JP2001501390A - セルラcdma通信システムにおける結合減算干渉打ち消しおよび空間ダイバシティ信号処理 - Google Patents

セルラcdma通信システムにおける結合減算干渉打ち消しおよび空間ダイバシティ信号処理

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Abstract

(57)【要約】 複数の移動局と改良された基地局とを備え、移動局からの信号を受信し、そこから送信された情報担持信号をデコードする通信システムを開示する。支持構造周囲に配置されたアンテナ・エレメントを備えたアンテナが、複数の移動局から送信される信号を受信し、各アンテナ・エレメントから出力信号を発生する。変換器が、アンテナ・エレメントの各々からの信号を増幅し、濾波し、かつ変換して、処理のために対応する数の変換信号とする。記憶装置が、変換信号の多数のサンプルを一時的に記憶する。プロセッサが、記憶したサンプルを繰り返し連続的に処理し、再処理することにより、移動局の各々からの情報を順番にデコードする。プロセッサが行う処理は、記憶したサンプルから、移動局の1つが送信した情報シンボルを識別することにより、情報担持信号をデコードし、記憶したサンプルからの識別した情報シンボルに応じて値を減算することにより、デコードしたばかりの信号と、以降の繰り返しにおいてデコードされる信号との間の干渉を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】 セルラCDMA通信システムにおける結合減算干渉打ち消し および空間ダイバシティ信号処理発明の分野 本発明は、通信システムに関し、符号分割多元接続方法を、アンテナ・アレイ を採用する基地局受信システムと共に用いて、セルラ・ワイヤレス電話システム における容量を高めようとするものである。発明の背景 セルラ電話業界は、米国およびその他の世界全域にわたって、商業上の運営に おいて驚異的な躍進を遂げた。主要な都市区域における成長は、予測をはるかに 上回り、システム容量を超過しつつある。この傾向が続くと、急速な成長の影響 は、最も小さい市場でさえも程なく現れるであろう。これら増大しつつある容量 に対する必要性を満たし、高品質のサービスを維持し、価格上昇を回避するため には、画期的な解決策が必要である。 現在、チャネル・アクセスを行うには、周波数分割多元接続(FDMA)、時 分割多元接続(TDMA)および符号分割多元接続(CDMA)方法が用いられ ている。FDMAまたはTDMAシステムあるいは混合FDMA/TDMAシス テムでは、潜在的に干渉する可能性のある2つの信号が、同時に同じ周波数を占 有しないことを保証することを目標とする。逆に、CDMAは、時間および周波 数双方において信号を重畳させる。したがって、全てのCDMA信号は同じ周波 数スペクトルを共用する。周波数ドメインまたは時間ドメインのいずれにおいて も、多元接続信号は、互いに上に来るように現れる。第1に、送信対象の情報デ ータ・ストリームは、疑似ランダム・コード発生器が発生する、かなり高いビッ ト・レートのデータ・ストリーム上に刻印(impress)される。情報データ・スト リームおよび高ビット・レート・データ・ストリームは、2つのビット・ストリ ームを共に乗算することによって結台される。ビット・レートが高い方の信号を ビット・レートが低い方のデータ・ストリームと結合することを、情報データ・ ストリーム信号をコード化するまたは拡散すると言う。各情報データ・ストリー ム即ちチャネルには、一意の拡散コードが割り当てられる。無線周波数キャリア 波上において、複数のコード化情報信号が送信され、受信機において複合信号と して纏めて受信される。コード化信号の各々は、他の全コード化信号と、および ノイズ関連信号と、周波数および時間双方において重複する。複合信号を一意の コードの1つと相関付けることによって、対応する情報信号を分離し、デコード する。 CDMA通信技法に伴う利点は多数ある。CDMA系セルラ・システムの容量 限界は、コード化利得変調密度の向上、音声活動のゲーティング(voice activit y gating)、セクタ化、およびあらゆるセルにおける同一スペクトルの再利用と いうような、広帯域CDMAシステムの特性の結果として、既存のアナログ技術 よりも20倍まで拡張されている(project)。CDMAは、事実上、マルチパス 干渉には影響されず、フェーディングやスタティック(static)がないため、都市 区域において処理能力が増大する。高ビット・レートのデコーダによる音声のC DMA送信は、卓越した現実的な音声品質を保証する。また、CDMAは可変デ ータ・レートにも対応するので、多くの異なる等級の音声品質を提供することが できる。CDMAのスクランブル信号フォーマットは、クロストークを完全に排 除し、呼の盗聴や追跡は非常に難しく費用がかかるので、通話者のプライバシ保 護の強化、および空中時詐欺(air time fraud)に対する安全性(immunity)強化が 保証される。 本出願人に付与され本願と共に譲渡された米国特許第5,151,919号は 、異なるアクセス・コードを用いてコード化され重複する信号を受信システムに おいて受信し、信号強度が減少する順にデコードし、強い方の信号をデコードし た後、弱い方の信号のデコード処理を行おうとする前にこれらを減算する符号分 割多元接続システムについて記載する。この特許の内容は、この言及により本願 にも含まれるものとする。この特許は、好ましい減算方法を開示しており、受信 信号をシンボル空間ドメインに変換して、送信した可能性が最も高いシンボルを 識別し、次いでシンボル−空間ドメインにおけるシンボルによって識別された値 にゼロをセットし、その信号を除去することをから成る。繰り返し処理のために 、 次にデコードすべき信号のシンボル−空間への変換等を行い、逆変換によって残 余値を元のドメインに戻す。 デントら(Dent et al.)に付与され、本願と共に譲渡された米国特許第5,3 53,352号は、同一周波数上の異なる移動機の伝送を判別するのに適したア クセス・コードをいかにして形成するかについて開示しており、これは、減算復 調(subtractive demodulation)と共に使用するのに適している。米国特許第5, 353,352号も、この言及によりその全体が本願にも含まれるものとする。 同様に、本出願人に付与され本願と共に譲渡された米国特許第5,218,6 19号は、この言及によりその全体が本願にも含まれるものとするが、改良され た減算復調方法について記載しており、他の介在信号を減算した後に、既に減算 した信号の2回目の減算を行い、元々存在していた介在信号が原因で、最初の減 算後に残っていた見逃し誤り(residual error)を打ち消すようにしている。 本願にも含まれるものとした前述の特許の中は、いずれも、アンテナ空間/時 間ドメインからシンボル−空間/到着方向ドメイン(symbol-space/direction-of -arrival domain)への二次元変換を行うことを開示したものはない。また、本願 にも含まれるものとした前述の特許を基本とすれば、符号化信号の減算復調技術 について、更に変換ドメインにおいてゼロ化することにより信号減算を行うため の背景技術が得られる。 米国特許出願番号第08/179,953号も、この言及によりその全体が本 願にも含まれるものとするが、同一周波数帯域幅を用いて異なる方向から多数の 信号を受信するためのアンテナ・アレイを用いる、様々な新規の方法を開示する 。行列演算を伴う数学的変換が開示されており、これによって、所与の方向から 受信した信号を判別することができ、一方同時に他の方向から受信した干渉信号 を無効にする。このように、受信アンテナに対する送信機の方向が十分に異なる のであれば、いくつかの信号伝送は同一周波数帯域幅を共用することができる。 2つの送信機の方向が殆ど一致する場合、行列の解は未定義(undefined)となり 、送信機を判別することはできない。このような場合のために代替方法が開示さ れており、これによれば、アンテナ・エレメントからの信号を行列結合すること によって信号を分離しようとする代わりに、各送信機から受信したシンボルを仮 定 し、到達推測値の方向を用いて各アンテナ・エレメントにおける予想対応受信信 号を計算する。各アンテナ・エレメントにおいて予想される信号の和を、各アン テナ・エレメントにおける実際の値と比較し、二乗差を用いて、シンボル仮定が 正しいことの確率を示すメトリックを形成する。次に、最尤プロセッサが、正し いことの確率が最大である仮説を識別する。このような最尤プロセッサの複雑度 は、2のN乗に比例する。ここで、Nは重複する信号数である。 米国特許出願第08/393,809号も、この言及によりその全体が本願に も含まれるものとするが、アンテナ・エレメントのアレイを用いて、同一周波数 を用いる複数の送信機からの信号を受信することを開示する。最尤プロセッサが 順次空間次元(spatial dimension)に沿って動作し、この次元に沿ってアンテナ ・エレメントが配置され、最尤プロセッサの複雑度は、2Nに比例するよりはか なり小さく、代わりに2Mに比例する。ここで、Mは、アンテナ・エレメントの 内、同一送信機からの強度が大きい信号を受信するサブセットに過ぎない。した がって、アンテナ・エレメント信号は、異なる送信機方向に対応して指向的に受 信された信号には変換されず、代わりに異なる送信機信号が予想アンテナ・エレ メント信号に変換される。 本願にも含まれるものとした前述の特許に基づいて、同一周波数チャネルを用 いた多数の信号受信の改良のためにアンテナ・アレイを用いるという技術的現状 についての背景が得られる。 以下に記載する本発明は、方向判別を行うためのアンテナ・アレイの使用と同 時にコード化信号の減算復調を利用する場合における、前述の従来技術に対する 改良である。この新規な発明は、従来技術のアンテナ・アレイを用いて指向性ビ ームを供給し、ついで減算復調を用いて方向性ビームからの信号を処理するもの とは異なる。このような組み合わせは、本願に含まれるものとした参考文献にお いて先行されていると考えられる。新規な発明では、信号をデコードし減算する 際、全てのアンテナ・エレメントの信号からそれを減算するため、それが受信さ れた指向性ビームから消失するだけでなく、他のビームが当該信号のビームとか なりの空間的重複を有する場合でも、同一アンテナ・エレメントを用いて形成さ れる他の全ビームからも消失する。このように、本発明は、従来技術の装置の組 み合わせを用いることでは得られない利点をもたらし、この利点は、通信容量の 増大または品質向上を意味するものである。発明の概要 移動電話機は、少なくとも1箇所の基地局にコード化信号を送信する。基地局 には、アンテナ・アレイが装備されており、異なる方向に位置する複数の移動局 からの信号を受信する。移動局が送信した信号は、直交アルファベットから選択 され、更にアクセス・コードを用いてスクランブルをかけられた情報シンボルか ら成る。 異なる移動局によって送信された信号の加重和から成る、アンテナ・アレイ・ エレメントからの信号には、増幅、ダウンコンバート、濾波、およびディジタル 化が施され、対応する数値サンプル・ストリームを形成しプロセッサに供給する 。プロセッサは、数値サンプルを格納する手段と、格納したサンプルに算術演算 を実行する手段とを含む。プロセッサは、異なるアンテナ・エレメントから時間 的に順次受信したサンプルを二次元アレイに配列する。アレイの一方の次元は異 なるアンテナ・エレメントに対応し、他方の次元は時間即ち受信シーケンスに対 応する。これを以下では空間/時間ドメインと呼ぶ。 第1移動送信機のアクセス・コードを用いて、数値サンプルのスクランブルを 解除し(unscramble)、次いでプロセッサはスクランブル解除したサンプルの二次 元アレイの二次元変換を計算し、結果ビン(result-bin)の二次元アレイを生成す る。一方の次元に沿ったビンは、アルファベット内のシンボルに対応し、他方の 次元のビンは異なるアンテナ・エレメントを介して受信したサンプルの組み合わ せに対応する。こうして異なる方向に指向性受信ビームを供給する。結果ビンの ことを以下ではコード/空間ドメインと呼ぶ。 プロセッサは、最も大きな値を含む結果ビンを識別し、これによって、第1移 動機から受信したシンボルおよび受信の方向を識別する。次に、ビンの値をゼロ にセットし、逆二次元変換を実行し、残余ビン値を空間/時間ドメインに逆変換 する。丁度識別したばかりの信号は、減算により除去される。次に、第1移動機 のアクセス・コードを用いて、サンプルに再度スクランブルをかける。 次に、プロセスは、第2移動機のアクセス・コードを用いてディスクランブル (descramble)することから始めて、全ての移動送信機から1つのシンボルをデコ ードし終えるまで、同様に繰り返す。次に、連続するシンボル期間にわたってプ ロセス全体を繰り返し、各移動送信機からの受信シンボルのシーケンスを構築す る。 好ましくは、第1移動機、第2移動機等のアクセス・コードは、信号強度が減 少する順に選択された移動機に属し、弱い方の移動機信号をデコードする前に、 最強の移動機信号をデコードし減算して除去するようにし、これによってアクセ ス・コードおよび到達方向双方による重複信号の判別向上を図り、これによって 同一周波数帯域幅を共用可能な送信数の増大を可能にする。 本発明の一実施形態によれば、複数の移動局と改良された基地局とを備え、移 動局からの信号を受信し、そこから送信された情報担持信号をデコードする通信 システムが開示される。アンテナ手段は、支持構造周囲に配置されたアンテナ・ エレメントを備え、複数の移動局から送信される信号を受信し、各アンテナ・エ レメントから出力信号を発生する。変換手段は、前記アンテナ・エレメントの各 々からの信号を増幅し、濾波し、かつ変換して、処理のために対応する数の変換 信号とする。記憶手段は、変換信号の多数のサンプルを一時的に記憶する。処理 手段は、記憶したサンプルを繰り返し連続的に処理し、再処理することにより、 前記移動局の各々からの情報を順番にデコードする。前記処理手段が行う処理は 、記憶したサンプルから、前記移動局の1つが送信した情報シンボルを識別する ことにより、前記情報担持信号をデコードし、前記記憶サンプルからの前記識別 した情報シンボルに応じて値を減算することにより、デコードしたばかりの信号 と、以降の繰り返しにおいてデコードされる信号との間の干渉を低減する。 本発明の別の実施形態によれば、複数の移動局と、各々割り当てられたアク セス・コードの補助によって前記移動局から送信される信号を受信し、前記送信 においてエンコードされた許容アルファベット・シンボルに属する情報シンボル をデコードする、改良された基地局とから成る通信システムが開示される。アン テナ手段は、支持構造周囲に配置されたアンテナ・エレメントを備え、前記複数 の移動局から送信される信号を受信し、各アンテナ・エレメントから出力信号を 発生する。変換手段は、前記アンテナ・エレメントの各々からの信号を増幅し、 濾波し、かつ変換して、処理のために対応する数の変換信号とする。記憶手段は 、連続する時点において前記アンテナ・エレメントの各々から変換された前記信 号の多数のサンプルを一時的に記憶する。二次元数値変換手段は、前記移動局の 第1のものに割り当てられた前記アクセス・コードの1つを用いて、前記記憶サ ンプルを処理し、変換サンプルの二次元アレイを生成する。前記変換サンプルは 、前記第1移動局によって送信された信号の前記基地局において可能な異なる到 達方向に対応する前記二次元アレイの一方の次元に沿って位置すると共に、変換 サンブルは、許容アルファベット・シンボル内の前記情報シンボルの異なるもの との相関に対応する、前記二次元アレイの他方の次元に沿って位置する。 本発明の別の実施形態によれば、複数の移動局と、各々割り当てられたアクセ ス・コードの補助によって前記移動局から送信される信号を受信し、前記送信に おいてエンコードされた許容アルファベット・シンボルに属する情報シンボルを デコードする、改良された基地局とから成る通信システムが開示される。アンテ ナ手段は、支持構造周囲に配置されたアンテナ・エレメントを備え、前記複数の 移動局から送信される信号を受信し、各アンテナ・エレメントから出力信号を発 生する。変換手段は、前記アンテナ・エレメントの各々からの信号を増幅し、濾 波し、かつ変換して、処理のために対応する数の変換信号とする。記憶手段は、 連続する時点において前記アンテナ・エレメントの各々から変換された前記信号 の多数のサンプルを一時的に記憶する。二次元数値変換手段は、前記移動局の第 1のものに割り当てられた前記アクセス・コードの1つを用いて、前記記憶され たサンプルを処理し、変換サンプルの二次元アレイを生成する。前記変換サンプ ルは、前記第1移動局によって送信された信号の、前記基地局において可能な異 なる到達方向に対応する前記二次元アレイの一方の次元に沿って位置すると共に 、変換サンプルは、前記相関付けられたサンプルと前記情報シンボルとの間に指 定された時間シフトを用いて、サンプルを許容アルファベット・シンボル内の前 記情報シンボルの異なるものと相関付けすることに対応する、前記二次元アレイ の他方の次元に沿って位置する。手段は、伝搬経路内の物体からの信号反射に起 因する前記信号の遅延エコーに対応する、前記第1移動局からの信号の遅延受信 に 対応する複数の前記時間シフトについて、前記二次元変換を繰り返す。図面の簡単な説明 本発明のこれらおよびその他の特徴および利点は、以下に記載した説明を、図 面と関連付けて用いることにより、当業者には容易に明白となろう。図面におい て、 図1は、本発明と共に用いる従来技術の送信機を示す。 図2は、本発明と共に用いるアレイ型アンテナを示す。 図3は、本発明の一実施形態による、空間/コード・プロセッサを示す。 図4は、本発明の一実施形態による、到達時間および到達方向の組み合わせに 対する光線処理(ray processing)を示す。 図5は、本発明の一実施形態によるビーム形成のバトラー行列/フーリエ変換 定式化を示す。詳細な説明 図1は、本発明がデコードするように設計された、形式の移動送信機を簡略ブ ロック図で示す。この送信機は、本願にも含まれるものとした前述の文書に開示 されているのと同じ形態の従来技術の送信機である。 マイクロフォン10からの音声信号は、音声エンコーダ11において、音声コ ード化アルゴリズムを用いてディジタル化および圧縮され、当該音声信号を表す ディジタル・ビットストリームを生成する。既存のディジタル・セルラ・システ ムは、音声信号をそれぞれ13KB/s(GSM)および7KB/s(IS54 )のビットレートに圧縮しており、技術的現状では、ビットレートを3.6KB /sまで低下させた音声コーダでさえも、容認可能な音声品質を維持することが できる。 音声エンコーダからのビットレートは、誤り訂正エンコードの使用により、再 び高めることが可能となる。殆どの冗長性は、知覚的に最も重要なビットを保護 するために付加され、一方知覚的に重要度が最も低いビットをコード化する必要 は全くない。このようなコード化を行う場合、図1におけるブロック11の一部 と見なされる。ブロック13において、ブロック11から得られるエンコード・ ディジタル音声を、スペクトル拡散エンコードのために、マルチビット・シンボ ルに形成する。例えば、7ビット・ブロックを形成することができ、128種類 の可能な7ビット・パターンの各々は、128種類の直交ウォルシュ−アダマー ル・コードの1つによって表される。こうしてビットレートを128/7倍に高 める。このようなブロック直交スペクトル拡散シンボル・コード化を採用する場 合、音声エンコーダ11内における誤り訂正コード化の好適な形態は、リード・ ソロモン・コード化であり、これはマルチビット・シンボルをコード化するのに 適している。リード・ソロモン・コード化とウォルシュ−アダマール・コード化 との組み合わせは、様々な方法で行うことが可能であり、知覚的に重要度が最も 高いビットおよび低いビットに対して別個のコード化が行われる。例えば、GF 2**7上に構築されたリード・ソロモン・コードは、7ビットの重要なシンボル から成るブロックをコード化し、より多くのシンボルを含むRS−コード化ブロ ックを生成する。ガロア体即ちGFとは、0から、あるモジュロ結合演算(modul o combinatorial operation)の下における閉集合である、所定の最大値までの全 ての整数の集合である。GF2**7(2の7乗、即ちGF27)は、0から12 7までの全ての整数、即ち、全ての7ビット二進コードを意味する。これらの2 つを7ビット幅XOR(モジュロ−2の加算)によって結合すると、当該集合内 における別の7ビット値が得られるので、この集合は、結合演算「XOR」の下 で「閉じている」。重要度が低い残りのシンボルは、7ビット・ブロックに形成 することができるが、RSコード化することはできない。次に、RS−コード化 および非RS−コード化7ビット・シンボルを、エンコーダ11からウォルシュ −アダマール・エンコーダ13に出力する。この場合、少なくともRS−コード 化シンボルについては、エンコーダ11内部でビット−シンボル形成(bit-to-sy mbol formation)12は既に行われている。 別の不等コード化方法(unequal coding method)には、重要なビットを、例え ば、5ビット・シンボルに形成し、次いでこれをGF2**5上でRS−コード化 し、より大きなブロックのRS−コード化5ビット・シンボルを形成するものが ある。次に、重要度が低い2ビットを各5ビットRSシンボルに加算して7ビ ット・シンボルを得て、更にこれをウォルシュ−アダマール・コーダ13に送り 、128ビット・コードワードを得る。 米国特許第5,353,352号に記載されているように、個々の会話のプラ イバシを保護するために、ブロック11またはブロック12のいずれかにおいて 暗号化を追加することができる。この特許の内容は先に言及したことにより、本 願にも含まれるものとした。 米国特許第5,353,352号に記載されているように、異なる移動機は、 同じ128コード集合に属するシンボル・エンコーダ13からウォルシュ−アダ マール・コードを生成し、こうして異なる移動機間の判別を補助する。アクセス ・コードは、ブロック14においてコードワードと結合されたビット単位のモジ ュロ−2(bitwise modulo-2)である。好ましくは、アクセス・コードの選択は、 1台の移動送信機のアクセス・コード化コードワードが、他のいずれの移動送信 機が生成する128種類の可能なアクセス・コード化コードワード全てとも最大 限異なるように行う。 簡略化のために、本願には重要でない詳細は、図1から省略してある。シグナ リング情報の音声情報への追加、暗号化キーの発生源、制御プロセッサによる送 信機の全体的な制御等は示されていない。 アクセス・コーダ14は、128ビットを生成し、必要であれば、無線周波数 キャリアを変調するために、シリアライザ(seriahzer)15によってシリアル・ ストリームに変換する。ビット・ストリームを変調器16に印加し、変調RF信 号を生成し、次いでパワー増幅器17においてこれを送信パワー・レベルに増幅 し、アンテナ18を用いて送信する。簡略化のため、受信に同一アンテナを用い る、対応する移動受信回路は示されていない。 図2は、先に言及したことにより本願にも含まれるものとした米国特許出願第 08/179,953号に記載されているような、円筒形アンテナ・アレイ21 の、本発明によるプロセッサ60への接続を示す。 アンテナ・エレメント22は、共線列20内に配列され、列20は、セルラ基 地局サイトにおけるアンテナ・マストの上部にある円筒21周囲に配置されてい る。1つの列のエレメントは、列信号23を形成するように結合され、このよう な各共線列は、垂直仰角面において指向性を呈するが、水平(アジマス)面にお いて広いビーム幅を呈する。各列信号は、チャネル・バンク30を形成する受信 チャネル31によって処理される。各チャネル31は、例えば、第1RFフィル タ310,低ノイズ増幅器311、第2RFフィルタ312,共通局所発振器3 2を用いるダウンコンバータ313、中間周波数(IF)フィルタ314、IF 増幅器315、およびエレメントの共線列各々からRF信号を表す複素数値サン プル・ストリームを発生する複素A/D変換器316を備えている。 A/D変換器は、I,QミキサおよびI,Q A/D変換器を用いる直交ダウ ンコンバーションを備えることができ、あるいは米国特許第5,048,059 号に記載されている対数極ディジタル化技法(logpolar digitization technique )を採用することができる。この特許の内容は、この言及により本願にも含まれ るものとする。 次に、複素ディジタル出力36は、プロセッサ60に供給される。プロセッサ 60は、各移動送信機(図1)から受信した別個のシンボル・ストリームを判別 し出力する空間/コード・プロセッサ40、および各トラフィック・チャネル毎 にシンボル・ストリームを処理し、音声信号、シグナリングおよび制御情報、あ るいはファックスまたはコンピュータ・データ信号のようなユーザ・データを再 生する、個別トラフィック・チャネル・プロセッサ・ユニットのバンク50を含 む。 図3は、二次元数値変換を備えた空間/コード・プロセッサ40の一部を示す 。同時(t1)にアンテナ列集合から受信した信号は、t1に対するビーム形成 行列への入力信号行を形成する。連続時点t2,t3....t128において 受信したアンテナ信号の集合を、対応する数の同一ビーム形成行列70に供給す る。二次元変換によって処理される信号は全て複素数であり、実部と虚部とを有 し、各々固定小数点または浮動小数点二進値によって表されることは理解されよ う。通常、固定小数点数を処理するために必要なハードウエアの方が安価なため 、固定小数点表記が好ましい。 ビーム形成行列は、アジマスにおける特定方向において形成された指向性ビー ムに各々が対応する、出力信号の集合を算出する。各サンプリング時点t(i) 毎に計算されるビームの数は、典型的に、アンテナ列の数に等しく、ビーム形成 行列が、入力値の1行と複素ビーム形成係数の正方行列との乗算に対応するよう にしている。数値ビーム形成(numerical beamforming)およびそのための効率的 な方法については、"Efficient Apparatus For Simultaneous Modulation and D igital Beamforming For an Antenna Array"(同時変調のための効率的な装置お よびアンテナ・アレイのためのディジタル・ビーム形成)と題する米国特許出願 第08/568,664号に記載されている。その内容は、この言及によりその 全体が本願にも含まれるものとする。 ビーム形成行列によって、あるビーム方向に対応する特定方向から到達した信 号を、他の方向から到達した信号に対して強調する。ビーム形成器は、あらゆる 方向(ensemble of directions)をカバーするビームを計算するので、全ての信号 はいずれかのビームにおいて強調される。以下で論ずるが、ビーム形成器は必ず しも同時に全ての信号についてビームを計算する訳ではなく、各移動機信号につ いて個々にビーム方向の微調整を行うことが好ましい。 連続時点t1,t2,...t128について計算されたビーム方向1に関す るビーム信号は、ビーム1に対応する高速ウォルシュ−アダマール変換(FWT )プロセッサ71への128複素値入力ベクトルを形成し、連続サンプリング時 点t1....t128について計算されたビーム128についての信号集合は 、同様にビームNに対応するFWTプロセッサ71への入力ベクトルを形成する 。他の全ビームについてもFWT処理を行い、128xNの二次元変換結果のア レイが生成される。この変換の第1次元はアンテナ・エレメント/ビーム−空間 であり、第2次元は時間/コード−空間である。本出願人に付与された米国特許 第5,357,454号に記載されているように、各FWTプロセッサは、12 8個の入力値を128個の出力値に変換し、完全に並列なロジックを用いて構築 し、非常に高速な処理を行うことができる。この特許の内容は、この言及により 本願にも含まれるものとする。 図3において、簡略化のために、特定の移動機信号に割り当てられたアクセス ・コードを用いた、128入力値の集合をディスクランブルする処理は、FWT プロセッサ71内部の最初の処理として含まれるものと仮定する。このステップ は、 図1の対応するスクランブラ14によって実行されたステップの逆を行う(undo) 。最初に、移動送信機に割り当てられたアクセス・コードの内、基地局によって 受信された最も強い信号によって以前に識別されたものを選択する。その送信機 によって送信されたシンボルは、N個のビームに関連するFWTプロセッサ71 の1つからの128個のFWTプロセッサの出力の対応する1つで、最も大きい ものとなる。問題のビームは、1つのシンボルと次のシンボルとの間で急速に変 化せず、典型的に1ミリ秒の端数の期間である。何故なら、移動送信機は、その ような大きな角速度でアンテナ・アレイの周囲を循環しないからである。したが って、送信シンボルを識別するために用いるビームは、以前の結果から予測する ことができ、送信シンボルの識別後に、他のビームにおける同一シンボル・ビン 内の値を検査し、信号が他の方向−ビン内で成長しているか否かについて判定す ることができる。時点によっては、移動送信機が移動中の場合、他のビーム/方 向−ビンの方が大きくなり、その移動機をデコードするビームが変化することに なる。中間段階では、移動機が2つのビームに跨がり、2つの隣接する128出 力の集合から同様の結果を生成する場合、128出力の2集合の加重和を用いて 、シンボルをデコードしてもよい。 シンボルのデコードは、上述の和、即ち、単一ビームの128個のFWTプロ セッサ出力の128個の値の内最大のもののインデックスを識別することから成 る。これは、米国特許第5,187,675号に記載されているように、完全な 並列ロジックを用いると、非常に素早く行うことができる。この特許の内容は、 この言及によりその全体が本願にも含まれるものとする。最大値のインデックス を識別したなら、デコード処理に用いるビーム(または、2つ以上が加算される 場合には、複数のビーム)に対する128値アレイ内において、その値をゼロに セットする。こうして、空間/コード・プロセッサによって計算された128x 8個の空間/コード・ドメイン値の中から、1つの値(または恐らくは2つ)を ゼロにセットする。次に、図3を逆に用いて、残りの値を逆変換する。即ち、値 の列に対して逆FWTを実行し、同一のアクセス・コードを用いて再度スクラン ブルし、更に値の行にビーム形成行列の逆行列を乗算し、一旦空間/時間ドメイ ンにおいて128xN個の値を得る。 デコードした信号が含まれていたビームは予め予測されていたので、ビーム形 成行列70は全てのビームについてビーム信号を計算する必要はなく、受信され る信号が最も強いと予測されたビーム、および恐らくはそのいずれかの側に位置 するビームについてのみ計算し、送信機の移動のために隣接するビームに交差す る信号を監視するようにすればよいことが認められよう。FWTプロセッサ71 は、計算されないビーム信号について実行する必要はない。しかしながら、ビー ム形成プロセス70の逆を実行可能とするためには、計算する出力値の数は、入 力値の数と等しくなければならない。即ち、ビーム形成行列は正方であり、した がって情報の損失がないものでなければならない。しかしながら、行列の逆が存 在し続け、必要なビームに対応する行が正しいビーム形成係数を含むのであれば 、計算されないビームに対応する行に多くのゼロを含む行列を用いることによっ て、行列の乗算を簡略化することも可能である。完全に異なる行列および逆は、 各信号方向について予め計算し格納しておく必要があるので、単一の行列を用い ることによって、不要なビームを計算する無駄な手間をかけない方が得策である 場合もある。信号をデコードするために対応するビームが必要でない場合でも、 尚不要なFWTをセーブしておく。 ここで、異なる移動送信機から受信した信号は、必ずしも正確に整合された1 28サンプル・シンボル期間を有する訳ではない。更に、A/D変換器316内 で行われる信号のサンプリングは、各シンボルの中央即ち最適サンプリング点と 必ずしも同期する訳ではない。実際、いずれの特定の移動送信機からの信号も、 受信時には、マルチパス伝搬として知られる現象によるタイム・スミア(time-sm ear)を伴う場合があり、そのために、高い建物、山腹等からの信号の反射が、異 なる遅延と共に受信され、多くの異なるサンプル期間だけ遅延する可能性がある 。信号のそれぞれの遅延を「レイ(ray)」と呼ぶ。サンプル・タイミングの不整 合によって、サンプリングが2つのコード・チップの間で行われると、これによ ってもレイ分割(ray-splitting)が発生し、正しいサンプリング点を跨ぐ2つの チップ・シフトに対して相関が観察される。前述の参考文献は、これらの影響全 てにいかにして対処するかについて説明している。時間がずれた128サンプル ・ベクトルについてもFWTを計算することにより、特定のエコーの遅延を考 慮する。各シフトに対するFWTベクトルを、各経路の位相シフトおよび減衰を 考慮した複素重み(complex weight)と共に加算し、デコード処理のための結合信 号を得る。複素加重加算を用いて結合のために選択されたチップ・シフトのこと を、「レーク・タップ(RAKE tap)」と呼び、その係数を「レーク係数(RAKE coef ficient)」と呼ぶ。FWTの複素加重との結合は、レーク係数を制限し、2の累 乗の逆(inverse power of two)である実部および虚部からなるようにすることに よって、簡略化することができる。これは、正確な複素加重値を用いる場合と比 較すると、損失を伴うが、許容可能である。2の累乗の逆との乗算は、ビット・ シリアルに表された二進値を時間遅延させることによって、簡単に実施できる。 これについては、本出願人に付与された、"Rake Receiver with Quantized Coef ficients"(量子化係数によるレーク受信機)と題する米国特許第5,305, 349号に記載されている。その内容は、この言及によりその全体が本願にも含 まれるものとする。 図4は、異なるチップ・シフト(レーク・タップ)に対して二次元変換を実行 するための構成、およびいかにして不要のFWTを省略し得るかについて示すも のである。入力バッファ72は、各アンテナ・チャネル31からのA/D変換さ れたサンプル・ストリームを受信し、各チャネル毎にサンプルを128+L個の 格納位置にクロックによって送出する。余分な「L」個の位置は、最も早いウォ ルシュ・コードに対する、最も遅く受信されるウォルシュ・コードの128チッ プのタイミング整合間で、予想されるタイミング拡散量に対応し、チップ期間単 位で表したものである。拡散は、基地局から異なる距離に位置する2つの異なる 移動送信機間、または異なる距離の経路を伝搬した2つの異なるレイ間のいずれ かである。Nアンテナ・チャネルからの128+L個のバッファ・サンプル値の 対応するものを、N−入力、N−出力ビーム形成行列に接続し、変換してN個の ビーム値を生成する。特定の信号の特定のレイが位置すると予想されるビームか ら出力された128+L個の値から、128−チップ・ウォルシュ・コードに対 する特定のタイミング整合に対応するものを選択する。特定のレイのビームおよ びタイミングの予測は、チャネル・トラッカ(channel tracker)73によって行 われ、公称到達方向(nominal direction of arrival)のいずれかの側のビーム方 向に 対する最大相関の値、および公称到達予想時刻のいずれかの側、即ち、1チップ 早い側および1チップ遅い側の時間シフトとの相関の値を追跡する。また、チャ ネル・トラッカ73は、隣接する2つのウォルシュ−アダマール・シンボル期間 から平均化した、最大相関の平均複素値も追跡する。これは、異なるレイを結合 するためのレーク係数加重を生成する。特定の信号のレイに対して各FWTから 出力される128点ウォルシュスペクトルに、チャネル・トラッカ73が生成し た予期値の複素共役による加重を行い、更に同一信号に対する他の全てのレイに 対する128点加重ベクトルとの加算を行う。各レイはそれ自体のタイミングを 有し、同一信号の他のレイとは異なるビーム内に位置する場合がある。したがっ て、レーク結合は、南から受信した直接レイに対するウォルシュ相関の集合を、 例えば、大きな建物または山腹からの信号反射である、後に北から受信したL個 のチップの別の集合と結合することができる。チャネル・トラッカは、どの到達 方向と結合した到達時刻のどれが、最大のエネルギを含むかについて判定を行い 、例えば、前述の量子化係数を有する本発明のレーク・コンバイナを用いて、こ れらの信号を結合する。結合信号は、複素共役加重のために、得られる値は実平 面内に回転しており、したがって128個の結果の実部の最大値を、最大探索回 路74によって判定する。図4では、ブロック74は、チャネル・トラッカ73 が供給する重み係数を用いた、全てのレイに対する128−ウォルシュ・スペク トルの累積も含む。最大値が見出されたなら、その値をチャネル・トラッカに戻 し、次のシンボル期間に対して係数の時間を更新する。また、チャネル・トラッ カは、そのレイを次回も使用すべきか、あるいは他のレイの方が大きくなってい るか否かについて判定を行う。暗示的に、図4の回路は、現在重要ではなく、し たがって加重和には寄与しない到達時刻および到達方向についてもFWTを計算 する。しかしながら、これらを計算しておき、その内の1つが成長して、以前に 和に寄与したものよりも大きくなるとき、または大きくなったか否かについて判 定する。大きくなった時点で、最大のものが小さいものに置き代わる。 図4は、バッファ・サンプルL+1ないし128+Lによって表されるレーク ・タップ即ち到達時刻、つまり、可能な限り最も遅い到達時刻を選択するための 接続を示す。128+L個の到達時間全てがビーム形成行列に接続されたものと し て示されているが、使用しない到達時間、即ち、サンプル1ないしLに対するビ ーム形成行列を省略することが可能である。ビーム形成器L+1ないし128+ Lからの出力のみにFWTを施す。この場合、到達時刻L+1のレイは、方向「 k」から受信されることが予想されるので、ビーム形成器L+1ないし128+ Lからの出力「k」のみを128入力FWT71に接続し、128点ウォルシュ ・スペクトル出力を生成する。これは、チャネル・トラッカ73からの重み係数 を用いて、ブロック74内の128個のビン内に、他の全ての有意のレイに対す るウォルシュ・スペクトルと共に蓄積される。全てのレイを処理し終えたなら、 ブロック74は最大蓄積値を判定し、そのインデックスをデコード・シンボルと して出力し、その値をチャネル・トラッカに戻す。次に、各レイに対応する一連 の2−次元変換を繰り返し、蓄積されたFWT値を再生し、各FWTを再生した 後、デコード・シンボル・インデックスに対応する値をゼロにセットし、残余値 に逆FWTを実行する。次に、ビーム形成行列の逆を適用し、修正値を入力バッ ファ72に再度戻す。デコードしたばかりの信号を、全ての有意なレイ(各々到 達方向および到達時間によって規定される)に対するバッファ値から除去した後 、その信号はピクチャから消失しており、したがってその後にデコードされる信 号と干渉しない。 先に本願にも含まれるものとした引用において、バレル・シフタ(barrel shif ter)の使用によって、特定の到達時間に対応して入力バッファ72から128個 のサンプルを選択する好適な方法が開示されている。バレル・シフタとは、12 8+L個の選択可能なタップの集合内において、128個のタップの集合を上下 にシフトする効率的な方法のことである。0ないしL間の所望のシフト「j」は 、一例として最大値Lが15の場合、二進整数として、 j0+2・j1+4/j2+8・j3 で表される。 バレル・シフタの第1段は、二進桁j3の値が0か1かに応じて、サンプル値 1ないし135または9ないし143のいずれかから成るように、135個のタ ップを選択する。135個の選択値から、更にj2の値が0か1かに応じて、既 に選択されている値1ないし131または5ないし135のいずれかとなるよう に、131個の値を選択する。次いで、これら131個の値から、j1に応じて 、既に選択されている値1ないし129または3ないし131のいずれかとなる ように、129個の値を更に選択する。最後に、j0は、既に選択されている数 値1ないし128または2ないし129が選択されているか否かについて判定を 行う。この手法の利点は、切り替え位置の全数が、128個のL−極スイッチに 対する128Lと比較して、約2*128log2(L)個となり、L=15の複 雑度の場合約2:1の減少となり、Lの値が大きくなる程節約も多くなることに ある。 以上、第1信号をどのようにしてデコードし減算するかについて説明した。各 繰り返しの後、特定の移動機に対して1つのシンボルがデコードされ、次いで2 番目に最も強い移動機信号のアクセス・コードに変更し、新たな繰り返しを実行 する。各信号をデコードした後、当該シンボルを示す最大値をセーブする。その 複素値は、当該信号の位相および振幅の尺度であり、先に本願にも含まれるもの とした参考文献に記載されているように、チャネル・トラッカにおいて平均を取 り、信号位相がどの平面に位置するのかについて判定を行い、こうして当該シン ボルのコヒーレントな検出を行うことを可能にする。追跡値の大きさは、次の1 28サンプル・シンボル間隔について信号強度順を予測し、異なる信号に対する 異なるフェーディングを考慮するための処理の順序の再適応化を行うために用い ることができ、信号強度が減少する順にデコード処理を維持することが可能とな る。 全てのレーク・タップを結合した後に識別された最大FWT成分のインデック スは、信号減算サイクル上においてゼロにセットすべきFWT成分のインデック スを与える。図3および4の機械は、したがって、以下の少なくとも2つの別個 のフェーズを備えることが好ましい。 検出フェーズ:過去の履歴からチャネル・トラッカによって予測されたレイの 到達時間および到達方向についてFWTを算出し、有意なエネルギを含ませ、チ ャネル・トラッカが供給する重み係数を用いて、128個のビンにFWTを蓄積 する。次いで、最大蓄積値のインデックスを判定する。 減算フェーズ:前述と同一のFWTをレイ強度の降順で再度算出し、残余値の 二次元変換を行う前に、前述のインデックスを有する各々の成分をゼロにセット し、最低から2番目のレイ強度のレイに対する次の二次元変換を行うための修正 値を得る。 加えて、「探索フェーズ」とも称し得る第3フェーズを備える。 探索フェーズ:検出および減算フェーズでは用いられなかった少なくとも1つ の他の到達時刻および/または到達方向について、二次元変換を行い、今後検出 および減算に用いるべきレイの顕著な成長を検出する。 先に本願にも含まれるものとした参考文献には、「再直交化reorthogonalizat ion)」と称する第4フェーズが望ましい場合があることも教示されている。この 第4フェーズでは、検出、減算および探索フェーズを通じて他の信号を処理した 後に、以前の信号−アクセス・コードを再利用し、既に決定されているインデッ クスを用いて、以前の信号に対して新たな減算フェーズを実行する。言い換える と、現シンボルのインデックスは既にわかっているので、検出フェーズを省略す る。再直交化フェーズの目的は、他の信号の存在に起因する減算量内の誤りによ る、以前の信号減算フェーズから残っている、見逃し誤りを低減することである 。これらの誤りは、他の信号の強度に比例するが、最初の信号と相関付けられて いる。誤りの原因となる他の信号を除去し、したがってそれを元通りにした後、 FWTを用いて新たな相関を行うことによって、誤りを検出することができる。 次に、新たな減算フェーズによって誤りを除去する。 これより、ビーム形成演算の好適な形式化について説明する。レイ強度Sのア レイ上に入射した信号から、以下の式のアンテナ列信号23のベクトルが得ら れる。 ここで、は、複素値a(i)の列ベクトルである。 列信号のsに対する帰属度およびアンテナ・チャネル利得係数a(i)に対す る帰属度は、いくらか任意であるので、以下のように、a1...a(n)の値 を正規化するように選択する。その理由は明らかとなろう。 |a1|2+|a2|2......+|a(n)|2=1 各エレメントからのエネルギを最適に結台し、Sの信号源に向けて最大の指向 性を得るビームを生成するためには、結合重み係数は、a(i)の複素共役に等 しくすべきである。即ち、結合信号は、以下のようにすべきである。 ここで、*は、複素共役を意味し、#は複素転置を意味する。 しかし、# =|a1|2+|a2|2......+|a(n)|2である。 これは、前述において1に等しくセットした。したがって、結果は単にsとなり 、sは、アレイによって傍受される全信号エネルギと同等とし得ることを示す。 ビーム形成行列Bは、したがって、Sを受信するために必要なビームに対して 、# に等しい行を含まなければならない。これまでのところ、Bの他の行は定 義されていないが、Sのビーム内の成分をゼロにセットし、Bの逆を乗算した後 、信号Sは全てのアンテナ・エレメント値から消失していなければならないとい う追加要件を加えた後直ちにそのようになる。 したがって、受信信号のベクトルにビーム形成行列Bを乗算すると、次の式 が得られる。 ここで、「s」は、所望の信号レイであり、s1,s2は他の信号またはその混 合に対応する。 Sに対応する出力をゼロにセットすることは、次のベクトルを結果から減算す ることと同一である。 Bの逆を乗算した後、以下の式が得られる。 B-1・((B・)−)=−B-1 これは、B-1が全てのアンテナ・エレメントにおいてSの成分を打ち消す場 合、ゼロに等しくなければならない。 したがって、以下のようになる。 この式は、信号Sのビームに対応するB-1の列は、係数a(i)のベクトルに 等しいことを示す。 逆の定義によるNxN単位行列のためB・B-1=Iであるので、Bの行=(a 1*,a2*,a3*....a(n)*)、Bの列が|a1|2+|a1|2... ...+|a(n)|2=1とし、対角線上に「1」を与えると、これは一定と なるが、Bの他の行に逆の同一列を乗算したものはゼロを与えなければならない 。何故なら、単位行列Iの対角線以外のエレメントはゼロだからである。Bの他 の全ての行は、したがって、a(i)値によって形成されるB-1の列に対して直 交でなければならない。Bの他のいずれかの行を(r1,R2....r(n) )で示すと、以下の式が得られなければならない。 r1.a1+r2.a2+r3.a3.....+r(n).a(n)=0ま た、任意に、r12+r22+R(n)2=1を要件とすることも可能である。1 つの行が所与のベクトルに等しく、他の全ての行がそれに直交し、いずれかの行 のモジュロの二乗(mohuli squared)の和が1が等しくなるように構築された行列 を正規直交行列と呼び、グラム−シュミット正規直交化(gram-Schmidt orthonor malization)の公知のプロセスによって構築することができる。値を他の行に割 り当てる際に、ある程度の自由度があり、必要であれば、行列内のゼロの全数を 最大にするように、これを行うことができる。これは先に示した通りである。 したがって、1つの行を、N個のアンテナ・エレメント列における受信信号の 利得および位相の共役に等しくセットし、他のN−1行をグラム・シュミット正 規直交化によって構築することにより、ビーム形成行列の構築が可能であること が示された。 バトラ行列またはその数値対応物である離散フーリエ変換を用いて、ビーム形 成器の他の形式を作ってもよい。円筒21の周囲に規則的に配置されたN個のア ンテナ・エレメント列20からの信号の集合をバトラ行列80に接続する。バト ラ行列80は、N個の変換信号出力を生成し、正規直交特性を有するNxN離散 フーリエ変換行列によって、N個の入力信号に関係付ける。信号が、徐々に変化 しつつある方向THETAからアレイに衝突する場合、エレメントにおいて受信 される信号パターンは、アレイ周囲で徐々に移動し、エレメント1つだけシフト した、THETAの値2Pi/Nだけ早いパターンと同一となる。バトラ行列変 換値は、その振幅がTHETAの初期値、同様にTHETA−2Pi/Nにおけ る値と等しくなるが、一方変換値の位相シフトは、2Pi/Nの倍数だけ変化す る。実際、変換値の振幅はTHETAの全ての値に対してほぼ同一であり、位相 のみがTHETAの倍数だけ変化する。したがって、エレメント信号の所望の加 重は、一定の振幅整形によって、十分な精度に与えることができる。一定の振幅 整形は、振幅整形ユニット81において異なる利得または減衰係数c1,c2.. ..c(n)を適用することによって行う。振幅整形ユニット81は、必要であれ ば、変換成分1ないしNに対して、固定の位相変化を挿入することも可能であり 、一 方フェージング・ユニット(phasing unit)82は、各変換および振幅整形値の位 相を、到達角度THETAの方向の倍数だけ変化させる。 最後に、2Pi/Nの倍数だけ離間されたN個のビームに必要な位相を同時に 与えるようにフェージング・ユニット82を選択した場合、フェージング・ユニ ット82は逆バトラ行列(または、数値ドメインにおいては、逆フーリエ変換) となる。 図5には、入力バッファがバトラ行列ユニット80および振幅整形器81の出 力に転送されていることが示されている。これが可能なのは、バトラ行列ユニッ ト80および振幅整形器81によって実行される機能は、到達方向にも到達時刻 にも依存せず、サンプル毎に行うことができ、その結果はバッファ72内に保持 することができるからである。次に、前述のバリア・シフタ(図示せず)がN個 のバッファの各々の128+L箇所の位置から128箇所を選択し、128個の フェージング・ユニット82へのN個の入力を形成し、特定の到達時刻および到 達方向を有するレイに対するビーム形成が完了する。振幅整形ユニット81また はバトラ行列80によって入力バッファ72を逆変換する必要がないのであれば 、信号検出および減算の後、残余信号のみを逆変換すればよい。 図4に示す入力バッファに入力する前に、バトラ行列80および振幅整形器8 1の固定変形を行うことの利点は、ビーム形成ユニット70が単にフェージング ・ユニット82となり、信号の位相を結合する前にそれを変更するだけで済み、 振幅に加重を行わなくてもよいことにある。フェージング・ユニット82は、高 速フーリエ変換(FFT)を用いると、更に効率的に実施することができる。F FTは、開始角度THETAから2Pi/Nの間隔でビームを生成し、以下の係 数によって与えられる入力値に固定位相傾斜を適用することによって実施する。 1,EXP(THETA),EXP(2・THETA),EXP(3・THE TA)..... ここで、THETAは0とPi/Nとの間、または−Pi/Nと+Pi/Nとの 間である。この場合のTHETAは、2Pi/N未満の精度の微細な到達方向分 解能を表し、一方FFTはビームを2Pi/Nの刻みで分解する。 図5を図4と組み合わせると、数値の二次元アレイの一方の次元において動作 するカスケード状のFFTプロセッサが示される。FWTプロセッサは第2の次 元で動作する。FWTおよびFFTは双方とも、ウォルシュ−フーリエ変換の系 列であり、「ツイドリング(twiddling):いじくり回す」として知られる工程の 適用においてのみ相違する。高速ウォルシュ・フーリエ変換には、和および差を 計算する「バタフライ」と呼ばれる値の対を結合する段、および「ツイドリング 」と呼ばれる、固定量だけ複素和および差の位相を回転させる段が散在する。純 粋なフーリエ変換は、連続する2つバタフライ段毎にその間にツイドリングを有 し、一方純粋な高速ウォルシュ変換はツイドリング段を有していない。混成ウォ ルシュ−フーリエ変換は、いくつかのツイドリング段を有する。二次元フーリエ 変換は、一例であり、ツイドリング段を1つ省略したものである。数値の三次元 アレイ上のフーリエ変換は、1つの大きなベクトル内に配列された全数値上で動 作する1Dフーリエ変換と同様に構成されるが、2つのツイドリング段等を省略 する。即ち、M次元フーリエ変換を行う際に、M−1個のツイドリング段が省略 される。図5のフェージング・ユニット82および図4のFWTプロセッサ71 では、単一べクトル内に配列された128xN個の値全ての大きな一次元変換を 用いることによって、非常に効率的に結合変換を行うことができ、128点FW T部分に対応する6つのツイドリング段が省略される。これは、各次元毎に2つ のデータ値を有する七次元フーリエ変換と同等であり、更に、FWT部分によっ て、FFTの二次元カスケードに対応する1つのツイドリング段が省略される。 一例をあげることにより、これは一層明確となろう。高速ウォルシュ−フーリ エ変換は、データ・アレイ全体が2の累乗に等しい数の値から成る場合に、最も 効率的に構築することができる。したがって、ビーム数Nを2の累乗となるよう に、例えば、32に選択すれば、サイズ128のFWT部分は既に2の累乗であ るので、データ値の総数は32x128即ち4096となる。これは212である 。 212FFTは通常12のバタフライ段、およびそれらの間の11のツイドリング 段から成る。しかしながら、本願では、必要な変換は、以下のサイズの値の八次 元アレイの八次元変換である。 32x2x2x2x2x2x2x2=合計で4096個の値 したがって、ツイドリング段の数は8−1=7に削減され、11の内4つが残 るだけとなる。これは4096点FWTで対処可能である。残りの4つは、32 点FFT部分の最初の5つのバタフライ段間に位置するものに対応する。 したがって、ツイドリング段を適宜削除するようにプログラムされた、一般化 された単一次元高速ウォルシュ−フーリエ変換を用いて、一方のデータ平面内の FFTビーム形成器82の、第2データ平面内のFWTデコーダ71とのカスケ ード化が可能であることをこれまでに示した。このようなデバイスを十分に、効 率的に、かつ経済的に構築すれば、使用しないFWTまたはビームの計算を省略 することには関心がなくなり、あらゆるレイ毎に集合全体を計算することを一層 簡素化することが可能となる。 更に別の変形として、各レイ毎に独立して図5におけるTHETAの値をカス タム化することによって形成される、レイに対する正確なビーム方向は、高精度 の信号減算を得る際にのみ関係するに過ぎないことを注記しておく。検出フェー ズにおける高精度信号検出は、THETA−0を用いるビームの集合のみを計算 することによって行うことができ、その場合、2つのビームの中間の到着方向を 偶然に有する特定の信号が、これら2つの隣接するビームにおいて出現し、2つ のレイとして現れる。しかしながら、チャネル・トラッカ73が2つの隣接する ビームに対して適切な係数を供給する限り、正確な検出が得られる。とは言え、 減算フェーズは、THETAの正確な値を用い、計算したビームの1つのみに信 号が現れ、それ以外では削除されるようにすることが好ましい。必要とされるT HETAの値は、検出に用いた2つの隣接するビームに対するレーク係数から、 チャネル・トラッカによって判定することができる。 更に別の変形では、変換成分をゼロにセットする代わりに、検出したばかりの シンボル値に対するチャネル・トラッカを更新して次の値を予測した後に、逆変 換を行う前に変換成分から更新した予測値を減算する。 各変形毎に全ての利点および欠点(pros and cons)について詳細な分析を行う のは、本願の範囲を超えるものである。変形の選択は、特定の実施の正確なパラ メータ、例えば、アンテナ列の数、ウォルシュ−アダマール・コードワードのサ イズ、信号帯域幅、トラフィック容量、および計算の実施がプログラマブル信号 プロセッサ、ハードワイヤ・ロジックまたは特定用途集積回路(ASIC)のど れによって行われるのかによって異なり、その能力は、シリコン集積技術におけ る急速な発展により増々向上しつつある。 当業者によって可能な、信号(またはコード)空間および空間次元(またはア ンテナ・ビーム空間)双方における本発明の信号減算復調原理を組み込んだ変形 は全て、以下の請求の範囲に記載されている本発明の範囲および精神に該当する ものと見なすこととする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数の移動局と改良された基地局とを備え、前記移動局からの信号を受信し 、そこから送信された情報担持信号をデコードする通信システムであって、 支持構造周囲に配置されたアンテナ・エレメントを備え、前記複数の移動局か ら送信される信号を受信し、各アンテナ・エレメントから出力信号を発生するア ンテナ手段と、 前記アンテナ・エレメントの各々からの信号を増幅し、濾波し、かつ変換して 、処理のために対応する数の変換信号とする変換手段と、 前記変換信号の多数のサンプルを一時的に記憶する記憶手段と、 前記記憶したサンプルを繰り返し連続的に処理し、再処理することにより、前 記移動局の各々からの前記情報を順番にデコードする処理手段であって、該処理 手段が行う前記処理は、前記記憶したサンプルから、前記移動局の1つが送信し た情報シンボルを識別することにより、前記情報担持信号をデコードし、前記記 憶したサンプルからの前記識別した情報シンボルに応じて値を減算することによ り、デコードしたばかりの信号と以降の繰り返しにおいてデコードされる信号と の間の干渉を低減する処理手段と、 から成る通信システム。 2.請求項1記載の通信システムにおいて、前記移動局の内、少なくともいくつ かが、同時に同一無線周波数チャネルを用いて前記情報を送信する通信システム 。 3.請求項1記載の通信システムにおいて、前記移動局の内少なくともいくつか が、符号分割多元接続信号を送信する通信システム。 4.請求項1記載の通信システムにおいて、前記処理手段が、更に、 それぞれのアンテナ・エレメントから変換され、記憶された前記サンプルの内 対応するものを結合し、前記移動局の特定の1つが位置する特定の方向から受信 した信号を強める手段を備える通信システム。 5.請求項1記載の通信システムにおいて、前記連続的にデコードされた信号が 、受信信号強度の降順で選択される通信システム。 6.請求項4記載の通信システムにおいて、前記結合する手段は、複素ビーム形 成係数の集合を重みとして用いて、前記結合値の加重和を計算する通信システム 。 7.請求項6記載の通信システムにおいて、前記ビーム形成係数は、各繰り返し 毎に、当該繰り返しにおいてデコードされる信号を強めるように構成される通信 システム。 8.請求項1記載の通信システムにおいて、前記処理手段が、 同一時点における各アンテナからの信号サンプルを前記変換手段によって変換 したものから成る前記記憶サンプルの群を結合し、対応する時点において、複数 の到達方向から受信した信号に対するビーム・サンプルを生成するビーム形成手 段を備える通信システム。 9.請求項8記載の通信システムであって、更に、 前記複数の到達方向の内同一方向から連続する時点に受信した前記ビーム・サ ンプルを処理し、前記移動局の1つから送信され、前記改良された基地局におい て前記到達方向から受信された、前記識別したシンボルを識別するCDMA逆拡 散手段を備える通信システム。 10.請求項9記載の通信システムにおいて、前記CDMA逆拡散手段が、ウォ ルシュ−アダマール変換を計算し、各々、許容アルファベット情報シンボルの1 つに対応する、多数のウォルシュ・スペクトル成分を得る通信システム。 11.請求項10記載の通信システムにおいて、前記識別されたシンボルは、前 記ウォルシュ・スペクトル成分の内最大のもの、および前記許容アルファベット ・ シンボルからの対応するシンボルを判定することによって識別する通信システム 。 12.請求項11記載の通信システムにおいて、前記最大のウォルシュ・スペク トル成分は、最大と判定された後、ゼロにセットされる通信システム。 13.請求項12記載の通信システムにおいて、前記ウォルシュ・スペクトルは 、前記最大成分をゼロにセットした後、逆ウォルシュ−アダマール変換され、修 正ビーム・サンプルを得る通信システム。 14.請求項13記載の通信システムにおいて、前記修正ビーム・サンプルは、 逆ビーム形成手段を用いて結合され、修正記憶サンプルを得て、以降の繰り返し を行う前に、前記記憶サンプルの元のものと置換し、異なる移動送信機からのシ ンボルをデコードする通信システム。 15.複数の移動局と、各々割り当てられたアクセス・コードの補助によって前 記移動局から送信される信号を受信し、前記送信においてエンコードされた許容 アルファベット・シンボルに属する情報シンボルをデコードする、改良された基 地局とから成る通信システムであって、 支持構造周囲に配置されたアンテナ・エレメントを備え、前記複数の移動局か ら送信される信号を受信し、各アンテナ・エレメントから出力信号を発生するア ンテナ手段と、 前記アンテナ・エレメントの各々からの信号を増幅し、濾波し、かつ変換して 、処理のために対応する数の変換信号とする変換手段と、 連続する時点において前記アンテナ・エレメントの各々から変換された前記信 号の多数のサンプルを一時的に記憶する記憶手段と、 前記移動局の第1のものに割り当てられた前記アクセス・コードの1つを用い て、前記記憶サンプルを処理し、変換サンプルの二次元アレイを生成する二次元 数値変換手段であって、前記変換サンプルは、前記第1移動局によって送信され た信号の前記基地局において可能な異なる到達方向に対応する前記二次元アレイ の一方の次元に沿って位置すると共に、変換サンプルは、許容アルファベット・ シンボル内の前記情報シンボルの異なるものとの相関に対応する、前記二次元ア レイの他方の次元に沿って位置する、二次元数値変換手段と、 から成る通信システム。 16.請求項15記載の通信システムにおいて、前記用いられるアクセス・コー ドとして、前記基地局において最大の信号強度で受信された移動局に割り当てら れたアクセス・コードを選択する通信システム。 17.請求項15記載の通信システムにおいて、前記情報シンボルの1つの前記 デコード処理は、前記変換サンプルの内最大のものを判定することにより、前記 許容アルファベット・シンボルに属する1つのシンボル、および前記情報シンボ ルがエンコードされた、前記信号の到達方向も識別する通信システム。 18.請求項15記載の通信システムにおいて、前記情報シンボルの1つの前記 デコード処理は、結合係数の集合を用いて前記到達方向次元に沿って隣接して位 置する前記変換サンプルを結合し、変換サンプルの前記二次元アレイの他方の次 元における各位置毎に結合値を生成することから成る通信システム。 19.請求項18記載の通信システムであって、更に、 前記結合値の内最大のものを判定し、これによって前記デコードされた情報シ ンボルを識別する通信システム。 20.請求項17記載の通信システムにおいて、前記シンボルを識別した後、前 記変換サンプルの内最大のものをゼロにセットする通信システム。 21.請求項20記載の通信システムであって、更に、1つのサンプルがゼロに セットされた前記変換サンプルを変換し、修正記憶サンプルを得て、前記記憶手 段に記憶する逆二次元変換手段を備える通信システム。 22.請求項21記載の通信システムであって、更に、 第2移動局に割り当てられたアクセス・コードと共に前記二次元変換手段を用 いて、前記修正記憶サンプルを処理することにより、前記第2移動局が送信した シンボルを識別する手段を備える通信システム。 23.請求項22記載の通信システムにおいて、前記第2移動局が送信したシン ボルを識別した後、対応する変換成分をゼロにセットし、次いで逆二次元変換を 実行し、更に修正した記憶サンプルを生成する通信システム。 24.請求項23記載の通信システムにおいて、前記更に修正した記憶サンプル を、連続的に選択したアクセス・コードを用いて繰り返し処理し、前記アクセス ・コードが割り当てられた移動局から送信されたシンボルを連続的に識別し、各 シンボルを識別した後に、変換成分をゼロにセットし、逆変換を行うことによっ て、前記記憶サンプルを更に修正する通信システム。 25.請求項24記載の通信システムにおいて、前記連続的に選択されたアクセ ス・コードは、連続的に信号強度の降順で、前記基地局において受信された移動 局に割り当てられる通信システム。 26.複数の移動局と、各々割り当てられたアクセス・コードの補助によって前 記移動局から送信される信号を受信し、前記送信においてエンコードされた許容 アルファベット・シンボルに属する情報シンボルをデコードする、改良された基 地局とから成る通信システムであって、 支持構造周囲に配置されたアンテナ・エレメントを備え、前記複数の移動局か ら送信される信号を受信し、各アンテナ・エレメントから出力信号を発生するア ンテナ手段と、 前記アンテナ・エレメントの各々からの信号を増幅し、濾波し、かつ変換して 、処理のために対応する数の変換信号とする変換手段と、 連続する時点において前記アンテナ・エレメントの各々から変換された前記信 号の多数のサンプルを一時的に記憶する記憶手段と、 前記移動局の第1のものに割り当てられた前記アクセス・コードの1つを用い て、前記記憶されたサンプルを処理し、変換サンプルの二次元アレイを生成する 二次元数値変換手段であって、前記変換サンプルは、前記第1移動局によって送 信された信号の、前記基地局において可能な異なる到達方向に対応する前記二次 元アレイの一方の次元に沿って位置すると共に、変換サンプルは、前記相関付け られたサンプルと前記情報シンボルとの間に指定された時間シフトを用いて、サ ンプルを許容アルファベット・シンボル内の前記情報シンボルの異なるものと相 関付けすることに対応する、前記二次元アレイの他方の次元に沿って位置する、 二次元数値変換手段と、 伝搬経路内の物体からの信号反射に起因する前記信号の遅延エコーに対応する 、前記第1移動局からの信号の遅延受信に対応する複数の前記時間シフトについ て、前記二次元変換を繰り返す手段と、 から成る通信システム。 27.請求項26記載の通信システムであって、更に、 有意の強度の前記エコーの各々の到達方向および対応する到達時刻を予測し、 前記二次元数値変換手段によって想定された前記可能な異なる到達方向、および 前記相関に用いるように指定された前記時間シフトをこれに適合させる手段を備 える通信システム。 28.請求項27記載の通信システムであって、更に、 重み係数の集合を用いて、前記予測方向および到達時刻に対応する変換成分を 結合し、前記許容アルファベット・シンボルにおいて、各シンボルとの相関に対 応する結合値の集合を得る結合手段を備える通信システム。 29.請求項28記載の通信システムにおいて、最大の大きさを有する前記結合 値の1つを判定し、これによって前記第1局が送信したシンボルを識別する通信 システム。 30.請求項29記載の通信システムであって、更に、 前記識別したシンボルに対応し、かつ前記予測方向および到達時刻に対応する 2つのゼロ二次元変換成分をセットし、前記シンボル、時間および方向対応成分 をゼロにセットした後、前記変換成分を逆変換し、修正した記憶サンプル値を得 る手段を備える通信システム。 31.請求項30記載の通信システムであって、更に、 連続的に選択したアクセス・コードを用いて前記修正記憶サンプルを繰り返し 再処理し、前記選択したアクセス・コードが割り当てられた前記移動局が送信す るシンボルを順に識別し、各繰り返しの後に、次の繰り返しにおける処理のため に、更に修正した記憶サンプルを発生する手段を備える通信システム。 32.請求項31記載の通信システムにおいて、前記アクセス・コードが割り当 てられた対応する移動局の受信信号強度の降順に、当該アクセス・コードを選択 される通信システム。 33.複数の移動局と改良された基地局とを備え、各々割り当てられたアクセス ・コードの補助により、前記送信においてエンコードされた、許容アルファベッ ト・シンボルに属する情報シンボルをデコードする通信システムにおいて、前記 移動局から送信された信号を受信する方法であって、 支持構造周囲に配置されたアンテナ・エレメントを有し、各アンテナ・エレメ ントから出力信号を発生するアンテナ手段において、前記複数の移動局から送信 された信号を受信するステップと、 前記アンテナ・エレメントの各々からの信号を増幅し、濾波し、変換し、処理 のために対応する数の変換信号とするステップと、 連続する時点において前記アンテナ・エレメントの各々から変換された前記信 号の多数のサンプルを一時的に記憶するステップと、 前記移動局の第1のものに割り当てられた前記アクセス・コードの1つを用い て、前記記憶されたサンプルを処理し、変換サンプルの二次元アレイを生成する ステップであって、前記変換サンプルは、前記第1移動局によって送信された信 号の、前記基地局において可能な異なる到達方向に対応する前記二次元アレイの 一方の次元に沿って位置すると共に、変換サンプルは、前記相関付けられたサン プルと前記情報シンボルとの間に指定された時間シフトを用いて、サンプルを許 容アルファベット・シンボル内の前記情報シンボルの異なるものと相関付けする ことに対応する、前記二次元アレイの他方の次元に沿って位置する、ステップと 、 伝搬経路内の物体からの信号反射に起因する前記信号の遅延エコーに対応する 、前記第1移動局からの信号の遅延受信に対応する複数の前記時間シフトについ て、前記二次元変換を繰り返すステップと、 から成る方法。 34.請求項33記載の方法であって、更に、 有意の強度の前記エコーの各々の到達方向および対応する到達時刻を予測し、 前記二次元数値変換手段によって想定された前記可能な異なる方向、および前記 相関に用いるように指定された前記時間シフトをこれに適合させるステップを含 む方法。 35.請求項34記載の方法であって、更に、 重み係数の集合を用いて、前記予測方向および到達時刻に対応する変換成分を 結合し、前記許容アルファベット・シンボルにおいて、各シンボルとの相関に対 応する結合値の集合を得るステップを含む方法。 36.請求項35記載の方法において、最大の大きさを有する前記結合値の1つ を判定し、これによって前記第1局が送信したシンボルを識別する方法。 37.請求項36記載の方法であって、更に、 前記識別したシンボルに対応し、かつ前記予測方向および到達時刻に対応する 2つのゼロ二次元変換成分をセットし、前記シンボル、時間および方向対応成分 をゼロにセットした後、前記変換成分を逆変換し、修正した記憶サンプル値を得 るステップを含む方法。 38.請求項37記載の方法であって、更に、 連続的に選択したアクセス・コードを用いて前記修正記憶サンプルを繰り返し 再処理し、前記選択したアクセス・コードが割り当てられた移動局が送信するシ ンボルを順に識別し、各繰り返しの後に、次の繰り返しにおける処理のために、 更に修正した記憶サンプルを発生するステップを含む方法。 39.請求項38記載の方法において、前記アクセス・コードが割り当てられた 対応する移動局の受信信号強度の降順に、当該アクセス・コードを選択する方法 。
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