JP2001503050A - クレンジング製品 - Google Patents

クレンジング製品

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ジョン ハセノール,エリク
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、皮膚又は毛髪をクレンジング及びコンディショニングするのに有用な実質的に乾燥した使い捨てパーソナルクレンジング製品に関する。これらの製品は、消費者が乾燥性品を水で濡らすことにより使用される。本製品は、水不溶性基材、起泡性界面活性剤及びコンディショナー成分を含有する。本発明はまた、これらの製品を用いて皮膚又は毛髪をクレンジング及びコンディショニングする方法、並びにこれらの製品の製造方法を包含する。

Description

【発明の詳細な説明】 クレンジング製品 技術分野 本発明は、皮膚又は毛髪をクレンジングし且つコンディショニングするために 有用な実質的に乾燥した使い捨てパーソナルクレンジング製品に関する。これら の製品は、水で乾燥製品を濡らすことにより消費者により使用される。本製品は 、水不溶性基材と、起泡性界面活性剤と、油溶性コンディショニング剤及び水溶 性コンディショニング剤を更に含むコンディショニング成分とを含有する。 基材の使用は、低界面活性剤レベルで起泡(泡立ち)を高め、クレンジング及 び表層剥離を増大し、コンディショニング配合剤の供給(デリバリー)及び付着 を最適化する。その結果、本発明は、低レベルの、それゆえ刺激の少ない界面活 性剤を用いて有効なクレンジングを提供する一方、優れたコンディショニング利 益を提供する。 本発明はさらに、皮膚又は毛髪へのデリバリーのするための種々の活性配合剤 を含有する製品も包含する。 本発明はさらに、本発明の製品を用いて皮膚及び毛髪をクレンジングし、潤い を与える方法、並びにこれらの製品の製造方法を包含する。 発明の背景 パーソナルクレンジング製品は伝統的に、棒状石鹸、クリーム、ローション及 びゲルといった種々の形態で販売されてきた。これらのクレンジング処方物は、 消費者に許容可能な多数の判定基準を満たすように試みてきた。これらの判定基 準としては、クレンジングの有効性、肌触り、皮膚、毛髪及び眼の粘膜に対する 低刺激性(mildness)、並びに起泡容積が挙げられる。理想的パーソナルクレンザ ーは、皮膚又は毛髪を穏やかにクレンジングし、ほとんど又は全く刺激を引き起 こさず、高頻度の使用後に皮膚又は毛髪を過度に乾燥させたままにしない。 しかしながら、これらの伝統的形態のパーソナルクレンジング製品は、クレン ジング効力とコンディショニング利益の供給とのバランスといった固有の問題を 有する。この問題の一解決法は、クレンジング製品及びコンディショニング製品 を別々に用いることである。しかしながら、これは常に便利で又は実際的である わけではなく、多くの消費者は、皮膚又は毛髪をクレンジングし且つコンディシ ョニングすることができる単一の製品の使用を好む。典型的クレンジング組成物 では、多数のコンディショナーが界面活性剤と非相溶性で、望ましくない不均質 混合物を生じるために、コンディショニング配合剤は処方するのが難しい。コン ディショニング配合剤との均質混合物を得るために、そして付着前のコンディシ ョニング配合剤の損失を防止するために、付加的成分、例えば乳化剤、増粘剤及 びゲル化剤が、界面活性剤混合物内にコンディショニング配合剤を懸濁するため にしばしば付加される。これは審美的に心地よい均質な混合物を生じるが、コン ディショナーが乳化され、クレンジング中に効率よく放出されないために、コン ディショニング配合剤の不十分な付着をしばしば引き起こす。また、多数のコン ディショニング剤は泡立ちの発生を抑制するという欠点を有する。多くの消費者 は濃厚な、クリーム状の、そして豊富な泡を提供するクレンジング製品を求める ため、泡立ち抑制は問題である。 したがって、界面活性剤とコンディショニング配合剤を組合せようとする従来 のクレンジング製品は、界面活性剤とコンディショナーの非相溶性から本質的に もたらされる欠点を蒙ると思われる。単一製品で有効なクレンジングを提供し、 さらに十分なコンディショニングを提供するクレンジング系を開発する必要性が 存在することは明らかである。 さらに、使い捨ての一回使用製品によりクレンジング及びコンディショニング 利益をデリバリーすることが非常に望ましい。使い捨て製品は、扱いにくい瓶、 棒、壺、チューブ、並びにその他の形態のクレンジング及びコンディショニング 製品を持ち運ぶ必要を無くすため、便利である。使い捨て製品はさらに、スポン ジ、顔ふきタオル、又は多数回再利用を意図されるその他のクレンジング用具が 細菌増殖、不快な臭い及び反復使用に関連したその他の望ましくない特徴を現す ため、これらの使用に代わる一層衛生的なものである。 便利で、安価で且つ衛生的な使い捨てパーソナルクレンジング製品において有 効なクレンジング及びコンディショニング利益を提供するための製品が開発でき るということが、本発明において驚くべきことに見出された。本発明は、別々の クレンジング及びコンディショニング製品の両方を使用する必要のない便利さを 提供する。本発明は、実質的に乾燥製品で、使用前に濡らす形態のものであるた め、使用が非常に便利である。 本発明は、皮膚又は毛髪をクレンジング及びコンディショニングするのに有用 な乾燥使い捨てパーソナルクレンジング製品に関する。これらの製品は、水で製 品を濡らすことによって消費者に用いられる。本製品は、水不溶性基材、界面活 性剤及びコンディショナーで構成される。特定理論に拘束されないが、基材は低 界面活性剤レベルで泡立ちを高め、クレンジング及び表層剥離を増大し、コンデ ィショニング配合剤のデリバリー及び付着を最適化すると思われる。その結果、 本発明は、低レベルの、それゆえ刺激の少ない界面活性剤を用いて有効なクレン ジングを提供する一方、優れたコンディショニング利益を提供する。これらの製 品は、クレンジング過程中に皮膚又は毛髪に広範囲の活性配合剤を供給するのに 有用であるということも判明した。 したがって、皮膚又は毛髪をクレンジング及びコンディショニングするための 実質的に乾燥した製品であって、水と組合せて使用される製品を提供することが 本発明の目的である。 水不溶性基材、界面活性剤及びコンディショナー成分を含む製品を提供するこ とは本発明の他の目的である。 使い捨てで且つ一回使用を意図された製品を提供することは本発明の他の目的 である。 皮膚又は毛髪に対して低刺激性である製品を提供することは、本発明の他の別 の目的である。 クレンジング及びコンディショニング過程中に皮膚又は毛髪に活性配合剤をデ リバリーするために有用な製品を提供することは、本発明の他の目的である。 皮膚又は毛髪をクレンジング及びコンディショニングする方法を提供すること は、本発明の他の目的である。 本発明の製品の製造方法を提供することは、本発明の他の目的である。 これらの及びその他の本発明の目的は、以下の開示の観点から明らかになる。 発明の要約 本発明は、使い捨ての一回使用パーソナルケア用クレンジング及びコンディシ ョニング製品であって: (A)水不溶性基材; (B)起泡性界面活性剤;並びに、 (C)コンディショニング成分であって、当該コンディショニング成分は、 (i)水溶性コンディショニング剤及び、 (ii)油溶性コンディショニング剤 を含むもの を含有するものに関し、ここで前記起泡性界面活性剤対前記コンディショニング 成分の重量比が約40:7未満であり、また当該製品は実質的に乾燥している。 さらに別の実施態様では、本発明は使い捨ての一回使用パーソナルケア用クレ ンジング及びコンディショニング製品であって: (A)水不溶性基材; (B)以下のもの: (i)起泡性界面活性剤;並びに (ii)コンディショニング成分であって、当該成分は、 (a)水溶性コンディショニング剤及び (b)油溶性コンディショニング剤 を含むもの を包含するものに関し、ここで前記起泡性界面活性剤、前記水溶性コンディショ ニング剤及び前記油溶性コンディショニング剤は、別々に又は同時に前記水不溶 性基材に付加又は含浸され、また前記起泡性界面活性剤対前記コンディショニン グ成分の重量比が約40:7未満であり、また前記製品は実質的に乾燥している 。 さらに別の実施態様では、本発明は、使い捨ての一回使用パーソナルケア用ク レンジング及びコンディショニング製品の製造方法であって: (A)起泡性界面活性剤;並びに (B)コンディショニング成分であって、当該コンディショニング剤は、 (a)水溶性コンディショニング剤及び (b)油溶性コンディショニング剤 を含むもの を別々に又は同時に前記水不溶性基材に付加するか又は含浸することを含む方法 に関し、ここで前記起泡性界面活性剤対前記コンディショニング剤の重量比が約 40:7未満であり、また前記製品は実質的に乾燥している。 さらに別の実施態様では、本発明は、本明細書中に記載したパーソナルクレン ジング製品で皮膚又は毛髪をクレンジング及びコンディショニングする方法に関 する。 さらに別の実施態様では、本発明はコンディショニング剤を皮膚又は毛髪に付 着させる方法に関する。 本明細書中で用いられるパーセンテージ及び割合はすべて、別記しない限り、 重量%及び25℃での測定値である。本発明はこれについて、先に記載された必 須成分と、任意配合剤及び成分とを包含し、それらから成り、又は本質的にそれ らから成る。 発明の詳細な説明 本発明のパーソナルクレンジング製品は、皮膚又は毛髪をクレンジングするの に非常に有効で、さらにコンディショニング剤の有効な付着を提供する。本製品 は、皮膚又は毛髪に付着されるその他の活性配合剤も含有し得る。 特定理論に限定されないが、基材は、泡立ちの発生並びにコンディショニング 剤及びその他のあらゆる活性配合剤の付着に有意に関与すると思われる。泡立ち のこの増大は基材の表面活性の結果であると考えられる。その結果、一層低刺激 性で且つ有意に一層低量の界面活性剤が用いられ得る。必要な界面活性剤の量の 低減は、界面活性剤による皮膚又は毛髪の乾燥作用の低減に関連すると考えられ る。さらに、界面活性剤の量の低減は、コンディショニング剤の付着に対する界 面活性剤の阻害作用(例えば、界面活性剤による乳化又は直接除去による)を劇 的に低下させる。 特定理論に拘束されないが、基材はまた、コンディショニング剤及び活性配合 剤の付着を高める。本発明は乾燥形態であるため、本発明はコンディショニング 剤及び活性配合剤の付着を阻害する乳化剤を必要としない。さらに、皮膚コンデ ィショナー及び活性配合剤は基材上で乾燥されるか又はそれに含浸されるため、 濡れた製品の皮膚に対する表面接触により、それらは皮膚又は毛髪へ直接移され る。 最後に、基材はクレンジングをも増強する。基材は、各々の側面において異な る組織構造、例えば粗面及び平滑面を有し得る。基材は有効な泡立ち及び表面剥 離用具として作用する。皮膚又は毛髪に対して物理的に接触することにより、基 材は埃、メーキャップ、死滅皮膚及びその他の有機堆積物のクレンジング及び除 去を有意に助ける。 「起泡性界面活性剤」とは、水と組合わせて機械的に攪拌されると泡又は泡立 ちを起こす界面活性剤を意味する。好ましくは、これらの界面活性剤は低刺激性 であるべきで、これは、これらの界面活性剤が十分なクレンジング又は洗浄利益 を提供するが、皮膚又は毛髪を過度に乾燥するというわけではなく、しかも前述 の起泡判定基準を満たすことを意味する。 「使い捨て」又は「一回使用」という用語は、1回の使用の後に処分又は廃棄 される製品を意味する普通の意味で本明細書中で用いられる。 「水活性化」という用語は、本明細書中で用いる場合、本発明が水で濡れた後 に用いられる乾燥形態で消費者に提供されることを意味する。これらの製品は水 と接触し、攪拌されると泡立ちを起こし、又は「活性化」されるということが判 明されている。 「実質的に乾燥」とは、本明細書中で用いる場合には、製品が実質的に水を含 有せず、一般的に触ると乾燥した感じがすることを意味する。本発明の製品は、 乾燥環境下で、例えば低湿度で測定して、約10重量%未満の水、好ましくは約 5重量%未満の水、さらに好ましくは約1重量%未満の水を含有する。本発明に おけるような製品の含水量は、環境の相対湿度に伴って変わることができると当 業者は認識する。 「低刺激」という用語は、起泡性界面活性剤及び本発明の製品に関して本明細 書中で用いる場合、本発明の製品が、低刺激性アルキルグリセリルエーテルスル ホネート(AGS)界面活性剤主体の合成棒状物、即ちシンバー(synbar)に匹敵 する皮膚低刺激性を示すことを意味する。界面活性剤含有製品の低刺激性又は逆 に刺激性の測定方法は、皮膚バリア破壊試験を基礎にする。この試験では、界面 活性剤が低刺激性であるほど、皮膚バリアが破壊される程度は少ない。皮膚バリ ア破壊は、試験溶液から皮膚上皮を通って拡散物チャンバに含入された生理学的 緩衝液中に流入する放射能標識化水(トリチウム標識)(3H−H2O)の相対量によ り測定される。この試験は、T.J.Franz,J.Invest.Dermatol.,1975,64,pp.190- 195;及び米国特許第4,673,525号(Small et al.,1987年6月16日発 行)に記載されている(これらの記載内容を、援用して本文の一部とする)。当業 者に十分公知の界面活性剤の低刺激性を測定するためのその他の方法も用い得る 。 本発明のパーソナルケア用製品は、以下の必須成分を含有する。基材に含浸さ れるか又は適用される組成物は、1つ又はそれ以上の界面活性剤及び1つ又はそ れ以上のコンディショニング剤から本質的に成る。さらに別の活性配合剤も組成 物中に含有され得る。代替的な、好ましい方法は、各配合剤を別々に基材に適用 することである。水不溶性基材 本発明の製品は、水不溶性基材を含む。「水不溶性」とは、基材が水中に溶解 しないか又は水浸時に容易に消散しないことを意味する。水不溶性基材は、本発 明の起泡性界面活性剤及びコンディショニング成分を、クレンジング又はコンデ ィショニングすべき皮膚又は毛髪にデリバリーするための道具又はベヒクルであ る。特定理論に拘束されないが、基材は、機械的に攪拌すると泡立ち発生効果を もたらし、またコンディショニング成分の付着も助けると思われる。 広範囲の材料が基材として用い得る。以下の特徴が望ましいが、これらに限定 されない:(i)使用のための十分な濡れ強度;(ii)十分な研磨性;(ii i)十分な弾性及び多孔性;(iv)十分な厚み;並びに(v)適切なサイズ。 前記の判定基準を満たす好ましい不溶性基材の例には、以下のものが含まれる が、これらに限定されない:不織性基材、織基材、水流交絡(hydro-entangled) 基材、気流交絡(air entangled)基材、天然スポンジ、合成スポンジ、高分子 網状メッシュ等。好ましい実施態様は、経済的で且つ種々の物質において容易に 利用可能であるために、不織性基材を用いる。不織性とは、層が繊物に織られて いないが、シート、マット又はパッド層に形成される繊維で構成されていること を意味する。繊維は、無作為である(即ち、無作為整列)か、又は梳かれる(即 ち主に一方向に配向するよう梳かれる)。さらに、不織性基材は、無作為で且つ 梳いた繊維の層の組合せで構成されることができる。 不織性基材は、天然又は合成の種々の物質を含み得る。天然とは、材料が植物 、動物、昆虫又は植物、動物及び昆虫の副産物から得られることを意味する。合 成とは、材料が主に種々の人工物質又はさらに変えられた天然物質から得られる ことを意味する。従来の基礎出発材料は、通常は、如何なる普通の合成若しくは 天然織物長繊維又はこれらの混合物をも含む繊維性織布である。 本発明に有用な天然材料の非限定例としては、絹繊維、ケラチン繊維及びセル ロース性繊維がある。ケラチン繊維の非限定例には、羊毛繊維、ラクダ毛繊維等 から成る群から選択されるものが含まれる。セルロース性繊維の非限定例には、 木材パルプ繊維、綿繊維、麻繊維、ジュート繊維、亜麻繊維及びこれらの混合物 から成る群から選択されるものが含まれる。 本発明に有用な合成材料の非限定例には、アセテート繊維、アクリル繊維、セ ルロースエステル繊維、モダクリル繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、 ポリオレフィン繊維、ポリビニルアルコール繊維、レーヨン繊維、ポリウレタン フォーム及びこれらの混合物から成る群から選択されるものが含まれる。これら の合成材料のいくつかの例には、アクリル、例えばアクリラン、クレスラン及び アクリロニトリル主体の繊維、オルロン;セルロースエステル繊維、例えばセル ロースアセテート、アルネル及びアセレ;ポリアミド、例えばナイロン(例えば ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610等);ポリエステル、例えばフォー トレル、コデル及びポリエチレンテレフタレート繊維、ダクロン;ポリオレフィ ン、例えばポリプロピレン、ポリエチレン;ポリビニルアセテート繊維;ポリウ レタンフォーム並びにこれらの混合物が含まれる。これらの及びその他の適切な 繊維及びそれから調製される不織性材料は、一般的に、Riedel,"Nonwoven Bonding Methods and Materials,"Nonwoven World(1987);The Encyclopedia Am ericana,vol.11,pp.147-153,及びvol.26,pp.566-581(1984);米国特許第4, 891,227号(Thaman et al.,1990年1月2日発行);及び米国特許第4, 891,228号(これらの記載内容をすべて、援用して本文の一部とする)に 記載されている。 天然材料から作られる不織性基材は、繊維の液体懸濁物から微細ワイヤスクリ ーン上に最も一般的に形成される織布又はシートから成る。C.A.Hampel et al. ,The Encyclopedia of Chemistry,third edition,1973,pp.793-795(1973) ;The Encyclopedia Americana,vol.21,pp.376-383(1984);及びG.A.Smook ,Handbook of Pulp and Paper Technologies,Technical Association for the Pulp and Paper Industry(1986)を参照のこと(これらの記載内容を、援用し て本文の一部とする)。 本発明に有用な天然材料から作られる基材は、広範囲の市販供給元から得られ る。本明細書中で有用な適切な市販紙層の非限定例には、約71gsyの基本重 量を有する型押された気流積層化セルロース層であるエアーテツクスAirtex(商 品名)(James River,Green Bay,WIから入手可能);及び約75gsyの基本重 量を有する型押された気流積層化セルロース層であるウォーキソフトWalkisoft( 商品名)(Walkisoft U.S.A.,Mount Holly,NCから入手可能)が含まれる。 不織性基材の製造方法は、当業者には十分公知である。一般に、これらの不織 性基材は気流積層(air-laying)、水流積層(water-laying)、融解吹込、同時成形 、スパンボンディング又はカーディング法により製造されるが、この場合、繊維 又はフィラメントは先ず長い糸から所望の長さに切断され、水又は空気流に通さ れた後、繊維を負荷された空気又は水が通り抜けるスクリーン上に付着する。得 られた層は、その製造方法又は組成とは無関係に、次に数種類の結合操作のうち の少なくとも1つを施されて、個々の繊維を一緒につなぎ止めて、自己維持性織 布を形成する。本発明では、不織性層は、水流交絡、熱的結合又は熱結合、及び これらの方法の組合せを含む種々の方法により調製できる。さらに、本発明の基 材は、単一層又は多層から成ることができる。さらに、多層基材は、フィルム及 びその他の非繊維性材料を含むことができる。 本発明に有用な合成材料から作られる不織性基材はさらに、広範囲の市販供給 元から入手できる。本明細書に有用な適切な不織性層の非限定例には、約50% のレーヨン及び50%のポリエステルを含有し、約43g/平方ヤード(gsy )の基本重量を有する有孔(apertured)水流交絡物質HEF40−047(Verat ec,Inc.,Walpole,MAから入手可能);約50%のレーヨン及び50%のポリ エステルを含有し、約56gsyの基本重量を有する有孔水流交絡物質HEF1 40−102(Veratec,Inc.,Walpole,MAから入手可能);約100%のポリ プロピレンを含有し、約50gsyの基本重量を有する熱結合格子型模様物質No vonet(商品名)149−616(Veratec,Inc.,Walpole,MAから入手可能); 約69%のレーヨン及び約25%のポリプロピレン及び約6%の綿を含有し、約 75gsyの基本重量を有する熱結合格子型模様物質Novonet(商品名)149− 801(Veratec,Inc.,Walpole,MAから入手可能);約69%のレーヨン及び 約25%のポリプロピレン及び約6%の綿を含有し、約100gsyの基本重量 を有する熱結合格子型模様物質Novonet(商品名)149−191(Veratec,Inc. ,Walpole,MAから入手可能);約100%のポリエステルを含有し、約70g syの基本重量を有する小塊状有孔水流交絡物質HEFNubtex(商品名)149− 801(Veratec,Inc.,Walpole,MAから入手可能);約75%のレーヨン、約 25%のアクリル繊維を含有し、約43gsyの基本重量を有する乾燥成形有孔 物質Keybak(商品名)951V(Chicopee,New Brunswick,NJから入手可能); 約75%のレーヨン、約25%のポリエステルを含有し、約39gsyの基本重 量を有する有孔物質Keybak(商品名)1368(Chicopee,New Brunswick,NJか ら入手可能);約100%のレーヨンを含有し、約40gsy〜約115gsy の基本重量を有する有孔水流交絡物質Duralace(商品名)1236(Chicopee,Ne w Brunswick,NJから入手可能);約100%のポリエステルを含有し、約40 gsy〜約115gsyの基本重量を有する有孔水流交絡物質Duralace(商品名) 5904(Chicopee,New Brunswick,NJから入手可能);約50%のセルロー ス及び約50%のポリエステルを含有し、約60gsyの基本重量を有する水流 交絡物質Sontaro 8868(Dupont Chemical Corp.から入手可能)が含まれる 。 あるいは、水不溶性基材は、欧州特許第EP 702550 A1号(1996年 3月27日公開)(この記載内容は援用して本文の一部とする)に記載されている ような高分子メッシュスポンジであることができる。高分子スポンジは、強可と う性ポリマー、例えばオレフィンモノマーの付加ポリマ一及びポリカルボン酸の ポリアミドから調製される押出管状網状メッシュの複数の層を含む。これらの高 分子スポンジは液体クレンザーと一緒に用いられるよう意図されるが、これらの 種類のスポンジは、本発明においては水不溶性基材として用いることができる。 基材は、平坦パッド、厚肉パッド、薄いシート、ボール形用具、不規則形状用 具を含み、約1平方インチ〜約100平方インチの表面積の範囲のサイズを有す る広範囲の形状及び形態に作られることができる。実際のサイズは、所望の使用 及び製品特徴による。特に便利なのは、約1in2〜約144in2、好ましくは 約10in2〜約120in2、さらに好ましくは約30in2〜約80in2の表 面積と、約1mil〜約500mil、好ましくは約5mil〜約250mil 、さらに好ましくは約10mil〜約100milの厚みとを有する正方形、円 形、長方形又は楕円形パッドである。 本発明の水不溶性基材は、各々異なる組織構造及び研磨性を有する2又はそれ 以上の層を含むことができる。異なる組織構造は、材料の異なる組合せの使用に より若しくは異なる製造方法の使用により、又はその組合せにより得られること ができる。二重組織構造化基材は、表面剥離のための一層高い研磨性側面と、穏 やかなクレンジングのための一層柔軟な吸収性側面を有するという利点を提供す るために作られることができる。さらに、基材の別々の層は、異なる色を有し、 それによりユーザーが面を更に区別しやすいように製造できる。起泡性界面活性剤 本発明の製品は、水不溶性基材の重量を基礎にして、約0.5%〜約12.5 %、好ましくは約0.75%〜約11%、さらに好ましくは約1%〜約10%の 起泡性界面活性剤を含有する。 起泡性界面活性剤とは、水と組合せて、機械的に攪拌すると、泡又は泡立ちを 起こす界面活性剤を意味する。好ましくはこれらの界面活性剤又は界面活性剤の 組合せは低刺激性であるべきで、このことは、これらの界面活性剤が十分なクレ ンジング又は洗浄利益という利点を提供するが、しかし皮膚又は毛髪を過度に乾 燥せず、しかも前述の起泡判定基準を満たすということを意味する。 広範囲の起泡性界面活性剤が本明細書で有用であり、これには陰イオン性起泡 性界面活性剤、非イオン性起泡性界面活性剤、両性起泡性界面活性剤及びこれら の混合物から成る群から選択されるものが含まれる。陽イオン性界面活性剤も、 それらが、必要な起泡性界面活性剤の全体的起泡特徴に負の影響は及ぼさないな らば、任意の成分として使用できる。陰イオン性起泡性界面活性剤 本発明の組成物に有用な陰イオン性起泡性界面活性剤の非限定例は、McCutche onのDetergents and Emulsifiers,North American Edition(1986,Allured Pu blishing Corporation出版);McCutcheonのFunctional Materials,North Amer ican Edition(1992);及び米国特許第3,929,678号(Laughlin et al .,1975年12月30日発行)(これらの記載内容をすべて、援用して本文の一部とす る)に開示されている。 広範囲の陰イオン性起泡性界面活性剤が本明細書で有用である。陰イオン性起 泡性界面活性剤の非限定例には、サルコシネート、スルフェート、イセチオネー ト、タウレート、ホスフェート及びこれらの混合物から成る群から選択されるも のが含まれる。イセチオネートの中でも、アルコイルイセチオネートが好ましく 、スルフォネートの中でも、アルキルおよびアルキルエーテルスルフェートが好 ましい。アルコイルイセチオネートは、典型的には式RCO−OCH2CH2SO3 M(式中、Rは約10〜約30個の炭素原子を有するアルキル又はアルケニル であり、Mは水溶性陽イオン、例えばアンモニウム、ナトリウム、カリウム及び トリエタノールアミンである)を有する。これらのイセチオネートの非限定例に は、アンモニウムココイルイセチオネート、ナトリウムココイルイセチオネート 、ナトリウムラウロイルイセチオネート及びこれらの混合物から成る群から選択 されたアルコイルイセチオネートが含まれる。 アルキル及びアルキルエーテルスルフェートは、典型的にはそれぞれ式ROS O3M及びRO(C24O)XSO3M(式中、Rは約10〜約30個の炭素原子 を有するアルキル又はアルケニルであり、xは約1〜約10であり、そしてMは 水溶性陽イオン、例えばアンモニウム、ナトリウム、カリウム及びトリエタノー ルアミンである)を有する。別の適切な種類の陽イオン性界面活性剤は、一般式 : R1−SO3−M (式中、R1は約8〜約24、好ましくは約10〜約16個の炭素原子を有する 直鎖又は分枝鎖の飽和脂肪族炭化水素基から成る群から選択され、Mは陽イオン である)の有機硫酸反応生成物の水溶性塩である。さらにその他の陰イオン性合 成界面活性剤には、スクシナメート、約12〜約24個の炭素原子を有するオレ フィンスルホネート、及びb−アルキルオキシアルカンスルホネートが含まれる 。これらの物質の例は、ラウリル硫酸ナトリウム及びラウリル硫酸アンモニウム である。 その他の陰イオン性物質としては、サルコシネートが含まれ、この非限定例に は、ナトリウムラウロイルサルコシネート、ナトリウムココイルサルコシネート 及びアンモニウムラウロイルサルコシネートが含まれる。 ここで有用なその他の陰イオン性物質は、典型的には約8〜約24個の、好ま しくは約10〜約20個の炭素原子を有する脂肪酸の石鹸(即ちアルカリ金属塩 、例えばナトリウム又はカリウム塩)である。石鹸の製造に用いられる脂肪酸は 、天然供給源、例えば植物又は動物由来のグリセリド(例えば、パーム油、ヤシ 油、ダイズ油、ヒマシ油、牛脂(タロウ)、ラード等)から得られることができ る。脂肪酸はまた、合成により製造し得る。石鹸は、前掲の米国特許第4,55 7,853号にさらに詳細に記載されている。 その他の陰イオン性物質には、リン酸塩、例えばモノアルキル、ジアルキル及 びトリアルキルホスフェートが含まれる。 その他の陰イオン性物質には、式RCON(CH3)CH2CH2CO2M(式中 、Rは約10〜約20個の炭素原子を有するアルキル又はアルケニルであり、M は水溶性陽イオン、例えばアンモニウム、ナトリウム、カリウム及びトリアルカ ノールアミン(例えばトリエタノールアミン)である)に対応するアルカノイル サルコシネートが含まれ、その好ましい例はナトリウムラウロイルサルコシネー トである。 また、タウリンを基礎にしたタウレートも有用であり、これは2−アミノエタ ンスルホン酸としても既知である。タウレートの例には、N−アルキルタウリン 、例えば、米国特許第2,658,072号(この記載内容は援用して本文の一 部とする)の教示にしたがって、ドデシルアミンをナトリウムイセチオネートと 反応させることにより調製されるものが含まれる。 ここで有用な好ましい陰イオン性起泡性界面活性剤の非限定例には、ラウリル 硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウレス硫酸アンモニウム、ラウ レス硫酸ナトリウム、トリデセス硫酸ナトリウム、セチル硫酸アンモニウム、セ チル硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、ココイルイセチオン酸アンモ ニウム、ラウロイルイセチオン酸ナトリウム、ラウロイルサルコシン酸ナトリウ ム、及びこれらの混合物から成る群から選択されるものが含まれる。 ここで用いるのに特に好ましいのは、ラウリル硫酸アンモニウム及びラウレス 硫酸アンモニウムである。非イオン性起泡性界面活性剤 本発明の組成物中に用いるための非イオン性起泡性界面活性剤の非限定例は、 McCutcheonのDetergents and Emulsifiers,North American Edition(1986,All ured Publishing Corporation出版);及びMcCutcheonのFunctional Materials ,North American Edition(1992)(これらの記載内容をすべて、援用して本文の 一部とする)に開示されている。 ここで有用な非イオン性起泡性界面活性剤には、アルキルグルコシド、アルキ ルポリグルコシド、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド、アルコキシル化脂肪酸エステ ル、スクロースエステル、アミドアミン及びこれらの混合物から成る群から選択 されるものが含まれる。 アルキルグルコシド及びアルキルポリグルコシドはここで有用であり、長鎖ア ルコール、例えばC8〜30アルコールと糖若しくはデンプン又は糖若しくはデ ンプンのポリマー、即ちグリコシド又はポリグリコシドとの縮合生成物として広 く定義されることができる。これらの化合物は、式(S)n−O−R(式中、S は糖部分、例えばグルコース、フルクトース、マンノース及びガラクトースであ り;nは約1〜約1000の整数であり;RはC8〜30アルキル基である)に より表されることができる。アルキル基を誘導できる長鎖アルコールの例には、 デシルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ラウリルアルコ ール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール等が含まれる。これらの界面 活性剤の好ましい例には、Sがグルコース部分であり、RがC8〜20アルキル 基であり、そしてnが約1〜約9の整数であるものが含まれる。これらの界面活 性剤の市販例には、デシルポリグルコシド(APG325CSとしてHenkelから 入手可能)及びラウリルポリグルコシド(APG600CS及び625CSとし てHenkelから入手可能)が含まれる。スクロースエステル界面活性剤、例えばス クロースココエート及びスクロースラウレートも有用である。 その他の有用な非イオン性界面活性剤には、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面 活性剤が含まれ、これのより特定の例には、以下の構造式に対応するグルコサミ ドが含まれる: (式中、R1はH、C1〜C4のアルキル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキ シ−プロピル、好ましくはC1〜C4のアルキル、さらに好ましくはメチル又はエ チル、最も好ましくはメチルであり;R2はC5〜C31のアルキル又はアルケニル 、好ましくはC7〜C19のアルキル又はアルケニル、さらに好ましくはC9〜C17 のアルキル又はアルケニル、最も好ましくはC11〜C15のアルキル又はアルケニ ルであり;Zはその鎖に直接連結された少なくとも3個のヒドロキシル基を有す る直鎖ヒドロカルビル鎖を有するポリヒドロキシヒドロカルビル部分又はそのア ルコキシル化誘導体(好ましくはエトキシル化又はプロポキシル化)である)。 Zは、好ましくはグルコース、フルクトース、マルトース、ラクトース、ガラク トース、マンノース、キシロース及びこれらの混合物から成る群から選択された 糖部分である。前記の構造に対応する特に好ましい界面活性剤は、ヤシアルキル N−メチルグルコシドアミド(即ち、R2CO−部分がヤシ油脂肪酸から誘導さ れる)である。ポリヒドロキシ脂肪酸アミドを含有する組成物の製造方法は、例 えば英国特許第809,060号(1959年2月18日公開、Thomas Hedley & Co. ,Ltd.);米国特許第2,965,576号(E.R.Wilson,1960年12月20日発 行);米国特許第2,703,798号(A.M.Schwartz,1955年3月8日発行 );及び米国特許第1,985,424号(Piggott,1934年12月25日発行)( これらの記載内容を、援用して本文の一部とする)に開示されている。 非イオン性界面活性剤のその他の例には、アミンオキシドが含まれる。アミン オキシドは、一般式R123NO(式中、R1は約8〜約18個の炭素原子、0 〜約10個の酸化エチレン部分、及び0〜約1個のグリセリル部分を有するアル キル、アルケニル又はモノヒドロキシアルキル基を含み、そしてR2及びR3は約 1〜約3個の炭素原子、及び約0〜約1個のヒドロキシ基、例えばメチル、エチ ル、プロピル、ヒドロキシエチル又はヒドロキシプロピル基を含む)に対応する 。式中の矢印は、半極性結合の慣用的表現である。本発明に用いるのに適したア ミンオキシドの例には、ジメチルドデシルアミンオキシド、オレイルジ(2−ヒ ドロキシエチル)アミンオキシド、ジメチルオクチルアミンオキシド、ジメチル デシルアミンオキシド、ジメチルテトラデシルアミンオキシド、3,6,9−ト リオキサヘプタデシルジエチルアミンオキシド、ジ(2−ヒドロキシエチル)− テトラデシルアミンオキシド、2−ドデコキシエチルジメチルアミンオキシド、 3−ドデコキシ−2−ヒドロキシプロピルジ(3−ヒドロキシプロピル)アミン オキシド、ジメチルヘキサデシルアミンオキシドが含まれる。 ここで用いるのに好ましい非イオン性界面活性剤の非限定例は、C8〜C14 のアルキルグルコシド、C8〜C14のアルキルポリグルコシド、スクロースコ コエート、スクロースラウレート、ラウルアミンオキシド、ココアミンオキシド 及びこれらの混合物から成る群から選択されるものである。両性起泡性界面活性剤 「両性起泡性界面活性剤」という用語はまた、本明細書で用いられる場合、両 性界面活性剤物質の亜群として当処方業者に十分公知の双性イオン性界面活性剤 を包むことも意図する。 広範囲の両性起泡性界面活性剤は、本発明の組成物中に使用できる。特に有用 なのは、脂肪族第二及び第三アミンの誘導体として広範に記載されているもので あり、好ましくは窒素が陽イオン状態にあるもので、ここで、脂肪族基は直鎖又 は分枝鎖であることができ、そして基の置つがイオン化可能水溶性基、例えばカ ルボキシ、スルホネート、スルフェート、ホスフェート又はホスホネートを含有 する。 本発明の組成物中で有用な両性界面活性剤の例は、McCutcheonのDetergents a nd Emulsifiers,North American Edition(1986,Publishing Corporation出版 );及びMcCutcheonのFunctional Materials,North American Edition(1992) (これらの記載内容をすべて、援用して本文の一部とする)に開示されているが 、これらに限定されない。 両性又は双性イオン性界面活性剤の非限定例は、ベタイン、スルタイン、ヒド ロキシスルタイン、アルキルイミノアセテート、イミノジアルカノエート、アミ ノアルカノエート及びこれらの混合物から成る群から選択されるものである。 ベタインの例には、高級アルキルベタイン、例えばココジメチルカルボキシメ チルベタイン、ラウリルジメチルカルボキシメチルベタイン、ラウリルジメチル アルファーカルボキシエチルベタイン、セチルジメチルカルボキシメチルベタイ ン、セチルジメチルベタイン(ロンザインLonzaine16SPとしてLonza Corp. から入手可能)、ラウリルビス−(2−ヒドロキシエチル)カルボキシメチルベ タイン、オレイルジメチルガンマーカルボキシプロピルベタイン、ラウリルビス −(2−ヒドロキシプロピル)アルファーカルボキシエチルベタイン、ココジメ チルスルホプロピルベタイン、ラウリルジメチルスルホエチルベタイン、ラウリ ルビス−(2−ヒドロキシエチル)スルホプロピルベタイン、アミドベタイン及 びアミドスルホベタイン(この場合、RCONH(CH2)3基はベタインの窒素原 子に結合される)、オレイルベタイン(両性ベルベテックスVelvetex OLB− 50としてHenkelから入手可能)、並びにココアミドプロピルベタイン(ベルベ テックスVelvetex BK−35及びBA−35としてHenkelから入手可能)が含 まれる。 スルタイン及びヒドロキシスルタインの例には、ココアミドプロピルヒドロキ シスルタイン(ミラタインMirataineCBSとしてRhone-Poulencから入手可能) のような物質が含まれる。 ここで用いるのに好ましいのは、次式を有する両性界面活性剤である: (式中、R1は約9〜約22個の炭素原子を有する末置換で飽和又は不飽和の直 鎖又は分枝鎖アルキルである。好ましいR1は、約11〜約18個の炭素原子を 有し;さらに好ましくは約12〜約18個の炭素原子、さらに好ましくは約14 〜約18個の炭素原子を有する;mは1〜約3,さらに好ましくは約2〜約3、 さらに好ましくは約3の整数であり;nは0又は1、好ましくは1であり;R2 及びR3は独立して、未置換又はヒドロキシにより一置換された1〜約3個の炭 素原子を有するアルキルから成る群から選択され、好ましいR2及びR3はCH3 であり;XはCO2、SO3及びSO4から成る群から選択され;R4は1〜約5個 の炭素原子を有する未置換の又はヒドロキシで一置換された飽和又は不飽和の直 鎖又は分枝鎖アルキルから成る群から選択される。XがCO2である場合、R4は 好ましくは1又は3個の炭素原子を有し、好ましくは1個の炭素原子を有する。 XがSO3又はSO4である場合、R4は好ましくは約2〜約4個の炭素原子、好 ましくは3個の炭素原子を有する)。 本発明の両性界面活性剤の例には、以下の化合物が含まれる: セチルジメチルベタイン(この物質はCTFA規格でセチルベタインとも呼ば れる) ココアミドプロピルベタイン (式中、Rは約9〜約13個の炭素原子を有する); ココアミドプロピルヒドロキシスルタイン (式中Rは約9〜約13個の炭素原子を有する)。 その他の有用な両性界面活性剤の例は、アルキルイミノアセテート、並びに式 RN[(CH2)mCO2M]2及びRNH(CH2)mCO2M(式中、mは1〜4であり 、RはC8〜C22のアルキルまたはアルケニルであり、そしてMはH、アルカリ 金属、アルカリ土類金属アンモニウム又はアルカノールアンモニウムである)の イミノジアルカノエート及びアミノアルカノエートである。また、イミダゾリニ ウム及びアンモニウム誘導体も含まれる。適切な両性界面活性剤の特定の例に、 ナトリウム3−ドデシル−アミノプロピオネート、ナトリウム3−ドデシルアミ ノプロパンスルホネート、N−高級アルキルアスパラギン酸、例えば米国特許第 2,438,091号(この記載内容は援用して本文の一部とする)の教示にし たがって生成されるもの;「ミラノールMiranol」の商品名で販売され、米国特 許第2,528,378号(この記載内容は援用して本文の一部とする)に記載 された製品が含まれる。有用な両性物質のその他の例としては、両性ホスフェー ト、例えばコアミドプロピルPG−ジモニウムクロリドホスフェート(モナクア ットMonaquat PTCとしてMona Corp.から市販)が含まれる。また、アンフォアセ テート、例えばジナトリウムラウロアンフォジアセテート、ナトリウムラウロア ンフォアセテート及びこれらの混合物も有用である。 ここで用いるのに好ましい起泡性界面活性剤は、以下のものである:陰イオン 性起泡性界面活性剤が、アンモニウムラウロイルサルコシネート、ナトリウムト リデセススルフェート、ナトリウムラウロイルサルコシネート、アンモニウムラ ウレススルフェート、ナトリウムラウレススルフェート、アンモニウムラウリル スルフェート、ナトリウムラウリルスルフェート、アンモニウムココイルイセチ オネート、ナトリウムココイルイセチオネート、ナトリウムラウロイルイセチオ ネート、ナトリウムセチルスルフェート及びこれらの混合物から成る群から選択 されるもの;非イオン性起泡性界面活性剤が、ラウラミンオキシド、ココアミン オキシド、デシルポリグルコース、ラウリルポリグルコース、スクロースココエ ート、C12〜14のグルコサミド、スクロースラウレート及びこれらの混合物 から成る群から選択されるもの;両性起泡性界面活性剤が、ジナトリウムラウロ アンフォジアセテート、ナトリウムラウロアンフォアセテート、セチルジメチル ベタイン、ココアミドプロピルベタイン、ココアミドプロピルヒドロキシスルタ イン及びこれらの混合物から成る群から選択されるもの。コンディショニング成分 本発明の製品は、製品使用中において皮膚又は毛髪にコンディショニング利益 を提供するのに有用なコンディショニング成分を含有する。コンディショニング 成分は、前記水不溶性基材の約3重量%〜約99重量%、好ましくは約4重量% 〜約50重量%、さらに好ましくは約5重量%〜約25重量%を構成する。 本発明のコンディショニング成分は、水溶性コンディショニング剤及び油溶性 コンディショニング剤を含む。油溶性コンディショニング剤は、油溶性コンディ ショニング剤の計量算術平均溶解度パラメーターが10.5未満またはこれと等 しくなるように、1つ又はそれ以上の油溶性コンディショニング剤から選択され る。水溶性コンディショニング剤は、水溶性コンディショニング剤の計量算術平 均溶解パラメーターが10.5よりも大きくなるように、1つ又はそれ以上の水 溶性コンディショニング剤から選択される。溶解度パラメーターのこの数学的定 義に基づいて、例えば、ある化合物が10.5よりも大きい個々の溶解度パラメ ーターを有する場合には、2又はそれ以上の化合物を含有する油溶性コンディシ ョニング剤に関しては、必要な計量算術平均溶解度パラメーター、即ち10.5 未満又はこれと等価に達することができる、と認識される。逆に、ある化合物が 10.5未満又はこれと等しい個々の溶解度パラメーターを有する場合には、2 又はそれ以上の化合物を含有する水溶性コンディショニング剤に関しては、必要 な計量算術平均溶解度パラメーター、即ち10.5よりも高く達することが可能 である。 溶解度パラメーターは、処方化学者の当業者には十分公知であり、処方工程に おける物質の相溶性及び溶解度を確定するための指針として日常的に用いられて いる。 化合物の溶解度パラメーターδは、その化合物に関する固有のエネルギー密度 の平方根と定義される。典型的には、ある化合物に関する溶解度パラメーターは 、以下の等式を用いて、その化合物の成分の気化熱及び成分のモル容量に関する 付加的な基の関与の表記値から算出される: (式中、Σii=気化熱付加基関与の合計であり、そして Σii=モル容量付加基関与の合計)。 広範囲の原子及び原子群に関する気化熱及びモル容量付加基関与の標準表は、Ba rton,A.F.M.Handbook of Solubility Parameters,CRC Press,Chapter 6,Ta ble 3,pp.64-66(1985)にまとめられている(この記載内容は、援用して本文 の一部とする)。前記の溶解度パラメーター等式は、Fedors,R.F.,“A Metho d for Estimating Boththe Solubility Parameters and Molar Volumes of Liquids".Polymer Engineering and Science,vol.14,no.2,pp.14 7-154(1974年2月)(この記載内容は、援用して本文の一部とする)に記載さ れている。 溶解度パラメーターは、物質の混合物に関する溶解度パラメーターがその混合 物の各成分に関する溶解度パラメーターの計量算術平均(即ち、計量平均)によ り与えられているように、混合物の法則に従う(Handbook of Chemistry and Ph ysics,57thedition,CRC Press,p.C-726(1976-1977)を参照のこと)(この 記載内容は、援用して本文の一部とする)。 処方化学者は、典型的には、(cal/cm31/2の単位で溶解度パラメータ ーを報告し、用いる。Handbook of Solubility Parametersにおける気化熱に関 する付加基関与の表記値は、kJ/molの単位で報告されている。しかしなが ら、これらの表記気化熱値は、以下の十分公知の関係を用いて、容易にcal/ molに変換される: IJ/mol=0.239006cal/mol及び1000J=lkJ (Gordon,A.J.et al.,The Chemist's Companion,John Wiley & Sons,pp.456 -463(1972)を参照のこと)(この記載内容は、援用して本文の一部とする)。 溶解度パラメーターはまた、広範囲の化学物質に関して表記されている。溶解 度パラメーターの表は、前記引用のHandbook of Solubility Parametersに見出 される。また、“Solubility Effects In Product,Package,Penetration,And Preservation”,C.D.Vaughan,Cosmetics and Toiletries,vol.103,Octobe r 1988,pp.47-69も参照のこと(この記載内容は、援用して本文の一部とする )。 油溶性コンディショニング剤として有用なコンディショニング剤の非限定例に は、鉱油、ペトロラタム、C7〜C40分枝鎖炭化水素、C1〜C30カルボン 酸のC1〜C30アルコールエステル、C2〜C30ジカルボン酸のC1〜C3 0アルコールエステル、C1〜C30カルボン酸のモノグリセリド、C1〜C3 0カルボン酸のジグリセリド、C1〜C30カルボン酸のトリグリセリド、C1 〜C30カルボン酸のエチレングリコールモノエステル、C1〜C30カルボン 酸のエチレングリコールジエステル、C1〜C30カルボン酸のプロピレングリ コールモノエステル、C1〜C30カルボン酸のプロピレングリコールジエステ ル、糖のC1〜C30カルボン酸モノエステル及びポリエステル、ポリジアルキ ルシロキサン、ポリジアリールシロキサン、ポリアルカリールシロキサン、3〜 9個のケイ素原子を有するシクロメチコーン、植物油、硬化植物油、ポリプロピ レングリコールC4〜C20アルキルエーテル、ジC8〜C30アルキルエーテ ル、並びにこれらの混合物のポリエステルから成る群から選択されるものが含ま れる。 ペトロラタム液としても既知の鉱油は、ペトロラタムから得られる液体炭化水 素の混合物である(The Merck Index,Tenth Edition,Entry 7047,p.1033(19 83)及びInternational Cosmetic Ingredient Dictionary,Fifth Edition,vol .1,p.415-417(1993)参照)(これらの記載内容を援用して本文の一部とする )。 石油ゼリーとしても既知のペトロラタムは、非直鎖固体炭化水素及び高沸点液 体炭化水素のコロイド系であり、この場合、液体炭化水素のほとんどがミセルの 内側に保持される(The Merck Index,Tenth Edition,Entry 7048,p.1033(198 3);Schindler,Drug.Cosmet.Ind.,89,36-37,76,78-80,82(1961);及びInter national Cosmetic Ingredient Dictionary,Fifth Edition,vol.1,p.537(199 3)を参照のこと)(これらの記載内容を援用して本文の一部とする)。 約7〜約40個の炭素原子を有する直鎖及び分枝鎖の炭化水素は、ここで有用 である。これらの炭化水素物質の非限定例には、ドデカン、イソドデカン、スク アラン、コレステロール、水素化ポリイソブチレン、ドコサン(即ち、C22の炭 化水素)、ヘキサデカン、イソヘキサデカン(Permethyl(商品名)101AとしてPres perse,South Plainfield,NJから市販されている炭化水素)が含まれる。C7 〜C40の分枝鎖炭化水素であるC7〜C40イソパラフィンも有用である。 C1〜C30のカルボン酸及びC2〜C30のジカルボン酸のC1〜C30ア ルコールエステルも有用であり、これには直鎖及び分枝鎖物質並びに芳香族誘導 体が含まれる。また、エステル、例えばC1〜C30カルボン酸のモノグリセリ ド、C1〜C30カルボン酸のジグリセリド、C1〜C30カルボン酸のトリグ リセリド、C1〜C30カルボン酸のエチレングリコールモノエステル、C1〜 C30カルボン酸のエチレングリコールジエステル、C1〜C30カルボン酸の プロピレングリコールモノエステル、C1〜C30カルボン酸のプロピレングリ コールジエステルも有用である。直鎖、分枝鎖及びアリールカルボン酸が本発明 に含まれる。また、これらの物質のプロポキシル化及びエトキシル化誘導体も有 用である。非限定例としては、ジイソプロピルセバケート、ジイソプロピルアジ ペート、イソプロピルミリステート、イソプロピルパルミテート、ミリスチルプ ロピオネート、エチレングリコールジステアレート、2−エチルヘキシルパルミ テート、イソデシルネオペンタノエート、ジ−2−エチルヘキシルマレエート、 セチルパルミテート、ミリスチルミリステート、ステアリルステアレート、セチ ルステアレート、ベヘニルベヘンレート、ジオクチルマレエート、ジオクチルセ バケート、ジイソプロピルアジペート、セチルオクタノエート、ジイソプロピル ジリノレエート、カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド、PEG−6カプリル 酸/カプリン酸トリグリセリド、PEG−8カプリル酸/カプリン酸トリグリセ リド、及びこれらの混合物が含まれる。 糖及び関連物質の種々のC1〜C30のモノエステル及びポリエステルも有用 である。これらのエステルは、糖若しくはポリオール部分と1以上のカルボン酸 部分とから誘導される。構成物の酸及び糖によって、これらのエステルは室温で 液体又は固体の形態をとることができる。液体エステルの例には、以下のものが 含まれる:グルコーステトラオレエート、ダイズ油脂肪酸(不飽和)のグルコー ステトラエステル、混合ダイズ油脂肪酸のマンノーステトラエステル、オレイン 酸のガラクトーステトラエステル、リノレン酸のアラビノーステトラエステル、 キシローステトラリノレエート、ガラクトースペンタオレエート、ソルビトール テトラオレエート、不飽和ダイズ油脂肪酸のソルビトールヘキサエステル、キシ リトールペンタオレエート、スクローステトラオレエート、スクロースペンタオ レエート、スクロースヘキサオレエート、スクロースヘプタオレエート、スクロ ースオクタオレエート、及びこれらの混合物。固体エステルの例には以下のもの が含まれる:カルボン酸エステル部分が1:2のモル比のパルミトオレエート及 びアラキデートであるソルビトールヘキサエステル;カルボン酸エステル部分が 1:3のモル比のリノレエート及びベヘネートであるラフィノースのオクタエス テル;エステル化カルボン酸部分が3:4のモル比のヒマワリ実油脂肪酸及びリ グノセレートであるマルトースのヘプタエステル;エステル化カルボン酸部分が 2:6のモル比のオレエート及びベヘネートであるスクロースのオクタエステル ;並びにエステル化カルボン酸部分が1:3:4のモル比のラウレート、リノリ エート及びベヘネートであるスクロースのオクタエステル。好ましい固体物質は 、エステル化度が7〜8であり、脂肪酸部分が1:7〜3:5の不飽和部:ベヘ ン酸のモル比であるC18モノ−および/またはジ−不飽和脂肪酸とベヘン酸と であるスクロースポリエステルである。特に好ましい固体糖ポリエステルは、分 子中に約7のベヘン酸脂肪酸部分と約1のオレイン酸部分がある糖のオクタエス テルである。その他の物質には、スクロースの綿実油若しくはダイズ油脂肪酸エ ステルが含まれる。エステル物質はさらに、米国特許第2,831,854号; 米国特許第4,005,196号(Jandacek,1977年1月25日発行);米 国特許第4,005,195号(Jandacek,1977年1月25日発行);米国特許第 5,306,516号(Letton et al.,1994年4月26日発行);米国特許第5 ,306,515号(Letton et al.,1994年4月26日発行);米国特許第5, 305,514号(Letton et al.,1994年4月26日発行);米国特許第4,7 97,300号(Jandacek et al.,1989年1月10日発行);米国特許第3,9 63,699号(Rizzi et al.,1976年6月15日発行);米国特許第4,518 ,772号(Volpenhein,1985年5月21日発行);米国特許第4,517,36 0号(Volpenhein,1985年5月21日発行)に記載されている(これらの記載内容 をすべて、援用して本文の一部とする)。 不揮発性シリコーン、例えばポリジアルキルシロキサン、ポリジアリールシロ キサン及びポリアルカリールシロキサンも有用な油である。これらのシリコーン は、米国特許第5,069,897号(Orr,1991年12月3日発行)(この記載 内容は、援用して本文の一部とする)に開示されている。ポリアルキルシロキサ ンは、一般化学式R3SiO[R2SiO]XSiR3(式中、Rはアルキル基(好ま しくは、Rはメチル又はエチル、さらに好ましくはメチルである)であり、xは 、所望の分子量を達成するために選択された約500までの整数である)に対応 する。市販のポリアルキルシロキサンには、ジメチコーンとしても既知のポリジ メチルシロキサンが含まれ、この非限定例にはGeneral Electric Companyから販 売されているVicasil(商品名)シリーズ、及びDow Corning Corporationから販売 されているDow Corning(商品名)200シリーズが含まれる。ここで有用なポリジメ チルシロキサンの特定の例には、10センチストークの粘度及び200℃を超え る沸点を有するDow Corning(商品名)225流体、並びにそれぞれ50、350及び 12,500センチストークの粘度、及び200℃以上の沸点を有するDow Corn ing(商品名)200流体が含まれる。また例えば、一般化学式[(CH2)3SiO1/2]x [SiO2]y(式中、xは約1〜約500の整数であり、yは約1〜約500の整 数である)に相当する高分子物質であるトリメチルシロキシシリケートのような 物質も有用である。市販のトリメチルシロキシシリケートは、ジメチコーンとの 混合物として、Dow Corning(商品名)593流体として販売されている。またここで ジメチコノールも有用であり、これはヒドロキシ末端ジメチルシリコーンで ある。これらの物質は、一般化学式R3SiO[R2SiO]xSiR2OH及びHOR2 SiO[R2SiO]xSiR2OH(式中、Rはアルキル基(好ましくはRはメチ ル又はエチル、さらに好ましくはメチルである)であり、xは、所望の分子量を 達成するために選択された約500までの整数である)で表されることができる 。市販のジメチコノールは、典型的にはジメチコーン又はシクロメチコーンとの 混合物として販売されている(例えば、Dow Corning(商品名)1401、1402及び140 3流体)。またここで、ポリアルキルアリールシロキサンも有用であり、25℃ で約15〜約65センチストークの粘度を有するポリメチルフェニルシロキサン が好ましい。これらの物質は、例えばSF1075メチルフェニル流体(Genera l Electric Companyから販売)及び556化粧品等級フェニルトリメチコーン流 体(Dow Corning Corporationから販売)として入手可能である。 植物油及び硬化植物油もここで有用である。植物油及び硬化植物油の例には、 ベニバナ油、ヒマシ油、ヤシ油、綿実油、メンハーデン油、パーム核油、パーム 油、落花生油、ダイズ油、ナタネ油、アマニ油、米糠油、松根油、ゴマ油、ヒマ ワリ実油、硬化ベニバナ油、硬化ヒマシ油、硬化ヤシ油、硬化綿実油、硬化メン ハーデン油、硬化パーム核油、硬化パーム油、硬化落花生油、硬化ダイズ油、硬 化ナタネ油、硬化アマニ油、硬化米糠油、硬化ゴマ油、硬化ヒマワリ実油、及び これらの混合物が含まれる。 また、ポリプロピレングリコールのC4〜C20アルキルエーテル、ポリプロ ピレングリコールのC1〜C20カルボン酸エステル、及びジ−C8〜C30ア ルキルエーテルも有用である。これらの物質の非限定例には、PPG−14ブチ ルエーテル、PPG−15ステアリルエーテル、ジオクチルエーテル、ドデシル オクチルエーテル、及びこれらの混合物が含まれる。 水溶性コンディショニング剤として有用なコンディショニング剤の非限定例に は、多価アルコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、尿 素、ピロリドンカルボン酸、エトキシル化および/またはプロポキシル化C3〜 C6ジオール及びトリオール、アルファーヒドロキシC2〜C6カルボン酸、エ トキシル化および/またはプロポキシル化糖、ポリアクリル酸コポリマー、約1 2個までの炭素原子を有する糖、約12個までの炭素原子を有する糖アルコール 、 並びにこれらの混合物から成る群から選択されるものが含まれる。有用な水溶性 コンディショニング剤の特定の例には、尿素;グアニジン;グリコール酸及びグ リコール酸塩(例えば、アンモニウム及び第四級アルキルアンモニウム);乳酸 及び乳酸塩(例えば、アンモニウム及び第四級アルキルアンモニウム);スクロ ース、フルクトース、グルコース、エルスロース、エリスリトール、ソルビトー ル、マンニトール、グリセロール、ヘキサントリオール、プロピレングリコール 、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール等;ポリエチレングリコール、例 えばPEG−2、PEG−3、PEG−30、PEG−50、ポリプロピレング リコール、例えばPPG−9、PPG−12、PPG−15、PPG−17、P PG−20、PPG−26、PPG−30、PPG−34:アルコキシル化グル コース;ヒアルロン酸;並びに、これらの混合物のような物質が含まれる。あら ゆるその種々の形態のアロエベラ(例えば、アロエベラゲル)、キチン、デンプ ン−グラフト化ナトリウムポリアクリレート、例えばサンウェットSanwet(RT M)IM−1000、IM−1500及びIM−2500(Celanese Superabso rbent Materials,Portsmouth,VAから入手可能);ラクタミドモノエタノール アミン;アセトアミドモノエタノールアミン;並びに、これらの混合物のような 物質もまた有用である。米国特許第4,976,953号(Orretal.,1990年12 月11日発行)(この記載内容は、援用して本文の一部とする)に記載されたプロ ポキシル化グリセロールの中に記載されたようなプロポキシル化グリセロールも 有用である。重量比及び重量% 本発明では、起泡性界面活性剤対コンディショニング成分の重量比は、約40 :7未満、好ましくは約5:1未満、好ましくは約2.5:1未満、さらに好ま しくは約1:1未満である。 本発明のある実施態様では、クレンジング及びコンディショニング成分は、起 泡性界面活性剤と、油溶性コンディショニング剤及び水溶性コンディショニング 剤を更に含むコンディショニング成分と、を包含すると定義されており、起泡性 界面活性剤はクレンジング及びコンディショニング成分の約1重量%〜約75重 量%、好ましくは約10重量%〜約65重量%、さらに好ましくは約15重量% 〜約45重量%を構成し、そしてコンディョヨニング成分は、クレンジング及び コンディショニング成分の約15重量%〜約99重量%、好ましくは約20重量 %〜約75重量%、さらに好ましくは約25重量%〜約55重量%を構成する。付加的配合剤 本発明の製品は、広範囲の任意の配合剤を包含することができる。これらの配 合剤のいくつかは、ここで詳細に列挙されている。特に有用なのは、クレンジン グ及びコンディショニング過程中の皮膚又は毛髪に種々の効果をデリバリーする ために有用な種々の活性配合剤である。これらの組成物中では、本製品は皮膚又 は毛髪に活性配合剤をデリバリーするために有用である。活性配合剤 本発明の組成物は、安全且つ有効量の1つ又はそれ以上の活性配合剤又は医薬 的に許容可能なその塩を含有することができる。 「安全且つ有効量」という用語は、本明細書で用いる場合、健全な医学的判断 の範囲内での合理的な効果対危険比での、処置される症状を改質する又は所望の 皮膚効果をデリバリーするのに十分高いが、しかし重篤な副作用を回避するのに 十分低い活性配合剤の量を意味する。何が活性配合剤の安全且つ有効量であるか は、特定の活性、皮膚を透過する活性の能力、年齢、健康状態及び使用者の皮膚 の状態、並びにその他の同様の因子に伴って変化する。 ここで有用な活性配合剤は、それらの治療利益又はその仮定された作用様式に より分類できる。しかしながら、ここで有用な活性配合剤は、いくつかの場合に は、1つ以上の治療利益を提供し、又は1つ以上の作用様式を介して作用し得る と理解されるべきである。したがって、ここでの分類は便宜的になされるもので あり、活性配合剤を、列挙された特定の単数又は複数の用途に限定するものでは ない。また、これらの活性配合剤の医薬的に許容可能な塩もここで有用である。 以下の活性配合剤が、本発明の組成物中で有用である。抗ニキビ活性剤: 有用な抗ニキビ活性剤の例には、角質溶解性剤、例えばサリ チル酸(o−ヒドロキシ安息香酸)、サリチル酸の誘導体、例えば5−オクタノ イルサリチル酸、及びレゾルシノール;レチノイド、例えばレチン酸及びその誘 導体(例えば、シス及びトランス);硫黄含有D及びLアミノ酸、並びにその誘 導体及び塩、特にそのN−アセチル誘導体、この好ましい例はN−アセチル−L −システインである;リポ酸;抗生物質及び抗菌剤、例えばベンゾイルペルオキ シド、オクトピロックス、テトラサイクリン、2,4,4’−トリクロロ−2’ −ヒドロキシジフェニルエーテル、3,4,4’−トリクロロバニリド、アゼラ イン酸及びその誘導体、フェノキシエタノール、フェノキシプロパノール、フェ ノキシイソプロパノール、エチルアセテート、クリンダマイシン及びメクロサイ クリン;皮脂固定剤、例えばフラボノイド;並びに胆汁酸塩、例えばシムノール スルフェート及びその誘導体、デオキシクロレート並びにクロレートが含まれる 。しわ防止及び抗皮膚萎縮活性剤: しわ防止及び抗皮膚萎縮活性剤の例には、レ チン酸及びその誘導体(例えば、シス及びトランス);レチノール;レチニルエ ステル;ナイアシンアミド、サリチル酸及びその誘導体;硫黄含有D及びLアミ ノ酸並びにその誘導体及び塩、特にN−アセチル誘導体、その好ましい例はN− アセチル−L−システインである;チオール、例えばエタンチオール;ヒドロキ シ酸、フィチン酸、リポ酸;リソホスフアチジン酸、並びに皮膚剥皮剤(例えば 、フェノール等)が含まれる。非ステロイド系抗炎症活性剤(NSAIDS) : NSAIDSの例には、以下 の部類が含まれる:プロピオン酸誘導体;酢酸誘導体;フェナム酸誘導体;ビフ ェニルカルボン酸誘導体;及びオキシカム。これらのNSAIDSはすべて、米 国特許第4,985,459号(Sunshine et al.,1991年1月15日発行)(この 記載内容は、援用して本文の一部とする)に詳細に記載されている。有用なNS AIDSの例には、アセチルサリチル酸、イブプロフェン、ナプロキセン、ベノ キサプロフェン、フルルビプロフェン、フェノプロフェン、フェンブフェン、ケ トプロフェン、インドプロフェン、ピルプロフェン、カルプロフェン、オキサプ ロジン、プラノプロフェン、ミロプロフェン、チオキサプロフェン、スプロフェ ン、アルミノプロフェン、チアプロフェン酸、フルプロフェン及びブクロキサン 酸が含まれる。ヒドロコルチゾンを含むステロイド系抗炎症薬等も有用である。局所麻酔剤 : 局所麻酔薬の例には、ベンゾカイン、リドカイン、ブピバカイン 、クロルプロカイン、ジブカイン、エチドカイン、メピバカイン、テトラカイン 、ジクロニン、ヘキシルカイン、プロカイン、コカイン、ケタミン、プラモキシ ン、 フェノール及び医薬的に許容可能なその塩が含まれる。人工日焼け剤及び促進剤: 人工日焼け剤及び促進剤の例には、ジヒドロキシア セトン、チロシン、チロシンエステル、例えばエチルチロシネート、及びホスホ −DOPAが含まれる。抗菌及び抗真菌活性剤: 抗菌及び抗真菌活性剤の例には、β−ラクタム薬、キ ノロン薬、シプロフロキサシン、ノルフロキサシン、テトラサイクリン、エリス ロマイシン、アミカシン、2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェ ニルエーテル、3,4,4’−トリクロロバニリド、フェノキシエタノール、フ ェノキシプロパノール、フェノキシイソプロパノール、ドキシサイクリン、カプ レオマイシン、クロルヘキシジン、クロルテトラサイクリン、オキシテトラサイ クリン、クリンダマイシン、エタムブトール、ヘキサミジンイセチオネート、メ トロニダゾール、ペンタミジン、ゲンタマイシン、カナマイシン、リネオマイシ ン、メタサイクリン、メテナミン、ミノサイクリン、ネオマイシン、ネチルミシ ン、パロモマイシン、ストレプトマイシン、トブラマイシン、ミコナゾール、塩 酸テトラサイクリン、エリスロマイシン、亜鉛エリスロマイシン、エリスロマイ シンエストレート、ステアリン酸エリスロマイシン、硫酸アミカシン、塩酸ドキ シサイクリン、硫酸カプレオマイシン、グルコン酸クロルヘキシジン、塩酸クロ ルヘキシジン、塩酸クロルテトラサイクリン、塩酸オキシテトラサイクリン、塩 酸クリンダマイシン、塩酸エタムブトール、塩酸メトロニダゾール、塩酸ペンタ ミジン、硫酸ゲンタマイシン、硫酸カナマイシン、塩酸リネオマイシン、塩酸メ タサイクリン、馬尿酸メテナミン、マンデル酸メテナミン、塩酸ミノサイクリン 、硫酸ネオマイシン、硫酸ネチルミシン、硫酸パロモマイシン、硫酸ストレプト マイシン、硫酸トブラマイシン、塩酸ミコナゾール、塩酸アマンファジン、硫酸 アマンファジン、オクトピロックス、パラクロロメタキシレノール、ニスタチン 、トルナフテート、亜鉛ピリチオン及びクロトリマゾールが含まれる。 ここで有用な活性剤の好ましい例には、サリチル酸、ベンゾイルペルオキシド 、3−ヒドロキシ安息香酸、グリコール酸、乳酸、4−ヒドロキシ安息香酸、ア セチルサリチル酸、2−ヒドロキシブタン酸、2−ヒドロキシペンタン酸、2− ヒドロキシヘキサン酸、シス−レチン酸、トランス−レチン酸、レチノール、フ ィ チン酸、N−アセチル−L−システイン、リポ酸、アゼライン酸、アラキドン酸 、ベンゾイルペルオキシド、テトラサイクリン、イブプロフェン、ナプロキセン 、ヒドロコルチゾン、アセトミノフェン、レゾルシノール、フェノキシエタノー ル、フェノキシプロパノール、フェノキシイソプロパノール、2,4,4’−ト リクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテル、3,4,4’−トリクロロカ ルバニリド、オクトピロックス、塩酸リドカイン、クロトリマゾール、ミコナゾ ール、硫酸ネオサイシン、及びこれらの混合物から成る群から選択されるものが 含まれる。サンスクリーン活性剤: サンスクリーニング活性剤も、ここで有用である。広 範囲のサンスクリーニング剤が、米国特許第5,087,445号(Haffey et al.,1992年2月11日発行);米国特許第5,073,372号(Turner et al. ,1991年12月17日発行);米国特許第5,073,371号(Turner et al.,1 991年12月17日発行);及びSegarinetal.,Cosmetics Science and Technology ,Chapter VIII,pp.189及び次ページ(これらの記載内容をすべて、援用して本 文の一部とする)に記載されている。本発明の組成物において有用なサンスクリ ーンの非限定例には、2−エチルヘキシルp−メトキシシンナメート、2−エチ ルヘキシルN,N−ジメチル−p−アミノベンゾエート、p−アミノ安息香酸、 2−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホン酸、オクトクリレン、オキシベ ンゾン、ホモメンチルサリチレート、オクチルサリチレート、4,4’−メトキ シ−t−ブチルジベンゾイルメタン、4−イソプロピルジベンゾイルメタン、3 −ベンジリデンカンファー、3−(4−メチルベンジリデン)カンファー、二酸 化チタン、酸化亜鉛、シリカ、酸化鉄、及びこれらの混合物から成る群から選択 されるものが含まれる。さらにその他の有用なサンスクリーンは、米国特許第4 ,937,370号(Sabatelli,1990年6月26日発行)及び米国特許第4,9 99,186号(Sabatelli,1991年3月12日発行)(この2つの参考文献の記 載内容は、援用して本文の一部とする)に開示されているものである。これらの サンスクリーンの特に好ましい例としては、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノ ンの4−N,N−(2−エチルヘキシル)メチルアミノ安息香酸エステル、4− ヒドロキシジベンゾイルメタンとの4−N,N−(2−エチルヘキシ ル)メチルアミノ安息香酸エステル、2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシエ トキシ)ベンゾフェノンの4−N,N−(2−エチルヘキシル)メチルアミノ安 息香酸エステル、4−(2−ヒドロキシエトキシ)ジベンゾイルメタンの4−N ,N−(2−エチルヘキシル)メチルアミノ安息香酸エステル、及びこれらの混 合物から成る群から選択されるものが含まれる。使用できるサンスクリーンの実 際の量は、選択されたサンスクリーン及び達成される所望の紫外線防御指数(S PF)によって変わり得る。SPFは、紅斑に対するサンスクリーンの光防御の 一般に用いられる測定値である(Federal Register,Vol.43,No.166,pp.38206 -38269,1978年8月25日を参照のこと)(この記載内容は、援用して本文の一部 とする)。 ここで有用な好ましい活性剤の非限定例には、サリチル酸、ベンゾイルペルオ キシド、ナイアシンアミド、シス−レチン酸、トランス−レチン酸、レチノール 、レチニルパルミテート、フィチン酸、N−アセチル−L−システイン、アゼラ イン酸、リポ酸、レゾルシノール、乳酸、グリコール酸、イブプロフェン、ナプ ロキセン、ヒドロコルチゾン、フェノキシエタノール、フェノキシプロパノール 、フェノキシイソプロパノール、2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシ ジフェニルエーテル、3,4,4’−トリクロロカルバニリド、2−エチルヘキ シルp−メトキシ桂皮酸、オキシベンゾン、2−フェニルベンズイミダゾール− 5−スルホン酸、ジヒドロキシアセトン、及びこれらの混合物から成る群から選 択されるものが含まれる。陽イオン性界面活性剤 本発明の製品はまた、1つ又はそれ以上の陽イオン性界面活性剤も、これらの 物質が、必要とされる起泡性界面活性剤の全体的な起泡特徴を妨害しないように 選択されるならば任意に含むことができる。 ここで有用な陽イオン性界面活性剤の非限定例には、McCutcheonのDetergents and Emulsifiers,North American Edition(1986,Publishing Corporation出 版);及びMcCutcheonのFunctional Materials,North American Edition(1992 )(これらの記載内容をすべて、援用して本文の一部とする)に開示されている 。 ここで有用な陽イオン性界面活性剤の非限定例には、陽イオン性アルキルアン モニウム塩、例えば次式: R1234+- (式中、R1は約12〜約18個の炭素原子を有するアルキル基、又は約12〜 約18個の炭素原子を有する芳香族、アリール若しくはアルカリル基から選択さ れ;R2、R3及びR4は独立して、水素、約1〜約18個の炭素原子を有するア ルキル基、又は約12〜約18個の炭素原子を有する芳香族、アリール若しくは アルカリール基から選択され;そしてXは塩化物、臭化物、ヨウ化物、アセテー ト、ホスフェート、ニトレート、スルフェート、メチルスルフェート、エチルス ルフェート、トシレート、ラクテート、シトレート、グリコレート、及びこれら の混合物から選択された陰イオンである)を有するものが含まれる。あるいは、 アルキル基はさらに、エーテル結合、又はヒドロキシ若しくはアミノ基置換基を 含有することができる(例えば、アルキル基はポリエチレングリコール及びポリ プロピレングリコール部分を含有することができる)。 さらに好ましくは、R1は約12〜約18個の炭素原子を有するアルキル基で あり;R2はH又は約1〜約18個の炭素原子を有するアルキル基から選択され; R3及びR4は独立して、H又は約1〜約3個の炭素原子を有するアルキル基から 選択され;そしてXは前記と同様である。 最も好ましくは、R1は約12〜約18個の炭素原子を有するアルキル基であ り;R2、R3及びR4は、H又は約1〜約3個の炭素原子を有するアルキル基か ら選択され;そしてXは前記と同様である。 あるいは、その他の有用な陽イオン性界面活性剤には、前記の構造式中、R1 があるいはR5CO−(CH2)n−(式中、R5は約12〜約22個の炭素原子を有 するアルキル基であり、nは約2〜約6、さらに好ましくは約2〜約4、最も好 ましくは約2〜約3の整数である)であるアミノ−アミドが含まれる。これらの 陽イオン性乳化剤の非限定例には、ステアロアミドプロピルPG−ジモニウムク ロリドホスフェート、ステアロアミドプロピルエチルジモニウムエトスルフェー ト、ステアロアミドプロピルジメチル(ミリスチルアセテート)アンモニウムク ロリド、ステアロアミドプロピルジメチルセテアリルアンモニウムトシレート、 ステアロアミドプロピルジメチルアンモニウムクロリド、ステアロアミドプロピ ルジメチルアンモニウムラクテート、及びこれらの混合物が含まれる。 第四級アンモニウム塩陽イオン性界面活性剤の非限定例には、セチルアンモニ ウムクロリド、セチルアンモニウムブロミド、ラウリルアンモニウムクロリド、 ラウリルアンモニウムブロミド、ステアリルアンモニウムクロリド、ステアリル アンモニウムブロミド、セチルジメチルアンモニウムクロリド、セチルジメチル アンモニウムブロミド、ラウリルジメチルアンモニウムクロリド、ラウリルジメ チルアンモニウムブロミド、ステアリルジメチルアンモニウムクロリド、ステア リルジメチルアンモニウムブロミド、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、 セチルトリメチルアンモニウムブロミド、ラウリルトリメチルアンモニウムクロ リド、ラウリルトリメチルアンモニウムブロミド、ステアリルトリメチルアンモ ニウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウムブロミド、ラウリルジメチ ルアンモニウムクロリド、ステアリルジメチルセチルジタロウジメチルアンモニ ウムクロリド、ジセチルアンモニウムクロリド、ジセチルアンモニウムブロミド 、ジラウリルアンモニウムクロリド、ジラウリルアンモニウムブロミド、ジステ アリルアンモニウムクロリド、ジステアリルアンモニウムブロミド、ジセチルメ チルアンモニウムクロリド、ジセチルメチルアンモニウムブロミド、ジラウリル メチルアンモニウムクロリド、ジラウリルメチルアンモニウムブロミド、ジステ アリルメチルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリ ド、ジステアリルメチルアンモニウムブロミド、及びこれらの混合物から成る群 から選択されるものが含まれる。さらなる第四級アンモニウム塩には、C12〜 C22のアルキル炭素鎖がタロウ脂肪酸から、又はヤシ脂肪酸から誘導されたも のが含まれる。「タロウ」という用語は、一般的にC16〜C18の範囲のアル キル鎖の混合物を有するタロウ脂肪酸(通常、水素化タロウ脂肪酸)由来のアル キル基を示す。「ヤシ」という用語は、一般的にC12〜C14の範囲のアルキ ル鎖の混合物を有するヤシ脂肪酸由来のアルキル基を示す。これらのタロウ及び ヤシ供給源由来の第四級アンモニウム塩の例には、ジタロウジメチルアンモニウ ムクロリド、ジタロウジメチルアンモニウムメチルスルフェート、ジ(水素化タ ロウ)ジメチルアンモニウムクロリド、ジ(水素化タロウ)ジメチルアンモニウ ム アセテート、ジタロウジプロピルアンモニウムホスフェート、ジタロウジメチル アンモニウムニトレート、ジ(ヤシアルキル)ジメチルアンモニウムクロリド、 ジ(ヤシアルキル)ジメチルアンモニウムブロミド、タロウアンモニウムクロリ ド、ヤシアンモニウムクロリド、ステアロアミドプロピルPG−ジモニウムクロ リドホスフェート、ステアロアミドプロピルエチルジモニウムエトスルフェート 、ステアロアミドプロピルジメチル(ミリスチルアセテート)アンモニウムクロ リド、ステアロアミドプロピルジメチルセテアリルアンモニウムトシレート、ス テアロアミドプロピルジメチルアンモニウムクロリド、ステアロアミドプロピル ジメチルアンモニウムラクテート、及びこれらの混合物が含まれる。 ここで有用な好ましい陽イオン性界面活性剤には、ジラウリルジメチルアンモ ニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド、ジミリスチルジ メチルアンモニウムクロリド、ジパルミチルジメチルアンモニウムクロリド、ジ ステアリルジメチルアンモニウムクロリド、及びこれらの混合物から成る群から 選択されるものが含まれる。その他の任意配合剤 本発明の組成物は、広範囲のその他の任意成分を含有し得る。これらの付加成 分は、医薬的に許容可能であるべきである。CIFA Cosmetic Ingredient Han dbook,Second Edition,1992(この記載内容は、援用して本文の一部とする) は、スキンケア産業に一般的に用いられる広範囲の化粧品及び医薬配合剤(しか しこれらに限定されない)を記載し、これらは本発明の組成物における使用に適 している。配合剤の機能性分類の非限定例は、この参考文献の537ページに記 載されている。これらの及びその他の機能性分類のものの例には以下のものが含 まれる:研磨剤、吸収剤、凝結防止剤、酸化防止剤、ビタミン、バインダー、生 物学的添加剤、緩衝剤、増量剤、キレート剤、化学的添加剤、着色剤、化粧品収 斂剤、化粧品殺生物剤、変性剤、薬物収斂剤、外用鎮痛剤、薄膜形成剤、芳香性 成分、湿潤剤、乳白化剤、pH調整剤、防腐剤、噴射剤、還元剤、皮膚漂白剤、 及び日焼け防止剤。 また審美的成分、例えば芳香剤、顔料、着色剤、精油、皮膚知覚剤、収斂剤、 皮膚平滑剤、及び皮膚治癒剤もここで有用である。製造方法 本発明の使い捨ての一回使用パーソナルケアクレンジング及びコンディショニ ング製品は、起泡性界面活性剤及びコンディショニング剤を別々に又は同時に水 不溶性基材上に付加するか又はその中に含浸することにより製造され、ここで、 得られた前記製品は実質的に乾燥している。「別々に」とは、界面活性剤及びコ ンディショニング剤が、最初に一緒に混合されずに、任意の順序で、引き続いて 付加できることを意味する。「同時に」とは、界面活性剤及びコンディショニン グ剤が、最初に一緒に混合されて、又は混合されずに、同時に付加できることを 意味する。 例えば、起泡性界面活性剤が最初に、そしてその後にコンディショニング剤、 あるいはその逆で、水不溶性基材に付加又は含浸されることができる。あるいは 、起泡性界面活性剤及びコンディショニング剤は、同時に水不溶性基材に付加又 は含浸されることができる。あるいは、起泡性界面活性剤及びコンディショニン グ剤は、水不溶性基材に付加又は含浸される前に一緒に組み合わされることがで きる。 当業者に既知のあらゆる手段により、例えば噴霧、レーザー焼付け、スプラッ シ、浸漬、ソーキング、又はコーティングによって、界面活性剤、コンディショ ニング剤及び任意のあらゆる配合剤は、水不溶性基材に付加又は含浸し得る。 水又は湿気が用いられるか、又は製造工程で存在する場合には、得られた処理 済基材は、それから実質的に水を含有しないように乾燥される。処理済基材は、 当業者に既知のあらゆる手段により乾燥され得る。既知の乾燥手段の非限定例に は、熱対流炉、輻射熱源、電子オーブン、強制通風炉、及び熱ローラー若しくは 缶が含まれる。乾燥にはまた、周囲環境中に存在する以外の熱エネルギーの付加 を伴わない通風乾燥も含まれる。また、種々の乾燥法の組合せも用い得る。皮膚又は毛髪のクレンジング及びコンディショニングの方法 本発明はまた、本発明のパーソナルクレンジング製品を用いて皮膚又は毛髪を クレンジング及びコンディショニングする方法にも関する。これらの方法は、水 不溶性基材、起泡性界面活性剤及びコンディショニング成分を含有する、実質的 に乾燥した、使い捨ての一回使用パーソナルクレンジング製品を水で濡らすこと 並びに、前記の濡れ製品と皮膚又は毛髪とを接触することを含む。さらに別の実 施態様では、本発明はまた、種々の活性配合剤を皮膚又は毛髪にデリバリーする ために有用でもある。 本発明の製品は実質的に乾燥しており、使用前に水で濡れるよう意図される。 本製品は、水中に含浸させるか又は水流下にそれを置くことにより、湿らされる 。製品と皮膚又は毛髪との接触の前又は接触中に、製品を機械的に攪拌するか及 び/又は変形させることにより、製品から泡立ちが起こる。起きた泡立ちは皮膚 又は毛髪のクレンジング及びコンディショニングに有用である。クレンジング過 程及びその後の水でのすすぎにおいて、コンディショニング剤及び活性配合剤は 皮膚又は毛髪に付着される。コンディショニング剤及び活性配合剤の付着は、基 材と皮膚又は毛髪との物理的接触により増強される。皮膚又は毛髪上へのコンディショニング成分及びあらゆる活性配合剤の付着 本発明の組成物は、本発明のコンディショニング成分を皮膚又は毛髪に付着さ せるのに有用である。活性配合剤が存在する別の実施態様では、組成物はまた、 皮膚又は毛髪への活性配合剤の付着に有用である。 本発明の組成物は、好ましくは約2.5μg/cm2よりも多く、さらに好ま しくは約5μg/cm2よりも多く、さらに好ましくは約10μg/cm2よりも 多く、最も好ましくは約25μg/cm2よりも多いコンディショニング成分を 、製品使用中に皮膚又は毛髪に付着させる。 本発明はまた、約2.5μg/cm2よりも多く、好ましくは約5μg/cm2 よりも多く、さらに好ましくは約10μg/cm2よりも多く、最も好ましくは 約25μg/cm2よりも多いコンディショニング成分の皮膚又は毛髪の表面へ の付着方法に関する。 皮膚又は毛髪上に付着したコンディショニング成分の定量は、当業者の化学者 には周知の種々の標準的分析技術を用いて測定し得る。このような方法には、例 えば、適切な溶剤で皮膚又は毛髪の領域を抽出し、その後クロマトグラフィー( 即ち、ガスクロマトグラフィー、液体クロマトグラフィー、超臨界流体クロマト グラフィー等)、IR分光法、UV/VIS分光法、質量分光測定等により分析 することが含まれる。直接的な測定は、IR分光法、UV/VIS分光法、混 濁度測定、蛍光分光法、ESCA分光法等のような技術によって、皮膚又は毛髪 上で成され得る。 付着の典型的測定法では、本発明の製品を水で濡らし、圧搾し、攪拌して、泡 立ちを起こさせる。次に本製品を適切な消えないマーカーを用いて境界を画して 、皮膚又は頭部に、約25cm2〜約300cm2、好ましくは約50cm2〜約 100cm2で、その部位において約15秒間こすりつける。次に、その部位を 約10秒間洗浄した後、約10秒間風乾させる。次にこの部位を抽出し、抽出物 を分析するか、又は前記で例示したようないずれかの技術を用いて直接分析する 。 実施例 以下の実施例は、本発明の範囲内の実施態様をさらに説明し、実証する。以下 の実施例では、成分はすべて、活性レベルで列挙してある。実施例は本発明の説 明のためのものであって、本発明を限定するものではなく、本発明の精神及び範 囲を逸脱しない限りは、多数の変更が可能である。 成分は化学名又はCTFA名で同定される。実施例1〜4 パーソナルケア用クレンジング及びコンディショニング製品を、以下のように調 製する: 水不溶性基材 約60gsyの基本重量を有し、50%レーヨン及び50%ポリエステルを含有 する、約6in×7.6inで約20milの厚みを有する水流で有孔化した不 織性基材 適切な容器中で、A相配合剤を室温で混合して分散物を形成し、攪拌しながら 65℃に加熱する。B相配合剤を別の適切な容器中で混合し、65℃に加熱する 。温度が同一になったら、B相配合剤を、A相配合剤が含入された容器中に混合 し、45℃に冷却する。次にC相配合剤を、室温で別個の容器中で一緒にして混 合する。次にC相混合物を、A相及びB相の組合わせ物を含入する容器中に室温 で付加する。得られた溶液1.5gを各基材上に噴霧する。あるいは基材を、得 られた溶液中に浸漬することができる。処理済基材を次に炉中で、一定の重量に まで乾燥する。あるいは、処理済基材を熱対流炉中で45℃で、一定の重量にま で乾燥する。 得られたクレンジング組成物は、水で濡らして使用され、皮膚又は毛髪をクレ ンジングするのに、そしてコンディショニング剤を皮膚又は毛髪上に付着させる のに有用である。 代替的製造方法では、起泡性界面活性剤、コンディショニング剤及び任意の配 合剤を、噴霧、レーザー焼付け、スプラッシ、浸漬、又はコーティングにより、 別々に又は同時に、水不溶性基材に付加又は含浸する。 別の実施態様では、その他の基材は、例えば織基材、水流交絡基材、天然スポ ンジ、合成スポンジ又は高分子網状メッシュである。実施例5〜8 パーソナルケア用クレンジング及びコンディショニング製品を、以下のように調 製する: 水不溶性基材 約60gsyの基本重量を有し、50%レーヨン及び50%ポリエステルを含有 する約6in×7.6inで約20milの厚みを有する水流で有孔化した不織 性基材 適切な容器中で、A相配合剤を室温で混合して分散物を形成し、攪拌しながら 65℃に加熱する。B相配合剤を別の適切な容器中で混合し、65℃に加熱する 。温度が同一になったら、B相配合剤を、A相配合剤が含入された容器中に混合 し、それから45℃に冷却する。次にC相配合剤を、室温で別個の容器中で一緒 にして混合する。次にC相混合物を、A相及びB相の混合物を含入する容器中に 室温で付加する。得られた溶液1.5gを各基材上に噴霧する。あるいは基材を 、得られた溶液中に浸漬できる。処理済基材を次に炉中で、一定の重量にまで乾 燥する。あるいは、処理済基材を熱対流炉中で45℃で、一定の重量にまで乾燥 する。 得られたクレンジング組成物は、水で濡らされることにより使用され、皮膚又 は毛髪をクレンジングことに、またコンディショニング剤を皮膚又は毛髪上に付 着することに有用である。 代替的製造方法では、起泡性界面活性剤、コンディショニング剤及び任意の配 合剤を、噴霧、レーザー焼付け、スプラッシ、浸漬、又はコーティングにより、 別々に又は同時に、水不溶性基材に付加又は含浸する。 別の実施態様では、その他の基材は、例えば織基材、水流交絡基材、天然スポ ンジ、合成スポンジ又は高分子網状メッシュである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルバカリス,ローズ デスス アメリカ合衆国オハイオ州、ウエスト、チ ェスター、オール、ネスト、ドライブ 5819

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.使い捨ての一回使用パーソナルケア用クレンジング及びコンディショニ ング製品であって: (A)水不溶性基材; (B)起泡性界面活性剤;並びに、 (C)コンディショニング成分であって、該コンディショニング成分は (i)水溶性コンディショニング剤、及び (ii)油溶性コンディショニング剤 を含むもの を含有し、ここで該起泡性界面活性剤対該コンディショニング成分の重量比が4 0:7未満であり、また該製品は、実質的に乾燥している当該製品。 2.前記起泡性界面活性剤が、前記水不溶性基材の0.5〜12.5重量% を構成し、前記コンディショニング成分が前記水不溶性基材の3〜99重量%を 構成する請求の範囲第1項記載の製品。 3.前記水不溶性基材が、絹;ケラチン;セルロース、好ましくは木材パル プ、綿、麻、ジュート及び亜麻;アセテート、好ましくはポリビニルアセテート ;アクリル、好ましくはモダクリル;セルロースエステル;ポリアミド、好まし くはナイロン;ポリエステル;ポリオレフィン、好ましくはポリプロピレン及び ポリエチレン;ポリビニルアルコール;ポリウレタン;レーヨン;並びにこれら の混合物から成る群から選択された1つ又はそれ以上の物質を包含する請求の範 囲第1又は2項に記載の製品。 4.前記水不溶性基材が、不織性基材、好ましくはレーヨン繊維、セルロー ス繊維、ポリエステル繊維及びこれらの混合物から成る群から選択された不織性 繊維シート;織基材;水流交絡基材;天然スポンジ;合成スポンジ;高分子網状 メッシュ;成形薄膜;並びにこれらの混合物から成る群から選択されたものであ る請求の範囲第1〜3項のいずれか一項記載の製品。 5.前記水不溶性基材が、異なる組織構造を有する繊維の2又はそれ以上の 繊維シートを各々順に包含する請求の範囲第1〜4項のいずれか一項記載の製品 。 6.前記起泡性界面活性剤が、陰イオン性起泡性界面活性剤、好ましくは該 陰イオン性起泡性界面活性剤がサルコシネート、スルフェート、イセチオネート 、ホスフェート、タウレート及びこれらの混合物から成る群から選択されたもの であり、さらに好ましくは、該陰イオン性起泡性界面活性剤がアンモニウムラウ ロイルサルコシネート、ナトリウムトリデセススルフェート、ナトリウムラウロ イルサルコシネート、アンモニウムラウレススルフェート、ナトリウムラウレス スルフェート、アンモニウムラウリルスルフェート、ナトリウムラウリルスルフ ェート、アンモニウムココイルイセチオネート、ナトリウムココイルイセチオネ ート、ナトリウムラウロイルイセチオネート、ナトリウムセチルスルフェート及 びこれらの混合物から成る群から選択されたものである;非イオン性起泡性界面 活性剤、好ましくは該非イオン性起泡性界面活性剤はアミンオキシド、アルキル グルコシド、アルキルポリグルコシド、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド、アルコキ シル化脂肪酸エステル、スクロースエステル及びこれらの混合物から成る群から 選択されたものであり、さらに好ましくは、該非イオン性起泡性界面活性剤はラ ウラミンオキシド、ココアミンオキシド、デシルポリグルコース、ラウリルポリ グルコース、C12〜14グルコースアミド、スクロースココエート、スクロー スラウレート、及びこれらの混合物から成る群から選択されたものである;両性 起泡性界面活性剤、好ましくは該両性起泡性界面活性剤はベタイン、スルタイン 、ヒドロキシスルタイン、アルキルイミノアセテート、イミノジアルカノエート 、アミノアルカノエート及びこれらの混合物から成る群から選択されたものであ り、さらに好ましくは該両性起泡性界面活性剤はジナトリウムラウロアンフォジ アセテート、ナトリウムラウロアフォアセテート、セチルジメチルベタイン、コ コアミドプロピルベタイン、ココアミドプロピルヒドロキシスルタイン及びこれ らの 混合物から成る群から選択されたものである;並びに、これらの混合物からなる 群から選択されたものである請求の範囲第1〜5項のいずれか一項に記載の当該 製品。 7.前記油溶性コンディショニング剤は、該油溶性コンディショニング剤の 計量算術平均溶解度パラメーターが10.5未満又はこれと等しくなるように、 1つ又はそれ以上の油溶性コンディショニング剤から選択されたものであり、好 ましくは前記油溶性コンディショニング剤が、脂肪酸のエステル、ポリオールポ リエステル、グリセリンモノエステル、グリセリンジエステル、グリセリントリ エステル、表皮及び皮脂炭化水素、ラノリン、鉱油、シリコーン油、シリコーン ガム、植物油、植物油添加物、ペトロラタム、非イオン性ポリマー並びにこれら の混合物から選択されたものであり;また、前記水溶性コンディショニング剤は 、該水溶性コンディショニング剤の計量算術平均溶解度パラメーターが10.5 よりも大きくなるように、1つ又はそれ以上の水溶性コンディショニング剤から 選択されたものであり、好ましくは前記水溶性コンディショニング剤は、グリセ リン、グリセロール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリ エチレングリコール、エチルヘキサンジオール、ヘキシレングリコール、その他 の脂肪族アルコール、パンテノール、尿素、陽イオン性ポリマー、ポリオール、 グリコール酸、乳酸、及びこれらの混合物から成る群から選択されたものである 請求の範囲第1〜6項のいずれか一項記載の製品。 8.前記クレンジング製品が、抗ニキビ活性剤、好ましくはサリチル酸、レ ゾルシノール、シス−レチン酸、トランス−レチン酸、N−アセチル−L−シス テイン、リポ酸、ベンゾイルペルオキシド、アゼライン酸、フェノキシエタノー ル、フェノキシプロパノール及びフェノキシイソプロパノール;しわ防止及び抗 皮膚萎縮活性剤、好ましくはシス−レチン酸、トランス−レチン酸、レチノール 、レチニルパルミテート、ナイアシンアミド、サリチル酸、N−アセチル−L− システイン、フィチン酸、リポ酸、グリコール酸及び乳酸;非ステロイド系抗炎 症活性剤、好ましくはイブプロフェン、ナプロキセン及びヒドロコルチゾン;局 所 麻酔剤;人工日焼け剤及び促進剤、好ましくはジヒドロキシアセトン;抗菌及び 抗真菌剤、好ましくは2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニル エーテル及び3,4,4’−トリクロロバニリド;サンスクリーン活性剤、好ま しくは2−エチルヘキシルp−メトキシ桂皮酸、オキシベンゾン及び2−フェニ ルベンズイミダゾール−5−スルホン酸;酸化防止剤、並びにこれらの混合物か ら成る群から選択された安全且つ有効量の1つ又はそれ以上の活性配合剤をさら に包含する請求の範囲第1〜7項のいずれか一項記載の製品。 9.使い捨ての一回使用パーソナルケア用クレンジング及びコンディショニ ング製品であって: (A)水不溶性基材; (B)以下のものを含むクレンジング及びコンディショニング組成物: (i)好ましくは前記クレンジング及びコンディショニング組成物の1 重量%〜75重量%を構成する、起泡性界面活性剤;並びに、 (ii)好ましくは前記クレンジング及びコンディショニング組成物の 15重量%〜99重量%を構成する、コンディショニング成分であって、 (a)水溶性コンディショニング剤、及び (b)油溶性コンディショニング剤 を含むもの、 を含有し、ここで前記起泡性界面活性剤、前記水溶性コンディショニング剤及び 前記油溶性コンディショニング剤は、別々に又は同時に、前記水不溶性基材に付 加されるか又は含浸され、また前記起泡性界面活性剤対前記コンディショニング 成分の重量比が40:7未満であり、また、前記製品は実質的に乾燥している当 該製品。 10.使い捨ての一回使用パーソナルケア用クレンジング及びコンディショニ ング製品の製造方法であって: (A)起泡性界面活性剤;並びに (B)コンディショニング成分であって、 (i)水溶性コンディショニング剤及び (ii)油溶性コンディショニング剤 を含むもの を別々に又は同時に、好ましくは噴霧、レーザー焼付け、スプラッシ、浸漬又は コーティングによって、前記の水不溶性基材に付加するか又は含浸する工程を含 み、ここで前記起泡性界面活性剤対前記コンディショニング成分の重量比が40 :7未満であり、前記得られた製品が実質的に乾燥している当該製造方法。 11.前記起泡性界面活性剤及び前記コンディショニング成分が、前記水不溶 性基材に付加又は含浸される前に一緒に組み合わされる請求の範囲第10項記載 の製品の製造方法。 12.パーソナルクレンジング製品で皮膚又は毛髪をクレンジングし且つコン ディショニングする方法であって: (A)以下のもの: (i)水不溶性基材; (ii)起泡性界面活性剤;並びに (iii)コンディショニング成分であって、 (a)水溶性コンディショニング剤、及び (b)油溶性コンディショニング剤 を含むもの、 を含む実質的に乾燥した使い捨ての一回使用パーソナルクレンジング製品を水で 濡らすこと、ここで該起泡性界面活性剤対該コンディショニング剤の重量比が4 0:7未満である; (B)皮膚又は毛髪を前記濡れ製品と接触させること、 を含む当該方法。
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