JP2001501231A - ポリオールエステル燃料添加剤 - Google Patents

ポリオールエステル燃料添加剤

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ジョンストン・ジョン・イー
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エクソン リサーチ アンド エンジニアリング カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 ポリオールエステル燃料添加剤は、低減された吸気弁付着物及び燃焼室付着物を示す。そのエステルは、約1%〜約35%の未反応ヒドロキシル基を有し、ヒドロキシル数が約5〜約180であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリオールエステル燃料添加剤 技術分野 本発明は一般に、燃料用途のためのポリオールエステル添加剤に関し、より詳 しくは、吸気弁付着物("IVD")及び燃焼室付着物("CCD")の低減などのエンジン付 着物の低減を示すと共にクランクケース油などそれが接触する物質の摩耗及び摩 擦性能を改善する部分エステル化ポリオールエステルを含む燃料添加剤に関する 。この発明のポリオールエステル燃料添加剤は、ポリオールと分岐状酸、線状飽 和酸またはそれらの混合物との反応生成物由来の未反応ヒドロキシル基を有する 。 背景技術 内燃機関のための燃料の調合物は、ますます精巧かつ複雑になっている。基礎 モーター燃料は、弁表面及び燃焼室内の炭質付着物を低減させ、燃料インゼクタ オリフィス及び、燃料ポンプなどの他の燃料供給部品を保護し、錆止め及び抗残 留物の利点と多数の他の目的を提供することを目指した添加剤によって調整され る。 エステルは一般に、すぐれた熱及び酸化安定性の特性を有し、合成または部分 合成クランクケース潤滑剤に広く用いられている。当該技術は最近、エステルの 潜在役割が燃料添加剤として役立ち得ることを認めた。例えば、米国特許第5, 427,591号には、エンジン付着物を低減させるために燃料添加剤として特 定のヒドロキシル芳香族エステルを使用することが開示されている。米国特許第 5,211,721号には、エンジン付着物を制御し燃料の曇りを改善するために 燃料添加剤としてポ リアルキレンエステルを使用することが開示されている。米国特許第5,089, 028号は、ポリアルケニルスクシンイミド、オレフィン炭化水素重合体、エス テル及びポリエーテルの組合せを使用してエンジン吸気弁、ポート燃料インゼク タ、増熱器洗浄力並びに腐食抑制剤を提供することを教示する。 これらの燃料添加剤は、一つの添加剤目的を成し遂げることが他のエンジン性 能特性に好ましくない影響を与えるという点で、一般に一長一短がある。これは しばしば、全体的な強化性能を得るために多数の添加剤を使用することが必要に なる。例えば、米国特許第5,433,755号には、燃料洗剤の利点と錆止め特 性とを得るための多成分の添加剤が開示されている。先行技術はまた、高分子量 のエステルがシリンダ内の燃焼に耐え、それによって、シリンダ壁及びピストン リングに表面の潤滑剤利点を提供するために有効であることができ、他方、低分 子量のエステルが低減されたインゼクタ付着物などの洗浄力の利点を提供するこ とを教示する。米国特許第4,920,691号には、低分子量、すなわち、分子 量が200より小さい直鎖カルボン酸エステルと、高分子量、すなわち、分子量 が300〜1000の範囲の直鎖カルボン酸エステルとを組合せて洗浄力の利点 とシリンダ壁の潤滑との両方を得ることを教示する。燃料のコストを増加させる 他に、洗剤添加剤の量は、このような添加剤がクランクケース潤滑剤に及ぼす副 生成物の有害な効果のために、最小にされる必要があることがわかっている。例 えば、米国特許第5,044,478号を参照のこと。これらの添加剤の少量の副 生成物が、燃焼室内で分解時に、クランクケース潤滑剤になり、エンジン油の分 解に寄付する。本発明の燃料添加剤は、周知の添加剤と結びついた潤滑剤の欠点 のない改善されたIVD及びCCDを示す。反対に、本発明の調合 物は、クランクケース油の摩耗及び摩擦性能を改善する。 発明の開示 本発明者は、得られたエステルが未反応ヒドロキシル基を有するように、ポリ オール及び分岐状酸、線状飽和酸またはそれらの混合物から合成されたポリオー ルエステルを使用する独特の燃料添加剤を開発した。得られた燃料組成物は、吸 気弁付着物("IVD")及び燃焼室付着物("CCD")の高められた制御、両方の燃料管の 燃焼室及びピストン/シリンダアセンブリの低減された摩耗及び摩擦力を示す。 清浄添加剤に普通結びついたクランクケース潤滑剤の欠陥のない改善されたIVD 及びCCDが得られる。反対に、燃焼室に耐え得るこの発明の燃料添加剤は、クラ ンクケース油の摩耗及び摩擦性能を改善する。そのエステルは、一般式R(OH)n( Rが、約2〜20の炭素原子を有する脂肪族基、脂環式基、またはそれらの組合 せであり、nが少なくとも2であり、前記脂肪族基が分岐状または線状である) で表されるアルコールの反応生成物を含む。そのエステルは、ヒドロキシル数が 約5より大きく約180までであることを特徴とする。この発明で言及される燃 料は一般に、留出燃料を含み、一般に多量のガソリンを含む。エステル添加剤は 燃料の少量、約10〜約10,000wppmの範囲を占める。 図面の簡単な説明 図1は、いろいろな荷重、速度及び温度条件下の摩擦係数を示す。 図2は、いろいろな荷重、速度及び温度条件下の摩耗率データを示す。 発明を実施するための最良の形態 本発明の燃料組成物は、一般式R(OOCR')nによって表される化合物と以下の化 合物の少なくとも1つとを含むポリオールエステルを使用する: R(OOCR')n-1OH、 R(OOCR)n-2(OH)2、 R(OOCR')n-(i)(OH)(i) [式中、nが少なくとも2の値を有する整数であり、Rが、約2〜約20以上の炭 素原子を有する脂肪族基、脂環式基、またはそれらの組合せであり、前記脂肪族 基が分岐状または線状であり、R'が、炭素数が約C2〜C20の範囲である分岐状ま たは線状ヒドロカルビル基であり、(i)が0〜nの範囲の値を有する整数である] 。前もって取り除かなければ、ポリオールエステル組成物は、余分のR(OH)nも 含んでもよい。 エステルは好ましくは、ポリヒドロキシル化合物(すなわち、ポリオール)を 少なくとも一つの分岐状酸、線状飽和酸またはそれらの混合物と反応させること によって形成される。供給物質ポリオール及び酸の組成は、生成エステルの所望 の組成を提供するように調節される。 エステル化反応は好ましくは、触媒の有無にかかわらず、約140℃〜約25 0℃の範囲の温度、約30mm Hg〜760mm Hgの範囲の圧力で約0.1〜12時 間、好ましくは1〜8時間行われる。好ましい実施例において、反応器装置は、 好ましい最終組成物を提供するために酸を真空除去することができる。次に、生 成物は、それを例えばアルミナ、ゼオライト活性炭、または粘土などの固体と接 触させることによって接触工程ステップで処理されることができる。 アルコール 分岐状酸及び/または線状飽和酸との反応で利用されることができるアルコー ルとしては、一般式: R(OH)n (Rが、脂肪族基、脂環式基、またはそれらの組合せであり、前記脂肪族基が分 岐状または線状であり、nが少なくとも2である)で表されるポリヒドロキシル 化合物がある。ヒドロカルビル基は、約2〜約20以上の炭素原子を含有しても よく、好ましくはアルキル基である。ヒドロキシル基は、一つ以上の炭素原子に よって分離されていてもよい。 ポリヒドロキシル化合物は一般に、一つ以上のオキシエチレン基を含有しても よく、したがってポリエーテルポリオールなどの化合物を含んでもよい。 以下のアルコールが、本発明の実施においてポリオールとして特に有用である ;ネオペンチルグリコール、2,2-ジメタノールブタン、トリメチロールエタン 、トリメチロールブタン、モノ‐ペンタエリトリトール、工業銘柄ペンタエリト リトール、ジ-ペンタエリトリトール、トリ-ペンタエリトリトール、エチレング リコール、プロピレングリコール、ポリアルキレングリコール(例えば、ポリエ チレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,4-ブタンジオール、ソルビ トールなど、2-メチルプロパンジオール、ポリブチレングリコールなど、及び エチレングリコールとプロピレングリコールとのオリゴマー化混合物などのそれ らのブレンド)。最も好ましいアルコールは工業銘柄ペンタエリトリトール(例 えば、約88%のモノ−、10%のジ-及び1〜2%トリ−ペンタエリトリトー ル)、モノペンタエーリトリトール、ジ-ペンタエリトリトール、ネオペンチル グリコール及びトリメチロールプロパンである。 分岐状酸 分岐状酸は、好ましくは、炭素数が約C4〜C20の範囲、より好ましくは約C5〜C10 であるモノ‐カルボン酸(メチルまたはエチル分岐が好ましい)である。モノ -カルボン酸は、好ましくは、2,2-ジメチルプロピオン酸(ネオペンタン酸) 、ネオヘプタン酸、ネオオクタン酸、ネオノナン酸、イソヘキサン酸、ネオデカ ン酸、2-エチルヘキサン酸(2EH)、3,5,5-トリメチルヘキサン酸(TMH)、イソ ヘプタン酸、イソオクタン酸、イソノナン酸及びイソデカン酸からなる群から選 択される少なくとも一つの酸である。特に好ましい分岐状酸は、3,5,5-トリ メチルヘキサン酸である。本文に用いられた用語「ネオ」は、トリアルキル酢酸 、すなわち、アルファ炭素においてアルキル基で三重に置換されている酸を指す 。これらのアルキル基は、以下の一般構造に示されるようにCH3以上の大きさで ある。: [式中、R1、R2及びR3がCH3以上の大きさであり、水素に相当しない]。 3,5,5-トリメチルヘキサン酸は、以下の構造を有する: 分岐状オキソ酸 分岐状オキソ酸は、好ましくは、炭素数が約C5〜C10の範囲、より 好ましくは約C7〜C10の範囲であるモノ‐カルボンオキソ酸(メテル分岐が好ま しい)である。モノ‐カルボンオキソ酸は、イソペンタン酸、イソヘキサン酸、 イソヘプタン酸、イソオクタン酸、イソノナン酸及びイソデカン酸からなる群か ら選択される少なくとも1つの酸である。特に好ましい分岐状オキソ酸の一つは 、エクソンケミカルカンパニー製の 好ましい分岐状オキソ酸は、同様にエクソンケミカルカンパニー製の市 ン酸である。 用語「イソ」は、オキソ法によって作製された多数の異性体生成物を伝えよう とするものある。多数の異性体、好ましくは3つより多い異性体、最も好ましく は5つより多い異性体を含む分岐状オキソ酸を有することが望ましい。 分岐状オキソ酸は、市販のC4〜C9オレフィン画分をそれに対応する分岐状C5〜 C10アルデヒド含有オキソ化生成物にヒドロホルミル化することによるいわゆる 「オキソ」法で作り出されることができる。オキソ酸を形成するその方法におい て、アルデヒド中間体をオキソ化生成物から形成し、その後にオキソアルデヒド 生成物をオキソ酸に変換することが望ましい。 商業的にオキソ酸を作り出すために、ヒドロホルミル化方法は、オキソアルデ ヒドの形成を最大にするように調節される。これは温度、圧力、触媒濃度、及び /または反応時間を制御することによって達成されることができる。その後、脱 金属化未精製生成物が蒸留され、オキソアルデヒドからオキソアルコールを取り 去り、次いで以下の反応に従って酸化され、所望のオキソ酸を生じる。: RCHO+1/202→RCOOH (1) (Rが分岐状アルキル基である)。 あるいは、オキソ酸は、約93〜205℃の範囲の温度及び約0.1〜6.9 9Mpaの圧力で、酸形成触媒の存在下及び水素の非存在下で脱金属化未精製アル デヒド生成物を水と反応させ、それによって濃縮されたアルデヒドに富んだ生成 物を未精製酸生成物に変換し、未精製酸生成物を酸に富んだ生成物と酸の乏しい 生成物とに分離するこによって形成されることができる。 オレフィン供給流のコバルト接触ヒドロホルミル化からの分岐状オキソ酸の製 造は、好ましくは次のステップを含む: (a)アルデヒドに富んだ未精製反応生成物の形成を促進する反応条件下、ヒド ロホルミル化触媒の存在下で一酸化炭素と水素(すなわち、合成ガス)との反応 によってオレフィン供給流をヒドロホルミル化するステップと、 (b)アルデヒドに富んだ未精製反応生成物を脱金属化してヒドロホルミル化触 媒と本質的に触媒を含まないアルデヒドに富んだ未精製反応生成物とをそれから 回収するステップと、 (c)触媒を含まないアルデヒドに富んだ未精製反応生成物をアルデヒドに富ん だ濃縮生成物とアルデヒドの乏しい生成物とに分離するステップと、 (d)前記アルデヒドに富んだ濃縮生成物を(i)酸素(任意に触媒)または(ii)水 のどちらかと酸形成触媒の存在下及び水素の非存在下で反応させ、それによって 前記アルデヒドに富んだ濃縮生成物を未精製酸生成物に変換するステップと、 (e)前記未精製酸生成物を分岐状オキソ酸と酸の乏しい生成物とに分離するス テップ。 オレフィンの供給流は、好ましくは何れかのC4〜C9オレフィン、より好ましく は分岐状C7オレフィンである。更に、オレフィン供給流は、好ましくは分岐状オ レフィンであるが、全ての分岐状オキソ酸を生じることができる線状オレフィン もまた、ここで予想される。未精製ヒドロホルミル化生成物と(i)酸素(例えば 、空気)または(ii)水のどちらかとの酸形成触媒の存在下でのヒドロホルミル化 及び次の反応が、分岐 を生じることができる。分岐状オキソアルデヒドの変換によって形成された分岐 状オキソC5〜C10酸の各々は一般に、例えば、分岐状オキソ酸 ジメチルヘキサン酸と、19重量%の4,5−ジメチルヘキサン酸と、17重量 %の3,4-ジメチルヘキサン酸と、11重量%の5-メチルヘプタン酸と、5重 量%の4-メチル ヘプタン酸と、22重量%の混合メチル ヘプタン酸及びジメ チルヘキサン酸との混合物を含む。 オキソアルデヒドをオキソ酸に変換することができる当業者に周知の何れの種 類の触媒も、本発明によって予想される。好ましい酸形成触媒が、1994年6 月30日に出願された係属中の本願と同一の譲受人に譲渡された米国特許出願第 08/269,420号(ヴァーガスら)(その内容を本願明細書に引用したも のとする)に開示されている。酸形成触媒が担持金属または二元金属触媒である なら、好ましい。そのような触媒の一つは、アルミナまたはシリカアルミナ上に 担持された、触媒の全重量に対して約0.1重量%〜1.0重量%のリン含有量を 有する二元金属ニッケル‐モリブデン触媒である。別の触媒は、アルミナ担体 上に含浸されるモリブデン塩のための溶剤としてリン酸を用いることによって調 製されることができる。他のリンを含まない二元金属Ni/Mo触媒が、オキソアル デヒドをオキソ酸に変換するために用いられてもよい。 線状酸 好ましいモノ−及び/またはジカルボン線状酸は、炭素数が約C2〜C20、好ま しくはC2〜C10の範囲である何れかの線状飽和アルキルカルボン酸である。 線状飽和酸の例には、酢酸、プロピオン酸、n-ペンタン酸、n-ヘプタン酸、n- オクタン酸、n-ノナン酸及びn-デカン酸などがある。 高ヒドロキシルエステル 本発明で使用された「高ヒドロキシル」エステルは、アルコール中のヒドロキ シル基の全量に対して、約1%〜約35%の未反応ヒドロキシル基を有する。 ヒドロキシル基の変換の特性を決定するための普通の技術は、ヒドロキシル数 である。ヒドロキシル数を測定するための標準方法は、アメリカンオイルケミス ツソサイアティ(A.O.C.S.)、Cd 13-60によって詳述されている。本発明の エステルは、ヒドロキシル数が約5より大きく約180までの範囲であることを 特徴とする。本文に用いた用語「高ヒドロキシル」は、ヒドロキシル数が約5よ り大きいことを特徴とする部分エステル化エステルを指す。 燃料添加剤 この発明の高ヒドロキシルエステル生成物は、それだけでまたは洗剤 または分散剤、酸化防止剤、腐食抑制剤、流動点降下剤、色安定剤、キャリア流 体、溶剤などの他の燃料添加剤と併用して燃料添加剤として用いられることがで きる。前述の添加剤は多様な効果を提供することができ、本発明の高ヒドロキシ ルエステルがこのような添加剤によって補完されることができることを示すため にここに含まれる。この方法は、従来技術には周知である。 高ヒドロキシルエステルは、80°〜450°Fのガソリン沸点範囲で沸騰す る炭化水素として一般に同定される多種多様なモーター燃料への添加剤または混 合物として好適である。これは、直鎖または分岐鎖パラフィン、シクロパラフィ ン、オレフィン、酸素化物(MTBE、ETBE、TAMEなどを含む)、芳香族炭化水素、ア ルコール(メタノール及びエタノールを含む)、またはそれらの混合物などである 。本発明は、好ましくはガソリン添加剤(ガソリンは、ASTM D86蒸留法によっ て求めると約70〜135°Fの範囲の初留点及び約250〜450°Fの範囲 の終点を有する液体炭化水素または炭化水素酸素化物の混合物を含むものとして 一般的な意味で称される)として好適である。 以下の例は、本発明を実現する、留出燃料中の高ヒドロキシルエステルの特定 の調合物について記載する。 産業上の利用可能性 例1 本発明を具体的に説明するポリオールエステルは、次の方法で調製された。 4g)とを、少しの正の窒素流下でエステル化反応器に入れられた。混合物を、 220℃の最高温度に約3時間加熱し、その時間の間にH2Oの69ccをディーン ‐スタークトラップ内で採取した。この時に減圧 ッピングの後に、反応混合物を冷却し、試料を取り、ガスクロマトグラ が存在しないことを示した。生成物の合計525gが得られた。試料はヒドロキ シル数79を示した。 この発明の重要な実施例の1つは、内燃機関内のIVD及びCCDのその低減である 。2つの種類の台上試験並びに内燃機関の試験を利用して、吸気弁付着物と燃焼 室付着物とを求めて比較した。STRIDE(エンジン内の吸気付着物に関した代理試 験)及びTORID試験の両方は、燃料組成物が吸気弁付着物及び燃焼室付着物に及 ぼす効果をエミュレートする台上試験である。STRIDE試験は、米国特許第5,4 92,005号に詳細に記述されている。TORID試験は、エクソンリサーチアンド エンジニアリングカンパニーによって開発され、燃料添加剤が燃焼室付着物に及 ぼす効果をエミュレートするために用いられる。TORID試験は、試料(STRIDE試 験におけるように制御可能に加熱される)が、燃焼室条件をシミュレートするた めに制御されたフラッシュ火炎にかけられるので、STRIDE試験とは異なっている 。STRIDE試験の結果を用いて、燃料添加剤が吸気弁付着物に及ぼす効果を予想す ることができる。TORID試験を用いて、燃料添加剤が燃焼室付着物に及ぼす効果 を予想することができる。これらの台上試験データが確認され、従来の内燃機関 のエンジン試験によって得られた結果との相互関係が明らかにされた。 STRIDE試験において、試料燃料は0.3cm2ステンレス鋼ナブ表面に 10マイル/時間の速度で供給された。表面温度を約150℃〜約300℃に循 環させた。サイクル時間は約8分であった。試験の全時間は約4時間であった。 TORID試験において、約2.0mgの試料添加剤が、約225℃に維持されたナブ 上に置かれ、ヘキサンの量が供給されて約0.5秒の間隔で点火され、燃焼室火 炎をシミュレートする。試験の全時間は約1時間であった。 STRIDE及びTORID試験を用いて、IVD及びCCDエミュレーションデータが高ヒド ロキシル燃料添加剤といろいろな市販のエステル燃料添加剤とを有する多くの試 料について得られた。表1は、試験される試料の種類とTORID及びSTRIDE試験の 結果とについて説明する。STRIDE試験において、A〜Pの化合物を基礎燃料中で 500wppmで用いた。TORID試験において、添加剤は燃料の非存在下で評価され た。STRIDE試験については、基礎燃料より付着物が少ないと、吸気弁付着物(IV D)の低減が予測される。TORID試験は比較用であり、燃料添加剤が燃焼室付着物 を生じさせる傾向が予測される。 1.ハーコルーブFはハーキュリーズインクの商品名である。この市販のエス テル添加剤は、ヒドロキシル数が<5である。 2.プライオルーブ3970は、ユニキーマの商品名である。この市販のエス テル添加剤は、ヒドロキシル数が<5である。 3.パラバー9440は、エクソンケミカルカンパニー製のグリセロールオレ エートの混合物の商品名である。それはヒドロキシル数が223である。 表1に示す特定の化合物が、ガソリン(基礎燃料)に添加され、実際の内燃機 関試験にかけられた。表2及び表3は、基礎燃料に対してIVD及びCCDについての エンジン試験結果を示す。これらのデータは、基礎 燃料に対して示されるIVD及びCCDのパーセントの低減を明らかにする。 本発明の別の特徴は、作業表面の表面塗膜による燃料供給系統(燃料ポンプ及 び燃料噴射装置など)中及び燃焼室及びピストン/シリンダアセンブリ内の改善 された摩耗及び摩擦性能である。本発明の更に別の実施例は、燃料添加剤の量が エンジンのクランクケース潤滑剤に及ぶときに高ヒドロキシルエステル添加剤が クランクケース潤滑剤を劣化させないということである。反対に、本発明の高ヒ ドロキシルエステルは、燃焼室条件に耐えると共に、クランクケース内を通過す るときにクランクケース油の摩耗及び摩擦性能を改善する。 この発明の前述の実施例を実証するために、表2に記載したエンジン1の試験 の「使用済」エンジン油は、Falexブロックオンリング摩擦計を用いて試験され た。従来技術に周知のこの試験は、温度、速度及び荷 重の異なった条件下で2つの金属表面間の摩擦係数の測定により、広範囲の境界 及び混合潤滑条件の図表を作ることができる。荷重は、最低値(LL)110ポンド から最高値(HL)220ポンドまで、低速度(LS)105rpmから高速度(HS)420r pmまで変化する。摩擦係数データは、本発明の高ヒドロキシルエステル燃料添加 剤を用いない(基礎試験)ことを除き本質的に似た条件下で作動された、同じエ ンジンの油のデータと比較した図1に示す。Falexブロックオンリング摩擦計は 、試験中のブロックの摩耗率を測定するための特許権保護渦電流センサーも備え ている。図2は、「使用済」エンジン油の摩耗率を示し、高ヒドロキシルエステ ルを含有する燃料によるエンジン試験の油の場合の改善された性能を示す。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年4月10日(1998.4.10) 【補正内容】 請求の範囲 1.半量以上のガソリンと、 一般式R(OH)n(Rが、約2〜20の炭素原子を有する脂肪族基、脂環式基または それらの組合せであり、nが少なくとも2であり、該脂肪族基が分岐状または線 状脂肪族基である)で表されるアルコールと炭素数が約C2〜C20の範囲である少 なくとも1つの分岐状及び/または線状飽和酸との反応生成物を含む半量未満の エステルと、を含む内燃機関に使用するための燃料組成物において、該合成エス テル組成物が、ヒドロキシル数が約5より大きく約180より小さいことを特徴 とする燃料組成物。 2.前記酸が分岐状モノカルボン酸である請求の範囲第1項に記載の燃料組成 物。 3.前記分岐状モノカルボン酸が、炭素数が約C4〜C20の範囲である何れかの モノ‐カルボン酸である請求の範囲第2項に記載の燃料組成物。 4.前記分岐状モノカルボン酸の炭素数が約C5〜C10の範囲である請求の範囲 第3項に記載の燃料組成物。 5.前記酸が、2,2-ジメチルプロピオン酸、ネオヘプタン酸、ネオオクタン 酸、ネオノナン酸、イソヘキサン酸、ネオデカン酸、2-エチルヘキサン酸、3, 5,5-トリメチルヘキサン酸、イソヘプタン酸、イソオクタン酸、イソノナン酸 、2-メチル酪酸及びイソデカン酸、またはそれらの混合物からなる群から選択 される請求の範囲第2項に記載の燃料組成物。 6.前記分岐状モノカルボン酸がイソオクタン酸である請求の範囲第2項に記 載の燃料組成物。 7.前記線状酸が、炭素数が約C2〜C20の範囲である何れかの線状飽和アルキ ルカルボン酸である請求の範囲第1項に記載の燃料組成物。 8.前記線状酸が、炭素数が約C2〜C20の範囲である何れかの線状アルキルカ ルボン酸である請求の範囲第7項に記載の燃料組成物。 9.前記分岐アルコールが、ネオペンチルグリコール、2,2-ジメチロールブ タン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメチロールブタン 、モノ-ペンタエリトリトール、工業銘柄ペンタエリトリトール、ジ-ペンタエリ トリトール、トリ-ペンタエリトリトール、ソルビトール及び2-メチルプロパン ジオール、またはそれらの混合物からなる群から選択される請求の範囲第1項に 記載の燃料組成物。 10.前記エステル組成物が、燃料組成物の約10wppm〜約10,000wppm を占める請求の範囲第1項に記載の燃料組成物。 11.半量以上のガソリンと、 一般式R(OH)n(Rが、約2〜20の炭素原子を有する脂肪族基、脂環式基または それらの組合せであり、nが少なくとも2であり、該脂肪族基が線状脂肪族基ま たは分岐状と線状脂肪族基との組み合わせである)で表されるアルコールと炭素 数が約C2〜C20の範囲である少なくとも1つの分岐状及び/または線状飽和酸と の反応生成物を含む半量未満のエステルと、を含む内燃機関に使用するための燃 料組成物において、該合成エステル組成物が、ヒドロキシル数が約5より大きく 約100より小さいことを特徴とする燃料組成物。 12.前記酸が分岐状モノカルボン酸である請求の範囲第11項に記載の燃料 組成物。 13.前記分岐状モノカルボン酸が、炭素数が約C4〜C20の範囲である何れか のモノ‐カルボン酸である請求の範囲第12項に記載の燃料 組成物。 14.前記分岐状モノカルボン酸の炭素数が約C5〜C10の範囲である請求の範 囲第13項に記載の燃料組成物。 15.前記酸が、2,2-ジメチルプロピオン酸、ネオヘプタン酸、ネオオクタ ン酸、ネオノナン酸、イソヘキサン酸、ネオデカン酸、2-エチルヘキサン酸、 3,5,5-トリメチルヘキサン酸、イソヘプタン酸、イソオクタン酸、イソノナ ン酸、2-メチル酪酸及びイソデカン酸、またはそれらの混合物からなる群から 選択される請求の範囲第12項に記載の燃料組成物。 16.前記分岐状モノカルボン酸がイソオクタン酸である請求の範囲第12項 に記載の燃料組成物。 17.前記線状酸が、炭素数が約C2〜C20の範囲である何れかの線状飽和アル キルカルボン酸である請求の範囲第11項に記載の燃料組成物。 18.前記線状酸が、炭素数が約C2〜C20の範囲である何れかの線状アルキル カルボン酸である請求の範囲第17項に記載の燃料組成物。 19.前記線状酸が、酢酸、プロピオン酸、n−ペンタン酸、n−ヘプタン酸 、n−オクタン酸、n−ノナン酸及びn−デカン酸ならびにそれらの混合物から なる群から選択される請求の範囲第18項に記載の燃料組成物。 20.前記分岐アルコールが、ネオペンチルグリコール、2,2-ジメチロール ブタン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメチロールブタ ン、モノ-ペンタエリトリトール、工業銘柄ペンタエリトリトール、ジ-ペンタエ リトリトール、トリ-ペンタエリトリトール、エチレングリコール、プロピレン グリコール、ポリアルキレグリコール、1,4−ブタンジオール、ソルビトール 及び2-メチルプロパン ジオール、またはそれらの混合物からなる群から選択される請求の範囲第11項 に記載の燃料組成物。 21.前記エステル組成物が、燃料組成物の約10wppm〜約10,000wppm を占める請求の範囲第1項に記載の燃料組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョンストン・ジョン・イー アメリカ合衆国、ニュージャージー州 07059、ワーレン、スカイライン ドライ ブ 43 (72)発明者 スクロスバーグ・リチャード・エッチ アメリカ合衆国、ニュージャージー州 08807、ブリッジウォーター、アムステル ダム ロード 800 (72)発明者 ケレメン・サイモン・アール アメリカ合衆国、ニュージャージー州 08801、アナンデール、マウントン グロ ーブ ロード 64 (72)発明者 シスキン・ミッシェル アメリカ合衆国、ニュージャージー州 07869、ランドルフ、ションガム ロード 56

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 半量以上のガソリンと、 一般式R(OH)n(Rが、約2〜20の炭素原子を有する脂肪族基、脂環式基または それらの組合せであり、nが少なくとも2であり、該脂肪族基が分岐状または線 状脂肪族基である)で表されるアルコールと炭素数が約C2〜C20の範囲である少 なくとも1つの分岐状及び/または線状飽和酸との反応生成物を含む半量未満の エステルと、を含む内燃機関に使用するための燃料組成物において、該合成エス テル組成物が、ヒドロキシル数が約5より大きく約180より小さいことを特徴 とする燃料組成物。 2.前記酸が分岐状モノカルボン酸である請求の範囲第1項に記載の燃料組成 物。 3.前記分岐状モノカルボン酸が、炭素数が約C4〜C20の範囲である何れかの モノ‐カルボン酸である請求の範囲第2項に記載の燃料組成物。 4.前記分岐状モノカルボン酸の炭素数が約C5〜C10の範囲である請求の範囲 第3項に記載の燃料組成物。 5.前記酸が、2,2-ジメチルプロピオン酸、ネオヘプタン酸、ネオオクタン 酸、ネオノナン酸、イソヘキサン酸、ネオデカン酸、2-エチルヘキサン酸、3, 5,5-トリメチルヘキサン酸、イソヘプタン酸、イソオクタン酸、イソノナン酸 、2-メチル酪酸及びイソデカン酸、またはそれらの混合物からなる群から選択 される請求の範囲第2項に記載の燃料組成物。 6.前記分岐状モノカルボン酸がイソオクタン酸である請求の範囲第2項に記 載の燃料組成物。 7.前記線状酸が、炭素数が約C2〜C20の範囲である何れかの線状飽和アルキ ルカルボン酸である請求の範囲第1項に記載の燃料組成物。 8.前記線状酸が、炭素数が約C2〜C20の範囲である何れかの線状飽和アルキ ルカルボン酸である請求の範囲第7項に記載の燃料組成物。 9.前記線状酸が、酢酸、プロピオン酸、n-ペンタン酸、n-ヘプタン酸、n-オ クタン酸、n-ノナン酸、及びn-デカン酸、またはそれらの混合物からなる群から 選択される請求の範囲第8項に記載の燃料組成物。 10.前記アルコールが、ネオペンチルグリコール、2,2−ジメチロールブ タン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメチロールブタン 、モノ-ペンタエリトリトール、工業銘柄ペンタエリトリトール、ジ-ペンタエリ トリトール、トリ-ペンタエリトリトール、エチレングリコール、プロピレング リコール、ポリアルキレングリコール、1,4‐ブタンジオール、ソルビトール 及び2‐メチルプロパンジオール、またはそれらの混合物からなる群から選択さ れる請求の範囲第1項に記載の燃料組成物。 11.前記エステル組成物が、燃料組成物の約10wppm〜約10,000wppm を占める請求の範囲第1項に記載の燃料組成物。
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