JP2001502265A - 液化天然ガス用タンクおよび収容システム - Google Patents

液化天然ガス用タンクおよび収容システム

Info

Publication number
JP2001502265A
JP2001502265A JP10513976A JP51397698A JP2001502265A JP 2001502265 A JP2001502265 A JP 2001502265A JP 10513976 A JP10513976 A JP 10513976A JP 51397698 A JP51397698 A JP 51397698A JP 2001502265 A JP2001502265 A JP 2001502265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
girder
membrane
bracing
inner shell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP10513976A
Other languages
English (en)
Inventor
ジェイ クネオ,ジョゼフ
ディー ゴールドバッハ,ロバート
エム ミラー,ニール
ジー トルネイ,エドムンド
Original Assignee
マリネックス インターナショナル インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マリネックス インターナショナル インコーポレーテッド filed Critical マリネックス インターナショナル インコーポレーテッド
Publication of JP2001502265A publication Critical patent/JP2001502265A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B25/00Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby
    • B63B25/02Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby for bulk goods
    • B63B25/08Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby for bulk goods fluid
    • B63B25/12Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby for bulk goods fluid closed
    • B63B25/16Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby for bulk goods fluid closed heat-insulated
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B25/00Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby
    • B63B25/02Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby for bulk goods
    • B63B25/08Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby for bulk goods fluid
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S220/00Receptacles
    • Y10S220/901Liquified gas content, cryogenic

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 LNG(液化天然ガス)輸送船のための、LNGに適した液体収容タンクおよび支持システムであって、一連の湾曲プレートから構成された鉛直方向壁(29)を有した準メンブラン型のタンクと、タンク外部へのアクセスを可能とするガーダー支持システム(35)と、を具備している。

Description

【発明の詳細な説明】 液化天然ガス用タンクおよび収容システム 本発明は、液化天然ガス(LNG)のための積載タンクに関するものである。 発明の背景 液化天然ガス(LNG)の運搬用に構成された船舶は、世界中で、最も高価な 市販積載搬送用船舶のうちの1つである。これは、LNGが0.5未満の比重で あって比較的軽量であることにより所定重量の積載のために比較的大きな容量を 必要とすることのためと、商業的に実行可能な量で長期の海上輸送を行うために 比較的低圧でもってLNGを液体状態に維持するために極度の低温が要求される ことのためと、に由来している。LNGは、比較的高圧の圧力タンクでは輸送さ れない。LNGは、大気圧よりもごくわずかだけ大きな蒸気圧でもって、かつ、 約−260°F(−160℃)という沸点でもって、輸送される。すべての収容 システムは、極度の低温に耐えることができる材料であるとともに、常温状態( 製造時)から使用状態に至るまでの大きな温度変化を許容し得るような材料であ り、さらに、基本船殻構造を通しての熱流入や基本船殻構造の許容し得ない冷却 を防止し得るよう実効的な熱絶縁をもたらし得るような材料から構成されなけれ ばならない。現在使用されている各収容システムは、しばしば異なる材料によっ て、異なる方法で、これら基準に取り組んでいる。液化天然ガス(LNG)を海 上輸送するための従来技術による収容システムは、大まかには、2つのカテゴリ ーに分類される。つまり、全体的に自立性であり、タンク重量および内容物の重 量による重力および他の力を、周囲船殻構造に対して基礎によってだけ伝達する ものであり、そのため、船殻構造から所定距離だけ離間して船倉内に配置するこ とができる独立タンクと;形状および完全性を維持するためにまた内容物からく るすべての流体静力学的な力を吸収するために周囲船殻構造に全体的に依存し、 そのため、実質的にすべての箇所で周囲船殻構造に対して緊密接触しなければな らないようなタンクを意味する「メンブラン型タンク」と;に分類される。 すべてのLNG収容タンクにおいて使用される主要材料は、従来の船体用スチ ールよりもかなり高価である。独立タンクは、一般に、アルミニウム合金から構 築される。また、9%ニッケルスチールやステンレススチールも、許容される材 料である。独立タンクは、流体静力学的なまた流体動力学的な力に独立に抗し得 るよう、また、これら力を基礎支持構造を介して周囲船殻構造に対して伝達し得 るよう、さらに、周囲温度とLNG積載温度との温度差によって熱的に誘起され る応力を受領し得るよう、十分に堅牢である。メンブラン収容システムは、一般 に、ステンレススチールであるか、最小の熱膨張特性を有した高ニッケル含量合 金であるインバール(Invar)であるか、のいずれかから構築される。これら材 料は、単位重量あたりで比較すれば典型的な独立タンクを構成するアルミニウム 合金よりも実質的にコスト高のものではあるけれども、比較的薄いことのために 、その結果軽量のメンブランであることのために、競合できるほどのシステムを 構成することができる。この場合、メンブランは、発生する力に対しては独立で は抗することができず、船殻構造に対してそのような力を伝達するよう負荷対抗 熱絶縁構造に依存している。典型的には、独立タンクは、メンブランシステムが ステンレススチールやインバールを必要とするよりも、ずっと多量のアルミニウ ム合金を必要とする。メンブラン収容システムのための負荷対抗熱絶縁は、流体 静力学的なまた流体動力学的な負荷を、船殻構造に対して伝達できなければなら ない。メンブラン型タンクのための負荷対抗熱絶縁システムは、一般に、独立タ ンクに対して設置される熱絶縁システムよりも、より複雑でかつよりコスト高の ものである。 船殻構造から隔置された独立タンクシステムは、典型的には、取容システム( タンク+熱絶縁)と船殻構造との間に、熱絶縁構造の外表面および二重船殻構造 の内表面の検査、メンテナンス、および、修復のための十分な空間を有して構成 される。船殻構造に対して緊密接触しているメンブラン収容システムでは、その ようなアクセスが不可能であり、したがって、熱絶縁システムについても内殻構 造についても、検査がより困難であってより高価である。 許容されることがわかっているいくつかの構成は、低温(極低温)応用に適し た比較的高価な材料を備えている。これらは、船殻と収容システム(タンクおよ び熱絶縁)の双方のために必要な、材料価格、構成の複雑さ、および、作業工数 に対しての、材料量のバランスを通して、経済的な競争力を得ようとしている。 周囲船殻の構成に対する影響は、また、船舶に応用されるLNG収容システムの 全体的な経済的実現可能性の決定に際して、主要な要素である。 世界市場においてLNG積載タンクとして一般的な構成は、自立式の球形タン クである。典型的には、4つまたは5つの大規模なタンクが、船に一直線状に配 置されている。各タンクは、円筒リングまたは円形リングによって支持されてい る。円筒リングまたは円形リング自身は、船殻の底部によって支持されている。 球形タンクは、関連する国内規則および国際規則のもとに、LNG船舶積載に対 するタイプB状態で得られている。これは、一般に、市販の球形タンクにおいて は破損前に漏れがあることが数値解析で示されたことによる。現在の規則は、タ イプBのタンクに対しては、ドリップトレイとして公知の部分的二次バリアだけ を要求している。球形タンクは、流体収容に際して、体積対表面積比を最大化さ せるという観点からはまた表面上にわたって応力を均衡化させるという観点から は魅力的なものではあるけれども、収容タンクと同様に深刻な欠点を有している 。球形タンクは、流体静力学的な圧力に耐え得るに十分な強度の壁を有している 。このことは、重量を増大化させ、コストを増加させる。球形タンクは、典型的 には、30〜60mmの範囲の壁厚さを有している。球形タンクの形状は、船の 形状に適合していない。タンクの上部は、メインデッキから上方に約15m突出 する。これは、船の重心を上方位置とし、風の影響に対する脆弱さを増大化させ る。また、タンクの向こうを見るためにかなり高い船尾ブリッジを必要とする。 規則によって要求されているような頂部からの搬入を可能とするために、デッキ 上に大規模なアクセス構造、−−はしご、キャットウォーク、パイプ、等、を設 置しなければならない。冬場に高緯度地域で稼働することは、デッキ上での氷結 のために危険を招く可能性がある。球形自体は、自立性を有しておらず、したが って、自立性球形タンクは、かなりの支持システムを備えている。よって、「自 立的」と称するけれども、実際には、球形タンクは、支持システムを備えてはじ めて自立的となる。 プリズム状タンクは、球形タンクのいくつかの欠点を解消する。「プリズム状 」とは、船殻形状に適合した形状のタンクを意味している。船の中央においては 、タンクは、6個の平坦面(4つの鉛直側面、上面またはトップ、底面またはボ トム)を有した矩形形状とすることができる。また、船首側や船尾側においては 、側面または端部を同様に有することができる。これらタンクは、また、船殻に 対してより一層良好に適合するよう外方にフレアー状をなして膨らむ面を有する ことができる。言い換えれば、タンク上部およびタンク底部の形状は、同じサイ ズである必要はない。ここで使用されているように、「鉛直側面」という用語は 、そのようなフレアー状の側面をも含んでいる。船首タンクは、前方端部の方が 後方端部よりも狭いようなプリズム状断面の性質を有した形状を有することがで きる(あるいは、タンクがサイドバイサイドの構成で船の両サイドに並置される 場合には、プリズムの半分の形状を有することができる)。船尾タンクも、また 、プリズム状断面の性質を有した形状を有することができる。 自立型プリズム状タンクは、球形タンクの場合よりも、デッキ下の容積をより 有効に使用することができる。プリズム状タンクであると、デッキ上に大きな構 造をもたらすことを回避でき、重心が高いことに関連した弊害をを回避でき、風 や氷結の影響を回避できる。したがって、例えばアラスカのような高緯度地域に おいて応用されている。このタイプの最近の市販タンクは、タイプBの規則に適 合することが数値解析により示された。しかしながら、プリズム状タンクにおい ては、重量およびコストが大きくかさむ。というのは、自立型プリズム状タンク が、重いプレートと、流体静力学的な負荷によるプレートの捻れを防止するため のかなりの量のブレーシング(筋かい、支柱)と、を備えている。プリズム状タ ンクは、表面積対容積比を最小化させるという観点からは、また、流体静力学的 な負荷を均等化させるという観点からは、球形タンクよりも劣っている。 球形であってもプリズム状であっても、自立型構成は、少なくとも大部分にわ たって、負荷耐性とする必要のない熱絶縁を使用することができる。 プリズム状メンブラン型タンクが、また、公知である。メンブラン型タンクは 、タイプBの要求を満足しておらず、規則により、完全な二次バリアが必要であ る。メンブラン型タンクは、自立型ではない。二重壁構成とされたLNG輸送船 に対しては、そのようなタンクは、船舶の内壁によって支持される。すべてのL NG輸送船に関して船殻の側面および底面を二重壁構成としなければならないこ とに加えて、メンブラン型タンクは、二重主デッキ構造および二重横隔壁を必要 とする。メンブラン型タンクは、自立型タンクよりもずっと軽量とすることがで きる。しかしながら、メンブラン型タンクは、実質的にすべての箇所において、 負荷対抗壁を介して、船殻および内部隔壁に対して連結されなければならない。 このことは、検査・メンテナンス・修復のために、内殻・二次バリア・熱絶縁シ ステムの内部に対してのアクセスを形成したり除去したりことが本来的に困難で ある(コストがかさむ)といったような、深刻な欠点を有している。クラックが 内殻内に進展したときには、海水バラストが熱絶縁システムに到達し有害な影響 が引き起こされ、場合によっては、タンク壁が内方に変形する可能性がある。内 殻は、積載領域からのアクセスができないことにより、船殻どうしの間からだけ 、検査したり修復したりすることができる。検査および修復のための、LNGタ ンクの熱絶縁システム、二次バリア、および、外表面に対してのアクセスは、実 際上、阻止されている。 現存のLNG収容システムは、少なくとも1つの深刻な欠点を他のものと交換 して妥協している。球形とプリズム状との双方の自立型タンクは、収容システム や船殻に対して要求されるアクセスをもたらすことができるけれども、厚くて重 くて高価なプレートを必要とする。プリズム状タンクは、かなりのブレーシング を必要とし、球形タンクは、上記のような付加的な欠点を有している。プリズム 状メンブラン型タンクは、とりわけ重量や材料コストの面で、自立型タンクのい くつかの欠点を回避するものではあるけれども、船の内側璧の内部、タンク熱絶 縁システムの外側、および、二次バリアに対してのアクセスができないといった 欠点があり、また、設置コストが高いという欠点がある。 本発明の1つの見地は、球形タンクの場合の重量、コスト、重心、および、他 の関連した問題点をもたらすことなく、かつ、メンブラン型タンクでは阻止され ているような内側壁やタンク外部へのアクセス性を、大幅に改良した、自立型プ リズム状タンクの場合の重量やコストの欠点を回避し得るような、LNG積載タ ンクである。 本発明の他の見地は、メンブラン型タンクの場合の設置やアクセスの困難性を 回避し得るとともに、メンブラン型タンクの場合の重量低減効果およびコスト低 減効果を得ることができるような、軽量LNG積載タンクである。 本発明の他の見地は、自立型でないにしても、支持構造とタンク外部との間の アクセスを大幅に改良し得るような、さらに、メンブラン型タンクの場合に必要 とされているような完全な二次バリアもタンクの全表面にわたる負荷対抗熱絶縁 システムも必要としないような、軽量プリズム状LNG積載タンクである。 発明の概要 本発明は、我々が準メンブラン型と称するものでかつ液体の貯蔵および輸送に 適した、プリズム状タンクおよび支持システムに関するものである。プリズム状 タンクは、LNGや他の低温応用に適した低温収容システムを形成するよう、熱 絶縁することができる。よって、本発明は、例えば船の内殻(内側船殻)といっ た支持構造に緊密には当接していない熱絶縁壁を有したメンブラン型収容タンク を備えた、プリズム状LNG収容タンクに関するものである。本発明は、空間的 に間欠的な支持を必要とするだけでありそのためガーダーからなるシステムを介 して船殻や他の支持構造から離間可能な、全体的には平面状のメンブラン型壁構 成を提供する。このようなガーダーシステムは、設置・検査・メンテナンス・修 復に際しての人のアクセスを可能とする。壁構成およびブレーシングシステムは 、プリズム状タンクの6面のすべてに対して適用することができる、あるいは、 少なくとも4つの鉛直側面を含めた6面よりは少数の面に対して適用することが できる。 本発明による壁は、例えば、互いのエッジどうしが(溶接等により)連結され ている一連のプレートから構成される連続壁である。本発明に基づいて構成され た壁は、全体的には平面状ではあるけれども、連続的にフラットなプレートから なるフラットな壁ではない、つまり、公知の自立型のメンブラン型プリズム状タ ンクや公知のメンブラン型プリズム状タンクを形成しているような互いに溶接さ れた一連のフラットプレートからなる壁ではない。そうではなくてむしろ、本発 明に基づいて構成された壁は、一連の、長尺の、外方湾曲部材を備えている。各 外方湾曲部材は、好ましい実施形態においては、円弧形状である。「外方湾曲」 という用語は、タンクの内部から見たときには凹んでいて、逆にタンクの外部か ら見たときには突出していることを意味している。湾曲は、一定の曲率のものと することができる。この場合、プレートは、円弧を長尺とした形状である。しか しながら、湾曲は、必ずしも一定の曲率のものである必要はない。湾曲は、例え ば、楕円状とすることができる。長尺の湾曲部材は、鉛直方向にも水平方向にも 延在することができる。ただし、我々は、以下の例示にも示すように、水平方向 に延在する方が好ましいと考えている。長尺湾曲部材が水平方向に延在している 場合には、長尺湾曲部材の湾曲は、水平方向に延在する回転軸を有している。楕 円形状の湾曲の場合には、水平方向に延在する複数の回転軸を有している。 ここでは、湾曲部材は、弧長さによって、また、湾曲部材がなす円弧角度によ って、特徴づけられる。円弧角度は、ここでは、円弧部分を参照している。隣接 する湾曲部材どうしは、互いに直接的に当接することができる。あるいは、隣接 する湾曲部材どうしは、狭いフラットな部材によって当接することができる、あ るいは、波形壁の場合にそうであるように反対向きの湾曲具合とされた狭い部材 によって隔離することがてきる。我々の現在のところ好ましい実施形態は、一連 の互いに当接した円弧である。本発明に基づく壁は、自立型でもメンブラン型で もない。というのは、本発明に基づく壁が、表面にわたって間欠的にのみ、支持 を必要としているからである。この理由のために、我々は、本発明に基づく壁を 、準メンブラン型構成と称している。 タンクは、あるいは熱絶縁されている場合には収容システムは、湾曲部材の直 線状長尺エッジに沿って延在した平行ガーダーを備えてなるブレーシングシステ ムを介することによって、例えば船殻といったような支持構造により、着脱可能 に支持されている。一方側においては、ガーダーは、湾曲部材のエッジを内方に 向けて支持しており、好ましくは、これらエッジに対して連結されている。タン クが熱絶縁される場合には、この連結は、負荷対抗熱絶縁部材(負荷に対して耐 性のある熱絶縁部材)を介して行われる。反対側においては、ガーダーは、内殻 や他の支持構造に対して取り付けられている。ガーダーば、人のアクセスを可能 とするために、熱絶縁されたタンク収容システムと、内殻や他の支持構造と、の 間に十分な空間を形成し得るよう、十分に幅広とされている。好ましくは、ガー ターは、少なくとも450mm幅であり、より好ましくは少なくとも60mmで ある。長尺の湾曲部材が水平方向に配置されているような好ましい実施形態にお いては、支持ガーダーは、タンクと内殻や他の支持構造との間の空間によって、 アクセス通路を形成する。ガーダーどうしの間においては、負荷耐性のない熱絶 縁で十分である。 本発明による壁は、湾曲部材どうしの間に連結領域を備えている。互いに直接 的に当接した外方湾曲部材から壁が構成されている場合には、連結領域は、カス プであって、ガーダーは、湾曲部材どうしの間に形成されたカスプに沿って延在 する。狭いフラット部材によってあるいは逆向き湾曲の狭い部材によって互いに 隔離された外方湾曲部材から壁が構成されている場合には、連結領域は、そのよ うな狭い部材から形成され、ガーダーは、これら狭い部材に沿って延在する。連 結領域が狭いフラット部材を備えてなる場合には、ガーダーは、これら狭い部材 の実質的に幅全体を支持する必要がある。その結果、支持されていないフラット 部材が髷を受ける領域に位置していても、応力を受けたときに支持されていない エッジが曲がることがない。ガーダーどうしの間においては、壁は、湾曲してい る。 図面の簡単な説明 本発明のある1つの実施形態であって現時点で好ましい実施形態が、添付図面 に詳細に図示されている。 図1は、二重船殻LNG船を示す平面図であって、船舶の収容船倉内にプリズ ム状LNGタンクを備えた典型的な構成が示されている。 図2は、図1に示すような二重船殻LNG船の中央部分を示す断面図であって 、一方側における船殻と、一方側における船幅にわたる収容システムと、ブレー シングシステムと、が示されている。 図3は、図1および図2に示す収容システムにおける、球状コーナー部の構成 を単純化して示す斜視図である。 図4は、図1に示すLNG船の2つの積載船倉どうしの間の横方向隔壁の一部 を示す断面図であって、図2に示す収容システムの端部と、隣り合った収容シス テムの端部壁と、関連する横方向隔壁と、が示されている。 図5は、湾曲部材どうしの間のあるカスプ部の高さ位置において図2〜図4の 収容システムを示す平断面図であって、負荷対抗熱絶縁ブロックと、船殻からタ ンク側壁を支持しまた横方向隔壁から隣接端部壁を支持するガーダー(桁、梁) と、からなるブレーシングシステムが示されている。 図6は、図5に示すブレーシングシステムを詳細に示す断面図てあって、ブレ ーシングシステムは、負荷対抗熱絶縁ブロックと、水平方向ガーダーと、を備え ている。 図7は、図5および図6に示すブレーシングシステムの変形例を詳細に示す断 面図である。 本発明の好ましい実施形態においては、プリズム状収容タンクは、2つのタイ プの壁構造から構成されている。上部プレートおよび底部プレートは、フラット であって、流体静力学的な負荷を、負荷対抗熱絶縁システムおよび隣接する船体 構造へと直接的に伝達する。タンクの鉛直側面は、真に鉛直であるかフレアー形 状であるかによらず、一連の、互いに同様に水平方向に配置された、長尺で円弧 形状部材から構成されている。円弧形状部材の長尺エッジは、すべてのものが同 一平面上に位置していてかつ側面の長さ全体にわたって延在している水平方向カ スプのところにおいて、互いに連接されている。 わずかに湾曲した部材の好ましい実施形態における曲率半径は、4.445m であり、弧長さは、2.75mである。曲率半径および弧長さの双方は、設計要 求、材料コストおよび材料の利用しやすさ、建造コストレートに応じて、大幅に 変更することができる。プレート構成および湾曲部材構成は、一般に、特定のタ ンクに対しての経済バランスで決まる。弧長さおよび曲率半径が増大するほど、 与えられた材料からなるプレートは、厚さを増加させなければならないが、その 代わり、プレートの溶接量は、減少することとなる。人のアクセスを可能とする ために、弧長さは、最小でも1.2mであり、好ましくは少なくとも1.8mで あり、最も好ましくは2.4〜3.6mである。最大の弧長さは、場合によって は3.6mを超えることもあり、例えば4.5mやそれ以上となることもある。 与えられた弧長さに対して、曲率半径を増加させれば、プレートの開き角度(円 弧角度)が増加する。幾何的に考察すれば、上限は、180°であり、つまり半 円である。これに対して、0°というのは、フラット部材を意味する。どちらの 極限も、許容できるものではない。部材は、「わずかに湾曲した」という表現に よって最良に記述される。「わずかに湾曲した」という表現ば、実質的にフラッ トでもなくかつ半円形に近くもないことを意味しており、10〜60°の角度範 囲を、好ましくは15〜45°の角度範囲を、意味している。当業者であれば、 所要プレート厚さを計算することができ、経済バランスを考慮した、特定の応用 に対しての構成を選択することができる。 我々が単一の湾曲部材として参照しているものは、単一プレート、単一プレー トの一部、互いに連結された複数プレート、あるいは、互いに連結された複数プ レートの一部、であることを理解されたい。例えば、約12m長さの円弧形プレ ートは、半分の長さの2つの部材を溶接することによって得ることができる。ま た、所望の弧長さは、半分の弧長さの2つの部材を溶接することによって得るこ とができる。好ましい実施形態においては、隣接する湾曲部材の各々の半分をな すようプレス成形されたプレートを備えることができ、円弧形状の中央ラインに 沿ってプレートを溶接することができる。 2つの鉛直側面の交差によって形成される鉛直方向エッジは、可能であれば、 各側面をなす部材どうしを留め継いで直接的に溶接することにより、形成するこ とができる。過度の応力を受けることなく熱運動を可能とするために、タンクは 、全体的にフレキシブルであるべきである。この目的のために、交差する鉛直側 面どうしを、鉛直方向湾曲エッジ部でもって連結することが好ましい。好ましい 構成においては、交差する鉛直側面どうしの連結には、鉛直方向円弧部材を使用 している。鉛直側面の水平方向上エッジおよび下エッジは、それぞれ、トップお よびボトムに対して同様に連結される。交差する壁のエッジによって形成された 8個のコーナーは、湾曲エッジが使用されているかどうかにかかわらず、溶接に よって連結することができる。これに代えて、全体的に球形とされたコーナー部 を使用することもできる。 上述のように、本発明による湾曲部材の壁は、自立型でもなく、また、真の意 味でのメンブラン型でもない。これら壁は、外方湾曲部材の連結によって形成さ れたカスプどうしの間において、あるいは、カスプのところにおいて、支持され なければならない。簡単化のために、ブレーシングシステムは、湾曲部材どうし の当接によって形成されたカスプのところにあるものとして説明される。ブレー シングシステムは、カスプに沿って長さ方向に延在しているガーダーを備えてい る。ガーダーは、カスプのところにおいて、支持構造とタンク壁とを横方向に連 結している。LNG応用のためにまたは他の低温応用のために、タンクが熱絶縁 されている場合には、ブレーシングシステムは、カスプに沿って取り付けられた 負荷対抗熱絶縁ブロックを備えている。熱膨張度合いの差を許容するためには、 単一の連続したブロックを使用するよりも、複数のブロックを使用することの方 が好ましい。これらブロックは、例えば船舶の収容船倉の内殻や横方向隔壁とい った支持構造の内表面に対して取り付けられているガーダーの、対応するものに 対して、位置合わせされる。ガーダーは、船舶負荷を収容タンクに対して伝達す ることのないよう、分割することができる。積載圧力負荷は、この構成を通して 、支持構造へと伝達される。壁は、カスプどうしの間においては、支持されてい ない。このように構成された側面の外表面の大部分は、負荷に対して耐性のない 熱絶縁材料によって熱絶縁することができる。つまり、負荷対抗熱絶縁ブロック が設けられていないすべての領域は、負荷に対して耐性のない熱絶縁材料によっ て熱絶縁することができる。本発明による熱絶縁タンク収容システムにおいては 、少なくとも鉛直側面を、付加的にトップおよび/またはボトムを、典型的には 内殻面や横方向隔壁といった支持構造から、十分な距離をもって離間配置するこ とができる。これにより、建造を容易とするような、また、熱絶縁部材・ブレー シングシステム・支持構造内面の検査・メンテナンス・修復を可能とするような 、アクセス空間を、形成することができる。この特徴点の利点は、船舶用のLN G収容システムの設計、建造、操作、メンテナンスに関する当業者には、明らか となるであろう。 本発明の代替可能な実施形態においては、タンクの上面および底面の一方また は双方に関し、現在のところ好ましい実施形態におけるフラットプレート構造に 変えて、同様の湾曲部材構造を適用する。他の代替可能な実施形態においては、 例えば硬質のフラットプレート構成とされた、自立型トップ(自立型上面)を使 用することができる。すべての場合において、鉛直側面は、上記構成のままであ る。トツプまたはボトムとして本発明による湾曲部材構成を使用することにより 、構成や検査に際しての利点を享受しつつ、隣接する支持構造から、その面を分 離することができる。 タンクの鉛直側面を構成している長尺湾曲部材およびカスプの配向軸を、水平 方向ではなく鉛直方向とすることができる。そのような実施形態においては、す べての他の特徴点は、典型的な応用に対して上述したものと同様である。ただし 、湾曲部材と内殻に対して取り付けられた対応ガーダーとの間における負荷対抗 熱絶縁ブロックの向きが、湾曲部材を構成している隣接した複数の弧が鉛直交差 していることに対応して、鉛直方向である点においては相違している。鉛直方向 を向いたガーダーを通して、水平方向通路を付加することができる。 本発明によるタンクまたは収容システムは、周囲温度でのプレストレス導入を 行ってまたは行わずに、支持構造内に設置することができる。構成は、応力が周 囲温度(常温)においてまた使用時(LNGに対しては、極低温)においてまた 負荷時において許容値を超えないことを、確保しなければならない。プレストレ ス導入は、タンクを、常温におけるプレストレス状態で、例えば船舶の収容船倉 内における、支持構造内に設置することによって達成される。プレストレス付与 の目的は、タンクの鉛直側面およびトップを、低温での使用状態においてそうな るであろう位置の近似位置として、タンクを、使用温度においてかつ空の状態に おいて、無応力状態の近似状態とすることである。プレストレス導入は、様々な 方法で行うことができる。ある1つの方法においては、タンクの側面上に負荷対 抗ブロックを設置することである。この場合、負荷対抗ブロックは、低温状態か つ空虚状態においてなるであろう位置にカスプを保持するよう、物理的ジャッキ を使用して側面を調節することができ、その後、その位置に固定することができ る。同様の方法をフラットな構成とされたトップに対して適用して、冷却状態に おける位置に押し下げることができ、負荷対抗熱絶縁体を冷却位置に保持するよ うに負荷対抗熱絶縁体を調節することができる。ジャッキ方法は、雰囲気状態に おける構造に応力を誘起する。しかしながら、このような応力は、タンクが使用 温度にまで冷却されたときに、タンクが縮むにつれて軽減される。応力および熱 歪みは、所望の目的のためにすぐに計算することができる。プレストレス付与の ための第2方法においては、船舶の収容船倉内へのタンクの設置時にタンクを液 体窒素で冷却し、湾曲プレート側面上における負荷対抗熱絶縁ブロックを、また 使用されている場合にはフラットトップ上の負荷対抗ブロックをも、低温状態に おけるタンクに対して緊密に接触させる。プルーシングシステムを冷却されたタ ンクに固定した後に、タンクは、周囲温度にまで暖まったときには、ジャッキ法 によって得られた状態と同様の、プレストレス状態となる。 LNG収容システムおよびブレーシングシステムは、一次的にはLNGの船舶 積載搬送用に開発されたものではあるけれども、支柱で支持したものであるか船 舶に搭載するものであるかを問わず、任意の冷蔵液体の貯蔵や搬送に適している 。熱絶縁なしのタンク構成およびブレーシングシステムは、また、格別の特性の ために、すなわち、温度、腐食特性、または、純度に対する要求のために、通常 のスチール構造に対して直接接触した状態では搬送できない他の液体の収容や搬 送のためのタンクとしても、使用することができる。 LNG収容タンクのための、従来のプリズム状タンク収容システムと比較した 場合の、本発明による収容システムおよびブレーシングシステムの利点としては 、次のようなものがある。 a)高価なタンク材料の重量を大幅に低減できるとともに、タンク構造を単純 化できて、これに伴い、溶接箇所や建造工数を低減できる。 b)基本船殻構造を単純化できて、これに伴い、材料や溶接箇所や建造工数を 低減できる。 LNG収容タンクのための、従来のプリズム状メンブラン型収容システムと比 較した場合の、本発明の利点としては、次のようなものがある。 a)安価なタンク材料を中程度の量で使用することができるとともに、単純な 低コスト熱絶縁材料を中程度の量で使用することができて、これに伴い、溶接箇 所や建造工数を実質的に低減できる。 b)収容システムの主要部材の建造を、基本船殻構造の建造から分離すること ができまた個別的なものとすることができて、これに伴い、建造シーケンス全体 を改良できるとともに、これに対応してコストを低減できる。 c)収容システムの少なくとも鉛直側面を、周囲船殻構造から物理的に隔離す ることができて、これに伴い、建造プロセスを単純化できるとともに、建造工数 を低減することができる。また、収容システムと基本船殻構造との間のアクセス が容易であって、収容システムと周囲船殻構造との双方の検査・メンテナンス・ 修復を容易なものとすることができて、これに伴い、動作コストおよびメンテナ ンスコストを低減できる。 例 示 以下、壁構造および支持システムについて、好ましい実施形態を参照して説明 する。好ましい実施形態は、二重船殻船の内殻に支持された、熱絶縁されたLN G収容タンクである。現在のところ好ましい構成は、フラットなメンブランボト ムと、フラットなメンブラントップと、準メンブラン鉛直側面と、を備えている 。準メンブラン鉛直側面は、一連の水平配置された長尺のわずかに湾曲したプレ ートを備えている。137,500m3という総収容容量を有したLNG輸送船 のための我々の現在の構成を参照して説明を行う。 図1は、典型的な二重船殻船舶1を示す平面図である。船舶1は、外殻2と内 殻3とを備えている。船舶1内には、収容船倉が設けられている。我々の現在の 構成は、横方向隔壁4,5,6,7,8によって互いに隔離されたまた船首領域 および船尾領域に対して隔離された、4つの収容船倉が設けられている。隔壁5 ,6間に位置したおよび隔壁6,7間に位置した、2つの中央収容船倉は、矩形 形状とされている。それぞれ隔壁4,5間に位置したおよび隔壁7,8間に拉置 した、船尾側および船首側収容船倉は、テーパ形状とされている。この例におい ては、4つの収容船倉の長さは、ほぼ等しい。 各収容船倉内には、本発明によるプリズム状収容システムが設置されている。 各収容システムは、内殻3から離間配置された、熱絶縁されたプリズム状タンク (中央の2つのタンクは、向かい合う辺どうしが同じ長さであっても「プリズム 状」と称される)と、隣接した隔壁と、を備えている。中央タンク9は、鉛直側 璧11,12,13,14(時に、側面13,14または「端面」と称す)を有 しており、中央タンク10は、鉛直側壁15,16,17,18を有している。 船首側および船尾側タンク19,20は、端部に向けての船舶形状に適合し得る ようテーパ形状とされている。 図2は、二重船殻船舶1の中央タンク9を通る中央部の、中央ライン21(図 1)から外殻2にかけての部分を示す図である。外殻2は、上部殻構造22と、 側部殻構造23と、底部殻構造24と、を備えている。内殻3は、上部殻構造2 5と、側部殻構造26と、底部殻構造27と、を備えている。内殻3は、軽量熱 絶縁タンク9を支持している。この場合、軽量熱絶縁タンク9は、フラットな金 属製トップ28と、本発明に基づいて構成された湾曲プレート製金属側壁29と 、フラットな金属製ボトム30と、を備えている。この例においては、すべての 6面が、アルミニウムプレートから構成されている。上部プレートは、7mm厚 さである。ボトムプレートは、18mm厚さである。鉛直側面をなすプレートは 、12〜16mmにわたって厚さが変化する。 鉛直側面29は、一連の湾曲部材31から構成されている。この例においては 、各部材31は、水平に配置された長尺の、2.75mという弦と4.445m という曲率半径とを有した円弧部である。連結された部材31どうしは、カスプ 32に沿って隣接する。側面29は、湾曲エッジ部33を介してトップ28に対 して連結されている。湾曲エッジ部33は、水平に配置された長尺の、90°よ りも大きな弧(弧は、90°と、部材31の半分の弧と、の和に等しい)をなす とともに部材31と同じ曲率半径を有した円弧部である。側面29は、湾曲エッ ジ部34を介してボトム30に対して連結されている。湾曲エッジ部34は、湾 曲エッジ部33と同様の形状で同様に配置されている。 側面29は、互いに溶接された一連の個々のプレートから構成されている。我 々の現在のところ好ましい構成は、「鳥の翼」形状にプレスされたまたは押し出 されたプレートを使用している。つまり、カスプ32の上下において、湾曲部材 の半分の弧の分だけ、鉛直方向に延在しているプレートを使用している。図4を 参照すると、1枚のプレートは、1つの湾曲部材の中央箇所32aから、次なる 湾曲部材の中央箇所32bにまで、鉛直方向に延在し、プレートの中央点におい て1つのカスプ32を有している。既述のように、ジョイントが、この場合には プレートエッジ32a、32bにおいて、溶接されている。 我々の現在の構成においては、鉛直側面内におけるプレートは、タンクのボト ムからトップに向かうにつれて、徐々に軽量となる。造船技師および海洋工学者 であれば、荷物の比重、動的負荷特性、形状、熱係数、および、タンクにおける 制限を考慮して、与えられた材料からなる任意のプレートの所要厚さを計算する ことができる。ここに例示した我々の現在の構成においては、タンクは、約21 m高さである。上述のように、プレートは、約2.75m幅(鉛直方向の長さ) である。最下部のプレートは、約16mm厚さである。最上部のプレートは、約 12mm厚さである。中間プレートは、中間的な厚さである。ボトムエッジ部3 4内のプレートは、18mm厚さである。トップエッジ部33内のプレートは、1 1mm厚さである。 我々の現在の構成に関する以下の説明は、プレート厚さに対する値を含んでい る。これらの値は、American Bureau of Shippingから出版された「the Rules f or Building and Classing Steel Vessels,Section 24:Rules for Building a nd Classing Vessels Intended for Liquified Gases and Chemical Cargoes in Bulk」における構成規則を応用して得られたものである。我々の構成の新規性 のために、我々は、このような従来規則から決定された厚さは近似的なものであ ると考えている。商業的な実施形態の構成のためには、有限要素法を適用してさ らに詳細に検討された厚さの値が使用されることとなる。 図2に示すように、鉛直側面29は、内殻面26から離間している。鉛直側面 29は、水平に延在するガーダー35を介することにより、内殻面26によって 支持されている。ガーダー35は、内殻面26に対して取り付けられていて、内 殻面26を、部材31どうしの連結箇所においてカスプ32に沿って配置されて いる負荷対抗ブロック36に対して連結している。我々の現在の構成においては 、ガーダー35は、収容システムと内殻との間に、750mmという最小の離間 をもたらしている。タンクの鉛直側面29にかかる圧力負荷は、ブロック36お よびガーダー35を介して、内殻面26へと伝達される。ブロック36の部分を 除いては、部材31は、負荷対抗性ではない熱絶縁体37によってカバーされて いる。ガーダー35は、横方向隔壁どうしの間にわたって、連続して延在してい る。 ボトム30は、負荷対抗熱絶縁体38を介して内殻ボトム27によって支持さ れていて、内殻ボトム27から離間している。タンクのトップ28は、負荷対抗 熱絶縁体39を介して内殻トップ25によって内側に支持されていて、内殻トッ プ25から離間している。負荷対抗熱絶縁体38は、ボトムエッジ部34を熱絶 縁して支持するために、ボトム30を超えて延在している。負荷対抗熱絶縁体3 8は、ドリップトレイ(図示せず)の熱絶縁を可能とするために、ボトムエッジ 部34から離間している。トップエッジ部33は、トップ28との連結箇所およ び鉛直側面29の最上湾曲部31との連結箇所を除いては負荷対抗性ではない熱 絶縁体37によって熱絶縁されている。 タンクの面29と内殻面26との間には、水平ガーダー35が延在しているだ けの空間40が存在している。我々の好ましい実施形態においては鉛直方向に約 2.75mだけ離間された水平ガーダー35は、検査・メンテナンス・修復のた めの、空間40内における通路をもたらす。空間40は、また、後述の面29に 対してのプレストレス導入も含めたタンク設置時におけるアクセスをもたらす。 LNGタンク9のトップ28およびボトム30の一方または双方は、必要に応 じて、側面29と同様に構成することができる。そのように構成された場合には 、トップ28およびボトム30は、図2において側面29に関して図示している ようにして、内殻から離間して配置することとなる。 図3は、タンク9のコーナー部の構成を、簡略化した斜視図でもって示してい る。側面29の上部エッジ部33(図2)と、これに垂直なトップエッジ部41 と、鉛直方向のエッジ部42とは、コーナー部を形成するよう連接されている。 トップエッジ部41は、長さを除いては、トップエッジ部33と同様のものであ る。鉛直方向エッジ部42は、同様に湾曲している。つまり、所定の円弧部であ る。ただし、鉛直方向エッジ部42は、壁部31の外形に適合するような鉛直方 向エッジを有している。部材42の厚さは、ボトムにおける16mmから、トッ プにおいて部材43に連接する箇所における14mmまでにわたって、変化する 。上述のように、3つのエッジ部は、連結領域においてシールされたコーナー部 を形成し得るような形状とすることができる。しかしながら、現在のところ、3 つのエッジ部33,41,42が連結されるコーナー部を形成するよう、球形に 湾曲した部材43を使用することが好ましい。コーナー部が応力集中箇所である ことにより、部材43は、できる限りフレキシブルであることが望ましい。球形 部43は、部材31と同じ曲率半径を有している。球形部43をなすプレートは 、7mm厚さである。対応するボトムコーナー部(図示せず)は、また、球形部 である。ただし、ボトム球形部は、9mm厚さである。 図4は、横方向隔璧6と、2つの収容船倉間に間欠設置された、横方向隔璧6 の支持構造6Aと、の一部を示す断面図であって、準メンブランLNGタンク9 と隣接したタンク10(図1)との、相隣接している鉛直側面つまり端面を、示 している。タンクの端面は、図2において側面29に関して図示されたのと同様 にして構成されている。端面に関して、タンク9を参照して説明する。図4は、 外殻2のトップ22およびボトム24の一部と、内殻3のトップ25およびボト ム27の一部と、タンク9のトップ28およびボトム30の一部と、タンク9の 鉛直端面または鉛直側面44と、端面44を支持している横方向隔壁6と、を示 している。図示のように、図4は、また、横方向隔壁6に臨む側における、タン ク10の各部を示している。端面45は、端面44に対して鏡像の関係にある。 鉛直端部壁44は、図2に示す側面29と同様に構成されている。鉛直側面44 は、側面29が内殻鉛直側面26によって支持されているのと同様にして、横方 向隔璧6によって支持されている。構造用ガーダー46が、負荷対抗熱絶縁ブロ ック36によってカスプ32に対して連結されており、また、横方向隔璧6に対 して連結されている。構造用ガーダー46は、図2に示す構造用ガーダー35と 同様のものであって、ガーダー35に連接している。構造用ガーダー46は、ガ ーダー35と同じ機能を果たし、加えて、横方向隔壁に対して構造的剛性をもた らすよう機能する。 図5は、横方向隔壁6と内殻側面26との連結箇所近傍における、あるカスプ 32の高さ位置における詳細な平断面図である。図5は、タンク9の一部を示し ており、鉛直側壁29と、鉛直端部壁44と、これら両者を連結している鉛直エ ッジ部42と、が示されている。図示は、側壁と端部壁との双方に関して、カス プ32に沿った位置で行われている。側壁29は、図2を参照して既に説明した ように、水平ガーダー35および負荷対抗熱絶縁ブロック36を介して、内殻側 面26によって支持されている。端部璧44は、図4を参照して既に説明したよ うに、水平ガーダー46および負荷対抗熱絶縁ブロック36を介して、横方向隔 壁6によって支持されている。図5に示すように、ガーダー35,46は、連続 した通路を形成している。 負荷対抗ブロック36は、ブロックと収容タンク9との間の熱膨張係数差に基 づく、ブロック自身の長さ方向に沿ったブロックの水平移動を許容し得るよう、 カスプ32に沿って間欠的に配置されている。LNG輸送船において使用される ある適切な負荷対抗熱絶縁材料は、Permali社から「Lamiper」の商品名で市販さ れているフェノールラミネートである。ブロック36どうしの間の空間は、負荷 耐性ではない熱絶縁体(図示せず)をなす。調整楔47は、ブロックと対応する ガーダー35または46との間において、各負荷対抗ブロック36と一直線上 に配置されている。ブロック36は、必要に応じて、収容タンクにプレストレス を与えるために使用されるジャッキデバイスの配置を可能とするための肩部48 をもたらすよう、楔47よりも長い長さにわたって延在している。 図6は、1つの負荷対抗ブロック36によって構造用ガーダー35を介してタ ンク9の側面29と内殻側面26とを連結する(図2)ブレーシングシステムの 1つの可能な形態を示す詳細な断面図である。図6は、カスプ32の領域におけ る2つの部材31を示している。この実施形態においては、図示された壁部は、 ただ1枚のプレートから形成されている。負荷対抗熱絶縁ブロック36は、カス プ32の領域内に適合し得る形状とされている。 調整楔47が、ブロック36とガーダー35との間の所定位置に配置されてい る。構造用ガーダー(および通路)35は、ブロック36に対して連結されてお り、したがって、隣接している部材31の双方を、内殻側面26に対して対して 連結している。つまり、ガーダー35は、タンク9を支持している。ブラケット 59が、支持ガーダー35を補助している。ブラケット59は、ブレースプレー ト49と面プレート58とを備えている。構造用ガーダー35は、ブロック36 に対して係合するための鉛直フランジ50を備えている。スチール製アングル5 1が、ブロック36に取り付けられていて、ボルト52によって固定されている 。フランジ50に対しては、長尺のU字形部材53が固定されている。U字形部 材53は、アングル51に対して係合しているとともにネジ54によってフラン ジ50に対して固定されていて、ブロック36および調整楔47が個別に鉛直方 向に動くことを防止している。ブロック36は、タンクから張り出している溶接 タブ55とネジ山付きボルトとを使用して、収容タンク9に対して取り付けられ ている。低摩擦材料からなるライナー57が、負荷対抗ブロック36の当接表面 と調整楔47との間に適用されていて、許容される水平移動を容易としている。 図6のブレーシングシステムの変形例が、図7に示されている。図7は、図6 に示すシステムのうちの、フランジ50から内殻26にかけての部分を示してい る。この例においては、支持ガーダーば、フランジ50に対して取り付けられてい る部材35aと内殻側面26に対して取り付けられている部材35bという2つ の部材から構成されている。この構成においては、楔47(図6)は、固定され た厚さを有するものであって、調整楔としては利用されることはない。ガーダー 部35aには、ジャッキフランジ35cが取り付けられている。ガーダー部35 aは、ガーダー部35bとオーバーラップしていて、ガーダー部35bによって 支持されている。この構成においては、支持ブラケットは、また、フランジ50 に対して取り付けられている部材59aと内殻側面26に対して取り付けられて いる部材59bという2つの部材から構成されている。部材59aは、ブレース プレート49aと面プレート58aとを備えている。部材59bは、ブレースプ レート49bと面プレート58bとを備えている。ブラケット部59a、59b は、互いにオーバーラップしている。 まず図5および図6を参照して、プレストレス状態での設置のための我々の好 ましい方法について説明する。上述のように、壁29は、使用時における応力を 最小化するために、つまり、低温の際の流体静力学的な負荷がかかったときの応 力を最小化するために、プレストレス状態で設置することができる。タンク9が 冷却されたときにプレストレスが導入されていなければなるであろう位置にカス プ32を配置させるために、常温においてどの程度の内方変形が必要であるかを 計算する方法は、周知である。 我々の好ましいプレストレス導入方法においては、構造用ガーダー35,46 と対応する負荷対抗熱絶縁ブロック36との間にジャッキを配置する。ブロック 36において肩部48(図5)を露出させることによって、ジャッキの搭載が可 能とされる。ブロック36は、プレート31を計算値だけ内方へと変位させるよ う、ジャッキによって変位される。その後、調整楔47が挿入され、ネジによっ て固定される(図6)。低摩擦ライナー57は、楔47の挿入を容易なものとす るとともに、上述のように、その後の許容水平移動を補助する。楔47が配置さ れると、ジャッキが取り除かれる。 図7に示す代替可能なブレーシングシステムにおいても、また、同様の方法で のジャッキ使用が可能である。ただこの場合には、ジャッキが、フランジ35c 上に配置される点が相違する。ジャッキ使用の後に、ガーダー部35a、35b が、互いに溶接される。同様に、ブレースプレート49a、49bが溶接され、 面プレート58a、58bが溶接される。例えば、互いにオーバーラップしない 幅の狭いガーダー部35a、35bを使用し、さらに、タンクが所定位置とされ たときにこれらガーダー部35a、35bを架橋するようなさらなるガーダー部 を付加するといったような、他の実施形態を容易に想定することができる。 本発明によるタンクは、支持構造内における所定位置に構成することができる 。あるいは、好ましくは、支持構造の外部で構成して、その後、例えば船の収容 船倉内へと、スライドさせたり吊り降ろしたりすることができる。吊下具は、タ ンクの持ち上げおよび吊り降ろしのための、適切な吊下デバイスによって構成す ることができる。特定の実施形態のために必要なまたは要望された場合には、外 部吊下構造の複雑さを最小化するために、内部支持構造をタンク内に配置するこ とができる。 図7に示す修正されたブレーシングシステムは、タンクを移動させるに際して の外部サポートとして使用することができる。ブレーシングシステムのうちの、 ガーダー部35aおよびブラケット部59aといった、フランジ50に対して取 り付けられた部材は、この目的のためにタンク上に設けられている。加えて、複 数の鉛直梁60が、これら構造を安定化させるために付加されている。さらなる 変形は、タンクの上方に行くほどガーダー部35aの幅を広くする(突出長さを 大きくする)ことである。このことは、支持構造内にタンクが吊り下げられるよ りも前に予めガーダー部35bおよびブラケット部59bが設置される場合に、 側面26に沿って上方に行くほど狭くなる(突出長さが短くなる)ガーダー部3 5bと、ガーダー部35aと、の間のクリアランスを、最大化させる。 上述のように、典型的なLNG輸送船は、約137,000m3の収容容量を 有している。我々は、そのような容量の船のコストを、従来構成であれば、つま り、球形、自立型プリズム状、あるいば、メンブラン型プリズム状であれば、約 250万ドルであると評価している。我々は、本発明による準メンブラン構成を 使用すれば、15%以上のコスト節約になると算定している。コスト節約は、船 舶自体というよりもむしろ、タンクに基づくものであり、また、タンクの設置に 関するものである。例えば、球形タンクであれば30〜60mmの範囲の壁厚さ を必要とするが、我々の好ましい構成は、応力の計算値(例えば、コーナー部は 高応力箇所である)および流体静力学的負荷(下側のプレートは、上側のプレー トよりも大きな負荷を受ける)の計算値に依存して、6〜18mmの範囲のプレ ート厚さで済む。 添付図面を参照して説明した例は、我々の現在のところの好ましい構成ではあ るけれども、例示の目的のものにすぎない。タンク外部への人のアクセスが可能 であるようにタンクと支持構造との間に空間が設けられるよう、十分に隔離され たガーダーどうしの間において、タンクの鉛直側壁が外方湾曲部を備えている限 りにおいて、構成や収容システムやブレーシングシステムに様々な修正を加え得 ることは、当業者であれば理解されるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, UZ,VN (72)発明者 ゴールドバッハ,ロバート ディー アメリカ合衆国 ペンシルバニア 18337 ミルフォード ナインス ストリート 25 (72)発明者 ミラー,ニール エム アメリカ合衆国 ニュージャージー 07446 ラムジー モマー ドライブ 295 (72)発明者 トルネイ,エドムンド ジー アメリカ合衆国 サウスキャロライナ 29439 フォリー ビーチ イー アーク ティック ストリート 716

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.内殻と外殻とを有した二重船殻船舶の船倉内に配置された、準メンブラン型 LNG収容およびブレーシングシステムであって、 前記船倉が、前記内殻と横方向隔壁とによって規定されており、 上面、底面、および、鉛直方向に延在した準メンブラン型の4つの側壁を有す る、熱絶縁されたプリズム状タンクと、 前記内殻および前記横方向隔壁から前記側壁を支持するブレーシングシステム と、 を具備してなり、 前記各側壁は、一連の、長尺の、互いに平行な、水平方向に延在した、外方湾 曲部材を備え、 各外方湾曲部材は、前記側璧に沿って延在しているとともに、1.2〜4.5 mの弧長さを有し、 前記側壁は、さらに、前記湾曲部材どうしの間に連結領域を有し、 前記ブレーシングシステムは、前記内殻および前記横方向隔壁によって支持さ れた水平方向に延在するガーダーを備え、 該ガーダーは、前記連結領域に沿って、前記連結領域に当接している負荷対抗 熱絶縁ブロックを介して、前記内殻および前記横方向隔壁と、前記側壁と、を支 持的に連結しており、 前記ガーダーは、一方においては前記側璧と前記内殻との間に、また他方にお いては前記側壁と前記横方向隔壁との間に、人がアクセスするための空間をもた らすよう十分な幅を有していることを特徴とする収容およびブレーシングシステ ム。 2.前記上面および前記底面のうちの少なくとも1つが、請求項1記載のような 準メンブラン型構成とされ、このようなメンブラン構成とされた面を前記内殼か ら支持する請求項1のようなブレーシングシステムを具備することを特徴とする 請求項1記載の収容およびブレーシングシステム。 3.前記側壁が、当接した湾曲部材を備え、前記連結領域が、カスプであること を特徴とする請求項1記載のシステム。 4.前記弧長さが、2.4〜3.6mであることを特徴とする請求項3記載のシ ステム。 5.前記湾曲部材が、円弧形状であることを特徴とする請求項4記載のシステム 。 6.前記円弧形状が、15〜45°の円弧を備えていることを特徴とする請求項 5記載のシステム。 7.前記側壁が、前記湾曲部材どうしの間に狭いプレートを備え、 前記連結領域が、この狭いプレートであることを特徴とする請求項1記載のシ ステム。 8.前記弧長さが、2.4〜3.6mであることを特徴とする請求項7記載のシ ステム。 9.前記タンクには、常温においてプレストレスか与えられていることを特徴と する請求項1記載のシステム。 10.前記タンクが、隣接して鉛直方向に延在している壁どうしを連結するため の鉛直方向に延在した外方湾曲エッジ部と、鉛直方向に延在している各壁を前記 上面および前記底面に対して連結するための水平方向に延在した外方湾曲エッジ 部と、を備えていることを特徴とする請求項1記載のシステム。 11.前記タンクが、さらに、球形コーナー部を備えていることを特徴とする請 求項10記載のシステム。 12.準メンブラン型のプリズム状液体保持システムであって、 貯蔵した液体からの流体静力学的な負荷に耐えることができる、鉛直方向に延 在した支持構造と; 該支持構造内に設置されるとともに、上面、底面、および、鉛直方向に廷在し た準メンブラン型の4つの側面を有する、準メンブラン型のプリズム状タンクと ; ブレーシングシステムと; を具備してなり、 前記タンクの前記鉛直方向に延在した各側面は、(a)前記側面に沿って延在 するとともに1.2〜4.5mの弧長さを有した、複数の互いに平行な外方湾曲 部材と、(b)該湾曲部材どうしの間に位置した連結領域と、を備え、 前記ブレーシングシステムは、前記連結領域に沿って、前記鉛直方向に延在し た側面と、前記支持構造と、を支持的に連結していることを特徴とする液体保持 システム。 13.前記外方湾曲部材が、鉛直方向に延在していることを特徴とする請求項1 2記載のシステム。 14.前記ブレーシングシステムが、前記連結領域に対して平行なガーダーを備 えていることを特徴とする請求項12記載の液体保持システム。 15.前記タンクが、熱絶縁されたタンクであり、 前記ブレーシングシステムが、前記連結領域に対して当接した負荷対抗熱絶縁 部材を備えていることを特徴とする請求項14記載の液体保持システム。 16.前記支持構造が、収容船の内殻と、収容船の横方向隔壁と、を備えている ことを特徴とする請求項14記載の液体保持システム。 17.前記上面および前記底面のうちの少なくとも1つが、請求項14記載のよ うな準メンブラン型構成とされ、このようなメンブラン構成とされた面を前記支 持構造から支持する請求項14のようなブレーシングシステムを具備することを 特徴とする請求項12記載の液体保持システム。 18.前記弧長さが、2.4〜3.6mであることを特徴とする請求項12記載 の渣体保持システム。 19.前記湾曲部材が、円弧形状であって、15〜45°の円弧を備えているこ とを特徴とする請求項12記載の液体保持システム。 20.前記タンクには、常温においてプレストレスが与えられていることを特徴 とする請求項12記載の液体保持システム。
JP10513976A 1996-09-16 1997-09-16 液化天然ガス用タンクおよび収容システム Ceased JP2001502265A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/710,333 US5727492A (en) 1996-09-16 1996-09-16 Liquefied natural gas tank and containment system
US08/710,333 1996-09-16
PCT/US1997/016384 WO1998010982A1 (en) 1996-09-16 1997-09-16 Liquified natural gas tank and containment system

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001502265A true JP2001502265A (ja) 2001-02-20

Family

ID=24853599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10513976A Ceased JP2001502265A (ja) 1996-09-16 1997-09-16 液化天然ガス用タンクおよび収容システム

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5727492A (ja)
EP (1) EP0925221B1 (ja)
JP (1) JP2001502265A (ja)
KR (1) KR20000036130A (ja)
CN (1) CN1086662C (ja)
AU (1) AU4350597A (ja)
DE (1) DE69727390D1 (ja)
WO (1) WO1998010982A1 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006220284A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Tokyo R & D Co Ltd 圧力容器及びその設計方法
JP2007051633A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Ti Group Automotive Systems Llc 燃焼機関の燃料供給システム
JP2007527490A (ja) * 2004-03-05 2007-09-27 ニュー・ヨーク・バルク・キャリアーズ・インコーポレーテッド セミメンブレインタンク用支持組立体及びそのシステム
JP2009028790A (ja) * 2002-11-22 2009-02-12 Gaz Transport & Technigaz 応力緩和スリットを有する機械的溶接構造物及びこの構造物を具備した液化ガス運搬船
JP2010525278A (ja) * 2007-04-26 2010-07-22 エクソンモービル アップストリーム リサーチ カンパニー 独立型波形lngタンク
KR101115464B1 (ko) 2009-01-05 2012-02-24 대우조선해양 주식회사 상시 검사 및 수리 가능한 lng 저장탱크 및 상기 lng저장탱크를 가지는 부유식 해상 구조물
KR101159206B1 (ko) 2010-03-25 2012-06-25 삼성중공업 주식회사 용접환경 조성 장치 및 이를 이용한 용접 방법
KR20190006414A (ko) 2017-07-10 2019-01-18 미츠비시 조우센 가부시키가이샤 선박
JP7303945B2 (ja) 2019-11-14 2023-07-05 サムスン ヘビー インダストリーズ カンパニー リミテッド Lng貨物倉テスト方法とそれを適用した海洋構造物及び海洋構造物の液化窒素供給システム

Families Citing this family (59)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6626319B2 (en) 2001-06-04 2003-09-30 Electric Boat Corporation Integrated tank erection and support carriage for a semi-membrane LNG tank
US6971537B2 (en) 2001-10-05 2005-12-06 Electric Boat Corporation Support arrangement for semi-membrane tank walls
KR100460728B1 (ko) * 2001-10-12 2004-12-08 삼성중공업 주식회사 Lpg와 컨덴세이트를 동시 저장하는 fso선박
US6619502B2 (en) 2001-10-25 2003-09-16 Electric Boat Corporation Vertical corner transition arrangement for semi-membrane tank
KR100457881B1 (ko) * 2001-11-19 2004-11-18 대우조선해양 주식회사 멤브레인형 천연가스 운반선의 멤브레인 앵커링 바의지지부재 배치방법
US7137345B2 (en) * 2004-01-09 2006-11-21 Conocophillips Company High volume liquid containment system for ships
US7469651B2 (en) * 2004-07-02 2008-12-30 Exxonmobil Upstream Research Company Lng sloshing impact reduction system
JP4616279B2 (ja) * 2004-12-08 2011-01-19 コリア ガス コーポレイション 液化天然ガスの保存タンク及びその製造方法
NL1028679C2 (nl) * 2005-04-01 2006-10-09 Orca V O F Schip met van vervormingsopnemers voorziene vloeistoftransporttanks.
US9010261B2 (en) 2010-02-11 2015-04-21 Allen Szydlowski Method and system for a towed vessel suitable for transporting liquids
US9521858B2 (en) 2005-10-21 2016-12-20 Allen Szydlowski Method and system for recovering and preparing glacial water
US7469650B2 (en) 2006-02-14 2008-12-30 National Steel And Shipping Company Method and apparatus for off-hull manufacture and installation of a semi-membrane LNG tank
US8069677B2 (en) * 2006-03-15 2011-12-06 Woodside Energy Ltd. Regasification of LNG using ambient air and supplemental heat
US20070214804A1 (en) * 2006-03-15 2007-09-20 Robert John Hannan Onboard Regasification of LNG
JP5283514B2 (ja) 2006-03-15 2013-09-04 ウッドサイド エナジー リミテッド Lngの船上再ガス化
US20070214805A1 (en) * 2006-03-15 2007-09-20 Macmillan Adrian Armstrong Onboard Regasification of LNG Using Ambient Air
KR100644217B1 (ko) * 2006-04-20 2006-11-10 한국가스공사 개선된 단열구조를 갖는 액화천연가스 저장탱크 및 그제조방법
EP1894832A1 (en) * 2006-09-01 2008-03-05 Nieuwenhuijsen Groep B.V. Method for manufacturing and converting a ship, and a ship and container
EP1894833A1 (en) * 2006-09-01 2008-03-05 Nieuwenhuijsen Groep B.V. Method for converting a single-walled vessel into a double-walled vessel, and a thus formed double-walled vessel
JP4451439B2 (ja) * 2006-09-01 2010-04-14 韓国ガス公社 液化天然ガスの貯蔵タンクを形成するための構造体
JP5282336B2 (ja) 2006-12-15 2013-09-04 エクソンモービル アップストリーム リサーチ カンパニー ロングタンク型fsru/flsv/lngc
US8820096B2 (en) * 2007-02-12 2014-09-02 Daewoo Shipbuilding & Marine Engineering Co., Ltd. LNG tank and operation of the same
EP2160539B1 (en) * 2007-03-02 2017-05-03 Enersea Transport LLC Apparatus and method for flowing compressed fluids into and out of containment
US8329722B2 (en) * 2007-03-13 2012-12-11 Merck Sharp & Dohme Corp. Inhibitors of janus kinases and/or 3-phosphoinositide-dependent protein kinase-1
US7896188B2 (en) * 2007-03-16 2011-03-01 National Steel And Shipbuilding Company Universal support arrangement for semi-membrane tank walls
KR20080097141A (ko) * 2007-04-30 2008-11-04 대우조선해양 주식회사 인-탱크 재응축 수단을 갖춘 부유식 해상 구조물 및 상기부유식 해상 구조물에서의 증발가스 처리방법
KR100839771B1 (ko) * 2007-05-31 2008-06-20 대우조선해양 주식회사 해상 구조물에 구비되는 질소 생산장치 및 상기 질소생산장치를 이용한 해상 구조물에서의 질소 생산방법
NO329738B1 (no) * 2007-10-23 2010-12-13 Sevan Marine Asa Tank for transport og lagring av flytende gass
NO332554B1 (no) * 2007-12-03 2012-10-22 Nli Innovation As En tank for likvidisert gass med et sentralt nav i bunnstrukturen.
US20090199591A1 (en) * 2008-02-11 2009-08-13 Daewoo Shipbuilding & Marine Engineering Co., Ltd. Liquefied natural gas with butane and method of storing and processing the same
KR100991994B1 (ko) * 2008-03-28 2010-11-04 삼성중공업 주식회사 액화가스 로딩/언로딩 시스템을 가지는 액화천연가스운반선
KR20090107805A (ko) * 2008-04-10 2009-10-14 대우조선해양 주식회사 천연가스 발열량 저감방법 및 장치
FR2931535B1 (fr) * 2008-05-21 2010-08-20 Gaztransp Et Technigaz Fixation par collage de blocs isolants pour cuve de stockage de gaz liquefies a l'aide de cordons ondules
WO2010028240A2 (en) * 2008-09-08 2010-03-11 Conocophillips Company Vaulted liquid containment system for ships
US20100122542A1 (en) * 2008-11-17 2010-05-20 Daewoo Shipbuilding & Marine Engineering Co., Ltd. Method and apparatus for adjusting heating value of natural gas
NO329367B1 (no) * 2009-02-18 2010-10-04 Sevan Marine Asa Fjaerende tanktopp
FR2943616B1 (fr) * 2009-03-31 2012-07-20 Gaztransp Et Technigaz Cuve de pointe bi-oblique pour gnl.
US8924311B2 (en) 2009-10-15 2014-12-30 World's Fresh Waters Pte. Ltd. Method and system for processing glacial water
US9017123B2 (en) 2009-10-15 2015-04-28 Allen Szydlowski Method and system for a towed vessel suitable for transporting liquids
US9371114B2 (en) 2009-10-15 2016-06-21 Allen Szydlowski Method and system for a towed vessel suitable for transporting liquids
US11584483B2 (en) 2010-02-11 2023-02-21 Allen Szydlowski System for a very large bag (VLB) for transporting liquids powered by solar arrays
KR101224471B1 (ko) * 2010-09-08 2013-01-22 삼성중공업 주식회사 액상 화물 화물창의 1차 방벽 보강구조
US8690003B2 (en) * 2010-09-13 2014-04-08 Black & Decker Inc. Gas cartridge
CN102486804B (zh) * 2010-12-01 2013-06-26 中冶天工集团有限公司 球形罐空间样板的制作方法
KR101292930B1 (ko) * 2011-04-07 2013-08-02 현대중공업 주식회사 고압력 대용량 압력탱크
JP6179043B2 (ja) * 2011-07-25 2017-08-16 信吉 森元 液化天然ガス運搬船の製造方法
AU2012216352B2 (en) 2012-08-22 2015-02-12 Woodside Energy Technologies Pty Ltd Modular LNG production facility
CN103448874A (zh) * 2013-09-21 2013-12-18 中海工业(江苏)有限公司 具有自平衡的用于运输液化石油气的罐装船舶
US11272822B2 (en) 2013-11-12 2022-03-15 Irobot Corporation Mobile floor cleaning robot with pad holder
CN103879516B (zh) * 2014-03-03 2017-07-28 浙江海洋学院 独立式液化气船
KR101616352B1 (ko) * 2014-05-02 2016-04-28 삼성중공업 주식회사 액화가스 저장탱크
KR102384711B1 (ko) * 2015-07-13 2022-04-08 대우조선해양 주식회사 단열부가 구비된 액화가스 저장 탱크
ES2777281T3 (es) * 2015-12-18 2020-08-04 Airbus Operations Sl Mamparo de presión
TWI657966B (zh) * 2018-01-15 2019-05-01 香港商香港旭陽科技有限公司 一種雙相不銹鋼化學品船壓載艙艙壁及加工方法
CN109057485B (zh) * 2018-09-11 2024-02-23 中石化第十建设有限公司 一种液化天然气储罐钢穹顶预制装置及预制工艺
CN109398600B (zh) * 2018-10-31 2020-10-30 沪东中华造船(集团)有限公司 一种lng船上围护系统用角区绝缘模块的安装方法
NO346581B1 (en) * 2020-09-04 2022-10-17 Lattice Int As Insulated tank with integrated or operatively connected support system
CN112815224A (zh) * 2021-01-06 2021-05-18 中国化学工程第十一建设有限公司 水槽湿式直升气柜施工方法及水槽湿式直升气柜
CN113928482A (zh) * 2021-11-29 2022-01-14 沪东中华造船(集团)有限公司 一种应用于内河的薄膜型lng船货舱结构

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US735637A (en) * 1902-06-06 1903-08-04 Henry Newton Whittelsey Vessel-hull.
US886621A (en) * 1906-04-09 1908-05-05 Fried Krupp Germaniawerft Ag Transport vessel.
US1253645A (en) * 1914-05-21 1918-01-15 John L Taylor Metal barge construction.
US1605513A (en) * 1921-12-21 1926-11-02 William M Connery Reenforced fabricated metal plate wall section
US2330022A (en) * 1939-11-27 1943-09-21 Ludwig S Baier Method of constructing welded metal water-going vessels
US3191792A (en) * 1962-10-11 1965-06-29 David A Hunt Membrane double wall interconnected pressure vessel
US3640237A (en) * 1970-04-23 1972-02-08 Warren Petroleum Corp Multicylinder vessel for transportation of fluids
US3766875A (en) * 1971-11-10 1973-10-23 Litton Systems Inc Ship for transporting slurry ore, coal and oil
JPS5314766B2 (ja) * 1972-04-21 1978-05-19
ES406340A1 (es) * 1972-09-02 1973-12-01 Sener Tecnica Industrial Perfeccionamientos en buques dotados de tanques de carga independientes del tipo de presion, apoyados en cascaras continuas.
US4182254A (en) * 1975-10-16 1980-01-08 Campbell Secord Tanks for the storage and transport of fluid media under pressure
US4170952A (en) * 1976-03-09 1979-10-16 Mcdonnell Douglas Corporation Cryogenic insulation system
FR2361601A1 (fr) * 1976-08-10 1978-03-10 Technigaz Structure de paroi composite thermiquement isolante et procede de montage dans un reservoir de transport et/ou de stockage de gaz liquefies
GB1583029A (en) * 1976-09-08 1981-01-21 Martacto Naviera Sa Tanks for the storage and transport of fluid media under pressure
US4199909A (en) * 1977-04-07 1980-04-29 Technigaz Thermally insulating, fluid-tight composite wall, prefabricated elements for constructing the same and method of constructing said wall
US4452162A (en) * 1978-05-26 1984-06-05 Mcdonnell Douglas Corporation Corner structure for cryogenic insulation system
JPS6015081U (ja) * 1983-07-11 1985-02-01 日立造船株式会社 船体構造
JPS6015078U (ja) * 1983-07-11 1985-02-01 日立造船株式会社 船体構造
JPS6022493U (ja) * 1983-07-22 1985-02-15 日立造船株式会社 船体構造
US4638754A (en) * 1985-03-27 1987-01-27 Tornay Edmund G Vessel hull and bulkheads construction employing curved plating
GB2239488B (en) * 1989-12-19 1993-11-03 Marinex Ind Limited Hydraulic actuator for marine drives
US5085161A (en) * 1990-06-05 1992-02-04 Metro Machine Corporation Vessel hull and construction method
US5263428A (en) * 1990-12-04 1993-11-23 Offshore Concrete A/S Marine construction
AU8943691A (en) * 1990-12-05 1992-07-08 William Stuart Watercraft hull modification
US5090351A (en) * 1991-04-01 1992-02-25 Metro Machine Corporation Vessel hull construction and method
US5086723A (en) * 1991-06-12 1992-02-11 Metro Machine Corporation Double-hulled vessel construction having vertical double-walled longitudinal bulkhead
NO173815C (no) * 1991-09-03 1994-02-09 Mcg As Anordning ved skrog for fartooy
US5320055A (en) * 1992-09-29 1994-06-14 Metro Machine Corp. Double-layered vessel wall construction with longitudinally staggered cell-to-cell access openings through wall layer-connecting plates
US5359953A (en) * 1992-11-10 1994-11-01 Us Shipbuilding Corporation, Inc. Simplified midbody section for liquid cargo vessels and method and apparatus for construction
US5293830A (en) * 1993-03-18 1994-03-15 Metro Machinc Corp. Double-walled vessel hull construction utilizing t-shaped subcomponents
US5313903A (en) * 1993-07-23 1994-05-24 Metro Machine Corp. Method and apparatus for fabricating double-walled vessel hull midbody modules
US5369246A (en) * 1993-08-16 1994-11-29 General Binding Corporation Temperature control for laminator
US5520131A (en) * 1994-06-22 1996-05-28 Metro Machine Corp. Apparatus and method for accommodating leaked oil within a double-hulled tanker after suffering grounding damage

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009028790A (ja) * 2002-11-22 2009-02-12 Gaz Transport & Technigaz 応力緩和スリットを有する機械的溶接構造物及びこの構造物を具備した液化ガス運搬船
JP2007527490A (ja) * 2004-03-05 2007-09-27 ニュー・ヨーク・バルク・キャリアーズ・インコーポレーテッド セミメンブレインタンク用支持組立体及びそのシステム
JP2006220284A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Tokyo R & D Co Ltd 圧力容器及びその設計方法
JP2007051633A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Ti Group Automotive Systems Llc 燃焼機関の燃料供給システム
JP2010525278A (ja) * 2007-04-26 2010-07-22 エクソンモービル アップストリーム リサーチ カンパニー 独立型波形lngタンク
KR101115464B1 (ko) 2009-01-05 2012-02-24 대우조선해양 주식회사 상시 검사 및 수리 가능한 lng 저장탱크 및 상기 lng저장탱크를 가지는 부유식 해상 구조물
KR101159206B1 (ko) 2010-03-25 2012-06-25 삼성중공업 주식회사 용접환경 조성 장치 및 이를 이용한 용접 방법
KR20190006414A (ko) 2017-07-10 2019-01-18 미츠비시 조우센 가부시키가이샤 선박
JP7303945B2 (ja) 2019-11-14 2023-07-05 サムスン ヘビー インダストリーズ カンパニー リミテッド Lng貨物倉テスト方法とそれを適用した海洋構造物及び海洋構造物の液化窒素供給システム

Also Published As

Publication number Publication date
EP0925221A4 (en) 2001-10-04
DE69727390D1 (de) 2004-03-04
KR20000036130A (ko) 2000-06-26
US5727492A (en) 1998-03-17
CN1086662C (zh) 2002-06-26
EP0925221B1 (en) 2004-01-28
CN1237933A (zh) 1999-12-08
EP0925221A1 (en) 1999-06-30
WO1998010982A1 (en) 1998-03-19
AU4350597A (en) 1998-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001502265A (ja) 液化天然ガス用タンクおよび収容システム
US9365266B2 (en) Independent corrugated LNG tank
KR101298894B1 (ko) 고체적 액체 저장 시스템을 포함하는 배
US4182254A (en) Tanks for the storage and transport of fluid media under pressure
US6732881B1 (en) Liquefied gas storage tank
US3680323A (en) Tanker for liquified and/or compressed gas
EP0013624B1 (en) Land storage tank arrangement for liquids
CA2670350C (en) Long tank fsru/flsv/lngc
US3830180A (en) Cryogenic ship containment system having a convection barrier
US20110192339A1 (en) Hull conversion of existing vessels for tank integration
WO2013015296A4 (ja) Lng船に搭載されるlngタンクおよびその製造方法
AU2014251665B2 (en) LNG ship or LPG ship
EP2583023B1 (en) Support of tanks in vessels
NO335960B1 (no) Flytgasslagringslekter med betongflytekonstruksjon
US4095546A (en) Shipboard LNG tanks
KR101167916B1 (ko) 복합형 엘엔지 독립 탱크
KR20110138870A (ko) 슬로싱 저감 수단을 가진 부유식 구조물의 lng 저장탱크
KR20180030978A (ko) Lng 운반선
RU2798148C1 (ru) Мембранный танк для сжиженного природного газа
RU2783573C2 (ru) Герметичный и теплоизоляционный резервуар, снабженный загрузочной/разгрузочной башней
KR20170141543A (ko) Lng 운반선
CN117163230A (zh) 一种基于支撑系统的低温液货储舱
KR830002881B1 (ko) 액체 저장용 탱크

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070227

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20070718

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071009