JP2001500226A - 打ち込みピン・ダウエル - Google Patents

打ち込みピン・ダウエル

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JP2001500226A
JP2001500226A JP09530569A JP53056997A JP2001500226A JP 2001500226 A JP2001500226 A JP 2001500226A JP 09530569 A JP09530569 A JP 09530569A JP 53056997 A JP53056997 A JP 53056997A JP 2001500226 A JP2001500226 A JP 2001500226A
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ヴィーラント、アヒム
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アドルフ ヴュルス ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー
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    • F16B13/00Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
    • F16B13/12Separate metal or non-separate or non-metal dowel sleeves fastened by inserting the screw, nail or the like
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Abstract

(57)【要約】 打ち込みピン・ダウエルが外方に配備された非拡張シャフト部とこれに連絡する拡張部とを備えたダウエル・シェルを含んでいる。拡張部は二つの軸方向に連続ないし重なり合う域に副分割される。いずれの場合も、前記長手スリット間と、前記長手スリット間にある拡張要素とによって形成される。第1拡張域の長手スリットの二つの端部は閉止されており、一方穿設されたホールの内部に向いている内方拡張域の長手スリットはダウエル端で開口している。

Description

【発明の詳細な説明】 打ち込みピン・ダウエル 本発明は打ち込みピン・ダウエルに関する。打ち込みピン・ダウエルは普通プ ラスチックから作られ、またダウエル・シェル中にある程度前もって挿入された 拡張要素で予め組み立てられている。物品の基体への固定は極めて容易である。 これはダウエルが、固定されるべき物体に挿通され、ハンマーの助けを借りて取 付工が拡張要素の頭部を打ち付けるだけだからである。この打ち込みがダウエル ・シェルを完全に導入し、次いでこの中に導入された拡張要素によってダウエル ・シェルを拡張する両方の働きをする。 通常、ダウエル・シェルは、二つの直径方向に配備された長尺スリットを有す る拡張部を含んでおり、それ故二つの要素は外側に折りたたむことができるよう に形成される。拡張要素は一般的にのこぎり歯状ねじを有する釘であって、後者 は操作中にノッキングを妨げることはない(DE−OS 26 07 338, DE−OS 39 12 749)。 このタイプのダウエルは普通、コンクリートが基体を構成しており、また比較 的優れた円筒状のホールが穿設できる場合に使用される。 しかし、建築材料の数は増えており、その材料はよりルーズに固定され、それ 故例えば中空ブロックまたは石、ないし軽量建築材料に正確なダウエル・ホール を設けることができない。従って、打ち込みピン・ダウエルはこの種の建築材料 に正確に固定されない。 本発明の課題は都合の悪い壁建築材料においてさえも、優れた係止を保証する 打ち込みピン・ダウエルを提供することである。 この課題を解決するために、本発明は請求項1の特徴を有する打ち込みピン・ ダウエルを提案する。本発明のさらなる改良は従属請求項の課題を形成する。 ダウエル・シェル上の異なる点に配備された二つの長尺スリットを使用するこ とによって前記シェルの拡張部が二つの拡張域に分割され、それぞれが拡張され るとともに、これによってダウエル・ホールの壁に係合される。たとえ一つの拡 張域が固定されない場合でも、例えば前記点において中空ブロックのチェンバー があるので、第2拡張域が固定される。不規則な形状に穿設されたホールにおい ては、二つの拡張域が異なる度合いに拡大されることになる。従って、たとえ建 築材料が特に都合が悪くても、ダウエルは常に優れた固定部材となり、また多く の場合に一定圧縮力を有する大きい面になる。 本発明のさらなる改良によれば、第1拡張域の少なくとも一つのまたは数個の 長尺スリットが、第2拡張域の少なくとも一つの長尺スリットに関して円周方向 に偏位される。 本発明の他の改良によれば、二つの拡張域の長尺スリットがダウエル・シェル の長手方向に重なり合っている。この結果、二つの拡張域もある程度重なり合っ ている。他の場合において、二つの拡張域が重なり合っていないときは、中央域 を形成することができ、拡張はない。個々の場合に おいて、これは所望するようにできる。しかし、拡張域の重なり合いは拡張域の 拡大ないし延長につながり、うまく穿設されたホールの場合、相当な長さに沿っ て締め付けをもたらすとともに、二つの別々の拡張域の利点が劣勢な材料の場合 に発揮される。 本発明は少なくとも二つの長尺スリットが各拡張域に設けられている。ただ一 つの長尺スリットがある場合に確かに拡張が生じるが、この拡張は二つのスリッ トの方がより都合がよい。 両側部が閉止された長尺スリットを備えた拡張域の拡張特性はダウエルの端部 における拡張域のそれとは異なり、終端につながっており結果的に閉止する必要 がない、本発明のさらなる改良に基づいて異なる数の長尺スリットが二つの拡張 域にある。 二つの拡張域の長さは異なっていてもよい。 ダウエル・シェルは、本発明によるダウエルの製造を簡単にするためにプラス チックから射出成形されるので、ダウエル・シェルの外面は第1拡張域の長尺ス リットのいずれの側部における円形断面からも内方向に別々の平坦面とすること ができる。これがダウエル・シェルの内方開口部を形成するコアの助けによりス リットを製造することを可能にしている。従って、前記コアは横方向リブに配備 され、その半径方向外方部はシェルの外径までは延長しておらず、その代わりに 平坦域までのみ伸びている。従って、ダウエルの製造に続いて、前記コアはモー ルドの前面から引き出 すことができる。 本発明のさらなる改良によれば、ダウエル・シェルの内方開口部は、ダウエル ・ヘッドから始まり、第1円筒状域を有しており、後者から直径の小さい域に続 いている。この第1円筒状域の内部は拡張要素を保持する作用をする。これはこ の種の打ち込みピン・ダウエルが一部組み立てられた状態で販売、使用されるか らである。従って、前記円筒状域において、拡張要素はある一定の締め付け作用 により固定することができ、それ故拡張要素はダウエル・シェルから抜け落ちる ことはない。 内方開口部の円筒状域の長さをダウエル・シェルの非拡張シャフト部の長さに ほぼ対応させることができる。 本発明のさらなる改良によれば、円筒状域と内方開口部の径違い域との間に、 ほぼ直角をなす内方肩部が形成されている。 ダウエルでノッキングすると、円錐状先端とすることのできる拡張要素が前記 肩部と係合する。拡張要素のヘッドを打ち付けの結果として作用する力がまずダ ウエルをホールにできるだけ深く進行させようとする。それに続いて直に拡張要 素がダウエル・シェルを拡張しようとする。内方向に向いた肩部を設けることに より、拡張要素が拡張目的でダウエル・シェルに挿通される前に、まずここで打 ち勝たなければならない抵抗を調整する可能性がでてくる。 本発明は拡張要素がねじ釘によって構成されることを提唱する。ねじは平坦な 前方肩部と傾斜した後方肩部を備え た普通ののこぎり歯状ねじである。平坦な肩部は釘をダウエルに打ち込む際に、 この動作がねじによって妨げられることなしに実行できることを意図している。 傾斜した肩部は釘の抜け落ちを阻止することを意図している。ねじは打ち込みピ ン・ダウエルを抜き取るのに必要であるが、ダウエルを正しい位置に打ち込むた めのものではない。周縁リブはダウエルの抜け落ちを阻止するのにも用いられる 。 本発明によれば、ねじ釘のシャフト部はその先端に第1のねじ無し部を有して いる。ダウエルが正しい位置に挿通されたときにこれを機能させるために、ダウ エルの拡張動作は前記ダウエルが正しい位置にあるときにのみ生じることが必要 である。ダウエルを正しい位置に位置付けるときに最小の許容差とするために、 本発明によればねじ釘のねじ無し部をリング・ショルダーを通る断面の狭くなっ ている内方開口部の円筒状部の内径と一致させている。このねじ無し部は、ねじ がシャフト上を連続して進行するよりも特定する直径にずっと正確に一致させる ことができる。従って、ねじ無し部はダウエルのより正確な一致につながる。 さらなる特徴、詳細および利点は請求項から推測でき、その表現は詳細な説明 の内容と本発明の好ましい実施例の次なる説明、および添付図面を参照すること によってなされる。 図1 本発明によるダウエルの側面図。 図2 90°だけ回転させた方向から見たダウエルの側面図。 図3 ダウエル・シェルの長手方向断面図。 図4 図3と比較して90°だけ偏位させたダウエル・シェルの長手方向断面 図。 図5 線V−Vから見たダウエル・シェルの第1断面図。 図6 線VI−VIから見たダウエル・シェルの第2断面図。 図7 先行図面のダウエル・シェルのために意図された拡張要素の先端部。 図1から図4は本発明に基づくダウエルのシェルの側面ないし長手方向断面を 示す。ダウエル・シェルはその一端でダウエル・ホールに固定される外端となる その一端にダウエル・ヘッド1を含んでいる。図示実施例において、ダウエル・ ヘッド1はダウエル・シェルの残りの部分と比較してより大きい周辺を有してい る。それ故、その下側2において、固定されるべき物体と係合するための接触面 が形成される。この接触面2は同時にダウエル・シェルの動作中のノッキングを 制限する。 ダウエル・ヘッド1をシャフト部3に連結するために、そのダウエル・シェル は一定壁厚の場合に非拡張域を形成している。この目的は、例えば固定されるべ き物体の厚みに対応するか、またはある程度大きいようにシャフト部3の軸長の 寸法とするためである。これはウエッジが、物体の固定された壁に生じるからで ある。 従って、非拡張シャフト部3が第1拡張域4に連結され、後者が第2拡張域5 に続いている。ダウエルの長手方向を 考慮した場合、両方の拡張域はほぼ同じ長さである。図1の右側において、ダウ エル・シェルの内端にはダウエル・シェルの挿入を容易にするベベル6が設けら れている。 シャフト部3においてダウエル・シェルは長尺スリットがなく、かつ結果とし て拡張しないので、第1拡張域に3本の長尺スリット7として円周方向に配備さ れており、図1の側面図では1本のスリット7しか見えない。第1拡張域4の長 尺スリット7は、非拡張シャフト部3の端部で始まり、二つの拡張域4および5 から集合されたダウエル・シェルの拡張域のほぼ中央で終わっている。図示実施 例において、第1拡張域4の3本の長尺スリット7は円周方向に等間隔に配備さ れているが、第2の長尺スリットは図の平面の裏側にあり、第3のものは頂部に ある。 第2拡張域5において、ダウエル・シェルは二つの長尺スリット8を含んでお り、これらは直径に対して直径方向に配置されている。それ故第2長尺スリット 8は第1の見えているスリットの丁度背後に位置付けされている。第2拡張域の 長尺スリット8はダウエル・シェルの拡張部のほぼ中央から始まり、前記シェル の内端9に延長しており、ここで前記スリットは開口している。 2本の長尺スリット8によって分離された第2拡張域の二つの拡張部分10、 11はいずれの場合も二つのウエブ12によって相互連結され、ダウエルが正し い位置に配備されこれが分割されるように拡張される。 図1から推測できるように、第2拡張域5の長尺スリッ ト8は第1拡張域4の第1長尺スリット7の端部の前から始まっているので、軸 方向において考察した場合に、長尺スリット7、8は重なり合っている。 図2は図1のダウエル・シェルの平面図でその上方から見たもので、図1に示 した第1拡張域4の第3長尺スリット7を見ることができる。 長尺スリット7の両側部に、ダウエル・シェルの外形が内側方向に平坦になっ ていて、それ故長尺スリット7の両側部には平坦な面13がある。前記平坦面が あることで、図1の側面において第1拡張域4の直径はより小さく見える。 図3は本発明に基づくダウエル・シェルの長手方向断面図である。ダウエル・ シェル全体に通っている内方開口部14が拡張要素を受容するとともに、これと 共同してダウエル・シェルを拡張する働きをする。ダウエル・シェルの外端にお いて、内方開口部14が第1円筒状部15を含んでいる。この円筒状部15の長 さおよびその構成は非拡張シャフト部3の長さに実質上正確に対応している。円 筒状部15の内端には直径の細くなったジャンプ状部が設けられほぼ直角に走行 する段部16が形成されている。前記段部から出発して内方開口部の内径にテー パが設けられ、このようにしてウエッジ面17が設けられたテーパ部が形成され ている。ウエッジ面17を形成するこのテーパ部の長さは、第1拡張域4の長手 方向スリット7の長さのほぼ半分である。 図3は長手方向において長尺スリット7、8の二つのタイプの重なり合いをも 示す。二つのタイプの長尺スリット7および8を円周方向で考慮した場合、互い に偏位している。 図3の底部において、スリットのいずれの側の平坦面13の外縁がシャフト部 3の外径と比べてダウエル・シェルの中間長軸からの距離が短いことが分かる。 従って、ダウエル・シェルの外端の方向において、第1拡張域4の長尺スリット 7がダウエル・シェルの円筒状部15の内壁19内のスロット18に続いている 。このスロット18はダウエル・シェルの外端面で開放されている。 ダウエル・シェルの実際の円筒状外周に対して平坦面13の段部が形成される 結果、長尺スリット7は外方リブを有するコアによって設けることができ、これ に続いて射出成形中にダウエルの形成を前方に引き出すことができる。長尺スリ ット7は実際に限定された長さである。この結果、プラスチック・スリーブが比 較的簡単に構成されたモールド内で製造できる。これはモールドが前方から挿入 可能なコアを備えた二つの部分から構成することができるからである。このコア はダウエル・シェルの内端9に続いている。 図4は別の中間長手方向平面でダウエル・シェルを見た長手方向断面を示す。 ここでこの断面は後方拡張域5の長尺スリット8に配置されるようになっている 。ここではさらに第1拡張域の長手スリット7は内方拡張域の長手スリット8と 重なり合っている。 図5は図2の線V−Vに沿った断面の拡大図である。従って、断面は第1拡張 域4の位置に対応している。第1拡張域の均一に円周方向配備された3本の長尺 スリット7が平坦面13によって形成された点まで延長し、ダウエル・シェルの 非平坦部より中間長軸から短い距離にあることは明白である。これがリブを有す るコアの前述した生成を許容する。これはリブの外側が平坦面13まで延長して いるが、シャフト部の壁内に配置されているためである。 図6はダウエル・シェル、すなわちシャフト部3を通る点から見た断面を図5 と同じ尺度で示す。ここで、見えているスロット18を形成するコアの前記外方 リブが、ダウエル・シェルのシャフト部3の中にある円筒状凹所15の内壁19 に形成されている。 内壁19が図3に関連して説明した肩部面16に連絡し、次いでこれが円錐状 面17に連絡している。 スロット18間にはその中央に拡張要素を保護し案内する働きをする、小さい ほぼ三角形状の突出リブ20が設けられ、これらはダウエル・シェルの円筒状凹 所15に形成されている。 この種の拡張要素の前端を図7に簡略化した形態で示す。ねじ釘、すなわち、 円筒状シャフト21とネイルヘッド22とを有する釘として構成された締め付け 部材であり、シャフト21のほとんどの長さにわたって転造ねじ23が設けられ ている。前記ねじがのこぎり歯状であり、例えば前述のDE−OS 39 12 749に開示されたような ものである。 ねじ釘の内端は円錐状先端24を有している。この先端24にはねじのない円 筒状のスムーズな部分25が直接連絡され、この部分の直径は円筒状凹所15の 直径に一致している。ねじ釘の場合、シャフトの直径、従って、先端のねじのな い部分25の直径はねじ部の直径よりもずっと正確に製作される。より大きい許 容差がねじ部の直径に関して存在する。 本発明に基づく打ち込みピン・ダウエルは次のようにして使用される。ダウエ ル・シェルおよびねじ釘の製造に続いて、後者が円筒状凹所15に挿入され、そ こにリブ20によって固定される。その円錐状部24が段部16と円錐状面17 との間のエッジで係合する範囲まで挿入される。ねじ釘の円錐状部24はダウエ ル・シェルの円錐状面よりも鈍い。 ダウエルはこのようにして壁に固定されるべき物体の開口部に挿通されるとと もにドリルで穿設されたホールに挿入される。この挿入は手作業で行なわれる。 ダウエル・シェルはある一定の案内が得られる範囲においてのみ必要性が生じる 。続いて、仕上工がハンマーでねじ釘の頭部22を打ちつける。これでまずダウ エル・シェルの長手方向に力を発生させ、肩部16と係合させ、ヘッド1の下側 2が固定されるべき物体と係合するまでダウエル・シェルを導入する。ねじ釘の さらなる進行は最早ダウエル・シェルの偏位をもたらすことはない。それ故、ハ ンマーの駆動力は ここでねじ釘をダウエル・シェルに進行させるのに使用され、従って、円錐面へ の作用によって、まず第1拡張域4が拡張し、次いで第2拡張域5が拡張される 。最初に、第1拡張域4の長尺スリット7が拡張され次いで第2拡張域5の長尺 スリット8の拡幅がなされる。第1長尺スリット7の終端と第2長尺スリット8 との間に形成された域25、図1参照、が傾斜ウエブを形成している。拡張につ き、二つの拡張域4および5から構成される拡張部分の拡張はより均一な拡張力 で生じ、その長さにわたってより均一に分布し、それ故ダウエルはルーズな建築 材料または破損部分のある材料でも保持する。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年3月3日(1998.3.3) 【補正内容】 請求の範囲 請求項1 1.1 より詳しくはねじ釘として構成された拡張要素と、 1.2 ダウエル・シェルと、これが 1.2.1 その外方端の域がダウエル・ヘッド(1)を有し、 1.2.2 ダウエル・ヘッド(1)に連絡されたシャフト部(3)と、 1.2.3 このシャフト部(3)に連絡された拡張部(4、5)と、 1.3 シャフト部(3)から始まりダウエル端部の上流で終わり、第1の拡 張域(4)を形成するための少なくとも一つの長尺スリット(7)と、 1.4 拡張部のほぼ中央域から始まりダウエル端(9)まで延長して、第2 の拡張域(5)を形成するための少なくとも一つの長尺スリット(8)と、 を有する打ち込みピン・ダウエルであって、 両拡張域(4、5)の長手スリット(7、8)がダウエル・シェルの長手方向 に重なり合っていることを特徴とする打ち込みピン・ダウエル。 請求項2 シャフト部(3)に連絡された長尺スリット(7)が別の長尺スリッ ト(8)に対して円周方向に偏位している請求項1に記載の打ち込みピン・ダウ エル。 請求項3 ダウエル・ヘッド(1)がダウエル・シェルと比較して大きい周縁を 有している請求項1または2に記載の打ち込みピン・ダウエル。 請求項4 二つの拡張域(4、5)中の長尺スリット(7、8)の数が異なる先 行請求項の一つに記載の打ち込みピン・ダウエル。 請求項5 第1拡張域(4)の長尺スリット(7)のいずれの側にあるダウエル ・シェルの外面が、円形断面から内方に狭くなるようにして平坦になっている先 行請求項の一つに記載の打ち込みピン・ダウエル。 請求項6 ダウエル・ヘッド(1)から始まるダウエル・シェルの内方開口部( 14)が、第1円筒状域(15)を有し、同じ直径の小さくなる域(17)に続 いている先行請求項の一つに記載の打ち込みピン・ダウエル。 請求項7 内方開口部(14)の円筒状域(15)の長さがダウエル・シェルの シャフト部(3)の長さにほぼ対応している請求項6に記載の打ち込みピン・ダ ウエル。 請求項8 円筒状域(15)とダウエル・シェルの内方開口部(14)のテーパ 域(17)との間に、内方肩部(16)がほぼ直角に走行して形成されている請 求項6または7に記載の打ち込みピン・ダウエル。 請求項9 拡張要素がねじ(23)の設けられたねじ釘であり、そのシャフト( 21)がその先端に第1ねじ無し部(25)を有している先行請求項の一つに記 載の打ち込みピン・ダウエル。 請求項10 ねじ無し部(25)がダウエル・シェルの内方開口部(14)の円 筒状部(15)に適用される直径になっている請求項9に記載の打ち込みピン・ ダウエル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 請求項1 打ち込みピン・ダウエルであって、 1.1 より詳しくはねじ釘として構成された拡張要素と、 1.2 ダウエル・シェルと、これが 1.2.1 その外方端の域がダウエル・ヘッド(1)を有し、 1.2.2 ダウエル・ヘッド(1)に連絡されたシャフト部(3)と、 1.2.3 このシャフト部(3)に連絡された拡張部(4、5)と、 1.3 シャフト部(3)から始まりダウエル端部の上流で終わり、第1の拡 張域(4)を形成するための少なくとも一つの長尺スリット(7)と、 1.4 拡張部のほぼ中央域から始まりダウエル端(9)まで延長して、第2 の拡張域(5)を形成するための少なくとも一つの長尺スリット(8)と、 を有する打ち込みピン・ダウエル。 請求項2 シャフト部(3)に連絡された長尺スリット(7)が、別の長尺スリ ット(8)に対して円周方向に偏位している請求項1に記載の打ち込みピン・ダ ウエル。 請求項3 両拡張域(4、5)の長尺スリット(7、8)が、ダウエル・シェル の長手方向に重なり合っている請求項2に記載の打ち込みピン・ダウエル。 請求項4 二つの拡張域(4、5)中の長尺スリット(7、 8)の数が異なる先行請求項の一つに記載の打ち込みピン・ダウエル。 請求項5 第1拡張域(4)の長尺スリット(7)のいずれの側にあるダウエル ・シェルの外面が、円形断面から内方に狭くなるようにして平坦になっている先 行請求項の一つに記載の打ち込みピン・ダウエル。 請求項6 ダウエル・ヘッド(1)から始まるダウエル・シェルの内方開口部( 14)が、第1円筒状域(15)を有し、同じ直径の小さくなる域(17)に続 いている先行請求項の一つに記載の打ち込みピン・ダウエル。 請求項7 内方開口部(14)の円筒状域(15)の長さがダウエル・シェルの シャフト部(3)の長さにほぼ対応している請求項6に記載の打ち込みピン・ダ ウエル。 請求項8 円筒状域(15)とダウエル・シェルの内方開口部(14)のテーパ 域(17)との間に、内方肩部(16)がほぼ直角に走行して形成されている請 求項6または7に記載の打ち込みピン・ダウエル。 請求項9 拡張要素がねじ(23)の設けられたねじ釘であり、そのシャフト( 21)がその先端に第1ねじ無し部(25)を有している先行請求項の一つに記 載の打ち込みピン・ダウエル。 請求項10 ねじ無し部(25)がダウエル・シェルの内方開口部(14)の円 筒状部(15)に適用される直径になっている請求項9に記載の打ち込みピン・ ダウエル。
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