置することができる。望ましい実施態様においては、試用本体と少なくともいくつかの楔部は、一旦楔部が試用本体に取り付けられると回転を防止するために、対応する形状の浮き彫り加工面を用いて彫り加工されている。試用本体および少なくともいくつかの楔部は、例えば、試用本体上の円柱形状のソケットと試用楔部の対応する形状の円柱状凸部のような対応する連動部分を有する。連動部分は連動ソケットおよび対応する形状の凸部を備えることができる。望ましい実施態様においては、異なる厚さと異なる形状の試用楔部の集合体が提供される。試用本体は、もう１つ別の整形外科的人工器具要素の対応する関節結合面と関節結合する関節結合面部分を有することができる。１つの実施態様においては、整形外科的関節置換試用物は、ステムと、脛骨皿部と、試用本体の皿部分の遠位面に固定される試用楔部を有する脛骨試用物の形態である。また別の実施態様においては、試用器具は、試用本体の遠位の非関節結合面と、試用本体の後方関節顆非関節結合面部分とに付着する試用楔部を有する大腿部試用要素の形態である。さらに、いくつかの試用楔部は、試用本体の遠位の非関節結合面と関節顆非関節結合面の両方に同時に当接する提供された面に大きさおよび形状を有することができる。さらにまた別の実施態様は、股関節置換外科術の際に患者の近位の大腿部にフィットする大きさおよび形状を有する試用股関節人工器具の形状であるブローチを提供する。試用股関節置換人工器具は、試用首部材を脱離可能に受容する近位端部を有するブローチの形状であり、複数の脱離可能なその試用部材が異なる首形状を提供し、股関節置換外科術の際に患者の近位大腿部にフィットする試用物の配置を外科医が変更することを可能にする。図面の簡単な説明本発明の性質、目的および利点を更に理解するために、次の図面とともに読まれる次の詳細な説明を参照するべきであるが、そこにおいて同様の参照番号は同様の要素を示している。本発明の性質および目的を更に理解するために、添付の図面とともに取り上げられる次の詳細な説明を参照するべきであるが、そこにおいて同様の部分は同様の数字が与えられている。図１は、試用大腿部要素を示す、本発明の装置の第一の実施例の部分側面図である。図２は、試用楔部を取り付けた試用大腿部要素を示す、本発明の装置の第一の実施例の部分側面図である。図３は、一対の積み重ねた試用楔部を取り付けた試用大腿部要素を示す、本発明の装置の第一の実施例の部分側面図である。図４は、一対の積み重ねた試用楔部を取り付けた試用大腿部要素を示す、本発明の装置の第一の実施例の部分側面図である。図５は、本発明の装置の第一の実施例の分解斜視図である。図６は、その積み重ね皿部分を示す本発明の装置の第一の実施例の断片斜視図である。図７は、本発明の装置の第一の実施例の斜視図である。図８は、図１〜図４の大腿部試用本体に取り付けることのできる試用楔部を示す、本発明の装置の第一の実施例の断片上面図である。図９は、図８の９−９線に沿った断片立面図である。図１０は、図８の１０−１０線に沿った断面図である。図１１は、図１〜図４の試用本体に取り付けることのできる試用楔部を示す、本発明の装置の第一の実施例の断片上面図である。図１２は、図１１の１２−１２線に沿った側面立面図である。図１３は、図１１の１３−１３線に沿った端面立面図である。図１４は、図１〜図４の大腿部試用本体に取り付けることのできる試用楔部を示す、本発明の装置の第一の実施例の断片上面図である。図１５は、図１４の１５−１５線に沿った端面立面図である。図１５Ａは、図１〜図４の大腿部試用本体に取り付けることのできる試用楔部を示す、本発明の装置の第一の実施例の断片端面図である。図１６は、図１〜図４の大腿部試用本体に取りつけることのできる試用楔部を示す、本発明の装置の第一の実施例の上面図である。図１７は、その後方取り付け関節結合面における試用楔部のそこへの取り付けを示す、本発明の装置の第一の実施例の部分斜視図てある。図１８は、脛骨試用物の形態である、本発明の装置の第二の実施例の分解斜視図である。図１９は、脛骨皿部を示す、本発明の装置の第二の実施例の断片斜視図である。図２０は、脛骨試用本体の遠位面を示す、本発明の装置の第二の実施例の断片図である。図２１は、図２０の２１−２１線に沿った端面図である。図２２は、図２０の２２−２２線に沿った端面図である。図２３は、その試用楔部分の１つを示す、本発明の装置の第二の実施例の断片上面図である。図２４は、図２３の２４−２４線に沿った端面図である。図２５は、図２３の２５−２５線に沿った側面図である。図２５Ａは、本発明の装置の第二の実施例の試用楔部分の側面図である。図２６は、図２３の２６−２６線に沿った断面図である。図２７は、その試用楔部分の１つを示す、本発明の装置の第二の実施例の断片上面図である。図２８は、図２７の２８−２８線に沿った端面図である。図２８Ａは、本発明の装置の第二の実施例の試用楔部分の端面図である。図２９は、図２７の２９−２９線に沿った側面図である。図３０は、その試用楔部分の１つを示す、本発明の装置の第二の実施例の平面断片上面図である。図３１は、図３０の３１−３１線に沿った端面図である。図３２は、本発明の装置の第二の実施例の立面図である。図３３は、本発明の装置の第二の実施例の立面図である。図３４は、それを脛骨楔部切削ブロックとともに用いることを示す、本発明の装置の第二の実施例の斜視図である。図３５は、その脛骨楔部切削ブロック部分とそのハンドルを示す、本発明の装置の第二の実施例の部分斜視図である。図３６は、脛骨楔部切削ガイドとそのハンドルに取り付けて示されている、本発明の装置の第二の実施例の側面立面図である。図３７は、本発明の装置の第三の実施例の側面図である。図３８は、本発明の装置の第三の実施例の分解側面図である。図３９は、脱離可能な首部分を除去した、本発明の装置の第三の実施例の側面図である。図４０は、本発明の装置の第三の実施例の部分斜視図である。図４１は、図３７の４１−４１線に沿った断面図である。図４２は、図３７の４２−４２線に沿った断面図である。図４３は、本発明の装置の第四の実施例の斜視図である。図４４は、本発明の装置の第四の実施例の側面図である。発明の詳細な説明図１〜４は、図２〜４、５および７において数字１０Ａで示される、本発明の装置の望ましい実施例を全体的に示す。大腿部試用人工器具１０Ａは、最終の大腿部人工器具の形状に対応する大きさと形状を一般的に有する試用本体１１を備える。外科医は正しいフィットを得るためにそのような試用物の１つあるいはそれ以上を用いることができる。本発明の装置と本発明の方法を用いて、骨損失および／または骨欠陥を補償するために楔部を試用本体１１に付加することができる。試用本体１１は、一対の間隔をあけて置かれた関節顆部分の形態をとる、遠位関節結合面１２、前方関節結合面１３、および後方関節接続面１４を備える。試用本体１１上には、平坦な非関節結合面１５、１６、１７、１８および１９を含む、複数の５つの非関節結合面も設けられている。これらの５つの面１５−１９は、外科医によって患者の遠位の大腿部に施される外科的カットに、大きさ、形状および位置において対応する。試用本体１１は、試用楔部２０、３０の凸部を受容可能なソケット１１Ａ、１１Ｂを有する。本発明の方法と装置は、特定の患者について膝関節置換外科術処置の際に外科医が見つける骨組織の損失の量に応じて試用本体１１に付加することのできる、それぞれが異なった大きさおよび形状を有する複数の試用楔部を提供する。図２、３、５、７および１１〜１３において、試用楔部２０が示されている。図２は試用楔部２０の試用本体１１への付加を示し、そこにおいて試用楔部２０は試用本体１１の平坦な非関節結合面１６、１７、１８と嵌合する。図１１〜１３において、試用楔部２０が、より詳細に示されている。試用楔部２０は平坦な近位面２１、斜切面２２、２４および平坦な遠位面２３を有する。遠位面２３と近位面２１の間に延伸する一対の側壁２５、２６が設けられる。円柱状の浮き彫り（boss）あるいは凸部２７が遠位面２３上に設けられる。円柱状凸部２７は、試用本体１１上の対応する形状の円柱状凹部あるいはソケット１１Ａ、１１Ｂと嵌合する。楔部２０内の円柱状開口部２８は、対応する形状の磁性部材２９および接着剤を受容する。この磁性部材２９は試用楔部２０が試用本体１１との結合を形成することを可能にする。試用本体１１は、磁性部材２９がそこに取り付けられることを可能にする鋼製のものであることができる。またそのかわりに、試用本体１１がプラスチックの注型品（casting）あるいは強磁性ではない金属合金である場合、鋼製のブッシュを試用本体１１に埋め込むこともできる。図３において、２つの試用楔部２０は、これらの２つの楔部２０を示されるように積み重ねることによって試用本体１１に更なる厚みを設けることができることを示す。図４において、２つの異なった楔部２０および３０が、非関節接続面１６、１７、１８、１９の上に積み重なって示されている。楔部２０は、図４に示されたようにその上に積み重ねられた試用楔部３０を受けとめる。試用楔部３０の構成は図８〜１０により詳細に示されている。試用楔部３０は、平坦な遠位面３１と平坦な後方面３２を備える。一対の間隔をおいて置かれた側壁３３Ａ、３４Ａが平坦な遠位面３１から平坦な近位面３８まで延伸する。試用楔部３０は、角度をつけた側壁３３および３４および斜切遠位面３６および近位面３８によって形成される、幾分尖った前方端部３５を有する。平坦面３９が試用楔部３０上に設けられ、面３８と直角に交差する。面３２は、図４に示されるように試用本体１１の後方非関節結合面１９に対して位置が合う。ソケット２８は、試用楔部３０の凸部３７などのもう１つの試用楔部の凸部を受けることができる(図４参照)。図５〜７において、追加の積み重ね部材が積み重ね皿部１００の形態で示されている。皿部１００は、ネジ切りした端部１０２をもつステム部分１０１を有する。このことは、ねじ切り端部１０２においてモジュラー式のステム延長部が積み重ね皿部１００にネジ式に取り付けられることを可能にする。皿部１００は、間隔をあけて置かれた一対の円柱形状の凸部１０５、１０６を担持する遠位面１０４を有する。これらの凸部１０５、１０６は、大腿部試用物１１の対応する形状のソケット１１Ａ、１１Ｂと位置が合う。皿部１００は間隔をあけて置かれた一対の遠位１０７、１０８と鈍角をなす傾斜板１０３を有する。遠位板１０７、１０８は、試用本体１１の平坦な非結合面１７に対して位置が合う。傾斜板１０３は、試用本体１１の平坦な非結合面１６に対して位置が合う。この配置は、図５および７において見ることができる。皿部１００の近位面１０９は、間隔をあけて置かれた一対のソケット１１０、１１１を有する。ソケット１１０、１１１は、各々の試用楔部２０、３０の遠位面上に見出される凸状円柱形状部分を受け入れる。皿部１００の近位面１０９は、選択された試用楔部２０または３０を受け入れるような大きさと形状をもつ受容部分１１３、１１４を有する。このことは、図７に示されているように、選択された試用楔部２０または３０が皿部１００の近位１０９面の上に入れ子状に重なり、同時に皿部１００が試用本体１１の上に入れ子状に重なることを可能にする。図１４〜１７においては、大腿部試用物１１の後方非結合面１９に取り付けることのできる追加の試用楔部が示されている。これらは図１５に示されるように第一の厚みの試用楔部１１５を備える。楔部１１５は、図１５Ａの試用楔部１１５Ａによって示されているように、より厚くすることができる。さらに、試用楔部１１５は、図１６に示されるように短くすることができ、そのより短い試用楔部は数字１１６によって表わされている。試用楔部１１５、１１５Ａ、１１６の各々は、略対向する平行な上下の面１１７、１１８を有する。面１１７は、非関節結合平坦面１９において試用本体１１上のソケット１２０に位置が合う凸状骨釘（peg）１１９を担持している。図１４〜１６に示されているように、磁性部材２９が各々の試用楔部１１５、１１５Ａ、１１６の中に埋め込まれている。このように、試用楔部１１５、１１５Ａおよび１１６の各々の全体的形状と配置は実質的に同じであり、相違点は楔部１１５に比して楔部１１５Ａがより厚く、楔部１１６に比べたとき、楔部１１５がより長いという点である。磁性ブッシュ１２１を皿部１００の受容部１１３、１１４の各々に取り付けることができる。同様に、複数の磁性ブッシュを大腿部試用物１１に埋め込むことができる。試用物１１あるいは皿部１００あるいは選択されたその他の試用物あるいは器具体の中への磁性部材のこの埋め込みによって、受けとめ部分、試用物あるいは器具体が強磁性でないプラスチック、合金あるいはその他の材料でできているときに本発明を使用できるようになる。図１８〜１９は、図１８の数字１０Ｂによって全体が示される本発明の装置の第二の実施例を示す。図１８および１９の実施例は脛部試用物を示す。脛部試用物は、磁性試用楔部を取り付けることができる間隔をあけて置かれた平坦面領域４３、４４を含む平坦な遠位面４２を有する試用本体皿部４１を備える。高分子ライナー５２を受けとめることのできる平坦な近位面４５が設けられている（図３２、３３を参照）。ステム４６は遠位面４２からそれと角度をなして延伸する。ステム４６は、膝関節置換外科術の際外科医が患者の近位の脛部との適切なフィットを得ようと試みているとき、モジュラー式のステム延長部をそこに取り付けるためのねじ切り部分４７を有することができる。試用本体４１は、カットブロック９３およびそのハンドル９４などの器具類を受けとめるためのソケット４９を備える湾曲した周辺部分４８を有する（図３４〜３６を参照）。周辺壁部５０、５１は、ありつぎ型の（dovetailed-type）接合などの手段によって高分子ライナー５２により取付具を形成するために用いることができる。複数の凸部５３、５４が、使用の際に試用楔部を受けとめる面領域４３、４４にそれぞれ設けられる。Ｖ字状のスロット５５が、Ｖ字状のパンチなどのその他の整形外科的器具類を収容するために用いることができる。試用楔部５６および５６Ａ（図２３〜２５Ａを参照）は、選択され、４３あるいは４４のいずれかに取り付けることができる。単に試用楔部５６または５６Ａをひっくり返すことにより皿部４１の内側または外側のいずれかに同じ試用楔部５６または５６Ａを載置することができるように、試用楔部５６および５６Ａが配置される。試用楔部５６および５６Ａは、図２３〜２５および２５Ａにより詳細に示されている。図２５および２５Ａに対照的に示されているように、試用楔部５６および５６Ａの間の相違点は厚みであり、楔部５６Ａの方がより薄い。楔部５６は近位面５７と遠位面５８とを有する。複数の凹部５９が、位置あわせののち試用本体５１の凸部５３、５４にフィットし適合するような大きさと形状を有している。このことは、５６あるいは５６Ａなどの選択された試用楔部と皿部４１の間の回転を防止する機械的結合を提供する。皿部４１の平坦な遠位面４２の周辺において隆起壁部分４２Ａとの結合を形成するために、切り欠き部６０、６１が備えられている。凹部６０が交差する肩部６２および６３によって形成されている。切り欠き部６１は、交差する肩部６４および６５によって形成されている。各々の楔部５６、５６Ａは、周辺湾曲面６６と平坦面６７とを備える。切り欠き部６８は、図１８および２０に示されるようにスロット５５を収容する。試用楔部５６および５６Ａは対向しており略平行な平坦面５７、５８を有する。これは鋭角をなす対向面を有する、図２７〜２９および２８Ａの試用楔部６９、６９Ａ、および図３０〜３１の試用楔部８４と異なる。試用楔部６９は、近位面７０、遠位面７１および湾曲面７９を有する。複数の凹部７２が試用本体４１の凸部５３、５４に適合する。これらの凹部７２は凸部５３、５４と一緒になって、選択された試用楔部６９あるいは６９Ａと試用本体４１の間の非回転的結合を形成する。また切り欠き７３、７４の形態で試用本体４１に関して、楔部６９および６９Ａの間で回転が防止される。切り欠き７３は肩部７５、７６によって形成される。切り欠き７３は肩部７７、７８によって形成される。試用楔部６９および６９Ａは裏返し可能であって、試用楔部６９あるいは６９Ａを単にひっくり返すだけで試用本体４１の内側あるいは外側のいずれかに適用可能である。図１８に示されるように、選択された試用楔部６９あるいは６９Ａの試用皿部４１への組み立ての際、試用本体皿部４１の遠位面４２上の周辺壁部分４２Ａは切り欠き７３あるいは７４と結合する。平坦面８０は各々の試用楔部６９、６９Ａの１つの側部に沿って延伸する。切り欠き８１はスロット５５を収容する。図２８の湾曲矢印８２は、近位面７０および遠位面７１によって形成される角度を示す。図２８Ａにおいて、湾曲矢印８３は面７０および７１の間の角度を示す。近位７０および遠位７１の面の間で異なる角度付け（angular orientations）を有する多様な試用楔部が外科医に提供されるように、角度８２および８３は異ならせることができる。図３０〜３１において、数字８４で示される更に別の試用楔部が示されている。試用楔部８４は近位面８５、遠位面８６、周辺湾曲面９０および平坦面９１を有する。試用本体４１の凸部５３および５４に適合する大きさおよび形状を有する複数の凹部８７が設けられている。切り欠き８８および８９は平坦な遠位面４２の隆起壁部分４２Ａと位置が合う。選択された切り欠き８８または８９および隆起壁部４２Ａの係合と、凸部５３および５４と凹部８７の間の結合との組み合わせは、試用楔部８４と試用本体１１の間の非回転的結合を形成する。平坦面９１は、湾曲面９０に対向する試用楔部８４の１つの側を形成する。試用楔部８４は試用楔部５６、５６Ａ、６９、６９Ａよりもずっと小さい。図２３〜２５、２５Ａ、２６〜２９、２８Ａ、３０〜３１の試用楔部の各々において、図面に示されているようにその近位および遠位面の両方において試用楔部に一対の対向する磁性部材Ｍが埋め込まれている。このことにより、試用皿部４１の内側あるいは外側のいずれかの上に試用楔部が載置されるにもかかわらず、磁性部材が皿部４１と結合を形成することを可能にする。試用皿部４１は、磁気により磁性体Ｍが選択された試用楔部をそこに取り付けるように、鋼鉄でできた構成であることが望ましい。図３２および３３においては、異なった配置の試用楔部が、試用本体４１に取り付けられて示されている。図３２においては、試用楔部６９および６９Ａは試用本体４１の遠位面４２に取り付けられて示されている。図３３において、試用楔部５６および５６Ａは試用本体４１の遠位面４２に取り付けられて示されている。図３４〜３６は、そのソケット開口部４９における試用本体皿部４１へのカットブロック９３の取り付けを示す。ハンドル９４はカットブロック９３と結合を形成する。ハンドル９４の最先端部分９５は、ソケット開口部４９の内側にある対応した形状の凹部と結合を形成する移動止め（detent）ロック部材９９を有している。開放ボタン９８は、試用本体４１からハンドル９４を取り付けたり取り外したりするために用いることができる。カットブロック９３は、選択された面９６、９６Ａ、９７あるいは９７Ａとそのような鋸あるいは刃とを係合させることにより平坦なカット刃あるいはカット鋸を外科医が案内することを可能にする一対の対向するカット面９６、９６Ａ、９７および９７Ａを提供する。このことは、外科医が第一に患者の近位脛部上に試用本体４１を載置し、次に５６、５６Ａ、６９、あるいは６９Ａなどの特定の試用楔部の形状に対応する面９６、９６Ａ、９７、あるいは９７Ａを用いて切断を行うことを可能にする。図３７〜４２において、数字１０Ｃで全体が表わされる本発明の装置の第三の実施例が示されている。股関節置換試用物１０Ｃは、近位端部１３１とテーパ状遠位端部１３３を有するブローチ部材１３０を備える。テーパ状遠位端部１３３は、略円錐形状のステム１３２と通じる。ステム１３２はブローチあるいは石目やすり部１３４と通じる。脱離可能な首部試用部材１３５は、人工器具大腿部頭部ボールを受けとめることができ、例えば、テーパロックあるいは留め金（morse）テーパ結合をそれと形成する円錐台ボールコネクタ１３６を有する。磁性部材（あるいは複数の部材）は、大腿部頭部試用物を脱離可能な首部試用部材１３５に取り付けるために用いることができる。そのような場合、結合部１３６の自由端は、試用大腿部頭部の対応する形状のソケットが可能なのと同様、磁性部材を担持することができる。脱離可能な首部部材１３５は、ブローチ部材１３０の凸部１３８を受けとめるソケット１３７を有する。凸部１３８はまた、ブローチハンドルと結合を形成することができる。脱離可能な首部部材１３５はまた、ブローチ部材１３０の近位端部１３１において矩形スロット１３９に大きさおよび形状で対応する矩形状部１４３を有する。組み立てると、脱離可能な首部１３５の矩形状部１４３は、ブローチ部材１３０のスロット１３９の中にフィットし密接に適合する。同時にブローチ部材１３０の凸部１３８は、脱離可能な首部１３５の円柱形状のソケット１３７に適合しふさぐ。この結合は、図３８において矢印１４４によって示されている。矩形状スロット１３９は、脱離可能な首部１３５のソケット１４１に埋め込まれた磁石１４０と磁気的結合を形成する平坦面部分１４２を有する。脱離可能な首部１３５とブローチ部材１３０との間の磁気的結合を形成するために、脱離可能な首部部材１３５に開口部１４１において永続的に取り付けられる磁性部材１４０は、矢印１４４によって示されるように、ブローチ１３０と結合して載置される。ブローチ１３０は、外科的鋼鉄のような金属的構成であることができる。またそのかわりに、スロット１３９の平坦面１４２は、ブローチ１３０が鋼鉄の構成ではない場合、埋め込まれた鋼鉄ブッシュを担持することができる。石目やすり部１３５は、股関節置換外科術の際、患者の近位大腿部の脊髄管をカットし、ラスピングするための複数の歯を担持することができる。脱離可能な首部１３５はブローチ１３０から分離することができるので、このことは外科医が、異なる大きさおよび／または異なる配置のブローチ部材１３０を、異なる大きさおよび／または異なる配置の脱離可能な首部部材１３５と結び付けることを可能にする。図４３〜４４は、数字１０Ｄによって全体が示される本発明の装置の第四の実施例を示す。カットブロック１０Ｄは、前方フランジ１４８と遠位面１４６と後方パドル１４９、１５０を有するブロック体１４５を備える大腿部カットブロックである。図８〜１６に示されるような試用楔部をパドル１４９、１５０のいずれかの遠位面１４６においてあるいは後方面１４７においてカットブロック体１４５に付け加えることができる。このことは外科医が患者の遠位の大腿部に使用者の仕様でフィットさせるため（図４３〜４４に示される楔部２０、１１５などの）、上に述べた試用楔部をどれでも用いて試用本体に付け加えることを可能にする。次のものは本発明の望ましい実施例の様々な要素のための適切な部分および材料の一覧である。部分の一覧部分番号内容Ｆ大腿部Ｍ磁性部材１０Ａ大腿部試用人工器官１０Ｂ脛骨試用人工器官１０Ｃ腰関節試用人工器官１０Ｄカットブロック１１試用本体１１Ａソケット１１Ｂソケット１２遠位関節結合面１３前方関節結合面１４後方関節結合面１５平坦非関節結合面１６平坦非関節結合面１７平坦非関節結合面１８平坦非関節結合面１９平坦非関節結合面２０試用楔部２１近位平坦面２２斜切面２３遠位平坦面２４斜切面２５側壁２６側壁２７円柱状凸部２８円柱状開口部２９磁性部材３０試用楔部３１平坦遠位面３２平坦後方面３３斜め側壁３３Ａ側壁３４斜め側壁３４Ａ側壁３５前端部３６斜切遠位面３７凸部３８平坦近位面３９平坦面４０ソケット４１試用本体皿部４２平坦遠位面４２Ａ隆起壁４３平坦面領域４４平坦面領域４５平坦近位面４６ステム４７ネジ切り部４８湾曲部４９ソケット５０周辺壁５１周辺壁５２高分子ライナー５３凸部５４凸部５５Ｖ字状スロット５６試用楔部５６Ａ試用楔部５７近位面５８遠位面５９凹部６０切り欠き６１切り欠き６２肩部６３肩部６４肩部６５肩部６６湾曲面６７平坦面６８切り欠き６９試用楔部６９Ａ試用楔部７０近位面７１遠位面７２凹部７３切り欠き７４切り欠き７５肩部７６肩部７７肩部７８肩部７９湾曲面８０平坦面８１切り欠き８２湾曲矢印８３湾曲矢印８４試用楔部８５近位面８６遠位面８７凹部８８切り欠き８９切り欠き９０湾曲面９１平坦面９２切り欠き９３カットブロック９４ハンドル９５結合端部分９６カット案内面９６Ａカット案内面９７カット案内面９７Ａカット案内面９８開放ボタン９９開口部１００皿部１０１ステム１０２ネジ切り部分１０３傾斜板１０４遠位面１０５凸部１０６凸部１０７遠位板１０８遠位板１０９近位面１１０ソケット１１１ソケット１１２近位傾斜面１１３受容部１１４受容部１１５試用楔部１１５Ａ試用楔部１１６試用楔部１１７面１１８面１１９骨釘１２０ソケット１３０ブローチ１３１近位端部１３２円錐状ステム１３３テーパ状遠位端部１３４石目やすり部１３５脱離可能首部材１３６円錐台ボールコネクタ１３７ソケット１３８凸部１３９矩形状スロット１４０磁性部材１４１ソケット１４２平坦面１４３矩形状部１４４矢印１４５カットブロック１４６遠位面１４７後方関節顆面１４８前方フランジ１４９パドル１５０パドルここで教示された発明的概念の範囲内で、多数の様々の異なった実施態様を設けることが可能であり、また法律の記載上の要請によってここに詳細に記述された実施態様に多数の修正が可能であることから、ここにおける詳細は例示的な意味に解釈されるべきであり、制限的な意味に解釈されるべきではないことが理解されるべきである

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＵ，ＣＺ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ (72)発明者ケルマン，デイブアメリカ合衆国、テネシー 38017、カリャービレ、ウエストシュローズベリーラン 10306 (72)発明者マーテンス，トッドアメリカ合衆国、テネシー 38018、コルドバ、アンバリィグローブ 6890 【要約の続き】

Claims

【特許請求の範囲】１、ａ）患者の脚部の骨の端部にフィットする試用本体と、ｂ）試用本体に脱離可能に付着し、外科医が試用本体の大きさや形状を変化させることを可能にする複数の試用楔部要素と、ｃ）少なくともいくつかの試用楔部が略平行な対向する面を有し、ｄ）選択された試用楔部と試用本体を一緒に支持する磁性部材とからなる整形外科的関節置換試用器具。２、磁性部材が、各々の試用楔部内に埋め込まれた磁石である請求項１に記載の整形外科的関節置換物。３、少なくともいくつかの試用楔部が、鋭角を形成する対向面を有している請求項１記載の整形外科的関節置換物。４、試用本体が、試用楔部を受けとめる平坦面を有する請求項１記載の整形外科的関節置換物。５、２つの試用楔部を外科医が、それぞれの間隔をあけて置かれた面に取り付けることを可能にする、２つの間隔をあけて置かれた面を試用本体が有する請求項１記載の整形外科的関節置換物。６、間隔をあけて置かれた面のそれぞれが、略平坦である請求項５記載の整形外科的関節置換物。７、少なくともいくつかの楔部が、互いの上に積み重なるように形作られてなる請求項１記載の整形外科的関節置換物。８、試用本体と少なくともいくつかの楔部は、一旦楔部が試用本体に取り付けられると回転を防止する浮き彫り加工を施した請求項１記載の整形外科的関節置換物。９、試用本体と少なくともいくつかの楔部が、対応する連動部分を有する請求項１記載の整形外科的関節置換物。１０、連動部分が、連動ソケットおよび凸部からなる請求項９記載の整形外科的関節置換物。１１、試用楔部が、異なる厚みを有する請求項１記載の整形外科的関節置換物。１２、試用本体が、他の整形外科的人工器具要素の関節結合面と結合するための関節結合面部分を有している請求項１記載の整形外科的関節置換物。１３、ａ）患者の脊髄管にフィットするステム部分を有し、間隔をあけて置かれた一対の平坦な非関節結合面部分を有する試用本体と、ｂ）試用本体に脱離可能に付着し、外科医が試用本体の大きさと形状を変化させることを可能にする複数の試用楔部と、ｃ）少なくともいくつかの試用楔部が対向する面を有し、ｄ）選択された試用楔部が試用本体にしっかり固定されることを可能にしかつ積み重なった楔部を一緒に支持するための磁性部材とからなる整形外科的関節置換試用物。１４、磁性部材が、各々の試用楔部の中に埋め込まれた磁石を備えている請求項１３記載の整形外科的関節置換物。１５、少なくともいくつかの試用楔部が、鋭角を形成する対向面を有している請求項１３記載の整形外科的関節置換物。１６、試用本体が、試用楔部を受けとめる平坦な非関節結合面を有する請求項１３記載の整形外科的関節置換物。１７、２つの試用楔部を外科医が、それぞれの間隔をあけて置かれた面に取り付けることを可能にする、２つの間隔をあけて置かれた面を試用本体が有し、楔部が、間隔をあけて置かれた面のいずれの上にも積み重ねられることのできる請求項１３記載の整形外科的関節置換物。１８、間隔をあけて置かれた面のそれぞれが略平坦である請求項１７記載の整形外科的関節置換物。１９、少なくともいくつかの楔部が、互いの上に積み重なることを可能にする、対向する平行面を有する形状である請求項１３記載の整形外科的関節置換物。２０、試用本体と少なくともいくつかの楔部は、楔部が試用本体に取り付けられた後に回転するのを防止する浮き彫り加工が施されている請求項１３記載の整形外科的関節置換物。２１、試用本体と少なくともいくつかの楔部が、対応する連動部分を有する請求項１３記載の整形外科的関節置換物。２２、連動部分が、連動ソケットおよび凸部からなる請求項２１記載の整形外科的関節置換物。２３、試用楔部が、異なる厚みを有する請求項１３記載の整形外科的関節置換物。２４、試用本体が、他の整形外科的人工器具要素の関節結合面と結合するための関節結合部分を有する請求項１３記載の整形外科的関節置換物。２５、ａ）近位および遠位端部分を有し、患者の近位大腿部の端部にフィットする試用本体と、ｂ）試用本体を脱離可能に付着し、外科医が試用本体の大きさと形状をその近位端において変化させることを可能にする複数の試用首部要素と、ｃ）少なくともいくつかの首部要素が異なった配置を有し、ｄ）選択された首部要素と試用本体を一緒に支持するための磁性部材とからなる整形外科的股関節置換試用器具。２６、磁性部材が、各々の首部要素内に埋め込まれた磁石である請求項２５記載の整形外科的股関節置換物。２７、試用本体が、その上にラスピング面を有する請求項１に記整形外科的関節置換物。２８、試用本体が、首部要素の選択された１つを受けとめる平坦面を有する請求項２５記載の整形外科的関節置換物。２９、試用本体が凸部を有し、首部要素が組み立ての際に凸部を受け入れるソケットを有する請求項２５に記載の整形外科的関節置換物。３０、異なる大きさの複数の試用本体およびそれぞれ１つの試用本体にフィットする複数の首部要素が存在する請求項２５に記載の整形外科的関節置換物。３１、少なくともいくつかの首部要素が、大腿部頭部を受けとめる結合部分を有する請求項２５に記載の整形外科的関節置換物。３２、少なくともいくつかの楔部は、一旦楔部が試用本体に取り付けられると回転を防止する、間隔をあけて置かれた連動部分を有する請求項２５記載の整形外科的関節置換物。３３、試用本体および少なくともいくつかの首部要素が、対応する矩形状スロットおよび凸状連動部分を有する請求項２５に記載の整形外科的関節置換物。３４、連動部分が、連動する矩形状ソケットおよび矩形状凸状部からなる請求項３３に記載の整形外科的関節置換物。